千早(結婚式の話……)P(隠し芸のお披露目会……)

1 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/11/10(火) 00:22:16.45
事務所 応接間




P「んん〜〜……」ノビー


P「……はぁ〜、午前の仕事、疲れましたね〜」


小鳥「事務作業が多くて大変でしたね」スタスタ


小鳥「どうぞ、お茶です」コトッ


P「あ、ありがとうございます」


P「…そういえば、来週は珍しく事務所の皆が揃うんでしたっけ?」ズズズ…


小鳥「えぇ、偶然皆が揃う日が出来て」ストンッ


P「そうですか……最近はちょくちょく忙しいから、なかなか集まらないのに」ズズズ…


小鳥「……あ、プロデューサーさん」


P「はい?」


小鳥「話は変わりますけど……」


小鳥「この前の、あの……『アレ』の話何ですけど……」


P「え?」










ーーー
ーーーーーー
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SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1447082532
3 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/11/10(火) 00:30:01.80
ーーーーーーーーー
ーーーーーー
ーーー



ガチャッ

千早「おはようございます」

千早「……あら?誰もいないのかしら?」キョロキョロ

千早「……あっ、プロデューサーと音無さん……」

千早「応接間に居たのね……挨拶しないと……」スタスタ

千早「おはようござ……」




小鳥「ほら、夜一緒に……子供を……///」

P「……あぁ〜、はいはい、俺達が家族になる話ですね」

千早「!?」バッ!

小鳥「……あら?」

P「どうしました?」

小鳥「……あ、いえいえ、何もないですよ」

P「はぁ…」

小鳥(間仕切りに隠れたの見えたけど……今の、千早ちゃんよね?)

小鳥(どうして隠れたのかしら……?)


6 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/11/10(火) 00:35:59.85


小鳥(とにかく、プロデューサーさんとの話が終わってから挨拶しよっと)

小鳥「それよりあの、話の続きなんですけど……」

P「あぁ、それで、どうでした?」






千早(咄嗟に隠れちゃったけど……)

千早(こ……子供の話?それに、家族になるって……///)

千早(プロデューサーと、音無さんが……?)

千早(………プロデューサーが……他の女性と結婚……)

千早(………)

千早(……待って、きっとこれは何かの勘違いよ……よくある間違いだわ)



7 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/11/10(火) 00:43:23.88


千早(ちゃんと話を聞いて、何の話をしてるのかを……)ススッ







小鳥「その……昨日、確認をして……その……」

小鳥「やっと……出来ちゃい、ました///」

P「え……出来たって……子供の話ですか!?本当に!?」ガタッ

小鳥「は……はい……///」

P「やったーーー!!これで俺もお父さんになれるんだーーー!!」






千早(!!?)

千早(や、やっぱり……2人は……)ヨロッ

千早(……………)グスッ

千早(ダメ……今は、感情が入り混じって2人を見ていられない……)タタタ……





P「いやー、本当よかったですよ!この時を待ってたというか何というか……」ペラペラ

小鳥(……あら?千早ちゃん、走って……)

バタンッ

小鳥(社長室に入った……どうしたのかしら?)

小鳥(社長は今、出張中でいないのは皆に知らせたはずなのに……)


9 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/11/10(火) 00:51:43.48


小鳥(まぁ、出て来た時に聞こっと)

