八幡「三浦優美子と仲良くなった?」【後編】

626 : ◆KkwE6yJXmI :2015/06/17(水) 12:53:59.82
前スレ:

八幡「三浦優美子と仲良くなった?」【前編】


八幡「三浦優美子と仲良くなった?」【中編】




三浦「ヒキオ、風呂借りるよ」

八幡「いいけどよ…」

いろは「じゃあ、一緒に入りましょうよ三浦先輩!」

三浦「いいよ」

三浦「はい、これパジャマ」

いろは「ありがとうございます、あれ…でもそれじゃあ…」

八幡「あれ?お前の服は?」

三浦「下着の替えは複数あるし平気」

八幡「服は?」

三浦「あんたの服なんか貸して」
627 : ◆KkwE6yJXmI :2015/06/17(水) 12:59:54.90
八幡「そういうことか、てっきり下着姿で寝るのかと思った」

三浦「今付き合ったばっかで、そんなサービスするか」

八幡(あれ?じゃあ時間経てばいいの?)

八幡「ジャージでいいか」

三浦「いいよ別に」



いろは「じゃあ、お風呂借りますね、先輩」

八幡「おう」

三浦「覗たらどうなるかわかるよね?」

八幡「覗かねぇよ…」

八幡「ちなみに…」

三浦「ん?」

八幡「三浦一人の時はいいのか?」

三浦「…」
628 : ◆KkwE6yJXmI :2015/06/17(水) 13:03:44.29
三浦「勝手にすれば?」

八幡「いいのかよ…」

三浦「も、もう入るし」ピシャ

八幡「三浦さん、破壊力高すぎませんかね色々と」


三浦「やっぱ二人だと少し狭いね」

いろは「でもいい感じで身体くっついていい感じですよ」

三浦「なに恥ずかしいこと言ってんのあんた?」

いろは「三浦先輩、照れてるんですか~?」

三浦「いや、照れてないし」
629 : ◆KkwE6yJXmI :2015/06/17(水) 13:07:03.03
いろは「でも~三浦先輩スレンダーですね~」

いろは「しかも、胸とか大きいですし」

三浦「そ、そう?あんがと。あんたもさ…綺麗じゃん」

いろは「わたし胸ないですもん」

三浦「あーしも結衣見てるとさ~」

いろは「わかります、それ…」


八幡「聞こえて来るな…なんて会話してるんだ…」

八幡「心臓に悪いっての」
630 : ◆KkwE6yJXmI :2015/06/17(水) 13:12:39.41
いろは「えいっ!」サワサワ

三浦「ちょっ…どこ触って…!」

いろは「三浦先輩柔らかいですっ!」

三浦「わかったから、離れて…あっ…」

いろは「この身体も先輩の物になっちゃうんですね~」

三浦「いや、まだ身体許してないし…あん…ば、ばか…くすぐったい…」

いろは「でも時間の問題じゃないですか~えいえいっ」

三浦「い、いろは…!もう、許してって…ちょ…!」


八幡「…」

八幡「覗いても許してくれるかな?」

八幡「大丈夫だよな?」

八幡「これ、あの二人が悪いですよね?」


634 : ◆KkwE6yJXmI :2015/06/17(水) 13:41:50.71
いろは「上がりました~」

三浦「あーしも」

八幡「…」

三浦「ヒキオ~」

八幡「なんだよ…?」

三浦「このジャージとか大きいんだけど」

八幡「当たり前だろ、俺のだし」

八幡(風呂上がりの三浦がなんとも…まずい…なんか色々まずい…)

635 : ◆KkwE6yJXmI :2015/06/17(水) 13:47:19.10
三浦「あんたも入ってくれば?」

八幡「…そうする」


ザバーン

八幡「ふう…やばいぞ…持つよね?俺の理性…」

八幡(三浦は彼女?だし…まだいいとして…いろはにまで手を出したら…)

八幡(八幡的に大ピンチじゃねぇか…小町に愛想尽かされるってレベルじゃねぇ)

八幡「といっても、あの部屋広くないしな…寝る場所どうしよう?」

八幡「まあ、ベッドに二人寝てもらって、俺が床にタオルなり掛けて寝ればOKだな」

八幡「それならなんとか…なるよな、多分」
636 : ◆KkwE6yJXmI :2015/06/17(水) 13:54:32.49
八幡「ふう…」


いろは「あ、せんぱ~い!」

八幡「ん…?」

八幡(あれ?机が端になってるのは分かるけど…)

八幡(なんで床にタオル2枚…?)

三浦「あんたさ~余分な毛布とかないん?」

八幡「買ってないからな…あれこれどういう寝方すんの?」

三浦「あーしとあんたは床で、いろはがベッド」

八幡「…へ?」

三浦「やっぱ後輩だし?あーしとしても迷惑かけちゃったし?いろはには」

いろは「三浦先輩、そう言っておいて先輩と寝たいだけなんですよ」

三浦「ち、違うし…!」
637 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/06/17(水) 15:46:10.99
もうみんな床で寝ればいいんじゃないですかね
638 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/06/17(水) 15:47:23.23
いや、みんな仲良くベッドで寝よう
646 : ◆KkwE6yJXmI :2015/06/17(水) 20:22:01.06
八幡「三浦…」

三浦「違うって!いろはが勝手に言ってるだけ!」

いろは「三浦先輩、顔凄いことになってますよ~」

三浦「も、もう寝るよっ!」

八幡「寝ようぜ」(早く寝て落ち着こう…)


チッチッチッ


いろは「すぴ~~~~~」

いろは「ふが~~~~」

八幡「…」

三浦「…」

八幡「三浦…起きてるか?」

三浦「うん…起きてる」
647 : ◆KkwE6yJXmI :2015/06/17(水) 20:25:49.38
いろは「ふご~~~~」


八幡「いろは、イビキうるせぇ…」

三浦「意外…」

八幡「寝にくいな…」

三浦「うん…ねえ」

八幡「なに?」

三浦「あーしら、恋人になったんだね」

八幡「お、おう…」

三浦「なんか不思議」

八幡「あんまり、今までと変わらないだろ?」

三浦「変わることも多いって」

八幡「そうか?」
648 : ◆KkwE6yJXmI :2015/06/17(水) 20:31:37.58
三浦「まず…」

八幡「言わなくてもいいって、なんとなくわかるから」

三浦「ならいいけど」

三浦「でもヒキオと恋人関係になるとか…1年前のあーしが知ったら驚くだろうね」

八幡「だろうな…」

三浦「そうでもないかも、あんたのことあの時から別に嫌いじゃなかったし」

八幡「そうなのか?」

三浦「うん、一目置いてたし…2年前のあーしなら卒倒してたかな」

八幡「うわ…想像できるな、それ」

三浦「たった1年とかでこんなに変わる時もあんだね」

八幡「そうだな…」
649 : ◆KkwE6yJXmI :2015/06/17(水) 20:34:39.27
三浦「ねえ、ヒキオ」

八幡「なんだ?」

三浦「好き」

八幡「あ、ああ…俺も、その…」

三浦「そこははっきり言いな、へたれ」

八幡「うるせぇ…俺も、好きだぞ」

三浦「嬉しい」

八幡(これは…もうすぐにでも蒲団で悶えたい…うわあああああ!)

