【艦これ】千歳「て・い・と・くぅ~♡」 提督「」

1: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/02/03(金) 00:42:00.81 ID:HtUI3fmA0
要望いただいたので

【艦これ】足柄「提督はいるかぁー!」 提督「!?」


の続きです、ありがとうございます


※キャラ崩壊あり

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1486050120
2: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/02/03(金) 00:44:38.40 ID:HtUI3fmA0
千歳「て・い・と・くぅ~♡」ウフフ

那智「酒宴につきあえ」ヒック

ポーラ「にがしませんよぉ~」ムフフ

提督「」

提督「……も」


提督「もう勘弁してくれぇぇぇ!!」ウワァァ


那智「? 急に頭を抱えてどうした。痛むのか」

提督「色んな意味でな! 昨日も誘われたんだよ、足柄隼鷹日向の3人に!」

提督「ぐいぐい飲まされて、あとから北上大井も加わって、騒がしいことになって……うう」ガックリ

千歳「あら、それは災難でしたね」

提督「そうなんだ……。だから今日は見逃してくれ、2日続けてはキツい!」

ポーラ「んー、そーですねー」

ポーラ「あっ! じゃあこーしましょう!」
4: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/02/03(金) 00:49:22.55 ID:HtUI3fmA0
提督「?」

ポーラ「提督はー、ムリにお酒を飲まなくてもいいですよー?」ニヘー

千歳「それはいい案ね!」

那智「だな! ツマミもあるし、文字通りつまみながら私たちに付き合ってくれればいい!」

提督「……酒は飲まなくてもいい?」

那智「ああ」bグッ

千歳「ダメですか……?」ウルウル

提督「…………」


提督「分かった。ソファーにかけてくれ」ハァ…

ポーラ「やったー! 提督はイロオトコー!」

那智「大統領ぅ!」

千歳「日本一ぃ!」

提督「オッサンか!」

提督(酒無しなら何とかなるか。まあ正直騒ぐのもほどほどにして欲しいんだが)

提督(こいつらになら、そんなに酷いことはされないだろうし)

提督(……ならないよな?)
6: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/02/03(金) 00:53:46.15 ID:HtUI3fmA0
千歳「じゃ、まずは乾杯しましょう!」

那智「ポーラ、提督に飲み物を」

ポーラ「はーい! どーぞ提督!」

トクトクトク

提督「ありがt……おいポーラ」

ポーラ「はい?」

提督「これビールだろ」

ポール「いいえ、これはジンジャーエールです」

提督「和訳した文みたいに嘘をつくな」

ポーラ「えへへーバレましたかぁ」

ポーラ「冗談ですよー! 烏龍茶をどーぞ」

提督「やれやれ……」

千歳「それじゃ」

カンパーイ!

ゴクゴクゴク
7: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/02/03(金) 00:58:03.71 ID:HtUI3fmA0
千歳「ぷはー! この一杯のために生きてるわ!」

那智「しみるな」

提督「……で?」

千歳「?」

提督「何を始める気なんだ」

千歳「なにをって……はっ」

千歳「まさか提督、いやらしいこと期待してますー?」ニヤリ

提督「してない。ただゲームとか、何かする予定なのかなと」

那智「特になにも決まってないぞ。なにかした方がいいか?」

提督「! い、いや……」

提督(俺はバカか!)

提督「無いなら無いでいい。すまん」

ポーラ「ええー! 面白そうじゃないですか、やりましょーよゲーム!」
8: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/02/03(金) 01:00:45.25 ID:HtUI3fmA0
千歳「そうねー。日頃の愚痴とか雑談するのも飽きたし」

那智「一つやってみるか」

提督「……」

提督(俺はバカだ)

千歳「どんなゲームする?」

那智「そうだな……こういう場でやるゲームといえば何なんだろうな?」

千歳「王様ゲームとか」

提督「やめてくれ」

千歳「え?」

提督「そのゲームは一歩間違えると大変なことになるんだ。昨日痛感した」

那智「隼鷹たちとゲームもしたのか」

ポーラ「大変なことってなんですかー?」

提督「それは……俺だけの問題じゃないから伏せておく」

ポーラ「むー、気になるー!」
9: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/02/03(金) 01:04:30.41 ID:HtUI3fmA0
千歳「王様ゲームをやったってことは、ひょっとして他のゲームも?」

提督「やったな」

千歳「参考にしたいので聞かせてもらえませんか!」

提督「いいけど……俺は参加しないぞ?」

那智「うむ、同じのを何回もやるのはつまらないしな」

提督「そういう事じゃなくて」

千歳「山手線ゲームは?」

提督「ああ、やったよ」

那智「愛してるよゲームはどうだ」

提督「……やった。お前らすごいな、もう全部言い当てた」

那智「なに? たった3つか?」

千歳「定番ですねぇ」

提督「そうだな。捻ったものはやってないな」
10: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/02/03(金) 01:08:49.37 ID:HtUI3fmA0
千歳「うーん……その3つ以外のゲームか……」

千歳「それじゃあ、第一印象ゲームなんてどうです?」

ポーラ「なんですかーそれー?」

那智「説明しよう」

那智「まずジャンケンでお題を言う人を1人決める」

那智「仮に私だとして、『この中で1番酒が強い人』というお題を言ったら」

那智「それぞれが、自分の中で思う『1番酒が強い人』を指差すんだ」

那智「そして1番多く指差された者は罰ゲームを受ける」

提督(また罰ゲームか)

