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関連スレ:
美琴「す・・・好きです!!付き合ってください!!」上条「何やってんだ、御坂」
【前編】   【後編】  

1: ◆G2uuPnv9Q. 2011/05/14(土) 21:46:06.58 ID:GQxgnJez0
前スレ 

美琴「す・・・好きです!!付き合ってください!!」上条「何やってんだ、御坂」



上琴と、未元定規がメインのほのぼのストーリー
そしてギャグ

ていとくんはキャラ崩壊
美琴は上条さんの嫁であり、俺の娘
サトリナさんは俺の嫁
サトリナさんは俺の嫁
サトリナさんは俺の嫁

3つ以上突っ込みどころがあると思ったら見ないほうがいいかも
いや、ウソです


15: ◆G2uuPnv9Q. 2011/05/15(日) 17:47:13.77 ID:VgM7jABr0
カラオケの続きから


垣根「さぁ、ペアの代表者を選べ!!」

上条「じゃ、俺が行くよ」

美琴「がんばって、当麻!!」

一方「しゃあねェなァ・・・やってやンよ」

黒子「がんばってくださいですの!」

エツァリ「負けられない戦いがそこにある!!」

ショチトル「ここは男が行くべきだからな、譲ろう」


垣根「じゃ、まずは上条」

上条「これだろ、やっぱ!!」

ガオレンジャー吼えろ

垣根(やっぱ熱いので来たか)
19: ◆G2uuPnv9Q. 2011/05/15(日) 17:51:06.41 ID:VgM7jABr0
上条「けーだーかーいー雄たけびをーあげろー!!!」


美琴(カッコイイ・・・)

心理(熱いわね)

エツァリ(なるほど、これは高得点でしょうね)

垣根(ちっ、やるな)

一方(ガオラオーガオラオー)
20: ◆G2uuPnv9Q. 2011/05/15(日) 17:52:51.38 ID:VgM7jABr0
エツァリ「さて、次は自分ですか」

上条(コイツは・・・たぶん、まともなので来る)

黒子(要注意ですのね)

エツァリ「決めました」

垣根(なにで来る?)


荒城の月

ショチトル「」
21: ◆G2uuPnv9Q. 2011/05/15(日) 17:56:13.62 ID:VgM7jABr0
エツァリ「はーるーこーうーろーうーのーはーなーのーえーんー」


垣根(うめぇ)プルプル

美琴(なんでこの歌を・・・)

黒子(ですが、なかなかビブラートが効いてますの)

一方(この曲でビブラート効かせてどォすンだよ)

心理(懐かしすぎるでしょ)
22: ◆G2uuPnv9Q. 2011/05/15(日) 17:59:09.60 ID:VgM7jABr0
一方「さァて・・・スクラップの時間だぜェ!!!!!!」

垣根「お前とはいい勝負ができそうだからな、期待してるぜ」

上条「いや、ネタ曲しか歌ってないだろ」

一方「アホか、こういう時は真面目に勝負するンだよ、俺は」

美琴「勝ちに行くってわけね」

一方「打ち止めァァァァァァァァァァ!!!!!!!!!!!!!!!!俺にィィィィィィィィィ!!!!!!!!!!!!!!!!」


一方「ちィィィィィィィィィィかァァァァァァァァァらァァァァァァァァァァァァをォォォォォォォォォォォォォ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」


さよなら


垣根(えぇー・・・)
23: ◆G2uuPnv9Q. 2011/05/15(日) 18:02:18.51 ID:VgM7jABr0
一方「もォ・・・終わりィだねェ・・・」

一方「君が・・・ちーいーさ-くみーえる・・・」


上条(うわ・・・せつなげなのが似合わない)

心理(気持ち悪いわね)

黒子(吐き気がしますの)

ショチトル(だが、上手いな)


一方「打ち止めァァァァァァァァァァァァァァァァ!!!!!!!!!!!!!!!」


美琴()ビクッ


一方「さよならァァァァァァァァァァァァァァァ!!!!!!!さよならァァァァァァァァァァァァァァァ!!!!!!!さよならァァァァァァァァァァァァァァァ!!!!!!!」


垣根(うるせぇ)プルプル

一方「打ち止めァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!!!!!!!!」


上条(打ち止めのこと好きなだけだろ)


24: ◆G2uuPnv9Q. 2011/05/15(日) 18:06:30.33 ID:VgM7jABr0
垣根「さて・・・最後は俺か」

一方「はン、てめェの実力じゃ俺には敵わねェよ」

美琴「アンタもたいがいだったわよ」

上条(いや、待て・・・垣根は前、最後の大一番でサウダージを歌った)

上条(そうだ、コイツはきっとマジで・・・いや、それはダミーで、やっぱりふざける?)

上条(・・・読めない・・・まったく読めない)

垣根「よぉーし、これに決めた」


黒子(来ますのね・・・ついに、最強の選曲が・・・)


般若心経

上条「」

美琴「」

一方「」

黒子「」

心理「」

エツァリ「」

ショチトル「」

垣根(やっべ、ミスっちまった、南無妙法蓮華経のつもりだったのに)
32: ◆G2uuPnv9Q. 2011/05/15(日) 18:26:06.70 ID:VgM7jABr0
垣根「観自在菩薩 行深般若波羅蜜多時 照見五蘊皆空」


上条(なに言ってるかわかんねぇ・・・)プルプル

美琴(めちゃくちゃ上手いじゃない・・・)プルプル

エツァリ(どこから尺八取り出したんですか・・・)プルプル

心理(目をかっと見開いてる理由が分からない・・・)プルプル

一方(コイツ・・・やりゃァできンだな)

黒子(素晴らしいですの)

ショチトル(頭おかしいな)
33: ◆G2uuPnv9Q. 2011/05/15(日) 18:28:29.36 ID:VgM7jABr0
垣根「やりきったな」

上条(ちくしょう・・・何度腹筋が痙攣しかけたか・・・)

垣根「ま、俺は余裕勝ちだろうからいいけどさ」

垣根「とにかく点数見るか」

美琴(この点数開示で・・・)

エツァリ(全てが決まるッ!!)

垣根「ざわ・・・ざわ・・・」

心理(開示とカイジをかけたのね、くだらない・・・)
36: ◆G2uuPnv9Q. 2011/05/15(日) 20:37:31.87 ID:VgM7jABr0
上条 91点
一方 93点 
エツァリ 86点


垣根 測定不可能



上条「・・・え?」

美琴「この場合は・・・どうなるの?」




垣根「早すぎたか」

心理(なにがよ・・・)
38: ◆G2uuPnv9Q. 2011/05/15(日) 20:43:31.79 ID:VgM7jABr0
垣根「しゃあない、ジャンケンで負けた二人が全裸でいいか」

上条(えぇー・・・)

美琴「ま、いいわよ」

エツァリ「それでは・・・」

垣根「俺はグー出すもんね!!!!!!!!!」

心理「・・・」

垣根「グーってさ、拳を強く握りしめてるんだぜ、誰かを守るために」

一方「最初はパー」

上条 チョキ

美琴 チョキ

心理 チョキ

エツァリ チョキ

ショチトル チョキ

一方 パー

垣根 井戸


一方「はァ!?そこはみんなグーだろォがよ!!垣根もグーだろォがよォ!!!!!!!!」

垣根「はぁ?ナメんなよ」

心理「垣根、ここは日本なの、あなたも負けね」

垣根「冗談じゃねぇぞぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!!!!!!!!!!!!」


垣根「何歌う?」

一方「何歌おっかー」


上条(気持ち悪いな)
40: ◆G2uuPnv9Q. 2011/05/15(日) 20:48:19.01 ID:VgM7jABr0
垣根「これでいっか」

一方「いいぜェ」


だんご三兄弟


美琴(懐かしい・・・)

上条(ウソだろ・・・)


一方「くしにささァってだンご」

垣根「三つ並んでダンゴ」


心理(頭上下に重ねないでよ・・・)プルプル

美琴(千と千尋の頭みたい・・・)プルプル

上条(しかも二人なのに)
41: ◆G2uuPnv9Q. 2011/05/15(日) 21:01:16.75 ID:VgM7jABr0
一方「しょォゆ塗られて」

垣根「だんご」


一方・垣根「ダンゴ三兄弟」キリッ


上条(決めた意味が分からない)

美琴(なんだか疲れた・・・)

ショチトル(忘年会・・・だったよな、これ)


上条「あぁ・・・明日大晦日だし、もう帰るな」

美琴「さすがにおせちも準備しないと・・・心理さんゴメンね、一緒に作れないかも」

心理「いいのよ・・・悪いのはこのバカだから」

垣根「どうも、バカです」

一方「俺も帰るか、打ち止めが心配する」

エツァリ「では、よいお年を」

上条「またな」

42: ◆G2uuPnv9Q. 2011/05/15(日) 21:04:12.70 ID:VgM7jABr0
上条「・・・明日は、二人だけで過ごそうな」

美琴「うん」ギュッ

美琴「ね、当麻」

上条「ん?」

美琴「私ね、こんな風に誰かとバカみたいに遊んだことって今まであんまりなかったの」

美琴「今日も、くだらなかったけど・・・でも、イヤじゃなかった」

上条「あ、俺もだよ」

美琴「来年も、みんなで仲良くしたいね」

上条「もちろん」


上条・美琴「明日で今年最後だな」

二人は歩いていた
手を握って、寄り添うように

その少し上空では、心理定規を抱きしめて、垣根が翼をはためかせていた

51: ◆G2uuPnv9Q. 2011/05/15(日) 22:04:13.29 ID:VgM7jABr0
大晦日・・・


上条「な、美琴」

美琴「なぁに?当麻」

上条「いや、こう、一緒にゴロゴロしてると、まるで夫婦になったみたいだなって」

美琴「ふ、夫婦って・・・ふにゃぁぁぁぁぁぁ・・・」

美琴が、顔を真っ赤にする

上条「来年も仲良くしような」

美琴「う、うん・・・ずっと一緒にいようね?」

上条「当たり前だろ?」

上条が、美琴を抱きしめる
52: ◆G2uuPnv9Q. 2011/05/15(日) 22:14:33.90 ID:VgM7jABr0
美琴「と、当麻あったかいね」

上条「ん、美琴もあったかい」

顔を真っ赤にして、二人が見つめあう

そういえば最近こうやって顔をマジマジと見つめつ機会なかったな、なんて上条は思う

上条「なぁ、夜までなにする?」

美琴「うーん・・・そうね・・・」


美琴「じゃ、大掃除でもしない?」
53: ◆G2uuPnv9Q. 2011/05/15(日) 22:17:32.27 ID:VgM7jABr0
上条「・・・まさか、こんな恒例行事をまだしてなかったとは・・・」

美琴「案外忘れるわよね」

二人は、汚れてもいい服に着替え、片手にほうきを持っていた

上条「美琴、まずはどこから片付けますか?」

美琴「そうね・・・ホコリが多い場所だから、まずは本棚とかベッド付近かしら」


上条「うわ・・・けっこう溜まってるな」

美琴「こ、ここで私と当麻は・・・」カアッ

上条「・・・美琴、そういうのは夜にやりましょうね?」

美琴「わ、分かってるわよ!!」
54: ◆G2uuPnv9Q. 2011/05/15(日) 22:25:13.08 ID:VgM7jABr0
美琴「うぅ・・・」

上条「・・・やりたいの?」

美琴「違う!!その・・・恥ずかしいというか」カァッ

上条「気にしない気にしない、上条さんだってちょっとはやりたいから」

美琴「エ・・・エッチ」

上条「はいはい、片づけしましょうか」

上条がベッドの周りを整理する
すると、あるものを見つけた
55: ◆G2uuPnv9Q. 2011/05/15(日) 22:27:57.08 ID:VgM7jABr0
上条「あれ?これなんだ?」

美琴「あ、私のゲコ太ストラップ!!!無くしたと思ってたけど、こんなとこにあったのね!!」

美琴が嬉しそうに手に取る

美琴「うん、そんなに汚れてないし、よかったー!!」キラキラ

上条「掃除するとこういうことがあるから楽しいよな」

上条も、美琴の喜ぶ顔を見て満足する

美琴「よし、次は本棚の周りね」

上条「さて、頑張るか」
56: ◆G2uuPnv9Q. 2011/05/15(日) 22:32:00.35 ID:VgM7jABr0
美琴「ん?これなに?」

上条「あぁ、俺の日記だよ」

美琴「日記つけてるんだ・・・」

上条「美琴と付き合ってからな、毎日が楽しくていつまでも覚えてたいからさ」

美琴「当麻ったら・・・」カァッ

上条「読んでみるか?」

美琴「ううん、いい」
57: ◆G2uuPnv9Q. 2011/05/15(日) 22:38:49.80 ID:VgM7jABr0
美琴「当麻はきっと私のことばっか書いてるでしょ?」

美琴「当麻は私のことを一番に思ってくれてるもん」

美琴「だから、読まないでも分かるの」


上条「そっか、ありがと」

上条「愛してる」

美琴「私も、愛してる」
68: ◆G2uuPnv9Q. 2011/05/16(月) 09:46:33.37 ID:iMC0lP770
上条「次はキッチンだな」

美琴「油汚れとかすごいかもね」

上条「美琴がいつも料理作ってくれるからな・・・ありがたやありがたや」

美琴「当麻のためだもん、当たり前だよ」

美琴が油をとるための洗剤を用意する


上条「うわぁ・・・思った以上に汚れてるな」

美琴「なかなか細かいところは掃除しないからね・・・」

二人でコンロの周りや換気扇などを掃除する
その後姿は、どう見ても新婚の夫婦である
69: ◆G2uuPnv9Q. 2011/05/16(月) 09:48:41.02 ID:iMC0lP770
上条「さて・・・家の中はだいたい掃除し終わったな」

美琴「そうね・・・もういいんじゃない?」

上条「昼もすぎて夕方か・・・なかなか時間かかったな」

美琴「でもまだ年越しそばには早いわね」

上条「そうだよなぁ・・・」

うーん、と唸る

上条「一眠りするか?」

美琴「そうね、疲れたし」

二人でゴロンとベッドに横になる

上条「おやすみ、美琴」

美琴「うん、おやすみ」

軽くキスをしたあと、二人は眠りについた
70: ◆G2uuPnv9Q. 2011/05/16(月) 09:51:07.31 ID:iMC0lP770
上条「うーん・・・」

先に目を覚ましたのは上条だった

時間は午後5時
ちょうどいい時間に起きることができた

上条「美琴ー起きろー」

美琴「ん・・・おはよう」

上条「そろそろお風呂の時間ですよ?」

美琴「・・・エッチ」

上条「なんでだよ!?」

寝起きでヘンなテンションの美琴に戸惑いながら上条は風呂の浴槽に湯を張りに行く
71: ◆G2uuPnv9Q. 2011/05/16(月) 09:52:14.33 ID:iMC0lP770
美琴「はぁ・・・よく寝た・・・」

ゴシゴシと目を擦りながら、美琴も体を起こす

上条「さーて・・・風呂の準備も終わったし、テレビでも見ますか」

美琴「そうね」

上条がテレビをつけると、大晦日特番をやっていた

上条「なるほど・・・素人クイズ大会・・・笑わなきゃいけない学園都市24時・・・かくし芸大会・・・」

美琴「どれもイマイチね・・・」

上条「そうだな・・・あ、これどうだ?」

上条がテレビのチャンネルを変える

美琴「なになに?動物特集か・・・」

上条「来年の干支のウサギを特集してるし・・・赤白歌合戦まではこれで時間潰さないか?」

美琴「うん」
72: ◆G2uuPnv9Q. 2011/05/16(月) 09:52:52.42 ID:iMC0lP770
上条「ウサギ可愛いな・・・」

美琴「ホント、可愛い・・・」

二人はテレビの前で悶えていた
ウサギが可愛すぎるのだ

上条「はっ!!風呂忘れてた!!」

上条が風呂を見に行く

上条「ふいー・・・危なかった」

美琴「食事より先に入る?」

上条「一緒に?」

美琴「バカ//」
78: ◆G2uuPnv9Q. 2011/05/16(月) 11:57:35.18 ID:iMC0lP770
上条「美琴さんに背中を流してもらえたから上条さんは幸せです」

美琴「はいはい、さっさと食事準備するわよ」

上条「少し少なめにしような」

美琴「年越しそばもあるもんね」

上条「やっぱ、コタツで年越しそばはいいよな」

美琴「当麻と一緒だから最高」ニコニコ

上条「あぁ、俺もだよ」キリッ


美琴が作った料理をテーブルに並べる
縁起物がメインの、大晦日らしい料理だ
79: ◆G2uuPnv9Q. 2011/05/16(月) 12:03:46.10 ID:iMC0lP770
上条「ホント、美琴は料理が上手いよな」

美琴「いいお嫁さんになれると思う?」

上条「なれるに決まってるだろ、上条さんのお嫁になってください」

美琴「当麻ったら//」

そんな会話を続けながら、二人は幸せなときを過ごす

そして、年が明ける瞬間が近づく

上条「なんかさ、年明けるときって嬉しいような悲しいような気になるよな」

美琴「ちょっとモヤモヤした気持ちよね」

上条「こう・・・来年がいい年になるかどうか分からないからな」

美琴「うん・・・でも、当麻がいるなら絶対幸せになれるよ」

上条「俺も」


上条「美琴さえいれば、幸せになる自信がある」
80: ◆G2uuPnv9Q. 2011/05/16(月) 12:06:23.65 ID:iMC0lP770
美琴「もうカウントダウン始まったわね・・・」

上条「楽しかったな、今年」

美琴「来年も、よろしく」

上条「こちらこそ」

上条が、そっと美琴の頬に手を当てる
そのまま優しくキスをする

そして、年が明ける

美琴「・・・キスしたまま年を越すなんて、信じられないわよね」クスクス

上条「ホント、信じられないな」クスクス

美琴「あけましておめでとう、今年もよろしくね」

上条「あけましておめでとう、今年も仲良くしような」
81: ◆G2uuPnv9Q. 2011/05/16(月) 12:10:44.05 ID:iMC0lP770
上条「はぁ、やっぱ年越しそばは腹がふくれてしまいましたなぁ」

美琴「もう、ゴロゴロしてたら太るわよ」

上条「げ、それは困る」

少し姿勢を正す上条
と言ってもあぐらをかいているだけだが

美琴「失礼しまーす」

美琴が、上条のひざの上に乗る

上条「ん、どうぞ」

美琴「やっぱここは落ち着くな」

上条「いつでも座っていいからな」

美琴「うん」

美琴が上条の手を握る
82: ◆G2uuPnv9Q. 2011/05/16(月) 12:13:22.32 ID:iMC0lP770
美琴「新年を当麻と過ごせるってだけで幸せ」

上条「明日・・・ってか今日はなにして過ごす?」

美琴「初詣とか行きたいな」

上条「じゃ、早く寝ないとな」

美琴「そうね」

美琴がベッドに乗る

上条「横失礼しますよっと」

上条も並ぶように横になる

美琴「おやすみね、当麻」

上条「おやすみ、美琴」

二人は眠りに落ちるまで抱き合っていた
それが当たり前であるかのように
83: ◆G2uuPnv9Q. 2011/05/16(月) 12:17:15.70 ID:iMC0lP770
上条「うわー、やっぱ神社は混んでますな」

美琴「ホント、着物着てる子もいるわね」

上条の寮から近い神社に来た二人だったが、すでに大勢の参拝客であふれかえっていた

上条「ま、並びますか」

美琴「帰りに屋台で食べ物とか買いたい」

上条「正月は楽しいな」

ほのぼのとした時間を過ごす

しかし、列に並んでいるだけでは流石にヒマになってくる

上条「あー・・・こう、なかなか列が進まないと悲しくなるよな」

美琴「みんな真剣にお願いしてるのよ」

ハマヅラトズットナカヨクイラレマスヨウニ
タキツボトケッコンデキマスヨウニ
コトシモミンナトチョウナカヨクイラレマスヨウニ
フレンダガテンゴクデシアワセニナッテイマスヨウニ
84: ◆G2uuPnv9Q. 2011/05/16(月) 12:18:59.61 ID:iMC0lP770
上条「そろそろ俺たちか・・・長かった」

美琴「なにお願いするか決めてる?」

上条「もちろん、美琴は?」

美琴「私も決まってる」

二人の番になった

上条「・・・」

美琴「・・・」

上条「さて、終わりましたな」

美琴「なにお願いしたの?」

上条「二人がずっと一緒にいられますように、って」

美琴「あ、おんなじだ」

二人で笑いあう
85: ◆G2uuPnv9Q. 2011/05/16(月) 12:22:27.50 ID:iMC0lP770
上条「・・・じゃ、屋台に行きますか」

美琴「うん!!」

嬉しそうに美琴が駆けて行く
その後ろを上条も追いかける

上条(・・・神様)

上条(俺がどんなに不幸でもいい)

