楽「鍵開けたら中からコンドーム出てきた」

1 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/05/09(土) 14:09:47.09
ニセコイssです。
アニメに合わせて春ちゃんメイン。

よろしく。

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2 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/05/09(土) 14:15:09.64
楽「ついに鍵開いたんだよ」

集「すげーな」

楽「そしたら中からコンドーム出てきたんだよ」

集「最悪だな」

楽「しかもサガミオリジナル」

集「高級品だな」

楽「6個入りで1000円は高い」

楽「しかも0.02㎜は流石に薄すぎる」

集「童貞のくせに使ったことある風に言うなよ、知ったか乙」
3 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/05/09(土) 14:16:13.86
楽「…中を見た時の皆の反応もある意味うすかったからね」

集「上手くねーよ」

楽「……」

集「上手くねーよ」

楽「なぜ2回言った?」
4 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/05/09(土) 14:18:57.85
集「で、皆は?」

楽「……帰った」

集「……」

楽「千棘も小野寺も橘も皆、『ちょっと頭の整理させて』って言って帰っちまった…」

集「まぁ……あんだけ引っ張っておいて…………なぁ?」

楽「しかもな?それだけじゃなくてさ、手紙も入ってたんだ」

集「へぇ……なんて書いてあったの?」











楽「『カギ開けたオンナは股も開け』」
5 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/05/09(土) 14:19:15.91
ああ、なかなか開かないと思ったら錠の部分にコンドーム噛んでたのね
6 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/05/09(土) 14:20:12.52
集「……」

楽「……最悪だよ」

集「……なんつーかさ」

楽「……うん」




集「やっぱりお前、上手くねーよ」

楽「そこなの!?」
7 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/05/09(土) 14:22:17.22
集「ダジャレにセンスを付けてからもう一度出直せよ、じゃ」

楽「いや、だからそこじゃないだろ!」

楽「あ、おい!待てって……!」

楽「……行っちまった」

楽「あ〜あ、明日から千棘達とどう接すればいいんだよ」

楽「……とりあえず、今日は帰るか」







??「………」
8 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/05/09(土) 14:24:51.74
-次の日-

楽(千棘の奴、用事があるとかで先に行っちまった。ま、今二人きりになっても気まずいわな)

楽(実際、開いたの千棘の鍵だし)

楽(……はぁ、朝が憂鬱で中々布団から出られなかった。これは学校着くのギリギリだな)

楽(……気持ち切り替えなきゃな)
9 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/05/09(土) 14:25:17.38
きっと中にしまった時はちゃんとした意味を分かってなかったんだろうな
10 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/05/09(土) 14:26:29.00
楽「おはよ」

千棘「あ……」

楽「……?」

千棘「………うん」

楽(……??)

小咲「おはよう、千棘ちゃー……あ」

楽「お、おはよう小野寺?」

小咲「えと………はい」

楽(え………なにこれ?)

楽「……」チラ

万里花「……」スッ

楽「……」

楽(目逸らされた……橘まで何なんだよ)
11 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/05/09(土) 14:28:50.67
「……」ヒソヒソ

「……」ヒソヒソ

楽「!?」

楽(クラスの連中まで……知ってる!?)

楽(………これって)



楽「………そういうことかよ、あいつら……っ!」ギリィッ・・


集「……」










ーーーこうして俺はボッチとなり、2週間が過ぎた。

15 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/05/09(土) 22:32:36.18
楽「……」モグモグ

楽「……」モグモグ

楽「……ごちそうさま」

楽(1人で食べる飯にももう慣れてきた)
16 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/05/09(土) 22:33:48.76
楽(最初は1人でいることが苦しかったし、悲しかった……だけど、今となっては1人の方が気は楽だ)

楽「屋上は人いないから最高だなぁ」

??「あれ?先輩?」

楽「……え?」

楽(……この声はーーー)





春「こんなところで何してるんですか?一条先輩」
17 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/05/09(土) 22:34:34.90
楽「……」

