阿良々木「忍、血を吸ってくれ」忍「お前様…本気なのか?」

1: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/01/23(土) 21:11:35.535 ID:jGhxPBjg0
阿良々木「ああ。僕は本気だ」

忍「じゃがお前様…吸血行為を行えば、どうなるかわかっているじゃろう?」

阿良々木「……まず間違いなく影縫さんに殺されるだろうな。いや、斧乃木ちゃん殺されるほうが先か…」

忍「それがわかっていながら、儂に血を吸えなどと…気でも狂ったか?我が主様よ」
2: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/01/23(土) 21:13:52.240 ID:jGhxPBjg0
阿良々木「それでも吸血鬼化しなければならない状況だってことは、お前にもわかるだろう?」

忍「わからぬな。まったくもって理解不能じゃ!この愚か者め!」

阿良々木「忍…」

忍「あんな小娘のことなど放っておけばよかろう!忘れられぬと言うのであれば、儂と一緒に何処か見知らぬ土地へでも旅に出ればよいではないか!?」
3: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/01/23(土) 21:14:13.098 ID:NJf2UhIor
だって大人の忍が好きなんだもん
4: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/01/23(土) 21:16:02.314 ID:jGhxPBjg0
阿良々木「そんなこと…僕に出来るわけないだろう?…戦場ヶ原を見捨てるなんてこと、僕には絶対できない」

忍「じゃが、よしんばあの小娘を救えたとしても、その後はどうする!?儂とお前様の無害認定は無効となり、儂らは専門家やヴァンパイアハンターに追われ続けることになるぞ!」

阿良々木「覚悟は出来てる。それで戦場ヶ原を救えるなら僕は……」

忍「何故じゃ!?せっかく晴れて大学生になれたのじゃろう!?自らの将来を棒に振ってまで、何故そこまであの小娘に固執するんじゃ!」
6: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/01/23(土) 21:18:06.460 ID:jGhxPBjg0
阿良々木「戦場ヶ原のことが…好きだから」

忍「……これからの人生の中で、女との出会いなどいくらでもあるというのに…」

阿良々木「そうかも知れない。それでも、戦場ヶ原という女は1人しか居ないんだ。もちろんそれは…忍、お前にも言えることだ」

忍「ふ、ふんっ!あんなツンデレ娘はともかく、儂との出会いはせいぜい有難く思うことじゃな!」プイッ
7: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/01/23(土) 21:20:07.018 ID:jGhxPBjg0
阿良々木「ああ。おかげで僕は戦場ヶ原のことを救うことが出来る」

忍「興が冷めるようなことしか言えんのか…この朴念仁は…」シュン


阿良々木「それに、たとえ追われることになったとしても…忍が一緒なら、逃亡生活もそう悪いものじゃないと思ってるぜ」


忍「ほらっお前様!さっさと首すじを晒せ!いくらでも血を吸ってやろう!!」
8: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/01/23(土) 21:22:04.838 ID:jGhxPBjg0
阿良々木「い、いくらでもって…」

忍「今の儂はすこぶる機嫌がよい!出血大サービスというやつじゃ!」

阿良々木「文字通り出血大サービスだな。しかし、サービスするのは僕なんだが…」


忍「かかっ!案ずるなお前様よ。お前様の血を吸って成長した儂が、見返りに経血をたっぷり飲ませてやろう!」


阿良々木「お前は僕をなんだと思っているんだ!?」
9: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/01/23(土) 21:24:10.615 ID:jGhxPBjg0
忍「すまんのう我が主様よ。儂のこの頭脳をもってしても、お前様が何を望むのかを正確に把握することは叶わなかったようじゃ…」

阿良々木「良いんだ忍。今この時から僕に対する認識を改めてくれさえすれば僕はそれで…」


忍「じゃが、お前様よ…さすがに破瓜の際に流れる血を舐めるのはどうかと思うぞ?」


阿良々木「悪化してんじゃねぇか!?悪化の一途を辿りに辿ってんじゃねぇか!?そもそもお前確実に処女なんかじゃないだろ!!」
10: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/01/23(土) 21:26:02.754 ID:jGhxPBjg0
忍「さて…どうじゃったかのう?何にせよ昔のことで忘れてしまったわい」アッカンベー

