美琴「す・・・好きです!!付き合ってください!!」上条「何やってんだ、御坂」【前編】

1: ◆G2uuPnv9Q. 2011/05/04(水) 19:51:38.09 ID:LXcwpeUH0
上琴を書きたくなった
最初はややシリアス、あとはほのぼの

とりあえず、キャラ崩壊してる
一方は歪みないロリコン
上条さんはロシアのあと普通に生還した設定
一方と美琴は一応和解済み
美琴は上条さんの嫁、俺の娘
サトリナさんは俺の嫁

二つ以上ツッコミどころがあると思った人は見ないほうがいいかも
2: ◆G2uuPnv9Q. 2011/05/04(水) 19:52:14.92 ID:LXcwpeUH0
美琴「」

上条「あー・・・もしかして告白の練習とかか?」

美琴「そうよ・・・悪い?」

上条「なーんて!!まさかこんなところで大声でそんな・・・え?」


美琴「あー!!告白の練習を公園でやったらいけないっての!?」


二人は公園にいた

美琴が大きな声で「す・・・好きです!!付き合ってください!!」なんて言っているのを偶然見かけたのだ
3: ◆G2uuPnv9Q. 2011/05/04(水) 19:53:04.48 ID:LXcwpeUH0
美琴「よりによってアンタに見られるとは・・・」

上条「・・・え?お前って好きなヤツいたのか?」

美琴「そうよ、悪い?」


ふと上条の顔を見る

バカにしたような顔をしてるんだろうな、なんて思って見てみたが違った

なんだか、複雑な、ちょっと辛そうな顔をしている
4: ◆G2uuPnv9Q. 2011/05/04(水) 19:53:45.94 ID:LXcwpeUH0
美琴「なに?どうかした?」

上条「」

美琴「おーい・・・」

上条「あ、いや!!なんだ、お前にも好きなヤツとかいるんだなーって・・・ははは・・」

美琴「なによ、人を血も涙もないヤツみたいに」

上条「・・・練習してたってことは、そろそろ告白するのか?」

美琴「べ、別にアンタには関係ないじゃない!!」



というか、告白する相手は上条なのだが
6: ◆G2uuPnv9Q. 2011/05/04(水) 20:07:47.28 ID:LXcwpeUH0
上条「・・・そっかぁ」

美琴「・・・?なんか今日のアンタ暗くない?」

上条「そんなことないです!!」


大きな声で否定しているが、どこか空元気だ
7: ◆G2uuPnv9Q. 2011/05/04(水) 20:18:13.64 ID:LXcwpeUH0
上条「・・・なぁ、御坂」

美琴「なに?」

上条「頑張れよ、告白」

美琴「え?あぁ、もちろん」


冷静に考えたら、練習しているところを本人に見られるなんて・・・

これでもし断られたらどうしよう、なんて美琴は考えていた


上条「じゃ、俺今日は帰るから」

美琴「うん、じゃあね」
9: ◆G2uuPnv9Q. 2011/05/04(水) 20:19:48.88 ID:LXcwpeUH0
美琴(なんかアイツ変だったわよね・・・)

また厄介ごとに巻き込まれた?
でも普段の上条なら何かに巻き込まれていても、他人には決して悟られないようにするはず

今日の上条は、そんな時とは違っていた

美琴(考えてもしょうがないか・・・あ、漫画でも立ち読みしよ)

寮の門限までだいぶ余裕があるので、コンビニへ向かう
10: ◆G2uuPnv9Q. 2011/05/04(水) 20:33:43.11 ID:LXcwpeUH0
上条(・・・御坂が告白・・・か)

気になる
相手はどんな男なんだろう

あのお嬢様が惚れる男だ
かっこよくて強くて、きっと王子様みたいなヤツなんだろう

上条(・・・アイツ、好きなヤツいたんだ)
16: ◆G2uuPnv9Q. 2011/05/04(水) 21:11:10.26 ID:LXcwpeUH0
うらやましかった
美琴に好かれる男が

なぜなら、上条は

上条(・・・俺、やっぱアイツのこと好きなんだよな)

美琴のことを思っていたから

自分に弱みを見せてくれる彼女
自分を助けようと必死になってくれる彼女
自分を心配してくれた彼女

どれも、とても愛おしかった
だから

美琴が好きな男に告白すると聞いて居ても立ってもいられなくなった
辛くなった

上条(はぁ・・・今度からどんな顔で会えばいいんだよ・・・)
19: ◆G2uuPnv9Q. 2011/05/04(水) 21:24:47.83 ID:LXcwpeUH0
しばらくして、上条は寮に帰り着いた
鍵が開いている、ということはインデックスがいるのか

まったく無用心だな、なんて思いながら部屋に入る

上条「ただいまー」

イン「お帰り、とうま!!」

嬉しそうな顔でインデックスが迎える
でも、今日の上条は少しテンションが低かった
21: ◆G2uuPnv9Q. 2011/05/04(水) 21:29:59.64 ID:LXcwpeUH0
上条「あー悪い、インデックス。ちょっと今日は疲れてるんだ」

イン「大丈夫?ごはんは作れる?」

上条「そこは食べれる?って聞くところだろ」

こんなやり取りをしている間も、美琴のことばかり考えてしまう

あの美琴のことだ、きっと男もOKするに違いない
あんな可愛くて優しい女の子の告白を断るほうが珍しい

上条(もう、俺にはどうしようもないんだな)
31: ◆G2uuPnv9Q. 2011/05/05(木) 16:32:57.42 ID:RmU341Gg0
はぁ、と大きな溜息をつく
少し心配そうな目でインデックスが見てくる

イン「とうま?」

上条「今日はスーパーで惣菜でも買ってきますか!インデックスも来てくれるか?」

イン「もちろん!」

こういう時は深く考えないようにしなきゃな、と上条は思った
35: ◆G2uuPnv9Q. 2011/05/05(木) 17:51:00.38 ID:RmU341Gg0
美琴(・・・なんか今回はイマイチだったかなぁ・・・展開がベタ過ぎた)

漫画に対する不満を並べながら美琴は歩いていた

コンビニから寮に向かっている最中だ
最近は日が落ちるのが早くなってきた

そろそろ12月も半ばだ
ちらほらとクリスマス用のイルミネーションが飾られている

美琴(もし、告白が上手くいったら・・・)

アイツと一緒にクリスマスを過ごせるのかな、なんて考えていた
36: ◆G2uuPnv9Q. 2011/05/05(木) 19:41:56.67 ID:RmU341Gg0
その時

「アイツ」がスーパーから出てきたのを目撃した
手には買い物袋
そして、隣にはあの銀髪のシスター

それを見た瞬間、頭がフリーズする
42: ◆G2uuPnv9Q. 2011/05/05(木) 21:14:59.50 ID:RmU341Gg0
買い物袋の中身は、どう見ても惣菜だろう
なんで、あのシスターと惣菜を?

一緒にごはんを食べるのか?
でも、上条はなんだか今日、元気が無かった
ただごはんを食べる約束をしていただけなら、断るはずだろう

ということは
約束なんてするまでもなく、いつも一緒にごはんを食べるような仲なのではないか

それはつまり

美琴(・・・あの子と、一緒に・・・?)
43: ◆G2uuPnv9Q. 2011/05/05(木) 21:18:17.20 ID:RmU341Gg0
気づいたら駆け出していた
見たくなかった

やっと告白しよう、と決心したのに
その相手はもう、付き合っている子がいたのかと

大きな勘違いを抱えたまま、美琴は走っていた
44: ◆G2uuPnv9Q. 2011/05/05(木) 21:20:51.82 ID:RmU341Gg0
上条・イン「いただきまーす!!」
そんな美琴の気持ちを知る由もなく、二人はいつもの食卓を迎えていた

クヨクヨしていてもしょうがない、と上条は開き直っていた
今は美琴の告白が上手くいって、彼女が幸せになることを願おう、と

上条「あー、切干大根美味いなー」

イン「私も食べたいんだよ!」

上条「ちょっと辛いから気をつけ・・・あー、お前には関係ないか」
45: ◆G2uuPnv9Q. 2011/05/05(木) 21:26:17.97 ID:RmU341Gg0
インデックスはもしゃもしゃと切り干し大根をかきこむ
そういう普通の光景を見ていると、なんだか落ち着いてきた

上条「なんだかんだ俺は幸せなんだろうな・・・」

イン「どうかした?とうま」

上条「なーんも」
46: ◆G2uuPnv9Q. 2011/05/05(木) 21:26:42.13 ID:RmU341Gg0
不幸だと思っていた自分が、こうやって普通の日常を送れる
案外悪くないな、と

美琴と付き合えたらもっと幸せなんだけど、とふと思う

上条(ま、今は考えないようにしようかな)
54: ◆G2uuPnv9Q. 2011/05/06(金) 16:52:47.04 ID:myh9p5130
どうしようか迷ったが、明日でもいいだろう
急用なら何回かかけてくるだろうが、履歴は一件だけだった

上条(明日にでもきけばいいか・・・)

今日はもう寝よう、布団の中に入る上条であった
59: ◆G2uuPnv9Q. 2011/05/06(金) 17:54:25.29 ID:myh9p5130
美琴(・・・やっぱり出なかった)

美琴は、携帯を抱えて泣きそうになっていた
きっと今頃、あのシスターと幸せな時間を過ごしているんだろう

そう考えたら胸が苦しくなってきた
あのシスターが悪いわけじゃないのは分かっている
なのに、なんだか憎く思えてしまう

美琴(最低だな・・・私)

今日はもう寝よう、布団の中に入る美琴であった
60: ◆G2uuPnv9Q. 2011/05/06(金) 17:56:55.94 ID:myh9p5130
翌日

上条(・・・疲れた)

補習という名の地獄を終えた上条は、いつもの帰り道を歩いていた
いつものデルタフォース以外、補習を受けるヤツはいなかった

上条(あー、やっぱ上条さんは不幸です)

なんでだろう、涙が出てきたよ、なんて呟きながら歩いているといつもの公園に辿り着く
昨日の電話も気になるし、ここにいたら美琴に会えるだろう
ベンチに座って少し待っていたらやはり美琴が来た

気のせいか、元気がないように見える
61: ◆G2uuPnv9Q. 2011/05/06(金) 18:17:09.38 ID:myh9p5130
上条「おーっす!御坂!」

美琴「!」

上条が声をかけた途端、美琴は走って逃げた

上条「お、おい!待てよ!」

その後ろを上条が追いかける
62: ◆G2uuPnv9Q. 2011/05/06(金) 18:25:56.13 ID:myh9p5130
公園から離れ、人通りがほとんどない広場で上条は美琴においついた

上条「どうしたんだよ…、急に、昨日の電話のことでも・・・」

美琴「放しなさいよ!!」

パシッ、と美琴が上条の手を振りほどく

上条「どうしたんだよ、お前」

美琴「・・・くせに」

上条「なんだよ?」

美琴「私のことなんか心配してないくせに!」

二人の間に沈黙が流れる
63: ◆G2uuPnv9Q. 2011/05/06(金) 19:07:00.69 ID:myh9p5130
美琴「・・・ゴメン」

美琴が辛そうな顔で謝る

上条「あ、いや・・・」

美琴「昨日、さ」

上条「昨日?」

美琴「アンタがあのシスターと買い物してたの見たんだ

上条「そうか・・・でもそれがなんで?」

美琴「アンタ、あの子と付き合ってるんでしょ?」

上条「え?」

いやいや、それは勘違いですよ御坂さん
ていうか俺が好きなのは…
上条はそう思う
64: ◆G2uuPnv9Q. 2011/05/06(金) 19:07:56.60 ID:myh9p5130
美琴「・・・なんかそれ見たらさ、辛くなったんだ」

上条「なんで?」

美琴「バカみたいよね・・・アンタもあの子も悪くないのに」

なんで、御坂が辛いのか

65: ◆G2uuPnv9Q. 2011/05/06(金) 19:20:40.81 ID:myh9p5130
美琴「アンタがさ、私を同情から守ってるんじゃないかって考えちゃって」
美琴「そんなわけないのに・・・アンタはそんなヤツじゃないのに」
美琴「最低よね、くだらない嫉妬ばっかでさ」
美琴「ホント、自分がイヤになるわ・・・」

上条「おい・・・」
66: ◆G2uuPnv9Q. 2011/05/06(金) 19:25:52.49 ID:myh9p5130
美琴「自分が可愛くて・・・だから、アンタが私以外の子に優しくしてるの見たら辛いのよ」
美琴「アンタが守ってきた人たち全員に嫉妬してるのよ?」
美琴「しかも、私を心配してくれたアンタにまでひどいこと言って」
美琴「ホント最低・・・」

上条「おい・・・」
67: ◆G2uuPnv9Q. 2011/05/06(金) 19:42:10.98 ID:myh9p5130
美琴「ゴメン、気にしないで、落ち着くまで一人にしてくれない?」
美琴「今のままだと・・・またアンタを傷つけちゃうから」
美琴「これ以上アンタを傷付けたくないから・・・」

上条「おいって・・・」

美琴「もうさ・・・」
美琴「私なんて、守る気にならないわよね、こんな女」

上条「ふざけんなよ」

美琴「・・・なに?」

上条「ふざけてんじゃねぇよ!!」
74: ◆G2uuPnv9Q. 2011/05/06(金) 20:49:57.74 ID:myh9p5130
ビクリ、と美琴の肩が跳ねる
上条は怒っているような顔をしていた

上条「最低だ?守る気にならないだ?」

美琴「そうよ・・・私なんて」

上条「俺が・・・お前を守ってたのは、ほかのヤツらを守るついでだと思うのか?」

美琴「アンタは、誰でも守ってくれるヒーローじゃ・・・」

上条「ちげぇよ!!」

大声で上条がさえぎる
76: ◆G2uuPnv9Q. 2011/05/06(金) 20:53:48.65 ID:myh9p5130
上条「お前を守る理由は、ほかの仲間を守る理由と一緒じゃないんだよ!」

上条「友情じゃない、同情じゃない、好きな人を守りたいってのは当たり前だろ!」

上条「男って生き物は好きなヤツをしつこく追いかけてしつこく思ってしつこく求めて」

上条「そしてしつこく守り抜かなきゃ気がすまないんだよ!」
77: ◆G2uuPnv9Q. 2011/05/06(金) 20:56:17.24 ID:myh9p5130
上条「最低なんかじゃない!バカなんかじゃない!」

上条「お前は悪くなんかない!ちょっと不器用なだけだろ!」

上条「だからもう自分を責めるなよ・・・」

美琴「・・・」

上条「それ以上・・・」



上条「それ以上、俺の好きな人のことを悪く言わないでくれよ・・・」
79: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(愛知県) 2011/05/06(金) 21:05:32.48 ID:oViac2MU0
えんだあああああああああああああああああああああああああああ
80: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関東・甲信越) 2011/05/06(金) 21:07:31.77 ID:JEQcOKkAO
いやあああああああああああああ!
86: ◆G2uuPnv9Q. 2011/05/06(金) 21:40:22.47 ID:myh9p5130
美琴「・・・バカじゃないの?アンタ」

上条「・・・かもな」

美琴「もっとロマンチックな告白とかできないわけ?」

上条「あー・・・すまん」

美琴「ったく・・・」

ぎゅっと、美琴が上条に抱きつく
それをしっかりと、抱きしめ返す
87: ◆G2uuPnv9Q. 2011/05/06(金) 21:40:47.75 ID:myh9p5130
上条「なぁ、御坂」

美琴「なに?」

上条「俺も、不器用なんだ」

美琴「知ってる」

上条「だからさ、ロマンチックにとか、幻想的にとかはできないかもしれない」

美琴「・・・」
88: ◆G2uuPnv9Q. 2011/05/06(金) 21:42:59.10 ID:myh9p5130
上条「でもさ、これだけは約束したいんだ」

上条「もう絶対、お前を泣かせたりしない」

美琴「・・・ホントに?」

上条「あぁ、だからさ・・・」

上条「俺と・・・付き合ってほしい」
95: ◆G2uuPnv9Q. 2011/05/07(土) 09:11:42.86 ID:3ff+8IVT0
美琴「バカ・・・」

