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御坂「ほ、ほら……あーん……」

1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/03/03 18:56:30 ID:z/C2vC2v0
当麻「いやー、いいところに通りがかってくれた。最近極潰しが増えて食費が大変なんだよ」

美琴「だからって毎回毎回あたしを見つけるたびに卵を買わせるのもどうかと思うわよ」

当麻「卵はなあ! 俺の生活になくてはならない、いわば人生のパートナーなんだよ!」

美琴「あーはいはい」


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6: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/03/03 19:04:43 ID:z/C2vC2v0
美琴(まったくコイツときたら。こっちの気も考えなさいよね)

美琴(でももうちょっとこう、スーパーの特売以外にも誘うトコがあってもいいんじゃない?)

美琴(……あれ)

美琴(……それって)

美琴(世間一般ではデートという奴では……)

美琴(あーっ! 何で私はコイツにデートに誘ってもらいたいみたいな事考えてるのよ!)

美琴(そもそもデートってのは好きな相手とするものであって、こんな馬鹿となんて……)
11: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/03/03 19:20:13 ID:z/C2vC2v0
美琴「そもそもアンタ私以外に誘う相手いないの?」

当麻「……」

美琴「かわいそうなやつ……」

当麻「そんな哀れむような目で見るなよ切なくなるからさ!」

美琴「哀れむような、じゃなくて哀れんでるのよ」

当麻「うわーコイツ容赦ねえ」

美琴「何で私がアンタに容赦する必要があるのよ」

当麻「忘れてるかもしれないから一応言っとくけど、俺高校生、オマエは中学生」

美琴「私レベル5、アンタはレベル0」

当麻「……でもオマエ俺に勝てねえじゃん」

美琴「何か言った!?」

当麻「何でも! 何でもないです!」
21: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/03/03 19:42:48 ID:z/C2vC2v0
美琴「で、これどこまで持ってけばいいのよ」

当麻「――あ、悪い。もういいぞ」

美琴「もしかしてアンタ、私に家まで持って行かせるつもり……なわけないわよね」

当麻「そこまで俺ひどくねえよ!」

美琴「でもその事すっかり忘れてたでしょ」

当麻「う」

美琴「やっぱり」

当麻「いや、何かこうさ……えーと……」

美琴「何よ」

当麻「……凄い自然だったもんでして」

美琴「――っ」

当麻「いやその、深い意味はなく!」

美琴「当たり前よ! まったく……」
25: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/03/03 19:55:06 ID:z/C2vC2v0
美琴「……ほら、行くわよ」

当麻「え?」

美琴「ま、寮に戻っても暇だしね。付き合ってあげるわよ」

当麻「別にもうすぐだしいいよ。荷物重いだろ」

美琴「ほんとにいいの? んー?」

当麻「何だよその引っかかる物言いは」

美琴「折角ご飯作ってあげようと思ったのになー」

当麻「……ナンデスト」
30: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/03/03 19:59:47 ID:z/C2vC2v0
美琴「いらない?」

当麻「ぜひお願いします御坂先生っ」

美琴「素直でよろしい」

当麻「でも何でまた急にそんな」

美琴「たまにはいいでしょ。たまには、よ。ただの気分。気まぐれ」

当麻「そこまで強調されると返って何か裏があるんじゃないかと……」

美琴「うるさいわね。作ってあげないわよ」

当麻「すんませんお願いします」

美琴「はいはい……アンタもしかしてろくな物食べてないの?」

当麻「一応自炊はするんだけどなあ。最近俺の摂取可能なカロリーが……あ」

美琴「どうしたのよ」

当麻「いやその……」



当麻(インデックスどうすっか……絶対面倒な事になるよな……)
36: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/03/03 20:06:10 ID:z/C2vC2v0
当麻「うーん……」

美琴「何唸ってるのよ」

当麻「急に難問が浮上しましてですね……」

美琴「ん?」

当麻「あ、いや、こっちの話」

美琴「なんで独り言とかするかな……まったく」
46: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/03/03 20:36:28 ID:z/C2vC2v0
美琴(まったく……コイツときたら……)

美琴(ま、そうよね。私たち元々は喧嘩友達程度なんだし)

美琴(……でも、もう少しくらい女の子っぽく扱ってもいいんじゃないのかしら)

美琴(べ、別にそんな極端にしなくてもいいけどさ)

美琴(コイツもしかして周りの男友達と同じような感覚で扱ってるんじゃないでしょうね)

美琴(……ま、それはそれでいっか。妙に気を使わなくていいし)

美琴(でも……うーん……)



パキッ



美琴「――え?」
49: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/03/03 20:48:16 ID:z/C2vC2v0
(――階段、タイル、割れ)

(踏み、はず)

(手すり、掴め――)

(右、手、たまご)

(すてたら)

(あ、じしゃく、でんじ)

(――ごうせい、じゅし)

(や、おち)

(たまご)

(われちゃ――)



「御坂っ!」
52: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/03/03 20:54:26 ID:z/C2vC2v0
(あ、)

(手、掴んで)

(ばか、袋、捨てちゃ)

(助け)

(引っ張、だめ、むり)

(おち、る)



「っ――」

「っのぉおおおおっ!」
53: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/03/03 20:55:04 ID:nB2GYVT10
流石上条ちゃんです!
54: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/03/03 21:04:46 ID:z/C2vC2v0
「う――」

「い、つっ……」

「アンタ、何で下敷きに」

「ば……」

「――あれ」

「え」

「血、出て、あ」

「ちょっと、え、待ってよ」

「ねえ、気絶、して、だけよね」

「う、そ」

「え、ね、ちょっと」

「――あ」

「しんぞ、うごいて」

「いきて……」

「――――――っ、救急車!」
55: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/03/03 21:07:56 ID:devpGqhC0
なにがおきてんのか解説頼む
56: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/03/03 21:10:10 ID:KjIdLEFxP
階段踏み外した美琴を助けようとして、上条さんが代わりに落ちたでおk?
58: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/03/03 21:12:43 ID:z/C2vC2v0
当麻「ただの脳震盪ですってよ」

美琴「……あ」

当麻「え、ちょ、何でいきなり泣き出すんだよオマエ!?」

美琴「あれ、ほっとしたら、出てきちゃった」

当麻「……すまん」

美琴「何でアンタが謝るのよ。謝るのはこっちでしょ」

当麻「いや、でもほら、別に大したこと」

美琴「階段から転げ落ちて救急車で運ばれて今日は検査入院でしっかりギプスまでしてるじゃない!」

当麻「……これただの骨折だぞ?」

美琴「それだけで十分に重症よ!」

当麻「あー、普通はそうか」

美琴「何? アンタしょっちゅう骨折とかしてるんじゃ……」

当麻「……空が青いなあ」

美琴「こっち見て言ってみなさいよ」
61: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/03/03 21:23:10 ID:z/C2vC2v0
当麻「別にこれくらい大したことねえって。ほんと」

美琴「でも私のせいで……」

当麻「今さら何言ってんすかね。上条さんにとっちゃこの程度日常茶飯事ですよ」
当麻「いつもの不幸イベントの一環ってことで。『不幸にも打ち所が悪くて脳震盪アンド右腕骨折』。そんだけだろ」

美琴「……」

当麻「あ、でもやっぱ残念だな」

美琴「残念?」

当麻「オマエの料理が食えなくてさ」

美琴「アンタ、そこで言うことがそれなの!?」

当麻「ばっか、女の子の手料理が食えるとかそんなハッピーなイベント……」
当麻「起きるわけねえですよねこの俺に限って! 最初から期待なんかしてませんでしたよこれっぽっちもええ!」

美琴「……何言ってんのよ、馬鹿」
65: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/03/03 21:39:43 ID:z/C2vC2v0
当麻「ただいまーっと、入退院も慣れたもんですね俺」

当麻「あれ、インデックス……は小萌先生に頼んだんだっけ」

当麻「アイツまでいると面倒臭えなあ。治るまで小萌先生に預けとくか」

当麻「困ったときの小萌先生。いやほんと、マジで助かります」

当麻「あー、やっぱり自分の部屋は落ちつくなー」

当麻「……落ちついたら腹減ってきたな」

当麻「確かこの辺にカップ焼きソバが……お、あった」

当麻「今回はインデックスに見つかってなかったか。よかったよかった」

当麻「さって、お湯沸かしてる間に着替えるかな」

当麻「久し振りに静かでいいですねー。やっぱり平和が一番だな」

当麻「……ぬ」

当麻「片手だとこれ、めちゃくちゃ着替えにくいぞ。くそ、しっかり固めやがって」

当麻「『綺麗に折れてるからそのままの方がいいよ人体の神秘は偉大だね』って、何か妙な薬とかで即効治るんじゃねえんですか」

当麻「くそ、もう湧いたのか。ぬっ……このっ……よっ」

当麻「はぁ……不幸だ……」
67: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/03/03 21:46:01 ID:z/C2vC2v0
当麻「っと、そろそろいいかな」

