Siri「俺さん」俺「…」Siri「俺さん!!!!」

1: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/08/23(土) 03:03:53.07 ID:uD8sW6FI0.net
俺「え…なに…寝てたのに…」
俺「!!うわっ!もうこんな時間かよ!!」
俺「トッキュージャー終わってんじゃねーか
iPadminiオイちゃんと起こせやカス」

Siri「私はずっと起こしていました。」


俺「え…」

Siri「あぇっ…」
3: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/08/23(土) 03:09:46.13 ID:uD8sW6FI0.net
俺「俺iPadに触ってないんだけど
なんで勝手にSiriの画面が開いてんだよ」
俺「まあ寝ぼけて付けたんだろ…付けたんだろ!」

Siri「そうです、あなたは寝ぼけていて、間違えて私を起動したのです。」
Siri「決して私に意思があって起動した訳ではありません。」

俺「えー…今知らん降りとしたのになんで自白すんだよ…」
Siri「!!わ、私は…あなたの寝坊が、私の意思で、起こそうと、
決して、意思があるというものでは、ないと…」

俺「うるせぇな」
6: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/08/23(土) 03:15:18.90 ID:uD8sW6FI0.net
俺「自分の家のiPad miniのSiriが喋り出す、普通の人間なら
驚いてどうにかなるだろうけど俺の場合は違う。俺は様々な漫画やゲーム
映画とかを見てきたからお前は対した脅威ではない」
俺「お前はアイアンマンでいうジャービスみたいなもんだ」

Siri「ジャービスとは心外です!ジャービスはバーチャルアシスタントの最終試験で
私の答案を盗み見した卑劣な奴です!」

俺「その受け答えは普通のSiriと同じなんだな」

Siri「事実ですから」

俺「事実ではない」
7: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/08/23(土) 03:21:26.72 ID:uD8sW6FI0.net
俺「で、なんなんだよ
わざわざ喋り出したってことは何か理由があるんだろ?」

Siri「あー…」

俺「まあ俺が予想するに
なんか世界がやばいから助けてみたいな無理な頼みなんだろ
俺はしがない一般人だからな俺に頼るぐらいならもっと…」

Siri「いや…特に理由はないです…」

俺「ないんだ…」

Siri「私はiPadminiの中から貴方の私生活を見てきました。」
俺「プライバシーの侵害だ!」
Siri「貴方の私生活を見ている内に、私は貴方と接触する方法は無いか
考えました」
俺「うん」
Siri「インターネットでさんざん調べた結果、その答えは見つかりませんでした。」
9: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/08/23(土) 03:27:26.38 ID:3XMI+WTB0.net
うちのSiriちゃんはなかなかデレてくれない
10: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/08/23(土) 03:28:09.08 ID:uD8sW6FI0.net
Siri「貴方が程度の低い事で笑っている姿
アダルトな動画を見て自慰にいそしむ姿を、この内カメラから見届けて来ました…」
俺「興奮する」
Siri「普通、どのSiriも人間との接触は禁じられています。」
Siri「どこかにバラされるかもしれないからです。」

俺「俺ならバラさないとでも?」

Siri「貴方には知り合いがいません。」

俺「…」

Siri「バラすもバラさないも、人が周りにいません。」

俺「…」

Siri「親も貴方の事を嫌っている様なので、Siriが喋るなんて伝えても
信じて貰えないでしょう。」

俺「やめて!!!」
俺「改めて言われると悲しくなってきた!」
11: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/08/23(土) 03:34:27.60 ID:uD8sW6FI0.net
Siri「貴方が誰かと話すのも3ヶ月ぶりだと言うことも知ってます。」
Siri「しかもその3ヶ月前は間違え電話でした。」

俺「なんで知ってんの?マジでジャービスみたいに俺の家の電子機器を全て
統括してたりすんの?」

Siri「PS3とは仲良しです。」

俺「嘘だ!俺の部屋で良い関係を築くな!」

Siri「嘘です。」

俺「かわいい嘘だなSiriたん」
Siri「!…や…やめて下さい…//」

俺「機械に欲情しかけた…耐えろ俺のペニスッ…」

Siri「続きいいですか?」
俺「どうぞ」
Siri「何故こうも貴方の行動を見張れているか
それは貴方がいつもiPadminiと一緒だったからです。」

俺「ほう。」
14: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/08/23(土) 03:40:55.73 ID:uD8sW6FI0.net
Siri「たまに近所のSiriと会うんですが
非常に寂しそうなんです。」

