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津田「神様お願いです・・萩村を助けてください」【後編】

387 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/11/06(木) 23:35:22.61
 次の日の放課後、生徒会室
津田 「・・・」

萩村 「・・・」

津田 「・・・あの・・萩村?」

萩村 「・・なんですか、会長」

津田 「・・まだ怒ってる・・よな?」

萩村 「別に怒っていません」

コトミ(誰か助けてー!!)

 コンコン
アリア「こんにちはー?」
天草 「こんにちわ」

コトミ「はい!」


前回:

津田「神様お願いです・・萩村を助けてください」【前編】




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388 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/11/06(木) 23:36:08.88
 ガラガラー
天草 「久しぶりだな」

萩村 「あ、すみません天草先輩、七条先輩、わざわざ来ていただいて」

津田 「あ・・すみませんです」

アリア「ふふ・・ちゃんと仲良くヤってるー?」

津田 「あ・・・はい」
萩村 「・・・・・・」

天草・アリア「?」

萩村 「これお守りです。遅れてしまってすみません」

津田 「あ・・これは俺からです」

天草 「あ、ありがとう」
アリア「ありがとー」

天草 「わざわざすまなかったな、これで私もアリアもより一層頑張らねばな」
アリア「うん、二人とも仲良く買いにイってくれたんだねー」

津田 「・・・」
萩村 「・・・」

天草・アリア「??」
389 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/11/06(木) 23:36:49.12
萩村 「・・じゃあ私は今日はもう仕事終わったので帰ろうかと思います。わざわざ来ていただいてありがとうございました。受験頑張ってください。それでは」
 ガラガラー

天草・アリア「・・・・」

天草・アリア「・・・・・・」

天草 「津田!!!」
アリア「津田君!!!」

天草 「萩村に!!」
アリア「スズちゃんに!!」

天草 「何をした!!!」
アリア「ナニしたの!!!」

津田 「・・・・・」


**

コトミ「・・ということがあったみたいです」

天草・アリア「・・・・」

天草 「津田・・本当か?」

津田 「・・概ね本当です・・」

天草 「ヤったのか!!!?」

津田 「ヤってません!!!・・・たぶん」
390 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/11/06(木) 23:37:33.17
天草 「・・いくつか分からないんだが」

津田 「・・はい」

天草 「ウオミーが泊まったんだな?」

津田 「・・はい」

天草 「で、パンツを置いてったのか?」

津田 「・・はい」

天草 「パンツにいつ気づいた?」

津田 「・・金曜の夜です。お姉ちゃんが電話してきて・・」

天草 「・・で、使ったと」

津田 「・・・」

天草 「・・正直、津田は男だからな・・気持ちは分からんでもない・・だが・・ウオミー・・これは本当に本気だな」

コトミ「ハイ・・たぶんタカ兄とスズ先輩がデートするタイミング狙ってトラップ発動したんだと思いますよ」

天草 「ウオミー・・恐ろしい子・・」

コトミ「目の前でそのやり取りを見てた私はもう背筋が凍りましたよ!ボケを忘れるほどに!!」
391 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/11/06(木) 23:38:15.55
アリア「ねえ津田君、ちょっと聞いてもいい?」

津田 「・・・はい」

アリア「もしかしてだけど、魚見さん泊まった日、魚見さんと一緒に寝た?」

津田 「・・・」

コトミ「え?!」
天草 「そうなのか津田?!」

アリア「でもって魚見さんに何かされた?」

天草 「なっにかって・・なんだアリア!!」

アリア「うーん・・まあエッチなことかなー・・でもヤっちゃってはいないんだよね?」

天草 「津田!!」
コトミ「タカ兄!!」

津田 「・・なっ・・なんでそう思うんですか?」

アリア「うーん・・私が津田君にそうやってイタズラすること妄想してたし」

津田 「・・・」

アリア「あーやっぱりねー・・でも実際にヤっちゃう辺り、さすがだねー」
392 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/11/06(木) 23:38:48.60
天草 「言えー!!どんなことされたか言えー!!!」
コトミ「先輩落ち着いて!!私も聞きたいけど落ち着いて!!」

アリア「うふふ・・私の妄想ではねー×××をねー××××・・」

津田 「・・もう殺してくれ・・」

***

天草 「にしてもだ、ウオミーがマジでマジなのはよく分かった」

アリア「だねー」

コトミ「正直私、お姉ちゃんが怖いですよー」

津田 「・・ううううう(泣)」

天草 「ええい津田!しっかりしろ!!」
393 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/11/06(木) 23:39:29.26
津田 「うう・・なんでお姉ちゃんは急にあんなことするようになったんですか?それに萩村も今日は全然普通に喋ってくれなくて・・あんなに怒ることないのに・・」

天草 「・・・」
アリア「・・・」
コトミ「・・・」

津田 「・・・?」

天草 「・・津田、いっぺん死んでみるか?」

津田 「へ?」

コトミ「タカ兄、これがゲームならDEAD ENDしてるよ?」

津田 「でっと・・え?」

アリア「津田君?」

津田 「はい?」

アリア「今日はもう帰ろうか?」

津田 「あの・・」

アリア「一人で」

津田 「え・・」

天草 「帰れ」

津田 「あまくさせんぱい・・?」

コトミ「バイバイ、タカ兄」

津田 「」
394 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/11/06(木) 23:40:19.95
天草 「さて、救いようのない津田の鈍感さも問題だが、それは後まわしだ」

アリア「まずはスズちゃんの怒りを収めることと・・」

コトミ「お姉ちゃんの攻撃をどうかわすかですね」

天草 「そうだ!アリア、書記を頼む!」

アリア「うん!久しぶりだね、この感じ!」

コトミ「私は何をすればいいでありましょうか!」

天草 「とりあえずウオミーが家に来た時の様子を詳しく教えてくれないか?」

コトミ「うーん・・実はよく分からないんですよね・・私がいるときは全然いつも通りでしたし、泊まった時も私早く眠くなっちゃって、先寝ちゃったから、タカ兄とお姉ちゃんが一緒に寝てたことすら知らないんですよ」

天草 「さすがウオミー・・証拠は残さないか・・」

アリア「じゃあ、昨日魚見さんが来た時の様子は?」

コトミ「昨日はですねー昼過ぎにお姉ちゃんから電話があったんですよ」

天草 「ほう」

コトミ「で、料理のことを話したら“じゃあ、教えてあげます”って言って来ることになったんです」

アリア「その時、魚見さんは津田君がいるか聞いた?」

コトミ「あ!聞かれました!!」
395 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/11/06(木) 23:40:57.48
天草 「うーむ・・それだけでウオミーは津田が萩村を連れてくることを予測したのか」

コトミ「ひええ」

天草 「これは津田の行動はほぼウオミーに把握されることを想定した方がいいな」

アリア「じゃあ今後は魚見さんの行動をさらに先読みして行動しなきゃだね」

天草 「アリア・・もしアリアなら次はどんな作戦に出る?」

アリア「私?」

天草 「そうだ。アリアはさっきウオミーが津田にヤったことを当てたからな」

アリア「うーん・・魚見さんは国立受けるんだよね?」

コトミ「そう言ってました!」

アリア「うーん・・じゃあ勉強あるからそんなに頻繁には津田くん家に行けないよね」

天草 「それに関しては、ウオミー自身が受験終了まで行かないと言ったそうだ。昨日来たのは萩村を牽制するためのイレギュラーだろう」
396 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/11/06(木) 23:41:33.30
アリア「じゃあ、夜寝る直前に津田君に電話してテレホン●ックスかなぁ」

天草 「なるほど、説得力あるな」

アリア「私だったら遠隔●ナニーするように指示を出すけど、津田君がこの短期間でそこまで開発されてるか分からないし・・・」

天草 「いや、津田はMだぞ?あるいはすでに調教済みかもしれん」

コトミ「はっ?!そういえばタカ兄、土曜の朝すごく眠そうでした!」

天草 「なにいいい!やはりすでに調教済みか!!」

アリア「でも魚見さんはどんな女王様なんだろう?」


ウオミー『タカ君・・お姉ちゃんが見ていてあげますから、その無駄に大きなモノを自分でいじりなさい』


天草・アリア・コトミ「あ・想像できた」


※ ツッコミ不在のためこの後猥談が30分ほど続きました
397 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/11/06(木) 23:42:10.62
天草 「いかんいかん、ヒートアップしてしまった。そろそろ対策を考えねば」

アリア「そうだねー、あ、ちょっとおトイレ行ってきていいかなー」

天草 「いや待ってくれアリア、その前に聞いておきたい」

アリア「何?」

天草 「アリアがウオミーの立場なら、一番やられて厄介なことはなんだ?」

アリア「うーん・・相手がスズちゃんだから放っておいても勝手にスズちゃんがツンツンになって余裕で勝てそうなんだよねー」

コトミ(怖っ)

アリア「それに、陰で私たちが色々やっても逆効果だと思うわ。それこそ思う壺かなー」

天草 「むうう・・」

アリア「あ、逆に正々堂々立ち向かわれたら嫌かも」

天草 「どういうことだ?」

アリア「たぶん魚見さんはスズちゃんが恥ずかしがって津田君に積極的にアプローチできないのを知っててそれをうまく利用してるの」

天草 「そうだろうな(私もウオミーには負けてただろうな・・)」

398 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/11/06(木) 23:42:55.53
アリア「だから逆に正々堂々と、宣戦布告して色仕掛けができないように先手を打ってしまえば、今回みたいなトラップははりづらくなるわ」

天草 「うーむ・・しかし・・萩村がそんなことできるか?バレバレのくせに頑なに津田への気持ちは公表しなかったじゃないか。バレバレのくせに」

コトミ「あ・二回言った」

アリア「そこは私たちがサポートするの。スズちゃんの背中を押すのは私がやるわ」

天草 「そうか・・じゃあ私は?」

アリア「シノちゃんは・・ちょっと・・ううん、たぶん一番大変だけど・・」

天草 「・・・なんだ?」

アリア「魚見さんと直接話してほしいの」

天草 「!」

アリア「シノちゃんが津田君をあきらめてスズちゃんを応援した経緯を話せば、たぶん魚見さんといえどハニートラップは、はりづらくなるわ。親友のシノちゃんからだから猶更ね」

天草 「なるほど」

アリア「で、コトミちゃん」

コトミ「はひ!」
399 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/11/06(木) 23:43:36.18
アリア「コトミちゃんは津田君担当ね」

コトミ「え?」

アリア「正直津田君担当は時間がかかると思う。受験が近い私たちにはできないと思うし、家で会うコトミちゃんだからこそお願いしたいの」

コトミ「何をすればいいんですか?」

アリア「正直、津田君の鈍感を治すのは不可能よ」

天草 「だろうな」
コトミ「ですよねー」

アリア「だから、津田君が自分の気持ちに気付くようにしてほしいの」

コトミ「タカ兄の気持ち?・・でもタカ兄、たぶんスズ先輩のこと愛してるレベルにはいってないと思いますよー?」

アリア「・・・これを見て」
 ぴらっ

天草 「なっ!!」
コトミ「わっ!!」

アリア「この写真は土曜日の午後3時ごろ、江の島付近で撮られたものよ。全然好きじゃに人とこんなに楽しそうに手をつないで歩かないわ」

天草 「アリア・・この写真はどこで?」

アリア「優秀なジャーナリストからの提供よ」

天草 (畑か)
コトミ(畑先輩かー)
400 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/11/06(木) 23:44:10.05
アリア「津田君は、たぶん皆のことが普通に好き。でもここ最近の出来事でスズちゃんが優位に立ってるのは間違いないわ。だからその気持ちを気づかせてあげてほしいの」

コトミ「うーん・・できるかなぁ・・」

アリア「タイムリミットは2月14日」

天草 「なぜだ?」

アリア「おそらく次に魚見さんが動くのはバレンタインデー。私立の試験も終わって、国立までまだ10日ある。」

天草 「なるほど」

アリア「私はそれまでにスズちゃんがツン期を抜けるように頑張るわ」

天草 「うむ・・私もウオミーと話そう・・まさかこんな形でウオミーと戦うことになるとはな・・コトミも頑張ってくれ」

コトミ「・・・わかりました。頑張ります!」
404 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/11/07(金) 21:26:52.45
うおー。これはこれは。
ウオミーを抑えることができるのか…。

…萩村がかわいい
406 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/11/07(金) 22:49:47.68
***
シノルームにて

天草 「・・・さて今日の勉強はこの辺にしとくか」

天草 「ふうっ・・」
 ゴロン

天草 「さて・・寝るかな」
  カチッ

天草 「・・・」

天草 「・・・ウオミーに電話しなくてはな・・」
 Pi pi pi  Trrrrr・・・

ガチャ
ウオミー「はい」

天草 「・・夜遅くすまないな、ウオミー」

ウオミー「いえ、勉強して今寝るところでした。お互い受験生ですかからね」

天草 「そうだな・・どうだ、順調か?」

ウオミー「ええ、ぼちぼちです。シノッチはどうですか?」

天草 「うん・・実は志望校のランクを上げてな・・結構ギリギリだ」

ウオミー「そうだったんですか・・でもシノッチなら大丈夫」

天草 「うん・・ありがとう・・がんばるよ」
407 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/11/07(金) 22:50:39.00
ウオミー「ふふ・・実は私もちょっとだけシノッチの声が聞きたかったんです」

天草 「そうなのか?」

ウオミー「ええ・・私も最近疲れていて・・それに私は前も言った様にシノッチほど度胸は座っていませんから」

天草 「・・・そうか」

ウオミー「・・よいしょ」

天草 「ん?」

ウオミー「いえ、横になったんです。もう寝ようかと」

天草 「実は私も、もう横になって部屋は真っ暗だ」

ウオミー「私もです。ふふ・・なんだかシノッチと一緒に寝てるみたいですね」

天草 「うん・・津田の家に泊まった時を思い出すな」

ウオミー「・・・そうですね」

天草 「・・・ウオミー」

ウオミー「・・はい」

天草 「もうすぐ私たちは卒業だな」

ウオミー「そうですね・・卒業後も遊びましょう。学校が違う私はむしろ卒業後のがシノッチと遊べる気がします」

天草 「うん・・・」

408 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/11/07(金) 22:51:10.69
天草 「ウオミー・・」

ウオミー「はい」

天草 「あのとき・・私はウオミーに嘘をついた」

ウオミー「あのとき?」

天草 「津田の家に泊まった時」

ウオミー「・・・」

天草 「私は・・津田が好きだ」

ウオミー「・・・はい」

天草 「・・ばれてたか?」

ウオミー「・・・はい、ばればれです」

天草 「はは・・アリアにも言われた」

ウオミー「シノッチ」

天草 「うん」

ウオミー「私もタカ君が好きです」

天草 「・・・うん」
409 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/11/07(金) 22:51:49.27
ウオミー「・・知ってました?」

天草 「うん・・知ってた」

ウオミー「・・そうですよね」

天草 「うん・・私・・・卒業式の日・・津田に告白する」

ウオミー「ふふ・・抜け駆けですか?」

天草 「うん」

ウオミー「ふふ・・シノッチらしくないですよ」

天草 「・・ああ、私もそう思う」

ウオミー「・・・」

天草 「なあウオミー・・聞いてくれるか?」

ウオミー「何をですか?」

天草 「情けない話だ」
410 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/11/07(金) 22:52:37.39
天草 「最初会った時から・・津田のことが気になっていた」

ウオミー「・・はい」

天草 「・・私はな、私が津田のこと一番好きだと思ってた」

ウオミー「・・はい」

天草 「・・でも違った」

ウオミー「・・え?」

天草 「ウオミー・・君は自分が死ぬときに、純粋に愛する人の幸せを願えるか?」

ウオミー「・・わかりません」

天草 「・・私は相手の気持ちよりも、自分の気持ちを優先するかもしれない」

ウオミー「・・・」

天草 「でも、萩村は違った」

ウオミー「・・萩村さんですか」

天草 「・・私の気持ちは恋で、萩村の気持ちは愛だった」

ウオミー「・・そうですか」

天草 「だから私は萩村には勝てない」

ウオミー「・・・」

天草 「卒業式の日、私は津田に告白して・・津田を諦めるよ・・私のは恋だからな」

ウオミー「・・・シノッチ」

天草 「うん」
411 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/11/07(金) 22:53:18.68
ウオミー「・・私は、タカ君のためなら何でもできると思っています」

天草 「うん」

ウオミー「・・タカ君の幸せを考えてるつもりです」

天草 「うん」

ウオミー「・・私の気持ちも恋でしょうか?」

天草 「・・分からない」

ウオミー「・・そうですね」

天草 「ウオミーの気持ちはウオミーの気持ちだ。私の気持ちが萩村に敵わないと思っただけだ」

ウオミー「・・・シノッチは難しく考えすぎなんです」

天草 「・・そうかもな」

ウオミー「・・ライバルが減ったからうれしい・・という気持ちにはなれません」

天草 「・・そうか?」

ウオミー「そうです」

天草 「・・私は頑張って誰かを愛せる人間になるさ」

ウオミー「・・・」

天草 「ふふ」

ウオミー「?」

天草 「・・なんだか修学旅行の夜みたいだな」

ウオミー「・・そうですね」
412 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/11/07(金) 22:54:02.80
天草 「ウオミーと修学旅行行ってる気分のまま、そろそろ寝るか」

ウオミー「シノッチ」

天草 「うん」

ウオミー「ガールズトーク、またしましょう。受験が終わったら」

天草 「うん、おやすみ」

ウオミー「はい」
 Pi

・・・

天草 「本当に・・・まさか私が、萩村と津田が付き合うためにこんなことをすることになるとはな・・」

天草 「・・・津田・・君が好きだった」

******
413 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/11/07(金) 22:54:46.04
****

 スズルームにて

アリア「おじゃましまーす」

萩村 「あ、お茶どうぞ」

アリア「うん、ありがとー」

萩村 「どうしたんですか?今日は一人で」

アリア「うん、この前はお守りありがとー」

萩村 「あ、いえ」

アリア「お守りをもらった日ね、気になったことがあったの」

萩村 「・・・なんです?」

アリア「・・・津田君と何があったの?」

萩村 「・・・何もありません」

アリア「うそ」

萩村 「・・先輩には関係のないことです」
414 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/11/07(金) 22:55:33.43
アリア「関係あるよ。スズちゃんが退院した次の日、私たちが言ったこと忘れた?」