美琴「泣かせないって言ってたのに・・・」

美琴「早速泣かせてるんじゃないわよ」

上条「あぁ・・・すまん」

美琴「・・・許してほしい?」

上条「もちろん」

美琴「だったらさ」

美琴「キス、してくれない?」
96: ◆G2uuPnv9Q. 2011/05/07(土) 09:13:47.67 ID:3ff+8IVT0
上条「・・・」

無言で、唇を合わせる
上条も、美琴も、顔を真っ赤にしていた

外は寒かったけど、なぜだか心は暖かかった

ロマンチックじゃないけれど
幻想的でもないけれど

こういうのも悪くないな、なんて美琴は思っていた
97: ◆G2uuPnv9Q. 2011/05/07(土) 09:27:36.47 ID:3ff+8IVT0
美琴「つまり、あのシスターは居候と・・・」

上条「そうなのですよ・・・」

キスしてすぐは、二人とも真っ赤な顔で黙りこくっていた
でも、しばらく時間が経って急に美琴が「二股じゃないわよね?」なんて言ってきた

だから、インデックスを居候させることになったいきさつを説明する
100: ◆G2uuPnv9Q. 2011/05/07(土) 10:42:37.97 ID:3ff+8IVT0
上条「まぁ、恋人がいるのに女の子の居候がいるのはよくないよな・・・」

美琴「・・・いいわよ、べつに」

上条「・・・アンタに浮気されてもいいわよ、ってことでせうか・・・」

美琴「んなわけないじゃない」

美琴「アンタはそんなことしないって信じてるし、それにアンタはその子も守りたいでしょ?」

美琴「途中で投げ出すなんてアンタらしくないわよ」
101: ◆G2uuPnv9Q. 2011/05/07(土) 10:51:50.64 ID:3ff+8IVT0
上条「・・・なるほど」

なんだかんだ自分のことをよく分かってくれているんだな、と嬉しくなる

上条「お前と付き合うってこと説明しないとな」

美琴「うん・・・」

美琴は、気づいている
きっとあのシスターも上条のことを好きなんだと

いいのだろうか?
自分だけが彼を独り占めしてしまって

上条「さーて、じゃあ一緒に説明しに行きますか」
105: ◆G2uuPnv9Q. 2011/05/07(土) 16:44:48.52 ID:3ff+8IVT0
上条「・・・痛い、噛まれて痛いし心も痛い」

美琴「なに言ってるのよ、アンタ」

インデックスに成り行きを説明した途端、噛み付かれるという不幸を経験した
でも、ちゃんと理解して、了承してくれた
106: ◆G2uuPnv9Q. 2011/05/07(土) 16:45:15.80 ID:3ff+8IVT0
イン「…とうまは、美琴のことが好きなんだね?」

当麻「あぁ…大好きだ」

イン「美琴以外の人がとうまを好きだって言ったら?」

当麻「変わんねぇよ」

当麻「俺は、御坂美琴が好きなんだ」

当麻「白状かもしれないし、ひどいことかもしれないけど」

当麻「でも、これだけは曲げられない」
107: ◆G2uuPnv9Q. 2011/05/07(土) 16:45:48.53 ID:3ff+8IVT0
当麻「でも、これだけは曲げられない」

イン「…そっか、よかった」

当麻「何でだよ?」

イン「とうまが美琴のことを好きだってのは知ってたから」

イン「上手くいってよかったんだよ…」

当麻「ありがとな、インデックス」

イン「その代わり、絶対美琴を幸せにすること!」

当麻「あぁ!!」
108: ◆G2uuPnv9Q. 2011/05/07(土) 16:51:39.18 ID:3ff+8IVT0





美琴「・・・ゴメンね」

イン「ううん!!とうまが幸せになれるのが一番なんだよ!」

美琴「・・・」

イン「それに・・・」

イン「私も、とうまに幸せになってほしいから」

上条「ありがとうございます、インデックスさん!」
109: ◆G2uuPnv9Q. 2011/05/07(土) 16:52:06.71 ID:3ff+8IVT0
イン「代わりに、今日はお腹いっぱいごはん食べさせてもらうんだよ!」

上条「・・・不幸だー」

美琴「まぁまぁ、手伝ってあげるから感謝しなさい」

イン「短髪の手料理かぁ・・・どんな味なんだろう」

美琴「それはお楽しみよ!」

そうやって上条と美琴の恋人生活は始まった
結局その恋人生活は、波乱万丈な日々になってしまうのだが・・・
120: ◆G2uuPnv9Q. 2011/05/07(土) 19:36:54.70 ID:3ff+8IVT0
遊園地デート編




上条「・・・これは、いったいどういうことなんですか、神様」

美琴「どうかした?」

上条「おかしい、あれはおかしい」




一方「おい、走るな!転ンだら怪我するだろォが!」

打ち止め「そしたらアナタが助けてくれるもん!ってミサカはミサカは開き直ってみたり」

一方「・・・よせ、照れるだろォ」

121: ◆G2uuPnv9Q. 2011/05/07(土) 19:38:26.15 ID:3ff+8IVT0
上条「あの二人がなんで遊園地でキャッキャウフフしてるんでせう?」

二人がいるのは遊園地
デートといえば遊園地
その遊園地で、もっとも遊園地が似合う女の子と、もっとも遊園地が似合わない男のカップルを発見したのだ
122: ◆G2uuPnv9Q. 2011/05/07(土) 19:40:13.10 ID:3ff+8IVT0
美琴がデートをしたいと言ったのが事の発端
付き合い出して早くも二週間
あれから一緒に帰ったり、電話で長話はよくした

しかし、二人きりでどこかに行くことはなかったので、デートをしようという話になった

二人でデートは初めてだし、ベタに遊園地でいっかー、なんて来てみたらこの有様
123: ◆G2uuPnv9Q. 2011/05/07(土) 19:43:17.14 ID:3ff+8IVT0
美琴「・・・仲よさそうにしているのがなんとも気持ち悪いわね」

上条「一方通行があんな満面の笑みを浮かべてるなんて信じらんねぇ・・・」

打ち止め「あー!お姉さまだ、ってミサカはミサカはお姉さまの懐にダイブ!」

美琴「いたっ」

こちらに気づいた打ち止めが、思いっきりタックルしてくる
124: ◆G2uuPnv9Q. 2011/05/07(土) 19:47:48.78 ID:3ff+8IVT0
こちらに気づいた打ち止めが、思いっきりタックルしてくる

一方「・・・打ち止め・・・愉快にケツ振りやがってェ・・・」

上条「その名台詞をハァハァしながら言うな」

打ち止め「お姉さま達もデート?ってミサカはミサカは訊ねてみたり」

美琴「そうよ・・・って、『も』ってどういう意味よ?」

打ち止め「ミサカたちもデートだもん!ってミサカはミサカは顔を赤らめながら答えてみたり・・・//」

上条・美琴「・・・デート・・・だと?」

一方「なンだよ、なンか問題でもあンのか?」
125: ◆G2uuPnv9Q. 2011/05/07(土) 19:53:07.62 ID:3ff+8IVT0
上条「お前・・・」

美琴「アンタ・・・」

一方「あン?」

上条・美琴「ロリコンかよ・・・」

打ち止め「え、アナタってそういう性癖があったの?ってミサカはミサカは新事実に驚愕して・・・」

一方「おい」
126: ◆G2uuPnv9Q. 2011/05/07(土) 19:57:38.42 ID:3ff+8IVT0
上条「なんだ?あー、もしかして怒ったのか?」

一方「お前ら、ロリを馬鹿にしてンのか?」

美琴「いや、ロリじゃなくてロリコンを・・・」

一方「ふざけてンじゃねェぞ!!」

上条・美琴「!?」

一方「お前らにロリの何が分かる?」

上条「・・・はぁ?」
130: ◆G2uuPnv9Q. 2011/05/07(土) 20:32:15.46 ID:3ff+8IVT0
一方「よし、じゃァきくが三下」

上条「は・・・はい?」

一方「お前にとって、ロリの定義は?」

上条「いや・・・まぁ、ベタに小学生とか・・・」

一方「オリジナル、お前は」

美琴「コイツと同意見だけど・・・」

一方「ダメだよなァ・・・そンなンじゃ全然ダメだ」
131: ◆G2uuPnv9Q. 2011/05/07(土) 20:34:02.60 ID:3ff+8IVT0
一方「じゃァきくが、ロリコンが全てのロリに萌えると思ってンのか?」
一方「違うンだよ、ロリの魅力はまず、可能性があること」
一方「もしかしたら、あンな風に育つンじゃないか、こンな風に育つンじゃないか、その可能性」
一方「そこらへンにいるただのババァに可能性があるか?将来性があるか?」
一方「ないね、全然ねェンだよ」
一方「人は進むことはできても戻ることはできない、ロリは今まさに進もうとしているンだ」

上条「いや、あの・・・」
132: ◆G2uuPnv9Q. 2011/05/07(土) 20:36:11.94 ID:3ff+8IVT0
一方「二番目に、純粋さだ」
一方「よく、ロリコンはロリに飴とか差し出して誘おうってする、とか言うよなァ」
一方「でも、最近のババァを考えてみろよ」
一方「金を渡されれば体を許す、力を見せつけられたら体を許す」
一方「その点ロリは純粋だからな」
一方「親の言いつけを守って、絶対に知らないヤツにはついていかねェ」
133: ◆G2uuPnv9Q. 2011/05/07(土) 20:36:43.54 ID:3ff+8IVT0
一方「それはなぜか、世間体だの世の中の汚さだのを気にしていないからだ」
一方「人間は育つに連れて余分な物ばかり背負っていく」
一方「生まれた頃は期待や未来を背中に背負っていた」
一方「そして、育つにつれて大切な誰かを背負うために、一つ、また一つとそういうもンを捨てていく」
一方「そうして空いたスペースに大切な誰かを背負おうとする」
一方「でもなァ、その誰かを失ったときに、人間は十字架を背負ってしまうンだ」
134: ◆G2uuPnv9Q. 2011/05/07(土) 20:37:18.76 ID:3ff+8IVT0
一方「オリジナル、俺はオマエをロリと思わない、それはなぜか」
一方「余分なものがあるからだ」
一方「オリジナル、俺はオマエをロリとは認めない、それはなぜか」

ビシッと、一方通行は美琴の胸を指差して言う

一方「そこに、山があるからだ」

美琴「」
上条「」
打ち止め「//」
135: ◆G2uuPnv9Q. 2011/05/07(土) 20:37:44.67 ID:3ff+8IVT0
一方「最後に、もう一つ」
一方「俺はロリの定義をこォ思っている」
一方「ロリとは、純粋さを失っていない、そンな人間のことを言うンだ、と」

一方「俺は打ち止めのことが好きだ、それは打ち止めがロリだから、純粋なままだから」
一方「お前らはこう言いたいンだろ、『それって打ち止めが年を取ったら興味ないってことじゃン』」
一方「でも違う、打ち止めが何歳になろうが、何年経とうが、純粋さを失わなければ」
一方「いつまでも打ち止めはロリなンだよ」
136: ◆G2uuPnv9Q. 2011/05/07(土) 20:38:19.62 ID:3ff+8IVT0
一方「ロリコン?異常性癖?はっ、上等じゃねェか」
一方「だったら一般人はセックスだのキスだので自己満足な愛に浸ってろォ」
一方「だがな、本当の愛はそこにあるのか?」
一方「逆に聞く、ロリコンは愛を持っていないのか?」

上条(もうダメだこの人)
137: ◆G2uuPnv9Q. 2011/05/07(土) 20:38:46.57 ID:3ff+8IVT0
一方「俺があの日打ち止めを助けたとき」
一方「俺があの日打ち止めを抱きしめたとき」
一方「打ち止めがあの日俺を信頼してくれたとき」
一方「打ち止めがあの日俺を心配してくれたとき」
一方「そして、あの日、俺たちがずっと一緒にいたいと願ったとき・・・」

一方「そこには、たしかに愛があったンじゃねェのか?」
138: ◆G2uuPnv9Q. 2011/05/07(土) 20:39:12.79 ID:3ff+8IVT0
一方「世間体だの周りの目だのどォでもいいさァ」
一方「両手で抱きしめた打ち止めだけ守り切れれば俺はいいんだよ」
一方「三下、テメェの右手はどンな幻想もぶち壊せるンだっけか?」
一方「でもなァ・・・」

一方「このたった一つの幻想を守り抜くためなら、俺はテメェを超える」
一方「後戻りはしねェ、振り返りもしねェ」
一方「なぜなら俺は・・・」

一方「一方通行だからなァ・・・」
139: ◆G2uuPnv9Q. 2011/05/07(土) 20:39:39.81 ID:3ff+8IVT0
上条・美琴(もうヤダこの人)
打ち止め(今日のアナタ・・・一段とカッコイイよ、ってミサカはミサカは・・・//)

一方「ま、オマエらには一生分かンねェさ、行くぞ打ち止め」

打ち止め「う、うん!ってミサカはミサカはさっきのアナタを思い出して・・・//」

一方「じゃァな、『普通』のカップルさンよォ」
144: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関東・甲信越) 2011/05/07(土) 20:57:34.44 ID:puoiS6WAO
ここまで来るといっそ清々しいww
147: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(四国) 2011/05/07(土) 21:14:02.73 ID:Os0VTGGAO
こんなにも清々しいせろり△
150: ◆G2uuPnv9Q. 2011/05/07(土) 21:23:39.93 ID:3ff+8IVT0
上条「・・・行くか、御坂」

美琴「・・・うん」


垣根「メリーゴーランドが好きだ、メルヘンだから」

心理「・・・あなた、急に帰ってきたからどうしたのかと思ってたけど、何かヘンなことされたでしょ・・・」

垣根「はぁ?お前にはメルヘンの良さが分からないのかよ・・・これだからホステス崩れは」

心理「なによ、ホスト崩れ」
151: ◆G2uuPnv9Q. 2011/05/07(土) 21:31:36.61 ID:3ff+8IVT0
上条「おぉ・・・なんというか、美男美女カップル」

美琴「ホント・・・ってアンタ、美女ってどういうことよ?」

上条「まぁ御坂ほどじゃないけどな」

美琴「・・・//」

上条「でもあの男の人のほう、どっかで・・・」

美琴「あ、あの人・・・」

美琴はとある研究資料を思い出す
それは、例の妹達計画の資料
たしか、あの資料にはLEVEL5の顔写真が載っていた
そして、その中にあの男性がいたような気がする
164: ◆G2uuPnv9Q. 2011/05/08(日) 10:13:41.80 ID:fWAV1r3H0
美琴「もしかして・・・あの資料に載ってた・・・」

上条「だよな?ってことはLEVEL5か・・・秀才でイケメンとはなんという・・・」

美琴「・・・私も一応、LEVEL5なんだけど」

上条「なんだ?もしかして御坂さんは男にもヤキモチを妬いちゃうんですか?」

美琴「なっ・・・そんなわけないでしょ!!」

つい大声を出してしまう
それに気がついたのか、例のカップルが近づいてくる
167: ◆G2uuPnv9Q. 2011/05/08(日) 10:26:17.15 ID:fWAV1r3H0
垣根「どうかしたかい、お嬢さん」

美琴「あ、いえ・・・」

心理「その割にはさっきから私達をじっと見ていたけど・・・?」

上条「あ・・・いや、美男美女カップルだったのでつい・・・」

垣根「ははは、俺たちはカップルなんかじゃないさ、ただの元同僚だよ」

上条(うわぁ・・・めちゃくちゃさわやか・・・これなんてキシリトールだよ)
168: ◆G2uuPnv9Q. 2011/05/08(日) 10:36:50.56 ID:fWAV1r3H0
美琴「あの、失礼ですけど・・・」

垣根「なんだい?」

美琴「もしかして、LEVEL5の方ですか?」

垣根「!!」

そう訊ねた瞬間、少しその男の顔が凍りつく
しかし、苦笑したあと、すぐに答える
169: ◆G2uuPnv9Q. 2011/05/08(日) 11:15:37.37 ID:fWAV1r3H0
垣根「一応ね・・・そういうお嬢さんこそ、常盤台の超電磁砲じゃないか」

心理「あら、こんな近くにLEVEL5が二人もいるなんて、光栄ね」

美琴「いえ・・・それほどでも」

少し照れくさそうに頭を掻く美琴
それを見て、少しヤキモチを妬く上条

垣根「おっと、悪い。彼氏さんにヤキモチを妬かせちゃったみたいだ」

美琴「え?アンタ妬いてるの?」

上条「別に・・・」

そうやって拗ねている上条を見て、カップルが微笑む
170: ◆G2uuPnv9Q. 2011/05/08(日) 12:30:02.84 ID:fWAV1r3H0
垣根「あぁ・・・自己紹介が遅れたな、俺は垣根帝督。」