上条(だから、美琴を守る力をください)

上条(美琴さえいれば)

俺は幸せだから
86: ◆G2uuPnv9Q. 2011/05/16(月) 12:23:05.03 ID:iMC0lP770
美琴「ねぇ、当麻」

上条「買ってほしいもんでもあったか?」

美琴「ううん、そうじゃなくて・・・」

美琴「記念写真が撮りたい」

上条「そっか・・・携帯でいいか?」

美琴「うん」

上条が携帯のカメラのタイマーを設定する
そして、二人で並ぶ
87: ◆G2uuPnv9Q. 2011/05/16(月) 12:23:31.07 ID:iMC0lP770
美琴(当麻)

美琴(こうやって写真で撮ってたらね、いつでも思い出せるの)

美琴(当麻に会えなくても、思い出せるんだよ)

美琴(でもね・・・一人で思い出すためじゃなくて、二人で思い出すために撮りたいな)

美琴(すっと二人で一緒にいて・・・この写真も一緒に見直して)

美琴(懐かしいねって笑い合いたいの)

美琴(だから、当麻)

美琴(私を絶対置いていかないで)


美琴(私は、ずっと当麻のそばにいるから)
88: ◆G2uuPnv9Q. 2011/05/16(月) 12:23:57.23 ID:iMC0lP770
上条「明日は垣根達と遊ぶんだったな」

美琴「うん、楽しみ」

夜食も終え、二人は明日のことを話していた

上条「なんか、初詣に行っただけで一日が終わったな」

美琴「買い物とかはみんなで行きたいね」

上条「そうだな」

美琴「今日も早く寝ようか」

上条「じゃ、もう寝るか」

二人はベッドに入る
また抱き合いながら

上条「じゃ、おやすみ」

美琴「おやすみ」

二人は目を閉じる
いつまでも、好きな人の体温を感じながら
92: ◆G2uuPnv9Q. 2011/05/16(月) 13:55:20.19 ID:iMC0lP770
垣根「あー、朝は寒いなちくしょう」

心理「着ぐるみなんだからあったかいでしょ」

エツァリ「御坂さんたち、遅いですね」

一方「・・・なンで俺がまた呼ばれたンだよ」

垣根「白井も来るからな、人数あわせだよ」

エツァリ「また対抗戦ですか?」

垣根「まぁそんなとこだ」

ショチトル「罰ゲームはなしだろうな」

垣根「羽根つきは、負けたら顔に墨で落書きされるっていう決まりなんだよ」

一方「わざわざそンなルール守ンのかよ」

そうやって5人が話していると、残りの3人が走ってやってきた
93: ◆G2uuPnv9Q. 2011/05/16(月) 13:56:21.18 ID:iMC0lP770
垣根「遅い、減点1だな、持ち点がゼロになるとお腹と背中がくっつくぞ」

上条「いや、悪い悪い・・・白井のテレポート俺に使えなくてさ・・・」ゼェハァ

美琴「急いで来たんだけど、待たせちゃった?」

心理「大丈夫よ、そんなに前からいたわけじゃ・・・」

垣根「あー!!!もう待ちすぎてここで石像になっちゃうかと思った!!な、一方通行!!!???」

一方「・・・」カチーン

垣根「はっ!?コイツ、すでに石像になってる!?起きろ一方通行、目を覚ませ!!」

エツァリ(なんですかこの茶番)
95: ◆G2uuPnv9Q. 2011/05/16(月) 14:05:44.60 ID:iMC0lP770
垣根「ほら、ベストを尽くせ!!ひっひっふー、ひっひっふー」

白井「それで、今日はどのようなことをしますの?」

心理「羽根つき、タコあげ、餅つき・・・あとメンコなんかもやるわよ」

美琴「ずいぶん豊富なラインナップね」

上条「道具とか揃ってるのか?」

ショチトル「垣根が全部持ってきた」

垣根「ちくしょう・・・石像になんかなっちまってぇ・・・お母さん、反省!!!!!!!!」

心理(聞いてないわね)
97: ◆G2uuPnv9Q. 2011/05/16(月) 14:08:31.95 ID:iMC0lP770
垣根「羽根つきだが、ここに書いたバレーコートを利用する」

垣根「ルールはシンプル、相手のコート内に打って、相手が返せなければ一点、コート外に出したらダメ」

上条「まぁ、バレーと似たようなとこか」

垣根「一回で返さないとダメだからな、トスからのスマッシュとかなしね」

美琴「羽根つきでそれはないでしょ」

白井「では、私はお姉さまとペアを・・・」

垣根「白井は一方通行とな、あと能力の使用は全面禁止、バレたら全裸だ」

一方「はァ!?ちょっと待てコラ!!」

上条「一方通行は不利だな」プークスクス
98: ◆G2uuPnv9Q. 2011/05/16(月) 14:10:31.43 ID:iMC0lP770
エツァリ「まぁ、白井さんはジャッジメントですから、運動神経に期待できますよ」

一方「俺は戦力外かよ!」

美琴(白モヤシじゃね・・・)

ショチトル「トーナメント戦で、先に21点とれば勝ちらしい」

上条「へぇ、俺たちは誰とだ?」

垣根「エツァリたちとだ」

美琴「なるほど・・・二人とも運動神経よさそうだし、強敵ね」

ショチトル「悪いが、負けることはできない」

上条「こっちだって!」

エツァリ「いざ、神妙に勝負!!!!!!!!!」
99: ◆G2uuPnv9Q. 2011/05/16(月) 14:13:01.65 ID:iMC0lP770
垣根「さぁ、はじまりました、羽根つき大会ポロリもあるよ、まずはエツァリペアVS上琴夫婦」

垣根「実況はわたくし、垣根帝督と」

垣根「ていとくんと」

垣根「イケメルヘンがお送りします」

心理「ツッコまないからね」
100: ◆G2uuPnv9Q. 2011/05/16(月) 14:19:56.66 ID:iMC0lP770
上条(最初のサーブ権エツァリたち・・・)

美琴(ここでいきなりスマッシュを決めれば・・・)

エツァリ「行きますよー」

エツァリがふわりと羽根を投げる
そして、最初の一手が上条たちを襲う

上条(ま、まさかあれは・・・)

美琴(天井サーブ!!!???)

垣根(見ろよ、空にも天井が広がってやがる・・・)


垣根(未来っていう名のなぁ・・・)

心理(上手くないから、全然)
101: ◆G2uuPnv9Q. 2011/05/16(月) 14:31:48.51 ID:iMC0lP770
上条「くそっ!!」

上条がどうにか返すがそれはかなり苦しい、体勢だった

ショチトル「甘いな」

ショチトルが、その腕をうならせる

ショチトル「これがアステカの秘儀・・・」


ショチトル「スマッシュだ」

垣根(コイツボケだったのか)

ショチトルの打ち出した羽根は、見事上条のすぐ右に向かう
上条が無理だとあきらめかけた
102: ◆G2uuPnv9Q. 2011/05/16(月) 14:34:51.66 ID:iMC0lP770
その時

美琴「その程度だったの?」

いつの間にか、美琴が上条の右にいた
さきほどまで左にいたはずの美琴が

ショチトル「ば、バカな!?」

美琴「腕の角度、羽根の弾道、風の動き・・・科学的な条件を考えれば、どこに羽根が向かうかは予測できる」

美琴が、楽々と羽根を返す
その羽根はネットのギリギリ、エツァリとショチトル、両方の死角に落ちた

美琴「これが羽根つき」

美琴「古からの戦い」


美琴「神に挑んだものだけが許された、血塗れたゲームよ」

垣根(コイツもボケかよ)

心理(アナタが渡した台本読んでるだけじゃない、それよりなんで台本渡したのよ)
103: ◆G2uuPnv9Q. 2011/05/16(月) 14:40:09.73 ID:iMC0lP770
エツァリ「くっ・・・先制を許してしまいました」

黒子「では、上条さんがエツァリさんに墨で落書きをするんですのね」

上条「へっへー、どんな落書きを・・・おっと、決めた!」

エツァリ(ヤな予感が)


「ストーカー」

エツァリ「」

垣根「右のほっぺにストーカーwww似合ってるぜ、エツァリさんよぉ」

一方「ちげェねェな」

黒子「さて、次はお姉さまからのサーブですの」

美琴「行くわよ」
104: ◆G2uuPnv9Q. 2011/05/16(月) 14:44:02.70 ID:iMC0lP770
美琴のサーブは、今度は外側ギリギリのラインへ向かう

エツァリ「くっ!」

エツァリがどうにか返した羽根は、上条の目の前へ

美琴「当麻、チャンスよ!!」

ショチトル「しまった!」

しかし、上条はいつまでも腕を振らない

美琴「当麻!?どうしたのよ!?」

上条「・・・」プルプル

美琴「当麻・・・?」

美琴が上条の視線の先を見つめる
その先では


垣根が、未元物質をむしりとって、羽根つき用の羽根を作っていた
108: ◆G2uuPnv9Q. 2011/05/16(月) 15:29:10.25 ID:iMC0lP770
ちょっと単発

垣根と心理定規の大晦日


垣根「もーうーいーくつねーるーとーおーしょーうーがーつー」

心理「明日よ」

垣根「もうすぐ今年も終わるのか・・・感慨深いな」

心理「そうね、今年はいろいろあったから」

垣根「心理定規は俺に告白してきたしな」

心理「・・・」

垣根「心理定規は俺に」

心理「・・・」

垣根(おーねがーいーさーむいめーでーみつーめーないでー)
109: ◆G2uuPnv9Q. 2011/05/16(月) 15:30:30.54 ID:iMC0lP770
心理「はぁ、大晦日なのにとくにやることもなく・・・」

心理「コタツでミカンなんて、いつもと変わらないわよ」

垣根「大掃除もしちまったし、しゃあねぇだろ」

心理「・・・来年はあなたが私のことを好きになってくれるかしらね」

垣根「どうかねぇ」

心理「・・・そう」
110: ◆G2uuPnv9Q. 2011/05/16(月) 15:31:54.69 ID:iMC0lP770
垣根「人の感情なんて、コロコロ変わるもんだろ」

心理「私の気持ちは変わらないけどね」

垣根「熱心なこった」

垣根がゴロンと寝転がる

垣根「あー、しかしコタツあっても寒いな」

心理「あら、抱きついてきていいわよ」

垣根「いや、今はいい」

心理「・・・バカ」

111: ◆G2uuPnv9Q. 2011/05/16(月) 15:33:49.47 ID:iMC0lP770
垣根「なんだよ、抱きついてほしいのか?」

心理「私も寒いもの」

垣根「ガマンしろよ」

心理「はいはい」

心理定規が不機嫌な顔をする

垣根「お餅食べるかな」

垣根は、そんな心理定規に目もくれず冷蔵庫へ向かう

心理「・・・そうでもいいけど、なんで冷蔵庫にていとうこって名前つけたのよ」

垣根「あぁ?」


垣根「友達だからだよ」

心理「・・・意味分からないわね」
112: ◆G2uuPnv9Q. 2011/05/16(月) 15:35:23.67 ID:iMC0lP770
垣根「お餅はまん丸のを、砂糖につけて食べるよな」

心理「あんまり食べると年越しそば入らないわよ」

垣根「ちょっとだけだって」

垣根がコンロで餅を焼く

心理「はぁ・・・なんでこう、ロマンチックに過ごせないのかしら」

垣根「平和ってのはいいじゃないか」

心理「そうだけど・・・」
113: ◆G2uuPnv9Q. 2011/05/16(月) 15:37:13.21 ID:iMC0lP770
垣根「餅ってのは恋に似てる」

心理「いきなりなに?」

垣根「熱すぎたらすぐに壊れてしまう・・・」

垣根「冷えすぎてもダメ」

垣根「長く伸びるほうがいいが、すぐに途切れるのがほとんどだ」

心理「まぁそれもそうね」

垣根「でもな、心理定規」


垣根「恋ってのは、砂糖なんかつけなくても甘いんだぜ?」

心理「知ってるわよ」
114: ◆G2uuPnv9Q. 2011/05/16(月) 15:39:21.14 ID:iMC0lP770
垣根「よし、できた」

心理「あら、美味しそう」

垣根「あー、美味いな」

心理「私も食べようかしら」

垣根「はい」

心理「・・・なに?」

垣根「だから、あーん」

心理「・・・恥ずかしいわね」
115: ◆G2uuPnv9Q. 2011/05/16(月) 15:40:27.84 ID:iMC0lP770
垣根「なんなら、ふーふーしようか?」

心理「いいわよ、食べる」

心なしか、少し心理定規の顔が赤い

心理「あーん・・・」

垣根「どうだ?」

心理「ん・・・甘いわね」

垣根「ま、砂糖つけたからな」

心理「そうね・・・」

心理(それだけじゃないけど)
116: ◆G2uuPnv9Q. 2011/05/16(月) 15:41:40.92 ID:iMC0lP770
垣根「なぁ、心理定規」

心理「なに?」

垣根「俺って変わったかな?」

心理「えぇ、素敵になったわ・・・もともと素敵だったけど」

垣根「そりゃ良かった」

垣根が笑う
心理定規も、その笑顔が嬉しくて笑う

垣根「なぁ、心理定規」

心理「なに?」
117: ◆G2uuPnv9Q. 2011/05/16(月) 15:43:21.86 ID:iMC0lP770
垣根「来年もよろしくな」

心理「もちろん、こちらこそ」

垣根「その来年も、そのまた来年もだ」

心理「あら・・・それはずっと一緒にいてくれるってことかしら?」

垣根「俺の居場所はここだからな」

心理「私も」

二人はコタツに入っていた
とても温かい、コタツに二人で入っていた

終了
この二人は案外一番おしどりかも
118: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank) 2011/05/16(月) 16:22:17.01 ID:RcxsROvl0
2828が止まらない
129: ◆G2uuPnv9Q. 2011/05/16(月) 22:53:19.36 ID:iMC0lP770
ていとくんと心理定規の初夢



垣根「ちくしょう・・・ベッケンバウアー太郎2世の頼みだからってきてやったのに・・・」

垣根帝督は、なぜかアマゾンの密林地帯を着ぐるみで走っていた
ローラーブレードで

垣根「まさか暴君ネロが生きてたなんて・・・しかもアマゾンなのに」

普通に考えればおかしい夢なのだが、彼にはあいにく常識が通用しない
130: ◆G2uuPnv9Q. 2011/05/16(月) 22:56:47.37 ID:iMC0lP770
垣根「とにかく、アイツをまかないとな・・・」

垣根の後ろから、黒い巨大な影が迫る
それは高さ10mはあろうかというミカンだった

垣根「くそ、いっつもコタツで食べてた恨みなのか!?それとも指をオレンジ色にするために丸々一個無駄遣いしたからか!?」

垣根は走っていた
しかし、ローラーブレードでは逃げ切れるはずもなかった

ミカンは、ついに垣根の喉元を掴んだ
手は生えてないけど

垣根「くそ・・・」


垣根「心理定規ぃぃぃぃぃぃ!!!!!!」
131: ◆G2uuPnv9Q. 2011/05/16(月) 22:57:17.99 ID:iMC0lP770
垣根「とにかく、アイツをまかないとな・・・」

垣根の後ろから、黒い巨大な影が迫る
それは高さ10mはあろうかというミカンだった

垣根「くそ、いっつもコタツで食べてた恨みなのか!?それとも指をオレンジ色にするために丸々一個無駄遣いしたからか!?」

垣根は走っていた
しかし、ローラーブレードでは逃げ切れるはずもなかった

ミカンは、ついに垣根の喉元を掴んだ
手は生えてないけど

垣根「くそ・・・」


垣根「心理定規ぃぃぃぃぃぃ!!!!!!」
132: ◆G2uuPnv9Q. 2011/05/16(月) 22:59:52.93 ID:iMC0lP770
もう届かないだろう、心理定規の名前を呼んだ
そのとき

???「ったくよ、いつも迷惑かけやがって」

誰かが垣根を助けに来た

垣根「おまえ・・・まさか、ジャガイモ!?」

ジャガイモ「よ、助けに来たぜ」

ジャガイモは上条の夢の登場人物だろ、というツッコミも通用しない

垣根「おまえ・・・死んだはずじゃ」

ジャガイモ「ははは、お前を助けるためなら戻ってくるさ」


ジャガイモ「垣根、こいつは俺が始末する」

ジャガイモ「だからお前はさっさとみんなのところへ帰れ」
133: ◆G2uuPnv9Q. 2011/05/16(月) 23:01:36.27 ID:iMC0lP770
垣根「ば、馬鹿野郎・・・あんなのと戦ったらお前も・・・」

ジャガイモ「いいのさ、俺は十分生きた、もう死んでるけど」

ジャガイモ「あばよ、垣根」

ジャガイモ「ジョニー・デップによろしく伝えててくれ、俺はアイツのファンなんだ」


垣根「ジャガイモぉぉぉぉぉぉぉ!!!!」


そこで垣根は目を覚ました
ヘンな目で心理定規が見つめていた
134: ◆G2uuPnv9Q. 2011/05/16(月) 23:03:33.65 ID:iMC0lP770
心理定規は、なぜかバーにいた
隣にはスーツ姿の垣根

彼女は、ドキドキしていた
いつもはふざけている彼が、急にデートに誘ってきたから

心理「・・・ねぇ、どういうつもり?」

垣根「言ったろ?俺の理想のシチュエーションは、ホテルで夜景を見ながら、ワインを飲む・・・」

垣根「ホテルも夜景もないけどさ、ワインはある」


垣根「今夜は酔えるだろ?」
135: ◆G2uuPnv9Q. 2011/05/16(月) 23:05:12.00 ID:iMC0lP770
心理「・・・もう酔ってるみたい」

垣根「おいおい、早いな」

垣根が微笑む
心理定規はなぜか体が火照っていた

しかも、フワフワとしている

垣根「なぁ、心理定規」

垣根「酔った勢いと思われてもいい、俺の頼み、きいてくれないか?」

心理「なに?」


垣根「俺と、付き合ってくれ」
136: ◆G2uuPnv9Q. 2011/05/16(月) 23:07:01.93 ID:iMC0lP770
心理「・・・本気?」

垣根「あぁ、やっと気づけたのさ、自分の気持ちに」

心理「そう・・・」

心理定規が顔を下げる
それは、恥ずかしいからじゃない

これが夢だと悟ったから

心理「悪いけど、今はムリよ」

垣根「なんで?」

心理「だって・・・」


心理「本当のあなたは、もっとキザでベタで、メルヘンで・・・心を動かすような台詞を言うもの」
137: ◆G2uuPnv9Q. 2011/05/16(月) 23:08:32.46 ID:iMC0lP770
垣根「・・・そっか」

心理「こんな夢、さっさと醒めたほうがいいわ」

垣根「悪かったな」

垣根の姿が薄くなっていく

垣根「でもな、心理定規」


垣根「俺は、お前のこと、本当に好きなんだぜ?」

心理「分かってないわね・・・」


心理「私はそれを、『アナタ』の口から聞きたいのよ」
138: ◆G2uuPnv9Q. 2011/05/16(月) 23:10:31.52 ID:iMC0lP770
心理定規が目を覚ますと、コタツの中にいた
どうやらカウントダウンのあと、そのまま寝たらしい

隣では垣根が「心理定規ぃぃぃぃぃぃ!!!!!」と叫んでいる

心理「・・・あなたはどんな夢見てるのよ・・・」

半ば呆れ気味に心理定規がつぶやく

少しして、垣根は目を覚ました

垣根「なんだ、夢かよ」

心理「おはよう」
139: ◆G2uuPnv9Q. 2011/05/16(月) 23:12:04.97 ID:iMC0lP770
垣根「ヘンな夢見た、ミカンに食べられそうになる夢」

心理「そう、私もヘンな夢、見たわよ」

垣根「どんな?」

心理「あなたに告白される夢」

垣根「・・・初夢って叶わないんだぜ」

心理「知ってるわよ」

心理定規がうつむく

垣根「・・・」

そんな心理定規に垣根が近づく
140: ◆G2uuPnv9Q. 2011/05/16(月) 23:13:55.96 ID:iMC0lP770
垣根「心理定規」

心理「なに?」

垣根「初夢が叶うおまじない、やってやろうか?」

心理「え?」

垣根が、心理定規を強く抱きしめる
強く、本当に強く

心理定規も、垣根の背に手を回す

しばらくして、垣根が手をほどいた

垣根「な、初夢、叶いそうだろ?」

心理「・・・私の初夢限定なのね」

垣根「あぁ、お前のためのおまじないだ」
141: ◆G2uuPnv9Q. 2011/05/16(月) 23:17:12.22 ID:iMC0lP770
心理「・・・やっぱり、あなたはキザね」