当麻「んじゃお湯を捨て……」

当麻「……」

当麻「……」

当麻「……」

当麻「す、捨てて……」



ずるんべちょっ



当麻「」
71: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/03/03 21:50:20 ID:z/C2vC2v0
当麻「やっぱり案の定かよちくしょう! だからジェット湯切りにしろとあれほど言ったのに俺!」

当麻「うわー……ぬめりがいい具合に絡んで……」

当麻「不幸だ……」

当麻「しゃーない、適当にコンビニかどっかで……」



ぴんぽーん



当麻「ったく、誰だよ腹が減ってんのに……土御門か?」

当麻「はいはーい、今出ますよー」



がちゃ



美琴「……や、やほー」

当麻「」
77: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/03/03 22:04:26 ID:z/C2vC2v0
当麻「な、何しに出たテメエ! っていうか何でここ知ってんだよ!」

美琴「えーと、病院でいつものお医者さんに」

当麻「患者の個人情報は守秘義務があるだろあのおっさん!」

美琴「じゃなくて、アンタの学校……」

当麻「え、今日休みだろ? 誰か先生いたのか?」

美琴「……の、前にアンタと一緒にいたえーと、金髪の」

当麻「ああ、なんだ土御門か」

美琴「そ、そうそれ!」

当麻「んで? わざわざ土御門に聞いてまで何しにきたんだよ――あ」

美琴「あ、これは、その、えと……」

当麻「……もしかして」

美琴「もしかして何――」

ぐうぅううぅ

当麻「……」

美琴「……ご飯、作りに、来てみたりして」
79: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/03/03 22:05:16 ID:hEcYgTCe0
なにこの美琴かわいい
124: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/03/04 00:27:20 ID:2Q5kpBpn0
当麻「いやあ、マジで助かる」

美琴「あんまり期待しないでよね。そこまで上等なもの作れないわよ」

当麻「でも俺よか上手そうじゃん」

美琴「だから期待しないでって。私だってこんな事ならもっと……」

当麻「ん?」

美琴「何でもないわよ!」

当麻「しっかし悪いなわざわざ。オマエだって忙しいんだろ?」

美琴「アンタの怪我も私の責任だしね……治るまで来てあげるわよ」

当麻「……はい?」

美琴「だ、だから、完治するまで面倒見てあげるって言ってるの!」

当麻「………………はい?」

美琴「何度も言わせるな馬鹿っ!」

バシィッ

当麻「べぎらまっ!?」

美琴「……あれ?」
128: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/03/04 00:41:42 ID:2Q5kpBpn0
当麻「ぐ、おお……」

美琴「……」

バヂッ

当麻「さんだがっ!?」

美琴「……あれー?」

当麻「ぐ、ぬ、おおお……」

パリッ

当麻「じおっ」

美琴「……何で効くのよ」

当麻「ぎ、ギプスが……ぬおお……」

美琴「もしかしてアンタ今、完全にレベル0? あの妙な打ち消し能力なし?」

当麻「……なんのことでせうか。わたくし元から無能力者でございますですよ?」

美琴「……ほほう」
131: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/03/04 00:48:14 ID:2Q5kpBpn0
当麻「テメ、まさか今までの仕返しをしようなんざ考えてたりしないですよね!?」

美琴「さーて、どうしよっかなー」

当麻「ちょ、マジ待てって。今食らったら病院とんぼ返りだから!」

美琴「……」

当麻「くわばらくわばら」

美琴「……何よ。怪我人に電撃浴びせるような真似しないわよ」

当麻「今モロに食らったんですけど」

美琴「だってアンタいつもなら――」
133: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/03/04 00:52:20 ID:2Q5kpBpn0
美琴(いつもなら、ここで私の能力ふっ飛ばしちゃって)

美琴(それでいつもみたいにコイツがへらへら笑って)

美琴(それで、私が怒って追いかけて)

美琴(……そりゃ本気で怒っちゃいないけどさ)

美琴(でも、ああ――)

美琴(普通なら、こうなのよね)

美琴(コイツの妙な力が特別だった訳で)

美琴(特別だったはずのコイツが、特別じゃなくなって)

美琴(――私の、せいで)
134: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/03/04 00:59:17 ID:2Q5kpBpn0
美琴「……」

当麻「……なあ」

美琴「何よ……」

当麻「えーと、その」

美琴「だから何よ」

当麻「その……上条さん、恥ずかしながら、お腹空いてまして」

美琴「……はぁ?」

当麻「その上オマエが作ってくれるっていうからさ、ちょっと柄にもなくわくわくしちゃってるんですよ」

美琴「……っ」

当麻「なので、早くご飯作ってくれると嬉しいですはい」

美琴「……馬鹿」

当麻「馬鹿でいいから飯食わせてくれ! 腹減って死にそうなんだよ!」

美琴「分かったわよ馬鹿。すぐ作ってあげるから馬鹿。ちょっと大人しくしてなさい馬鹿」

当麻「馬鹿でいいって言ったけどそこまで連呼しなくてもいいじゃないですかねえ!?」

美琴「うるさい馬鹿っ!」
137: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/03/04 01:11:36 ID:2Q5kpBpn0
美琴(まったく……ガキかアイツは)

美琴(……ま、馬鹿だもんね)

美琴(いつもみたいに馬鹿で、いつもみたいに馬鹿やって、いつもみたいに馬鹿騒ぎして)

美琴(なんだ、いつもとぜんぜん変わらないじゃん)

美琴(……ちら)

美琴(あーあー、そわそわしちゃって。いつものアンタらしくないじゃない)

美琴(何か……ちょっと、可愛いかも……)

美琴(って、かわ、可愛い!? えと、その、可愛いじゃなくてこれはえーと)

美琴(う――嬉しい!)

美琴(……)

美琴(あああああうあう)

美琴(……でも、私の料理を楽しみにしてくれるのは、やっぱり)

美琴(嬉しい……かも)

美琴(……)

美琴(あうあうあうあう)
140: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/03/04 01:18:08 ID:2Q5kpBpn0
美琴(でも――、って――)

当麻「……」

美琴(やっぱり――)

当麻「……」

美琴(もし――?)

当麻「…………」

美琴(いやいや――! そんなこと――!!)

当麻「………………」

美琴(うあああ――――!!)









当麻「……なあ御坂」

美琴「ぴぃ!?」
142: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/03/04 01:19:22 ID:ZTqYJI6p0
ぴぃ
144: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/03/04 01:21:18 ID:2Q5kpBpn0
美琴「な、何よいきなり!」

当麻「いや、その、さっきからずっといい匂いがですね」

美琴「……あ」

当麻「そろそろこれは何かの拷問かと……あれ?」

美琴「お鍋、忘れてた……!」

当麻「」
147: 使いまわしじゃないよ、偶然だよ 2010/03/04 01:29:39 ID:2Q5kpBpn0
美琴「ごめん、カレーちょっと焦げちゃった……」

当麻「いいっていいって。美味そうじゃん」

美琴「うー……折角気合い入れたのに……」

当麻「ん?」

美琴「何でもないわよ! ほら、お腹空いてるんでしょ、さっさと食べなさいよ」

当麻「んじゃ遠慮なく、いただきまーす」

美琴「……」

当麻「ん、もぐもぐ……」

美琴「……どう?」

当麻「……うん、美味い」

美琴「――よかったぁ」

当麻「っ――」

美琴「え、何か変なものでも噛んだ?」

当麻「いや、えーと、何でもないです。美味いですはい」

美琴「……?」
148: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/03/04 01:32:43 ID:2Q5kpBpn0
当麻「――あ」

かちゃん

美琴「……アンタ、スプーンもまともに使えないの?」

当麻「だってほら、左手だし」

美琴「だと思ってスプーンで食べれるのにしたのに……」

当麻「はは、悪い悪い」

美琴「…………、……しょうがないわね」

当麻「え――」





美琴「ほ、ほら……あーん……」
150: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/03/04 01:33:33 ID:2Q5kpBpn0
当麻「……御坂」