三浦「寝るね」

八幡「あ、ああ…お休み」

658 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/06/18(木) 01:39:01.89
> 三浦「でもヒキオと恋人関係になるとか…1年前のあーしが知ったら驚くだろうね」

> 三浦「そうでもないかも、あんたのことあの時から別に嫌いじゃなかったし」

この掌返しの速さよ
664 : ◆KkwE6yJXmI :2015/06/19(金) 15:48:27.97


いろは「ん…ふあ…」

八幡「…」スヤスヤ

三浦「…ん…ヒキオ」スヤスヤ

いろは「…なんですかこれ、仲良さそうに」

いろは「いたずらしちゃおっかな~なんちゃって」


いろは「あ、そうだ」

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八幡「う~ん、朝か」

三浦「んん…ヒキオ~?」

八幡「なんかいい匂いが」

665 : ◆KkwE6yJXmI :2015/06/19(金) 15:52:41.70
いろは「先輩、三浦先輩!おはようございますっ!」


八幡「よう…て、なにこれ?」

三浦「いろは何してんの?」

いろは「朝ごはん作ってるだけです」


八幡「なんか悪いな、そんなことしなくていいぞ」

いろは「いえ、わたしがしたいだけですから、まだ寝ててください」

八幡(あれ?これって)

三浦「なんか夫婦みたい?」

八幡「先に言われたよ」

三浦「にやけた顔して馬鹿じゃない?キモイっての」
666 : ◆KkwE6yJXmI :2015/06/19(金) 15:59:54.81
八幡「いや……」

三浦「否定しないところが腹立つ」

八幡「なんか調子狂うなって思ってな」

三浦「言っとくけどあーし、嫉妬深いから注意した方がいいよ」

八幡「それ公言するんですね」

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いろは「できました~!」


八幡「ハムトーストか」

三浦「おいしそうじゃん、さすがいろは」

いろは「じゃあ、食べましょうか」

八幡「その、ありがとな」

いろは「いえいえ、あとサラダもあるんでどうぞっ!」

三浦「なんか凝ってるし」

いろは「昨日持ってきた食材とかですよ」

いろは「振られてそれどころじゃなかったですけど~」チラ

667 : ◆KkwE6yJXmI :2015/06/19(金) 16:06:24.49
八幡「痛いところついてくるなよ…」

三浦「ま、しばらくは仕方ないよ」

いろは「いただきま~すっ!」

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ガタン

いろは「じゃあ、先輩!今日はこれで失礼しますね」

八幡「おう、またな」

いろは「三浦先輩とエッチするときはリードしてあげてくださいね」

八幡「玄関でそういうこと言わないでね」

三浦「ば、ばか…スケベ…」

八幡「いろはが言っただけだからな?」

三浦「あーしも一旦帰るけど、デート忘れないでよ」

八幡「おう…わかった」


いろは「それでは~」

三浦「またね、ヒキオ」



670 : ◆KkwE6yJXmI :2015/06/19(金) 17:14:02.03
その日の 正午近く

三浦「あ、ヒキオ~!こっちこっち!」

八幡「悪い、ちょっと遅れた…」

三浦「待ち合わせ時間に遅れるとか、ありえなくない?」

八幡「いや、ごめん。今朝決まったことだし慌てて用意したし…あと戸部がね」

三浦「ん?戸部がなに?」

八幡「いや、なんでもない」

八幡(なんかしらんが電話で風俗に誘ってくるし…なんだあれは)

八幡(そういえばこの間も誘ってきたな)

八幡(この前は、エロDVD置いて帰ったし…あいつは馬鹿だな)

八幡(まあ、思いのほか良かったけどそのDVD)
690 : ◆KkwE6yJXmI :2015/06/20(土) 18:02:05.65
三浦「あんた、明日からバイト連勤でしょ?」

八幡「そうだな」

三浦「んじゃ、今日はとことん付き合ってもらうし」

八幡「わかったよ…どこに行くんだ?」

三浦「どこでもいいけど、適当にまわろ」

八幡「適当にね」

ガバ

八幡「…なんで腕組んでくるんですかね」

三浦「彼女だし?普通じゃん、ほらさっさと進む」

八幡「はいはい」
691 : ◆KkwE6yJXmI :2015/06/20(土) 18:21:41.14

三浦「あーしのバッグ古くなってきててさ、新しいの欲しいんだよね」

八幡(これはあれですかね?買う流れですよね、う~む)

八幡「あ…あれだ、えっと」

三浦「なに?」

八幡「買ってやろうか?」

三浦「…いいの?」

八幡「あんまり高いやつじゃないなら…なんとか」

三浦「ありがと、じゃあお言葉に甘えようかな」
692 : ◆KkwE6yJXmI :2015/06/20(土) 18:34:19.44
八幡「おう…」(しかしどうしよう…バイト代は出たが、このペースではすぐに底尽きるな)

三浦「あ、でも安心していいよ」

八幡「ん、なにが?」

三浦「あーしもバイト始めようと思うって言ったでしょ?ヒキオだけに負担かけるつもりないし」

八幡「三浦…」(まあ、あーしさんはこういう人でしたね。マジいい人)

三浦「やっぱり、目指す仕事も一緒だしさ…そこは持ちつ持たれつって感じ?」

三浦「だから、あーしがデートの代金したりもするし」

八幡「それは助かるな」

三浦「ヒキオ、正直過ぎ。そこは見栄張って、自分が出すって言うところ」

八幡「俺にそれを期待するか」
693 : ◆KkwE6yJXmI :2015/06/20(土) 18:39:14.62
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八幡「そのバッグでよかったのか?」

