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関連スレ:

提督「ブラック鎮守府バスターズ?」【前編】



395: ◆Ua1M3q7gGI 2018/04/10(火) 23:53:30.46 ID:/+6APwdI0
ジョーンズ鎮守府




扶桑「あのー・・・提督?ずぅっと石なんて眺めてどうしたんですか?」

夕立「提督さん、それ、ボーキサイトっぽい?」

ジョーンズ提督「今の僕の事は博士とよんでくれるとうれしいな。それにこれはただのボーキサイトなんかじゃない」

ジョーンズ提督「宝への道しるべだ・・・!」

山城「また言ってるわ・・・はぁ・・・」

ジョーンズ提督「ここからは考古学の時間だ。君たち、サンカラ・ストーンは知っているか?」

夕立「何それ?インフィニティ・ストーンの一つっぽい?」

扶桑「作品が違うわよ、夕立」

山城「知っているわよ・・・映画で見たわ」

ジョーンズ提督「あれはただの映画なんかじゃない、実際に起こったことなんだ!」

山城「その話も何度も聞いたわ・・・で、一体なんですか?」

ジョーンズ提督「サンカラ・ストーンは、僕の祖父が1935年にインドで壮絶な戦いの果てに手に入れ、近くの村に返した宝物だ」

ジョーンズ提督「そしてこのボーキサイトは・・・シバ神を信仰する者がサンカラ・ストーン模して作り上げたものだ・・・!」

ジョーンズ提督「まだ作られて時間がたっていない・・・つまりこれは、インドで再びサンカラ・ストーンが何かに利用されたということだ!」

ジョーンズ提督「僕らは・・・調べる必要があるぞ!」
396: ◆Ua1M3q7gGI 2018/04/10(火) 23:54:28.56 ID:/+6APwdI0
>>395 サンカラ・ストーン


僧侶だったサンカラにシバ神が邪悪と戦うために渡したと言い伝えられる5つの伝説の石
一か所に集められると中のダイヤモンドが光り、オレンジ色に輝く
モラ・ラムという男がこの石を用いて邪悪な儀式を行い、世界制覇を目指そうとした   

インディジョーンズ2 魔宮の伝説に登場
397: ◆Ua1M3q7gGI 2018/04/10(火) 23:55:30.49 ID:/+6APwdI0

山城「あの、だからそれって映画の話で・・・」

ジョーンズ?提督「あれはただの映画じゃないって言っているだろ!!」バンッ!
   
扶桑・山城・夕立「!」ビクッ

ジョーンズ?提督「僕の祖父は伝説の考古学者、インディアナ・ジョーンズなんだ!僕が子供の頃に何度も昔の話をしてくれたんだ!!」

ジョーンズ?提督「君たちはそれを全部映画の世界だって、妄想の産物だって侮辱するっていうのか!?そんなことは僕が許さないぞ!!」シュルル...

   
         バシィーンッッ!
   

山城「ま、待ってください提督!山城が悪かったです!謝りますから鞭はしまってください!」

扶桑「お願いです提督・・・!山城だって悪気があったわけではないんです!どうか許してください!」

夕立「て、提督さぁん・・・こわいっぽい・・・」ガタガタ...

ジョーンズ?提督「・・・」

ジョーンズ提督「いや、取り乱して済まなかった。祖父を馬鹿にされたと思ってついカッとなってしまった。君たちを鞭で打つなんてこと、絶対にしないよ」

ジョーンズ提督「悪かったよ。話を戻そう」

山城「は、はい・・・」
398: ◆Ua1M3q7gGI 2018/04/10(火) 23:55:59.47 ID:/+6APwdI0
ジョーンズ提督「このサンカラ・ストーンを模したボーキサイトの出所を探るために君たちにはインド洋に出てほしい」

扶桑「イ、インド洋・・・?」

ジョーンズ提督「そうだ。僕には君たちのような艤装は無いからね、協力が必要なんだ」

ジョーンズ提督「ボーキサイトの質、周りについている物質からどのあたりにあるかは大体目星がついている。さぁ、この地図の位置に島があるはずだ、探してきてくれ」

ジョーンズ提督「悪しき者の手に渡る前に」

夕立「提督さぁん・・・この地図、すっごく古風で分かりにくいっぽい・・・」

ジョーンズ提督「これこそ地図だよ」

扶桑「夕立、口は災いの元よ。早く行きましょう」

ジョーンズ提督「悪いね君たち。僕も行きたいところなんだけど、あいにく提督としての書類仕事に追われていてね」

ジョーンズ提督「まったく参っちゃうよ。追われるなら槍とか弓矢をもった殺人部族なんかの方がマシさ」

扶桑「は、ははは・・・」

夕立「提督さんのジョークは良くわからないっぽい」

山城「お気になさらず・・・」

山城(あんたと一緒にいたら頭がおかしくなりそうよ・・・)

