【艦これSS】さようなら提督

2 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/03/12(木) 22:09:46.55
提督の表情は、妙に沈んでいる。

長門「どうしたんだ」

提督「言おう言おうと思っていたが」


―――――――――――――――――

辞令

A鎮守府 提督
○年×月をもって 海軍辺境支部 資料室 勤務を命ず

海軍大臣 宇見 海太郎

―――――――――――――――――
3 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/03/12(木) 22:11:30.57
金剛「嘘デース。これは夢…フィクションに決まっていマス」

長門「辞令か」

加賀「さみしくなるわね」

比叡「お姉さま落ちついて」

金剛「比叡、私に肛門に魚雷を刺してクダサーイ…夢から覚めるとオモモモイマス」

金剛「ファック!」
6 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/03/12(木) 22:14:09.41
【武道・格闘技場】
戦場での不測の事態に備え、接近戦の訓練も行われる。
訓練への参加は、個人の判断に委ねられている。

不知火「まいった」

提督「不知火君はスタミナが足りない。技術はあるから頑張って」

不知火「ありがとうございました」

提督「次、大和君」

大和「戦艦大和。推して参ります」
7 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/03/12(木) 22:16:16.32
長門「今日の提督は気合いが入ってるな」

球磨「しごきがハンパないクマ。疲労困憊クマ…」

足柄「かなり厳しい感じよねー足腰ガタガタ」

長門「提督に転属の辞令が出たからだろうな。我々に対する愛情なのかもしれん」

加賀「愛の鞭ですか。気分が高翌揚します…フフッ」
8 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/03/12(木) 22:18:17.32
大和「おふっ…参りました」

提督「ガードが緩いよ、気をつけて」

大和「ありがとうございました」

提督「次、天龍君」

天龍君「よっし!行くぜ、覚悟しろよ」


……
………
9 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/03/12(木) 22:20:01.61
天龍「はっ!…痛っぁあああ!」

提督「目が覚めたようだね」

天龍「ひぃ…痛っ…」

提督「湿布は貼っておいたからね。すぐに治ると思うよ」」

天龍「提督にコテンパンにやられたぜ」

提督「君は接近戦もやるからね。しっかり練習しておかないとね」
10 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/03/12(木) 22:21:21.07
提督「いいんだよ。それより、天龍君…本当に大丈夫かい?」

天龍「何がだよ?オレは無敵だぜ」

提督「僕はね……出来ることなら転属したくないんだ。君のことが心配で…」

天龍「………」

提督「無茶して、単独で突撃したりしない?敵艦にやり返してやれる? 」

天龍「バカにすんなよ!提督なんざ、いなくてもバッチリやれるに決まってんだろ!」

提督「そうか…よかった」


数日後、鎮守府で送迎会が行われた。
11 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/03/12(木) 22:22:21.90
【執務室】

提督「荷物の整理も終ったし、掃除も完了」

提督「明日で、この執務室とお別れかあ…寂しくなるな」


天龍「おーい、提督いるか?」

提督「天龍君、こんな夜更けにどうしたんだい?」

天龍「ちょっと付き合えよ」

提督「いいよ」(何だろう…)
12 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/03/12(木) 22:26:08.68
夜更けに、静まり返った鎮守府内の通路を歩く二人。
誰もいない。足音だけが木霊する。

提督「………」

天龍「悪いな。夜遅くに連れ出してよぉ」

提督「荷物の整理は終わっているし、大丈夫だよ」

天龍「………」

提督「愛の告白かな?」

天龍「ち、違うよバカ!」
13 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/03/12(木) 22:28:36.45
提督「冗談だよ。君は初心だなあ」

天龍「からかうなよ!さぁ、着いたぜ」

提督「武道・格闘技場か」


【武道・格闘技場】

天龍「覚えてるか?はじめて、オレが提督と戦った時のこと」

提督「よく覚えているよ」

提督「君が『死ぬまで戦わせろよ!』と騒いで、その流れで試合になったね」
14 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/03/12(木) 22:31:21.78
天龍「そうだ。その後、オレが提督に挑み続けて、20戦0勝20敗」

天龍「我ながら、いい負けっぷりだぜ」

提督「………」

天龍「オレと提督には、どうにもならねぇ実力の差が存在するけどよ」

天龍「でもな…オレが提督に勝たないと、アンタは安心して転属できねえ」

提督「天龍君…君ってやつは……」
15 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/03/12(木) 22:33:08.79
天龍「手加減なし。本気で来いよ提督、いざ勝負」

提督「いいよ」

天龍「天龍様の攻撃だ!うっしゃぁぁあああ!」


……
………

天龍「おぐっ…ごほっ!」

提督「………」(辛い…)
17 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/03/12(木) 22:37:03.62
ダウンした天龍を見て、立ち去ろうとする提督を天龍が引き止めた。

天龍「待てよ!まだまだ、やれるぜ…やれる、やれる」

提督「そうか…早く、立つんだ」

天龍「勝負は、これからだ。ブチのめしてやるよ」

提督「その心意気は素晴らしい」

天龍「ビビってんじゃねぇぞ!よっしゃあ!」
18 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/03/12(木) 22:41:28.90

……
………

天龍「おぐっ…ハァハァ……オエェエエエエッ」

提督「……立つんだ、立て!」

天龍「おぼっ…ぐぇ…ヘッヘッ…」

提督「天龍型1番艦、軽巡洋艦・天龍!立て…立ちあがれ。そんなザマで、駆逐艦を率いるのか」
19 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/03/12(木) 22:47:24.19
天龍「オレはまだまだ…」

提督「それでいい。腰を据え、ガードを上げて戦え」

天龍「オレはイケるぜ」

提督「さぁ、来いよ」

天龍「うっしゃぁっ―――!!!」

提督「無駄ッ無駄ッ無駄ッ!」


提督は天龍の攻撃で吹き飛び、壁に叩きつけられた。
艦娘は全身凶器、容易に提督の体を破壊する。
21 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/03/12(木) 22:55:58.48
ぼぎぃっ…
ぼき … めりっ…提督の全身が軋む音がした。

提督「ごぱっぁ…ゴフゴフッ!」

天龍「ハァハァ…よっしゃああああああああ」

提督「…ぐっ…Goood!Excellent、Excellennnnnnt!!」

天龍「もう安心して転属できんだろ、提督」

提督「ああ…いけるよ。安心して…いける」
22 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/03/12(木) 22:57:58.33
天龍「オレがここまで剥かれるとはな…いい腕だぜ、褒めてやるよ」

提督「ありが…とう」

天龍「肩を貸してやるよ、ホレ」


……
………

天龍「提督が居なくなって、執務室がガラーンとしちまったぜ」

天龍「でも…すぐになれると思う。だから…心配すんなよ、提督」

天龍「またな、戦友」
23 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/03/12(木) 22:59:16.41
おわり

天龍がノ○タくんポジションで不愉快に感じた人が
いたらごめんね
24 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/03/12(木) 23:29:04.90
なんで左遷されたん?
25 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/03/12(木) 23:54:58.70
結果が出せんかったからよ
まぁ、俺のことだけどw
26 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/03/13(金) 08:07:07.40
おまえかよぉおお!!

あ、おつですー
面白かったですよー

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