三浦「うん、十分。大切に使うね」

八幡「おう、頼むな」

三浦「あんまブランド物とかねだったら、ヒキオの財布とんで行くでしょ」

八幡「確かにな…ブランド品高かったしね…」

三浦「だからブランドなんだけどね、あ」

八幡「なんだ?」

三浦「ゲーセンあるから、プリクラ撮ろうよ」

八幡「プリクラか…恥ずかしいよな、あれ」

三浦「まあいいじゃん」ギュウ

八幡「だから腕組み過ぎ…あたってるっての…」
694 : ◆KkwE6yJXmI :2015/06/20(土) 18:45:12.43
三浦「ん~設定とかはどれでもいいか~」

八幡「そうだな、こだわりとかないしな」

三浦「んじゃ、これで」ピッ


三浦「ほら、ヒキオ!」グイ

八幡「うおっ…顔近いっての、あーしさん!」

三浦「あーしさん言うな」

パシャ


三浦「お互い変な顔で撮ったけど、これでいいよね」

八幡「それ顔近すぎないか…?恋人同士にしか見えん…」

三浦「恋人同士だっての」

八幡「そうでしたね」
695 : ◆KkwE6yJXmI :2015/06/20(土) 20:53:42.47
三浦「じゃ、早速」ペタ

八幡「え?」

三浦「あーしの携帯にプリクラ貼ったの。あんたもやりな」

八幡「え~?」

三浦「どうもあんた、恋人の自覚足りない感じだし?」

八幡「こうか?」ペタ

三浦「そうそう、あと待ち受けもあーしにしな」

八幡「マジかよ…」


結衣「あれ……?優美子?ヒッキーもじゃんっ!」

三浦「あ、結衣」

八幡「よう…久しぶり…」

結衣「あ、デート?」

三浦「まあね」

結衣「そっか…」

八幡(なんか普通になった、前に比べて…)

698 : ◆KkwE6yJXmI :2015/06/20(土) 21:06:41.47
結衣「えと、邪魔しても悪いし行くね?あはは」

三浦「…待って」

結衣「え?」

三浦「ちょっとさ、話さない?」

八幡「…三浦」

三浦「ヒキオもさ、言っとくこととかあるじゃん?」

結衣「…あんまり聞きたくないかも…」
700 : ◆KkwE6yJXmI :2015/06/20(土) 21:17:03.90
カフェ

三浦「もう昼だし、ちょうどいいじゃん」

八幡「昼時だしな」

結衣「あたしもお昼まだだしね」

三浦「じゃあ、適当に頼もっか」

八幡「えっと、由比ヶ浜はなにしてたんだ?」

結衣「あたし?ショッピングだよ、普通の」

八幡「そうか」

三浦「誰か彼氏とかと来てないん?」

結衣「い、いないしそんなの」

三浦「ふ~ん、まだ作ってないんだ」

結衣「…」

八幡「で、話すことだけどな…なんかあんの?」

三浦「あんたそれ本気で言ってないよね?」

結衣「無理に言わなくていいよ…二人が同じ大学行っただけでわかるし…」

八幡「いや、別にあの時はまだ…」
701 : ◆KkwE6yJXmI :2015/06/20(土) 21:33:45.38
結衣「え?」

八幡「あの時はなんもなかったって」

三浦「そんなことないでしょ」

八幡「三浦、話ややこしくしないでね…」

結衣「じゃあさ、今は…」

三浦「付き合ってるよ、昨日からだけど」

結衣「昨日から…なんだ」

八幡「おう…まあな」

三浦「でもその前から、恋人と変わらなかったっしょ」
703 : ◆KkwE6yJXmI :2015/06/20(土) 22:09:49.94
結衣「そうだね、去年からもう恋人に見えてたよ」

結衣「少なくともあたしは」

八幡「由比ヶ浜…?」

結衣「おめでとう、よかったねヒッキー!」

結衣「彼女できて楽しくなりそうじゃん!もうぼっち完全卒業だね」

八幡「まあ…卒業かな…」

三浦「ありがと、結衣」

704 : ◆KkwE6yJXmI :2015/06/20(土) 22:29:49.22
結衣「…」

三浦「…」

三浦「ちょっと、外行かない?」

結衣「え?」

三浦「ごめんヒキオ、ちょっと出るね」

八幡「え、わかった」


カフェの外


三浦「ねえ、結衣さ」

結衣「うん」

三浦「やっぱり、あーしのこと許せない?」

結衣「ううん、あたしはヒッキーに選ばれなかったよ…優美子のこと許せないとか」

結衣「そんなのあるわけないよ」

三浦「結衣とさ…気まずくなるのは覚悟してた」

三浦「というより、ヒキオとあーしが仲良くなってからなんか気まずかったけど…」


705 : ◆KkwE6yJXmI :2015/06/20(土) 22:38:58.54
結衣「あたしもさ、もっと優美子みたいに積極的になれば変わったのかな…」

三浦「積極的…」

結衣「だって、隼人くんに告白して…それからすぐ立ち直ったんでしょ?ヒッキーのおかげで」

三浦「うん…あれがきっかけだったかな」

結衣「それから優美子の環境変わって行ったもんね、隼人くんにも素を見せてたっていうか」

結衣「なんか隼人くんの悪い所とか普通に指摘するようになってたし」

三浦「それは、ヒキオだけじゃなくて、いろはとか戸部のおかげもあるかも…」

三浦「あの4人といたらさ、繕うのが変になってきたというか…肩の力抜けたっていうか」

結衣「あたしは逆に変わらないことに執着してたかも…3年になってからも」

結衣「だから、卒業するころには、ヒッキーが手の届かない所に行ってた…」
706 : ◆KkwE6yJXmI :2015/06/20(土) 22:44:07.08
結衣「変わらないとね…どんな方向にでも」

三浦「結衣…」

結衣「あたしもさ、気持ち整理つけるよ」

結衣「ヒッキーと優美子のこと祝福する」

三浦「うん」

三浦「ていうか本当に彼氏いないの?」

結衣「やっぱりつくらないと駄目かな…」

三浦「あーしとしては作ってほしいというか…」

結衣「優美子、その理由すっごい微妙だよ…」
716 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/06/21(日) 05:12:39.69

ヒッキーが察して彼氏らしいこと言っててワロタ
717 : ◆KkwE6yJXmI :2015/06/21(日) 14:53:52.91
三浦「そういう意味じゃなくて。まあ、ヒキオ取られたくないってのもあるけど」