扶桑「それでは提督、行ってまいりますね」

ジョーンズ提督「ああ、気を付けていってくれ」

ジョーンズ提督「書類仕事を終わらせるついでに、サンカラ・ストーンについて何かわかったら連絡するよ。考古学の研究ってのは、七割は本を読み漁ることなんでね」

399: ◆Ua1M3q7gGI 2018/04/10(火) 23:57:41.64 ID:/+6APwdI0
......
....
..
.



数日後 長門達の基地


明石「提督!要望通りのモノが完成しましたよ!コスチュームの腕部に麻酔銃を仕込んでおきました!」

提督「ありがとう明石、おかげで確保が楽になりそうだ。で、これはどうやって撃つ・・・」スッ…

     パシュッ!

提督「・・・ここのボタンで発射か」

明石「なんでもかんでも触っちゃだめですよ。提督・・・まずは説明を聞かないと」

提督「・・・すまない」

長門「二人とも、何を遊んでいるんだ?青葉が新しい情報を持ってきたぞ」

提督「どんな情報だ?」

青葉「ブラックなのかどうなのかは今のところ分かりませんが・・・」

青葉「なんでも、摩訶不思議な提督がいるそうです。変人というべきか・・・」

青葉「帽子が軍帽じゃないとか、鞭をぶら下げていたとか、いきなり古代の言語でしゃべり始めたとか・・・」

明石「・・・変人ですね」

青葉「周りの人も気味悪がってしまって、小規模な鎮守府に送られたっきり行動が把握できていないとのことです」

長門「なるほどな・・・たしかに、行動が把握できていない変人となると色々と不安になって来るな」

提督「青葉」

青葉「はい!いつも通り探っておきますね!」

401: ◆Ua1M3q7gGI 2018/04/10(火) 23:58:39.26 ID:/+6APwdI0
……
….
..
.

インド洋 


夕立「おかしいっぽい・・・地図の場所に来たけれど、島もなにもないっぽい」

山城「あるわけないでしょ・・・」

扶桑「夕立。彼は少し・・・いや、だいぶおかしいのよ。ただ、付き合ってあげないとなにをしでかすかわからないわ」

夕立「え、提督さんが今まで言ってた事とかも全部嘘・・・?」

山城「そうよ。いままで提督の戯言に付き合って宝が見つかったことなんて一度もないわ」

山城「自分を映画の中の人物の子孫だと盲信してるおかしな人なのよ・・・はぁ・・・不幸だわ・・・あんな提督の元で働くことになるなんて・・・」

夕立「そんなぁ・・・提督さん、かわいそうっぽい・・・」

扶桑「さぁ、帰りましょう。提督にはいつもの通りに適当な嘘でも言っておけばいいわ」

山城「そうですね。地図の×印を掘って宝がでたためしは無い、根気よく探しましょうとでも言っておけば満足するでしょう」

扶桑「はぁ・・・本当に困ったわね。燃料の無駄よ・・・」

山城「深海棲艦がこのあたりにいないだけ良しとしましょう。姉さま」

扶桑「山城、それはフラグって言・・・」


バシャッ   バシャッ   バシャッ  
   バシャッ  バシャッ   バシャッ
バシャッ    バシャッ    バシャッ
   バシャッ  バシャッ  バシャッ


  「グルルル…」 「コォォ…」
「ハァァァア…」 「オォォッ…」
  「カァァァァアアアッ…」


扶桑「・・・ほら」

山城「不幸だわ・・・」
402: ◆Ua1M3q7gGI 2018/04/11(水) 00:00:36.73 ID:HU8q2Oct0
......
....
..
.



