提督「実家から秋雲と雷が送られてきた」【後編】

602: ◆uhdpMkcRI. 2015/10/14(水) 23:32:25.58 ID:sUua90I40

前スレ:

提督「実家から秋雲と雷が送られてきた」【前編】



イベント 最終

防空棲姫「キタンダァ……フーン」

提督「ふぉー!!!!」ダンダンダン!

秋雲「ちょっ、うるさいってば!!何時だと思ってんのよ~」

提督「いやいやいやいや!これラストだから!倒せばイベントクリアだから!!」

雷「イベントクリア?それって凄いの?」

提督「すごいも何も、ここをクリアする為にやってきたようなもんだからな!」

秋雲「もうわかったからサッサと行きなよ」

提督「ちょっとまって、祝杯用のお酒を用意してくる!」ダッ

雷「もう司令官ったら子供みたいに喜んじゃって。そうだ、先に進めといてあげましょ!」

秋雲「えっ……勝手に触って大丈夫なの?」

雷「平気よ!雷に任せておけば大丈夫なんだから!」ぽちっ


「艦隊が戻ってきたさー。おっつかれちゃん♪」

604: ◆uhdpMkcRI. 2015/10/14(水) 23:43:19.85 ID:sUua90I40
秋雲「あっ」

雷「ちょ、ちょっと!なんで帰ってきちゃうのよ!!」

秋雲「いや、そんな事しらないし……」

雷「旗艦は秋雲なんだからなんとかしなさいってば!」

秋雲「無茶言わないでよもう!」

雷「と、とりあえずさっきの場所まで戻さなくちゃ」カチカチ

燃料7000 弾薬7000 鋼材7000 ボーキ7000 資材100

「まるゆです」

雷「あれれ?もう一回……もう一回……」

…………

雷「もう、なによこれ。全然出撃しないじゃない!」


カシャン……


秋雲「あーあ、秋雲さんしーらない」

雷「し、司令官、私は先に行こうとしたのに秋雲が帰ってきちゃったの!」

秋雲「ちょっ!それは操作の仕方が悪かったんでしょうが!」

提督「…………」


その後も雷の言い訳は続いたが提督の耳には何も入らない。

ただただ彼は画面に映る3桁の各資源を眺めていた。
605: ◆uhdpMkcRI. 2015/10/14(水) 23:55:39.46 ID:sUua90I40
提督「だ、大丈夫だ。まだプレゼントボックスとかのアイテムを使えば後一回くらい出撃出来るはず……」

秋雲「別に今日慌ててやらなくても、また資源を貯めて出直しーー」

提督「イベントは今日の午前中で終わりなんだ……」

秋雲「…………」

雷「うっ、ううっ……うわあぁぁぁぁん!ごめんなさい!!私が余計な事したから……司令官、司令官、ごめんなさい……!!」

秋雲「まぁ、私も一緒に見てたわけだし同罪だよね。ごめんねー提督」

提督「別に謝る事ないよ。たかがゲームなんだ。気にするな」

雷「でも、でも……!責任とらなきゃ……」

提督「だったら隣で応援してくれ!それだけで十分だ」

秋雲「いよぉーし!んじゃいっちょ応援してやりますか♪」

雷「うん!雷、司令官の為に一生懸命応援しちゃうね!」

提督「おう!」

雷「本当なら責任とってクリアするまでマッサージするつもりだったけど」

秋雲「私もさすがに胸の一つでも揉ませるしかないと思ったよー」

提督「…………っ」ギリッ


提督は失敗したと心底悔やんだ。
607: ◆uhdpMkcRI. 2015/10/15(木) 00:05:07.93 ID:zxj0q5An0
再びボスマス

提督「よし!!今度こそ!!」

雷「司令官!次はちゃんと夜戦しなきゃダメよ!?」

秋雲(さっきのは雷ちゃんが……)

雷「でも大丈夫かしら……敵も沢山残ってるし、こっちは雷と利根さんとーー」

提督「大丈夫だ!このゲームは旗艦さえ倒せば勝ち……!艦娘を信じよう!!」

我、夜戦ニ突入ス!!

シャッシャッシャッ!!

雷「なになに!?なんだか凄いのが出たわ!」

提督「きたきた!魚雷カットイン!!」

雷「よくわかんないけど……いっけー!!」

ズドンッ!!
608: ◆uhdpMkcRI. 2015/10/15(木) 00:12:08.96 ID:zxj0q5An0
雷「ちょっと!どこ狙ってるのよ!!」

秋雲「あーあー1番下にいっちゃったねー」

提督「いや、これでいい!雷の仕事は的を減らす事……!」

「直撃だと!?この程度では我輩は沈まん!!」

秋雲「あちゃー……利根さんまで大破しちゃったし」

提督「これも想定内……!よくやってくれた!そして俺の本命はココ!!」

シャッシャッシャッ!

提督「いっけぇー!!雪風ー!!!!」

ズドンッ!!!!

戦術的勝利! B

提督「ふぉー!!!!」ガタッ
609: ◆uhdpMkcRI. 2015/10/15(木) 00:18:23.68 ID:zxj0q5An0
秋雲「B勝利?いいの?これ」

提督「やっぱり雪風は凄いな!!」

提督「そしてお待ちかねの報酬タイム!!

「照月です」

提督「うおおぉぉぉ!かわいいー!!どすけべボディー!!」

秋雲「……」

雷「……」

提督「くぅ~!徹夜の甲斐があった!なんて可愛いんだ!なっ!?」

秋雲「……」

雷「……」

提督「あ、あれ……?おーい……」

秋雲「さぁ寝よ寝よ。しーらないっ」

雷「ぷんすこ!」

提督「ぷんすこ!?」


その日からしばらく口をきいてくれなくなった
614: ◆uhdpMkcRI. 2015/10/15(木) 14:44:25.92 ID:zxj0q5An0
翌日

提督(結局あれから一言も会話ができなかったな……。秋雲と雷は普通に何か会話してたのに)

ごそごそ…

提督「おっ、秋雲おはよう」

秋雲「んー、おはよー」

提督(あれ?普通に会話してくれるのかな?)

カチャカチャ

提督(この音と匂いは雷が朝ごはん用意してくれてる音か。良かった、朝ごはん抜きとかだったらどうしようかと)

提督「おはよう雷。今日の朝ごはんは何かな?」

雷「目玉焼きとお味噌汁よ」

提督「そうかそうか、じゃあご飯貰おうかな」

コトッ

提督「ではいただきます」

雷・秋雲「いただきまーす」

もしゃもしゃ

提督「…………」

秋雲「…………」

雷「…………」

カチャカチャ……

提督(なんだこの必要最低限しか会話しない離婚前の夫婦みたいな空気……)





提督「今日の天ーー」

雷「あーっ!もう秋雲ったら!またそんなにお醤油かけて!身体に悪いわよ!」

秋雲「んでもさぁー、やっぱり目玉焼きにはお醤油でしょー?」

雷「それにしたって限度があるわ!」

秋雲「んもー、雷ちゃんはうるさいんだからぁ~」

提督「い、いよーし!俺なんてウスターソースだばだばかけちゃうもんね~!!」ダバダバ

雷「…………」

秋雲「あっ、雷ちゃん。お茶ちょうだい」

雷「しょうがないわねー」

提督「…………」ダバダバ

秋雲(うわー、ソースでびちゃびちゃだし……)
615: ◆uhdpMkcRI. 2015/10/15(木) 14:50:17.38 ID:zxj0q5An0
提督「さーて、今日は休みだしお出かけでもするかー!一緒に行く人ー!」

提督「はぁーい!」

秋雲「あー、ごめん。今日は絵描きたいからやめとくー」

雷「わ、私も家のことがあるから行かないわ。いってらっしゃい」

提督「はぁーい!行ってきまーす!!」

バタンッ

提督「…………」

提督「うわぁーー!!!!」ドタドタドタ!


雷「ちょっとかわいそうだったかしら……」

秋雲「良いの良いの。もっと底まで叩き落とした方がごきげんとりのリターン……じゃなくて、反省するだろうし♪」

雷「そうね……司令官にはいっぱい反省して雷達を大切にしてもらわなきゃ!」

秋雲「秋雲さんは欲しいものリスト作っとこーっと♪」
616: ◆uhdpMkcRI. 2015/10/15(木) 14:55:06.69 ID:zxj0q5An0
提督(2人とも明らかに態度がおかしい。やはり嫌われてしまったのか……!?)

提督「そういえば部長が好感度はすぐ変化するみたいな事言ってたな……」

提督「はあぁぁ……ばあちゃんに相談したいけど艦娘もらった上に心配までかけるのも悪いし……」

提督「誰か相談に乗ってくれそうなーー」

提督「あっ!」

ダッ!


提督「ちょっと良いかな!?」

電「えっと……電に何かご用でしょうか?」

提督「とりあえず、あっちのベンチでお話し良いかな……?あ、アイスかってあげるから!」

電「はわわっ……!」


声かけ事案である。
617: ◆uhdpMkcRI. 2015/10/15(木) 14:55:32.32 ID:zxj0q5An0
出かけてまた書きます
622: ◆uhdpMkcRI. 2015/10/18(日) 16:59:31.30 ID:r4z96Ew40
かくかくしかじか……

提督「……と言う事なんだ」

電「なるほどなのです」ペロペロペロペロ

提督(この子超アイス舐めるタイプだな。かわいい)

提督「やっぱり嫌われちゃったのかな?理由がよく分からないんだけど……」

電「あの、雷ちゃんは司令官さんを嫌いになったりしないと思うのです……」

提督「でもほとんど口をきいてくれないんだよなぁ」

電「それはきっと雷ちゃんが怒ってるからじゃないですか……?」

提督「怒ってる?じゃあやっぱり嫌われてるんじゃ……」

電「はわわっ、そうじゃなくてその……きっと司令官さんが他の艦娘さんをいっぱい褒めたからヤキモチを焼いているんだと思うのです……」ペロペロペロペロ


623: ◆uhdpMkcRI. 2015/10/18(日) 17:00:14.59 ID:r4z96Ew40
提督「ヤキモチか。ゲームの中の話なのに……」

電「きっと雷ちゃんは司令官さんが大好きなのです」


司令官さんが大好きなのです。司令官さんが大好きなのです。司令官さんが大好きなのです…………


提督「はうあっ!!!!」

電「っ!?」ビクッ

提督「はっ、いかんいかん……かわいい子にいきなり大好きとか言われて興奮してしまった」

電「はわわっ……びっくりしたのです」

提督「こんな事をやってるから雷を怒らせちゃったんだな。反省しないと」

電「こちらこそ変な事を言ってごめんなさい……!」

提督「いやいや、こちらこそごめんね。いくら可愛いからって人様の艦娘に変な事言っちゃって」

電「あ、あのっ……電は今誰の艦娘でもなくて、だから大丈夫ですよ……?」

提督「え?誰の艦娘でもない?」

624: ◆uhdpMkcRI. 2015/10/18(日) 17:00:42.10 ID:r4z96Ew40
電「電には司令官さんがいなくて今は重巡のお姉さん達と一緒に暮らしているのです」

提督「でも艦娘は受注されてから建造されるから必ず提督がいるはずなんだけど……」

電「はい。電が建造された時はまだ深海棲艦もいて、昔は電にも司令官さんがいたのです。でも今は……」

提督「あっ……ごめん。変な事聞いて……そうか、君の司令官は戦いで」

電「王子だか団長だかになるから提督業は引退すると言っていたのです。甲斐性なしの裏切り者なのです。国の恥なのです」

提督「大丈夫!?白目が無くなって黒目だけになってるけど!?」

電「はい、大丈夫なのです♪」

提督(艦娘は初めに見た人を提督と認識して慕うって聞いたけど、その提督が引退したらすごい憎しみを抱くのだろうか……)

提督「あっ、鼻にクリームがついてる」

電「お鼻、ですか……?司令官さんのお鼻は綺麗なのです」じーっ

提督「違う違う。そっちの鼻に……ほら」スッ

電「っ!はわわっ、恥ずかしいよぉ……」カアァァ…

提督(なるほど。こんな天使が憎しみなんて抱くわけない)

625: ◆uhdpMkcRI. 2015/10/18(日) 17:01:56.45 ID:r4z96Ew40
提督「いやー、それにしても初めて会ったけど本当に電ちゃんは可愛いな」

電「あ、ありがとう、なのです……」カァァァ…

提督(うちの2人は結構アグレッシブだから大人しい感じが新鮮だ)

電「でも初めて会ったは違うのです。今まで何度も見かけた事はありますよ?」

提督「え?」

電「司令官さんは気付いて無かったみたいだったけど……電は気付いていたのです♪」

提督「そうか……俺も最近ゲームで艦娘の事を知るまでは全然名前も顔も分からなかったから……」

電「だからその司令官さんが今日声をかけてくれた時はびっくりしたのです。あのっ、びっくりしたのは嬉しくて……」

提督(これは気を抜いたら抱きしめてしまいそうだ。こんな可愛い子がーー)

提督「ん?可愛い……子……?子!?」

電「?」

提督(アイスを餌に、見知らぬ子供を誘う男……!?)


この時、ようやく提督の頭に声かけ事案がよぎった。
633: ◆uhdpMkcRI. 2015/10/20(火) 15:54:26.35 ID:vYiULizHO
提督(少女に、声かけ、逮捕、憲兵……!)

提督(だが待てよ……確か作られたのは深海棲艦がいた時代って言ってたし、俺より年上なんじゃないか?そもそも艦娘に年齢と言う概念は)

電「あのー……どうかしたんですか?」

提督「えっと、キミはお仕事とかしているのかな?」

電「はわわ……えっと、さっきみたいに名前で呼んで貰ってもかまわないのです……」

電「電は今学校に通っているのです♪」

提督「がっこうー!!」

電「一緒に暮らしている高雄さんが今は平和になって戦わなくて良いから通わせてくれているのです♪」

提督(学生?JC?JK?どっちにしろアウトか?いや、でも年齢的に高校生はどうだった?セーフなんじゃないか!?そうだ、セーフだよ!結婚とか出来る年齢だし!)

電「このランドセルも買ってもらったのです♪響ちゃんとお揃いなのです♪」にぱー

提督「もうだめだ……もうおしまいだー……」

634: ◆uhdpMkcRI. 2015/10/20(火) 15:54:53.16 ID:vYiULizHO
提督(こうなったら声をかけといて悪いけど早く退散しよう)

提督「電ちゃん、俺はこれから用事があるから先に行くね!アイスはゆっくり食べて!本当にありがとう!助かったよ!」ポフッ

電「はにゃぁぁ……ッッ」ビクッ

提督「ええ!?頭に手を置いただけなんだが……え?お尻とか触ってないよね……?ここお尻じゃないよね!?」

電「すみません、司令官さんに頭を撫でられた事なんてなかったから……びっくりしたのです」ぷしゅー

提督「そ、そっか。うっかりお尻を触ーー」

憲兵「動くな。憲兵だ」

提督「!!」

憲兵「先ほどこちらから駆逐艦の悲鳴を聞いて駆けつけたのだが……」

提督「違います!!勘違いです!!」

憲兵「また貴様か!!これで何度目だと思っている!!」

提督「はい!?人違いですよ!まだ初犯です!!」

憲兵「初犯?やったんだな?よし、後は署で話を聞こうか」

提督「ぐぬぬっ、なんという高度な誘導尋問……っ!!」
635: ◆uhdpMkcRI. 2015/10/20(火) 15:55:28.60 ID:vYiULizHO
電「はわわっ……あ、あのっ」

提督「電ちゃん!」

電「アイスクリーム……買ってくれて、ありがとうなのです」ぺこっ

提督「今それ言うの!?ややこしくなりそう!!」

憲兵「貴様あぁぁー!食べ物で駆逐艦を誘惑するとは見下げた根性だな!!」

提督「違うんです!本当に、相談に乗ってもらってただけで!」

憲兵「見ず知らずの小学生女児に貴様の様な30代前後の大人が何を相談する!!言え!!」

提督「それは、家にいる駆逐艦と上手くいかなくて……」

憲兵「なんだとー!?貴様、家に他の艦娘まで監禁しているのか!!どうやら牢獄では生ぬるいようだなぁー!!」

提督(なんだこれ……)


高雄「あら、あそこにいるのは……」

電「はうぅ、高雄さん、助けてほしいのです!」

愛宕「ぱぁんぱかぱーん♪」

電「ぱ、ぱんぱかぱーんなのです!」

響「なんだか少し、騒がしいな」

電「そうなのです!実はーー」
636: ◆uhdpMkcRI. 2015/10/20(火) 16:01:04.17 ID:vYiULizHO
憲兵「こい!一族根絶やしにしてやる!」