美琴「垣根・・・もしかして第二位の!?すごい・・・」

垣根「よしてくれよ・・・そんな風に言われると照れるだろ」

上条「ワァーオ、リア充ですね」

心理「ほら、垣根。あんまり彼氏さんを挑発しないの」

垣根「してねぇよ・・・で、コイツが心理定規。まぁ、本名で呼ばれるのが苦手なヤツだからさ」

心理「よろしく。ついでに私はただのLEVEL4だから」

美琴「いや・・十分すごいですよ」

上条「どうせ上条さんは無能力者ですよー」

垣根「上条・・・だって?」
171: ◆G2uuPnv9Q. 2011/05/08(日) 13:11:36.98 ID:fWAV1r3H0
上条「はい?」

垣根「知ってるよ、君の事は・・・一方通行を倒した無能力者だろ?」

心理「!!この人が?」

二人の身に纏う空気が変わる
まるで獲物を狙うライオンのような・・・ライオンのような・・・

垣根「すっげぇ、サインくれよサイン!!じゃなくて、俺のメルヘンも無くしちまうのか!?やっべぇ、マジ常識通用しねぇwwwwwwww」

上条「・・・あれ?」

シリアスになりかけたのに
172: ◆G2uuPnv9Q. 2011/05/08(日) 15:41:12.31 ID:fWAV1r3H0
垣根「いやー、巷じゃ有名だぜ、アンタ。まさかこんなところで出会えるとはな・・・」

心理「超電磁砲と幻想殺しのカップル・・・いいわね・・・」ジュルリ

美琴「あ・・・あの?」

先ほどまでの、大人で上品なイメージが崩れ、ただの高校生のようになった二人に戸惑ってしまう

垣根「あぁ・・悪い悪い。普段はなんとなく気取っちまうんだよなぁ」

美琴「あ・・・なんとなく分かるかも。垣根さんもやっぱりそうなんですね」

垣根「まぁな、あと呼び捨てでいいから」

美琴「よ、呼び捨て!?」


あわわ、と美琴が慌てる
173: ◆G2uuPnv9Q. 2011/05/08(日) 16:39:29.41 ID:fWAV1r3H0
上条「・・・み・さ・かさん?」

美琴「な、なによ!別にアンタのことも名前で呼びたいななんて思ってはあばばばばばばばばばばばば」

心理「あら、壊れたわね」

垣根「彼氏さんのこと名前で呼んでないのか?そりゃいけねぇな・・・」

ニヤニヤ、と垣根が笑う

上条(コイツ・・・絶対御坂の反応が面白くて遊んでるだろ)

垣根(やっべ、上条の反応いちいちウケる)
174: ◆G2uuPnv9Q. 2011/05/08(日) 16:52:56.89 ID:fWAV1r3H0
心理「でも、やっぱり名前で呼ぶのは大切よ?距離が縮まるし、愛情も感じるし」

垣根「お、お前もそういうことは分かるんだな」

心理「・・・いいでしょ、別に」

美琴「ここは・・・上条くん・・・いや、とうまくん?それともとうま?まさか・・・あ・な・た、なんて・・・うわぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」

垣根「・・・こりゃお熱だな」

心理「ちなみに上条君は彼女のことはなんて?」

上条「いや、普通に苗字で・・・」

心理「ダメよ、そんなんじゃ」

上条「ダメ・・・って?」

垣根「上条は鈍感なのかよ・・・」

美琴(そのとおりよ、垣根)
175: ◆G2uuPnv9Q. 2011/05/08(日) 16:56:12.51 ID:fWAV1r3H0
垣根「いいか?女の子・・・ましてや、彼女だ」

垣根「名前で呼ばれたいに決まってるだろ?」

垣根「中途半端に苗字で呼ぶと、距離を置いてるようにも聞こえる」

垣根「だったらまだ、『オマエ』のほうがいい、奥さんを呼ぶみたいで」

垣根「分かるか?御坂はお前に名前で呼んでほしいんだよ」

垣根「呼んでやれ、名前で」

垣根「好きな女の願いはなんでも叶える・・・それが」

垣根「彼氏の役目、だろ」

上条(・・・なんかそんな気がしてきた) 
176: ◆G2uuPnv9Q. 2011/05/08(日) 17:02:58.87 ID:fWAV1r3H0
垣根「で、どうするんだ上条?」

上条「そ、それは…」

心理「御坂さんも期待してるわよ」

上条「えっ?」

そうなのか、と思って振り返ると美琴がキラキラした目でこちらを見ている

上条「あ、御坂は名前で呼んでほしいのか?」

美琴「はっ!?べ、別に呼んでほしくなんかないけど、でもアンタが呼びたいっていうなら…//」

垣根・心理(なんという教科書通りのツンデレ)
181: ◆G2uuPnv9Q. 2011/05/08(日) 18:49:07.22 ID:fWAV1r3H0
上条「そっか…たしかに付き合ってるなら名前で呼んだほうがいいよな」

思い返せば、今までにだって何度か美琴と呼んだこともある
今更、そんなに照れることじゃない

はずなのだが

上条(いざ、意識して呼ぶってなるとこれが緊張するんだよなぁ…)

とはいえ、美琴も期待しているようだし、やっぱり呼べませんなんて言えない
182: ◆G2uuPnv9Q. 2011/05/08(日) 18:50:49.32 ID:fWAV1r3H0
上条「まぁ、名前で呼ぶのはいいんだけど、その代わり御坂も俺のこと名前で呼んでくれよな?」

美琴「へっ!?なんで、私、アンタ、名前、呼ぶ?」

垣根「片言になってるぞ、エキサイト翻訳みたいに」

心理「彼氏さんにだけ名前で呼ばせるなんて不公平じゃない?」

美琴「そうだけどさ…」

上条「じゃ、せーので互いに名前呼び合わないか?」

美琴「なるほど…それならいいかも」
183: ◆G2uuPnv9Q. 2011/05/08(日) 18:54:12.60 ID:fWAV1r3H0
上条(よし、これで俺だけ言わなきゃ美琴が当麻って呼んでくれるのを堪能できる…)

上条「いくぞ」

上条・美琴「せーの」

美琴「当麻//」
心理「そげぶ」
垣根「おっぱいがそこにあるから僕は走り続けた、果てしない未来の先に明日があると知らずに」

上条「」
184: ◆G2uuPnv9Q. 2011/05/08(日) 19:06:48.84 ID:fWAV1r3H0
美琴「ちょっと、アンタ言ってなかったじゃない!ていうか垣根、何言って」

垣根「男になくて女にある、メルヘンじゃねぇか?」

心理「変態ね…」

上条「…なぁ、美琴」

美琴「へあっ!?なななななななに?」

上条「もうさっさとデートに戻りましょう、上条さんは美琴と二人になりたいんですよ」

美琴「あ、アンタ何言って…//」

上条「ん?アンタ?」

美琴「…当麻//」

垣根(えんだあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ)

心理(このタイミングは違うわよ)
185: ◆G2uuPnv9Q. 2011/05/08(日) 19:07:27.53 ID:fWAV1r3H0
上条「まぁそんなわけで、またな垣根、心理定規」

垣根「おう、邪魔して悪かったな、楽しめよ」

心理「御坂さん、彼氏さんと仲良くね。私達はいろいろ適当に回るからまた会うかもしれないけど」

美琴「うん、またね」

そう言うと二組のカップルは別々の方向に歩き出した
しかし、忘れてはいけない

垣根帝督に常識は通用しないのである
186: ◆G2uuPnv9Q. 2011/05/08(日) 19:18:44.83 ID:fWAV1r3H0
垣根「みんな、待たせたな」

心理「何やってるの、あなた」

垣根「上条と御坂を尾行する、いわゆるスネークだ」

心理「…あの二人の邪魔はしないんじゃなかったの?」

垣根「俺は非常識なんだよ、常識に縛られた一般人には一生無理な領域に達したな」

心理「まぁ直接邪魔しないのならいいけど」

垣根「気になるだろ、不器用同士のカップルがどうなるのか」

心理「せめて私達くらい器用なカップルだったらいいのにね」

垣根「いや、俺たちそういう関係じゃねぇだろ」

心理「…そうね」

垣根「何ふてくされてんだよ、上条達先に行っちまうぞ」

心理「はいはい」
187: ◆G2uuPnv9Q. 2011/05/08(日) 19:36:58.01 ID:fWAV1r3H0
上条(…どうしよう、二人きりになったはいいが、会話が続かない)

美琴(なによ、急にヘンな空気に…)

上条(よし、ここは俺が男を見せるべきだ!)

上条「なぁ、美琴」

美琴「ひゃい!?」

上条「…なんだその返事…ま、いっか。なんか乗りたいモンとかあるか?」

美琴「えーっと…メリーゴーランドとか」
191: ◆G2uuPnv9Q. 2011/05/08(日) 20:59:42.69 ID:fWAV1r3H0
上条「…メリーゴーランド…」

美琴「な、なによ!別にいいじゃない!」

上条「いや、いいんですけどね。もうちょっとこう、デートらしいものとか…」

美琴「え?デートってメリーゴーランド→お化け屋敷→観覧車が普通よね?」

上条「そうか?ジェットコースター→ゴーカート→コーヒーカップじゃねぇのか?」

美琴「…じゃそれ全部乗りましょ」

上条「あ、はい」


垣根(何やってんだよ、上条、そこは女が言ったことに異論は唱えたらいけないだろ…)

心理(あの二人、趣味とか全然違うのね)
192: ◆G2uuPnv9Q. 2011/05/08(日) 21:00:15.83 ID:fWAV1r3H0
上条「じゃ、まずはメリーゴーランドか」

美琴「うん♪」

上条(楽しそうだな…その笑顔が見られるだけで上条さんは幸せですよ)

美琴「行こ、と…当麻//」

上条「あ、ああ」

上条(前言撤回、超幸せです)
193: ◆G2uuPnv9Q. 2011/05/08(日) 21:00:44.09 ID:fWAV1r3H0
垣根(うわぁ、メルヘン)

心理(あなたもあれくらい一途になってみたら?)

垣根(はいはい、いいから俺たちもあのメリーゴーランド乗るぞ)

心理(あなた、自分が乗りたいだけでしょ)

垣根(さっきからあなたあなたうるせーな、俺とお前は夫婦かよ)

心理(ふ、夫婦って//)

垣根(あれぇぇ??)
194: ◆G2uuPnv9Q. 2011/05/08(日) 21:01:12.91 ID:fWAV1r3H0
上条「たしかに、わりとカップルには人気みたいだな」

美琴「ほらね、デートならまずはメリーゴーランドよ」

上条「…やけに詳しいけど、ほかの男と来たこととかあるのか?」

美琴「?ないわよ、一度も。黒子とかとなら来たことあるけど」

上条「あ、そうですか」

美琴「何よ?」

上条「別にー(笑)」
195: ◆G2uuPnv9Q. 2011/05/08(日) 21:01:40.79 ID:fWAV1r3H0
美琴「?」

上条(ヤキモチ妬いてたなんて言えませんよ)

美琴「あ、わたしあの馬車がいい!!」

上条「いや、メリーゴーランドならせめて白馬に…」

美琴「…ダメ、かなぁ?」ウワメヅカイ

上条「よし、乗ろう、ぜひとも馬車に」

美琴「やったぁ!」

上条(ああもう可愛いなぁ)
196: ◆G2uuPnv9Q. 2011/05/08(日) 21:02:09.24 ID:fWAV1r3H0
垣根(ちくしょう、リア充は爆発しろよ)

心理(定員超えてたせいで乗れなかったからっていじけないの)

垣根(いいもん、俺、あんなユニコーンに乗らなくても背中から翼生やして飛べるもん)

心理(なにそのキャラ)
197: ◆G2uuPnv9Q. 2011/05/08(日) 21:03:41.82 ID:fWAV1r3H0
上条「あのー、美琴さん?」

美琴「…なに?」

上条「近くないですか?」

美琴「いいじゃない、狭いんだから」

上条「いや、そうですけどね、こんな至近距離だと恥ずかしいというか…」

美琴「別に、か、カップルなんだからいいでしょ」

上条「…なんか、急に攻めてきますね」

美琴「あーもういいじゃないの!せっかく付き合えたんだから少しくらいアンタのそばにいたいのよ!」

上条「…美琴」
198: ◆G2uuPnv9Q. 2011/05/08(日) 21:05:14.64 ID:fWAV1r3H0
美琴「な、なに?」ドキドキ

上条「アンタに呼び方戻ってますよ」

美琴「…そこは、歯がゆい台詞を返すところでしょ」

上条「と言われましても…あ、動き始めたみたいだな」

美琴「あ、ホント」

二人を乗せたメリーゴーランドが回り始める
クルクルと回っていく景色
そんな中、目の前にいる恋人だけがハッキリと見える
なんかこういうのも悪くないな、なんて上条は思った

上条(でもな、なぜだか涙目の垣根が視界に入ってしょうがないんだが)
199: ◆G2uuPnv9Q. 2011/05/08(日) 21:07:59.22 ID:fWAV1r3H0
美琴「楽しかったー♪」

上条「メリーゴーランドなんて子供の乗り物だと思ってたけど、結構いいモンだな!」

美琴「でしょ?ア…当麻も良さが分かった?」

上条「もちろん」

美琴(こうやって自分の好みを合わせていく…それが恋なのね)

上条「じゃ、次はジェットコースターに乗りますか」

美琴「ここのって結構スリルがあるのよ」

上条「お、それは楽しみだな!!」
200: ◆G2uuPnv9Q. 2011/05/08(日) 21:08:32.43 ID:fWAV1r3H0
垣根(スリルか…俺、今度は乗れるかな?)

心理(あなたがそう願うならね)

垣根(神様お願い、俺乗りたい!!)

心理(…なにこの可愛いメルヘン)


上条「…本日、システム点検のため休止させていただきます、か」

美琴「…残念ね」

上条「今度来るときは乗れたらいいな」

美琴「え、あ、そうね!」

上条「どうかしたか?」

美琴「なんでもない、えへへ…」

上条「?」

美琴(今度か…そうだよね、いつでもデートできるんだよね)
201: ◆G2uuPnv9Q. 2011/05/08(日) 21:10:37.75 ID:fWAV1r3H0
垣根(神は死んだ、ニーチェがそう言ってたな)

心理(…そうね)

垣根(さっきお願いしたのに、叶わなかったな)

心理(…そうね)

垣根(今ならニーチェと友達になれると思うんだ)

心理(あなた、キャラおかしくない?)

垣根(…もう、いいんだ)

心理(…本当に落ち込んでるわね)

垣根(神は死んだ、もういない!だけど、俺の背中に!この胸に!)

心理(やめなさい、見苦しい)

垣根()
202: ◆G2uuPnv9Q. 2011/05/08(日) 21:15:09.78 ID:fWAV1r3H0
上条「気をとりなおして、お化け屋敷に行きますか」

美琴「えぇ…お化け屋敷か…」

上条「おやおや?もしかして美琴センセーはお化けが怖いので?」

美琴「んなわけないでしょ!いいわよ、行ってあげる!」

上条「ま、怖かったら腕に掴まってきてもいいからな」

美琴「う、うん//」

上条(よし、上手くいけばよくあるベタな展開に…)

上条「ほら、俺たちの番だぞ」

美琴「う、うん!」
203: ◆G2uuPnv9Q. 2011/05/08(日) 21:21:40.15 ID:fWAV1r3H0
垣根「お化け屋敷とかマジだるいわ」

心理「あら、お化けが怖いの?」

垣根「あー、もうそれでいいや、怖い怖い。でもお化け怖いって言ったら明日部屋にいっぱいお化けが届けられる」

心理「饅頭怖い?」

垣根「よし、ちょっとあの二人にちょっかい出してくる」

心理「こ、こら、よしなさい…あ、行っちゃった」
204: ◆G2uuPnv9Q. 2011/05/08(日) 21:23:59.38 ID:fWAV1r3H0
上条「結構本格的だな…BGMとかかかってないところが逆に生々しい」

美琴「ほ、ホントね」


キャー!!

美琴「!?」

上条「ほかのお客さんが叫んでるみたいだな…楽しみ楽しみ」

美琴「当麻…怖いよ…」

上条「だ、大丈夫だって」

上条(そろそろくるか!抱きしめイベント!この上条さんにもついにチャンスが!!)

