打ち止め「あそぼ!」一方「しょォがねェな」【後編】
- カテゴリ:とある魔術の禁書目録
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- 334: 2014/09/25(木) 04:30:04 ID:WH2dNxRg
番外「こう、ね?あの赤いあんちきしょうが掴みやすいようにぶら下げてやんの」
番外「そしたらけっこー釣れるよ?ミサカのように!」
一方「へェへェ。そりゃどォも……ん?」
ビクンッ!ググッ…!
一方「……あァ?」
ググッ、ググッッッ!!
一方「ンなっ?!」
打ち止め「? どうしたの?ってミサカはミサカはすごい顔して割り箸引っ張るあなたを心配してみたり」
一方「大物が、引っ掛かりやがったンだよ!!」フヌヌ…!
.
- 335: 2014/09/25(木) 04:36:48 ID:WH2dNxRg
一方「ふンぬぬぬ……!」
一方「が、ァアアアア……!」
一方「ひっぎぎぎぎ…!」
一方「はンンン……!?」
番外止め「「あははははは!!」」
一方「笑ってンじゃねェよ!ちったァ助けやがれ!」
.- 336: 2014/09/25(木) 04:44:15 ID:WH2dNxRg
打ち止め「だ、だって…!顔真っ赤にして踏ん張るあなたの姿が面白すぎるんだもんってミサカはミサカは爆笑してみたり!」
番外「うひゃひゃひゃひゃひゃ!ケッサク!あははははは!!腹痛ぇ!」
一方「オマエらあとで覚えてやがれ!」
一方「クソ…!」カチッ
番外「え?能力使っちゃうのー?」プクク
一方「あァ?」
番外「非力で貧弱、虚弱でモヤシでヒョロ男はザリガニよりも力ないんだー?(笑)」
一方「」カチン。
.- 337: 2014/09/25(木) 04:50:03 ID:WH2dNxRg
打ち止め「もう!いいじゃないそんなの!誰だって出来る事と出来ない事があるでしょって、ミサカはミサカはフォロー入れてみる!」
一方「」カチン。
一方「くっかか…!」
番外「?」
打ち止め「?」
.- 338: 2014/09/25(木) 05:00:38 ID:WH2dNxRg
一方「くかきけこかかきくけききこくけきこきかかかーーーーーー!!」
一方「やってやンよォォ!ザリガニの分際で!この俺に楯突きやがった事を!!後ォォ悔させてやるッッ!!!」
一方「うらァアアアアあああああああッッッッ!!!!」
一方「第一位としてのプライド、…いや、"男"としての俺のプライドを賭ける!!!」
一方「うォォおおおおァアアアアッッッッ!!!」
打ち止め(たかがザリガニ釣りにプライド賭ける時点でプライドも何もないんじゃない?ってのは言っちゃダメかなってミサカはミサカは本心を心の内に留めてみたり)
.- 339: 2014/09/25(木) 05:08:57 ID:WH2dNxRg
一方「おふゥううううッッ…!」
一方「この、野郎ォォおおおお!!!」
プツン。
一方「?! 糸が?!」
一方「あっ?!」コケッ
一方「」ズシャァァアアア!!!
番外「ぶははは!!あっははは!だっひゃっひゃっひゃっひゃっひゃっひゃ!」
番外「ギャハハハハハ!!笑い殺される…!あーはははは!!?」
.- 340: 2014/09/25(木) 05:23:49 ID:WH2dNxRg
黄泉川「――――で、そんな泥だらけにして帰ってきたわけじゃん?」プクク…!
一方「笑ってンじゃねェよ」チッ
芳川「いやそりゃ笑うわよ」
黄泉川「あははは!まあ楽しかったみたいでいいじゃん?」
一方「楽しくねェよ」ブスッ
芳川「ダメ……!もう私我慢が…ぶふぅっ…!」
\「「「「あははははははは!!!」」」」「笑うンじゃねェェ!!」/
.- 341: 2014/09/25(木) 05:36:48 ID:WH2dNxRg
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黄泉川「ほーらお前ら!母さんがスイカ切ってくれたじゃんよー?」
芳川「あらいいわね。塩はある?」
黄泉川「ほれ」
打ち止め(ワンピ)「わー…ミサカ半分のやつを食べるの初めて!って、ミサカはミサカは期待で胸を踊らせてみたり!」
番外(Tシャツ+ショーパン)「ふーん…?これがスイカ、なんだ?」
一方(半袖ウルトラマン)「…」
.- 342: 2014/09/25(木) 05:45:17 ID:WH2dNxRg
一方「縁側でスイカ食うなンざ初めてだな」
打ち止め「あなたもなんだ」
一方「あァ。…そォいや一回やってみてェ事があるンだが」
打ち止め「?」
一方「こう、志村●ン食いって奴と種を口から飛ばすアレだ」
打ち止め「! ミサカもやってみたい!ってミサカはミサカはミサカもやるー!」
.- 343: 2014/09/25(木) 05:48:25 ID:WH2dNxRg
一方「行くぞ、打ち止め」
打ち止め「うん!」
一方「はぷっ…!はぷはぷはぷはぷはぷはぷ…!」シャクシャクシャクシャク!
打ち止め「はむっ!はむはむはむはむはむ!」シャクシャクシャクシャク
番外「うわっ?!」ベチョ
一方「はぷっ…!はぷはぷはぷはぷはぷはぷ…!」シャクシャクシャクシャク!
打ち止め「はむっ!はむはむはむはむはむ!」シャクシャクシャクシャク
番外「ちょっと!ミサカの方に飛んで来るんだけど?!」
.- 344: 2014/09/25(木) 05:48:30 ID:WH2dNxRg
一方「行くぞ、打ち止め」
打ち止め「うん!」
一方「はぷっ…!はぷはぷはぷはぷはぷはぷ…!」シャクシャクシャクシャク!
打ち止め「はむっ!はむはむはむはむはむ!」シャクシャクシャクシャク
番外「うわっ?!」ベチョ
一方「はぷっ…!はぷはぷはぷはぷはぷはぷ…!」シャクシャクシャクシャク!
打ち止め「はむっ!はむはむはむはむはむ!」シャクシャクシャクシャク
番外「ちょっと!ミサカの方に飛んで来るんだけど?!」
.- 345: 2014/09/25(木) 05:52:45 ID:WH2dNxRg
芳川「懐かしいわねー。私も昔やったわ」
黄泉川「あいつら…服も床も汚しすぎじゃんよ」
黄泉川「童心に帰りすぎじゃん?」
芳川「あら、実年齢としては今の内にやっておくべき事じゃない?」
黄泉川「一方通行は違うだろ?」
芳川「彼は彼で取り戻しているのよ。昔出来なかった事をね」
.- 346: 2014/09/25(木) 05:57:13 ID:WH2dNxRg
一方「チッ、中々難しいな…」
打ち止め「わー口の回りベトベトって、ミサカはミサカはスイカ食べた時現象を目の当たりにしてみたり」
一方「…次は種飛ばしやるか」
打ち止め「じゃあどっちが遠くに飛ばせるか勝負ね!」
番外「……」ウズウズ
芳川「やりたいなら混ざれば?経験する事はいい事よ」
番外「は?は?ミサカ違うんですけど?そんなんじゃないですけど?」
黄泉川「そろそろ素直になっとけー。ツンデレは損するだけじゃんよー」
.- 347: 2014/09/25(木) 07:54:08 ID:WH2dNxRg
一方「プップップップップップッ!!!」
打ち止め「プップップップップッ!!!」
一方「……俺の勝ちだな」ドヤァ
打ち止め「むー!もっかい!もっかいー!って、ミサカはミサカは再戦要求!」
一方「はン、負けても泣くンじゃねェぞ?」
「「「せーの!!」」」
一方「プップップップップップッ!!!」
打ち止め「プップップップップッ!!!」
番外「プップップップップップッ!!!」
一方「……」
打ち止め「……」
番外「な、なんだよ!ミサカも参戦したっていいじゃんか!?///」
.- 348: 2014/09/25(木) 08:10:17 ID:WH2dNxRg
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打ち止め「明日は山に蝉とかカブトムシ取り行こうね!ってミサカはミサカはお誘いしてみたり!」
一方「めンどくせェ…」ゴロリ
打ち止め「あ!ねぇねぇ!一緒に寝よ!って、ミサカはミサカはあなたのお布団に潜り込んでみる!」モソモソ
一方「えェい!やめろ!もそもそ動くンじゃねェよ!」チョップ!
打ち止め「あう?!」
番外「……」
番外「…」モソモソ
一方「オマエも入ってくんじゃねェ!」チョップ
番外「やだ。絶対ミサカも一緒に寝てやるし!」プクゥ
番外「でも童貞臭い勘違いすんなよ?ミサカは単に嫌がらせしたいだけなんだからね」
一方「うざってェ…」
.- 357: 2014/10/07(火) 04:26:20 ID:Bl2S9whA
打ち止め「すーすー」
一方「………」
番外「……」
一方「おい」
番外「……?」
一方「オマエに言ってンだよ。何『え?誰に言ってるの?』フェイスしてンだ」
番外「何の用?ミサカ早く寝たいんだけど」
一方「そォだな、俺も早く寝てェンだけどよ」
一方「オマエが俺にしがみついてると死ぬほど寝づれェンだよクソッタレ」
番外「へーそのまま死んじゃえばいいのに☆」ギャハ☆
.- 358: 2014/10/07(火) 04:43:44 ID:Bl2S9whA
一方「俺がキレねェ内にさっさと離れろ」
番外「は?ミサカはキレさせたくて嫌がらせしてんだけど」
一方「……はァ、もォいい。勝手にしてろ」
番外「うん、勝手にする」ダキ
番外「……」ギュー。
一方「おい、なンで腕回してきた?寝辛いっつってンだろオマエも寝辛いだろだから離せ」
番外「勝手にしろって言ったのそっちじゃん。だからミサカ勝手にしてるだけですけど?」ギュ
一方「…そォかよ、じゃあ許してやるからこれ以上密着してくンなよ」
番外「さあね」ニヤニヤ
.- 359: 2014/10/07(火) 04:50:35 ID:Bl2S9whA
打ち止め「あー、なんか楽しそうな事してるー!ってミサカはミサカは寝ぼけ眼で絡んでみたり」
一方「ほォーら起きちまったじゃねェか面倒臭さが倍だぞどォしてくれンだ」
番外「は?ミサカそんなん知らんし」モフモフ
打ち止め「あーんミサカもかまってよーってミサカはミサカはあなたにくすぐり攻撃を敢行してみたり!」
一方「っ……く、は…!やめっ、やめやがれ!」
番外「よし、今ミサカがガッシリだいしゅきホールドしたぜ!やっちまえ最終信号!」
打ち止め「わかったー!ってミサカはミサカはこちょこちょこちょ!」コチョコチョコチョコチョ
一方「うぜェェ……っく、あっ!」
.- 360: 2014/10/07(火) 05:00:33 ID:Bl2S9whA
\「だーひゃっひゃっひゃっひゃっ!」/
\「うるせぇじゃん!」バキ!/
.- 361: 2014/10/07(火) 05:33:42 ID:Bl2S9whA
~早朝~
一方「くそ…なンで俺が殴られなきゃいけないンだ」モグモグ
黄泉川「騒いだ張本人だからに決まってるじゃんよ」モグモグ
芳川「あら、このお味噌汁美味しいわね」ズズ
番外「…ホント。美味し…」ズズ
打ち止め「他のも美味しい!ってミサカはミサカは口いっぱいに頬張ってみたり!」モムモム。
黄泉川「あ、そうだ一方通行」
一方「なンだ」モグモグ
黄泉川「食ったらラジオ体操行くじゃんよ?」
一方「あァ?なンでそンなかったるい…食ったら二度寝に決まってンだろ」モグモグ
黄泉川「いいから。打ち止めや番外個体にも経験させてやりたいし、保護者のお前がいくべきじゃん」
一方「あァ?ならオマエか芳川でもいいだろォが」
黄泉川「私よりお前の方が強いし、何かあったら助けられるだろ?」
一方「…わーったよ」モグモグ
.- 362: 2014/10/07(火) 05:49:18 ID:Bl2S9whA
- :
:
……チャーンチャッチャラッチャチャ♪
打ち止め「!」タタタタタ
チャーンチャッチャラッチャチャチャ♪
一方「…」タタタタタ
番外「♪」タタタタタ
チャチャチャチャチャチャ♪チャーンチャッチャチャ♪
一方「…」ザッ
打ち止め「…」ザッ
番外「…」ザッ
チャーンチャッチャーララーラ♪チャンチャッチャチャ♪
一方「…」クイクイ
打ち止め「♪」クイクイ
番外「♪」クイクイ
. - 363: 2014/10/07(火) 06:26:51 ID:Bl2S9whA
チャラン♪チャッチャーララーラ♪チャンチャッチャチャ♪
一方「…」グイー
打ち止め「♪」グイー
番外「♪」グイー
チャーンチャッチャーララーラ♪チャンチャッチャチャ♪
一方「…」グイッ…グイッ
打ち止め「♪」グイッ…グイッ
番外「♪」グイッ…グイッ
チャーンチャッチャーララーラ♪チャンチャッチャチャ♪
一方「…」ピョンピョン
打ち止め「♪」ピョンピョン
番外「♪」ピョンピョン
.- 364: 2014/10/07(火) 06:47:56 ID:Bl2S9whA
チャーンチャッチャー♪チャーンチャッチャチャーン♪
一方「…」スーハー
打ち止め「♪」スーハー
番外「♪」スーハー
一方「…」
一方「俺、なンで睡眠時間削ってまでこンな無駄な事してンだ…?」
打ち止め「あれ?あなたはハンコもらわないのってミサカはミサカはたずねてみたり」
.- 365: 2014/10/07(火) 07:02:44 ID:Bl2S9whA
- :
:
打ち止め(花柄シャツに短パン、麦藁)「ねーねー!早く早く!」
番外(黒シャツに七分丈ジーパン)「遅いよ、第一位サマー?」
一方(ノースリーブ、短パン、麦藁、虫取網と篭)「……」
一方「……俺はいつから虫取少年になったンだよ…」ゲンナリ
番外「虫取少年のアクセラレータが勝負を仕掛けて来た! ▼」
一方「うるせェ」ペチ
. - 366: 2014/10/07(火) 07:22:07 ID:Bl2S9whA
〓〓山中〓〓
一方「だっからよォ…杖つきを屋外レジャーに誘うンじゃねェと何度…」カツッカツッ
番外「ブツブツうるさいなー一人でお留守番してる?」プクク
一方「家に戻るにしろこの場にしろ地獄じゃねェかふざけンな」
打ち止め「あ!見て見て!蝉がいる!ってミサカはミサカは発見をお知らせしてみたり!」
一方「何…?おいどこだ?俺の網捌き見せてやる」カツッカツッカツッカツッ
番外「言ってるわりにはノリノリじゃねーか」
.- 367: 2014/10/07(火) 07:32:58 ID:Bl2S9whA
打ち止め「ほら、あそこ!ってミサカはミサカは指さしてみる」ヒソヒソ
一方「アソコかァ…」ニタァ…
番外「逃げられんなよー」
一方「うるせェな、蝉さンが逃げちまうだろォが」
番外(蝉さんて)
打ち止め「よし、ジリジリいこっ!ってミサカはミサカは作戦立案!」
一方「おォ…」
打ち止め「……」ジリジリ
一方「……」ジリジリ
番外「ふわぁ…」
.- 369: 2014/10/07(火) 08:14:06 ID:Bl2S9whA
一方「いいか、俺のやり方を見て覚えろ」ジリジリ
打ち止め「わかったってミサカはミサカは言ってみる」ジリジリ
一方「あンま警戒させずに、させる瞬間を許さず、一気に……!」
バサッ!
蝉「ミ゙ーン゙!ミ゙ーン゙!!」バタバタ
一方「――とまァ、こンなもンだ」ドヤッ
打ち止め「わー!すごいすごい!ってミサカはミサカははしゃいでみたり!」ピョンピョン!
番外「ふーん…これが蝉なんだ」ジー
.- 370: 2014/10/07(火) 08:28:51 ID:Bl2S9whA
一方「っと」
蝉「ミ゙ーン゙!ミ゙ーン゙!!」バタバタ
一方「…」つ蝉
打ち止め「わー…これはアブラゼミねってミサカはミサカは図鑑からの知識によって種族を判別してみたり」
一方「ほォーれ」つ蝉グイッ
打ち止め「わぁ?!」バッ
一方「…」ニヤニヤ
打ち止め「んもう!そういうのやめてってミサカはミサカはむくれてみたり!」
一方「…」
一方「ほォーれ」つ蝉
打ち止め「いやぁああん!!」
.- 371: 2014/10/07(火) 08:55:03 ID:Bl2S9whA
番外「最終信号いじめはやめたら?小学生じゃあるまいし」
一方「……」
一方「ほォーれ」つ蝉
番外「……」ペチッ
一方「あっ」
蝉「ミーン」パタパタパタパタ…
一方「オマエ…!蝉さンが逃げちまっただろォが!」プンスコ!
番外「ざまぁ」
.- 374: 2014/10/15(水) 03:23:57 ID:DBDixN7A
- :
:
一方「あン?」
クワガタ
一方「クワガタさンだ…!おい見ろ!」キラキラ
打ち止め「わー…!」キラキラ
番外「そんなに盛り上がる虫なの?あれ…」
一方「ったく…オマエは何もわかっちゃいねェな」ハァーヤレヤレ
一方「クワガタさンはな、たかが一匹…しかも幼虫だろォが蛹だろォが成虫だろォが」
一方「種によってはン十万円もするパネェ生き物なンだぞ」
一方「カブトムシさンに比べて寿命は長いし、世界的に見て種類も多い」
一方「何よりアゴの強さはギロチン並み!」
一方「イカすだろォが!」クワッ!
打ち止め「イカすだろォが!ってミサカはミサカは真似てみる!」
番外「へー」
. - 375: 2014/10/15(水) 04:12:00 ID:DBDixN7A
一方「ありゃオオクワさンかもな」
打ち止め「森の黒いダイヤだね!ってミサカはミサカは拙い知識で認識してみたり!」
一方「行くぜ、絶対にとってやる」カチ、ソロリソロリ
打ち止め「やるぞーってミサカはミサカは意気込んでみる」ソロリソロリ
番外「楽しそうだね、あんたら」
.- 376: 2014/10/15(水) 05:13:51 ID:DBDixN7A
一方「………っ、」ゴクリ
打ち止め「……」ゴクリ
番外「……」ホジホジ
一方「こンなに緊張したのは久しぶりだ…!」ジリ、ジリ…
打ち止め「はりつめた空気が肌を刺すぜ…!ってミサカはミサカは、へへ…!」
番外(ここで脅かしたら怒るかなー)
.- 377: 2014/10/15(水) 05:28:47 ID:DBDixN7A
クワガタ<ジュエキガウマイノヨナ
一方「!」キュピピーン!
一方「そりゃァァ!!!」ピョイイーン!
打ち止め番外「「と、跳んだぁああ!!」」
ばふっ…!