美琴「な、何よ」

当麻「それやってて恥ずかしくないか?」

美琴「うっさい! 文句あるなら食べるな馬鹿!」

当麻「ごめんなさい食べたいです」

美琴「じゃあ黙って食べなさいよ。こっちだって恥ずかしいんだから……」

当麻「あ、やっぱり恥ずかしいんだ」

美琴「っっっ――! いいから黙って食べなさい馬鹿っ!」

当麻「もがむぐっ!?」
152: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/03/04 01:36:26 ID:2Q5kpBpn0
当麻「オマエ料理できたのな。てっきりベタな料理オンチキャラだと」

美琴「一度アンタの私に対する認識についてゆっくり話し合った方がよさそうね……ってどうしたのそんな顔でこっち見て」

当麻「みーさーかー」

美琴「な、何よ」

当麻「おかわり。あーん」

美琴「――!」

当麻「目の前にこんな美味い物置いといて、でも食わせねえよとか拷問ですか」

美琴「う……」

当麻「ま、まさか御坂テメエそれを狙って!?」

美琴「……しょうがないわね。ほら、あーん」

当麻「あー、んむっ。うま、うま」

美琴「……ま、こんだけ喜んでくれるんなら作った甲斐があったわよ」
156: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/03/04 01:40:10 ID:2Q5kpBpn0
(って、これじゃ私が食べれないじゃない)

(はあ……なんで私ってばこんな事してるんだろ……もぐ)

(あー、やっぱりちょっと焦げちゃって……)

(――――――ちょい待ち)

(さっき)

(私)

(このスプーン)

(コイツの)

(口に)

(押し)

(込ん)

(だ)
158: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/03/04 01:46:13 ID:2Q5kpBpn0
美琴「っっっ――!!」

当麻「ん? どうした?」

美琴「何でも! 何でもないわよ!!」

当麻「? まあいいや。あーん」

美琴「っ……しょ、しょうがないわね。あ……あーん……」

当麻「んむっ」

美琴「……」

当麻「もぐもぐ――どした?」

美琴「んーん。別に」

当麻「?」

美琴「ただ、他の人に自分の料理美味しそうに食べてもらうのって嬉しいなーって」

当麻「っ、ごほ、ごほっ!?」

美琴「え、ちょ!? 水、水!」
231: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/03/04 18:58:28 ID:2Q5kpBpn0
美琴「――あ、やっと来た」

当麻「悪い悪い」

美琴「遅いじゃない。何やってたのよ」

当麻「あー……」

美琴「何? 人には言えないような事なの?」

当麻「その、ちょっと病院行ってた」

美琴「……じゃあしょうがないわね」

当麻「だから言いたくなかったのに……あれ、御坂?」

美琴「ほら、何してるのよ」

当麻「え?」

美琴「お腹空いたでしょ。早く行きましょ」
258: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/03/04 19:49:29 ID:2Q5kpBpn0
美琴「肉じゃがねえ」

当麻「なんかこう、そういうお袋の味?みたいなのが食いたい」

美琴「ふーん……じゃああとはお味噌汁と、おひたし?」

当麻「素晴らしい」

美琴「んじゃお肉とジャガイモとー、糸こんにゃく? タマネギはたしかあったからあとは……」

当麻「台所事情を完全に把握された……」

美琴「あとはニンジンとネギとホウレン草とー、みりんってあったっけ」

当麻「んなもんあるわけが」

美琴「だよねぇ。んーと……これかな」

当麻「高っ。これでいいんじゃねえの?」

美琴「それみりん風調味料。味が段違いよ」

当麻「そうなのか……まあ美味い物が食えるなら文句は言いませんはい」

美琴「これくらい知ってなさいよ。自炊してるんでしょ?」

当麻「何も言えません……」
262: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/03/04 20:03:06 ID:2Q5kpBpn0
美琴「……何やってんのよアンタ」

18413「レジ打ちのアルバイトですが、と、ミサカは直球ど真ん中で答えます」
18413「ちょうどいい機会なので顔を出そうと思いまして」

当麻「ん?」

18413「こちらの話です。しかしこうして見ると……」

美琴「な、何よ」

18413「……どこの新婚夫婦だ、という感じですね、とミサカは客観的事実を述べます」

美琴「な、何言ってんのよアンタ!?」

18413「はい、予想通りの反応をありがとうございます。1263円です、と、ミサカは金額を告げます」

当麻「あーくそ、財布から小銭が出しにくい」

美琴「いいわよこれくらい」

当麻「躊躇なく万札出しやがった……」

美琴「私も食べるんだしいいじゃない」

18413「明日は1700時から魚の特売が、とミサカは耳寄り情報を漏らします」

当麻「いつもさんきゅーな」

美琴「何か釈然としない……」
273: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/03/04 20:17:47 ID:2Q5kpBpn0
当麻「うし、じゃ帰るか」

美琴「あ、荷物……」

当麻「今日はこれだけだろ? 鞄も軽いし、片手で持てるって」

美琴「……早く治しなさいよね」

当麻「そうだなー。いつまでもオマエに来てもらってちゃ悪いしなあ」

美琴「そういう事言ってるんじゃ――」

当麻「でも御坂の料理が食べられなくなるのは……うーむ」

美琴「……そんなに気に入ったの?」

当麻「オマエ何言ってんだよ。三大欲求の一つが大満足なんだから人生薔薇色ですよ」

美琴「そこまで言うのか……」

当麻「上条さんの幸せ指数が右肩上がりですよ。正直不幸イベントの揺り返しが怖い……」

美琴「……やっぱりそれ貸しなさい」

当麻「え、おい、これくらい持てるって」

美琴「怪我人が何言ってるのよ。素直に言う事聞きなさい」

当麻「……はい」
307: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/03/04 21:41:07 ID:2Q5kpBpn0
美琴「はい、おまたせ」

当麻「おお……」

美琴「アンタ毎回飽きもせずにこれくらいで感動しないでよ」

当麻「いや、だってオマエが――」

美琴「え?」

当麻「……何でもない」

美琴「ほら、冷める前に食べましょ」

当麻「そうだな。いただきます、と」

美琴「いただきます……ってアンタ、何じーっとこっち見てるのよ」

当麻「フォークで食うのって何か味気なくねえ?」

美琴「……要するに、何よ」

当麻「何でもねーです……」
313: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/03/04 22:01:42 ID:2Q5kpBpn0
美琴(まったく、あんまり調子に乗るんじゃないわよ)

美琴(アレ、こっちだって恥ずかしいんだから……)

美琴(あーあー、そんなにがっついちゃって。ご飯は逃げないわよー)

美琴(あ、でも冷めちゃうか……それでももうちょっと味わって食べて欲しいわよね)

美琴(……ま、悪い気はしないけどさ。こんなに美味しそうに食べてくれるんだし)

美琴(ちょっとクセになりそう、かも?)

美琴(でもコイツの怪我が治っちゃえば私はお役御免か)

美琴(……)
322: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/03/04 22:30:38 ID:2Q5kpBpn0
美琴「アンタ、あとどれくらいで治るんだっけ?」

当麻「あと半月くらいだってさ。もうちょっと前後するかもしれないけど」

美琴「半月かぁ……」

当麻「別にいいんだぜ? 何とか片手の生活にも慣れたしさ」

美琴「怪我人が細かい事気にしないの。こっちだって好きでやってるんだから」

当麻「そ、ですか」

美琴「そ。……何よその目は」

当麻「……何でもない」

美琴「ま、治ってからもたまになら作りに来てあげてもいいわよ」

当麻「マジで!?」

美琴「た、たまにだからね?」

当麻「あ……うん」
333: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/03/04 23:29:12 ID:2Q5kpBpn0
当麻「……なあ御坂」

美琴「何よ」

当麻「やっぱりいいよ」

美琴「何が」

当麻「飯、わざわざ作りに来てくれなくて」

美琴「だから好きでやってるんだって言って……」

当麻「いや、そうじゃなくてさ」

美琴「それとも何。私のご飯じゃ不満? それとも邪魔なの?」

当麻「んな訳あるかよ!」

美琴「……大声出さなくても」

当麻「あ、すまん……」
341: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/03/05 00:10:45 ID:UOs62k/s0
美琴「じゃあどういう意味よ」

当麻「えーと、だな……」

美琴「何」

当麻「……その」

美琴「はっきり言いなさいよ」

当麻「……オマエが飯作りに来てくれるのは嬉しいし、飯にも文句はないんだよ。美味いし」

美琴「何に文句があるのよ」

当麻「文句っていうか……こうしてるとさ……」

美琴「うん?」

当麻「………………勘違いしそうになる」

美琴「――は?」

当麻「だから、その……そういう風に」

美琴「……」
348: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/03/05 00:35:53 ID:UOs62k/s0
当麻「だから、えーと……」

