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1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/30(土) 22:44:07.92 ID:Q7vHyHjRO
初春「佐天さん。システムスキャンの結果はどうでした?」

佐天「うん。能力身についてたよ」

初春「おめでとうございます。どんな能力ですか?」

佐天「ゴローばりに美味しくごはんをいただく能力なんだ」

初春「へえ。凄い能力ですね」
5: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/30(土) 22:52:59.75 ID:Q7vHyHjRO
佐天「おやっ。あそこのクレープ屋さんからお腹の減る香りが漂ってくるじゃないか」

佐天「初春、クレープの買い食いとしゃれこまないかい?」

初春「いいですねえ」

佐天「どれにするかな」

佐天「クリームだけってのも味気ないし」

佐天「かといって受け狙いに奇抜なものにするのもナンだ……」

佐天「ここはオーソドックスかつ腹持ちのいいチョコバナナでキメよう」
7: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/30(土) 22:58:04.30 ID:Q7vHyHjRO
佐天初春「いただきまーす!」

佐天「ウン美味い」

佐天「美味いけど……甘さがシツコイ。失敗したかな」

御坂「あ、初春さんに佐天さん」

黒子「二人とも買い食いですの?」

初春「どうもー」

佐天「うわあ、御坂さん達が来ちゃった」

佐天「買い食いしてるところに知り合いと出会うのはなあ」

佐天「気が散っちゃってクレープを味わえないよ」
9: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/30(土) 23:02:35.75 ID:Q7vHyHjRO
御坂「美味しそうねえ。私達も買おっか」

黒子「お姉様が食べるなら私も食べますの」

初春「もぐもぐ」

佐天「モソモソ」

御坂「んー、イチゴにするかな」

黒子「私もお姉様と同じものを!」

店主「ありがとうございますゥ」

佐天「ふう。これで気兼ねなく味わえるね」

佐天「ぱくぱく」
10: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/30(土) 23:07:24.23 ID:Q7vHyHjRO
御坂「うん、美味しっ」

黒子「ああ……お姉様と同じものを黒子は頬張ってますの」

御坂「気色悪い言い方するんじゃないの!」ビリビリ

黒子「ほぎゃああああああ!」

初春「佐天さん、あーん」

佐天「あーん、もしゃり」

佐天「ん!初春のも美味い!」

佐天「はい、あーん」
初春「ガブリ」

御坂「あ!いいわねそういうの」

御坂「佐天さん、私とも一口交換しない?」

黒子「え?」
11: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/30(土) 23:13:26.70 ID:Q7vHyHjRO
黒子「しまった!その手がありましたの」

佐天「いいですよ。はい、あーん」

御坂「えへっ。あーん……ぱくっ」

御坂「ん~、美味しい!はい、佐天さんもあーん」

佐天「パクッ」

黒子「あっあっあっ」

佐天「ん!イチゴの酸味が効いてる。御坂さんのヨダレの味がするけど」

佐天「甘ったるいだけのチョコバナナと違って……どこまで食べても飽きないぞ」

佐天「パクパク!」

御坂「あー!やったな?じゃあ私も佐天さんのチョコバナナを!」パクパク

黒子「あああーーー!!」
13: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/30(土) 23:19:05.22 ID:Q7vHyHjRO
御坂「じゃあねー」

初春「明日はお弁当持参してお花見ということで」

黒子「明日が楽しみですの。クヒヒヒヒヒ」

佐天「途中御坂さん達が来た時は困惑したけど、終わってみれば楽しいオヤツだったかな」

佐天「御坂さんとの距離が縮まった気がするし」

佐天「明日のお弁当も楽しみだね」

初春「そうですねえ」

佐天「私は得体の知れない奇妙な満足感を味わっていた」


15: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/30(土) 23:26:04.75 ID:Q7vHyHjRO
佐天「そういうわけで、私達は花見に来ていた」

佐天「だが私達は女子中学生である」

佐天「花より団子とはよく言ったものだ。女子中学生が桜なんか見たって面白いわけもない。首疲れるし」

佐天「シートを敷くとはいえ土の上に座るのもぞっとしないね」

佐天「日陰のせいでジメジメしてるんだよ」

佐天「同じ外なら公園の芝生の方が好きなんだけど……」

初春「それじゃあそろそろお昼にしましょうか」

初春「みんなのお弁当を並べて突っつき合いましょう」

御坂「いよっ!待ってました!」

黒子「グヒヒャヒフヘヘ」
17: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/30(土) 23:34:20.82 ID:Q7vHyHjRO
御坂「んん!?初春さんの角煮美味しい!」

初春「それ圧力鍋じゃなくて電子レンジで作ったんですよ」

御坂「へー。どうやって作るの?」

初春「ブツ切りにした豚さんを水をヒタヒタに張った大きい容器に入れて、適当な時間チンしてミディアムレアにし、更に適当な時間放置して火を通したんです」

初春「その後タレを絡めました。タレは焼き肉のタレと砂糖と酒とみりんとメープルシロップを適当に混ぜて適当な時間チンしたものです」

初春「名付けてレンジ肉です」

御坂「なんか不味そうな名前ね……」
19: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/30(土) 23:41:39.20 ID:Q7vHyHjRO
佐天「ほう。どれどれ」