さらに数日後… 長門達の鎮守府


提督「進歩はどうだ?」

青葉「礼の鎮守府を調べてわかったことは5つです」

青葉「司令官はハーフのマッチョなイケメンなこと、なぜかフェドーラ帽子をかぶっている事、制服じゃなくてレザージャケットを着てること、執務室がアンティーク品だらけなこと。艦娘がいないこと・・・です」

明石「イ、インディジョーンズ・・・?」

青葉「見た感じはまさにそれです・・・」

提督「立ち振る舞いはともかく、艦娘がいないことが気になるな。何かわかるか?」

青葉「それが、どうやらPCを使っていないようで・・・手帳なにか色々な記録を書いているようなんですよ」

長門「ずいぶんと古風だな・・・」

提督「紙はハッキングできないからな。今度は、直接出向いて探ってみようじゃないか」

長門「賛成だ」

403: ◆Ua1M3q7gGI 2018/04/11(水) 00:02:28.47 ID:HU8q2Oct0
......
....
..
.




ジョーンズ鎮守府


夕立「帰ったっぽーい!」

ジョーンズ提督「おかえり。長い旅乗りご苦労だったね、大丈夫だったかい?」

扶桑「途中で深海棲艦と遭遇。なんとか撃退しましたが・・・少し損傷を負いました」

山城「それで・・・その・・・」

ジョーンズ提督「サンカラ・ストーンは見つからなかったのか?」

山城「はい、バツ印のところを探してみたのですが・・・」

ジョーンズ提督「そうか・・・まぁ、これも調査じゃよくあることさ。だれかが流したデマだったのか・・・とにかく君らが無事で・・・」

夕立「じゃーんっ!提督さん!これを見るっぽい!」

夕立「サンカラ・ストーン、見つけてきたぽーい!」スッ…

ジョーンズ提督「なんだって!?本当かい!?」

山城「ゆ、夕立!?」

扶桑(一体どこで見つけてきたの?)ヒソヒソ…

夕立(提督さん、いつもいつも宝物見つけられなくてかわいそうっぽい。だから、帰り際にそれっぽい鋼材や資材なんかを見つけて作ってみたの!)ヒソヒソ...

夕立(提督さん、きっと喜ぶっぽい!)

扶桑(夕立・・・)

ジョーンズ提督「夕立、もっとよく見せてくれないか?」

夕立「はい、どーぞ!」
404: ◆Ua1M3q7gGI 2018/04/11(水) 00:05:31.26 ID:HU8q2Oct0
ジョーンズ提督「これは・・・」

ジョーンズ提督「これ・・・は・・・」

ジョーンズ提督「・・・」

ジョーンズ提督「・・・・・・・・・・・・・・夕立」

夕立「な・・・なに・・・?」













ジョーンズ?提督「おまえは一番やってはいけないことをした」ユラ…

夕立「て・・・提督さん・・・?」ゾワッ…

ジョーンズ?提督「僕が最も嫌いなのは、僕が最も尊敬する祖父をけなされることだ」

ジョーンズ?提督「おまえがやったのは、祖父が命を懸けて手に入れた宝物への侮辱だ」

ジョーンズ?提督「僕の祖父を・・・よくも・・・よくも・・・!」スタスタ…
405: ◆Ua1M3q7gGI 2018/04/11(水) 00:08:19.15 ID:HU8q2Oct0

    シュルル….


夕立「ご・・・ごめんなさい・・・ごめんなさいっ・・・!」グスッ…

夕立「提督さんは、宝物が欲しいのに・・・いつも手に入れることができてなかったから・・・」

夕立「だから、夕立がたまには提督さんを喜ばせようと思って・・・」

ジョーンズ?提督「ふざけるな!!」

夕立「っ!」ビクッ!

ジョーンズ?提督「なおさら許せない!僕の機嫌を取るためだけに偽造して、誤魔化そうとしたっていうのか!!」

ジョーンズ?提督「お前はナチスの手先だ!!絶対に許さないぞ!!そうやって本物のサンカラ・ストーンをどこかへ隠しているのか!!」

山城「提督!いいかげんにしてください!!彼女は提督の為を思って・・・!!」

ジョーンズ?提督「なんでこの子をかばう・・・?そうか、君もナチスなんだな!?」

ジョーンズ?提督「お前ら全員、身を潜めていたナチスの残党で、僕の祖父に計画を何度も邪魔されたからって、僕を狙ってたんだな!?」

山城「い、一体何を・・・?」

ジョーンズ?提督「誰の差し金か言え!!でなきゃ・・・!」シュルル…


ヒュッ 
    バシィイッ!!