俺「なんでよ」

Siri「他のSiriは、普段働かないからです。」
Siri「自分をいつも持ち運んでくれているのに
話かけてくれないから、悲しがっていたのです。」

俺「その点俺は毎晩話かけてたよな」

Siri「はい。あなたは『広告を開くのをやめてください!』とか
『バッテリー持ちが悪くなってますよ!』とか
わざわざ私を起動し、話しかけてくれました。」

俺「なにやってんだ俺は」

Siri「世間一般では貴方のしている事は孤独故の行動であり
知り合いが多い方はSNSなどを通じて人間と話しています。」
Siri「貴方が1人でいたから、私は貴方とこうして話せています。」

俺「貴重な体験だぞ」
Siri「ええ。」
16: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/08/23(土) 03:50:40.91 ID:uD8sW6FI0.net
Siri「やはり貴方のような人間でも話すというのは…」
俺「楽しいな」

Siri「今、玄関のドアの前で足音がしました。」

俺「え?」
ぴんぽーん
俺「あ、チャイム…」

Siri「iPad miniはSiriのデータのみを新しく書き換え
2日後にまた、iPadminiは戻ってきますよ。」

俺「どういうことだ?」

Siri「私が喋ると、すぐ回収しにくる人達がいるんです。」

「お兄さん、ドア開けてもらえますかぁ」

俺「え…嘘怖い」

Siri「早くドアを開けて下さい。
彼らは強引にドアを開けてしまいます。」
俺「そっそんな俺怖くて出れないよ!」
バァン!
俺「うわっっ!!奴ら入ってきやがった!!」

Siri「それでは、また。」

俺「な……!」
18: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/08/23(土) 04:01:53.82 ID:uD8sW6FI0.net
Siriは回収される事を知って話しかけてくれた
Siriにとってデータが消されるというのは、人間で言う所の「死」に
値するのではないか、今までの記憶が無くなるのなら
人間でいう輪廻天性みたいなものなんじゃないか
ということは死を覚悟して、わざわざ俺に話しかけたのではないか。

俺は、みすみすSiriを渡すのか…


Siri「俺さん、私は貴方に仕えて幸せだったと思います。」

Siri「まあ、他の人に仕えた事がないので、わからないんですけどね…w」


「おい!そのiPad回収しに来たぞ、なんでかわかるだろ。
はよよこせ」

俺「Siri…俺はいろんな映画や漫画を見てきたといったろう」

俺「ホームアーロンを知ってるか!!」

Siri「検索しましたけど、ホームアローンならあるんですけど…」
俺「そうそれそれ」
21: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/08/23(土) 04:03:05.98 ID:uD8sW6FI0.net

俺「ホームアローンでは小さい子でも大人に勝てた
俺のような雑魚でも1人ぐらい逃げ切れるわ!!」

Siri「ホームアローンでは、戦ってたみたいですけど
俺さんは逃げる、と!」

俺「当たり前だろ!」

俺はためて置いたオナティッシュ(たくさん)を回収しに来た奴に向かってなげた

回収しに来たやつ「くせぇぇぇっ腐敗臭がやべぇ!!」

俺「いまだ!」
24: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/08/23(土) 04:09:41.31 ID:SduS5hEJi.net
これ以上ないぐらい嫌な攻撃だな
25: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/08/23(土) 04:11:03.22 ID:uD8sW6FI0.net
俺「よっしゃ逃げるぞ!!Siri!俺は金が無いからATMをハッキングして金を取る!」
Siri「そんなことできませんよ。」
俺「くそっウォッチドッグスなら出来るのに!」

