春香「プロデューサーさんは隠しゲイを披露しないんですか?」P「!?」

1: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/12/12(土) 23:42:35.205 ID:BM0gTX2/0
P「は、春香……? おま、急に何を……!? 何を言ってんだよ……! 何を……!」

春香「え? だって、もうすぐ忘年会じゃないですか」

P「だから何!?」

春香「いや……忘年会でゲイを披露したりしないのかなぁって、思ったんですけど……」

P「ゲ、ゲイを披露……? ゲイを披露って、おま……何言ってんだよ、ハハ……」

P(なんで俺がゲイだって春香は知ってるんだ……!? 隠してたのに……!)

P(いや、今はとにかく誤魔化さないと……絶対馬鹿にされる……マイノリティは淘汰される……!)

春香「しないんですか?」

P「するわけないだろ! だ、大体、俺は……ゲイとか理解できないから! 分からないから、ああいうの!」

春香「分からないって……そんなぁ、みんな期待してるみたいだったのに」

P「みんな!?!?!?!? 事務所のみんな!?!?!?! マジで!!?!?!?!?!?!?」

春香「はい。765のみんなが言ってましたよ」

P(嘘だろ……!? どうしてバレてんだよ……! みんな、陰で嘲笑ってたのか……!?)

P「うぅ……」シクシク

春香「えぇ!? な、なんで泣くんですか!?」
6: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/12/12(土) 23:48:12.706 ID:BM0gTX2/0
P「だって……みんな、笑ってたんだろ……馬鹿にしてたんだろ……!」

春香「だ、誰も馬鹿になんてしてませんよ! 本当に楽しみにしてるんですよ?」

P「絶対マイナスな意味だろ! 『楽しみぃ~。ゲイを披露してくれるんだよね~(笑)』って感じだろ!」

春香「違いますってば! もう……所詮忘年会の余興なんですから、そんな大げさになることないのに」

P「余興!? 余興に使うってのか!? お前らの酒の肴にするってのか!?」

春香「私は未成年なんでお酒は飲みませんけど……隠しゲイってそういうものですよね……?」

P「ゲイを隠してる奴は、忘年会で披露するくらいしか使い道が無いって、そう言ってるのか?」

春香「え? あの……そういう言い方をされると困っちゃいますけど……」

春香「でも、ゲイは隠してるぐらいなら、皆の前で披露したほうが……楽しんでもらえるだろうし」

P「ひどい! 俺は楽しんでもらいたくてゲイを隠してるわけじゃないのに!!!!!」

ガチャ

千早「おはようございます。……あの、どうしたんですか? 事務所の外まで声が漏れてますけど……」

P「春香が岐阜県の議員みたいなこと言って俺を苛めるんだ……!」

春香「えぇ!? い、いじめてなんてないよ! 千早ちゃん!」
7: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/12/12(土) 23:54:21.454 ID:BM0gTX2/0
千早「話が見えてこないんですけど……」

P「春香が忘年会でゲイを披露しろって……言うんだ……! 嫌なのに……!」

千早「そうだったんですか。春香、無理強いはだめよ」

春香「わ、私はただ、みんながゲイとか楽しみにしてるってことを教えただけで……」

P「『ゲイとか』ってなんだよ! ゲイ以外にもあんのかよ! 俺にはねえぞ!」

千早「そんなことを言ったら、プレッシャーになるでしょう? 」

春香「ごめんなさい、プロデューサーさん……あの、本当に無理強いするつもりはないですから」

春香「嫌だったら、全然いいんですよ?」

千早「はい。プロデューサーがゲイを披露しなくても、忘年会は十分盛り上がりますから」

P「…………そう」

P(なんかそう言われると、また別の意味で傷つくな……俺のゲイ暴露以上のものがあるのか、忘年会には)
8: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/12/12(土) 23:58:32.577 ID:BM0gTX2/0
―――