美琴「……」

当麻「そういうことだからさ、…………御坂?」

美琴「……こ、の」

当麻「え――」

美琴「唐変木っ!!」

バヂンッ

当麻「らいでいんっ!?」
351: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/03/05 00:44:54 ID:UOs62k/s0
当麻「ぬ、ぐおお……」

美琴「馬鹿! 鈍感! 朴念仁!」

当麻「み、さか、だから電撃は……」

美琴「よりによって言う事がそれ!?」

当麻「え」

美琴「――っ」

当麻「御坂、それ、どういう……」

美琴「……この馬鹿! 死ねっ!」

ガチャッ

当麻「あ、おい、御坂!?」

美琴「お望み通りもう来ないわよ馬鹿!」
355: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/03/05 01:03:13 ID:UOs62k/s0
当麻「くそ、走りにくい……この……っ、待てよ御坂!」

美琴「何でついてくんのよ、離せ馬鹿っ!」

当麻「何でもクソもねえだろうが! んな顔して出てって欲しくねえよ!」

美琴「じゃあどういう顔して出てって欲しかったのよ!」

当麻「っ……」

美琴「この……離せって言ってんのよ馬鹿っ!」

バリッ

当麻「ぐ――」

美琴「離しなさいよ!」

当麻「は、なすかよ、馬鹿」

美琴「馬鹿はアンタでしょ! それとももっと感電したいの!?」

当麻「ああやれよ馬鹿! でも離さねえからな!!」

美琴「っ――」
357: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/03/05 01:12:00 ID:UOs62k/s0
当麻「――な、御坂。そんな顔しないでくれよ。そんなんじゃまともに話せねえ」

美琴「……」

当麻「すまん。俺が悪いってのは分かるんだけどさ……俺馬鹿だから」

美琴「……」

当麻「だから、馬鹿にも分かるように話してくれよ。オマエ頭いいんだろ」

美琴「……何でアンタは、そんな風に、いちいち人の神経逆撫でするような言い方しかできないのよっ!」

バチンッ

当麻「っぐ……」
362: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/03/05 01:19:12 ID:UOs62k/s0
「……な、御坂。教えてくれよ」

「……」

「頼むから……そんな顔して欲しくねえんだよ……」

「……」

「俺馬鹿だからさ、ちゃんと言ってくれねえと分からねえんだ」

「……」

「教えてくれよ。何でオマエはそんな顔するんだよ」

「……」
364: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/03/05 01:20:59 ID:UOs62k/s0
「……いいわ。もう一回だけ、言ってあげる」

「もう一回……?」

「っ――だから、」















「好きでやってんのよ、この馬鹿っ!」
366: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/03/05 01:25:00 ID:ja2hgEYQ0
美琴がかわいすぎてどうしたらいいかわからない
367: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/03/05 01:31:19 ID:UOs62k/s0
「……みさ、か、それ」

「これで、分からなかったら……アンタ正真正銘の馬鹿よ」

「……御坂、それだと、勘違いするぞ」

「何それ! 馬鹿以下なの!?」

「……なあ」

「何よ!」

「……勘違い、してもいいのか?」

「だから勘違いじゃないわよ馬鹿!」

「……あ、え? 冗談――」

「冗談で言えるか馬鹿! 死ねっ!!」

「ぐが、ぎっ……!」
374: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/03/05 01:50:06 ID:UOs62k/s0
「う……やっぱ、効くなこれ……」

「――離せ、馬鹿ぁ……」

「だから離さねえっつってんだろ」

「言ったじゃん。分かったでしょ。もう離してよ……」

「だって、ここで離したらオマエ逃げるだろ」

「……離せって言ってるでしょ……馬鹿」

「俺、馬鹿だしほんとついてないけどさ……」

「けど、なによ……」

「……怖くて」

「怖い?」

「だって、オマエが毎日飯作りに来てくれるんだぞ!?」

「……はぁ?」

「その……不幸イベントの、揺り返しが」

「……」

「ああくそ、上手く言えねえ」
376: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/03/05 01:54:52 ID:UOs62k/s0
「アンタ、何を柄にもなく考えようとしてるのよ」

「う」

「馬鹿、なんでしょ。思った事そのまま言いなさいよ」

「………………ああ、そうか」

「何」





「せっかく見つけた幸せを逃がすのが怖いんだ」
385: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/03/05 02:04:57 ID:UOs62k/s0
「……」

「だから、離せない。離したくない」

「……馬鹿」

「うん」

「で、何でそれが幸せな訳よ」

「……オマエが飯作りに来てくれるから」

「そうじゃないでしょ」

「………………好きな子が飯作りに来てくれるから」

「――ほんと、馬鹿ねアンタ」

「でも、それはオマエもだろ」

「何でよ」

「こんな馬鹿な奴に付き合ってさ」

「……好きだからやってんのよ。三度目よ、この馬鹿」

「……うん」

「もう言わないからね……馬鹿」
389: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/03/05 02:20:00 ID:UOs62k/s0
「いや、俺としてはもっと言って欲しいん、です、が――」

「え、ちょっ――」

「う……すまん、やっぱりオマエのそれ、効くなぁ……」

「……ごめんね」

「いや、これくらい、安いもんだろ……うぁ」

「ふらふらしてるじゃない。大人しくしてなさいよ」

「いや、でもさ」

「でも?」

「まだ肉じゃが残ってるだろ」

「……」

「もう冷めちまっただろうけどさ、帰って食おうぜ」

「……うん」
399: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/03/05 02:43:16 ID:UOs62k/s0
「……ほら」

「え?」

「肩貸してあげるから」

「……すまん」

「はあ……」

「でもこれ、オマエのAEDが……」

「まったく、しょうがないわね。治るまで私が面倒見てあげるわよ」

「……けっこう重症です」

「え、そんなに――」

「……精神的に」

「……しょうがないわね」

「すまん、やっぱ今の……え?」





「治るまで、面倒見てあげるわよ」
400: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/03/05 02:47:07 ID:UOs62k/s0
"the Imagine Breaker for the Fortunate Time"is over.
404: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/03/05 02:53:28 ID:UOs62k/s0
ちょっと駆け足だったかな?とも思いますがとりあえず終了ですよ

ってわけで恒例の安価タイムです

初めての方にご説明
安価を投げるのでシチュを下さい。即興で書きます
できればアニメに出てきてるキャラで。そっちの方が動かしやすいです
対安価じゃないのはkskst扱い。上手く纏めれなかったらすみませんが再安価で

んじゃ行きますのよー
>>420
420: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/03/05 03:07:03 ID:cGCDPGm20
このスレの話の間の黒子の苦悩
425: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/03/05 03:25:58 ID:UOs62k/s0
黒子「おっねえっさまーっ!」

美琴「うわ、黒子!? いきなり飛びつかないでって言ってるでしょ!」

黒子「駅前に新しい喫茶店ができましたの。そこのケーキが中々の評判でして、いかがです?」

美琴「あー、ごめん。パス」

黒子「何か用事でもありますの?」

美琴「う、うん」

黒子「……なぜ目を逸らしますの」

美琴「えと……」

黒子「怪しいですわね……可愛い後輩の誘いを断るのですからさぞ大事なご用なのでしょうね?」

美琴「えーと……」

黒子「一体何なんですの」

美琴「………………ご飯作ってあげないと」

黒子「」
428: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/03/05 03:38:07 ID:UOs62k/s0
黒子「……」

黒子「…………」

黒子「………………はっ」

黒子「あら? お姉さま?」

黒子「……いない」

黒子「わたくしとした事が……つい現実逃避してしまいましたの」

黒子「ご飯……作って……」

黒子「お姉さまの手料理……」

黒子「ええ、分かっています、分かっていますとも」

黒子「どうせまた、あの方、です、の、よ、ね……」

黒子「ふふふ……お姉さまの邪魔はいたしませんのよ……」

黒子「しかぁし! せめてお姉さまに不埒な真似をせぬように監視するくらいは!!」

黒子「お姉さまの操は黒子が死守いたしますのおおお!!」



光子「なにあれこわい」
432: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/03/05 03:46:49 ID:UOs62k/s0
美琴「……」

