- 1: 2013/03/13(水) 22:18:05.76 ID:HRmT6YzRo
- ~~~~シンクロテスト中~~~~
リツコ「アスカとシンジ君は絶好調よ、記録更新だわ」
リツコ「ただ、レイの調子が悪いのよ…シンクロ率が不安定ね」
ミサト「どうしたのかしら…」
リツコ「ちょっと調べましょうか…」
ミサト「OKよ、みんな揚がって」
アスカ「どうだった?」
リツコ「アスカが一番よ、シンジ君も記録更新したわ」
アスカ「このくらいあったりまえよ!
それにバカシンジもバカシンジの割りには良く頑張ったじゃない」
アスカ「ま、あたしには遠く及ばないようですけどぉ」
シンジ「ははは…アスカには叶わないよ…」
アスカ「優等生はどうだったのよ?」
リツコ「あまり良くなかったわ」
アスカ「ちっ、しっかりしなさいよねぇ~戦闘中あたしの足引っ張ったら許さないから!」
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1363180685
- 2: 2013/03/13(水) 22:22:15.03 ID:HRmT6YzRo
-
レイ「…」
アスカ「~~っ!なんとか言いなさいよ、この鉄仮面女!!」
アスカ「エヴァを巧く動かせなくて、作戦が失敗したらあんたのせいよ!!」
アスカ「だ~いたいあんたは、碇司令に贔屓されてるからって調子に乗りすぎなのよ!!」
シンジ「アスカ!言い過ぎだよ!やめなよっ」
アスカ「あんたは黙ってなさい!!」
レイ「ごめんなさい…」
アスカ「ふん!もういいわ、帰るわよバカシンジ!」
シンジ「綾波…ごめん!アスカも本心から言ってる訳じゃ無いと思うんだ、だかr 「こらぁ~!バカシンジっ!もたもたすんな!」
シンジ「あわわ…じゃ、またね綾波!」
アスカ「さっさと帰ってハンバーグ作りなさいよ!」
シンジ「え~…またかよ…」
アスカ「なんか文句あんの?あんたはあたしの専属料理人なんだから、黙って言うこと聞いてればいいの!!」
シンジ「わ、わかったよ…しょうがないな…」
アスカ「そーそー、聞き分け良いのが一番よ!」ナデナデ
シンジ「や、やめろよアスカ~」
ミサト「さあさあ帰るわよ二人とも」
レイ「……」ヂリッ
リツコ「レイは残って、話があるわ」
レイ「はい…」
- 3: 2013/03/13(水) 22:23:53.26 ID:HRmT6YzRo
- ~~~~~~~~
レイ「赤木博士…」
リツコ「最近調子が悪いわね、どうしたの?」
レイ「心が…」
リツコ「?」
レイ「何故か心がヂリヂリする…」
レイ「碇くんが弐号機パイロットと一緒に居るのを見ると…ヂリヂリする」
リツコ「う~ん…多分それは嫉妬ね(最近シンクロ率が不安定なのはこれか…)」
レイ「嫉妬?」
リツコ「シンジ君とアスカが仲良くしてると、嫌な気分になるんでしょう?」
レイ「はい…」
リツコ「あなた、シンジ君が好きなのね」
レイ「好き…」
レイ「わからない…でも碇くんの事を考えると、心がポカポカする」
リツコ「それが好きって事になるわね」
リツコ「私も特定の男性の事を考えるとポカポカするわよ?」
レイ「そう……博士も…」
レイ「どうすればこのヂリヂリ…消えますか?
ポカポカだけにするには…どうすれば良いですか?」
リツコ「シンジ君と恋人同士になれば良いわ」
レイ「こ、恋人…同士」ドキッ
レイ「恋人同士、どうすれば…なれますか?」
リツコ「先ずはレイの想いをシンジ君に伝える事ね」
レイ「想いを…伝える」
レイ「どうすれば良いのかわからない…」
リツコ「二人きりの時、あなたが好きですって言うのよ、簡単な事ね」
レイ「!?」
リツコ「少なからずシンジ君もレイの事は気になってるはずよ」
レイ「わかりました…やってみます」
リツコ「頑張りなさい」
- 4: 2013/03/13(水) 22:26:32.68 ID:HRmT6YzRo
- ~~~~~~~~
リツコ「…」ピッ
プルルルルル…プッ
ミサト『はい、ミサトの携帯よん♪』
リツコ「レイの不調の原因が分かったわ」
ミサト『なんだったわけ?』
リツコ「恋の病ね」
ミサト『マジで?』
リツコ「ええ」
ミサト『もしかして』
リツコ「相手はシンジ君よ」
ミサト『やっぱし…』
リツコ「なので告白させる事にしたから」
ミサト『なっ!?』
リツコ「このままじゃ作戦運用にも支障が出かね無いわ、告白して白黒付けた方が良いと判断したの」
ミサト『うわ~…ちょっちややこしい事になりそうね~』
リツコ「問題はアスカね、ミサトがなんとかしなさいよ」
ミサト『ええ~!?嫌よめんどくさい!』
リツコ「パイロットが一人減ったら大変よ?」
ミサト『くっ…分かったわよ、何か考えとくわ、じゃ…』ピッ
~~~~~~~~
ミサト(下手したらパイロット二人使い物にならなくなりそうじゃん…)
アスカ「どしたのミサト?」
ミサト「いえ、何でもないわ、おほほ…」