お化け「や ら な い か」

美琴「キャー!!」

ガシッ

上条(きた!!腕にぎゅって…)

垣根「怖いよぉ…」ブルブル

上条「」
209: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/05/08(日) 21:36:22.00 ID:uUPYrTTy0
垣根wwwwwwwwwwwwwwwwwwww
213: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank) 2011/05/08(日) 22:35:04.93 ID:sgG8D12yo
かwwwwwwきwwwwwwねwwwwww
大好きだwwwwwwwwww
220: ◆G2uuPnv9Q. 2011/05/09(月) 08:58:19.36 ID:xygBRqpk0
垣根「反省はしていない、後悔もしていない」

上条「よし、そげぶする」

垣根「だが断る、それにあんな下心見え見えじゃあな」

上条「下心なんてねぇよ!!」

垣根「御坂にぎゅってされたかったんだろ?あぁ?」

美琴「そうなの、当麻?」

上条「…すこし」

垣根「うわぁ…ひくわ、なぁ御坂」

美琴「い、言ってくれたらいつでも抱きつくけど…//」

垣根(ダメだこのバカップル
221: ◆G2uuPnv9Q. 2011/05/09(月) 08:58:49.27 ID:xygBRqpk0
上条「垣根が来なければもっとよかったのになぁ」

垣根「はいはい、すいませんね」

心理「ちょっと、あなた」

美琴「あ、心理さん」

垣根「お前今までどこいたわけ?」

心理「後ろにいたわよ…あなたが走っていくまではね」

上条「垣根…そんなに俺の邪魔したいのかよ…」

垣根「悪い悪い、お詫びになんか食い物おごるからさ」

美琴「じゃあソフトクリーム買ってきてもらえる?」

垣根「あいよ、心理定規はコーラでいいよな?」

心理「分かってるじゃない」
222: ◆G2uuPnv9Q. 2011/05/09(月) 08:59:16.86 ID:xygBRqpk0
上条「じゃ、俺は…」

垣根「上条も一緒にくるんだよ」

上条「い、いや、俺は」

垣根「いいからこい」

ぐいぐいと垣根が上条の腕を引っ張る

美琴「?どうかしたのかしら」

心理(垣根…あなたホントは二人がうらやましいのね)
223: ◆G2uuPnv9Q. 2011/05/09(月) 08:59:43.54 ID:xygBRqpk0
上条「あのな、垣根…俺は今日美琴とデートしに来たわけであって」

垣根「上条」

急に真剣な顔つきになった垣根を見て、つい息を呑んでしまう上条

垣根「なぁ、上条」

上条「なんだよ」

垣根「俺は、お前の話はよく聴いてる。誰だって等しく助けるヤツだって」

上条「そりゃ、困ってるヤツがいたら助けるのは当たり前だろ?」

垣根「…そうだな、じゃあきくが」
224: ◆G2uuPnv9Q. 2011/05/09(月) 09:00:11.21 ID:xygBRqpk0
垣根「もし、御坂とほかのヤツ、両方が死にそうな状況になってたらどっちを助けるんだ?」

上条「はぁ?」

何をいきなり、と上条は思う

上条「そりゃ、どっちも助けて…」

垣根「どっちか一方だけだ、助けられるのは」

上条「なんだよ、そりゃ」

垣根「じゃあ分かりやすく言うぞ」


垣根「お前は、自分の女のためならほかのヤツを見捨てられるか?」
227: ◆G2uuPnv9Q. 2011/05/09(月) 16:16:28.51 ID:xygBRqpk0
上条「…なに言ってんだよ」

垣根「見捨てられないのか、御坂はお前にとってその程度の存在なのか?」

上条「ちげぇよ、美琴は大事だけど、それとほかのヤツは関係な…」

垣根「お前はホントに御坂が一番なのか?」

上条「…」
228: ◆G2uuPnv9Q. 2011/05/09(月) 16:19:11.15 ID:xygBRqpk0
垣根「いいか、上条。俺はお前よりちっとばっか女の経験が豊富だからわかるんだ」

垣根「御坂は、お前が唯一なんだ」

垣根「一番なんじゃない、唯一なんだよ」

垣根「お前のためなら御坂は命を捨てると思うぜ」

上条「そんなこと…」

垣根「あるさ、御坂の顔を見てれば分かる」

上条「…」

垣根「お前は、御坂のためなら他人を犠牲にできるか?」
229: ◆G2uuPnv9Q. 2011/05/09(月) 16:19:37.23 ID:xygBRqpk0
上条「…命を天秤にかけたくはない」

垣根「命を天秤にかけるんじゃねぇ、てめぇの気持ちを天秤にかけろ」

垣根「御坂はきっと、どんな他人に対する気持ちよりもてめぇに対する気持ちを大切にする」

垣根「お前はどうだ?御坂が一番…いや、唯一か?」

垣根「御坂のためならほかの友達や知り合いを犠牲にできるか?」

垣根「綺麗事はいらない、答えろ」
230: ◆G2uuPnv9Q. 2011/05/09(月) 16:47:39.57 ID:xygBRqpk0
上条「…俺は、美琴が好きだ」

上条「誰よりも…いや、比べる必要もない、美琴だけが好きだ」

上条「でも、他人を犠牲にすることはできない」

上条「上条当麻は困っている人がいたら、損得関係なしに助ける人間なんだよ」

上条「今までも、そして、これからも」

垣根「そうか…噂どおりの熱血漢だな」

垣根「じゃあ、せめてお前は御坂を一番最初に救うようにしろ」

上条「そんなこと分からないだろ」
231: ◆G2uuPnv9Q. 2011/05/09(月) 17:04:58.61 ID:xygBRqpk0
垣根「バーカ、何言ってんだよ」

垣根「両手に花持ってたらどうやって水をやれるってんだ」

垣根「遠慮はいらねぇ、どっちかの花を投げ出して、片方に水をくれてやればいい」

上条「…」

垣根「いいか?俺はお前らを友達だと思ってる。出会ったばかりだけどな」

垣根「だから幸せになってほしい」

垣根「上条、自分の女を何よりも優先しろ」

垣根「お前が救わなきゃ、いったい誰が御坂を守れる?」

垣根「お前は、御坂を守りたいんだろ、なによりも一番に」
232: ◆G2uuPnv9Q. 2011/05/09(月) 17:20:19.34 ID:xygBRqpk0
上条「ああ、守ってやるさ」

上条「俺はちっぽけな人間だから、誰もを守るのは無理かもしれない」

上条「でも、背中に背負った美琴だけは、なにがなんでも守ってみせる」

垣根「…」

上条「でもな、俺は一度投げ出した花にだって水をやってやる」

上条「一度投げ出したからってなんだ、拾ったらいけないなんて決まりはない」

上条「断られてもいい、偽善だって罵られてもいい、困ってるヤツは助けたい」

上条「俺にできるなら、だけど」

垣根「できなかったら?」

上条「美琴だけは守るさ、絶対に。神に誓ってもいいさ」

垣根「神に、か」

はははと垣根が苦笑する
233: ◆G2uuPnv9Q. 2011/05/09(月) 17:21:23.27 ID:xygBRqpk0
上条「な…笑うなよ」

垣根「お前の右手はなんでも打ち消すんだろ?神様に誓っても意味ないんじゃねぇか?」

上条「…ですよねー」ガックリ

垣根「でもな、上条」

上条「?」
234: ◆G2uuPnv9Q. 2011/05/09(月) 17:22:19.02 ID:xygBRqpk0
垣根「もしお前の右手がその誓いを打ち消すんなら」

垣根「俺が神様の代わりになってやるよ」

垣根「今までだって何度もそれを目指した、そして翼を折られた」

垣根「でもな、お前のためならなってやるさ、神様よりもずっと強くな」

垣根「俺への誓いも打ち消しちまうってか?」

垣根「だが俺にはその常識は通用しねぇ」

垣根「だから神様に誓えなかったら俺に誓え」


垣根「どこにいるか分からない神様ってヤツによりも、目の前の俺に誓え」

垣根「そして、自分に誓え」

236: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/05/09(月) 17:26:20.09 ID:k1Z/iJlDO
ていとくんイケメンすぎるだろ…
ただのメルヘンギャグ要員じゃなかったのか
237: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) 2011/05/09(月) 17:44:06.42 ID:GL86iOcj0
ていとくんはやっぱかっけえな
238: ◆G2uuPnv9Q. 2011/05/09(月) 19:17:41.98 ID:xygBRqpk0
上条「…メルヘンだな、お前」

垣根「心配するな、自覚はある」

上条「…さっさと買おうぜ、二人とも待ちくたびれるだろ」

垣根「だな」

上条「…なぁ、垣根」

垣根「なんだよ?」

上条「ありがとな」

垣根「いいってことよ」
239: ◆G2uuPnv9Q. 2011/05/09(月) 19:18:09.95 ID:xygBRqpk0
心理「あら、遅かったわね」

垣根「いいだろ」

上条「はい、美琴」

美琴「ありがと、当麻」

四人で近くのベンチに座り、一休みする

心理「ごめんなさいね、私は二人の邪魔をしたくないんだけど、垣根が…」

垣根「俺に常識は通用しねぇ」

美琴「ただ非常識なだけじゃない」

垣根「そうとも言う」
240: ◆G2uuPnv9Q. 2011/05/09(月) 19:18:38.26 ID:xygBRqpk0
上条「というか、二人はなんで遊園地に?」

垣根「コイツが言い出したんだよ」

心理「あら、あなたが久しぶりに帰ってきたからお祝いにと思って」

垣根「なんで遊園地なんだよ」

上条「メルヘンだからだろ」

垣根「ありがとう、心理定規、愛してる」

心理「ば、な、人前でなんてこと言ってるのよ!」

美琴(これがツンデレかぁ…)
241: ◆G2uuPnv9Q. 2011/05/09(月) 19:19:04.85 ID:xygBRqpk0
上条「でも、心理定規さんは垣根と二人がいいんじゃないか?」

垣根「なんでだよ?」

上条「久しぶりに帰ってきたってことは、仕事かなんかだったんだろ?」

垣根(冷蔵庫になったなんてデマを流されてただけなんだがな)

垣根「ああ、ちょっと大量生産をな」

上条「だったら久々に二人きりになったらどうだよ?」

美琴「そうよ、女の子には優しくしないと」

垣根「女の子…ねぇ」

心理「な、なによ」
242: ◆G2uuPnv9Q. 2011/05/09(月) 19:19:31.45 ID:xygBRqpk0
垣根「…ま、さすがに上条たちの邪魔ばっかもよくないし、そうするか」

上条「そうしてくれ、こっちもお前のせいで午前の二人きりデートがつぶれたんだ」

垣根「うわ、ひでぇ」

美琴「垣根って心理さんのことどう思ってるのよ?」nyny

心理「ちょっと、御坂さん、なにきいて…」

上条「ここはハッキリさせないとな」nyny

垣根「うーん…そうだな…」

心理「あ、あなたもノらないの!」

垣根「まぁ、簡単に言えば」

上条「お!?」

美琴「ん!?」

心理「ちょ!?」
243: ◆G2uuPnv9Q. 2011/05/09(月) 19:19:57.21 ID:xygBRqpk0
垣根「毎日通いつめていた花屋さん、そこには可愛い店員がいたが、その店員はある日を境に見かけなくなった、彼女はどこへ、そのとき現れた女A、みたいな」

上条(長ったらしいが…要約すれば眼中にないのか…)

心理「…」

美琴「こ、こら垣根!!心理さんが…」

垣根「というのは冗談で、まぁ今一番守りたいヤツかな」

上条(やべぇ、かっけぇ)

美琴(落として上げる…ツンデレ?いや、これは何?)

心理「今ならあなたに抱かれてもいい、いや抱かれたい」
244: ◆G2uuPnv9Q. 2011/05/09(月) 19:20:23.92 ID:xygBRqpk0
垣根「はいはい、じゃあ俺たちはそろそろお暇させてもらうな」

上条「ああ、またな」

垣根「これ、俺のメアドだから」

上条「暇なときにでもメールするよ」

美琴「心理さんも教えてくれる?」

心理「いいわよ、今の私は上機嫌だから♪」

垣根「じゃ、お二人さん仲良くな」

上条「じゃあな」
245: ◆G2uuPnv9Q. 2011/05/09(月) 19:20:49.93 ID:xygBRqpk0
今度こそ本当に二人は帰ったようだ

上条「さて、完全下校時刻まで三時間ちょっと…」

美琴「さすがに、遊園地にはあと一時間しかいれないわね」

上条「じゃ、最後に観覧車に…」

美琴「なんか、グダグダだったわね」

上条「今度はホントに二人で来ような」

美琴「うん//」

上条「さて、並びますか」
246: ◆G2uuPnv9Q. 2011/05/09(月) 19:21:16.80 ID:xygBRqpk0
ハマヅラ、コッチコッチ
タキツボハホントニカンランシャスキダナ

上条「やっぱりカップルには定番みたいだな」

美琴「そうね、観覧車の中でキスなんてよくある展開だし…」

そこまで言って美琴は自分の言ったことの意味を考える

美琴(こ、これってキスしてほしいって言ってるようなもんじゃないの!?そ、そんな急にされたら…//)

上条「…美琴」

美琴「ひゃ、ひゃい!?」

上条「上条さんも期待してるから、そんなに赤くならないでいいですよ?」

美琴「ふ、ふにゃぁぁぁぁぁぁ!!」

上条「ば、電撃ダメだってばぁぁぁぁぁぁぁ!!!」
247: ◆G2uuPnv9Q. 2011/05/09(月) 19:23:01.28 ID:xygBRqpk0
上条「なんで観覧車乗る前に電撃翌浴びなきゃいけないんだよ…」

美琴「ご、ゴメン」

上条「冗談だって、俺こそゴメンな?困るようなこと言って」

美琴「う、ううん!!」

美琴(なんでこんなに優しいのよ…//)

上条「観覧車かぁ…最後にロマンチックなのに乗れるなんていいな」

美琴「そ、そうね!!」

上条「どうした美琴?」

美琴「いや、なんだか幸せだなぁって…」

上条「…俺も、幸せですよ」

美琴(もう、幸せすぎて爆発しそう…)

上条「よし、次は俺たちの番だな」

美琴「楽しみ…//」
248: ◆G2uuPnv9Q. 2011/05/09(月) 19:23:45.31 ID:xygBRqpk0
観覧車の何がいいのかというと、遊園地のような公共の場で、二人きりのプライベートが生まれるところだ
普通に部屋に二人でいるでもなく、かといって誰かに話していることを聴かれる可能性があるわけでもなく

世界の中で、自分達だけが切り取られた、特別な場所にいるような気がする


上条「…なんか、上条さんはドキドキしてます」

美琴「…私も」

隣に座っている、好きな人の体温を感じる

上条(…なんか、美琴の髪とかからいい匂いが…はっ!いかんいかん、今はそういうのじゃなくて…)

上条「景色、きれいだな」

美琴「私達の住んでる街もこうやって見ると小さいのよね…」

上条「でもまぁ、広すぎたら美琴とは会えなかったかもしれないからな…」

美琴「…会えたわよ、私達なら絶対」

上条「…そうだな」
249: ◆G2uuPnv9Q. 2011/05/09(月) 19:24:12.48 ID:xygBRqpk0
上条「ん?」

美琴「当麻は…私のどんなところが好きなの?」

上条「どうした、急に?」

美琴「なんとなく…知りたいなって…」

上条「そうだな…」

上条「俺のことを心配してくれるし…、優しいし、でも、俺のことを頼ってくれてるだろ?」

美琴「うん…」

上条「守りたいって思うんだ、お前だけは…美琴だけは失いたくないって」

美琴「…」

上条「ゴメンな…上手く言葉にはできないけど、愛してる」

美琴「バカ…」

美琴が強く上条に抱きつく
250: ◆G2uuPnv9Q. 2011/05/09(月) 19:25:26.25 ID:xygBRqpk0
美琴「アンタの、そういう不器用なところも私は好きなのよ…」

上条「美琴…」

自然と、本当に自然と二人がキスをする
幸せだな、と二人ともが思う

上条「…なぁ、美琴」

美琴「なに?」

上条「…寮の門限ってさ、破ったらいけないのか?」

美琴「破ったら寮監から恐ろしい攻撃を受けるわ」

上条「…そっか…」

美琴「でもね…」


美琴「当麻と一緒にいられるなら、寮監のことなんてたいしたことじゃないわよ」
253: ◆G2uuPnv9Q. 2011/05/09(月) 19:50:25.51 ID:xygBRqpk0
上条と美琴は、二人寄り添って街中を歩いていた
遊園地でいいムードになったあと、そのまま別れるなんてできず、今も一緒に居る
とっくに完全下校時刻はすぎている

上条(現在、午後七時…インデックスは小萌先生に預けた…)

上条(美琴は、今日は寮に帰らないと言っている…)

上条(…やはり、男であれば期待してしまう)

美琴「当麻…黙りこくってどうしたの?」

上条「なぁ、美琴…これからどうする?」

美琴「どうって…」

上条「…泊まってくか、俺の寮」

美琴「…」

無言で美琴がうなずく
254: ◆G2uuPnv9Q. 2011/05/09(月) 19:51:04.09 ID:xygBRqpk0
上条「あのさ…そういうことは、しないから」

美琴「うん…」

上条「美琴がしたくなるまで待つから、安心してくれよな」

美琴「なんか、私から言い出しにくいじゃない」

上条「…たしかに」

美琴「…まぁいいわ」

ぎゅっと、美琴が上条の手を握る

美琴「早く行きましょ、寒くて凍えそう」

上条「了解です、姫」

美琴「ひ、姫って…//」
255: ◆G2uuPnv9Q. 2011/05/09(月) 19:52:31.50 ID:xygBRqpk0
美琴(…そういうことはしない、かぁ…)

美琴(たしかにまだ付き合ってから二週間しか経ってないし…)

美琴(さすがに、まだ早いわよね…)

美琴(でも…)

美琴(当麻はそういうことって興味ないのかな?)