美琴「……」

美琴「……ぁ」

美琴「もう、遅いじゃない! 何やってたのよ……また補修?」

美琴「馬鹿馬鹿って、努力しないアンタが悪いんでしょ。少しは勉強しなさいよ」

美琴「え、別にそんなに……どうせまたそんな事だろうと思ってたし。今来たとこよ」

美琴「……しょうがないわね。勉強見てあげるから」

美琴「ちょっとだけよ? 私も門限あるんだから」



黒子「今来たとこ。そんな事だろうと」

黒子「………………お姉さまが熱中症にでもなっていたら直体内の刑でしたのよ!」
434: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/03/05 03:53:35 ID:UOs62k/s0
美琴「今日は何食べたい?」

美琴「揚げ物な気分? まーた茶色い物を……男の子って何でそういうの好きなのかしらねえ」

美琴「じゃあ唐揚げでもしよっか。あ、ちゃんと野菜も付けるわよ?」

美琴「ちゃんと食べてよね……?」



黒子「ギプス……? これが理由でしたの?」

黒子「お姉さまもお優しいですわね……その優しさを少しでもわたくしに回して……げふんげふん」

黒子「……しかしこれは中々、精神的に辛いんですの」

黒子「でもあのお姉さまの表情も……」

黒子「ああっ、もどかしいっ! もどかしいんですのー!!」
438: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/03/05 04:00:23 ID:UOs62k/s0
美琴「あ、こら。荷物貸しなさいよ」

美琴「怪我人は言う事聞きなさいって。ご飯作ってあげないわよ?」

美琴「はいはい、卑怯で結構。ほら、鞄も貸しなさいよ」

美琴「いいから! 貸しなさいって!」

美琴「だから大人しく言う事聞きなさいよ!」

美琴「……」

美琴「……左手空けろって言ってんのよ、馬鹿」



黒子「」
440: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/03/05 04:05:27 ID:UOs62k/s0
これ以上は黒子が耐えられそうにないので終了。明日本筋で書くかも。需要があれば

もいっこいっとく?
あ、インなんとか禁止で。そっちはそっちでやるます

>>443
443: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/03/05 04:11:31 ID:ERn5A0tx0
その後のいちゃいちゃ
451: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/03/05 04:30:26 ID:UOs62k/s0
当麻「……なあ」

美琴「何?」

当麻「ええと……」

美琴「何よ、もう。はっきり言いなさいって」

当麻「やっぱり、その……食いにくいんです」

美琴「……で?」

当麻「……あ、あーん」

美琴「……」

当麻「すいません調子乗りました」

美琴「……はぁ、仕方ないわね……よっ」

当麻「え、あ」

美琴「ちょっと、もう少しそっち寄りなさいよ……座れないじゃない」

当麻「……はい」

美琴「よろしい。……ほ、ほら……あーん」
455: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/03/05 04:38:56 ID:UOs62k/s0
美琴「美味しい?」

当麻「はい……」

美琴「そ」

当麻「……なあ、やっぱ、いいよ」

美琴「は? アンタから言ってきたんでしょ」

当麻「いや、その……」

美琴「どうしたのよ」

当麻「……距離が」

美琴「……あ、そ」

当麻「え?」

美琴「はい。あーん」

当麻「え? 何これ。拷問?」

美琴「嫌なの?」

当麻「……嫌じゃないです」

美琴「じゃあいいじゃない……ほら、あーん」
458: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/03/05 04:47:18 ID:UOs62k/s0
当麻「ごちそうさまでした……」

美琴「はい、お粗末さま」

当麻「あ、何か手伝う事――」

美琴「片手で何やるのよ。片付けはやっとくからアンタはテレビでも見てなさい」

当麻「はい……」

美琴「明日の朝の分は冷蔵庫入れといたから」

当麻「お手数おかけします……」

美琴「……もう言わないわよ」

当麻「え?」

美琴「そんな事言うなって言ってんの」

当麻「……ん」
459: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/03/05 04:53:19 ID:UOs62k/s0
美琴「……」

当麻「……あー」

美琴「今度は何よ」

当麻「えと……あ、ありがとうな、美琴」

美琴「うん。それでいい――、!?」

当麻「……」

美琴「……」

当麻「……」

美琴「そ。それでいいのよ」

当麻「……うん、ありがとう」

美琴「どういたしまして、と……当麻」

当麻「……」

美琴「……」
460: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/03/05 04:57:32 ID:4+4vzNUaO
うっひょおぉぉぉwww
激甘だぜーwww
463: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/03/05 05:01:09 ID:UOs62k/s0
「ん、終わったわよ」

「お疲れ」

「ま、こうも毎日だと疲れるわねー……よいしょ」

「え、おい、美琴――」

「あーあ、疲れちゃったー」

「……何で上条さんの膝の上に座ってますか」

「嫌?」

「……そんな訳ないですはい」

「疲れちゃったから、ね?」

「え――」



ぎゅ





「――じゅーでん」
469: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/03/05 05:11:35 ID:UOs62k/s0
「……ね」

「はひっ」

「病院、来週だっけ」

「あ、うん」

「そっかー」

「……」

「楽しみ」

「え?」

「私だけこうやってするのって、不公平じゃない?」

「――」

「さっさと治してよね」

「……来週までは片手で我慢してください」

「しょうがないわね……ね、当麻」



「明日、何食べたい?」
489: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/03/05 12:42:05 ID:UOs62k/s0
当麻「……」

当麻「……」

当麻「……」

当麻「……」

当麻「……」

当麻「……まだかな」

当麻「……」

当麻「……」

当麻「……」

ぴんぽーん

当麻「!」

どたどたどた がちゃっ



当麻「よ」

美琴「……よ」
493: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/03/05 12:52:35 ID:UOs62k/s0
当麻「いやー、休みだっていうのに朝から悪いなあ」

美琴「だーかーらー」

当麻「……ありがとな、美琴」

美琴「ん」

当麻「もう秋だってのに暑いなあ……あーあ、汗かいてるぞ」

美琴「これはたぶん……走って……」

当麻「ん?」

美琴「な、何でもない!」

当麻「何か拭くものを……あれ? その袋何?」

美琴「あ、えと、これは――ちょっとトイレ借りるわね! あとタオル!」

ばたばたがちゃばたん

当麻「……?」
495: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/03/05 13:01:51 ID:UOs62k/s0
美琴「はあ……」

美琴「とりあえず拭こう……」

美琴「ん……」

ぷち、ぷち

美琴「うわ、結構汗掻いちゃってる……」

美琴「……よし。んじゃ……ううぅ……」

美琴「やっぱり恥ずかしい……」

美琴「……んと、これがこうで……」

美琴「うわ、説明書付けてくれてる……うわあ……」

美琴「えーと? これを、こうして……っと」

美琴「面倒臭いわね……後は、これ付けて、と」

美琴「……どう、かな」

美琴「……恥ずかしいわね、やっぱり」

美琴「…………、……よし」
496: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/03/05 13:08:01 ID:UOs62k/s0
美琴「えと……当麻ー……」

当麻「ん、何だ――ぶっ」

美琴「……こんなん出ましたけど……どう、かな」

当麻「え、美琴、それ……」

美琴「……こういうの、好き?」















美琴「め……めいどさんですよー……」
515: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/03/05 14:01:21 ID:UOs62k/s0
当麻「……何となく見当は付くけどどうしたんだそれ」

美琴「ま、舞夏のお兄さんが……」

当麻「やっぱり土御門かあの野郎! GJです!」

美琴「そんなに気に入ったの?」

当麻「気に入ったと言うか何と言うか……」

美琴「んー?」

当麻「……恥ずかしがりながらも着てくれる美琴が可愛くて」

美琴「……」

当麻「……」

美琴「……恥ずかしい事言わないでよ」

当麻「す、すまん」
520: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/03/05 14:15:14 ID:UOs62k/s0
美琴「で、何かして欲しい事ある? 今ならメイドさんがご奉仕してくれますよー」

当麻「……」

美琴「どしたの?」

当麻「……ナンデモナイデス」

当麻(鼻血出そうになったとか言えない……言えない! でも言った時の反応は気になるでも言えない!)

