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美琴「戦え!」上条「不幸だぁぁぁ!」

1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/04/21 22:17:12 ID:iOFi/0bY0
美琴「って!いきなり逃げ出すな!」

上条「付き合ってられるか……!」

美琴「待ちなさいってのーっ!」

上条「しつこ過ぎだろお前!いい加減諦めろ!」

美琴「アンタが一回で良いから負けてくれたら終わるのよ!」

上条「色んな意味で終わっちまうじゃねーかぁぁぁ!」

美琴「だから戦えーっ!」

上条「迷惑してんだ!もうやめてくれ!」


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3: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/04/21 22:21:22 ID:iOFi/0bY0
上条「いきなりお前みたいな鬱陶しいヤツに付き纏われて!」

上条「だから嫌だって……ん?」

美琴「……まって、よ……」

上条「……って、特売の戦利品がまた大変な事に!?」

上条「だあああああ!!!」


美琴「……」
7: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/04/21 22:23:30 ID:iOFi/0bY0
黒子「お帰りなさいませお姉様」

美琴「……」

黒子「あら、どうなさったんですの?」

美琴「今日は、もう寝るわ」

黒子「随分お疲れですのね?でしたらこの黒子めがマッサージを……!」

美琴「大丈夫だから。おやすみ」

黒子「あー……お姉様、わたくしで良ければいつでもお話を聞きますから」

美琴「ありがと……」

黒子(お姉様、何かおありで……?)
8: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/04/21 22:25:44 ID:iOFi/0bY0
美琴(言われてから初めて実感しちゃったなぁ)

美琴(そっかそっか、私迷惑掛けてたんだ)

美琴(私ってば肝心な事何も言えないで勝負勝負ってそればっかり)

美琴(なんで、アイツの前じゃ素直になれないんだろう)

美琴(伝えたいことが一杯、なのに……)


美琴「……」

黒子「あぁんお姉様……!意地悪はお止めに、そんな所、黒子はもう……!」ムニャムニャ

美琴(いつの間に私のベッドの中に……!)バチッ!
10: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/04/21 22:28:34 ID:iOFi/0bY0
黒子「酷いですのー……」

美琴「アンタが悪い」

黒子「今ならお姉様に色々出来そうな気がしてたんですのに」

美琴「はぁ、まぁ良いわ。ありがとね黒子」

黒子「もう宜しくて?」

美琴「大丈夫だってば」

黒子「ならわたくしも一安心ですの」

美琴(本当に感謝してるよ、黒子)
15: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/04/21 22:31:36 ID:iOFi/0bY0
第一七七支部

初春「今日は御坂さんは来られないんですか?」

黒子「お姉様は……少々お疲れのようでしたの」

佐天「何かあったんですか?」

黒子「わたくしにはお話してもらえませんでしたので何とも言えません」

初春「溜め込むのは良くないですね。せめてお話だけでも聞くぐらいは出来るんですけど……」

佐天「止めなよ初春。そこは本人が打ち明けてくれるまで待つべきだって」

初春「それじゃ、話してもらえるまで放っておく、ってことになってしまうじゃないですか」
16: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/04/21 22:34:28 ID:iOFi/0bY0
黒子「落ち着いてくださいな。話を振ったわたくしが言うのもどうかとは思いますが」

佐天「まぁ、本当に何も無いかもしれないですしね」

佐天「そのせいで逆に御坂さんに気を遣わせたら意味無いってのもあるし……」

初春「そうですね……」


美琴「お邪魔しまーす」

佐天「あ、どうもー」

黒子「お姉様。今お飲み物を用意致しますの」

美琴「ありがと」
19: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/04/21 22:37:51 ID:iOFi/0bY0
美琴「あれ?今は特にやること無し?」

初春「はい。今日は珍しく平和なんですよ」

黒子「こういう日があるのもありがたいですの」

美琴「そういえば固法先輩は?」

黒子「おそらくもうじき来られるかと……あら、噂をすれば」


固法「適当な椅子に座っててください。初春さん、突然で悪いんだけどこの人の手当てをお願いできる?」

初春「はい」


御坂「トラブルみたいね。私達は下がってよっか」

佐天「そうですね」
20: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/04/21 22:40:29 ID:iOFi/0bY0
黒子「何か事件でも?」