シンジ「ミサトさん、スーパー寄ってくださいね!」
ミサト「はいは~い」 - 5: 2013/03/13(水) 22:29:07.51 ID:HRmT6YzRo
- ~~~~~~~~
レイ「わたしは…碇くんが好き…」キュン…
レイ「今度はポカポカじゃなく…心が…キュンキュンする…」
レイ「ポカポカより…強い気持ち…」
レイ「そう…これが好きって気持ちなのね…」
レイ「碇くん…」キュン…
レイ「明日…言おう…」キュンキュン
~~~~~~~~
ミサト「は~食べた食べた…満腹ね~」
アスカ「ビールもたらふく飲んで、そんなに食べたらビア樽みたいな体になるわよ」
ミサト「大丈夫よ~鍛えてるから~」
ミサト「毎日腹筋200回やってるし~」
アスカ「へ~そんなにやってるんだ?意外だわ」
シンジ「アスカ~お風呂入っちゃってよ」
アスカ「わかったー」
- 6: 2013/03/13(水) 22:30:53.85 ID:HRmT6YzRo
- ~~~~~~~~
ミサト「ふ~…」
ミサト「ねぇシンちゃん」
シンジ「何ですか?」
ミサト「レイの事、どう思う?」
シンジ「あ~、調子が悪い事ですか?」
ミサト「ううん、じゃなくて、異性としてどう思ってるかなって」
シンジ「ど、どうって聞かれたって…返答に困るよ…」
ミサト「でしょうね~…」
シンジ「何でそんなこと聞くんです?」
ミサト(言っちゃった方が、心の準備が出来そうね…)
ミサト「実はね、レイがシンちゃんの事が好きらしいのよ」
シンジ「ええっ!!まさか!?」ガタッ
シンジ「うそですよね!?なんで僕なんか!//」カァッ
ミサト「ところがそのまさかなのよねぇ~」
シンジ「あ、綾波が…僕なんかを…//」
アスカ「あ~良いお湯だった~」スタスタ
ガタタッ!
アスカ「ん?何やってんのよ」
シンジ「な、何でもないよ!」
ミサト「な、何でもないわ!」
アスカ「ふ~ん…なんか怪しいわね…」
アスカ「あたしに隠れて…アイスとか食べたんでしょ!?」
シンジ「そ!そうなんだ!アイス食べちゃったんだよ!」オタオタ
ミサト「さ~て、腹筋しよ~っと!」スタスタ
シンジ「み、ミサトさ~ん…」
アスカ「バカシンジ!どうでも良いけど、あたしの分あるんでしょうね!?」
シンジ「あ、あるよ!ちゃんとあるからっ!」
アスカ「さっさと出しなさいよね、グズシンジ!」
シンジ(バカとかグズとか…一々付けないでよ……無口だけど綾波の方が全然優しいや…)
- 7: 2013/03/13(水) 22:35:38.01 ID:HRmT6YzRo
- ~~~~~~~~
ミサト(アスカになんて言おうかしら…)
ミサト「あ~~もう、めんどくさい!直球勝負よ!」
~~~~~~~~
コンコン
ミサト「アスカ~起きてる~?」
アスカ「何?起きてるわよ」
ミサト「ちょっち話があるんだけど」
ガラッ
アスカ「何、話って?」
- 8: 2013/03/13(水) 22:36:04.75 ID:HRmT6YzRo
- ~~~~~~~~
ミサト「アスカはシンちゃんの事、どう思ってる?」
アスカ「はぁ?別に何とも思ってないわよ!強いて言うなら下僕ね!下僕!」
ミサト「じゃあ好きとかそう言うのは無いの?」
アスカ「あ、あ、あるわけ無いでしょ!そんな気持ち!!///」カァッ
アスカ「大体下僕を好きになる主人が、どこの世界に居るのよ!?///」フンッ
ミサト「………そっか…(こりゃアスカも好きだわ…)」
ミサト(こうなりゃヤケよ!)
ミサト「あのね、レイの不調の原因が分かったの」
アスカ「なんでそこでエコヒイキが出てくるのよ?」
ミサト「まあ聞いて」
ミサト「レイはね、シンちゃんの事が好きらしいのよ」
アスカ「えっ!?」
ミサト「それであなた達が一緒に居るところを見ると、焼きもちで居ても立ってもいられないって訳」
ミサト「心の乱れがシンクロ率に影響を及ぼしてるのよ」
アスカ「そ、そんなの知らないわよ!エコヒイキが勝手に…」
ミサト「恐らく明日辺り、シンちゃんに告白するかも知れない」
アスカ「………」
アスカ「か、勝手にすれば良いじゃない!シンジなんてくれてやるわ!」
アスカ「あたしはシンジなんて何とも思って無いし!!」
アスカ「告白するなら勝手にすれば良いのよ!」
ミサト「あなた平気なのね?」
アスカ「ははん!平気も平気!ぜ~んぜん影響無し!あたしの心は常に平常心で安定よ!」
アスカ「だいたいシンジなんて暗いし弱っちぃし、あいつら暗い者同士でイチャついてれば良いのよ!」
ミサト「分かったわ、その言葉しかと受け止めたわよ」
アスカ「分かったらさっさと出てって、あたし寝るんだから!」
ミサト「おやすみなさい、アスカ…」
- 16: 2013/03/15(金) 17:12:34.68 ID:oRTwsAtDO
- ~~~~アスカの部屋~~~~
アスカ(エコヒイキがバカシンジを…)
アスカ(ふん、あたしには関係無いわ、勝手にしろウルトラバカ!)