美琴「あ、そうだ。これ持ってきたんだ」

当麻「ん?」

美琴「羊羹と、おちゃー」

当麻「緑茶?」

美琴「うん。美味しいって評判だったから買ってきたの」
美琴「たまには和菓子もいいでしょ。アイスグリーンティとかどう?」

当麻「そういえば和菓子ってあんまり食わねえな」

美琴「おやつにはちょっと早いけどお茶にしましょ」

当麻「うん、いいなそれ」

美琴「んじゃ氷と……これ耐熱グラスー?」
525: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/03/05 14:31:34 ID:UOs62k/s0
当麻「おおう、ちゃんとこれまで持ってきちゃって……これ、なんて言うんだっけ? 楊枝?」

美琴「黒文字。こっちの方がいいでしょ」

当麻「まあフォークよりは雰囲気出るよな。メイド服だけど」

美琴「嫌?」

当麻「分かってていってるだろオマエ……」

美琴「じゃあ言うな馬鹿」

当麻「はい……お、冷たい緑茶ってのもいいな。さっぱりしてて」

美琴「何だかんだでまだ暑いしねー」

当麻「あれ? オマエの分は?」

美琴「これでいいでしょ……はい、あーん」

当麻「……」

美琴「どしたの?」

当麻「いや……いただきます」
532: 皿も含めて1セット。さすがにグラスは2つ 2010/03/05 14:43:14 ID:UOs62k/s0
美琴「どう? おいし?」

当麻「……」

美琴「どうしたの?」

当麻「その…………いまいち味が分からなかった……」

美琴「分からないって……あ」

当麻「……」

美琴「……じゃあもう一回、あーん」

当麻「あ、あーん」

美琴「どう?」

当麻「……美味い」

美琴「そ――よかった」

当麻「っ」

美琴「どしたの?」

当麻「……改めて言うまでもないけどさ」

美琴「ん?」
533: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/03/05 14:48:43 ID:UOs62k/s0
当麻「至近距離でそういう可愛い顔されると、その」

美琴「……」

当麻「……」

美琴「……私?」

当麻「オマエ以外に誰がいるっていうんだよ」

美琴「……」

当麻「……それよこせ」

美琴「あ」

当麻「俺だけなんてずるいだろ……ほら」

美琴「え、え?」

当麻「あ……あーん……」

美琴「……、ぱく」

当麻「どうだ?」

美琴「…………甘い」
534: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/03/05 14:51:59 ID:tY09Vyiq0
そりゃ甘いに決まってんだろおぉぉぉぉ!!!!!!
537: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/03/05 15:10:59 ID:tzzDbhqf0
砂糖が止まらんぜよ(ダバダバ
542: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/03/05 15:26:08 ID:UOs62k/s0
当麻「……あ、そうだ」

美琴「うん?」

当麻「一つ頼みたい事があった……んだけど……」

美琴「何?」

当麻「……え、と……耳かき、してほしい……」

美琴「……」

当麻「いや、だって二ヶ月近くも左手だけなんだよ」

美琴「…………しょうがないわねぇ」

当麻「え、マジ!? 言ってみるもんだなあ」

美琴「ご奉仕してあげるって言っちゃったしね。ほら、どーぞ」

当麻「し、失礼します……」
554: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/03/05 15:54:15 ID:UOs62k/s0
美琴「……」

当麻「……」

美琴「……気持ちい?」

当麻「う、ん」

美琴「そ」

当麻「……」

美琴「お、でかいのげっとー」

当麻「……自分で言っといて何なんですが」

美琴「ん?」

当麻「これ……恥ずかしいな」

美琴「言うな、馬鹿。……よし、こんなもんかな」

当麻「ん、ありがとな――」

美琴「反対も、する?」

当麻「……お願いします」
557: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/03/05 16:00:27 ID:UOs62k/s0
当麻「……」

美琴「……終わったわよ」

当麻「あ、うん……」

美琴「……」

当麻「もうちょっと、こうしてていいか?」

美琴「……足、痺れない程度にね」

当麻「ん……」

美琴「……」

当麻「……美琴」

美琴「何?」

当麻「手」

美琴「……ん」

当麻「……」

美琴「……」
561: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/03/05 16:11:20 ID:UOs62k/s0
美琴「はい、しゅーりょー」

当麻「えー」

美琴「もういいでしょ……ね」

当麻「ん? どした?」

美琴「そこ、ベッド座って」

当麻「? ああ……」

美琴「よいしょ」

ぎっ――

当麻「え、あ」

美琴「頑張ったから、ね?」

当麻「……」

美琴「ごほーび、ちょーだい?」

ぎゅ

美琴「――じゅーでん」

当麻「……好きなだけどうぞ」
571: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/03/05 16:21:21 ID:UOs62k/s0
「……」

「……」

「………………よし」

「え――」

「えいっ」

「おわっ!?」

ぼふっ

「な、何しやがるですか」

「……」

ぎゅ――

「え、おい、美琴……?」

「……アンタも、ぎゅってして」

「……はい」
575: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/03/05 16:28:03 ID:UOs62k/s0
「……むー」

「な、何がご不満なんでせうか」

「……せっしょくふりょー」

「え、ああ。右手まだこんなだからな」

「そうじゃなくて」

「?」

「……にぶちん」

「え――」





「」
580: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/03/05 16:33:26 ID:UOs62k/s0
「――ばーか。もうちょっと勉強しなさい」

「……はい」

「……」

「……」

「……」

「……補修」

「…………はい」



「」
583: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/03/05 16:44:31 ID:UOs62k/s0
「……」

「……」

「……早くこれ外れねえかな」

「そうね」

「……」

「……」

「……なあ」

「何?」

「……いつまでこうしてるんだ?」

「好きなだけって言ったじゃない」

「そうだけどさ……」

「充電器は黙ってホールドしてなさい」

「……はい」
594: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/03/05 16:56:31 ID:UOs62k/s0
「……」

「……すぅ」

「……」

「……」

「……動けない」

「……」

「……」

「……えへ」

「っ――」

「……」

「……」

「……ん……とうまぁ……」

「っっっ――!!」

「……」

「ご、拷問かこれは……」
636: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/03/05 19:50:07 ID:UOs62k/s0
「……ん」

「あれ……寝ちゃったのか」

「……っ」

「……ばーか」

「何でアンタまで一緒に寝ちゃってるのよ」

「もう真っ暗じゃない……起こしてくれればいいのに……」

「……」

「……キス、したら起きるかな」

「……」

「って、何を絵本みたいな事言ってるのよ私は……!」

「あ……」

「……起きない」

「……」
638: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/03/05 19:54:32 ID:UOs62k/s0
「……起きない、わよね」

「……」

「……」

「……」

「………………とう、ま」

「……」

「……起きろ、馬鹿」

「……」

「起きないと、キスしちゃうぞ」

「……」

「……」

「……」

「お……起きないアンタが悪いんだからね……」

「……」

「――――――、」
640: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/03/05 19:56:50 ID:UOs62k/s0
美琴「……ちょい待ち」

美琴「……あれ……え?」

美琴「え? えええ?」





美琴「ああああああっ!!」





当麻「うおおっ!?」

美琴「……」

当麻「あ、ごめん寝ちゃったか……どうした?」



美琴「……門限、過ぎちゃった」

当麻「」
646: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/03/05 20:09:39 ID:UOs62k/s0
美琴「うわ、黒子からの着信がこんなに……マナーモードにしてたからなあ……」

当麻「何でマナーにしておいたんだよ」

美琴「だって……」

当麻「ん?」

美琴「……邪魔されたくないじゃん」

当麻「……」

美琴「……ま、黒子ならきっと上手くやってくれてると信じよう」

当麻「いいのかよそれで!?」

美琴「いいの。言い訳は明日にするわ」

当麻「明日……?」

美琴「あー、この時間スーパーも閉まっちゃってるわよね。ピザでも頼む?」

当麻「おい美琴、オマエまさか……」

美琴「……変な事したらチンするからね」

当麻「……はい」
657: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/03/05 20:21:21 ID:UOs62k/s0
ぴんぽーん

美琴「あ、来たかな」

当麻「おい、美琴……!」

美琴「何よ」

当麻「オマエ、その格好で出るつもりか?」

美琴「……あ」

当麻「そもそもここ男子寮だぞ? ややこしくなるから隠れてろって」

美琴「ん」

ぴんぽんぴんぽんぴぽぴぽぴぽぴぽ

当麻「はいはーい。連打しなくても今出ますよーっと」



ガチャ



18413「ちゃーす、ピザのお届けに参りましたー、とミサカは平然と登場します」

当麻「」
659: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/03/05 20:23:18 ID:tzzDbhqf0
18413号さんキターw
666: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/03/05 20:32:14 ID:UOs62k/s0
当麻「……あれ? スーパーのレジ打ちは?」