ポーラ「おおーなるほど! じゃあこの中だとー」

ポーラ「私が罰ゲームを受けてしまうんですねー! 怖いなぁー」


千歳「え?」

那智「ん?」

ポーラ「?」
11: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/02/03(金) 01:13:25.19 ID:HtUI3fmA0
千歳「いやー……私なんじゃない? 自分で言うのもおかしいけど」ウフフ

那智「私も強い自信があるぞ」フフッ

ポーラ「えーでもでもー、私はいつもお酒を隠し持ってますし、お酒を愛してますよー?」ニコッ


千歳「は?」

那智「やるか」

ポーラ「むふふー」

バチバチバチ

提督「おいこら! 唐突に喧嘩を始めるな!!」


那智「喧嘩? 何を言ってるんだ」

千歳「お酒の強さを張り合うなんて、ねえ?」

ポーラ「私たち立派なオトナですよー?」

提督「ゴングが鳴る寸前だったよな」

千歳「気のせいですよー。あ、そうだ! やり方も分かったことだし」

千歳「早速始めましょう!」
12: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/02/03(金) 01:16:28.33 ID:HtUI3fmA0
那智「うむ、やるか!」

ポーラ「やりましょー! ではジャンケンを!」

提督(なんか、昨日の3人とは違う意味で嫌な感じがする)

提督「……ところでポーラ」

ポーラ「?」

提督「明日から毎日、ザラに身体検査をしてもらうからな」

ポーラ「!!」


――――


ポーラ「……ではポーラからいきますねー……」ズーン

提督(かなり落ち込んでるな。けど自業自得だ)

提督「というか……! 何で俺も参加側なんだ!?」

那智「人数は多い方が楽しいだろう。悪いようにはしない」

千歳「付き合ってください♡ ね♡」
13: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/02/03(金) 01:21:52.76 ID:HtUI3fmA0
提督「……はぁ」

提督「分かったよ。ただし条件がある!」

千歳「なんですか?」

提督「罰ゲームでキスはNGな」

那智「なんだ、そんなことか。了解した。条件を呑もう」

提督「ホッ」

千歳「んー、だとしたら、罰ゲームどうしようかしら」

提督(……まさかキスにするつもりだったのか?)

ポーラ「はーい、提案があります!」

那智「どうぞポーラ君」


ポーラ「罰ゲームはー、身につけている物を1枚脱ぐっていうのはどうでしょーか!」

提督「!?」
14: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/02/03(金) 01:25:55.52 ID:HtUI3fmA0
提督「な、何を言って……!」

千歳「えぇ? それはちょっと」カァァ

那智「酒の席とはいえハメを外しすぎるのはな」カァァ

提督(ああ……よかった。やっぱりこいつらは悪ノリをしない)

ポーラ「だいじょーぶですよ! 服を脱ぐとー、開放感があって気持ちいいんですよー」エヘヘー

提督「何が大丈夫なんだ」

ポーラ「それにー、2人ともアルコールがまわって熱くないですか?」

千歳「まあちょっとだけ」

那智「確かに熱いが、脱ぐほどかと言われるとな」

提督「諦めろポーラ。同意が得られない以上は無理だ」

ポーラ「むむー……」

ポーラ「……あのー、ちょっといいです? 千歳さん那智さんとお話タイムを」

提督「は?」
15: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/02/03(金) 01:29:17.51 ID:HtUI3fmA0
千歳「なあに?」

那智「密談か」

ポーラ「耳をかしてください」チョイチョイ

提督「なぜ俺を省く」

ポーラ「まあまあ、ちょっと待っててください」

提督「俺に知られるとマズイのか?」

ポーラ「すぐ終わりますよー」フフー

提督「……」


那智「で、なんだ」ヒソヒソ

千歳「提督に聞かれたくないような話?」ヒソヒソ

ポーラ「はい。えーっと、単刀直入に聞きますけどー」ヒソヒソ
16: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/02/03(金) 01:38:12.69 ID:HtUI3fmA0
ポーラ「見たくないですかー?」

千歳「?」

那智「なにを」


ポーラ「提督のはだか♡」

千歳・那智「っ!?」


ポーラ「ほら、鎮守府のスタッフってほとんど妖精さんですし」

ポーラ「男の人のはだかって、なかなかナマで見るチャンスないですよねー」

千歳・那智「……」

ポーラ「それに提督ってー、いつも自室のお風呂で入浴しちゃいますし」

ポーラ「夏にみんなで海に行っても泳がず、ただみんなを見守ってるだけで」

ポーラ「体を見せようとしないじゃないですか」

ポーラ「きょーみありません?」ニヤリ

千歳・那智「…………」
17: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/02/03(金) 01:44:19.23 ID:HtUI3fmA0
ポーラ「提督って軍人ですから、結構鍛えてると思うんですよー」ニコニコ

ポーラ「その肉体美を観賞するチャンスだと思うんですよー」ニコニコ

千歳・那智「………………」



ごくり



提督(くそ、何を話してるのか聞き取れない!)

提督(ポーラのやつ悪い顔をしてたし、ろくなことを…)

ポーラ「話し終わりましたー!」

提督「! そ、そうか」ビクッ

ポーラ「はい、お待たせしました! 始めましょうか! 

