【モバマス】柚「朝だよ、起きてーっ」

1: ◆SIevslU5sU 2016/09/24(土) 19:14:55.11 ID:NT+9VthU0

モバP(以下、P)「うーん、あと5分……」

柚「駄目だよPサン、遅刻しちゃうよーっ」ユサユサ

P「んん……眠い……」

柚「朝ごはん、もう準備できてるから。冷めないうちに食べよっ」

P「うーん……分かった……」ムクリ



P「……おはよう、柚」

柚「はい、おはようっ」



SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1474712094
2: ◆SIevslU5sU 2016/09/24(土) 19:16:04.93 ID:NT+9VthU0

☆ ☆ ☆ ☆ ☆ 


P「いただきます」

柚「いただきまーす」

カチャカチャ

P「んん……おいしい」モソモソ

柚「Pサン、口の横にご飯つぶついてるよ」ヒョイ

P「あ……ごめん」

柚「まだ寝ぼけてるのかな?寝ぼすけサンだね」パクッ

P「そうかな……そうかも」

柚「ホラ、しゃっきりして!柚ジュース、ついであげるから」トクトク

P「ありがとう……」ゴクゴク

P「……うわー、すっぱい」

柚「すっぱさで目が覚めるでしょ?」

P「そうだな。いい刺激になったよ」

柚「ハイ、それじゃご飯しっかり食べて、仕事の支度しよっ」

P「はーい」
3: ◆SIevslU5sU 2016/09/24(土) 19:17:30.22 ID:NT+9VthU0

☆ ☆ ☆ ☆ ☆ 


P「それじゃ、行ってきます」

柚「行ってらっしゃい……あ!忘れ物してるよPサン」

P「えっ、忘れ物?何か忘れてたっけ……」ガサガサ

柚「Pサン、こっち向いて」

P「ん?」

グイッ  

チュッ

柚「ん……」

P「」

柚「……ぷぁ」

P「」ポカーン

柚「アタシからの、行ってらっしゃいのプレゼント!へへっ」

P「……あ、ありがとう」

柚「それじゃ、今日もお仕事頑張ってきてね!」

P「ありがとう。それじゃ行ってきます」

柚「いってらっしゃーい」

ガチャ バタン

P「……」

P「(やべぇ、今の自分めっちゃ顔ニヤニヤしてる……普通の顔、普通の顔……)」テクテク
4: ◆SIevslU5sU 2016/09/24(土) 19:18:31.10 ID:NT+9VthU0