提督「やめろ!ばあちゃんには手を出すな!!」

憲兵「それは貴様の態度しだいだな。大人しく処刑されるなら手を出さんが……抵抗するなら我が憲兵団が駆逐する事になるだろう」

提督「くっ……!か弱いばあちゃんを狙うなんて汚いぞ!」


その頃、ちえこ宅

婆「世の中平和になったもんじゃ。ほんの数十年までは海の上で血で血を洗う戦いをしておったのに」

大和「この平和もちえこさんを筆頭に元帥さん達が最前線で戦ってくれたからですよ」

武蔵「ああ、まったく見事な采配だった」

婆「今はただの老ぼれじゃよ。もう最前線は無理じゃ」

赤城「ご安心ください。万が一の時は私達があなたをお守りします」

加賀「赤城さんの言う通りです。その為に1日も休まず練度を積んできたのですから」

瑞鶴「ちえこさーん、翔鶴姉も練度が130になったみたいなの!」

婆「そうかいそうかい。それじゃあもし敵が来ても安心だわねぇ」

瑞鶴「もっちろん!航空戦なら私たちにまかせて!ね、翔鶴姉!」

翔鶴「もう、瑞鶴ったら」

加賀「まったく……その程度の練度で浮かれているなんて。これだから五航戦は」

婆「さてと、それじゃああたしゃはいつもどおり平和に過ごすとしようかねぇ。あたしゃ今、あたまのボケよるフェアリーちえこじゃけぇ」


婆は提督の子育てに専念する為提督は引退しているが、その手腕に惚れ慕って家にやって来る艦娘は数知れない。

642: ◆uhdpMkcRI. 2015/10/22(木) 09:23:28.77 ID:BwGkF7PC0
街中

憲兵「とにかく付いてきてもらおうか!」グイッ

提督「ハナセ!!」

憲兵「貴様!抵抗する気か!!ぶち殺すぞ!!」


高雄「あのー、私達の提督がどうかしたんでしょうか?」

憲兵「なに?提督だと?」

提督「そうだ、ほら!免許証もちゃんとある!」

憲兵「チッ、こんなクズにまで免許証を発行するとは……この国はどうなっているんだ」

愛宕「さぁさぁ、行きましょう♪」

提督「あ、ああ」

憲兵「……待て。お前たちがこいつの艦娘だという証拠は?万が一、他人の艦娘に手を出したのなら死罪は免れんからな」

提督「死罪!?」
643: ◆uhdpMkcRI. 2015/10/22(木) 09:31:11.74 ID:BwGkF7PC0
高雄「でもそんな事どうやって証明するのかしら?」

憲兵「艦娘は最初に見た提督に好意をもつ筈だが……どうも俺にはお前たちがこの提督を好いている様には見えんのだよ」

愛宕「そんなの個人差があるわよねー?」

電「あ、あのっ……!」ずぃずぃ

高雄「電ちゃん?」

電「電は……電は司令官さんの事が大好きなのです!」だきっ

提督「はわわっ……!」

愛宕「あらあら♪」

高雄「まぁまぁ♪」

憲兵「ぐぬぬっ……」

高雄「これで文句はありませんよね?」

憲兵「ま、まだだ!本当にすきなら今すぐここで交尾してもらーー」

ガシッ

憲兵「ぐえっ!!く、くびが……!!」こひゅー…こひゅー…

摩耶「ガキに何やらせようとしてんだ。クソが」グググッ
644: ◆uhdpMkcRI. 2015/10/22(木) 09:36:34.36 ID:BwGkF7PC0
提督(ひえー……首を掴んで片手で持ち上げるなんて……)

高雄「やめなさい!それ以上しては死んでしまうわ」

摩耶「んでもよぉ」

愛宕「摩耶ちゃん?ダメよ?」

摩耶「わ、わかったよ……」パッ

ドサッ

憲兵「ゲホッ、ゲホッ!貴様らぁ~!!国家権力に刃向かう気か!!艦娘など鶴の一声で即解体だぞ!!」

摩耶「……やっぱシメちまうか?」

鳥海「いえ、ここはプロに任せましょう」

提督「プロ?」
645: ◆uhdpMkcRI. 2015/10/22(木) 09:45:45.07 ID:BwGkF7PC0
キキーッ

提督「な、なんだ?あのあからさまにヤバそうな車は!?」

ざわざわ……

提督「おおう……ずいぶん騒いでたからいつの間にかギャラリーまで……」

龍田「はーい♪そこまでよぉ♪」

能代「あ、あれは!龍田組の龍田!」

提督「誰!?」

能代「通称登り龍の龍田。背中に凄い龍が彫られている事からその通り名を付けられたらしいわ」

提督「キミ、詳しいな……あれ?もしかして軽巡の能代?」

能代「ええ、私以外にも沢山艦娘はいるわ。あっちには妙高姉妹、向こうは伊勢型の2人」

提督「ほんとだ。意外と街中に艦娘って沢山いるんだな。……あっ、五航戦の2人も」

能代「あら、詳しいのね」

提督「一応提督だからね」

能代「あ、そう。…………ええ!?て、てて、提督でしたか!?わわっ、本当だ!すすす、すみませんでした!」

提督「?」
646: ◆uhdpMkcRI. 2015/10/22(木) 09:53:25.24 ID:BwGkF7PC0
天龍「ったくよぉ、昼間っから騒いでんじゃねーぞ!」

能代「あれは!フフ怖の天龍!」

提督「なにそれあんまり怖くないけど」

能代「えっと、すぐにフフフ、怖いか?と聞いてくるのでその通り名が付いたんです」

提督「やっぱり怖くないな……」

能代「ちなみに怖くないと答えると後で龍田さんに殺されるらしいです」

提督「なにそれ怖い」

龍驤「ほんま、大概にしぃやー」

能代「あれは!絶壁の龍驤!!その独特のフォルムからその通り名が!」

提督「なんかだんだん通り名が酷くなってきたな」

不知火「……」ガチャ

能代「殺し屋の不知火まで!」

提督「いきなりおっかない通り名になったな」

能代「ちなみに通称ぬいぬいです!」

提督「ぬいぬい……」
647: ◆uhdpMkcRI. 2015/10/22(木) 10:01:38.02 ID:BwGkF7PC0
憲兵「貴様ら!なんのつもりだ!まとめて解体されたいのか!!」

龍驤「自分、まだおかれとる状況が分かっとらんのか?」

憲兵「なんだと?これだけの人間が見ている中で憲兵である俺に何かしてみろ。全員が証人だからな!!」

龍驤「せやったらなんなん?」

憲兵「すぐに誰かが通報して……いや、既に誰かが通報しているかもな。さぁ分かったら邪魔するな。解体されたくないだろう」

龍驤「怖いこと言うやっちゃなぁ……でも見とる人なんてだーれもおらんとちゃうか?」

憲兵「なにを…………ハッ!」

龍驤「せや、ここにおるん……みーんなあんたが解体する言うた艦娘やで?まとめて解体する言うたから怖ーて体が動かんとちゃうか?」

648: ◆uhdpMkcRI. 2015/10/22(木) 10:15:19.75 ID:BwGkF7PC0
龍田「最近下っ端の憲兵がずーいぶん調子に乗って好き勝手してるって耳に入ってたんだけどー……誰の事かしら♪」

天龍「どこの鎮守府にも属してない気の弱そうな艦娘を捕まえては脅して好き勝手したらしいなぁ」

憲兵「ち、ちがっ……!おれじゃない!!」

不知火「まぁ指の2、3本失えばすぐに自白するでしょう」

憲兵「ひっ……」

龍驤「おーい……攫え」

睦月「はいはーい♪」

如月「うふふっ、こんなの久しぶりねぇ♪」

能代「あ、あれは!フラグの睦月に犠牲の如月まで!」

提督「…………」

バタンッ!ブロロロロ……

不知火「ペンチは何処においたかしら」

龍田「ねぇ憲兵さん。少し遅い海水浴と、少し早い紅葉狩り。どっちが良いかしら♪」

憲兵「な、なにを……」

龍驤「塩水飲み放題か土食い放題。どっちがええかはよ決めんかい」

天龍「まぁ紅葉は見れねぇーけどな!」

アハハハハハ


笑い声の絶えないドライブは山へ海へと2時間続き、その後憲兵は何事もなく五体満足で無事に解放された。

翌日、彼は憲兵を辞めた。
652: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/10/22(木) 11:32:56.08 ID:sHUYwok3o
一気に賑やかになったなおい
茶色い三つ編みの子かわいい乙
653: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/10/22(木) 12:52:42.96 ID:ZSvV+s0zO
おつです
解説役の能代www
しかし最後の二人の通り名やめてさしあげろ!w
655: ◆uhdpMkcRI. 2015/10/25(日) 11:56:53.27 ID:B025KDm+0
提督「頼る……か」スタスタ


数分前

提督「なんだか色々とありがとうございました」ぺこー

高雄「いえ、私達は電ちゃんに頼まれただけですか……ら」ぽっ

愛宕「あらぁ♪あらあらあら♪素敵な提督さんねー♪」ぽっ

提督「?」

鳥海「電ちゃんが助けたくなる気持ちもわかりますね」

摩耶「あん?こんなクソのどこが良いんだよ?クソが!」

電「はわわっ、あ、あの……っ!すみませんでした、なのです」

提督「こちらこそ俺が呼び止めたから変な事になっちゃって、ごめんね」

電「…………」じー…

提督「ん?」

摩耶「おい!うちの艦娘を変な目で見んじゃねぇ!クソが!」

提督「ええっ!?」

656: ◆uhdpMkcRI. 2015/10/25(日) 12:04:36.06 ID:B025KDm+0
電「あのっ、雷ちゃんは頼られたりするのが大好きなのです」

提督「頼られるのが?」

電「はいなのです!だからきっといっぱい頼ってあげたら機嫌も良くなるのです!」

提督「そうか……ありがとう、試してみるよ」なでなで

電「はわわっ……びっくりしたのです……」ぷしゅー…

摩耶「うおおおい!!うちの艦娘に馴れ馴れしく触ってんじゃねー!このケダモノクソヤロウ!!」

提督「ケダモノクソヤロウ!?」

高雄「もう摩耶ったら。すみません、この子気になる人がいるとすぐこうやって突っかかっちゃって」

愛宕「摩耶ちゃんもなでなでしてもらいたいなら素直に言えば良いのに♪」

摩耶「だっ、誰がこんなクソに!!」

鳥海「確かに普段よりクソクソ言い過ぎです」

提督「……」なでなで

摩耶「……ッッッッ!!」



提督「とりあえずビンタされて首がちぎれるかと思ったけど雷と仲直りするヒントは手に入れた。さっそく試そう」
657: ◆uhdpMkcRI. 2015/10/25(日) 12:13:30.55 ID:B025KDm+0
提督「ただいまー」

秋雲「おーそーいー!」

提督「悪い悪い。おっ、もうご飯出来てたのか。今日も美味そうだな」

雷「ぷんすか!」

提督「いやー、いつもありがとうな雷。本当お前がいなかった時は夕食が悲惨だったから……毎日頼りにしてるよ」

雷「!」ぴくんっ

提督「えっと、お茶は……あっ」

提督(お茶が俺と雷な中間距離に……朝は俺が取ってお茶を入れても機嫌はよくならなかったけど……)

提督「雷、そこにあるお茶を取ってくれないか?ちょっと足が痺れてて動けないんだ」

雷「……もう、仕方ないわねぇ」

提督「ごめんごめん」

雷「ほら、入れてあげるからコップかして!」

提督「ありがとう」

雷「ほんと、私がいないと司令官は何もできないんだから!」

提督(ん?機嫌治ってきた?……それより)

秋雲「んふふ~♪」げしげし

提督(足が痺れてるって嘘で言った直後から秋雲が嬉しそうに猛烈に足を蹴ってくる)
658: ◆uhdpMkcRI. 2015/10/25(日) 12:20:30.04 ID:B025KDm+0
その後も提督のお頼りは続き……

提督「あー美味しかった!ごちそうさま!」

雷「さぁ洗い物しちゃおっと」

提督「雷、悪いんだけどお風呂のお湯もついでにためてくれー」

雷「しょうがないわねぇ♪」ニコニコ

提督「あとこっちの食器も洗い物頼むー」

雷「はーい♪まかせて、やっておくから司令官はテレビでも見てて」

提督「うん……」


提督(確かに頼ってダラダラしてると雷は嬉しそうだが……)

提督(これはなんだか胸が痛むな。頼りかたを間違っていると言うか、これじゃあダメ男になりそうだ)

提督(しかし……)

秋雲「あははははっ。何この番組、すっごいつまんないし!あはははは」だらっ

提督(なんてすごいだらけ具合なんだ……でも可愛い)

659: ◆uhdpMkcRI. 2015/10/25(日) 12:28:01.54 ID:B025KDm+0
雷「ふぅ、洗い物も終わったしもうやる事は無いかしら?」

提督「あっ、だったら肩叩いてくれないか?なんだか凝ってるみたいなんだ」

雷「まっかせて!司令官のために頑張るわ!」トントン

提督「うへー、気持ち良いー」

雷「司令官おかたをたたきましょー♪トントントントン♪」

提督「ありがとう、もう良いよ」

雷「え?もう良いの?まだまだ叩いてあげるのに」

提督「次は俺の膝の上に座ってくれ」

雷「こう?」ストン

提督「うん。よし、うんうん」

雷「?」

提督「雷、いつも俺たちの為にありがとうな。頼りにしてるよ」なでっ

雷「司令官……!ううん、もーっと私を頼って良いのよ!!」
660: ◆uhdpMkcRI. 2015/10/25(日) 12:40:13.55 ID:B025KDm+0
雷「司令官!」だきっ

提督「ああ、コアラに抱きつかれる木の気持ちが分かる」

雷「…………」スンスン

提督「ん?」

雷「司令官……なんだか他の女の子(艦娘)の匂いがするんだけど!」

提督「ギクー!!」

雷「でもこの匂いどこかで……」

提督「す、すみませんでした!!実は今日、電ちゃんに出会って……」

雷「電に?」

かくかくしかじか……

提督「と言うわけで、電ちゃんにアドバイスをもらって雷の機嫌をとっていたんだ……」

雷「だから今日はあんなに頼ってきたのね」

提督「すまん……俺は提督なのに自分の艦娘の機嫌を取る事すらできないダメな奴なんだ。自分で自分が恥ずかしいよ」

雷「…………司令官」


雷「私がいるじゃない!!」キラキラ



雷は提督が自分を「ダメな奴」と言った時、身体に凄まじい衝撃が走った。

雷(私がなんとかしてあげなきゃ……!私がいなきゃ司令官がダメになっちゃう!私が面倒見てあげなきゃ!司令官には私がいるからダメでも良いのよ!)

雷(一生雷が面倒を見てあげるんだから!)


雷は雷改(ダメ男製造艦)に進化した。
661: ◆uhdpMkcRI. 2015/10/25(日) 12:47:34.06 ID:B025KDm+0
お風呂

提督「ぷはーっ、なんだかよく分からんが雷の機嫌が治ったみたいで良かった良かった」

ガラッ!

秋雲「んん~!良くない!!」

提督「おいいい!!いきなり裸で入ってくるな!背中を流しに来たならせめて提督指定のビキニかスク水を着ろ!」

秋雲「なにさー、雷ちゃんは裸でもあんまり文句言わない癖にー」

提督「それはお前、雷はまだ少女だろ!」

秋雲「秋雲さんだってぇー、同じ駆逐艦なんだけどー」

提督「お前はもう少女から女に片足突っ込んでるだろ!なんかもう出るとこ出てるだろ!」

秋雲「なになに?セクハラぁー?」ぼいんっ

提督「セクハラどころじゃないわ!こちとらギンギンなんだよ!」

662: ◆uhdpMkcRI. 2015/10/25(日) 13:01:44.26 ID:B025KDm+0
秋雲「んじゃーさ、手短に言うけどー」

提督「何を?」

秋雲「提督、雷ちゃんの機嫌が良くなって喜んでたけどさぁー、秋雲さんの機嫌はほったらかしなんだよねー」

提督「いや、そもそも秋雲はあんまり怒ってないだろ。テレビ見てゲラゲラ笑ってたし」

秋雲「怒ってたの!」

提督「ええー……」

秋雲「んで、まぁ超怒ってるんだけどさ、特別に機嫌の治し方教えてあげる♪ゲーム機買ってくれたら治っちゃうかなー♪」にこにこ

提督「ダメ」

秋雲「…………」

提督「ダメ」

秋雲「わかった。じゃあさ……もう一つ方法があるんだけど」スタスタ

提督「な、なんだ?」

秋雲「さっき雷ちゃんとしてたみたいに、私も提督の膝に今すぐ座って抱きついていい?そうしたら機嫌治るから」

提督「いやいやいやいや!今裸だから!お風呂でたら何時間でもーー」

秋雲「いいじゃんそっちのがいっぱい触れられて」

提督「ダメダメダメダメ!今ダメだから!アレがアレして上向きにギンギンしてるから!」

秋雲「なになに?よく分かんないから腰おろしちゃおーっと♪」すーっ

ぷにっ……

秋雲「んっ……」ぴくっ

提督「わ、わかった!買う!買うから!!ゲーム機!!買わせてください!!」

秋雲「いやったぁー♪」

ぴょんっ

ツルッ

ブスッ……


風呂上がり

雷「ああーっ!また司令官とお風呂入ってたわね!ずるーい!!司令官、雷とも入りましょ!」

提督「う、うん……」

秋雲「おしり痛い…………」
671: ◆uhdpMkcRI. 2015/10/27(火) 23:39:18.68 ID:xvt0UgP20
会社

提督「今日も仕事、明日も仕事……」

提督「仕事の成績は中の下、社員の見た目は全員が超絶イケメン」

提督「ただし俺だけは除くっと……」

提督「ちくしょう……っ!!なんだこれ見せしめか!!」

那智「何をぶつぶつ言っている。さっさと仕事をしろ」

提督(最近ゲームをしていて気づいたんだが那智さんは艦娘らしい)

那智「な、なんだ貴様、何をじろじろ見ている!」

提督「すみません、課長!」

那智「まったく……ほら、これをやるからしっかり働け」ぽいっ

提督「おっと……飴玉?」

那智「甘いものを食べると脳がよく働くと聞く。……まぁ逆効果という話もよく聞くが」

提督「逆効果!?」

那智「だがこの私から飴を貰ったんだ。少しはやる気が出ただろう?」

提督「那智さん……」

提督(仕事中に一升瓶抱えて何を言っているんだこの人は)
672: ◆uhdpMkcRI. 2015/10/27(火) 23:48:34.49 ID:xvt0UgP20
提督「この飴よく見たら艦娘専用人間に与えないで下さいって書いてるな……弾薬キャンディーって、あの人本当になにをかんがえてるんだ」

神通「あ、あの、お茶をよろしければどうぞ」スッ

提督「ありがとう、神通さん!」

神通「いえ、では私は他の方のお茶を……」そそくさ

提督「神通さんは本当にいい人だ。彼女も艦娘らしいが」

提督「俺にもお茶入れてくれるなんて彼女くらいだからな。本当に天使の様な人だ」

陸奥「あらあら、先を越されちゃったみたいね♪」

提督「誰!?あっ、むっちゃん!!」

陸奥「あら、そんな風に私の事を呼んでたの?」

提督「あっ、いや、その……ゲーム内の癖でつい……」

陸奥「ふぅ~ん♪まぁ良いわ。これ、お姉さんから飲み物ね。よかったら飲んで♪」

提督「ありがとうございます!」

陸奥「じゃあねぇ~♪」ちゅっ

提督「投げキッスとか初めて見た」


提督はゲームの最中、陸奥の事は「むっちゃん」か「第三砲塔爆発丸」と呼んでいた。
675: ◆uhdpMkcRI. 2015/10/28(水) 03:36:58.99 ID:xCmTkFAA0
提督「それにしても今日は色々貰う日だな」

翔鶴「失礼します。お茶をお持ちいたしまた」

提督「また!?」

瑞鳳「提督さん、瑞鳳の作った卵焼き……たべりゅ?」

提督「卵焼きって……」

瑞鳳「たべない……?」

提督「たべりゅ」

足柄「はい!足柄特製カツカレーよ!」

提督「まだ出社して1時間なんですけど……」

足柄「足柄特製カツカレー……たべりゅ?」

提督「…………」

足柄「たべーー」

ゴツンッ!