三浦「結衣も早く元気になってほしいからね…」

結衣「うん…」

三浦「あーしが言うなって話だけどさ」


結衣「ホントそれ。優美子が言うなって話だよ」

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八幡「話終わったのか?」

三浦「うん、おわった」

八幡「そうか」

結衣「食べ損なってたし、早く食べよっか」

718 : ◆KkwE6yJXmI :2015/06/21(日) 15:01:24.25
カチャカチャ

結衣「でも二人が付き合ったのも意外だけど、公務員試験めざしてるのも意外だね」

八幡「言ってなかったか?」

結衣「聞いてたけどさ、ヒッキー専業主夫って言ってたし」

三浦「まあ、こいつも少しは前向きになったってことでしょ」

八幡「俺を後ろ向きで生きてたやつみたいに言うなよ…」

三浦「同じだったじゃん、前のあんたは」

八幡「…」

結衣「前向きだよね、やっぱり必要なのは」

三浦「結衣は将来の仕事とか決めてるん?」

結衣「まだかな、優美子も公務員なんだよね?それも驚きだし」
720 : ◆KkwE6yJXmI :2015/06/21(日) 15:06:59.26
三浦「まあ、たまたまね…」

結衣「え、ほんとに?」

三浦「たまたまじゃないけど…ヒキオのこと追いかけてたけど…」

八幡「こんなところでカミングアウトすんなよ…」

三浦「いいっしょ別に…あーしの自由だし?」


結衣「そっか、二人で一緒に公務員目指してたんだもんね」

結衣「その時点でもう……」

三浦「結衣?」

結衣「まだもう少しだけかかるかな、立ち直るの…」ボソ



721 : ◆KkwE6yJXmI :2015/06/21(日) 15:30:57.70
カフェの外

結衣「お昼も食べたし、あたし行くね」

三浦「うん、じゃね、結衣」

八幡「またな、由比ヶ浜」

スタスタ

八幡「…」

三浦「ねえ、ヒキオ…」

八幡「なんだよ?」

三浦「あんたわさ、気づいてたの?」

八幡「なんのことかさっぱり」

三浦「じゃあいいや」

八幡(選択の時がくる…か)

八幡(高校時代とは環境違うけど…これもそうなのかね)

八幡(確かに、なんかこう…つらいな)
723 : ◆KkwE6yJXmI :2015/06/21(日) 15:59:08.22
三浦「今日さ、あんたの部屋行くし」

八幡「ま、マジで…?」

三浦「うん…昨日も行ったしさ…普通でしょ?」

八幡「いいけどな」

三浦「あんた、明日からバイト連続であったりするでしょ?だから今日くらいさ」

三浦「ほら、準備とかもしてきたし…その、ゴムとか」

八幡「んな…!」

三浦「さすがにゴムなしですんのはさ…色々まずいし、あーしらまだ学生だし」

八幡「いやいやいや、話飛躍しすぎだからな?というか三浦、テンパってないか?」

三浦「そ、そんなことない……と思う」

八幡(絶対テンパってるな…)

724 : ◆KkwE6yJXmI :2015/06/21(日) 16:12:56.48
テニス

三浦「ほら、行くよヒキオ!」バコ

八幡「手加減しろっての…!」バコッ


八幡(さっき、三浦があんなこと言うから集中できん)

八幡(というか、三浦の身体ばかり目が行くな…)

八幡「…あーしさん、こうして見ると綺麗なんだな」

三浦「ん、どうしたんヒキオ?…て、なにあーしのことジロジロ見てんのよっ!」

八幡「あ、いや…スマン…」

三浦「別に謝らなくていいけどさ」

八幡(駄目だ…色々妄想とかで、とてもデートどころじゃない…)


八幡「な、なあ三浦…」

三浦「なに?」

八幡「今から、俺の部屋行かないか?」




725 : ◆KkwE6yJXmI :2015/06/21(日) 16:18:27.50
アパート

三浦「あ~あ、デート切り上げるの早過ぎだし」

八幡「悪い…」

三浦「いきなり部屋誘うとか…どんだけガッツいてんのよ、エロ男」

八幡「言うな…」

三浦「……シャワー浴びてくるね」

八幡「お、おう…」


八幡「いよいよか…はあ…」

シャーーー

八幡「まさか三浦とすることになるなんてな…信じられん」
726 : ◆KkwE6yJXmI :2015/06/21(日) 16:28:31.19
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三浦「あがったよヒキオ…」

八幡「三浦…」(パジャマか…こういうのって裸にバスタオルじゃないの?違うか?)

三浦「あ、あんたも入ったら…」

八幡「っそ、そうだな……」


バタン シャーーー


三浦「ヒキオ、急ぎ過ぎ……ま、あーしも一緒か…」

三浦「ていうか、最初に誘ったのあーしだし…うわ、恥ずかしくなってきた…」

三浦「暑いし、うちわうちわ……ん?これって…」

三浦「DVD…?エロいやつじゃん…」



727 : ◆KkwE6yJXmI :2015/06/21(日) 16:39:19.20
ガチャ

八幡「三浦~あがった…て」


『ああん…ああ…』

八幡(あれ~?テレビにアダルティな画像が流れてるぞ?どういうことだ?)

三浦「……」

八幡「三浦…なにしてんの…?」

三浦「こっちの台詞だっての…」

八幡「なんでそれ持ってるんですか…?」

三浦「さっき見つけた」

八幡「さいですか」

三浦「わかるよ?あんたも男だしさ、こういうので慰めるっていうのは」

八幡(おお、意外と理解があるな、さすがあーしさん)

三浦「でも…なんでこの女優、結衣に似てんの?」

八幡(あ…!そっちか~~~!)