固法「スキルアウトのイザコザよ。彼は巻き込まれたみたいでね」

黒子「いつになっても絶えま……ってまた貴方ですの」

上条「あぁ、白井か」


美琴(よりによってアイツか……)

佐天「御坂さんどうしたんですか?」

美琴「なんでもない……」
22: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/04/21 22:43:15 ID:iOFi/0bY0
上条「ってことは御坂もいるのか?」

黒子「お姉様に何か?」

上条「また絡まれるのかと思うとな」

黒子「貴方は、お姉様のことをその様に思っていらっしゃいますの?」

上条「そりゃそうだ。限りなく不幸な目に遭わされっぱなしだっての」

上条「あんなのと関わったのが運の尽き……」

黒子「……撤回なさってください。今の発言は見過ごせませんの」


佐天「み、御坂さん……なんか御坂さんの話みたいですけど……」

美琴「……」
24: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/04/21 22:45:52 ID:iOFi/0bY0
固法「止めなさい白井さん」

黒子「ですが……!」

美琴「いいの、黒子」

黒子「お姉様……?」

上条「……」

黒子「お姉様、何故そのようなことを」

美琴「間違った事を言われてるわけじゃないからね。だからいいの」

黒子「出来ません。わたくしはとてもこんなこと……!」

美琴「私帰るから。またね」

黒子「あ、お姉様!?」
25: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/04/21 22:48:43 ID:iOFi/0bY0
美琴(勢いで出ちゃったけど)

美琴(多分アイツ、私が居るって分かってて言ったんだろうな)

美琴(本当に嫌われたんだ……あー泣きそう)


黒子「……」

佐天「……」

固法「……」

初春「へぇ、女の子を助けようとして?」

上条「はぁ……」

初春「格好良いですね。イマドキそんな人いませんよ?」

上条「はは、どーも」

初春「はい、終わりました」

上条「ありがとな。じゃあ俺はこれで」

初春「入り口まで送りますね」
27: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/04/21 22:51:16 ID:iOFi/0bY0
固法「アレは何とか盛り上げようとしてくれてるのかしら」

佐天「多分……」

固法「御坂さん、大丈夫かしらね」

佐天「私がまた様子見に行きますよ」

黒子「いいえ、それはわたくしが」

固法「白井さん、もうちょっと落ち着いた方が良いんじゃない?」

固法「御坂さんのこととなると、あなたは冷静になれないものね」

黒子「取り乱してしまい、申し訳ありません。ですがお姉様をお救いするのは私であるべきですの」
28: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/04/21 22:54:04 ID:iOFi/0bY0
初春「ごめんなさい。いつもはもっと明るい雰囲気なんですが……」

上条「原因は俺だよ。悪かった」

上条「同僚の人にもそう伝えといてくれるか?」

初春「……あの、何か事情があるのは分かりますけど、仲直りは出来ませんか?」

初春「御坂さんも白井さんもとても良い人なんです」

上条「なんとか善処してみるよ」

初春「なんとか、じゃ駄目です」

上条「う……」

上条「……頑張ります」

初春「はい、ありがとうございます!」
29: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/04/21 22:55:44 ID:X/mwwUk50
美琴が反省するSSはいいものだ
32: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/04/21 22:57:28 ID:iOFi/0bY0
上条「……」テクテク

初春「……」トテトテ

上条「……まだ何か?」

初春「家まで送る、って言ってたじゃないですか」

上条「言ってなかったよな?」

初春「じゃあ言ってた事にしてください」

初春「御坂さんとの出会いとか、聞きたい事が色々あるんですから」

初春「ただ、話すのも嫌なら構いません。黙って家まで送ります」

上条「……分かったよ。マイリマシタ」
34: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/04/21 23:00:47 ID:iOFi/0bY0
初春「へぇー。やっぱり女の子を助けようとして、それが御坂さんだったと」

上条「そうなんだよ。それからことあるごとに勝負勝負」

上条「いい加減付き合いきれないっての……」

初春「ふふっ……」

上条「うだうだ」

上条「あーだこーだ」

初春(……こうして見る限り、そこまで嫌ってるって訳でもなさそうです)

上条「聞いてますか!?」

初春「聞いてますから続きをどうぞ」
35: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/04/21 23:03:40 ID:iOFi/0bY0
上条「もうここまででいい。家すぐそこだし」