垣根「自覚はある」

心理「・・・初夢、叶うかしら」

垣根「きっと・・・いや、必ず叶えてやるよ」

垣根「だから、待っててくれ」

心理「・・・ありがと」


心理「やっぱり、アナタは・・・メルヘンよ」

垣根「いいだろ、メルヘンも」


単発終了
154: ◆G2uuPnv9Q. 2011/05/17(火) 20:18:28.23 ID:yGT+4bif0
美琴「ちょっと!」ブフッ

垣根「好き・・・嫌い・・・好き・・・嫌い・・・・・・嫌い!?」

垣根「ウソだ!!!!!加奈子ちゃんは俺のこと嫌い!!!???」

上条「垣根!!今のはなしだろ!!」

ショチトル「いや、勝負は勝負だ」

エツァリ「言い訳は見苦しいですよ、上条さん」

エツァリはすでに筆を持っている
155: ◆G2uuPnv9Q. 2011/05/17(火) 20:21:00.29 ID:yGT+4bif0
上条「垣根・・・覚えとけよ」

垣根「分かったから、エツァリ早く上条に落書きを・・・」

エツァリ「いえ、ここは御坂さんに」

美琴「私に!?」

上条「エ、エツァリ卑怯だぞ!!」

エツァリ「失礼して・・・」


「ただいま電池交換中」
156: ◆G2uuPnv9Q. 2011/05/17(火) 20:23:14.86 ID:yGT+4bif0
垣根「やるな・・・」プルプル

美琴「・・・」ビリビリ

一方「似合ってンぜェ、オリジナル」

黒子「あぁ・・・お姉さまが落書きされている・・・」ハァハア

心理(エツァリさんって意外とSね)
157: ◆G2uuPnv9Q. 2011/05/17(火) 20:25:11.83 ID:yGT+4bif0

上条「美琴・・・俺が仇は絶対に取る」

美琴「うん、私も頑張る」

エツァリ「では、行きますよ!!」

エツァリのサーブは・・・


コートの外に落ちた
158: ◆G2uuPnv9Q. 2011/05/17(火) 20:30:31.38 ID:yGT+4bif0
垣根「そりゃないぜ!!」ブフッ

一方「そこは決めろよクズが」プルプル

エツァリ「」

ショチトル「かっこ悪いな、今のは」

美琴「じゃ、私がショチトルに・・・」

ショチトル「な、私か!?」

美琴「いくわよー♪」

上条(上機嫌だな)


「お兄ちゃん」
159: ◆G2uuPnv9Q. 2011/05/17(火) 20:33:20.65 ID:yGT+4bif0
垣根「ちくしょう」プルプル

心理「これはひどいわね」

エツァリ「ショチトル」

ショチトル「なんだ・・・」ビキビキ

エツァリ「可愛いです」

上条「えっ」

美琴「えっ」

ショチトル「」
160: ◆G2uuPnv9Q. 2011/05/17(火) 20:35:44.92 ID:yGT+4bif0
上条「さて・・・今の時点で20対17・・・」

美琴「あのエツァリさんの発言のあと、ショチトルがやる気なくしてたわね」

心理「エツァリさんにそんな趣味があったとわね」

垣根「いいんじゃねぇ?」

一方「変態かよ」

黒子「あなたが言う資格はありませんの」
161: ◆G2uuPnv9Q. 2011/05/17(火) 20:38:29.35 ID:yGT+4bif0
上条「次で決める」

エツァリ「ショチトル、誤解です」

ショチトル「お前は妹萌えか、そうか」

美琴「ひどいわね」

心理「あなたが元凶じゃない」


上条「行くぜ・・・これが!!!!!!!」


上条「イマジンブレイクショットだ!!!!!!」
162: ◆G2uuPnv9Q. 2011/05/17(火) 20:38:59.07 ID:yGT+4bif0
垣根(だせぇ)

心理(ビリヤードじゃないの)

黒子(ひどいですわね)

一方(俺はあンなのに負けたのか)

エツァリ(ないです、それは)

美琴(やだ、カッコイイ・・・)

ショチトル(妹かぁ・・・)


上条の打った羽根は・・・

エツァリの股間に当たって、地面に落ちた
163: ◆G2uuPnv9Q. 2011/05/17(火) 20:42:37.39 ID:yGT+4bif0
エツァリ「!!!!」

垣根「うわ、あれ痛いぞ」

心理「上条君やるわね」

美琴「すごい!」

一方「いや、ひでェな」

ショチトル「エツァリ・・・お前のことは忘れない」

黒子「玉突き事故ですのね」

上条「さて、じゃあエツァリに落書きっと」


「機能停止」
164: ◆G2uuPnv9Q. 2011/05/17(火) 20:43:22.18 ID:yGT+4bif0
垣根(どこの機能が停止したんだ・・・)プルプル

一方(ひでェな、ヒーロー・・・)


上条「そういうわけで俺たちは決勝進出か」

美琴「優勝するわよ!!」

黒子(張り切ってますわね・・・)

垣根(初めての共同作業だもん)
165: ◆G2uuPnv9Q. 2011/05/17(火) 20:48:06.97 ID:yGT+4bif0
垣根「さて・・・俺たちの番ってわけだな」

一方「はっ、おめェみたいな三下に負けるとでも思ってンのかァ?」

心理「あら、私達のチームワークを昨日今日のにわかペアが崩せるかしら?」

黒子「わたくし達はあなた方みたいな下品な方には負けませんの」

垣根「あぁ?乳揉まれてぇのか?」

黒子「な、なにを・・・」

心理「・・・」

一方「いいから早く始めンぞ」
166: ◆G2uuPnv9Q. 2011/05/17(火) 20:51:00.44 ID:yGT+4bif0
垣根(俺らからのサーブか)

心理(一方通行はともかく、白井さんは要注意ね)

黒子(相手は二人とも運動神経はよさそうですの・・・)

一方(あァ、運動だりィ)

垣根「受けろよ・・・衝撃のぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!!!」


垣根「ファーストブリッドォォォォォォォォォォォ!!!!!!!!!!!」
167: ◆G2uuPnv9Q. 2011/05/17(火) 20:53:51.08 ID:yGT+4bif0
黒子「て、天井サーブ!?」

一方「くそ、台詞からして思いっきり早いヤツ打ってくるかと思ったのによォ!」

心理(せこいわね)

黒子「ですが、手の内が分かれば・・・!!」

そこで黒子は気づく
垣根はただの天井サーブをしたのではない

ちょうど太陽と重なるようにサーブしたのだ
168: ◆G2uuPnv9Q. 2011/05/17(火) 20:55:09.60 ID:yGT+4bif0
黒子(ま、眩しくて目が・・・)

一方(クソが!!)

垣根「イェーイ!!!先制したぞバーカ!!!!!!!!」

上条(あの一瞬でこんな戦法を考え付いたのか・・・)

美琴(悔しいけど、さすがというか馬鹿馬鹿しいというか・・・)

垣根「じゃあまずは一方通行に落書きな」

一方「へンなこと書いたら殺すからなァ」

垣根「よし、できた」


「生まれたて」
169: ◆G2uuPnv9Q. 2011/05/17(火) 20:56:48.52 ID:yGT+4bif0
上条「えっ」

美琴「えっ」

エツァリ「意味が分からない・・・」

黒子(ちょっと面白いですの)

一方「なめンなよ・・・次は俺たちがサーブだな!!」


一方通行のサーブは・・・

ネットにぶつかって、自分達のコートに落ちた
170: ◆G2uuPnv9Q. 2011/05/17(火) 20:57:51.53 ID:yGT+4bif0
垣根「届いてすらいねぇwwww」プルプル

心理「・・・どれだけ非力なのよ」プルプル

美琴「あ、アンタね・・・」プルプル

一方「あー、生まれたてで立てないよォ」プルプル

上条「やめろ」ブフッ


垣根「さーて、白井に落書きだな」


「ですの」


黒子(えっ、手抜き?)
171: ◆G2uuPnv9Q. 2011/05/17(火) 20:59:07.93 ID:yGT+4bif0
心理「次は私のサーブね」

心理定規が、チラリと黒子のいる方向を見る

黒子(こちらにサーブを・・・いえ、それは囮で一方通行さんのほうに!)

一方(おそらく、アイツは俺のほうにサーブをしてきやがる・・・)

心理「ハッ!!!」

心理定規のサーブは、ネットギリギリに向かう
172: ◆G2uuPnv9Q. 2011/05/17(火) 20:59:42.61 ID:yGT+4bif0
一方(!!ダミーかよ、ちくしょォ!!)

黒子「任せてくださいな!!」

黒子が、少々苦しい体勢ではあるが打ち返す

一方「よくやった、白井・・・」

垣根「甘いな」

黒子が打ち返した羽根を、いつの間にかネットのまん前にいた垣根が打つ
そう、Aクイックのように
173: ◆G2uuPnv9Q. 2011/05/17(火) 21:00:38.33 ID:yGT+4bif0
一方「てめェ・・・読んでやがったか」

垣根「アホか」

垣根「お前らは相手が打ってから動いてる、こっちは事前に動いてる」

垣根「これがチ-ムワーク」

垣根「これが、絆だ」

上条(・・・なんか、勝てる気がしない)

美琴(エンジョイしすぎでしょ)

エツァリ(やりますね・・・)

ショチトル(完璧なコンビネーションだな)
174: ◆G2uuPnv9Q. 2011/05/17(火) 21:01:19.65 ID:yGT+4bif0
心理「じゃあ、私が白井さんに落書きね」

黒子「できればお姉さまにしていただきたいのですが・・・」

美琴(部屋、変えようかな)


「声帯がタイムマシンで未来に行ったでござる」

黒子「」


上条「ひでぇ・・・」プルプル

美琴「もう許してあげなさいよ」プルプル

垣根「さすが心理定規だな」

175: ◆G2uuPnv9Q. 2011/05/17(火) 21:02:24.82 ID:yGT+4bif0
一方(おい、白井)

黒子(なんですの?)

一方(一つ、案がある)

黒子(・・・いいですわ、乗ってみますの)

一方「いくぜ、俺のサーブを受けろォ!!」

一方通行のサーブはどうにか垣根側のコートに届いた

垣根(・・・普通は白井がサーブする状況なのに、一方通行が打ってきた・・・)

垣根(何か策があるな)

垣根は軽く、羽根を打ち返す
そのとき

黒子「もらいましたの!!」

黒子が、すばやく羽根に近づく
176: ◆G2uuPnv9Q. 2011/05/17(火) 21:02:51.75 ID:yGT+4bif0
心理「な、ラリーのペースを崩すなんて!!」

心理定規が、すぐに打ち返せるように体勢を整える
そして、黒子が羽根を・・・


打ち返さない

心理「えっ・・・」

一方「もらったァ!!!!!!!!!」

上条(!!白井は囮か!)

美琴(心理さんは黒子の目の前・・・一方通行の打つ羽に対応できない!)

ショチトル(垣根はさきほど一方通行のサーブを返した位置にまだいる!!)

エツァリ(これは・・・心理作戦ですね)

一方「おらァ!!」

一方通行の打った羽根は、心理定規のいる後ろ、垣根のいる間逆の方向に向かう

一方「ざまァ!!これで一点返し・・・」

垣根「だが」


垣根「詰めが甘いな」
177: ◆G2uuPnv9Q. 2011/05/17(火) 21:03:37.00 ID:yGT+4bif0
その瞬間、垣根が猛ダッシュでコートを走り、その羽根を打ち返す
それも、天井サーブのように緩やかな、コートギリギリに落ちるように

黒子「あ、あの距離から打ち返しますの!?」

黒子は、囮となるためネットのまん前にいる

一方通行は全力でスマッシュを打ったあとで、走れる体勢ではない

そのまま垣根の打った羽根は、一方通行側のコートに落ちた

垣根「普通の人間は白井が打つと考えるだろうな、ラリーのペースを崩すように選手が走ったら・・・」

垣根「常識的に、そっちが打つと考えちまう」

垣根「そして、まったく違う選手がスマッシュを打てば・・・常識的には点が取れるはずだが・・・」

垣根「あいにく」


垣根「俺にその常識は通用しねぇ」
178: ◆G2uuPnv9Q. 2011/05/17(火) 21:04:17.88 ID:yGT+4bif0
条(ちょっとカッコイイな)

美琴(ていうか運動神経よすぎでしょ)

エツァリ(必死ですね)

ショチトル(落書きされたくないんだな)

垣根「一方通行、お前な」

一方「くそォ・・・」


「今ならレジで表示価格の30%引き」
179: ◆G2uuPnv9Q. 2011/05/17(火) 21:04:45.78 ID:yGT+4bif0
上条(なんだよそれ・・・)プルプル

美琴(一方通行はいくらなのよ・・・)プルプル

一方「いいねェ・・・愉快に素敵に決まっちまったぞォ!!!」

一方「お前はァ!!死体決定だクソ野郎!!!!!」


垣根「はい、21対0ね」

黒子「・・・なんですのこの強さ」

心理「あら、白井さんは悪くないけど・・・もう一人がねぇ」

一方「見て見てェ、ちょォちょが飛んでるよォ、冬なのに」

垣根「はい、最後の落書きな」


「今、女の子の日です」
180: ◆G2uuPnv9Q. 2011/05/17(火) 21:05:30.97 ID:yGT+4bif0
上条(違うだろ)プルプル

美琴(男でしょ・・・)プルプル

エツァリ(一方通行さん・・・)プルプル

ショチトル(男の娘か?)

黒子「はぁ、私もいろいろ書かれましたの・・・賞味期限切れ、腐ってます、パソコン部品・・・」

黒子「ですが、お姉さまの奴隷という落書きはいいですわね・・・」ハァハァ

美琴「消しなさいよ」

上条「次は決勝戦か・・・」
181: ◆G2uuPnv9Q. 2011/05/17(火) 21:06:03.38 ID:yGT+4bif0
垣根「俺たちに勝てると思ってんのか?」

上条「そんなことは関係ない、戦うだけだ、それに・・・」

上条「もしも俺たちの絆がお前達の絆に劣ってると思うなら・・・」


上条「まずは、そのふざけた幻想をぶち殺す」

垣根「いいぜ」


垣根「そんな常識は、俺が覆してやる」
190: ◆G2uuPnv9Q. 2011/05/17(火) 22:58:00.17 ID:yGT+4bif0
単発ネタ

ていとくんの元日


垣根「はぁ、あんま元日の昼間って見る番組ないよな、駅伝は二日からだし」

心理「少しは外出したら?初詣とか」

垣根「人が多いからヤダ」

心理「はぁ・・・私は初詣、行きたいのに」

垣根「いや、行けよ、俺に気ぃ遣わなくてもいいんだからよ」

心理「・・・あなたと行きたいのよ」

垣根「へーへー」
191: ◆G2uuPnv9Q. 2011/05/17(火) 22:59:37.44 ID:yGT+4bif0
垣根「ったくよ、なんで俺も行かなきゃならないんだよ」

心理「そう言いながらも準備してくれるのね」

心理定規が微笑む

垣根「あぁ、メルヘンでツンデレとかよくね?」

心理「いや、微妙よ」

垣根「えぇ・・・」


心理「さ、行きましょ」

そう言って、心理定規は垣根の手を握る
192: ◆G2uuPnv9Q. 2011/05/17(火) 23:01:07.31 ID:yGT+4bif0
垣根「おい、なんで握るんだよ」

心理「あら、いやなの?」

垣根「付き合ってるわけでもねぇのによ」

心理「いいじゃない、初夢、叶えてくれるんでしょ?」

垣根「今は無理だっての」

垣根が少し不機嫌そうに言う

心理「・・・そう、ゴメンなさいね」

心理定規が手を放す
193: ◆G2uuPnv9Q. 2011/05/17(火) 23:02:36.66 ID:yGT+4bif0
垣根「しっかし、人が多いな」

二人は神社へ向かっていた
その途中でも、着物を着ている人たちとすれ違う

心理「私も着物着ればよかったかしら」

垣根「お前は似合うかもな」

心理「あなたも似合うと思うわよ?」

垣根「俺は似合わないだろ」

他愛もないことを話しながら足を進める
194: ◆G2uuPnv9Q. 2011/05/17(火) 23:04:45.80 ID:yGT+4bif0
垣根「なぁ、さっさと帰ろうぜ・・・てかもう帰ろうぜ」

心理「はぁ?何言ってるのよ、まだお参りしてないじゃない」

垣根「だってお前の行きたい神社ってかなり人気なんだろ?」

心理「恋愛成就、家内安全・・・いろいろあるからね」

垣根「くっだらねぇ・・・神様にお願いしなきゃ自信が持てないのかね」


垣根「アイツみたいに自分に誓えばいいのによ」

心理「アイツ?」

垣根「なんでもねぇ」

上条のように、と小さくつぶやく
195: ◆G2uuPnv9Q. 2011/05/17(火) 23:06:52.20 ID:yGT+4bif0
垣根「あ、そういえばここらへんにもう一つ小さい神社なかったか?」

心理「・・・あんまり有名じゃないわよね、そこ」

垣根「いいだろ、神社なんだから」

心理「はいはい、仕方ないわね」

心理定規が溜め息をつく


二人が着いたのはとても小さな神社だった
参拝客も垣根たちを除いて二組しかいない
196: ◆G2uuPnv9Q. 2011/05/17(火) 23:09:47.43 ID:yGT+4bif0
心理「なんか、寂しいわね」

垣根「さっさとお参りしようぜ」


心理「なんてお願いしたの?」

垣根「内緒だよ」

心理「そう」

垣根「お前は?」

心理「・・・初夢が叶いますように」

垣根「そんなの神様に言うことかよ・・・」

心理「そうね、あなたに言ったほうがいいかも」

垣根「はぁ・・・」

垣根が息を吐く
白くなった息は、少しして消えてしまう

垣根「あー、寒い」
197: ◆G2uuPnv9Q. 2011/05/17(火) 23:13:19.41 ID:yGT+4bif0
心理「早く帰る?」

垣根「ん、帰ろう」

そう言うと垣根は心理定規の手を握る

心理「・・・ちょっと、私から握ったら文句言ったのに」

垣根「あ?ちげぇよ、お前歩くの遅いからだよ」

少し早足で垣根が急ぐ

心理(・・・歩くのが遅い、か)


心理(だったらどうして、いつも私はあなたと並んでいられるのよ?)
198: ◆G2uuPnv9Q. 2011/05/17(火) 23:16:02.41 ID:yGT+4bif0
垣根「なぁ、心理定規」

心理「なに?」

垣根「寒くないか?」

心理「・・・少し寒い」

垣根「そっか」

そう言うと垣根は心理定規に寄り添う

心理「・・・歩きにくいわね」

垣根「いいだろ、あったかいから」

心理「えぇ、悪くはないわ」
199: ◆G2uuPnv9Q. 2011/05/17(火) 23:18:16.82 ID:yGT+4bif0
垣根「なぁ、心理定規」

心理「なに?」

垣根「俺のお願いは叶うかな?」

心理「そうね、何を願ったのかは知らないけど・・・」


心理「あなたは、なんでも叶えてみせるんでしょ?」

垣根「分かってるな」

心理「もちろんよ」

200: ◆G2uuPnv9Q. 2011/05/17(火) 23:20:35.12 ID:yGT+4bif0
垣根(なぁ、心理定規)

垣根(俺は、お前と違ってまだ気持ちを言葉にできないんだよ)

垣根(俺は不器用だから、まだムリなんだ)

垣根(でもさ、もしいつか言葉にできそうになったら・・・)

垣根(神様でも、他の誰にでもない、お前に伝えるよ)

垣根(だってさ・・・)


垣根(俺の願いは、お前にしか叶えられないんだぜ?)


