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773: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/12/27(水) 22:13:09.15 ID:dzcU8BSRo
武内P「なので、お二人には干支である犬の衣装での撮影をお願いします」

アーニャ「ダー。わかりました」

凛「あのさ、どうして私達なの?」

武内P「調べた所、お二人がプロジェクト内でもそのイメージが強い、と」

凛「ふーん」

アーニャ「そうなの、ですね」
774: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/12/27(水) 22:15:01.38 ID:dzcU8BSRo
武内P「アナスタシアさんが、シンデレラプロジェクトから」

アーニャ「ダー」

凛「ん?」

武内P「渋谷さんが、プロジェクトクローネから、という形になります」

凛「待って」

武内P「はい? 何か、問題でも?」

凛「どうして、私がクローネで、アーニャがCPからなの」

武内P・アーニャ「……?」
775: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/12/27(水) 22:17:03.27 ID:dzcU8BSRo
武内P「それが……何か、問題でしょうか」

アーニャ「リンは、CPからが良い、ですか?」

凛「別に……そういうわけじゃないけど」

武内P「……わかりました。では、クローネからはアナスタシアさんが、という事で」

アーニャ「ダー、問題ない、です」

凛「待って」

武内P・アーニャ「……?」
776: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/12/27(水) 22:19:18.13 ID:dzcU8BSRo
武内P「まだ……何か、問題でも?」

凛「プロデューサーは、アーニャの方を選んだの?」

武内P「!? いえ、そういう訳では……」

凛「だったら説明して。なんで、アーニャがCPからだったの」

アーニャ「リン、落ち着いてください」

凛「……ごめん。なんか、熱くなっちゃって」

武内P「……」
777: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/12/27(水) 22:21:57.49 ID:dzcU8BSRo
武内P「わかりました。ご説明させていただきます」

凛「……納得の行く理由を聞かせて」

武内P「まず、CPでのアナスタシアさんのユニット名が」

アーニャ「ラブライカ、だからですね?」

武内P「はい。その通りです」

アーニャ「それで、アー、納得がいきました」

凛「……?」

武内P「では、次に――」

凛「ま、待って待って!」

武内P・アーニャ「……?」
778: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/12/27(水) 22:25:33.52 ID:dzcU8BSRo
武内P「あの……何か、問題でも?」

凛「今のじゃわからないから!」

アーニャ「……アー、すみません。説明不足、でした」

凛「い、いや……良いよ」

武内P「ラブライカのユニット名は、お二人のイメージをそのままつけたものです」

凛「ラブ……愛はわかるけど……」

武内P「ライカは、ライカ犬から取っています」

凛「……続けて」
779: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/12/27(水) 22:28:56.46 ID:dzcU8BSRo
武内P「ライカとはロシアの宇宙船――」

アーニャ「――スプートニクに乗っていた、犬の名前、です」

凛「ロシアの宇宙船に乗ってた犬の名前……」

武内P「はい」

凛「アーニャのイメージはわかった。でも、美波が愛なのは何で?」

アーニャ「美波は、可愛い。とっても愛らしい人――愛人、です!」

凛「ストップ。今のは、言っちゃダメなやつだから」

アーニャ「シトー?」

武内P「……!」ハラハラ
780: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/12/27(水) 22:31:26.61 ID:dzcU8BSRo
凛「それで……次に?」

武内P「それは……その……」

凛「何」

武内P「言うことを……はい、その、ですね……」

凛「聞こえない。もっとハッキリ喋って」

アーニャ「リン、落ち着いてください」

凛「……ごめん、なんか熱くなっちゃって」

武内P「……」
781: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/12/27(水) 22:34:50.04 ID:dzcU8BSRo
武内P「その……素直に、言う事を聞いてくださるので……」

アーニャ「ダー。プロデューサーの言う事は、とても、正しいです」

凛「私も、言う事聞いてるけど」

武内P「そ、そう……ですね」

凛「……」

武内P「……」

凛「……」

武内P「で、では最後に」

凛「待って」

武内P「!?」
782: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/12/27(水) 22:38:01.93 ID:dzcU8BSRo
凛「今の、私が言う事を聞かないって意味?」

武内P「そ、そういう事では、決して!」

凛「そういう風にしか聞こえなかった」

武内P「……」

凛「納得の行く説明を聞かせて」

アーニャ「今のリンは、犬のおまわりさん、ですね!」

凛「ほら、アーニャも犬っぽいって言ってる!」

武内P「……困ってしまっているのは私なのですが」

凛「は?」

武内P「……何でも、ありません」
783: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/12/27(水) 22:43:14.00 ID:dzcU8BSRo
凛「と言うか、アーニャのイメージは猫なんじゃないの?」