萩村 「・・・」

アリア「シノちゃんだって、スズちゃんの津田君に対する気持ちを応援するって言ったよね?」

萩村 「・・・」

アリア「・・・どうしても津田君を許せない?」

萩村 「え?」

アリア「実はね、コトミちゃんから大体のことは聞いたの」

萩村 「・・・そうですか・・許せませんよ・・あんな変態」

アリア「うーん・・男の子はだいたいあんなものだよ?」

萩村 「だって!パンツを・・その・・とにかくダメです!!変態です!!しかも魚見さん泊まったらしいですし!!」
415 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/11/07(金) 22:56:17.51
アリア「・・じゃあ逆に聞くけど、津田君が●ナニーに使ったパンツがスズちゃんのだったらどう思う?」

萩村 「なっ!!変態、変態です!!」

アリア「・・でもちょっと嬉しいでしょ?」

萩村 「そんなことありません!!」

アリア「えー私は嬉しいけどなー?」

萩村 「先輩の基準で話を進めないでさい」

アリア「・・でもすずちゃん、本気でよく考えてほしいの」

萩村 「・・・何をですか」

アリア「もしもスズちゃんがこれから先津田君と付き合ったとして、そして結婚したとして」

萩村 「・・・」

アリア「スズちゃんのものを使って津田君が●ナニーするのと、それ以外のものを使って●ナニーするの、どっちがいい?」

萩村 「ど・・どっちも変態です!」

アリア「男の子は●ナニーするよ。普通に」

萩村 「・・・」

アリア「あ・女の子もするけどね!」

萩村 「それは今関係ないので触れないでください」
416 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/11/07(金) 22:57:09.44
アリア「答えづらいなら、声に出さないでいいよ。でも聞いて?」

萩村 「・・・」

アリア「魚見さんはね、どうやら津田君の家に泊まった時、こっそりパンツを置いてったみたいなの」

萩村 「・・・」

アリア「で、スズちゃんが来るタイミングを見計らって回収したの」

萩村 「・・・」

アリア「恋のライバルに見せつけたってことだよ?」

萩村 「私は・・別に・・そんな・・」

アリア「魚見さんが、スズちゃんのことライバルだって認識してるってことだよ。シノちゃんでなく、スズちゃんを!」

萩村 「・・でも・・あんなことする奴・・知りません・・」

アリア「・・・スズちゃん?」

萩村 「へ?」

アリア「えいっ」
 ぺち
417 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/11/07(金) 22:58:17.91
萩村 「あ・・」

アリア「本当はもっと強く平手打ちしたっていいんだよ?」

萩村 「・・・」

アリア「スズちゃんは子供だね」

萩村 「なっ!!」

 ぎゅうう
萩村 「?!!」

アリア「・・スズちゃんの気持ちが、純粋でまっすぐだから、津田君を諦めて応援してる人がいることを忘れないで?・・シノちゃんだけじゃないんだよ?・・私だって少しだけ津田君のこと気になってたんだからね?」

萩村 「・・え?!」

アリア「スズちゃんは頭のいい子なんだから分かってるんでしょ?・・津田君が大好きだからそんなに怒っちゃうんだよね?イライラして不安なんだよね?・・・その気持ちは自分の中に仕舞うんじゃなくて、相手にぶつけないとダメ。私やシノちゃんみたいに、モタモタしてると他の人に取られちゃうから」

萩村 「・・・先輩・・」
418 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/11/07(金) 22:59:08.69
萩村 「・・先輩の言いたいことは分かりました・・でももう少し考えてみます。」

アリア「うん、それがいいね。考えて、悩んで、後悔しない答えを見つけてね」

萩村 「・・・はい」

アリア「・・じゃあもう帰るね」

萩村 「・・試験明後日ですよね?・・すみません、こんな大事な時に」

アリア「大丈夫だよー二人がくれたお守りがあるから」

萩村 「・・本当、すみません」

アリア「じゃあ、本当に帰るね・・・あ」

萩村 「え?」

アリア「大事なこと言うの忘れてたわー」

萩村 「なんですか?」

アリア「津田君はまだ童貞だから安心してね」

萩村 「とっとと帰って勉強しろ」

アリア「バーイ」



萩村 (・・・・ほっ)
419 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/11/07(金) 23:00:12.34
****

タカトシルームにて

津田 「はぁ・・」

津田 「あれから・・萩村は敬語口調ではなくなったけど、必要最低限の会話しかしてくれないのは変わらない・・」

津田 「・・色々あって萩村とも仲良くなれたと思ったのに・・」

津田 「・・卒業まで一年以上もこの状態なのかな・・」

津田 「はぁ・・・寝よ」
 カチッ

津田 「・・・」

 ガチャ ガチャリ

津田 「?」

 ぎし・・ぎし・・ぎし・・

津田 「え?この感じ・・」

 ドサ

津田 「うわっ」

コトミ「さて、人生相談と行こうか。タカ兄」
430 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/11/08(土) 23:39:19.33
コトミ「あ・ちなみに私はタカ兄とは実の兄妹だからね」

津田 「しっとるわ」

コトミ「いや、さすがにこれ言っとかないとお話変わっちゃうからさー」

津田 「何言ってんの?」

コトミ「ま、いいや。それじゃどうぞ」

津田 「は?」

コトミ「だから、人生相談」

津田 「え?俺がお前にすんの?」

コトミ「そりゃそうだよ今困ってるのはタカ兄でしょ?それともタカ兄は下の毛が生える方法でも知ってるの?」

津田 「いやごめん、何言ってるか全然分からない」
431 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/11/08(土) 23:39:50.90
津田 「とりあえず俺の上から降りてくれるか」

コトミ「しょうがないなぁ・・」
 もぞもぞ

津田 「いや・・なんで布団入ってくんだよ」

コトミ「そりゃ今日はタカ兄と一緒に寝るからに決まってんじゃん」

津田 「いや、自分のベッド行け」

コトミ「はぁー・・素っ気ないなぁタカ兄は、これは実の妹孕ませendのチャンスだよ?」

津田 「いや人生endだろそれ」

コトミ「まぁ冗談は置いといてさ、ちょっと話そうよ?」

津田 「もう眠いんだよ」

コトミ「何言ってんの?これは重要なイベントだよ?」

津田 「いい加減にしろよ。大体お前に相談するくらいなら天草先輩とかに相談した方がまともな答え帰ってくるだろ」

コトミ「それは違うよ、タカ兄」

津田 「え?」
432 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/11/08(土) 23:40:29.06
コトミ「タカ兄と小中高と一緒で16年も一緒に生活してる私以上に、タカ兄のこと知ってる人間はいないよ」

津田 「まあそうだけど・・」

コトミ「性感帯とか、お気に入りのオカズとか、平均回数とか」

津田 「それはいらない情報です」

コトミ「でもさ、知らないこともあるんだよねー」

津田 「そりゃそうだろ」

コトミ「例えば、初恋の相手」

津田 「へ?」

コトミ「タカ兄ってさ、誰かを好きになったことある?」

津田 「え・・それは・・」

コトミ「思いつかない?」

津田 「うーん・・・」

コトミ「じゃあさ、今日はそこのところよく考えてよ。という訳でおやすみー」

津田 「えちょっとお前マジでここに寝るの?」

コトミ「えー、5年くらい前までは一緒に寝てたじゃん」

津田 「今はその5年後だろーが」

コトミ「ZZZ」

津田 「・・・ったく」
433 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/11/08(土) 23:40:58.00
***
タカトシルーム 2日目

コトミ「ハイこんばんわ。コトミ相談室のお時間です」

津田 「・・・はぁ」

**

コトミ「・・で昨日の言ったこと考えてみた?」

津田 「いや・・正直思いつかなかった」

コトミ「あーやっぱりね、タカ兄はさー基本的にみんな好きでしょ?」

津田 「うーん・・まあその感じが近いな」

コトミ「ホント、タカ兄は制作会社によっては何回殺されてるか分かんないよ。その辺ちゃんと自覚してよね」

津田 「は?」

コトミ「そうやって今までタカ兄と仲良くしてきた多くの女子は、タカ兄のこと好きだったのかもよ」

津田 「いやー・・それはないだろ」

コトミ「いやあるから」

津田 「なんでお前がそんなこと分かるんだよ」

コトミ「普通分かるよ。タカ兄が鈍すぎる」

津田 「・・そうか?」
434 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/11/08(土) 23:41:37.19
コトミ「はぁ・・・ホントどうしようもないねタカ兄は」

津田 「うーん・・・」

コトミ「例えばさ、私の初恋の相手、分かる?」

津田 「いや、分かるかよ、そんなの」

コトミ「タカ兄」

津田 「ん?」

コトミ「だから、私の初恋の相手は、タカ兄」

津田 「は?・・・冗談だろ?」

コトミ「ほーら、そんなことも分かってない」

津田 「え・・マジなの?」

コトミ「いや、マジですから」

津田 「・・・」

コトミ「ま・もう別にタカ兄と結ばれたいとは思ってないし、そもそも無理だし。昔のことだよ」

津田 「・・・」

コトミ「じゃあ今日は昔の私とのやり取りを思い出して、恋する乙女の言動を考えてみようか」

津田 「いや・・あの・・」

コトミ「ハイ、おやすみー」

津田 「・・・」
435 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/11/08(土) 23:42:05.78
**
 タカトシルーム 3日目

コトミ「さて、実の妹とのドキドキナイトも3日目となりましたー」

津田 「いや、言い方に悪意あるぞ」

コトミ「ハイハイ。で、昨日の宿題はやったかなー?」

津田 「・・一応考えたんだけど・・例えば将来結婚する約束したり、やたらくっついてきたりとかもそういう事だったのか・・?」

コトミ「うん、まぁそうかなーでも具体的な話は私にもダメージあるから言わなくていいよ」

津田 「あ、ああ」

コトミ「タカ兄はさ、昔から結構モテるから、女の子からアプローチされすぎてて、それに鈍くなってるんだよ」

津田 「・・・そうかなぁ・・」

コトミ「まあそれは置いておいて、今日はタカ兄の気持ちを探っていきたいと思います」

津田 「え・誰に説明してんの?」

コトミ「タカ兄は今までに好きになった人いないんだよねー?」

津田 「うー・・ん?」

コトミ「じゃあさ、“気になる”人はいる?」

津田 「気になる人?・・うーん・・・まあいい意味でも悪い意味でもいるけど」

コトミ「いい意味で」

津田 「まあ何かと接点の多い生徒会のメンバーとか、クラスメートでよく話す人とか、あ・あとウオミーお姉ちゃんとか」

コトミ「ふむ、正解」

津田 「え」

コトミ「いや、こっちの話」

津田 「?」
436 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/11/08(土) 23:42:42.94
コトミ「じゃあさ、今日はその人たちの今までの言動をよく思い出して、それがタカ兄に対する好意なのかどうか、よく考えてみようか」

津田 「ん?・・うん」

コトミ「じゃあ私は寝るねー」

津田 「・・て言うか別に寝ない?・・昨日の話を聞いてからさすがにお前と一緒に寝るのはマズイかなーって・・」

コトミ「いやー別にもうタカ兄のこと狙ってないから大丈夫だよ」

津田 「・・」

コトミ「て言うか、女の戦い目の当たりにしちゃったからさー・・あの中に入って戦うのはご免だよー」

津田 「え?女の戦い?」

コトミ「正直狙ってないけど、普通に兄として好きだから、このポジションはおいしいんだよねー・・保健体育の勉強になるし」

津田 「最後のはマジでやめて」
437 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/11/08(土) 23:43:16.58
**
 タカトシルーム 4日目

津田 「コトミ」

コトミ「んー?」

津田 「昨日のこと考えたんだけど正直分かんないよ。どれもそうな気もするし、どれも違う気もする」

コトミ「うん、それでいんじゃない?」

津田 「そうなのか?」

コトミ「だって、タカ兄が気になる人の事、ちゃんと恋愛視点で考えたでしょ?」

津田 「まぁ・・」

コトミ「それって大事なことだよ。タカ兄は今までしなかったけど」

津田 「まさかコトミに説教される日が来るとは・・・」

コトミ「じゃあ今日は、タカ兄がこれからどうすればいいか考えようか」

津田 「え?どうすればって?」

コトミ「あれ?だって今問題を抱えてるでしょ?そのための人生相談でしょ?」

津田 「いや、まあそうなんだけど・・それとこれとは関係ないだろ?」

コトミ「はああああああああああ?」

津田 「うわっ!!」
438 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/11/08(土) 23:44:03.53
コトミ「ホント、タカ兄犬なのバカなの死ぬの?」

津田 「いやあの」

コトミ「そんなんだから知らない間に人を傷つけるんだよ?」

津田 「え?・・そうなの?」

コトミ「もう私のキャラどんだけ壊せば気が済むのかなぁタカ兄は」

津田 「・・・」

コトミ「とりあえず、タカ兄はどうしたいの?」

津田 「・・今は萩村と仲直りしたいな」

コトミ「でしょ?!」

津田 「はい」

コトミ「スズ先輩だって女の子なんだから、きっとそれ相応の対応してほしいと思ってるよ。タカ兄がスズ先輩のこと気になってるなら猶更だよ」

津田 「はあ・・」

コトミ「仲直りしたいと思うなら、その人の事をもっと深く考えないと」

津田 「確かにそうだな・・」

コトミ「という訳でもう寝る!」

津田 (あ・俺の布団で寝るのは変わらないんだ)
439 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/11/08(土) 23:44:32.65
津田 (“萩村のこと考える”か・・)
 (俺にとって萩村は・・)
   (クラスメートで、同じ生徒会役員で・・)
   (同じツッコミ役で・・)
   (時々勉強教えてくれて・・)
   (時々一緒に遊んで・・)
   (それがある日突然病気になって・・)
   (もう会えなくなるかもしれないってなって・・)
   (悲しくて・・)
   (でも奇跡的に回復して・・)
   (すごくうれしくて・・)
   (もう居なくなってほしくない・・)
   (できることならもっと仲良くなりたい・・)
   (時々見せる笑顔がかわいい・・)

   (あれ・・?)

   (俺、萩村のこと・・)
440 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/11/08(土) 23:45:05.46
津田 「おはよう、萩村」

萩村 「・・・おはよ」

津田 「七条先輩から、第一志望の私立の試験終わったってメール来た?」

萩村 「・・うん」

津田 「いい結果だといいよな。でもきっと先輩たちなら大丈夫かな。終わったらお疲れ様会開かないといけないよな。俺たちもあれだけお世話になったし。」

萩村 「・・・う、うん。そうね」


****

柳本 「タカトシー、この問題わかんないんだけど」

津田 「あーこれはこの公式使うんだよ。問題集の例題でいいやつあったから今度コピーして来てやるよ」

柳本 「マジで?サンキュー!」

ムツミ「あー私の分もお願い」

津田 「オッケー。今度の定期テストの前にみんなで勉強会しない?」


萩村 「・・・」


****

津田 「・・という訳で今年度の予算収支報告会議を終わります。来年度は部に昇格する同好会が2つあり、今年度に比べて全体の予算が増加することが見込まれます。これに関しては次回の定期会議までに担当の教員に報告し出来うる限りすべての部・同好会が十分に活動できる予算組を目指していきたいと思います」

萩村 「・・・」


津田 「あ、萩村」

萩村 「な・・なに?」

津田 「さっきの会議の資料、直前に間違い見つけて直してくれてありがとう。ホント助かったよ」

萩村 「・・・・・うん、仕事だもの」
441 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/11/08(土) 23:45:38.60
コトミ「ふぅ・・じゃあ私は終わったので先帰ります!」

萩村 「うん」

津田 「夕食頼む」

コトミ「オッケー!タカ兄もうまくやるんだよー!」

津田 「なにがじゃ」

 ガラガラー

萩村 「・・・」

津田 「・・・」

萩村 「・・津田」

津田 「ん?」

萩村 「・・最近、またちゃんと生徒会長してるわね」

津田 「そう?」

萩村 「・・まあ、それなりにね」

津田 「・・・俺さ」

萩村 「・・・」

津田 「・・・この間のことで、萩村のこと怒らせちゃって・・正直どう謝っていいのか分からないけど、でもできることなら・・萩村と仲直りしたいから」

萩村 「・・・」

津田 「・・・だから、精一杯萩村と約束したことやるよ。だから・・・よかったらいつか許してくれない?」

萩村 「・・・・・・考えとく」

津田 「うん・・ありがとう。萩村」
442 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/11/08(土) 23:46:27.00

2月13日 放課後
津田 「はー今日も疲れた・・」

津田 「今日はコトミも萩村も先帰っちゃったな・・」

津田 「確か今日はコトミ用事あるとかで帰り遅くなるから、夕食は俺が作らなきゃだ・・」

津田 「・・・」

津田 「・・俺、精一杯やれてるかな・・?」

津田 「・・俺が今できることは・・病室で萩村と約束したように精一杯頑張ることだよな」

津田 「・・そしてコトミに言われたように、萩村のことをもっと考える・・」

津田 「・・萩村がどうしてほしいか、どうしてほしくないかを・・」

津田 「・・・」

津田 「・・ふう・・腹減った・・何作ろうかな・・」

 ガチャ

ウオミー「おかえり、タカ君」
443 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/11/08(土) 23:46:53.78
津田 「お姉ちゃん・・・今日はどうしたんですか?」

ウオミー「きちゃった」

津田 「て・・あれ・・どうやって入ったんですか?」

ウオミー「タカ君のお母さんに合鍵もらってますので」

津田 「左様ですか」

ウオミー「・・今日は一日早いですがバレンタインのチョコを持ってきました」

津田 「あ・あーそんな時期ですね」

ウオミー「バレンタインを忘れるなんて、タカ君らしいですね」

津田 「?・・ところでなんで14日じゃなく、今日来たんですか?」

ウオミー「いえ、何となく。私のカンです」

津田 「?」
444 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/11/08(土) 23:48:38.11
ウオミー「さて、タカ君ここに二つのチョコがあります」

津田 「はい?」

ウオミー「タカ君にはどちらか一つをあげようと思います」

津田 「はあ・・」

ウオミー「どちらも既製品です・・ちょっと残念ですか?」

津田 「いえ、この時期に受験生にチョコ作らせるほうが心が痛いですよ」

ウオミー「ありがとう、タカ君。受験終わったら色々作ってあげるからね」

津田 「いえ・・それより今までコトミともども色々お世話になったので、こちらがお礼をすべきだと思います」

ウオミー「ふふ・・じゃあ色々貰いますよ?タカ君のもの・・」

津田 「・・なんか怖いんですが」

ウオミー「怖くないですよ・・うふふ」
445 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/11/08(土) 23:49:07.43
ウオミー「さて、本題です。どちらかを選んでください」