アスカ(…シンジ……)
アスカ(シンジはエコヒイキと付き合うのかな…)
アスカ(……なんか…やだな…)
アスカ(エコヒイキなんかに…シンジを盗られたくない…)
アスカ(え?あたしはシンジが好きなの?…)
アスカ(そんな事ない…あんな冴えないやつ、あたしが好きになるわけ無いじゃない…)
アスカ(でもなんで?…胸が苦しい…)
アスカ(…ワケわかんなくなってきた…)
アスカ(…………)
アスカ(…………)
アスカ「zzz…」
- 17: 2013/03/15(金) 17:15:33.25 ID:oRTwsAtDO
- ~~~~翌日~~~~
シンジ「アスカ!朝だよ起きてよ!」
アスカ「……うっさいわね…朝から大声出さないでよ…」
シンジ「早くしないと遅刻するよ!さっさとご飯食べちゃってよ!」
アスカ「わかってるっつーの、あたしに命令しないで…」
シンジ「なんか元気無いね、大丈夫?」
アスカ「なんでもない、ほっといて」
シンジ「風邪でもひいた?」
アスカ「うっさい!!ほっといてって言ったでしょ!!」バンッ!
シンジ「うっ…わかったよ…」
シンジ(何キレてんだよ…)
- 18: 2013/03/15(金) 17:17:39.66 ID:oRTwsAtDO
-
シンジ「はいこれお弁当、僕日直だから先行くから…」
アスカ「……」シッシッ
シンジ(なんだよあの態度…せっかく弁当作ってやってんのに…)
ミサト「シンチャン、チョット…」ヒソヒソ
シンジ「何ですか?」
ミサト「実はさ、夕べアスカに話しちゃったの、レイの事」
シンジ「え?」
ミサト「だから機嫌が悪いのよ…」
シンジ「どうしてアスカが機嫌悪くなるんですか?関係無いじゃないですか…」
ミサト(ホントに鈍いわねこの子)
アスカ「アスカもシンちゃんの事、好きっぽいのよね」
シンジ「ええっ!!?」
ミサト「し~、声がでかい」
アスカ「あんた達何話してんのよ!!バカシンジはさっさと消えろ!!」バンッ!
シンジ「あわわ…とりあえず学校行きます…」
ミサト「あ、うん いってらっしゃい…」
- 19: 2013/03/15(金) 17:18:47.61 ID:oRTwsAtDO
- ~~~~登校中~~~~
シンジ「なんだよ…アスカまで…」
シンジ「きっと何かの間違いだよな、いつも罵倒するし暴力的だし、奴隷のようにコキ使うし…」
シンジ「そんなアスカが、僕の事好きなはず無いよ…」
シンジ「綾波…逢いたいな…」
- 20: 2013/03/15(金) 17:20:15.46 ID:oRTwsAtDO
-
~~~~教室~~~~
シンジ「ふぅ、机も並べたし綺麗に拭いた…後は」
レイ「碇くん」
シンジ「あ、綾波!?」ドキッ
シンジ「ずいぶん早いじゃないか」ドキドキ
レイ「わたしも日直」
レイ「遅れてごめんなさい…」
シンジ「あ、そうだっけ…」
レイ「日直の仕事…終わったの?」
シンジ「あ、後は花瓶の水取り換えるだけだよ」
レイ「わかった…わたしが換えてくる」
レイ「…」ジャー
レイ「終わった…」コトッ
レイ「碇くんに殆どやらせて、ごめんなさい」
シンジ「気にしなくていいよ!僕が早く来すぎただけだから」ニコッ
レイ「そう…」キュン…
シンジ「後はみんなが来るのを待つだけか」
レイ(今がチャンス…)
- 21: 2013/03/15(金) 17:23:26.96 ID:oRTwsAtDO
-
レイ「碇くん」
シンジ「はひっ!?」ドキッ!
レイ「碇くんに…聞いてもらいたい事があるの…」
シンジ「な、なにかな?(キタ~~~!)」ドキドキ
レイ「わたし…」
シンジ「ゴクリ…」
レイ「碇くんがs」「ちょっと待ったあぁぁぁ!!」ガラッ!
シンジ「うわあぁぁぁぁぁぁ!!」ガタタッ
アスカ「エコヒイキ!その言葉!待ってもらうわ!!」
シンジ「あ、あ、アスカ!?なんで!?」
レイ「弐号機パイロット…あなた何故ここに…?」
アスカ「ふん!なんだっていいじゃない…」
アスカ「それよりエコヒイキ!あんたあたしの下僕たるシンジに何を言う気!?」
レイ「想いを伝えるだけ」
アスカ(くっ…やっぱり…)
- 22: 2013/03/15(金) 17:25:44.46 ID:oRTwsAtDO
- アスカ「あたしは認めないわ!シンジはあたしだけの下僕なんだからっ!」
レイ「碇くんは下僕じゃない」
アスカ「うるさい!生意気よエコヒイキのクセに!」ガシッ
レイ「離して…痛いわ」グイッ
シンジ「止めろよ二人とも…」オロオロ…
アスカ「シンジは黙ってろ!」
レイ「あなたは黙ってて…」
シンジ「うぅ…(どうしよう…そろそろみんなが来るよ…)」オロオロ
アスカ「あんたなんかにシンジはやらないわ!シンジはあたしの物よ!」
レイ「碇くんは物じゃない、わたしの大切な人」グッ
アスカ「黙れ!!」パーン!
シンジ「アスカっ何を!?」
レイ「っ!」
レイ「あなた…」キッ
レイ「おかえし」パーン!