一方「おい見ろ!! 捕 ま え た ぞォ ! 」キラキラキラキラ
クワガタ<ツカマッタノヨナー
打ち止め「わーい!」タタタタ
番外「見たことないくらい超いい笑顔してんなー」スタスタ
.- 378: 2014/10/15(水) 05:41:15 ID:DBDixN7A
一方「よし、もっと探すぞ」カチoff
打ち止め「おー!ってミサカはミサカは行進に追従してみたり!」
番外「元気だねー」
:
:
:
.- 379: 2014/10/15(水) 05:55:56 ID:DBDixN7A
一方「今帰った」
打ち止め「ただいまー!ってミサカはミサカは帰宅を宣言してみたり!」
番外「やれやれ」
黄泉川「お。お帰りじゃん」
芳川「楽しかった?」
打ち止め「うん!ってミサカはミサカは大きく頷いてみたり!」
芳川「そう」ニコッ
.- 380: 2014/10/15(水) 06:12:02 ID:DBDixN7A
黄泉川「まあ。聞かなくても顔を見ればわかるじゃん?」
一方「あン?」ニヤニヤ
打ち止め「?」ニコニコ
番外「ん?」ニシシ
芳川「そうね。皆『楽しかった!』って顔してる」クスクス
.- 381: 2014/10/15(水) 06:30:49 ID:DBDixN7A
:
:
:
黄泉川「明日の昼には帰るじゃんよ」
打ち止め「えーまだいたーい!ってミサカはミサカは駄々をこねてみる!」
芳川「ダメよ、打ち止め。こんな大人数が泊まり続けたら迷惑になるもの」
打ち止め「うー」
一方「もォ帰ンのか…」
番外「なーんか。あっという間だったねぇ?」
.- 382: 2014/10/15(水) 06:42:40 ID:DBDixN7A
黄泉川「何もないとこだけど。そんなに楽しんでくれたなら連れてきたかいがあったってもんじゃん」
芳川「そうね。私も愛穂の小さい頃の話とか聞けてよかったわ」
黄泉川「んなッッ?!何をっ!何を聞いたじゃん!?」
芳川「可愛かったのねー随分と」クスクス
黄泉川「のわーっ?!」
番外「ふーん?どんなんだったんだろ?」
一方「さァな」
打ち止め「ヨミカワにも子供の頃ってあったんだよね…ってミサカはミサカは当たり前なのになんとなく信じられない心境だったり」
.- 383: 2014/10/15(水) 06:52:15 ID:DBDixN7A
~次の日ィ~
一方「あ?オマエ黄泉川の…」
一方「え、川で冷やした野菜?」
一方「…悪いな。ありがたく貰っとく」
一方「…あァ。楽しかった…うン、また来たい」
一方「あァ元気でな。長生きしろよ」
一方「いや黄泉川とは…あァー、母子、みたいな?」
一方「…考えといてやる。野菜ありがとう」
一方「じゃァな」フリフリ
.- 384: 2014/10/15(水) 06:56:56 ID:DBDixN7A
ブゥウウウウン。
黄泉川「さーて。こっから学園都市、か…」
芳川「運転する?」
黄泉川「桔梗は保険に入ってないからダメじゃんよ」
芳川「よね。お願い」
黄泉川「運転手は辛いじゃーんよー」
一方「…おい」
一方「黄泉川の親から貰ったンだけどよ」
一方「野菜。食っていいか?ぬるくなっちまう」
黄泉川「へー?いいけど溢すなよ?」
芳川「私にももらえるかしら?」
打ち止め「ミサカも!ミサカもー!」
番外「ミサカにも寄越せよ」
一方「わかった!わかったから襲ってくンじゃねェ!潰れるだろォが!」ゲシゲシ!
.- 385: 2014/10/15(水) 06:59:47 ID:DBDixN7A
打ち止め「おいしー!ってミサカはミサカはひんやりトマトを頬張ってみたり!」
番外「こっちのキュウリも美味いよ」
芳川「ほんと。美味しいわね」
一方「……」チラ
田園風景
一方「!」
黄泉川の親「……」フリフリ
一方「……」フリフリ
黄泉川「? どうしたじゃん?」
.- 386: 2014/10/15(水) 07:01:21 ID:DBDixN7A
一方「……」
一方(あァいうのもいいもンだな……)
一方「…いや、なンでもねェよ」シャクッ!
.- 387: 2014/10/15(水) 07:02:13 ID:DBDixN7A
- 一方「やっと田舎に泊まろう回は終了。今回はここまでェ」ゴロリ
- 390: 2014/10/28(火) 02:43:45 ID:nfOWZFB6
打ち止め「ねぇねぇ!ハロウィンのコスプレパーティーだって!ってミサカはミサカは目を輝かせてチラシを見せてみたり!」
一方「そォか行ってこいよ。俺は寝る」ゴロリ
打ち止め「あなたも!あなたも行くのーって、ミサカはミサカはあなたのほっぺたぷにぷにしてみたりィイイイ!!」
プニプニプニプニプニプニプニプニプニプニプニプニ
一方「ァアアアアア!!!わかった!わかったから止めろ!鬱陶しい!」
打ち止め「わーい!」
.- 391: 2014/10/28(火) 03:32:40 ID:nfOWZFB6
:
:
:
一方(かぼちゃ頭)「……ちっ」
打ち止め「わー…かぼちゃ頭を被っただけなのに不機嫌オーラ出ててすっごく恐い…ってミサカはミサカはあなたの凶悪オーラにびびってみたり」
一方「オマエは着替えねェのか?」
打ち止め「着替える着替える!ちょっと待ったらんかーい!ってミサカはミサカはお着替えルームにダダッダーッシュ!」
一方「俺、こンな格好で放置かよ…」ハァ
.- 393: 2014/10/29(水) 00:34:01 ID:FBDQK8eQ
打ち止め「じゃっじゃじゃーんっ!ってミサカはミサカはハロウィン衣装を御披露目ー!」
一方「…オレンジと黒の小悪魔か」
打ち止め「ふっふっふー!背中の翼もぱたぱたするのだぜ?ってミサカはミサカは得意気に翼を動かしてみたり」パタパタ
一方「はン。動いたら何だってェンだ?ふっつーに可愛いだけじゃねェか抱きしめられてェのかよ」
打ち止め「…えっ?///」パタパタ
一方「何にも言ってねェようるせェな聞き返してくンじゃねェよ」
.- 394: 2014/10/29(水) 01:14:59 ID:FBDQK8eQ
打ち止め「それじゃ!ハロウィンパーティーにれっつごー!ってミサカはミサカは腕わ高く突き上げてみたり!」
一方「面倒くせェ…」
.- 395: 2014/10/29(水) 02:27:13 ID:FBDQK8eQ
~パーティー会場~
一方「あ」
麦野(魔女)「あ」
「「来てたのか」」
打ち止め「ほほう、中々可愛いなー!ってミサカはミサカは友達の衣装を褒めてみたり」
フレメア(フレンダの服)「にゃあ!お前も大体やるな!」
打ち止め「…でもそれは何の衣装?ってミサカはミサカはハロウィンぽくなくね?と尋ねてみたり」
フレメア「大体、幽霊のコスプレ。にゃあ!」
打ち止め「…AKB的なアイドルの幽霊?」
フレメア「ううん。私のお姉ちゃんが着てたの」
打ち止め「……そう」
フレメア「うん」
.- 396: 2014/10/29(水) 03:49:05 ID:FBDQK8eQ
フレメア「にゃあ、お化けのフリして身を守るのがハロウィンでしょ?」
フレメア「お姉ちゃんが守ってくれてる気がするから…」
打ち止め「…うん」
一方「おい滅茶苦茶盛り下がるっつゥか反応しづれェンだが」
麦野「私に振らないでよ…」
.- 399: 2014/10/31(金) 23:29:33 ID:DrM0WWP6
一方「まァいい。オマエ、連れは」
麦野「あっちで駄弁ってるわ」
一方「ふゥン」
麦野「あんたも来ない?」
一方「あー…どーすっかな」
打ち止め「行こ行こーって、ミサカはミサカはあなたの手を引っ張ってみたりーっ!」
フレメア「にゃあにゃあ!私も私も引っ張ってみたりーっ!」
一方「オマ、やめっ!あぶねェだろォが!」
麦野「……ぷっ。」クスクス
.- 400: 2014/10/31(金) 23:36:51 ID:DrM0WWP6
浜面(フランケン)「あー滝壺はかーいーなー!」
滝壺(黒猫)「…そう?////」テレテレ
浜面「おう!」
滝壺「その…はまづらも」
滝壺「ゴリラっぽいよ…?///」
浜面「そ、そうか!」
滝壺「はまづら、私今猫だから…猫可愛いがりして?」コテン
浜面「うぉおおおおお!!!」
絹旗黒夜「「チッ」」
.- 401: 2014/11/01(土) 01:46:56 ID:HOiBsyFQ
絹旗(悪魔っ娘)「…で?」
黒夜(悪魔っ娘)「なんだよ」
絹旗「超なんだよじゃないですから。何超被ってんですかコノヤロー」
黒夜「知らねぇよ」ハン
絹旗「しかも色とか超同じで系統も超同じじゃないですか」
黒夜「まあな」
絹旗「なんかアレじゃないですか、超お揃とか超仲良しって感じじゃないですか」
黒夜「いいだろ別に」
絹旗「私達そんな超仲良しでしたか?超違いますよね?」
黒夜「…じゃあどうしろってんだ」
絹旗「とりまそのヘソ出しを超やめましょう」
黒夜「いやヘソ出しは譲れないから」
.- 402: 2014/11/01(土) 02:12:14 ID:HOiBsyFQ
絹旗「オーケー、オーケー…じゃあ超こうしましょう」
絹旗「とりまその可愛い蝙蝠羽根を超もいでですね、」
黒夜「なあ」
絹旗「なんです?」
黒夜「私とのお揃いはそんなに嫌か」
絹旗「……」
黒夜「嫌なら、まあ…もぐよ」
絹旗「…超ごめんなさいです。本当は超嬉しくて…つい」
黒夜「…そっか。まあそのなんだ、私もちょっと嬉しいよ」
.- 403: 2014/11/01(土) 02:24:12 ID:HOiBsyFQ
打ち止め「………」ニヤニヤ
フレメア「………」ニヤニヤ
黒夜「」
絹旗「」
打ち止め「うんうん。仲良しが一番だよって、ミサカはミサカは善きかな善きかな」
フレメア「にゃあにゃあ。仲良しに勝る人間関係は大体そうそうないのだ!」
黒夜「べ、別に仲良しなンかじゃねェ!////」
絹旗「超そうですよ!仲良しなンかじゃ///」
打ち止めフレメア「「息ピッタリー」」
.- 404: 2014/11/01(土) 03:45:08 ID:HOiBsyFQ
麦野「…確かあいつらあんたの精神性植え付けられてたわよね?」
一方「かもしれねェが俺とあいつらを一緒にすンじゃねェよ」
「おや」
一方「あン?」クルッ
白垣根(鬼神)「やあどうも。似合っていますよ?」ニコッ
一方「…オマエも随分綺麗になっちまったなァ?前のオマエは」
白垣根「カボチャのように中身がない所を現しているとことか」
一方「…前言撤回だ。ついでに殺す」カチ
白垣根「冗談ですよ」フフ
一方「つゥかよォ、なンでオマエはその仮装なンだ?」
白垣根「あなたが以前の"私"を惜しんでいるのでは、と思いましてね」
白垣根「私なりに以前の"私"のイメージを模した異形を選んだんですよ」ニコッ
一方「…そォかよ」
.- 405: 2014/11/01(土) 04:58:06 ID:HOiBsyFQ
白垣根「私達も仲良くしませんか?」ニコッ
一方「するかバカ」プイ
白垣根「まあそう言わずに。お互いの守るべき彼女達は仲良しですし?」
フレメア「にゃあ、見ろ!あっちにチョコフォンデュタワーがあるぞ!」
打ち止め「なんですと!?やる!やるやるやるーってミサカはミサカは猛ダッシュ!」
白垣根「というか最近は一緒に遊んだりしたじゃないですか」クスクス
一方「…ただの付き添いでたまたま一緒になっただけだ」
白垣根「友人関係というのはそういう関係から始まるものではないのですか?」ニコッ
一方「さァな」
.- 406: 2014/11/01(土) 05:06:17 ID:HOiBsyFQ
白垣根「麦野さんも」ニコッ
麦野「ぅえっ?!」ビクッ
白垣根「ほら、皆Level5じゃないですか」
白垣根「この際打算や権謀術数、利用する意思があっても構いません」
白垣根「仲良くしませんか?今度3人で遊びに行きましょう」
麦野「私は…いいけど」プイ
一方「…まァ、暇だったらな」プイ
白垣根「…お二人共もう少し本音出していきましょうよ」
一方「は、勘違いするなよ?俺はオマエの内の一人か二人くらい打ち止めの盾くれェにはできるンじゃねェかと思ってるだけなンだからな」
麦野「あんたね…」ハァ
白垣根「はは、考えてはおきますよ」
.- 407: 2014/11/01(土) 18:08:47 ID:HOiBsyFQ
『えー☆本日はご来場いただき誠にありがとうございまーす☆』
食蜂『主催者の食蜂でっす☆』
一方「あン?第五位じゃねェか」
白垣根「超能力者の半分が一堂に介するというのは珍しいですね?」
麦野「てーかお姫様コスプレって…まあ最近多いけどさ」
食蜂(シンデレラ的な姫)『それじゃ!今夜は楽しんでって欲しいんだゾ☆』
「「「わああああああ!!」」」
.- 408: 2014/11/01(土) 20:18:29 ID:HOiBsyFQ
一方「ハロウィンパーティーっつってもよォ、ようはコスプレ立食パーティーじゃねェか?」
白垣根「ミニゲームや出し物、ビンゴもありますよ?」
麦野「あれよね、規模がデカイ町内会のお楽しみ会レベルよね」
打ち止め「カボチャ投げだって!やろやろってミサカはミサカはお誘いしてみたり!」
フレメア「にゃあにゃあ!」
.- 409: 2014/11/02(日) 01:35:47 ID:/yQlh2X6
:
:
:
浜面「ビンゴ!ビンゴビンゴぉ!」ウヒョー
滝壺「やったねはまづら」
一方「テンションうぜェな、オマエンとこの下っ端。蹴りいれてェ」
麦野「一個も当たらねーからって人に当たらないで」
白垣根「まあ当たったところで大したモノは貰えませんけどね」
.- 410: 2014/11/02(日) 02:12:27 ID:/yQlh2X6
打ち止め「!」
打ち止め「ビンゴぉー!ビンゴビンゴ!ってミサカはミサカは狂喜乱舞してみたりー♪」
フレメア「うにゃあ?!ず、ズルいぞ!」
打ち止め「チッチッチィ。運も実力なんだよ君ィ!ってミサカはミサカはドヤ顔で指を振ってみる!」
縦ロール「おめでとう!景品はDVDですわよ!」
打ち止め「あ、アンナの続編のやつ?ってミサカはミサカはたずねてみたり」
縦ロール「ええ。『アンナと紅蓮の女帝』ですわ?」
打ち止め「よっしゃー!あの人と一緒に観るぞーって、ミサカはミサカは今から予定を立ててみたり!」
フレメア「ぬぅおお!大体、私も観たい!にゃあ!」
打ち止め「今度ね!」- 411: 2014/11/02(日) 03:03:12 ID:/yQlh2X6
麦野「なんだっけ、劇中歌の歌詞が変わるんだっけ?」
白垣根「『少しも寒くないわ』から『少しも熱くねェよ』になりますね」
一方「はっ、どォせ駄作だろ?観る気しねェよ」
打ち止め「えっ…」ショボン
一方「と思ったがなンか超見たくなってきたわァーあァ見てェ見てェ」
打ち止め「!」パァ…!
.- 412: 2014/11/02(日) 04:10:51 ID:/yQlh2X6
- :
:
:
一方「しっかしよォ、ハロウィンパーティーなのに甘いもンが少なくねェか?」モグモグ
白垣根「そういえばそうですね?」ハテ
麦野「なんか意図があるのかもね」モグモグ
食蜂『えー、ゴホン☆ゴホン☆』
食蜂『それでは皆様!間もなく「Trick or treat.」をしに行くお時間でぇす☆』
一方「あン?」
白垣根「ほう」
麦野「ふぅん?」
. - 413: 2014/11/02(日) 05:05:58 ID:/yQlh2X6
食蜂『今から皆で街を練り歩き、指定された街の各ポイントでTrick or treaってきてくださぁい☆』
食蜂『あ、あと…』チラ
一方「あン?」
食蜂『小さい子と一緒に来た保護者の方はしっかり手を繋いで、仲良く、にこやかにTrick or treaってくるんだゾ☆』
食蜂『ちゃあんとやらなきゃダメだゾ☆』クスクスクスクス
一方「あの野郎明らかに俺を見て言いやがった」
白垣根「いいじゃないですか。慣れてるでしょう?」クスクス
.- 414: 2014/11/02(日) 05:11:45 ID:/yQlh2X6
「「「Trick or treat!」」」
一方「こォして見るとコスプレの種類が豊富だな」カツッカツッ
打ち止め「ねー」テクテク
一方「手ェ離すなよ」
打ち止め「うん!ってミサカはミサカは笑顔で頷いてみたり!」
滝壺「はまづら、私達は腕組んでいこ?」
浜面「お、おう///」
白垣根「さあ、行きましょうか」ニコッ
フレメア「にゃあ…私、大体浜面がよかった…」ショボン
白垣根「すみませんね」クスクス
フレメア「…ぷー」テクテク
.- 415: 2014/11/02(日) 06:11:38 ID:/yQlh2X6
絹旗「…じゃあ超行きましょうか」テギュ
黒夜「…ああ」テギュ
絹旗「…まさか『お揃いの人は手を繋いでいってね☆』という超意味わからんルールが超あるとわ」テクテク
黒夜「いいんじゃねぇの?関係改善の一歩だよ」テクテク
麦野「わ、私は誰と行けば…!」キョロキョロ
フロイライン「ぢー。」
麦野「はっ!」
フロイライン「…」ニッコリ
.- 416: 2014/11/02(日) 06:31:16 ID:/yQlh2X6
通行止め「「Trick or treat!」」
御坂「なんであたしの部屋?!」
一方「知らねェよ指定ポイントがここだったンだよ」チッ
打ち止め「お姉様だー!Trick or treat.って、ミサカはミサカは御菓子ちょーだいっ!」
御坂「あーはいはい。一応あるにはあるけどさ…」
御坂(食蜂あとで超電磁砲ぶちこむ)
一方「…超電磁砲」
御坂「…あによ」
.- 417: 2014/11/02(日) 06:34:44 ID:/yQlh2X6
一方「悪ィな、オマエがとっといた菓子もらっちまって」
御坂「別に?いいわよ可愛い妹にそれくらいは、ね」
御坂「ってーか。あんたが私に気を使うって…明日は矢でも降るのかしらね」
一方「さァな」
御坂「…Happy Halloween.」
一方「あァ、Happy Halloween.」
.- 418: 2014/11/02(日) 06:51:38 ID:/yQlh2X6
海原(エツァリ)「……」ニコニコニコニコ
一方「よし、次に行くぞ」クルッ
打ち止め「え?でも次の指定ポイントはここの海原さんちだよ?ってミサカはミサカは疑問をぶつけてみたり」
一方「いいンだ。オマエがここに入ったら孕まされちまうぞ」
打ち止め「そうなの?」
海原「いやちょ、そんなわけないでしょ、いやホント…ちょ、待て!!!待ってくださいよ!!!」
一方「ヤベェな、このクソストーカーいつになく本気だわ。さァ早く次に」
海原「待ってくださいよって言ってるでしょう?!」ガシッ
打ち止め「きゃ!?」
一方「うちの子に触れンな性犯罪者」ペシッ
海原「やめてください。汚物を見る目で見ないでください」
.- 419: 2014/11/02(日) 10:01:39 ID:/yQlh2X6
海原「本当大丈夫なのでどうぞTrick or treaってください」
一方「トリッカットリー。おら、大人しく菓子寄越しやがれ」
海原「いやあなたではなくてですね、」
打ち止め「ミサカ?ってミサカはミサカは小首をかしげてみたり」
海原「はい!できればツンデレっぽくですね、」
一方「トリッカットリー。別にオマエなンかからは菓子なンざ欲しくねェが…もらってやるから感謝しろ」
海原「いやあなたではなくてですね」
.- 420: 2014/11/02(日) 10:48:25 ID:/yQlh2X6
打ち止め「Trick or treat!別にお菓子じゃなくてイタズラの方でもいいんだから!ってミサカはミサカは頑張ってツンデレしてみたり!」
海原「うへへ…」ニタ
一方「…」カチ
海原「では自分にイタズラしてみますか?ああもちろん御菓子も差し上げますし…」グヘヘ
打ち止め「え、いいのー?ってミサカはミサカはイタズラ内容を考えてみたり」
海原「ああ、できれば自分の股間にですね、」
一方「アウトォ」
.- 421: 2014/11/02(日) 10:50:54 ID:/yQlh2X6
打ち止め「…海原さんしばらく悶絶した後動かなくなっちゃったねって、ミサカはミサカは心配になってみたり」テクテク
一方「奴がくたばったのは自業自得から気にすンな。菓子もぶんどってきたしな」カツッカツッ
一方「…次で最後か」
打ち止め「あ、そうなの?」
.- 422: 2014/11/02(日) 11:07:22 ID:/yQlh2X6
上条「ほーらインデックスさーん?食べちゃダメですのことよー」ヒョイ
インデックス「ああん!ちょっとだけ!ちょっとだけぇー!」
上条「ダぁメです!これはハロウィンイベントで来た人に配るヤツなの!」
<ピンポーン
上条「あ、はーい!…ほら、来たから諦めろ」
インデックス「ううー!」
.- 423: 2014/11/02(日) 12:24:09 ID:/yQlh2X6
上条「はーい」ガチャ
カボチャ頭「 よ ォ …… ! 」ゴゴゴ
上条「」
打ち止め「ちょっと強烈な殺意オーラ抑えてもらえます?って、ミサカはミサカは気迫に圧されたヒーローさんを気遣ってみたり」
.- 424: 2014/11/02(日) 12:34:59 ID:/yQlh2X6
カボチャ頭「オマエには借りがありまくりな上に返せそォもねェンだがな…」ゴゴゴゴゴゴ
カボチャ頭「今日またオマエに借りを作らなきゃならなくなっちまった俺の心境はクソヤベェンだよ…!」ゴゴゴゴゴゴ
カボチャ頭「察してもらえると助かるなァあああ?!」
上条「あ、ハイ」
打ち止め「ごめんね?ってミサカはミサカはうちの保護者がご迷惑おかけした事に謝罪を入れてみたり」
一方「じゃあ聞いてやる…」
一方「Dead or alive ?! 」
上条「aliveで!!!aliveでお願いします!!!」
.- 425: 2014/11/02(日) 15:46:02 ID:/yQlh2X6
打ち止め「と、Trick or treat!ってミサカはミサカは慌てて言ってみたり!」
一方「Dead or alive?!(御菓子を寄越すか死ぬを選べ!)」
上条「あげるあげます!さしあげますって?!」
上条「全くもー…ん?」
インデックス「おいひーんだよ」モキュモキュモキュモキュ。
カラッポ。
上条「」
上条「…インデックスさん?可愛らしく口元をモゴモゴさせていらっしゃいますが…?」
インデックス「ハロウィンクッキーはおいひーんだよ」モキュモキュモキュモキュ
.- 426: 2014/11/02(日) 15:48:50 ID:/yQlh2X6
打ち止め「えー…御菓子ないの?って、ミサカはミサカはしょぼくれてみたり…」
一方「そォかそォか。なら……」
一方「死ね」ニタァアア…!