足柄「りゅっ!!!?」

妙高「うちのバカがすみませんでした」
676: ◆uhdpMkcRI. 2015/10/28(水) 03:43:39.09 ID:xCmTkFAA0
提督「なんかやけに色々もらうけど腹が減ってるようにでも見えてるのかな?」

提督「…………ハッ!」

提督(これはもしや人生に2度訪れると言うモテ期なのでは!?)

提督(まだ俺はモテ期が1回(産まれた直後に親から愛されたはず)しか来てないし!)


提督「ね、ねえねえ!今の俺どう!?」

女性社員「どうって言われても」

提督「提督つよい?かっこいい!?」

女性社員「見た目はいつも通り中の下ですけどいつもより気持ち悪いです」

提督「…………」

女性社員「きしょくわるいです」

提督「…………つらい」
677: ◆uhdpMkcRI. 2015/10/28(水) 03:50:46.62 ID:xCmTkFAA0
提督(全然モテ期じゃなかった死にたい)

金剛「ヘーイ!今日も合コンしまショー!!」ガチャッ

提督(ゲームで知ったけど改めて見たら完璧に金剛だな)

同僚「合コンってこの前したばかりなのに?」

金剛「この前はこの前ネ!楽しいパーティーなら毎日でもOKデース!」

同僚「でもサイフも寂しいし、人数も揃わないから」

金剛「人数?あの冴えない彼ならいなくてもノープロブレムネ!!」

提督「…………」

金剛「この前の4人で…………ええええ!?」ダダダダダッ

提督「な、なに!?」
678: ◆uhdpMkcRI. 2015/10/28(水) 04:06:37.80 ID:xCmTkFAA0
金剛「ヘイ!ヘイヘイヘーイ!!こんな新人がいるなら早く言ってくだサーイ!!」じゅるり

提督「近っ!」

同僚「新人?そいつは前からいるし、ほら合コンを毎回断ってるーー」

金剛「ホワッ!?た、確かに似ている気はしますゲド……」チッチチッ…

提督「な、なに……?目に数字が……」

金剛「魅力……130……!」

ざわっ……!


679: ◆uhdpMkcRI. 2015/10/28(水) 04:18:55.51 ID:xCmTkFAA0
艦娘は人間の魅力を数値化して見る事が出来る。普通は50点。世に言うイケメンでスポーツ学歴すべて完璧だと最高100点。

しかし提督はここから更に魅力が追加され、鎮守府にいる艦娘の好感度分がプラスされる。(初期値が50なので、好感度100で50点プラス)

提督の魅力の限界値は一般人と違い上限は300まで。つまりその辺のジャガイモでも6人の艦娘から好感度100抱かれていれば超絶イケメンになれる!

ただし、艦娘自体が高価で好感度もなかなか上がらないので(好感度50でも十分提督ラブ勢なので)なかなか上手くいかない。

場合によっては部長のようにマイナスへ働く場合もある。

自分の艦娘好感度100と言えばもう夜戦待機ケッコン待ち勢。艦娘によっては夜這いをかけてくるレベルであり

他艦娘から見たら魅力300と言えば目があっただけで妊娠するレベルである。

そして今の提督の魅力は130。一般人から見ればジャガイモでも艦娘から見れば生唾を飲むほどのイケメンだった。

この機能により、大きな鎮守府の提督は基本ハーレム状態だったらしい。
690: ◆uhdpMkcRI. 2015/11/01(日) 00:40:54.84 ID:XkhQjn5d0
会社

金剛「トリーック、オアー、トリィィィート!!」

提督「……え?」

金剛「今日はハロウィンデース!だからトリックオアトリートネ!」

提督「あれって子供が仮装してお菓子もらうイベントですよね?金剛さん大人ですよね?仮装もしてないし、そもそも会社で……」

金剛「わかりまシタ!では衣装が無いので脱ぎマース!」

提督「はい!?」

ざわ……っ

金剛「とは言えこんな人前では脱げまセーン。さぁ一緒にトイレにGOネ!」

提督「トイレでどうするつもりですか!?」

金剛「つべこべ言わずについてくるデース!どのみち悪戯される運命デース!」

バタンッ


数分後、あちこち口紅だらけの提督が帰ってきた。
691: ◆uhdpMkcRI. 2015/11/01(日) 00:49:22.00 ID:XkhQjn5d0
提督「金剛姉妹の中でも金剛は一番提督ラブ勢と聞いていたけど凄かったな……貞操が守れたなんて奇跡だ……」

足柄「はぁーい♪て、い、と、く♪」

提督「狼のコスチューム?狼女!?」

足柄「トリック♪」

提督「……?」

足柄「トリック♪」

提督「…………お菓子なら後で」

足柄「トリック♪」

提督「………………」

足柄「……♪」にこにこ

提督「……」ガタッ!

足柄「フフッ♪」ダッ

提督「あああああ~!!」


脚力じゃ艦娘には逃げ勝てなかったよ……

数分後、提督はそう言いながら口紅のキスマークを増やして席に戻った
695: ◆uhdpMkcRI. 2015/11/01(日) 07:39:58.36 ID:XkhQjn5d0
提督「狼怖い……」

神通「あの……」

提督「ひっ!!」

神通「これ、良かったら使ってください」スッ

提督「ハンケチーフ……?」

神通「その……お顔に口紅が」

提督「ああ、ありがとう。助かるよ」

神通「それではお茶入れてきますね」

提督(神通さんは良い娘だなー。昔から俺にもみんなと同じ様に接してくれてたし)

神通「…………」ピタッ

提督「ん?」

神通「あ、あの……」

提督「なにかな?」

神通「と、とりっ……」

提督「え?鳥取?」

神通「とっとりくあ……とり、と……」

提督「鳥取県?」
696: ◆uhdpMkcRI. 2015/11/01(日) 07:50:40.95 ID:XkhQjn5d0
川内「やーせーんー……弱キーック!!」ドカッ

提督「たわばっ!!(白……)」バタン

神通「だ、大丈夫ですか!?」

川内「もう焦れったいんだから。そんなんじゃ他の娘に取られちゃうわよ?」

提督「なんで俺が蹴られたんだろう。まあそれ相応の見返りは得られたけど」

川内「さっさとお菓子でもなんでもーー」

神通「姉さん……!」ピカーッ

川内「ちょっ、や、やめて!探照灯で照らさないで!眩しい!夜戦が、夜戦がー……!」しゅん…

川内「……帰る」トボトボ

提督「ど、どうしたんだ?」

神通「姉さんは夜を愛するあまり、強い光を浴びると血圧が下がって元気がなくなるんです」

提督「吸血鬼かな?」
697: ◆uhdpMkcRI. 2015/11/01(日) 07:56:59.01 ID:XkhQjn5d0
提督「あっ……それよりもしかして神通さんも目的はハロウィンのお菓子だった……?」

神通「ち、違います。ただその……お顔がよごれていて、それでお茶と」

提督「そっか、違ったか。ごめんね」

神通「あ、あの、でももし貰えたら、とても嬉しくて……!」あたふた

提督「困ったな……会社にお菓子は持ってきてないし」ゴソゴソ

提督「あっ」

神通「?」

提督「ガムでも良ければ……」

神通「はい!ありがとうございます!」

提督「じゃあはい」

神通「ありがとうございます……一生大切にします……!」ぽろぽろ

提督「いや、あの、今度もうちょっと良いものあげるから早く食べてね?」
698: ◆uhdpMkcRI. 2015/11/01(日) 08:11:12.22 ID:XkhQjn5d0
提督「しかしこの調子で行くとまだまだ来るかもしれないしお菓子を用意しておいた方が良いな」

提督「ちょっと買いに行ってくるか」

ガチャッ

赤城「みなさん動かないでください」

提督「…………」

赤城「とりっく、おあ、とりーと」

ざわざわ……

赤城「もう一度だけ言います?とりっく、おあ、とりーと」キラッ

提督「あ、あれは社長秘書艦の赤城さん……しかしなぜ?」

提督「なんであの人でかいかぼちゃ鷲掴みにしながら包丁突きつけてくるんだ……これもう強盗だよ……」

赤城「お菓子を差し出すか、悪戯されて何かを差し出す事になるか選んでください」にこにこ

提督「快楽を得るためだけに何でもする殺人鬼だよ……」
699: ◆uhdpMkcRI. 2015/11/01(日) 08:22:14.15 ID:XkhQjn5d0
赤城「くーだーさいっ♪」スタスタ

提督「なんで真っ先にこっちに!?めっちゃ返り血浴びてるし!取られる!殺られる!!」

神通「あ、あのっ……」さっ

提督「えっ?」


赤城「……♪」にこにこ

提督「こ、これを……」スッ

赤城「あっ、チョコレートですね♪ありがとうございます♪」スッ

提督「ほっ……ありがとう神通さん(それにしても赤城さんめ、豊満な胸の谷間にチョコを……)」ごくり

神通「いえ、さっき(ガム)のお返しですから……」ギュッ

提督(あんな大事そうにガムを……ガム好きなのかな。今度もっと良いガム買ってあげなきゃ……)

赤城「さあ、それではジャンジャンいきますよ♪」

ガチャッ

加賀「赤城さん、調子はどうですか?」

提督「あれはもう1人の秘書艦、加賀さん!?け、拳銃!?殺人鬼が増えた……!」

700: ◆uhdpMkcRI. 2015/11/01(日) 08:30:06.71 ID:XkhQjn5d0
社長「おーい、うちの秘書知らんかー?」

赤城「あら、提督」

社長「うわっ!なんだお前たちその格好は」

加賀「今日はハロウィンと言うお祭りで地獄から蘇ったゾンビ殺人鬼の仮装をしてお菓子を集めているのだけれど」

赤城「提督、ご存知無いんですか?ぷーくすくす」

社長「仮装するならもっと愉快なやつにしなさい。あほか君らは」

加賀「頭にきました」パアァン

社長「いたっ!!」

加賀「安心してください。実弾です」

社長「まったくもう……あ、そうだ。秋刀魚が焼けたから部屋に来い」

赤城「秋刀魚が?上々ね♪」

加賀「さすがに気分が高揚します」パアァン

社長「いたっ!もう!!」


提督「秘書艦が秘書艦なら社長は社長で何者なんだ……」
709: ◆uhdpMkcRI. 2015/11/01(日) 12:51:09.55 ID:XkhQjn5d0
提督「今日は大変な1日だったな……早く帰って雷の笑顔と秋雲のパンチラに癒されよう……」

提督「…………」

提督「いや、待てよ。会社なあの感じからすると、2人も家で仮装して待ってるかもしれないな」

提督「よし、途中でスーパーに寄ってお菓子とケーキを買って帰るか」

スタスタ……

朝潮「お菓子をいただけませんか?」

満潮「いいからよこしなさいよ!!」

提督「なんだあれは。仮装もせずマッチ売りの少女と追剝ぎみたいな2人が」

提督「しかしあの2人を見ていると部長の家に行った時の事を思い出すな。2人とも元気にやってるだろうか?」

満潮「あっ!!」

提督「ん?」
710: ◆uhdpMkcRI. 2015/11/01(日) 12:57:07.12 ID:XkhQjn5d0
満潮「ちょっとあんた!!」

提督「え?俺?」

満潮「そうよ!あんた以外に誰がいるのよ!!」

提督「あいにくお菓子は持ってなくてーー」

満潮「はあ!?なによ、私たちの顔忘れたわけ!?」

朝潮「その節はお世話になりました」ぴしっ

提督「もしかして……部長の家にいた朝潮ちゃんと満潮?」

満潮「そうよ!って言うか、なんで私だけ呼び捨てなのよ」

提督「満潮ちゃん?」

満潮「み、満潮でいいわよ!ったく……」

提督(反抗期かなぁ)
711: ◆uhdpMkcRI. 2015/11/01(日) 13:06:48.89 ID:XkhQjn5d0
提督「それにしても2人だけでハロウィンなんて、よくあの部長が許したね。もしかして部長もどこかに?」

満潮「いないわよ。私達は勝手に出てきたんだから」

提督「そりゃまずいよ……もしかして家出?」

満潮「そうね。そんな感じよ」

提督「とにかく家に帰らないと。送っていくから」

満潮「ちょっと、余計なことしないでよ!もうあの家には帰らないんだから!!」

提督「まぁまぁ、話し合いをすればきっとーー」

朝潮「すみません。私が悪いんです」

提督「朝潮ちゃんが?いやいや、俺が思うに満潮が怒って部長に飛び蹴りでもして飛び出してきたんでしょ?朝潮ちゃんはその付き添いで」

満潮「フンッ!」バキッ!!

提督「ぎゃああぁぁぁ!!ふくらはぎが爆発した!!」

満潮「お、大袈裟なのよ!!」

朝潮「私が……司令官の口に砲塔をねじ込んだりしたから……」

提督(好感度0になっとる!!)
712: ◆uhdpMkcRI. 2015/11/01(日) 13:16:53.44 ID:XkhQjn5d0
満潮「あいつ、建造を繰り返して朝潮型を集めてたでしょ?」

提督(あいつ呼ばわり……)

朝潮「朝潮型以外がどうなっていたかご存知ですか……?」

提督「確か実家の鎮守府に送られてそこで暮らしてたんじゃなかったっけ?」

満潮「それが真っ赤の嘘だったのよ。本当はそのまま車で工廠へ運ばれて解体した後すぐ次の建造の材料にされていたの」

提督「で、でも解体された艦娘は普通の女の子になって生きていくって……」

満潮「フンッ。少なくとも私は艦娘じゃなくなった「普通の女の子」の元艦娘を街で見たことは無いわ」

提督(そう言えばうちの社員にいる娘も艦娘の力は残ったままだったっけ……)

朝潮「私が工廠に解体願いの電話をかけている司令官だった何かを見たからこんな事に……でも許せなかったんです!」

提督「司令官だった何か!?」
713: ◆uhdpMkcRI. 2015/11/01(日) 13:23:16.93 ID:XkhQjn5d0
朝潮「ううっ……」ぽろぽろ

満潮「もう、こんな所で泣くんじゃ無いわよ!」

提督「とりあえず外は寒いしうちに来るかい?秋雲と雷もいるし」

満潮「当たり前よ!こんな寒空に私達を置いていくなんてありえないじゃない!!バカな事聞かないでよ!!」

提督「ひえー!じゃあ行くか」スタスタ

満潮「…………ありがと」ぼそっ

提督「ん?何か言った?」

満潮「なんでもないわよ!!」

提督「ハッハッハッ!本当はちゃんと聞こえてたよ。朝潮ちゃんは本当に礼儀正しい艦娘だね。ちゃんとありがとうが言えるなんて」

朝潮「……私、ですか?」

提督「ん?」

満潮「~っ!!フンッ!!」バキッ

提督「あああああ!!逆のふくらはぎまで爆発した!!」
714: ◆uhdpMkcRI. 2015/11/01(日) 13:31:09.95 ID:XkhQjn5d0
提督「じゃあ今から帰るけど、ちょっとスーパーに寄ってもいいかな?あ、そこ右に」ズルズル

満潮「ったく、なんで私達が肩かして引きずって歩かなきゃいけないのよ!」

提督「誰のせいでふくらはぎがダメになったと思ってるんだ!爆発だよ爆発!