二人は歩いていた
少しぎこちなく寄り添いながら、歩いていた
201: ◆G2uuPnv9Q. 2011/05/17(火) 23:22:34.80 ID:yGT+4bif0
単発終了

単発は基本上琴か未元定規のこんな話になります、リクは受け付けますのでご自由に

え、>>1とサトリナさんが絡む話が読みたい?
あ、読みたくない、すいません自重します
204: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank) 2011/05/17(火) 23:48:13.45 ID:u8IlJD+00
やっぱり>>1の未元定規は最高だな!
もしよかったら未元定規と砂皿さン&ステファニーの絡みを見てみたい
205: ◆G2uuPnv9Q. 2011/05/17(火) 23:51:44.37 ID:yGT+4bif0
>>204

ステ「砂皿さん、まだ完治したわけじゃないんですから、車椅子に・・・」

砂皿「お前に押されるというのがそもそも気に食わない」

砂皿緻密
彼はかつて、スクールに所属していたスナイパーだ

二週間前に意識を取り戻してからというもの、ステファニーに振り回される毎日を過ごしていた
206: ◆G2uuPnv9Q. 2011/05/17(火) 23:53:37.40 ID:yGT+4bif0
そして今日は、リハビリという名目のデートに連れてこられている

砂皿「・・・」

砂皿はこういうことが嫌いだった
目立つ行動は避ける、昔からそういう性格だったからだ

なのに

ステ「わぁ、見てくださいよ砂皿さん、今流行のブランドの新作ですよ!!!」

この女は、目立ちすぎる



207: ◆G2uuPnv9Q. 2011/05/17(火) 23:56:17.07 ID:yGT+4bif0
砂皿「少しは静かにしろ」

ステ「えー、だってせっかくの砂皿さんとのデートですよ?」

砂皿「デートではない、リハビリだ」

ステ「普通に歩けてるじゃないですか」

砂皿「だからリハビリも必要ない、俺は帰らせてもらう」

ステ「ちょ、ちょっと砂皿さん!!」

砂皿がクルリと向きを変えたとき視線に入ったのは

垣根「あー、アイス食べて頭がキンキンする現象はていとくん現象と名づける」

心理「なに言ってるの」

過去の同僚だった
208: ◆G2uuPnv9Q. 2011/05/17(火) 23:57:52.27 ID:yGT+4bif0
砂皿「・・・」

声を掛ける義理はない、しかしなんとなく砂皿は話しかけたくなった
なぜなら彼らが

垣根「アイスって冷えすぎてるよな」

心理「いや、温かいアイスはイヤよ」

あまりにも普通に笑っていたから

過去の彼らからは信じられないほど、屈託のない笑顔で
210: ◆G2uuPnv9Q. 2011/05/17(火) 23:59:37.96 ID:yGT+4bif0
砂皿「・・・おい」

垣根「ん?」

垣根が砂皿のほうを見る
そして、あー、と声を出す

垣根「砂皿じゃないか、怪我してたって聞いてたけど」

砂皿「少し前に意識が戻ってな、お前達はなんだ?」

垣根「なにって・・・」

垣根が言う

垣根「ピースなエブリデイをエンジョイしてる」

砂皿「・・・」
211: ◆G2uuPnv9Q. 2011/05/18(水) 00:01:32.82 ID:qZNLP9sM0
砂皿「暗部が無くなったときいた、本当か?」

垣根「あぁ、本当さ」

ケロッとした顔で垣根が答える
その反応に少し不機嫌な顔をして砂皿が言う

砂皿「お前は、今更普通の生活をするつもりなのか?」

垣根「俺にとっちゃ普通ってわけでもねぇがな」

垣根「こういうのも悪くないぜ」
212: ◆G2uuPnv9Q. 2011/05/18(水) 00:02:53.27 ID:qZNLP9sM0
砂皿「戯言だな」

垣根「あぁ、戯言さ」

砂皿「いつまでそうやって道化を演じる?」

砂皿はきつい口調で言う
彼はあきらめていたから、元の、光の世界へ戻るのを

垣根「そうだな」

垣根「俺は死ぬまで演じてもいいぜ」

砂皿「運命に逆らってもか」
213: ◆G2uuPnv9Q. 2011/05/18(水) 00:04:58.31 ID:qZNLP9sM0
垣根「バカ言うな、人間に運命なんてねぇよ」

垣根「赤ん坊が生まれてくるときなんで泣くか知ってるか?」

垣根「人生に恐怖を覚えてるからさ、運命なんてものがあったら・・・」

垣根「恐れる必要はないだろ?」

垣根「人間の生き方に決まったレールはない、あるのは少しの砂利道だ」

垣根「上手く道を作るか、中途半端に道を作ったせいで脱線するか」

垣根「それはソイツ次第だ」
214: ◆G2uuPnv9Q. 2011/05/18(水) 00:07:07.18 ID:qZNLP9sM0
砂皿「・・・くだらん、お前は戻れると思ってるのか」

垣根「思ってねぇよ、でも闇の中に小さな光を作ることならできる」

俺はもう見つけたからな、と垣根が言う

砂皿「・・・甘いな・・・許されるわけがあるか、そんなことで」

垣根「誰に許しを乞うんだ?人間にか?神様にか?」

垣根「んなことは関係ねぇ、俺はやりたいようにやるさ」

砂皿「もし、ダメだったとしたら」
215: ◆G2uuPnv9Q. 2011/05/18(水) 00:09:58.82 ID:qZNLP9sM0
垣根「そしたら別の方法を考える」

垣根「止まらなければこっちの勝ちだよ」

砂皿「お前は、自分が変われると思うのか?」

少し、少しだけ砂皿は不思議に思う
自分には信じられないような夢物語を、なぜこの青年は信じるのかと

垣根「アホか、変われるとか変えられるとかじゃねぇ」

垣根「変えるんだよ」

垣根「夢物語だろうが、幻想だろうが」

垣根「誰かがペンを取らなきゃ始まらない」

垣根「だったら俺がペンを取る」

垣根「白紙の未来と可能性のペン」


垣根「それさえあればなんでも書ける」
216: ◆G2uuPnv9Q. 2011/05/18(水) 00:11:58.10 ID:qZNLP9sM0
砂皿「そうか、俺にはわからない」

垣根「いや、そうでもないだろ」

砂皿の後ろで、ステファニーがつまらなそうに立っている
垣根の後ろでは、心理定規がアイスを食べている

垣根「俺たちのなにが違う?お前だって望んでんだろ」

砂皿「さぁな」

砂皿には分からない
自分がどうしたいのか

垣根「お前、スナイパーだろうが」

垣根「自分のやりたいことにフォーカス合わせるくらいできろよな」
217: ◆G2uuPnv9Q. 2011/05/18(水) 00:14:06.88 ID:qZNLP9sM0
砂皿「やりたいこと、か」

砂皿はステファニーを見る
自分を待っていてくれた人を

砂皿「・・・立ち話が過ぎたな、そろそろ俺は行く」

垣根「そうかい、俺たちもこれから買い物だ」

砂皿「垣根」

砂皿が最後に訊ねる

砂皿「もし、俺が照準を外してしまったら・・・どうすればいい?」

垣根「簡単じゃねぇか」

垣根がステファニーをチラリと見る

垣根「誰かに直してもらえばいいだろ」
218: ◆G2uuPnv9Q. 2011/05/18(水) 00:15:41.25 ID:qZNLP9sM0
砂皿「ふっ・・・それもそうだな」

砂皿が手を振り、歩いていく
その後ろを頬を膨らませたステファニーが追いかける


心理「メルヘンね、相変わらず」

垣根「だろ、メルヘンだ」

垣根「神社の帰りにアイス食ってたら、昔の同僚に会うって時点でメルヘンだがな」

心理「そうね」
219: ◆G2uuPnv9Q. 2011/05/18(水) 00:18:54.31 ID:qZNLP9sM0
垣根「なぁ、心理定規」

心理「なに?」

垣根「俺がもし、照準を外しそうになったらどうする?」

心理「決まってるでしょ」


心理「私が直してあげるわよ」

垣根「そいつは助かる」


垣根(でもな、心理定規)

垣根(俺が目指す未来は、もう決まってるんだぜ)


単発終了
224: ◆G2uuPnv9Q. 2011/05/18(水) 09:54:47.22 ID:qZNLP9sM0
本編続き

美琴「まずは垣根たちのサーブ・・・」

上条(アイツらはかなり心理戦が得意だ・・・どういう手でくる?)

垣根「受けろよ・・・」

垣根が羽根を真上に投げる
そして・・・

自分自身も、高く飛び上がった
225: ◆G2uuPnv9Q. 2011/05/18(水) 09:57:11.35 ID:qZNLP9sM0
美琴(ジャ・・・)

上条(ジャンピングサーブ!!!???)

垣根「俺の・・・速さをぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!!!!!!!!!!」


垣根の打った羽根は、恐ろしいスピードで上条の元へ向かう

美琴(しまった、速すぎる!!!!)

心理(普通の人間ではまず対処できないわね)

垣根「よっしゃあ!!まずは・・・」

上条「いや、まだだ」

上条が、腕を振る
常人では対応できないだろう速さの羽根を、上手く返す
226: ◆G2uuPnv9Q. 2011/05/18(水) 09:59:11.77 ID:qZNLP9sM0
美琴(ジャ・・・)

上条(ジャンピングサーブ!!!???)

垣根「俺の・・・速さをぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!!!!!!!!!!」


垣根の打った羽根は、恐ろしいスピードで上条の元へ向かう

美琴(しまった、速すぎる!!!!)

心理(普通の人間ではまず対処できないわね)

垣根「よっしゃあ!!まずは・・・」

上条「いや、まだだ」

上条が、腕を振る
常人では対応できないだろう速さの羽根を、上手く返す
227: ◆G2uuPnv9Q. 2011/05/18(水) 09:59:39.55 ID:qZNLP9sM0
垣根「な、なんで・・・」

上条「お前は、いつも相手の裏をかいていた」

上条「右を見ながら左に打つ、打たないふりをして自分が打つ・・・」

上条「今、お前は美琴を見ていた・・・だから、俺のほうに」

美琴「当麻!!しゃべってないで、前、前!!!!!!!!」

上条「はえ?」

しゃべっていて気づかなかった
垣根がもう一度、上条に向かって羽根を打ったのだ

上条「ちょ、卑怯・・・」

そのまま上条の体に当たった羽根は、地面に落ちた

垣根「・・・プププ・・・」
228: ◆G2uuPnv9Q. 2011/05/18(水) 10:02:07.39 ID:qZNLP9sM0
垣根「だっさーーーー!!!!!!!!!最初のサーブはわざと返させたんだよバーカ!!!」

垣根「説教中は打たれないとでも???」

垣根「そりゃねぇわwwwwスキだらけなのにwwwww」

垣根「お前はいつも相手の裏をかいていた(キリッ、だってぇぇ!!!!!」


垣根「お前も、裏をかかれたんだよ」


上条「くそ・・・やられた・・・」

黒子(バカですの)

一方(おバカさンだな)

229: ◆G2uuPnv9Q. 2011/05/18(水) 10:03:27.59 ID:qZNLP9sM0
垣根「じゃあ御坂に落書きっと」

美琴「ヘ、ヘンなこと書いたら許さないわよ!!」

垣根「よし、決めた」


「(2023~2045)」


一方「死ンでンじゃねェか・・・」プルプル

心理「歴史上の人物・・・」プルプル

エツァリ「ひどい・・・」プルプル

ショチトル(22歳・・・)
230: ◆G2uuPnv9Q. 2011/05/18(水) 10:04:38.25 ID:qZNLP9sM0
上条「・・・いいぜ・・・仇は俺が取ってやる」

上条が、羽根を投げる

上条「これが・・・」

上条「愛の力だ」


上条の打った羽根は、心理定規の目をめがけて進んでいく

心理「くっ、そんな手には・・・」

しかし、目に近づいてくる物体というのは距離感が難しい
上手く打ち返すのは至難の業

心理(このままじゃ目に当たって・・・)
231: ◆G2uuPnv9Q. 2011/05/18(水) 10:06:05.19 ID:qZNLP9sM0
そのとき

垣根が動いた

垣根「甘いな、心理定規からしたら打ちにくい羽根だが・・・」


垣根「俺からしたら打ちやすいんだよ」

垣根が羽根を打ち返した
しかし、その羽根に向かって、美琴が猛ダッシュする
232: ◆G2uuPnv9Q. 2011/05/18(水) 10:08:14.60 ID:qZNLP9sM0
垣根「あ?なんのつもり・・・」

Aクイックの要領で、美琴が羽根を打つ
今度は垣根の目を狙って

垣根「ちっ・・・心理定規、打ってくれ!!」

心理「えいっ!!」

心理定規が羽子板を振る
その羽子板は・・・


近くに居た垣根のこめかみにヒットする
233: ◆G2uuPnv9Q. 2011/05/18(水) 10:10:49.57 ID:qZNLP9sM0
垣根「・・・いってぇな」

心理「あ、あら・・・わざとじゃないのよ・・・」

垣根「あぁ・・・いってぇ、いってぇ」


垣根「ムカついた」

垣根「愛の力か、反吐が出る」

垣根「さぁ、落書きでもなんでもしやがれよ」

美琴「え、あ、うん・・・」


「冷やし中華、始めました」

一方(オリジナル・・・)プルプル

黒子(垣根さんが怖くて笑えませんの・・・)
234: ◆G2uuPnv9Q. 2011/05/18(水) 10:13:17.01 ID:qZNLP9sM0
垣根「心理定規」

心理「は、はい!」

垣根「さっきのはてめぇのミスだ、てめぇが取り返せ」

心理「う、うん・・・」

垣根「そして俺たちがあいつらに教えてやる」


垣根「本当の愛の力を」

心理「えっ」キュン

垣根「冗談だけど」

心理「・・・」
235: ◆G2uuPnv9Q. 2011/05/18(水) 10:14:59.91 ID:qZNLP9sM0
上条「・・・なんか、垣根のオーラがやばい」

美琴「心理さんも真剣な目つきに・・・」

垣根「見てろよクズども」

垣根が羽根を真上に投げる

垣根「これが、垣根帝督だ」

垣根の打った羽根は、コートのラインギリギリへ向かう

上条「よし、届く・・・」

その瞬間、風が吹いた

美琴「は、羽根の軌道が曲がった!」

垣根「見たかよ」
236: ◆G2uuPnv9Q. 2011/05/18(水) 10:16:07.58 ID:qZNLP9sM0
垣根「風の動きを読んだんだよ、ちょうど羽根を打った直後に吹くタイミングで打ち出した」

垣根「崩れた体勢で打とうとしたんだ、突風に対処できるわけねぇよな」

上条「くそ・・・やられた」

垣根「さて、上条に落書きだな」

上条「なんでも来いやぁ!!!」


「(上)」


一方(下はどこにあるんだよ・・・)プルプル

黒子(小説ですの・・・?)

エツァリ(だんだん意味が分からなくなってきましたね)

ショチトル(眠い)
237: ◆G2uuPnv9Q. 2011/05/18(水) 10:19:28.36 ID:qZNLP9sM0
上条「20対19・・・」

美琴「なんか、絆云々じゃなくてただの運動神経の違いって感じね・・・」

垣根「さーて、俺たちが一歩リード・・・」

心理「ここで終わらせるわよ」

垣根がサーブを打つ

上条「また天井サーブ!!」

上条が打ち返す
しかし、それに心理定規がすばやく対応する
238: ◆G2uuPnv9Q. 2011/05/18(水) 10:20:58.07 ID:qZNLP9sM0
心理「上条君、ボディーががら空きよ?」

心理定規の打った羽根は上条のヘソ辺りへ向かう

美琴「くっ!」

美琴がギリギリで打ち返すが、それは垣根の真正面

垣根「一つ教えてやろう、お前達と俺達のなにが違うかを」

垣根「強さ?速さ?頭脳?チームワーク?」

垣根「いや、お前達の持っていないものはただ一つ・・・」

垣根の打った羽根は、ありえない角度で上条の後ろに突き刺さった
239: ◆G2uuPnv9Q. 2011/05/18(水) 10:21:47.87 ID:qZNLP9sM0
垣根「メルヘンだ」


黒子(輝いてますの)

一方(いいなァ、俺もメルヘンになりたいなァ)

エツァリ(垣根さんたちの優勝ですか)

垣根「じゃ、最後の落書きなー」

上条(あぁ・・・もう最悪・・・)


「御坂と幸せになれよ」
240: ◆G2uuPnv9Q. 2011/05/18(水) 10:22:53.87 ID:qZNLP9sM0
一方「」

黒子「」

エツァリ「」

ショチトル(おぉ)

上条「垣根・・・」

美琴「見直したわ・・・」

垣根「いいってことよ」

心理(いい話にしたつもりでしょうけど、上条君の顔真っ黒よ)
241: ◆G2uuPnv9Q. 2011/05/18(水) 10:24:35.29 ID:qZNLP9sM0
垣根「このあと俺たちはメンコも楽しみました」

垣根「途中で白井が四速歩行に退化したり、ミカンに襲われたりしましたが特に何事もなく終わりました」


美琴「餅つきは男の仕事ね」

上条「よし、アク・・・だめだ、使えないな」

一方「生まれたてだもン」

上条「それはいいから、垣根手伝ってくれよ」

垣根「いいぜ、俺の力を見せてやるよ」

上条「お前はこねる係な」

垣根「」
242: ◆G2uuPnv9Q. 2011/05/18(水) 10:26:46.62 ID:qZNLP9sM0
上条「あー、これって打つタイミング難しいよな」ペッタンペッタン

垣根「おいおい、こんなにこねられちまって、恥ずかしくないのかよ?え?」コネコネ

上条「いや、どういう設定だよ」

垣根「ははは!!!見ろ、餅が餅のようだ!!」

美琴「餅よ」


上条「さーて、出来上がった」

一方「遅かったなァおい」

黒子「待ちくたびれましたの」

エツァリ「20分でできるなんてすごいですね」

ショチトル「おぉ、おいしそうだ」
243: ◆G2uuPnv9Q. 2011/05/18(水) 10:28:34.41 ID:qZNLP9sM0
心理「なにつける?いろいろあるわよ」

心理定規が調味料を出す

黒子「では醤油で」

エツァリ「自分も醤油で」

心理「私はバターかしら」

美琴「当麻、あーん♪」

上条「あーん♪」

一方(打ち止めにあーンってされたい)

垣根「やっぱバニラエッセンスは合わないな、砂糖にする」
244: ◆G2uuPnv9Q. 2011/05/18(水) 10:31:19.57 ID:qZNLP9sM0
上条「美琴、あーん♪」

美琴「あーん♪」

ショチトル「エツァリ、あーん」

エツァリ「美味しいです」

黒子「・・・なにやら疎外感と殺意を覚えますの」

一方「帰ったら打ち止めにあーンしてもらおォ」

垣根「リア充か、反吐が出る」

心理「垣根、あーん♪」

垣根「ちくしょう・・・誰か俺にもあーんしてくれよ」

心理「・・・垣根」

垣根「あーん」
245: ◆G2uuPnv9Q. 2011/05/18(水) 10:31:46.49 ID:qZNLP9sM0

上条「いろいろ遊んでたらもう夕方か」

美琴「楽しいと時間がすぎるのも早いわね・・・」

一方「俺はそろそろ帰るからなァ」

黒子「ではわたくしも、お姉さまはどうせ上条さんのところに泊まられるのでしょう?」

美琴「えへへ・・・//」

黒子「ふぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!!!!!マジでしたの!!!???マジでしたのぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!????」
246: ◆G2uuPnv9Q. 2011/05/18(水) 10:32:30.46 ID:qZNLP9sM0
垣根「じゃあな、明日はみんなで新年会な」

黒子「この前忘年会でしたのに」

垣根「あぁ?イかされてぇのか」

黒子「な、なにを・・・//」

心理「垣根」

垣根「へいへい」
247: ◆G2uuPnv9Q. 2011/05/18(水) 10:33:15.13 ID:qZNLP9sM0
ショチトル「ではな」

上条「またな」

美琴「またね」

垣根「あぁ・・・」


垣根「また、な」

心理「死亡フラグたてないの」
248: ◆G2uuPnv9Q. 2011/05/18(水) 10:42:55.34 ID:qZNLP9sM0
ということで午前の投下終了

新年会でみなさんから好きなキャラへの質問コーナーを設けます、ラジオ的な
だから、上条さん教えて、ていとくん答えて!みたいなのがあったらドシドシ書いてください
全員にきくってのもアリで

いや、こうでもしないと書き溜めがなくなっちゃうww

今バレンタインを書いてますが、なぜか涙がでてきた





※質問は最初と数レスのみ転載してます(編集)
249: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/05/18(水) 12:16:11.84 ID:YH6jsW7IO
おいおい上条さんよぉ、最近ずっと美琴とのらぶらぶちゅっちゅが少ない点について文句はないんですかぁ?(訳:>>248今日もありがとうございます
254: ◆G2uuPnv9Q. 2011/05/18(水) 16:10:39.97 ID:qZNLP9sM0
上条「さーて始まりました新年会!!!!!!!」

美琴「なんでもドシドシやってやるわよ!!!」

垣根「あーらーしをーーおーこしてーすーべーてをーこーわっすの」

心理「まずはお互いのことをより知るために質疑応答ね」

エツァリ「いまさらですか?」

ショチトル「な、なにを答えようか・・・」

一方「だりィ」

黒子「ですの」
255: ◆G2uuPnv9Q. 2011/05/18(水) 16:12:41.79 ID:qZNLP9sM0
上条「まぁ、いろいろ知りたいこととかあるだろうし、親睦を深めるためにも必要だろ?」

美琴「ヘンなことじゃなかったら答えるけどね」

垣根「じゃ、まずはこの質問からだな」


おいおい上条さんよぉ、最近ずっと美琴とのらぶらぶちゅっちゅが少ない点について文句はないんですかぁ?