初春「そうですか。話してくれてありがとうございました」

初春「楽しかったですよ」

上条「あーそう……」

初春「良かったらまた、支部に遊びに来てくださいね」

初春「ホントは良くないんですけど、上条さんは特別です」
36: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/04/21 23:08:28 ID:iOFi/0bY0
上条「気が向いたらな……それじゃ」

初春「あ、それと最後に一つ。昨日も御坂さんと?」

上条「ああ。そのせいで貴重な卵が……」ブツブツ

初春「そうですか、ありがとうございます。それじゃあまた今度!」


上条「……次があるような事言ってくれるな」

上条「支部には御坂が居るってのに……」

上条「っと、腹ペコシスターのことをすっかり忘れてた!」
37: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/04/21 23:14:51 ID:iOFi/0bY0
黒子「……お姉様」

美琴「おかえり、黒子」

黒子「その、今日は……」

美琴「いいのよ。悪いのは全部私なんだから」

黒子「……」

美琴「アイツの言ってたのは全部本当なの。私が迷惑ばっかり掛けてたから」

黒子「お、お姉様!?一体どうされたんですの!?」

美琴「だからね、黒子がそんなに辛い思いすることなんてない」

美琴「……ごめん、黒子。私なんかを慕ってくれてて、ありがと……」

美琴「私、こんなに駄目なヤツなの……人に迷惑しか掛けられない……」
41: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/04/21 23:21:35 ID:iOFi/0bY0
黒子「お姉様!!」

美琴「……っ」

黒子「わたくしの尊敬する、御坂美琴お姉様を貶すのは許せませんの!」

黒子「……わたくしは、お姉様にレベル5としての完璧な人間像を望んでなんかいません!」

黒子「お姉様は、子供趣味で、能力を人に使って、自販機には蹴りを仕掛けますし!」

黒子「でも、常盤台の人間としての枠からは外れてても、黒子は、お姉様が……!」

黒子「こ、こんなの、こんなのお姉様じゃ……」ズビー

美琴「黒子……」

黒子「う……えぐっ……」ビビー
44: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/04/21 23:28:38 ID:iOFi/0bY0
美琴「ねぇ、聞いてくれる?」

黒子「……?」

美琴「私、アイツの前だと全然素直になれないのよ」

黒子「……ええ」

美琴「なにかと電撃、迷惑だって言われてもまだアイツのこと諦められない自分勝手な人間」

美琴「それでも、良いの?そんな私でも良いのかな……」

黒子「ぐしっ……ずずーっ……」

黒子「そ、それでこそ、黒子のお姉様ですの!」

美琴「……そっか。うん」

美琴「ありがと、黒子」
46: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/04/21 23:32:18 ID:iOFi/0bY0
黒子「……お見苦しい所をお見せしました」

美琴「ホントにね」

黒子「お姉様も本調子に戻ったことですし、今後のことを考えないといけませんわね」

美琴「う……」

黒子「お姉様、消極的になってしまっては何も変わりません」

美琴「って、黒子は反対しないの?ほら、前は露払いがどうのって言ってたじゃない」

黒子「……ええ、わたくしはお姉様を信じていますので」

黒子(とはいえ、仮にお姉様を傷付けるようなことがありでもしたらあの類人猿生物学的に生きられないような状態に)ブツブツ

美琴「……?」
50: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/04/21 23:35:25 ID:iOFi/0bY0
第一七七支部

初春「こんにちはー」シュンッ

佐天「どうもどうもー」

黒子「ごきげんよう佐天さん。今飲み物を用意しますの」

佐天「ありがとうございます」

美琴「あ、黒子。私もおかわり貰って良い?」

黒子「少々お待ちになってくださいですのー」


佐天(……どう思う?)

初春(見た感じ、二人とも普通ですよね)

佐天(くっそー話題に触れ難い!)
51: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/04/21 23:38:40 ID:iOFi/0bY0
初春「……御坂さん、ちょっといいですか?」

美琴「ん?なに?」

初春「上条当麻さんのことなんですけど、何があったんですか?」

佐天「ごぶはぁっ!!」ビチャビチャ

黒子「ちょ、ちょっと佐天さん!」

佐天「ういはる!いきなり何を!」

初春「あの、とりあえず拭きましょうよ……」

佐天「ふぅ……」フキフキ

佐天「ういはる!いきなり何を!」

初春「ちょっと気になっただけです」
52: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/04/21 23:41:38 ID:iOFi/0bY0
美琴「どうしてそんなこと……ってまぁ昨日ので普通思うか。うん」