武内P「それは恐らく、前川さんの言っていたあーにゃんという呼称ですね」

アーニャ「とても、可愛い呼び方です♪」

凛「そうだよ。だから、私の方が犬のイメージが強いと思う」

武内P「……はい。ですので、渋谷さんがCPから、という形に」

アーニャ「そして、私がクローネから、ですね」

凛「待って。まだ、納得できない」

武内P「……!?」
784: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/12/27(水) 22:46:45.61 ID:dzcU8BSRo
武内P「あの……まだ、何か問題でも……?」

凛「言わされてる感がすっごいする」

アーニャ「そう、ですか?」

凛「うん。プロデューサー、本当はアーニャをCPからにしたい感じがする」

アーニャ「それは……アー、嬉しいですが、困ってしまいますね?」

武内P「アナスタシアさん……」ホッコリ

凛「! やっぱり……!」

武内P「あっ、いえ……今のは……!?」
785: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/12/27(水) 22:50:14.97 ID:dzcU8BSRo
凛「まだ理由が残ってるんでしょ。最後まで聞かせて」

武内P「いえ、あの……もう……」

凛「聞かなきゃ納得出来ない」

アーニャ「リン、落ち着いてください」

凛「……ごめん、なんか熱くなっちゃって」

武内P「……」
786: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/12/27(水) 22:58:29.09 ID:dzcU8BSRo
武内P「……では、最後の理由を説明させていただきます」

凛「早く聞かせて」

武内P「その……渋谷さんは、とても厳しく……」

凛「……厳しく?」

武内P「飼い犬の躾をするイメージが、私の中にあり……」

凛「……だから?」

武内P「し、渋谷さん自身が犬という発想が私になく……」

凛「ふーん」

武内P「……!」ドキドキ

凛「まあ、悪くないかな」

武内P「……お分かりいただけたようで、幸いです」ホッ
787: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/12/27(水) 23:03:35.00 ID:dzcU8BSRo
アーニャ「リン、アー、納得出来ましたか?」

凛「まあね。そういう事なら、って感じ」

アーニャ「ハラショー♪ ちゃんと納得して、リンは偉いです♪」

ナデナデ

凛「ちょっ、ちょっとアーニャ!?」

アーニャ「~♪」

凛「も、もう……!///」

武内P「……」
788: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/12/27(水) 23:07:40.27 ID:dzcU8BSRo
凛「とりあえず、納得したから企画は最初のままで良い」

武内P「それで……宜しいのですか?」

凛「良いよ。それに、仕事なんだからワガママ言っても仕方ないでしょ」

アーニャ「リンは、素直な良い子ですね♪」

凛「べ、別にそういうんじゃないから」

武内P「……では、CPからはアナスタシアさん」

アーニャ「ダー」

武内P「プロジェクトクローネからは、渋谷さんが、という形でお願いします」

凛「うん、わかった」

武内P「……」
789: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/12/27(水) 23:12:10.08 ID:dzcU8BSRo
  ・  ・  ・

武内P「ありがとうございます。おかげで、助かりました」

アーニャ「ニェート。当たり前のことをしただけ、です」

武内P「いえ、アナスタシアさんが居なければ、今頃どうなっていたか……」

アーニャ「私は、アー、良い子でしたか?」

武内P「そう、ですね。はい、とても」

アーニャ「良い子の頭は……撫でないと、いけません、ね?」

武内P「……アナスタシアさん?」

アーニャ「ガフガフ!」

武内P「……!?」
790: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/12/27(水) 23:15:51.26 ID:dzcU8BSRo
武内P「しかし、あの……!?」

アーニャ「ガフガフ!」

武内P「いえ、アイドルの方の頭を撫でるというのは……!」

アーニャ「ガフガフ!」

武内P「その……!?」

アーニャ「ガフガフ!」

武内P「……!?」

アーニャ「ガフガフ!」

武内P「……」
791: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/12/27(水) 23:21:50.01 ID:dzcU8BSRo
  ・  ・  ・

ちひろ「撮影、とってもスムーズにいったみたいじゃないですか」

武内P「そう、ですね」

ちひろ「二人共、本当に阿吽の呼吸って感じだったそうですね!」

武内P「……そう、ですね」

ちひろ「プロデューサーさん?」

武内P「ああ、いえ……阿吽の呼吸と聞いて、少し」

ちひろ「阿吽の呼吸で……ああ!」

武内P「彼女達は、犬などではなく――」

ちひろ「プロデューサーさんを守る、こm」

武内P「金剛力士像に睨まれた様に、恐ろしかったな、と」

ちひろ「……」


ちひろ「はい?」



おわり

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