☆ ☆ ☆ ☆ ☆ 


プルルル ガチャ

『ハイもしもし』

P「もしもし、柚?」

柚『ハーイ、柚だよ』

P「今日は早めに上がれそうだからさ、晩ご飯作っといてもらえる?」

柚『わかった。用意しとくね』

P「ありがとう」

柚『久しぶりだね。最近忙しかったもんね』

P「そうだな。1週間ぶり位か」


P「奥さんの素敵な料理、期待してるよ」

柚『腕によりをかけて作っちゃうからね!期待して待ってて!』

5: ◆SIevslU5sU 2016/09/24(土) 19:19:31.21 ID:NT+9VthU0

☆ ☆ ☆ ☆ ☆ 


ガチャ

P「ただいまー」

柚「おかえり、Pサン!」トテトテ

P「晩御飯作ってたところ?」

柚「うん、もう少しでできるよ」

P「了解。着替えて待ってるな」

柚「うんっ」

P「……」ジッ

柚「どうかしたの、Pサン?」

P「いや、エプロン似合ってるなーと思って」

柚「へへっ、そうカナ?でも、折角ならちゃんと言って欲しいなっ」

P「わかった。……コホン」


P「エプロン、すっごく似合ってる。可愛いよ」


柚「……うん、バッチリ!ありがとっ」

柚「それじゃ、すぐ晩御飯の用意するね」
6: ◆SIevslU5sU 2016/09/24(土) 19:21:33.82 ID:NT+9VthU0

☆ ☆ ☆ ☆ ☆ 


TV『……続いては、今話題の3人組アイドルの登場です!……』


P「……」モグモグ

柚「Pサン、Pサン!」

P「ん?」

柚「もーっ、Pサンってば、テレビばっかり見すぎ!」

P「ああ、ゴメン……つい」

柚「気になっちゃうのは仕方ないと思うけど、ご飯とテレビ、どっちかに集中しよ?」

P「そうだな」

ピッ


P「……ごめんな、柚。せっかく一緒に晩ご飯食べてるんだもんな」

P「テレビばっかり見ちゃって、悪かった」
7: ◆SIevslU5sU 2016/09/24(土) 19:22:32.25 ID:NT+9VthU0

柚「……今はアタシとご飯食べてるんだからさ。こっちに集中して欲しいなって」プク

P「そうだな。カワイイ奥さんが作ってくれた素敵な料理を、一緒に食べられるんだもんな」

柚「……急にホメるの、ずるいってば」

P「ごめん」

柚「……」

P「……」

柚「……こっちこそゴメン。Pサンはお仕事頑張ってくれてるのに、邪魔しちゃったみたいで」

P「そんなことないよ。柚が目の前にいるのに、テレビばっかり見てた俺が悪い」

柚「いや、アタシがPサンの邪魔しちゃったから」

P「いや、俺が柚をないがしろにしちゃったから」

柚「アタシが」

P「俺が」

柚「……」

P「……」

柚「……ふふっ」

P「……ははっ」

8: ◆SIevslU5sU 2016/09/24(土) 19:23:05.94 ID:NT+9VthU0

柚「ハイ、じゃーこの話おしまい!」

柚「気持ち切り替えよっ。暗い気持ちでご飯食べてたら、おいしい料理もおいしくなくなっちゃうよ」

P「そうだな。おいしい料理はおいしく食べなきゃ」

柚「Pサン、アタシの作った晩ご飯、おいしい?」

P「もちろん!最高だよ」

柚「ありがとっ」
9: ◆SIevslU5sU 2016/09/24(土) 19:25:28.83 ID:NT+9VthU0

☆ ☆ ☆ ☆ ☆ 


P「ごちそうさまでした」

柚「おそまつさまでしたっ」

P「それじゃ、皿洗いは俺がやるよ」

柚「えっ、いいの?」

P「うん。柚が素敵な料理を作ってくれたから、皿洗いくらいはやらせてくれ。その間に、お風呂でも入ってきな」

柚「ありがとう!じゃあお風呂入ってるね」




カチャカチャ ジャーッ

P「……ふぅ、皿洗いはこんなもんか」

P「テレビでも見てようかな」

10: ◆SIevslU5sU 2016/09/24(土) 19:26:09.18 ID:NT+9VthU0

柚「お風呂、上がったよ」

P「了解、次入るわ……」

P「って、何でバスタオル一枚なんだ!?」

柚「パジャマ、お風呂場に持っていくの忘れちゃって」

P「なんだ、そういう事か」

柚「どう?柚、セクシー?」キメッ

P「うんうん、セクシーセクシー」

柚「ちょっと!ヒドくない!?」

P「……でも、多分真面目に見たらガマンできなくなっちゃうから」

柚「!」

P「俺が風呂入ってから、な?」

柚「……Pサンのエッチ」

P「ごめんごめん、ほら湯冷めするから早く着替えな」

柚「うん、そうする」

11: ◆SIevslU5sU 2016/09/24(土) 19:27:26.23 ID:NT+9VthU0

☆ ☆ ☆ ☆ ☆ 


柚「電気消すね」

P「おう」

パチッ



P「……」モゾモゾ

P「柚……」ギュッ

柚「もう、どうしたのPサン?」

P「……」

柚「……いつもお仕事お疲れ様。頑張ってるもんね」ギュッ

P「ん」

柚「いつも頑張ってくれて、ありがとう」

P「……うん」

柚「今日はどうするの?」

P「……疲れてるから、やっぱりこのまま寝る」

柚「わかった。おやすみ」ナデナデ

P「おやすみ……」
12: ◆SIevslU5sU 2016/09/24(土) 19:28:52.98 ID:NT+9VthU0

☆ ☆ ☆ ☆ ☆ 


ガチャ

P「ただいま」

柚「おかえり、Pサン」

P「……なあ、今更なんだけどさ」

柚「?」

