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【スラムダンク】赤木「魚住の事を考えると胸が…」

1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/09/05(土) 02:17:00.34 ID:5frDRYRSO
赤木「くっ何なんだこの気持ちは…胸が高鳴る…」
2: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/09/05(土) 02:17:45.18 ID:kOy4q8a2O
君が好きだと 叫びたい
4: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/09/05(土) 02:20:30.23 ID:5frDRYRSO
俺の名は赤木武憲
身長198cm 体重90kgの17歳だ
いま俺のなかを占めるものはバスケット、それだけだ

道を行く人間が俺を数奇な目で見たり、
畏怖の目で見るのにももう慣れた
5: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/09/05(土) 02:24:10.46 ID:5frDRYRSO
言いたい奴には言わせておけばいい
最も不良に絡まれたこともないが

そんな俺によく似た人間に出会うことになった

名は魚住淳 身長202cm、俺よりもでかい男だ

体格も似ており、桜木が言うには顔も似ている、とのことだ
7: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/09/05(土) 02:27:18.06 ID:5frDRYRSO
ポジションも同じセンター、互いにキャプテン、本当に似た境遇だ

魚住のことはある意味兄弟のように、また宿敵として対峙してきた

だが何時からであったか…

魚住に対する感情の中に
「良きライバル」以上のものが芽生えたのは…
11: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/09/05(土) 02:31:44.61 ID:5frDRYRSO
ええい、自分に嘘をついても仕方なかろう!

何時からか、ではない

湘北対陵南の県大会決勝、あの決着のあとだ

我が宿敵と泣きながら抱き合ったあのときだ


小六のときの国語でやった「赤い実弾けた」、
あれの主人公の気持ちが何となくわかった気がする
14: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/09/05(土) 02:35:45.77 ID:5frDRYRSO
思えば…今までバスケだけに青春を捧げてきた…
中学の頃から周りよりも身体が大きく、ごつかった自覚はあった

だが女子に嫌われていた自覚はなかった

俺は恋愛というものをしたことがない!

やっと芽生えたこの感情が…何故…何故魚住なんだっ…
15: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/09/05(土) 02:40:21.84 ID:5frDRYRSO
今日はもう寝よう、夜更かしは明日の練習に響く

明日になれば何か変わっているだろう、そうだな
寝る前に明日の準備だ

明日の英語の宿題、良し
明日の数学の宿題、良し
明日の物理の予習、良し
明日の魚住の写真、良し

さて寝るか、明日も五時起きだ
17: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/09/05(土) 02:46:03.50 ID:5frDRYRSO
「ではこの問題を、ん、赤木」

「あ、はい、…………えっと……」

「どうした?こんな問題赤木なら楽勝だろう」

「……Xlog-X」

「うむ、正解だ」




小暮「どうしたんだ赤木、さっきはあんな問題に」

赤木「いや、何でもない、ちょっとぼーっとしてただけだ」

小暮「朝練やりすぎなんじゃないか?」

赤木「そんなことはない、朝練をやらないほうが体調が悪くなる
(くそっ、さっき俺はっ…魚住の豪快なダンクを想像していたっ…)」
18: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/09/05(土) 02:50:28.45 ID:5frDRYRSO
小暮「ならいいけどな」

女子「赤木くん、この問題わかる?」

赤木「ん、ああこれはな…Xをsinと置いてだな…」


魚住「赤木、この問題わかるか?」

赤木「なんだ魚住、こんな問題もわからんのか?」

魚住「う、うるさいわ」
赤木「フフ、いいか、まずはこのXをsinと置いてだな…」


女子「赤木くん?赤木くん!?」

赤木「ん、ああすまんなんだっけか?」

小暮「……」
20: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/09/05(土) 02:57:37.32 ID:5frDRYRSO
赤木「集合ーー!!始めるぞ!!」