佐天「むにゅ」

佐天「ウン。適当だと言うう割になかなか……いや、かなりウマイ」

佐天「なんて柔らかさだろう!今まで食べてきた豚さんはなんだったんだ」

黒子「柔らかいのはいいですけど……これ、食中毒とか大丈夫なんですの?火を通した豚肉にしては柔らか過ぎるような」

初春「さあ?」

御坂「え……なんで食べてから言うの……?」

初春「水からじんわり電子レンジで加熱するのがコツです」

御坂「う~ん……」

御坂「ええい、もう一個!」

佐天「なるほど。万が一を避けるためにお総菜やお店の豚さんはガッツリ火を通されてるわけか」

佐天「モニュモニュ」
21: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/30(土) 23:45:07.53 ID:Q7vHyHjRO
初春「御坂さんの唐揚げも美味しそうですね」

黒子「さすがお姉様ですの!」

御坂「えへへ」

御坂「あ、ケチャップかけてあげるね」ブチュッ

佐天初春黒子「え?」
御坂「ん?」

黒子「お、お姉様、何故唐揚げにケチャップを」

御坂「え?普通唐揚げにはケチャップでしょ?」

佐天「うわあ」
25: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/30(土) 23:50:08.99 ID:Q7vHyHjRO
初春「唐揚げにケチャップなんて聞いたことありませんよ」

黒子「ナゲットじゃございませんのよ……」
御坂「えっ!?嘘っ!?私だけっ!?」

御坂「い、いや、美味しいんだって!」

佐天「あーあ、私は普通の唐揚げが食べたかったのに」

佐天「いるんだよね。こういう余計なことする人」

佐天「モシュッ」

佐天「おほぅ」

佐天「これは……なかなかよい!」
27: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/30(土) 23:55:30.14 ID:Q7vHyHjRO
黒子「あら?美味しいですの」

初春「白いご飯とも合いますね」

御坂「でしょ?ふふん!」

佐天「なるほどォ、こりゃあいい。ピリッとした醤油と生涯の香りにケチャップの酸味が……」

佐天「お肉もモモとムネの二種類あるようだ」

佐天「うんうん。もぐもぐ」

佐天「でもなあ……それでも先に言ってくれればいいのに。ぎょっとしちゃうよ」
29: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/31(日) 00:01:08.16 ID:5gxka3TwO
佐天「お日様がこれだけ照ってると、もはや気分は夏だね」

佐天「ゴッキュゴッキュ」

佐天「ふう。麦茶が美味い」

御坂「黒子ー、私にも麦茶ちょうだい」

黒子「では黒子がお姉様のために用意した特製麦茶を……」

黒子「あ、あら?ないですの」

初春「佐天さん。それ白井さん達の水筒ですよ」

黒子「!?」

佐天「あ、すみません全部飲んじゃいました。代わりに私の飲んでください」

御坂「うん」トポポポ

黒子「あああ」
30: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/31(日) 00:04:37.61 ID:5gxka3TwO
佐天「……」

黒子「さ、佐天さん」
御坂「ん?どうかした黒子?」ゴキュゴキュ

黒子「い、いえ、何でも……」

ピ~ヒョロロロロ…

御坂「いい天気ねえ……」

初春「いい気持ちですねえ……」

佐天「うわあ……」

佐天「まいったなあこりゃあ」

佐天「なんだか体が火照ってきちゃったぞ」
32: 訂正 2013/03/31(日) 00:06:08.23 ID:5gxka3TwO
佐天「……」

黒子「さ、佐天さん」

御坂「ん?どうかした黒子?」ゴキュゴキュ

黒子「い、いえ、何でも……」

ピ~ヒョロロロロ…

御坂「いい天気ねえ……」

初春「いい気持ちですねえ……」

佐天「うわあ……」

佐天「まいったなあこりゃあ」

佐天「なんだか体が火照ってきちゃったぞ」
33: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/31(日) 00:11:08.66 ID:5gxka3TwO
佐天「ちょっとトイレ行って来ます」

御坂「あ、私も行こうっと」

御坂「すぐ戻るからね」

初春「行ってらっしゃーい」

黒子「……」

黒子「まさか……」

黒子「いやいや心配し過ぎですの」










黒子「戻って来ないですの……」


37: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/31(日) 00:17:19.11 ID:5gxka3TwO
佐天「お腹空いたなあ」

佐天「焼き肉が食べたいなあ。カルビ、ロース、ハラミ、タン塩、豚トロ、ホルモン」

佐天「しかし女子中学生の身分ではそうそう食べられる代物ではないんだよね」

初春「佐天さん。焼き肉食べたいと思いませんか?」

佐天「食べたいねえ。ちょうど私も初春と同じことを考えていたところなんだよ」

佐天「お腹空いた」
38: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/31(日) 00:25:42.52 ID:5gxka3TwO
小萌「かーみ上ちゃん、最近ちゃんとご飯食べてますか~?」