759 : ◆KkwE6yJXmI :2015/06/23(火) 10:28:28.33
八幡「似てるか…?」

三浦「そっくりにみえるんだけど?」

八幡「そ、そうかな~?」

三浦「……」

八幡「第一、これは戸部が置いて行ったもので」

三浦「戸部がね…でも、あんたこれ見たんでしょ?」

三浦「戸部もこれ進めたってことは…あんた、結衣みたいな子が好みなんだ?」

八幡「まて…そういう話じゃないだろ…」
760 : ◆KkwE6yJXmI :2015/06/23(火) 10:35:03.99
三浦「そういう話だっての、奉仕部の時から一緒なわけだし?」

三浦「結衣可愛いし?好みだから、AVで満たすっていうのは自然の流れだし?」

八幡「別に好みだとしてもな…AVで満たすとかそんな考えじゃなくて…」

八幡「戸部が持ってきたのだってたまたまだろ」

三浦「戸部はきっと選んでたでしょ、時間かけて似た女優いないか」

八幡「戸部ならやりかねないな…」

三浦「でしょ?そっちは姫菜に報告するとして」

八幡「戸部…かわいそうに…」
761 : ◆KkwE6yJXmI :2015/06/23(火) 10:45:05.09
三浦「そっちはいいけど、やっぱ結衣が好みなんじゃんヒキオは」

八幡「いや、可愛いとは思ってたが…それだけだぞ…」

三浦「ほんとに?全く?」

八幡(そういや昔、他の奴に声かけられてる時、嫌な気分にはなったか…あれは嫉妬かね)

八幡「…」

三浦「ヒキオ」グイ

八幡「三浦…?」

三浦「ん…ちゅ…ん」

八幡「む、むぐ……!」

762 : ◆KkwE6yJXmI :2015/06/23(火) 10:51:28.95
八幡「な、なにすんだよ…キスとかいきなり…!」

三浦「大きくさせてるじゃん、しっかり」

八幡「おま、どこさわって…」

三浦「あんたが望むなら、髪切って結衣みたいな髪型にしようか?」

八幡「そういうこと言うなよ…せっかくのロング?なのに」

三浦「だってさ…結衣、あんたとのことはあんまり祝福できないとか言うし…」

三浦「もうわかってるでしょ?結衣の気持ちは…」

八幡「俺は三浦が好きだからな?」

三浦「じゃあ、証明してよ」
763 : ◆KkwE6yJXmI :2015/06/23(火) 10:59:08.57
八幡(あーしさん、その誘いは反則ですわ…もう、我慢できん…な)

八幡「三浦…!」

三浦「きゃ…!」

ドサ

---------------------------------

八幡「……」

三浦「ん……ん」

八幡「こ、こんな感じ…か?」

三浦「聞くなっての…ヒキオの好きにして…」

八幡「あーしさん、言葉がいちいち煽情的っていうか」

三浦「あーし言うなっての…ひゃ、あんたどこ舐めて…馬鹿…!」

三浦「下とか早過ぎ…ば、ばか…」

八幡「あーしさん、濡れてるし……」
764 : ◆KkwE6yJXmI :2015/06/23(火) 11:48:17.08
三浦「こ、これ…」

八幡「ゴムね…」

三浦「生でやろうとしてなかった…?」

八幡「まさか…ははは」

三浦「…」

八幡(三浦…かなり濡れてるな…変な気分になるぞこれは…)

三浦「ああ…!…いじりすぎ…」

八幡(そろそろか…?き、緊張が半端ないな…くそ)


三浦「ヒキオ…きて…」

八幡「行くぞ…」
765 : ◆KkwE6yJXmI :2015/06/23(火) 11:53:59.00
------------------

八幡「な、なあ…起きてる…?」

三浦「ん…起きてるよ」

八幡「なんか…色々悪い…へたくそで…」

三浦「最初は…あんなもんじゃない…?」

八幡「俺も…勉強して行くからさ…色々」

三浦「ん…わかった。あーしを気持ちよくしてよね」

八幡「おう…」

三浦「へへ~、ヒキオ」ガバ

八幡「なんだよ…」

三浦「あーしらしちゃったし?」

三浦「もう取り消せないし」

八幡「取り消す気はないけどな…三浦としたってのは変な感じだ…」

766 : ◆KkwE6yJXmI :2015/06/23(火) 11:58:31.90
八幡「高校の知り合いが知ったら驚くんじゃないか?」

三浦「かもね~、あーしと今は交流ない連中は驚くと思うよ」

八幡「川崎とかすげ~びっくりしそうだな」

三浦「…」ギュ

八幡「いてえ…なにすんですかね…」

三浦「他の女の名前出すとかデリカシーのかけらもない」

八幡「あ…ごめん」

三浦「ふん、ヒキオはその辺からまた勉強しな」

八幡「…はい」
769 : ◆KkwE6yJXmI :2015/06/23(火) 19:14:37.67
翌朝

三浦「ヒキオ~だるい~~」

八幡「適当に飯でも作るわ」

三浦「お願い、あーしまだ寝とく」

八幡「へいへい」


八幡(あ~しちゃいましたよ…大人の階段ですよ)

八幡(なんか恥ずかしいな…)
770 : ◆KkwE6yJXmI :2015/06/23(火) 19:17:32.34
八幡「三浦、チャーハンできたぞ」

三浦「あんがと…」

八幡「下着姿で食うなよ…せめて、服着ろ…」

三浦「なに見てるん?スケベ、変態」

八幡「いやいや、おかしいからね?」


三浦「あ、けっこうおいしい、これくらいあーしもできると思ったけど…」

八幡「これでも、練習したからな」
785 : ◆KkwE6yJXmI :2015/06/26(金) 09:50:35.95
三浦「ねえ、ヒキオさ」

八幡「なんだよ?」

三浦「あーしらの呼び方なんだけどさ…」

八幡「呼び方…?」

三浦「「ヒキオと三浦ってなんか味気ないじゃん」

八幡「まあ…そうかな」

三浦「せっかく恋人になったんだしさ」

八幡「なんて呼ぶんだよ?」
786 : ◆KkwE6yJXmI :2015/06/26(金) 09:53:54.45
三浦「そりゃ、あんたが優美子で…あーしが八幡って呼ぶのが普通じゃない?」

八幡「お前、俺の名前知ってたのか」

三浦「当たり前でしょ」

八幡「いやでもそれは…」



三浦「とにかく呼んでみるし、えっと…は、八幡…」

八幡「…優美子……」


三浦「……」

八幡「……」
787 : ◆KkwE6yJXmI :2015/06/26(金) 09:57:00.63
三浦「ちょっと不自然過ぎるね…」

八幡「きついわ…これは」

三浦「まあ、まだ今まで通りの呼び方でいいか」

八幡「おう、そうだな…」

三浦「じゃさ、週末また泊りにくるね」

八幡「えっ?週末なのかよ?」

三浦「へっ?」

八幡「あ、いや……」
788 : ◆KkwE6yJXmI :2015/06/26(金) 10:02:22.17
三浦「……変態、馬鹿」

八幡「し、しかたないだろ…」

三浦「そんなにしたいとか…変態じゃん」

八幡「初体験の後なんてこんなもんだろ…俺、へたくそだから練習も兼ねて…」

三浦「いや、そんな理由つけなくていいし」

八幡「う…」

三浦「ま、週末までまちなって、週末は…あんたの物になってやるし」

八幡(やばい…あーしさんの言葉はホントやばい…)
789 : ◆KkwE6yJXmI :2015/06/26(金) 10:05:49.10
三浦「それよりヒキオ、そろそろ出ないと講義あるし」