上条「不幸だ」
インデックス「私は幸せなんだよ」モキュモキュ
.- 427: 2014/11/02(日) 15:52:45 ID:/yQlh2X6
:
:
:
上条(だったもの)「」
インデックス「あ、でもちゃんと渡す分は食べてないんだよ!はい!」つ
インデックス「御菓子あげるからイタズラはやめてね!」ニッコリ
打ち止め「! ありがとう!ってミサカはミサカはお礼を言ってみる!」ニコ
一方「悪ィな」
上条(俺が死に損じゃねーか)
上条(…もうこのままゾンビとして生き返ってハロウィンやろっかな)
.- 428: 2014/11/02(日) 23:30:32 ID:/yQlh2X6
- :
:
:
一方「邪魔したな」
打ち止め「バイバーイ!ってミサカはミサカは挨拶してみる!」フリフリ
インデックス「バイバイなんだよー」フリフリ
バタン。
インデックス「とうまとうま」クルッ
上条「なんでござんしょ」
インデックス「Trick or treat!」
上条「お前今散々食ったよね?!」
インデックス「でもアレは御客様用であって、とうまから私へのハロウィンスゥイーツではないかも」
上条「いやでもアレ以外用意してないし…」
インデックス「えー」ガチ☆ガチ☆
上条「噛みつきたいなら噛みついてもいいけどないもんはないからな?」
. - 429: 2014/11/03(月) 01:55:31 ID:AgLBy9HA
インデックス「じゃあ…」
インデックス「こういうイタズラは <ピムプォム♪
上条「……」
インデックス「……」
インデックス「あ、私の事はいいから出てあげて、どうぞ」
上条「あ、はいッス」
.- 430: 2014/11/03(月) 02:28:00 ID:AgLBy9HA
ガチャ、
上条「はいはーい?どちらさん…」
食蜂「やっはろ☆」
上条「………」
.- 431: 2014/11/03(月) 02:35:16 ID:AgLBy9HA
上条「えー…………と、」
上条「あー…………」
食蜂「……」ニコニコ
上条「ごめん、誰?」
食蜂「ん?そぉねぇ、」
食蜂「かつてあなたに助けられた女の子の一人。そんな風にでも思ってくれれば結構よぉ☆」
上条「……どこか、で、いや……うーん?会った…とは、思うんだけど」
上条「んん…?」
.- 432: 2014/11/03(月) 02:46:09 ID:AgLBy9HA
食蜂「あはは、いいのよぉ?それで。私とあなたの関係力は正解なのよぉ?」ニコ
インデックス「? とうまが"また"なのは別にして…とうまがあなたの事を覚えてないのに理由があるの?」
食蜂「あなたは?」
インデックス「えーと…私もあなたと同じ、かな」
食蜂「そう」クス
食蜂「いや待って待って?なんでこの人の家に自分んち感覚力でいる感じなのよぉ?」
インデックス「…」メソラシ
.- 433: 2014/11/03(月) 02:50:37 ID:AgLBy9HA
食蜂「ちょっと見過ごせないかなぁって」
インデックス「色々事情があって…できれば触れないで欲しいんだよ」
食蜂「何なのそれぇ?!」
上条「あのー」
食蜂「何か?!」キッ
上条「いや…どこの誰かは知らねーけど何しに来たの?」
食蜂「え?ああ」
食蜂「ハロウィンパーティーイベントの協力ありがとうって」
上条「ああ。いいよそんくらい」
食蜂「―――という、会いにくる口実力を作るためにハロウィンパーティー企画したの」
上条「……え?」
.- 434: 2014/11/03(月) 02:55:22 ID:AgLBy9HA
食蜂「…あのね、本当は私達最近頻繁に会ってたのよぉ?」
上条「え?」
インデックス「? …ああ、最近とうまが『イベント主催者と話してくる』って出掛けてたのって」
食蜂「そ。私」
食蜂「あなたは昔、とある事件で私に関する事だけをピンポイントで思い出せなくなったのよ。だから……」
上条「……」
上条「…あ、そういえばそうだったな。ごめんな、食蜂」
食蜂「………」
食蜂「………………え?」
.- 435: 2014/11/03(月) 02:59:47 ID:AgLBy9HA
上条「やー悪い悪い。なんかこう、思い出せなかったけど今思い出したわ」
上条「蜜蟻ん時にも会ってたな、俺たち」
食蜂「は、……?え、え……?」
上条「いやー、なんで思い出せなかったんだろーな?ボケたか?」
食蜂「………え?」ポロポロポロポロ…
.- 436: 2014/11/03(月) 03:03:05 ID:AgLBy9HA
――――昔、『上条当麻』がとある事件にあった時。ある医者は言った。
『これは記憶の破損というより呼び出し経路の破損といった方に近いね?』
『この少年は、君の事を話していても、それを思い出す事が出来ない』
『人の顔や名前を格納する部分で、君の枠だけ物理的に潰れているのに近い』
『きっと、君の能力でももうどうにもならないんじゃないかな?』
.- 437: 2014/11/03(月) 03:06:37 ID:AgLBy9HA
―――それは、本当に偶然だった。馬鹿馬鹿しい程に。
色々な現実や世界、常識や人を舐め腐っているとしか思えぬ程に。
一方『死ね』ニタァアア…!
上条『不幸だ』
あの時。
.- 438: 2014/11/03(月) 03:13:14 ID:AgLBy9HA
一方通行のベクトル操作能力が展開された、
『死なない程度に絶妙な痛さを与えるベクトル』
と設定された拳を上条当麻は服数回頭部に受けた。
『人の顔や名前を格納する部分で、君の枠だけ物理的に潰れているのに近い』
ならば。
もし、物理的に、脳を壊さずに、ピンポイントに。
絶妙な力加減で、
へこんだり歪んだりした金属を叩いて形を戻すように、
その破損した呼び出し経路……"枠"を、叩いたら?
.- 439: 2014/11/03(月) 03:15:44 ID:AgLBy9HA
―――もしそれが。たまたま奇跡的に元の形に修繕される形となったならば。
食蜂「あ――――あ、ああ……――」
上条「? 何泣いてんだよ、"食蜂"」
.- 440: 2014/11/03(月) 03:26:50 ID:AgLBy9HA
:
:
:
打ち止め「楽しかったねーって、ミサカはミサカは同意を求めてみたり」テクテク
一方「あァそォかよ。まァあの野郎をボコッた時は楽しかったが」カツッカツッ
打ち止め「帰ったらヨミカワとヨシカワにも『Trick or treat.』しよーっと!ってミサカはミサカは更なる御菓子入手を企んでみたり!」
一方「あンま菓子ばっか食うなよ?」カツッカツッ
一方「太るし、飯は食えなくなる。それに虫歯になンぞ。健康に悪いしな」
打ち止め「ふーんだ!ちゃんと歯を磨くし食べすぎないから大丈夫だもん!ってミサカはミサカは御菓子禁止に抗ってみる!」
一方「そォかよ。ちゃンと計画的に食えよ」
打ち止め「うん!」
.- 441: 2014/11/03(月) 03:35:12 ID:AgLBy9HA
打ち止め「『アイテム』の人達は?」
一方「あいつらはあいつらでこの後何か予定があるンだとよ。先帰った」
打ち止め「ふぅん……あ、ねぇねぇ!」
一方「なンだ」
打ち止め「ハロウィンにも『クリスマスの奇跡』みたいな事ってないのかな?ってミサカはミサカは疑問提起してみたり」
一方「はン、あるワケねェだろ」
打ち止め「ううー!起きろ!起きろ!奇跡じゃなくていいから、不思議な事起きろーって、ミサカはミサカは神様に電波を飛ばしてみたりぃい!」
一方「そンなもンで非現実的な事が起こるなら、神様ってのは相当安っぽいヤツだな」
.- 442: 2014/11/03(月) 03:48:58 ID:AgLBy9HA
打ち止め「あ、じゃあじゃあ!ハロウィンだけに、ジャック・オー・ランタンにお願いしてみるとか?ってミサカはミサカは案を出してみたり」
一方「オマエな…ジャック・オー・ランタンがどンなヤツか知らないで言ってるだろ…」
打ち止め「うん!でもお願いしてみるの!って、ミサカはミサカは案外聞いてくれるかもと期待してみる!」
打ち止め「ジャックさん、ジャックさん。カボチャ頭のジャックさん。」
打ち止め「何か、誰かが楽しくなるような、嬉しくなるようなイタズラを誰かにしてください!」
一方「……はン」
一方(ちょォど俺は今カボチャ頭だし…何かイタズラでもして驚かすか?)
.- 443: 2014/11/03(月) 03:55:23 ID:AgLBy9HA
ジャック(一方)「…何すっかな」ニヤリ
打ち止め「ん?」
…上条当麻が食蜂操祈の事を記憶できるようになる、数秒前の会話。
.- 444: 2014/11/03(月) 04:09:13 ID:AgLBy9HA
一方「ハロウィン編終わりィ」ゴロリ
一方「色々ツッコミどことか言いたい事はあるかも知れねェがそンなもンは知らン」
一方「今回はここまでェ」つc□~~
.- 447: 2014/11/07(金) 00:48:39 ID:72IxPorc
打ち止め「あーそーぼ!ってミサカはミサカはアメリカンタックルを仕掛けてみたりー!」
一方「ウボェッ!?」つc□'・ビチャッ
打ち止め「」
一方「」ビッタビタ
一方「よォおおし!?"遊んで"やるよォ!!俺のコーヒータイム邪魔した罪は重ェぞオラァ!!?」
打ち止め「ご、ごめんなさーい!って、ミサカはミサカは猛ダッシュぅう!!」
.- 448: 2014/11/07(金) 01:14:52 ID:72IxPorc
一方「チッ。いいか、今度からは俺がコーヒー飲ンでる時に触れンな声かけンな」
打ち止め「えー声くらいはかけさせてって、ミサカはミサカは不満げに声を漏らしてみたり」
一方「…」ギロ
打ち止め「ひゃう」
一方「…ンで?何がしたかったンだ」
打ち止め「! 遊んでくれるの?ってミサカはミサカは目を輝かせてみたり!」
一方「まァ、暇だからな」プイ
打ち止め「うわーい!あのねあのね!」
打ち止め「お芋でハンコつくろ!って、ミサカはミサカはお誘いしてみたり!」
.- 449: 2014/11/07(金) 01:29:23 ID:72IxPorc
一方「食いもン粗末にすンのはな…消ゴムとかでいいだろォが」
打ち止め「やだ!さつまいもがいいの!って、ミサカはミサカはぷっぷくぷー!」
一方「へェへェ…」
打ち止め「あのね、ヨミカワのおかーさんが『畑でさつまいも採れたから』って!」
打ち止め「こーんなに送ってくれたんだよ!って、ミサカはミサカは両手で示してみたり!」
一方「ふゥン…」
.- 451: 2014/11/07(金) 03:01:45 ID:72IxPorc
一方「じゃあ用意すっから手伝え」ヨイショ
打ち止め「はーい!って、ミサカはミサカは元気よく了承してみたり!」
:
:
:
.- 452: 2014/11/07(金) 03:26:48 ID:72IxPorc
一方「いいか、 絶 対 に 。彫刻刀で怪我をすンな。いいな?」
打ち止め「了解であります!ってミサカはミサカは敬礼してみたり!」ビシッ!
一方「今回はなるべく危険じゃないよォに凸になるような削り方はしねェ」
一方「凹になるよォに上手に彫るぞ」
打ち止め「うん!ってミサカはミサカは頷いてみる!」
一方「よし、最初にハンコの絵を描け。それを切った芋に下書きしてから削る」
打ち止め「ん!」
.- 453: 2014/11/07(金) 04:37:00 ID:72IxPorc
打ち止め「~♪」カキカキ
打ち止め「で~きたっ♪ってミサカはミサカは完成をお知らせしてみたり!」
一方「あン?ちょっと見せてみろ…あァダメだな」
打ち止め「えー!なーんでなんでー?ってミサカはミサカは憤ってみたり!」プクー!
一方「背景を書き込み過ぎだ。ついでに絵が細かいからこれじゃ線が潰れて彫れねェンだよ」
打ち止め「えー…」
一方「やっても構わねェがオマエが大変なだけだぞ。たぶンオマエじゃ彫れねェし」
打ち止め「ぶー。ってミサカはミサカはガッカリー」
.- 454: 2014/11/07(金) 06:32:52 ID:72IxPorc
:
:
:
打ち止め「でーきた!って、ミサカはミサカは完成絵を見せびらかしてみたりー」
一方「…まァこれならいいだろ。ンじゃ、彫るぞ」
打ち止め「うん!」
一方「おい、絶対怪我すンなよ?細心の注意を払えよ?」
打ち止め「うん」つ/
一方「大体オマエみたいな奴が調子こいて指の腹に刺したりしちまうンだよホント気を付けろ」
打ち止め「はーい」ホリホリ…
.- 455: 2014/11/07(金) 06:49:42 ID:72IxPorc
打ち止め「………」ホリホリホリホリ…
一方「さて、俺はコーヒーでも」
打ち止め「あれ?あなたはハンコ彫らないの?ってミサカはミサカは尋ねてみたり」
一方「面倒クセェからな」
打ち止め「えー!一緒にやろうよ!」
一方「別に彫りたいもンもねェし」
打ち止め「やーろーおーよーやーろーうーよーってミサカはミサカは袖をクイクイ引っ張ってみる!」
一方「オマっ、ちょっ!彫刻刀持ったまま暴れンな!危ない危ない危ない!」
.- 456: 2014/11/07(金) 07:20:29 ID:72IxPorc
グサッ。
一方「あ」
打ち止め「あ」
一方通行の服<みごとな穴が
打ち止め「ご、ごめんなさい…!ってミサカは、ミサカは…」
一方「……」
.- 457: 2014/11/07(金) 07:38:06 ID:72IxPorc
一方「ハァ…ったく、」
打ち止め「ううっ…!ってミサカはミサカは目をギュッと瞑って身構えてみる…!」
一方「怪我、しなかったか」
打ち止め「え……うん」
一方「ならいい」ホッ
打ち止め「あ…」
一方「だから気をつけろって言っただろォが」コツン
打ち止め「…うん…」
一方「あァー…ほら、俺も一緒にやってやるから」
打ち止め「!」パァ
一方「彫刻刀は置いてから次の事やれ」
打ち止め「うん!」
.- 458: 2014/11/07(金) 07:43:18 ID:72IxPorc
一方「……」ホリホリ…
打ち止め「♪」ホリホリ…
一方「……」ホリホリ…
打ち止め「~♪」ホリホリ…
一方「……」ホリホリ…
打ち止め「ガーガガッガ♪ノイジー♪」ホリホリ…
一方「……」ホリホリ…
打ち止め「耳をふーさいっだっらー♪」ホリホリ…
一方「……」ホリホリ…
打ち止め「オマエ♪泣いていーるー♪」ホリホリ…
一方「……」ホリホリ…
打ち止め「声ーをー♪聞ィーたァー♪」ホリホリ…
.- 459: 2014/11/07(金) 07:58:29 ID:72IxPorc
打ち止め「でーきたっ♪ってミサカはミサカはうぇーい!」
一方「そォかよ」
打ち止め「じゃんじゃじゃーん!何とミサカがあなたにあすなろ抱きされてる絵です!」
一方「へェーそりゃまた使い所がなさそうだな」
打ち止め「いいの!ミサカが押したいとことか、お手伝いカードのハンコにしてもらうの!」
一方「お手伝いカード?」
打ち止め「うん!何かおうちの事でお手伝いするとね、ハンコもらえるの!」
打ち止め「それでね、いっぱいになると何かご褒美もらえるのだー!って、ミサカはミサカは制度システムを説明してみたり!」
一方「へェー」
.- 460: 2014/11/07(金) 08:09:47 ID:72IxPorc
打ち止め「あのね、今のとこはあと一個なんだよ?ってミサカはミサカは今までの頑張りを暗に示してみたり」
一方「そォか。精々頑張れ」ヒラヒラ
打ち止め「あなたはどんなハンコにしたの?って、ミサカはミサカは覗いてみたり!」ヒョコ
一方「ン」つ
打ち止め「……? ああ、あなたの本名ね、これ!ってミサカはミサカは推理してみる!」
一方「あァ。名前ハンコのがまだ使い道があるしな」
一方「…やっぱり使いどこがねェけどな」
.- 461: 2014/11/07(金) 08:18:14 ID:72IxPorc
- :
:
:
打ち止め「じゃあ押してみるね?ってミサカはミサカはぺたぺた…」
打ち止め「えい!」ギュム。
打ち止め「! わーい!上手く押せたー♪ってミサカはミサカは作品が上手くできた事を喜んでみたり!」
一方「よかったな」
打ち止め「……」
打ち止め「!」
打ち止め「ねぇねぇ!後片付けはミサカやるよ!ってミサカはミサカは申し出てみる!」
一方「あン?…じゃあ好きにやれよ」
. - 462: 2014/11/07(金) 08:19:58 ID:72IxPorc
打ち止め「よいしょよいしょ!」
一方「コーヒーコーヒー…」
打ち止め「んしょんしょ!」
一方「うめェ」ズズー
打ち止め「ほりゃほりゃ!」
一方「最高だな」つc□~~
.- 463: 2014/11/07(金) 08:29:08 ID:72IxPorc
打ち止め「終わったぁああ!ってミサカはミサカは雄叫びをあげてみるーっ!」ウォー!