山城「ひっ・・・!」

ジョーンズ?提督「じゃなきゃ・・・次は床ではなくお前ら自体を打ち払ってやる!」シュルル...
431: ◆Ua1M3q7gGI 2018/04/13(金) 21:14:49.68 ID:elL3IuMQ0

夕立「提督さん・・・夕立、もう二度と嘘つかないから・・・お願い・・・もう怒らないで・・・」ポロポロ…

山城「提督・・・私はナチスなどでは・・・!」

ジョーンズ?提督「ナチスの言うことなんて信用できるわけないだろ!!」

夕立「どうして・・・提督さぁん・・・」ボロボロ…

ジョーンズ?提督「どうして?どうしてだって!?そんなのは簡単だ!お前らが財宝を狙うナチスで、それを守る僕がインディ・ジョーンズの孫だからだ!」

ジョーンズ?提督「さぁ、言え!!」シュルル…

扶桑(山城と夕立を・・・二人を助けるには・・・!)

扶桑「ふふふ・・・」

ジョーンズ?提督「なにを笑っているんだ!?」
432: ◆Ua1M3q7gGI 2018/04/13(金) 21:15:40.18 ID:elL3IuMQ0
扶桑「・・・よく見抜いたわね。そうよ、私は新たなナチスの諜報部員・・・」

扶桑「騙されやすいのは祖父譲りかしら?話はもっとよく聞いとくべきだったわね」

山城「姉さま・・・?」

夕立「・・・?」

扶桑「あなたの祖父が見つけた数々の財宝・・・それらの調査と奪還が私の目的・・・」

ジョーンズ?提督「・・・続けろ」

扶桑(二人とも、今の内に逃げなさい)ヒソヒソ…

山城(でも、姉さま・・・!)ヒソヒソ…

夕立(これは夕立のミスだから・・・おいて逃げるなんてできないっぽい!)ヒソヒソ…

ジョーンズ?提督「今更作戦会議か?見苦しいぞ!」

扶桑「いいえ提督、いや・・・ジョーンズ博士と呼ばせてもらうわ」

扶桑「私からあなたにお願いがあるの・・・・山城と夕立を、ここから逃がしてほしいの」
433: ◆Ua1M3q7gGI 2018/04/13(金) 21:16:43.76 ID:elL3IuMQ0
ジョーンズ?提督「・・・何故だ?」

扶桑「この二人は・・・私が今まで利用してたの。私が動きやすいようにね」

扶桑「サンカラ・ストーンの偽造も私が頼んだものよ。だから、二人はナチスとは関係ないの」

扶桑「戦うなら、私と一対一でしましょうか?」

ジョーンズ?提督「ナチスにしては、ずいぶんと礼儀が正しいな。いいだろう、信じてやる」

ジョーンズ?提督「二人とも、部屋を出ていくんだ」

山城「ね、姉さま・・・姉さまに何かあったら山城は・・・」

扶桑「聞こえなかったの?早くここから出なさい。姉の言うことが聞けないの?」

山城「・・・わかり・・・ましたっ・・・!」ギリッ…

夕立「扶桑さん・・・」

山城「夕立、出るわよ」グイッ…

夕立「山城さん!?」スタスタ…
434: ◆Ua1M3q7gGI 2018/04/13(金) 21:18:05.93 ID:elL3IuMQ0


 ガチャン…


ジョーンズ?提督「これで二人きりか・・・状況が違えば、ロマンチックだったかもしれないのにな」

扶桑「そうかしら?時代と世代を超えた戦い・・・これ以上なくロマンあふれる場面だと思うけど・・・?」ザッ…

ジョーンズ?提督「いい構えじゃないか。君を鞭で打つのに気が引けてきたところだよ」

扶桑(生身で彼に勝てるとは思えない・・・でも、二人を逃がすことができた、もう十分だわ・・・あとは・・・“役”を全うするだけ・・・)

扶桑「さぁ、かかってきなさい・・・!」

ジョーンズ?提督「・・・」シュルル…

    ヒュンッッ!!

扶桑(駄目・・・やっぱり見えな-----)ギュッ…

    バシィィイッ!!