P「ってことが朝にあったんですよ。いや~、まさか俺がゲイだって事務所のみんなにバレてたなんて」

小鳥「いえ、初耳ですよ?」

P「ですよね~。…………え? あの、え? 今、なんと?」

小鳥「ですから、プロデューサーさんがゲイだったなんて初めて知りました。ゲイだったんですね」

P「……!? 嘘……だって、春香が、みんな楽しみにしてるって……知らなかったんですか!?」

小鳥「プロデューサーさん。多分、勘違いしてます」

P「勘違い……!?」

小鳥「『かくしげい』って『隠しゲイ』じゃなくて『隠し芸』のことですよ」

小鳥「ほら、こっちの『芸』」カキカキ

P「隠しゲイ……隠し芸……あ!!!! そっちか!!!!!」

P「なんだ~! 俺、てっきり! あっちゃ~! 恥ずかしいことしちゃったなぁ~!」

小鳥「ふふふ、プロデューサーさん、おっちょこちょいですね」

美希「なんの話~?」

P「芸の話だ。忘年会の。『ゲイ』じゃないぞ、こっちの『芸』だ」
12: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/12/13(日) 00:03:56.142 ID:+LAE5rKO0
美希「あっ! それなら、昨日みんなで話したよ。去年のハニーの隠し芸、スッゴク面白かったの」

P「去年はたしか……ライターの火を屁で消したんだっけか。バカウケだったなぁ」

小鳥「大盛り上がりでしたね~。今年は何を披露するんですか?」

美希「教えて教えて~!」

P「う~ん……おっと、やばい。そろそろ局へ行って次の番組の打ち合わせをしないと」

小鳥「あ、もうそんな時間ですか」

美希「ハニー逃げたの」

P「ほんとに仕事なんだよ。……あっ、打ち合わせで思い出した。この間新しい芸を身に着けたんだよ」

P「バットで打った球をケツで挟んで受け止めるってやつ。練習したんだ」

小鳥「凄~い」

美希「芸達者だね」

P「褒めるなよ。じゃ、行ってきます」

小鳥「いってらっしゃい」
14: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/12/13(日) 00:07:04.078 ID:+LAE5rKO0
社長「……」

社長(今、事務所の方で聞こえた会話……『バット』『玉』『ケツ』といったワードが聞こえたが……)

社長(私の推測が正しければ……おそらく、アナルセックスの話だろう……)

社長(もしかして、Pくんはゲイなのだろうか……)

社長(Pくんに対し、美希くんが『ゲイ、達者でな』と言っていたようだし……)

社長(間違いない……Pくんはゲイ……この私と同じか……)

社長(よし。仕事から戻ってきたら、聞いてみよう)
16: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/12/13(日) 00:12:02.898 ID:+LAE5rKO0
―――

P「あの、お話とは」

社長「君はゲイだね」

P「はい。……………え?」

社長「やはりそうか。そこで提案なんだが、実は私もゲイでね」

P「ええええええええええええっ!!!!!!!???????」

社長「そこまで驚くこともなかろう。ゲイでなければ、アイドル事務所の社長など務まらんよ」

P「た、たしかに……俺はゲイだから事務所のみんなに欲情しないですけど……」

P「どうして社長は勃起しないんだろうと、不思議に思っていつも股間を観察させていただいてました」

社長「だろう? まあ、それは置いておいて。もうすぐ忘年会だね」

P「はい。そうですけど……」

社長「いい機会だと思うんだ……」

P「いい……機会?」
20: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/12/13(日) 00:17:04.314 ID:+LAE5rKO0
~忘年会当日~

貴音「まこと、愉快な宴です」

響「ハム蔵もラリってそこらじゅうにオシッコ垂れ流しだぞ~」

やよい「あらかた腹も膨れたことですし~、誰か余興で脱いだりしないんですか~?」

伊織「真、あんた脱ぎなさいよ」

真「えぇ!? 嫌だよ! 伊織が脱げばいいだろ?」

伊織「も~、ノリが悪いわね~」

千早「カラオケがあるわ。せっかくなんだし、歌わない?」

春香「いいね!」

社長「その前に……一度、マイクを私に貸してくれないかな」

春香「あ、はい。どうぞどうぞ」

社長「Pくん。一緒に壇上へ」

P「はい」

亜美「お! もしかして~、一発芸!? きたきたー!」

雪歩「よ! 日本一ぃ~! 興奮してきましたぁ~!」
21: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/12/13(日) 00:21:34.593 ID:+LAE5rKO0
社長「さて、年の節目に、突然だが、カミングアウトさせてもらう」