一方「お疲れェーす」ダラダラ
打ち止め「あ、じゃあ!」テテテ…
一方「?」
打ち止め「お手伝いしたから!ハンコちょーだい!ってミサカはミサカはカードを提示してあなたのお芋ハンコを求めてみたり!」
一方「あァ…そォいう事か」
一方「……」ペタペタ…
一方「おらよ」ギュム
打ち止め「! うわーい!ありがとう!」
.- 464: 2014/11/07(金) 08:35:12 ID:72IxPorc
打ち止め「ご褒美ご褒美♪って、ミサカはミサカはヨミカワの帰宅を心待ちにしてみたり!」
一方「どンなご褒美もらうつもりなンだよ」
打ち止め「うーん?何にしよっかな~?って、ミサカはミサカはあれこれ思案してみる!」
打ち止め「お菓子?服?迷っちゃう!って、ミサカはミサカは嬉しい悲鳴をあげてみたり!」イヤンイヤン!
一方「そりゃよかったな」ズズー…
打ち止め「あなたとお芋ハンコ作ってよかったーって、ミサカはミサカは微笑んでみたり!」
一方「そォか」ズズー…
.- 465: 2014/11/07(金) 08:37:22 ID:72IxPorc
- 一方「ハンコ編終わりィ。今回はここまでだ」ゴロリ
- 470: 2014/11/11(火) 21:18:22 ID:TRSUE0co
打ち止め「ねぇねぇ!見て見てーって、ミサカはミサカはあなたに駆け寄ってみる!」
一方「あァ?」つC□~~
打ち止め「じゃんじゃじゃーん!って、ミサカはミサカはポッキー(ストロベリーチョコ)を目の前に突きだしてみたり!」
一方「あァはいはい。どォぞご勝手に味わってくださァい」
打ち止め「んもー!どんだけ興味ないのー?!って、ミサカはミサカはあなたの無関心さに呆れてみたり!」
一方「俺にくれンのか?なら遠慮するからオマエが食え」
打ち止め「一人で食べても美味しくないもん!って、ミサカはミサカはあなたの側に来た理由の一つを明かしてみる!」
一方「あァ?」
打ち止め「ポッキーゲームしよっ!って、ミサカはミサカは花丸笑顔でお誘いしてみる!」
.- 471: 2014/11/11(火) 21:22:18 ID:TRSUE0co
一方「断る。オマエ俺がそンなくっだらねェ遊びする奴に見えンのか?」ズズ…
打ち止め「ミサカがお願いしたら仕方なくやってくれるかなーって。って、ミサカはミサカはあなたの厚意を期待してみたり」
一方「…」ハァ
一方「…一回だけだぞ」パク
打ち止め「! わーい!」
黄泉川(やんのかよ!)ビシッ
.- 472: 2014/11/11(火) 21:27:37 ID:TRSUE0co
打ち止め「あむーっ!って、みひゃはわみひゃはわあにゃはのくひからでてるふぉっひーをふわえへみひゃり!」
一方「あンま喋ンな」
一方「…」ポリポリ
打ち止め「♪」ポリポリ
一方「…」ポリポリ
打ち止め「ふふ」ポリポリ
打ち止め(うわー…顔が近い…////って、ミサカはミサカはドキドキしてきた事を心の中で実況してみたり)
一方「…」ポリポリ
打ち止め「////」ポリポリ
一方「…」ポ、リ。
打ち止め(ちゅー?このままちゅーしちゃうのー?!ってミサカはミサカはドッキドキー!////)
一方(…これ、どこでどォ止めればいいンだ?)
.- 473: 2014/11/11(火) 21:33:28 ID:TRSUE0co
打ち止め(このままこーい!きーて!きーて!って、ミサカはミサカはちゅーを期待してみたり!)
一方(…自分から折ったら負けなンだよなァ、確か)
一方「……」
一方「…」コチョコチョコチョコチョ
打ち止め「ぷひゃ?!あはははっ、やめ、あははは?!」
ポキッ。
打ち止め「」
一方「はァい、オマエの負けェー」ゴロリ
打ち止め「」
一方「まァオマエが俺に勝負挑むなンざ100年早かったンだよ」ドヤ!
打ち止め「このゲーム勝ち負け競うやつじゃないよ?!って、ミサカはミサカはまさかの仕打ちに納得いかないよぉおお!?」
.- 474: 2014/11/11(火) 21:53:42 ID:TRSUE0co
一方「あァ?じゃあ何がどォするゲームなンだよ」
打ち止め「え?!えーとえーとって、ミサカはミサカは説明するには羞恥を覚える故に言い澱んでみる」
打ち止め「////」モジモジ
一方「はァ」
番外「ギャハハ☆いーじゃんいーじゃん?ちゅーしちゃえばー?」
一方「はァ?なンで」
番外「おチビもそれ望んででしょーに。あーあー、第一位様はアイスハートさも第一位って?ヒッドーイ☆」
一方「俺がコイツにキスしたらそれこそ問題だろォが」
番外「ま、ねー?まあ?見た目的に不味いよねー」
.- 475: 2014/11/11(火) 22:01:53 ID:TRSUE0co
番外「…じゃあ、ミサカとヤるかい?」グイ
一方「あァ?オマエは実質0才で尚更ヤベェだろォが」
番外「まあまあ。事故事故☆しょーがないんだからさぁ?」ノシ
一方「それもう故意じゃねェか。つゥか上に乗ってくンなボケ」ペチ
番外「は?恋じゃないし!?」
一方「あァ?故意だろ。わざとだったら」
番外「バっカじゃねーの!ちょっと迫られたくらいで恋とかマジキモい!マジ童貞!」
一方「いや童貞関係ねェだろ…意味わかンねェし、気持ちの問題なンだからよ」
番外「気持ちって…」
打ち止め「言っとくけど今一番すごい勘違いしてるのはあなただからねって、ミサカはミサカはジト目で末の妹を見つめてみたり」
.- 476: 2014/11/11(火) 22:10:16 ID:TRSUE0co
ギャーギャー
黄泉川(指導はしなくて済みそうじゃん)ホッ
芳川「ポッキーゲームねぇ…最後にやったのいつかしらね?」
黄泉川「私はやった事ねーじゃんよ」
芳川「あらそうなの?」
黄泉川「桔梗は?」
芳川「私もないわ?」
黄泉川「…なら、さも『やった事あります』みたいに言うのやめるじゃんよ」
芳川「んー…じゃあこれを期にやってみようかしら?」
黄泉川「え?」
芳川「一方通行?なら私とポッキーゲームやらない?」パク
黄泉川「お前は子供相手に何しようとしてんじゃんよ!」ペチ
.- 477: 2014/11/11(火) 22:10:56 ID:TRSUE0co
- 一方「ポキゲー終わりィ」ゴロリ
- 485: 2014/11/14(金) 06:21:18 ID:ZTqQ.xGI
- 番外編?打ち止め「ねーねー」芳川「あら何?」
〓〓公園〓〓
打ち止め「あ、アリさんだ!ってミサカはミサカは駆け寄ってみる!」
芳川「この科学の街では確かにちょっと珍しいかもね」クスクス
蟻<ハコベエ☆ハコブノヨオ!スマフォデアヤツラレタイノオ?
打ち止め「こんな小さな体で自分より大きいものを運ぶなんてすごいよねーって、ミサカはミサカはテンプレ染みた感想を述べてみたり」
芳川「ふふ、そうね」
芳川「あ、打ち止め。こんな話は知ってる?」
打ち止め「?」
芳川「実はね?一つの巣穴の働き蟻達の内、約20%は働かないのよ」
打ち止め「へー」
芳川「ちなみに、これは全く別の巣穴から連れてきた蟻を混ぜても同じ比率になるのよ?あと蜂にも似た話があるの」
打ち止め「へー…」
. - 486: 2014/11/14(金) 06:22:35 ID:ZTqQ.xGI
打ち止め「じゃあ芳川はその20%だから働かないのねって、ミサカはミサカは真顔で言ってみる」
芳川「やめて」
.- 487: 2014/11/14(金) 06:23:59 ID:ZTqQ.xGI
- 一方「以上、突然思いついた小ネタでしたァ」ダラリ
- 491: 2014/11/20(木) 02:08:10 ID:xe6oBr1Y
サツマイモ<コンモリ
一方「…まだ消費しきれてねェのかよ」
打ち止め「いっぱい送ってくれたからねぇ?ってミサカはミサカは未だ段ボール一箱分のおイモを見つめてみたり」
一方「お裾分けって事でダチと食うか」
打ち止め「え、あなたが友達…?」
一方「…」チョップチョップチョップチョップチョップチョップチョップチョップチョップチョップチョップチョップチョップチョップチョップチョップチョップチョップチョップ
打ち止め「やめてやめて」
.- 492: 2014/11/20(木) 02:14:20 ID:xe6oBr1Y
一方「なンだなンだよなンなンですかァ?俺に友達居たらおかしいですかァ?」チョップチョップチョップチョップ
打ち止め「いやそうじゃなくて」
一方「『え?いつもボッチでいるけど…友達、居た…の?大丈夫?幻想じゃないよね?脳内じゃないよね?』」
一方「――って事ですかァ?」チョップチョップチョップチョップ
打ち止め「あなた実はそれ気にしてたのねってミサカはミサカはあなたのデリケート部分に触れてしまった事を悔やんでみる」
一方「別に気にしてねェよ」
打ち止め「………」
.- 493: 2014/11/20(木) 02:21:27 ID:xe6oBr1Y
打ち止め「というかミサカは『あなたが友達だと認めてる人が居た』って事に驚いたんだけどって、ミサカはミサカは言い方が悪かったなぁって」
一方「紛らわしい言い方してンじゃねェ」チョップチョップチョップチョップチョップ
打ち止め「…いつになくムキになりすぎじゃない?ってミサカはミサカはあなたの連続チョップがそろそろキツい」
一方「うるせェ。いいから呼ぶぞ」つ携帯
一方「オマエは誰か呼びてェ奴いねェのか」
打ち止め「え?うーん…あ、じゃあねじゃあね?って、ミサカはミサカは候補をあなたに伝える前置きをしてみる」
.- 494: 2014/11/20(木) 02:28:43 ID:xe6oBr1Y
一方「アイテムの金髪と銀髪か」
打ち止め「うん!仲良しなの!お願い!ってミサカはミサカはじゃ、お友だち呼んでくれるかなー!?」
一方「俺が『いいともォ!』と言うとでも思ったか?自分でやれ、自分で」
打ち止め「えー」ぶー
一方「俺が金髪と銀髪ロリに直接『一緒におイモ食べませンかァ?』とかキモいだろォが」
打ち止め「……」コクン
一方「わかったらさっさと電話しろ。俺は俺で呼ぶ」
打ち止め「はーい!ってミサカはミサカはミサカのお子さまケータイを取り出してピ、ポ、パ!」
.- 495: 2014/11/20(木) 02:33:48 ID:xe6oBr1Y
一方「―――というわけなンだが」
麦野『あー…ごめん。今ダイエット中だし…』
一方「オマエ別にそンなデヴじゃねェだろ。充分痩せてるし綺麗だろォが」
麦野『そ、そう?』
一方「あァ、だから来い」
麦野『…いや、やっぱやめとくわ』
一方「あァ?なンでだよ」
麦野『今滝壺が私の腹つまんだ』
一方「…ダイエット、頑張れよ」
.- 496: 2014/11/20(木) 02:39:00 ID:xe6oBr1Y
一方「―――と言うわけなンだが」
白垣根『すみません。ちょっと今回はパスします』
一方「あァ?なンでだよ」
白垣根『いえね、しばらくの期間未元物質個体全員のメンテをするんですよ』
白垣根『個体は増やせませんし、システムチェックやフレメア達の警護個体ですら持ち場を外れるくらいですから』
一方「一体くらい来ればいいだろォが」
白垣根『すみません、メンテ参加は"全員"なので』
一方「そォかよ」
.- 497: 2014/11/20(木) 02:43:46 ID:xe6oBr1Y
一方「―――と言うわけなンだが」
上条『あー悪い!俺ちょっと今からイギリス行かなきゃ行けなくてさ』
一方「…オマエのとこのシスターは」
上条『インデックス?いやインデックスも連れて行くから…』
一方「オマエ、また何かいらン事に首突っ込ンでンのか」
上条『まあそんな感じ』
一方「そォか。死ぬなよ?借りが返せなくなる」
上条『はいはい』
一方「あとなンか土産買ってこい」
上条『買えたらな』
.- 498: 2014/11/20(木) 02:48:25 ID:xe6oBr1Y
一方「ふー……」
打ち止め「………」
打ち止め「ひょっとして…全滅?って、ミサカはミサカはうなだれたあなたの反応から推察してみたり」
一方「……」
一方「…」チョップチョップチョップチョップチョップチョップチョップ
打ち止め「うんわかったごめんなさいだからチョップやめてってミサカはミサカはローテンションなあなたにお願いしてみる」
.- 499: 2014/11/20(木) 02:53:20 ID:xe6oBr1Y
一方「…いや、まだダチはいたな」
打ち止め「一縷の望みとプライドをかけるのね!って、ミサカはミサカは希望を見いだしたあなたを内心応援してみたり!」
一方「一縷じゃねェ。俺はダチはいっぱいいるからまだ5人も候補いるから」
.- 500: 2014/11/20(木) 03:01:30 ID:xe6oBr1Y
一方「―――というわけなンだが」
浜面『あー悪い。俺今から絹旗と映画付き合ったあとに飯食って一緒に寝てやらなきゃいけないんだ』
浜面『前から約束してたんだけど、あいつその時「私にも超かまってください…!」って泣きながら約束求めてきたし…』
浜面『しかもその数時間後に黒夜と一日遊んでやらなきゃいけなくて。』
浜面『黒夜の奴も「私だって…浜ちゃんと一緒にいてぇよ…!」って震え声してたし…』
浜面『その後は麦野のダイエットの手伝い、「手伝わなかったら…殺す」、その後でようやく滝壺と前から約束してたデートができるから…』
浜面『悪い、ちょっと』
一方「オマエが今死ぬ程大変な事になってンのはわかった」
.- 501: 2014/11/20(木) 03:13:43 ID:xe6oBr1Y
一方「―――というわけなンだが」
エステル『すまない。私は今入院していて…固形物接種はちょっと』
一方「何があったンだオマエ」
エステル『いやDAの思想を継いだ奴等と戦闘して』
一方「そォか、お大事にィ」
※エステルちゃんは『とある科学の一方通行』に出る魔術師。
最終的に生き残れるかは知らないけどこのスレではとりあえず生きてるよ!
.- 502: 2014/11/20(木) 03:17:16 ID:xe6oBr1Y
一方「…もうあいつ等に賭けるしかねェのか」
一方「…」ピポパ
打ち止め「あ、フレメアとフロイラインは来てくれるって!って、ミサカはミサカは報告してみたり」
プルルルル、プルルルル。
一方「…」キリッ
打ち止め「誘うだけなんだからそんな真剣な顔にならなくてもって、ミサカはミサカは真顔のあなたを見つめてみたり」
.- 503: 2014/11/20(木) 03:29:39 ID:xe6oBr1Y
〓〓公園〓〓
フレメア「にゃあ!」
フロイライン「どうも」
打ち止め「おーよく来たな!ってミサカはミサカは出迎えてみたり!」
一方「……」
ザッザッザッ。
一方「! よォ、遅かったな」
.- 504: 2014/11/20(木) 03:36:32 ID:xe6oBr1Y
土御門「…なあ、今更なんだがオレ達は友達ではなかったよな?」
結標「ええ。グループ時代だってお互いがお互いを利用し合うビジネスパートナーだったし」
エツァリ「ですね。まあヒマでしたから来ましたけど」
一方「待てオマエ誰だ」ガシ
エツァリ「あ、海原です海原。今日は久しぶりに素顔晒してみました」
一方「ふゥン…そっちの方がいいと思うぞ」
エツァリ「おや、そうですか?」
.- 505: 2014/11/20(木) 03:45:21 ID:xe6oBr1Y
エツァリ「にしても…やはり小さい御坂さんは可愛いですね」チラリ
一方「指一本でも触れたらミンチにすっから」
エツァリ「はいはい」
土御門「で、イモは?」
一方「そこだ」
土御門「どれ」ガサゴソ
土御門「…」
一方「何してンだよ」
土御門「いや…何か仕掛けられてる可能性が」
一方「ねェよ」
.- 506: 2014/11/20(木) 03:47:37 ID:xe6oBr1Y
結標「にしても意外ね?」
一方「何がだ?」
結標「あなたが私達を友達にカウントしてたのが」
一方「…知人から友人にランクアップすンのはいつだってそいつの存在が"必要"になった時だろ」
結標「へぇ?いつから必要になったのかしら?暗部抗争の時?」
一方「さァな」
一方(ついさっき、しかも理由が『呼ぶ友達がいねェから』とは口が裂けても言えねェ)
.- 507: 2014/11/20(木) 04:03:10 ID:xe6oBr1Y
打ち止め「ねぇねぇ!集まったけどどうすればいいの?って、ミサカはミサカはあなたに尋ねてみたり」
一方「まずはその辺に落ちてる落ち葉拾ってこい」
打ち止め「うん!わかった!ってミサカはミサカは行くぜ皆!」
フレメア「にゃあー!」ダッ!