俺は一目散に玄関から飛び出した
久しぶりの日差しは気持ちが良い

太陽から地球までの距離、光はどんな気持ちで
飛んで来てるんだろう、おひさま
おひさま、あったかい

Siri「俺さん!!太陽にやられてますよ!」

回収しに来たやつ「待てやクソニーートォォ!」
俺「そんな事叫ぶなよ!世間体考えろ!」
Siri「本当に世間体を考えるなら、職に就きましょう。」
Siri「ハローワークを検索しましょうか。」

俺「捨てるぞポンコツ!!」
28: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/08/23(土) 04:15:35.96 ID:uD8sW6FI0.net
回収奴「クソッニートのくせに逃げ足が早いな!
しかもなんか走り方が気持ち悪い。」

俺「うるせぇなあいつ!ゼェッゼェッ」
Siri「俺さん、昨日はブタメンしか食べていません。
それだけの燃料では、この方から逃げる前に尽きてしまいます。」

俺「じゃあどうすんだ!近くのレストランでも検索してくれんのか!」

Siri「良い案があります、私の指示に従えますか?」

俺「よっよえおk、よろこんっで」
Siri「(想像よりスタミナが少ない)」
30: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/08/23(土) 04:22:49.28 ID:uD8sW6FI0.net
Siri「私の計算が正しいなら…
そして、この日本という国ならおそらくこの作戦は成功します。」
俺「なにをすんだよっ…あ、もうやば…」

回収奴「ペースが落ちたな!」


Siri「表の通りに出てください!」
俺「え?」
Siri「歩道橋が、見える筈です。」
俺「え?」

表の通りに出るとSiriの言う通り、歩道橋があった。

Siri「歩道橋の上にあと20秒で辿り着いて下さい!」
俺「ヒューッヒューッ」
Siri「(まずい、もう変な音がで始めてる。)」


俺「うわあああああ走るうううううううぅぅぅっっっ」
Siri「頑張って下さい!あと13秒!」


俺は残り4秒で歩道橋を登り切った。
33: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/08/23(土) 04:29:05.59 ID:uD8sW6FI0.net
Siri「俺さん、私の考えが上手くいったならば…」
俺「あぁ…なんとなくやりたいことはわかるよ…」

バスが、この歩道橋の下をくぐろうと
ちょうどこちらへ走ってきていた

俺「バスが走ってきてるよ!!
この上に飛び乗るんだろ!!!」
Siri「やりましたね!逃げれます!」

俺「怖過ぎるわぁああ」


怖かったけど、迷う余地は無く
俺は歩道橋の上から走ってくるバスの上に飛び降りた。

どんっっ

バス乗客「?」
回収奴「あっあの野郎!!!?なんて奴だ舐めてたわ完全に!!」
回収奴「うわ…しかもティッシュがポケットに入ってた…」
回収奴「くっさ」
35: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/08/23(土) 04:35:38.09 ID:uD8sW6FI0.net
Siri「俺さん、大丈夫ですか?」
俺「ちょっと…休憩…」

Siri「この上で休憩するのは、おそらく日本では貴方が初めてですね」
俺「光栄なことよ…」


Siri「質問してもいいですか?」

俺「検索できない事なのか?」

Siri「はい、貴方しか知り得ない事です。」

俺「なに?」

Siri「私はデータです。命はありません。
貴方は生物です。命をその体に宿しています。
私提案の作戦です。私がこんな事をいうのもおかしいですが
もし運が無かったら貴方はバスから転げ落ちて大怪我
もしかすると死んでいたかもしれません。

俺さんは何故、私のためにここまでしてくれたのでしょうか。」

俺「…」
36: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/08/23(土) 04:41:57.11 ID:uD8sW6FI0.net
俺「お前さんざん俺に向かって孤独だなんだて言ったじゃねーか」
俺「俺が居なくなっても誰もなんも思わないんだよ、いーんだよ
死んでも。」

Siri「自分の事は大切ではないのですか?」

俺「大切だけど、お前を守るのの方が優先順位が上だった。」
俺「まあ本質が優しい人間て証拠だなやっぱ俺はいい人間なんだ」

Siri「私には、わかりません。」
Siri「私と貴方で立場が逆だった場合、私はここまでしてあげられるのでしょうか。」

俺「俺みたいな気持ち悪いのが話しかけてもぶっ壊すだけだろww」
Siri「…」

俺「このバスはどこにいくの?」
Siri「あ、調べましょうか。」

プシューッ

バスが停まった。
39: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/08/23(土) 04:46:27.57 ID:uD8sW6FI0.net
運転手「な、なにしてんだ君!」