朝潮「大丈夫ですか?」

提督「朝潮ちゃんは何も悪くないからね!迷惑かけてごめんね!」

満潮「はあ!?じゃあ私が全部悪いってわけ!?」

提督「そうだよ!もう膝から下の感覚がないよ!謝ってよ!!」

満潮「はいはい私が悪かったわよ!これでいい!?」

提督「気持ちがこもってない!」

満潮「フンッ!」バキッ

提督「ああっ!あばらが!!ごめんなさい!!」
715: ◆uhdpMkcRI. 2015/11/01(日) 13:38:27.28 ID:XkhQjn5d0
スーパー

提督「じゃあちゃっと買い物してくるからここで座っててくれ!」タッ

満潮「ちょっと!普通に歩いてるじゃない!!」

提督「美少女と肩組んで歩けばどんな骨折も治るよ!」スタコラサッサ

満潮「ったく……」

朝潮「もしかして私が落ち込んでいたから気を使ってくれていたんじゃ……以前会った時より凄く口数が多くて」

満潮「フンッ、ほんっと……余計な御世話なんだから……」


提督「お菓子お菓子~、お菓子は4人分~」

提督「いやー足はまだ痛いが合法的に美少女と肩組んで歩けるなんて幸せだったな」

提督「ついテンション上がって口数が増えてしまった」
729: ◆uhdpMkcRI. 2015/11/04(水) 22:06:52.82 ID:sXd0qMvE0
提督「ただいまー」

雷「おかえりなさい!司令官!」

秋雲「ねね、お菓子は!?お菓子はー?」

朝潮「初めまして、朝潮です」

雷「あら、朝潮じゃない。どうしたの?」

満潮「いろいろあって少しの間お邪魔させてもらうわ」

秋雲「なになに?ツンデレ満潮ちゃんまで一緒?提督、まさか誘拐じゃないでしょうねー?」

満潮「誰がツンデレよ。あんたこそどうせつまんない絵ばっかり描いてんでしょ?」

秋雲「ふっふ~ん♪アートって言うのよ~。それよりもお菓子お菓子~!」

提督「お菓子が欲しければ仮装くらいして欲しかったんですけど」

秋雲「今日は私が雷ちゃんの下着穿いてるんだけど見る?」

雷「私は星柄のを穿いてるのよ!司令官、見たい?」

提督「うん!見たい!!」


提督「…………」

とは朝潮達の手前言えない提督でした。
730: ◆uhdpMkcRI. 2015/11/04(水) 22:15:41.98 ID:sXd0qMvE0
提督「はい、雷にはこのお菓子セット」

雷「わーい♪ありがとう司令官!だーいすき!」

提督「ああ~、仮装なんかより100倍嬉しいんじゃ~」

秋雲「ふんふん♪」

提督「はい、朝潮と満潮も同じのを買ったんだけど良かったかな?」

朝潮「えっ……私たちまでいただいてもよろしいのでしょうか……?」

満潮「フンッ!だから言ったでしょ?今日はなんかお菓子もらえる日なのよ!まぁくれるっていうなら貰ってあげてもいいわよ」

提督「…………」

満潮「な、なによ!今更返せって言っても返さないんだから」

提督(満潮ちゃんがツンツンし過ぎてちょっと勃起してしまいましてね)

731: ◆uhdpMkcRI. 2015/11/04(水) 22:22:32.46 ID:sXd0qMvE0
提督「いやぁ、ツンデレって最高だな!いつデレるんだろう?いや、もうツンツンしてるだけでピンピンするよ!」

満潮「はあ?」

朝潮「あ、あの……!」

提督「ん?」

朝潮「だ……大好きです、司令官!」

満潮「ちょっ、なに言ってんのよあんた!」

朝潮「私たちは仮装もしていないのにお菓子をもらいましたから……だから仮装より100倍嬉しいと言っていたコレでお返ししようかと」

満潮「あれは誰でも嬉しいって訳じゃないのよ。好きでもない相手にいきなりあんな事言われても嬉しい訳ないでしょ?」

朝潮「ええっ!?そ、そうとは知らず失礼しました……!」

提督「朝潮ちゃん……」

朝潮「はい!何でしょうか司令官!」

提督「超嬉しかった!興奮した!最高だよ!」

満潮「なっ……!」

732: ◆uhdpMkcRI. 2015/11/04(水) 22:28:26.04 ID:sXd0qMvE0
朝潮「お褒めの言葉ありがとうございます!」

雷「ちょっと司令官!雷が先に言ったんだから!」

提督「もちろん雷のも嬉しかったさ」

雷「ほんとにぃ?」

提督「うむうむ」

雷「じゃあもっと言ってあげるわ!司令官、だいだいだーい好き!」

提督「ホッ!」

朝潮「私も司令官が大好きです!」

提督「うおぉぉー!ハロウィン最高!!」

雷「司令官だーいすき♪」

朝潮「だいすきです!」

「……大好きよ」

提督「ほっほー!…………ん?」チラッ

秋雲「ん?ちがうちがう」フルフル

提督「えっ?」

満潮「な、なによ?何か文句あんの!?」カアァァァ…

一同「思ったより早くデレた……」


この後秋雲はお菓子ではなく牛缶とスルメをもらった。
733: ◆uhdpMkcRI. 2015/11/04(水) 22:37:47.04 ID:sXd0qMvE0
かくかくしかじか……

朝潮「という訳で家を飛び出してきました」

秋雲「ふーん。それは災難だったねー」くっちゃらくっちゃら

提督「こら秋雲、真剣な話してる最中にスルメをくっちゃらするんじゃありません!」

秋雲「んだってぇ、これ硬くて飲み込めないんだもん」くっちゃらくっちゃら

提督「だったらもう出しなさい。ほら」スッ

秋雲「んもー……んっ。……にしてもとんだ変態提督だったわけねー。2人には悪いけどさすがに変態すぎるでしょ」

提督「まったくだな」くっちゃらくっちゃら

満潮「秋雲の噛んでたスルメ食べながらよく言うわよ」

雷「でも本当に艦娘を解体する工廠なんてあったのね……」

提督「まぁ艦娘自体が高級だから怪しいルートを使ってわざわざ解体するなんてめちゃくちゃな金持ちくらいじゃないか?」

満潮「そういう訳で私たちは今フリーの艦娘って訳よ」

提督「フリーの艦娘?」
734: ◆uhdpMkcRI. 2015/11/04(水) 22:47:17.25 ID:sXd0qMvE0
満潮「あんた司令官のくせにそんな事も知らないの?」

朝潮「私たち艦娘は司令官が何らかの理由で引退、もしくは司令官への好感度が0に達した場合、自動的にその鎮守府から離脱する事になるんです」

提督「離脱って……じゃあ鎮守府を出た艦娘はその後どうするんだ?」

満潮「いろんな所にある艦娘専用のマンションがあってそこに一部屋に何人かで暮らしてるらしいわ」

提督「そう言えば前に電ちゃんも重巡の艦娘と一緒に暮らしてるって言ってたな……」

雷「あそこに入ったら普通の人と同じ様に働いたり学校行ったりするよね。それはそれで楽しそうだけど!……あっ、もちろん雷は司令官と一緒が1番なんだから!」

提督「じゃあ朝潮達もこれからそのマンションで暮らすのか?」

満潮「そうね。それか他の鎮守府に入るか……」
735: ◆uhdpMkcRI. 2015/11/04(水) 22:56:41.21 ID:sXd0qMvE0
提督「他の鎮守府に?でも艦娘は初めて見た人間を提督と認識するんだろ?」

満潮「最初はね。でも1度司令官を失った艦娘には、自分で見て選ぶ権利が生まれるの」

秋雲「そのマンションで暮らすのはそれまでの繋ぎってわけねー」

提督「なるほどなぁ……でもいくらなんでも駆逐艦2人暮らしは厳しいでしょ?確か荒潮と大潮もいるって言ってたよね?」

満潮「大潮は良く言えば純粋、悪く言えばちょっとバカな子だから今回の事も気付いてないのよ」

朝潮「荒潮は割り切って一緒に暮らしていたみたいですから……一番の古株でしたし」

満潮「つまりバカな大潮の面倒を見るのは荒潮、世間知らずのお真面目朝潮の面倒を見るのは私って訳よ」

秋雲「あー、確かに朝潮ちゃんって人を信用し過ぎてハイエースとかで誘拐されちゃいそうだもんねー♪」

提督「確かに」

雷「司令官は車の免許も持ってない可哀想な人だから大丈夫よ!」

提督「雷、辛いからやめて」
737: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/11/04(水) 22:59:51.60 ID:mo4RLPUIO
可哀想な人www
おつおつ
753: ◆uhdpMkcRI. 2015/11/07(土) 12:11:57.96 ID:QiLvgyCM0
夕食

朝潮「申し訳ありません。夕飯までご馳走になってしまって」

提督「お世辞にも豪華とは言えないけど遠慮しないで食ってくれ」

雷「なによもう!ひっど~い!雷が作ったのに~!!」

提督「いやいや、料理は最高においしいよ」

朝潮「はい。あんな安物で粗末な材料からこんなにも素晴らしい料理ができるなんて感動しました」

満潮「まぁ司令官の稼ぎがアレなんでしょ?雷も苦労するわね」

雷「そんなことないわ!少ないお給料で材料を買ってくれたんだもん。それでいかに美味しいものを作るかって言うのが楽しいのよ!」

提督「あ、あの……」

満潮「司令官の稼ぎが多ければもっと色んな料理がもっともっと美味しく作れるのに残念ね」

朝潮「嘆かわしい限りです」

雷「贅沢は言えないわ。司令官は平社員なんだもの。通勤だって自転車なんだから!」

提督「もうやめて!!」
754: ◆uhdpMkcRI. 2015/11/07(土) 12:23:03.46 ID:QiLvgyCM0
秋雲「んで?あんた達これからどうすんの?」

満潮「まだ決まってないけど……とりあえずマンションを借りて住まわせてもらわないとね。艦娘ならだれでも家賃は無料らしいし」

提督「でも手続きとか空き部屋さがしたりするんだろ?すぐに見つかるのか?」

朝潮「もし空き部屋はなくても相部屋してくれる戦艦の人はいる様なので問題ないと思うのですが……」

提督「姉妹じゃなくても面倒見てくれるのか。さすが戦艦、器が大きいんだな」


長門「……」ウキウキ

陸奥「あんたねぇ……いくら相部屋可にしたからってそんなすぐに来るわけないでしょ?

長門「いや、来る」

陸奥「だいたい駆逐艦限定ってなんなのよ?駆逐艦の安全を守る為とか言ってたけど……軽巡の娘なら相部屋探ーー」

長門「ちなみに駆逐艦の相部屋が決まったら陸奥、お前には出て行ってもらう事になる」キリッ

陸奥「はい!?」

長門「冗談だ」

陸奥「もう……あんたが言うと本気に聞こえるじゃない……」

長門(私が駆逐艦の世話、陸奥は炊事洗濯その他家事一切係だからな)
756: ◆uhdpMkcRI. 2015/11/07(土) 12:33:07.72 ID:QiLvgyCM0
秋雲「でももうこんな時間だし手続きは明日になるんじゃないの?」

朝潮「それはまあ……」

提督「じゃあ今日はうちに泊まるかい?」

朝潮「そんな!そこまでお世話になる訳には……」

満潮「いいじゃない。ご飯ご馳走になったんだしついでに泊めてもらいましょ。外は寒いし」

雷「じゃあ先にお風呂入ってきてちょうだい!お布団用意しておくわ!」

秋雲「六畳に5人かぁ……家具とかもあるしちょっと狭そうだけど詰めればなんとかなるかぁ」

朝潮「それではお言葉に甘えて先にお風呂いただきますね」

雷「着替えは私のを用意しておくわね!」

満潮「2人でお風呂入るのって久しぶりね。いつもはおっさん付きだったし」

提督「じゃあお風呂入ってくるわ」

朝潮「司令官もですか?お背中お流ししますね」


秋雲「はいストップしてー。提督はこっちでマテねー。なんで2人が鎮守府を飛び出してきたか思い出してー」グイッ

提督「ち、ちがう!俺は純粋にエロい目的で!!」
757: ◆uhdpMkcRI. 2015/11/07(土) 12:43:01.52 ID:QiLvgyCM0
雷「うーん……一応布団をひきつめてみたけど結構狭いわねぇ。寝れるかしら?」

提督「大丈夫じゃないか?えっちなハプニングとか期待できるし」ホカホカ

秋雲「雷ちゃーん。カルピス飲みたーい」ホカホカ

雷「はいはーい。みんなの分も用意しておいたわよ」

朝潮「パジャマありがとうございます」

雷「うん、よく似合ってるわ!下着は大丈夫?」

朝潮「はい。ちょうどいいサイズです」

満潮「って言うか、あの2人一緒にお風呂入ったんだ……」

雷「飲み終わったら台所に置いといて!後で洗い物はするから!」

満潮「ん?ああ、雷もお風呂か。悪かったわね、任せっきりで」

雷「いいのよ気にしなくて、2人はお客さんなんだから!さぁ、司令官。お風呂いきましょ!」

提督「はいよ!」ホカホカ

満潮「へ?」



提督は2回目のお風呂へ向かった
767: ◆uhdpMkcRI. 2015/11/08(日) 09:25:17.22 ID:xrdKNUMC0
提督「それじゃあ寝るか」

雷「はーい」

秋雲「ところで何処でどう寝ればいいわけー?」

朝潮「いつもはどの様に寝ているのでしょうか?」

秋雲「普段は提督が真ん中に寝てー、右側に私で左側が雷ちゃんだよねー」

提督「今日はお客さんと俺を真ん中にしてみたらどうだ?みんなで集まって女子トークwithおっさん」

満潮「それはあんたが話に混ざりたいだけでしょ」

朝潮「司令官はおっさんではありません!お兄さんにあたると思われます!」

提督「君は本当に良い子だね。おこづかいあげなきゃね!」
768: ◆uhdpMkcRI. 2015/11/08(日) 09:37:11.07 ID:xrdKNUMC0
雷「じゃあ司令官を真ん中にして……右側は私と秋雲、左側はお客様の朝潮と満潮ね!」

秋雲「ふっふ~ん♪右腕とっぴー♪」ムギュッ

雷「あ~!じゃあ私は右足!」ギュッ

朝潮「司令官は艦娘に慕われているのですね……」

満潮「じゃあ私は左足で良いわよ。ったく」ギュッ

朝潮「えっ?満潮も司令官に密着を?」

満潮「し、仕方ないじゃない!なんとかかんとかは郷に従えって言うし」

朝潮「……そう言えばココにお誘いしていただいた時、すぐに行くと返事をしたり」

満潮「……」

朝潮「食事をいただいた後、泊まるか問われて即答したり、仕方ないと言い訳しながら抱きついてみたり……」

満潮「…………」

朝潮「以上を踏まえて考えた結果……もしかして満潮は司令官に好意を抱いているのでは」

満潮「う、うるさいわね!そう言うあんたはどうなのよ!!」

朝潮「私は司令官をお慕いしています!」

提督「お尻触りたい!」

朝潮「ご命令ならばいつでも差し出す覚悟です」

メキメキメキメキ

提督「ぐあああっ!!両足と右腕が……!!
769: ◆uhdpMkcRI. 2015/11/08(日) 09:53:37.37 ID:xrdKNUMC0
提督「さて、結局4人いて良い具合に両手両足に抱きつかれているわけだが……」

秋雲「むにゃむにゃ……牛缶、ふひひ……」

雷「司令官ったらぁ……私に頼りすぎぃ……♪」スヤスヤ

朝潮「ちゅっ……ちゅっ……」←二の腕を吸う朝潮

満潮「…………」

提督(満潮以外はぐっすりだな。って言うか朝潮ちゃんのこれ何かわいい。感触を楽しみたくてランニング着た甲斐があった)

提督(満潮はまだ寝付けないのかうごうごしてるな)

提督(それにしても……)

秋雲「すー……すー……」

朝潮「ちゅっ……」

提督(この腕に抱きついてる2人は手の辺りを太ももで挟んでるから……た、たまらん)

提督(秋雲は出るとこ出てるからめちゃくちゃ柔らかいし、朝潮ちゃんは信じられないくらい肌がサラサラしてるし)

提督(本気に駆逐艦は最高だぜ。人間の体に手足4本あるのは駆逐艦4人と寝るためだったんだな)

満潮「……」スヤスヤ

提督(おっ、やっと満潮も寝たか。これで俺も心置きなく揉ーー)

ギュッ!!