フロイライン「はい」ダッ
エツァリ「では自分は火床を作ります」
土御門「オレは濡れ新聞紙とホイルで芋を包んでく」
結標「じゃあ私は他に必要な荷物下ろしてくるわね」
一方「俺は…」
土御門「やる事なかったらオレと新聞紙包みやるか?」
一方「そォするわ」
.- 508: 2014/11/20(木) 04:07:10 ID:xe6oBr1Y
土御門「……」ツツミツツミ
一方「…」ツツミツツミ
土御門「最近は何してる?」
一方「大して変わらねェよ。たまにクソガキの相手してるぐらいだ」
土御門「そうか」
一方「オマエは?」
土御門「色々だな。最近また死にかけた」
一方「死ぬなよ?」
土御門「努力はしてるさ」
一方「そォかよ」
.- 509: 2014/11/20(木) 04:18:12 ID:xe6oBr1Y
エツァリ「焚き火をするためには土を山盛りにしてならし、添え木を『日』の字状に組んでおきます」
エツァリ「この部分全体は水をかけ、湿り気をもたせます」バシャ
エツァリ「『日』の字状にくんだ木の内側を少し掘っておきます」
エツァリ「こうすることで空気が入りやすく燃えやすくなるんですよ」
エツァリ「…自分は誰に説明してるんでしょうか」
.- 510: 2014/11/20(木) 04:22:09 ID:xe6oBr1Y
結標「椅子と、テーブル」ヒュン、ヒュン!
結標「バターやら何やら」ヒュンヒュン
結標「飲み物各種に、紙コップ」ヒュンヒュンヒュン
結標「サツマイモ段ボール一箱分」ヒュン
結標「…将来は引っ越し屋になった方がいいかしら?」ヒュン
.- 511: 2014/11/20(木) 04:26:12 ID:xe6oBr1Y
打ち止め「おちばーおちばー♪ってミサカはミサカは大量の落ち葉を抱えて運んでみる!」
フレメア「にゃあ!大体、どっちがいっぱい運べるか勝負だ!」
打ち止め「よーし負けないぞ!って、ミサカはミサカはダーシュッ!」
フロイライン「私も参加します」ダッ
フレメア「にゃあにゃあ!大体、一位は私なのだー!」
打ち止め「いーや!ミサカだね!って、ミサカはミサカは落ち葉を更に抱えてみたり!」
フロイライン「私も負けません!」
「「「うぉおおおおお!!!」」」
.- 512: 2014/11/20(木) 04:43:00 ID:xe6oBr1Y
:
:
:
結標「落ち葉もうまく盛れたわね」
打ち止め「頑張りました!って、ミサカはミサカは努力した事をアピールしてみる!」
結標「えらいわねー」ナデナデ
打ち止め「えへー」
フレメア「ず、ズルい!大体、私だって頑張ったし!にゃあ!」
フロイライン「私もです。私も撫でて貰えるはず!」
結標「はいはい」ナデナデ
土御門「じゃあ、オレが火をつけるから離れてろよ?」
一方「おォ」カツッカツッカツッカツッ
エツァリ「はい!」ダッ
土御門「いやお前らは手伝え」ガシ
.- 513: 2014/11/20(木) 04:51:40 ID:xe6oBr1Y
一方「おいおい…土御門?俺だって火は恐ェンだぜ?」
エツァリ「ええ!フェミニストは結構ですが自分達なら燃えてもいいというのは納得できません!」
土御門「うるせぇヘタレども!食いたきゃさっさと芋を入れるの手伝え!」ウガー!
一方エツァリ「「へーへー」」シブシブ
.- 514: 2014/11/20(木) 04:56:48 ID:xe6oBr1Y
:
:
:
打ち止め「おいもまだかなーって、ミサカはミサカは焚き火を見つめてみたり」
一方「そンなすぐには焼けねェよ。しばらくはゆっくりするぞ」
打ち止め「どれくらい?」
一方「少なくとも一時間だな。芋自体は30分程で焼けるが美味くするなら少し蒸さなきゃいけねェ」
打ち止め「へー」
土御門「コーヒー淹れたぞ」
一方「さっすが土御門ォ」カツッカツッカツッカツッ
打ち止め「ああん!待ってよぉ!なんであなたはコーヒーの事になるとそんなに行動早いの?ってミサカはミサカは慌てて追いかけてみたりぃ!」
.- 515: 2014/11/20(木) 05:18:30 ID:xe6oBr1Y
一方「コーヒー美味ェ」ズズー
土御門「そりゃよかった」
エツァリ「あ、自分は砂糖とミルクください」
結標「はい」ヒュン
エツァリ「…」ドポドポドポドポドポドポドポ
結標「…入れすぎじゃない?」
エツァリ「甘くしなかったらコーヒーは苦くて不味くはありませんか?」ニッコリ
結標「わからなくはないけど限度ってあると思うの」フルフル
フレメア「にゃあ、大体コーヒー牛乳が一番なのだ」コクコク。
フロイライン「同意します」コクコク。
打ち止め「ね。って、ミサカはミサカは激しく同意しながら飲んでみる」コクコク。
.- 516: 2014/11/20(木) 05:24:38 ID:xe6oBr1Y
:
:
:
土御門「…」ゴソゴソ
土御門「よし、焼けたぞ」
打ち止め「やったー!早く食べたーい!って、ミサカはミサカはテンションアーップ!」ピョン
フレメア「にゃあー!」ピョン
フロイライン「わー」ピョン
結標「……」
一方「今、『ああ、これが小さい男の子だったらな』って」
結標「思ってないから!」
.- 517: 2014/11/20(木) 05:36:36 ID:xe6oBr1Y
一方「手ェ出したら殺す」
結標「出さないわよ」
土御門「オレが芋を出してくから全員受けとれ。」
土御門「小さい彼女らは芋2つずつ、オレ達は3個ずつだ」
一方「待て、俺はそンなに食えねェ」
土御門「…じゃあオレが食うよ」
エツァリ「逆に自分はもっと食べたいです!」
土御門「わかった」
結標「私は1個半でいいわ」
土御門「わかった」
打ち止め「楽しみだなーって、ミサカはミサカは心待ちにしてみたり」
フロイライン「ええ。どんな味がするのか楽しみです」
.- 518: 2014/11/20(木) 05:44:18 ID:xe6oBr1Y
土御門「全員行き渡ったな?バターとマーガリンとハチミツ、ピーナッツバターがあるから好みでつけろ」
打ち止め「はーい!って、ミサカはミサカは早速ペタペタ!」ペタペタ
フレメア「にゃあー」ペタペタ
フロイライン「いい匂いがします」ペタペタ
エツァリ「…」ペタペタペタペタペタペタペタペタペタペタ
結標「だからつけすぎよ」
エツァリ「例え邪道でも健康に悪くても自分が一番美味しいと思う食べ方が正義」
エツァリ「そうは思いませんか?」ニッコリ
結標「あんた絶対早死にするわね」
一方「コーヒーに浸してみた」
土御門「舞夏特製ピーナッツバターをのたくった」
「「いっただっきまーす!」」
結標「あなた達の辞書に『健康に気を使う』って言葉はないの…?」
.- 519: 2014/11/20(木) 05:47:00 ID:xe6oBr1Y
打ち止め「はぷはぷ…」
一方「美味いか」
打ち止め「うん!甘くて美味し~い!って、ミサカはミサカは感想を述べてみる!」
一方「そォか」
打ち止め「あなたはどう?って、ミサカはミサカはあなたも楽しめてるか気にかけてみる!」
一方「……」
一方「あァ、美味い」
打ち止め「よかった!」ニッコリ!
.- 520: 2014/11/20(木) 05:53:04 ID:xe6oBr1Y
エツァリ「もう一個いいですか?」
土御門「お前どんだけ食うんだよ…構わないが」
結標「焼きいもとはやっぱり牛乳が一番合うわねー」モキュモキュ
フロイライン「あむあむあむあむあむあむあむあむ」
フレメア「にゃあ?!ちょっ…大体食べすぎだ!にゃあ!」
打ち止め「ふふっ!」
一方「?」
.- 521: 2014/11/20(木) 05:55:49 ID:xe6oBr1Y
打ち止め「皆で食べると更に美味しいっていうのは本当なのねって、ミサカはミサカはあなたにも同意を求めてみたり!」
一方「そォだな」モグ
.- 522: 2014/11/20(木) 05:56:31 ID:xe6oBr1Y
- 一方「焼きいも編消化ァ」ゴロ
- 526: 2014/11/21(金) 02:24:47 ID:j5osEUUg
打ち止め「あーそーぼー!って、ミサカはミサカはくるりらくるりら回ってあなたを誘ってみる!」クルクル
一方「パス」ゴロリ
打ち止め「いえーい!まさかの2文字でお断りーい!ってミサカはミサカはこんちくしょー!」バタッ
一方「つゥかよォ、オマエは俺と何をそンなに遊びてェンだよ」
打ち止め「! 遊んでくれる?」ガバッ
一方「内容次第だ」
打ち止め「あのねあのねっ!」
打ち止め「ミサカと折り紙しよっ!って、ミサカはミサカは折り紙を懐から取り出してみる!」
一方「折り紙て」
.- 527: 2014/11/21(金) 02:45:10 ID:j5osEUUg
一方「…まァ、折り紙くれェなら」
打ち止め「ホント?わーい!って、ミサカはミサカは両腕をふって喜びを表現してみたり!」
一方「でもよォ、折り紙ってどうやって遊ぶンだ?俺は知らねェぞ」
打ち止め「一緒に折りっこして、それで見せ合うの!って、ミサカはミサカはただそれだけでも楽しいという事を暗に伝えてみたり!」
一方「ふゥン…」
一方「でも折り紙ってオマエの持ってるそれだけか?」
打ち止め「え?うん。ミサカが一応新しく買ってもらった一色につき3枚ずつ入ってるやつなんだけどって、ミサカはミサカは視線を折り紙に落としてみる」
一方「足りねェな」
打ち止め「?」
.- 528: 2014/11/21(金) 03:00:14 ID:j5osEUUg
一方「量が足りねェンだよ。第一位に折り紙やらせるならよォ?スゲェのを作るに決まってンだろ」
一方「ン万円くらいにはなるような作品にな」ニヤリ
打ち止め「えっと、あの、ミサカはそんなすごいのじゃなくても二人で折れたらそれでよかったんだけどなって、ミサカはミサカはあなたの予想外のやる気に驚いてみたり」
一方「ちょっと折り紙買ってくるから留守番してろ」
打ち止め「普通なら絶対聞けないレア台詞にミサカはミサカはちょっと笑ってみたりぶふぅ」
.- 529: 2014/11/21(金) 03:59:50 ID:j5osEUUg
:
:
:
一方「買ってきた」ドッサリ
打ち止め「こ、こんなに?って、ミサカはミサカはあなたが何を作ろうとしてるのか気になってみたり」
一方「楽しみにしてろ」
打ち止め「…ん?なんか買ってきた折り紙の色、偏ってない?ってミサカはミサカは疑問に思ってみたり」
一方「一色を多く使うからな」
打ち止め「むむぅ。中々に謎だらけ!あなたが何を作るのか名探偵ミサカは推理してみたり!」
一方「ハッ、当てれるもンなら当てみろ」
.- 530: 2014/11/21(金) 04:26:38 ID:j5osEUUg
一方「……」オリオリ
打ち止め「…」オリオリ
一方「オマエは何を折るンだ」
打ち止め「ん?ナイショー。当ててみて?って、ミサカはミサカはにっしっしぃ!」
一方「その折り方パターン…やっこさンか」
打ち止め「あーん!すぐ当てちゃうのはなしぃ!って、ミサカはミサカはクイズのしがいがかない!」
.- 531: 2014/11/21(金) 05:23:55 ID:j5osEUUg
一方「…」オリオリオリオリオリ
一方「ン」
一方「…」オリオリオリオリオリ…
一方「ン」
打ち止め「次々何かのパーツを作ってる…?」
一方「オマエはできたのか?」
打ち止め「あ、今やってる!やってるの!って、ミサカはミサカは慌てて折り進めてみたり!」
.- 532: 2014/11/21(金) 05:35:58 ID:j5osEUUg
一方「…」オリオリオリオリ…
打ち止め「…」オリオリ
打ち止め「でーきたっ♪」
打ち止め「みてみて!やっこさんー♪って、ミサカはミサカは見せびらかしてみる!」
一方「そォだな、やっこさンだな」オリオリオリ
打ち止め「……」
一方「……」オリオリオリオリオリオリ
打ち止め「もうちょっと!もうちょっと反応!って、ミサカはミサカはもっと褒めてほしい事を伝えてみる!」
一方「……」エー
一方「よく頑張りましたァ偉い偉ーい」オリオリオリオリ
打ち止め「投げやりぃいい!ってミサカはミサカは納得できなーい!」ジタバタジタバタ
.- 533: 2014/11/21(金) 05:57:45 ID:j5osEUUg
一方「面倒なやつだな、何をそんなにご所望なンだよ」オリオリオリオリオリ
打ち止め「え?えっとー…」
打ち止め「もっとこう、『へェーよく出来てンなァ?』とか…」
打ち止め「『打ち止めに似て可愛らしいぜェ』とか?」
打ち止め「言ってほしいなぁーって、ミサカはミサカは期待してみたり」
一方「……」オリオリオリオリ
打ち止め「聞いて!ミサカの話を聞いてー!って、ミサカはミサカはあなたにスリスリしてみるー!」
一方「あァ?!邪魔すンじゃねェ!」
.- 537: 2014/11/23(日) 23:35:01 ID:pGw2tohU
打ち止め「うー…って、ミサカはミサカは寂しさのあまりに瞳をうるうるさせてみる…」
一方「…ったく」
一方「じゃああれだ、一緒に『手裏剣』折るぞ」
打ち止め「え?」
一方「『手裏剣』は折り紙を二枚使う」
一方「俺とオマエで一枚づつ折って、合体させンだよ」
一方「そしたらオマエも楽しめンだろ」
打ち止め「!」
.- 538: 2014/11/23(日) 23:38:20 ID:pGw2tohU
打ち止め「でも…いいの?ってミサカはミサカはあなたが折ってた大作の作りかけをチラ見してみたり」
一方「…面倒臭くなっちまったンだよ。またいつか気が向いたら折る」
一方「ほら、折り方教えてやるから好きな色の折り紙出せ」
打ち止め「!」パァッ…!
打ち止め「うんっ!」
.- 539: 2014/11/23(日) 23:45:37 ID:pGw2tohU
一方「ここをこォやって…折り目をつけて目印にする」
打ち止め「こう?って、ミサカはミサカはあなたの真似して折り目をつけてみる」
一方「そォだ。で、俺の方だと右側はこう折って、左はこう折る」
一方「だがオマエの奴はこれと反対に折らなきゃならねェ」
打ち止め「てことは…って、ミサカはミサカは考えながら折ってみる」
一方「そォじゃねェ。裏のこの部分は三角形にならなきゃダメなンだよ」
打ち止め「?」
一方「こうだ、こう」
打ち止め「なるほど!って、ミサカはミサカは理解した事を伝えてみたり!」
.- 540: 2014/11/23(日) 23:56:16 ID:pGw2tohU
:
:
一方「出来たか?」
打ち止め「うん!」
一方「じゃあ次は組み合わせる。俺が折ったやつの上にオマエが作ったやつを乗せろ」
打ち止め「うん」
一方「で、三角形を折り曲げて…そォだ。ンでポケットに角を入れる」
打ち止め「こう?」
一方「ああ。後は裏返して、そっちも同じように折る」
一方「そしたら完成だ」
.- 541: 2014/11/24(月) 00:01:43 ID:I.yHxlX.
打ち止め「…」オリオリ…
打ち止め「できたーっ!って、ミサカはミサカはババーン!と完成品を掲げてみたりぃー!」
一方「よかったな」
打ち止め「ふふふ…!ミサカは今からくのいちになったのだ!って、ミサカはミサカは完成した手裏剣を構えてみる」
一方「言っとくが、それは絶対に人に向けて投げるなよ?意外と尖ってて固いから危なry
打ち止め「どりゃー!」ブンッ
プス。
一方「」
.- 542: 2014/11/24(月) 00:06:25 ID:I.yHxlX.
:
:
:
一方「…ちょっと眼科行ってくる」カツッカツッ
打ち止め「ごめんなさい…って、ミサカはミサカは…軽率な行動を謝罪してみる」
一方「もうやンなよ」
打ち止め「…うん」
一方「…」カツッ、カツッ…
打ち止め「あの、ミサカもついていこうか?ってミサカはミサカは足元をふらつかせるあなたを心配してみたり」
一方「いい。家で大人しくしてろ」
バタン
打ち止め「……」
.- 543: 2014/11/24(月) 00:14:58 ID:I.yHxlX.
:
:
:
一方「…眼帯つけると一気に視界悪くなりやがるな」
ぽつり、ポツポツ…
一方「あン?」
ザ――――――――
一方「チッ…最悪だな」
.- 544: 2014/11/24(月) 03:17:29 ID:I.yHxlX.
一方「"反射"と飛行で帰、」
打ち止め(カッパ)「…あっ」
一方「ン」
打ち止め「えっと…もうすぐ雨降るってテレビでやってたから傘持ってきたのって、ミサカはミサカはあなたの傘を手渡してみる」
一方「…悪ィな、わざわざ」
.- 545: 2014/11/24(月) 03:21:20 ID:I.yHxlX.
バッチャバッチャ。
一方「おい、なンで自分の傘使わねェンだよ」
打ち止め「え?えっと…」
一方「別に構わねェが」
打ち止め「ありがとう」
一方「…もォ少しこっちに寄れ。濡れちまうだろ」
打ち止め「いいの?ってミサカはミサカはあなたの方に近づいてみる」
一方「あァ」
一方「…」バチャバチャ
打ち止め「…」バチャバチャ
.- 546: 2014/11/24(月) 03:24:55 ID:I.yHxlX.
打ち止め「目、大丈夫?ってミサカはミサカは気にしてみたり」
一方「問題ねェ。失明や視力低下までいかなかったしな」
打ち止め「そう。よかったって、ミサカはミサカは一安心」ホッ
打ち止め「ねぇ」
一方「なンだ」
打ち止め「ごめんなさい。って、ミサカはミサカは改めて謝ってみる」
一方「もォいい。そンな気にするな。これくれェ大した事ねェよ」
一方「…帰り、プリンでも買ってくか」
打ち止め「!」
.- 547: 2014/11/24(月) 03:29:25 ID:I.yHxlX.
:
:
:
「ありゃとりゃしたー」
打ち止め「あ、雨止んだねって、ミサカはミサカは帰りが楽になる事を喜んでみたり」
一方「そォだな」
打ち止め「…」
一方「おら、ボーッとしてンじゃねェよ。行くぞ」テギュ
打ち止め「!」
一方「…帰ったらまた何か違うのを教えてやる」
打ち止め「ホント?って、ミサカはミサカはあなたに手を引かれながら笑顔で聞き返してみたり!」
.- 548: 2014/11/24(月) 03:30:59 ID:I.yHxlX.
- 一方「折り紙終わりィ」グダリ
一方「あと2、3くらいネタやったら終わるかもしれねェ。気分次第だが」 - 549: 2014/11/24(月) 09:21:50 ID:yK56hGjQ
- 乙!
によによほのぼの - 550: 2014/11/24(月) 09:28:33 ID:zS3/uSlM
- 乙!