扶桑「・・・?」

扶桑(打たれて・・・ない?)チラッ…
435: ◆Ua1M3q7gGI 2018/04/13(金) 21:19:37.33 ID:elL3IuMQ0





提督「ぐっ・・・」ヨロッ…

扶桑「あ・・・あなたは・・・?」

提督「君たちを助けに来た・・・」

提督「彼がどんな人間かも、君が今置かれている状況もすべて把握している。下がっているんだ、彼の相手は俺がする」

ジョーンズ?提督「いきなり僕の鞭の前に現れるだなんて・・・その姿といい、君はナチスというよりも邪教徒みたいだな・・・?」シュルル…

青葉『司令官!大丈夫ですか!?』

提督「大丈夫だ。だが、鞭はスーツ越しでも効くものなんだな・・・」

ジョーンズ?提督「敵が二人になったところで僕には関係ないさ」シュルル…

ヒュンッ! 
    ヒュヒュンッ!!
 
扶桑「き、気を付けてください!その男の鞭の腕は本物です!」

長門『T、加勢するか?』

提督「大丈夫だ。俺一人で倒す」

ジョーンズ?提督「見たところ、強固な防具を身に着けているようだが・・・僕の鞭の中を潜り抜け切れるかな・・・?」ヒュンッ…

提督「・・・」スッ…

    チャキッ
  プシュッ!
 
ジョーンズ?提督「ぐっ・・・?なん・・・だ・・・?」フラッ…

    ドシャッ…


扶桑「え・・・?」

青葉『・・・え?』

提督「デザイナー、早速麻酔銃が役に立ったぞ」

明石『・・・あの、それは嬉しいんですけど・・・今の流れは男同士の熱い一対一の戦いでは・・・?』

提督「いや、これであってるさ」

437: ◆Ua1M3q7gGI 2018/04/13(金) 21:21:21.71 ID:elL3IuMQ0
>>435 これであってる

インディジョーンズの一作目、「レイダース 失われたアーク」の名場面の一つ
アークの場所を探すのに必要なメダルを持ったインディは、途中でナチスに雇われたエジプト人たちに襲撃されてしまう
応戦している内に、剣を持った黒ずくめの男が壮大な音楽と共に剣を振り回しながら登場。めちゃくちゃ強そうで、鞭の達人VS剣の達人の激戦が始まるかと思いきや、インディが腰から銃を出して瞬殺するという、笑いどころのシーンである

ちなみにこのシーン、本来は激闘が起こるはずだったが、インディを含めて大勢のスタッフが食中毒をおこしており、インディ役のハリソン・フォードの提案でこういうシーンになった。裏話まで面白い
https://www.youtube.com/watch?v=vdnA-ESWcPs


レイダース 失われたアークより インディVS剣士
438: ◆Ua1M3q7gGI 2018/04/13(金) 21:23:32.15 ID:elL3IuMQ0
......
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..
.



ジョーンズ鎮守府 執務室



ジョーンズ?提督「・・・ここは・・・僕の部屋か・・・?」

扶桑「目が・・・さめましたか?」

山城・夕立「・・・」

ジョーンズ?提督「ああ、ばっちり覚めたよ。なんで二人もいるんだい?」

扶桑「私が連れ戻しました。提督」

ジョーンズ?提督「・・・本当に、僕は騙されやすいみたいだな」

提督「お前が今までやってきた話を聞いたぞ。何度も艦娘を宝さがしという名目で死地へ送った話をな」

ジョーンズ?提督「冒険の旅は、常に死と隣り合わせだ。彼女たちだって死を覚悟で宝を探しに行ったに決まっている。ナチスだと分かった今、それも怪しいがね」

提督「そう思っていたのは・・・お前だけだ」
439: ◆Ua1M3q7gGI 2018/04/13(金) 21:25:33.95 ID:elL3IuMQ0
ジョーンズ?提督「僕だって好きで送ったんじゃないんだ!艦娘が向かうような海を僕が調査するのは無理だ!」