P「……どうしました?」

小鳥「あ、いえ、何も……それより、話の続きを……」

P「そうですか……それで小鳥さん、やっと出来たんですね!」

P「腹話術!!」

小鳥「はい……先週、夜遅くまで事務所で付きっきり教えてもらったお陰です」ペコッ

P「いやいや、俺はちょっと教えただけで……」

P「それより、今年度忘年会の出し物が決まって良かったですよ!」

P「俺が父親役、小鳥さんが母親役」

P「そして、俺が持ってる子供の腹話術人形で、小鳥さんが息子役、俺が娘役」

P「これでちょっとした、ファミリー形式のミニコント劇が出来ますね!」

小鳥「まさか、プロデューサーさんが腹話術得意だったなんて……」

P「学生の頃、友人に腹話術を教えてもらったのが切っ掛けで、ハマってしまって……」


11 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/11/10(火) 00:57:26.93

P「で、早速練習の成果、見せてくださいよ!」

P「息子役の腹話術人形、持ってますよね?」

小鳥「はい……じゃ、じゃあ、ちょっとだけ……///」ガサゴソ…スッ

小鳥「『母ちゃん!勝手に俺の部屋掃除すんな!腰……痛めてんだろ?』」パクパク

P「おぉ〜!かなり上達してますよ!」パチパチ

小鳥「そ、そうですかね……えへへ///」

P「じゃあ、俺も娘役の人形出して……」ガサゴソ…スッ

P「『お父さん!近づかないでって言ってるでしょ!?今私、風邪引いてるんだよ……?』」パクパク

小鳥「わぁ〜!やっぱり、腹話術上手いですね!裏声でちょっと変ですけど」パチパチ

小鳥「でも、プロデューサーさんが娘役でいいんですか?あたしがした方が……」

P「いや、娘役の方が難しい台詞多いので……パ行が多いんですよ」

小鳥「それにしても、よく出来た子供の人形ですね……どこで購入したんですか、これ?」ジー

P「あぁ、これ学生時代に特注して作ってもらったんですよ」

小鳥「わざわざ作ったんですか!?この息子、娘の腹話術人形!?」

P「はい、若さ故の過ちというか……本当、腹話術ハマってたんですよ」

小鳥「特注してまで人形を……腹話術に青春掛けてたんですね」


12 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/11/10(火) 01:03:45.28


P「それよりも、去年の忘年会の汚名を挽回しましょう!」グッ

小鳥「去年一緒にした、ラッスンゴレライは駄目でしたね……本当……」

P「忘れられない忘年会になりましたよ……」

P「皆のシラーッとした顔は、今になっても目に焼き付いて……特に千早にドン引きされたのが痛かっ……」

小鳥「え?千早ちゃんに?」

P「えっあっいや……と、とりあえず、腹話術が出来る様になったのなら、あとはネタ合わせだけですね」

P「もう失敗しない為に、次の忘年会まで練習しましょう!」

小鳥「そうですね……仕事の後に少しずつ練習して……」

P「……あ〜、でもなぁ……早く皆に見せたいなぁ〜」ワクワク

P「……あっ!そうだ!」Pコンッ!

P「来週、皆揃うんでしたよね?」

小鳥「え?そうですけど……」

P「それだ!その日に事務所で、その人形劇のお披露目会を行いましょう!」

P「そんで、今度こそ拍手喝采を一緒に浴びましょう!」

小鳥「ら、来週ですか!?」


13 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/11/10(火) 01:12:06.11

P「まだ人形劇の練習するスパンはあります、それに早く皆に見て貰いたいじゃないですか!」ワクワク

小鳥「……ま、まぁ、あたしは構いませんけど……」

P「よし、決まり!!来週に皆を集めて……あっ、そうだ!」

P「千早にも協力して貰いましょう!」

小鳥「え?」

P「千早に司会進行役をして貰いましょうよ、腹話術だったら準備忙しいですし」

小鳥「……そうですね、ラッスンゴレライはすぐ出来ますけど腹話術は……」

P「よし!じゃあ千早に電話を……」

小鳥「あっ、千早ちゃんなら、今さっき社長室に入りましたよ?」

P「え?千早、事務所来てたんですか?」

小鳥「えぇ、話中に来て、さっき社長室に……」

P「じゃあ俺、千早に話して来ます!」

P「あ、説明の為に人形持っていきますね!じゃっ!」スタスタ…

小鳥「あっ……はい……」

小鳥「……そんなに人形劇、楽しみなんですね」


ーーー
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14 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/11/10(火) 01:20:33.68
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ーーーーーー
ーーー





P(千早は、生っすかでも司会してるし……きっと承諾してくれるだろ)スタスタ…

P(それに……私情を挟んで悪いが……)スタスタ…

P(俺も、千早といる時間をもっととりたいからな……)スタスタ…

P「よし……千早ー、社長室にいるんだろ?」コンコン

P「……返事が無いな」

P「千早?入るぞー?」

ガチャッ







千早「…………」グスッ

P「……千早?」

千早「ッ!」ビクッ

千早「プ、プロデューサー……」クルッ….