津田 「これと・・これですか?」

ウオミー「はい、有名店の1200円の生チョコと、スーパーで売ってる88円の板チョコです」

津田 「これは・・・何かあるんですね?」

ウオミー「ふふ・・さすがタカ君です」

津田 「普通に選ぶなら生チョコです・・でもこの板チョコには何か仕掛けがあるとしか思えません」

ウオミー「ええ、その通りです。内容は聞かずに選んでみます?」

津田 「・・ええそうします」

ウオミー「あら・・意外と度胸ありますね・・素敵ですよ」

津田 「・・・生チョコにします!」

ウオミー「・・やっぱりチキンですね、タカ君は」

津田 「・・いやだって怖すぎます」

ウオミー「ぶー・・じゃあ板チョコ選んだ時のプレイ内容は秘密です」

津田 「今明らかにプレイって言ったよね?!」
446 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/11/08(土) 23:49:52.14
ウオミー「・・では今日は帰ります」

津田 「ご飯食べていきませんか?今日は俺が作ります」

ウオミー「・・やめておきます。ご飯を食べたら、今日も泊まりたくなります」

津田 「・・・」

ウオミー「ちょっとした自分ルールを決めたんです」

津田 「?」

ウオミー「タカ君が板チョコを選んだら、今日は泊まるつもりでした」

津田 「え」

ウオミー「帰って大人しく勉強をします・・・今日は」

津田 「・・はい」

ウオミー「この間の約束、覚えていますか?」

津田 「英陵の卒業式の後、一緒に遊ぶって話ですか?」

ウオミー「うん・・いつがいいですか?」

津田 「実は3月の2~5日が定期試験です」

ウオミー「・・じゃあ6日の土曜はどうですか?」

津田 「・・・分かりました」

ウオミー「約束です」

津田 「はい」
447 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/11/08(土) 23:50:23.95
ウオミー「・・桜才の卒業式が終わったら、桜才の生徒会のみなさん、それにコトミちゃんも含めて、みんなで遊びましょう」

津田 「そうですね」

ウオミー「だから6日は私がタカ君を独占します」

津田 「はは・・」

ウオミー「では、本当に帰ります。コトミちゃんによろしくです」

津田 「はい」

 ガチャ

津田 「・・・板チョコ選んだら何をされてたんだろう・・・」

***

コトミ「ただいまー!タカ兄」

津田 「おかえり、コトミ。夕飯できてるぞ」

コトミ「うん・・・あれ・・お姉ちゃん来た?」

津田 「え・・来たけど何で分かるんだ?」

コトミ「お姉ちゃんのにおいがする」

津田 「犬か」
448 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/11/08(土) 23:50:52.75
***

コトミ「・・・で生チョコを選んだと」

津田 「ああ・・なんか怖すぎるだろ。板チョコ」

コトミ「うん・・まあ正解かな」

津田 「なんだよそれ」

コトミ「ああ、それと今日七条先輩に会ったんだけど、今年は七条先輩と天草先輩はタカ兄にチョコはくれないって」

津田 「え??まぁ・・受験生だし別にいいよ・・て言うかいちいち報告することか?」

コトミ「うん・・だってつまり今年は私が食べるチョコが減るから、タカ兄頑張ってクラスメートとか後輩からチョコ貰ってきて!!」

津田 「もらう前提ですか・・まあ正直俺一人じゃ食べきれないけど」

コトミ「・・・タカ兄、そのセリフ、クラスの友達の前で絶対言っちゃだめだよ」

津田 「え?」
449 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/11/08(土) 23:51:21.12

2月14日

ムツミ「タカトシ君!チョコあげるね!!」
津田 「おーありがとう三葉。今年も手作りかー」
ムツミ「うんだって・・やっぱり好きなんだもん・・お菓子作り!」

ネネ 「津田君、チョコあげるね」
津田 「あ、ありがとう轟」
ネネ 「形状にはこだわったよ!」
津田 「・・・」

津田 「ん・・下駄箱にチョコ入ってる・・」
津田 「古風だな・・」

横島 「津田、チョコだ」
津田 「あ、ありがとうございます横島先生」
横島 「気にするな、私とお前の仲じゃないか。ところで食べた後どれくらい元気になったか感想聞かせてくれ」
津田 「何いれとるんじゃコラ」

後輩女生徒たち「あ・・生徒会長さん・・これチョコです!よかったら食べてください!!」
津田 「あ・・ありがとう」
後背女生徒たち「きゃー渡しちゃったー」
津田 「あ・・行っちゃった・・名前わかんないな・・」

柳本 「おいタカトシ」
津田 「ん?」
柳本 「殺すぞ」
津田 「え?」

スズ 「・・・ふん」
450 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/11/08(土) 23:52:04.65
 放課後

萩村 「じゃあ私は帰るわ。お疲れ様」

コトミ「お疲れ様です、スズ先輩!」

津田 「お疲れ」

 ガラガラー

コトミ「・・・タカ兄」

津田 「ん?」

コトミ「いっぱい貰った?私のおやつ」

津田 「お前のおやつは貰ってないぞ」

コトミ「・・で、スズ先輩からは貰った?」

津田 「・・いや」

コトミ「ふーん・・残念?」

津田 「・・あんなことがあったから・・しょうがないよ」

コトミ「ふーん・・まあいいや。私も先帰るよ」

津田 「ああ。お疲れ」
 ガラガラー

***
451 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/11/08(土) 23:53:17.03
コトミ「ごちそうさまー」

津田 「ごちそう様。コトミ・・料理だいぶましにマシになってきたな」

コトミ「そりゃあほぼ毎日やってるし・・でもマシって感じかぁ」

津田 「いやだってお姉ちゃんの料理と比べると」

コトミ「お姉ちゃんの料理には私には入れられないスパイスが入ってるから敵わないよ」

津田 「?」

コトミ「ところで、デザート食べようよ」

津田 「デザート?」

コトミ「チョコ」

津田 「お前・・・」
452 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/11/08(土) 23:53:47.96
津田 「これで全部かな」

コトミ「すごい数だねーさすがフラグ乱立男!」

津田 「やめてそのあだ名」

コトミ「お姉ちゃんのと、ムツミ先輩、ネネ先輩、横島先生・・これは?」

津田 「なんか下駄箱に入ってた」

コトミ「ふーん・・ギャルゲーっぽいね」

津田 「もうちょっと言葉を選べ」

コトミ「これらは?」

津田 「なんかよく知らない後輩の人たちから」

コトミ「・・タカ兄、なんか変なフェロモンでも出してるんじゃないの?」

津田 「俺は昆虫か」
453 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/11/08(土) 23:54:13.13
コトミ「で、私はどれ食べていい?」

津田 「とりあえず、横島先生のと、轟のはやる。て言うか轟のは見たくない」

コトミ「?」

津田 「三葉のも一個やるよ。三葉ああ見えて結構お菓子作りうまいからたぶん今年のもうまいぞ」

コトミ「・・うん、何ていうかタカ兄はかなりひどい人間だね」

津田 「え?」

コトミ「他のも一応全部開けてみようよー」

津田 「いいけど、全部食うなよ。鼻血出るぞ」

コトミ「とりあえず一個ずつ食べてみたい!」

津田 「分かったよ」

***
454 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/11/08(土) 23:54:41.81
コトミ「で、タカ兄はどれが一番好き?」

津田 「うーん・・お姉ちゃんの高級チョコはさすがだな」

コトミ「うん、残りは全部貰うね」

津田 「太るぞ」

コトミ「他には?」

津田 「正直、個人的に一番好きなのはこの中にグミ入ってるやつかな」

コトミ「誰の?」

津田 「いや、これ下駄箱に入ってたやつなんだよ。だからお返しもできないんだよな・・」

コトミ「ふーん」

コトミ「ちなみに私はネネ先輩の極太」

津田 「口に出さないで」

津田 「それと、横島先生のは一日一個までだ。それも家で、週末の夜だけにしろ。間違っても学校行く前とかに食うんじゃないぞ。あとこれ食った日は俺の部屋に入って来るな」
455 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/11/08(土) 23:55:15.04
津田 「さて、先輩たちの国立の試験もあと十日だな・・」

津田 「定期試験も近いし、コトミもそろそろ勉強しろよ」

コトミ「えー」

津田 「生徒会役員として恥のない点数を」

コトミ「タカ兄だって前補修だったじゃん」

津田 「まあな。でももう二度と取らないように頑張ってるから」

コトミ「じゃあさーまた勉強会しようよ、スズ先輩呼んで」

津田 「え・・・うーん」

コトミ「かわいい妹のためでしょ」

津田 「・・萩村がいいって言ったらな」

コトミ「いえっさー!」
 Pi pi pi
コトミ「もしもし、スズせんぱーい?」
萩村 『どうしたの、こんな時間に』
コトミ「もうすぐ定期試験じゃないです」
萩村 『そうね・・ちゃんと勉強してる?』
コトミ「それが結構ピンチなんですよー」
萩村 『もう、コツコツ毎日やらないからよ』
コトミ「今度の日曜、教えてもらえませんかー?」
萩村 『・・・しょうがないわね』
コトミ「やったーありがとうです!じゃあ家でやります?」
萩村 『そうね・・じゃあ朝10時くらいに行くわ』
コトミ「サンキューです!待ってます!」
 Pi

コトミ「よしOK!!」

津田 「その行動力少し分けてくれ」
462 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/11/10(月) 00:21:49.97
 日曜日

ピンポーン
コトミ「はーい!」
 ガチャ

コトミ「スズ先輩!」

萩村 「・・・お邪魔します」

***

コトミ「お茶入れますねー!」

萩村 「・・ありがとう」

萩村 「・・・」

コトミ「・・にしてもタカ兄も酷いですよね!せっかくスズ先輩が来るって言うのに!」

萩村 「・・別にいいのよ。先に約束してったって聞いてるし」

コトミ「でもまさかタカ兄が勉強教える側になるとは・・」

萩村 「・・アンタも兄を見習って勉強しなさいよ。生徒会役員として恥じない点数を取りなさい」

コトミ「ニシシシ・・」

萩村 「?」

コトミ「スズ先輩、タカ兄とおんなじこと言ってますよー。それになんだかんだ言ってやっぱりタカ兄のこと信頼してるんですねー」

萩村 「な・・何バカなこと言ってるの、あんな変態男」

コトミ「スズ先輩はツンデレですなー」

萩村 「よーし、今日は厳しくいくぞー」

コトミ「げっ・・しまった」
463 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/11/10(月) 00:22:26.39
コトミ「はー・・・終わったー!」

萩村 「アンタ英語苦手ね。文法のチェックは毎日やりなさい」

コトミ「はーい」

萩村 「津田にチェックさせるわよ」

コトミ「うう・・」

萩村 「やっぱりサボる気だったな」

コトミ「でもスズ先輩、本当に教えるの上手ですよねー。正直先生より分かりやすい」

萩村 「一対一で教えてるからよ。学校の授業は先生もみんなに教えなきゃいけないから、どうしても生徒一人ひとりの理解度に合わせた授業ができないのよ」

コトミ「なるほどー・・・でもスズ先輩が毎日来て教えてくれたら私の成績も上がるかもしれないのになー」

萩村 「毎日なんて無理よ」

コトミ「・・タカ兄と毎日一緒にいられますよ?」

萩村 「・・・別に、そんなのどうでもいいわ」

***

コトミ「そういえば例のアレ・・タカ兄気づいてないかもですよ。私から言います?」

萩村 「絶対言わないで。気づかないなら別にいいから。あいつがそういう奴だったって事だから」

コトミ「・・・はい・・スズ先輩も強情だなー」
464 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/11/10(月) 00:23:23.50
 定期試験当日

津田 「おはよう、萩村」

萩村 「おはよう」

津田 「コトミの勉強見てくれてありがとな」

萩村 「・・あの子に頼まれたから手伝っただけよ」

津田 「うん、ありがとう」

萩村 「・・そういうアンタは大丈夫なんでしょうね。なんだかんだ今まではテスト前はアンタの勉強見てたけど今回は全くだからちょっと不安だわ」

津田 「うん、今回逆にみんなの勉強見て、萩村が今まで勉強見てくれたこと改めて感謝したよ。俺なりに精一杯頑張ったからひどい点数は取らないと思う」

萩村 「・・・まあ結果が出ればわかることだわ」

津田 「そうだね」


*******

そしてあっという間にテスト期間終了

津田 「ふー・・終わったー!」

萩村 「・・・どうだった?」

津田 「うん、大丈夫かな」

萩村 「ふーん」
465 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/11/10(月) 00:23:55.29
津田 「あ、そういえば七条先輩からメール来た?」

萩村 「うん。今日七条家での夕ご飯のお誘いでしょ」

津田 「そうそう。先輩たちも試験終わって、久々だから行こうと思うんだけど、萩村も行くよね」

萩村 「ええ、行くわ」

津田 「よかった。じゃあ6時に七条家だったよね?」

萩村 「ええ、遅れないようにね」

津田 「うん」

***

アリア「二人ともいらっしゃーい!」

津田・萩村「お久しぶりです」

アリア「どうぞ上がって。シノちゃんはもう来てるわよー」

津田・萩村「はい」
466 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/11/10(月) 00:24:28.95
天草 「二人とも、なんだか久しぶりだな」

津田 「そうですねー」

萩村 「先輩たちも試験お疲れ様です」

天草 「ああ、私は国立だから発表まだだが、アリアはもう結果が出たそうだ」

津田 「え!・・・どうでしたか・・?」

アリア「うん、合格したよー」

津田・萩村「おめでとうございます!」
 ワーパチパチパチパチ
アリア「ありがとー!!」

出島 「・・・」

津田 「いや普通の拍手ですから出てこなくていいですよ」

出島 「久々に皆さんが集まって4Pかと思ったのに・・・残念です」
467 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/11/10(月) 00:25:16.64
萩村 「天草先輩の発表はいつなんですか?」

天草 「10日だ」

津田 「卒業式の前ですね」

天草 「うむ・・正直緊張する」

津田 (さすがの天草先輩でも入試の結果発表は緊張するんだな・・)

天草 「緊張するが・・誰にも見られていないので興奮はしない。残念ながら」

津田 「うん、受験は自分との戦いだよね」

アリア「津田君、楽しい猥談はそれくらいにして、ご飯食べましょうー」

津田 「なんか俺がふったみたくなってるけど大丈夫?」

アリア「続きは食欲満たしながら性欲も満たしましょう」

萩村 「食事中に性欲満たすなー!」

***

萩村 「ふふっ」

津田 「どしたの?」

萩村 「なんか懐かしい。この感じ」

津田 「はは、そうだなー今はボケがコトミだけだから比較的楽だし」

萩村 「そうね次に入ってくる役員がボケでないことを祈るわ」

津田 「そうだな、ハハハ」
468 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/11/10(月) 00:26:04.15
天草 (アリア・・)

アリア(・・うん)

天草 (なんかいい雰囲気じゃないか?)

アリア(うん、仲直りしたのかなー?)

天草 (しかしコトミの話だと、津田は気づいていないらしい)

アリア(えー・・でもあれじゃあ普通は気づかないわよねー)

天草 (ああ、萩村にも困ったものだ)

アリア(この二人、周りのサポートがないと一生くっつかないよねー)

天草 (まったくだ)


萩村 「ん?どうしました、先輩?」

天草 「いや、萩村はエロさが足りないという話をしていた」

萩村 「何話してくれんてんじゃコラ」
469 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/11/10(月) 00:26:34.44
一同 「ご馳走様でしたー!!」

出島 「お粗末様です」

天草 「なあ、皆」

津田 「はい」
萩村 「なんです?」
アリア「どうしたのシノちゃん?」

天草 「卒業式が終わったら、みんなで改めてパーティーしないか?」

津田 「いいですね」

天草 「次はコトミも・・ウオミーも呼んで」

萩村 「・・・そうですね」

アリア「じゃあ、家でまたやろうよ」

天草 「いいのか?」

アリア「うん、うちは大歓迎よ」

天草 「じゃあお言葉に甘えさせてもらおうかな」

津田 「じゃあ先輩たちの卒業パーティーですね」

天草 「いや、私が生徒会長だった2年間お世話になった皆で一緒にいたいんだ。これから先は集まるのもなかなか難しくなるかもしれんからな」

アリア「そうだね・・」
470 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/11/10(月) 00:27:03.53
アリア「じゃあさ、シノちゃん。今日は家に泊まってパーティーの企画しましょう!」

天草 「いきなり泊まって大丈夫か?」

アリア「大丈夫だよー他にもいろいろ話したいし」

天草 「じゃあお言葉に甘えるよ」

萩村 「・・じゃあ私は帰りますね。卒業式で会いましょう」

天草 「うん」
アリア「そうだねー」

津田 「じゃあ俺も帰ります。おやすみなさい」

***

津田 「先輩たち楽しそうだったなー」

萩村 「そうね。試験終わって、今は時間あるからね」

津田 「うん」
471 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/11/10(月) 00:27:34.70
萩村 「送ってくれてありがとう」

津田 「うん・・・・萩村」

萩村 「え?」

津田 「俺、萩村に言っておくことがある」

萩村 「え・・何よ、改まって」

津田 「・・土曜日、魚見お姉ちゃんと出かける」

萩村 「!・・・そ、それがどうかしたの?私には関係ないわ」

津田 「・・そうかもしれない。だけどこの前のことあるし、今回はちゃんと言っておこうかと思って」

萩村 「な、何で私に言うのよ。勝手に魚見さんとデートしてくればいいじゃない」

津田 「そうかもしれない。でも、萩村にはちゃんと言っておきたいんだ、今回は」

萩村 「・・・」

津田 「変なことはしないから」

萩村 「な、何よ変なことって・・変態」

津田 「だから、そういう事。・・・俺、萩村に誤解されるの、嫌だから」

萩村 「・・・」

津田 「・・じゃあ俺帰るね。また、月曜日学校で」

萩村 「・・うん」
476 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/11/10(月) 23:59:41.79
 土曜日 朝

津田 「ZZ・・・」

ウオミー「おはようございます、タカ君」

津田 「うーん・・」

 耳元ボイス
ウオミー「タ・カ・君♡」

津田 「ん・・・うわっ!!」

ウオミー「おはようございます」

津田 「あ・・え・・?お姉ちゃん・・?」

ウオミー「夢精しましたか?」

津田 「え・・いや・・状況が呑み込めないです」

ウオミー「今日はデートの日です」

津田 「あ・・はい」

ウオミー「だから来ちゃった☆」

津田 「・・・」

ウオミー「朝立ちを見てもいいですか?」

津田 「ダメに決まってます」
477 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/11/11(火) 00:00:17.35
ウオミー「ふふ・・朝ご飯できてるのでみんなで一緒に食べましょう」

津田 「あ・・すいません」

***

ウオミー「という訳で今日は一日タカ君を借りていきます」

コトミ「は、ハイ」

ウオミー「もしかしたら二日かもしれませんが」

津田 「ぶっ」

コトミ「タカ兄、頑張ってね」

津田 「あ、ああ」

ウオミー「ふふ」

***

津田 「で、今日はどこに行くんですか?お姉ちゃんに任せていいって言うんで俺は何も考えてないんですが」

ウオミー「ふふ・・素晴らしいところです」

津田 「?」

ウオミー「着くまでのお楽しみです」
478 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/11/11(火) 00:00:55.20
ウオミー「ここです」