八幡「そうだな、そろそろ行くか」

ガチャ バタン


八幡「…なにしてんの?」

三浦「腕組んでんの」

八幡「それはわかるけど…」

三浦「あんたこういうの苦手みたいだし?慣れないとね」

八幡「このまま歩いて行くのかよ…恋人に見られるぞ」

三浦「恋人でしょ」

八幡「そうだけどね」
790 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/06/26(金) 10:10:54.30
初々しい
791 : ◆KkwE6yJXmI :2015/06/26(金) 10:15:17.57
三浦「今日、コンビニのバイトあるでしょ」

八幡「ああ」

三浦「わかった」

八幡「ん~?」

三浦「はい、しゅっぱ~つ」

八幡「おう…」


講義の後、図書室

八幡「…三浦」

三浦「なに?」

八幡「ちょっとペース早すぎたかもな」

三浦「やっぱり?このペースだと1か月以内に、数的と判断完全に終わるよね」

八幡「それ終わったら、一般教養暗記科目中心だしな…英語、国語とかもあるが」

三浦「英単語覚えていって、ひたすら長文読解して、数的は問題演習かな」

八幡「十分だな、歴史とか地理は後でも大丈夫だしな」

792 : ◆KkwE6yJXmI :2015/06/26(金) 10:18:59.11
三浦「あんた、歴史はセンターで満点とらなかった?」

八幡「そういやそうだったな、あの辺りの科目はいけるんだよ」

三浦「理科の科目はどうする?」

八幡「俺達の知識なら問題ないと思うけどな、そもそも出題数が多くない」

三浦「後回しね」

八幡「ああ、それより英語をやった方がいいな」

三浦「ん~わかった、やっとく」
793 : ◆KkwE6yJXmI :2015/06/26(金) 10:26:19.57
アルバイト先 某コンビニ

八幡「ありがとうございました~」

店長「比企谷くん、今日はいつもより元気よく見えるね」

店長「なにかいいことあったかい?」

八幡「いえ別に…あ、いやありましたかね」

店長「そうかそうか、いいことだ。君は大学生だっけ?」

八幡「はい」

店長「大学生なら、コンパとか色々楽しまないとね、社会人になる前のハメ外しだ」

八幡「店長は昔、公務員なんでしたっけ?」
794 : ◆KkwE6yJXmI :2015/06/26(金) 10:32:23.68
店長「以前はね、刑務官をしていたよ」

八幡「刑務官…なんだか、凄そうな感じが」

店長「公務員といっても警察関係、楽ではなかったよ。君は何の公務員を目指してるんだい?」

八幡「まだわかりませんけど…一応、本命は地方上級、市役所ですかね」

店長「そうか、大学生だものな。まあ、がんばってくれよ応援しているよ」

八幡「ありがとうございます」


ガー

店長「いらっしゃいませ…これはまた、美人なお客さんだね」

八幡「えっ…て…」


三浦「あ、やっぱここだった」
795 : ◆KkwE6yJXmI :2015/06/26(金) 10:39:15.50
八幡「なにかご用ですかね…あーしさん…」

三浦「なんなん、その態度?あーしお客さんなんだけど?」

八幡「失礼しました」

三浦「あんたが真面目に働いてるとか新鮮だし」

八幡「商品買われないお客様は…」

三浦「はい、これ買いま~す」

八幡「……」


三浦「ヒキオの仕事邪魔するつもりはないから、じゃ帰るね」

八幡「いや、もう十分ですけどね?」


店長「ほほう、これは青春を感じるね」

八幡「店長…」

店長「彼女さんかな?」

八幡「まあ、そうですね」
797 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/06/26(金) 11:30:16.09
八幡が堂々としてるぞ...!
あーしさん効果すげえ
800 : ◆KkwE6yJXmI :2015/06/26(金) 13:51:45.22
店長「ほほう、うらやましいね。ああ、あんな若くて綺麗な彼女と恋がしたい」

八幡「いや…店長、奥さんいるでしょ…」

--------------------------------------

次の日


八幡(さて、今日もバイトで忙しいんだが…)

八幡(あーしさんが、本のコーナーで立ち読みしてるんですけど…)

八幡(ファッション雑誌でも見てるんかね…まあ、ここは立ち読み注意はしないけどね)


店長「おや、昨日も来てなかったかい?彼女は」

八幡「ええ…」



801 : ◆KkwE6yJXmI :2015/06/26(金) 13:57:46.01
三浦「これください」

八幡「ありがとうございます」

三浦「んじゃね」

八幡「はいはい」

-------------------------------------

次の日

S子「比企谷さん、比企谷さん」

八幡「なに?」

S子「あの、立ち読みしてる女の人って彼女なんですか?」

八幡「そうだけど…店長に聞いたの?」

S子「ええ、でもすご~い。この前は彼女いないって言ってませんでした?」

八幡「最近だし、付き合ったの」

S子「へ~」


802 : ◆KkwE6yJXmI :2015/06/26(金) 14:02:50.57
三浦「これ、お願い」

八幡「あ、ありがとうございます」

三浦「……」

八幡(なんか、あーしさん怖い)

三浦「じゃ」スタスタ

八幡「行ったし…なんかご機嫌斜めか」

---------------------------------------------

翌日 大学の図書室


三浦「ねえ、ヒキオさ」

八幡「なんだ~?」

三浦「バイト、うまくいってるみたいだね、安心した」

八幡「それ見に来てたのかよ…」

三浦「まあね、あんた人付き合いへたそうだし」

八幡「まあ、そうだな」

三浦「その割には、女の子とも仲良くなってたみたいだけど」

八幡「いやいや、別に仲は良くないっての」

三浦「冗談だけど」
803 : ◆KkwE6yJXmI :2015/06/26(金) 14:10:32.66
三浦「そういや、あーしもバイト決めたから」

八幡「どこだ?」

三浦「ファミレス」

八幡「レストランか」

三浦「まーね、ほら料理とかも学べそうだし?」

八幡「料理ね」

三浦「まあ、他意はないけど」

八幡「ん?そうか。じゃあ、また行くわ」

三浦「いろはとか呼べば?」

八幡「じゃあ、戸部とかも呼んで行くな」
805 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/06/26(金) 14:52:46.23