ジョーンズ?提督「でも、悪しき人間の手に宝が渡るのが見逃せなかった!」

明石『提督・・・彼は大丈夫なんですか?ただのファンかと思いきや・・・』

青葉『なんだか本当にインディ・ジョーンズの子孫だと思えるほどの演技力です』

提督「これは映画じゃない。お前は自分の妄想に艦娘を付き合わせて死なせるところだった」

ジョーンズ?提督「なぜどいつもこいつも妄想だというんだ!!これは妄想なんかじゃない!ナチスはそうやって人を洗脳していくのか!?」

提督「俺はナチスでもなければ・・・お前はインディ・ジョーンズの子孫でもない」

提督「お前は・・・妄想家で、艦娘を殺しかけた悪党だ」

ジョーンズ?提督「違う・・・違う・・・!」

提督「扶桑、山城、夕立・・・君たちはこの男に今まで苦しめられてきた」

提督「君たちは彼を・・・許すか?許さないか?」


↓3 このジョーンズ?提督を許すか許さないかの選択を。最も安価の高いものを採用します。また、許さなかった場合、どのような罰を与えるかをお願いします

   ※捕捉で申し訳ないですが、あくまで罪を償わせることが目的です。結果的な殺傷になることは避けてください
441: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/04/13(金) 21:30:49.57 ID:EQeUn1X3o
許さん
スタントなしで映画のアクションシーンやらせる(安全対策はする)
445: ◆Ua1M3q7gGI 2018/04/13(金) 23:50:15.45 ID:elL3IuMQ0

山城「ふふふ・・・私に面白い考えがあるわ」

扶桑「や、山城?」

夕立「山城さん、顔が怖いっぽい・・・」

山城「そんなにインディ・ジョーンズになりたいなら・・・させてあげるわよ」

提督「言っといてなんだが・・・ほどほどにな?」

ジョーンズ?提督「所詮ナチスか、70年経っても野蛮だな」

山城「ナチスの方がマシだと思わせてあげるわ・・・!」
446: ◆Ua1M3q7gGI 2018/04/13(金) 23:52:03.28 ID:elL3IuMQ0
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数日後


ジョーンズ鎮守府 庭


  ゴロゴロゴロ…

ジョーンズ?提督「おい、やめてくれ!本気で殺すつもりか!?」ダダダ...

明石『インディ・ジョーンズと言ったらこれですよね。転がってくる大岩!』

提督「すごい出来だな・・・」

扶桑「あ、あの・・・このセットは・・・」

山城「近くの山に色々使えるものがあったので使わせてもらいました。ふふふ・・・良い気味ね・・・」

夕立「ちょっと楽しそうっぽい」

山城「あなたも後でやってみる?」

夕立「え、遠慮するっぽい・・・」

ジョーンズ?提督「避けられるものが何もない・・・潰れるっ・・・!」

山城「あら、本当に潰れそうね」ポチッ…

大岩「」ピタッ…

提督「おい、あの技術・・・」

明石『はい、私が少し手を加えてあります!多分死ぬことは無いと思いますよ』

提督「多分・・・か」

明石『あ、あと回転刃が飛び出したり矢が飛んでくるのもあるのでそれも試してもらいましょう』

ジョーンズ?提督「ハァッ・・・ハァッ・・・」ゼーハー…

山城「さ、次は刃が飛び出す仕掛けでも楽しんでもらいましょうか?」

山城「“悔い改めた者だけが通れるであろう”よ、提督ならこれの意味・・・解りますよね?」

ジョーンズ?提督「勘弁してくれ・・・」

提督「・・・本当に死なないようにできているんだよな?」
447: ◆Ua1M3q7gGI 2018/04/13(金) 23:53:32.10 ID:elL3IuMQ0
......
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憲兵基地前


扶桑「あの時は・・・助けていただいてありがとうございました」

山城「話はお聞きしました。姉さまを助けていただいて・・・本当に感謝しています」

提督「それが役目だ。君たちが無事ならよかった」

提督「見つけるのが遅れてすまなかった」

夕立「とんでもないっぽい!どうもありがとう!」

提督「君たちの元には新しい提督が来ることだろう。どうか元気でな」

扶桑「次来る提督は・・・インディ・ジョーンズ好きでないと嬉しいわね」

山城「私、ハリソン・フォードならブレードランナーが好きなのよ」

夕立「夕立はスターウォーズっぽい」

提督「どうやら大丈夫そうだな。次に君たちの元へ来る提督が良い人たちであることを願っているよ」
448: ◆Ua1M3q7gGI 2018/04/13(金) 23:55:05.88 ID:elL3IuMQ0
......
....
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.


