卯月「NGが送る」 未央「ローテーション漫才」 凜「デートに誘う」

2: ◆fhVo2.iXFg 2016/01/12(火) 01:44:40.16 ID:7qwfrn4K0
イェスゥイー ガンガン ガンガン ガンガン ガンガン ガーン!!



未央
「どーも! ニュージェネレーションです! よろしくお願いしまーす!」

凜・卯月
「「よろしくお願いしまーす!」」

卯月
「凜ちゃん凜ちゃん!」


「突然どうしたのよ卯月」

卯月
「私漫才って初めてなんですよ!」


「いや……そりゃそうでしょ」
3: ◆fhVo2.iXFg 2016/01/12(火) 01:45:14.18 ID:7qwfrn4K0
未央
「えっ、うづきんも初めてなの? いやぁ奇遇だね!」

卯月
「未央ちゃんも!? うう~、緊張しちゃうけど、頑張ろうね未央ちゃん!」

未央
「そうだね! でもほら、私らにはしぶりんっていう強ーい見方がいるじゃない」

卯月
「そっか! 凜ちゃんと私たちはアイドルとしては同期だけど、今日は大先輩ってわけですね!」

未央
「よろしくお願いします凛先輩!」


「ちょっとまって。なんで私漫才経験者みたいに扱われてんの」
4: ◆fhVo2.iXFg 2016/01/12(火) 01:46:21.75 ID:7qwfrn4K0
未央
「え? 嘘、ないの?」


「ないよ初めてだよ。ちょっと卯月、そんなキョトンとした目でこっちみないでよ」

卯月
「え? 凜ちゃん漫才やったことないんでしたっけ?」


「ないよ! えっ、っていうか私漫才したことあるとか言ったっけ?」

未央
「いや、ないけど」


「なんかしれっと言い切られたけど、だよね? 言ってないよね? 私も漫才初めてだから」

卯月
「そっか。じゃあ一緒にがんばりましょう!」


「そうだね、頑張っていこう」
5: ◆fhVo2.iXFg 2016/01/12(火) 01:49:34.67 ID:7qwfrn4K0

「でさ、二人とも。相談があるんだよ」

未央
「おっ、何々? 何でも聞いちゃうよ」


「私さ、デートに誘いたい人がいるんだよ」

卯月
「わぁ! 誰かな誰かな?」


「……ま、まぁ、相手は置いといてさ。デートなんて初めてだから、どう誘ったものか解らないんだよ」
「だからさ、ちょっと練習相手になってよ」

未央
「おっけー! まかせといてよ」


「ありがとう。それじゃあ……」
7: ◆fhVo2.iXFg 2016/01/12(火) 01:51:15.03 ID:7qwfrn4K0


「貴方が私の相手をしてくれるの? ふぅん、悪くないかな」

未央
「なんでそんな高圧的なのさ。代わって、私が手本見せたげるから」
8: ◆fhVo2.iXFg 2016/01/12(火) 01:51:45.72 ID:7qwfrn4K0
未央
「ねえねえ、私とデートしようよ! 今なら一時間5000円だよ?」

卯月
「ちょっと何のバイトしてるんですか未央ちゃん!? もう、代わってください」
9: ◆fhVo2.iXFg 2016/01/12(火) 01:52:39.26 ID:7qwfrn4K0
卯月
「来たる安息の日に我と情熱の逢瀬をせん!」


「その熊本弁が通じるのは、うちの事務所と一部のファンだけだから。代わって」
10: ◆fhVo2.iXFg 2016/01/12(火) 01:53:15.28 ID:7qwfrn4K0

「アイドルとデートができるんだよ? 断る理由はないよね?」

未央
「だからなんで上からなのさ。誘う気あるの? もう、代わってよ」
11: ◆fhVo2.iXFg 2016/01/12(火) 01:53:52.34 ID:7qwfrn4K0
未央
「今度私とドライブ行こうよ。免許? 大丈夫大丈夫、私マリオカート上手いんだから」

卯月
「確かにこの前一緒に遊んだとき緑甲羅でぼこぼこにされたけど、ゲームと現実をごっちゃにしちゃいけません!」
「もう、代わってください」
12: ◆fhVo2.iXFg 2016/01/12(火) 01:54:29.11 ID:7qwfrn4K0
卯月
「我が使命の終わりしを待て、その後に共にこの世の愉悦を謳歌しようではないか」


「通じないのはセリフの問題じゃないから、まず熊本弁から離れて。そしてチェンジね」

13: ◆fhVo2.iXFg 2016/01/12(火) 01:55:11.92 ID:7qwfrn4K0

「黙って私についてくればいいのよ」

未央
「男らしいな! 女心がきゅんと来ちゃうよそれ!」
「……誘うのって女の子なの? ちがうよね、さあ代わって」
15: ◆fhVo2.iXFg 2016/01/12(火) 01:58:16.63 ID:7qwfrn4K0
未央
「ねえねえ、私とツーリングに行こうよ! 免許? 大丈夫大丈夫、最近のマリオカートってバイクもあるんだから」

卯月
「確かにこの前一緒に遊んだとき、直ドリバンバン決めてたけど、まず免許持ってないですよね!?」
「ゲームから離れてください。それから代わってください」
16: ◆fhVo2.iXFg 2016/01/12(火) 01:58:55.95 ID:7qwfrn4K0
卯月
「この漫才はフィクションです。私たちに彼氏はいません、アイドル一筋です!」