阿良々木「……お前の僕に対する評価が悪化の一途を辿ったのは不本意だけど、お前のあっかんべーを見られたことがこのくだりの唯一の救いだな」


忍「話のオチとして物足りないというのであれば、もう一つ救いがないわけではないぞ?」ニヤリ


阿良々木「なんだ。やっと僕に対する認識を改めてくれる気になったのか?」
11: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/01/23(土) 21:28:02.815 ID:jGhxPBjg0
忍「いやなに、処女かどうか覚えておらぬほど直近の経験がないということはセカンドバージンは確実ということじゃ!」ニッコリ

阿良々木「お前は俺をどうしても変態にしたいらしいな…」
(もちろん…舐めたいけど)


閑話休題


阿良々木「とにかく忍、一刻を争う事態なんだ。だから、頼む」

忍「よかろう。くれぐれも丁重に扱ってくれよ?」ピラッ
12: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/01/23(土) 21:30:04.799 ID:jGhxPBjg0
阿良々木「あの…忍さん?どうしてスカートをめくり上げる必要が…?」

忍「へ?破瓜の血を舐めるんじゃろう?」キョトン

阿良々木「お前、閑話休題の意味わかんないのかよ!?」

忍「じゃから、これから本番だと思ってこうしてスカートを…あっ!すまんすまん!絆創膏を剥がすのをすっかり忘れておったわい!」ペリッ
13: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/01/23(土) 21:32:02.586 ID:jGhxPBjg0
阿良々木「そっちの本番なわけないだろ!?……まぁ、ゴミのポイ捨ては良くないから、絆創膏は僕が預かっておくけど…」イソイソ


忍「まぁ、替えの絆創膏はいくらでもあるしな」ペタペタ

阿良々木「……」


忍「ん?何を残念そうな顔をしているんじゃお前様よ。ほら、さっさと首すじを出せ。事は一刻を争うのじゃろう?」
14: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/01/23(土) 21:34:02.181 ID:jGhxPBjg0
阿良々木「ああ…ありがとうな忍」

忍「かかっ!もともと儂もお前様の無茶によって救われた身じゃからな…それに、お前様が誰かを救う様を見るのは…嫌いじゃない」

阿良々木「僕も…なんだかんだ言っていつも助けてくれるお前のこと、嫌いじゃないぜ」


カプッ


忍「……チュー…チュー…」ゴクゴク

阿良々木「……よし。そろそろ良いだろう。忍、ありがt」



余接「『アンリミテッド・ルールブック』……僕はいたって普通の顔でそう言った」



ガッシャーンッ!!
15: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/01/23(土) 21:36:04.035 ID:jGhxPBjg0
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ…

余接「あーあ。あーあ。いけないんだ。ダメって言ったのに、警告したのに、約束…したのに。僕が見過ごすとでも思ったのかい?鬼いちゃんを殺すことを、躊躇するとでも思ったのかい?」


ガラッ


阿良々木「……そう言うわりには、気の抜けた攻撃だったじゃないか。キメ顔じゃない斧乃木ちゃんなんて、恐るるに足らないぜ」


余接「減らず口はもう終わり?僕の黒歴史を軽々しく口走ったこと、後悔させてあげるよ」ヒュン
16: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/01/23(土) 21:38:05.771 ID:jGhxPBjg0
阿良々木「無駄だよ斧乃木ちゃん…君の負けだ」


ガンッ


余接「くっ…!」

忍「かかっ!見た目は高校生と言ったところかの!これだけ力が戻れば、憑喪神なんぞ相手にならんわ!!」


阿良々木「ごめんな斧乃木ちゃん…君を敵に回しても、僕は戦場ヶ原を助けたいんだ」
17: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/01/23(土) 21:40:03.066 ID:jGhxPBjg0
余接「鬼いちゃんの覚悟はわかった。だけど、一体どこへ行こうと言うんだい?」