そこで戸部を呼べる八幡さんに泣いた
834 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/06/28(日) 17:14:55.90
ここのあーしさんいいよね
850 : ◆KkwE6yJXmI :2015/07/01(水) 14:11:11.35
週末 とあるレストラン


戸部「ここが優美子のバイトしてるとこ?」

八幡「ああ、そうだな」

いろは「三浦先輩もバイト始めたんですね~」

戸塚「でも本当に驚いたよ、八幡と三浦さんが」

戸部「付き合うってのは意外だったわ~~!」

八幡「そうか?」

戸部「いや、同じ大学だし?まあ時間の問題とは思ったけどさ~」

八幡「とかなんとかいってお前、この前、由比ヶ浜似のAV置いていったじゃねぇか」

戸部「え…あれ、トラぶったの?」

八幡「まあな、確信犯だろ…」

戸部「ちょ、ヒキタニ君さ~そんなつもりじゃないんだって~」
851 : ◆KkwE6yJXmI :2015/07/01(水) 14:18:38.56
いろは「うわ…結衣先輩で慰めてたんですか…ちょっと引きます先輩…」

八幡「あのな、いろは…違うってわかるよな?」

戸塚「八幡…そんなに欲求貯まってるんだね…」

八幡「戸塚も悪乗りやめてね…?」

戸塚「あはは、冗談だよ」

八幡(ああ、かわいい。持って帰りたい)

戸部「それで…優美子なんか言ってた?」

八幡「とりあえず、海老名には報告しとくって」

戸部「おう…そんな…だからあんなに怒ってたのか…」

八幡「怒ってたのか?あの海老名が?」
852 : ◆KkwE6yJXmI :2015/07/01(水) 14:23:53.84
戸部「翔君さ~何か隠してることあるよね?」

戸部「え、と、とくにないべ?」

戸部「ホントに~?結衣関連でも~?」

戸部「え?え?」

戸部「へ~シラ切るんだ?じゃあ、もうし~らないっと」

戸部「てな感じで、今口聞いてもらえないんだ…」

八幡「お、おう…そうか…」

いろは「似てましたけど…戸部先輩、気持ち悪すぎですよ」

戸塚「あはは、今のはさすがにね…」

戸部「え、そこっ!俺の迫真の演技、全否定!?」
853 : ◆KkwE6yJXmI :2015/07/01(水) 14:32:47.84
いろは「戸部先輩もですけど、先輩」

八幡「な、なんだよ…」

いろは「三浦先輩いるんですから、浮気とかしちゃ駄目ですよ」

八幡「わかってるっての…」

いろは「じゃないと、わたしが浮かばれませんよ」

八幡「…」

戸塚「三浦さんとは同棲してるの?」

八幡「いやそんなことはないな…」

戸部「週末だけってやつ?なんだよ~もうそんな関係なん?やばいわ~ほんとやばい!」
854 : ◆KkwE6yJXmI :2015/07/01(水) 14:38:42.98
八幡「だからそれなにがやばいんだよ…好きだなお前…」

戸塚「すっかり仲良しになったよね、二人って」

八幡「え?そうか?」

戸部「ああ~確かに、ヒキタニ君との距離グッと縮まった気がするわ~」

いろは「意外ですよね~、あと微妙です~」

八幡「勝手に仲良し認定してんじゃねぇ、俺は戸塚がいい」

戸塚「は、八幡…そんな…」

いろは「先輩…うわ…」


三浦「何言ってんのそこの馬鹿は」

八幡「うわ、三浦…タイミング良すぎだろ…」
855 : ◆KkwE6yJXmI :2015/07/01(水) 14:44:50.63
三浦「よく聞こえなかったから、もう一度言ってくんない?」

八幡「客に向かって言うセリフじゃないな、それ…」

三浦「浮気してる馬鹿は客って言わない」

八幡「いやいや、浮気じゃねぇし…戸塚だし」

三浦「男でも関係なしだし?」

八幡「戸塚は天使だ」

三浦「死ね、ホント死ね」

八幡「」


三浦「ったく…オマチドオサマ」

八幡「すげぇ棒読み…」

三浦「まだ慣れてないんだっての」


いろは「こんにちは、三浦先輩」

戸部「おいっす、優美子」

戸塚「あはは、こんにちは」

三浦「うん、ていうかこのメンバーか」

いろは「もうすっかり定期メンバーになりましたよねっ」
858 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/07/01(水) 22:29:55.77
乙乙
ここのとべはちはいいとべはち
861 : ◆KkwE6yJXmI :2015/07/02(木) 11:52:06.61
戸部「このメンバーで、去年みたいに遊ぶんかな~今年も」

八幡「去年は、海とか夏祭りに行ったな」

いろは「ありましたね、じゃあ今度は旅行でも行きましょうか」

戸塚「旅行か…楽しそうだしね」

いろは「ですよね~」

三浦「ま、いいじゃん?また日程とか決めないとね」

八幡「この5人で旅行か」

戸部「まあまあヒキタニ君、楽しいってきっと」

八幡「騒がしそうだ…」

三浦「んじゃ、あーし戻るね。ゆっくりして行って」

タタタ
862 : ◆KkwE6yJXmI :2015/07/02(木) 11:53:15.19
いろは「それで?この後、三浦先輩は先輩の家ですよね?」

八幡「そ、その話題すんのかよ…」

戸部「え、そうなん?うわ~ヒキタニ君、やるわ~さすがだわ」

八幡「うぜぇ」

戸塚「もう八幡も大人なんだね」

八幡「戸塚、そんな目で俺を見ないでくれ…」

いろは「先輩のば~か」
863 : ◆KkwE6yJXmI :2015/07/02(木) 11:54:17.64
バイト後


三浦「あれ、ヒキオ…待っててくれたの?」

八幡「当たり前だろ」

三浦「サンキュ、でもさもう少し時間かかりそうだから」

三浦「悪いけど、外で待っててくれる?」

八幡「わかった」


レストランの外

八幡「ったく、あいつら…散々からかった挙句に帰って行きやがって…」

八幡(友達とご飯食べたあとに、彼女待ってるとか…なに?このリア充ライフ)