P「柚の俺の呼び名って、ずっと『Pサン』のままなんだよな」

柚「そういえばそうだね」

P「折角結婚したんだしさ、『あなた』って呼んでくれない?」

柚「ええっ、それはチョット恥ずかしいかも」

P「とりあえず1回でいいから、頼むよ」

柚「うーん、わかった」

P「それじゃ、帰ってくる所からもう一回やるから」
13: ◆SIevslU5sU 2016/09/24(土) 19:29:42.96 ID:NT+9VthU0

ガチャ

P「ただいまー」


柚「おかえりなさい、アナタ」



P「……」

柚「……」

P「これ、思ったよりだいぶ恥ずかしいな」

柚「うん、アタシも恥ずかしかった」

P「やっぱり『Pサン』でいいかな」

柚「でも、折角だしたまにはいいかもっ」

P「(あっ、これイタズラのネタ提供しちゃったやつだ)」

14: ◆SIevslU5sU 2016/09/24(土) 19:30:47.67 ID:NT+9VthU0

☆ ☆ ☆ ☆ ☆ 


柚「んーっ、家事も一通りやっちゃったし、ヒマだなー」

柚「なにか本でも読もうかな……ふわぁ」





P「ただいまー」

P「……あれ、柚?」



柚「……すぅ……」

P「ソファで寝てる……珍しいな」

P「……家事も楽じゃないもんな。いつもありがとうな」

P「ゆっくり寝てていいからな」ナデナデ


柚「んぅ……Pサン……むにゃ」

P「……俺の夢でも見てるのかな」

P「そうだ、ちゃんとベッドに寝かせてあげよう。よいしょっと」
15: ◆SIevslU5sU 2016/09/24(土) 19:31:43.38 ID:NT+9VthU0

☆ ☆ ☆ ☆ ☆ 


柚「……ん、ぁ……アレ?」

P「お、起きたか。おはよう」

柚「えっと……アレ?Pサン?」

P「おう。ただいま」

柚「おかえり……って!今何時!?」

P「夜の7時半くらいかな」

柚「わーっゴメン!急いで晩ご飯作るから!」

P「大丈夫。作っといたよ」

柚「えっ、ホント?」

P「ああ。久しぶりだったけど、意外とうまくできたよ」

柚「ホントだ……いい匂いしてる」

P「ちょうどさっき出来た所だし、一緒に食べよう」

柚「ありがとう。ゴメンね」

P「いいっていいって。柚も家事大変だろうしさ、たまにはこういうのもいいじゃん」

16: ◆SIevslU5sU 2016/09/24(土) 19:33:02.88 ID:NT+9VthU0

☆ ☆ ☆ ☆ ☆ 


P「今日はいい天気だな」

柚「そうだねっ。折角の休日だし、公園でも行かない?」

P「おっ、そうするか」

柚「バドミントンの道具も持っていこっと」




P「バドミントンも久しぶりだな」パシッ

柚「そうだねー」パシン

P「おっと」バシッ

柚「わわっ、Pサン、どこ飛ばしてるのっ」

P「ごめんごめん」

柚「ずいぶん遠くまでいっちゃった……」タッタッ



柚「あ、子どもが拾ってくれてる」

「はい、お姉ちゃん」

柚「ありがとっ」



柚「よし、いくよーPサン」

P「おう」

17: ◆SIevslU5sU 2016/09/24(土) 19:33:46.28 ID:NT+9VthU0

☆ ☆ ☆ ☆ ☆ 


P「ふう。ベンチで休もうか」

柚「うん」


ワイワイ キャッキャッ


柚「子ども達はゲンキだね」

P「そうだなー、見てて微笑ましくなるよ」

柚「カワイイよね」

P「ああ」

柚「……Pサンはさ」

P「ん?」

柚「子どもって、欲しいと思う?」

P「……唐突だな」

柚「そろそろ、こういう話もした方がいいカナって」

P「まあ、それもそうか……」

柚「……」
18: ◆SIevslU5sU 2016/09/24(土) 19:34:38.68 ID:NT+9VthU0

P「そうだな……欲しいか欲しくないかで言えば、欲しいな」

柚「そっか」

P「柚はどう思ってる?」

柚「アタシも、Pサンとの子どもだったら、欲しいと思うよ」

P「そうか」

柚「きっと楽しいと思うな。こうして、子ども連れて公園に来たりして、一緒に遊んで……」

P「そうだな……」

柚「……」

P「……まあ、そんなに急がなくてもいいかなって思ってるけど」

P「こうして柚と二人きりでいる時間も、幸せだし、大事にしたいって思えるから」

柚「……そっか。ありがと」

P「……まあ、そう遠くないうちに、な」

柚「うん」



おわり



19: ◆SIevslU5sU 2016/09/24(土) 19:35:41.51 ID:NT+9VthU0
以上となります。
お読みいただきありがとうございました。
22: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/09/24(土) 20:22:58.22 ID:OfE80jq20
非常に素晴らしいと言わざるを得ない
23: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/09/29(木) 16:20:56.98 ID:8TvcH392o
これは良いものだ

この書き手のSS:

【艦これ】提督「艦娘と同衾する」
(一つの寝具の中に一緒に寝ること)


【艦これ】提督「艦娘と食事をする」


【艦これ】提督「大淀にセクハラしよう」


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