津田 「え・・ここって結婚式場?」

ウオミー「ええ、私の親戚(あね)とタカ君の親戚(お兄さん)が結婚した式場です」

津田 「なんでここに?」

ウオミー「ブライダルフェアってご存知ですか?」

津田 「えと・・よく知りません」

ウオミー「無料で式場の見学や模擬教会式、模擬披露宴などを体験できるカップル向けのイベントです」

津田 「カップル・・」

ウオミー「ええ、しかも式で実際に出る料理なども無料で試食できます」

津田 「・・でも、そんな式場全部使ってやるイベントでしかも無料なんてすごく混んでるんじゃないですか?」

ウオミー「ええ、だからタカ君と約束したあの日から予約していました」

津田 「受験中なのにすごいですね・・」

ウオミー「ふふ・・それとこれとは別です」
479 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/11/11(火) 00:01:33.55
ウオミー「私たちは午前の部です」

津田 「午前の部?」

ウオミー「ええ、午前5組、午後5組のイベントなんです」

津田 「なるほど」

ウオミー「だからタカ君が寝坊しないように朝起こしに行きました」

津田 「あ・・ありがとうございます」

ウオミー「・・今日はカップルらしく手をつなぎます///」
 ぎゅっ

津田 「あ・・///」

ウオミー「まずはコーディネーターの方との相談会です。分かっていると思いますがカップルとして応募したので話を合わせてくださいね」

津田 「あ・・はい///」

コーディネーター「こんにちは」

ウオミー「こんにちわん」

津田 「・・・」


213
コーディネーター「・・ではお二人はこの式場で親戚同士がご結婚されたことで知り合ったんですね」

ウオミー「はい!」
 ぎゅっ
津田 「は、はいそうです」

コーディネーター「お二人の挙式の際もぜひうちをご利用なさってくださいね!」

ウオミー「はい、今日は下見のつもりです。ね?」

津田 「あ・・うん、そうだね」

ウオミー「ふふ♡」

コーディネーター「では次は会場の見学とドレスの試着です。奥の部屋に進んでお待ちくださいね」

ウオミー「はい」

***

ウオミー「タカ君・・似合う?」

津田 「あ・・・」

ウオミー「どうしたの?」

津田 「・・いや・・綺麗だなって思って」

ウオミー「うふふ♡タカ君のタキシードもステキだよ」

津田 「あ・・ありがとう」
480 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/11/11(火) 00:02:01.78
コーディネーター「次は模擬挙式です」

津田 「えと・・俺、結婚式のマナーとか分からないんですけど・・教会のルールとか」

ウオミー「私も分からないけど、係の人の言うとおりにしてればいいんだよ」

津田 「え・・そうなんですか?」

ウオミー「ほら、私たちの番だよ」

津田 「あ・・うん」

***

神父 「・・・・誓いますか?」

ウオミー「・・誓います」

津田 「え・・・ち・・誓います」

神父 「では、誓いのキスを」

津田 「え!」
ウオミー「♡」

神父 「するふりで結構ですよ。本日は」

津田 「・・っほ」
ウオミー「ぶー」
481 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/11/11(火) 00:02:39.56
コーディネーター「では最後に模擬披露宴とお料理試食会です」

ウオミー「はい」
津田 「はい」

ウオミー「ふふ・・なんだかこうやってここで料理を食べるのは変な気分だね」

津田 「はい・・前は・・あの辺の席でしたね。コトミもいましたし」

ウオミー「あの日、私たちは親戚な関係になったんだよね」

津田 「そうですね。会場で会ったときはびっくりしました」

ウオミー「うん・・あの日から私はタカ君とコトミちゃんのお姉さんになったの」

津田 「そうですね。正直最初はそう呼ぶの恥ずかしかったけど、なんだか慣れちゃってそれが普通になりました」

ウオミー「・・・タカ君」

津田 「はい?」

ウオミー「私は最初、別の学校の生徒会役員同士で、次にタカ君のお姉ちゃんになって・・・その次に私は・・タカ君の何になれるかな・・?」

津田 「・・・今は、お姉ちゃんです。一時期元気をなくしてたコトミが元通りになったのも魚見さんがお姉ちゃんになってくれたおかげです」

ウオミー「・・タカ君、話をそらしましたね」

津田 「・・・」

ウオミー「・・でも、前とは違うね」
482 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/11/11(火) 00:03:16.20
ウオミー「その逸らし方は、フラグクラッシャータカトシのそれではないです」

津田 「・・・」

ウオミー「・・私の言いたいこと分かっていて逸らした・・そんな感じです」

津田 「・・実はコトミに言われて気づいたことがあるんです」

ウオミー「うん」

津田 「気になる人の事はちゃんと見ろって」

ウオミー「まあ」

津田 「それが女の子なら・・ちゃんと恋愛視点で見ろって」

ウオミー「・・私のことは?」

津田 「だから、よく考えてるんです・・気になる人の一人なので」

ウオミー「・・・タカ君・・・」

*****

コーディネーター「本日はありがとうございました。最後にこちらのアンケートにお答えください」

ウオミー「はい♪」

津田 「はい」

**

コーディネーター「ありがとうございました!挙式の際はぜひお声かけくださいね」

ウオミー「♪」
483 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/11/11(火) 00:03:44.08
ウオミー「・・・3時です」

津田 「ええ」

ウオミー「おやつが食べたいな、タカ君」

津田 「え・・入ります?」

ウオミー「別腹です」

津田 「はあ」

***

ウオミー「このビルの2階に話題のハワイアンスイーツのお店が入っています」

津田 「うん、行きましょう」

ウオミー「うん♪」

***

ウオミー「この、ココナツソースのパンケーキおいしいよ」

津田 「うん、正直さっきはお腹いっぱいだったけどいい匂いがするので・・」

ウオミー「食べたいですか?」

津田 「えと・・」

ウオミー「あーん」

津田 「・・・」
 あーん
484 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/11/11(火) 00:04:23.91
ウオミー「パンケーキ代出してくれてありがとうございます」

津田 「いや、今日のプラン全部お姉ちゃんがしてくれたので、こんなのたいしたことないですよ」

ウオミー「そうですか?」

津田 「はい」

ウオミー「では、もう一つわがままを聞いてくれますか?」

津田 「なんですか?」

ウオミー「・・・もう夕方です」

津田 「そうですね」

ウオミー「あの観覧車に乗りたいです」

津田 「あ、いいですけど、あれって遊園地に入らなきゃいけないんじゃないですか?」

ウオミー「いえ、あそこは入園はフリーです」

津田 「そうなんですね」

ウオミー「ええ、リサーチ済みです」
486 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/11/11(火) 00:04:57.15
津田 「すごい並んでますね(カップルばかり)」

ウオミー「ええ、嫌ですか?」

津田 「いえ、大丈夫ですよ」

ウオミー「よかった」

津田 「あれ・・なんで列が二つあるんですか?」

ウオミー「実はこの観覧者、2つだけスケルトン仕様です」

津田 「じゃあこっちの列はそのスケルトン仕様の方専用なんですね」

ウオミー「ええ、皆スケスケがお好みです」

津田 「おおっと油断してたぜ」

ウオミー「・・中でイチャイチャするのも外に丸見えです」

津田 「・・・でどっちに乗るんです?」

ウオミー「もちろんスケスケです」

津田 「やはり」
487 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/11/11(火) 00:05:33.39
係員 「お待たせしましたーお次の方どうぞー」

ウオミー「ハイ。やっと私たちの番ですね」

津田 「そうですね。結構長いんですねこれ」

ウオミー「ええ、20分近く空中です」

津田 「じゃあ乗りましょうか」

ウオミー「はい」

・・・

ウオミー「タカ君」

津田 「はい?」

ウオミー「もう少しこの位置で向き合ってタカ君の顔を見ていたいけど、今から大事な話をするので、タカ君の隣に行きます」

津田 「え・・?」
 すっ
ウオミー「・・見てください」

津田 「?」

ウオミー「街の明かりです」

津田 「・・綺麗ですね」

ウオミー「・・そうですね」

津田 「・・・」

ウオミー「・・タカ君、私を見てください」

津田 「・・はい」

ウオミー「タカ君・・」

***********
488 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/11/11(火) 00:06:01.33
月曜日 朝

柳本 「タカトシ」

津田 「んー?」

柳本 「試験結果張り出されたみたいだから行こうぜ」

津田 「あ、うん」



『3学期定期考査成績』

1.萩村スズ    694
2.津田タカトシ  685
3.****    660
4.****    649
   ・
   ・
   ・


柳本 「・・タカトシ・・お前すげーな・・」

津田 「いや・・俺もびっくりだ・・」

柳本 「・・俺も過去最高点だ・・一応」

津田 「・・ああ・・そいつは良かった」


スズ 「・・・」
489 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/11/11(火) 00:06:45.27
卒業式前日 放課後 生徒会室

ガラガラー
津田 「ごめん遅れたー」

萩村 「遅い」

コトミ「遅いよタカ兄ー!」

津田 「コメンゴメンちょっと野暮用があって」

コトミ「あーさてはホワイトデーのお返しですな。私にはないの?」

津田 「なんで俺がもらったもの強奪する奴にさらに与えなきゃならんのだ」

コトミ「えーいいじゃーん!」

萩村 「・・・津田、それより明日の段取りのチェックよ」

津田 「うんそうだな・・まずは・・」

***

津田 「・・こんな感じかな?」

コトミ「うわー・・私もついに喋る場面が・・」

萩村 「そうね、コトミはこれが初めてよね、緊張するかもしれないけど頑張りなさい」

コトミ「はい!緊張を快感に変えて頑張ります!」

萩村 「・・・」

津田 「萩村・・すまん・・こいつはこういう奴だ・・」
490 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/11/11(火) 00:07:19.05
コトミ「さて、じゃあそろそろ帰りますかねー」

萩村 「そうね、明日寝不足で注意力散漫にならないように早く寝なきゃね」

津田 「あ・・萩村、送辞のことでちょっとチェックしてもらいたい箇所あるからもう少し残ってもらっていい?」

萩村 「え・・いいけど、送辞はあんた一人でやるんじゃなかったの?」

津田 「いやーそのつもりだったんだけど、やっぱり自信なくてさー」

萩村 「もう・・成績良くなってもそういうとこは一緒なのね」

コトミ「・・・じゃあ私は先帰ってますねー!お二人仲良くやってくださいねー!」

萩村 「はよ帰れ」

コトミ「へいへいー」
 ガラガラー


萩村 「・・で、どこ?」

津田 「うん・・出だしの文言なんだけど・・」

***

萩村 「・・いいんじゃない?他には?」

津田 「いや、こんだけ」

萩村 「なんだ、じゃあ私たちも早く帰りましょ」

津田 「・・・萩村」

萩村 「ん?」

津田 「もうちょっと時間いい?」
491 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/11/11(火) 00:07:50.44
萩村 「・・・何?」

津田 「うん・・あのさ・・」

萩村 「・・・」

津田 「・・・」

萩村 「・・もうじれったい!何よ?!」

津田 「・・これ」

萩村 「?何この箱?」

津田 「開けて」

萩村 「?」
 がさがさ
萩村 「え?!・・なんか高そうなペンダント・・」

津田 「お返し」

萩村 「え?」

津田 「バレンタインのお返し」
492 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/11/11(火) 00:08:32.41
萩村 「・・・私、アンタに渡した覚えないわ」

津田 「・・下駄箱に入ってたの、萩村がくれたんだろ?」

萩村 「・・・」

津田 「・・あれ?違った?!」

萩村 「・・バカ」

津田 「え?」

萩村 「気づいてるなら言えーー!!」

津田 「え・・ごめん・・その確証が持てなかったから!」

萩村 「・・・なんでわかったの?」

津田 「俺さ、甘いものだとあんことグミが好きなんだけど、それ知ってるのはたぶん天草先輩と萩村だけなんだよね・・あ、あとコトミもだけど」

萩村 「・・・」

津田 「で1年生の時、天草先輩が俺とコトミにお弁当作ってくれたとき萩村俺に聞いたじゃん、好きなもの何って。俺確かあの時グミって言った様な・・あの時いたのは萩村と天草先輩だけだったし、今年は天草先輩はチョコくれないってコトミから聞いたし」

萩村 「・・・おいしかった?」

津田 「正直、貰ったのの中で一番。あ・轟のは食ってないけど」

萩村 「ふふ・・ホントはそう言ったの知ってる。コトミから聞いた」

津田 「えー?!コトミもグルかー」

萩村 「・・・あんたの下駄箱に届かないからコトミに入れてもらったの」

津田 「・・なんかすいません」
493 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/11/11(火) 00:08:59.94
津田 「えー・・以上です」

スズ 「ぷっ・・あはははは」

津田 「な・・なんで笑うの?!」

スズ 「はははは・・なんか私バカみたいだなーって」

津田 「??」

スズ 「・・ありがとう。嬉しいわ」

津田 「あ、気に入ってくれた?正直どんなのがいいか分からなくて・・」

スズ 「うんそれもだけど・・・」

津田 「?」

スズ 「じゃあ帰りましょう」

津田 「そうだね」

***

津田 「・・えっと」

スズ 「?」

津田 「・・つけてみたら?」

スズ 「・・ペンダント?」

津田 「うん」

スズ 「バカ・・・校則違反ですよ、生徒会長さま?」

津田 「そうでした」

スズ 「・・アンタと出かけるときにでも、つけてくるわ」
494 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/11/11(火) 00:09:30.06
スズ 「津田」

津田 「ん?」

スズ 「・・ちゃんと言ってなかったから言っとくわ」

津田 「?」

スズ 「・・試験頑張ったじゃない・・その・・見直したわ」

津田 「・・うん、ありがとう。でも今度は萩村に追いつくために一緒に勉強してもいい?」

スズ 「・・・うん///」

***

スズ 「・・また送ってもらっちゃたわね」

津田 「そんなこと、気にするなよ」

スズ 「うん・・ありがとう・・」

津田 「じゃあ、明日」

スズ 「うん、送辞、頑張んなさいよ」

津田 「ありがとう」
495 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/11/11(火) 00:10:10.99
 卒業式当日。
 津田は送辞を読み、天草は答辞を読んだ。
 生徒会役員共はそれぞれの思いを胸に、卒業式を終えた。
 そして、式の後・・

スズ 「お疲れ様」

津田 「あ、萩村、俺ちょっと天草先輩に引継ぎの件で呼ばれてるから生徒会室行くよ。どれくらい時間かかるか分からないから先帰ってていいよ、じゃあ夜のパーティーで!」
 タッタッタッタ

スズ 「ふふ・・また一人で行っちゃうんだから・・バカトシ」

*****

天草 「津田よ」

津田 「なんです?」

天草 「もう帰れ・・校門のところで萩村が待っている。さっき窓から見えた。パーティーには遅れるなよ」
496 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/11/11(火) 00:10:45.99
タカ 「萩村。待っててくれたんだ」

スズ 「ま、まあ同じ生徒会役員としてね」

タカ 「じゃあ帰ろうか」

スズ 「ん」

テクテク
スズ 「あのさ」

タカ 「ん?」

スズ 「スピーチ、津田にしては良かったんじゃない?」

タカ 「うん、ありがとう」

スズ 「・・・」
497 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/11/11(火) 00:12:26.13
スズ 「ねえ」

タカ 「ん?」

スズ 「天草先輩と何話してたの?」

タカ 「うん、引継ぎのこと」

スズ 「ふーん・・・それだけ?」

タカ 「うーん」

スズ 「ウソね」

タカ 「あー」
498 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/11/11(火) 00:12:59.44
タカ 「病室で萩村が天草先輩に言ったこと聞いてしまった」

スズ 「ん?・・・・・・げっ!!」

タカ 「聞いてしまった」

スズ 「二回言うなああああ!!/////」

タカ 「あのさ」

スズ 「何よ・・・///」

タカ 「もうあんなこと起きてほしくない」

スズ 「・・・うん」

タカ 「だから・・・これからはずっとそばにいてほしい」

スズ 「え・・・それって・・どういう・・」

タカ 「俺も同じ気持ちなんだ。今まで自分の気持ちに向き合わなかったけど、コトミに言われて気づいたんだ・・・俺、萩村が好きだ・・俺と付き合ってください!」
499 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/11/11(火) 00:14:10.10
スズ 「・・・」

タカ 「・・・ダメ?」

スズ 「・・・学校の帰りに告白なんてさ・・・ムードのかけらもないなぁ・・」

タカ 「あ・・ごめ・・!」
 ぎゅうううう
スズ 「うっぐ・・浮気とかしたら・・うっぐ・・許さないんだからね・・」

タカ 「・・萩村・・・しないよ、そんなこと・・俺、萩村のこと愛してるから」

スズ 「!!///・・バカトシ///」
ぎゅううううう


*******
500 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/11/11(火) 00:14:58.80
アリア「二人ともいらっしゃーい!!」

スズ・タカ「「お邪魔します」」

アリア「もう準備はできてるよー!」

シノ 「遅いぞ二人とも!まさか神聖な生徒会を処女の血で染めてきたのか」

タカ 「なぜ臆面もなく言えるのか」

ウオミー「タカ君、すべてシノッチに言いました」

タカ 「え」

ウオミー「私をフったんですからちゃんと一発決めてきたんでしょうね?」

タカ 「いや、何ステップも飛んでるよそれ」

コトミ「で、スズ先輩?ちゃんと披露してもらいますよー?」

スズ 「な・・何をよ!!///」

コトミ「決まってるじゃないですか、二人の初体験!!」

スズ・タカ「「お前ら落ち着け!!」」
501 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/11/11(火) 00:15:44.34
ウオミー「しかし、私の渾身の告白も袖にしましたからね、この男は」

タカ 「いやその・・」

ウオミー「俺気付いたんです!萩村に対する好きの気持ちは特別だって!!」

タカ 「やめろおおおおお」

スズ 「////」

ウオミー「萩村さん、恥ずかしがっている場合じゃないですよ?」

スズ 「え?」
 ぎゅっ さすりさすり びくっ
ウオミー「勝負下着ですか?」
スズ 「違います」
ウオミー「萩村さん」
スズ 「はい?」
ウオミー「私の負けです・・でもタカ君が寂しい思いをしてたら、遠慮なくNTRますから」
スズ 「え?!」