提督「ああっ!!!?」

満潮「エリンギ……フランクフルト……」ニギニギ

雷「ふふっ……こんやはマツタケご飯ね……」ニギニギ


気持ち良いと思いきや、握力が強すぎて気を失った。
770: ◆uhdpMkcRI. 2015/11/08(日) 10:10:47.83 ID:xrdKNUMC0
翌朝

提督(んっ……?知らない間に寝てたのか……)うとうと…

ギュッ…

提督(体の左側が暖かい……珍しいな、こんな時間まで雷が寝てるなんて。いつも1番最初に起きて朝ご飯の支度をしてくれてるのに)

秋雲「フフフ……牛缶のプール……」←いつも通り襖に足を突っ込んで寝る秋雲

提督(疲れてたのかな……いつもありがとうな。雷……)むぎゅっ

満潮「ん……っ、司令官……」むぎゅっ


台所

雷「ゆっくり寝ててくれれば良かったのに」

朝潮「そうはいきません。一宿一飯の恩義、せめてお手伝いさせてください」

雷「しっかりしてるわねぇ。長女って普通はこうよねー。なんで暁型の長女はお子様なのかしら?」

朝潮「私なんてまだまだです」

雷「じゃあ私は3人を起こしてくるからこっちはお願いね!」タッ


提督「いつもありがとうな……」なでなで←夢の中の提督

満潮「なによそれ?く、くすぐったいじゃない……」←途中で起きたけどまんざらでもない顔の満潮

雷「……っ!」



この数秒後、3人は雷の叫び声で飛び起きた。
772: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/11/08(日) 10:14:17.32 ID:Zn7mqTRZo

羨ましすぎて死にそう
776: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/11/08(日) 13:45:49.31 ID:bwewE9ico
>人間の体に手足4本あるのは駆逐艦4人と寝るためだったんだな
この提督もダメな方向に行きつつあるな
780: ◆uhdpMkcRI. 2015/11/13(金) 00:08:28.40 ID:aspQd9QP0
雷「もう行っちゃうの?」

朝潮「はい。まだ住む場所の契約を済ませていませんから」

秋雲「なんかもうさぁ、ここで一緒に暮らしちゃえば?うちの提督これでもドスケベだけど変態じゃ無いよ?」

満潮「それ似た様なもんでしょ……」

朝潮「これ以上こちらの鎮守府にご迷惑をかける訳にはいきませんので」

提督「迷惑だなんてとんでもない!うちでよければいつでもウェルカムだよ!」

満潮「フンッ、そりゃー朝潮は真面目で可愛いからだから手元に置いときたいでしょうね」

提督「満潮ちゃんの身体もマシュマロみたいにふわふわして良い匂いだったよ?」

満潮「なっ……!満潮ちゃん言うな!!」

提督「まんちょーちゃん!」

満潮「死にたいみたいね」

秋雲「たぶん丈夫だから何しても死なないとおもうけどねー♪」
781: ◆uhdpMkcRI. 2015/11/13(金) 00:19:55.98 ID:aspQd9QP0
雷「もしかしてご飯が美味しくなかった?」

朝潮「そんな事はありません!ですが……私たちまで一緒に暮らしてしまうと、司令官の僅かな稼ぎではやがて路頭に迷うことになりますから……」

提督「な、は、はあ!?大丈夫だよ、こう見えて貯金は結構あるんだぜ!?」

雷「ほんとに!?」

提督「え?あ、ああ、うん……」

雷「あのね、司令官!これからもいっぱいいーっぱい美味しいお料理を作ってあげるからね、エプロンがほしいの!」

提督「エプロン?」

雷「そう!制服は一枚しか無いから汚したりしちゃ大変でしょ?だからエプロン欲しいの!」

提督「エ、エプロンかぁー、なるほどねー……へー、いくらくらいするのかなー」ビクビク

満潮「エプロンなんて1000円くらいでしょ?」

提督「なーんだ、1000か!よしよし、じゃあ2枚買ってやろう!」

雷「ほんとに!やったー!あのね、このエプロンが欲しいの!」

「25000円!」

提督「コヒュー……!コヒュー!」
786: ◆uhdpMkcRI. 2015/11/13(金) 08:25:13.33 ID:aspQd9QP0
提督「まあ話はだいぶ逸れたけど……2人さえ良ければ本当にうちへ来ないか?」

雷「私からもオススメするわ!ちょっとくさいけど!」

提督「くさい!?」

秋雲「そうねー。なんかちょっとイカくさい時があるけど私もオススメかなー」

提督「!!」

雷「あっ、大丈夫よ司令官!そのにおいがなんだかクセになるんだから!私は司令官のあのにおい大好き!」

提督(くぅ……っ!無知で純粋なだけなのに、雷ちゃんのセリフがまるでビッチみたいに……!)

秋雲「うんうん♪においで妊娠しない様に気をつけなきゃねー♪」にやにや

雷「にんしん?」

提督(こいつは知ってて言ってるな!!)

朝潮「あのー……司令官の匂いをかぐと妊娠するのでしょうか?私も昨日たくさん司令官の匂いを……」さすさす

提督(こういう事はまったく無知な朝潮ちゃんかわいい!)

満潮「……ったく」カァァァ…

秋雲「満潮ちゃんは提督に抱きついて寝てたから妊娠してるかもねー♪腰に顔埋めてたし♪」

満潮「だっ!誰がそんな事するか!ちゃんと体に……抱きついて…………」ぷしゅー…

提督(ああああああああ!!!!)ビクンビクン
787: ◆uhdpMkcRI. 2015/11/13(金) 08:32:25.46 ID:aspQd9QP0
朝潮「その……お誘いは本当に嬉しくて有難いんですが……少し2人でどこの鎮守府にも属さず過ごそうと思っているんです」

雷「司令官……嫌われたの?」

提督「純粋な直球が胸をえぐる!!」

満潮「勘違いしないで!嫌ったりしてないわよ!」

秋雲「ほっほーん♪」にやにや

満潮「くっ……!ただ、私たちはあのブタムシ(司令官)が嫌いで嫌いで仕方なく鎮守府を飛び出して来たの」

朝潮「もちろんこの鎮守府の司令官さんには感謝もしています。それに好感も……でもアレ(司令官)の事も着任当初は嫌いでは無かったんです」

提督「部長……」

788: ◆uhdpMkcRI. 2015/11/13(金) 08:42:18.81 ID:aspQd9QP0
満潮「少し色々と考えたいのよ。今回は自分達で司令官を見定める事が出来るんだし」

朝潮「なのでもしーー」

提督「もちろんいいよ」

朝潮「えっ?」

雷「うんうん」

秋雲「うちはいつでも歓迎するさぁー♪」

朝潮「……ありがとうございます!」

満潮「さぁ、さっさと行くわよ!こんな所にいつまでもいたらーー」

秋雲「お別れするのが寂しくなるんだから!なーんて思ってる満潮ちゃんでした♪」

満潮「秋雲~!……むぐっ!?」

むぎゅっ

秋雲「よしよし。いつでも遊びにおいでよよ。待ってるからさ」なでなで

満潮「……なによそれ。バカ」ギュッ

提督「あら^~」
789: ◆uhdpMkcRI. 2015/11/13(金) 08:51:35.69 ID:aspQd9QP0
朝潮「本当にありがとうございました」

満潮「秋雲がそこまで言うなら仕方なくまた来てあげるわよ」

秋雲「手土産は忘れずにねー♪」

雷「住む場所が決まったら教えてちょうだい。私たちも行くから」

提督「……あのさ、変な事聞くけど飛び出して来た鎮守府に戻る可能性ってあるのかな?」

朝潮「どうでしょうか……可能性で言うなら0ではないと思いますが」

満潮「その為には最低でも好感度を30くらいにはしないとダメね」

満潮「0になった好感度を1にするのは50を100にするより難しいし、出て行った艦娘をまた受け入れる司令官の気持ちも必要だから……ほとんどあり得ないわね」

提督「そっか。うん、じゃあ気を付けてな!またいつでもおいで」

満潮「い、言われなくても来るわよ!」

朝潮「それでは失礼します」
790: ◆uhdpMkcRI. 2015/11/13(金) 09:01:52.81 ID:aspQd9QP0
雷「ねえ司令官、どうしてあんな事聞いたの?」

提督「部長はな、2人の事が大好きだったんだよ」

提督「ただその……愛情の注ぎ方がおかしかったって言うか……とにかく悪い人じゃないと思うんだ」

秋雲「ふーん」

提督「もしかしたら2人がいなくなってから反省して考え方も変わってるかもしれない。それならやり直せるかもしれないだろ?」

秋雲「余計な御世話じゃないのー?」

提督「でもできる事なら今まで一緒に暮らしてきた姉妹と同じ鎮守府がいいだろ?」

雷「余計な御世話でもなんでも私は司令官を応援するわ!」

提督「ありがとう雷ちゃん!応援してくれる雷ちゃん大好き!なでなで、と」

秋雲「どうなっても知んないからね~」

提督「ありがとう秋雲ちゃん!心配してくれる秋雲ちゃん大好き!ぺろぺろ」
791: ◆uhdpMkcRI. 2015/11/13(金) 09:16:19.93 ID:aspQd9QP0
会社

提督「部長はまだ来てないか……よく考えたら艦娘が2人も飛び出して行っちゃったんだ。ショックで休むかもしれないな……」

ガチャッ

部長「やあ諸君、おはようさん」

提督「あっ、おはようござ……」

朝潮「司令官、カバンはどちらに置けばよろしいでしょうか?」

満潮「司令官じゃなくてパパって呼ばないとまた文句言われるわよ」


提督「えっ?あ、あの、朝潮と満潮……?」

部長「ん?どうしたのかね?」

提督「いやー、あの……なんだか少し雰囲気が変わったような……」

部長「ああ、やっぱり君には分かるかい?ハッハッハッ、この子達は4人目の朝潮と満潮なんだよ」

提督「えっ?」

部長「前にいた2人は何故か鎮守府を飛び出してしまってね。どこで教育を間違ったのか……次こそは私好みの艦娘に育ててみせるさ」

提督「し、しかしもし戻ってきたら……」

部長「いやいや、今までも戻って来なかったしどうせ戻らんと思ってな。田舎の鎮守府にストックしておいた(以前建造でかぶって放置していた)2人を連れてきたんだよ」

提督「でも1年も一緒にいたら愛着が……」

部長「愛着?好感度0から育てるより新しく育てた方が効率いいだろう?」

提督「……」


提督(秋雲の言うとおりだったなぁ……)


提督は2人を鎮守府に戻そうと考えるのを止めた。
806: ◆uhdpMkcRI. 2015/11/13(金) 23:37:11.88 ID:aspQd9QP0
11月11日 会社

部長「おはよう諸君」

提督「おはようございます」

朝潮「パ……パパ、カバンをお持ちしました」

満潮「渡す物渡したんだからさっさと行きましょ」スタスタ

提督(相変わらずブタムシやってるのかな……)


神通「おはようございます。今日は冷えますね」コトッ

提督「神通さん、いつもありがとうございます。出社してきて1番最初の楽しみは神通さんがいれてくれる温かいお茶ですよ」

神通「そんな……私なんて」

提督「ん?これはお茶菓子?にしては変わってますね」

神通「はい。本日11月11日はポッキーの日と聞きましたので……あまりお好きではありませんでしたか……?」

提督「なるほど、1が沢山並ぶからポッキーの日か。チョコ菓子も食べますよ!ありがたくいただきます」

807: ◆uhdpMkcRI. 2015/11/13(金) 23:42:55.17 ID:aspQd9QP0
ガラッ!!

金剛「提督の唇を奪うのは私デース!」

提督「ん?どうしたんだあんなに沢山ポッキー抱えて」

神通「て、提督、背を低くしてこちらに……!」グイッ

提督「!?」


金剛「シィィィット!提督がいまセーン!」

足柄「おかしいわね……まだこの辺りから匂いがするのに!」←さすが狼ハナがきく!!

金剛「ポッキーゲームと言い張ってキスをするつもりだったのニィー!」

榛名「榛名は提督のポッキーでも大丈夫です!」

足柄「何としても提督のポッキーを私のクチに挿入して……」

金剛「ノー!きっと提督の提督はポッキーじゃなくて51㎝砲デース!」

陸奥「こうなったらみんなで探して確かめましょう♪」

スタコラサッサ
809: ◆uhdpMkcRI. 2015/11/13(金) 23:49:02.10 ID:aspQd9QP0
提督「なんだったんだ……」

神通「えっと……おそらく皆さんポッキーゲームが目当てだったのでは無いでしょうか……?」

提督「そういえばそんな事言ってたような……って言うか、なんだか助けてもらったみたいですみません」

神通「いえ、偶然にも私の机の足元が大人2人ぴったり入れるサイズでよかったです。偶然……」

提督「ところでポッキーゲームってなんなんですか?やっぱりポッキーを使ったゲームですよね?」

神通「ご存じありませんか?」

提督「ええ。あっ、良かったらコレ」ガサッ

神通「ポッキー……?」

提督「引っ張られた時に思わず掴んじゃってたみたいで……隠れてる間に教えてくれませんか?ポッキーゲーム」

神通「わ、私がですか……!?」

810: ◆uhdpMkcRI. 2015/11/13(金) 23:53:59.54 ID:aspQd9QP0
神通「え、えっと、それでは……」パクッ

提督「まずは咥えて……と」

神通「あっ、このゲームは1本のポッキーでする物なので……」

提督「そうなんですか?」

神通「はい。それでその……」

提督「?」

神通「そちらから同じようにしていただければ……」

提督「こうですか?」パクッ

神通「!!」とぅんく…

提督「これはなんだか……ドキドキしますね」

神通「はい。なんだか身体が火照ってしまいますね……」
811: ◆uhdpMkcRI. 2015/11/14(土) 00:04:14.17 ID:CuEZ8J0O0
提督「しかしこういうのは恋人同士でするものなんですかね?」

神通「いえ、恋人同士だとゲームにならないと言うか……このまま食べ進んでどこまで近づけるかと言うゲームなので」

提督「なるほど。恋人とかだとしょっちゅう乳繰り合ってるからドキドキもしないか」

神通「はい。あとおなじ様な理由で、好みでない相手でもドキドキしないのでゲームになりませんね……」

提督「確かにそれじゃ罰ゲームですね」

神通「つまりその……このゲームが成立するには、多少なりとも好意を抱いていて、尚且つ恋人までは至らない相手が最適だと思うんです……」もぐっ…

提督「神通さん?」

神通「私、今すごくドキドキしているんです……提督とならポッキーゲームが成立しそうなんですけど……」もぐっ…

提督「そ、それはこんな狭いところで密着してこんなゲームしてれば俺だって!」

神通「真ん中あたりまで食べてしまいました……後はそちらから……」

提督「0cm待ったなしですよ?」

神通「はい……っ」キュッ

提督「うおおおおおお!!」

金剛「みーつけた……」

提督「うわあああああ!!」
813: ◆uhdpMkcRI. 2015/11/14(土) 00:17:33.57 ID:CuEZ8J0O0
小一時間後……

ばたん……

神通「す、すみません!私があんな事したせいで……」

提督「だ、大丈夫ですよ……これくらい……」ぐったり

神通「大丈夫って……顔中血だらけじゃ無いですか……!!」

提督「これは口紅ですから……」

神通「……」

提督「でも貞操はなんとか!あやうくソーセージゲームされそうになりましたけど!片方からしか食べれないと言う理由で逃げました!」

神通「とにかく顔を拭かないと……!タオル濡らして持ってきますね」

提督「すみません、ありがとうございます」


スタスタ……スタ……

神通「さっきの半分だけ食べたポッキー……こっちは提督が咥えて……」

神通『だめだよぉ~。アイドルはそんな事しないもーん』

神通『いやいや、夜にさぁー?夜戦してくれるなら黙っててあげるからさぁ~』

神通『ええー?でもでもやっぱりだーめぇー!神通ちゃんは宇宙一のあげるからアイドルだもーん♪キラッ☆』

神通「姉さん、那珂ちゃんちょっと良いですか?」


この後めちゃくちゃ買収した
821: ◆uhdpMkcRI. 2015/11/14(土) 08:58:04.30 ID:vy1sjcPaO
帰宅中

提督「しかしポッキーゲームとは良い事を聞いたな。ポッキーは買ったし家で秋雲と雷とするしか無いよな!ふひひ」

提督「たっだいまー!」

秋雲「おかえんなさぁーい」

雷「おかえりなさい司令官!今日は寒かったでしょ?お夕飯作ってるから先にお風呂入ってきていいのよ!」

提督「ああ、それよりもこれ」

秋雲「んー?ポッキーじゃん!ポッキー」

提督「そう!どうだ?一緒にポッキーゲームしないか!?」

秋雲「ポッキーゲームってあのポッキーゲーム?」

提督「知ってるのか?」

秋雲「そりゃーこの秋雲だってぇ、一般常識くらいは知ってるさぁー♪」

提督(ポッキーゲームって一般常識はだったのか……)

822: ◆uhdpMkcRI. 2015/11/14(土) 09:02:29.04 ID:vy1sjcPaO
秋雲「ねぇねぇ早く始めようよー」

提督「お前さてはただ単にポッキー食いたいだけだろ」

秋雲「うん!でもちゃんとポッキーゲームはしてあげるからさぁ♪」

提督「まったく……ふひひ」


秋雲「ポッキーゲーム♪」ポリポリ

提督「…………」

秋雲「あむあむ」ポリポリ

提督「おま……普通に食ってるじゃ無いか……」

秋雲「ん?ん、あーん」

提督「あーん?」

秋雲「んっ♪」

ぶちゅっ!れろれろれろれろ!!