美琴だって思春期の女の子だ
あからさまなものは見ないにしても、恋愛系の漫画や小説なんかで、そういう描写を見たこともある
そして、いつかは上条とそういうことを…と、考えてしまうこともあった

美琴(…お泊り、二人きり、深夜…)

となると考えられることは一つ
256: ◆G2uuPnv9Q. 2011/05/09(月) 19:52:58.73 ID:xygBRqpk0
上条「…また何か考え事ですか、美琴さん?」

美琴「…緊張してんのよ」

上条「…俺だって心臓バクバクだぜ?」

美琴「…あのさ」

上条「はい」

美琴「…ちょっとだけなら、そういうことしてもいいから」

上条「…はい?」

上条「…はい??」

上条「はいぃぃぃぃぃぃ!?」

美琴(三段活用…)
257: ◆G2uuPnv9Q. 2011/05/09(月) 19:53:55.85 ID:xygBRqpk0
上条「ま、待ってください、美琴さん!いや、上条さんもそういうことには人並みに興味はありますが、だからと言って…」

美琴「い、いいじゃない…」

美琴「好きな人と、そういうことくらいしたいでしょ?」

上条「…ぐ、具体的にはどこまで?」

美琴「…一緒にお風呂入ったり」

上条「…な、なるほど」

上条が期待してたベクトルと少し違ったようだ

上条(って違う違う!!一緒に風呂って時点であんなとことかこんなとこが!!)

上条「美琴」

美琴「…なに?」

上条「急ごう」

上条だって男の子だ
そういうイベントは楽しみでしょうがなかった
258: ◆G2uuPnv9Q. 2011/05/09(月) 19:55:37.92 ID:xygBRqpk0
美琴「…なんか、前に来たときも思ったけど殺風景な部屋よね」

上条「…それは、楽しくない部屋って意味ですか…」

美琴「男の子なんだからさ、もっとゲームとか漫画とか置かないの?」

上条「だー!!俺にそんな資金があるとお思いで!?ただでさえ貧乏なのに金は落とすは穀潰しはいるわ!!」

美琴(インデックス、ひどい言われようね)

上条「悪いな…なんもないけど、ゆっくりしていってください」

美琴「ま、まぁ当麻といられるだけで幸せよ…//」

上条「美琴…」

美琴「当麻…」

付き合ってからお互いが素直になったからか
人前でも二人きりでも、こういう甘すぎる展開になってしまう
259: ◆G2uuPnv9Q. 2011/05/09(月) 19:56:41.85 ID:xygBRqpk0
上条「…飯からがいいか?それとも…」

美琴「お風呂からがいい…」

上条「…一緒に?」

美琴「うん」

上条(急いで帰ってきた甲斐があった)

下心丸見えな上条だったが、美琴には気づかれなかったようだ

上条「…俺が先に入って待ってようか?」

美琴「うん、お願い」


そう言って上条はそそくさと脱衣所へ向かう
260: ◆G2uuPnv9Q. 2011/05/09(月) 19:58:01.60 ID:xygBRqpk0
上条(待たされるほうってのも緊張するな…)

風呂場で一人、上条は待っている
天使がくるのを
本物の天使と戦ったりしたことはあるが、あんな意味分からない言葉をしゃべるヤツは天使と認めない

美琴こそが天使だ、なんて適当なことを考えて気を紛らわせる

上条(平静を装え…相手は中学生、中学生…)

美琴「お、お邪魔しまーす」

上条(…中…学生・・・)

美琴はバスタオル一枚を巻いただけ、という格好だった
普段はスカートの下に短パンを履くというガードの固い彼女が、こんな無防備な姿でいる
そのギャップで上条は暴走寸前だった
261: ◆G2uuPnv9Q. 2011/05/09(月) 19:58:27.83 ID:xygBRqpk0
上条(よし、見上げてごらん、素数を数えろ、A、B、C、D、E、これはエンゲル係数だ、速さが足りない)

上条はパニックだった
美琴の肌とか肌とか肌が必要以上に見えている

美琴「…なにか言いなさいよ」

上条「もう、上条さんは理性が危ういです」

美琴「なっ…風呂場でそんなことしたら電撃翌浴びせるからね!?」

上条「風呂場でなければいいと?」

美琴「…まぁ、ちょっとは」

上条「美琴」

美琴「ひゃい!?」
262: ◆G2uuPnv9Q. 2011/05/09(月) 20:00:11.26 ID:xygBRqpk0
上条「体を洗ってしんぜよう」

美琴「…やらしいこと考えてないでしょうね」

上条「・・・お前って読心系の能力者だったか?」

美琴「・・・」

少しだけ、美琴の髪から火花が散る

上条「だー!!冗談だから風呂場では勘弁!!」

美琴「分かったから・・・」

美琴「優しく洗ってよ?」
263: ◆G2uuPnv9Q. 2011/05/09(月) 20:01:20.55 ID:xygBRqpk0
上条当麻はその日、一度目の賢者タイムを迎えそうになる

上条(やべぇ!!タオル越しでも分かる肌の柔らかさ!!)

上条(…今は腕とか首だからいいけど・・・背中を洗うならバスタオル取るんだよな・・・)

ごくり、と生唾を飲む
その音が聞こえたのか、美琴がヘンな目で上条を見る

美琴「・・・やっぱりやらしいこと考えてるでしょ」

上条「な、なんのことでせう?」
264: ◆G2uuPnv9Q. 2011/05/09(月) 20:03:09.89 ID:xygBRqpk0
美琴「・・・まぁしょうがないわよね、こんな状況だし・・・」

美琴「私もちょっと期待してるし」

上条「もうダメだ、バスタオル取るな」

美琴「は!?ちょ、まだ心の準備が・・・!!」

美琴の静止を聞かず、上条は漢になる
思いっきりバスタオルを引っ張った

そこには、一糸纏わぬ、肌色の世界が広がっていた


気がついたら、目の前に真っ暗な世界が広がっていた
265: ◆G2uuPnv9Q. 2011/05/09(月) 20:05:19.93 ID:xygBRqpk0
上条(・・・あれ、俺は風呂場にいたんじゃ・・・)

起き上がってみると、ベッドの上にいた
なんでか、髪の毛が少しチリチリになっている

上条(あれ?美琴のバスタオルを取って、その後・・・)

そういえば、美琴が「ふにゃぁぁぁぁぁぁ!!」って言ってた気がする

上条「美琴?いるのか?」

そう声をかけると、なぜかキッチンから美琴が出てくる
266: ◆G2uuPnv9Q. 2011/05/09(月) 20:06:52.68 ID:xygBRqpk0
美琴「・・・なに、なんか用?変態彼氏」

上条「・・・あ、怒ってらっしゃる?」

美琴「当たり前でしょ!!その、別にああいうことはイヤじゃないけど、心の準備が・・・」

上条「というか、俺は風呂場にいたんじゃ?」

美琴「う・・・わ、私が電撃出しちゃって、アンタ気絶したから・・・」

上条「とっさのことに右手が反応しなかった・・・だと?」

美琴「だから、急いで私とアンタの体洗って、アンタをベッドにひきずってきたってわけ」

上条「・・・俺の体を洗った・・・?」

美琴「な、ヘンなこと想像しないでよ!!ただ、普通に洗っただけ・・・だから・・・」
267: ◆G2uuPnv9Q. 2011/05/09(月) 20:08:05.73 ID:xygBRqpk0
上条「あ、ああ、ならいいけどさ」

美琴「もう…」

美琴(・・・男の人のあれって意識がなくてもあんなになるんだ・・・ふにゃぁぁぁぁぁ)

上条(・・・絶対何かあったな)

美琴が頬を赤らめているのを見て上条は感づく
なぜか、こういうことには人一倍敏感なのだ

上条「そういえば、お前キッチンから来たけど・・・」

美琴「そりゃ、料理してたんだから当たり前でしょ?」

上条「手料理・・・だと?」
268: ◆G2uuPnv9Q. 2011/05/09(月) 20:09:33.72 ID:xygBRqpk0
上条はピクリと反応する
彼は、家庭的な女性が好きだ
料理のできる女性は、かなり好きだ

上条「美琴って料理できるのか?」

美琴「失礼ね・・・結構得意なのよ?」

たしかに、キッチンからいい匂いがしてくる
この匂いは肉じゃがだろうか?

上条「すげぇいい匂い・・・」

美琴「ま、余ってた食材で作ったからちょっと質素だけどね」

上条「なんか、主婦みたいだな」

美琴「しゅ、主婦って、そりゃ当麻は、その、ダンナさんみたいなもんだけど・・・//」

上条(・・・お父さん、お母さん、都会は楽しいです、こんなリア充生活ができるなんて・・・)

美琴「と、とにかく食べましょうよ!!」
269: ◆G2uuPnv9Q. 2011/05/09(月) 20:10:00.64 ID:xygBRqpk0
上条「この肉のとろけ具合、ジャガイモのほくほく感・・・」

上条「そして何よりも愛という名のスパイス!!」

上条「星三つ!!」

美琴「ミシュランみたいに言わないの」

上条「カミシュランです」

美琴「・・・」

上条「カミシュランです」

美琴「大事なことなの?」
270: ◆G2uuPnv9Q. 2011/05/09(月) 20:11:11.33 ID:xygBRqpk0
上条「・・・いや、でもホント美味いな」

美琴「でしょ?」

美琴が胸を張る
付き合ってから彼女の知らない面が次々と見られて嬉しい、上条は幸せをかみ締める
肉じゃがと一緒に

上条「ごはんが進みますなぁ・・・」

美琴「肉じゃが好きなの?」

上条「自分の彼女が作ってくれたものならなんでも好物になりますのよ?」

美琴「・・・なんか、照れるわね//」

上条(ヤダ、この子かわいい)
271: ◆G2uuPnv9Q. 2011/05/09(月) 20:11:49.01 ID:xygBRqpk0
美琴「さて、食べ終わって、片付けも済んだところで・・・」

上条「おお?」

美琴「家宅捜索ね」

上条「はい?」

美琴「いろいろ調べるのよ・・・主にベッドの下とか」

上条「いや、いいけど何もありませんよ?」

美琴「・・・じゃぁほかに何すればいいのよ」

上条「・・・」
272: ◆G2uuPnv9Q. 2011/05/09(月) 20:12:39.65 ID:xygBRqpk0
上条「あんなこと?」

美琴「オーケー、そこに気をつけの姿勢で立ちなさい」

上条「なんでだよ!?お前だって少しくらいならいいって言ってたじゃんか!!」

美琴「そ、それは・・・」

上条「それは?」

美琴「さ、最後まではまだ、ちょっと・・・」

上条「じゃあどこまでなら?」

美琴「あ、アンタ食いつきすぎ!!」
273: ◆G2uuPnv9Q. 2011/05/09(月) 20:13:27.65 ID:xygBRqpk0
上条「俺だって男だからな、それに美琴とそういうことしたいんですよ」

美琴「そ、そりゃ私もしたいけどさ・・・でもちょっと怖いし・・・」

上条「何もいきなり全部やるつもりじゃありませんよ?」

美琴「・・・ホント?」

上条「お前が嫌がることをやるほど、上条さんはバカじゃないからな」

美琴「そっか・・・」


美琴「じゃ、じゃあちょっとだけ・・・ね?」
274: ◆G2uuPnv9Q. 2011/05/09(月) 20:15:10.59 ID:xygBRqpk0
上条(・・・一応、ゴムは持っている)

上条(なぜ持っているかって?俺みたいな年齢のヤツはなぜかたまに衝動買いしてしまうんですよ)

上条(そして、使う場面がないという現実に絶望し、悲しみのどん底に堕ちる・・・)

上条(しかし!とうとうこのときが来た!!)

上条(・・・めちゃくちゃ緊張するけど)

美琴「あ、電気消していい?」

上条「恥ずかしいのか?」

美琴「ちょっとだけ・・・」

上条「じゃ、消すか」

美琴「ゴメン」

上条「いいって、むしろそっちのほうが雰囲気出ていいじゃないか」

美琴「・・・ありがと//」
275: ◆G2uuPnv9Q. 2011/05/09(月) 20:16:56.55 ID:xygBRqpk0
部屋の電気をそっと消す
月明かりが窓から少し入ってくるが、それ以外明かりはない
外も静かで、まるで宇宙に二人しかいないのではないかという錯覚に陥る

上条(・・・さて)

どういうことからすればいいのか、上条には分からなかった
いきなり服を脱がせてどうこうは違う気がするし、かといってほかに何があるのか・・

美琴「当麻、こっち向いて」

上条「うん?どうかした・・・」

振り向いた途端、美琴が上条の唇をふさぐ

上条(こ、ここにきてまさかの美琴からの猛攻!!)

そっと、美琴が唇を離す
顔が真っ赤になっているが、強がっているのか、表情は少し睨むようになっている
276: ◆G2uuPnv9Q. 2011/05/09(月) 20:18:08.77 ID:xygBRqpk0
美琴「・・・こういうときってさ、どういうことするんだろね?」

上条「俺にも分かんない」

美琴「ア・・・当麻がやりたいって言い出したんじゃない」

上条「だって、美琴と二人きりになれたんだぜ?期待しちまうだろ・・・」

美琴「・・・そっか・・・期待、してたんだ」

真っ赤な顔のまま、美琴がうつむく
277: ◆G2uuPnv9Q. 2011/05/09(月) 20:19:21.91 ID:xygBRqpk0
美琴「…服、脱ごうか?」

上条「なっ・・・!?」

美琴「なによ・・・」

上条「い、いや・・・まさか美琴がこんなにグイグイくるとは」

美琴「私だって恥ずかしいわよ!!でも、期待してくれてるみたいだし、それに、イヤじゃないし」

上条「・・・一人だけ脱ぐのは恥ずかしいだろ?」

美琴「じゃ・・・」

上条・美琴「一緒に脱ごうか・・・//」
278: ◆G2uuPnv9Q. 2011/05/09(月) 20:20:24.35 ID:xygBRqpk0
部屋が暗いので、細かいことは分からない
ただ、服が擦れたり、床に落ちたりする音がなんとも言えないムードを漂わす
好きな人が、こんなに近くであられもない姿に、なんて想像するとパニックになりそうになる

上条「・・・美琴、脱ぎ終わったか?」

美琴「うん・・・そっちは?」

上条「俺も、脱ぎ終わりましたよ」

ヘンな会話だが、どちらも初心なのだ
こういうぎこちない会話でさえ、本当は恥ずかしい
ただ何か話していないと、緊張と期待に押しつぶされてしまう
279: ◆G2uuPnv9Q. 2011/05/09(月) 20:21:16.53 ID:xygBRqpk0
上条「・・・ベッド、戻りますか」

美琴「なんか、こう、一段と緊張するわね」

上条「まさか、こんな日がくるなんて・・・嬉しいやら恥ずかしいやら」

美琴「そ、そうね」

ぎこちない会話を続けながら、二人はベッドに入る
しかしこのベッド、本来は一人用なのだ
二人が入れば自然と体がくっついてしまう
ベッドGJ、上条はそんなことをつぶやきそうになる

上条(ふおぉぉぉぉぉぉぉっ!!!やわらかい、やわらかいですよ!!)