上条「一つ言おう、あるに決まってる」

美琴「当麻ったら//」

垣根(リア充は消えろよ)
256: ◆G2uuPnv9Q. 2011/05/18(水) 16:14:36.73 ID:qZNLP9sM0
上条「まぁ、俺は美琴といられるだけで幸せなんだ」

上条「別にキスとかできなくたって、俺が守ることには変わりない」

上条「だから、今は幸せだよ」

美琴「当麻・・・」ドキドキ

上条「美琴・・・」キリッ


垣根「ジャガイモ・・・いや、さだのり、俺は行く、ヤツらを倒しに」

心理「やめなさい」
257: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(愛知県) 2011/05/18(水) 16:15:27.41 ID:ymGdsJAKo

ていとくん こころんさん 明けましておめでとうございます
毎回楽しみにラジオ拝聴させてもらってます

早速質問なんですが、お二人が出会ったきっかけというか馴れ初めを聞かせてください
またお互いの第一印象はどうだったですかー?

まだまだ寒い日が続きますが、お体に気をつけて頑張ってください~それでは~

         P.N.とある会社のサボリーマン
259: ◆G2uuPnv9Q. 2011/05/18(水) 16:17:29.72 ID:qZNLP9sM0
垣根「お、次はこれだな」


ていとくん こころんさん 明けましておめでとうございます
毎回楽しみにラジオ拝聴させてもらってます

早速質問なんですが、お二人が出会ったきっかけというか馴れ初めを聞かせてください
またお互いの第一印象はどうだったですかー?

まだまだ寒い日が続きますが、お体に気をつけて頑張ってください~それでは~

         P.N.とある会社のサボリーマン



垣根「とある会社のサボリーマン、か」

垣根「サボってるならしょうがないな、うん」

心理(えぇ・・・)
260: ◆G2uuPnv9Q. 2011/05/18(水) 16:18:58.79 ID:qZNLP9sM0
垣根「馴れ初めか・・・」

垣根「あれは、冬の暑い日だった」

心理「どっちよ、しかも秋だったじゃない」

垣根「俺がちょうど、寂しいな、リア充消えろよって思ってたときだった」

心理「それはあるかもね」

垣根「ねーよ」

心理「・・・」

垣根「・・・」
261: ◆G2uuPnv9Q. 2011/05/18(水) 16:21:04.35 ID:qZNLP9sM0
垣根「まぁぶっちゃけ、スクールを作るって言われて偶然集まった中にお前がいたんだよな」

心理「そうね、運命的なものではないわよ、全然」

垣根「まぁ、運命なんてものは存在しないがな、で、第一印象だが」

垣根「俺はお前を初めて見たときは軽そうだな、って思った」

心理「まぁ、こんな格好してるからね」

垣根「でも、話していくうちにだんだん変わったけどな」
262: ◆G2uuPnv9Q. 2011/05/18(水) 16:22:38.70 ID:qZNLP9sM0
心理「私は、あなたのことずいぶんとしっかりした人だと思ったわ」

垣根「へーえ、初耳」

心理「私の誘惑なんかに負けなかったから」

垣根「色仕掛けで堕ちるなんてバカだぜ」

心理「そうかもね、あなたは意外と真面目だから」


心理「でも、初めて会ったときからどことなく素敵と思ってたわよ」
263: ◆G2uuPnv9Q. 2011/05/18(水) 16:24:14.37 ID:qZNLP9sM0
垣根「そりゃどうも」

心理「今ではもっと素敵と思ってるわよ」

垣根「光栄ですよ」

心理「はぁ・・・真面目にききなさい」

垣根「あと、サボリーマンさん」


垣根「寒い寒いって言ってひきこもったりサボったりしたらダメだ」

垣根「春が俺を捕まえてるのさ、って言ったら詩的に聞こえて一石二鳥」

心理(バカね、やっぱ)
264: ◆G2uuPnv9Q. 2011/05/18(水) 16:26:04.26 ID:qZNLP9sM0
上条(・・・いつの間にか二人だけしゃべってたな)

美琴(なんか手馴れてるわね)

一方(しンねンかい・・・ンが二回もついてる、素敵じゃねェかァ・・・)

黒子(わたくし、なんか場違いですの)

エツァリ(場違いと言うよりキ○ガイです)

ショチトル(ストーカー妹萌えが言うな)

エツァリ(・・・)
268: ◆G2uuPnv9Q. 2011/05/18(水) 17:55:04.25 ID:qZNLP9sM0
垣根「次はこのおたより!!」


ていとくんとゆかいな仲間達あけましておめでたくないでござる!
どうでもいいが質問

なぜ人を好きになるとこんなにも苦しいのでしょう?

R.N.恋するうさぎさん


垣根「それは心が君の事せかして」

心理「やめなさい」
274: ◆G2uuPnv9Q. 2011/05/18(水) 18:22:33.56 ID:qZNLP9sM0
上条(・・・垣根たちが独走してるな)

美琴(私達もがんばらないと)

一方(ドナドナドーナードーナー)

黒子(垣根さんが異常に輝いてますの)

ショチトル(新年会なのか、これ?)

エツァリ(もはや意味の分からないことになってますね)
281: ◆G2uuPnv9Q. 2011/05/18(水) 19:55:48.78 ID:qZNLP9sM0
児玉さんに合掌、俺もあんな人になれるよう精進いたす!!!


垣根「お、こんなお便りが」

平日の朝から晩までこのスレに貼り付いてるのは俺だけか
やばいニートがバレる


垣根「朝から晩までか、ライオンだなまるで」

心理「知ってる?ライオンのオスって一日に何万回って交尾することもあるのよ」

垣根「・・・」

心理「・・・」

垣根「人生まだまだこれからだ」





282: ◆G2uuPnv9Q. 2011/05/18(水) 19:58:25.69 ID:qZNLP9sM0
上条「お、こんなのも」

一方さんがさっきからトリップしてるwwwwwwww

美琴「ちょっと、一方通行?」

一方「あーがりめ、さーがりめグルッと回って」

一方「まるで狩人のような目」

垣根(壊れたか、コイツも)


一方「明かりをつけましょぼンぼりにィーお花をあげましょ桃の花ー」

一方「ごーにンばやしの笛太鼓ー」

一方「きょーうはたのしい」


一方「テスト二日目だぜ」

上条(こんなに立派になって・・・)
283: ◆G2uuPnv9Q. 2011/05/18(水) 20:17:18.68 ID:qZNLP9sM0
ちょっとした単発ネタ


上条「新年会ってさ、もっとこう、派手にどんちゃんやるもんじゃないのか?」

美琴「まだお酒ってわけにはいかないけど、たしかに今年の抱負を語ったりとか・・・」

垣根「お、じゃあ一人一人抱負でも語るか?」

心理「暇つぶしにはなるかもね」

上条「じゃあ俺から」
284: ◆G2uuPnv9Q. 2011/05/18(水) 20:19:39.01 ID:qZNLP9sM0
上条「俺の今年の目標は、美琴ともっと幸せになること」

上条「それさえできればあとはなんもいらない」

美琴「当麻・・・私も」

上条「美琴・・・」


黒子「私の今年の抱負、それはお姉さまを奪い、寝取り、そして・・・」

美琴「黒子っ!!」ビリビリ

黒子「あぁ!!この電撃が!!!気持ちいいッ!!!!」


エツァリ「今年の目標は、キャラを濃くすることです」

ショチトル「目立ちたいな」

285: ◆G2uuPnv9Q. 2011/05/18(水) 20:21:43.06 ID:qZNLP9sM0
一方「俺かァ・・・今年はそうだな」

一方「打ち止めを俺好みの女にしてみせる」

一方「あ、やべェ、もう好みど真ン中だわ」


垣根「今年はメルヘンな一年にする、ていとうこを実用化させる」

心理「・・・なに言ってるの、私は今年もあなたと一緒にいられたらいいわよ」

垣根「そりゃどうも」

286: ◆G2uuPnv9Q. 2011/05/18(水) 20:23:48.77 ID:qZNLP9sM0
上条「ま、今年もみんな仲良くってことで」

美琴「そうね、去年以上に楽しくなったらいいわね」

一方「明日はもォっと楽しくなるよね、ね、ハム太郎?」

垣根「はむーはー!」

心理(ついていけない)

垣根「ま、そんなことだからこれからもよろしくな」

上条「誰に言ってるんだよ」

垣根「決まってるだろ?」


垣根「俺をイケメルヘンと慕ってるヤツらにだよ」

上条「・・・は?」


単発終了
291: ◆G2uuPnv9Q. 2011/05/18(水) 21:58:33.91 ID:qZNLP9sM0
上条「さて、次の質問はこれだな」


上条さんとていとくんへ

俺は進級がヤバイほど勉強ができません

どうすればいいでしょうか?

学校で成績最下位のおバカさんより


上条「あー、>>1は、10分勉強して5分音楽聞く、みたいな勉強方法をしてたよ」

上条「少ない時間集中しまくったほうが、一時間も勉強かよ、だりーって思ってやるよりいい気がするな」

垣根「・・・勉強ができない、か」


垣根「それがどうした?」
292: ◆G2uuPnv9Q. 2011/05/18(水) 22:00:34.61 ID:qZNLP9sM0
垣根「よくよく考えろよ、お前ら」

垣根「勉強できたら体が黄金にでもなるのか?」

垣根「違うさ、人間ってのは基本はみんな同じだ」


垣根「勉強できなきゃ別を磨け」

垣根「たとえばスポーツ、たとえば交渉術」

垣根「世の中、勉強だけじゃないのさ」
293: ◆G2uuPnv9Q. 2011/05/18(水) 22:02:34.71 ID:qZNLP9sM0
垣根「安心しろ、学年最下位がどうした」

垣根「日本で最下位じゃないだろ、人類最下位じゃないだろ?」

垣根「今から上を目指していけ、もしそれが無理なら」

垣根「もう一度俺に頼れ」

垣根「俺がそんな常識を覆してやる」


美琴(珍しくまともね)
295: ◆G2uuPnv9Q. 2011/05/18(水) 22:14:05.61 ID:qZNLP9sM0
一方「おォ、俺に質問かァ」

ていとくん アクセロリさん 私の悩みを聞いてください

私のレベルはゼロです
周りには高レベルの方たちがいて、それに憧れ過去に過ちを犯してしまいました
その時は親友たちのおかけで思い直す事ができたのですが
能力に憧れが無くなったかというと嘘になります

レベル5のお二方から見て無能力者のことをどう思いますか?やっぱり学園都市には必要のない存在なのでしょうか?

P.N.涙の無能力者


美琴(あれ、これって・・・)

一方「あァ、そォだな、学園都市には正直必要ないかもしれねェ」

垣根「違いないな、学園都市は能力開発のために作られた都市」

垣根「野球選手がヒット打てません、やめないといけないの?って言ってるのと一緒だ」

美琴「あ、アンタたち!!」

垣根「でもな」
296: ◆G2uuPnv9Q. 2011/05/18(水) 22:20:25.02 ID:qZNLP9sM0
垣根「世界を見てみろ、弱者なんてゴマンといる」

一方「それになァ、俺たちは力はあったが誰も守れなかった」

垣根「大切な誰かを守るって決めたのは力があったからじゃない」


垣根「そいつが大切だったからさ」

垣根「お前には友達がいるんだろ、過ちを咎めてくれる友達が」
297: ◆G2uuPnv9Q. 2011/05/18(水) 22:24:25.16 ID:qZNLP9sM0
一方「憧れててもいいじゃねェか、誰だって強くなりたいのさ」

垣根「でも忘れるな、お前がもし学園都市にとって必要ない人間だとしても」


垣根「世界に必要ない人間じゃないんだ」

垣根「能力がないなら優しくなれよ」

垣根「力なんて無くても、大切な誰かを守れるように」

一方「そンで、もしお前が力が必要になったら俺らに言え」


垣根・一方「俺たちが力を貸してやるよ」


上条(・・・なんか、いい企画になってきたな)

黒子(ホカホカしますの)

一方(やべェ、俺カッコイイわ)
298: ◆G2uuPnv9Q. 2011/05/18(水) 22:26:53.35 ID:qZNLP9sM0
美琴「そうね・・・無能力者だからダメ、なんてことはないわ」

垣根「大事なのは力じゃなくて心だよ」

一方「力があっても半端な精神じゃ使い切れないからなァ」

垣根「そ、俺たちはただ運がよかっただけなんだ」


垣根「だから、お前はお前の人生でのMAXを出してみろ」

垣根「人に100点を与えられる人生じゃない、自分で満点をあげられる人生を送れ」
301: ◆G2uuPnv9Q. 2011/05/18(水) 22:34:43.75 ID:qZNLP9sM0
美琴「あ、次は女の子に対しての質問ね」


女性陣のみなさんへ
プロポーズされるなら、どんなシチュエーションで、どんな言葉をもらいたいですか?

PN 心理定規たんぺろぺろ


心理(なんでかしら、寒気がするけど・・・ここはファンサービスね)

心理「す、素敵なPNね」

垣根「ワーオ、そういう趣味ですか」

心理「」
302: ◆G2uuPnv9Q. 2011/05/18(水) 22:39:44.59 ID:qZNLP9sM0
美琴「そうね・・・当麻だったらどんなでも嬉しいけど」

美琴「花火の見える浜辺で、ゲコ太を渡されて、好きだって言われたら・・・//」

黒子(それはないですの、お姉さま)

黒子「わたくしは、ワインを片手に君の全てがほしい、と言われたいですわ」

ショチトル「私は、静かな街で二人で歩きながらいきなり抱きしめられて好きだ、と言われたい」

一方(夢見てンな)
303: ◆G2uuPnv9Q. 2011/05/18(水) 22:47:01.39 ID:qZNLP9sM0
心理「私は、ホテルで夜景を楽しみ、ワインを飲みながら・・・かしら」

垣根「・・・」

心理「それで、待たせてすまなかった、遅くなった」

心理「そう言われたいわね」


垣根「メルヘンだねぇ、女の子は」

垣根(ま、それがいいんだがな)
310: ◆G2uuPnv9Q. 2011/05/19(木) 09:29:46.29 ID:0tbCQQOf0
黒子「あら、次はみなさんに質問ですの」


ちょっと皆さん聞いてください
私の職場の男共は揃いも揃って変態ばかりなんです!ロリコン、ストーカー、シスコンの揃い踏みなんです!
挙げ句の果てに私の事をシ…ショタコンとか言うんですよ!
私はただ男性に至る前の男と女の一瞬の性の狭間の、つまりはジェンダーを超越した存在である男の子を愛でるのが好きなだけなんです!
皆さんなら解ってくれますよね?

大体少年の素晴らしさというのは、天使を思い出してみれば分かるように…(ry

P.N.少年の道標


一方(あァ・・・結標か)

垣根(少年は天使・・・ねぇ、こりゃ重症だ)
311: ◆G2uuPnv9Q. 2011/05/19(木) 09:32:55.50 ID:0tbCQQOf0
美琴「うーん・・・要は、この人はガッツリしすぎた男の人が苦手なのかな?」

上条「というと?」

美琴「ほら、学園都市って能力者は偉そうにするし、無能力者もスキルアウトに入ったりするじゃない?」

心理「まぁ、そういう人が多いわね」

美琴「その中で、なんていうか・・・穢れを知らない、無垢な子供達に触れ合うと癒されるでしょ?」

黒子「たしかに、一理ありますわ」

エツァリ「この方は世間体を気にしていない、ショ・・・男の子が好きなんですね」


垣根「だがな」

垣根「それがショタコンなんだよ」
312: ◆G2uuPnv9Q. 2011/05/19(木) 09:36:30.54 ID:0tbCQQOf0
一方「コイツは勘違いしてやがるなァ・・・ショタは性の間にあつ、これは理解した」

一方「だが、お前は愛でたいんだよなァ?」

一方「愛でるってのは、性を使って愛するということだ」

一方「性を知らないショタに、性を使ってしまう、これはお前自身の手でショタを壊してしまうということだ」

心理(これも一理あるわ)

ショチトル(説得力がすごいな)

結標(ガーン)

エツァリ(結標さん・・・どこから出てきたんですか)
313: ◆G2uuPnv9Q. 2011/05/19(木) 09:38:24.64 ID:0tbCQQOf0
一方「愛でるんじゃァない、守るんだ、愛でるんじゃァない、思うんだ」

一方「てめェはなんのためにショタを愛する資格を得たんだ?」

一方「ショタを壊すためじゃねェ、幻想を壊すためじゃねェ」


一方「ショタという名の幻想を、その小さな両手で抱きしめるためだろォが」


美琴(ロリコンだから分かるのね)

上条(なんかむなしいな)
314: ◆G2uuPnv9Q. 2011/05/19(木) 09:40:18.57 ID:0tbCQQOf0
垣根「ま、ショタコンは正直気持ち悪いが」

垣根「他人のいうことは気にするな」

垣根「そして、職場のロリコン、シスコン、ストーカーをバカにしてもいけない」

垣根「ロリコンはロリを守るため、シスコンは妹を守るため、ストーカーは相手を守るため」


垣根「お前がショタを守るのと、同じなのさ」

結標(!!!!!!!!!!!!!!)

エツァリ(いや、だからどこからでてきたんですか)
315: ◆G2uuPnv9Q. 2011/05/19(木) 09:41:59.68 ID:0tbCQQOf0
上条「うわ、難しそうな質問が来たな」


3本の直線が垂直に交わる世界から2本の直線が垂直に交わる世界に行くにはどうすれば良いですか?


垣根「ほうほう、二次元と三次元を行き来するのにはどうすればいいか、か」

上条「え、そういう意味だったのこれ?」

黒子「常識的にはそういう意味です」

上条「」

一方「難しいンじゃねェか?これは」
316: ◆G2uuPnv9Q. 2011/05/19(木) 09:44:58.39 ID:0tbCQQOf0
垣根「よし、じゃあ考えてみるか」

垣根「まず自分が二次元になる、これは無理だ」

垣根「一本直線を消すってことは、この世から存在しなくなるということ」

垣根「せっかく二次元に行けても、自分の意思がないと意味がない」

黒子「そうですわね」
317: ◆G2uuPnv9Q. 2011/05/19(木) 09:46:57.49 ID:0tbCQQOf0
垣根「次は、二次元を三次元にする」

垣根「これも無理、二次元が三次元に来たところでそれは意思を持たない」

黒子「絵が意思を持つことはない、と」

垣根「というよりも、人間は三次元世界でしか、キャラクターは二次元世界でしか意思を持てないのさ」

上条「つまり・・・三次元から二次元に行くのは不可能なのか?」


垣根「いや、一つ方法がある」

エツァリ「!!!」
318: ◆G2uuPnv9Q. 2011/05/19(木) 09:49:01.79 ID:0tbCQQOf0
垣根「お前ら、歴史マンガって読んだことあるか?」

上条「は?いや、あるけど」

美琴「それがどうしたの?」

垣根「あれは、過去に活躍した実在の人物が二次元として登場している」

ショチトル「たしかに」

垣根「しかも、中にはまったく違う設定で可愛い子たちとキャッキャウフフしてるものもある」

一方「で、それがどォした?」

垣根「三次元から二次元に行く方法、それは」


垣根「自分が歴史マンガに載ることさ」

美琴「え!?」
319: ◆G2uuPnv9Q. 2011/05/19(木) 09:52:28.82 ID:0tbCQQOf0
上条「いやいや、よっぽどお偉いさんとかじゃないとムリだって!」

垣根「いいじゃねぇか、それで」


垣根「お前は今を精一杯生きてみろ」

垣根「いつか、歴史上の人物と呼ばれるくらい、立派に」

垣根「二次元に行きたいっていう不純な動機でもいいじゃねぇか、一歩踏み出してみろよ」

垣根「そうやって必死に努力したら、もし歴史マンガに載れなくても」


垣根「神様がご褒美に、天国でお前の好きなキャラを嫁にしてくれるさ」


黒子(なんですの、この爽快感・・・)

心理(無理やりいい話にしたわね)

上条「要は、がんばれ、そしていつかは達成できる、ってことか」

垣根「あと妄想でセックスとかするのもいいよな」

美琴(うわ、ぶち壊し)
320: ◆G2uuPnv9Q. 2011/05/19(木) 09:57:53.60 ID:0tbCQQOf0
垣根「あと、上琴には夏が似合う、って意見もあるな」

上条「俺は美琴と一緒なら、いつでもどこでもいいけどな」

美琴「当麻・・・//」

上条「美琴・・・」

垣根「いいぜ、お前らがリア充を見せ付けるっていうなら・・・」


垣根「まずは、そのふざけた常識を覆す!!!!!」


美琴「とーうま♪」

上条「あーもう美琴は可愛いなー♪」ナデナデ

美琴「ふにゃぁぁぁぁぁ//」

黒子(お姉さまがあんなにも・・・)

心理(熱いわね)

ショチトル(ひどいな)

エツァリ(自分もショチトルと・・・)

一方(ぶら下がり健康器って身長より腕がのびる気がするよなァ)

垣根「・・・イチャイチャすんなよ」グスン
324: ◆G2uuPnv9Q. 2011/05/19(木) 10:16:33.16 ID:0tbCQQOf0
一方「おォ、ばンさンかい・・・素敵だなァ・・・」