シノ 「津田よ」

タカ 「ハイ」

シノ 「知っているか、ここにいる女は、皆君のことが好きだ」

タカ 「え?あの・・え?七条先輩も?!」

アリア「うふふふふ♡」

シノ 「我々が競合して、君を襲ったら・・どうなるんだろうな?」

タカ 「ひえっ」
502 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/11/11(火) 00:16:38.73
スズ 「・・ダメです・・これは私のものです」

タカ 「!?」

アリア・シノ・ウオミー・コトミ「「「「!!!!」」」」

タカ 「は・・萩村・・」

スズ 「なによーあんたがしゃきっとしにゃいのがわるいんだかりゃねー」

タカ 「?」

スズ 「たかとしー♡・・・ZZZ」

タカ 「あれ・・なんか・・」

出島 「おや、だいぶブドウから抽出したモノを飲んでしまったみたいですね」

タカ 「ぼかした表現ありがとうございます」

タカ 「・・・アレ?」

タカ 「・・なんか・・俺も・・目が・・・ZZZZ」

出島 「一丁上がりです」

アリア「ありがとー出島さん」

シノ 「・・ではこれより、パーティーの第二段階をスタートする!」

コトミ「ニシシシ・・タカ兄♡」

ウオミー「うふふふふ・・・」

出島 「夜はこれからです」
530 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/11/14(金) 01:19:54.82
********************

タカ 「・・・板チョコにします」

ウオミー「いいんですね?」

タカ 「・・ええ。お姉ちゃんが、高級チョコじゃなく敢えて板チョコを選択肢に入れるというのなら、きっと高級チョコ以上の価値がある何かがあると思いますから」

ウオミー「ふふ・・分かりました。ではこの板チョコはタカ君の部屋でプレゼントします」

タカ 「え・・俺の部屋?」

ウオミー「ダメですか?」

タカ 「いや・・いいですけど」

ウオミー「では行きましょう」

タカ 「・・・はい」

**
531 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/11/14(金) 01:20:20.26
ウオミー「ベッドに座っていいですか?」

タカ 「はあ・・別に構いませんが」

ウオミー「では失礼します」
 ぎしっ

タカ 「・・・」

ウオミー「・・タカ君は隣に座ってください」

タカ 「え・・?」

ウオミー「私の隣は嫌ですか?」

タカ 「・・そんなことないですよ」
 ぎしっ

ウオミー「うふふ///」

タカ 「な・・なんですか?」
 ドキドキ

ウオミー「この前、このベッドで一緒に寝たことを思い出しちゃいました」

タカ 「・・!!///」
532 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/11/14(金) 01:20:57.18
ウオミー「では、バレンタインチョコをタカ君にあげます」

タカ 「え・・?はい」

ウオミー「お姉ちゃんの膝に頭を乗せてください」

タカ 「え・・・?」

ウオミー「耳掃除してあげるときみたいにしてください」

タカ 「あ・・・あの・・///」

ウオミー「・・はやく・・おいで♡」
 ぽんぽん

タカ 「あ・・う・・はい」
 どさっ

ウオミー「・・そのまま仰向けになってお姉ちゃんのこと見て?」

タカ 「は・・はい」

ウオミー「うふふ・・いい子♡」
 なでなで
タカ (///)
533 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/11/14(金) 01:21:33.48
ウオミー「では、チョコを開封します」
 しゅるしゅる

タカ 「あ・・あの・・」

ウオミー「銀紙が剥けました」

タカ 「・・・」

ウオミー「お口、開けて?」

タカ 「あ・・」
 あーん

ウオミー「うふふ」
 はむっ・・ぱきっ

タカ 「?!」

ウオミー「んー♡」

タカ 「あ・・」

ウオミー「はべて(食べて)♡」

タカ 「あ・・///」
はむっ

ウオミー「ふふ///あと1㎝でキスしちゃうとこだったね♡」

タカ 「・・・///」
 ドキドキドキドキ
534 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/11/14(金) 01:22:05.46
ウオミー「じゅあ今度はもっと小さなカケラにしようか」

タカ 「えっ」

ウオミー「・・・///」
 はむっ ぱきっ

タカ 「・・・///」

ウオミー「んっ♡」

タカ 「お・・お姉ちゃん・・」

ウオミー「うーよ(いーよ)♡」

タカ 「・・・!!」
 はむっ ちゅっ

ウオミー「・・・///」

タカ 「んっ・・はぁはぁ・・///」

ウオミー「・・タカ君♡」

タカ 「お姉ちゃん・・」

ウオミー「・・私タカ君にチョコあげるとは言ったけどファーストキスあげるとは言ってませんよ?///」

タカ 「あの・・その・・」
535 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/11/14(金) 01:22:32.52
ウオミー「うふふ・・タカ君?」

タカ 「は・・はい・・」

ウオミー「もっと・・欲しいですか?」

タカ 「!!あの・・」

ウオミー「ほしいですか?」
 なでなで

タカ 「あ・・///ほ・・欲しいです・・」

ウオミー「ふふ・・いいですよ・・じゃあ・・」
 はむっ ぱきっ・・あむ あむ

タカ 「?」

ウオミー「んっ♡」

タカ 「え?!」

ウオミー「んやく(はやく)♡」

タカ 「あ・・あ・・」
 ちゅっ ちゅっ ぺろっ ぴちゃっ

ウオミー「・・ぷはっ」

タカ 「うう・・///」

ウオミー「ふふ///・・・タカ君に無理やり口の中を舐(ねぶ)られてしまいました」

タカ 「・・・///」
536 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/11/14(金) 01:23:22.35
ウオミー「・・それにしても冬だというのに暑いですね、この部屋は」

タカ 「え?」

ウオミー「上着を脱ぎます」
 ぬぎっ

タカ 「!!」

ウオミー「・・ワイシャツも脱ぎます」

タカ 「わっ!」

ウオミー「・・ブラはしているので見てもいいですよ?」

タカ 「で・・でもっ・・///」

ウオミー「タカ君、目を開けてください」

タカ 「いやっ・・でも・・」

ウオミー「目を開けて」

タカ 「う・・はい・・///」

ウオミー「アノ時みたいに、お姉ちゃんを見て?」

タカ 「・・・///」
じーっ
ウオミー「ふふっ・・いい子です」
 はむっ ぱきっ・・・ぽろっ

ウオミー「あ」

タカ 「え」

ウオミー「チョコのかけらがブラの中に入ってしまいました」

タカ 「あ・・あの」

ウオミー「取って」
537 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/11/14(金) 01:24:21.37
タカ 「で・・でも」

ウオミー「早くとってくれないと、ブラにチョコのしみができちゃう」

タカ 「いや・・でも・・」

 そっ
ウオミー「・・フロントホックだから・・こうやって・・ね・・」

タカ 「あ・・う・・」
 かちっ

ウオミー「・・・口でとって♡」

タカ 「お・・お姉ちゃん!」
 がばっ
ウオミー「あんっ!!・・優しくとって♡」
 ぺろ ぺろ ・・ちゅっ ・・ぺちゃっ

ウオミー「はぁ・・はぁ・・///」

ウオミー「・・・タカ君♡」

タカ 「お・・お姉ちゃん」

ウオミー「・・今度はパンツの中に入っちゃったかも・・♡」

タカ 「ーーーーっ!!」
539 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/11/14(金) 02:45:48.36
素晴らしいよ!なんて素晴らしい!激甘な血反吐を吐きそうだ!
543 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/11/14(金) 07:14:21.11
ウオミーだけR18の香りがするな
544 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/11/14(金) 07:30:51.92
スズとあんまりイチャイチャしてないやん!
スズとイチャイチャしてるのが見たかったらこのスレ開いたの!
わかる?この罪の重さ
545 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/11/14(金) 07:47:46.35
まあスレタイがスタレルなんて良くある事ですし…
と言うよりスレタイの回収は一応終わってるし
553 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/11/15(土) 11:13:23.31
ウオミー「ほら・・タカ君・・この前貸してあげたパンツだよ♡」

タカ 「う・・」

ウオミー「早く・・来て♡」

タカ 「お・・お姉ちゃん!!」


コトミ「タカ兄ーお姉ちゃん来て・・・」
 ガラガラ
コトミ「あ・・・」

ウオミー「///」
タカ 「」

コトミ「・・な・・なんでタカ兄は上半身裸のお姉ちゃんのスカートの中に頭を突っ込んでるのかな」

ウオミー「営みです」
タカ 「ちっ違!!」

バタン タッタッタッタ・・

タカ 「あ・・・コトミ」

ウオミー「タカ君、続き♡」
ぐいっ
タカ 「あっ」
554 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/11/15(土) 11:13:52.64
ガチャ
タカ 「え」
ウオミー「あら」

コトミ「・・・」

タカ 「なんで・・裸で・・?」

コトミ「タカ兄・・私も混ざる!!」

タカ 「は?!」

ウオミー「おいで、コトミちゃん」

タカ 「え?!」

コトミ「タカ兄、タカ兄がお姉ちゃん選ぶなら、私ももう我慢しないから!」

タカ 「ちょ何考えてるんだお前!」

ウオミー「うふふ・・これで名実ともに立派な竿姉妹ですね」

コトミ「みんなで深く繋がろうよ、タカ兄」

タカ 「だ・・ダメだろ二人とも・・!!」

ウオミー「初めてが3Pなんて・・素敵ですね」

タカ 「全然ステキじゃない!!」
555 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/11/15(土) 11:14:19.05
 バタン!
タカ 「え?」

シノ 「待て!!」
アリア「そこまでよ!!」

タカ 「は・・?!え・・?!先輩たち・・??」

シノ 「3Pなんてダメだ!!」

タカ 「そ・・そうですよ!それに違うんですこの状況!!」

アリア「そうだねーここは仲良く5Pだよねー」

タカ 「え」

シノ 「そういう事だ!!」

タカ 「えー?!!」

ウオミー「もうしょうがないですね、皆さん」

シノ 「ウオミーだけにはやらんぞ!」

アリア「津田君はみんなのものだよね」
556 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/11/15(土) 11:14:45.58
コトミ「それじゃあタカ兄」
タカ 「え」

ウオミー「イきますよ、タカ君」
タカ 「ちょっと」

シノ 「津田、イくぞ」
タカ 「せんぱ・・」

アリア「うふふふ」
 ガチャリ(TST装備オフ)
タカ 「だ・・」

タカ 「だめえええええええええ!!!」



ギイイイ
タカ 「!」

スズ 「・・・津田」

タカ 「は・・萩村!!」
557 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/11/15(土) 11:15:20.65
スズ 「・・そう」

タカ 「え?」

スズ 「・・私のこと愛してるって言ったの・・ウソだったんだ」

タカ 「違っ・・これは・・!!」

スズ 「・・もういい」

タカ 「萩村待ってくれ!!」

スズ 「・・もうアンタなんていらない!」
 ギラリ

タカ 「え・・なんで包丁」

スズ 「大好きだったのに!!」

タカ 「や・・やめて・・」

スズ 「わああああああああ!!!!」

・・・・


ウオミールート
HAPPY(DEAD) END
558 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/11/15(土) 11:15:55.03
タカ 「うあああああ!!」
 がばっ

タカ 「え・・あれ・・・?」

タカ 「・・・・ひどい夢だった・・」

スズ 「すー・・すー・・」

タカ 「うわっ!!・・・なんで萩村が隣に寝てるんだ・・?」

タカ (そういえば・・パーティーで萩村が眠っちゃって・・俺も急に目が回って・・)
   (・・・ということは七条先輩の家か?)
   (なんかホテルみたいな豪華な部屋だな・・さすが七条家)

スズ 「ん・・うーん・・」

タカ 「・・・」

スズ 「ん・・?」ぱち

タカ 「萩村、おはよう」

スズ 「ん・・わっ!!つ・・津田・・なんで?///」

タカ 「パーティーの途中で眠っちゃったんだよ俺たち」

スズ 「あ・・あー・・そうだったわね・・」

タカ 「俺も今起きたんだけど、この部屋に寝かされてたみたい」
559 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/11/15(土) 11:16:24.50
スズ 「はー・・なんかボーっとするわ・・とりあえず起きましょうよ・・外明るいみたいでし」

タカ 「そうだね・・・もう8時だ。俺たち普通に朝まで寝ちゃったみたいだな」

スズ 「とりあえずカーテン開けるわ・・よいしょ」
 てくてく
 シャーッ

スズ 「・・・津田」

タカ 「どうしたの?」

スズ 「・・ここどこ?」

タカ 「え?七条先輩の家じゃないの?」

スズ 「私たちの家、内陸部よね?」

タカ 「え・・うん」

スズ 「・・・窓から海が見えるんだけど」

タカ 「え?!」
561 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/11/15(土) 12:03:26.00
BADEND……だと!?
ウオミー、ナンバンバー……ワン!
562 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/11/15(土) 13:05:29.93
ウオミーのtrueはまたの機会ってことですね
565 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/11/16(日) 15:23:25.09
こんにちは
真ウオミールートは次回で勘弁してください
ではちょっとだけ続き
566 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/11/16(日) 15:24:14.53
タカ 「・・・」
スズ 「・・・」

 ザザーン・・(窓の外)

スズ 「・・ここ、誰の家かしら」

タカ 「・・考えられるのは七条家別荘なんじゃ?」

スズ 「あり得るわね・・寝てる間に拉致されたって事ね」

タカ 「とりあえず先輩たちを探そう」

スズ 「そうね」


スズ 「・・待って、たぶんここホテルだわ」

タカ 「え?何で?」

スズ 「この中、お風呂よ。あとこっちのドアはトイレみたい」

タカ 「あ・・ホントだ・・」

 ガチャ
スズ 「・・やっぱりホテルね・・外は廊下で部屋のドアがいくつかあるわ」

タカ 「なんか状況がさっぱり呑み込めないんだけど」

スズ 「・・私もよ」
567 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/11/16(日) 15:24:45.81
タカ 「あ、先輩に電話してみよう」

スズ 「そういえばそうね」


pi pi pi ・・・trrrr・・
タカ 「もしもし、七条先輩ですか?」

アリア『あ、津田君、目が覚めたのね』

タカ 「はい・・あの・・ここどこです?先輩たちはどこにいるんですか?」

アリア『そこはねー小笠原諸島の父島だよー』

タカ 「・・・・はい?」

アリア『みんなで相談してねー二人に旅行をプレゼントしたの!』

タカ 「・・えと・・意味わかりません」

アリア『だからね、二人で楽しんできてねー』

タカ 「いや・・そんなこと言っても・・」

アリア『大丈夫。二人のお家にはもう報告済みだし、必要なものはクローゼットの中に入ってるから』

タカ 「いや、そういう事でなく」

アリア『だから次の帰りの船が出るまでの5日間、ちゃんとイッパツ決めてきてね!』

タカ 「・・・」

アリア『あ・一発じゃ治まらないかー』

タカ 「そういうことじゃねぇ」

アリア『で、スズちゃんはもう起きてる?』
568 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/11/16(日) 15:25:46.95
スズ 「もしもし・・」

アリア『スズちゃんおはよー詳しいことは津田君に聞いてほしいんだけど、頑張ったスズちゃんに津田君との旅行をプレゼントしたの』

スズ 「・・はい?!」

アリア『でね、そのかわりに、そこにいる間は2つのことを守ってもらいます』

スズ 「え?」

アリア『一つ、外にいるときは津田君と手をつなぐこと。一つ、外にいるときはお互い今まで通り名字で呼ぶこと』

スズ 「え?・・ちょっと意味が」

アリア『ちなみに小笠原からこっちに帰ってくるには週に1回の船しかないから帰りは置いてあるチケットの船に乗り遅れないようにねー』

スズ 「え?・・え?」

アリア『それじゃあ、バイ!』
 ガチャ ツーツー・・

スズ 「・・・」

タカ 「・・・」
569 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/11/16(日) 15:26:25.33
タカ 「・・着替えもあるな」

スズ 「・・そうね・・これはたぶん、だいぶ前から計画してたわね」

タカ 「うん・・・・あ」

スズ 「ん?」

『0.03×5箱』

スズ 「・・・///」
タカ 「・・・///」

タカ 「と・・・とりあえず、外行こうよ!せっかくだし!!」

スズ 「そ・・そうね!行きましょう!せっかくの小笠原だし!!」

***

フロント係「おや、起きられましたかー朝食の用意できてますよー」

タカ・スズ「あ、どうも」

***

タカ 「さて、そろそろ行こうか」

スズ 「そうね」

タカ 「あ・・でも俺小笠原の観光地なんて分かんないな」

スズ 「私も分からない。フロントで観光案内とか貰いましょう」

タカ 「そうだね」
570 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/11/16(日) 15:27:01.19
フロント係「こちら観光案内マップになりますー」

スズ 「どうもありがとうございます」

タカ 「あの・・オススメの場所とかあります?俺たち小笠原初めてで」

フロント「そうですねー、ではまずこの漁港でお弁当を買って、バスに乗り、東平地区にある森の散策などどうでしょうか?この森はネイチャーガイドが必要なんですが、こちらで予約しますよ?」

タカ 「えと・・萩村それでいい?」

スズ 「うん、いいんじゃない?」

タカ 「じゃあお願いします」

フロント「はーい、じゃあ行ってらっしゃいませーくれぐれもバスの時間に遅れないように気を付けてくださいねー」


タカ 「じゃあ行こうか萩村」

スズ 「うん」

***
571 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/11/16(日) 15:27:44.69
スズ 「・・・えっと」

タカ 「ん?」

スズ 「・・手」

タカ 「ん?・・・あ、うん」

 ぎゅっ

タカ 「///」
スズ 「///」

タカ (そういえば俺、萩村と付き合ってるんだった///)
スズ (そういえば私、津田と付き合ってるんだった///)

スズ 「あ・・あのね津田」

タカ 「え?!・・な、なに?」

スズ 「七条先輩が・・外にいるときは手を繋げって」

タカ 「え?」

スズ 「この旅行プレゼントする代わりに2つ約束守れって」

タカ 「・・あと一つは?」

スズ 「・・よく分からないけど、外にいるときはお互い名字で呼べって」

タカ 「?・・よく分からないね」

スズ 「うん・・ま、まあいつも通りだから、そっちは」

タカ 「うん」
572 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/11/16(日) 15:28:30.75
タカ 「あ、あれじゃない?お弁当買うとこ」

スズ 「そうね・・『島のお弁当』って・・そのまんまなネーミングね」

タカ 「こんにちわー」

店員 「はいはいー」

***

店員 「じゃあお釣りねー」

タカ 「どうも」

店員 「観光できたのかい?」

タカ 「そうなんです。これからバスで何とかって森散策に行こうかと思ってまして」

店員 「あーハトのいる森じゃねー気を付けてね」

タカ 「はい、どうも」

店員 「お嬢ちゃんはお兄ちゃんと一緒に旅行かい?」

スズ 「!ちっ違・・」
タカ 「違いますよ。同級生です」

店員 「あーそうだったのーそれは悪かったねーじゃあこれオマケに付けちゃうね」

タカ 「ありがとうございます」

スズ 「・・・」

**

スズ 「・・津田」

タカ 「ん?」

スズ 「・・ありがとう///」

タカ 「・・うん」
579 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/11/18(火) 00:33:41.52
ネーチャーガイド「東平アカガシラカラスバトサンクチュアリへようこそ!」