打ち止めやんちゃすぎんよー
でもちゃんと謝ることができてよかったね! - 553: 2014/12/12(金) 00:42:09 ID:DrEqjYLY
打ち止め「ねぇねぇ!今ひま?って、ミサカはミサカは問いかけてみる」
一方「生憎ひまじゃねェな」
打ち止め「おこたでこたつむりになってるのに?って、ミサカはミサカは矛盾した言動不一致さに疑問を持ってみる」
一方「見てわかンねェのか?寒ィンだよ」
一方「オマエが具体的に何の誘いで俺に声かけてきたかくらいわかってンだよ」
一方「昨日の天候は大雪。そして現段階で積もってやがる」
一方「学園都市は排雪機構に優れちゃいるが、あえて積もらせるとこもある」
一方「ウチの前とかなァ。そンでオマエの格好は対雪遊び用だ」
一方「すなわち。オマエは今雪遊びに俺を誘おうとしてるだろ」
打ち止め「すごーい!当たった!あなたってエスパー?ってミサカはミサカはあなたの推理に脱帽してみたり!」
一方「いやエスパーといやエスパーだが」
.- 554: 2014/12/12(金) 02:02:11 ID:DrEqjYLY
打ち止め「ねぇーあーそーぼ!ってミサカはミサカはくいくい引っ張ってみる」
一方「面倒くせェンだよ」
打ち止め「10分だけ!10分だけでいいからぁー!って、ミサカはミサカはあなたの髪の毛引っ張ってみる!」
一方「いてっ!?いだだだだだ!やめろ!わかった!行ってやる!だから放せ!」
打ち止め「ホント!?」キラキラ
一方「クソが…ハゲたらどうしてくれンだ」シブシブ
.- 555: 2014/12/12(金) 02:18:56 ID:DrEqjYLY
おんも
打ち止め「わー…一面銀世界!って、ミサカはミサカは感動を覚えてみる」
一方「チッ…早く満足しろよ」
打ち止め「雪合戦しよ!」
一方「俺、杖つき。な?そーいうのは友達と」
打ち止め「ていっ!」つ○
一方<バシャッ
一方「……」
打ち止め「どーしたー!ヘイへーイ!かかってこんかーい!って、ミサカはミサカは挑発してみたり!」
.- 556: 2014/12/12(金) 02:33:14 ID:DrEqjYLY
一方「………」
一方「…」カチ
一方「ふン!」ペタ
ボゴッ。
打ち止め「能力で積雪から巨大な雪塊を…だと!って、ミサカはミサカはオサレ先生風に」
一方「……」ニヤァアア!
打ち止め「って!ひょっとしてミサカは大ピンチぃいい?!ってミサカはミサカはぁああ!?」
一方「お仕置きだ。なァに、死にやしねェから安心しやがれ」ググッ…!
打ち止め「あ、よく考えたら演算ボッシュートするだけでいいのかって、ミサカはミサカはピッ」
一方「」グラッ
どしゃああああん!!!
打ち止め「あ」
.- 557: 2014/12/12(金) 02:45:39 ID:DrEqjYLY
打ち止め「あわわわわ!生き埋めになったぁああ!って、ミサカはミサカはパニック起こしてみる!」
打ち止め「はっ!そーだ演算再開!」ピッ
ボゴォオオオオン!!!
一方「ラァァああああストォォおおおオーダァァああああ……?」
打ち止め「イヤー!地獄から悪魔も蘇ったー!」
一方「『ごめンなさい』してケツを差し出しなァ?今ならペンペンだけで済ましてやるからよォ…!」
打ち止め「ボッシュート!」ピッ
一方「」
どしゃあああああん!!
打ち止め「あ」
.- 558: 2014/12/12(金) 02:51:25 ID:DrEqjYLY
:
:
:
一方「……」チョップチョップチョップチョップチョップチョップチョップチョップチョップチョップチョップチョップチョップチョップチョップチョップチョップチョップチョップチョップチョップ
打ち止め「はい…反省してます…ってミサカはミサカは正座でごめんなさいしてみたり」
一方「危ねェだろォが。調子こきすぎてその程度の危険予測すらできなかったのか?」チョップチョップチョップチョップチョップチョップチョップチョップチョップチョップチョップチョップチョップチョップチョップチョップチョップチョップチョップチョップチョップチョップチョップ
打ち止め「はい…ごめんなさい…」
一方「…反省してるならもォいい。今度からは巨大な雪塊を頭上に掲げてる人の演算没収はするンじゃねェぞ」
打ち止め「…それ、あなたぐらいなんじゃ、」
一方「……」チョップチョップチョップチョップチョップチョップチョップチョップチョッフチョップチョップチョップチョップチョップチョップチョップチョップチョップチョップチョップチョップチョップチョップチョップチョップチョップチョップチョップチョップ゚
打ち止め「はい…しません…ってミサカはミサカはちょっとそろそろ頭が痛いんでやめてほしかったり」
.- 559: 2014/12/12(金) 02:55:28 ID:DrEqjYLY
一方「よォし、普通にやンぞ普通にだ」
打ち止め「はーい!ってミサカはミサカは元気よくお返事!」
一方「まずは雪兎さンを作るぞォォー!」
打ち止め「おー!」
一方「雪をこうこねてだな、」コネコネ
打ち止め「みなさまご覧ください。第一位の貴重な雪兎作りの映像ですって、ミサカはミサカはレア映像を実況してみたり」
.- 560: 2014/12/12(金) 03:08:49 ID:DrEqjYLY
雪兎
打ち止め「わー!かっわいい!ってミサカはミサカはあなたの作品を愛でてみる!」
一方「チッ」
打ち止め「?」
一方「兎さンの目は赤くなきゃダメなンだよ…!だが今ここにはそういう素材がねェ…!」
打ち止め「あなた意外と凝り性よね?って、ミサカはミサカは悔しさにうち震えるあなたを見つめてみたり」
一方「仕方ねェ」ガブ
一方「俺の血で」ボタボタ
打ち止め「」
一方「完成だ」パァ…!
打ち止め「よかったねって、ミサカはミサカは嬉しそうなあなたに優しい笑顔を向けてみたり」
.- 561: 2014/12/12(金) 03:34:33 ID:DrEqjYLY
一方「次は雪ダルマさンだ」
打ち止め「あ!知ってる知ってる!転がして作るんでしょ!って、ミサカはミサカははしゃいでみたり!」
一方「あァ。土があるとこの雪は避けろよ?汚くなる」
打ち止め「はーい!ってミサカはミサカは雪塊をコロコロ転がしてみる!」
.- 562: 2014/12/12(金) 03:51:50 ID:DrEqjYLY
打ち止め「♪」コロコロ♪
一方「……」ウズウズ
打ち止め「ねぇねぇ、このくらい?ってミサカはミサカは出来映えを見せてみる」
一方「あァ…もうちょっと、じゃねェか?」
打ち止め「はーい!」
打ち止め「~♪」コロコロ
一方「…」ウズウズ
一方「……」
一方「…」カチ
打ち止め「?」
一方「俺が体の方を作るからオマエは頭を作れ」コロコロコロコロ
打ち止め「うん!あなたも一緒に作ってくれるなんて嬉しいな!って、ミサカはミサカは花丸笑顔!」
一方「チッ、早く帰りてェだけだ…」コロコロコロコロ
.- 563: 2014/12/12(金) 04:05:15 ID:DrEqjYLY
:
:
:
打ち止め「できたーっ!って、ミサカはミサカはばんざいしてみたり!」
一方「俺もだ」
打ち止め「…わー綺麗な雪玉」
一方「計算づくで作ったからな」
打ち止め「そんじゃミサカの作った頭乗せよ?ってミサカはミサカは二人での完成を望んでみる」
一方「あァわかった」
通行止め「「せーの!!」」
通行止め「「よいしょー!」」
雪ダルマ<デン!
打ち止め「わーい!かんせー!って、ミサカはミサカは喜んでみるーっ!」
一方「…ふン」
.- 564: 2014/12/12(金) 04:06:56 ID:DrEqjYLY
打ち止め「あー手がちべたーい!ねぇ見てって、ミサカはミサカは真っ赤なお手手をあなたに見せてみる」
一方「よく擦って温めとけ。おら、行くぞ」カツッカツッ
打ち止め「? どこに?」
一方「コンビニだコンビニ」カツッカツッ
打ち止め「何か買うの?」
一方「…あったけェ缶コーヒー買いにいきてェだけだ」
打ち止め「ミサカもついていっていい?」
一方「好きにしろ」カツッカツッ
.- 565: 2014/12/12(金) 04:20:12 ID:DrEqjYLY
店員「いらっしゃいまセ」
一方「唐揚げくンひとつください」
店員「すみませン、今はきらしてまス」
一方「そォかよ」チッ
一方「じゃあ肉まン二つ」
店員「かしこまりましタ」
一方「…最近はコンビニでも淹れたてコーヒーがあンだよな…」
打ち止め「でもあんまりあなたは飲まないよね?って、ミサカはミサカは指摘してみたり」
一方「外ではパッと飲みたいし、どォせなら家かスタバでゆっくり飲みてェからな」
打ち止め「へぇー」
.- 566: 2014/12/12(金) 04:30:20 ID:DrEqjYLY
一方「ゆっくり飲めるスペースがある店舗もあるが…なンとなく長居はできねェし」
一方「そもそもコーヒーとは嗜好品だ。休むために飲むもンだ」
一方「コンビニで休まるか?コーヒー楽しめるか?」
一方「淹れたてコーヒーと飲むスペースを考えたのは偉い。実にな」
一方「ただ、もォちょっと頑張りとアイデアが必要なンじゃねェかと俺は一コンシューマーとして」
打ち止め「あ、うんもうそのへんで。って、ミサカはミサカは切ってみたり」
店員「助かりまス」
.- 567: 2014/12/12(金) 04:33:48 ID:DrEqjYLY
- :
:
:
<ありゃしター
一方「…おら、コンポタと肉まンだ」つ
打ち止め「ありがとー♪って、ミサカはミサカは受けとってみたり!」
一方「これで手を温めろ」
打ち止め「はーい!」
. - 568: 2014/12/12(金) 04:37:38 ID:DrEqjYLY
打ち止め「はむはむ!はむはむーっ!って、ミサカはミサカは肉まんを頬張ってみる!」
一方「…美味いか」
打ち止め「うん!」
一方「そォか」クピクピ
打ち止め「雪遊び楽しかった」
一方「そォかよ」クピクピクピクピ
.- 569: 2014/12/12(金) 04:40:09 ID:DrEqjYLY
一方「おら、早く部屋に帰ンぞ」
打ち止め「……」ジー
一方「…あン?」
打ち止め「雪兎さんだけでも部屋に連れて帰っていい?って、ミサカはミサカは何かを訴える子供の目を向けてみたり」
一方「好きにしろ。溶けても知らねェがな」カツッカツッ
打ち止め「!」
.- 570: 2014/12/12(金) 04:43:08 ID:DrEqjYLY
- :
:
:
芳川「―――それで打ち止めはベランダをじっと見てるわけね」クス
打ち止め「…」ジー
一方「雪兎さン溶けちまうからな」
黄泉川「雪兎さんて」ブフッ
一方「まァ打ち止めはいい。ただ予想外なのが」
打ち止め「…」ジー
番外「…」ジー
一方「オマエもかよ」
. - 571: 2014/12/12(金) 04:47:25 ID:DrEqjYLY
番外「何あれ?なんかミサカの何かをくすぐるんだけど」
打ち止め「ミサカのだからさわっちゃダメだからね?ってミサカはミサカは所有権を主張してみる」
番外「いーじゃんちょっとくらい」
打ち止め「ダメ!壊れちゃうかもしれないもん!ってミサカはミサカは肉壁ガード!」
番外「肉壁排除」ヒョイ
打ち止め「あー!ミサカを持ち上げるなー!って、ミサカはミサカはあっさり突破されて悔しがってみる!」
黄泉川「可愛いもんじゃん?」
芳川「私達はどこにあの純真さを置いてきてしまったのかしらね」
.- 572: 2014/12/12(金) 04:57:05 ID:DrEqjYLY
~翌日~
打ち止め「雪兎さん!」ガバッ
打ち止め「まだあるかな…って、ミサカはミサカは不安ながらも走ってベランダに行ってみる!」
打ち止め「……」ドキドキ
打ち止め「…」ソロー…
ゆsagさぎ
打ち止め「……」
.- 573: 2014/12/12(金) 05:02:24 ID:DrEqjYLY
一方「ふァ……ン?」
打ち止め「……」ションボリ
一方(あァ、溶けちまったのか)
打ち止め「あ、おはよう…って、ミサカはミサカはダウナーに挨拶してみたり…」
一方「……」
打ち止め「雪兎さん、溶けちゃったのって、ミサカはミサカは伝えてみたり」
一方「あァ」
打ち止め「……」
一方「あー…、そォいう"寂しさ"を感じるのも雪遊びの内だ」
一方「オマエにそこまで思ってもらえたンなら、雪兎さンも逝った先で喜ンでンじゃねェのか」
打ち止め「そっかな…そうだといいなって、ミサカはミサカは希望的観測を抱いてみる」
一方「…ほら、まだ朝は寒いだろ。ちょっとオマエ湯たンぽ代わりになれ」
打ち止め「!」
.- 574: 2014/12/12(金) 05:07:39 ID:DrEqjYLY
打ち止め「ねぇそれって『一緒に寝よう』って事?って、ミサカはミサカは自室に戻るあなたについてってみる!」
一方「寒いからだ」カツッカツッ
<「ツゥカ、ユキダルマサンハイイノカヨ?」「ユキダルマサンはイイノ!ツヨイカラ!」
雪兎
雪兎<アリガトウ
.- 575: 2014/12/12(金) 05:31:49 ID:DrEqjYLY
- 一方「雪遊び編終わりィ」ゴロリ
- 581: 2014/12/16(火) 05:26:53 ID:zKXxOQz6
打ち止め「ねぇねぇ!あーそーぼ!って、ミサカはミサカはお誘いしてみる!」
一方「構わねェが何やるンだ?」
打ち止め「…あれ?今日は珍しく乗り気?ってミサカはミサカはぱちくりしてみたり」
一方「別に…そンな気分だったってだけだ」
打ち止め「へー?」
一方「ンで?何やンだよ」
打ち止め「あのね!」
打ち止め「おままごとやろう!ってミサカはミサカは買ってもらったままごとセットを突きだしてみる!」
一方「悪ィ、今言った事は無しにしてくれねェか?」
.- 582: 2014/12/16(火) 05:51:43 ID:zKXxOQz6
打ち止め「ヨシカワがね?『打ち止めも人生で一回くらいはやっときなさい』って言ってたの!」
一方「あの野郎ホントマジでロクな事しねェな」
打ち止め「でねでね!ヨシカワがヨミカワに『買ってあげて』って頼んでくれたの!ってミサカはミサカは経緯を説明してみたり!」
一方「芳川(オマエ)が買わねェのかよ」
打ち止め「ミサカがお母さんね!で、あなたが子供ね!ってミサカはミサカは配役を設定してみる!」
一方「やらねェっつってンだろ。なんか違うのに」
打ち止め「お母さんになんて口を利くの!ってミサカはミサカはビンタしてみたり!」ぺしーん!
一方「もォ始まってンの?!」ゴハッ?!