上条「いや……それが何ともはや」

小萌「仕方ないですねー。今夜は先生の家で一緒に焼き肉をしましょう!シスターちゃんも呼んで来て下さい」

上条「いいんですか!?」

小萌「先生は大人ですからね~。どんとこいです!」

初春「へえ。今日の上条さんの夕ご飯は焼き肉ですか」

上条「あれ?君達は確かビリビリの友達の……」

佐天「こんばんは上条さん!」

小萌「上条ちゃーん?こんな小さな子達に手を出したら先生オシオキですよ~」

上条「なんつーこと言ってんですか!」
40: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/31(日) 00:31:16.78 ID:5gxka3TwO
佐天「いいなー焼き肉……」

小萌「……」

佐天「……」

初春「上条さんて高校生なんですよね」

上条「あ、ああ……」

初春「大人ですねえ。ちなみに私と佐天さんはまだ中一です」

初春「焼き肉大好きです」

佐天「……」グゥ~

小萌「よ、よかったらあなた達も焼き肉食べに来ますか?」

初春「ゴチになります」

佐天「こうして私達は小萌ちゃんの家で焼き肉を食べることになった」
43: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/31(日) 00:37:27.66 ID:5gxka3TwO
ジュジュジュジュ

小萌「んん~、やっぱり焼き肉は最高です!ハフハフ」

インデックス「同感なんだよこもえ!ガフガフ」

初春「更にタダメシと来てますからね。モキュモキュ」

姫川「人の金で食べる焼き肉ほど美味しいものはない。ムシャムシャ」

佐天「たまには大勢で食べるのもいいね!パクパク」

結標「うう、狭い」

上条「座る場所すらない……不幸だ」ポリポリ

上条「生の人参美味いなあ……」
44: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/31(日) 00:44:03.69 ID:5gxka3TwO
インデックス「ああ~美味い!美味いんだよ!ガツガツ」

小萌「シスターちゃん、野菜も食べなきゃ駄ー目でーすよーう。クッチャクッチャ」

インデックス「こもえも肉しか食べてないんだよ。グッチャグッチャ」

小萌「先生は大人だからいいんです~。ゴッキュゴッキュ」

小萌「ッカァ~~~!!!」ダンッ!

小萌「せれにしても佐天ちゃんは発育いいですねえ~。中一には見えないです~」

小萌「グエェェエップ」

佐天「あちゃあ。酔っ払いが絡んできちゃったぞ」
46: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/31(日) 00:48:01.98 ID:5gxka3TwO
小萌「さぞかし揺れるんでしょうねえ」

小萌「ちょっとその場でジャンプしてみてくださ~い」

佐天「困ったな。人間火力発電所になれないじゃないか」

佐天「私は肉が食べたいだけなんだ」スッ

インデックス「誰かの肉が余ってるんだよ。勿体ないから私が食べよっと」ヒョイパク

佐天「……」

佐天「……」ガタッ
48: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/31(日) 00:53:48.00 ID:5gxka3TwO
佐天「人のお肉を取らなくてもいいでしょう」

インデックス「ん?」

佐天「今日はものすごくお腹が減ってるのに、見てください!インデックスちゃんが私のお肉を食べてしまった!」

インデックス「何かな?るいこは私に文句あるのかな」

佐天「ある」

インデックス「るいこがこもえに絡まれようが、お肉を食べれなかろうが、私にはどうでもいいことなんだよ」

佐天「インデックスちゃんは私の気持ちをまるでわかっていない!」

佐天「焼き肉を食べる時にはね、誰にも邪魔されず、自由で、なんというか救われてなきゃダメなんだ」

佐天「独りで静かで豊かで……」
50: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/31(日) 00:59:07.38 ID:5gxka3TwO
インデックス「なにをわけのわからないことを言ってるんだよ!」ドンッ

佐天「!」

佐天「バッ」ギュッ

インデックス「があああああッ」

インデックス「痛っイイ!折れるう~~~~」

姫島「あ……もうちょい絞めて」

佐天「……」

初春「むしゃむしゃ」
53: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/31(日) 01:08:32.59 ID:5gxka3TwO
小萌「帰り道気を付けるんですよ~」

インデックス「どうまー!」

上条「ごめんな。インデックスが佐天さんの肉食っちまって」

佐天「私の方こそすみませんでした……。上条さんなんて生野菜しか食べてなかったっていうのに」

上条「なあに、いつものことですよ。インデックスも反省するんだぞ」

インデックス「わあーん!」

上条「んじゃ帰るか」

インデックス「うん……」

初春「おやすみなさーい」

佐天「上条さん……」

佐天「あーいかんなあ……こんな」

佐天「いかんいかん」


56: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/31(日) 01:13:10.59 ID:39uNqfWk0
腹減ってくるじゃねーか
58: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/31(日) 01:24:19.23 ID:bICJUEWNO

取り敢えずこんな真夜中にレンジ豚が食べたくなった訴訟

関連スレ:

佐天涙子 能力目覚めたシリーズ
(書き手はバラバラです)

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