【スレイヤーズ】転校生のダークスター【ロストユニバース】

3: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/09/17(日) 15:10:07.78 ID:hUBoME4BO
先生「今日は転校生を紹介する。入ってこい」

ダークスター「ど、どうも。東京から来た闇を撒くもの(ダークスター)ディグラディグドゥです。よろしくお願いします…」

男子「うひょー!かっわいいー!」
女子「すごーいお嬢様みたーい!」

不良「ちっ、気に入らねえなあ!!」

ダークスター「ひっ!」

先生「コラ不良!闇を撒くもの(ダークスター)ディグラディグドゥさんが怖がってるだろう!
何か言いたい事があるなら手を挙げて言い給へよ」

不良「はーい先生。こんな時期にわざわざ東京からクソ田舎に転校だなんて、闇を撒くもの(ダークスター)ディグラディグドゥちゃんは、前の学校でなんか問題でも起こしたんですかー?」

先生「っ…! 馬鹿を言うな。彼女は金色の母親の仕事の都合でこの街に越してきたんだ。な、そうだろ?」

ダークスター「………はい」

不良「へいへいそうですかー」

先生「さて、じゃあ闇を撒くもの(ダークスター)ディグラディグドゥさん。名前をどんな字か黒板に書いて皆に教えてあげようか」

ダークスター「え、あ、はい。わかりました」

カ、カッ、カツ、とダークスターが黒板にチョークで書き出すと、クラスは再びざわめきだす。

男子「なんだアレ…名前?」
女子「図形みたいな……星?」
ガリ勉「ほう…。あれは逆五芒星ですね」(眼鏡クイッ)

ダークスター「五つの…き……そして汝の恐怖が……を[ピーーー]。恐怖するなか………」

先生「ダークスターさんッ!!!」

ダークスター「ひゃっ!?
あっ……やだ私ったらまた……」

先生「危なかった。もう少しで逆五芒星が完成してしまう所でしたね」

不良「ああ?その図形がなんだって言うんだよ」

先生「お前たちは知らなくても良い事だ」
4: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/09/17(日) 15:14:01.10 ID:hUBoME4BO
不良「喧嘩売ってんのかァン!!?」

ダークスター「待って下さい!喧嘩は…やめて……。言いますから」

先生「しかし闇を撒くもの(ダークスター)ディグラディグドゥさん…」

ダークスター「いいんです。私が、皆さんに聞いてほしいんです。
あの、これは、『システムダークスター』といって、私が書いたこの図形を見て恐怖した人は、みんなみんな死んじゃうんです…」

クラス「「「えっ?」」」

先生「事実だ。彼女の生来の性質で、隙あらば『システムダークスター』を発動してしまう。
いくつもの学舎を廃墟にしてきて、行き着いたのがこの学校という訳だ。
だが、それでもお前達には闇を撒くもの(ダークスター)ディグラディグドゥさんを受け入れて欲しい。
これは教師としてのワガママかな…?」

ダークスター「先生……!」

男子「えっ、でもまたいつシステムダークスター発動するかわからないんだよね…?」
女子「この学校も廃墟になるのかな…?」
ガリ勉「そんな危険な存在を受け入れろって?そんなの……」


クラス「「「当たり前だッ!!」」」ドン!

ダークスター「えっ、えっ?」

男子「ちょっと生体殲滅衝動があるだけで、闇を撒くもの(ダークスター)ディグラディグドゥちゃんみたいな美少女が来るなんて、男子的にはオールオッケーさ!」

女子「なによ男子ー、ダークスターちゃんに変なコトしたら、天空(そら)の戒め解き放たれし凍れる黒き虚な刃で貫くかんね!」

ガリ勉「やれやれ、どいつもこいつもドラゴンを跨いで通るようなノータリンばっかじゃないか。
ま、それは僕もですけどね」(眼鏡クイッ)

クラス「「「よろしくダークスターちゃん!!」」」

ダークスター「皆さん。ありがとう……ありがとうございます……!」


不良(気に入らねえ…!)
5: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/09/17(日) 15:15:50.24 ID:hUBoME4BO
女子「あっ、闇を撒くもの(ダークスター)ディグラディグドゥちゃん。ペン落としたわよ」