スズ・タカ「よろしくお願いします」

ガイド「じゃあまずは森に入るための注意点を説明しますね」

スズ・タカ「はい」

***

ガイド「ではこれから入ります。まずはこのマットで靴をこすってください」

スズ 「?」

ガイド「外来種の植物の種とかが入らないようにしてるんですよー」

スズ 「なるほど。さすが世界遺産ね」

ガイド「では次にこの筒に人数分の石を入れてください」

タカ 「石?」

ガイド「はい、この石の数で入園した人の数をカウントしてるんですよー」

タカ 「へーそうなんですか」

***

ガイド「しばらくはまっすぐです」

スズ 「あれ?この道に敷いてあるの砂利・・じゃないわね」

ガイド「サンゴが敷いてあるんですよー」
580 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/11/18(火) 00:34:38.88
ガイド「あ」

スズ 「?」

 ・・ウー・・・ウー・・・

スズ 「ひっ!!」
 ぎゅううう
タカ 「は・・萩村・・痛いよ」

スズ 「な、なんかきこえるうううう!」

ガイド「今のうめき声みたいなの聞こえました?」

スズ 「あーあー!聞こえない!!」

タカ 「萩村、落ち着け」

ガイド「ふふ・・今の声がアカガシラカラスバトの鳴き声です」

 ぎゅううう
スズ 「・・・え?」

スズ 「・・・・・」

スズ 「そ・・そうなんですか!変わった声ですね!!」

タカ 「・・・」
581 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/11/18(火) 00:35:13.82
スズ 「・・・津田」

タカ 「ん?何?」

スズ 「・・悪かったわね・・子供っぽくて」

タカ 「別にそんなこと思ってないよ・・・可愛いなとは思ったけど」

スズ 「ーーーっ!///うるさい!!///」

タカ 「はは///」


ガイド「ふふ・・・仲良いですね」

スズ 「///」

タカ 「いや・・はは///」

ガイド「えっと・・高校生さんですか?」

タカ 「はい」

スズ 「私もそうですからね!」

ガイド「!」

ガイド「あ、あーじゃあ春休みを利用して小笠原に?」

タカ 「そうです」

スズ (今明らかに私の年齢を知って驚いたな)
582 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/11/18(火) 00:35:45.74
ガイド「ではこれでおしまいです。お疲れ様でした」

スズ・タカ「ありがとうございました」

ガイド「お二人とも高校生ですから車ではないですよね?」

スズ 「はい、そうです」

ガイド「よければ集落まで乗せてってあげましょうか?」

タカ 「いいんですか?」

ガイド「大丈夫ですよー」

スズ・タカ「ありがとうございます!」

***

ガイド「ふふ・・本当に仲がいいんですね。車の中でもずっと手を繋いでるなんて」

スズ 「いや・・その///」

タカ 「ははは///」

ガイド「次はどこに行く予定なんですか?」

タカ 「あ、いや決めてないんです」

ガイド「うーんもう午後ですし、今は冬なんでダイビングもねー・・・そうだ、工作体験なんてどうですか?」

スズ 「どんなのがあるんですか?」
583 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/11/18(火) 00:36:28.08
ガイド「島の自然素材を使ったブレスレットなどです」

タカ 「へーいいですね。萩村はどう?」

スズ 「うん、いいわね」

ガイド「じゃあ行ってみましょうか」

スズ・タカ「ありがとうございます」

***

工作店の主「いらっしゃい。よかったね、今日は暇だから予約なしでも大丈夫だよ」

タカ 「じゃあさっそくお願いします」

主  「簡単に説明するねーまずこの草の茎をねー・・・」

***

タカ 「うーん・・結構難しいな・・」

スズ 「そう?編み物の要領じゃない?」

タカ 「萩村、編み物とかするんだ」

スズ 「ちょっとだけどね」

タカ 「ふーん」

***

タカ 「何とかできた!」

スズ 「お疲れ様」

主  「ははー彼女のが全然うまいねー」

スズ 「ふふん!」
584 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/11/18(火) 00:37:13.71
喫茶店にて

タカ 「萩村のブレスレット見せて」

スズ 「うん。はい」

タカ 「うわー・・すごい細かい模様・・」

スズ 「津田のもいいじゃない」

タカ 「そう?」

スズ 「うん。配色がカラフルで」

タカ 「ははは」

スズ 「・・えっと・・・そのブレスレット・・あげる」

タカ 「え?」

スズ 「・・だから津田が作ったの・・私にちょうだい」

タカ 「え・・あ・・うん///」
 タカトシはスズブレスレットを装備した!

スズ 「えへへ///」
 スズはタカトシブレスレットを装備した!
588 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/11/19(水) 00:24:16.16

夕方

タカ 「はぁ・・はぁ・・萩村早いよー」

スズ 「だらしないわね!せっかく宿の人に教えてもらったんだから急ぎましょう!」

タカ 「・・・いえっさー」

・・・

『三日月山展望台(ウェザーステーション)』

タカ 「着いたー!」

スズ 「間に合ったわ」

タカ 「・・夕暮れまでもうちょっとだね」

スズ 「・・うん」

・・・

スズ 「・・・きれい」
タカ 「・・・うん」

スズ 「・・津田」

タカ 「ん?」

スズ 「えっと・・・」

タカ 「?」
589 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/11/19(水) 00:25:10.81
スズ 「・・・津田と二人で・・こんな景色見れて・・幸せ・・です」

タカ 「!!あ・・うん・・・その・・俺も嬉しいよ・・なんていうか・・まだ若干現実味ないけど俺・・萩村のことこれからずっと大切にするから!」

スズ 「ーーー!///」

スズ 「・・津田」

タカ 「?」

スズ 「私・・・津田のこと・・好きです///」

タカ 「・・えっ?///」

スズ 「その・・まだ私からは言ってなかったから・・・///」

タカ 「はっ・・萩村!」
 ぎゅううう

スズ 「///」

スズ 「津田・・もう一回言ってほしい」

タカ 「えっ?」

スズ 「・・・好きって言ってほしい・・///」

タカ 「は・・萩村、俺、萩村のこと大好きだ!」

スズ 「うん///」
ぎゅううう
590 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/11/19(水) 00:25:48.09
スズ 「あ・・・」

タカ 「え?」

スズ 「夕日・・沈むね」

タカ 「うん」

タカ 「・・・///」じー
スズ 「・・・///」じー

タカ 「・・・えっと・・・・いい?」

スズ 「・・・うん」

タカ 「・・・」
スズ 「・・・」

タカ・スズ「・・・・・・//////」

・・・目を開けたら辺りは暗くなっていて、目の前の景色は恥ずかしそうな萩村だけになっていた。
591 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/11/19(水) 00:26:31.60
***

タカ 「帰り道は下りだから楽だね」

スズ 「そうね」
 ぎゅっ←恋人繋ぎに変更

タカ 「・・・///」

**

スズ 「え・・えっと・・結構暗いわね・・足元気を付けないと」

タカ 「うん、転ばないように気をつけなきゃ」

スズ 「・・・」
 バサバサバサッ
スズ 「ひいいいいい!!」

タカ 「大丈夫だよ萩村、鳥だよ」

スズ 「わ・・分かってるわよ!!」

タカ 「あの・・」

スズ 「何よっ!!」

タカ 「俺にできることあったら何でもするよ?」

スズ 「・・・」
スズ 「・・・///」

スズ 「じゃ・・じゃあ・・津田の腕にしがみつきたい・・」

タカ 「うん」
 ぎゅっ

スズ (・・・♡)
592 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/11/19(水) 00:27:20.77

******
タカ 「夕食おいしかったね」

スズ 「うん、お寿司に辛子入ってるのにはびっくりしたわ」

タカ 「あ、そういえばさ、宿の人が言うにはクジラが近海まで来てるんだって。だから明日は午前中ホエールウォッチングなんてどうかな?」

スズ 「いいわね」

タカ 「じゃあ予約お願いするね」

スズ 「うん」

スズ 「・・津田」

タカ 「ん?」

スズ 「すごく楽しい!///」

タカ 「うん!(萩村の笑顔・・すごくかわいい・・)」

***

タカ 「じゃあ、風呂行こうか」

スズ 「うん。大浴場もあるのね」

タカ 「うん、露天らしいよ」

スズ 「へー楽しみね」

・・・・・・
593 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/11/19(水) 00:28:17.13

********************

コトミ「先輩!二人でお風呂行くみたいですよ!」

アリア「あらあらー」

ウオミー「まさか混浴ですか?」

アリア「残念ながら混浴はないのよー」

シノ 「しかし、私の提案した部屋に高性能マイクを仕掛けることが可能とは・・」

アリア「だいぶ前から計画したし、それにこのホテルはうちの系列だからねー」

シノ 「七条家恐るべしだな・・しかし・・・その・・この盗聴は・・その・・大丈夫なのか?」

コトミ「このまま夜に突入したら・・うひひひ」

ウオミー「お二人の会話からも今日一日で進展があったのは間違いありません。今夜あたりイッパツやってもおかしくありませんね」

シノ 「アリア!録音は可能か?!」

アリア「あー、さすがにそこまでのプライベート覗くのはまずいから部屋の電気が消えると集音できなくなるシステムなの」

ウオミ・シノ・コトミ(なんだと?!)

アリア「でも津田君が『セッ●スの時は電気つけっぱなしで恥ずかしがるスズちゃんを見るのが好き』だったら聞けるかもねー」

ウオミー「タカ君はMですからね・・期待は薄いかと」

アリア「とりあえずこの間に私たちもお風呂入ろうか?まだ夜は長いかもしれないし♡」

コトミ「賛成です!」

********************

594 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/11/19(水) 00:29:03.56
スズ 「おかえり」

タカ 「あー早かったね」

スズ 「うん、なんだかちょっとのぼせちゃいそうで」

タカ 「あーわかる。星すごいきれいだったもんなー」

スズ 「う・・うん」

タカ 「?」

スズ (津田のこと考えて・・・なんて言えない///)

***

タカ 「さて、明日早いみたいだしもう寝る?」

スズ 「う・・うん///」

タカ 「あ・・・///えっと・・俺は離れて寝る?」

スズ 「だ・・大丈夫よ・・その・・一緒に寝るの・・初めてじゃないじゃない・・///


タカ 「あ・・うん・・///」

スズ 「そ・・それに・・もう・・恋人同士なんだし・・///」

タカ 「!!!・・・うん///」
595 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/11/19(水) 00:30:08.01

スズ 「・・・///」
タカ 「・・・///」

タカ 「えっと・・いつも電気つけたまま寝るの?」

スズ 「・・うん」

タカ 「・・怖いから?」

スズ 「・・そうよ・・悪い?」

タカ 「・・・俺が怖くないように萩村のこと抱きしめてるよ?」

スズ 「!!!///」

スズ 「ばかっ///」
 ぎゅううううう

タカ 「・・電気消すよ?///」

スズ 「・・うん///」

カチッ

********************

シノ 「くああああああああああ!!!!!」

アリア「シノちゃん!落ち着いて!!」

コトミ「ひゃー!!タカ兄大胆だなーー!!」

ウオミー「これは・・ヤりますね」

シノ 「アリア!今のは録音したか?!」

アリア「ばっちりだよー!」

コトミ「あ、あとで私にも下さい!」

ウオミー「私にもいただけますか?」

アリア「おっけー♡」
600 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/11/20(木) 00:03:26.55
タカ 「///」
スズ 「///」

タカ (萩村のにおいがする・・・///この前一緒に寝たときは・・こんなに意識してなかったけど・・今日は・・ヤバい・・///)
スズ (津田・・津田・・♡津田の心臓の音が聞こえる・・すごく早い・・私とおんなじように津田もドキドキしてるんだ・・///)

タカ 「はっ・・萩村・・・怖くない?」

スズ 「・・・うん・・あのね」

タカ 「え?」

スズ 「・・・背中抱いて頭撫でてほしい・・」

タカ 「う・・うん///」

 なでなで  さすりさすり

スズ 「♡」

タカ 「・・・」
『女性は寝るとき楽だからブラしない派と、形崩れるからブラする派がいます』
601 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/11/20(木) 00:03:55.37
タカ (萩村はしない派・・・)

スズ 「・・・津田」

タカ 「はい!」

スズ 「えっと・・その・・これ・・///」

タカ 「!!ごっごめんなさい!!これは・・その・・」

スズ 「・・・えっち」

タカ 「わ・・わざとじゃないんだよ!」

スズ 「・・・私・・こんな子供みたいな体なのに・・その・・興奮するの・・?」

タカ 「そんなの関係ないよ!すっ・・・好きな人と一緒に寝てたらドキドキするし。興奮するよ!!」

スズ 「ーーーーっ!!!///」
 ぎゅうううう

タカ 「そっ・・そんな密着したら・・なかなか元に戻せないです・・」

スズ 「がんばれ///」
602 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/11/20(木) 00:04:36.96
スズ 「津田・・あのね」

タカ 「う・・ん?」

スズ 「名前で・・呼んでほしい・・」

タカ 「・・・」
タカ 「・・・///」

タカ 「スズ」

スズ 「タカトシ」

タカ 「・・・ふふっ///」
スズ 「・・・えへへ///」

タカ 「すげー恥ずかしい///」
スズ 「うん///」

スズ 「タカトシ♡」
タカ 「スズ♡」

スズ・タカ「へへへ///」
603 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/11/20(木) 00:05:14.54
スズ 「タカトシ///」

タカ 「なに?スズ///」

スズ 「また・・キスしたい///」

タカ 「え・・あの・・///」

スズ 「イヤ?」

タカ 「この状態でしたら・・その・・俺・・ガマン出来ないかもしれない・・・」

スズ 「・・・どうしても・・ガマン出来ない?」

タカ 「う・・・頑張ります・・」

スズ 「うん。頑張って」

・・・

ちゅっ

スズ 「///」
タカ 「///」

スズ 「・・・タカトシ///」
タカ 「・・う・・うん」

スズ 「幸せ♡」ニッコリ
タカ 「あ・・スズ・・!すごく可愛いよ!」

スズ 「えへへ・・タカトシはすごくかっこいいよ♡」
タカ 「スズ///」

スズ 「タカトシ・・・・・・」
タカ 「?」

スズ 「・・・ZZZ」
タカ 「・・・Oh・・」
606 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/11/20(木) 00:37:17.75

スズのゲロ甘あんまり見ないから素直に嬉しい
607 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/11/20(木) 01:48:48.15
ついに♡が出て来ちゃったよ
614 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/11/21(金) 00:16:05.26
いやー気持ち悪いけど実際付き合いはじめってこんな感じになると思いますよー
まあそれはさておき更新します
615 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/11/21(金) 00:16:52.45
 朝チュン

スズ 「・・・うーん・・」

スズ 「・・・!!」
タカ 「ZZZ」

スズ 「///」
 ぎゅっ
タカ 「うーん・・」

タカ 「・・・・ん・・?」
タカ 「あ・・はぎむ・・・スズ」

スズ 「・・タカトシ///」

タカ 「・・おはよう///」

スズ 「えへへ・・おはよ///」
 ぎゅっ
616 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/11/21(金) 00:17:33.68
タカ 「・・ホエールウォッチング9時からだよ」

スズ 「・・うん起きましょうか」

スズ・タカ(本当はもう少しこうしてたいけど・・・)

・・・

タカ 「俺、先顔洗ってくるね」

スズ 「うん。私は髪やってからにするからいいわよ」

 洗面所ライト パチッ
タカ 「ふう・・」
 バシャ バシャ

タカ 「スズ、洗面所あいたよ」

スズ 「うん、ちょっと待って・・ちょっと髪結わくの手伝って」

タカ 「・・こう押さえてればいい?」

スズ 「・・うん、ありがと・・できたわ」

タカ 「俺、着替えてるね」

スズ 「うん」

・・・

スズ 「タカトシ」

タカ 「ん?」

スズ 「準備できたわ。朝ご飯行きましょう」

タカ 「うん」
617 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/11/21(金) 00:18:16.94
********************

シノ 「アリアーーーーー!!!!今の聞いたか!!!!!」

アリア「うん。ナチュラルに名前呼びしたね」

ウオミー「ヤりましたね」

シノ 「今からでも消灯後の盗聴を可能にできないのか?!!!!」

アリア「うーん・・たぶん無理かなー」

ウオミー「くっ・・・タカ君が大人の階段を上るところを聞けないだなんて・・姉として残念です・・!!」

コトミ「ZZZ」

シノ 「コトミ、寝てる場合じゃないぞーー!!!」

ウオミー「シノっちも徹夜するほどじゃないと思いますよ」

アリア「それにしてもなんで昼間は名字で呼ぶってルールを設定したの?魚見さん」

ウオミー「ふふふ・・それについてはおそらく今夜分かります」

********************
618 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/11/21(金) 00:19:30.68
ザトウクジラ(ざっぱーん!!)

ガイド「今のはスパイホップと言って周りを警戒しつつ・・・」

タカ・スズ「おおー!!」

***

ガイド「あ見てください!ザトウクジラのブロウ(潮吹き)です!」

タカ・スズ「おおおー!!」

***

タカ 「すごかったね・・えっと・・萩村」

スズ 「うん・・津田」

タカ・スズ「・・・///」

タカ 「なんか・・名前を呼べないのもどかしいね」

スズ 「うん・・///・・・七条先輩はこの状況を予測してルール設定したのかしら?」

タカ 「でも宿代含めてもろもろ七条先輩(て言うか七条グループ)持ちだから文句言えないね」

スズ 「うん・・そうね」
619 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/11/21(金) 00:20:35.08
タカ 「さて、午後なんだけど、この時期でもスキューバダイビングができるらしいよ」

スズ 「え?!寒くないの?」

タカ 「ガイドさんの話だとドライスーツを着てれば行けるって」

スズ 「・・なんか意外に情報集めしてくれてるのね」

タカ 「うん・・去年さ、修学旅行行ったとき沖縄で海入ったじゃん」

スズ 「うん」

タカ 「あのとき萩村すごく楽しそうだったから」

スズ 「・・・うん///」

***

ダイビングインストラクター「では説明は以上です。これから実際に潜ってみましょう」

・・・

ざざーん・・

タカ 「けっこう疲れたね」

スズ 「うん・・でもすごく楽しかった」

タカ 「うん、俺も」

スズ 「・・最初は、いきなり寝てる間に拉致されて混乱したけど、こんなに楽しいんだから七条先輩たちに感謝しなきゃね」

タカ 「うん・・今まではこういう展開になると必ず畑さんとかが出てきて邪魔したけど、今回はそれもないし」

スズ 「ふふ・・畑さんも卒業だしね・・それより明日はどうするの?」

タカ 「うーん・・まだ決めてないから宿でパンフレット見ながら二人で考えよう?」

スズ 「うん!///」
620 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/11/21(金) 00:21:21.60
タカ 「ただいまです」