P「何してんだ?社長室で?」

千早「い…いえ……ちょっと、静かな場所に居たかったので……」

P「そうなのか」

千早(泣いてる所…見られなかったかしら……///)ゴシゴシッ



15 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/11/10(火) 01:27:47.44


P「……あっ、そうだ!千早に大事な話があるんだよ」

千早「!!」

P(なんとしても、千早には人形劇のお披露目会での司会進行役をして貰いたい……)

千早(大事な話……きっと、音無さんと籍を入れる……結婚する話だわ……)

P「あのな、実は俺、小鳥さんと……」

千早「……わかって……ます」

P「え?」

千早「知ってます……もう」

P「あ、もう知ってたのか?」

千早「……はい、さっき全部聞きましたから……」

P(さっきって……今までの小鳥さんとの会話全部聞いたのか)

P(そうか……もしかして、社長室に入ったのは、聞いてはいけないと気を利かせて……)

P(でも全部聞いたって事は……腹話術の人形の存在や、人形劇ミニコントの事や、司会を頼もうとしてるのも、もう全部知ってるのか)



16 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/11/10(火) 01:35:00.94


P「知ってるなら話は早い」

P「で、やってくれるか?」

千早「……え?」

千早「やるって……何をですか?」

P「だから、司会だよ司会」

P「話聞いていたんだろ?」

千早(司会って……話の繋がりからすると……)

千早(も、もしかして、結婚式の司会!?)

千早「な、何でそんな大事な重役、私なんですか!?」

P「え、いや……そ、そんな重役とは思わないが……」

千早「重役ですよ!それによって二人の今後に関わるかもしれないじゃないですか!」

P「ちょ、ちょっと熟慮しすぎじゃないか?」

千早「私には荷が重いです!他の人にお願いしてください!」

P「そ、そんなぁ…」

P(たかが人形劇の司会に、何故そんなに拒むんだ千早……)



17 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/11/10(火) 01:40:23.98


P(だけど、このままじゃ本当に断られてしまう……千早との時間が……)

P「なぁ、頼むよ千早、司会してくれよ」

P「司会っていっても本当、やること少ないからさ!進行役とか、スケジュールの微調整くらいでさ……」

P「あ!あと、サプライズを考えてるんだがな……」

P「俺の自腹で、なんと『ケーキ』を用意しようと思うんだ!どうだ!?みんな喜ぶだろ!?」

千早(ケーキ……?あ、ウェディングケーキの事かしら)

千早「まぁ、よくある事…というか、必須事項ですよね」

P「え、あ、あぁ、そう……」

P(千早……意外と図々しいんだな……)


18 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/11/10(火) 01:47:41.55

千早「ケーキって、どんなケーキを用意するんですか?」

P「あぁ、集める人達は、全員で事務所の皆16人だから……」

千早「……えっ!?16人!?」

P「そうだな……カップケーキでいいか 」

千早「か、カップケーキ!?」

千早(ウェディングケーキに……カップケーキ!?)

P「あとは、事務所の飾り付けをどうするかだよなー」ウーム

千早「ここでする気ですか!?」

千早「ちょ、ちょっと、色々待ってください!プロデューサー!!」

P「ん?どうした?」



19 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/11/10(火) 01:55:53.49


千早「あの……まず、人数の事なんですけど!」

千早「何で事務所の皆限定なんですか!?」

千早「プロデューサーや音無さんのご両親や親類の方は呼ばないんですか!?」

P「な、なんでこんな事に家族や親戚呼ばないといけないんだよ!?」

千早「プロデューサーの晴れ姿を見てもらう為じゃないですか!」

P「嫌だよ!そんな晴れ姿見てもらうの!!」

P(なんで親に裏声で腹話術する所見て貰わないといけないんだ!)