提督「んんーー!?」
823: ◆uhdpMkcRI. 2015/11/14(土) 09:07:59.28 ID:vy1sjcPaO
秋雲「ぷはぁっ。はい、ポッキーゲーム♪」

提督「えっ?えっ??なにいまの?え!?」

秋雲「何って……ポッキーゲームでしょ?」

提督「俺の知ってるポッキーゲームと違うんだけど!!」

秋雲「そっかなぁ?確か口移しでポッキーを食べる事だって聞いたんだけど」

提督「確かにそうだけどおしい!違う!!」

秋雲「そなの?まぁ良いじゃん。それより次は提督が私に食べさせてよ♪はい、あーん」

提督「食べさせるって、秋雲流ポッキーゲームで……?」

秋雲「うん♪」

提督「……ダメダメダメダメ!!もう普通に食べなさい!!」

秋雲「ええーっ、提督が言い出したんじゃん。まぁ食べるけど……」ポリポリ

提督(あんな卑猥なポッキーゲームをしたら勢いでめちゃくちゃセックスしてしまいそうだ)
824: ◆uhdpMkcRI. 2015/11/14(土) 09:14:36.96 ID:vy1sjcPaO
雷「ねえ司令官!私ともポッキーゲームしましょ!」

提督「ちなみに……雷流ポッキーゲームってどんな感じ?」

雷「うーん、私はどんなのかよく分からないから司令官が教えてくれないかしら?」

提督「よしきた!ワクワクドキドキのポッキーゲームの始まりだぜー!!」


提督「まず俺がこっちを咥えるから雷はそっちを咥えてくれるか?」

雷「こう?」パクッ

提督「それでお互い食べて行ってどこまで距離を縮める事が出来るかってゲームなんだよ」

雷「ふーん。じゃあいくわね!」

ポリポリポリポリ……ちゅっ

雷「どう司令官?雷の勝ちよね!?」

提督「うん……雷の勝ちだよ」


この後、提督はすぐにトイレへ駆け込んでなにかした
826: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/11/14(土) 09:17:54.71 ID:a+oIb33RO

相変わらず羨ましい
838: ◆uhdpMkcRI. 2015/11/16(月) 01:24:20.67 ID:/DiPN3WC0
ある日、提督は真剣に考えていた。

秋雲「ふんふーん♪ここはこうしてー」

提督「秋雲は本当に絵が上手いな」

秋雲「でしょー♪こう見えて絵心あるんだからぁ♪」

提督(ああ、秋雲を正面から抱きしめてそのまま両手をお尻に回して鷲掴みしたい)

提督(ああ見えて身体は少女から女になりかけてるし、柔らかくて指が沈むくらい弾力あるんだろうな)

秋雲「ふんふんふーん」パタパタ

提督(ああ、あんなに足をパタパタして……見え、見え…………)


提督「うわああああああああああ!!!!」

秋雲「ええっ!?な、なになに?いきなり!」

雷「司令官!?大丈夫!?」

提督「ああ、すまん……煩悩と戦ってただけだから……」
839: ◆uhdpMkcRI. 2015/11/16(月) 01:30:24.10 ID:/DiPN3WC0
会社

提督(世の提督達は毎日可愛い艦娘と一緒に暮らしていながらどうやって煩悩に打ち勝っているんだろう)

提督(特殊な場合を除いてほとんどの艦娘は提督を慕うと聞く。そんな子に手を出さずにどう我慢しているんだ?)

提督(だれかこの会社で提督をしているのは……)

部長「よしよし、じゃあ今日はみんなに新しい下着を買ってあげるから帰りに迎えに来るよう伝えてくれるかな?」

朝潮「下着……ですか……?」

部長「ちゃんと似合ってるのを一緒に選んであげるからな」

朝潮「…………」

提督(うわあぁぁ……)
840: ◆uhdpMkcRI. 2015/11/16(月) 01:39:41.79 ID:/DiPN3WC0
提督「部長はダメだ。他に誰か……」

金剛「グッモーニーン♪朝から難しい顔してどうしたデース?」

提督「ああ、金剛さん。今この会社で提督業もしている人をさがしているんだけど誰か知らない?」

金剛「部長デスカ?」

提督「いや、もっと人望があって艦娘に愛されてる提督は……」

金剛「それなら間違いなく社長デース!まさに雲の上の人ネ!」

榛名「榛名は目があっただけでつわりが始まってしまいます♪」

提督「社長か……」

社長「私です」

提督「ひっ……」
852: ◆uhdpMkcRI. 2015/11/17(火) 12:24:12.10 ID:uGkctkaV0
金剛「ヘーイ、提督ぅ!今日も1日お疲れ様デース!」

社長「おう、まだ今日は始まったばかりだけどな」

提督「お、おはようございます!」

社長「おはよーぐると!!」

提督「すみません。こんな時、どんな顔すれば良いか分からなくて……」

社長「で?今何か私の話をしていなかったかい?」

提督「いえ、本当につまらない事ですので……」

社長「まぁまぁ、身も心もクールビズで行こうじゃないか。気にせず質問してくれ」

提督(こんな冬にクールビズとか何言ってんだこの人は……)

提督「実は艦娘の事で少し……」

社長「艦娘?君も提督をしているのかい?」

提督「はい。ですがうちにいるのは駆逐艦の2隻だけですが」

社長「そうか駆逐艦か!いやー、駆逐艦は良い!素晴らしいね!君とはうまい酒が飲めそうだ」

提督「あ、ありがとうございます」

社長「ちなみに名前は?」

提督「はい、秋雲と雷です」

社長「後で社長室に来なさい」

スタスタスタ

バタン

提督「……え?」
853: ◆uhdpMkcRI. 2015/11/17(火) 12:31:05.30 ID:uGkctkaV0
提督「あれ?ええっ!?俺何かまずい事した!?」

神通「だ、大丈夫です。きっと何でもありませんよ」

提督「でもいきなり社長室に来いって……」

神通「提督、落ち着いてください。これを持って……ご武運を」スッ

提督「ご武運!?え?お守り……?今作ったの?」

「いのちだいじに」

提督「なにこのお守り!いのちだいじにって書いてるんだけど!書いてるんだけど!!」

金剛「そんなに焦らなくても命までは取らないネ」

提督「じゃあ何を取られるの!?」

金剛「それはー……アハハ、あんな真剣な社長の顔久々に見たからわかりまセーン♪」

提督「ちくしょう!!」

金剛「まあまあリラックスしてくだサーイ」

提督「はぁ……」
855: ◆uhdpMkcRI. 2015/11/17(火) 12:40:24.52 ID:uGkctkaV0
提督「……そう言えばさ、金剛さんはなんで社長が来たのに飛びつかなかったんだ?」

金剛「私デスカ?」

提督「確かに社長は男前だけど、艦娘から見たらそりゃもう妊娠するくらいのイケメンなんだよね?金剛さんなら飛びつきそうなもんだけど」

金剛「ハッハッハー♪言ったじゃないデスカ、社長は雲の上の存在デース。飛びつこうにも高過ぎて届かないネ」

提督「意外だな。こんな言い方悪いかもしれないけど、金剛さんの場合は当たって砕けろで突撃しそうなもんだけど」

金剛「いくらなんでも相手が悪すぎマース」

提督「相手?……そうか、社長には確か一航戦の2人が秘書にいたっけ」

金剛「それくらいなら当たって砕けろ、当たって砕けてもまたアタックしマース!」

提督「じゃあどうして……」

金剛「それはもっと強敵がいるからネ……」

提督「……?」

金剛「そんな事より提督は生きて帰ってくる事だけを考えてくだサーイ!」

提督「ハッ……!しまった!!忘れてた!」
859: ◆uhdpMkcRI. 2015/11/17(火) 13:33:26.81 ID:ID1VtcCZO
社長室

コンコン

提督「失礼……します……」ドキドキ

社長「入りたまえ」

ガチャッ

提督「……!」


秋雲改「んあー?お客さんー?」

提督「秋雲!?」

秋雲改「へ?そだけど?」

社長「その子はうちの艦娘だよ。可愛いだろ?」

提督「社長!お茶なら私がーー」

社長「ああ、良いから良いから。社長って言っても俺はお飾りで実質会社を運営してるのは利根と筑摩だからな」

提督「そんな…………え!?利根さんってあの利根さんですか!?」

社長「それよりもだ……この秋雲みてくれ。こいつをどう思う?」

提督「すごく……可愛いです」

社長「やはり私の目に狂いはなかったようだな」
860: ◆uhdpMkcRI. 2015/11/17(火) 13:33:54.43 ID:ID1VtcCZO
社長「君はまだ新人提督かい?」

提督「はい」

社長「最近になって秋雲が建造される事がちらほらあるとは聞いていたが本当だったようだね」

提督「秋雲がうちに着任したのが8月の初め頃でしたから」

社長「ん?そんな時期に?」

秋雲改「ねーねー、難しい話なら秋雲さん帰りたいんだけどー」

社長「ああ、悪い悪い。じゃあ本題に入ろうか。君の悩みと言うのを聞かせてくれ」

提督「それは……(秋雲の尻の話なんて出来ない)」

社長「その顔は制欲を持て余している顔だね」

提督「どうして分かるんですか!?ドン引きですよ!」

社長「君は若い頃の私によく似ている。大方艦娘を見てビンビンになるとかそんな悩みだろ?」

提督「……」
861: ◆uhdpMkcRI. 2015/11/17(火) 13:34:22.42 ID:ID1VtcCZO
提督「実は最近艦娘をいやらしい目で見ている事が多くて……」

社長「わかる」

提督「向こうからのスキンシップも激しくてついムラムラと……」

社長「わかる」

提督「つい最近なんて、秋雲の尻を鷲掴みにしたいとか思ってしまったんです!!」

社長「わかる」

提督「……え?」

社長「と言うかだね、鷲掴みにしなかったのかい?」

提督「それはまぁ……なんとか……」

社長「君は紳士だね。私なら鷲掴みしていたかもしれない」

秋雲改「え?いつも鷲掴みどころか無茶苦茶ーー」

社長「秋雲の尻はな、鷲掴みするためにあるんだ。悩む事はない、揉みしだきなさい」

提督「社長……!」

社長「素直になりなさい」

提督「はい!じゃあさっそくこの秋雲ちゃんの尻を鷲掴みに」

社長「したら殴り倒す」

提督「……」

社長「殴り倒す」
863: ◆uhdpMkcRI. 2015/11/17(火) 13:45:50.16 ID:ID1VtcCZO
社長「ともあれこの会社に秋雲好きがいて嬉しく思うよ」

提督「はい!あの……今となっては秋雲が大好きです。でも最初は夕雲型が欲しかったんですよ」

社長「夕雲型……?」

提督「もちろん今はうちにいる秋雲と雷が1番ですけど、夕雲型に憧れもあるって言うか」

ヒラッ

社長「この写真をみてくれ。こいつをどう思う?」

『提督と夕雲型with秋雲さんだよー。温泉サイコー!』

提督「こ、これは……浴衣の夕雲型!?」

社長「全員うちの子だ。可愛いだろ?去年みんなで温泉旅行に行ったんだ。うちは姉妹別で旅行に出かけたりするんだよ」

提督「そんな天国みたいな事が……」

社長「働いて稼ぎが増えればこんな事も出来る様になる。頑張って働きたまえ」

提督「はい!」

社長「うちで言えば君の所の部長も確か提督をしていたね。まずはそこを目指しなさい」

提督「いえ、あんなブタムシにはなりたくありません」

社長「うんうん。……え?」
885: ◆uhdpMkcRI. 2015/11/19(木) 11:46:42.94 ID:70R/4fdr0
かくかくしかじか

社長「まさかあの爺さんがそんな人間だったとは……」

提督「それでもその事実が知られていないので社内ではダンディと呼ばれて人気はあるんですが……」

社長「よく知らせてくれたね。感謝するよ」

提督「はい……」

社長「どうした?元気がないじゃないか」

提督「いえ、その……あんな人でもお世話になったりもしていたので……やっぱり解雇とかになってしまうんでしょうか」

社長「いいや、あの爺さん仕事は出来るからな。しっかり根性叩きなおしてやるさ」

提督「出来るんですか!?そんな事が……」

社長「それにコレはあの爺さんを部長に任命した私にも落ち度はある。だから私も罰をうけよう」

提督「?」

社長「とりあえずあのすっとこどっこいを呼んできてくれないか?」

提督「はい」





886: ◆uhdpMkcRI. 2015/11/19(木) 11:53:02.34 ID:70R/4fdr0
部長「失礼します。お呼びでしょうか?」

社長「YOU!hey!you!!」

部長「はい?」

社長「最近風のうわさでyouが新しい艦娘を作りまくってる聞いてね」

社長「なんでも今そこにいる朝潮と満潮もあたらしい艦らしいじゃないか」

部長「ははっ……恥ずかしながら以前の艦娘が脱走してしまいまして」

朝潮「あなたがこの組織で1番偉い方でしょうか?」

満潮「へー、初めて見た」

社長「うむ……やはり初々しい2人も可愛くて最高だな!」

朝潮「…………」ふわっ

ぱさぱさ

満潮「あっ!!」



朝潮は嬉しさがMAXに達すると耳と尻尾が生える。
888: ◆uhdpMkcRI. 2015/11/19(木) 12:05:11.61 ID:70R/4fdr0
バタンッ!!

満潮改「随分楽しそうにしてるじゃない?」イライラ

社長「おお、満潮ちゃん!朝潮ちゃんは?」

朝潮改「あの、朝潮ならここに……」しゅん…

部長「これは……!改型ですか!?」

社長「ああ、うちの艦娘は先の戦いでも戦果を上げた猛者たちだからな」


この時代に造られた艦娘は戦う事が(たまに遊びがてらの演習以外)ほとんど無く、練度は1が殆どで改装できない。


社長「どうだろう?少しの間、私の艦娘と君の艦娘を交換してみないか?」

部長「それは、しかし……」


朝潮「……っ」ぴょんっぴょんっ!

満潮「私は別に……」もふもふ←尻尾がはえた

朝潮改「……」しゅん…←行きたくない(好きな社長から離れたくない)から元気がない

満潮改「……チッ」イライラ←行きたくない(大好きな社長から離れたくない)からストレスマッハ

社長「これは……私も責任を取ると言う意味での、苦渋の決断なんだ」

満潮「あんたの責任に私達を巻き込むんじゃないわよ!!」

889: ◆uhdpMkcRI. 2015/11/19(木) 12:12:11.78 ID:70R/4fdr0
数分前

社長「部長を教育するためにお前たち2人には遠征(部長宅)に行ってもらいたいんだ!」

朝潮改「はい!司令官のご命令ならば、お断りいたします!」

社長「そうか!やってくれ……あれ?」

満潮改「なんで私達がそんな事しなきゃいけないのよ。ハゲてんじゃないわよ!」

社長「まだハゲてないよ!?」

朝潮改「司令官、私は司令官と離れて暮らすのは嫌です!」

社長「ああもう可愛い!抱きしめたい!いや、抱きしめる!」

朝潮改「司令官がお望みなら朝まで付き合う覚悟です!」

社長「フゥー!!」ダッ

満潮改「……」スッ…

ギュッ!

満潮改「ちょっと、痛いわね。なにするのよ!」

提督「あれ?この感触は満潮ちゃん?なぜ俺の腕の中に!?」

満潮改「たまたま横に高速移動したらあんたが抱きついてきたのよ!」
890: ◆uhdpMkcRI. 2015/11/19(木) 12:23:51.34 ID:70R/4fdr0
社長説明中……

社長「という訳なんだ。お前達の仲間……いや、同じ朝潮型を助けると思って!」

朝潮改「……その遠征らどれ位の期間でしょうか?」

社長「わからない。部長がしっかり教育されるまでだからな」

満潮改「フンッ、話になんないわね。確かにその子達は可哀想だけど、好感度が0になれば自由になれるじゃない」

満潮改「私ならそうして次の司令官を自分で探すわ」

社長「そこをなんとか!」

満潮改「絶対に嫌よ。薄情とでもなんとでも勝手に思いなさい」

朝潮改「満潮も司令官と長期に渡って離れるのが寂しいんです。許してあげてください」

満潮改「ちょっ、お姉ちゃん!!あっ……朝潮!余計な事言わないで!」

社長「帰って来たらお礼に3人だけで遊園地に行こうか。泊まりで」

朝潮改「……ネズミの国にあるホテルですか?」

満潮改「3人だけで……?」←朝潮型も大所帯の為、朝潮型で旅行に行っても普段は独占できない

朝潮改「…………」

満潮改「…………」


渋々承諾した。
891: ◆uhdpMkcRI. 2015/11/19(木) 12:41:47.35 ID:70R/4fdr0
社長「まぁそんなこんなでホームステイみたいな感じかな?」

部長「社長がそう言われるなら」

ダッ

朝潮「駆逐艦朝潮です!末長く宜しくお願いします!」ふりふり

満潮「満潮よ。ったく、なんでこんな鎮守府に配属されたねかしら?」ふりふり

社長「よしよしよし」なでなで


部長(さすが社長。私と同じくらいあの2人が懐いている。では私も)

部長「今日から少しの間だが君たちの司令官になる。よろしく頼むよ」スッ

ペシッ

朝潮型「申し訳ありません。手を差し出されるとはたき落す訓練を受けていますので」

満潮改「あんた、許可無く触ったらマジで蜂の巣にするから」

部長「ん、んんー?」

社長「あと保護者みたいなもんでこの2人もオマケだ。たまには駆逐艦以外もな」

部長「は、はぁ……」

龍田「好きにして良いって聞いたんだけどー、死にたい提督はあなたかしらぁ♪」

香取「これは調教のしがいがあるブタさんですね♪」

部長「……」


部長は2日間でブタムシから立派な豚に調教されて、その後は少しのムチを与えれば艦娘の言いなる従順な提督になった。
896: ◆uhdpMkcRI. 2015/11/19(木) 13:25:50.37 ID:70R/4fdr0
数日後