美琴(ふにゃぁぁぁぁぁぁぁ!!あったかい、あったかいわよ!!)
280: ◆G2uuPnv9Q. 2011/05/09(月) 20:22:42.93 ID:xygBRqpk0
上条「・・・美琴」

美琴「なに・・・?」

上条「抱きしめていい?」

美琴「・・・当麻がしたいなら」

上条「サンキュ」

ぐい、と強く抱きしめる
やわらかい肌や、サラサラの髪の毛が当たる
281: ◆G2uuPnv9Q. 2011/05/09(月) 20:23:10.02 ID:xygBRqpk0
上条「・・・なんか、やばい」

美琴「な、なにが?」

上条「その・・・気づいてないかもしれないけど、胸とか当たってますよ?」

美琴「・・・気づいてるわよ」

上条「あ、そうですか」

美琴「当麻の・・・その、あれも当たってる」

上条「・・・生理現象です」

美琴「・・・知ってる」

お互いなんてことを口走ってるんだろう、なんて考えながらも抱き合ったまま、じっとしている
282: ◆G2uuPnv9Q. 2011/05/09(月) 20:26:58.50 ID:xygBRqpk0
上条「・・・よし、俺はリミッターを外します」

美琴「は?何言って・・・ひゃん!」

急に、上条が美琴の胸を触る

美琴「こ、コラ!触るなら触るって・・・」

上条「あ・・・やわらかい」

美琴「言うな!!」

上条「うん?何かな?」

美琴「んあっ!はぁっ・・・」

上条(やべぇ、声がエロすぎて上条さんは・・・)
283: ◆G2uuPnv9Q. 2011/05/09(月) 20:29:44.18 ID:xygBRqpk0
美琴「ちょっと、そんなに強く・・・揉ん・・・だら・・・」

上条「気持ちいいんだろ?」

美琴「んっ・・・はぁっ、そういうの・・・言わないでよ・・・んぁぁっ・・・」

上条「なぁ、美琴さん」

美琴「なに・・・んっ・・・」

上条「・・・先っぽ、触りますね」

美琴「な、ちょ、やっ!!」

触るって言ったからいいか、と上条は美琴の胸の先端、敏感な場所を指ではじく
284: ◆G2uuPnv9Q. 2011/05/09(月) 20:30:40.36 ID:xygBRqpk0
美琴「ひゃっ・・・んっ、くっ、だ、ダメ・・・」

上条「・・・もう、止まりませんよ!!」

美琴「あっ、やば・・・いっ!!」

上条「やばい、って何が?」

そのとき、美琴の体が細かく痙攣する

美琴「はぁっ・・・あ・・・んぁぁぁっ・・・」

上条「美琴・・・?どうした?」

美琴「・・・ったの」

上条「はい?」

美琴「イったの・・・恥ずかしいから言わせないで」
285: ◆G2uuPnv9Q. 2011/05/09(月) 20:33:07.48 ID:xygBRqpk0
上条「あ・・・なるほど・・・ちょっと休むか?」

美琴「うん、お願い・・・」

しかし胸を少し触っただけで達するなんて、割と感じやすいのかな、と上条は考える
そして、なんとなくそれを口にする

上条「美琴って感じやすいんだな」

美琴「と、当麻にそういうことされるからよ」

上条「・・・俺が特別ってわけか」

美琴「ん・・・そういうこと」

上条「それは光栄ですな」

美琴「・・・今度はアンタの番ね」

上条「え、俺は・・・」

上条の制止を聞かず、美琴は上条の敏感な部分へ手を伸ばす
286: ◆G2uuPnv9Q. 2011/05/09(月) 20:34:45.76 ID:xygBRqpk0
上条「あ、コラ、美琴・・・」

美琴「・・・これ、どうしたら気持ちいいの?」

上条「・・・その、握って前後に擦ってもらえたら」

美琴「こ・・・こんな感じ?」

上条「すごく、いいです・・・」

美琴「そっか・・・」

無言で手を動かす美琴
287: ◆G2uuPnv9Q. 2011/05/09(月) 20:37:05.75 ID:xygBRqpk0
上条「ありがとな、美琴」

美琴「ん?なにが?」

上条「こういうの、イヤじゃないか?」

美琴「なんていうかね・・・当麻だったらいいのよ、ほかの男ならイヤだけど」

上条「・・・」

美琴「だから、アンタの好きなようにして?アンタが幸せなら私も幸せなのよ」

上条「・・・美琴さんは、ホント素敵な彼女ですよ」

美琴「当麻も、素敵な彼氏よ」
288: ◆G2uuPnv9Q. 2011/05/09(月) 20:40:35.71 ID:xygBRqpk0
上条「なぁ、美琴、俺そろそろ・・・」

美琴「・・・ねぇ、当麻」

上条「どした?手疲れたか?」

美琴「そうじゃなくてさ・・・」

美琴「当麻は、最後までやりたい?」

上条「そりゃ・・・でも、美琴はまだ怖いんだろ?」

美琴「最初は怖かったけどさ・・・でも、なんかこう、ムードに流されるというか」

上条「流されるタイプなのか、美琴さんは?」

美琴「ち、違うわよ!!アンタにだけ!!それに・・・」

美琴「さっきので分かったけどさ、アンタにならいいと思うの」

美琴「絶対、アンタとなら後悔しないし、アンタは私を大切にしてくれる」

美琴「私を全部あげるからさ、アンタも全部ちょうだい?ダメ?」
289: ◆G2uuPnv9Q. 2011/05/09(月) 20:42:34.68 ID:xygBRqpk0
上条「・・・バーカ」

上条「いいに決まってるだろ」


お互い、少し気持ちを落ち着ける
やがて、上条はそっとゴムを取り出し、自分のそれにつける
ありがと、と小さな声で美琴がつぶやく
そういうところが可愛くて、上条は美琴の頭を撫でた



美琴の中に、ゆっくりとそれを入れる
途中、美琴が痛そうな声を出した

気になってやめるか訊ねた
それでも、美琴は続けてほしいと願った

本当に、美琴は自分のことが好きなんだと、上条は思い知らされる
290: ◆G2uuPnv9Q. 2011/05/09(月) 20:44:39.77 ID:xygBRqpk0
上条「ぜ、全部入ったな・・・」

美琴「痛い・・・てか、アンタのでかすぎ」

上条「美琴とこういうことやってるから、興奮してるんですよ」

美琴「バカ・・・恥ずかしくなるからやめてよ」

上条「はは、そうだな」

美琴「・・・動いていいわよ」

上条「了解」

ゆっくり、美琴が痛くないように優しく動く
最初は堪えるような声を出していた美琴も、だんだんと腰を動かす
しばらくすると、声はとても甘いものに変わっていた
291: ◆G2uuPnv9Q. 2011/05/09(月) 20:47:29.63 ID:xygBRqpk0
上条「はぁっ・・・美琴、気持ちいいか?」

美琴「んぁっ・・・おっき・・・い・・・」

上条「い、たくないか?」

美琴「大丈夫・・・すごい・・・気持ちいい・・・んやぁ・・・」

そんな声を出されたら、上条はもっと気持ちよくなってほしいと思ってしまう
もちろん美琴の甘えた声を聞きたいのもあるが、それ以上に愛している人にできるかぎり満足してほしいからだ

上条「じゃ、また胸でも触らせていただきますね・・・」

そっと美琴の胸に手を伸ばし、再び刺激を与える

さきほどやったよりも激しく、強く
292: ◆G2uuPnv9Q. 2011/05/09(月) 20:48:31.27 ID:xygBRqpk0
美琴「あっ、やっ、激しすぎ・・・」

美琴の腰が一段と動きを増す
それに合わせて上条も体を打ち付ける

上条「はぁ・・・はぁ・・・」

美琴「んぁぁ・・・また・・・くゅっ!!」

ぎゅっと美琴の中が締まる

上条「うわっ!!また・・・イったのか?」

美琴「うん・・・うん・・・」

もう、美琴の声はいつものそれからは想像できないほど甘えたものになっていた

初めてにしては順調だが、きっとそれは互いが深く愛し合っているからだろう
どんなに経験がなくても、目の前にいる好きな人を独占できているという事実だけで果ててしまいそうだった
293: ◆G2uuPnv9Q. 2011/05/09(月) 20:51:06.76 ID:xygBRqpk0
美琴「ねぇ・・・当麻、まだなの?」

上条「もうちょいだけど・・・なんで?」

美琴「早く・・・んっ・・・当麻にきてほしいの」

上条「・・・美琴・・・」

美琴「なんかね・・・当麻を・・・んぁっ、独り占めしたいの・・・バカみたいでしょ?」

上条「いや・・・俺もそんな感じだからさ」

美琴「そっか・・・一緒だね、私達」

上条「一緒だな」

上条がそっと微笑む
暗い部屋の中なので、美琴の細かい表情は分からないが、きっと彼女も笑顔でいる
そう信じていたい
294: ◆G2uuPnv9Q. 2011/05/09(月) 20:53:05.45 ID:xygBRqpk0
上条「さて・・・じゃ、俺もさっさと美琴を独り占めしたいし」

美琴「うん?」

上条がそっと美琴の胸に顔を近づける
吐息が当たって気づいたのだろうか、一瞬美琴の体がピクリと跳ねる
しかし、その後は目立った抵抗もしてこない

上条「い、いただきます・・・」

美琴の胸を口に含む
甘い、ほのかな香りが漂う
295: ◆G2uuPnv9Q. 2011/05/09(月) 20:53:56.87 ID:xygBRqpk0
美琴「ぁ・・・バカ、気持ちいい・・・ふゅっ!!」

どんどん、美琴の中がきつくなっていく
上条も、限界が近づいてきている
口を胸から離し、耳元でささやく

上条「美琴・・・いいぞ・・・」

美琴「はぁっ・・・んぁぁぁ・・・もう・・・」

上条「イくか、一緒に・・・」

美琴「うん、うん、一緒に・・・きて!」

上条「イくぞ・・・!」


上条・美琴「あぁぁぁぁぁぁっ!!」
296: ◆G2uuPnv9Q. 2011/05/09(月) 20:54:33.92 ID:xygBRqpk0
上条「美琴・・・」

美琴「なぁに?」

上条「愛してる」

美琴「私も、当麻が大好き」

裸のまま、二人ベッドで抱き合う

上条「あー、もうこのまま寝ちゃいますか」

美琴「寝ちゃう?」

見つめ合って、笑いながらそんな会話をする
夜も深くなってきたので、そろそろ寝なければならない

上条「さて、おやすみの時間ですね」

美琴「うん、おやすみ」

眠りに落ちるまで、二人で強く抱き合っていた
強く、強く

そのせいで上条は、なかなか寝られなかった
297: ◆G2uuPnv9Q. 2011/05/09(月) 20:55:48.21 ID:xygBRqpk0
朝、目が覚めたら全裸でベッドの上にいた
一瞬、あれ、なんで?なんて疑問に感じる
でも、昨日の幸せな時間を思い出して、ついにやけてしまう

彼は、やっと一番ほしかったものを独占できたのだ

上条「そうだ!俺は遂に見つけた!!文化のしんず・・・」

あれ、この人の恋は実らないんだっけ、なんて考えて冷や汗を流す

上条(・・・最後まで言わなかったから、セーフでせう)
298: ◆G2uuPnv9Q. 2011/05/09(月) 20:56:46.46 ID:xygBRqpk0
そういえば、隣で寝ているハズの美琴は・・・
と思ったとき、机の上に書置きがあるのに気づく

『いったん、寮に帰るから
   荷物とかまとめたらまた来るね』

上条(あ、そうか・・・昨日は寮に帰らなかったのか)

上条(というか、また来る・・・って)

上条(・・・いかん、上条さんは理性を鍛えなければなりませんね)
299: ◆G2uuPnv9Q. 2011/05/09(月) 20:58:07.36 ID:xygBRqpk0
美琴(・・・さすが、寮監・・・)

美琴(動きが見えなかった・・・)

寮に帰った途端、首をグキってされた
そして今、白井黒子に尋問されているのだ

黒子「お姉さま!!いったい昨日はどこへ行かれていたんですの!?」

美琴「いや、ちょろっと昔の友達に会ってたら・・・」

黒子「でしたら連絡を下さるハズで・・・はっ!?まさかあの類人猿と!?」

美琴「ひ、人の彼氏を類人猿呼ばわりしないでよ!」

黒子「キィー!!第一、私はまだお姉さまと上条さんのお付き合いを認めておりませんのよ!?」

美琴「アンタに認めてもらう必要はないわよ!!」

恐ろしい剣幕で二人が言い争う
これがオンナの戦いだ
300: ◆G2uuPnv9Q. 2011/05/09(月) 20:59:04.80 ID:xygBRqpk0
黒子「お姉さま、お答えください、昨日はどちらへ!?さぁ、さぁ!!」

美琴「だぁー!!だから、友達に・・・」

黒子「でしたら、その首の青あざはなんなんですの!?」

美琴「え、ばっ・・・アイツ、そんなに強くキスしてき・・・て・・・」

黒子「キィィスゥゥ??」

美琴(はったりか!!)

黒子「お姉さま、ご友人にキスをされたんですの?」

美琴「い、いや、これは・・・」

黒子「お・ね・え・さ・ま」

美琴「あ、あはは・・・」
301: ◆G2uuPnv9Q. 2011/05/09(月) 20:59:32.21 ID:xygBRqpk0
黒子「キェェェェェェェェ!!!お姉さまが、お姉さまがあの類人猿とそんな!!」

美琴「く、黒子!!いいから静かに!!」

黒子「だぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁう!!!!!」

黒子は顔ドラムを始める
曲はAmen Brother

黒子「わたくしの愛は!!届かないのですか!!明日を!!見失った!!」

黒子「はっ!!分かりましたわ、お姉さま!!愛をとりもどせということですのね!?」

美琴「な、何わけ分からないこと言ってんのよ!?」

黒子「こうなれば、わたくしはぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」



寮監「やかましい!!!!!!」


美琴・黒子「ひぃ!!!!!」
302: ◆G2uuPnv9Q. 2011/05/09(月) 21:00:40.39 ID:xygBRqpk0
二人とも首を折られたあと、なぜか寮から締め出された
どうにか美琴は荷物をまとめられたが、黒子は何ももってきていない

美琴「あー、後で謝りにいかないと・・・」

黒子「今は、機嫌がお悪いでしょうから行かないほうが賢明ですわね」

はぁ、と黒子が溜息をつく

黒子「・・・お姉さま、類人猿・・・もとい、上条さんに会わせていただけません?」

美琴「え、どうして?」

黒子「少し話したいことがありますのよ・・・」

美琴「・・・いいけど、ヘンなことしないでよね」

黒子「大丈夫ですの、大丈夫ですの」

明らかに大丈夫じゃない、グヘヘという笑みを浮かべながら黒子は美琴を急かした
303: ◆G2uuPnv9Q. 2011/05/09(月) 21:01:50.09 ID:xygBRqpk0
上条「で、白井が俺に用があると・・・」

美琴「うん・・・」

黒子「ですの」

上条「いや、それは分かったんだけどさ」

上条が辺りを見回す

上条「なんで・・・だだっ広い川原に来たんだ?」

川原、というとなんとなくイヤな予感がする
記憶にはないが、美琴の話によると、よくここで勝負をしたり口げんかをしたりしていたらしい
つまり、川原=ケンカの場所なのだ
304: ◆G2uuPnv9Q. 2011/05/09(月) 21:02:41.51 ID:xygBRqpk0
黒子「まぁまぁ、それはすぐに分かりますの」

そう言って、黒子は美琴の肩に手を置く

美琴「は?なに、黒子?」

黒子「いえ、ちょっと」

黒子「お姉さまには席を外していただくだけですの」

ヒュン、と音がして美琴の姿が消える

上条「な、お前!!」

黒子「ああ、ご心配なさらずに、すぐ向こうの空き地にテレポートしただけですの」

上条「いや、だからなんで・・・」

黒子「・・・愛を、取り戻すためですの!!!」

上条「は?」

黒子「いざ、勝負!!!」

上条「はいぃぃぃぃぃ!?」

いきなり、黒子が上条の目の前に現れる
そのまま黒子は、蹴りを放つ
305: ◆G2uuPnv9Q. 2011/05/09(月) 21:03:19.18 ID:xygBRqpk0
上条「おわっ!!」