春「……?」キョトン

楽「……えっと」

春「……あ、お弁当ですか?」

楽「え、あ…」

春「私も今日は屋上で食べようと思ってたんです、……隣いいですか?」
18 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/05/09(土) 22:37:44.91
楽「え……いいの?俺といて」

春「……は?」

楽「いや、だって…知ってるでしょ?俺の噂」

春「……あー、はい、聞きました。でも所詮は噂です、実際に私が見たわけではないですし」

楽「でも……っ!」

春「それにーーー」












春「……そんなことで、私が先輩の事嫌いになるはずないじゃないですか」



楽「……………え」
19 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/05/09(土) 22:39:37.70
春「………////」

楽「……………えっと、それはつまりー」

春「か、勘違いしないでください!元々、好感度最低値の先輩はこれ以上、下がりようがないってことです!」

楽「……ですよねー」
20 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/05/09(土) 22:42:24.26
楽(だけど……なんだか久しぶりに学校で誰かと喋った気がする)

春「ほら、早く横空けてください!昼休み終わっちゃうじゃないですか」

楽(……ありがと、春ちゃん)






それから毎日、春ちゃんは昼休みに屋上に来た。

21 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/05/09(土) 22:44:49.30
楽「ねみー……ふぁーあ」

春「せーんぱい。だらしないですよ?そんな大きな口開けて寝っ転がったりして」

楽「……疲れたんだよ」

春「はは、おじさんみたいです」ニコ

楽「……なあ、春ちゃん」

春「なんですか?」

楽「春ちゃんはどうして俺なんかと、一緒にいてくれるんだい?」
22 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/05/09(土) 22:46:32.69
春「……どういう意味ですか?」

楽「…春ちゃんも知ってる通り、俺は今や学校一の嫌われ者だ。皆して俺の事を避けてる」

楽「千棘も橘も鶫も集も……そして君の大好きな小野寺さえも」

春「……」

楽「…俺は不安なんだ」

春「不安?」

楽「君も…あいつらみたいに離れていくんじゃないかって」
23 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/05/09(土) 22:48:11.02
楽「…そう思うと、不安で……そして怖い」

春「……先輩」

楽「君のことが………怖い」

春「……」

春「先輩は、傷ついたんですね」
25 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/05/09(土) 23:01:02.74

春「皆さんに、嫌われて、避けられてしまったことが……先輩を臆病にさせたんですね」

楽「……」

春「私は…先輩に隠してることがあります」

楽「…うん」
26 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/05/09(土) 23:02:47.24
春「私、本当はずっと不安だったんです」

楽「…春ちゃんが、不安?」

春「噂が流れ始めて……先輩がよく1人でいるって風ちゃんから聞いたんです」

春「…お姉ちゃんに聞いてもちゃんと答えてくれないし、だからずっと探してました…昼休みの間」

楽「……」

春「…それでようやく先輩を見つけました」











春「………悲しかったです」
28 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/05/09(土) 23:03:54.15
楽「……」

春「あんなにも悲しそうな顔をしていた先輩…初めてだった」

春「だから私…先輩に元気出して欲しくて…笑ってほしくて…………」

楽「……」

春「それが、先輩のそばにいる理由です」
30 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/05/09(土) 23:05:43.66
楽「……春ちゃん」

春「えへへ……もう、分かりますよね?」








春「ーーー私の気持ち」

楽「………ああ」
31 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/05/09(土) 23:06:48.09
春「好き……です」





春「…っ……好きです!」








春「先輩のことが大好きです!」
32 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/05/09(土) 23:08:17.20
楽「……」







春「……私と、付き合ってください」
34 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/05/09(土) 23:36:09.51
楽「……ごめん」

春「……」













楽「…君の気持ちには応えられない」
35 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/05/09(土) 23:37:00.77
春「……」

春「……重なりますか?」

楽「……っ」

春「…私とお姉ちゃん」

楽「…っ・・」ギリッ
36 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/05/09(土) 23:38:13.15
春「…私はどこにも行ったりしないですよ?」

