モバP「加蓮・・・ッ!加蓮・・・!」

1: 以下、VIPでVIPがお送りします 2017/03/07(火) 00:04:21.252 ID:/oBlYpBBd
・北条加蓮さんのssでモバPが崩壊します
モバPと言うより加蓮P?
書き溜めあり




静かな事務所に鳴り響く携帯の着信音。
俺はその音で眠りから覚めた。

同僚Pから届いたのは、ただのメールでは無く、俺の全てだった。

モバP(以下P表記)「加蓮・・・ッ・・・!!」

一言だけを喋った俺は、画面がついたままの携帯を右手に握りしめ、勢いよく事務所の扉を開け、飛び出したんだ。


今思えばあんなに焦る必要は無かったんじゃないかと、その焦りがさらに焦りを生むことなんか知りもしなかった。
2: 以下、VIPでVIPがお送りします 2017/03/07(火) 00:04:49.164 ID:/oBlYpBBd
P「加蓮・・・ッ・・・!加蓮!・・・早まらないでくれ・・・加蓮・・・ッ・・・!」

社内の廊下を全力で走る俺に声をかけた人間も少しは居ただろう。
だが頭に入ってきた言葉はメールに書かれていた二行足らずの言葉だけだった。

頭の中を駆け抜けるのは加蓮との思い出たち。
出会った時や初仕事、初ライブの時、加蓮の思い出が俺の頭を刺激する。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

加蓮『アタシ体力ないし、特訓とか努力とか根性とか・・・そういうキャラじゃないんだよね』

加蓮『アンタがそんなアタシをアイドルにしてくれるの?ふぅん、でも期待はしないから』

加蓮『ま、よろしく』

なぜ今になってこんな事を思い出すのかは自分でも分からない
4: 以下、VIPでVIPがお送りします 2017/03/07(火) 00:05:30.500 ID:/oBlYpBBd
加蓮『初仕事、だったのにな・・・失敗しちゃった』

加蓮『ねぇ、プロデューサー。アタシもっと頑張るよ』

加蓮『特訓も努力も頑張るからさ、アタシをアイドルにして!』

こんな事もあったな。いい思い出は思い出すだけあるもんだ。当たり前なのにな、何故忘れてしまうんだろう。

だから俺は"信じれば夢は叶う"って加蓮に教えてやったよな、何度も入院したけどそれも思い出になったよ、加蓮。
6: >>3ハッピーだから心配するな 2017/03/07(火) 00:06:26.424 ID:/oBlYpBBd
加蓮『プロデューサー!やったよ!アタシ、ライブ頑張った!信じた夢が叶ったよ!アタシがアイドルなんだって!』

俺は走りながら思い出す。

あの時の思い出を、加蓮の言った言葉を。

一字一句間違えのないように。

加蓮『プロデューサー、どうだった?』

加蓮『やっぱり褒められたら嬉しいね。次も褒められるように努力するよ、プロデューサー』

記憶力がいいのか、強烈な思い出なのかわからない。
でも、それでもわかるのは、加蓮との大事な思い出だって事。
覚えてるよ加蓮。お前が覚えてなくても。俺は。


P「加蓮!!!!!!!!!!」

ドアから物凄い音がする気がする。
7: 以下、VIPでVIPがお送りします 2017/03/07(火) 00:07:00.747 ID:/oBlYpBBd
でも目の前に加蓮はいなかった。



凛「加蓮ならさっきレッスン終わった所だよ?」

P「クソッ!!!部屋を間違えた!!!」

強く言ってごめんな凛、後で謝りに来るよ。

P「何処に行ったか分かるか!凛!」

凛「それならあっちだと思うけど・・・大丈夫?」

P「心配するな!!(心配するな!!)」

再び全力で走る。
一秒でも早く。
8: 以下、VIPでVIPがお送りします 2017/03/07(火) 00:07:38.906 ID:/oBlYpBBd
思い出は蘇る。
走る度に、何度でも、何度でも。

加蓮『ごめんプロデューサー、ちょっと入院するっぽい』

部屋を間違えただけで焦りが生まれる。
お見舞いの時も間違えたよな。
加蓮がおばあちゃんになったのかとビックリしたよ。

そのおばあちゃんに隣だと言われなかったら俺は泣いていたさ。

加蓮『部屋を間違えた?あははっ、変なプロデューサー』

お前の笑顔を見て安心する俺。でも、体に響くから笑って欲しくなかった俺も、心のどこかに居たんだ。

加蓮『プロデューサー!お見舞いありがと』

大声を出すな、体に響くだろ。
でも、元気が一番だよな。そうだろ?加蓮。
9: 以下、VIPでVIPがお送りします 2017/03/07(火) 00:08:26.775 ID:/oBlYpBBd
P「加蓮・・・!加蓮!!・・・加蓮ッ・・・!」

走り続ける俺の足が悲鳴をあげていた。
あるいは絶叫をあげていると思う。久しぶりの全力疾走だったからな。

思い出も大事だが、俺は加蓮が大事だ。だから、俺はこの扉を開ける。


この扉の向こう側には加蓮がいる。


扉の取っ手を触るだけで汗が吹き出した。
後でスタドリでも飲むか。

くだらない事を考えながら俺は扉を押す。そして開ける。


俺の目に映る、脳が見る世界は少し、遅くなったような気がした。


P「加蓮・・・」

加蓮「プロデューサー・・・」
16: 以下、VIPでVIPがお送りします 2017/03/07(火) 00:22:33.505 ID:S8LTjeXkd
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
宛先:プロデューサー
差出人:同僚P
件名:加蓮ちゃん



本文:

レッスンがさっき終わったらしい
着替えを見に行くなら『今』だ


俺はこれで奈緒に殴られたが検討を祈る。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーー 
17: 以下、VIPでVIPがお送りします 2017/03/07(火) 00:23:41.484 ID:S8LTjeXkd
後日、このPと加蓮が結ばれた事は言うまでもない


お わ り
21: 以下、VIPでVIPがお送りします 2017/03/07(火) 00:26:55.021 ID:DcsgC1Bhp
乙 加蓮ssは鬱が多いからこういうのでいいと思う

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また、サイトを見やすいように改造しました

改造したところ:
カテゴリをあいうえお順にしました、

時折修正していきますので、今後ともよろしくお願いします

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