ポーラ「第一印象ゲーーム!」

ポーラ「罰ゲームはぁぁ、身につけている服を1枚脱ぐぅぅ!!」ビシッ

提督「……あのなポーラ。それは却下され…」

千歳「上等よ」パキッ コキッ

那智「ああ、腕が鳴るな」シュッ シュッ

提督「!?」
25: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/02/07(火) 21:55:32.11 ID:Tt9yshad0
提督「おい、さっきと言ってることが違うぞ!」

那智「何の話だ」ジーーー

千歳「記憶にないです」ジーーー

提督「何で俺の体を舐めるように見るんだ!?」ゾクッ

ポーラ(ふふふ、仕返ししますよー提督ー♪)


ポーラ「ではいきまーす! この中で1番背の高い人!」

提督「!?」


ビシッ


ポーラ「あー、みんな提督に指差してますねー」

提督「そりゃそうだろ! 俺以外いないからな!」

千歳「そ、そうですか? 那智とか背が高い方ですし」

提督「じゃあ那智を指差せばよかっただろ」

千歳「でも提督の方が高いと思ったので」

提督「酷い!」
26: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/02/07(火) 21:59:08.59 ID:Tt9yshad0
那智「差されてしまったものはしょうがない。早く脱ぐんだ」

提督「分かったよ……ったく」スッ

提督「ほら、帽子だ」

ポーラ「えーずるいですよー!」

提督「一応身につけてるものに入るだろ」

ポーラ「ちっ」

千歳・那智(ちっ)

千歳「次、私ですね」


千歳「そうだなー……この中で1番ヒゲが濃い人、とか」

提督「!!」


ビシッ


ポーラ「あーまた提督だー」クスクス

提督「そりゃそうだろ男だからな!! この中じゃヒゲ濃いの俺くらいだろ!!」

那智「でも千歳とか濃そうじゃないか?」

千歳「なっ、失礼ね!」カァァ
27: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/02/07(火) 22:03:02.63 ID:Tt9yshad0
千歳「私は那智の方が濃いと思うけど!」

那智「なんだと!?」カァァ

提督「待て待て、分かった……俺でいいから喧嘩はやめろ」ヌギヌギ

千歳・那智「!」ドキドキ

パサッ

ポーラ「おー、軍服の下はそうなってるんですねぇ」フフフ

提督「ただのシャツだろ」

千歳「でも、なんか新鮮ですね」

那智「うむ」

提督「いいから早く次にいってくれ」

那智「ああ、私か。どうしたものか」


那智「……よし! この中で1番声が低い人」

提督「」


ビシッ

28: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/02/07(火) 22:05:29.58 ID:Tt9yshad0
ポーラ「うふふー、またまた提督ぅー」

提督「……そうか、そういうことか」

ポーラ「え?」


提督「お前ら俺を嵌めようとしてるな?」

ポーラ・千歳・那智「!!」ギクッ


提督「誰が1番声が低いかなんて考えるまでもないしな! 背の高さも、ヒゲの濃さも!」

那智「それは……」

千歳「でも声を低く出せるのは那智かもしれないし」

提督「男の俺を差し置いてか?」

千歳「あぅ……」


ポーラ「ふふふ」ニヤニヤ

提督「!」


ポーラ「バレちゃあ仕方ありませんねー」

提督「や、やっぱりお前が首謀者かポーラ!」
29: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/02/07(火) 22:08:08.26 ID:Tt9yshad0
ポーラ「ええ、そうです! われわれ3人は!」

ポーラ「提督のはだかを見たいという欲望のために結託したんですよ!」フハハハ!

提督「俺の裸!? そんなもの見て何になるんだ!?」

千歳「いえ……その……」モジモジ

那智「興味本位……」モジモジ

提督「興味本位!?」

千歳「だって提督、かたくなに裸を見せようとしないじゃないですか」

提督「ところ構わず脱いでたら変態だろ」

那智「そういう意味じゃない。風呂も自室で済ませるし、夏に海に行っても水着に着替えすらしないのはなぜだ?」

千歳「っていうか軍服のままで暑くないんですか?」

提督「……あのな。大浴場にいかないのはお前らに気を遣ってるからで」

提督「海で水着に着替えないのは着替える必要がないからだ」

提督「ずっと軍服なのは軍服を気に入ってるから」

ポーラ「ぷっ、へんなのー」クスクス

提督「いいだろ別に、人の勝手だ」
30: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/02/07(火) 22:11:21.29 ID:Tt9yshad0
那智「なるほど、風呂と軍服の件は分かった。だが水着に着替える必要がないというのは?」

提督「泳ぐ気がないからな。艦娘たちの安全確認の方が大事だ」

千歳「えー! せっかく遊びに来てるのに?」

提督「艦娘の人数がどれだけか知ってるだろ。仕方ないことだよ」

ポーラ「……ふむふむ」

ポーラ「意外にちゃんとした理由ですねぇ。てっきり泳げないからだと思ってましたー」

那智「私は艦娘たちの水着姿をこっそり楽しんでいるのだとばかり」

千歳「それね。提督、艦娘の間でむっつりスケベの称号を授与されてるの知ってます?」

提督「……マジか。まあそう思われても仕方ないけど……」

提督「とにかく、そういうことだ。体を見せたくないから色々やってるわけじゃないんだ」

ポーラ「……」

提督「だからもうこんな罰ゲームはやめよう、な?」

千歳・那智「……」
31: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/02/07(火) 22:15:17.26 ID:Tt9yshad0
ポーラ「わかりました」