ダークスター「え、あっほんと」

女子「いいからいいから、拾ってあげるよー」

不良「おいおーい!やめたほうがいいぜぇー?
覇王将軍(ジェネラル)シェーラの魔剣ドゥールゴーファみたく、触ったが最後魔族に変えられちまうぜー?」

女子「何よ不良!そんなわけないでしょ。ねぇ?」

ダークスター「はい。烈光のペン(ゴルンノヴァ)は人間が触っても大丈夫なように改良してますので安心ですよ」

男子「なになに転校生のペン変わってるね。ボールペン?」

ダークスター「いいえ、シャーペンなんですけど」

女子「うん?でも芯が入って無いように見えるよー」

ダークスター「あ、それはですね。……光よッ!」カチカチカチ

男子「すっげー!光のシャー芯が出てきたぞー!!」
女子「すっごーい! やっぱ東京から来た人は持ち物からして違うわー!」

ダークスター「そんな…!ただのペンですから…!ただの烈光のペン(ゴルンノヴァ)ですから…!」

男子「この二等辺な三角定規もカッコ良いぞー!」

ダークスター「ラグド・メゼギス…! ただの瞬撃槍(ラグド・メゼギス)ですら…!!」


不良(気に入らねえ…!)
6: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/09/17(日) 15:18:24.51 ID:hUBoME4BO
女子「もうすぐ夏休みだねー。ねえ闇を撒くもの(ダークスター)ディグラディグドゥちゃん。夏休み海に遊びに行かない!?」

ダークスター「行きたいです!あ、でもお母さんに許可もらわないと…」

女子「ダークスターちゃんのお母さんって厳しいの?」

ダークスター「ううん。ちょっと高慢なとこあるけど優しいよ。でも、怒ると恐い、かな」

女子「そうなんだー。じゃあお父さんは?」

ダークスター「ええっと、うち、お父さんいなくて…」

女子「あっ。ごめん……」

ダークスター「ああああ気にしなくていいですから!だってだってウチお父さんがいないのが当たり前で。というか、私もみんなも結局は混沌の海より生じた存在なんだから、だから大丈夫ですっ!」

女子「ははは。ごめんね闇を撒くもの(ダークスター)ディグラディグドゥちゃん。ありがと。
はーあ、しかしアレだね。こうも暑いともう帰って海で泳ぎたくなっちゃうね」

ダークスター「あ、わかります!」

女子「意外。ダークスターちゃん、もっと真面目な娘だと思ってたー」

ダークスター「なんですか。私だって神々から世界の杖を奪って混沌の海へ還りたい時だってありますよ」

女子「へへ。海でそのナイスなボディーを男どもに見せつけてやりたいのー?」

ダークスター「ナイスな破神槌(ボーディガー)?」

男子「お前はまな板だからダークスターちゃんと海行ったら惨めになるだけだぜー?」

女子「なによ盗み聞きしてからに!ふんだ!
それにあらいずみ先生は貧乳でも巨乳にしてくれるから大丈夫よ!」

不良(ダークスターの水着姿か。気にな………ききき気に入らねえ!)
7: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/09/17(日) 15:22:35.87 ID:hUBoME4BO
ダークスター「はぁーー…」

ガリ勉「どうしたんですか闇を撒くもの(ダークスター)ディグラディグドゥさん。ため息なんてついて」

ダークスター「ガリ勉さん。ちょっと前の学校の友達のことで悩んでまして」

ガリ勉「僕でよければ相談に乗りますよ」(眼鏡クイッ)

ダークスター「ありがとう。実はその友達、身体を七つに分かたれてしまって。
それも最近うち二体も消滅したらしいんです…」

ガリ勉「それは気の毒に。お見舞いに何か食べ物でも贈るなんてどうでしょう?」

ダークスター「それはいいですね! あ、でも彼女が好きな食べ物って中々手に入らない石だし…」

ガリ勉「(石…?)大丈夫ですよ。贈り物なんて気持ちが一番ですから。極端に嫌いな物じゃなければ問題ありません」

ダークスター「多分シーフード(スィーフィード)じゃなければイケると思います!」

不良「ケッ!アホみてぇな話しやがって。見舞いなんて大層な贈り物しなくても、手紙で一枚久しぶりって書けばそれで充分相手は嬉しいんだよ馬鹿が」

ガリ勉「くくく。たまにはまともなこと言うじゃないか」(眼鏡クイッ)

不良「『たまに』は余計だオラァ!!」バキィ!