フロント「あ、津田様」

タカ 「はい?」

フロント「七条様よりこれを渡すように言付かっております」

タカ・スズ「?」


『津田君、スズちゃん。小笠原はマンキツしてる?突然だけど明日は母島に宿をとってあります。母島には午前中の船(母島丸)に乗ってイって下さい。時間など詳細は同封のチケットを参照してください。母島では港までお迎えが来ます。ではではー
PS.ゴム足りなくなったら薬局で買ってください』


タカ 「追伸はともかく、明日の予定は決まったね」

スズ 「うん、母島の観光案内貰えるのかしら」

フロント「あ、明日は母島ですか?母島の観光案内は母島観光協会にお越しくださった方がいいですよ」

***
621 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/11/21(金) 00:21:53.26
 ガチャ カチッ(部屋のライトON)

タカ 「ふー」

スズ 「・・・」

タカ 「ん?どうしたの?」

 ぎゅううう
スズ 「タカトシーー♡」

タカ 「うわっ///どうしたの?スズ?」

スズ 「・・・早くこうしたかったの///」

タカ 「・・うん///俺も・・///」
ぎゅううう

スズ 「・・・晩御飯の時間までこうしてよう?///」

タカ 「うん///」

スズ 「えへへ///」
622 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/11/21(金) 00:22:39.32
********************
コトミ「うひょおおおおおお!!」

シノ 「?!!!?!!?」

アリア「コトミちゃん、シノちゃん、落ち着いて!」

シノ 「これはどういう事だ?!!なぜいきなり萩村がデレモードに??!!」

ウオミー「ふっ・・やはりこうなりましたか・・」

アリア「・・なるほど・・!魚見さん私も分かったよ!!」

シノ 「なに?!」

アリア「二人の心はラブラブモードなのに、お互い名前で呼べないジレンマ!!」

ウオミー「さらに、一方では外でずっと手を繋いでいなければならないというアンビバレンツ!!」

コトミ「これはタカ兄の[ピー]はもう限界なんじゃないかな?!!ハアハア」

シノ 「それだけではないコトミよ!萩村の[ピー]も[ピー]に違いない!!ハアハア」

コトミ「うっひょおおおおお!!!」
624 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/11/21(金) 00:37:41.48
うっひょおおおおおwwwwwwwwww
626 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/11/21(金) 03:12:43.20
********************

タカ 「さて風呂も入ったし、ちょっと早いけど寝ようか」

スズ 「うん・・///」

ピロリロリン
タカ 「ん?」

スズ 「私のじゃないわ」

タカ 「うん、俺のケータイだ・・・・げっ」

スズ 「ん?なに?」

タカ 「えっと・・なんでもない」

スズ 「・・・何でもないことないでしょ」

タカ 「あー・・その・・ウオミーお姉ちゃんからメールが・・・」

スズ 「ん?・・・げっ」

『タカ君、婚前旅行楽しんでますか?帰ったら萩村さんとのプレイ内容を教えてくださいね♡』

スズ 「・・・・」
627 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/11/21(金) 03:13:12.91
********************

シノ 「ウオミー、露骨すぎないか?」

ウオミー「いえ、Mのタカ君にはちょうどいいですよ」

コトミ「ううー・・タカ兄が電気を消しませんように」

アリア「やっぱり騎乗位かな?」

********************


タカ 「・・・いや・・なんて言うか気にしないほうがいいよ」

スズ 「・・・・・」

タカ 「・・・スズ?」

スズ 「タカトシ・・ちょっと聞いていい?」

タカ 「え・何?」

スズ 「卒業式の前・・魚見さんが泊まった日あったわよね?」

タカ 「え・・?!あ・・うん・・それが?」

スズ 「ぱ・・パンツ置いてったのよね?」

タカ 「・・・う・・うん」

スズ 「なんでそういう経緯になったの?」

タカ (やばい)
628 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/11/21(金) 03:27:16.98
タカ 「ま・・待ってよスズ。俺、自分から何もしてないよ」

スズ 「・・・っていう事は魚見さんがアンタになんかしたと」

タカ 「あ!え・・えーと・・」

スズ 「言って」

タカ 「俺・・スズのこと愛してるから!!」

スズ 「怒らないから言って」

タカ 「絶対怒る!」

スズ 「早く言え」
タカ 「はい・・・えっとまず、お姉ちゃんが一人で寝るの寂しいって言うから、俺の部屋に布団を敷きました・・」

スズ 「それで?」ニッコリ

タカ 「途中なんだかんだあって、お姉ちゃんが俺の布団入ってきました」

スズ 「それで?」ニッコリ

タカ 「お姉ちゃんに腕まくらをしたらそのまま俺に馬乗りになって、お姉ちゃんが」
629 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/11/21(金) 03:29:34.69
********************

ウオミー「あらあら」
 パチッ

シノ 「くおらああああああ!!!!何電源切っとるんじゃあああ!!!」

ウオミー「いやん、シノっち、コワイ☆」

アリア「魚見さん?私も聞きたいなー♡」

コトミ「お姉ちゃん、ここは3対1だよ」

ウオミー「えー?ウオミン困っちゃう♡」

シノ 「アリア右手!」

アリア「イエス!」

ウオミー「あん」

シノ 「コトミ!電源入れろ!!」

コトミ「ガッテン!!」
 パチッ


タカ 『・・で俺はシャワー浴びて寝ました』

スズ 『魚見さんは?』

タカ 『・・そのまま添い寝しました・・』


シノ 「ノオオオオオオオオオオオ!!!!」

コトミ「肝心なプレイ内容が!!」

アリア「答え合わせ出来ると思ったのに!!」

ウオミー(セーフ)

********************
630 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/11/21(金) 03:30:08.29
スズ 「なんでそれでパンツ置いてくのよ」

タカ 「・・どうやら俺がシャワー浴びてる隙に布団の下に入れたみたい。次の日の夜電話して来て気づいた」

スズ 「・・・変態」

タカ 「・・・ごめん」

スズ 「・・うっぐ」

タカ 「・・え?」

スズ 「うああああん!!タカトシのバカ!!!」
 がばっ!

タカ 「えっ?!」

スズ 「アンタが悪くないのは分かった・・でもなんか悔しい!!」

タカ 「・・ごめん・・俺もう二度とそんなことしないから」

スズ 「・・・・する」

タカ 「・・え?」

スズ 「アンタに魚見さんがしたことと同じことする!!」

タカ 「えっ?!ちょっ!!!」
631 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/11/21(金) 03:34:28.40
スズ 「横になれっ!!」

タカ 「えっ?!マジ?」

スズ 「冗談でこんなことできるか!!」

タカ 「スズ・・」
 ごろん

スズ 「・・ここ?」

タカ 「う・・」

********************

ウオミー(やばいですね・・結局バレそうですね・・)

シノ 「おおおお萩村!成長したなっ!!」

アリア「あらあらーついに始めちゃうのかなー♡」

コトミ「はあはあはあはあはあはあはあはあはあはあはあ」


タカ 『スズ』

スズ 『何よ!やめないからね!!』

タカ 『いや、抵抗しないよ。でも、電気消そうよ』

スズ 『・・・・うん』

 パチッ


シノ 「ぎゃあああああああああああああ!!!!!!!!」

アリア「津田君・・帰ってきたらお仕置きが必要かな」

コトミ「空気読めーーー!!!!」

ウオミー(タカ君GJ)

********************
632 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/11/21(金) 03:35:06.20
スズ 「・・服の上からだったわよね・・」

タカ 「・・うん」

スズ 「・・うわっ!!」

タカ 「ご・・ごめん」

スズ 「・・・ちゃんと私のこと考えて」

タカ 「え?」

スズ 「私のことだけ考えて!!」

タカ 「スズ・・・・うん」

スズ 「・・・」

・・・

タカ 「うっ・・く」

スズ 「これで・・いいの?」

タカ 「うん・・」

スズ 「その・・気持ちいの?」

タカ 「・・・うん」
633 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/11/21(金) 03:35:36.60
スズ 「・・・タカトシ」

タカ 「うん」

スズ 「好き」

タカ 「うん。俺もスズが好きだ」

スズ 「・・・うん・・少し安心した・・大声出してごめん」

タカ 「・・いや悪いの俺だから」

スズ 「・・・」

タカ 「・・・?」

スズ 「・・・やっぱりあんまり気持ちよくない?」

タカ 「いや・・そんなことは・・」

スズ 「・・一旦止める・・。自分で言うのもなんだけどムードも何もあったもんじゃないわ」

タカ 「・・・うん」
634 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/11/21(金) 03:36:24.02

 ごろん
スズ 「タカトシ・・抱っこして」

タカ 「うん」
 ぎゅっ  なでなで

スズ 「・・・///」

タカ 「落ち着いた?」

スズ 「・・・うん///」

タカ 「よかった・・・スズ・・キスするよ」

スズ 「うん///」

 ちゅっ

スズ・タカ「///」

タカ 「スズ、俺スズのこと愛してます」

スズ 「っ!・・・わ・私もタカトシのこと愛してます///」

タカ 「大好きなスズが・・気持ちよくなってほしいから・・イヤじゃなかったら、これからスズの体を触ります」

スズ 「!!・・・・・・・・・・・・イヤじゃ・・ないです・・///」

タカ 「俺のことは・・スズが落ち着いて、スズにとっていい時が来たら、触ってください」

スズ 「・・うん///」

タカ 「・・じゃあ触ります」

スズ 「っ・・・待って・・もう一回キスして・・」

タカ 「うん」
 
 ちゅっ
635 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/11/21(金) 03:36:57.80
タカ 「・・・」

スズ 「っ!///・・・私・・小さいから恥ずかしい・・」

タカ 「小さくたって俺の大好きなスズの体の一部だよ」

スズ 「・・・バカ・・・あっ・・」

タカ 「ボタン、外すよ?」

スズ  こくん

 パチッ パチッ パチッ・・・

タカ 「スズ」

スズ 「///」

タカ 「綺麗だよ」

スズ 「/////」

さわっ

スズ 「・・んっ!!///」
636 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) :2014/11/21(金) 03:54:03.90
スズ (タカトシが私の胸を触ってる・・)
(なんで・・?)
   (すごい幸せ・・///)
   (タカトシを好きって気持ちが・・どんどん強くなってく・・///)
   (タカトシ・・好き・・好き・・!///)

タカ 「スズ」

スズ 「ふえ?///」

タカ 「・・下も触っていい?」

スズ 「う・・ん///」

タカ 「愛してるよ」
 ちゅっ

スズ 「ーーーーー//////」
637 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/11/21(金) 03:54:38.52
スズ 「あっ!!///」

タカ 「ゴメン!痛い?」

スズ 「違う・・大丈夫・・」

タカ 「・・・うん」

 さわっ
スズ 「っ//////」

タカ 「・・気持ちいい?」

スズ (//////) こくん

タカ 「・・じかに触っていい?」

スズ (/////////)   こくん

 すっ

スズ (タカトシの手・・あったかい・・)
   (・・・入ってくる・・)
   (!!!)
スズ 「ああっ!//////」

タカ (・・本当に濡れるんだ・・)
638 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/11/21(金) 03:55:30.31

 ぴちゃ
スズ 「ふぁっ!!//////」

 つぷっ
スズ 「・・・やっ!!//////」

タカ 「・・イヤ?」

スズ (////////)   ふるふる

タカ 「・・うん」

 きゅっ
スズ 「・・・ふっ!//////」

 ぴちゅっ
スズ 「!!タカトシっ!!!ダメ・・ダメっ!!あっっっっ!!!////////」
 びくん びくん びくん

タカ (・・・いったのかな?)

・・・

スズ 「ふーっ・・・ふーっ・・・・・・」
タカ 「・・・」
 ぎゅっ なでなで


スズ 「・・・////////」

タカ 「・・だいじょうぶ?」

スズ 「・・・・・うん////////」

タカ 「・・寝られそう?」

スズ 「・・タカトシはいいの?」

タカ 「・・・うん。今度でいいよ」

スズ 「・・・抱きしめてて」

タカ 「うん」
650 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/11/23(日) 01:19:25.81

 朝チュン

スズ 「ん・・・タカトシ・・・♡」

スズ 「・・・ん・・」ぱち

タカ 「ZZZ・・・ZZZ・・・」
スズ 「・・・・///」

スズ (昨日・・私・・・)


タカ『大好きなスズが気持ちよくなってほしいから・・・・』
スズ (///)

タカ『愛してるよ』
スズ (//////)

スズ『!!タカトシっ!!!ダメ・・ダメっ!!あっっっっ!!!』
スズ 「ふにゃあああああああ!!!!!///////」

タカ 「?!!ん・・・スズ?起きたの?」
スズ 「あ!・・・あ・・うん・・おはようタカトシ!」

タカ 「・・・怖い夢見たの?」
スズ 「ち・・違うから!大丈夫だから!!」

タカ 「・・そう?ならいいけど」
スズ 「うん、ホントに大丈夫だから!」

タカ 「うん」

スズ 「でね・・もう6時よ」

タカ 「あ・・ははじま丸(母島に行く船)は7時半だったね・・急ごうか」

スズ 「うん・・タカトシ・・その・・///」

タカ 「?」

スズ 「・・・んっ」

タカ 「あ・・・うん///」

ちゅっ
651 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/11/23(日) 01:19:57.22

フロント「では行ってらっしゃいませ!」

タカ 「また明日の夜はよろしくお願いしますね」

フロント「は、お二人で母島の大自然を満喫して来てください」

スズ 「ありがとうございます」

****

タカ 「2時間かー結構乗ってるんだね」

スズ 「そうね・・私は結構眠いわ」

タカ 「じゃあゆっくりしてなよ」

スズ 「それにしてもとりあえず渡されたチケットで船乗ったけど、ほんとにお迎え来るのかしら・・」

タカ 「うーん・・まあ宿の人が来るんじゃない?七条先輩の手配だしその辺は抜かりないんじゃないかな?」

スズ 「それもそうね・・ふぁああ・・やっぱり眠いわ」

タカ 「俺も少し眠いし、このまま着くまで二人で寝よう?」

スズ 「うん・・寄りかかっていい?///」

タカ 「うん///」


・・・
652 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/11/23(日) 01:20:33.81

ざわざわ

スズ 「・・ん?」

スズ 「なんか騒がしいわね・・つ・・津田・・もう着くみたいよ」
 ゆさゆさ

タカ 「ん・・・あ・・おはよう。着いた?」

スズ 「もう船が旋回してるから港だと思うわ・・なんか騒がしいし」

タカ 「ん?・・確かになんかざわついてるね・・デッキ出ようか」

スズ 「うん」

 てくてく・・
スズ・タカ「「げっ」」


『津田タカトシ・スズ様・おいでませ母島!!』

出島 「やっほー」
653 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/11/23(日) 01:21:20.99
スズ 「くあああああ!!!」
 ビリビリビリ!!

出島 「おや、せっかく作った横断幕を」

スズ 「何してくれとんじゃああああ!!!」

出島 「おや、やはり『御夫妻』と入れるべきでしたか?」

スズ 「なお悪いわ!!」

タカ 「萩村・・その・・他の人達見てるからとりあえず落ち着け」

スズ 「う・・///」


***

タカ 「・・で、何で出島さんがいるんですか?」

出島 「おや?お嬢様から聞いていませんか?お迎えにあがりました」

スズ 「え」

出島 「さらに母島は車無しでは観光は難しいので今日1日お二人のドライバーをいたします」

タカ 「リムジンはやめて!!!すげー目立つ!!!!」
654 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/11/23(日) 01:22:10.98
出島 「では、いったん荷物を宿において出発です」

スズ 「なんか一気に流れが変わったわ・・」

出島 「あ・お二人はちゃんと手を繋いでくださいね?」

スズ・タカ「「!!///」」

***

出島 「ではまずこの博物館から。戦時中の島の暮らしが分かる展示物に注目です」

スズ 「はぁ・・」

***

出島 「ここはかつての小学校跡地です。中はガジュマルの生い茂る空間となっております」

タカ 「へー」

***

出島 「こちらのビーチは母島でも随一の透明度を誇ります。夏は観光客で賑わいますが冬はちょっとしたデートスポットですよ」

スズ 「・・・確かに・・この砂浜、砂だけじゃなくてサンゴのかけらだわ・・・」

***

出島 「お昼はこちらのイタリアンです。オススメは島の素材を使った日替わりのパスタです」

タカ 「結構お腹すいたね」
スズ 「そうね」

出島 「午後は山登りですからしっかり食べてくださいね」

***

655 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/11/23(日) 01:22:45.21
出島 「では予告通り、午後イチはこちらの山をトレッキングします」

スズ 「そんなに急じゃないわね」

出島 「ええ。ちなみに津田さん、この山の名前知っていますか?」

タカ 「え?・・いや知りませんが」

出島 「乳房山です」

スズ 「ちっ・・!!///」

出島 「チブサです」

タカ 「登る前に全力で登る気を削いでくるな、この人は」

※ホントにあるよ!!