美琴「細かいトコは長くなるから省くけど、まぁちょっと勝負がしたくて。アイツ私の電撃防いじゃうし」

美琴「なのに適当にあしらわれてるもんだからこっちはいい加減決着を付けたかったんだけど……」

初春「それが迷惑って?」

美琴「そうなのよね……私も馬鹿っていうか、ストレートに言われないと気付かなかったから」

美琴「で……どうしようかなって……うん」

佐天「今のままじゃ、告白も難しいですからね……」

美琴「こ、告白って……!」

佐天「あれ、御坂さんあの人の事好きなんじゃないんですか?」

美琴(な、何言ってんのよ!アイツはそう、ライバルで……!)

美琴(別に、張り合う相手がいないとつまんないから……!)

美琴「……うん」

美琴(って、だからなんでコレをアイツに言えないのよもぉぉぉぉ!!!)

佐天「?」
54: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/04/21 23:43:40 ID:iOFi/0bY0
初春「まずは謝ることですね~」

佐天「そうですよ。今ならまだ遅くないです」

美琴「何か、緊張しない方法とかある……?」

初春「すぐに発言したりしないで、じっくり頭の中で考えてから伝えるのはどうですか?」

黒子「相手を待たせることになりますが、思っても無いことを口走ってしまうなら……」

美琴「う、うん。頑張る」

佐天「まず友達になるための土台からですよ、御坂さん」

美琴「私なんかのために、三人ともありがとう……」

佐天「い、いやいやそんな!偉そうにしちゃってすみません!」

美琴「ううん、おかげで元気出たから」
55: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/04/21 23:46:37 ID:iOFi/0bY0
佐天「さて、じゃあ私達はこの辺りで帰ります。御坂さん、頑張ってくださいね!」

美琴「うん」


佐天「ん~くあぁぁ~……」

初春「大分お疲れですね」

佐天「そりゃそうだよ。こっちだって緊張するしね」

佐天「私達は経験がないから、結局御坂さん次第なのが余計に辛いんだよ~……」

初春「実の所、私はあんまり心配してなかったりするんですよ」

佐天「おや、初春が珍しい」

初春「お相手の方……上条さんと一度お話したことがあります。大丈夫な気がするんですよ」

佐天「え、ただの勘なの?」
56: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/04/21 23:49:36 ID:iOFi/0bY0
初春「女の直感は当たります」

佐天「一丁前に女とか言っちゃって!こんなに子供っぽいの穿いてるくせに!」バサッ

初春「ちょ……!佐天さんっ!」

佐天「うははーまぁ初春の直感を信じようじゃありませんか」ニマニマ

初春「信じてないですね……」

佐天「ん~いやいや信じるよ。初春も一応女だしね」

初春「一応じゃなくて純粋に女をやってます!」
57: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/04/21 23:51:57 ID:iOFi/0bY0
美琴「……」ブツブツ

黒子(どうしましょう。お姉様の表情が非常に険しいですの)

美琴「ブツブツブツブツ……」

黒子(独り言の数も半端ではありません正直怖い)

美琴「……行ってくる」ガタン

黒子「ひぃっ!つい口が滑ってしまいま……え?」

美琴「今ならまだ会えるかもしれない。アイツを探してみる」

黒子「……お姉様。」

美琴「?」

黒子「頑張ってくださいまし。わたくしは信じていますの」

美琴「うん」
58: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/04/21 23:55:11 ID:iOFi/0bY0
美琴(さて、会ったらまずは謝って、「これからも友達で居たい」……じゃなくて「友達になってください」これだ)

美琴(いける、いけるわよ私)

――――――

美琴(どこにもいない……)

美琴(っていうかこんなに長く探し続ける辺り私も重症ね)


美琴「ただいま……」

黒子「お帰りなさいませお姉様」

美琴「……今日は会えなかった。また今度探してみるわ」

黒子「チャンスはまだありますから、きっと大丈夫ですの」

美琴「そうだと良いんだけど……むぅ~……」

黒子「とはいえ、時間が空けば空くほど状況は悪くなります。なるべく早く話をしたいところですわね」

美琴「悪いけど今日はもう休ませてもらうわ。なんか一気に疲れた気分だし……」
61: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/04/21 23:59:57 ID:iOFi/0bY0
佐天「もう一週間も経ってしまいましたね」