春「どんなことがあっても、先輩のそばからいなくなったりしないですよ?」

春「……それでも、ダメですか?」

楽「……」

楽(こんな俺に……まだ笑顔を向けてくれるのかこの子は)
37 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/05/09(土) 23:39:15.69
楽(……………なら、俺も正直な気持ちを告白しよう)
38 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/05/09(土) 23:41:45.78
楽「…俺は、小野寺のことが好きだった」

春「……はい、知ってます」

楽「でも、もう終わった恋だ」

春「……」

楽「終わったんだ……全部」

春「……」

楽「だけど……俺は……俺は……っ!!」





春「先輩」

ギュ

楽「…………え?」
39 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/05/09(土) 23:42:40.09
楽(抱きしめられー)

春「泣いてもいいんですよ?」

楽「!」

春「突然こんなこと言ってごめんなさい」

春「先輩が辛い時に…混乱させるようなこと言って、ごめんなさい」ギュウ

楽「……春ちゃんは何も悪くないだろ」
40 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/05/09(土) 23:45:45.18
楽「……春ちゃんは何も悪くないだろ」

春「私、ちゃんと待ちます」

楽「……え」

春「たとえ先輩に振られても…キープされてもいいです……都合の良い女になってもいい……だから、ちゃんと先輩が過去と決別出来るまで待たせてください」

楽「……」

春「だから今は…過去と向き合って……そして、泣いたっていいんです」
41 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/05/09(土) 23:48:40.75
春「悲しかったんでしょ?苦しかったんでしょ?……だったら、泣いたっていいんですよ先輩」

春「私の胸で良ければお貸しします……だからどうか……」


春「明日からは、笑った顔を見せてください」ニコ

楽「」
45 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/05/10(日) 20:56:25.05





ーーーーーーーーーーーーーーーー





楽「…ありがと、もう大丈夫」

春「……はい」
46 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/05/10(日) 20:57:20.24
楽「……本当にありがとな、春ちゃん。春ちゃんのおかげでスゲー楽になった」

春「いえ、力になれたなら良かったです」

楽「……春ちゃん」

春「なんですか?」

楽「……付き合ってほしい」

春「……え?」
47 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/05/10(日) 20:58:52.18
楽「…さっき断っといて急にこんなこと言ってごめん。だけど、俺は今、君を好きになりたいって思ってるんだ」

春「……先輩」

楽「…だめかな?」
48 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/05/10(日) 21:00:55.12
春「……ふふ、もちろんいいですよ」

春「ゆっくりでいいので、私のこと、好きになってください」

楽「…うん」

春「…一つだけ、お願いしてもいいですか?」

楽「うん?」

チュッ

楽「」
49 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/05/10(日) 21:01:40.67
春「えへへ、恋人になった記念です」

楽「な、なななななな///」

春「……よろしくお願いします、先輩」



こうして、俺と春ちゃんは恋人になった。
50 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/05/10(日) 21:03:11.97
皆に嫌われて、とても悲しかったけど、俺はこれから、きっと誰よりも幸せになれる。

春「せんぱーい!」

楽「おーう」



春「……だいすき」

楽「え?なんだって?」

春「な、なんでもないですよ///早く帰りましょって言ったんです!先輩のバカ!」

楽「ちょ?春ちゃん!?」

春「早く来ないと置いていきますよーっだ!」




ーーー誰よりも優しい人がそばにいてくれるのだから。







終わり。
51 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/05/10(日) 21:05:56.69
駄文失礼しました。

短いですが、これで終わりです。

続きも一応書いてあるんですが、春ちゃんあまり需要も無さそうなので終わりでいいかなーと。

読んでくれた人ありがとうー!
52 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/05/10(日) 21:09:21.56
とりあえず乙!