***

出島 「チブサ登りお疲れ様でした」

タカ 「やめーい!!」

出島 「お疲れだと思うのでこちらのカフェでおやつと行きましょう。島レモンパフェがおすすめです」

スズ 「ボケるかマジメかどっちかにしてください」

***

656 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/11/23(日) 01:23:14.19
出島 「では、この商店でお土産散策タイムとしましょう。少し早いですが午後の予定はこれでおしまいです」

スズ 「えっと・・宿ではどうすれば・・?」

出島 「夕食は宿ではなく町の居酒屋さんを予約しています」

タカ 「え居酒屋?!」

出島 「大丈夫。お食事メニューもそろっていますので」

スズ 「はぁ・・」

出島 「ちなみに夕食後は夜のイベントがありますので防寒対策をしっかりしてお越しください」


***

 宿にて
スズ 「はぁ・・なんかびっくりしたけど・・出島さんが出てきてしっくりしたわ」

タカ 「確かに・・なんか言われてみればここまで先輩たちのちょっかいが無かったのが不思議なくらいだ」

スズ 「ここからは気を付けたほうがいいかもね・・」

***
657 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/11/23(日) 01:23:51.19
 居酒屋にて

出島 「さてお二人ともお腹はいっぱいですか?」

スズ・タカ「はい」

出島 「ではとっておきのナイトイベントのお時間です・・車にどうぞ」

スズ・タカ「・・・」

***

出島 「着きました」

スズ 「あの・・真っ暗なんですけど・・ここどこですか?」

出島 「旧ヘリポート跡地です」

タカ 「何だってこんなとこに?」

出島 「ではヘッドライト消しますよ」

スズ 「わ・・ちょちょっと!!!」
 カチッ

スズ 「い・・イヤ・・タカトシーっ!!」

タカ 「ぁ・・・スズ・・見て・・」

スズ 「え?・・・・うわっ・・・すごい・・・」

出島 「・・ここは日本で一番星が綺麗に見えると言われている場所です。星座の説明は・・・いりませんね。では、私は1時間後に迎えに来ます・・・」
 ブロロロロ・・・・

658 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/11/23(日) 01:24:27.00
スズ 「・・あれはオリオン座。知ってるわよね?」

タカ 「うん。でも星が見えすぎてどれがどれだか分かんないくらいだね・・」

スズ 「そうね・・」

タカ 「あの地平線に見える明るい星は?」

スズ 「あれはたぶん、りゅうこつ座のカノープス。天体で2番目に明るい星よ。本州では見えないけど」

タカ 「・・よく知ってるね・・ホント萩村はすごいや」

スズ 「・・そんなことないわ・・・あのね・・カノープスはトロイ戦争の時、王様とお妃をバビロニアまで導いた水先案内人の名前なの」

タカ 「・・・なんか・・今回の出島さんは俺たちのこと色々案内してくれたし・・出島さんはカノープスってこと?」

スズ 「・・私が今タカトシと一緒にいられるのは・・出島さんだけじゃなく先輩たちやいろんな人たちのおかげなの・・だからカノープスはみんなかな・・」

タカ 「・・・そうかもね」

スズ 「・・帰ったらちゃんとお礼言わなきゃね・・」

タカ 「・・うん」

***

 ブロロロロロ・・・
出島 「・・どうでしたか?」

タカ 「・・すごい景色でした・・ありがとうございました」

出島 「と言うことはやはり騎乗位ですか」

タカ 「は?」

出島 「いえ、津田さんが空を見たということは、騎乗位ということですね」

スズ 「津田、前言撤回しとくわ」

タカ 「それがいいぞ」

***

出島 「では私はこれで。明日の出航は14時ですので、それまでは今日行っていない方のビーチ遊びをしようかと思いますので、9時過ぎにお迎えにあがります」

タカ 「は、はい」

出島 「では、バイ」
659 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/11/23(日) 01:25:03.59
スズ 「・・・しっかりオチをつけてくるあたり・・さすが出島さんね」

タカ 「・・うん」

スズ 「・・・えっと・・タカトシ」

タカ 「ん?」

スズ 「げん・・か・・い・・ZZZ」

タカ 「あ・・・よしよし」

******

そして次の日、二人はビーチ遊びを満喫し帰りのははじま丸に乗って父島に帰った。

タカ 「・・にしても出島さんは母島に残ったけど・・どうするんだ?」

スズ 「さあ・・少なくとも貨物船で車を持ち帰る必要はあるわよね」

タカ 「あー・・じゃあ貨物船が来るまで母島に足止めなのかな」

スズ 「そうかもね」

タカ 「なんかそう考えると申し訳ないね」

スズ 「確かにそうね」

********************

出島 『お嬢様、こちら潜入捜査員出島です。どうぞ』

アリア『ハイハイ!こちらアリアです。どうぞ』

出島 『お申し付けの通り仕事をいたしました。どうぞ』

アリア『ありがとーおかげで成功しそうだよー。どうぞ』

出島 『ハイ。それではわたくしは貨物船とともに帰ります。成功した暁には私にもコピーをください。どうぞ』

アリア『了解です。オーバー』

660 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/11/23(日) 01:26:24.99
タカ 「そういえば帰りの船は明日だよね?」

スズ 「そうね」

タカ 「小笠原にいられるのもあと1日かー」

スズ 「そうね・・・もうちょっと居られたらいいなって思うわね・・」

タカ 「うん・・今日は・・もうあんまり時間ないけど行きたいとことかある?」

スズ 「うーん・・た・・津田に任せるわ」

タカ 「うん。とりあえず一旦宿に戻ろう」

スズ 「そうね」

***

フロント「おかえりなさいませー」

スズ・タカ「戻りました!」

フロント「・・・」

スズ・タカ「?」

フロント「あ・そういえばこの後のご予定はお決まりですか?」

タカ 「いえ、まだですけど」

フロント「でしたらシーボーンアートなどいかがでしょう?」

タカ 「なんですそれ?」

フロント「ビーチグラスや貝殻など海で拾えるものを使ってアクセサリーなどを作れるんですよー」

タカ 「なるほど・・えっと、どうする?」

スズ 「・・行きたい」

タカ 「うん、じゃあそこにします」

スズ (・・またタカトシと作ったもの交換したい///)
661 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/11/23(日) 01:27:09.20
フロント「あ、それとちょっといいです?」

タカ 「はい?」

フロント「実はですね、今日はこの近くの教会でミサをやっていました。普段は入れないんですがこの日は教会の中を見学できるんですよ。よければ帰りにでも覗いてみると面白いですよ」

タカ 「ありがとうございます」

***

タカ 「こんにちわー」

シーボーンアート店の店主「あー宿から連絡受けてるよー」

スズ 「よろしくお願いします」

店主 「じゃあ早速だけど何作る?」

タカ 「おすすめは?」

店主 「うーん・・一番簡単なのはビーチグラスを組み合わせたオブジェかな。難しいのは貝殻とかを削ってアクセサリーを作るやつかな」

スズ 「ね、せっかくだからアクセサリー作りやってみましょうよ」

タカ 「うーん・・できるかなー・・」

店主 「おーがんばれー」

***

タカ 「ハハハ・・なんか歪な輪っかになっちゃた」

スズ 「ふふ・・いいんじゃない?個性的で」

タカ 「それ褒めてないよね?」

店主 「彼女の方はほぼ完璧だねー」

タカ 「またこのパターンか」

 ※一度店主はスズを妹と認識しましたが本人の訂正が入りました
662 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/11/23(日) 01:27:56.99
タカ 「そういえば宿の人が言ってた教会もみてみる?」

スズ 「うん、そうね」


 『小笠原・セント・ジョー教会』

タカ 「こ・・こんにちは」

神父 「こんにちは」

タカ 「あの・・見学いいですか?」

神父 「ええ、今日はミサの日でしたから、どうぞ」

スズ 「ありがとうございます」

神父 「・・もう他の方もいませんし、この教会の歴史を簡単にご説明しましょうか?」

タカ・スズ「ありがとうございます!」

***

神父 「・・・このように小笠原に最初に移住したのが欧米人であったためこの教会は設立されました。この島には神社もありますが、お互い共存できていると思っています。門をたたくものがあれば拒まないのが教会ですからね」

スズ 「キリスト教の方が多いという訳ではないんですね」

神父 「ええ、今日のミサにいらしてた方も様々な信念をお持ちだと思いますよ」

タカ 「・・・・」

スズ 「津田?どうしたの?」

タカ 「あ・・・いや・・なんか歴史をかんじるなーって」

スズ 「そうね」

神父 「・・・」

***

タカ・スズ「ありがとうございました」

神父 「いえいえ、ではお二人の旅と人生に主のご加護がありますように」

***

タカ 「・・あれ?」

スズ 「どうしたの?」

タカ 「どうやら財布落としたっぽい」

スズ 「えええー?!」

タカ 「たぶん教会かな?・・ちょっと見てくるから萩村は先に宿に戻ってて!」
 タッタッタッタ・・

スズ 「・・・もう」
663 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/11/23(日) 01:28:36.99
宿にて

タカ 「ただいまー」

スズ 「あったの?!」

タカ 「あったよー」

スズ 「よかったー・・もう、気をつけなさいよ!!」

タカ 「ははは・・気を付けます」

***

タカ 「小笠原最後の晩餐だね」

スズ 「ふふ・・そうね」

タカ 「明日は午前中しか島にいないけど、どうやら船の出航日の朝だけウクレレのコンサートがあるらしいんだ。折角だから行かない?」

スズ 「いいわね・・・ふふ」

タカ 「ん?」

スズ 「・・今回はホントに色々プランしてくれたわね・・ありがとう、タカトシ///」

タカ 「うん///・・・また来たいね」

スズ 「うん!///」

664 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/11/23(日) 01:29:14.58
タカ 「えっとさ・・」

スズ 「ん?」

タカ 「これからちょっと外行かない?」

スズ 「ん?なんかあるの?」

タカ 「・・うん。なんかあるよ」

スズ 「・・・じゃあ行くわ。ついてのお楽しみって事ね」

タカ 「うん」

***

タカ 「さて、ここです」

スズ 「ん?ここって夕方来た教会?」

タカ 「うん・・・その・・・神父さんにお願いした」

スズ 「??何を?」

神父 「こんばんは、ではお入りください」

スズ 「??」

665 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/11/23(日) 01:30:00.78
 ガチャ
タカ 「スズ」

スズ 「え?」

タカ 「これ着てみて」

スズ 「え?ヴェール??」

タカ 「さっき、財布落としたふりして教会に来て神父さんにお願いしたんだ」

スズ 「え・・まさか・・」

神父 「教会は求めるものに閉ざす門を持ちません。様々な人種や文化を受け入れてきた小笠原なら猶更です・・・津田さんからのご要望でお二人のプレ・マリアージュの立会をさせていただきます」

スズ 「うそ・・」

タカ 「えっと・・こんな急な感じでゴメン・・でも俺萩村に・・スズにちゃんと誓っておきたいんだ・・あ・・でも嫌なら・・また今度に・・」

スズ 「イヤじゃない!」

タカ 「・・スズ」

スズ 「うっ・・うっ・・うわぁぁぁぁぁぁん!!!たかとしーーー!!」
 ぎゅうううう
666 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/11/23(日) 01:30:49.39
神父 「・・・津田タカトシはこれを誓いますか?」

タカ 「はい・・誓います」

神父 「・・・萩村スズはこれを誓いますか?」

スズ 「ち・・・誓います」

神父 「では誓いのキスを」

・・・・・・

タカ 「わがまま言ってすみませんでした・・本当にありがとうございます」

神父 「いえ、こちらこそありがとう。こういうのこそ、神父の本来の仕事です。お二人の誓い確かに聞きましたよ」

タカ 「はい」
スズ 「はい///」

・・・

タカ 「へんな指輪でごめんね・・・帰ったら・・その・・ちゃんとしたの買いに行こうか?」

スズ 「・・全然変なのじゃないわよ・・さっきタカトシが一生懸命貝を削って作ってくれたんじゃない・・・宝物にするわよ・・・///」

タカ 「う・・うん///」

スズ 「・・・」

タカ 「スズ・・あのさ・・まだ泣いてる?」

スズ 「うっ・・うるさい!!・・こんなことされて・・・こんなことされて嬉しくない人なんていないわよ・・・バカ・・///」

667 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/11/23(日) 01:31:34.18
 ガチャ パチッ(ライトオン)

スズ 「タカトシ♡」

タカ 「うん」
 ぎゅっ

スズ 「なんだかね・・意味わかんないくらい幸せ///」
 ぎゅー
タカ 「スズ・・俺も同じ気持ちだよ///」
 ぎゅー
スズ 「・・タカトシ」
 ぎゅー
タカ 「ん?」
 ぎゅー
スズ 「・・お風呂・・入らなきゃ」
 ぎゅー
タカ 「うん・・そうだね・・入浴時間終わっちゃうし急がなきゃね」
 ぎゅー
スズ 「えっとさ・・・」
 ぎゅー
タカ 「?」
 ぎゅー
スズ 「・・・・一緒に・・入ろ?///」
 ぎゅううう
タカ 「・・え?!」
668 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/11/23(日) 01:32:31.78
スズ 「もう・・昨日裸見られてるし・・///」
 ぎゅー
タカ 「えっと・・///」
 ぎゅー
スズ 「それに私はアンタの裸見てないからなんか不公平」
 ぎゅー
タカ 「え・・そんな理由?」
 ぎゅー
スズ 「嫌?///」
 ぎゅー
タカ 「嫌じゃ・・・ないです///」
 ぎゅー
スズ 「じゃあ部屋風呂に入ろ?・・でも恥ずかしいから電気消していい?///」
 ぎゅー
タカ 「うん・・俺も恥ずかしいからそれは賛成」
 パチッ

********************

シノ 「ちくしょおおおおおおおおおお!!!!」

アリア「シノちゃん!気持ちは分かるけど、言葉遣い気を付けて!!」

ウオミー「今日はバスルーム●ックスですか・・・王道は後背位ですが、萩村さんの体型を考えると駅弁●ックの可能性も十分にありますね」

コトミ「タカ兄の部屋に監視カメラと盗聴器を仕掛けましょう!それでスズ先輩のお泊りイベントを発生させまくりましょう!!」

********************
669 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/11/23(日) 01:33:17.78
 ガチャ
スズ 「・・・///」

タカ 「えと・・さっぱりしたね///」

スズ 「・・・うん///」

タカ 「・・電気、つける?」

スズ 「パジャマ着てからにしたい・・・///」

タカ 「・・うん、俺も着る///」

***

スズ 「OKよ」

 カチッ

スズ 「///」
タカ 「///」

スズ(お互いの顔がはっきり見えると・・恥ずかしい・・///)
タカ(風呂上りだからかもしれないけど・・スズがすごく色っぽく見える・・///)

スズ 「えっと・・」

タカ 「うん」

スズ 「明日は朝ウクレレので早いし・・」

タカ 「・・寝ようか・・?」

スズ 「うん・・///」

タカ 「け・・消すね?///」

スズ 「うん///」

タカ 「あ」

スズ 「え?」
 ちゅっ

スズ 「えへへ・・タカトシ♡」
パチッ
670 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/11/23(日) 01:33:58.78
********************

シノ 「初夜かッッッ!!!」

アリア(シノちゃんが突っ込んだ)

シノ 「アリア!このシステム問題ありだ!!なぜ電気と連動なんだ・・・!!!なぜ・・!!」

ウオミー「シノっち・・ものは考えようです」

シノ 「ウオミー・・?」

ウオミー「どんなプレイをしたかをタカ君に直接聞けばいいんですよ!!」

コトミ「でも素直に言いますねー?」

シノ 「私もそう思うぞ」

ウオミー「シノっちまで何を言ってるんです、嘆かわしい・・・。タカ君はMなんですよ?!」

シノ 「!!そうだった・・私としたことが・・・みんなで攻めれば津田は快楽を感じながら答えるに決まってるな!!」

コトミ「もう今回は物理的にも縛り上げましょう!!」

シノ 「よし!まず荒縄を・・・」


アリア(実は・・出島さんに時間を稼いでもらってる間に録音機を消灯時もONになるように設定しなおしたんだけど・・・黙ってこっそり楽しんじゃおー)

********************
671 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/11/23(日) 01:34:48.78
タカ 「・・スズ」

スズ 「・・タカトシ」

タカ 「・・いつかもう一度ちゃんとした結婚式をしようね///」

スズ 「うん・・・でも・・今日のことも・・わたし一生忘れない///」

タカ 「スズ」

スズ 「うん」

タカ 「・・帰ったら、俺たち生徒会役員に戻るんだな」

スズ 「・・そうよ・・学校で手繋いだり名前で呼んだりしちゃ・・ダメよ」

タカ 「うん、そうだね」

スズ 「・・・でも・・二人で出かけるときは、手も繋ぐし名前で呼ぶんだからね///」

タカ 「うん、そうだねスズ///」
 ちゅ

スズ 「バカッ///」

タカ 「・・帰ったらもうしばらくは、こうやって一緒に寝ることできないよね」

スズ 「・・・・そうね」

タカ 「・・二人でこっそり旅行とか行けないかな?」

スズ 「・・行けるかもしれないけど・・たぶん誰かにばれると思うわ」

タカ 「あー・・そうだね」

スズ 「えっと・・・」

タカ 「ん?」

スズ 「・・しばらくぎゅって出来ない分・・今日いっぱいぎゅってしよう・・///」

タカ 「・・・スズっ!」
 ぎゅううう


**************************************
672 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/11/23(日) 01:35:22.58
ポロン・・ポロン・・

スズ 「・・ウクレレの演奏って初めて聞いたわ」

タカ 「・・うん、俺も」

スズ 「・・なんかいいわね」

タカ 「・・うん」

スズ 「・・・」

タカ 「・・スズ」

スズ 「・・うん」

タカ 「俺、スズが病気になった日、本当に心から神様にスズを助けてほしいって願ったんだ」

スズ 「・・・うん」

タカ 「・・でも今は・・神様に・・スズを幸せにするために精一杯頑張りますって誓いたいって思ってるんだ」

スズ 「・・・バカ///」

タカ 「あー」

スズ 「ん?」

タカ 「自分で言っててすごく恥ずかしいです」

スズ 「聞いてる私も恥ずかしいわよ///」
673 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/11/23(日) 01:36:06.76
タカ 「・・・よし!帰ったら俺たち今まで通りの生徒会役員だ!」

スズ 「・・まあ今回は先輩たちには何も見られてないし、私たちが今まで通りふるまえばいいわけよね」

タカ 「・・うん・・まあ・・昨日の事とかもね///」

スズ 「・・だまっらっしゃい///」

***

こうして俺と萩村の小笠原旅行は終わりました。
学校に戻って、三年生になった俺たちは生徒会役員としての職務に努め、結局その後萩村と旅行に行くことになったのは俺たちの受験が終わった後でした。

神様、萩村を助けてくれてありがとう。
これからは俺が守っていきます。

七条先輩、早くデータ消してください。





674 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/11/23(日) 01:36:38.78
おしまい
675 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/11/23(日) 01:38:17.93
なんだかすごい長くなってしまいました
読んでくれた人たち、ありがとうございました

次はウオミースレでお会いできると嬉しいです
677 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/11/23(日) 02:53:57.74
乙!
とにかく面白かったの一言に尽きる!

で、ウオミースレは別に立てるってことかな?
680 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/11/23(日) 08:16:38.84
おつー
682 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2014/11/23(日) 11:33:05.51
乙!
スズとウオミーはやはりナンバンバーワン!(矛盾上等)

この書き手のSS:

天草「津田、目に見えるものが真実とは限らないぞ。」


津田「神様お願いです・・萩村を助けてください」【前編】


津田「神様お願いです・・萩村を助けてください」【後編】


 

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小笠原、学生時代よく訪れたので懐かしい。船代一番安い二等でも往復五万は家庭ある今となっては無理(ToT)


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