千早「それに、ケーキがカップケーキって何なんですか!?」

P「カップケーキ嫌いか?」

千早「好きとか嫌いの話じゃないですよ!大きさの話ですよ!」

P(し、質より量派か……がめついな千早)



20 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/11/10(火) 02:03:13.33


P「じゃあ、どれくらいのケーキだったらいいんだ?」

千早「それは……えぇっと……」

千早「せっかくの集まりですし、思い切って……」

千早「3段重ねのウェディングケーキなんてどうでしょうか?」

P「デカ過ぎるよ!!祝賀会にも程が有るだろ!!」

P「あのな、費用の事も考えてくれよ?いくら貴音がいるからって冒涜的なデカさのケーキを買うだなんて……」

P「あっ!そうだ!美希もいる事だし、イチゴババロアにしようか!」

千早「何で音無さんじゃなくて美希優先なんですか!?」

P「え?小鳥さん?」

P「……あぁ〜、そうだよな、小鳥さんが相手なんだし、小鳥さんが好きなケーキにするか」

千早(なんでこの人は、結婚相手に対して無頓着なの……)


22 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/11/10(火) 02:10:10.75

千早「あと場所の話ですけど……プロデューサーは事務所で開くつもりなんですか?」

P「え?そうだが……」

千早「その……もっといい所用意しなかったんですか?」

P「事務所だっていい所だよ……でも、他にいい場所でもあるのか?」

千早「例えば……教会とか、高級ホテルを借りて」

P「い、いやぁ、そんな金かけたくないよ……」

千早「かけたくないって……一生に一度の大事な行事なんですよ!?」

P「お、大袈裟だなぁ……したかったら、何回でもしたらいい話じゃないか」

千早「何回もするつもり何ですか!?」

23 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/11/10(火) 02:17:05.26

P「小鳥さん以外の人ともやってみたいとも思ってるよ」

千早「なっ……!?何てこと言うんですか!!」ガタッ

P(な、何でちーちゃん怒ってるんだ?)

P「だ、だってさ、色々な人と趣味を交えるのは楽しいし見聞も広く……」

千早「ちゃんと1人を選抜して、真剣に取り組まないといけません!!」

千早「本気になって、全うして下さい!他の人の事なんて考えずに、音無さんと!!」

P「は、はぁ……」

P(な、何なんだ一体全体……なんで小鳥さん以外と腹話術しちゃいけないんだ……)


24 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/11/10(火) 02:23:47.71

千早(はぁ…プロデューサーは、音無さんに子供が出来たって自覚は無いのかしら?)

P「……で、でもな、俺他の人ともやりたいと思ってるんだ……サプライズも考えてて」

千早「サプライズ?」

P「あのな……音無さんとお披露目会終わった後、次は社長と俺がお披露目しようと思うんだ!」

千早「しゃ、社長とプロデューサーが!?」

P「いや、実はな……社長も出来たんだよ(腹話術)!!驚いたろ!?」

千早「で、出来た!!?出来たって……子供が!?」

P「あぁ、ちょっとキツかったが、社長にも子供(の役の腹話術)が出来てな」

千早「なっ……えっ!?だって、社長は男性で歳を取ってて……えぇ!?」

P「おぉ、目を大きくして驚いてるな千早」

千早「驚くに決まってますよ!!その……生物医学的に!!」

千早「というか、プロデューサーと社長がその……そのような仲だって事も!!」

P「あぁ、特技と趣味が同じだったから、ますます仲良くなってさ、そういう話になったんだよ」ハハハ

千早(性別の壁なんて関係ない人なのね……プロデューサーも、社長も……)


25 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/11/10(火) 02:33:04.11

P「社長には来週にお披露目会をする事を言って、その日までに準備や打ち合わせをしないとな」

P「社長にも子供(役)が出来たんだし、小鳥さんの後に社長とも一緒にやってさ……」

P「あ、でも小鳥さんにはこの事は内緒な?」

P「俺と披露をした後に、実は社長ともやりまーす!っていうサプライズにしたいんだ」

千早「全然サプライズじゃないですよそれ!!音無さんを天国から地獄へ突き落としてますよ!!」

P「え、えぇ?」

P(なんで千早は、そんなに小鳥さん以外の人と腹話術するのを嫌がるんだ……?)