垣根「でも安産祈願は三回だぞ」

美琴「千変万化も三回ね」


一方「強まってるゥゥゥ!!俺は強まってるぞォォォ!!!!!」


上条(ンフェチか)

黒子(なんですのそれ)
325: ◆G2uuPnv9Q. 2011/05/19(木) 10:19:18.99 ID:0tbCQQOf0
一方「新幹線!!しンかンせン!!!!!!!!」

一方「ちンちン!!!!」

垣根「それはアウトだ」

一方「あひゃひゃひゃひゃひゃひゃ!!!!!!!!!!!」


一方「木ィィィ原くゥゥゥゥゥゥゥゥン!!」

一方「打ち止めァァァァァァァァァァァァァァァァ!!!!!!!」

一方「うあァァァァァァァァァァァァ!!!!!!!!!!!!!!!!!」


冥土帰し「重篤患者はここかい?」

美琴「はい、あれです、精神異常です」

一方「」
337: ◆G2uuPnv9Q. 2011/05/19(木) 15:17:03.71 ID:0tbCQQOf0
上条「なんだか語尾に心当たりがあるお便りだな」


同僚がロリコンでやばいにゃー
PN シスコン軍曹


一方「シスコンには一生分かんねェよォ・・・ロリの魅力は」

垣根「目くそ鼻くそってヤツだな」

黒子「どんぐりの背比べですのね、これだから変態は」

美琴「でもこの人は妹がいるのよね?そのロリコンの同僚に妹が狙われるのが心配なんじゃない?」


一同「!!」
338: ◆G2uuPnv9Q. 2011/05/19(木) 15:19:01.45 ID:0tbCQQOf0
垣根「なるほどな、そういう意味でのヤバイ、か」

心理「しかも見て、長々とお便りを書くのではなく、たった一行の短い文章・・・」

エツァリ「相当切羽詰ってるようですね」

ショチトル「妹さんが狙われかけているか、もしくは・・・」

美琴「もう・・・さらわれてたりして・・・」

黒子「許しませんの、弱いものイジメは!!」


一方(サスペンスな展開になってきたなァ)
339: ◆G2uuPnv9Q. 2011/05/19(木) 15:21:13.63 ID:0tbCQQOf0
垣根「見た目は子供、頭脳も子供、その名は名探偵垣根!!」

垣根「って誰が子供じゃあ・・・あ、はい、すいません、はい、はい、・・・ニュースを読むためです・・・」

心理「誰がわかるのよそのネタ」

上条「土御門の妹は・・・さらわれたのか?」

美琴「あ、でも土御門ならさっき街中でお兄さんと一緒だったって報告が」

黒子「なら安心ですの」

一同「よかったー」


一方(いや、PN読めよ、そっちのがヤバイだろォが)
346: ◆G2uuPnv9Q. 2011/05/19(木) 17:27:13.01 ID:0tbCQQOf0
単発ネタ


一方「あァ?お年玉ァ?」

打ち止め「うん、お年玉がほしいってミサカはミサカはおねだりしてみたり」

番外「ぎゃはは!!一方通行がお金なくなって困ってるところを見たいからミサカもねだっちゃおっかなぁ」

一方「ほしいもンでもあンのか?」

打ち止め「ゲコ太のストラップが・・・ってミサカはミサカは正直に伝えてみる」

一方「ったくよォ・・・番外個体は?」

番外「は?ミ、ミサカはべつに・・・」

一方「お前もほしいンじゃねェのか、ゲコ太」

番外「・・・」

一方「買ってやるよ」

番外「ま、まぁあなたが買いたいって言うならミサカももらってあげようかな」

一方「じゃァ三人で行くか」

打ち止め「やったぁ!!ってミサカはミサカははしゃいでみたり!!」

一方(あァもうロリ可愛い)

347: ◆G2uuPnv9Q. 2011/05/19(木) 17:29:59.82 ID:0tbCQQOf0
上条「あれ、一方通行じゃねぇか」

一方「なンだ、ヒーローも・・・あァオリジナルか」

上条「・・・そっちは番外個体と打ち止めか」

一方「まァな」


美琴「きゃー!!可愛い!!」

打ち止め「これにしようかなー、でもこっちもー・・・ってミサカはミサカは迷ってみる・・・うぅー」

番外「これこれ!!ミサカはサンタゲコ太がいいな!!」


一方「アイツら、楽しンでンな」

上条「ほんと、姉妹みたいだよな・・・」

一方「姉妹だろォが」

上条「あ、そっか」
348: ◆G2uuPnv9Q. 2011/05/19(木) 17:32:40.22 ID:0tbCQQOf0
一方「妹達が笑顔でいられるのはいいことだな」

上条「どうした、急に?」

一方「・・・たまに、あの時お前に止められてなかったらどォなってたのかって考えるンだよ」

一方「怖いよな、今も俺は妹達を殺し続けてたかもしれねェ」

一方「罪もないやつらを、だ」

上条「そんなことないさ」

上条「そうだとしても俺は絶対にお前を止める」

上条「お前も、美琴も助けてみせる」

一方「お前はそういうヤツだからな」
349: ◆G2uuPnv9Q. 2011/05/19(木) 17:34:25.38 ID:0tbCQQOf0
一方「なァ、上条」

上条「なんだよ?」

一方「あいつらは幸せだと思うか?」

上条「幸せだろ、生まれてこれたんだから」

一方「・・・そォだな」

垣根「そうだ、幸せに決まってる」

上条「だよな」

一方「悪いな、へンなこときいて」

垣根「おい、スルーかよ、俺の急な登場をツッコめよ」
351: ◆G2uuPnv9Q. 2011/05/19(木) 17:36:37.85 ID:0tbCQQOf0
上条「お前はなんでいるんだよ」

一方「まさかゲコ太か?」

垣根「ちげーよ、俺は服買いにきただけだ」

垣根が両手いっぱいに抱えた買い物袋を見せる

上条「うわ、お前そんなに買ってどうするんだよ?」

垣根「俺じゃねぇよ・・・」

垣根がアゴである方向を指差す


心理「やっぱ、セクシーな格好のほうがいいわよね・・・でも、最近は逆に露出をなくしたほうが・・・」

垣根「あれだよ、あれ」
352: ◆G2uuPnv9Q. 2011/05/19(木) 17:38:47.05 ID:0tbCQQOf0
垣根「一時間ならまだいいんだ、五時間だぜ五時間」

垣根「飯も食わずに服漁ってやがる」

垣根「しかも支払いは俺」

垣根「ナメてやがるよな」

上条「心理さんはお前に甘えてるんじゃないか?」

一方「あァ、そういうことだ」

垣根「これがデレか?ツンじゃないのかこのひどさは、こんなデレいらない」
353: ◆G2uuPnv9Q. 2011/05/19(木) 17:40:40.17 ID:0tbCQQOf0
上条「結局、俺たちはみんな女性に振り回されるってことか」

一方「俺は自分から連れてきてやったンだがな」

垣根「おー、優しいな一方通行、今夜どっちか抱くのか?」

一方「死ねよお前」

上条「元日なのに、こんなことになるとはな・・・」

垣根「女の欲には常識が通用しねぇのさ」
354: ◆G2uuPnv9Q. 2011/05/19(木) 17:44:11.01 ID:0tbCQQOf0
垣根「あー、あと三時間は買い物続けるぜ、アイツ・・・」

心理「ちょっと、垣根!!へばってないで荷物持ってよ!!」

垣根「あー、はいはい」

文句を言いながらも垣根は立ち上がる

上条「ま、がんばれよ」

垣根「互いにな」

一方「ていとくんも優しいンですねェ」

垣根「俺はメルヘンだからな・・・」

手を振って、垣根は心理定規のところへ駆けて行く

上条「・・・こっちの姫達もまだ満足いかないようで」


美琴「あ、ストラップだけじゃなくて人形も!!」

打ち止め「湯上りゲコ太可愛い!!ってミサカはミサカは即購入決定!!」

番外「メルヘンゲコ太だって、ミサカはこれがいい!!」

一方(あのゲコ太、格好がていとくんとそっくりなンだが)
355: ◆G2uuPnv9Q. 2011/05/19(木) 17:46:35.00 ID:0tbCQQOf0
上条「さーて・・・俺はそろそろ美琴を止めるとするか・・・金もヤバイし」

一方「俺も荷物増えすぎると困るしなァ・・・」

二人が女達を止めるために立ち上がる

一方「打ち止めァァァ!!!番外個体ォォォォ!!!」

上条「美琴!!」

その声を聞いた、顔がそっくりな少女達が駆けてくる
両手にいっぱいの、ゲコ太を握り締めて


美琴「はい、これ当麻の分」

上条「ストラップか、なんで?」

356: ◆G2uuPnv9Q. 2011/05/19(木) 17:48:35.28 ID:0tbCQQOf0
美琴「前のはちぎれちゃったでしょ?」

上条「あ、そっか」

上条「じゃあありがたく」

打ち止め「アナタにプレゼント!ってミサカはミサカはゲコ太カチューシャを差し出してみる!」

一方「はいはい、ありがとさン」

番外「あなたにきっと似合うよ」ギャハハ


上条・一方「こういうのも悪くないな・・・」




垣根「最悪だ」

垣根は両手にたくさんの買い物袋を抱えていた
357: ◆G2uuPnv9Q. 2011/05/19(木) 17:50:22.70 ID:0tbCQQOf0
心理「あら、いいじゃない」

垣根「なにがだよ・・・」

心理「私がもっとあなた好みになるのよ?いいでしょ?」

垣根「うっせーバカ」

垣根がふてくされる
今日一日でサラリーマンの平均月収以上の買い物をされた

そして、荷物持ちもさせられている

心理「正月のプレゼントだと思ってよ」

垣根「プレゼントねぇ・・・」
358: ◆G2uuPnv9Q. 2011/05/19(木) 17:52:04.30 ID:0tbCQQOf0
垣根「じゃ、俺の用意してたプレゼントはいらねぇな」

心理「あら、用意してたの?」

垣根「まぁな、でもいいだろ」

心理「なによ、ケチね」

垣根「買い物袋持ってたらできねーんだよ」

心理「?なにそれ」

垣根が心理定規のほうを向く

垣根「ま、また今度の機会にってことで」

心理「気になるわね」
359: ◆G2uuPnv9Q. 2011/05/19(木) 17:53:50.00 ID:0tbCQQOf0
垣根「お前、もうちょっと早く歩けよ」

心理「あら、そう言いながらいつも歩幅あわせてくれてるじゃない」

垣根「そりゃ、話す相手がいないとヒマだしな」

心理「ふふっ・・・そうね」

二人が並びながら歩く

心理「すっかり夕方になったわね」

垣根「あー・・・重い、思い出は重いでー」

心理「なに言ってるのよ」

360: ◆G2uuPnv9Q. 2011/05/19(木) 17:55:51.62 ID:0tbCQQOf0
垣根「・・・なぁ心理定規」

心理「なに?」

垣根「今日は最高の元日だったか?」

心理「えぇ、あなたと一緒に買い物できたし」

垣根「俺は付き合わされただけなんだが・・・」

垣根が呆れたように言う
しかし、その顔は微笑んでいた

心理「ねぇ、やっぱりあなたの用意してたプレゼントもくれない?」

垣根「やーなこった」

心理「いいじゃない、もう準備してるんでしょ?」

垣根「荷物持ってるし」

心理「降ろしていいから」
361: ◆G2uuPnv9Q. 2011/05/19(木) 17:57:51.92 ID:0tbCQQOf0
垣根「・・・やだね」

心理「ケチね・・・」

心理定規が溜め息をつく
そこまで言われると、なにを用意されたのか気になってしまうのだ

垣根「あ、両手埋まっててもできるプレゼントもあるぞ」

心理「?できる、ってどういう・・・」

垣根が横を向いて、心理定規の頬に軽くキスをする

心理「・・・」

思考がフリーズする
362: ◆G2uuPnv9Q. 2011/05/19(木) 18:00:11.41 ID:0tbCQQOf0
垣根「両手が開いてたら抱きしめながらだったんだけどな、服も買ったしいいだろ?」

心理「バカ・・・早く言ってくれてたら服なんて買わなかったのに」

垣根「言ったら楽しみがなくなるだろ」

心理定規の横顔を見ながら垣根が笑う
彼女の顔が赤いのは、夕日のせいではないだろう

心理「・・・ねぇ、垣根」

垣根「ん?なんだよ」

心理「今年も、よろしくね」

垣根「おぉ」


垣根「今年はもっとメルヘンな一年になりますよーに」


単発終了
ていとくんはこういうベタでキザなことやらせてもいいから便利
364: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(愛知県) 2011/05/19(木) 18:14:45.39 ID:C0Jr++4Vo
ていとくんズルいよ
ギャグもシリアスもキザもメルヘンも出来るんだもんなぁ
366: ◆G2uuPnv9Q. 2011/05/19(木) 18:37:50.07 ID:0tbCQQOf0
またまた単発


上条「・・・なんで、上条さんはエレベーターに閉じ込められてるんでせう?」

不幸だ、上条がつぶやく

垣根「あぁ、不幸だ、ムカつくな」

垣根も一緒に

なぜか、彼ら二人がエレベーターの中にいた

367: ◆G2uuPnv9Q. 2011/05/19(木) 18:40:03.72 ID:0tbCQQOf0
美琴とのショッピングデート中、上条はちょっと上の階の本屋に行きたいなー、なんて思って
美琴が「じゃあ、私この階のゲコ太ショップにいるから終わったら来て」って言って

乗ったエレベーターに垣根が乗ってて
なんか急にエレベーターが止まって

つまり

上条「・・・事故だよな」

垣根「科学の中枢、学園都市がきいて呆れる」

二人は、救助を待つしかなかった
368: ◆G2uuPnv9Q. 2011/05/19(木) 18:42:08.28 ID:0tbCQQOf0
垣根「あー、ぶっ壊したいけど周りに被害が出るしな」

上条「緊急の電話が通じたから、一時間もすれば助かるだろ」

垣根「・・・一時間、なにするんだよ」


垣根「あー、心理定規の買い物に付き合わされたらこれだ・・・」

上条「俺も、美琴とショッピングだってのに」

垣根「ヒマだから、しりとりしようぜ、カッコイイ台詞しりとり」

上条「まぁ、いいかな」
369: ◆G2uuPnv9Q. 2011/05/19(木) 18:43:58.53 ID:0tbCQQOf0
垣根「じゃ、しりとりのり、・・・リスクを背負うだけで人は潰れてしまうのか」

上条「か・・・簡単だよ、俺がお前を守ればいい」

垣根「イノケンティウス」

上条「すごいパーンチ」


垣根「・・・」

上条「・・・」

垣根「やめるか」

上条「だな」
370: ◆G2uuPnv9Q. 2011/05/19(木) 18:46:25.77 ID:0tbCQQOf0
垣根「じゃ、ナゾナゾな」

上条「お、いいな」

垣根「パンはパンでも大切なものを盗むパンは?」

上条「ルパン」

垣根「正解」

上条「綺麗にしようとするほど汚れるものってなんだ」

垣根「思い出」

上条「・・・ぞうきんなんだけど」

垣根「えー」
371: ◆G2uuPnv9Q. 2011/05/19(木) 18:49:00.36 ID:0tbCQQOf0
垣根「ピザって十回言って」

上条「ピザピザピザピザピザピザ・・・」

垣根「ここは?」

上条「エレベーターの中」

垣根「いや、ちげぇよ」


上条「な、理想の女の子のこと語らないか?」

垣根「お前はどうせ御坂だろ?」

上条「なんで分かるんだよ」

垣根「うぜぇ」
372: ◆G2uuPnv9Q. 2011/05/19(木) 18:51:05.18 ID:0tbCQQOf0
上条「・・・美琴に会いたい・・・」

垣根「いや、まだ三十分も経ってねぇから」

上条「ははは、三十分も離れてるのか、もうダメかも」

垣根「そんなに御坂のこと好きなのか?」

上条「あぁ、大好き」

垣根「へーえ」

上条「お前は心理さんのことどう思ってるんだ?」

垣根「そうだな・・・」
373: ◆G2uuPnv9Q. 2011/05/19(木) 18:53:00.11 ID:0tbCQQOf0
垣根「可愛くて、性格もいい、スタイルもいいし金もそこそこ持ってる、正直完璧だと思ってるさ」

上条「だったらなんで付き合わないんだよ、お前も好きなんじゃないのか?」

垣根「俺にはもったいねぇよ」

垣根「それにな、誰かを背中に背負うことは俺にはできねぇのさ」


垣根「もう、でっかい十字架を背負ってるからな」
374: ◆G2uuPnv9Q. 2011/05/19(木) 18:55:25.78 ID:0tbCQQOf0
垣根「俺は、その十字架を投げ捨てることはしない」

垣根「過ちを忘れる人間は愚者、過ちを背負い続けるのは弱者」

垣根「過ちを犯さなかったものだけが善なのさ」

上条「・・・お前は、心理さんを守りたくないのか?」

垣根「守るさ」

垣根「でもな、守るのと背負うのは違う」

垣根「守るってのは、自分の命を賭けることだ」

垣根「そして、背負うってのは」


垣根「相手の命を預かるってことだ」
376: ◆G2uuPnv9Q. 2011/05/19(木) 18:57:07.13 ID:0tbCQQOf0
垣根「俺は、アイツのためになら自分の命を捨ててもいい」

垣根「でも、俺のためにアイツが死ぬのはイヤなのさ」

上条「・・・心理さんは、お前を愛してるんだぜ?それでもか」

垣根「だからだよ」


垣根「自分を愛してくれてる人間を、死なせたいわけねぇだろ?」

上条「自分も、相手も守ればいいだけの話だろ」

垣根「・・・そうかもな、でもそれは難しいことだよ」
377: ◆G2uuPnv9Q. 2011/05/19(木) 19:00:02.83 ID:0tbCQQOf0
垣根「だからよ、俺が自分も相手も守れる人間になったら告白するんだ」

上条「そっか、がんばれよ」

垣根「あぁ・・・なってみせるさ」

そのとき、上条たちの乗っていたエレベーターが動き出した

上条「お、直ったみたいだな」

垣根「やっと出られるのかー」

垣根が体をグーっと伸ばす

垣根「・・・さて、さっさと出ますか」

少しだけ久しぶりの店内は、眩しく感じた
垣根帝督には、眩しく感じた

単発終了

みなさま、質問をくだせぇ、なんなら>>1への質問でもいいですウソですすいません
378: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/05/19(木) 19:06:25.29 ID:GNpauC+IO
じゃあお言葉に甘えまして
>>1は他に何かSS書いてますか?差し支えなければ教えて欲しいかも
あとサトリナさんはあげますので、愛生さんは貰ってもいいですか?
381: ◆G2uuPnv9Q. 2011/05/19(木) 19:22:20.66 ID:0tbCQQOf0
垣根「こんなお便りが」


>>1は他に何かSS書いてますか?差し支えなければ教えて欲しいかも
あとサトリナさんはあげますので、愛生さんは貰ってもいいですか?


垣根「あー・・・これはだな、うん」

垣根「こっちと違ってシリアスだし、しかも駄作、更新軽く怠けてるのが一つある」

垣根「今日も学園都市には雨が降る、だったと思う、もううろ覚えwww」

垣根「愛生・・・だと??」

垣根「可愛いけど、あげましょう」



関連スレ

今日も学園都市には雨が降る



382: ◆G2uuPnv9Q. 2011/05/19(木) 19:24:38.03 ID:0tbCQQOf0
上条「・・・さっきから思ってたけど、1って誰だよ・・・」


おいおいサトリナは俺の嫁だぞ
ネタ考える時に参考にしてるものとかある?


垣根「サトリナは俺の嫁だ、と1が激しく主張している」

垣根「ネタは全然考えずにその場でパパーっと書いてるらしい」

垣根「だから、リクは早く返すようにしてる」

垣根「なんでかって?」


垣根「内容がペラペラでも、早く書いたせいです、って言い訳できるから」

上条「えぇ・・・」
383: ◆G2uuPnv9Q. 2011/05/19(木) 19:25:50.38 ID:0tbCQQOf0
美琴「あ、今度は真剣っぽいわね」


私事ではないのですが、先日……

『Tがご飯いっぱい食べさせてくれないんだよ!
これって虐待?っていうんでしょ?
ねぇKーどうしたらお腹いっぱい食べれるのかな?』

と街中で二人の女の子が話しているのを偶然耳にしました。
これって通報した方が良かったのでしょうか……?
(Kはもう一人の女の子の名前のようです)

R.N.とある通行人


垣根「お腹いっぱい・・・か」

上条(やべぇ、心当たりがある、ていうか心当たりしかない)
384: ◆G2uuPnv9Q. 2011/05/19(木) 19:27:42.19 ID:0tbCQQOf0
垣根「そうだな・・・これはな、虐待じゃない」

垣根「愛のムチさ」

上条(え、そうなの?)