アスカ「きゃっ!」
アスカ「やったわね…このっ…」キッ
シンジ「ちょっ!止めろよ二人とも!もうみんな来るよ!」
ガヤガヤ
- 23: 2013/03/15(金) 17:28:59.67 ID:oRTwsAtDO
- ガラッ
トウジ「おはよーさん!今朝も元気に糞が2キロは出たでぇ~」
ケンスケ「朝から何言ってんだよ」ゲラゲラ
ヒカリ(は、恥ずかしい…鈴原のバカっ)
トウジ「ん?なんやセンセ、嫁二人とも顔腫らしてどないしたんや?」
アスカ「なんでもない!!」ダダダダダ
ヒカリ「あ、アスカ!」
レイ「………」ガタッ
ヒカリ「あの、綾波…さん?」
レイ「何?」
ヒカリ「アスカとどうしたの?何か有ったの?」
レイ「何でもないわ」
ヒカリ「そ、そう…」
ヒカリ(こうなったら碇君に聞くしかないか…)
ヒカリ「ちょっと碇君!何が有ったか説明して!」
シンジ「えっ!え~と…ぼ、僕の口からは何とも言えないよ…」
トウジ「さては、嫁1号2号がセンセの取り合いでケンカでもしとったんちゃうか?」
シンジ「ち、違うよ!!そんなんじゃ…無いよ…///」
ケンスケ(それか…)
トウジ(それやんか…)
ヒカリ(それなのね…)
レイ「……」
- 24: 2013/03/15(金) 17:30:20.85 ID:oRTwsAtDO
-
~~~~~~~~
トウジ「なぁいいんちょ…何とかならんのんかいな」
トウジ「空気が重とうてかなわんわ~」
アスカ「……」
レイ「……」
ヒカリ「困ったなぁ…」
ヒカリ「ねぇアスカ…」
アスカ「何?…」
ヒカリ「碇くn」「ほっといて!」
アスカ「ヒカリごめん…ほっといて欲しいの…」
アスカ「自分で答えを見つけるまで…」
ヒカリ「…わかった、アスカが納得行くまで考えて…」
- 25: 2013/03/15(金) 17:32:11.53 ID:oRTwsAtDO
- ~~~~葛城邸~~~~
シンジ「……」カチャカチャ
アスカ「……」
アスカ「ごちそうさま…」ガタッ
シンジ「……」フキフキ
アスカ(シカトか…)
アスカ(あんなことしちゃったし、無理もないか…)
~~~~アスカの部屋~~~~
ゴロン…
アスカ「はぁ…」
アスカ(シンジなんか好きでも何でも無いはずなのに…)
アスカ(あたし何ムキになってんだろ…バカみたい…)
アスカ(でも、エコヒイキだけには絶対負けたくない…)
- 26: 2013/03/15(金) 17:34:32.60 ID:oRTwsAtDO
-
~~~~レイのアパート~~~~
レイ「碇くん…」
レイ「言いそびれてしまった…」
ピロリン♪
レイ「…メール?」パカッ
レイ「碇くん?」
from 碇くん
subject ゴメンね
============
今朝あんな事になってゴメン、
まさかアスカがビンタまでするとは思わなかったよ。
痛くなかった?ホントにゴメンね。
それに、あの時
大切な人って言ってくれて嬉しかったよ。
ありがとう(*^.^*)
============
レイ「碇くん…」キュン…
ポチポチポチポチ…ピッ
~~~~~~~~
チャラリロン♪
シンジ「返ってきた!」パカッ
名前 綾波
件名 大丈夫
============
何とも無いわ、心配しないで。
大切な人って言ったのはわたしの本心、
わたしは碇くんが好き。
碇くんと恋人同士になりたい。
============
シンジ「ぶっーーー!!」
シンジ「あ、綾波!直球過ぎるよ!」ポチポチポチポチ…ピッ
- 27: 2013/03/15(金) 17:46:42.34 ID:oRTwsAtDO
- ~~~~~~~~
ピロリン♪
レイ「……」パカッ
from 碇くん
subject 嬉しいよ!
============
綾波の気持ち、確かに受け取ったよ!
僕も綾波が大好きだ!
ずっと一緒に居たいよ!
(^ε^)-☆Chu!!
============
レイ「……///」キュンキュン…
ポチポチポチポチ…ピッ
~~~~~~~~
チャラリロン♪
シンジ「!」パカッ
名前 綾波
件名 わたしも嬉しい
============
直接言えなかったのは残念だった、
でもメールで気持ちが伝わって良かった。
こう言う手段も有ったのね、
メールって便利。
============
シンジ「うんうん、そうだね♪」ポチポチポチ…ピッ
- 28: 2013/03/15(金) 17:47:22.66 ID:oRTwsAtDO
- ~~~~~~~~
ピロリン♪
レイ「……」パカッ
from 碇くん
subject これからも
============
メールしても良いかな?
直接逢って話とかしてると、
また誰かさんに邪魔されるかもだし、
メールだと素直に表現出来そうだしね!