さあ続きを書くんだ!
53 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/05/10(日) 21:12:46.73
春ちゃんの需要が無いわけがない
だから続きお願いします
54 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/05/10(日) 21:15:41.57
春ちゃんビジュアルなら一番好き
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします


以下閲覧注意

(ハッピエンド好きはここで完結したことにしてください)

59 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/05/10(日) 22:50:41.63
べ、別にアンタ達のために続き書くんじゃないんだからね(千棘風)

と、言うわけで続き書きますね。
まぁオマケみたいなモノですが楽しんでいってください。
60 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/05/10(日) 22:52:45.60
オマケ



ー屋上ー



??「お疲れ様です」

集「別に、大したことはしていないよ」

??「まぁ、確かに大したことはしてないですね〜」

集「……」



















春「先輩の悪口を広めるだけのお仕事ですもんね」ニコ

集「……」ギリ
61 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/05/10(日) 22:55:11.93
春「ありがとうございます、おかげですぐに先輩を落とせました」

春「舞子先輩のおかげですよ」

集「……」

春「舞子先輩が一条先輩をクラスで孤立するようにすぐに噂を広めてくれたおかげです……流石、人脈だけは素晴らしいですね」クスクス

集「……そりゃどうも」ギロ

春「…そんな顔で睨まないでくださいよ?ちゃんと先輩のことは救いましたし、契約は守りました。何か文句でも?」
63 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/05/10(日) 22:59:12.48
集「……ふざけるな」

春「?」

集「君は、楽を手に入れるために、楽が持ってたモノ全てを捨てさせた!コレのどこに救いがあるってんだ!?」


春「………ふふ」

集「何がおかしい!!」

春「…いや、舞子先輩って意外と熱い人だったんですね?友達のためにこんな真剣になれるなんて素敵な方だなぁと思って」

春「もちろん一条先輩には及びませんけど…勘違いしないでくださいね?」

集「……っ」
64 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/05/10(日) 23:02:43.77
春「確かに一条先輩は色んなモノを失った…けれど、代わりに手に入れたモノがあります。なんだと思います?」

集「……知らねーよ」

春「つれないですねぇ…仕方ない、正解教えちゃいます」




春「一条先輩が手に入れたモノ、それは私、”小野寺 春”でしたー」

集「……くだらない」

春「……そうですか?私と一緒にいる時の先輩、凄く幸せそうですけどね?それに先輩……」

春「私に依存しちゃってますから」ニヤ
66 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/05/10(日) 23:05:49.01
春「…先輩言ってました、皆に嫌われて悲しかったって…苦しかったって…」

集「〜〜っ!」ギリィ

春「…ふふ、良い顔ですね舞子先輩」

春「まぁ、私としても先輩に嘘をついたのは心苦しかったんですけどね、でもしょうがなかったんです」

春「先輩が私を見てくれるようになるには、”私しか信じられない”…そんな世界を創り上げるしかなかったんだから」
67 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/05/10(日) 23:07:44.23
集「……偽物だよ」

春「はい?」

集「君の楽に対するは愛は……偽物だ」

春「……」

集「君は恋はきっと…報われない」

春「負け惜しみですか?」

集「……」

春「……」

春「…まぁいいでしょう。どうせ、今更、あなた達には何も出来ませんから……ねぇ?」


















春「桐崎先輩?」
68 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/05/10(日) 23:13:18.44
春「桐崎先輩?」

千棘「………なん…なの?」

集「桐崎さん!?どうしてここに!?」

千棘「……何を言ってるの、春ちゃん?」

春「……どうしたんですか?」
69 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/05/10(日) 23:18:59.09
千棘「楽と付き合ってるって、何?誰が楽と付き合ってるって言うの?」

春「私ですが?」

千棘「……なによ……それ」

千棘「…春ちゃんが言ったんだよね?しばらくの間、そっとしておこうって」

集「……っ」

春「ええ、言いましたよ。それが何か?」

千棘「…っ!……アンタ…楽に何をしたの?」ギロ

春「何も?…したのはアナタのほうですよ」

千棘「?」

春「『コンドームを常に首元にぶら下げてる変態』って噂を広めた発祥地は桐崎さん達です」ニヤニヤ
70 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/05/10(日) 23:24:18.75
千棘「違う!!私は…ううん!小咲ちゃんも万里花もそんなことしない!」