.- 583: 2014/12/16(火) 06:44:02 ID:zKXxOQz6
打ち止め「起きなさい一方通行!ってミサカはミサカはぺしぺし!」
一方「今起床設定かよ…わかったわかったちょっと待て」
打ち止め「お母さんになんて口を」スッ
一方「すいまっせンしたァ!以後気をつけますゥ!」チッ
打ち止め「わかればいいの!って、ミサカはミサカは腰に手をあててうんうん頷いてみる!」
一方(くそ、面倒くせェのを始めちまったな)
.- 584: 2014/12/16(火) 07:07:00 ID:zKXxOQz6
打ち止め「ごはんをよく噛んで食べるのよって、ミサカはミサカはごはんを用意してみる!」つ
一方「あァ?なンだ?これ…納豆ご飯と味噌汁、焼き鮭の消ゴムか?」
打ち止め「見た目は消ゴムとかみたいだけどお菓子だよ!って、ミサカはミサカは説明してみる!」
一方「…あァ、知育菓子ってやつか」
打ち止め「召し上がれ!」ニコッ
一方「…」パク
一方「…」ムグムグ
打ち止め「美味し?ってミサカはミサカは掌を頬に、両肘を床につけて感想を求めてみる」
一方「あァ…美味い」
一方(くっそ甘ェ。しかも味自体がチープだから余計に苛つく…なンだこれ)モグモグ
.- 585: 2014/12/16(火) 07:35:52 ID:zKXxOQz6
打ち止め「さあ!学校に行きなさい!って、ミサカはミサカは背中を押してみる!」
一方「行かねェ。今更学校が俺に何を教えるっつゥンだよ」
打ち止め「今しかない青春の味とか?ってミサカはミサカは憶測で言ってみる」
一方「一人だけの特別教室でかァ?」
打ち止め「それなら誰かに関わりに行けばいいじゃないって、ミサカはミサカはぼっち脱却案を出してみる」
一方「面倒くせェ」
打ち止め「いーきーなーさーいー!って、ミサカはミサカはぐいぐいぐいーっ!」
.- 586: 2014/12/16(火) 07:52:34 ID:zKXxOQz6
一方「行くっつったってよォ、具体的にはどォすりゃ"行った"って設定になるンだ?」
打ち止め「歩いていってそこの壁際で足踏み、壁の向こうで授業を受けた時の受け答えなんかをシュミレートしてくれれば」
一方「マジかよ…」チッ
.- 587: 2014/12/16(火) 07:57:27 ID:zKXxOQz6
一方「…」テクテク
一方「…」足踏み足踏み
一方「……」スッ…
「はよーっす。おォ土御門!元気かァ?」
「海原、またパンツ被ってンのか」
「やめろよ結標ェ!サラシは制服じゃねェ!」
「あれ麦野?オマエちょっと痩せたンじゃねェ?」
「垣根!オマエ実はいい奴だったンだなァ!」
「黄泉川先生!宿題増量は勘弁して欲しいじゃン!」
「ちょ、やめろよ上条!オマエまた俺に助け請う気だろ!」
打ち止め「……」
.- 588: 2014/12/16(火) 08:22:03 ID:zKXxOQz6
一方「学校終わったァただいまァ」
打ち止め「あなたの理想の学園生活がアレなのね…って、ミサカはミサカは現実化はしないあなたの願望に切なさを覚えてみる」
一方「うるせェ。別にそンなンじゃねェよ」
.- 589: 2014/12/16(火) 08:58:59 ID:zKXxOQz6
打ち止め「おかえり。今日は学校楽しかった?」
一方「おォ」
打ち止め「よかったわねーって、ミサカはミサカは微笑んでみる!」
一方「母ちゃン喉乾いたからコーヒー」
打ち止め「はいはい。仕方ないわねーってミサカはミサカはコーヒーを淹れにキッチンへGO!」
一方「……」
一方(…こォいう"普通"ってのは初めてだな)
.- 590: 2014/12/16(火) 09:09:52 ID:zKXxOQz6
- :
:
:
打ち止め「ほーらコーヒー淹れてきましたよって、ミサカはミサカは御盆からコーヒーをあなたの前においてみる」
一方「どォも」
打ち止め「たんとお飲み!」
一方「……」クピクピ
打ち止め「……」
一方「? どォした」
打ち止め「次の配役どうしよっかなってミサカはミサカは悩んでみたり」
一方「まだやンのかよ…」
. - 591: 2014/12/16(火) 09:58:13 ID:zKXxOQz6
:
:
:
一方「ただいまァハニー」
打ち止め「おかえりなさいあなたっ!って、ミサカはミサカは出迎えてみたり!」
一方「…このハニー呼びやめねェか?」
打ち止め「だめ」
一方「ところでハニー、俺はコーヒー飲みたいンだが(棒)」
打ち止め「あなた?飲みすぎは体に毒よ?」
一方「うるせェ飲みてェもン飲ンで体に悪いわけがあるかァー(棒)」
打ち止め「あーん!やめて!暴力はやめてー!ってミサカはミサカはDVに抵抗してみたりー!」
一方「くらえー」コチョコチョコチョコチョ
打ち止め「あははは!あはっひひひっ!やーくすぐったいよー!って、ミサカはミサカはっ」
一方(なンなンだよこの台本…意味わかンねェ。理論のりの字もわかンねェ)
.- 592: 2014/12/16(火) 10:11:57 ID:zKXxOQz6
打ち止め「あなた…」
一方「あァ?」
打ち止め「ミサカの体を好きにしちゃうの…?」
一方「するかバカ」
打ち止め「いいの!ミサカの事を好きにしてあなたの気が晴れるなら…っ!ってミサカはミサカは健気な幼な妻の自己犠牲精神を見せてみたり!」
一方「やらねェっつってンだろ。何一人で盛り上がってンだオマエは」ペチ
打ち止め「あぶ」
.- 596: 2014/12/17(水) 20:21:23 ID:k0kQj6Io
- :
:
:
打ち止め「にしても。あなたが付き合ってくれるとは思わなかったなって、ミサカはミサカは青天の霹靂にびっくりしてみたり」
打ち止め「ほら、普段のあなたは本当にイヤだと『やらン』って言ってふて寝しちゃうじゃない?ってミサカはミサカは予想される反応を述べてみる」
一方「気まぐれだ。特に理由なンざねェよ」
打ち止め「んー?何か隠してたり?ってミサカはミサカは踏み込んでみる」
一方「ねェよ」
打ち止め「……」
打ち止め「…本当は小さい頃皆と一緒に一度やってみたかったとか?」
一方「……」
. - 597: 2014/12/17(水) 20:32:37 ID:k0kQj6Io
一方「なワケねェだろ。男がそンな事考えてたらキモいだろォが」ゴロリ
打ち止め「そう?形はどうあれ、『本当は自分も皆の輪に入りたかった』ってそんなに恥ずかしい事なの?ってミサカはミサカは疑問に思ってみたり」
一方「…」
打ち止め「…」
一方「例えそォだったとしても。結局俺は入れなかった」
一方「入る資格も場所もねェ。今更なンだよ色々とな」
一方「大体、あンなガキな遊びなンてやりたくもなかったっての」ハッ
打ち止め「…何かを嫌う、叩く、攻撃するのは『羨ましいから』」
打ち止め「心理学的にはそうなんだって。イソップ寓話の『狐と葡萄』がいい例で」
一方「…でもよ」
一方「は、だから何だってンだ?狐はどれだけ鳥を貶そうと葡萄を不味いと言おうと」
一方「結局葡萄は食えねェだろォが」
.- 598: 2014/12/17(水) 20:41:32 ID:k0kQj6Io
打ち止め「じゃあさ、プライドを捨てたらよかったんじゃないかなって、ミサカはミサカは打開策を考えてみる」
一方「あァ?」
打ち止め「葡萄を取れる鳥にね、『僕にもどうか葡萄をとってくれないか』って言うとか」
打ち止め「自分と同じ人を見つけて協力するとか」
打ち止め「諦めてしまうのではなくて。考えてみたらよかったんじゃないかなって、ミサカはミサカは自分の考えを述べてみる」
一方「……」
打ち止め「それにね、」
.- 599: 2014/12/17(水) 20:48:15 ID:k0kQj6Io
打ち止め「今のあなたは『あの葡萄は酸っぱい』と負け惜しみを言うだけの狐のままじゃないよって、ミサカはミサカは言ってみる」
一方「…」
打ち止め「少しづつ。少しづつあなたは自分の居場所を作ってきたじゃないって、ミサカはミサカは笑顔で指摘してみたり」
一方「……」
打ち止め「『アイテム』の皆も、『グループ』の人達も」
打ち止め「ミサカや番外個体、ヨミカワヨシカワ」
打ち止め「人恋しくなったら自分から行ってみようよ」
打ち止め「もう昔のあなたと今のあなたは違うの。ってミサカはミサカは励ましてみる」
一方「…」
.- 600: 2014/12/17(水) 20:52:05 ID:k0kQj6Io
打ち止め「ほらほら。ミサカに正直に言ってみて?って、ミサカはミサカは促してみる」
打ち止め「素直になってみたらまた少しあなたの世界は広がるよって、ミサカはミサカは更に促してみる」
一方「……」
一方「…そォだな、」
一方「俺も。皆とおままごとがしたかった」
.- 601: 2014/12/17(水) 20:53:11 ID:k0kQj6Io
番外「 」
黄泉川「 」
芳川「 」
一方「…いつから居やがった」
.- 602: 2014/12/17(水) 20:54:39 ID:k0kQj6Io
- 一方「ままごと編終わりィ」
- 603: 2014/12/17(水) 21:07:28 ID:k0kQj6Io
打ち止め「へい!へいへい!ミサカと遊ぼうぜっ!って、ミサカはミサカはナンパ男風に誘ってみる!」
一方「悪ィが眠ィから」グデン
打ち止め「えーやだー」
一方「やだーじゃねェよ俺もやだーなンだよわかれ」
打ち止め「なわとびやろ!って、ミサカはミサカはなわとびを突き出してみる!」
一方「オマエ俺が杖つきって忘れてねェか?」
.- 604: 2014/12/17(水) 21:10:29 ID:k0kQj6Io
打ち止め「やってくれなきゃなわとびでペチペチしちゃうぞ?って、ミサカはミサカは強迫してみる」ジリ…ジリ…
一方「おい止めろ」
打ち止め「……」ウルウルウルウルウルウル…
一方「…何かを訴えかける子供の目をすンじゃねェ」チッ
.- 605: 2014/12/17(水) 21:13:37 ID:k0kQj6Io
~公園~
一方「…いいか、俺が縄を回してやるから好きに跳べ」
打ち止め「はーい!ってミサカはミサカは元気よくお返事!」
一方「行くぞ」
打ち止め「こーい!」フンス!
一方「おっ嬢っさンっ♪お入ンなさいっ♪」ピターン!ピターン!
打ち止め「……」
一方「あ?どォした?」
打ち止め「いや…歌ってくれるとは思わなかったからって、ミサカはミサカは意外とノリがいいあなたに驚いてみる」
.- 606: 2014/12/17(水) 21:20:58 ID:k0kQj6Io
一方「違う歌にしとくか」
打ち止め「え?他のversionまで?ってミサカはミサカはサービスの良さにびっくりしてみる」
一方「郵便屋さン♪郵便屋さン♪」
一方「ハっガキが♪10枚♪落ちました♪」
打ち止め「えいっ」サッ
一方「拾っーてあげましょっ♪1枚ィ2枚ィ」
打ち止め「♪」ピョンッ!ピョンッ!
一方「3枚♪4枚♪」
打ち止め「きゃー!早ーい!ってミサカはミサカはそれでもジャーンップッ!」ピョンッ
.- 607: 2014/12/17(水) 21:26:19 ID:k0kQj6Io
一方「ごォー枚♪ロック枚♪」タシッ、タシッ、
打ち止め「えいっ!えいっ!とりゃー!」ピョンッピョンッ
一方「なァなまァーい…♪はァーちまァーい…♪」
打ち止め「…? 何か歌のトーンが下がり始めた…?」
一方「きゅゥゥウウまァァァァァいッッ!♪」
打ち止め「?!」
一方「…一枚足りねェ……♪」
一方「うゥゥウウらァァァァめェェェェェしィィィィィィィやァァァァァァァ!!!」
打ち止め「それ違う!違う奴入ってるよ!?ってミサカはミサカはツッコんでみたり!?」
.- 611: 2015/01/01(木) 11:00:31 ID:T1ua6Dd.
一方「あァ?違ったか?俺が聞いたのはこれだったンだが」
打ち止め「どの地域の歌にもそんなほのぼの→ホラーへのギアチェンジはないよミサカはミサカはあなたがどこで聞いたのか気になってみたり」
一方「あァ?確か――――」
――――
――――――――
―――――――――――――
.- 612: 2015/01/01(木) 18:43:19 ID:T1ua6Dd.
〓〓公園〓〓
一方(6)『………』キィコ、キィコ
『なわとびやろーよ!』
『いーよー』
『郵便屋さんっ♪郵便屋さんっ♪』
『ハガキが10枚落っちましたっ♪』
一方『………』
『ひろーってあっげまっしょ♪』
『いっちまい♪にーまい♪』
一方『…さァンまい♪よーンまい…♪』
.- 613: 2015/01/01(木) 21:35:47 ID:T1ua6Dd.
『ごーまい♪ろっくまい♪』
一方『なっなまい♪はっちまい…♪』キィコ、キィコ
『きゅぅーまーい♪』
『ねぇ!○○ちゃんが新しい遊具買ったから、次はそれやろうよ!』
『さんせー!』
キャッキャッ。
.- 614: 2015/01/01(木) 21:47:56 ID:T1ua6Dd.
一方『えっ…』
一方『……』
一方『……』
一方『…10枚目は?郵便屋さンの歌は最後どォなるンだよ』
一方『……』
一方(友達居ないから、聞けねェし)
一方『ネットで調べるか』
一方『…』ポチポチ
一方(一枚、二枚って数えていくやつ…と)
『番町皿屋敷』
一方『これだ!』
.- 615: 2015/01/01(木) 21:53:25 ID:T1ua6Dd.
~夕刻~
縄跳び
一方(結局あいつらこの縄跳び忘れて帰っちまった)
一方『……』
一方(ちょっとくらい借りてもいいよな?)
一方(確か…木に結び付けて)キュッ、キュッ
一方(回す…ダメだ跳ぶやつがいねェと)
一方『…』
一方(仕方ねェ、かたっぽ持って自分で跳ぼう)
.- 616: 2015/01/01(木) 21:57:19 ID:T1ua6Dd.
タシッ。タシッ。
一方『……』ピョン、ピョン
タシッ。タシッ。
一方『…ゆーびン屋さン♪ゆーびン屋さン♪』
一方『はっがきっが10枚♪おっちまっしった♪』
タシッ。タシッ。
一方『ひろーって♪あっげましょ♪』
一方『いっちまァい♪にィーまァい♪』
一方『さァンまい♪よォンまい♪』
タシッ。タシッ。
.- 617: 2015/01/01(木) 22:12:43 ID:T1ua6Dd.
一方『ろっくまーい♪なっなまァい♪』
一方『はっちまい♪きゅーまーい♪』
タシッ。タシッ。
一方『一枚足りねェ…♪』
一方『うらめしやァああ!』
しーん……
一方『………』
一方『……』
一方『…』
.- 618: 2015/01/01(木) 22:13:54 ID:T1ua6Dd.
一方『…なンだこれ。ちっとも楽しくねェ遊びだな?』
一方『…あいつらこンなつまンねェ遊びやって楽しそうにはしゃいでたのかよ』
一方『バッカじゃねェの』
一方『……』
一方『変な歌だよな。ゆーびン屋さン、ひろってもらったのに恨むなんて…逆恨みじゃねェか』
一方『…きっと。ゆーびン屋さンはお手紙一枚無くしちまったから責任とらされてクビになったンだな』
一方『だから恨ンでるって歌なのか』ウン
一方『自分のせいなのにな』
.- 619: 2015/01/01(木) 22:23:38 ID:T1ua6Dd.
―――――――――
―――――
――――
打ち止め「……」
一方「それ以降に縄跳びなンてやらなかったしな」
打ち止め「そう…」
一方「オマエの知ってるやつはどンな歌なンだ」
打ち止め「ん?えっとね、」
.- 620: 2015/01/01(木) 22:54:30 ID:T1ua6Dd.
打ち止め「郵便屋さんっ♪郵便屋さんっ♪」
打ち止め「ハガキが10枚落っちましたっ♪」
打ち止め「ひろーってあっげまっしょ♪」
打ち止め「いっちまい♪にーまい♪」
打ち止め「さんまい♪よんまい…♪」
打ち止め「ごーまい♪ろっくまい♪」
打ち止め「なっなまい♪はっちまい♪」
打ち止め「きゅぅーまい♪」
一方「……」
打ち止め「じゅうーまいっ♪あっりがっとう♪」
一方「……」
打ち止め「これで終わり。ってミサカはミサカは歌い終わりを告げてみる」
一方「そォか…」
.- 621: 2015/01/02(金) 00:14:42 ID:OMvaOkUY
打ち止め「ねぇ」
一方「なンだ」
打ち止め「回す時に歌ってほしいなって、ミサカはミサカはお願いしてみる」
一方「…あァ、わかった」
.- 622: 2015/01/02(金) 02:06:32 ID:OMvaOkUY
一方「郵便屋さン♪郵便屋さン♪」
一方「ハっガキが♪10枚♪落ちました♪」
打ち止め「えいっ」サッ
一方「拾っーてあげましょっ♪1枚ィ2枚ィ」
打ち止め「きゃっ♪えいえい!」ピョンッ!ピョンッ!
一方「3枚♪4枚♪」
一方「5ー枚♪6枚♪」タシッ、タシッ、
打ち止め「ほいっ!えいっ!とりゃー!」ピョンッピョンッ
一方「7まァーい♪8まァーい♪」
打ち止め「それっ!」
一方「9まァい♪」
打ち止め「どりゃー!」ピョイン!
一方「10まァい!」
一方「あっりがっとう♪」
打ち止め「イエーイ!」- 623: 2015/01/02(金) 02:12:59 ID:OMvaOkUY
- 一方「眠い。ここまでェ」ダラリ
- 626: 2015/01/09(金) 01:08:18 ID:8j7/6Hpw
打ち止め「ねぇねぇ!見てた?ミサカ10回ぜーんぶ跳べたよっ!ってミサカはミサカはかけよってみる!」
一方「あァ、見てた」
打ち止め「すごいでしょ!普通は5回目とかで引っ掛かっちゃうんだから!ってミサカはミサカはどやぁ!」
一方「そンなもンか?」
打ち止め「じゃあさ、回してあげるからあなたもやってみて?ってミサカはミサカは挑戦を促してみる」
一方「面倒くせェよ」
打ち止め「あ…ごめんね?ひょっとしてなわとび苦手だった?」
一方「仕方ねェな。なわとびぐらい100回跳ンでやるよ」カチッ
.- 627: 2015/01/09(金) 01:14:23 ID:8j7/6Hpw
- :
:
打ち止め「じゃあ、いくよー!」←遊具の一部の上に立ってる
一方「あァ。早くしろ」
打ち止め「せーのっ!」
打ち止め「ゆーびんやさんっ♪ゆーびんやさんっ♪」タシン!タシン!
一方「よっ、はっ!」ピョイン!ピョイン!
打ち止め「ハッガキっが♪100枚♪おっちまっしたっ♪」タシン!タシン!
一方「えっ」
ぴしんっ。
打ち止め「あ、引っ掛かった~って、ミサカはミサカは指指して笑ってみる!」
一方「待ちやがれ!100枚に驚いたンだよ俺ァ!」
打ち止め「え?だってあなたが100回跳ぶって言ったから…」
一方「言葉の綾に決まってンだろォが!」
打ち止め「えー?」
. - 628: 2015/01/09(金) 01:18:48 ID:8j7/6Hpw
一方「チッ、10だ!10にしやがれ」
打ち止め「値切り交渉ってカッコ悪くない?って、ミサカはミサカはぷぷぷー!」
一方「」ピキッ。
一方「よォし、100回跳ンでやる。ちゃンと回せよ!」
打ち止め「あなたって挑発に弱かったりする?ってミサカはミサカはハイハイわかりましたしながら思ってみる」
一方「おら、さっさとしやがれ!」カマーン!
.- 629: 2015/01/09(金) 01:23:03 ID:8j7/6Hpw
打ち止め「せーのっ!」
打ち止め「ゆーびんっやさ、」
ぴしんっ。
一方「あっ」
打ち止め「……」
一方「……」
一方「…どォした。もう一回だ」
打ち止め「あ、うん。ってミサカはミサカはそれ以上言わずに体勢を整え直してみる」
.- 630: 2015/01/09(金) 01:27:33 ID:8j7/6Hpw
- 打ち止め「ゆーびんやさんっ♪ゆーびんやさんっ♪
一方「よっ、はっ」ピョイン!ピョイン!
打ち止め「ハッガキが♪じゅーまい♪おっちまっしたっ♪」
一方「おらァ!うらァ!」ピョインピョイン
打ち止め「ひろーってあっげまっしょ♪いっちまいにーまい♪」
一方「どらァ!うゥェあっ!」ピョインピョイン
打ち止め「さーんまい♪よーんまい♪」
一方「そりゃァっ!うゥあァっ!」ピョインピョイン
打ち止め「ごーまい、」
ぴしんっ。
一方「あンっ」
一方「」ズシャアアアアアア!
打ち止め「」
打ち止め「……」
一方「……」 - 631: 2015/01/09(金) 01:32:16 ID:8j7/6Hpw
一方「………」
打ち止め「……」
一方「……笑えよ」チッ
打ち止め「んー…ちょっと笑えないかなって、ミサカはミサカはミサカも良心の呵責が、ね?」
一方「久しぶりってのもあるが…意外と難しいもンだな」カチ
打ち止め「でしょー?」
一方「やっぱ俺には跳ぶなンざ似合わねェな。オマエが跳ぶ時に縄を回す役のが合ってる」
打ち止め「そう?」
一方「あァ」
.- 632: 2015/01/09(金) 01:37:45 ID:8j7/6Hpw
打ち止め「ねぇねぇ」つ杖
一方「なンだ」
打ち止め「なわとび楽しかった?って、ミサカはミサカはなわとびがホントは楽しいモノってあなたに伝えられたかを確かめてみたり」
一方「……」
打ち止め「どう?」
一方「…あァ。楽しかった」
打ち止め「!」パァッ…!