赤木「いいか、全国の切符は手にしたものの油断はできん、
全国の連中は強豪ばかりだ、気合いをいれていくぞ!!」

「オォーーー!!」

赤木「ん?」

桜木「ハルコさんっ…!」
ゴス

赤木「よそ見してるんじゃない!」

桜木「ふぐっ」


赤木(桜木…こいつは間違いなく春子のことが好きだよな…
こう堂々と好きと表せるのは…幸せなことだな)

桜木「ゴリ!おい!練習はじめねーのかよ!?」

赤木「あ、ああ」
24: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/09/05(土) 03:03:22.24 ID:5frDRYRSO
赤木「よぉーし最後にミニゲームだ!」

二、三年対一年

桜木「ほぉ~遂にこの天才の実力を見せつけるときがきたか」

流川「……」

赤木「フン、せいぜい頑張るこったな」

桜木「ぬぅーゴリめ!!ボス猿にすら勝ったこの天才の力思い知らせてやるぞ!!」




赤木(!!!ボス猿…それって…つまりは魚住!!
魚住!!魚住!!)
27: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/09/05(土) 03:08:06.00 ID:5frDRYRSO
赤木(魚住…魚住…)


アヤコ「赤木先輩…なんだか調子悪くないですか…?」

安西先生「ふむ…」


桜木「ぬおおおーくらえゴリ!!スラムダァーンク」


赤木「なめるなよ桜木っあっ!?しまっ

ガゴン!!

………

宮城「ダンナが桜木なんかに…」

三井「ダンク許しちまった…」


赤木「くったまたまだ!行くぞ速攻!!」



安西先生「あれは恋する乙女の顔ですね」
32: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/09/05(土) 03:11:38.47 ID:5frDRYRSO
赤木宅

なんてざまだっ!今日はボロボロだ!
全国大会を目前にしてっ
腐抜けているっ!
皆を引っ張っていくはずの主将が!

くそっ…


なあ魚住…お前ならどうするんだ?
主将として…男として…
どうすればいいんだ?


魚住…

魚住…

魚住…魚住…



うっ
36: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/09/05(土) 03:13:08.95 ID:qNr6xeHDO
「うっ」

じゃねぇよwwwwwwwwwwww
40: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/09/05(土) 03:15:40.07 ID:5frDRYRSO
春子「あれお兄ちゃん、今日は朝練しないの?」

赤木「いや、ちょっと夜更かししてしまってな」

春子「珍しいね~何してたの?」

赤木「なに、眠れなかっただけだ」

春子「お兄ちゃんの部屋ゲームも漫画も無いもんね」

赤木(くそっ…まさか7回もしてしまうとは…)
41: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/09/05(土) 03:19:24.42 ID:IxiAoaAQO
七回…だと…
42: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/09/05(土) 03:19:48.17 ID:5frDRYRSO
学校、下駄箱

赤木(うぅ…疲れた…何をやっているんだ俺は…)

カタッ

赤木(ん、なんだこれ)


赤木くんへ


赤木(……………これは所謂ラブレター………?



俺に!?俺に!?17年間全くモテなかった俺に!?
魚住…魚住…)
46: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/09/05(土) 03:28:30.29 ID:5frDRYRSO
昼休み、屋上


赤木(ドキドキドキドキ)
赤木(なんてことだ、人生初の恋愛体験だというのに
俺は魚住のことを…)

ガチャ

赤木「!!き、君はクラスの…」

「ごめんね赤木くん忙しいのに呼び出して」

赤木「い、いやなぁに」
「赤木くん全国大会に向けて大変なのはわかってる…
でも赤木くんのことずっと見てたよ
優しくって、強くて、頭も良くて
みんなよりもずっと大人で
赤木くんのそばで応援したいの
付き合ってください!」

赤木「………」
48: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/09/05(土) 03:32:14.28 ID:5frDRYRSO
赤木「………ごめん」