間一髪で上条は避けるが、体勢が崩れてしまう

黒子「その程度では、わたくしからお姉さまは奪えなくてよ!!!」

うふふふふふふと怪しい笑みを浮かべながら黒子が再びテレポートする

今度は、上条の死角、真後ろへ

上条「な、後ろは卑怯!!」

またも避ける
しかし、上条と黒子は相性が悪かった
306: ◆G2uuPnv9Q. 2011/05/09(月) 21:03:47.17 ID:xygBRqpk0
美琴や一方通行と違い、黒子は能力だけで攻めてくるタイプではない
敵の近くへテレポートしたあと、体術でねじ伏せる戦法もある

それに何より、上条の頭上へ何かしらの物体をテレポートしたら?
その物体は、地球の法則である重力によって上条めがけて落ちてくる

そこには異能の力が関わっていないため、上条ではどうすることもできない

体の中に直接何かをテレポートされることはないが、それでもかなり不利なのである

上条(というかこの白井のやる気はなんなんだ!?)
307: ◆G2uuPnv9Q. 2011/05/09(月) 21:05:43.20 ID:xygBRqpk0
美琴(黒子のヤツ・・・)

美琴は近くの空き地に飛ばされた
もちろん、今は走って川原に向かっているが

美琴(私が手を出してもどうせ黒子は納得しないだろうし・・・)

かといって、上条と黒子では黒子のほうが有利だろう

美琴(強力な助っ人・・・いないかしら・・・)

そこまで考えて、ある人物が思い浮かぶ
この間、遊園地で出会ったメルヘン野郎だ

美琴(黒子・・・)

垣根の携帯に電話をかける

美琴(ご愁傷様♪)

せっかくの上条との時間を邪魔されて、美琴はキレかかっていた
308: ◆G2uuPnv9Q. 2011/05/09(月) 21:10:56.26 ID:xygBRqpk0
上条「だから!!!俺は別にお前と戦う気はないの!!」

黒子「あら、わたくしにはありますのよ?」

上条「なんという自分勝手!!」

上条は、ひたすら逃げ回っていた
黒子の攻撃はややこしいし、何よりこんなところで時間を使いたくなかった

上条「あーもう!!せっかくの美琴との楽しい休日が!!」

黒子「そんなもの、わたくしが邪魔してさしあげますの!!!」

黒子のヤキモチは異常だ、上条は知った

黒子「これで、終わりですの!!」

目の前に、黒子が現れる
またかわそうとしたが、足を砂利にとられてしまった

上条「あ、ヤベ」

黒子「ですのぉぉぉぉぉぉ!!!」


垣根「ちょっと待ちな、お嬢さん」
309: ◆G2uuPnv9Q. 2011/05/09(月) 21:12:06.70 ID:xygBRqpk0
黒子「だ、誰ですの!?」

上条「か、垣根!?どうしてここに、てかなんだその翼!?」

美琴「私が呼んだのよ」

黒子「お姉さま!?」

美琴「アンタのテレポートは一回で80m程度しか飛ばせないからね、近くに飛ばされて助かったわ」

上条「美琴・・・」

垣根「ま、そういうわけ。お前たちの恋路を邪魔するヤツはこの垣根帝督が潰してやるよ」

美琴「いや、お灸を据える程度に・・・」

垣根「いやぁ、最近めっきり能力使ってなくってさぁ・・・でもその子、LEVEL4なんだろ?」

上条「あの・・・垣根・・・さん?」


垣根「久々にいい運動ができそうだ」
310: ◆G2uuPnv9Q. 2011/05/09(月) 21:12:39.41 ID:xygBRqpk0
美琴(うっわぁ、マジだよ垣根・・・垣根の能力ってどんなんだろ?)

美琴も上条も、垣根の能力を知らない
だから、ワクワクするような、怖いような気持ちだ

上条(えーと、とにかくあの背中の翼は関係あるのかな?)

美琴(ホント、メルヘンね・・・)
311: ◆G2uuPnv9Q. 2011/05/09(月) 21:13:06.47 ID:xygBRqpk0
垣根「お嬢さん、一度だけきく」

垣根「あの二人を邪魔するためなら、俺を倒せるか?」

黒子「もちろんですの!!」

垣根「よーし、オーケー」

垣根が、その翼を振るう

垣根「痛みをもって、テメェの弱さを教えてやるよ」


その風圧で、砂利が巻き上がる
そして、その砂利は黒子めがけて・・・

上条「痛い痛い!!」

美琴「ちょ、ちょっと!目開けられない!!」

垣根「あ、すまん」

黒子「痛いですの!なんですのこの地味な痛さ!!」
312: ◆G2uuPnv9Q. 2011/05/09(月) 21:14:31.11 ID:xygBRqpk0
垣根「ははは!!運動会なんかで経験あるだろ?風のせいで砂が巻き上がってそれが足に当たるんだよ!」

垣根「痛いよなぁ、体育服は短パンだから足を守ってはくれない!!」

垣根「しかも目も開けられない!!」

垣根「砂の当たらないところに逃げようとしても、目を開けられないからどこか分からない!!」

垣根「あろうことか友達とぶつかる!!」

垣根「後で耳をほじくってみたら砂がジャリジャリしてる!!」

垣根「鼻もジャリジャリしてる!!」

垣根「水筒のコップに砂が入って飲み物もジャリジャリしてる!!」

垣根「ムカつくよなぁ、そういうの!!」
313: ◆G2uuPnv9Q. 2011/05/09(月) 21:16:08.50 ID:xygBRqpk0
上条「分かったから、とにかくやめろ!!」

垣根「悪い悪い、はしゃぎすぎちまった」

黒子「風力使い・・・ですの?」

垣根「んなちゃちいもんじゃねぇさ」

黒子「では、こちらの番ですの!!」

黒子が演算を始めようとする
しかし、すぐに顔色が変わる

黒子「な、なんですの・・・演算が・・・」

美琴(な、なに?)

黒子「こんなベクトル・・・ありえませんの・・・」

垣根「空間移動、か」

垣根がはっ、と鼻で笑う
314: ◆G2uuPnv9Q. 2011/05/09(月) 21:17:45.52 ID:xygBRqpk0
垣根「3次元上のベクトルを、11次元に置き換え、それを演算、再処理することによって物体をテレポートさせる・・・」

垣根「だったら、最初の3次元のベクトルを乱してしまえばいい」

黒子「で、ですが、そんなこと、最演算すればすぐに・・・」

垣根「お嬢さんじゃ対処できねぇよ」

垣根が、心底楽しそうに語りだす

垣根「さっきの風、ホントは砂利を巻き上げるのが目的じゃない」

垣根「俺の能力をばら撒いたのさ、ここら辺り全体に」

垣根「そいつに当たったベクトルは、通常の理論じゃありえない動きを始める」

黒子「そ、そんな・・・通常の物理法則に当てはまらないなんて・・・ありえませんわ」

垣根「それが、この世に存在する素粒子ならな」
315: ◆G2uuPnv9Q. 2011/05/09(月) 21:18:13.14 ID:xygBRqpk0
垣根「水の中に油が一滴混じればそれは純粋な水ではなくなる」

垣根「血管の中に空気が混じれば血栓ができて流れが止まってしまう」

垣根「異物ってのは怖いよな、ほんの少し混じっただけでも世界をガラリと変えてしまう」

垣根が、黒子を指差す
余裕の表情を浮かべて

垣根「さっき、お嬢さんはありえないって言ったが」

垣根「俺の能力はありえないものを生み出しちまうのさ」

垣根「これが、『未元物質』」

垣根「これが、俺の能力」

垣根「世の中の理は、俺がたったいま崩しちまったのさ」
316: ◆G2uuPnv9Q. 2011/05/09(月) 21:19:31.53 ID:xygBRqpk0
上条(・・・バカの上条さんにはまったく分からないんですが)

美琴(多分、この世に存在しない素粒子だのなんだのを作り出しちゃう能力ね・・・)

上条(それって強いのか?)

美琴(強い、なんてモンじゃないわ)

美琴(電子を含まない素粒子を作り出せば、私の能力はまず効かない)

美琴(それに、ああやってベクトルをありえない方向に動かせるなら、きっと一方通行の反射もあっさり破れるわ)

上条(わー、チートすぎんだろ)
317: ◆G2uuPnv9Q. 2011/05/09(月) 21:20:49.10 ID:xygBRqpk0
垣根「さて、お嬢さん」

垣根「俺を止めたいなら、空間移動したらどうだ?」

垣根「もっとも、もし俺がその最中にベクトルを乱せば、君は二度と11次元からは出てこられないけどな」

黒子「・・・」

垣根には、そんなつもりはない
黒子はきっともう歯向かってこないだろう
万が一歯向かってきても、ベクトルを乱すことはしない
318: ◆G2uuPnv9Q. 2011/05/09(月) 21:21:52.92 ID:xygBRqpk0
黒子「・・・それでも」

垣根「ん?」

黒子「わたくしはやりますわ!!」

黒子「ひかない、曲げない、あきらめない!!それが・・・」

黒子「わたくしの愛ですのよ!!」

黒子の姿が消える

垣根は溜息をついたあと、美琴を見てこう言う

垣根「お前はホント、愛されてるな」
319: ◆G2uuPnv9Q. 2011/05/09(月) 21:23:02.75 ID:xygBRqpk0
垣根の目の前に黒子がテレポートした
普通の相手なら、体術であっという間にねじ伏せられるハズだった
しかし、垣根は黒子の攻撃をするりとかわした

そして、黒子の胸元へと手を伸ばす

黒子(あぁ・・・わたくしは、負けるのですね)

美琴が何かを言っている
上条も何かを言っている

黒子(きっと・・・わたくしを罵倒して・・・)

上条・美琴「か、垣根!!触るな!!」

黒子(はい?)
320: ◆G2uuPnv9Q. 2011/05/09(月) 21:23:51.07 ID:xygBRqpk0
もにゅっ、と黒子の胸が触られる
ぽかんとして胸元を見ると、垣根の手が黒子の胸を揉んでいた

垣根「小さいなぁ・・・お嬢さん」

垣根「ま、中学生ならしゃあないか、御坂の後輩ってことは中1か?」

垣根「まだまだ大丈夫、こうやって自分で揉みしだけば・・・」

黒子「な、放してくださいまし!!」

顔を真っ赤にして黒子が腕を振り回すが、それらを全て垣根は翼で受け止める

垣根「お。もしかして男に触られるのは初めてか?ほれほれ」

黒子「んぁぁぁっ!そ、そこは・・・」

垣根「感じるってか?いいね、やっぱ女は初心に限る」

黒子「ふぁ・・・は、放して・・・くださいまし」
321: ◆G2uuPnv9Q. 2011/05/09(月) 21:25:21.80 ID:xygBRqpk0
垣根「お前の体はもっと、って言ってるぞ?え?」

黒子「そ、そんなわけ・・・あ、あぁぁぁぁっ!!」

垣根「それにお嬢さん、近くで見ると結構かわいいじゃないか」

黒子「そ、そんな…//」

垣根「感じるか?こういうことされるのは初めてだろ?」

黒子「か、感じてなど・・・んっ・・・」

上条(うわ・・・公開処刑・・・)

美琴(・・・昨日当麻とああいうことやった身だから偉そうには言えないけど、情けないわね)
322: ◆G2uuPnv9Q. 2011/05/09(月) 21:26:27.21 ID:xygBRqpk0
垣根「ほら・・・愛しのお姉さまが見てるぜ?」

黒子「あぁ・・・見ないでくださいな、お姉さま!!//」

美琴(これはひどい)

垣根「さて、俺のプレイに常識は通用しないからな・・・」

上条(名台詞が・・・)

垣根「じゃ、次は・・・」

そのとき、遥か彼方から何かが垣根目掛けて飛んできた
野球のボールだった
しかも硬式

垣根はそれに気づかなかった

その間わずか0.2秒
垣根はそのボールの直撃を喰らうと、げふん、と言いながら地面に落ちた
323: ◆G2uuPnv9Q. 2011/05/09(月) 21:27:58.46 ID:xygBRqpk0
心理「いきなり飛んで行ったからなにかと思えばそこの子と公開プレイ?」

心理「は、笑わせないでよ」

禍々しいオーラを身に纏い、現れたるは憤怒の雌豹

上条(硬式のボールをあのスピードで投げた・・・)

美琴(怖・・・)

心理「そこのあなた」

黒子「は、はいですの!」

心理「垣根のバカと何しようが勝手だけど、私の目のつくところではやめたほうがいいわよ?」

黒子「いえ、その殿方が勝手に・・・」

心理「返事は」

黒子「はい」
324: ◆G2uuPnv9Q. 2011/05/09(月) 21:29:04.54 ID:xygBRqpk0
垣根「いってぇな」

二人の後方で、ボールの当たった場所(股間)をさすりながら垣根が立ち上がる

垣根「僕の大事な玉をぉぉぉぉ!!」

心理「マイナーなネタはやめなさい」

垣根「あ?お前にもの言う権利はねぇんだよ・・・」

心理「私を・・・傷付けるの?」

垣根「ムカついた」
325: ◆G2uuPnv9Q. 2011/05/09(月) 21:30:14.23 ID:xygBRqpk0
垣根「俺はな、決して見境ないわけじゃない」

垣根「御坂はそこにいるしな」

心理「マイナーなネタはやめなさいってば」

垣根「だがな、そんな可愛い子がいたら、少しは手も出したくなるんだよ」

黒子「か、可愛いだなんて・・・//」

上条(おちたな)

垣根「心理定規、認めてやるよ、お前はたしかに可愛い」

心理「・・・//」

垣根「だが、その子はお前にないものを持ってる」

垣根「なんというか、初心というか、恥じらいをもっている」

垣根「俺はSだからな、そういう困ったような反応をするヤツを見るとたまらなくゾクゾクするんだよ」

美琴(何言ってんのコイツ)

垣根「まぁ、そんなわけだから」


垣根「みんなでカラオケに行こうぜ」
326: ◆G2uuPnv9Q. 2011/05/09(月) 21:31:24.75 ID:xygBRqpk0
上条「なんでだよ」

垣根「せっかくここまで来たのにケンカして終わりはないだろ」

黒子「で、ですが・・・」

美琴「私はいいわよ、どうせ黒子に邪魔されて当麻とはデートできないし」

上条「美琴がそういうなら・・・」

心理「私も行くわ、ストレス発散したいし」

黒子「・・・では、わたくしも」
327: ◆G2uuPnv9Q. 2011/05/09(月) 21:32:46.31 ID:xygBRqpk0
垣根「さーて、第一回!!点数勝負、勝たなきゃ脱げよ、カラオケ大会を始めます!!」

上条「」

美琴「」

心理「」

黒子「お姉さまが脱ぐ・・・ハァハァ」

垣根「ルールは簡単、二人をクジで選び、そのうち点数が低かったほうが一枚服を脱ぐ」

垣根「簡単だろ?やるよな、やらなきゃブチコロな」

上条「」

美琴「」

心理「」

黒子「ぜひ!!」
339: ◆G2uuPnv9Q. 2011/05/09(月) 21:52:56.78 ID:xygBRqpk0
垣根「じゃ、まずは上条と心理定規な」

上条「いや、クジやってな・・・」

垣根「俺に常識は通用しねぇ」

心理「変態ね・・・」

垣根「ほら、どっちでもいいから先に歌えよ」

心理「じゃぁ、私から」

三年目の浮気

上条「」

美琴「」

垣根「うわ、性悪」
340: ◆G2uuPnv9Q. 2011/05/09(月) 21:54:55.21 ID:xygBRqpk0
心理「馬鹿言ってんじゃないよーお前とー俺はー」

上条(う、上手い!!)

美琴(こ、これは当麻が脱ぐの!?ダメ、私以外の子に見られちゃう!!)