============
レイ「……」ポチポチ…ピッ
~~~~~~~~
チャラリロン♪
シンジ「……」パカッ
名前 綾波
件名 もちろん
============
わたしからもお願いするわ、
メールだとあまり恥ずかしく無いのね。
碇くん好きよ[ハート]
============
シンジ「にへっ///」ポチポチ…ピッ
~~~~~~~~
ピロリン♪
レイ「……」パカッ
from 碇くん
subject 僕も
============
綾波が好きだよ[ハート]
それじゃそろそろ寝るね、
おやすみ(^ε^)-☆Chu!![ハート][ハート]
============
レイ「碇くん///」キュンキュン
ポチポチ…ピッ
~~~~~~~~
チャラリロン♪
シンジ「……」パカッ
名前 綾波
件名 件名無し
============
おやすみなさい[ハート][ハート]
============
シンジ(ふふっ♪)
- 29: 2013/03/15(金) 17:49:00.94 ID:oRTwsAtDO
-
~~~~シンクロテスト中~~~~
リツコ「凄いわ、レイとシンジ君のシンクロ率が上がってる」
ミサト「上手くいったみたいねあの二人」
ミサト「で、アスカはどうなってる?」
リツコ「それが、変わり無いのよ」
ミサト「そうなんだ…てっきりメンタルズタボロだと思ったのに」
ミサト「シンジ君の事好きじゃ無かったのかしら…」
リツコ「もしかしてアスカ…怒りで集中力が増してるのかも…」
- 30: 2013/03/15(金) 17:50:47.92 ID:oRTwsAtDO
- ~~~~~~~~
アスカ「負けてたまるか、負けてたまるか、負けてたまるか、
負けてたまるか、負けてたまるか、負けてたまるか…」メラメラ
アスカ「コロしてやる、コロしてやる、コロしてやる、
コロしてやる、コロしてやる、コロしてやる、コロしてやる…」メラメラ
~~~~~~~~
リツコ「このグラフ見て」
ミサト「こ、これは?」
リツコ「ぶちギレ状態ね、これじゃエヴァに乗せたら暴走しかねないわ」
ミサト「まずいわね…」
- 31: 2013/03/15(金) 17:56:15.74 ID:oRTwsAtDO
- ~~~~~~~~
シンジ「綾波!はいミネラルウォーター」
レイ「ありがと」ニコッ
アスカ「……何よ…いちゃついちゃってさ」
シンジ「べ、別にいちゃついてる訳じゃないよ…」
シンジ「普通に飲み物渡しただけじゃないか」
アスカ「だったらあたしにも奢りなさいよね」
シンジ「わ、分かったよ…」
ガタン
シンジ「はい、いつもの…」
アスカ「あんがと…」プシュ
アスカ「何黙ってんのよ、あんたら付き合ってんならおしゃべりしたら?」
シンジ「うるさいな!アスカには関係無いだろ!放っといてくれよ!」
アスカ(っ…)イラッ!
アスカ「あら、あたしがお邪魔みたいねぇ~」
レイ「ええ」
アスカ「」ムカッ!
アスカ「ふんっ!根暗同士せいぜい仲良くしてなさいよ!」ズカズカ!
シンジ「……(また殴りあいになるかと思った…)」ドキドキ
レイ「……」
アスカ(あの場に居たら、また掴みかかる所だったわ…)ズカズカ
アスカ(あーもう!ムカムカする!)
- 32: 2013/03/15(金) 18:08:08.02 ID:oRTwsAtDO
- ~~~~葛城邸~~~~
アスカ「もうこんなとこ居られない!」
ミサト「ちょ!アスカ!荷物なんかまとめてどうするの!?」
アスカ「出てく!バカシンジと同じ屋根の下なんかで暮らせないわ!」
ミサト「落ち着いてアスカ!それなんだけど…」
~~~~~~~~
アスカ「え?シンジがここから出る?」
ミサト「ええ、シンちゃんはネルフの宿舎に引っ越しよ」
アスカ「そ、そう…」
アスカ「でもなんで?」
ミサト「あの二人がああなってしまったら、シンちゃんと顔合わせ辛いでしょ?」
ミサト「公私共にライバル視してるレイに、便利な家政夫シンちゃん取られちゃったし…
だから引っ越ししてって、シンちゃんに頼んだの」
アスカ「別に…ライバル視なんてしてないわよ、エコヒイキなんか…」
アスカ「確かに便利な家政夫持ってかれたのは悔しいけど…」
アスカ「でも、あたしなんかが残っちゃって、いいの?」
ミサト「あたしはあなたの味方よ、安心して」ニコッ
アスカ「ミサト…」ウルッ
アスカ「し、仕方ないわね!そこまで言うなら居てあげるわ!」
ミサト「そうよ、その調子!それでこそアスカよ!」
ミサト(こうでもしないと、この子壊れてしまう…)
- 33: 2013/03/15(金) 18:10:29.14 ID:oRTwsAtDO
- ~~~~数日後~~~~
シンジ「それじゃ、お世話になりました」ペコリ
ミサト「元気でね、って本部で顔会わすもんね、別にサヨナラするわけじゃないか」フフッ
アスカ「………」
ミサト「荷物は宿舎に送ってあるからね」
シンジ「ありがとうございます、じゃ行きますね」
アスカ「バカシンジ…」
シンジ「ん?何」
アスカ「た、たまには顔出しなさいよね…ここに…」
アスカ「ほ、ほら…多分食生活がガタガタで栄養偏ると思うからさっ」
アスカ「たまにはシンジのハンバーグ…食べたいじゃない…」
シンジ「はは、分かったよ、肝に命じとくよ!」
シンジ「じゃまた!ネルフ本部で!」
ミサト「行っちゃったわね…」
アスカ「………」ジワッ
ミサト「さ、おやつにしましょ!ケーキ買ってきたんだ♪」
アスカ「……」コクン
- 34: 2013/03/15(金) 18:13:54.69 ID:oRTwsAtDO
- ~~~~~~~~
ミサト「ん~美味しい~♪」
ミサト「ほらアスカも食べなさいよ~」
アスカ「………」
アスカ「……シイ…」ジワッ
アスカ「…サビシイヨ…ミサト…」ポロポロ
ミサト「アスカ…」ギュッ…
アスカ「グスッ…ウック…うぇぇぇ……シンジが居なくなったぁ~…なんでよぉ~…」ボロボロ
ミサト「~~~~~!」
ミサト「大丈夫よ、二人で頑張りましょ…」ギュ~…
~~~~~~~~
アスカ「はぁ…」ゴシゴシ
ミサト「スッキリした?」
アスカ「うん…びどじぎり泣いだらズッギリじだ…」チーン!