春「だけど、”楽さんは”そう思ってます」ニコ

千棘「っ!?」ギリ

集「……なるほど、おかしいとは思ったんだ。アレぐらいのことであの3人が楽の事を嫌いになるわけがないって」

千棘「当たり前でしょ!…ていうかアンタもどうしてあんな噂流したの!?あの噂のせいで楽に変な勘違いをさせちゃって…それでーー」

集「そこで笑ってる彼女に脅された」

千棘「!?」

春「……ふふ」
71 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/05/10(日) 23:26:34.66
千棘「…どういうことなの!?アンタ一体私達に何をしたのよ!?」

春「……そう大声を出さないでくださいよ」

千棘「……」ギロ

集「……」

春「…しょーがないなぁ。じゃ、時系列順に話してあげますね?」
72 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/05/10(日) 23:28:14.13
春「まずは一条先輩の鍵が開き、コンドームが入ってた。そこを私はたまたま陰から見ていました」

千棘「……な!?」

春「…で、3人が混乱してとりあえず解散ということになった……しかし、ここでのアナタ達の別れた方に問題があった」

春「一条先輩のこと、一瞬引いちゃいましたよね?」

千棘「……っ」
73 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/05/10(日) 23:31:10.23
春「心配しなくても…私でも流石に引きましたし」

集(…コンドームはガチだったのか)

春「でも、後になって冷静に考えてみれば、やったのは当時小さかった子供の悪戯みたいなモノで、それほど悪質なモノではないってことに思い至るでしょう」

春「けれど、アナタ達はその事に気付いのが遅かった。少なくとも一条先輩と別れた後にでもそう思ったんじゃないですか?」

千棘「……っ」
74 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/05/10(日) 23:36:54.96
春「その後、一条先輩は舞子先輩にその事を相談しました」

春「…で、一条先輩と舞子先輩が別れた後、私は舞子先輩を呼び出してこう言いました」

『話は聞きました。これから一条先輩の鍵のこと、チェーンメールで学校中の人に送ろうと思います』

『…ふざけるなって?でもこうして写真も取ってあるんですよ?』

『どうすればいいか?って?…じゃあ選択肢をあげましょう』

『1.私がチェーンメールを流す』

『2.舞子先輩が噂を流す』

『ちなみに2の場合は、私がちゃんとその後に一条先輩のフォローは入れます』

『それだけは約束しましょう』ニコ

『さ……どちらを選びますか?ちなみに選ばないを選択した場合……一条先輩にはもっと悲惨な目に…学校の先生にでも見せちゃおうかなぁ…』

春『さて……どうします?』

春「…っと、言う感じですかね?舞子先輩?」

集「……」

千棘「……なによ…それ」
75 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/05/10(日) 23:40:06.93
千棘「ふざけんじゃないわよアンタ!アンタのせいで楽は…楽はっ!!」グッ

集「落ち着いて桐崎さん」ガシッ

千棘「離せ!!」

集「ダメだ!手を出したら余計立場が悪くなる!乗せられるな!」

千棘「…っ!!」

春「ふふ…怖いなぁ桐崎先輩は」

千棘「……っ!!」ギリィ

集「……」

春「…話、続けますね?」ニコ
76 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/05/10(日) 23:43:41.79
春「で、次の日の学校で一条先輩は気付きます。鍵の件がクラス中に広まっていることに」

春「一条先輩はそれはもう疑ったでしょうね?貴方達を。まぁ喋ったのは現に舞子先輩なんですけど」クス

集「……」

春「そして、噂が広まったことには桐崎さん達も気づいたでしょう。だから、三人とも戸惑っていた」

春「もしかしたら、『誰か喋ったの!?』って、探り合いでもしてたんですかね〜?」

千棘「………うるさい」

春「………ふふ」
77 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/05/10(日) 23:44:59.33
春「…… そうやって、ロクに一条先輩と話すことが出来ずに1日が終わってしまった」