P「酒の力を借りて言っちゃいますが。実は俺たち、ゲイです」


シーン


律子「え?」

真美「ゲイ?」

あずさ「えーっと、それはつまり……」

P「同性愛者なんだ」

社長「男の裸で興奮する人種なんだ、我々は」


「「「「 えええええええええええええええええっ!?!?!?!? 」」」」


小鳥「私は知ってました」

律子「ほ、本当なんですか!?」
23: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/12/13(日) 00:26:43.296 ID:+LAE5rKO0
社長「これが本当の隠しゲイだね」

やよい「うっうー! それでおしまいか~!?」

響「カミングアウトだけなら未成年が屋上で散々やってるぞ~!」

P「これでおしまいなわけないだろ。隠し芸の……いや、隠しゲイの本番はここからだ!!!」

雪歩「ピー! ピー! 脱げ脱げぇ~!」

P「素敵な野次ありがとよ! おい春香! この題目読め!」

春香「え? え、えーっと。はい! 皆様、お待たせしました!」

春香「765忘年会メインイベント! えーっと……公開……ア、アナルセック……アナルセックスぅ!?」

P「おらぁ! すっぽんぽんだぁ!」

社長「ふたりの濃厚な絡みを楽しんでくれたまえ」

律子「ちょ! ちょっと! やめてください!」

貴音「酒の席は無礼講。この程度で騒ぐのは、ノミニケーション社会への冒涜です。ひっく」
26: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/12/13(日) 00:31:18.549 ID:+LAE5rKO0
P「挿れるぞぉ~? おら~、社長の穴に入れちゃうぞ~?」

律子「わわっ、も~ちょっとやだ~!」

雪歩「掘るシーンは何でも興奮しますぅ!」

千早「……!」ドキドキ

伊織「じれったいわね! はやく挿れちゃいなさいよ!」

美希「デコちゃん、はしたないの~」

社長「さあ、Pくんのピースと私のピースが噛み合う瞬間だ!」

P「括目せよ! これが俺たちの!」


P&社長「「 マスターピースだ!!! 」」

ズニュル♂


やよい「うっうー! いったー!」

真「うわっ、すごい!」

響「ハム蔵も盛ってきたぞ~!」


ワーワー キャーキャー ドンチャンドンチャン
28: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2015/12/13(日) 00:34:56.494 ID:+LAE5rKO0
~1月4日~

社長「諸君。新年あけましておめでとう」

「「「 おめでとうございますっ 」」」

社長「うむ。去年も色々なことがあったが、心機一転! 今年も、トップアイドルを目指して頑張ろう!」

「「「 はいっ!!! 」」」

社長「さて、さっそくだが……去年の忘年会での隠し芸を見事にすっぱぬかれてしまった件についてだ」

P「雑誌、ワイドショー、ニュースサイト、どこもかしこもこの話題でもちきりだ。俺は両親に勘当されたぞ」

小鳥「事務所の電話も鳴りやみません」

律子「局からは番組打ち切りを言い渡されたわ……他の仕事も、まともに受けられる状態じゃないの……」

社長「新年早々悪いが、765プロはしばらくたたもうと思う」

P「みんな、解散だ。やっぱりマイノリティは淘汰される運命だったんだよ」

「「「 えええええええええええええええええっ!?!?!?!? 」」」


春香「…………暇になっちゃったね…………初詣にでも行こうか」

千早「…………そうね」

END

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とあるSSの訪問者

やっぱ忘年会だからって芸をしろって強要するのは絶対に間違ってるよな。
それを再認識させてくれたこのSSに感謝。


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また、サイトを見やすいように改造しました

改造したところ:
カテゴリをあいうえお順にしました、

時折修正していきますので、今後ともよろしくお願いします

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