武内P「ホモ疑惑、ですか」
- カテゴリ:アイドルマスター シンデレラガールズ
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- 697: 2018/02/02(金) 21:00:39.35 ID:HgDs+jhjo
- 未央「うん。だから、ちょっと静かにしててね」
卯月「とっても大事な事ですから……すみません」
凛「卯月は謝ることないよ」
美嘉「だね。そんな疑惑が立つアイツが悪いんだしさ★」
武内P「……」
武内P「あの、ここで検討するのでしょうか?」
- 698: 2018/02/02(金) 21:02:46.37 ID:HgDs+jhjo
- 未央「ごめんね、プロデューサー。仕事の邪魔かな」
卯月「でも……他に、こんな話を出来る場所が」
凛「うん。担当プロデューサーがホモかなんて、話しにくい」
美嘉「アタシは担当じゃないけどさ、長い付き合いだしね★」
武内P「……」
武内P「いや……おかしいとは、思いませんか?」 - 699: 2018/02/02(金) 21:04:25.61 ID:HgDs+jhjo
- 未央「おかしい、か……確かにおかしいよね」
卯月「はい。プロデューサーさんって、その……」
凛「私達の事、異性として全く意識してないよね」
美嘉「それ、わかる! いくら相手がアイドルだからって、変だよね!」
武内P「……」
武内P「あの、皆さん?」 - 700: 2018/02/02(金) 21:06:20.80 ID:HgDs+jhjo
- 未央「うんうん。確かに、プロデューサーとアイドルって問題があるよ?」
卯月「はい……でも、プロデューサーさんも男の人ですし……」
凛「少しくらいは、意識するはずだよね」
美嘉「……やっぱり、ホモなのかなぁ」
未央・卯月・凛・美嘉「うーん……」
武内P「皆さーん!?」 - 701: 2018/02/02(金) 21:08:57.05 ID:HgDs+jhjo
- 未央「あっ、でもそうだ。聞いて」
卯月「はい、何ですか未央ちゃん?」
未央「私が辞めるって言った時、プロデューサー来てくれたじゃん?」
凛「その時、何かあったの?」
未央「私、すっごい部屋着でさ」
美嘉「へー、それで?」
未央「プロデューサー、おっぱい見てた気がする」
武内P「!? 誤解です!」 - 702: 2018/02/02(金) 21:11:08.72 ID:HgDs+jhjo
- 卯月「あっ、そういえば……私も」
未央「おっ、しまむーも何かあるの?」
卯月「はい。あの、私が風邪を引いて御見舞に来てくれた時……」
凛「ああ、髪がボサボサで大変だったって言ってたよね」
卯月「あの……その時、パジャマで会ったんですけど」
美嘉「パジャマで? えっ、それってどうなの?」
卯月「プロデューサーさん、お尻見てた気がするんです」
武内P「!? 誤解です!」 - 703: 2018/02/02(金) 21:14:39.05 ID:HgDs+jhjo
- 凛「そういうのなら、私もあるかな」
未央「ねえ、美嘉ねぇは何か無いの?」
凛「卯月と一緒に、スカウトに来てくれた時」
卯月「あっ、そうです。美嘉ちゃん、プロデューサーさんと仲良いですし」
凛「私、店番してて……エプロンしてたんだよね」
美嘉「アタシ? うーん……ちょっと待ってね」
凛「プロデューサー、店の花をすっごい見てた」
武内P「あの……はい、すみません」 - 704: 2018/02/02(金) 21:19:03.10 ID:HgDs+jhjo
- 美嘉「あっ、そういえばあったあった!」
未央「おおっ、なんだか期待出来そう!」
美嘉「前に、髪型とか変えて遊んでみようってなってさ」
卯月「美嘉ちゃんのを……ですか?」
美嘉「違うよー、アイツの髪型を★」
凛「ふーん。ちょっと気になるかも」
美嘉「一回前髪を上げてみたんだけどさ、かなりエロかった!」
武内P「……」
武内P「話の趣旨が違っていると、そう、思います」 - 705: 2018/02/02(金) 21:21:39.57 ID:HgDs+jhjo
- 未央「でもさ、男の人の恋愛感情と性欲は別らしいじゃん?」
卯月「ホモでも、生物学的には男性ですからね」
凛「うん。女性に反応するように、体と本能がそうなってる」
美嘉「って事は……話は結局振り出しかぁ」
未央・卯月・凛・美嘉「……はぁ」
武内P「……」
武内P「あの……皆さん、詳しいですね!?」 - 706: 2018/02/02(金) 21:25:06.73 ID:HgDs+jhjo
- 未央「もうさ、プロデューサーがホモでも良いような気がしてきた」
卯月「恋愛は自由ですし……プロデューサーさん、良い人ですしね」
凛「アイツが私達を応援してくれるように、私達も応援しようか」
美嘉「凛、それすっごくいい考えだよ★ アタシも応援するっ★」