黒子(パねぇですの)


心理「さて、何点かしらね」

92点

垣根「お、高得点」

上条「・・・これは、負けますね」
342: ◆G2uuPnv9Q. 2011/05/09(月) 21:57:13.71 ID:xygBRqpk0
垣根「さ、上条も歌えよ」

上条「じゃあ・・・」

ゼロからの逆襲

垣根(うわぁ)

心理(うわぁ)

黒子(うわぁ)

美琴(ヤダ、カッコイイ・・・)


上条「ゆーめーちーっぽけでーもいーいかーら手をーはなすーなよー」


0点

上条「」
343: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/05/09(月) 21:59:42.88 ID:DI8ZdzyHo
上条さんカワイソスwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
344: ◆G2uuPnv9Q. 2011/05/09(月) 22:00:04.54 ID:xygBRqpk0
垣根「ちっ、男が脱いでもなぁ」

心理「ルールはルールよ」

上条「じゃ、上着を・・・寒いなおい!!」

美琴「じゃ、じゃぁ私を抱きしめたら・・・//」

上条「美琴・・・」

美琴「当麻…」

垣根(うぜぇ)

垣根「次は御坂と白井な」

美琴「え、私?」

上条「美琴、がんばれ!!」

黒子「負けませんの!!」
347: ◆G2uuPnv9Q. 2011/05/09(月) 22:02:25.84 ID:xygBRqpk0
美琴「じゃあ、私は・・・」


ラムのラブソング

垣根(ムカついた)


美琴「あんまりそわそわしないでーアナタはいつでもキョロキョロー」


上条(ああ、もう、可愛いなぁ)

黒子(パねぇですの)

心理(なかなか上手いじゃない)

垣根(平成のラムちゃんかよ)


89点

美琴「まぁまぁかしら?」
348: ◆G2uuPnv9Q. 2011/05/09(月) 22:05:07.46 ID:xygBRqpk0
黒子「では、わたくしはこの曲で」

いつかのメリークリスマス

上条「」

美琴「」

心理(やるわね・・・)

垣根(ひっでぇな、コイツら)


黒子「いーつまでも手をーつないでーいられるような気がしていたー」

上条(聞こえない聞こえない)

美琴(知らない知らない)


83点
350: ◆G2uuPnv9Q. 2011/05/09(月) 22:10:04.45 ID:xygBRqpk0
垣根「あらら、悪くはないんだけどな」

心理「私は好きだったわよ、白井さんの歌」

黒子「バツはバツですの、ではまずはパンツ・・・」

美琴「ブレザーにしなさい」

黒子「はい」


垣根「じゃ、次は俺と上条か」

心理(どっちが勝っても脱ぐのは男・・・)

黒子(類人猿よりは、垣根さんのほうが・・・)

美琴(当麻・・・今度負けたら上はもう一枚に・・・)
351: ◆G2uuPnv9Q. 2011/05/09(月) 22:11:34.15 ID:xygBRqpk0
上条「俺から行かしてもらおう!!」


reckless fire

心理(熱いわね、彼)

上条「reckless fire そう大胆にー魂に火を点けろ!!」

美琴(ああ・・・カッコイイ)ビクンビクン

垣根(この野郎・・・熱い歌が上手すぎるだろ)

89点
352: ◆G2uuPnv9Q. 2011/05/09(月) 22:12:10.21 ID:xygBRqpk0
上条「もらった!!これはいける!!」

黒子「垣根さんはなにを歌うんですの?」

垣根「そうだな・・・じゃあ」


目指せモスクワ


上条「」

美琴「」

心理「」

黒子「」
353: ◆G2uuPnv9Q. 2011/05/09(月) 22:14:02.68 ID:xygBRqpk0
垣根「もすかうもすかうーゆーめみるアンディさん、おっさんですか、シャアですか、アッハッハッハッハ、ヘイ!!」

上条(安定の不安定)

美琴(イケメンの無駄遣い)

心理(発想の敗北)

黒子(どうしてこうなった)


92点

上条「おい」
354: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) 2011/05/09(月) 22:15:31.30 ID:/bkcyRZGo
空耳wwwww
356: ◆G2uuPnv9Q. 2011/05/09(月) 22:16:38.74 ID:xygBRqpk0
垣根「あー、さすがに一曲目はこんなもんか」

心理「選曲はともかく、歌は上手いわね」

黒子「もうちょっとオシャレな曲が似合いますのに」

垣根「じゃあ今度はラブソングにでもしようかな」

黒子「まぁ//」

美琴「当麻・・・」

上条「だぁ!!!寒い!!!」

インナー用のシャツ一枚になった上条は体を震わせる
357: ◆G2uuPnv9Q. 2011/05/09(月) 22:17:44.52 ID:xygBRqpk0
垣根「寒いって言うから寒いんだよ、熱いって言え」

心理「はいはい、次は私と白井さんかしら」

黒子「負けませんの!!」

心理「そうね・・・次は・・・」

あの日の約束

上条(嫌がらせだろ、もはや)


心理「おーもかげーさーがしー思い出のばーしょへー今日もーきてーしーまーったよー」

美琴「グスン・・・」

垣根(泣いちゃってるよ)


95点
358: ◆G2uuPnv9Q. 2011/05/09(月) 22:18:36.96 ID:xygBRqpk0
心理「もらったかしら」

黒子「・・・」

美琴「黒子、戦意喪失かしら」

上条「しゃあねぇよ、こんな点数出されたら」

黒子「・・・これにしますの」


高らかにオナニ

上条「」

美琴「」

心理「」

垣根「常識が通用しない」
359: ◆G2uuPnv9Q. 2011/05/09(月) 22:19:37.75 ID:xygBRqpk0
黒子「この歌詞は削除されました、主に美琴によって」


98点

上条「おかしいだろ」

垣根「やるぅ」

美琴「・・・もう、アンタ私と関わらないでね」

黒子「な、勝つための戦法ですのに!!」

心理「仕方ないわね・・・」シュルル

垣根(なんてセクシーな脱ぎ方・・・ワンピースじゃないからよかったものの)

上条(キャ、キャミソールだけになった!?あれじゃぁ・・・)

美琴「ふーん、そっか、当麻はああいう格好が好きなんだ、へぇ」

上条「脱がせる楽しみがないな・・・」

美琴「え?」

上条「美琴、俺はお前の服装、大好きだ」

美琴「え、あ、うん//」
360: ◆G2uuPnv9Q. 2011/05/09(月) 22:20:06.78 ID:xygBRqpk0
垣根「さて、次が最後の勝負だ」

垣根「現在の結果は」

上条 パンツ一丁

美琴 ブレザーのみ脱いだ

心理 上着のみ脱いだ

黒子 上は下着、下は普通

垣根 着ぐるみ

垣根「となっている」
362: ◆G2uuPnv9Q. 2011/05/09(月) 22:23:51.26 ID:xygBRqpk0
上条「お前、明らかにヘンだよな?」

垣根「そうか?可愛いじゃん、ウサギの着ぐるみ」

心理「可愛いわね、メルヘン」

黒子「あぁ・・・上はもう下着だけ・・・ハァハァ」

美琴「当麻・・・私がパンツは守ってみせる!!」

垣根「最後だからみんなで勝負、一番点数低かったヤツは・・・」


垣根「全裸な」


上条「」

美琴「」

心理「」

黒子「」
364: ◆G2uuPnv9Q. 2011/05/09(月) 22:25:56.05 ID:xygBRqpk0
垣根「よし、まずは上条から」

上条(どっちにしろ、負けてたら全裸だったんだ・・・ここはもうヤケクソだ!!)


愛をとりもどせ

上条「おーれとの愛を守るためーおーまえはたびーだーちーあしーたをーみーうーしなーったー!!!」

垣根(や、やべぇ、コイツマジだ)

美琴(カッコイイ・・・もう、ダメ・・・)

心理(パンツ一丁で歌われてもね)

黒子(これはいい点数が出そうですの)
366: ◆G2uuPnv9Q. 2011/05/09(月) 22:28:26.17 ID:xygBRqpk0
垣根「次は、心理定規な」

心理「あら、上条君の点数は?」

垣根「あとで発表さ」

心理「そう、じゃぁ・・・」


code

心理「背中合わせのー光と影ー」


上条(やっぱうめぇ・・・)

黒子(これは・・・)

美琴(当麻といい勝負・・・負けられないわ)

垣根(ま、コイツは勝つんだろうがな)
367: ◆G2uuPnv9Q. 2011/05/09(月) 22:30:41.90 ID:xygBRqpk0
垣根「次は御坂だ」

美琴「よ、よし、じゃあ・・・」

F D D

美琴「転がるー坂道をーただーひーたすらにーそれーさえー有機ならー意味を持つのさー」


上条(すげぇ・・・こういう歌も似合うのか・・・)

黒子(お姉さま・・・ハァハァ)

心理(ハイレベルな争いになるわね)

垣根(ほぅ・・・その程度か)
368: ◆G2uuPnv9Q. 2011/05/09(月) 22:32:16.63 ID:xygBRqpk0
垣根「次は白井だな」

白井「では」

promice

白井「ゲッダン!!ゆーれるまーわるふーれるせつなーい気持ちー」


上条(上手いんだが・・・)

美琴(サビで体くねらせないでよ・・・)クスクス

心理(だ、ダメ、あの動き・・・)クスクス

垣根(やるな、コイツ)
369: ◆G2uuPnv9Q. 2011/05/09(月) 22:35:26.66 ID:xygBRqpk0
垣根「さて、最後は俺か」


上条(今までの垣根の選曲は・・・)

美琴(目指せモスクワ、おじゃ魔女カーニバル、炉心融解・・・)

心理(砂渡し爺にああエキセントリック少年・・・)

黒子(北風小僧の寒太郎に、やらないか・・・)

上条(・・・なのに、負けなしなんだよな・・・)

美琴(次は・・・君が代か、All i want辺りかしらね)

黒子(とにかく・・・)

心理(彼の点数が一番の問題・・・)

垣根「よし、決めた」


サウダージ



上条「」

美琴「」

心理「」

黒子「」
370: ◆G2uuPnv9Q. 2011/05/09(月) 22:38:07.38 ID:xygBRqpk0
垣根「わーたーしーはーわーたーしーとーはーぐれるーわーけーにはーいーかないからー」


上条(な、なんていうイケメンボイス・・・)


垣根「なーみだが悲しみを溶かしてー溢れるものだとしたらー」


黒子(まるで世界観に合わせたかのような悲しい歌声・・・)


垣根「ゆーるーしてーねーこーいごころよー」


美琴(すごい・・・こんなの、大抵の女の子はイチコロよ・・・)


垣根「その日まーでさーよなら、恋心よー」


心理(さっきまで逆立ちしたり鼻フックしながらギャグ歌ばっか歌ってた人間とは思えないわ・・・)
371: ◆G2uuPnv9Q. 2011/05/09(月) 22:41:28.31 ID:xygBRqpk0
垣根「ざっと、こんなもんかな」


上条「なぁ、垣根」

垣根「あん?」

上条「なんで、最初から本気でいかなかったんだよ?」

美琴「そうよ、あんなに上手く歌えるのに・・・」

垣根「バーカ、歌ってのは人を笑顔にするためにあるんだ」

垣根「カラオケに来てまで、誰かを泣かせたくはないだろ?」

垣根「とくに、お前らみたいな辛い過去を持ってるヤツには笑っててほしいんだよ」


上条(かっけぇ)

美琴(これはイケメンだわ)

心理(抱いて)

黒子(抱いて)
376: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(中部地方) 2011/05/09(月) 22:44:24.78 ID:aXr4O14A0
ていとくんイケメンすぎるだろwwwwww
377: ◆G2uuPnv9Q. 2011/05/09(月) 22:44:38.33 ID:xygBRqpk0
垣根「さて・・・点数は」

上条 90点

美琴 92点

心理定規 95点

黒子 89点

垣根 0点



垣根「あ、やべ、マイク入れてなかったわ」
378: ◆G2uuPnv9Q. 2011/05/09(月) 22:45:22.68 ID:xygBRqpk0
上条「ちょ、マイク無しであの声量かよ!!」

美琴「マイク入れてたら間違いなく黒子だったわね・・・」

黒子「危なかったですの」

心理「さ、垣根脱ぎなさい」


垣根「もう脱いでる」


上条「」

美琴「」

心理「//」

黒子「パねぇですの」
380: ◆G2uuPnv9Q. 2011/05/09(月) 22:46:16.47 ID:xygBRqpk0
垣根「ほれほれ、俺のチソコがヤバイだろ?」

美琴「当麻、ありがと」

上条「ああ・・・」←美琴の目をふさいでる

心理(ご、ゴクリ・・・)

黒子(おぉう・・・)

垣根「あー、やべぇ、メルヘンだわ、このまま一曲歌ってもいいよな!?」

上条「はぁ!?どうせまたお前やらないかとか歌うんだろ!!」

垣根「黙れ!!俺には常識は通用しねぇ!!!」

垣根「受けろよ、俺の速さを!!」


らいおんハート


上条「」
381: ◆G2uuPnv9Q. 2011/05/09(月) 22:46:55.87 ID:xygBRqpk0
美琴(なに入れたの?見えない)

黒子「な、なんと・・・」

心理「イっちゃう・・・」ビクンビクン


垣根「君はいつも僕の薬箱さ」


上条(なんで全裸でこの曲なんだよ・・・)

心理(しかも四つんばい・・・)


垣根「どんな風に僕を癒してくれる」


美琴(見ないで聞いたら癒されるわね)

黒子(なんで背中にサロンパス貼ってますの?)
382: ◆G2uuPnv9Q. 2011/05/09(月) 22:47:28.23 ID:xygBRqpk0
垣根「キミウォマァモォルトァァメェーソォノォトゥァァメェニィウゥマレテェキタァンダァァ」


上条(ボビーの物真似するな・・・)プルプル

心理(ダメ、笑ったら負け・・・)プルプル

美琴(く・・・耐えなさい、私!!)プルプル

黒子(これはwwwwwwwwww)
383: ◆G2uuPnv9Q. 2011/05/09(月) 22:48:06.53 ID:xygBRqpk0
垣根「呆れるほどにそうさそばにいてあげる」


上条(テンション戻すな・・・)プルプル

心理(ちょ、今椅子に小指ぶつけた・・・)プルプル

美琴(あ、戻った)

黒子(なんなんですのこれ・・・)


垣根「ビュイー」


上条(くそ、ホーミーだと!?)ブフッ

心理(口尖らせないでよ)ブフッ

美琴(やだ、すごい)

黒子(wwwwww)
384: ◆G2uuPnv9Q. 2011/05/09(月) 22:49:06.07 ID:xygBRqpk0
垣根「さて、終わったか」

上条「もういいよな、時間もきたし」

美琴「なんだかんだ結構楽しかったわよ」

心理「今度はバツなしで来ましょうね」

黒子「そうですわね」

垣根「しゃあねぇな」
385: ◆G2uuPnv9Q. 2011/05/09(月) 22:49:39.09 ID:xygBRqpk0
垣根・心理「じゃ、またな」

上条・美琴「うん」

黒子「あら、お姉さま寮に帰るのでは・・・」

美琴「え、当麻の寮に泊まるわよ?」

黒子「」

美琴「きょ・・・今日も優しくしてね//」

当麻「もちろん、決まってるだろ?」キリッ

美琴「きゃっ//」

黒子「」
386: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(中部地方) 2011/05/09(月) 22:49:44.54 ID:aXr4O14A0
ていとくんとカラオ行きてえwwww
387: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/05/09(月) 22:50:10.91 ID:8mlT0VAIO
ていとwwwwwwwwwwwwww
398: ◆G2uuPnv9Q. 2011/05/09(月) 23:04:03.85 ID:xygBRqpk0
ちょっとした小ネタ

垣根「なぁ、心理定規」

心理「なに?」

垣根「お前って結構歌上手いのな」

心理「あなたも真面目にやればかなりのものじゃない」

垣根「ま、よく行くしな」

心理「・・・アナタって、女の子にどんな歌を歌われたらキュンてするの?」

垣根「そうだな・・・」

垣根「やっぱり、かたちあるもの、とかお前の歌ったあの日の約束みたいな失恋系かな」

心理「・・・そう、純愛は?」

垣根「いいんじゃねぇか?」

心理「・・・ねぇ、垣根」

垣根「ん?」

心理「私、まだ時間あるのよ」

垣根「奇遇だな、俺も」

心理「それで、かたちあるものとか歌いたいの」

垣根「ほぉ」

心理「・・・今から二人で行かない?」

垣根「お、いいな」


二つの影が並んで歩く
小さな影は、先を歩く影を早足でおいかけていた
408: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(大阪府) 2011/05/10(火) 02:05:21.41 ID:mOMF0u6D0
みんな可愛いなぁ

次スレ:

美琴「す・・・好きです!!付き合ってください!!」上条「何やってんだ、御坂」【後編】


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