提督「本当か?」

千歳「はい。もう罰ゲームはやめましょう」

那智「第一印象ゲームもやめよう」

提督「え。いや、そこまでしなくても……」

ポーラ「そのかわり」


ポーラ「脱いでください」

提督「……へ?」


千歳「」ガシッ

那智「」ガシッ

提督「!?」

ポーラ「というか脱がせまーす」ワキワキ

提督「ま、待て、おかしい! どうしてそっちの方向に……!」
32: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/02/07(火) 22:18:01.72 ID:Tt9yshad0
千歳「だって、裸を見せたくないわけじゃないんですよね?」

那智「裏を返せば裸を見せてもいいということだろう?」

提督「その理屈はおかしい!」

ポーラ「イッツショーターイム」グフフ

提督「話を聞け!」

ポーラ「はーいぬぎぬぎしましょーねー」ヌギヌギ

提督「変態っぽい喋り方やめろ!!」

提督「わ、分かった。自分で脱ぐから! だから押さえつけるな!」

ポーラ「その保証がどこにあるんですかー?」

提督「よく考えたら、確かに裸を見られるくらいどうってことないと思ってな」

提督「脱がされる方がよっぽど恥ずかしい。だからせめて自分で脱ぐ」

ポーラ「ほーう」

ポーラ「では脱いでもらいましょーか」スッ

千歳・那智「」スッ

提督(……結局こういう悪ノリにシフトするんだな)ハァ
33: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/02/07(火) 22:22:22.56 ID:Tt9yshad0
提督(反省させるために酒の仕入れを少なくしてやろうか)ヌギヌギ

提督(……反乱が起きるからやめとこう)パサッ


千歳・那智・ポーラ「!」ドキッ


ポーラ(シャツの下はタンクトップ……!)ドキドキ

那智(こ、これはなかなか……)ドキドキ

千歳(いい)ドキドキ

提督「……なあ」

提督「これで大体体つきとか分かるだろ。もうこれ以上は…」

千歳「ダメです」

那智「約束だろう」

ポーラ「自慢の肉体美を披露してください」

提督「誰も自慢してない」
34: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/02/07(火) 22:25:22.19 ID:Tt9yshad0
提督「はぁ……全く」

ヌギヌギ

千歳・那智・ポーラ「……」ジーー

提督「ほら、これでいいか」パサッ


千歳・那智・ポーラ「!!」ドキッ


ポーラ(こ、これは)ハァ ハァ

那智(細身でありながら筋肉質な肉体)ハァ ハァ

千歳(いい!)ハァ ハァ

提督「お、おい……目が怖いのは俺の気のせいか」

千歳「提督」

提督「?」

千歳「体、触ってもいいですか?」

提督「は?」
35: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/02/07(火) 22:28:43.13 ID:Tt9yshad0
千歳「お願いします、ちょっとだけ! 1回だけ!」

提督「何で…」

千歳「減るものじゃないしいいじゃないですか。せめて腕だけでも!」

那智「私は胸筋を予約しておこう」スッ

ポーラ「じゃあ私は腹筋で!」スッ

提督「並ぶな!!」

ポーラ「逆に聞きますけど、どうしてダメなんですか!」

提督「いや、別にダメとは言ってない」

ポーラ「えっ」

提督「何で触りたいのか理由を聞きたかっただけだ」

千歳「そこに筋肉があるからです!」

提督「それ山だろ」

那智「あながち間違いでもないがな」フフッ

提督「うるさい」
36: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/02/07(火) 22:34:20.76 ID:Tt9yshad0
提督「分かったよ。ただし寒いから早くしてくれよ……」

ポーラ「えー暑いですよー!」

提督「そりゃお前らはアルコールが入ってるからな」


――――


スタスタ

千代田「まったく千歳お姉ったら! 鳳翔さんのとこで飲んでるかと思ったら執務室だなんて」

ザラ「お互い苦労するわね」

千代田「普段は私よりしっかりしてるんですけどね……お酒を過剰摂取するとひどくて……」

ザラ「まだいい方よ。ザラの妹はいつもヘラヘラしてて」

千代田「そういえば常に飲んでますね。肝臓大丈夫なんですか?」

ザラ「心配なの……そろそろお医者にかけないと」

ワイワイ キャーキャー

千代田「ん、執務室がやけに騒がしい?」

ザラ「提督に迷惑をかけてる匂いが……」
37: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/02/07(火) 22:39:04.39 ID:Tt9yshad0
千代田「千歳お姉も、へんなことしてないといいけどなぁ」

ザラ「へんなこと?」

千代田「はい、例えば……」



千歳「わぁー、すごくカターい♪」



千代田・ザラ「!」ビクッ

千代田「……お姉の声だ」

ザラ「な……何がカタいんでしょう」

千代田「さ、さあ」


那智「うむ、カチカチだ。とても逞しいな提督」

提督「恥ずかしいから感想言うのはやめてくれ」

ポーラ「やめられないとまらない~」

提督「あんまりベタベタ触るなよ」


千代田・ザラ(逞しい? ベタベタ触る?)ドキドキドキ
38: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/02/07(火) 22:44:05.08 ID:Tt9yshad0
ザラ「あの……これって……」ドキドキ

千代田「ち、違いますよ! きっと何かの間違いです」ドキドキ


千歳「提督、力を入れてみてください」

提督「何でだ」

千歳「これよりもっと太くならないんですか?」


千代田・ザラ(もっと太く?)ゴクリ…


那智「本気を出せば丸太サイズになるだろう」


千代田・ザラ(丸太サイズ!?)ガーン


提督「あのな、マンガじゃないんだから……ぐあっ!?」

ポーラ「えへへ~、提督の弱点はっけーん」ナデナデ

提督「へ、へんなとこを触るな!」


千代田・ザラ(あわわわわわ)カァァ
39: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/02/07(火) 22:46:42.43 ID:Tt9yshad0
ポーラ「もっと触っちゃえー!」

提督「怒るぞポーラ! やめ…」


バンッ!