春「そして、噂が1年の教室にも流れた頃、私がアナタ達に会いに行った…ですよね?桐崎先輩?」

千棘「……」ギロ

春「……おーこわ」
78 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/05/10(日) 23:46:36.24
『この前、先輩と話したんです』

『噂を流したのはあの3人だ。あいつらがやったんだ!って言って怒ってました。……本当ですか?』

『そう…ですよね。私も違うと思ったんですけど、あんなに怒ってる先輩初めて見て…あ、そんな落ち込まないでくださいよ!』

『…仕方ないですね!』

『ここは私に任せてください!』
79 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/05/10(日) 23:49:42.40
『先輩方は今は現状維持で。それが何より先輩のためですよ』

『先輩はなんとかします!だから待っていてください!』

『約束です』

春「……でしたっけ?」

千棘「……アンタ」

集「そういう……ことか」

春「後はもう簡単です」

春「居場所のなくなった先輩の元に私が行き、心を開いてもらい、そして……」

春「先輩に愛してもらう…」

春「弱ってる所を攻めると落とせやすいって本当なんですね?ビックリしちゃった」
80 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/05/10(日) 23:51:30.07
千棘「……ふざけるな」

春「これだけが私の目的でした。律儀に”約束”守ってくれてありがとうございました。後はお任せください」ニコ

千棘「ふっざっけんなぁぁぁぁああ!!」クワッ

集「やめろ!桐崎さん!!」ガシッ

千棘「絶対!絶対許さない!よくも…よくも騙したわね!?」
81 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/05/10(日) 23:53:05.37
春「…騙すなんて人聞きの悪い。利用しただけですよ?好きな人を手に入れるために」

千棘「こんなこと……なんでこんなことできるのよ!?」

集「落ち着け桐崎さん!ここで殴ったって何の解決にもならない!」

千棘「ふーっ!ふーっ!」ギリィ

春「…まるで野蛮人ですね、怖い怖い」トコトコ

千棘「…っ!待て!」
82 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/05/10(日) 23:54:05.88
春「…何故?こんなことが出来るか?」

春「そんなの決まってます」










春「私が先輩を愛してるからです」
83 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/05/10(日) 23:55:56.88
千棘「…寝言は寝てる時に言ってくれる?」

春「あーそれと…一つ、良い事教えたあげます」

千棘「……なんですって?」

集「……」





















春「あのコンドーム、使わせていただきました」

千棘「」
84 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/05/10(日) 23:58:00.77
集「…っ!?聞くな!桐崎さん!」

春「先輩…凄く優しく愛してくれましたよ?」

千棘「…………」ポロ

集「……っ!!」

春「…今日は先輩、私の家に来るんですよねぇ?」

千棘「……やだ…………やだよぉ……楽ぅ」ポロポロ

集「…………楽」ガクッ
85 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/05/10(日) 23:59:10.84


春「あはは……楽しみだなぁ……」






















春「先輩とのSEX」
86 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/05/11(月) 00:01:03.28
オマケ終わり。



この前SS書いた時、春ちゃんの話を見たいという要望があったので書きました。
駄文失礼しました。

これで本当に終わりです。
87 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/05/11(月) 00:07:39.23
まさに蛇足だな これはひどい
99 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/05/15(金) 00:55:34.13
物凄いSSだったなw
ワイは蛇足とは思わんかったな、寧ろ後日談が本編に感じたw

まあ『個人的には』最高に胸糞悪くて後味も悪い、この手の作品において一番好みのEndだったよ

次回作があるなら期待してるで
100 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/05/15(金) 01:19:12.31
面白かったよ!この手のは楽がその話を聞いていて逆転とかよくあるパターンだけど
最後まで春大勝利で終わったのは評価するわ
 

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