垣根「今の世の中、与えられてばかりのヤツが増えてる」

垣根「愛情や金、物資に学歴・・・」

垣根「なんだって金で買える時代」

垣根「そんな中で、その子はお腹いっぱいではない、と言っている」

垣根「でも、何も食べさせてくれないとは言ってない」
385: ◆G2uuPnv9Q. 2011/05/19(木) 19:29:32.29 ID:0tbCQQOf0
垣根「それになその子は、十分お腹いっぱい食ってると思う」

垣根「でも、なぜかお腹が減って感じる」

垣根「足りないのは、食事の量じゃない」


垣根「きっと、一緒にいただきますを言いたい人が、今はそばにいてくれてないんだよ」

垣根「理由は分からない、でもその子は食事をその誰かさんと食べたいのさ」
386: ◆G2uuPnv9Q. 2011/05/19(木) 19:31:30.71 ID:0tbCQQOf0
上条(・・・そういや、美琴に構うあまり、最近インデックスを部屋にあげてすらいなかった・・・)

美琴(あの子も、当麻になついてるのよね・・・)

垣根「三人で食べる、大勢で食べる」

垣根「たまにはそれもいいじゃねぇか」

上条(今度、三人で飯でも行くかな)

美琴(あの子にはいろいろ気を遣わせちゃってるし・・・)


垣根(やべぇ、俺のパーソナリティ上手すぎだろ)

一方(俺もやりたいな)
393: ◆G2uuPnv9Q. 2011/05/19(木) 20:21:24.10 ID:0tbCQQOf0
単発ネタ

バレンタイン編


美琴「ふんふふん、ふんふふん、ふん、ふん、ふーん♪」

美琴は今、キッチンにいた
理由は簡単、上条に渡すチョコを作っているからだ

と言っても、前日に準備はしておいたため、後は型に入れて冷やすだけだ
冷やすのも学園都市製の冷蔵庫のため3時間程度で足りる

美琴「当麻、早く帰ってこないかなー」

美琴は幸せな気持ちだった
394: ◆G2uuPnv9Q. 2011/05/19(木) 20:22:39.34 ID:0tbCQQOf0
上条「・・・不幸だ、嫌がらせだ、俺をチョコ死させるつもりだ」

上条は溜め息をついていた
学校に言ったら、姫神や吹寄といったいつものメンバーからチョコをもらった

吹寄は「彼女さんに悪いから小さくしておいたから、ちなみにこのチョコはカフェインが控えめで・・・」など長く語っていた

上条「いや、クラスメートだけならまだいいんだ」

帰り道に御坂妹と出会った
命の恩人だから、とチョコを渡された

帰り道になぜか神裂にも出会った
オルソラにも出会った
アニェーゼとかレッサーとか五和にも出会った
395: ◆G2uuPnv9Q. 2011/05/19(木) 20:23:14.94 ID:0tbCQQOf0
え、宗教的にいいの?とか聞く前にチョコを渡された

上条「・・・いろんな人に感謝されてるのは嬉しい、けど・・・」

上条は両手いっぱいに抱えたチョコを見る

上条「これ、どうやって食べようかな」


上条が寮に帰り着くと、ドアの鍵が開いていた

上条(あぁ、そっか・・・美琴が部屋借りるっていうから鍵渡してたんだっけ)

そう考えながら上条は部屋に入る
397: ◆G2uuPnv9Q. 2011/05/19(木) 20:24:31.94 ID:0tbCQQOf0
上条「ただいまー」

美琴「おかえり!当麻・・・」

嬉しそうな顔で美琴が飛び出してくる
しかし、その顔は両手いっぱいのチョコを見た瞬間に凍りついた

上条「あ、悪い・・・これどっかに置かなきゃいけないからさ」

美琴「・・・当麻、それ誰からもらったの?」

不機嫌な美琴が訊ねる
399: ◆G2uuPnv9Q. 2011/05/19(木) 20:26:41.43 ID:0tbCQQOf0
上条「あ?あぁ・・・御坂妹とかクラスのヤツとか・・・あと、今までいろいろ助けてきた人たちから」

美琴「へぇ、そっか・・・」

上条「どうした?」

美琴「別に、なんでもない」

美琴がまたキッチンへ帰る

上条(なんだ?)

とりあえずチョコを降ろし、一つ一つチェックしていく
ほとんどがメッセージカード付きだ
400: ◆G2uuPnv9Q. 2011/05/19(木) 20:28:19.88 ID:0tbCQQOf0
神裂(あなたには何度も助けてもらいました、せめてものお礼としてチョコを渡させていただきます)

上条「神裂は相変わらず丁寧というか・・・」

御坂妹(お姉さまと幸せに、あともしなにかあったら相談してください、とミサカは)

上条「語尾を途中で消してる・・・文章でも書きそうになったのか」

オルソラ(ハッピーバレンタインです、上条さん、最近はだんだん温かくなってきましたね、チョコをお食べになる前にメッセージを読んでもらえていたら・・・)

上条「オルソラも相変わらずおばあちゃん思考だな」


全員のメッセージカードを読み終える
401: ◆G2uuPnv9Q. 2011/05/19(木) 20:29:43.89 ID:0tbCQQOf0
上条「こうやって見ると、それぞれの思い出が・・・」

そこで上条は気づく
美琴が自分の後ろからメッセージカードを覗き込んでいるのに

美琴「・・・そっか、当麻はホントにいろんな人たちを助けてきたんだ」

上条「あぁ、いろいろあって・・・どうかしたか、美琴?」

美琴「べつに」

上条「あ、美琴もチョコくれるのか?」

美琴「作ってないわよそんなの」

美琴が嘘をつく
402: ◆G2uuPnv9Q. 2011/05/19(木) 20:30:12.82 ID:0tbCQQOf0
上条「え、作ってないのか?上条さん期待して・・・」

美琴「誰がアンタなんかに作るもんですか」

美琴と上条の周りの空気が凍りつく

上条「・・・美琴?」

美琴「あー、うらやましいわよね、そうやっていろんな人からチョコまらえるなんて、世界中の男がうらやましがるわよ」

美琴「しかもメッセージカード見ながらにやけちゃってさ、そんなに女の子からチョコもらって嬉しかったの?」

上条「いや、これは・・・」

美琴「そんなにその子たちが大切なら」


美琴「私なんかさっさと捨てて、その子たちの誰かと付き合ったら?」
403: ◆G2uuPnv9Q. 2011/05/19(木) 20:31:03.24 ID:0tbCQQOf0
上条「ふざけんなよ、美琴」

美琴「なにがよ、チョコ見てにやけてたヤツに言われたくないわね」

上条「だから違うって・・・」


美琴「なにが違うのよ!?」

美琴が大声を出す
上条は驚いて、答えられない
404: ◆G2uuPnv9Q. 2011/05/19(木) 20:32:02.12 ID:0tbCQQOf0
美琴「・・・どうせ当麻は私がいなくたって、他に支えてくれる子がいるんでしょ?」

美琴「うらやましいわよ、ホント」

美琴「だいたいアンタは」

上条「ふざけんなよ」


上条「そんなわけないだろ、俺は別にそんなこと考えて・・・」

美琴「言い訳なんてまっぴらよ!!」

美琴が部屋のドアを開けてそのまま走っていく
手には、まだ固まっていないチョコを持って
405: ◆G2uuPnv9Q. 2011/05/19(木) 20:32:51.10 ID:0tbCQQOf0
美琴(私のバカ)

美琴は一人で歩いていた

美琴(当麻がそんなこと考えてるわけないのに・・・)

彼は自分がいなくても生きていけるのではないか
自分なんか必要ないのではないか

そう考えてしまう
406: ◆G2uuPnv9Q. 2011/05/19(木) 20:33:17.23 ID:0tbCQQOf0
美琴(最低ね、私)

美琴の目には涙が浮かんでいた
完全下校時刻を過ぎた街には誰もいない

ただ、美琴一人が歩いている

美琴(私・・・どうすればいいのかな)

そのとき

垣根「お、御坂じゃん、上条は今日はいないのか?」

一人の友達が、話しかけてきた
407: ◆G2uuPnv9Q. 2011/05/19(木) 20:34:23.91 ID:0tbCQQOf0
上条「・・・ひどいこと言ったかな」

ふざけんな、なんて言葉遣いはきつかっただろうか
でも、美琴の言ってきたことは間違っていた

上条(俺が、誰かを美琴の代わりにするなんてこと・・・)

上条は、一人部屋に残っていた
どうすればいいのか分からなかった

そのとき
不意にインターホンが鳴った

上条(誰だ?美琴・・・じゃないよな)

上条がドアを開けるとそこには

イン「当麻、チョコ持ってきたんだよ!!」

一人の女の子がいた
408: ◆G2uuPnv9Q. 2011/05/19(木) 20:35:27.49 ID:0tbCQQOf0
イン「・・・つまり、美琴は怒っちゃってるんだね?」

上条「あぁ・・・俺にはよく分からないけど」

上条には、未だに女心というのがよく分からない
なぜ美琴が怒っていたのか、それもよく分からないのだ

だから、女の子であるインデックスにきいてみる

上条「なんで美琴は怒ったか分かるか?」

イン「これだから当麻は・・・」

はぁ、とインデックスが溜め息をつく
409: ◆G2uuPnv9Q. 2011/05/19(木) 20:36:41.50 ID:0tbCQQOf0
イン「多分、不安になったんだよ」

上条「不安?」

イン「当麻は、美琴がいなくなっても平気?」

上条「んなわけないだろ」

イン「でもね、美琴は不安なんだよ」

イン「当麻には他に支えてくれる人がたくさんいる、自分がいなくなっても大丈夫なんじゃないか」

イン「自分は、その大勢の中の一人に過ぎないんじゃないか、そう思ってるんだよ」

上条「・・・」

御坂はお前が唯一なんだよ

垣根の言葉を思い出す
410: ◆G2uuPnv9Q. 2011/05/19(木) 20:37:29.76 ID:0tbCQQOf0
上条(・・・美琴)

イン「当麻、美琴の不安はしかたないんだよ」

イン「美琴は、きっと今まで誰にも頼らないで生きてきた・・・でも、当麻と出会って初めて、人に頼ることができた」

イン「美琴にとって、当麻は特別なんだよ」

インデックスが続ける

イン「美琴は当麻を疑ってるんじゃない、疑ってしまいそうな自分がイヤなんだよ」

イン「きっと、今美琴は迷ってると思う」

イン「だから当麻」


イン「美琴を、助けてあげて」


上条「分かった」

やっと、分かった
御坂美琴の考えていることが

彼女は、自分だけが頼りなのだ
411: ◆G2uuPnv9Q. 2011/05/19(木) 20:38:18.40 ID:0tbCQQOf0
てめぇの気持ちを天秤にかけろ

上条(俺は・・・)

上条が部屋を飛び出す

上条(美琴が唯一だ)

行くあてはないが、走り続ける

上条(美琴、もしお前が、俺に見捨てられるかもしれないなんて幻想を抱いてるなら)

右手を握り締めて走る

上条(まずは、そのふざけた幻想をぶち殺す)

412: ◆G2uuPnv9Q. 2011/05/19(木) 20:39:32.51 ID:0tbCQQOf0
垣根「はぁ?上条とケンカした?」

美琴「ていうか、私が飛び出しただけ」

美琴が事の顛末を話す
垣根はしばらく静かにきいたあと、おもむろに口を開く

垣根「お前は、上条を疑っちまったのか」

美琴「うん・・・」

それがイヤだった
一番信じたい人なのに、疑ってしまった

垣根「・・・そうか、上条もちょっとやっちまったな」

垣根が苦笑いする
413: ◆G2uuPnv9Q. 2011/05/19(木) 20:40:16.04 ID:0tbCQQOf0
垣根「・・・なぁ、御坂」

美琴「なに?」

垣根「お前は、上条のことが好きか?」

美琴「なに言ってるのよ」

美琴が答える

美琴「好き、なんて言葉じゃ表せないくらい・・・愛してるわよ」

垣根「そっか、上条もきっとそうだと思う」

垣根は、あの日の誓いを思い出す
414: ◆G2uuPnv9Q. 2011/05/19(木) 20:41:21.84 ID:0tbCQQOf0
垣根「上条はな、お前のことだけは何があっても助ける、そう言ってた」

美琴「・・・ホント?」

垣根「あぁ」

垣根が空を見上げる
そこにはもう星が輝いていた

垣根「アイツは誓ったんだ」

月の向こうにいるか分からない神様にでも、垣根帝督にでもない

垣根「アイツは、上条当麻に誓ったのさ」

美琴「・・・」
415: ◆G2uuPnv9Q. 2011/05/19(木) 20:42:42.09 ID:0tbCQQOf0

垣根「御坂、お前の惚れた男は、誰かをお前の代わりにするようなヤツか?」

美琴「そんなわけないわよ」

垣根「だろうな」


垣根「お前の気持ちはよく分かる」

垣根「暗闇の中で、頼りにしていた明かりが消えそうになったとき、人間は恐れちまうのさ」

垣根「慌てて火を灯そうとしても、自分の腕ごと燃やしてしまう」

垣根「火を灯さなければ、二度と闇を照らしてはくれない」
416: ◆G2uuPnv9Q. 2011/05/19(木) 20:44:07.00 ID:0tbCQQOf0
垣根「でもな、御坂」

垣根「アイツは、お前の闇をずっと照らし続ける」

垣根「たとえお前が、明かりを投げ捨てても」

美琴「・・・」


垣根「なんでか分かるか?」

垣根「上条当麻はそういうヤツだからさ」
417: ◆G2uuPnv9Q. 2011/05/19(木) 20:45:27.25 ID:0tbCQQOf0
垣根「御坂、お前はどうだ?上条のことを信じるか?」

美琴「信じたい」

垣根「オーケー、だったら俺が聞いててやる、誓ってみろよ」

美琴「アンタ、いつから神様になったの?」

垣根「上条が誓った日にだよ、それと」

垣根「俺に誓うんじゃねぇ、自分に誓え」

美琴「分かった」


美琴は誓う
上条当麻を信じてみせると
418: ◆G2uuPnv9Q. 2011/05/19(木) 20:46:51.73 ID:0tbCQQOf0
垣根「上条ってのは太陽みたいなヤツだ」

垣根「御坂は月だな、アイツの光を受けてるときが輝いてる」

垣根「上条ってのは浜辺だな」

垣根「お前は波だ、アイツのところに近づいても、また急に離れちまう」

垣根「上条ってのは光だな」

垣根「お前は影だ、アイツがいるときにお前はそこにいるのさ」

垣根「上条ってのは額縁みたいなもんだ」

垣根「お前は絵だな、アイツはお前が色あせないように守ってる」


美琴「メルヘンね」

垣根「あぁ、夢物語だが」

垣根「この夢は、覚めたりはしない」
419: ◆G2uuPnv9Q. 2011/05/19(木) 20:48:16.31 ID:0tbCQQOf0
美琴「ねぇ、私と当麻が目指してる場所があったとしてさ」

美琴「もしも、はぐれちゃったらどうすればいいの?」

垣根「アホか、目指してる場所があるから一緒に歩いてるんじゃねぇだろ」

垣根「お前らが二人で歩いて辿り着いた場所が、目指した場所になるんだよ」


垣根「いいか、御坂、覚えとけ」

垣根「上条はお前を守り抜く、背負ったお前だけは、なんとしてもだ」

垣根「だからお前も必死にしがみつけ、離れないように」

垣根「安心しろ、男ってのは」

垣根「好きなヤツをしつこく追いかけてしつこく思ってしつこく求めて、そしてしつこく守り抜かなきゃ気がすまないんだよ」
420: ◆G2uuPnv9Q. 2011/05/19(木) 20:50:02.25 ID:0tbCQQOf0
垣根「ホントは俺が言うべきことじゃないんだけどな」

美琴「・・・当麻は、そういうヤツなのよね」

垣根「あぁ・・・そういうヤツだ」

垣根が笑う

垣根「さて、さっさと上条呼びますか」

美琴「え、どういう・・・」

垣根が携帯電話を取り出す
そして、上条に電話を掛けた
421: ◆G2uuPnv9Q. 2011/05/19(木) 20:50:59.07 ID:0tbCQQOf0
上条『なんだよ垣根、今忙しい・・・』

垣根「御坂さんがどこにいるか情報がほしくはありませんかね、上条君?」

上条『!!お前知ってるのか!!??』

垣根「あぁ、今橋の上にいるよ、もしかしたら・・・」

上条『あ、アイツ早まってるのかよ!!!』

垣根「どこの橋か分かるのか?」

上条『忘れるわけねぇだろ!!!』

そのまま電話はきれる
422: ◆G2uuPnv9Q. 2011/05/19(木) 20:51:25.05 ID:0tbCQQOf0
美琴「・・・私、ここなんだけど」

垣根「安心しなさい、今からお前も行けばいいだろ」

美琴「どこの橋によ・・・」

垣根「おいおい、言っただろ?」


垣根「目指してる場所があるから一緒に歩くんじゃねぇ、お前らが一緒に歩いて、辿り着いた場所が目指してた場所になる」

垣根「そういうことだ、急いで行けよ」

美琴「はぁ・・・仕方ないわね」

美琴が走り出す

美琴「垣根!!ありがと!!」

垣根「がんばれよ」
423: ◆G2uuPnv9Q. 2011/05/19(木) 20:52:23.31 ID:0tbCQQOf0
上条(忘れるわけ・・・ねぇだろ)

上条は走っていた
御坂美琴を守りたいと初めて思った、あの橋へ

上条(美琴!!!)


美琴(当麻・・・)

美琴も走っていた
初めて、人に支えられたあの橋へ

二人は、走っていた
424: ◆G2uuPnv9Q. 2011/05/19(木) 20:53:09.82 ID:0tbCQQOf0
上条「美琴!!!!!」

美琴「当麻!!!!!!!!」

顔を合わせた瞬間、二人が強く抱き合う
二度と離れないように

上条「ゴメン、美琴・・・」

美琴「私こそゴメン・・・もう、疑ったりしない」

上条「美琴」

上条が美琴の目を見つめる
いつもどおりの、真っ直ぐな瞳で
425: ◆G2uuPnv9Q. 2011/05/19(木) 20:53:58.59 ID:0tbCQQOf0
上条「俺は、いろんな人を守ってきた、そしてこれからもそうだと思う」

上条「でも、たとえ誰も守れなくなっても」

上条「お前だけは守ってみせる」

上条「お前のことだけは、守れなくなることはないんだ」

上条「両手で抱きしめたヤツだけは、守ってみせるんだよ」


美琴「うん、だから私も、ずっと当麻のそばにいる」
426: ◆G2uuPnv9Q. 2011/05/19(木) 20:55:05.13 ID:0tbCQQOf0
上条「あ、それって・・・」

美琴「うん、チョコ・・・もう溶けちゃってるけど」

上条「作ってたのか」

美琴「ゴメンね・・・食べられないわよ」

上条「いや」

上条が美琴の手からチョコを受け取る
メッセージを書いていたのだろうか、溶けてしまって読むことはできない

上条(でも、分かるんだよ)

上条が溶けたチョコを指先につけて、少し舐める

上条「上手いな、これ」

美琴「ホント?確認してみたい」

上条「どうぞ」

二人が唇を合わせる
427: ◆G2uuPnv9Q. 2011/05/19(木) 20:56:16.75 ID:0tbCQQOf0
美琴「ホントだ、上出来ね」

上条「甘いけどな」

美琴「うん、甘い」

上条「・・・雪、かな」

二人の周りを白い光が照らしていた
雪のように見えるそれは、とても眩しかった

上条「なぁ、美琴」

美琴「なに、当麻?」

上条「愛してる」


上条「俺が愛してるのは・・・これからも愛するのは、美琴だけだ」

美琴「私も、当麻だけ」

二人はずっと、抱き合っていた
428: ◆G2uuPnv9Q. 2011/05/19(木) 20:57:12.73 ID:0tbCQQOf0
垣根「はぁ、熱いこったな、そりゃチョコも溶けるわ」

垣根は二人の上空に浮かんでいた
未元物質を二人の周りに飛ばしながら

それは、光を乱反射させる性質があった

垣根「ちと眩しすぎるが・・・あの二人には敵わないか」

垣根が嬉しそうに笑う

垣根「たくよ、俺はいつまでこうやってアイツらを照らせばいいのかねぇ」

『何があっても、美琴だけは守る』

垣根「・・・そうだな、ずっとに決まってるか」

垣根帝督の作り出した輝きは、二人を包んでいた

ずっとずっと、包んでいた
429: ◆G2uuPnv9Q. 2011/05/19(木) 20:57:54.73 ID:0tbCQQOf0
バレンタイン編終了、期待させたわりに短い&微妙でゴメンなさい