ミサト「そう…」
アスカ「さーて、家事分担表書き直さないとね!」
ミサト「ええ」ニコッ
- 35: 2013/03/15(金) 18:17:10.61 ID:oRTwsAtDO
- ~~~~ネルフ宿舎~~~~
シンジ「A棟106号…ここか…」
ピッ プシュー
シンジ「お じ ゃ ま し ま~す…」
???「遅かったな…シンジ…」
シンジ「うわああああ!!だ、誰っ!?」ガタタッ!
ゲンドウ「私だ…」クイッ
シンジ「父さん!どうしてここに!?」
ゲンドウ「…引っ越しの、手助けだ…」
シンジ「え?あ、ありが…とう…ござい…ます」
ゲンドウ「これは…何処に置くのだ?」
シンジ「それはその辺に置いててよ、先ず机とかベッドとか設置しないと」
ゲンドウ「そうか…」
~~~~~~~~
シンジ「よし!大体収まったぞ、父さんのお陰でだいぶ早く終わったよ!」ニコッ
ゲンドウ「あ、あぁ… 問題無い…」クイッ
ゲンドウ「本部に…戻る」
シンジ「あ、うん…ありがとう父さん…」
ピタ
ゲンドウ「一つ言い忘れた事が有る…」
シンジ「なに?」
ゲンドウ「レイを頼む…」
シンジ「へっ?あ、はいっ!」
- 36: 2013/03/15(金) 18:20:46.60 ID:oRTwsAtDO
- ~~~~~~~~
シンジ「なんで父さん…綾波との事知ってるんだよ…」
ポチポチ…ピッ
~~~~~~~~
ピロリン♪
レイ「メール…」パカッ
from 碇くん
subject まいったよ…
============
今日引っ越ししたんだけど、
部屋に父さんが待ち構えてたんだ。
ビックリしたよ(´・ω・`)
まあ、荷物とか色々手伝ってくれたから
すごく助かったけどね(笑)
でも来るなら来るって
連絡くれたら良かったのに。
寿命が3日ほど縮まったよ~
============
レイ「……」ポチポチ…ピッ
- 37: 2013/03/15(金) 18:22:09.49 ID:oRTwsAtDO
- ~~~~~~~~
チャラリロン♪
シンジ「……」パカッ
名前 綾波
件名 ごめんなさい
============
わたしが報告したの。
迷惑だった?
============
シンジ「……」ポチポチ…ピッ
~~~~~~~~
ピロリン♪
レイ「……」パカッ
from 碇くん
subject ううん
============
迷惑なんて思ってないよ!
ただビックリしただけ(笑)
僕らの事も知ってて二度ビックリだよ(爆)
============
レイ「……」ポチポチ…ピッ
- 38: 2013/03/15(金) 18:25:01.34 ID:oRTwsAtDO
- ~~~~~~~~
チャラリロン♪
シンジ「……」パカッ
名前 綾波
件名 ごめんなさい
============
それも合わせて報告したの、
言わない方が良かった?
============
シンジ「……」ポチポチ…ピッ
~~~~~~~~
ピロリン♪
レイ「……」パカッ
from 碇くん
subject いいよ(笑)
============
いずれ分かることだし、
あまり怒ってる様子も無いし、
ちょっとホッとした(笑)
============
レイ「……」ポチポチ…ピッ
~~~~~~~~
チャラリロン♪
シンジ「……」パカッ
名前 綾波
件名 件名無し
============
そう、わたしが報告したときも、
最初驚いてたけど、
しばらく黙ってて、
最後に 良かったな…レイ
って言ってくれた。
嬉しかった。
============
シンジ「そうだったんだ」ニコ
ポチポチ…ピッ
- 39: 2013/03/15(金) 18:27:13.87 ID:oRTwsAtDO
- ~~~~~~~~
ピロリン♪
レイ「……」パカッ
from 碇くん
subject そっか
============
父さんが僕らの事、認めてくれたんだ。
なんだか嬉しいや♪
あ、そうだ。
今度ウチに来なよ!
一緒に料理して食事しよう!
============
レイ「碇くん…」キュン…
ポチポチ…ピッ
~~~~~~~~
チャラリロン♪
シンジ「……」パカッ
名前 綾波
件名 うん
============
行く。
楽しみにしてる。
じゃ、おやすみなさい
碇くん大好き
[ハート][ハート]
============
シンジ「やった♪」ポチポチ…ピッ
~~~~~~~~
ピロリン♪
レイ「……」パカッ
from 碇くん
subject 件名無し
============
おやすみ綾波!
愛してるよ!
(^ε^)-☆Chu!!