千代田「ストーーーップ!!」

ザラ「4人で何をしてるのーーー!!」


提督・千歳・那智・ポーラ「…………」ポカーン

千代田「あれ」

ザラ「これ……ホントにどういう状況?」


――――


千代田「罰ゲームで1枚脱衣って、やっぱりいかがわしいことしてたんだ」ジトー

千歳「で、でも脱いだのは提督だけだし」

千代田「そういう問題じゃない!」

提督(脱いだというか脱がされたんだけどな)
40: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/02/07(火) 22:49:23.76 ID:Tt9yshad0
那智「まあまあ、酒が回って気が高ぶってたんだ。許してやってくれ」

ザラ「那智も仲間でしょ!」

ポーラ「ねーねー、それよりー」

ポーラ「ザラ姉様たちはどんな勘違いをしてたのかなー」ニヤリ

ザラ「えっ?」

ポーラ「顔が赤ワインみたいに真っ赤っかー、だったよねー」ニヤー

千代田「えと、その……」カァァ

ザラ「そ、それよりポーラ! またお酒を飲んで!」

バッ

ポーラ「うあー、とりあげないでぇー」

那智「今夜くらいは飲ませてやってもいいだろう」

千歳「そうよ。最近はお酒を控えているって情報を耳にしたし」

ザラ「なんて信頼できない情報……」

ポーラ「ウソじゃないですよー! ポーラもちょっとは反省してるんです!」
46: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/02/24(金) 21:57:22.59 ID:6wBe4Slo0
ポーラ「こうやってみんなで楽しく飲むために、朝も昼もガマンしてるんですよー!」エッヘン

千代田「まるですごいことみたいに言ってるわね」

那智「ポーラにとってはすごいことだぞ?」

ザラ「そうね。それがホントなら、とっても良いことだけど」

ポーラ「なのでお願いしますぅー、夜くらいは飲んでもぉー」ウルウル

ザラ「……ふー」

ザラ「分かった、そういうことなら」ヤレヤレ

ポーラ「やったー! ザラ姉様だいすきー!」

千歳「よかったわねポーラ」ニコニコ

千代田「千歳お姉? お姉もあんまり飲みすぎないようにしなきゃダメだよ?」

千歳「はーい、わかってます」

千代田「本当に分かってるのかなぁ」

那智「私がついてるし大丈夫さ」フフ

千代田「那智さんも那智さんですけどね」


提督(……ポーラが酒を隠し持ってること、明かしたらどうなるんだろう)

提督(ただ飲んでるかどうかは分からないしな……)
48: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/02/24(金) 21:59:17.28 ID:6wBe4Slo0
ポーラ「あ、そうだ! ザラ姉様たちも、いっしょにゲームやりませんかー?」

ザラ「ゲーム?」

千代田「まさか服を脱ぐやつ……?」

千歳「それは罰ゲームだし、もうやめる予定だったから」

那智「別の新しいゲームをしよう!」

提督(結局俺が酷い目に遭っただけだな)

那智「2人とも、この後の予定はないんだろう?」

千代田「ええ、ないですね」

ポーラ「お酒飲みながらー、わいわいやりましょうよー」エヘヘ

ザラ「……そうね。たまにはいいかも」

千代田「ですね。お言葉に甘えようかな」

千歳「よし、飲み仲間ゲット!」

那智「盛り上がっていくぞー!」

ポーラ「おー!」

提督(デジャヴだ)
49: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/02/24(金) 22:01:00.23 ID:6wBe4Slo0
那智「で、次はなにをする?」

千歳「なにしようねー」

ポーラ「定番のやつはやめませんかー? 『おりじなりてぃ』を追求しましょう」

提督「オリジナリティ?」

ポーラ「はい! 私たちでゲームを考えるんです!」

ザラ「すごく危険な予感がするんだけど……」

提督「だな」

千代田「例えば、どんなゲームにするの?」

ポーラ「んー……」

那智「そうだな……こういうのはどうだ」

那智「まず1人を選んで、残りの皆は輪を作って座る」

千歳「ほうほう」

那智「選ばれた1人は手にハンカチを隠し持って、その輪をグルグル回る」

ポーラ「ふむふむ」

那智「回っている間に、誰か1人の後ろにハンカチを落とす」

提督「説明しているところ悪いがちょっと待て」
50: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/02/24(金) 22:02:34.26 ID:6wBe4Slo0
那智「何だ?」