ガリ勉「眼鏡パリーンぐぱぁッ!?」

ダークスター「ガリ勉さん不良さんありがとうございます!早速手紙を出してみますね!」ニコッ

不良(う…!なんだよこの胸の高鳴りは……気に入らねえ……)

ダークスター「私の手紙を乗せて…疾れ颶風弓(ガルヴェイラ)ッッ!!」
バシュゥン!!

不良ガリ勉「「文矢かよ!?」」
8: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/09/17(日) 15:41:50.62 ID:hUBoME4BO
先生「よーし今日の体育はドッジボールやるから準備しろー」

ダークスター「ドッジボール?」

男子「なに、闇を撒くも(以下略)ちゃんドッジやったことないの?
まあボール遊びだよ」

ダークスター「ボール『で』遊ぶんですか…?」

男子「えっ、マジでドッジ知らないんだ」

ダークスター「はい。ボール『にして』遊ぶ(屍肉呪法)のなら自信はあったんですけど」

女子「うーん、でも闇を撒くもの(ダークスター)ディグラディグドゥちゃん。そんな爪でドッジは危ないかもねー。せっかくのマニキュアが剥げちゃうかも」

ダークスター「あっ、それは大丈夫です。これ、マニキュアじゃなくてネザード。毒牙爪(ネザード)ですから」

女子「なら安心だね! よーし、ねえ不良!ダークスターちゃんドッジのルール知らないんだってさー!教えてあげられるチャンスだよー?うりうりー」

不良「バッッ!何言ってんだテメェ!?」

ガリ勉「おやおやぁぁあ??どぉぉーーしたんですか不良君んんんん?
顔が赤いですぞぉぉぉーー???」(眼鏡クイッ)

不良「うるせぁー!!」バキィ!
ガリ勉「眼鏡パリーンぐぱァッ!?」

不良「気に入らねえ!クソが!俺は授業フケるからな!」

女子「あーあ行っちゃった」

ダークスター「私、不良君に嫌われてるのかな…?」

女子「あはは!無い無い!アイツがガキなだけ、気にしない気にしなーい」

ダークスター「………うん」

先生「おーいダークスター。倉庫からラインカー持って来てくれー」
ダークスター「あっ、はい」


9: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/09/17(日) 15:43:19.64 ID:hUBoME4BO
男子「どうすんだよ。闇を撒(以下略)ちゃん、めっちゃ気にしてたぞ」

女子「うっ」

ガリ勉「君が余計な言うから、いつまでたってもスレイヤーズ原作二部がアニメ化されないのだ」(眼鏡クイッ)

女子「うぅ…そうだよね。決めた!私不良を連れて来て仲直りさせてくる!」



ダークスター「よーし、このラインカーを持って行って……あれ?」

女子「ダークスターちゃーん!今不良を持ってきたからー!」
不良「なんだよ痛い痛い引っ張んじゃねぇよ!?」

ダークスター「どうしたの?」

不良「チッ。さっきは悪かったな。その、俺でよければドッジ、教えてやるよ」

ダークスター「本当に!うれしいっ!」

女子「ひゅー!お熱いことで!」

ダークスター「も、もう!やめてよー!不良君に悪いよ。ね?」

不良「いや、お、おう…////」

男子「おや、闇を撒くもの(ダークスター)ディグラディグドゥちゃん。ラインカーの白線が出しっ放しになってるよ?」

ダークスター「うわわわっ!本当だ!?どうしよ…勝手に白線ひいて先生に怒られちゃうかも」

ガリ勉「ははは。それにしても随分と引いてしまったようだね。うん?線が図形になって…これは……逆五芒星!!?」(眼鏡ずるっ)


ダークスター「五つの輝き、そして汝の恐怖が汝をころす。恐怖するなかれ。命惜しくば……!!」



完!
10: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/09/17(日) 15:44:01.48 ID:hUBoME4BO
ありがとうございました。
12: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/09/17(日) 15:54:57.16 ID:ItR0Zimvo
なんだこれwww

懐かしい

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