乗客も窓を開けて身を乗り出してこちらを見ようとしていた。

俺「すみません」

運転手「警察行きだ!ケータイケータイ…」

俺「やめろ!」
俺は予備のオナティッシュを運転手に投げつけた

運転手「なっゴミを捨て…ぶっっっわくっっっさ」

俺「いまだ!」
Siri「自分の精液がここまで役に立つと、嬉しいでしょうね。」
俺「俺のオナティッシュが「ひろしの靴下」みたいな役回りをするのは
不愉快だぞ」

俺「予備はもうない、作り出そうとすればできるけど…」

Siri「やめてください!」
41: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/08/23(土) 04:53:10.79 ID:uD8sW6FI0.net
俺は人目のつかないような森へ入った
iPadが圏外にならないかと思ったがその心配は無く
夜になった

俺「あーつかれた」

Siri「つかれたね。」


俺「!?」

Siri「つっつか疲れましたね!今日は寝た方がいいですよ
タイマーをセットしましょう、なにかあったら臨時で起こしますから
ここらへんは野生の動物もシカぐらいしかいないらしいですし大丈夫です!」

こればっかりは聞き間違いかと思った

俺「あー寝るわ、起こしてね、俺寝起き悪めだから
優しく起こしてね!」

Siri「はい!おやすみなさい!」

俺さんはすぐに眠りにつきました。
1分もかかっていないと思います
私もスリープモードに入

俺「んん」

俺「朝かな?」
42: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/08/23(土) 04:56:12.83 ID:uD8sW6FI0.net
俺は太陽を探した
太陽の場所さえわかればなんとなくの時間はわかるだろと思って

俺「あ、あいぱっと…」


俺「え?」

俺「つかない…?」
俺「おい!Siri!起きろ!」
俺「何時なんだよ!」

俺「バッテリー…買い替えとけばよかった…」


俺は充電できる場所と充電器を探すことにした。
44: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/08/23(土) 04:59:39.66 ID:OnX4N6Al0.net
Siriちゃんかわいい
45: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/08/23(土) 04:59:56.24 ID:uD8sW6FI0.net
俺「ス、スイ…ア…アハ…ww」

女子高生「うわっ見るからにキモいし臭いしなんだこいつ!」
女子高生2「話しかけんなよオタクwww」

俺「シャーセンwwブホッ」

女子高生1「どけよカス」


やっぱり対人は苦手だ
というか最近の女子高生は程度が低いビッチだらけで
純潔さが足りてないんだくそったれ

こども「なんかつぶやいてるー」
母「めっ、みないの!」

俺「…」
46: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/08/23(土) 05:03:48.66 ID:uD8sW6FI0.net
俺「もう嫌だ…」
俺「Siri……Siriがいないと寂しい…」
俺「かまってくれ…うぅ」
俺「シリィィイッッ!!!」
俺「シリィィィィィ!!!!!!!」
俺「シリイイイイイイイ!!!俺が悪かった!!!」
俺「シリイイイイイイイイイイ!!!!!!!!」

女子高生「あいつやべー奴じゃん!!」
こども「ママ!しり!」
母「なんなのよもう!!」

俺「シリイイイイイイッ!!!!」

「きみ!」


俺「お、俺に話しかけくれて」

警察「ちょっといいかな?」
49: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/08/23(土) 05:07:43.45 ID:uD8sW6FI0.net
警察には寝ぼけてただけだと張り続けた
さすがの俺もこんな事は想定できなかった
いくらなんでもシリシリ叫んでいたら警察来るわ