千早「とにかく、社長がその……出来ちゃった事は後ほど話してもらうとして」

千早「そんなサプライズ、絶対しないで下さい!いいですね!?」

P「はぁ……まぁ、千早がそこまで嫌がるなら……」

26 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/11/10(火) 02:42:48.72

千早「……それで、話は戻しますけど、社長に子供が出来たというのは……」

P「子供……あ、そういえば、お前はまだ見てなかったよな」

千早「え?」

P「今日、丁度その子供連れてきたんだよ」

千早「………え!?いるんですか!?」

千早「というか、産まれてたんですか!?」

P「いや、産まれたって……作って貰ったんだよ、若さのせいかな、勢いでつい作りたくなったから作ってもらって……」

千早「そ、そういう話はしなくていいです!!///」

千早「今、その子供は……!?」

P「あぁ、この鞄に入れてる」スッ

千早「鞄の中に!?」

28 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/11/10(火) 02:48:53.37

千早「な、なに鞄に入れてるんですか!!子供を!!」

P「え?鞄じゃダメか?じゃあキャリーケースとかに……」

千早「そうじゃなくて!道徳的な話をしてるんです!!子供を鞄に入れるなんてどうかしてますよ!!」

P「いやぁ、鞄に入れていいだろ」

P「外に出したまま一緒に街歩いたら不気味がられるだろ?隠さないと……」

千早「あなた正気なんですか!!?自分の子供に向かって不気味だなんて!!」

P「え、えぇ……」

P(何で千早は俺の腹話術人形に感情を入れ込んでるんだ……?)

P「お、落ち着いてくれよ千早……」

千早「落ち着いていられませんよ!!何でそんな平静を保ってられるんですか!?」


29 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/11/10(火) 02:56:15.33

P「ちゃ、ちゃんと子供は綺麗に扱ってるから、クールになるんだ千早……」ガサゴソ…

P「ほ、ほら、この通り綺麗だろ?」ストンッ






腹話術人形娘「………………」

千早「………」

千早「………人、形?」

P「な?可愛い娘だろ?」

千早「………………」

千早(プロデューサー……何を言ってるのかしら……どうみてもこれは人形……)

千早(…………!!)

千早(ま、まさか、プロデューサー……)

千早(心が病んで、人形を娘と思い込んでるんじゃ……)


30 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/11/10(火) 03:04:10.72

千早(……そうだわ、社長は男だから子供なんて出来るはずないもの……音無さんが読んでる、あっち系の本じゃあるまいし……)

千早(だから、代わりにこの人形を、社長が生んだ娘だと信じ込んで……)

P「じゃあ、ちょっとやってみるから見てくれよ」

千早「………え?」

P「んんっ……ゴホッ」

P「『ハァイ!私メリー!仲良し家族の長女の娘!』」パクパク

P「『私と一緒に仲良くしよーね!千早おねーちゃんッ!!』」パクパク

千早(やだ……怖い……)ブルッ…

千早(プロデューサー……本気でこの人形を娘と思ってるんだわ……)ブルブル…

千早(こんな時……どう反応したらいいのかしら……)ブルブル…

千早(……とりあえず、話を合わせて、隙を見て逃げるしかないわ)

千早「か……可愛い、ですね、その……お嬢、さん」

P(おっ、今日はノリがいいな千早!)

P「お前も人形持って、腹話術やってみるか?」スッ

千早「え!?人形って分かってやってたんですか!?」


31 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/11/10(火) 03:06:11.32
ワロタ
34 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/11/10(火) 03:20:09.83
夜中なのにめっちゃ笑った
33 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/11/10(火) 03:11:42.48


P「はぁ?当たり前だろ……何言ってるんだ?本気で子供と思ってやってたら俺病んでる人じゃないか」ハハハ…

千早「なっ……!!///」カァァ…

千早「な、なんなんですかプロデューサー!さっきからあなたは!!」

P「え、えぇ!?何が!?」

千早「おかしなお披露目会を提案したり、社長とも関係を築いたり、人形で腹話術し出したりと!!」

P「お、おかしいかなぁ……?今までの話の流れだと自然だと……」

千早「まともな会話をする気が無ければ、話しかけないで下さい!!」くるっ!