八幡(俺こういうの夢見てたのか?よくわからんけど)
864 : ◆KkwE6yJXmI :2015/07/02(木) 12:00:23.51
プルルルル

八幡「着信か……あれ、雪ノ下?」

八幡「マジか、かなり久し振りな気がするな」

八幡「もしもし」

雪ノ下『比企谷くん?お、お久しぶりね…』

八幡「久し振りだな…ていうか、3か月ぶりくらいか」


雪ノ下『ええ、そんなところかしら』

八幡「なんだ、どうした?」

雪ノ下『今千葉に戻って来てるのよ』
865 : ◆KkwE6yJXmI :2015/07/02(木) 12:03:48.01
八幡「へえ、そうなんだな」

雪ノ下『由比ヶ浜さんに会ってね…ええと』

八幡「あ、そっか…」

雪ノ下『相変わらずみたいね、あなたも』

八幡「3か月とかでいきなり変わるか」

雪ノ下『冗談よ、公務員試験頑張ってるみたいね』

八幡「ああ、まあな…早すぎるかもしれんけど」

雪ノ下『今の時期に就職先決めてるのは凄いと思うわ』

八幡「…そうか?まあ、ありがとな」

雪ノ下『それと…おめでとう』
866 : ◆KkwE6yJXmI :2015/07/02(木) 12:05:52.65
八幡「…」

雪ノ下『三浦さんと付き合ってるんでしょ?』

八幡「ああ」

雪ノ下『そう…まあ、同じ大学に行ったものね。そうなるとは思ってたけど』

八幡「お前、祝福してくれてんの?」

雪ノ下『もちろんよ、あの友達のいない目つきの腐った捻くれ者の比企谷くんに恋人だもの』

八幡「言いたい放題ですね…」

雪ノ下『私は心から応援させていただくわ』

八幡「ああ、お前にそう言ってもらえると、助かる」

雪ノ下『でもね、比企谷くん…』
867 : ◆KkwE6yJXmI :2015/07/02(木) 12:07:14.10
雪ノ下『例えばの話だけど…私が1年前にもし…』


八幡「へ?」


雪ノ下『もし、あなたに告白していたとしたら……なにか変ってたかしら…?』

八幡「雪ノ下……」

八幡「……」



雪ノ下『……』

雪ノ下『ごめんなさい、こんなこと言っても意味ないわね…』



八幡「変わってない」

雪ノ下『え…?』



八幡「俺は、三浦優美子を好きになってたな」
868 : ◆KkwE6yJXmI :2015/07/02(木) 12:08:29.12
雪ノ下『比企谷くんッ……あなた、少し変ったわ…』

八幡「そうか?」


雪ノ下『ええ、そんな歯の浮くような言葉を口にできるなんて』

八幡「く…!」


雪ノ下『でもなんだかすっきりしたわ、ありがとう』


八幡「礼言われることじゃねぇよ」

雪ノ下『そうかもしれないわね』
869 : ◆KkwE6yJXmI :2015/07/02(木) 12:11:58.08
------------------------------------------------


八幡「それで?葉山も同じ大学なんだろ?」

雪ノ下『そうよ、でも示し合わせたわけじゃないわよ。貴方たちと違って』

八幡「いちいち言葉に棘ありますね」

雪ノ下『由比ヶ浜さんからも、付き合ってないのかと聞かれたりしたから』

雪ノ下『東京の大学で学力で絞れば、同じようなところに集中するのは必然なのに』

八幡「やっぱり付き合ってないのか」


雪ノ下『ありえないわね』

八幡「葉山…」

雪ノ下『ただ、彼が嫌いと言うわけではないけれど』

八幡「フォローしてるつもりか?」
870 : ◆KkwE6yJXmI :2015/07/02(木) 12:13:19.61
三浦「ヒキオ、お待たせ~」

八幡「お、来たか」

雪ノ下『あら?愛しの彼女さんかしら?』

八幡「おう、またな」

雪ノ下『ええ、それじゃあさようなら』

ピッ


三浦「電話してたの?誰から?」

八幡「雪ノ下」
871 : ◆KkwE6yJXmI :2015/07/02(木) 12:14:03.62
三浦「え…」

八幡「こっち帰って来てるらしい」

三浦「へぇ~」

八幡「一応言っとくけど、何もやましくないからな?」

三浦「わかってるっての、あーしだって電話で雪ノ下さんと話したくらいで怒らないって」

八幡(会ってたら、怒ってたのかな…)

三浦「話終わったんでしょ?じゃ、あんたの部屋行こ」

八幡「ああ」
872 : ◆KkwE6yJXmI :2015/07/02(木) 12:15:40.30
三浦「ねえ、ヒキオ」

八幡「ん?」

三浦「今年の夏もさ、あーしとヒキオといろは達で過ごすことになりそうだね」

八幡「確かに、なりそうだな。去年言った通りになりそうだ」

三浦「うん」


八幡(今年も騒がしい夏になりそうだな…)

八幡(雪ノ下に言った言葉…あれに間違いはないと思う)

八幡(俺は葉山の言う選択で三浦を選んだ…それは他の道に行っても変わってないはず)

八幡(いや、たらればの話はするだけ無駄か…)


八幡(とにかく…俺の彼女は三浦優美子なわけで)



三浦「ヒキオ、今年も思い出作って行こうね」

八幡「ああ、もちろんだ」



八幡(そんなこんなで、俺と三浦の物語はまだまだ始まったばかり)


おわり
873 : ◆KkwE6yJXmI :2015/07/02(木) 12:17:04.28
終わりました~
かなりの長編になりましたが、お付き合いくださってありがとうございました!
874 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/07/02(木) 12:17:59.10
乙 そうだね、始まったばかりだね
877 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/07/02(木) 12:34:34.02
お疲れ様です
素晴らしいss です
ありがとうございます
次作も期待しています

...4部は来るか
878 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/07/02(木) 12:42:00.35
お前ら…>>166の完からここまで書いてもらってまだ続きを求めると言うのか(4部はよ)
886 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/07/02(木) 15:11:47.93
乙です
楽しかった
また何か書いてくれると嬉しい



このシリーズ:

八幡「三浦優美子と仲良くなった?」【前編】


八幡「三浦優美子と仲良くなった?」【中編】


八幡「三浦優美子と仲良くなった?」【後編】




関連スレ:

この書き手のSSまとめ

(ほかのあーしさんも可愛いです)
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とあるSSの訪問者

俺は青春してこなかったけど青春ってのは困難なんだろうなぁって気持ちになった
すげー羨ましいわ!
とりあえず乙!
一気に読ませてもらいました!
面白かったです!

ob server'777

青春とかラブコメとか都市伝説ですね(^o^) まぁ二次創作は最高だけどww                          【【【【【俺の妄想メーターもとい、火力とかが限界をこしてしまったァァ

とあるSSの訪問者

あーし、可愛いよー

とあるSSの訪問者

この人のあーしさんとても好き


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