提督「それハンカチ落としだよな。既存の遊びだろ」

那智「む、そうだったか?」

千代田「子供の時によくやったわ」

那智「じゃあ却下だな。残念だ」

千歳「待って、ハンカチを別のものに置き換えたらどうかしら」

ザラ「別のもの?」

千歳「ハンカチくらいの大きさで、落としても音で気づかれないような」

ザラ「そんなものあるかしら」

ポーラ「んー……あっ」

ポーラ「ぱんつとかどうでしょう!」

提督「なんでその案が出てきた」

ポーラ「だってパッと見ハンカチですし」

那智「ふむ……アリだな」

提督「ナシだろ! 却下だ却下!」
51: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/02/24(金) 22:04:11.34 ID:6wBe4Slo0
ポーラ「じゃあポーラの使いましょー」ヌギヌギ

提督「話聞いてたか!?」

ザラ「やめなさいポーラ!!」ビシッ

ポーラ「あう」

提督「ありがとうザラ、助かった」

ザラ「ザラの義務でもあるから」bグッ

千代田「もっと違うゲームにしよう! シンプルで楽しめるやつ!」

千歳「意外に悩むわねぇ」

那智「うむ……」

那智「よし、じゃあこういうのはどうだ」

那智「1人が目隠しをして、他の奴がそいつの前に『あるもの』を差し出す」

那智「目隠しした1人は、それが何なのかを視覚以外の方法で確かめ、推理する」

千歳「おお、すごいシンプルね」

千代田「なんか怖いなぁ……」
52: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/02/24(金) 22:06:20.32 ID:6wBe4Slo0
ザラ「でも楽しそう! ザラは賛成よ!」

ポーラ「ポーラもー!」

提督(これもまた危険な匂いがするけど……ザラと千代田がいるし、大丈夫か?)

提督「よし、じゃあそれをやるか」

那智「提督から許しも出たな。ではジャンケンだ!」


――――


ポーラ「てーとくー、見えるー?」

提督「見えない」

ポーラ「ホントにー?」

提督「ああ」

提督(……俺、こういう場でよく貧乏くじを引くよな……)
53: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/02/24(金) 22:07:21.05 ID:6wBe4Slo0
ポーラ「えい」ピラッ

ザラ「わっ、ちょっとポーラ!」ササッ

提督「?」

ポーラ「うん、見えてないねー」

千代田「か、確認のためにパンツを見せるなんて……」

提督「!?」

ザラ「しかも自分のじゃなくてザラのを!」ビシッ

ポーラ「いてっ! ふふ、ごめんなさーい」

ザラ「て、提督……ホントに見えてない……?」カァァ

提督「安心してくれ」

那智「提督が狼狽えていないということは、そういうことだな」

ザラ「そう、よかった」

千歳「じゃあ問題を探しましょう! これとかどう?」

提督(やれやれ……)
54: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/02/24(金) 22:09:07.42 ID:6wBe4Slo0
那智「それは簡単すぎるだろう」

ポーラ「じゃあこれ!」

ザラ「ええ……それはちょっと」

提督(気になる)

千代田「あっ、これはどうですか」

那智「いい線だが、もっと捻りを入れよう」

提督(捻り?)

千代田「じゃあこれは?」

ザラ「あー、なるほど」

ポーラ「いいと思います!」

那智「決定だな」

千歳「決まりました提督! どうぞ!」

提督「目の前にあるのか?」

千代田「テーブルの上に置いてあるから」

提督「分かった」
55: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/02/24(金) 22:10:56.04 ID:6wBe4Slo0
提督「えっと……見る以外ならどんな確かめ方でもいいんだよな?」

那智「そうだ」

提督(まず触ってみるか)

サワサワ

提督(ん? なんだこれ、硬いぞ)サワサワ

提督(というか結構デカイし……)サワサワ

千代田「ち……ちょっと提督、なんか手つきがエロいんだけど」

提督「は?」

千歳「うん、なんか……ね」

ザラ「わざとやってる?」

提督「バカ言うな、普通に触ってるだけだぞ」サワサワ

那智「だがまるで女性の体を扱うかのような……」

ポーラ「えっちです」

提督「どうしろと!?」
56: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/02/24(金) 22:13:23.63 ID:6wBe4Slo0
那智「いや、故意でないならいい」

提督「ったく……」

提督(しかしこの形……これはもしかして……)サワサワ

提督「答えいいか」

千代田「えっ、もう分かったの?」


提督「瑞雲」

千歳「すごーい! 正解!」


提督「当たりか。というか、こんなサイズのものを持ち出してくるなよ」

那智「意外性を重視してみた」

提督「確かに意外だけどな」

ポーラ「じゃあー、次はザラ姉様ー!」

ザラ「まかせて! 提督の記録を塗りかえるわ!」

提督「そういうゲームなのか……?」
57: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/02/24(金) 22:15:19.50 ID:6wBe4Slo0


――――


ザラ「まだー?」ワクワク

ポーラ「いま選んでるとこー」

提督(すごい楽しそうだな)

提督(というか目隠ししてる姿が、どことなく艶かしいというか……危険な香りが……)

千代田「提督、ちゃんと選んでる?」

提督「あ、ああ。このコップなんてどうだ」

千代田「言っちゃってるし」

提督「あ」

千歳「ちゃんと選んでくださいね」

提督「……悪い」


那智「よし、これにするぞ」

千代田「それですか?」

提督(酒瓶か)
58: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/02/24(金) 22:17:08.84 ID:6wBe4Slo0
ポーラ「えー、簡単すぎじゃないですかー?」