打ち止め「じゃあまたやろっ!って、ミサカはミサカはお誘いしてみる!」
一方「…気が向いたらな」
.- 633: 2015/01/09(金) 02:00:49 ID:8j7/6Hpw
打ち止め「あ、ミサカなわとび片付けとくね!ってミサカはミサカは縄の片方を結んだ木にダーッシュ!」
一方「元気だなオイ」ヨイショ
一方(帰ったら寝るか…)カツッカツッ
一方「……」チラ
打ち止め「ゆーびんやさん♪ゆーびんやさんっ♪」フンフンフーン♪
一方「…ハガキが10枚落ちましたァ…♪」
一方「あっりがっとう♪」.- 634: 2015/01/09(金) 02:01:22 ID:8j7/6Hpw
- 一方「なわとび編終わりィ」
- 636: 2015/01/09(金) 02:15:22 ID:8j7/6Hpw
一方「……」つc□~~
一方「コーヒー美味ェ…」ズズ…
一方(でもこォやってまったりしてると来るンだよなァ…)
一方(仕方ねェな。今日も一丁遊ンでやるか…)ズズズズズズ
一方「……」
一方「……あァ?来ねェな…?」
一方「何してやがンだ?」ヨッコイショ
一方「人がせっかくスタンバってンだからさっさと来やがれっつゥンだよ」カツッカツッ
.- 637: 2015/01/09(金) 02:18:48 ID:8j7/6Hpw
番外「ぎゃははは☆んで?クロにゃんはミサカに玩具にされたいのかなぁ?」
番外「え?違う?またまたぁ~」
一方「おい」
番外「あ、うん。ちょっと待ってて。…何?」
一方「打ち止めはどォした」
番外「え?さぁ。ミサカ今日は見てないよ」
一方「…そォか。悪い、邪魔したな」
番外「ん。……あ、もしもし?うん、また第一位様がサー?」
.- 638: 2015/01/09(金) 02:27:36 ID:8j7/6Hpw
一方「……アイテムンとこか?」
一方「……」ポチポチ
一方「……」
『もしもし?』
一方「俺だ」
麦野『何か用?遊びの誘いかにゃーん?』
一方「いや確認だ。家に打ち止めがいねェンだがそっち行ってねェか」
麦野『え?いや来てないわよ?そんな話も聞いてないし』
一方「そォか。悪い、邪魔したな」
.- 639: 2015/01/09(金) 02:29:39 ID:8j7/6Hpw
麦野『いーわよ別に。あ、明後日ヒマ?』
一方「今ンとこはな」
麦野『実は明後日アイテムで集まって新しく出来たアミューズメントパーク行くんだけど』
一方「そォか」
麦野『よかったらあんた達も来ない?』
一方「俺は行く。番外個体と打ち止めは聞いてから答える」
麦野『わかったわ。じゃあ後で持ってくる物についてメールするから』
一方「おォ」
麦野『ばいば……あ、そういえば私ダイエット成功したのよ!』
一方「おめでとォー」
.- 640: 2015/01/09(金) 02:32:45 ID:8j7/6Hpw
:
:
一方「チッ、15分も話しやがって…」
一方「クソ、打ち止めに直接電話したくても…」チラ
机<携帯
一方「…置きっぱなしなンだよなァ…」ハァ
一方「一応もっかい家ン中見てみるか?」カツッカツッ
.- 641: 2015/01/09(金) 02:45:00 ID:8j7/6Hpw
一方「リビングには番外個体しかいねェ」
一方「…ン?」チラ
オセロ ゲーム機 ダーツセット ジェンガ DVD
ぬいぐるみ 芋判子 折り紙手裏剣 なわとび
一方「ハァー…あの野郎、片付けずに行きやがって」
一方「目障りなンだよ。邪魔くせェし」
一方(よし、あいつの部屋に勝手に片付けてやるか)
一方(どこに何がしまってあるかわからなくなっちまえ!)カタシカタシ
.- 642: 2015/01/09(金) 02:49:24 ID:8j7/6Hpw
一方(黄泉川の部屋も風呂もトイレにもいねェ)カツッカツッ
一方(芳川の部屋か?)カツッカツッ
一方「おい、芳川」コンコン
<ハァイ
芳川「なぁに?」ガチャ
一方「こっちに打ち止め来てねェか」
芳川「打ち止め?来てないわよ?」
一方「そォか。ならいい」
芳川「そう?…あ、ボーボボの10巻どこやったか知らない?」
一方「悪いな、前に黄泉川に没収されちまった」カツッカツッ
.- 643: 2015/01/09(金) 02:54:31 ID:8j7/6Hpw
一方「……」
一方「……」ポチポチ
一方「……」プルルル、プルルル。
『どうしたじゃん?』
一方「今日、打ち止めからどっかに行く予定があるとか聞いてねェか?」
黄泉川『いや?何も聞いてないじゃんよ』
黄泉川『何があった?』
一方「…いや、何でもねェ」
黄泉川『そうか?何かあったら相談してほしいじゃん』
一方「あァ、あったらな」
黄泉川『じゃーん』プツッ
一方「……」
一方「面倒くせェな、探しに行くか…」カツッカツッ
.- 644: 2015/01/09(金) 03:00:44 ID:8j7/6Hpw
〓〓カラオケ〓〓
海原「いえ、今日は見かけていません。ミサカな匂いも嗅いでいませんし」
一方「そォかありがとう死ね」
土御門「オレ達がいるカラオケにわざわざ来たのはそれだけか?」
一方「あァ。じゃあな」
結標「えー?あなたも歌っていけば?」つマイク
一方「いや、」
結標「というかあなた、さっき誘いの電話した時は何で出なかったのよ?」
一方「あ?悪ィな。たぶン話し中だった」
結標「あ、そうなの?」
一方「あァ。今俺は打ち止め探しで忙し―――」
.- 645: 2015/01/09(金) 03:06:51 ID:8j7/6Hpw
:
:
一方「生ゥまれたァ♪意味をっ知る♪」
土御門「存在が♪続く♪限り♪」
海原「仕方ないから場所をっ♪とーる♪」
結標「一つ分の♪ひだーまりーに♪ふたーつは♪ちょっと入れない♪」
一方「ガラス玉ひっとつ落とされたァ♪」
一方「落ちた時何か弾き出した♪」
一方「奪い取った場♪所ーで♪」
「「「「ヒっカリを浴びィたァー♪」」」」
.- 646: 2015/01/09(金) 03:09:08 ID:8j7/6Hpw
:
:
一方「クソ、つい3曲も歌っちまった」カツッカツッ
一方「…公園か?」カツッカツッ
一方(あいつ公園好きだしな)カツッカツッ
.- 647: 2015/01/09(金) 03:30:55 ID:8j7/6Hpw
〓〓公園〓〓
白垣根「おや」
一方「オマエか」
白垣根「どうしました?今日は彼女が居ないようですが…」
一方「その彼女を探しに来たンだよ」
白垣根「そうですか。残念ながら私は見かけていませんね」
一方「あァ?ここもかよ…クソ」
フレメア「にゃあにゃあ!一人とは大体珍しいな!」
フロイライン「そうですね。彼女がいません。私も寂しい、です」
一方「……」
一方(「一人が珍しい」、か。ちょっと前の俺ならあり得ねェ言われ様だな)
.- 648: 2015/01/09(金) 03:36:28 ID:8j7/6Hpw
フレメア「にゃあ!大体早く見つけてやれよ!あいつすぐ迷子になるからな!」
フロイライン「ええ。私達は迷子になりやすいです」
フレメア「にゃあ?!違うし!大体あいつだけだもん!」
フロイライン「そうなのですか?」
フレメア「にゃあ!」コクン!
白垣根「ふむ…もしよろしければ"私"もお手伝い致しましょうか?」
白垣根「未元物質カブトムシで捜索隊を組みましょう」
一方「あァ…悪いな。頼むわ」
白垣根「発見次第すぐにお伝えします」ニコッ
一方「あァ」
.- 649: 2015/01/09(金) 03:41:24 ID:8j7/6Hpw
〓〓ゲーセン〓〓
半蔵「いや来てないですね」
一方「あァ?本当なンだろォなァ?何せこのゲーセンは小さい子供に優しくねェェみてェだしなァァ?!」
半蔵「いや本当ですって。なんならカメラ映像見てもらってもいいんで」
一方「チッ…今すぐ確認させろ」
半蔵「かしこまりました」
.- 650: 2015/01/09(金) 03:44:33 ID:8j7/6Hpw
:
:
一方「無駄足だったな」カツッカツッ
一方「…空からも確認しとくか」カチッ
一方「っ、」ダンッ!
.- 651: 2015/01/09(金) 03:49:40 ID:8j7/6Hpw
一方「……」ビュゥウウウン!
一方「…いねェな」キョロキョロ
一方「水族館…いや金がないアイツじゃ入れねェしな…」
一方「映画館…?」チラ
浜面「へー…お前こういう映画も観るんだなー」
絹旗「ええまあ。アンナ雪は前から超観たかったので」
浜面「あれだろ?ありのーままのー♪の」
絹旗「超音痴なので歌わないでください。結構『あそこまで流行るほど面白いかぁ?これ』らしいんですよ」
浜面「へー」
.- 652: 2015/01/09(金) 03:55:16 ID:8j7/6Hpw
〓〓病院〓〓
冥土「来てないね?」
一方「そォか。邪魔して悪かったな」カツッカツッ
御坂妹「おや、とミサカはざーとらしく声をかけてみます」
妹達「ほう?珍しい。とミサカは続いてみます」
妹達「しかも上位個体がいませんね?とミサカは二重に珍しい点を指摘してみます」
一方「! 丁度いい。オマエらMNWで打ち止めがどこにいるか調べろ」
御坂妹「? 居なくなったのですか?とミサカは聞き返してみます」
一方「そォだ」
.- 653: 2015/01/09(金) 04:01:31 ID:8j7/6Hpw
御坂妹「ちょっと待ってください、とミサカはなうろーでぃんぐ!なうろーでぃんぐ!」
御坂妹「…? 変ですね、そんな何かしら異常があるようには見受けられませんが…とミサカは報告します」
一方「…あァ?ならあいつはどこで何やってやがンだよ」
御坂妹「あなたのお住まいから動いていません。あなたの部屋にいるようですね、とミサカはまともに探し物できないあなたを笑います」
御坂妹「はははははは」
一方「一ミリも口角上がってねェンだが…まァいい。悪いな。助かった」
御坂妹妹達「「「「?!」」」」
一方「…なンだよ」
御坂妹「いえ…あなたからお礼を言われるとは、と」
一方「うっせェな…」
.- 654: 2015/01/09(金) 04:14:00 ID:8j7/6Hpw
御坂妹「…あなたも少しは成長というものをしているのですね、とミサカは超上から目線で言ってみます」
一方「は、オマエらもな」カツッカツッ
エステル「あ」
一方「ン?」
エステル「久しぶりだな!元気か?」
一方「おォ。傷はもォいいのか」
エステル「ああ。ここの医者は腕がいいからな!」
一方「だろ。じゃあな、見舞いはまた今度来てやる」カツッカツッ
エステル「えっ?!」ギョッ
一方「…なンだよ」
エステル「いや…少し君へ抱いていたイメージと違うなぁと言うか…」
一方「はン。人間なンて一年で細胞が入れ替わるンだ」
一方「ちょっと会わなきゃ変わって見えるのは当たり前なンだよ」
.- 655: 2015/01/09(金) 04:14:30 ID:8j7/6Hpw
エステル「そういうものか?」
一方「そォいうもンなンだよ」
.- 656: 2015/01/09(金) 04:18:34 ID:8j7/6Hpw
〓〓大通り〓〓
一方「あン?」
上条「あっ」
食蜂「あらぁ?」
インデックス「あっ」
御坂「ん?」
一方「オマエ…両手に花どころか口にまでくわえてンのか」
上条「違いますのことよ?!」ガビーン!
.- 657: 2015/01/09(金) 04:23:31 ID:8j7/6Hpw
上条「そこで会っただけだっての!上条さんをそーいうやつにしないで?!」
一方「あァ?タラシじゃねェのか?」
食蜂「私はこの人ならタラシでもいいわねぇ☆」ダキッ
上条「Oh…OPPAIが…」
御坂「はぁっ?!ちょっ!あんた何抱きついてんのよ!」ビリビリ
インデックス「…」
一方「? オマエは何も言わねェのか」
インデックス「私はもうとうまの体質に関しては諦めたんだよ」フッ…
一方「そォかよ」
.- 658: 2015/01/09(金) 04:25:43 ID:8j7/6Hpw
ヴェント「見つけたわよ!上条当麻ぁああ!!」
上条「ええっ?!何でお前がここにいんの?!」
食蜂「ちょっとぉ!だぁれ?あの人!」
御坂「あんたまたぁ?!」
インデックス「あれ?あの人…もしかして」
一方「タラシは大変だなァ」カツッカツッ
.- 659: 2015/01/09(金) 04:32:46 ID:8j7/6Hpw
〓〓服屋〓〓
警策「……」チラ
滝壺「これとかどう?くろよる」
黒夜「可愛すぎないか…?」
滝壺「フリルスカート。きっと似合うよ」
黒夜「そうかぁ?」
警策「…」チラ
シルクロ「いや待て!これは男物だし、私が見つけたいい感じの下着で」
ステファニー「いやです!砂皿さんにプレゼントするんですぅう!」
警策(ハァ。今日も色んな個性的な人が来てるなぁ?)
.- 660: 2015/01/09(金) 04:46:46 ID:8j7/6Hpw
〓〓コンビニ〓〓
ウィン。
一方(あいつに何か菓子でも買ってってやるか…)カツッカツッ
縦ロール「まだですか?」
アックア「まだであるか?」
アドバイザー
知的傭兵(店員)「えエ。たった今肉まん入れたばかりですかラ」
縦ロール「……」ソワソワ
アックア「……」ソワソワ
一方(チョコ、飴、ケーキ…ポテチ…)カツッカツッ
縦ロール「まだですか?」
アックア「まだであるか」
知的傭兵「まだでス」
.- 661: 2015/01/09(金) 04:50:09 ID:8j7/6Hpw
一方「これくれ」
知的傭兵「お預かりしまス」
アックア「何を頼む?」
縦ロール「餡まんです」
一方「…」
知的傭兵「600円頂戴致しまス」
一方「ン」つ
知的傭兵「ありがとうございましタ」ペコ
アックア「……」ソワソワ
縦ロール「……」ソワソワ
知的傭兵「……あ、肉まんのコンセント刺さってなかっタ」
アックア「」ブチッ
縦ロール「」ブチッ
.- 662: 2015/01/09(金) 04:52:27 ID:8j7/6Hpw
アックア「貴様、名前は?店長も呼ぶのであるぅう!肉まん!肉まんんん!!」
知的傭兵「カイツ=ノックレーベンでス」
縦ロール「餡まん!私の餡まん!」
知的傭兵「申し訳ございませン」
.- 663: 2015/01/09(金) 04:56:51 ID:8j7/6Hpw
:
:
一方「ただいま」ガチャ
一方「……」カツッカツッ
一方(しまったな。まさか俺の部屋だとは思わなかった)カツッカツッ
一方(俺は基本ソファに居るしなァ)カツッカツッ
一方「…」ガチャ
打ち止め「あ、おかえり!って、ミサカはミサカは笑顔で出迎えてみる!」
.- 664: 2015/01/09(金) 04:59:02 ID:8j7/6Hpw
一方「何勝手に人の部屋入ってやがンだクソガキ」チョップチョップチョップチョップチョップチョップチョップチョップチョップチョップチョップチョップチョップチョップチョップチョップチョップチョップチョップチョップチョップ
打ち止め「あうっ?!あうあうあうあうあうあうあうあうあう?!」
一方「…心配させやがって」ハァ
打ち止め「?」サスサス
.- 665: 2015/01/09(金) 05:01:37 ID:8j7/6Hpw
一方「…オマエ、今日一日この部屋で何やってたンだよ」
打ち止め「? ずっと絵を描いてたよ?って、ミサカはミサカは答えてみたり」
一方「絵?」
打ち止め「うん。見る?」
一方「…見せてみろ」
.- 666: 2015/01/09(金) 05:09:15 ID:8j7/6Hpw
打ち止め「はい!」つ
一方「……」ピラ
一方「……」
打ち止め「笑ったあなたを色鉛筆で描いてみたの!上手でしょ?って、ミサカはミサカは誇ってみる!」
一方「あァ…そォだな。上手いンじゃねェのか」
打ち止め「あなたは普段あんまり笑わないけど…ミサカと遊んでくれてる時は笑ってくれるから」
一方「…は?」
打ち止め「?」
一方「……笑ってた?俺が?」
打ち止め「え?うん」
打ち止め「ずっと。ずっとずっとこんな感じの優しい笑顔だったよって、ミサカはミサカは参考画像と共に教えてみたり」
打ち止め「自分でも気づいてなかったの?って、ミサカはミサカは聞いてみる」
一方「……あァ、気づかなかった」
.- 667: 2015/01/09(金) 05:14:06 ID:8j7/6Hpw
打ち止め「じゃあ、ミサカだけじゃなくてあなたも本当に心から楽しかったんだね!って、ミサカはミサカは笑いかけてみる!」
一方「……」
打ち止め「…?」
一方「……」
打ち止め「どうしたの?ってミサカはミサカは止まったあなたの顔を覗きこんでみる」
一方「……」
打ち止め「?」
一方「…冷蔵庫にケーキがある。晩メシに響かないよォに食え」
打ち止め「! 本当?!わーい!」
.- 668: 2015/01/09(金) 05:20:10 ID:8j7/6Hpw
一方「……」ギシ、
一方(俺は…ちょっと前まで、誰かと遊ぶ事なンて数えるほどしかなかった)
一方(その僅かな思い出だって…俺が仲間に入ろうとした時は、皆は苦い顔で)
一方(自然、俺も渋い顔になって。…楽しく、なくて)
一方「………」
.- 669: 2015/01/09(金) 05:25:01 ID:8j7/6Hpw
一方(遊ンでやってると、思ってた)
一方(仕方なく。誰も一緒に遊ンでくれねェ辛さは知ってたから、同情だって)
一方(そォ、思ってたンだが)
一方「……」チラ
一方「……」つ絵
一方(遊ンでもらってたのは、俺の方だったのかも知れねェ)
.- 670: 2015/01/09(金) 05:30:38 ID:8j7/6Hpw
一方(本当なら皆が得ていた『誰かと遊ぶ楽しさ』を、)
一方(俺が得られなかった、得ようとしなかった楽しさを)
一方(あいつが…取り戻して、いや、教えてくれていたのかも知れねェ)
一方(あいつに自覚は多分ないンだろォが…)
一方「……」
.- 671: 2015/01/09(金) 05:35:33 ID:8j7/6Hpw
タタタタタ……
打ち止め「ねぇねぇ!あなたも一口食べない?甘いよ!って、ミサカはミサカはとってきたケーキを一口フォークで差し出してみたり!」
一方「ン?あァ…じゃあもらう」
打ち止め「いいよ!はい!あーんっ!ってミサカはミサカは差し出してみる!」
一方「あむ」
打ち止め「美味しいでしょ?」
一方「…あァ」ムグムグ
一方(…こォいう事も、か。小さな、本当に見逃すよォな日常を、普通を)
一方(こいつは、くれていたのか)ムグムグ
.- 672: 2015/01/09(金) 05:40:05 ID:8j7/6Hpw
打ち止め「そういえばあなたは今日忙しそうだったみたいだけど…大丈夫だった?ってミサカはミサカは聞いてみる」
一方「あァ、もう解決した」
一方(忘れてた…探してくれてた奴にメール送っとかねェと)
打ち止め「そう?よかった!って、ミサカはミサカは微笑んでみる!」
.- 673: 2015/01/09(金) 05:43:32 ID:8j7/6Hpw
打ち止め「あ。あなたって今日はこの後ヒマ?ってミサカはミサカは予定を尋ねてみたり」
一方「あ?あァ…ヒマだ」
打ち止め「本当?それじゃあさ―――――」
.- 674: 2015/01/09(金) 05:44:39 ID:8j7/6Hpw
打ち止め「あそぼ!」
一方「しょォがねェな」
.- 675: 2015/01/09(金) 05:50:27 ID:8j7/6Hpw
一方「はい、これでこのスレは終了ォ」ダラリ
一方「なンで筆休めで書き始めた3個目のスレが現行で6個くらい書いてる奴の中で一番早く終わったンですかねェ…」
一方「解せぬ」
一方「まァ何はともあれ。何とか完走出来ましたァ」
一方「今まで読ンでくれた人に感謝をォ。あざっしたァ」ゴロリ
.- 677: 2015/01/09(金) 12:56:29 ID:3ZItVrB6
- 乙!激しく乙!
いいオチだった
新約以降読んでないけど一方さんの漫画ぐらい買おうかな
最後に心から乙!
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コメント
お知らせ
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