P「そ、そんなぁ……頼むよ、司会してくれよぉ!」

P「一緒にお披露目会の準備とか打ち合わせを入念にしてくれよ!」

P「俺、好きな人との時間を大切にして、思い出も増やした……」

P「あっ!いやっ!今のはその……」アタフタ…

千早「………」

千早(……そう、よね……音無さんとの結婚式は大事にしたいはずよね……)

千早(…………………)

千早「……わかりました、司会はします」

P「!!」


35 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/11/10(火) 03:20:33.95

P「本当か!?ありがとう!!嬉しいよ!!」

千早「……でも、これだけはハッキリと仰って下さい」

P「え?」

千早「先ほどは、社長やら他の人ともお披露目会をしたい……なんて言ってましたけど」

千早「ちゃんと、ハッキリして下さい……あなたの……本当に想ってる人、一番好きな相手の名前を」

P「……!!」

P「……千早……もしかして、さっきのボロで俺の好きな人、気づいちゃったのか?」

千早「本当に好きなのかどうか確認したいので、ハッキリ言って欲しいんです」

千早(ちゃんと、音無さん一人が好きだ……って)

P「………………」

P「そうか……うん」


36 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/11/10(火) 03:26:23.42
P「言ったら、司会進行役と、一緒にお披露目会の準備を手伝ってくれるのか?」

千早「……はい、約束します」

P「わかった……じゃあ、言わせてもらうぞ」

千早(プロデューサー……どうか、音無さんと幸せに……)グスッ…

P「…………」スゥー…

P「愛してる、千早」

千早「………………」

千早「……え?」







ーーー
ーーーーーー
ーーーーーーーーー


37 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/11/10(火) 03:31:56.85

ーーーーーーーーー
ーーーーーー
ーーー




一週間後 お披露目会当日

P「……えぇ〜、お集まりの皆様、久方ぶりに事務所面子が揃いましたね」

P「今日集まって貰ったのは、今後の説明、そして、ご理解を深めていただく為のものです」

P「え〜、ではいきなり発表させて頂きますが……」

P「私、プロデューサーとアイドル如月千早はこの度」

P「交際する事になりました!!」

\ワー!!ワー!/ \オメデトー!/ \うっうー!/ \ヒューヒュー!/


38 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/11/10(火) 03:35:56.03

P「あはは……ありがとう、今後の千早の芸能活動については……」

亜美「そんな堅苦しい話は後回しだYO!」

真美「今はパーッと盛り上がりましょうぜ!旦那!」

高木「ははは、その通り!今は十二分に楽しもうじゃないか!」

春香「千早ちゃん……本当におめでとう!前からプロデューサーさんの事相談してくれたもんね!」

千早「は、春香……それは内緒って……///」

あずさ「あらあら、前からそんな相談してたの?」

真「相思相愛だったなんて、恋愛映画みたいでいいなぁ!」

雪歩「本当、素敵ですぅ!」

律子「でも、今後は2人ともきっと忙しくなるわよ〜?引退ライブの準備や、歌手転向の手続き……」

美希「難しい話は後にしよ……ミキ、眠くなるの……あふぅ」Zzz

伊織「こら、まだ寝ちゃダメよ」



39 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/11/10(火) 03:40:00.67


やよい「みなさーん!カップケーキの分配終わりましたー!」

貴音「では、食事を楽しみつつ、話を伺うと致しましょう」もぐもぐ

響「ねぇねぇ、プロデューサーはいつから千早の事好きだったの!?」

P「あ、あぁ……あれは千早が初ライブの時に……」ペチャクチャ……







小鳥「わー、おめでとー、わー……」パチパチ……

小鳥「………………」パチパチ…

小鳥「………………」

小鳥「………………」

小鳥「あれ?あたしの腹話術は……?」

小鳥「ついでに、あたしの結婚適齢期はいつぞやに……?」

小鳥「…………」スッ

小鳥「『俺がいるじゃねぇか、マイスイートハニー!』」パクパク






40 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/11/10(火) 03:42:36.62
おつおつ
春香は俺がもらってくぜ
42 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/11/10(火) 03:44:28.42
乙です
面白かった
48 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/11/10(火) 10:54:39.34
乙でした
前作品等あれば教えて欲しい

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