阿良々木「へ?いやだから、さっきも言った通り戦場ヶ原を助けに…」


忍「お前様!避けろッ!!」



余接「『アンリミテッド・ルールブック』」



ガシャーンッ!!
18: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/01/23(土) 21:42:01.657 ID:jGhxPBjg0
阿良々木「ッ…斧乃木ちゃん…まだやる気があったなんて…」

忍「いや、あの童女の狙いはお前様ではない!お前様に今にも襲い掛かろうとしていたあいつじゃ!!」




スーサイドマスター「は!「はは!「ははは!「あはははは!「ははははは!「はははははは!!」




阿良々木「あいつが…戦場ヶ原を…!」ギリッ
19: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/01/23(土) 21:44:04.201 ID:jGhxPBjg0
余接「下がってて、鬼いちゃん。噂には聞いてたけど、あいつ…かなりヤバい」

阿良々木「下がってるべきなのは斧乃木ちゃん、君のほうだ。奴の狙いは、僕らだ!!」


忍「お前様!来るぞ!!」



スーサイドマスター「久しいなぁ…我が眷属よ。まぁそう身構えるな…俺様は貴様をディナーに招待しに来ただけだ」
21: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/01/23(土) 21:46:02.275 ID:jGhxPBjg0
余接「ディナーに招待…?」

スーサイドマスター「む?場違いな小物が混ざっているようだな。さては先ほどの品性の欠片もない下品な攻撃は貴様によるものか…この俺様に無礼を働いたこと、存分に後悔するがいい!!」ヒュン


ガンッ


余接「ぐっ…!」ドサァ


阿良々木「斧乃木ちゃん!!」
22: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/01/23(土) 21:48:03.551 ID:jGhxPBjg0
余接「」グッタリ

阿良々木「すまない斧乃木ちゃん…巻き込んでしまって…」

スーサイドマスター「かかっ!どれトドメを刺してやろう!!」ヒュン


忍「そうはさせん!!」


ガキンッ


スーサイドマスター「む?なんだその刀は…それよりも、なんと弱々しい力だ…。キスショット・アセロラオリオン・ハートアンダーブレード…我が唯一の眷属よ。
言った筈だぞ?この俺様の名に恥じぬ眷属たれと。それが今はどうだ?人間なんぞに飼われおって…俺様が貴様を救ってやる!俺様がそう決めたのだ!!その俺様に刀を向けるなど許さんぞ!!」
23: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/01/23(土) 21:50:24.311 ID:jGhxPBjg0
忍「頼むから…儂らを放っておいてくれんか?…いえ、放っておいて下さい。スーサイドマスター…」

スーサイドマスター「ならん!こんな状態で生き延びる眷属を俺様は認めん!!俺様は貴様をそんな憐れな姿にしたそいつの大切な人間を喰らい、そして貴様はその眷属もどきを喰らうのだ!さすれば再び力も戻ろう!!」


忍「このっ!わからずやめが…!」ギリッ


スーサイドマスター「かかっ!その喋り方も板についてきたようだな。さぁ!ディナーの時間だ!!俺様は城で待っているぞ!!早く来い!!俺様は空腹だ!!」


『は!「はは!「ははは!「あははは!「ははははは!「はははははは!!』
24: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/01/23(土) 21:52:01.901 ID:jGhxPBjg0
阿良々木「どうやら話が通じる奴じゃなさそうだな…」

忍「もとより…話してどうこうなるとは思っておらん。それより、憑喪神娘はどうじゃ?」

阿良々木「幸い…気を失ってるだけみたいだ」

忍「ならば行くとするか。お前様よ…儂の吸血主は強い。逃げ出すなら今のうちじゃぞ?」



阿良々木「僕は逃げないよ。必ず、戦場ヶ原を救い出す。行こう忍!奴が一晩で作り上げた一夜城の建つ、学習塾跡へ!!」




FIN

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