「えっ」

赤木「君みたいに可愛い子に告白されて断るなんてどうにかしてるとおもう
でも俺は心に決めた人がいるんだ…」


「……そっか、ごめんね、わかった!全国大会頑張ってね…!」


バタン



赤木「俺はもう迷わない、あの子のためにも」


赤木「魚住ィーーーーー!!」
49: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/09/05(土) 03:35:23.76 ID:5frDRYRSO
赤木「あ、あの安西先生」

安西先生「ん?」

赤木「陵南の魚住の電話番号などお分かりではないでしょうか?
ちょっと練習に付き合って欲しくて」

安西先生「……ふむ、分かりますよ」

赤木「あ、ありがとうございます!」


安西先生「頑張りなさいね、赤木くん」

赤木「えっ」
56: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/09/05(土) 03:44:18.06 ID:5frDRYRSO
ドキドキドキドキ

プルルルル

ガチャ

「はい魚住です」

あ、夜分遅くすみません、私湘北高校バスケットボール部主将、赤木と申します
そちらの淳さんはおられますでしょうか?


「…俺だ」

あっ!?

ドックンドックン

う、魚住か久しぶりだな
「どうした?家に電話をかけてくるなんて」

い、いやぁちょっとな、な、なんだ、その
そ、そうだ、練習相手をして欲しくてな?
うちの奴らじゃあお前程のセンターがいないんだよ

「………まぁ別にいいが」
59: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/09/05(土) 03:49:29.87 ID:5frDRYRSO
ほんとか!?よかった!
明日大丈夫か!?


「うん」

ははっ、よかった!
なら明日、陵南に向かうとするわ!

「おう」

ガチャ


魚住の声っ!魚住の声っ!凄い良い声だ!
あ、でも明日は生の声が聞けるのか!?
声だけじゃない!
顔も!?身体も…

魚住…! 魚住…!





うっ
62: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/09/05(土) 03:53:17.37 ID:5frDRYRSO
今朝の体調は万全だ、昨日は三回に抑えたしな

バッシュよし、ボールよし、飲料水よし、着替えの服よし、
魚住が怪我したときのための応急具一式よし、魚住がお腹が空いたときのためのオニギリよし、
魚住を撮影するためのカメラよし、迷わぬ心よし、

行くか

ああ魚住、魚住
君が好きだと叫びたい!
63: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/09/05(土) 03:58:30.54 ID:5frDRYRSO
陵南ー陵南ー

ガラッ

ぬおっ

「でかっ!」

もう慣れたものだ

さて着いたぞ…
魚住を育てた陵南の地に
良い所だ…

おっと感傷に浸っているときじゃないな





大きさですぐわかった
魚住がそこにいる…
魚住…

「よう赤木」
90: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/09/05(土) 06:45:54.98 ID:5frDRYRSO
赤木「よ、よう、う、魚住」

魚住「む、また一回り筋肉を付けたな」

赤木「わ、わかるか!?」

魚住「いまやお前にゴール下で適う奴など神奈川にはいないだろうな」

赤木「そ、そんなことはない!
魚住!お前だけは!お前だけは…魚住…」

魚住「なんだ気持ち悪い奴だな、
さて始めるか」
93: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/09/05(土) 06:49:48.11 ID:5frDRYRSO
その一時は極上の蜜であった

魚住と俺の肉体が愛するバスケを通してぶつかり合った

汗と、筋肉と、魂のぶつかり合いだった

さすがは身長202cm魚住淳、簡単にはリングへの道を開けてはくれない

俺は魚住の肉体をこじ開け、リングへとボールをねじ込んだ

遠慮など無い
殺す気でいくことが最大の敬意なのだ
98: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/09/05(土) 06:56:20.62 ID:p9UWtP7J0
> 殺す気でいくことが最大の敬意なのだ


殺wwwwwwwwwwwすwwwwwwwwwwwwwなwwwwwwwwwwwwwwwwwww
97: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/09/05(土) 06:55:44.55 ID:5frDRYRSO
ゴガン!