那智「あまり捻りすぎもよくないだろ」

提督「お前俺の時なんて言ったか覚えてるよな」

千歳「まあまあ。あんまり難しいの続いてもお題がなくなっちゃいますし」

ザラ「決まったの?」

那智「ああ、今置いた。当ててくれ」

ザラ「よーし!」

サワサワ

ザラ「ん? 冷たくてカタいわ」サワサワ

ザラ「ツルツルしてるし、下が太くて……上のほうが細い……」サワサワ

提督「……」

ポーラ「これもなかなかえっち」ボソッ

千代田「しっ!」

千歳「でもそういう行為を予想しちゃうわね」ポッ

那智「だな。男のあれを…」

提督「自重しろお前ら、叩くぞ」
59: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/02/24(金) 22:19:51.52 ID:6wBe4Slo0
ザラ「分かった、お酒のビン!」

ポーラ「ぴんぽーん」

ザラ「やったわ! でも提督より時間かかっちゃった……」

提督「いや、俺より早かったぞ」

ザラ「ホント?」

那智「ああ、今のトップはザラだな。次は誰の番だ」

千歳「私ね! よーし、記録を抜いてみせるわ」

ザラ「ふふっ、やれるものならやってみなさい!」

提督(もう完全にそういうゲームか)


――――


ザラ「はいどーぞ」

千歳「もう決まったの?」

ポーラ「目の前に置いてありますよー」

提督(島風の連装砲ちゃんとは。よく持って来れたな)
60: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/02/24(金) 22:22:13.53 ID:6wBe4Slo0
千歳「いくわよー」サワサワ


連装砲「きゅ!」

千歳「!?」ビクッ


千歳「ね、ねえ……これもしかして生き物?」

千代田「さあ」

那智「確かめれば分かる」

千歳「怖いんだけど……」サワサワ

連装砲「きゅきゅー」クネクネ

千歳「やっぱり動いてる! 生き物だ!」

ザラ「ふふ、くすぐったいのね。可愛い」ヒソヒソ

ポーラ「あんなに柔軟に動いて、何製なんでしょうか」ヒソヒソ

提督(それは俺も気になってる)

千歳「はい! 分かった!」

那智「お、早いな。答えをどうぞ」
61: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/02/24(金) 22:24:04.72 ID:6wBe4Slo0


千歳「連装砲くんでしょ!」

連装砲「!?」ガーン


ザラ「ざんねーん! 答えは連装砲ちゃんでした!」

千歳「え?」

連装砲「きゅー! きゅきゅきゅー!」プンスカ

那智「『生えてない』と怒ってるぞ」

千歳「ごめんね! だって形が似てるから……」

連装砲「きゅーきゅー!」スタスタ

バタンッ

ポーラ「あらー、機嫌を損ねてしまいましたねー」

千代田「まあ、女の子に対して男だなんて言うのはねえ」

千歳「明日お菓子を持って謝りに行くわ」

提督「……」

提督(というか、連装砲の性別はどうやって見抜くんだ)
62: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/02/24(金) 22:25:55.06 ID:6wBe4Slo0
那智「さて、次は私だな。腕が鳴る」

千歳「ちょっと待って、私クリアしてないんだけど!」

那智「チャンスは1人1回だ」

千歳「そんなぁ」

ポーラ「落ち込まないでー。2週目をやればいいじゃないですかー」

千歳「2週目! なるほど!」

提督(俺は絶っ対やらないぞ)

ザラ「じゃあお題を選ぶわね」


――――


千代田「那智さん、ちゃんと目隠しできてます?」

那智「安心してくれ。私は卑怯なことが大嫌いなんだ」

提督「よし、じゃあ決まったから置くぞ」

那智「ん? 提督が決めたのか」

提督「ああ」
63: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/02/24(金) 22:27:20.68 ID:6wBe4Slo0
那智「変なものじゃないだろうな」

提督「は?」

那智「例えば自分の下半身を…」

ビシッ

那智「痛っ」

提督「どうして下ネタに走るんだ。馬鹿言ってないで始めろ」

那智「冗談が通じないのか、全く」サワサワ

那智「……なんだこれは?」サワサワ

提督(俺の帽子)

ザラ「かなり簡単よね」

千歳「もっと複雑なものにすればよかったのに」

提督「それを見つけるまでに時間がかかるだろ」

那智「……ふむ」

那智「匂いを嗅いでみるか」

提督「!」
64: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/02/24(金) 22:29:37.80 ID:6wBe4Slo0
提督「お、おい、そこまでする必要あるか?」

那智「分からないから仕方ない。嗅覚を使ってみる」

提督「……」

那智「ふむふむ……」スーハー

那智「なるほどなるほど」

提督(恥ずかしい)

那智「提督よ」

提督「?」


那智「この帽子、悪くない匂いだ」

提督「分かってるならさっさと言えよ!!」スパーン!