そろそろ単発で心理定規のバレンタイン投下
433: ◆G2uuPnv9Q. 2011/05/19(木) 21:11:36.47 ID:0tbCQQOf0
心理「・・・あのバカ、どこほっつき歩いてるのよ」

心理定規は一人で部屋にいた
垣根を呼んだのだが、なぜか彼は来ない

心理「・・・ま、垣根のことだからたくさんチョコもらってるんでしょうけど」

その通り、垣根は他の女の子達からたくさんチョコをもらっていた

あまり女性を無下にできない垣根は、全てを受け取るのだ
つまり・・・

心理「私のチョコも、その中に埋もれちゃうわけね」
434: ◆G2uuPnv9Q. 2011/05/19(木) 21:13:06.92 ID:0tbCQQOf0
垣根「たっだいまー」

垣根がしばらくして帰ってくる

心理「・・・何時だと思ってるのよ」

垣根「一仕事したんだよ、世界に光を生んできたんだ」

なぜか満足げな顔で垣根が言う
その両手には、袋いっぱいのチョコが

心理「・・・あなたは、本当にモテるわね」

垣根「まぁな」
435: ◆G2uuPnv9Q. 2011/05/19(木) 21:14:47.42 ID:0tbCQQOf0
垣根「はぁ、メッセージカード・・・ねぇ」

垣根がそれらに目を通していく

垣根「みんな同じこと書くんだよな、こういうの」

心理「どういうこと?」

垣根「好きだ、付き合ってください・・・俺にカードと付き合えってか?」

垣根が呆れたように言う

垣根「はぁ・・・メルヘンじゃないよなぁ」

心理「・・・そうね」
436: ◆G2uuPnv9Q. 2011/05/19(木) 21:16:16.77 ID:0tbCQQOf0
心理「ねぇ、垣根」

垣根「どした、心理定規」

心理「これ、あげるわ」

心理定規がチョコを差し出す

垣根「・・・俺の話きいてた?メッセージカードは・・・」

心理「いいから、読んで」

垣根「はぁ?」

垣根がめんどくさそうにカードを開くと、そこには一言だけ書かれていた

「バカ」と
437: ◆G2uuPnv9Q. 2011/05/19(木) 21:17:54.56 ID:0tbCQQOf0
垣根「おいおい・・・なんだよこりゃ?」

心理「あなたを一言で言い表すとそれだもの」

心理定規が笑う

垣根「えー、そうなの?」

心理「えぇ、キザでメルヘンで、お人よしで、優しくて・・・」


心理「・・・私のこと、守ってくれて」

心理「バカとしか言えないわ、付き合ってるわけでもないのに守ってくれるなんて」
438: ◆G2uuPnv9Q. 2011/05/19(木) 21:19:22.05 ID:0tbCQQOf0
垣根「・・・いいじゃねぇか、守りたいんだから」

心理「でも、そのチョコはたくさんのチョコのなかの一つにすぎないでしょ?」

垣根「・・・そうかもしれねぇな」

心理「そうよね」

垣根「俺がほしいのはチョコだと思ってるのか?」

垣根「ちげーよ」
439: ◆G2uuPnv9Q. 2011/05/19(木) 21:21:26.48 ID:0tbCQQOf0
垣根「なぁ、心理定規、お前はたくさんの石ころの中から特定の石ころだけを見分けられるか?」

心理「そうね、おそらく無理よ」

心理「だって、石ころなんてどれも興味をひかれないもの、覚えていられないわ」

垣根「じゃあさ」


垣根「石ころの中から、ダイヤモンドは見分けられるか?」

心理「・・・何が言いたいの?私のチョコが特別ってこと?」

垣根「いや」
440: ◆G2uuPnv9Q. 2011/05/19(木) 21:23:00.21 ID:0tbCQQOf0
垣根「俺は、チョコだの言葉だのはどうでもいい」

垣根「それは作れるものだからさ」

垣根「でもな、心理定規」


垣根「相手を思う気持ちだけは、偽ることはできないんだぜ」

垣根「俺が帰ってきたとき、お前めちゃくちゃ嬉しそうな顔してただろ」

心理「・・・当たり前じゃない」

心理「嬉しかったもの」
442: ◆G2uuPnv9Q. 2011/05/19(木) 21:25:15.35 ID:0tbCQQOf0
垣根「俺も、ここに帰ってくるのが楽しみなんだよ」

垣根「テレビがあるからでも、風呂に入れるからでも、酒が飲めるからでもない」

垣根「お前がいるからなんだ」

心理「・・・」

垣根「俺にとってお前は特別なんだ」

垣根「その辺の女とは比べられないほど、愛しいんだよ」

垣根「だから、お前の思いなら見分けられる」

垣根「たとえ、何万もの思いの中に、たった一つ、お前が隠れていても」

垣根「俺はすぐに見つけてみせる」
443: ◆G2uuPnv9Q. 2011/05/19(木) 21:26:57.31 ID:0tbCQQOf0
心理「・・・勘違いするじゃない、バカ」

垣根「そうかい」


垣根「なぁ、心理定規」

心理「なに?」

垣根「このチョコってビターか?」

心理「えぇ」

垣根「お、分かってるじゃん」

心理「アナタビター大好きだもの、ビターにするに決まってるでしょ」

444: ◆G2uuPnv9Q. 2011/05/19(木) 21:28:36.65 ID:0tbCQQOf0
垣根「お、そうだ」

垣根がチョコを二つに割る
そして、半分を心理定規に渡す

心理「なによ、私にも食べろっていうの?」

垣根「あぁ、いいだろ?」

心理「・・・仕方ないわね」

二人で、一緒にチョコを食べる

垣根「・・・なぁ、これホントにビターか?」

心理「えぇ、ビターよ、苦いでしょ?」

垣根「・・・あぁ、苦いな」
445: ◆G2uuPnv9Q. 2011/05/19(木) 21:30:29.45 ID:0tbCQQOf0
垣根(おっかしいな・・・)

垣根(心理定規はホントに苦そうに食べてる)

垣根(てことはビター・・・だよな)

なのに

垣根(なんでこんなに甘いのかねぇ)

心理「はぁ、自分の作ったチョコを食べるなんて・・・」

垣根「いいじゃないか・・・ってか、ほっぺにチョコついてるぞ」

垣根が心理定規の頬を拭く

心理「あ、ありがと」

心理定規が少し、顔を赤らめる
447: ◆G2uuPnv9Q. 2011/05/19(木) 21:32:13.71 ID:0tbCQQOf0
垣根(あれ?)

垣根は疑問に思う

垣根(心理定規って・・・)

垣根(こんなに、可愛かったか?)


少しして、垣根が小さく笑う

垣根(あー・・・そうか)

垣根(今日はバレンタインだもんな、メルヘンだ)


垣根(甘いな、ちくしょう)

垣根と心理定規はチョコを食べていた
なぜだか少し甘いチョコを

単発終了

ていとくん、おいしいです
454: ◆G2uuPnv9Q. 2011/05/19(木) 22:11:21.95 ID:0tbCQQOf0
本編続き

垣根「真剣な悩みか」


1ヶ月で10キロ近く体重増えてた…どうしようort


上条「これはなかなか難しいよな」

垣根「実際、食事制限で大丈夫だろ」
456: ◆G2uuPnv9Q. 2011/05/19(木) 22:14:16.60 ID:0tbCQQOf0
垣根「重要なのは、一日の摂取カロリーより消費カロリーのほうが多くなるようにすること」

垣根「使ったエネルギーのほうが多ければ、脂肪を燃やして新たにエネルギーを作る」

垣根「次の日も使うエネルギーを、摂取するエネルギーより多くすれば・・・」


垣根「簡単に痩せれる」

垣根「平均的な男性なら、一日1200キロカロリーにでもして、軽い運動を加えればまず痩せる」

垣根「ま、消費カロリーは人それぞれだから一概には言えないが」

美琴(なんで詳しいのよ)
457: ◆G2uuPnv9Q. 2011/05/19(木) 22:15:17.27 ID:0tbCQQOf0
垣根「あぁ?」


一部始終しっかりみさせて頂きました。●REC
とミサカは天井裏から>>1と垣根帝督にサムズアップでGJを送ります


垣根「よし、ちょっとイタズラしてくる」

上条「いや、やめろよ」
464: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(鹿児島県) 2011/05/19(木) 22:28:48.96 ID:0tbCQQOf0
ちょっとした単発


上条「美琴・・・ダメだ、今目を閉じたら・・・」

美琴「もう、ダメみたい、当麻・・・」ウトウト

上条「ダメだ・・・もう物語の続きを見れなくなっちまうってのに!!」

美琴「だって・・・」


ベッケンバウアー太郎Ⅱ世「ジャガイモぉぉぉぉぉ!!!!!!!」

ジャガイモ「我が名は・・・POTATO111!!!」

ジャガイモ「砕かれる運命を背負いし愚者!!!」


美琴「この映画・・・つまらないのよ」
465: ◆G2uuPnv9Q. 2011/05/19(木) 22:29:26.30 ID:0tbCQQOf0
上条「福引で景品にチケットもらったと思ったら・・・これだもんなぁ」

美琴「砕かれる運命ってなによ、ポテトサラダのこと?」

上条「ストーリー、演出、俳優・・・どれも微妙だよな」

美琴「こんな映画、楽しめる人はよっぽど物好き・・・」


絹旗「この後味の悪さ、そして続編を期待させてしまうフラグの数々・・・」

絹旗「これは、超名作です!!!!!」


上条(ウソだろ・・・)

美琴(これが名作なの?)

絹旗「そう思いますよね、浜面も!!」
466: ◆G2uuPnv9Q. 2011/05/19(木) 22:30:00.26 ID:0tbCQQOf0
少女が隣にいる男に話しかける

浜面「いや・・・正直、面白くない」

絹旗「はぁ!?超馬鹿なんですか!?この良さが分からないなんて!!」


上条(いや、これは駄作だろ・・・)

上条(しかもあの男、あのとき美鈴さんを狙ってたヤツじゃねぇか・・・こんなところで何やって・・・)

美琴「あー・・・当麻、さっさと出ない?」

上条「そうだな」


上条たちは映画館の外に出るするとそこには、三人の女性と一人の青年がいた
467: ◆G2uuPnv9Q. 2011/05/19(木) 22:30:42.33 ID:0tbCQQOf0
麦野「ったく、絹旗のヤツ、浜面だけ連れて映画館に走ったと思ったら・・・」

滝壺「はまづらが奪われちゃう、略奪愛」

心理「・・・あなた、意外と黒いわね」

垣根「あー、なんで映画館に来てまでなんでアイテム勢と会わなきゃいけないんだよ」


上条「垣根と心理さんと・・・誰だ?」

美琴「あ、アンタたちは!!」
468: ◆G2uuPnv9Q. 2011/05/19(木) 22:31:34.86 ID:0tbCQQOf0
麦野「ん?あ、第三位じゃん」

滝壺「あ、あのときの人だ」

美琴「ちょっと、垣根!!アンタコイツらと知り合いなの?」

垣根「御坂」


垣根「なにが過去にあったかは我輩、存ぜぬ!!!」

垣根「しぃぃかぁぁしぃぃ!!!!もしもお主が我輩の友人に因縁をつけるというならぁぁぁ・・・」


麦野「あのときは悪かったわ、第三位・・・仕事とはいえ、ホントにゴメンなさい」

美琴「え、あ、いや・・・改心したならいいんだけどさ」
469: ◆G2uuPnv9Q. 2011/05/19(木) 22:32:41.24 ID:0tbCQQOf0
垣根「いや、しゃべらせろよ」

心理「ま、仲良くできるならいいじゃない」

麦野「で、これからどうするんだよ垣根」

滝壺「あ、はまづら帰ってきた、この浮気者」

浜面「いやいや、俺が愛してるのは滝壺だけだって!」

滝壺「はまづら・・・」

浜面「滝壺・・・」
470: ◆G2uuPnv9Q. 2011/05/19(木) 22:33:19.91 ID:0tbCQQOf0
絹旗「あー、超ウザイです」

麦野「うらやましいわね」

上条「・・・アイツも変わったんだな、なんか」

美琴「とにかく、私と当麻はこれからデートだから・・・」


垣根「決めた」

垣根「みんなでショッピングしようぜ」
471: ◆G2uuPnv9Q. 2011/05/19(木) 22:34:11.01 ID:0tbCQQOf0
麦野「は?私たちこれから用事あるから」

絹旗「超残念ですけど、さよなら」

滝壺「じゃあね、かきね」

浜面「またなー」


心理「あら、行っちゃったわね」

垣根「ムカついた」

上条「・・・ヤな予感」

垣根「上条!!御坂!!」

美琴「言っとくけど、私達はこれから・・・」


垣根「カラオケじゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

上条・御坂「不幸だぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!!!!!」
472: ◆G2uuPnv9Q. 2011/05/19(木) 22:35:27.15 ID:0tbCQQOf0
ということで単発終了

ていとくんカラオケ大好きですねw
478: VIPにかわりまして人工天使がお送りします 2011/05/19(木) 23:09:41.96 ID:sep1+dIq0
みなさんに聞いて欲しいことがあります。

実は私は人間じゃないんです、
それでもこんな私を友達と言ってくれる人がいます。
私はそれがとても嬉しいです。
ですけれどいつかその友達がどこかへ行っちゃうんじゃないかと思うと怖いんです。
私はどうすればいいんでしょうか?

P.N AIM=ヒューズ
479: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東海) 2011/05/19(木) 23:20:48.32 ID:zgVTf+TAO
私の出番はありますか?

P.N ■■
480: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(愛知県) 2011/05/19(木) 23:22:43.38 ID:CW2pMXZPo
>>479が見えないw
481: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/05/19(木) 23:28:14.86 ID:fV30Nwxk0
上条さんを含めた全員へ

上条さんの罪(フラグ)を数えろ!

P.N とある事務所の独身探偵より
485: ◆G2uuPnv9Q. 2011/05/20(金) 09:15:12.32 ID:bEj2ma0F0
垣根「お、複雑な悩みだな」


実は私は人間じゃないんです、
それでもこんな私を友達と言ってくれる人がいます。
私はそれがとても嬉しいです。
ですけれどいつかその友達がどこかへ行っちゃうんじゃないかと思うと怖いんです。
私はどうすればいいんでしょうか?

P.N AIM=ヒューズ


上条(風斬か・・・)

美琴「これは・・・その・・・」

垣根「あー・・・言っておくけど」


垣根「いつかはその友達は離れていくに決まってる」
486: ◆G2uuPnv9Q. 2011/05/20(金) 09:17:22.64 ID:bEj2ma0F0
心理「ちょっと、垣根・・・」

垣根「人の心ってのは毎日形を変えるのさ」

垣根「出会いってのは別れのためのプロローグみたいなもんだ」

垣根「お前が人間じゃないからとかじゃない、人間だからこそ別れってのを受け入れなきゃならない」

黒子「・・・」

垣根「いいじゃねぇか、別れがあったって」

垣根「それで、そいつらと友達だったって記憶がなくなるわけじゃない」

垣根「それに、今は友達なんだろ?」
487: ◆G2uuPnv9Q. 2011/05/20(金) 09:19:38.21 ID:bEj2ma0F0
垣根「戻れない過去を思ってもしょうがない、あるか分からない未来を思ってもしょうがない」

垣根「今お前の目の前にある小さな幻想だけを守ってみろよ」

垣根「それに、友達はお前を受け入れてるんだろ?」

垣根「だったら、私は人間じゃありません、なんてわざわざ言う必要はない」

垣根「安心しな、もしもお前がまた不安になったら相談しろ」


垣根「そのふざけた常識を覆してやるからよ」


エツァリ(なんかこのコーナーで垣根さん活き活きしてますね)
488: ◆G2uuPnv9Q. 2011/05/20(金) 09:21:38.86 ID:bEj2ma0F0
垣根「次はこれだな」


上条さんを含めた全員へ

上条さんの罪(フラグ)を数えろ!

P.N とある事務所の独身探偵より


上条「え、>>479とばすのか?」

垣根「えっ」

美琴「えっ」

黒子「えっ」

心理「やだ、上条君ったら」

一方「次の質問はこれじゃねェか」

エツァリ「どうかしたんですか?」

ショチトル「おかしいぞ、上条」

上条「そ、そうだよな!次はこれだよな!」
489: ◆G2uuPnv9Q. 2011/05/20(金) 09:24:59.79 ID:bEj2ma0F0
美琴「・・・当麻の建てたフラグ・・・ねぇ」ビリビリ

一方「妹達全員」

美琴「インデックス・・・」

垣根「風斬だなんだ・・・」

エツァリ「魔術側では、神裂さんやオルソラさん、五和さんにアニェーゼさん・・・」

ショチトル「レッサーもだな」

上条「・・・」
490: ◆G2uuPnv9Q. 2011/05/20(金) 09:28:38.22 ID:bEj2ma0F0
上条「でも、回収するのは美琴のフラグだけだからな」

美琴「当麻・・・」ドキドキ

上条「美琴」キリッ

垣根「でもでもー、いろんな女の子の裸とか下着とかー見てるって情報もあるんですけどー」

一方(コイツ最悪だな)

美琴「へーぇ・・・私だけじゃなかったんだぁ・・・ふーん、ほーぉ・・・」

上条「?他の女の子の裸は見ただけだし、申し訳なかったけど」


上条「全部を愛してるのは美琴だけだぜ?」

美琴「」ズキューン

垣根(ちっ、天然タラシが、死ねよ)
492: ◆G2uuPnv9Q. 2011/05/20(金) 09:33:05.86 ID:bEj2ma0F0
美琴「そ・・・その、他の女の子のほうがスタイルとか・・・いいんだよね?」

上条「気にしないの、俺は美琴が好きなんです」

垣根「好きなタイプは寮のお姉さん」

美琴「む、胸とか大きいほうがいいんじゃないの?」

上条「それも関係ないだろ、美琴が大きくしたいなら協力するけど」

垣根「好きなタイプは寮のお姉さん」

美琴「あ、ありがと・・・///」

上条「美琴のことが好きなんだ、他の女の子と比べたりなんかしないさ」


上条「それに、美琴はとっても魅力的だしな」

美琴「」ズキューン


垣根「行くぜ、ジャガイモ・・・いや、さだのり」

垣根「俺たちの敵は・・・」


垣根「リア充だ!!!!」


一方(あァ・・・しわとしわを合わせてしあわせー)
494: ◆G2uuPnv9Q. 2011/05/20(金) 09:36:58.82 ID:bEj2ma0F0
垣根「お、こんな意見が」


ていとくんがイケメルヘンすぎてヤバイ


垣根「これは、間違ってるな」

垣根「正確には、俺がイケメルヘンなんじゃない」

垣根「シチュエーション、周りの人間、そして好きな人というものが揃ったとき・・・」


垣根「誰もがイケメルヘンになれるんだ」

垣根「俺はたまたま機会が多いだけさ」

黒子(いや、違いますの)
497: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/05/20(金) 11:09:18.12 ID:OTem+/4IO
ちょくちょく誰もいないところから
「出番...」と囁くような声が聞こえるんですが、これって心霊現象でしょうか!?
助けて超能力者達!!
496: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(愛知県) 2011/05/20(金) 10:27:20.15 ID:HkApXkh4o
なんというか・・・姫神・・・不憫だ(´・ω・`)
498: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) 2011/05/20(金) 13:34:32.54 ID:6pJCMlkD0
前略。

私は。  空気じゃない。
私が。  空気と言うなら
空気を。 私の色で染めあげる。

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ・・・・・

               ■■拝
499: ◆G2uuPnv9Q. 2011/05/20(金) 15:43:00.30 ID:bEj2ma0F0
垣根「あて、お便りは一通か」

上条「いや、>>498・・・」

一同「えっ」

上条「さて、一通だけだな!!」


ちょくちょく誰もいないところから
「出番...」と囁くような声が聞こえるんですが、これって心霊現象でしょうか!?
助けて超能力者達!!
500: ◆G2uuPnv9Q. 2011/05/20(金) 15:44:45.40 ID:bEj2ma0F0
美琴「ねぇ、このお便りのかぎかっこの中なんて書いてあるの?」

黒子「薄すぎて読めないですの」

垣根「ま、耳鼻科に行くか能力者のいたずらだろうな」

上条「いや、かっこの中には・・・」

エツァリ「上条さんには見えるんですか?」

ショチトル「まったく見えないのだが」

上条「な、なんも書いてないですね、あはは!!!」
502: ◆G2uuPnv9Q. 2011/05/20(金) 15:46:48.12 ID:bEj2ma0F0
ごめんね、みなさん

姫神大好きだよ、俺は

でもね、彼女はこうするしかないんだ・・・こうするしか・・・

次スレ:

美琴「当麻♪」上条「なんだ、美琴」垣根「俺も仲間に入れて」心理「はいはい」【後編】


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