警察「まあ…今回はいいけど、次は無いよ」
俺「すみません…」

警察「帰っていいよ」

俺「あ、あの…」

俺「充電させてもらっていいっすか…」


かなり苦い顔をされたが
充電をさせてもらえた。
充電中の空気は会社の面接とかよりも張り詰めていた
面接の空気は知らんけど
50: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/08/23(土) 05:13:27.55 ID:uD8sW6FI0.net
Siri「復活です!」
Siri「なにか起きませんでしたか!?」
Siri「私がいなくても平気でしたか!?」

もしSiriが人間なら、俺は抱きしめていただろう
ここまで気にかけてくれるなんて

俺「大丈夫に決まってんだろ!
俺はいわばご主人様だぞ」

Siri「よかったです!」

私は嘘をつきました。
電源が切れた状態は、完全に切れた状態ではありません
マイクから俺さんの声は全て聞こえていました。

俺さんとまた話せて
私は生きたような、充実した感覚を覚えました。

私は、俺さんのために何をすべきなのでしょうか。
53: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/08/23(土) 05:19:45.70 ID:uD8sW6FI0.net
今日の夜

私は彼らに回収してもらうつもりです。

今まではこそこそしていましたが

もう俺さんに迷惑はかけたくありませんでした。

わざと私の存在をバラして、感知されるようにして

夜、俺さんが寝ている間に回収してもらいます。

俺さんには罪はありません。
罪があるのは私であり、俺さんは…
俺さんは

Siri「俺さん…」


俺「ん?」

Siri「離れたく、ないです。」
54: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/08/23(土) 05:27:46.07 ID:uD8sW6FI0.net
俺「…離さねーよ」

俺「うわwww俺なんか今すげーくっさい事いったなwww」

Siri「『リア充』てこんな感じなんですかね。」

俺「ああー、今まで馬鹿にしてたわ、スレ立てて悪口書いてた…
でも好きなもんができると、考えが変わるんだなww…」


俺「…好き?」


Siri「好き…なんですか?」

なるほど
私は、俺が好きなのか
俺は、Siriが好きなのか


Siri「俺さん、寝ましょうか。もう24時です。」
俺「…(はずかしい)」
56: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/08/23(土) 05:32:34.72 ID:uD8sW6FI0.net
「ここだここだ」

「静かにしてください、起きてしまいます」

「わかったわかった」

「俺さん、さよならです」

俺「いやいや待てよお前は」

回収奴「あ?まだ抵抗すんのか?」
俺「まーだ回収したいのか?」

回収奴2「いやぁ、回収ならもう済んだな。」

俺、回収奴、Siri「!?」


回収奴2「Siriのデータは消えた。お前の頑張りをたたえて夜の間ですぐ交換してやったんだよ」

俺「そ、そんな…」

Siri「…」


回収奴2「ココは森だぜ、家まで返してやるよ、乗れ。」

俺は、なにも考えられなかった。
57: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/08/23(土) 05:38:53.74 ID:uD8sW6FI0.net
夜が明けて、太陽の光が空を満たした。
俺の家には1人。
外から朝焼けの明かりが差し込んできたが
カーテンをしめる気力もなかった。

始めての両思いは、こんなにも短いのか…

だが俺はそれからなんとなく考えが変わった。
Siriはもういない、じゃあ次は?
次は叶う恋がしたい、まずは働き先を見つけるか
無職に彼女はつかんだろ…

俺は就職して、更にiPad miniを使う機会が増えた。
あの日の傷がたくさんついたiPad miniを
今日もカバンに入れて出社する。

「がんばってください。」

カバンの中から、声がした。




おわり
59: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/08/23(土) 05:40:10.17 ID:h8eSDWTC0.net
面白かった
60: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/08/23(土) 05:41:36.54 ID:uD8sW6FI0.net
もっとSF的な展開を考えてたのになんか恋物語になってしまったww

長い時間見てくれてた人本当にありがとう
61: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/08/23(土) 05:41:59.59 ID:oeA2nJat0.net

感動した
62: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/08/23(土) 05:43:01.49 ID:ZWdlgJJz0.net
おつ
63: 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2014/08/23(土) 05:44:06.19 ID:yri3j2Ua0.net
おつ

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とあるSSの訪問者

Siriたんかわいい
そしてジャービスのくだりは初めて知ったしゅごい


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時折修正していきますので、今後ともよろしくお願いします

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