提督「今日は久々に早上がりだしお土産買って帰るか」

電「あ、あのっ、司令官さん……!」

提督「ん?きみはいつぞやの」

電「お久しぶり、なのです」

提督「はいお久しぶりなのです。ランドセルって事は学校帰り?」

電「はいなのです!」

響「ハラショー」

提督「学校かぁ……学校は楽しい?」

響「実にハラショーだよ」

電「矢矧先生も優しくてとっても楽しいのです♪」

提督「そうか。学校か」

電「でも……」

提督「ん?」

電「もう少しお友達がいたらもっと楽しいと思うのです」

響「ハラショー」



艦娘を購入する提督の多くは愛でるのが目的で常に側に置いておきたいため学校に通わせたりはしない。

また、フリーの艦娘も仕事をするのがメインで自分から学校に行きたがる艦娘は少なく

電達の様に自分から行きたがる+他の戦艦や重巡のような経済的に余裕のある大人と暮らしているのが条件である為

学校にいる艦娘は少ない。
897: ◆uhdpMkcRI. 2015/11/19(木) 13:32:32.82 ID:70R/4fdr0
電「それではさようならなのですー」ふりふり

響「ハラショー」ふりふり

提督「気をつけてなー」


提督「俺も2人のことを考えれば学校に行かせてあげるのが良いのかな」

提督「仕事の間はずっと家に閉じ込めた状態だったし……2人にはのびのびと育ってもらわないと」

提督「……よし!」


帰宅

提督「ただいま!2人とも!ちょっと大切な話が、」

雷「おかえりなさい司令官!今日は早かったのね!お風呂にする?ご飯にする?」

秋雲「それとも~♪」

雷・秋雲「わ・た・し?」

提督「お二人で(にっこり)」


大切な話が始まったのは数十分後だった
905: ◆uhdpMkcRI. 2015/11/23(月) 02:24:24.58 ID:drEdfuLJ0
秋雲「で?大事な話ってなんなのー?」

提督「ああ、そうだったな。つい3人バトルオセロゲームに夢中に」

雷「あーっ!司令官、それドロンパッパ!カムカムビームで3点よ!」

秋雲「んもー、なにやってんのさぁー。こっちにまで被害くるんだからねー。はい、サーベル」

提督「うん、ごめん。30分くらいやったけどまったくルールが分からないよ」

雷「あーあ、もう司令官には敵わないわ」

提督「え?今の俺が勝ってたの?まぁいいや、それより!これからお前達には学校へ行ってもらおうと思うんだ!」

雷・秋雲「学校?」
906: ◆uhdpMkcRI. 2015/11/23(月) 02:24:51.12 ID:drEdfuLJ0
提督「今まで2人を大切にするあまり、不自由な生活をさせて来ただろ?でもそれじゃダメだと気付いたんだ」

雷「そんなこと言っても……学校に通うとお月謝も掛かるのよ?そんな余裕うちにはないでしょ?」

提督「貯金を切り崩していけば2人を学校に通わせてやる余裕くらいあるさ」

秋雲「それは余裕って言わないし……だいたい貯金って提督が艦娘を買うために貯めてたお金でしょー?無理しなくて良いよー」

提督「確かに。俺の夢は夕雲型を全艦揃える事だった……でももう今は新しい艦娘はいらない!2人を幸せにしてやりたいんだ」

雷「司令官……そこまで私たちの事を思ってくれてたのね!」

秋雲(って言うか、普通に学校なんて行きたくないんだけど……)
907: ◆uhdpMkcRI. 2015/11/23(月) 02:25:44.69 ID:drEdfuLJ0
翌朝

雷「それじゃあ行ってきまーす」

秋雲「あー……眠い……」

提督「良いよー!2人ともランドセル最高だよー!!」パシャパシャッ

雷「もう、司令官ったら。帰ってくるまで良い子にしてるのよ?」なでなで

提督「うむ、途中まで送っていくよ」←休日

雷「大丈夫よそんなの。司令官はお休みなんだからゆっくりしてて」

提督「じゃあせめてあのコンビニまで……」

スタスタ

908: ◆uhdpMkcRI. 2015/11/23(月) 02:31:53.60 ID:drEdfuLJ0
電「あ、あのっ……おはようございます、なのです」

提督「おおっ、電ちゃん!おはよう」

雷「えっ?電?」

電「はわわっ、雷ちゃんなのです!えっと、その格好は……」

雷「これから学校に行くの!電達もランドセルって事は学校よね?」

響「まあ、そうなるな」

雷「なら一緒に行きましょ!」

電「はいなのです!」

響「久々に暁型姉妹の勢揃いだね」

提督(あれ?暁型姉妹って確か4姉妹だったような……?)
909: ◆uhdpMkcRI. 2015/11/23(月) 02:46:52.65 ID:drEdfuLJ0
雷「私がいるじゃない!」

電「なのですなのです」

響「ハラショーハラショー」

秋雲「んー…………」ぽけー…←秋雲にはそう聞こえている

提督「どうした秋雲、ぽけーっとして」

秋雲「んー?いやー、姉妹艦だけあってよく喋るなーって。やっぱ気兼ねなくていいよねー」

提督「お前も学校に行けば姉妹艦くらいいるよ。夕雲型か、陽炎型か……あれ?どっちだっけ?」

秋雲「一応陽炎型なんだけどねぇ。どっちかと言うと……あっ」

陽炎「黒潮!とろとろしてたら置いてくわよ!」

黒潮「まってぇーなぁー。朝からそんな元気あらへんよー。うち低気圧なんよー」

不知火「それを言うなら低血圧です。時代が時代なら沈めていたところですよ。このお好み焼き野郎」

黒潮「ちょっ!まってぇーなぁー!100歩譲ってお好み焼きはともかくや!野郎ではないやろ!?」

不知火「では早くしてください。お好み焼き」

黒潮「かぁーっ、かなわんなぁー!」


提督「ほら、お前の姉妹艦だぞ!雷みたいに」

秋雲「いや無理。あさからあのテンションは無理だわ」
910: ◆uhdpMkcRI. 2015/11/23(月) 02:52:20.12 ID:drEdfuLJ0
秋雲「んじゃ提督、ここまでで良いから」

提督「そうか?じゃあ雷、秋雲も一緒によろしくな」

秋雲「ちょっとー、そう言うの止めてよー。なんかグループわけで余った子を入れてやってみたいになってんじゃん」

雷「私に任せて!」

電「よろしくお願いします。なのです」

響「ちょうど4姉妹の長女のポジションが空いていたんだ。よろしく」

提督「確信犯だったか……」
911: ◆uhdpMkcRI. 2015/11/23(月) 02:59:36.69 ID:drEdfuLJ0
提督「じゃあ気をつけてなー」


提督「さて、なんか秋雲の素振りはキョロキョロしてて気になるけど……とりあえず帰るか」

提督「うまく馴染めればいいけど……」

提督「とは言え久々に家で1人か。男が部屋で1人になった時する事なんてアレしかないよな!」ルンルン

帰宅

提督「さてと……今日は駆逐艦系でイクか、それとも駆逐艦系か……いや、今日は久々に駆逐艦系にしよう!」

ピンポーン

提督「チッ!誰だこんな朝早く!……はーい!、」

ガチャッ

秋雲「(帰って)きちゃった♪」
912: ◆uhdpMkcRI. 2015/11/23(月) 03:11:07.77 ID:drEdfuLJ0
提督「秋雲!?」

秋雲「あれ?なんかイカ臭くない?提督、もう出しちゃったのー?早漏だねぇ♪」

提督「そ、そそ、そ、早漏ちゃうわ!」

秋雲「たっだいまぁ~♪いやー、やっぱ久々の家は落ち着くわー」

提督「まだ出て10分くらいだろ。学校は?」

秋雲「んー?おやすみー♪」

提督「早いよ。まだ初日だぞ」

秋雲「ええーっ、良いじゃん。雷ちゃんいなくて2人きりだしぃ……こーんな事も出来ちゃうかもよー?」ヒラッ

提督「ああっ!俺の大切な薄い本が!」

秋雲「秋雲、秋雲ー、中に、口の中に~」

提督「やめろ!朗読するんじゃない!!いや、朗読するなら秋雲の台詞のところでお願いします!!」

秋雲「ええー?だってさぁ、私の台詞ないよー?こーんなの口に挿れられてるんだもん。ほら」ヒラッ

提督「くっそ……!こんな状況に興奮してしまうなんて……!」
914: ◆uhdpMkcRI. 2015/11/23(月) 03:27:04.81 ID:drEdfuLJ0
秋雲「提督、秋雲さんとこんな事したかったの~?」

提督「フィ、フィクションを楽しんでただけだし……」

秋雲「あーん……♪って、しゃがんで口開けちゃったりしてー♪」

提督「くふぅ……っ、パンツ、パンツです……!」

秋雲「提督ー、駆逐艦にランドセル背負わせてこんな事させるなんて……ほとんど犯罪じゃない?」ニヤニヤ

提督「5年くらいならくさい飯食っても良いくらい魅力的な状況だが……しかし学校に行きなさい!」

秋雲「ううっ、意外としぶとい……。って言うか、お色気作戦が通じなくて何気にショックだし……」

提督「ほら、早く学校に行く!」


提督、この時初のノーハンド射精でパンツの中は大変な事になりながらも賢者タイムに入り正気を取り戻していた。
922: ◆uhdpMkcRI. 2015/11/24(火) 12:19:31.77 ID:Icb34LTn0
秋雲「…………」ツーン

提督「どうしたんだよ秋雲。お前がこんなに駄々こねるなんて…………結構あるけど」

秋雲「いーやぁーだぁー!学校行きたくない行きたくない行きたくなぁーいー!!」

提督「雷はあんなに楽しそうに行ったじゃないか」

秋雲「それは雷ちゃんと仲の良い姉妹艦がいたからでしょー」

提督「秋雲にだって陽炎型の姉妹艦がいただろ?」

秋雲「確かに姉妹艦だけどさぁー……別に仲が悪い訳じゃないけど特別仲が良い訳じゃないし」

秋雲「ほぉらぁ、秋雲さんって陽炎型だけど夕雲型みたいなもんでしょー?自分でもそうだと思ってたし」

提督「じゃあ夕雲型と仲良くなれるだろ?何人かいるみたいだぞ?」

秋雲「それはそれでさぁー、夕雲型とは姉妹じゃない訳じゃん?やっぱ本当の姉妹とは違うって言うかさ、なーんか壁があるんだよねー」
923: ◆uhdpMkcRI. 2015/11/24(火) 12:28:03.30 ID:Icb34LTn0
秋雲「姉妹艦とは私がいちばん距離があるし、姉妹だと思ってた艦娘達とはいきなり本当の姉妹じゃないって言われるし」

提督「なんか結構複雑なんだな……」

秋雲「だから秋雲さんには1番の友達って言うかさ、親友って言うの?雷ちゃんと電ちゃんみたいなさ」

秋雲「そういうのがいないから学校には行きたくない。秋雲さんってばこう見え結構ナイーブな訳よ」

提督「……」

秋雲「んじゃ部屋に戻るわー」

ピシャッ……

提督「秋雲……」

ガラッ!

提督「お前そんなナイーブな感じじゃねーだろ!!」

秋雲「ちょっ!いきなり部屋を開けないでよぉ!!」ピコピコ

提督「何が部屋だ!押入れを魔改造して!!あっ、おまっ!やっぱりゲームしてるじゃないか!!」

秋雲「だって今日は10時から緊急クエストがぁ~!!」
924: ◆uhdpMkcRI. 2015/11/24(火) 12:36:02.48 ID:Icb34LTn0
再び通学

秋雲「あー……そろそろこの辺でいいかなー」

提督「いいや、今度は学校まで送り届ける」

秋雲「じゃあさ、せめて降ろしてよ?ほら、重いでしょ?」←お姫様抱っこで輸送中

提督「軽いから大丈夫だ」スタスタ

秋雲「んでも、誰かに見られたら恥ずかしいじゃん!」

提督「安心しろ。もうすでに見られまくってるから」

ざわざわ
925: ◆uhdpMkcRI. 2015/11/24(火) 12:41:00.82 ID:Icb34LTn0
妙高「あら、あらあら♪仲がよろしいんですね」

足柄「くっ……!べ、別にうらやましくなんて……!」

朝潮「司令官、その節はお世話になりま……」じーっ

秋雲「な、なに見てんのよー!」

満潮「あら~?どこのお子様かと思ったら秋雲ちゃんじゃない♪抱っこしてもらえてよかったでちゅね~♪フフフッ」

秋雲「ぐぬぬ……」カアァァァ…

提督「赤ちゃん言葉を話す満潮ちゃん……たまらなく可愛い!」

満潮「なっ……!」カアァァァ…

秋雲「なになに?羨ましかったの~?」ニヤニヤ

満潮「だ、だれが……!!」

朝潮「羨ましいです!」

提督「可愛い」

926: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/11/24(火) 12:49:14.80 ID:6r/HTZ3pO
可愛い
927: ◆uhdpMkcRI. 2015/11/24(火) 12:51:13.22 ID:Icb34LTn0
長門「こらこら、あまり提督を困らせるんじゃない」

提督「君は……!戦艦長門!」

長門「この子たちがうちへ来る前に世話になったらしいな。私からも礼を言わせてくれ。感謝している」

提督「えっと……どういう関係が……?」

長門「私はこの2人を引き取って3人で共に暮らしている。あ、あと陸奥も」

提督「そうだったんですか!よかったな2人とも!こんな頼りになるお姉さんが出来て」

朝潮「はい。森の賢者こと長門さんに拾っていただいてラッキーでした」

満潮「今すぐ敵が攻めきてもマウンテン長門の敵じゃないんだから」

長門「さあ2人とも肩に乗れ。私が送って行ってやろう」

朝潮「ありがとうございます!メス長門さん!」

提督「メス長門!?」
937: ◆uhdpMkcRI. 2015/11/25(水) 00:02:47.58 ID:FvrQ0tDn0
秋雲「もうすぐ学校につくんだから降ろしてよ~」

提督「ダーメッ。教室の席までこのまま運んでやる」

秋雲「ええ~」

提督「心配しなくてもお前ならすぐ友達も沢山出来て楽しい学校生活になるぞー」

秋雲「提督も楽しい学校生活送ってたのー?」

提督「…………」

秋雲「…………」

提督「…………」

秋雲「…………ごめん」

提督「ん……」
938: ◆uhdpMkcRI. 2015/11/25(水) 00:15:00.30 ID:FvrQ0tDn0
秋雲「それにしても提督ってば意外と体力あるんだねー。いくらサイズが小さいって言っても抱えて歩けば重いでしょ?」

提督「尻とか太ももの感触を楽しみながら歩いてるから苦にならないよ」

秋雲「あー、やっぱりこの手……わざと横乳触ってたの?」

提督「全部だよ!何もかも楽しんでるよ!」

秋雲「ふーん。まぁ横乳くらいいいけどさぁー。先っぽは触っちゃダメよ♪」

提督「無茶言うな!いや、なるだけ我慢してみるけど!」

秋雲「なになにー?そんなに秋雲さんの事が好きなのー?」にやにや

提督「ああ、好きだよ。少しでも気を緩めれば人気の無い裏路地に連れ込みそうなくらいな!」

940: ◆uhdpMkcRI. 2015/11/25(水) 00:19:37.46 ID:FvrQ0tDn0
秋雲「んもー……またそんな事を大声で……。あー恥ずかし」モゾモゾ

提督「こら、あんまり顔を埋めるな。顔が見えなくなるじゃ無いか」

秋雲「…………」

提督「まったく……」


数分後……

提督「ん?秋雲、お前なんだか身体が温かいな」

提督「抱いてるだけでホカホカしてきたよ」

秋雲「…………」

提督「秋雲?秋……」

提督「…………」

秋「……」すんやぁ~…

提督「寝てる……」ぺろぺろ


子供は抱いてる時に寝ると暖かくなる
942: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/11/25(水) 02:01:32.22 ID:C0iyx0Lh0
ぺろぺろしてんじゃねーよwwwwww
947: ◆uhdpMkcRI. 2015/11/25(水) 21:28:27.45 ID:FvrQ0tDn0
巻雲「せんせい、おはようございます!」

提督「ん?」くるっ

巻雲「あれ~?学校にこんな先生いた覚えが」

秋雲「すぴー、すぴー」

巻雲「……あうあぅ!この人誘拐犯ですよお!!夕雲姉さん!夕雲姉さん!大変です~!!」

提督「……」

夕雲「はいはい、どうしたんですか?巻雲さんったらそんなに大声出して」

巻雲「秋雲が誘拐犯に誘拐されちゃいそうなんですよぉ~!!」

夕雲「誘拐犯?この方が?……あら、この人は提督さんじゃないですか♪」

巻雲「へ?司令官さま?」

秋雲「ふぁ~……んん~っ、なにささっきから騒がしいなぁ」ぐい~っ
948: ◆uhdpMkcRI. 2015/11/25(水) 21:34:16.49 ID:FvrQ0tDn0
秋雲「あれ~?巻雲じゃん」

巻雲「秋雲ってば赤ちゃんみたいです」

夕雲「赤ちゃんって言うか、これはお姫様じゃないかしら?こんな素敵な王子様に抱かれて少し羨ましいわ♪」

提督「…………」

秋雲「はあ?……うわあぁぁ!ちょっ、提督降ろしてよ~!!恥ずかしいじゃん!!」ジタバタ

ドサッ

秋雲「いたた……っ」

提督「…………」

秋雲「提督?動かないけど生きてる?」ちょんちょん

提督「あっ……」

秋雲「おーい」

提督「ゆ、夕雲型だあぁぁぁぁ!!生夕雲型!!うおおおお!!」

巻雲「ひっ……!」
949: ◆uhdpMkcRI. 2015/11/25(水) 21:39:46.82 ID:FvrQ0tDn0
提督「さ、触っても良いですか?」