美琴「どうしよ……私避けられてるのかなー……」

美琴「会いたいのに……ねぇどうしよう?私どうしたらいいのかな?」

佐天(あぁなんかこの人可愛いな)

初春(こっちが素ですね。可愛いです)

黒子「仕方ありません。わたくしも探してみましょう」

美琴「ホント!?ありがとう黒子!」

黒子「え、えぇどういたしまして……」

黒子(やりづらい……)
63: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/04/22 00:02:53 ID:MtScX1Lu0
美琴「黒子~いた~……?」

黒子「残念ながら。あの殿方の行きそうな所は思い当たりませんの?」

美琴「割と神出鬼没ってことぐらいよ……どこにでも現れるけど」

黒子「仕方ありません、一旦戻りますの。もう粗方探し終えた所ですし……」

美琴「うん、分かった……」


佐天「あ、お帰りなさい。どうでした?」

美琴「だめ。いない」

初春(本当に駄目っぽい……)

美琴「先に帰るわね」

佐天「はい、それじゃあまた」
66: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/04/22 00:05:07 ID:MtScX1Lu0
美琴(はぁ……)

美琴(泣きたくなってきた……)

美琴(なんでいないのかな……これだけ探しても一回も会えないなんて)

美琴(いつもはもっと会えるのに……というか勝手に首突っ込んできたり)

美琴(……まさかまた誰か女の子を助けてたり、ね)

美琴(……)

美琴(……病院?)

美琴(助けた時に、スキルアウトに絡まれたり)
67: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/04/22 00:09:11 ID:MtScX1Lu0
美琴「……はは……」


―上条当麻様―


美琴(入院か……街探しても見つからないはずよね。よく当たったものよ)

美琴(ふぅー、よし)コンコン

美琴(返事無し。居ないのかな……?)

美琴「失礼しまーす……あ」

美琴(……寝てる)
68: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/04/22 00:11:47 ID:MtScX1Lu0
美琴(えーっと……どうすればいいんだろうこれ)

美琴(さすがに起こすわけにはいかないから、待つだけよね)

美琴(……)

美琴(寝顔可愛い……写真撮ってみようかな……)

美琴(可愛い……待ち受けにしようかな、ごめんゲコ太)

上条「……?」

美琴(いやでもさすがに待ち受けはマズイか。人に見られるから……)

上条「……?」

美琴(って違ーう!!!私は一体何やってるのよ!?)

上条「……御坂か?」

美琴「うわぁっ!?」
71: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/04/22 00:14:42 ID:MtScX1Lu0
上条「どうしたんだよこんな所まで……」

美琴「あ、あの、名前、見えたからちょっとお見舞いに……!」

上条「言っとくけどさすがにこの状況で勝負は無いからな」

美琴「……分かってる」

美琴(……何で、言えないのよ!)

美琴(お願いだから……謝りたいのに……!)

上条「……おい御坂、どうした?」

美琴「へ……え、あ……?」

上条「体調悪かったら病院まで……ってここが病院か」

美琴「……大丈夫……」

美琴(コイツはこういうヤツなのね……なんで私の心配が出来るんだか……)


美琴「ちょっと、話したいことがあるの。……いい?」
74: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/04/22 00:17:31 ID:MtScX1Lu0
美琴(うう……どうしてまた話せなくなるのよ……)

上条「……」

美琴(ご丁寧に待ってくれてるし、あぁもういっそのこと死にたい)

上条「なぁ、俺から先に良いか?」

美琴「は、はい!?」

上条「悪かったよ。迷惑とか言って」

美琴「……え?」
79: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/04/22 00:23:46 ID:MtScX1Lu0
上条「御坂……」

美琴「うっ……ぐす……ごめんなさい、ごめんなさい……!」

上条「……もうやめろ」

美琴「……っ!?」

上条「そういう意味じゃねえよ。俺はお前とまた前みたいに戻りたかっただけだって」

上条「負い目ばっかり感じてる付き合いなんて面白くないだろ?」

上条「俺はもう気にしてないから、だからお前も気にするな」

美琴「……さい」

上条「ん?」

美琴「私と……友達になってください!」

上条(これは予想外)



終わり
86: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/04/22 00:52:48 ID:pHMFada50
謙虚美琴かわいいよ
95: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/04/22 01:37:40 ID:hScqmfZh0
上条(これは予想外)


地味に笑える

 

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