未央・凛・卯月・美嘉「おー!」
武内P「諦めないでー! 諦めないでくださーい!」 - 707: 2018/02/02(金) 21:28:59.18 ID:HgDs+jhjo
- 未央「あれ? でもさ……ホモなら、SideMに行くんじゃない?」
卯月「未央ちゃんのそういう所、凄いです!」
凛「でも、確かにそうかも」
美嘉「うん。この事務所、男性アイドル部門は無いしね―」
武内P「……」
武内P「危険な方向でしたが、危険は回避されましたね」 - 708: 2018/02/02(金) 21:32:22.18 ID:HgDs+jhjo
- 未央「でも……どうなんだろうなぁ、わかんないや」
卯月「……こうなったら、直接確かめるしか無いと思います」
凛「待って。デリケートな問題だから、いくらアイツでも、その……」
美嘉「傷つくカモ、って? へー、優しい所あるじゃん★」
凛「もう、からかわないで!」
武内P「……」
武内P「この状況は間接的ですが、最早直接と言って差し支えないと思います」 - 709: 2018/02/02(金) 21:37:27.31 ID:HgDs+jhjo
- 武内P「皆さん、お話中の所申し訳ありませんが……」
武内P「私は、ノーマルです」
武内P「皆さんの疑惑は、完全な誤解です」
未央「……って、言ってるけど」
卯月「嘘を付いてる……感じはしないですよ、ね」
凛「待って。上の口は素直じゃないだけかも」
美嘉「あー、素直になれない感じ、わかるなー」
武内P「……」 - 710: 2018/02/02(金) 21:42:43.21 ID:HgDs+jhjo
- 未央「――くくくっ、プロデューサー、下の口は正直だなぁ!」
卯月「! 凄いです……思わず引き込まれちゃう演技でした……!」
凛「うん……私、ちょっと感動した」
美嘉「ヤバーイ★ それからそれから!?」
未央「嫌だと言いながら……もうスタドリを10本も咥えこんでるぞ!」
卯月・凛・美嘉「わー!?///」
武内P「わー、ではないです! あの、やめていただけますか!?」 - 711: 2018/02/02(金) 21:46:35.95 ID:HgDs+jhjo
- 未央「っ!? おい、なんだ……逆らう気か!?」
卯月「! プロデューサーさんの逆襲が始まりました!」
凛「ふーん。まあ、悪くないかな」
美嘉「アイツが反撃かぁ……まぁ、無くはない、のかな?」
未央「や、やめろっ! や、やめ……ああっ!」
卯月・凛・美嘉「ああーっ!?///」
武内P「皆さん、一回! 一回、落ち着きましょう!」 - 712: 2018/02/02(金) 21:50:11.26 ID:HgDs+jhjo
- 未央「……と、未央ちゃんショーでしたー! いえーい!」
卯月「いえーい!……どっちもアリですね!」
凛「私は、攻められてるプロデューサーが良いかなぁ」
美嘉「アタシは、攻めてる方が好み、かな★」
未央「ねえ、プロデューサーはどっちが良い?」
武内P「助けてください千川さーん!」 - 713: 2018/02/02(金) 21:53:26.83 ID:HgDs+jhjo
- ・ ・ ・
武内P「落ち着いて……いただけましたか」
未央・卯月・凛・美嘉「……はい、すみませんでした」
ちひろ「もう、あんまりプロデューサーさんを困らせちゃ駄目ですよ」
未央・卯月・凛・美嘉「……はーい」
武内P「しかし、何故私にホモ疑惑が……」
ちひろ「それは、プロデューサーさんのせいですよ」
武内P「……」
武内P「えっ?」 - 714: 2018/02/02(金) 21:56:59.54 ID:HgDs+jhjo
- 武内P「私のせい……ですか?」
ちひろ「はい」
武内P「待ってください! あの、理由を聞かせてください!」
ちひろ「プロデューサーさんが、女性に興味がなさすぎるからです」
武内P「いえ、私は……」
ちひろ「私も、もしかしたら……って思いますし」
武内P「!? 千川さんも、ですか!?」
ちひろ「……はい」
武内P「……」 - 715: 2018/02/02(金) 22:02:34.95 ID:HgDs+jhjo
- 武内P「……確かに、私は貴女達を異性と意識した事はありません」
未央・卯月・凛・美嘉「! やっぱり!」
武内P「ですが、それは貴女達がアイドルであるから」
武内P「そして、それ以前にまだ年若い、十代の少女だからです」
武内P「……申し訳ありません」
武内P「守備範囲外、と、そう考えます」
未央・卯月・凛・美嘉「……なるほど」
ちひろ「待ってください。それじゃあ、私は?」
武内P「千川さん……?」
ちひろ「私も意識された事は無いです! 疑惑は晴れませんよ!」
武内P「それは、単にタイプでは無いからです」
おわり
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