[ハート][ハート][ハート]
============
レイ「ウフッ…」キュンキュン
- 40: 2013/03/15(金) 18:45:53.78 ID:oRTwsAtDO
- ~~~~シンクロテスト中~~~~
リツコ「レイもシンジ君も安定してて良い感じね」
ミサト「アスカは?」
リツコ「聞いてビックリ見てビックリ、今日のトップよ」
ミサト「そう…よかった」ホッ
リツコ「グラフもアングリーな部分が無く、すこぶる良好」
リツコ「ミサト、あなたどんな魔法使ったの?」
ミサト「うふふ、ちょっちね~♪」
~~~~昨夜・葛城邸~~~~
アスカ「シンジのばっきゃろー!!」
ミサト「そーだそーだ~!」
アスカ「エコヒイキのブスぅ~~~~!!」
ミサト「そーだそーだ~!」
アスカ「シンジのつまようじ野郎~~!!」
ミサト「そーだそーだ!恥ずかしい~!!」
アスカ「エコヒイキの冷酷鉄仮面女~~~!!」
ミサト「そーだそーだ!冷酷だ~!!」
アスカ「あたしは天才美少女アスカ様よ!庶民共ひれ伏しなさ~~~~い!!」
ミサト「そーだそーだ!美少女だ~!イカす、しびれる、カッコいい~!!」
アスカ「はぁはぁ…スッキリしたぁ~」
アスカ「ミサト!ビールもう一本!!」
ミサト「はいは~い、おまた~ん♪」
カシュッ! グビッ!グビッ!グビッ! ダンッ!
アスカ「ぷはぁぁ~」ゲフゥッ
ミサト「いよっ!良い飲みっぷりっ!!いい女!!」
- 41: 2013/03/15(金) 18:57:37.85 ID:oRTwsAtDO
- ~~~~~~~~
リツコ「アスカにお酒飲ませて、あらんかぎりの罵詈雑言を吐き出させたですって!?」
ミサト「そうなの、あたしもムシャクシャしたとき、よくやるし~」
ミサト「スッキリするのよね~♪」
リツコ「それは分かるけど、アスカはまだ中学生よ?良いと思ってるの?」
ミサト「良いじゃな~い、バレなきゃなんでも良いのよ~♪」
リツコ「……呆れた……あなたもしかして、晩酌相手が出来て喜んでるんじゃないの?」
ミサト「実はそう♪」テヘペロ
リツコ「はぁ~…なんてこと…」
ミサト「それでお願いがあるのよ」
リツコ「何よ?」
ミサト「アルコール中毒にならないような薬無いかしら?」
リツコ「いい加減にして!」バキッ!
ミサト「あべしっ!」
- 42: 2013/03/15(金) 19:17:43.21 ID:oRTwsAtDO
- ~~~~~~~~
アスカ「ミサト~~!」
アスカ「結果どうだった?」
ミサト「アスカがトップよ!」
アスカ「やりぃ!」
アスカ「どーよあんたたち!やっぱり天才美少女アスカ様には敵わないでしょ!?」
シンジ「う、うん…さすがアスカだよ!ははは…」
レイ「あなたには…とても勝てる気がしないわ…さすがね…」
アスカ「ふっふーん、どんなもんよ!あ~気分爽快!きんもちいい~♪」
シンジ「…ははは…」
レイ「…うふふ…」
リツコ「あの二人の様子…なんかおかしくない?」
ミサト「実はね、アスカの機嫌を損ねないように、口裏合わせてたのよ」ヒソヒソ
ミサト「名付けて、アスカアゲアゲ大作戦!」
リツコ「呆れを通り越して泣けてきたわ…」
リツコ「まさかこれ、ずっと続ける気?」
ミサト「もっちろ~ん♪」
アスカ「ミサト~~今夜もアレやろうね~~♪」
ミサト「ええ!思いっきしやりましょ♪」
シンジ「一体なにするんだよ…?」
アスカ「へへ~ん、あたしはあんたたちより先に大人の階段昇ったのよ!」
シンジ「な、なんだよそれ!///」
アスカ「バカシンジ!あんた変な事考えたでしょ!このエロシンジ!!」
シンジ「ええっ!ち、違うよ!そんなこと考えてないよ!」
アスカ「ウソおっしゃい!あんたのその冴えないショボくれ顔に書いてあるわ!」
シンジ「なんだよ~そんなの書いてるわけ無いじゃないか~」
レイ「碇くん…書いてあるわ」
シンジ「マジで!?ウソ!?」
レイ「ウソ」プッ
アスカ「あははは!レイ、あんたもやるじゃない!」ケラケラ
シンジ「酷いや綾波まで…」
- 43: 2013/03/15(金) 20:07:31.76 ID:oRTwsAtDO
- アスカ「そうだ、今度ウチに来なさいよ!久しぶりにハンバーグ食べたいわ!」
シンジ「う、うん…良いけど…」
アスカ「レイ!あんたも来るのよ!」
レイ「わかった」
リツコ「驚いた…作戦が効いてる見たいね…あの子達、丸く収まってるわ」
ミサト「でしょ~」
リツコ「さすが奇跡の作戦成功率を誇るミサト様ね」フフッ
ミサト「さ~あなた達!今度と言わず、今日ハンバーグパーティーするわよ!」
アスカ「可決!」
シンジ「否決」
レイ「条件付き可決」
アスカ「条件ってなによ?」
レイ「碇くんの調理の手伝いをわたしにやらせること」
アスカ「なんだ、そんなことか…もちろんOKよ」
ミサト「じゃ決まりね!」
シンジ「」
- 47: 2013/03/16(土) 17:04:32.11 ID:C5qICKKDO
- ~~~~葛城邸~~~~
シンジ「綾波、サラダ盛りつけて」
レイ「わかった」
アスカ「お腹減った~!早く~」
シンジ「もう少しだから待ってよ!」