18413「クビになりました」

当麻「なぜに」

18413「レジ業界の暗部に触れてしまったため、とでも申しましょうか、とミサカは誤魔化します」

当麻「何があったんだよ!? ってかレジ業界って何だよ!?」

18413「申し訳ありませんがこれ以上喋ると消されるので、とミサカは黙秘権を行使させていただきます」

当麻「そこまで深いのか、レジ業界の闇……」

18413「っぱねーです。噂によるとレベル5の第6位が牛耳っているとか何とか」

当麻「そこまで深いのかレジ業界の闇!」

18413「それはそうとピザが冷めますよ、とミサカは職務をこなします」

当麻「あ、ああ。いくらだっけ?」

18413「3950円です。あ、クーポン使っておきましたから、とミサカは出来る女をアピールします」

当麻「ありがてえありがてえ」
670: 超電磁砲4巻からが禁書目録3巻(妹達編)の過去 2010/03/05 20:43:12 ID:UOs62k/s0
18413「……おや」

当麻「ん?」

18413「……あなたも中々やりますね、とミサカは見直します」

当麻「んんん?」

18413「靴が出しっぱなしですよ、とミサカは忠告します」

当麻「……あ」

18413「この時間、すでに門限は過ぎてますよね、とミサカは確認を取ります」

当麻「えーと……その、だな」

18413「男の言い訳は見苦しいですよ、とミサカは忠告します」

当麻「う……」

18413「さて、冷めてしまいますのでお早めにどうぞ、とミサカは配達ケースを渡します」

当麻「あれ?」

18413「何ですかその鳩が電磁加速砲食らったような顔は」

当麻「え、それ、俺死んでね?」
676: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/03/05 20:51:30 ID:UOs62k/s0
18413「確認を取ったまででして、とやかく言うつもりはありません、とミサカは口外しない事を約束します」

当麻「……さんきゅ」

18413「まあすでにミサカネットワーク内の掲示板では祭り状態なんですが、とミサカは視線を逸らします」

当麻「明らかにスレ立てたのオマエだろ!?」

18413「いえいえ、これくらいは役得という事で、とミサカは薄ら笑いを浮かべます」

当麻「チクショウ! 何だってオマエはいつもこういうキャラなんだよ!?」

18413「ギャグもシリアスもこなす歌って踊れるアイドルを目指しています。目指せ紅白最大出場ユニット、とミサカは誇大妄想を広がせます」

当麻「NHKホールに一万弱も入らねえよ!」

18413「ああそうそう、これサービスですので」

当麻「凄え勢いで話逸らしたなテメエ!? って、ん?」





18413「避妊はしっかりと、とミサカは毎度のように親指を人差し指と中指の間に握りこみます」

当麻「」
685: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/03/05 21:03:23 ID:UOs62k/s0
美琴「どうしたの? 何かやけに話し込んでたみたいだけど」

当麻「アイツの相手は疲れる……」

美琴「?」

当麻「ま、さっさと食おうぜ。冷めたピザはやだしな」

美琴「そうねー」

当麻「ほい、ほい。あとスパゲティの皿?」

美琴「別にこのままでいいじゃない」

当麻「……まあ、そうだな」

美琴「飲み物水でいいー?」

当麻「んー」

美琴「……はい。よいしょ」

当麻「……やっぱりそこ座るんですね」

美琴「アンタの隣は私の指定席。……だめ?」

当麻「……オマエ以外座らねえよ」

美琴「……えへ」
697: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/03/05 21:29:27 ID:UOs62k/s0
当麻「……何かオマエってさ」

美琴「んー?」

当麻「常盤台って超お嬢なんだろ? オマエぜんぜんそれっぽくねえよな。週末に男の部屋でピザ食ってるし」

美琴「アンタ私に何を求めてるのよ」

当麻「えーと……お花とかお琴とか?」

美琴「一応それなりにはできるわよ」

当麻「……マジで?」

美琴「まじまじ。だって授業でヴァイオリンとかもやるのよ?」

当麻「すげー」

美琴「そこまで上手くはないわよ……あくまで教養としてなんだから」

当麻「でも格好いいなー。今度聞かせてくれよ」

美琴「アンタも何かやってみたら? ピアノとか、割ととっつきやすいわよ」

当麻「ピアノかー……柄じゃねえだろ」

美琴「ちぇ、残念」

当麻「オマエこそ俺に何求めてるんだよ……」
701: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/03/05 21:35:28 ID:UOs62k/s0
当麻「しっかし、オマエとこうやって一つの皿でスパゲティつつく仲になるとはなあ」

美琴「何よ。私じゃ不満?」

当麻「それは質問じゃなくて尋問だろ。答え分かってるんだからさ」

美琴「別にいいじゃない聞いたって……あ」

当麻「あ……」

美琴「……何かこういう映画あったわよね。犬のアニメの」

当麻「……」

美琴「……やる?」

当麻「何をだよ」

美琴「あむ。ん」

当麻「……」

美琴「んー」

当麻「……ぱく」



「」
710: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/03/05 21:45:47 ID:UOs62k/s0
美琴「出たわよー」

当麻「お、おう……」

美琴「一応釘刺したけど、覗きにこなかったわね」

当麻「水周りで電気はさすがに怖すぎるからな……」

美琴「……何で目逸らすのよ」

当麻「……だってさ」

美琴「お風呂上りで男物のぶかぶかシャツな美琴ちゃんをまともに見れない?」

当麻「テメエ分かってんじゃねえか!」

美琴「だって狙ってるもん」

当麻「……オマエ、それどうなるか分かっててやってんのか?」

美琴「レンジ」

当麻「……」
714: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/03/05 21:51:40 ID:UOs62k/s0
当麻「……」

美琴「……」

当麻「……! ……!!」

美琴「うーごーくーなーじゅーでんきー」

当麻「精神衛生上極めてよろしくない状況なんですがこれ!?」

美琴「我慢しなさい。今日は色々やってあげたんだからこれくらいしてもいいでしょ」

当麻「高い買い物だ……」

美琴「安くないわよ、私」

当麻「注文してから気付いた……」
716: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/03/05 21:54:32 ID:UOs62k/s0
美琴「……」

当麻「……」

美琴「……両手」

当麻「ん?」

美琴「両手で、ぎゅってしてくれたら考えてあげる」

当麻「……」

美琴「だから、もうちょっと、ね」

当麻「……早く外れねえかなこれ」

美琴「それまでちゃんと捕まえとかないと逃げちゃうわよ」

当麻「片手で間に合うかなあ」

美琴「左手だけで十分よ……馬鹿」

当麻「……」
717: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/03/05 21:56:29 ID:UOs62k/s0
美琴「……」

当麻「……」

美琴「……」

バヂッ

当麻「っ――」

美琴「ん。偉い偉い」

当麻「……覚えてろよ」

美琴「どうかしらね?」

当麻「……くそ」
722: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/03/05 22:05:39 ID:UOs62k/s0
当麻「……」

美琴「……すぅ」

当麻「……」

美琴「……」

当麻「……これくらいなら、いい、よな?」



「」







当麻「――ってえ」

美琴「イエローカードよ。」

当麻「拷問だろこれやっぱり……」

美琴「もう少し早く止めた方がよかったの?」

当麻「……くそ」
726: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/03/05 22:12:19 ID:UOs62k/s0
当麻「……」

美琴「……」

当麻「……」

美琴「……」

当麻「……すぅ」

美琴「……結局アンタの方が先に寝ちゃってるじゃない。馬鹿」
731: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/03/05 22:17:09 ID:UOs62k/s0
「……そんなにぎゅーってしなくても逃げないわよ」

「……あ」

「血、出ちゃってるじゃない」

「……」

「……ばーか」

「ごめんね――お詫び」





「」





「……」

「それと、おやすみ、当麻」



「」


終わり
798: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/03/05 23:38:18 ID:UOs62k/s0
刀夜『で、腕の具合はどうなんだい?』

当麻「あー、明日病院行って、何もなければギプス取って終了」

刀夜『そうか。大覇星祭の時にはびっくりしたよ。何で連絡してくれなかったんだい?』

当麻「……別に、騒ぐほどの事でもないだろ」

刀夜『美琴ちゃん、だったかな。後で聞いたよ』

当麻「何が?」

刀夜『やるじゃないか。名誉の負傷という奴だろう?』

当麻「……ま、な」

刀夜『いやいや、中々に青春を満喫しているようでよかったよ』

当麻「その青春の一瞬のきらめきのために二ヶ月片腕生活でしたけどね!」

刀夜『ふむ。でも聞いた話によると……』

当麻「え?」
806: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/03/05 23:55:06 ID:UOs62k/s0
美琴「ただいまー! 当麻ー、アイス買ってきたよー!」