「いや、今言うことじゃないよね? たぶんみんな知ってるからそのキリっとした顔やめて」
「離れるのは熊本弁だけでいいから。漫才に戻ってきて。それからチェンジ」
17: ◆fhVo2.iXFg 2016/01/12(火) 02:00:06.01 ID:7qwfrn4K0

「飢えを満たす場へと我を導け」

未央
「しぶりんがやるんかい!」
「……うづきんにやめさせたのは自分がやりたかったから? そうなの? ああもう代わって」
18: ◆fhVo2.iXFg 2016/01/12(火) 02:00:41.95 ID:7qwfrn4K0
未央
「明日(みょうにち)、日輪が天高く上りし刻に、忠犬を模した石像の下へ来い」

卯月
「未央ちゃんも私の熊本弁取らないでください!」
「もう、代わってください!」
19: ◆fhVo2.iXFg 2016/01/12(火) 02:01:29.44 ID:7qwfrn4K0
卯月
「明日の予定、なんかなかと? なら、私とデートばせんね?」


「それ、本物の熊本弁じゃん。方言かわいいけど、卯月バリバリの東京人だよね?
「っていうか、しれっと熊本弁自分のにしない。チェンジ」
20: ◆fhVo2.iXFg 2016/01/12(火) 02:02:02.06 ID:7qwfrn4K0

「つべこべ言わずついてきなよ、抱いてあげるから」

未央
「初デートでいきなりどこ行く気なのさ! 私らアイドルだから発言気を付けて!」
「……さっきからしぶりんのビアン疑惑が晴れないんだけどさ、とりあえず交代ね」
21: ◆fhVo2.iXFg 2016/01/12(火) 02:02:34.55 ID:7qwfrn4K0

未央
「ねえねえどこか食べに行こうよ、カツ丼屋? 牛丼屋? ラーメン屋? ああ、焼き肉でもいいよ!」

卯月
「女の子がデートで行きたいチョイスとして、ちょっとヒドすぎます! 口臭キッツいアイドルとデートとか最悪ですよ!?」
「もう、代わってください」
22: ◆fhVo2.iXFg 2016/01/12(火) 02:03:10.99 ID:7qwfrn4K0
卯月
「食べながら歩きませんか? ファミマにします? ローソン? サークルK? やっぱおにぎりならセブンですか?」


「コンビニ行くなら中華まんとかにしときなよ」
「っていうか、クレープの屋台とかいろいろあるよね? チェンジ」
23: ◆fhVo2.iXFg 2016/01/12(火) 02:03:47.98 ID:7qwfrn4K0

「次の休日何してるの? 私に付き合ってよ」

未央
「ちょっとしぶりん! 私と言う者がありながらなんで他の子をさそうの!?」


「えっ!?」

卯月
「ちょっと凛ちゃん、誰ですかこの子は?」


「え、いや……え?」
24: ◆fhVo2.iXFg 2016/01/12(火) 02:04:40.41 ID:7qwfrn4K0
未央
「まさか二股かけてたの?」

卯月
「サイテーです、えいっ!」


「痛っ!?」
「……え? 何この展開? なんで私ビンタ喰らったの?」
「あんま痛くなかったけど……」
25: ◆fhVo2.iXFg 2016/01/12(火) 02:05:09.78 ID:7qwfrn4K0
未央
「ま、いろいろやったけど、やっぱシンプルなのが一番だよね」

卯月
「そうですね。ひねっても伝わらなきゃしょうがないですしね」


「ちょっと!? なに勝手にまとめてるのさ!」

未央
「ってことでしぶりん、シンプルがベストだよ!」

卯月
「ですです!」


「もうぜったい君らに相談はしない」

卯月・凛・未央
「「「どーも、ありがとうございましたー!」」」
26: ◆fhVo2.iXFg 2016/01/12(火) 02:06:36.45 ID:7qwfrn4K0
~舞台裏~


「お疲れ。結構よかったんじゃない?」

卯月
「り、凛ちゃん……ほっぺた痛くないですか?」


「うん、全然」

未央
「あははっ。ぺしっ、ってかわいい音したよね。音声拾えてたかな?」

卯月
「そ、そっか……えへへ、ちょっとだけ安心しました」

未央
「んふふ……んでさ、しぶりんがデートに誘いたい相手って?」


「えっ!? そ、そんなのいないって!」

未央
「そうなの? じゃあ、Pさんは私が誘っちゃうね」

卯月
「あっ! 未央ちゃんそれはずるいです! 抜け駆けです!」


「っていうか、自分のこと棚に上げて人のことからかってる場合?」

未央
「う……い、いつもなら顔真っ赤にしておろおろするのに、何でそんな冷静なのさ」
「こうなったらホントにPさん誘って打ち上げ行っちゃうもんね!」


「あ、ちょっと!」

卯月
「未央ちゃーん! 打ち上げならみんなで行きましょうよ!」





終幕
49: 以下、2015年にかわりまして2016年がお送りします 2016/01/15(金) 11:38:11.38 ID:NmpH0N3To
乙乙面白かった!

関連記事
タグ:

コメントの投稿



お知らせ
サイトを見やすいように改造しました

改造したところ:
ページ転移に数字送りを実装
多少の軽量化

時折修正していきますので、今後ともよろしくお願いします

旧ブログはこちら  旧ブログ

スポンサーリンク
最新記事
カテゴリ
人気記事
RSSリンクの表示
リンク