叩き壊れるほど豪快な音がボールをリングに押し込んだ

魚住「ハァハァ、そろそろ終わりにしようや、暗くてリングが見えない」
赤木「ハァハァ、ああそうだな」

夕日に染まる大男二人は酷く美しく見えた


赤木「今日はすまなかったな、付き合ってもらって」

魚住「なぁに俺たちを破った湘北には全国で暴れて欲しいからな」

赤木「なっなぁ魚住、これからもお願いして良いか?」

魚住「流石に毎日は厳しいがな、ハハ」

赤木「バスケだけじゃなく…その…なんだ
普通にカラオケとか…」
101: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/09/05(土) 07:00:33.53 ID:5frDRYRSO
魚住「カラオケなんて行ったこと無いぞハハ」

赤木「え、それじゃご飯でもいいぞ」

魚住「うちに寿司食いに来いよ、安くしてやるから」

赤木「あ、ああそうだな」


言ってしまうのか?

絶対引かれるぞ?

だがこの気持ちはどうすればいい?

誰にも理解されぬこの気持ちをどこにぶつける?
赤木「魚住!!」
104: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/09/05(土) 07:04:36.18 ID:5frDRYRSO
魚住「ん?」

赤木「あぅ、あの、その…」

魚住「なんだ?」

ガシッ

赤木「俺はお前のことが好きなんだ!好きなんだ!
友達だライバルだとしてじゃあない!
一人の男として好きなんだ!」



言ってしまった
111: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/09/05(土) 07:10:03.26 ID:5frDRYRSO
永い永い時間に思えた

夕方の空気のにおいが鼻先にかする

魚住の分厚い肩を掴んだ両手から汗が滲む

魚住の顔が見れない


魚住「ありえないと思ってたんだ」



魚住「考えちゃいけないって
お前から練習の誘いが来たときもただのライバルとしての誘いだって」



魚住「決勝で抱き合って以来の、
よきライバルのお前を好きになってしまったなど
ただの心の迷いだって、そう思ってきたんだ」

!!!
112: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/09/05(土) 07:10:45.46 ID:gPiRaB6p0
ちょwwwwwwwww
113: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/09/05(土) 07:11:44.31 ID:nrVt+BZuO
キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!!!
115: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/09/05(土) 07:12:51.24 ID:5frDRYRSO
そ、それって

魚住「俺もお前のことが好きだ赤木」

はじけた赤い実が、大きな果実を付けて舞い戻った


魚住も―――

ホモだった――――



BGM:エンダーイヤーのやつ
127: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/09/05(土) 07:19:40.32 ID:5frDRYRSO
赤木「うおずみぃー!」
ガシッ

魚住「嬉しいよ赤木…」

赤木「俺はどうにかなっちまいそうだった、俺は、俺は…」

魚住「ここ最近は修行も手に着かなかった…」

赤木「似たもの同士だったのか」

魚住「のようだな、ハハ」

赤木「ハハハ!」

198cmと202cmの大男が抱き合って愛を示した
だがその顔は少年のように無邪気であった…

そんな二人を物陰から見守る影が一つ…

安西「ホッホッホ、大変なのはこれからですよ赤木くん
二人で、乗り越えていくんですよ…」


おわり
135: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/09/05(土) 07:29:49.80 ID:FOHofCpQO
乙!
楽しませてもらった
137: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/09/05(土) 07:31:29.52 ID:5vKepc450

楽しんではいけないものを楽しんでしまった気がする
150: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/09/05(土) 10:27:48.20 ID:qmZ0QIUQO
これはひどい
151: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/09/05(土) 11:04:29.58 ID:1MrkD5K30
映画化マダー?

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コメント

  1. とあるSSの訪問者 2019年09月12日

    なんかすごいものを見てしまった

  2. とあるSSの訪問者 2019年10月01日

    いいねー

 

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サイトのデザインを大幅に変更しました。
まだまだ、改良していこうと思います。

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