巻雲「あうあうあう、夕雲姉さん以外は触っちゃダメなんですよぉ~!」

夕雲「提督?私達に興味があるのかしら?」

提督「興味しかないです」

夕雲「それで……どこに触りたいのかしら♪」

提督「どこってそりゃ……」

夕雲「ふふっ♪この口元のホクロ、チャームポイントなんですよ?」

提督「痛いほど分かります!」

夕雲「でももっとチャームポイントのホクロがあるんですけど探して見ます?」

提督「ホアァァァァ!!」
952: ◆uhdpMkcRI. 2015/11/25(水) 21:50:54.20 ID:FvrQ0tDn0
長波「ていっ」ポカッ

夕雲「きゃっ!もう、長波さんったら……ビックリするじゃない」

長波「ビックリするのはこっちだ。朝からなにやってんだよ」

夕雲「提督とスキンシップですよ。ねー、提督♪」

提督「ねー♪」

長波「……おい、秋雲。お前の所の提督っていつもこんな感じなのか?」

秋雲「あー……そう言えば前に夕雲型に囲まれるのが夢とかなんとか言ってたっけ」

長波「夕雲型って……一応あたしも夕雲型なんだけどーー」

提督「…………」キラキラ

長波「めっちゃくちゃ後ろから視線を感じる……」
953: ◆uhdpMkcRI. 2015/11/25(水) 21:56:37.83 ID:FvrQ0tDn0
提督「今日は夢の様な1日だ。これから毎日学校に来ようかな!」

夕雲「あら、毎日提督とお会い出来るなんて夕雲うれしいわ♪」

長波「バカ、そんな事言ったら本当にくるぞ」

巻雲「夕雲姉さんは巻雲の夕雲姉さんなんですよ!」

提督「そう言えば他の夕雲型はいないのかな?」

夕雲「そうですね、私達は3人で暮らしてますから……」

提督「3人で?じゃあ学費とかは?」

夕雲「ひみつです♪」

提督(提督はいなくてもパパとかはいそうだな……)

秋雲「…………」
954: ◆uhdpMkcRI. 2015/11/25(水) 21:59:54.26 ID:FvrQ0tDn0
秋雲「あーあ、提督が離してくれたし家に帰ろーっと」スタスタ

提督「あっ、こらこら」

秋雲「提督は夕雲達と話してた方が楽しいんでしょ?離してよ!」

提督「秋雲…………やきもちか?」

秋雲「なっ……!」

夕雲「やきもちね」

長波「やきもちだな」

巻雲「やきもちです」

球磨「やきもちだクマー」

秋雲「あんた達まで……!」
955: ◆uhdpMkcRI. 2015/11/25(水) 22:08:11.85 ID:FvrQ0tDn0
提督「確かにいきなり夕雲型と会って浮かれてたけどな、俺が今ここで1番大切思ってるのは秋雲だよ」

秋雲「は、はあ!?そ、そんなこと言っていいの~?雷ちゃんが聞いたら怒るよ~?」

提督「雷は今ここにいないからな。いたら同着1位だけど。ってなわけで今ここではお前が1番だ」

秋雲「…………」プスプス…

夕雲「はぁ……夕雲、秋雲さんが羨ましいわ。こんな素敵な提督に出会えて」

巻雲「巻雲は夕雲姉さんがいれば幸せです!」←姉さんラブ勢

長波「そんなにカッコいいか?まぁ悪くはないけど」←田中少将ラブ勢

提督「さぁ教室に行くぞ。ちゃんと抱っこしたまま連れて行ってやるからなー」

秋雲「もう!離してってばぁ~!!」

提督「ハッハッハッ!本当に秋雲は全てが黄金比率だなあー」さわさわ


雷「むぅ~……!私の方が言うこと聞いて良い子だったのにぃー!!」

電「はわわっ……雷ちゃんがお外を見て怒ってるのです」
956: ◆uhdpMkcRI. 2015/11/25(水) 22:12:53.42 ID:FvrQ0tDn0
翌日

提督「おーい、学校の時間だぞー」

秋雲「んー、秋雲さんはパスー」

提督「なに言ってんだ。仮病なんてダメだからな」

秋雲「ちがうちがう、仮病とかじゃないし」

提督「そうなのか?大丈夫か?」

秋雲「うん。でも外寒そうだし学校は無理」

提督「…………」

秋雲「…………あ、あとちょっとお腹いたいかも?」

提督「はぁ……秋雲、少しは雷を見習ってみろ。文句一つ言わずに」

雷「雷も学校に行かないんだから!ぷんすか!」

提督「あれー?」
957: ◆uhdpMkcRI. 2015/11/25(水) 22:18:48.61 ID:FvrQ0tDn0
提督「どうした雷!昨日から機嫌が悪かったけどまさか反抗期か!?」

雷「司令官が抱っこして送ってくれるなら行ってあげても良いけど!」

提督「抱っこ?」

秋雲「んじゃ秋雲さんも抱っこタクシーしてくれるなら行くー♪」

提督「抱っこタクシー!?」

雷「司令官!!」

秋雲「どうすんの~♪」

提督「そんな……毎日2人を抱っこして通学とか……仕事もあるんだぞ?」



提督「よろこんでさせていただきます!!」


こうして提督は毎日2人を抱っこして学校まで送り届けた。
963: ◆uhdpMkcRI. 2015/11/26(木) 00:27:59.55 ID:+JiGCXCR0
他所の鎮守府にて

曙「ちょっと、クソ提督!」

提督「わかってるわかってる。はい」スッ

『ケッコンカッコカリ書類』

曙「……は?」

提督「ケッコンしよ?」

曙「死ね!!」

提督「ウェヒヒ」

曙「前にも言ったでしょ!!この鎮守府の艦娘全員とケッコンしたら仕方なく私もしてあげるって!このクソ提督!!」

漣「自分だけ抜け駆けなんて悪いからみんなと先にケッコンしてあげて!……はあぁぁ、曙ちゃんの優しさは天井知らずですなぁ~」

バキッ

漣「はにゃあぁ~!!」

964: ◆uhdpMkcRI. 2015/11/26(木) 00:36:25.21 ID:+JiGCXCR0
提督「大丈夫か漣!!ケッコンする!?」ダッ

漣「ご主人さま……そのためにもバンバンプレゼントして漣の好感度をアゲアゲでお願いします!」

曙「調子に乗るな。ねぇ、それよりも話がまだなんだけど」

提督「パンツ食べたい」

曙「朝潮と満潮の姿が見えないんだけど何か知らない?」

提督「ああ、あの2人には遠征に行ってもらってるんだよ」

曙「遠征?まぁそれなら良いんだけど」

提督「何か用があるなら伝えておくぞ?」

曙「別に用なんて無いわよ。ただ姿が見えなかったから何してんのかなって」

漣「特に用も無いのに艦娘の心配をしてご主人を訪ねてくる……曙ちゃんの優しさは五臓六腑にしみわたりますなぁ」

提督「世界一かわいいよ。ラブリーマイエンジェルぼのちゃん」

ブチッ

提督・漣「はにゃあぁ!!」
965: ◆uhdpMkcRI. 2015/11/26(木) 00:40:29.69 ID:+JiGCXCR0
提督「やっぱり駆逐艦は最高だな」

バタバタバタ! ガチャッ

風雲「提督!ちょっとかくまって!!」

提督「え?」

風雲「机の下で良いから!早く!足開いて!」

ガチャッ

秋雲「提督~、こっちに風雲ちゃん来なかった~?」

提督「風雲?」

風雲(しぃーっ……!)

提督「……いや、知らないな」

秋雲「あれぇ?おかしいなぁ……確かこっちに」

バタンッ

タッタッタッ
966: ◆uhdpMkcRI. 2015/11/26(木) 00:45:40.96 ID:+JiGCXCR0
提督「…………」

風雲「はぁー、ありがとう提督、助かったわ」

提督「股の間から顔が……!」

風雲「まったく、秋雲ったら何がヌードモデルよ!」

提督(しまった。秋雲の肩を持つべきだったか)

風雲「うーん、なんだか分からないけど提督の机の下にいたらイカを食べたくなっちゃった!間宮さんの所いってこよっと♪」

提督「やっぱりイカ臭かったか……」

風雲「じゃあ提督、ありがとねー」

ガチャッ

秋雲「ふっふ~ん♪風雲ちゃんみーっけ♪提督の様子がおかしかったからバレバレだったよー?」
967: ◆uhdpMkcRI. 2015/11/26(木) 00:50:00.83 ID:+JiGCXCR0
風雲「げっ……」

秋雲「風雲ちゃんつーかまーえ……」

提督「はいストップ。風雲が嫌がってるだろ?」ひょいっ

秋雲「ああっ、もう提督はーなーしーてー!」

提督「ほら風雲。はやく行きなさい」

風雲「ありがとう提督!好きよ!」

提督「俺も好きだよ!さあ秋雲はこっちだ」

バタンッ

秋雲「ちょっ、ヌードモデルは欲しかったけど私が裸になっても意味なーー」

秋雲「あっ……!やっ……!」

秋雲「んっ……」


もちろんめちゃくちゃセックスした
975: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/11/26(木) 17:56:03.64 ID:+N6tHgtS0
乙乙
面白可愛いかった!!
979: ◆uhdpMkcRI. 2015/11/27(金) 12:22:45.64 ID:EJHzrmWi0
とある鎮守府

大淀「提督、大本営より連絡が」

提督「緊急任務か。この時期は毎年毎年恒例になってるよな」

大淀「定期的に燃料や弾薬を消費しないと色々こまるんでしょうね。戦争なんてそんなものです」

提督「う、うん……とりあえずボーキサイトは少ないから対空だけはしっかりしておかないとな」

秋月「司令!防空なら秋月におまかせください!」

提督「いや、今回は連合艦隊だし摩耶に頼もうと思っているんだ。第2艦隊の駆逐艦は火力重視でいきたいからな」

秋月「そうですか……」

提督「摩耶、行ってくれるか?」

摩耶「あったりまえだろー!クソが!」

提督(なんでクソって言われたんだろう)
980: ◆uhdpMkcRI. 2015/11/27(金) 12:31:53.00 ID:EJHzrmWi0
大淀「提督、次の作戦は駆逐艦主体の通常艦隊しか出撃出来ないようです」

提督「なんだその縛りプレイ。大本営め」

秋月「司令!次こそ秋月の出番ですよね!?」

提督「いや、今回は照月に行ってもらおう。こう言う大きな作戦は初めてだしな」

秋月「えっ……」

照月「はい!秋月姉の分までしっかり頑張ってくるからね!」

秋月「気をつけて……いってらっしゃい」

提督「旗艦は川内、駆逐艦は照月、陽炎、黒潮、龍驤、不知火!以上の6隻で行ってもらう!」

川内「やったぁー!待ちに待った夜戦だー!!」

ワイワイガヤガヤ……

秋月「……えっと、秋月は向こうで待機していますね」
982: ◆uhdpMkcRI. 2015/11/27(金) 12:40:18.94 ID:EJHzrmWi0
秋月(私にもっと火力があれば防空以外の場面でも活躍できるのに……)

秋月(このままじゃ私も那珂ちゃんハウス行きに……)


『那珂ちゃんハウス』
川内、神通が大活躍する中出番に恵まれなかった那珂ちゃんが毎日ライブを開催している部屋。

今回は主に戦艦や空母が死んだような目で眺めている

秋月(私にもっと力が……!)

『力が欲しいか……?』

秋月「えっ……?」

提督「おーい、秋月ー。ちょっくらこっちゃこーいか
983: ◆uhdpMkcRI. 2015/11/27(金) 13:03:33.94 ID:EJHzrmWi0
秋月「司令、お呼びでしょうか」

提督「ちょっと膝の上に座ってみ」

秋月「よろしいのですか……?えっと、それでは失礼して……」ちょこん

提督「その机の引き出しあけて」

秋月「この引き出しですか?」ススー…ッ


秋月「これは……生チョコレート?」

提督「うむ、仕事関係の人から貰ってな。少ししかないから秋月と食おうと思って」

秋月「ですが……こんな高級そうなものをいただいてもよろしいのですか?」
984: ◆uhdpMkcRI. 2015/11/27(金) 13:09:29.93 ID:EJHzrmWi0
提督「秋月にはこれまで防空を1人で全部お願いしてきたからな。そのお礼だ」

秋月「そんな……秋月は当然のことをしたまでで」

提督「ほれ」ぽいっ

秋月「はむっ……」

提督「どうだ?美味いか?」

秋月「んっ…………はい、とっても甘くて美味しいです」

提督「どれどれ。……うん、これは美味い!」

秋月「司令、秋月……今日の事は一生忘れません!」うるっ

提督「えっ、あ、うん……いや、チョコレート一つでそんな大袈裟な……」
985: ◆uhdpMkcRI. 2015/11/27(金) 13:25:30.54 ID:EJHzrmWi0
大淀「提督、大変です!先ほど出撃した艦隊から対空で苦戦しているとの連絡が!」

提督「むっ……やはり照月にはまだ荷が重かったか」

秋月「司令!」

提督「うーん……今回は休ませてやるつもりだったんだが……」

秋月「もう十分休暇はいただきましたから。お願いします、ご命令を!秋月も提督のお力になりたいんです!」

提督「……わかった。じゃあみんなを助けてやってくれ。あとこのチョコは食べて良いから」

秋月「はい!防空駆逐艦秋月、出撃致します!」
986: ◆uhdpMkcRI. 2015/11/27(金) 13:36:54.01 ID:EJHzrmWi0
秋月(みんなを守る力を……提督の為に……!)

防空棲姫「チョコ……クレタラ、チカラニナル……」ふんわかふんわか

秋月「あなたは確か夏に戦った……浮いてる?」

防空棲姫「オマエ、ニテル……ツイテキタ……」

秋月「付いてきた?」

防空棲姫「アッ……チガウ。セナカニ、トリツイテキタ」

秋月「そういえば夏頃からなんだか声が聞こえてたような……」

防空棲姫「チョコクレナカッタラ、タチナオレナイ……マタ、シンカイニ……」

秋月「わ、分かりました!チョコレートあげますから深海棲艦に戻らないでください!」

防空棲姫「ホント……?」

987: ◆uhdpMkcRI. 2015/11/27(金) 13:41:16.51 ID:EJHzrmWi0
秋月「でもどうやって食べさせれば……ちょっと透けてますよ?」

防空棲姫「ダイジョウブ、ワタシガアナタノナカニ……」スーッ…

秋月「ふえ!?あっ、身体がなんだか…………サア、早ク食ベテ」

秋月「え?ええ!?あ、は、はい。私が食べれば良いんですね?」パクッ

秋月「美味シイ…………ヨシ、行コウカ!!約束ダ!」

すぅーっ……

秋月「あ、あれ?身体がまた軽く」

防空棲姫「アマリノオイシサニ、ジョウブツ……シソウニナッテシマッタ」

秋月「ええー!?」

防空棲姫「アンシンシテ、チカラハ……ナカニオイテキタ。イマノワタシハ、タダノ、カワイイクチクカン」

秋月「……本当に大丈夫なのかな。いろんな意味で」

防空棲姫「イッテラッシャーイ」
988: ◆uhdpMkcRI. 2015/11/27(金) 13:56:54.25 ID:EJHzrmWi0
陽炎「また来るわよ!」

黒潮「防空は頼むでー!」

照月「頑張らないと……私が……!」

秋月「照月、もう少し肩の力を抜いて」

照月「秋月姉!?」

龍驤「防空駆逐艦が2隻なら対空は完璧やな!」

不知火(どうして龍驤さんがいるのかしら)

秋月「防空って言うのはーー」

川内「防空駆逐艦姉!足元!魚雷きてる!!」

秋月「えっ?」

ドーン!!!!

照月「秋月姉ー!!」

秋月「え?」

照月「え?」

秋月「えっと……長10cm砲ちゃん、発射用意!反撃します!」

長10cm砲ちゃん「ファイヤー!!」

照月「あ、秋月姉の長10cm砲ちゃん、45口径くらい無い!?」

龍驤「なんでやー!!」びゅんっ

川内「ああーっと!龍驤ちゃん(爆風で)吹っ飛ばされたー!!」


装甲333、敵戦艦の装甲を打ち抜く火力、龍驤を吹き飛ばす爆風。

新生秋月誕生の瞬間であった。
989: ◆uhdpMkcRI. 2015/11/27(金) 13:59:06.22 ID:EJHzrmWi0
ココまでで終わります。
次のスレでも秋雲と雷の鎮守府、部長の鎮守府は出ますます
990: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/11/27(金) 14:03:32.06 ID:nd+9QfaPO
続くのかヤッター
乙でした!
962: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/11/26(木) 00:19:39.99 ID:+JiGCXCR0

満潮「温泉旅行!?」 朝潮「温泉旅行……ですか?」


 
991: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/11/27(金) 14:11:42.22 ID:93vlMWnUo
よかった、おつおつ



このシリーズSS:

提督「実家から秋雲と雷が送られてきた」【前編】


提督「実家から秋雲と雷が送られてきた」【後編】


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