那智「痛っ。いや、帽子なのは分かったんだ。問題は誰のかという…」

提督「そこまで追求しなくていい! というかお前は犬か!?」

那智「犬ほどではないが嗅覚には自信がある」フフッ

提督「褒めてないからな!!」
65: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/02/24(金) 22:31:53.02 ID:6wBe4Slo0
千歳「あー、でも分かる。提督の匂いってなんとなく独特ですよね」

提督「!?」

ポーラ「わかりますー! こう……なんとも言えない匂いですよねー」

提督「そ、そんなに俺は臭いのか。反省して改善に努めるよ」

千歳「ああ違いますよ。匂いが強いとか臭いとかじゃなくて、また別の……何て言うんだろう」

ザラ「フェロモン?」

千歳「そうそれ!」

ポーラ「まさしくですね! ザラ姉様も分かりますよねー?」

ザラ「ううん、私はちょっと」アハハ

提督「フェロモン……自分のことなのにさっぱり分からん」

千代田「……」

千歳「千代田は分かるでしょう?」

千代田「えっ……いや、私もちょっと……」

千歳「でも執務室の掃除の時、たまに提督の帽子が置いてあると、こっそり嗅いだりしてるじゃない」

千代田「!!」
66: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/02/24(金) 22:33:41.24 ID:6wBe4Slo0
千代田「あ、あれは違っ……なんか変な匂いがするなーって思って!」アタフタ

提督「」グサッ

千歳「ふぅん。じゃあ嗅いだあとにポッって顔が赤くなるのは?」

千代田「うっ……! っていうかお姉、なんでそれ知ってるの!?」

千歳「そりゃ私も掃除の担当一緒だし。ゴミを捨てに行くと見せかけて、こっそりね」

千代田「っ……!!」カァァ

那智「なあ。話しているところ悪いが、次は千代田の番だぞ」

千代田「それどころじゃないです! いいお姉? 顔が赤くなったのはキツイ匂いのせいだから!」

提督「」グサグサッ

ザラ「千代田! 提督に鋭いナイフが刺さってるから!」アセアセ

千代田「だってそれ以外に説明のしようがないですもん!」

千代田「提督、今度から帽子を深く被らない方がいいわよ! 匂いが酷いから!」

提督「……はい……」
67: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/02/24(金) 22:35:32.13 ID:6wBe4Slo0
千歳「こら千代田! 言い逃れようとして提督を傷つけるなんて!」

千代田「元はといえばお姉のせいでしょ!?」

ポーラ「2人ともー、おーちーつーいーてー!」

那智「はぁ……やれやれ。飲みは一時中断だな」


キャーキャー ワイワイ


青葉「ふー、今日も今日とてカオスですね」

青葉「青葉も参加しようかなー……っと言いたいところですが」

青葉「昨日のが結構響いてるので、今日はやめにしましょう」ズキズキ

青葉「では、みなさんごゆっくり」

スタスタ

青葉「と、その前に」

青葉「『千代田さんはこっそり提督の帽子の匂いを嗅いでいる』っと」

青葉「記事にはしませんが、これはナイスネタ」

青葉「職業柄ってやつですかねー。いやぁ怖いです」

スタスタ
68: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/02/24(金) 22:37:24.33 ID:6wBe4Slo0
那智「ほら、皆一旦深呼吸しよう」

ポーラ「そうですよー頭を冷やしましょー」

提督「やめたほうがいいぞ」

ポーラ「え?」

提督「俺のキツイ匂いが鼻に入る恐れがある」

ザラ「ダメージが深刻!?」

千歳「ほら千代田! 提督に謝りなさい!」

千代田「ううっ……で、でも顔が赤くなったのに深い意味はないからね!」

那智「じゃあどんな意味で赤くなったんだ」

ザラ「那智! ややこしくなるから入らない方が…」

千代田「なんで言う必要があるんですか!!」プンプン

ザラ「ほらー、もー……」

ポーラ「あー! 飲もうと思ってたワインが無くなってる! 高いやつなのにー!」

ザラ「もう充分飲んだでしょ! ガマンしなさい!」

ポーラ「うえーんたのしみだったのにぃー」シクシク


ガヤガヤ キャーキャー

69: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/02/24(金) 22:40:00.23 ID:6wBe4Slo0

――

――――

――――――


――翌日――


提督「」ズーン

陸奥「あらあら、元気がないわね提督」

提督「はは……昨日の夜、ちょっと色々あってな」

陸奥「はあ……」

提督「なあ陸奥」

陸奥「何?」

提督「俺って臭いか」

陸奥「え!? き、急にどうしたの?」

提督「いや……ごめん、忘れてくれ」

陸奥「……」

陸奥(一体なにがあったのかしら。こんなに落ち込んでる提督を見るの初めてかも)

陸奥(できるなら元気づけてあげたいけど……あっ)

陸奥「そうだわ!」

提督「……?」
70: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/02/24(金) 22:42:23.68 ID:6wBe4Slo0
陸奥「ねえ提督、今日の夜空いてるかしら」

提督「え」

陸奥「久々にお酒飲まない? 鳳翔さんのお店で…」

提督「断る!」

陸奥「へ?」

提督「あ……いや、その……悪い。そういう気分じゃないんだよ」

陸奥「でも疲れてるみたいだし、なにか気分転換は必要だと思うわ」

陸奥「私と2人が嫌なら、他の艦娘にも声をかけて…」

提督「それはもっと嫌だ! やめてくれ!」

陸奥「そんなに拒絶すること!?」

提督「いや違う。陸奥や他の艦娘が嫌だとか、そういう理由じゃないんだ」

提督「ただ」

陸奥「ただ?」


提督「酒が怖い」

陸奥「……本当に何があったの」



おわり
71: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/02/24(金) 22:43:49.61 ID:6wBe4Slo0
漢字ミスとか終わらせ方強引で申し訳ない
読んでくださってありがとうございます、依頼出してきます
73: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/02/24(金) 22:56:35.40 ID:a+Ltg25DO
乙でした
那智さんクンカーになれる素質有りですなあ(期待)

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