ミサト「久しぶりね~シンジ君の料理♪」
~~~~~~~~
シンジ「さぁ出来たよ!」
アスカ「きゃっほ~い♪いっただきま~す!」
モグモグ…
アスカ「う、美味い…美味すぎる…」ダクダク
ミサト「普段レトルトやコンビニ物ばっかしだったから、感動的だわ~」モグモグ
シンジ「そんなのばかり食べてたら身体壊しますよ」
シンジ「以前アスカにカニ玉教えたじゃないか」
アスカ「だってめんどくさいんだも~ん」
シンジ「はぁ…ダメだこりゃ…」
レイ「美味しい…」モグモグ
アスカ「あれ?あんた肉ダメじゃなかったっけ?」
レイ「麻婆豆腐で克服したわ」
レイ「しっかり火が通ってたら大丈夫…血が滴るようなステーキはダメ…」
アスカ「あれが美味しいのに…」
ミサト「シンちゃんビールお願い」
シンジ「あ、はい」
- 48: 2013/03/16(土) 17:06:46.81 ID:C5qICKKDO
- ~~~~~~~~
シンジ「じゃあ僕ら帰りますね」
ミサト「今日はありがとね、お陰さまで堪能したわ♪」
アスカ「また作りに来なさいよね」
シンジ「はは、わかったよ」
レイ「それじゃ」
~~~~~~~~
ミサト「さてと…アレやりましょうか」
アスカ「OK~♪」
アスカ「シンジの薄ら馬鹿~~!!」
ミサト「そーだそーだ!馬鹿野郎だ~!」
アスカ「エコヒイキの赤目はおかしいぞ~~!お前はウサギかっつーの!!」
ミサト「そーだそーだ!おかしいぞ~!」
アスカ「はぁはぁ…スッキリしたぁ~」
ミサト「後はお風呂でサッパリしてきなさい♪」
アスカ「らじゃ!」
ミサト(すっかり良くなったわね、もう大丈夫かな…)
- 49: 2013/03/16(土) 17:33:40.56 ID:C5qICKKDO
- ~~~~シンジの宿舎~~~~
シンジ「は~…えらいめにあったよ…」
レイ「大丈夫?」
シンジ「うん、平気だよ」
シンジ「綾波は?疲れてない?」
レイ「平気」
レイ「碇くんほど疲れてない…座って少し休んで」
シンジ「うん、綾波は優しいな」ニコッ
レイ「ねぇ碇くん」
シンジ「なに?」
レイ「そろそろ名前で呼んで欲しい…」
シンジ「え?あ、そう?」
レイ「わたしも名前で呼ぶ」
シンジ「わかった、名前で呼ぶよ」
シンジ「レイ…」
レイ「シンジ…」
シンジ「なんか照れ臭いね//」
レイ「うん//」
レイ「でも…なんかイイ」
シンジ「そうだね」ニコッ
レイ「ねぇシンジ…」
シンジ「ん?」
レイ「明日買い物付き合って」
シンジ「いいよ、何買うの?」
レイ「お泊まりセット」
シンジ「ぶっーーー!」
シンジ「お、お泊まりセット?」
レイ「ええ、それとパジャマ」
シンジ「パ、パジャマ?」
レイ「それとコップとかペアの食器類」
シンジ「そ、そんなに?」
レイ「ええ」
- 50: 2013/03/16(土) 17:37:47.62 ID:C5qICKKDO
-
レイ「彼氏が独り暮らしを始めたら、そう言うの買って置くものだって」
レイ「赤木博士が言ってた」
シンジ「リツコさんか…」
シンジ「わかったよ、一緒に買いに行こう」
レイ「ありがと」
- 51: 2013/03/16(土) 17:50:38.50 ID:C5qICKKDO
- ~~~~~~~~
シンジ「あ、これなんかどう?」
レイ「いいかも」
レイ「これにする」
シンジ「歯ブラシも同じのにする?」
レイ「もちろん」
レイ「シンジも新しくしたらいいわ」
シンジ「うん、そろそろ換え時だと思ってたからちょうどいいよ」
レイ「次…パジャマ」
~~~~~~~~
シンジ「もしかして…パジャマもおそろい?」
レイ「もちろん」
レイ「この水玉模様がいい」
シンジ「青い水玉と黒の水玉があるね」
レイ「これがいいわ」
シンジ「レイって買い物悩まないんだね」
レイ「買い物に悩むなんて不合理よ」
シンジ「そ、そっか」
シンジ「その方がこっちも助かるよ」
- 52: 2013/03/16(土) 18:00:27.49 ID:C5qICKKDO
- ~~~~~~~~
シンジ「さ、大体揃ったから帰ろうか」
レイ「うん」
シンジ「荷物は僕が持つよ」
レイ「ありがと」
シンジ「……」
レイ「……」ソッ
シンジ「!?」
レイ「手」キュッ
レイ「繋いで歩きましょう」
シンジ「う、うん//」ギュッ
シンジ「今夜は何食べようか?」
レイ「シンジの作るものなら何でもいい」
シンジ「じゃ今夜はシチューにしよう」ニコッ
レイ「うん、わたしも手伝う」ニコッ
おしまい
- 53: 2013/03/16(土) 20:46:41.80 ID:C5qICKKDO
- ご清読ありがとうございました(*_ _)ペコリ
携帯で書きまくってたら腱鞘炎みたくなりました(´・ω・`) - 54: 2013/03/16(土) 21:03:40.59 ID:4b/Z5wqAO
- 乙乙
もっと読みたかったけど二人が幸せそうで何より - 56: 2013/03/17(日) 03:47:12.30 ID:0T0mthIDO
- おつ
いいもの見させてもらった
- 関連記事
コメント
お知らせ
サイトのデザインを大幅に変更しました。まだまだ、改良していこうと思います。