刀夜『――母さんビンゴだ! 今夜は赤飯にしよう!』

当麻「てめクソ親父何言ってやがる!?」

詩菜『あらあら。やっぱり当麻さんのそれも父親譲りなのかしら』

当麻「母さん!?」

詩菜『まったく困ったものね。当麻さん――泣かせちゃ駄目ですよ?』

当麻「は、はひっ!」

美琴「当麻ー、誰と話してるのー?」

詩菜『あらあら、あらあらあらあら。当麻さん的には女の子には呼び捨てにして貰うのがいいのかしら?』

当麻「だああっ! すまん母さんまた今度な! 今度ゆっくり話そう!」

詩菜『あらあら。刀夜さん刀夜さん、今度当麻さんが二人の今後についてじっくりはな――』

ブチッ

当麻「……『今度』が怖すぎる」

美琴「おーい、アイス溶けちゃうぞー」
824: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/03/06 00:09:18 ID:U6jtXc590
美琴「誰だったの? あ、もしかして土御門さんとか?」

当麻「いや……」

美琴「えーと……あ、もしかしてあのちびっ子先生? 声聞こえちゃったかな」

当麻「……小萌先生よりももっと怖い相手かも知れません」

美琴「え? もしかして――」

当麻「……」

美琴「一方通行!?」

当麻「何でそこで一方通行が出て来んだよ!? 俺たちにどんな友情を期待してんですかねえ!?」

美琴「いや、怖い相手って言ったから……誰?」

当麻「その……」

美琴「う……」

当麻「………………上条夫妻」

美琴「」
828: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/03/06 00:13:48 ID:m+MtmH2BO
二人も結婚したら上条夫妻(ry
834: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/03/06 00:21:23 ID:U6jtXc590
美琴「……もしかして、私の声丸聞こえだった?」

当麻「……うん」

美琴「……何て?」

当麻「……素晴らしいくらい的確に勘違いっていうか勘違いじゃないんだけど勘違いしてくれました」

美琴「……」

当麻「……」

美琴「……」

当麻「え? あれ? 美琴さん?」

ピ ピピ ピ

――ガチャ

美琴「ん」

美鈴『もしもーし。どうしたの美琴ちゃーん?』

当麻「」
856: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/03/06 00:49:32 ID:U6jtXc590
おまけ

美琴「お風呂出たわよー」

当麻「おう」

美琴「ほら、アンタもさっさと入りなさいよ」

当麻「へいへい。面倒臭えけどま、入ってくるかー」

美琴「……あ」

当麻「んー? どした?」

美琴「アンタ、片手でお風呂入れるの?」

当麻「そりゃ七面倒臭いですけど? 入れねえ事はねえよ」

美琴「……」

当麻「……何か期待と不安がひしひしと」

美琴「……ね」



美琴「お風呂、手伝ってあげようか」

当麻「」、やっぱりそうきましたー」
860: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/03/06 00:55:51 ID:U6jtXc590
美琴「もう大丈夫ー?」

当麻「お、おう……」

がらっ

美琴「……何ビクビクしちゃってるのよ。普通逆じゃない?」

当麻「いや、だって、なあ?」

美琴「……」

しゃわー

当麻「うおっ、冷たっ!?」

美琴「……こっちだって恥ずかしいんだから少しは気を使いなさいよ、馬鹿」
864: 上条さんタオル着用、美琴は着衣(シャツと短パン)かな? 2010/03/06 01:02:20 ID:U6jtXc590
美琴「ギプス、濡らしちゃって大丈夫なの?」

当麻「大丈夫だってさ」

美琴「ふーん」

当麻「……あー、人に頭洗ってもらうのって気持ちいいなあ」

美琴「お痒い所ございませんかー?」

当麻「いい塩梅です……」

美琴「……ね」

当麻「んー?」

美琴「手、治ったらさ」

当麻「うん」

美琴「私にもやって?」

当麻「」
870: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/03/06 01:07:20 ID:U6jtXc590
美琴「お背中流しますよー」

当麻「思う存分やってください」

美琴「んじゃ行くわよ――」

当麻「え……いていでいでえ!?」

美琴「何よー。思う存分やれって言ったじゃない」

当麻「だからってそんな大根下ろすんじゃねえんだから……」

美琴「んー?」

当麻「……優しくしてね?」

美琴「はいはい……くすくす」

当麻「ちぇ……」
875: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/03/06 01:09:51 ID:U6jtXc590
ごしごし

当麻「あー、気持ちええですー」

美琴「そ。よかったわね」

当麻「あーそこ。もちょっと右、そこそこ。ああー」

美琴「……」

当麻「……ん?」

――つぅっ

当麻「ぴぃっ!?」

美琴「あ、ごめん」

当麻「いいいきなり何してはるんですか!?」

美琴「ん、と……」
879: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/03/06 01:14:16 ID:U6jtXc590
美琴「よく見ると、傷、いっぱいだなーって」

当麻「……」

美琴「これ、傷の跡よね。ちょっと赤くなってるくらいだから凄い分かりにくいけど」

当麻「……」

美琴「ここも、ここにも」

当麻「……」

美琴「……ごめんね」

当麻「……違うだろ」

美琴「え?」

当麻「ごめん、じゃないだろ」

美琴「……うん。ありがと」

当麻「それも違う」

美琴「え?」

当麻「何も言わなくていいんだよ。当たり前の事なんだからさ」

美琴「……ん」
906: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/03/06 01:31:02 ID:U6jtXc590
おまけ2

美琴「ああああああっ!?」

当麻「うお!? どうした美琴」

美琴「アンタ冷蔵庫に入れてたプリン食べたでしょ!」

当麻「あー、あの業務用みたいなやつ?」

美琴「……」

当麻「え、あ、やば」

美琴「……こ、の」

当麻「み、美琴! 電撃はちょっと!」

美琴「……」

当麻「……あれ?」

美琴「……帰る」

当麻「え?」

ガチャ――バタン

当麻「……あれ?」
908: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/03/06 01:40:02 ID:U6jtXc590
当麻「え、もしかしてマジギレ? プリンで?」

当麻「確かにアイツ甘い物好きだけど……」

当麻「冷蔵庫に入ってたから、てっきり俺に買っておいてくれたのかと」

当麻「いや、食べたのは俺が悪いけどさ」

当麻「でもアイツあの量を全部食う気だったのか? 俺でも結構きつかっ、た、……」

当麻「………………あ」

当麻「あ、ああ、ああああああ!!」

当麻「……そりゃあ一個しか買ってないよな……くそ」

当麻「……コンビニに置いてるかなあ」
912: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/03/06 01:44:56 ID:U6jtXc590
美琴「……あれ」

当麻「……よ」

美琴「珍しいじゃない。私より早いなんて」

当麻「……午後はサボったからな」

美琴「ふりょー。何してたの」

当麻「コンビニはしご」

美琴「立ち読みでもしてたの?」

当麻「いや……何でかどこにもなくてさ……」

美琴「何が?」

当麻「………………プリン」

美琴「……当麻」

当麻「はい」

美琴「馬鹿、ばか、バカ」

当麻「返す言葉もございません」

美琴「……ばーか」
914: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/03/06 01:49:29 ID:U6jtXc590
当麻「え、と、美琴」

美琴「何よ」

当麻「……これくらいしか見つけられなかった」

美琴「何これ」

当麻「……チロルチョコ・とろ~りカスタードプリン」

美琴「……」

当麻「……」

美琴「……っく」

当麻「え?」

美琴「く、あは、あははは! 何? 学校サボって走り回って見つけてきたのがチロルチョコなの? あははは!」

当麻「お、俺だって必死に探して――」

美琴「……ありがと」

当麻「……ごめんな」

美琴「いーのよ。元々アンタのために買ってきたんだし、ね?」
918: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/03/06 01:54:36 ID:U6jtXc590
当麻「でもあれ、オマエも一緒に食べ――」

美琴「ね、当麻。はんぶんこしよっか」

当麻「……」

美琴「ん……、カリッ。あ、結構美味しい、かも?」

当麻「……えと」

美琴「はい、あーん」

当麻「……あーん」

美琴「……ぱく」

当麻「あ」



「」



美琴「――おいし?」

当麻「……甘い」

終わり
920: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/03/06 01:56:33 ID:KMlmlELvO
あまあああああああああああああああああぁ"
921: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/03/06 01:56:38 ID:N5/+sskh0
美琴さん口移しとかハンパねぇっす!………このネタは使える。ごくり…。
940: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/03/06 02:13:52 ID:XKBp6LGd0
このスレ読んでたら、レールガンのコミック全巻ぽちってた


 

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