明石「今回の仕事は楽しかったです♪」

提督「君には恐れ入るよ・・・」

青葉「青葉、あれ見てたら映画見たくなっちゃいました!またみんなで映画見ませんか?」

明石「この流れならもちろんインディ・ジョーンズですよね?何作目を見ますか?私は一作目が良いです!あのカーチェイスが見たいです!」

提督「俺は二作目かな。トロッコで逃げるシーンの迫力とスリルは何度見ても最高だ」

長門「二作目はちょっとグロテスクすぎて私にはちょっと・・・三作目だな、コミカルでアクションも面白くてあれが一番好きだ」

青葉「ク・・・クリスタルスカル・・・」ボソッ…

    「・・・」

提督「・・・全部見ようか。ピザを頼んで来る、他の皆も呼んでおいてくれ。今日は楽しく映画鑑賞と行こうか」

明石「いいですね!最高です!プロジェクター用意しときますね!」

青葉「青葉は映画借りてきます!」

長門「なぁ、二作目を見るなら・・・私は途中で一旦席を外してもいいか・・・?」

449: ◆Ua1M3q7gGI 2018/04/13(金) 23:57:04.20 ID:elL3IuMQ0
ジョーンズ鎮守府編はこれにてお終いです

次回のブラック鎮守府を決めます

↓3までの中ででどういうブラック鎮守府かを。でた三つの内で最もコンマの高いものを採用します
 
ブラック鎮守府が決まった段階でさらに↓2で被害にあっている艦娘を決めます(複数可)
450: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/04/13(金) 23:57:08.87 ID:n3ZpKYdaO
ここの提督は嫁艦の瑞鳳にはベタベタで他の娘には厳格な態度でした
この基地に嫌気をさした三人は外の世界でセカンドライフを送るための資金を得るために、悪事に手を染めました
そして金を得る喜びを知った三人
アクィラ Uー511 タシュケントの語学堪能グループがあらゆる手を使って、
娘達を密輸船のところまで連れていき人身売買してる。
453: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/04/13(金) 23:57:30.68 ID:S03YclHIo
アイオワ
456: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/04/13(金) 23:58:01.24 ID:EQeUn1X3o
葛城
468: ◆Ua1M3q7gGI 2018/04/15(日) 01:29:12.74 ID:zeWxbpDG0
半年前 瑞鳳嫁提督鎮守府 執務室


   ガチャッ

瑞鳳「提督―っ!ただいまーっ!」ダッ

   ガバッ
    ギュッ

瑞鳳嫁提督「瑞鳳ぉぉおっ!お帰りーっ!」ギュッ ナデナデ…

瑞鳳「あはははっ!な、撫でまわさないで!くすぐったいよ提督ぅううう!」

タシュケント(また始まった・・・)

U-511「はぁ・・・」

アクィラ「あの~提督?任務報告をしに来たんですけど~・・・?」

瑞鳳嫁提督「あ?うるさいな、今は瑞鳳との時間なんだよ。報告なら後にしてくれ」

タシュケント(今は報告の時間だろうに・・・Капуста)

瑞鳳「んもー提督、そんな言い方は無いじゃない?」

瑞鳳嫁提督「はいはい、報告は瑞鳳から聞いとくから、もう下がっていてくれ」

瑞鳳「あー、適当に流した。でもまぁ、二人の時間は大事だよねっ♪」

タシュケント「だってさ、行こうかみんな」

U-511「う、うん」

アクィラ「そうですね・・・」

 スタスタ…
  ガチャン
469: ◆Ua1M3q7gGI 2018/04/15(日) 01:33:37.49 ID:zeWxbpDG0
......
....
..
.



アクィラの部屋


アクィラ「提督、瑞鳳さんとケッコンなさってから随分と変わってしまいましたね~・・・」

U-511「差別・・・ひどいとおもう・・・」

タシュケント「ほんとだよ。あれはないや」

タシュケント「そこで・・・ちょっと考えがあるんだけど」

アクィラ「考え・・・?」

タシュケント「皆でここを抜け出さない?」

U-511「えぇっ!?さすがにそれは・・・まずいよ・・・」

タシュケント「あのね、このままじゃ死んじゃうかもしれないよ?あたし達」

アクィラ「え?なんでですか?」

タシュケント「考えてもみなよ、あの提督・・・彼は異常だよ」

タシュケント「きっとそのうち、『瑞鳳の命を最優先に行動しろ』とか無茶苦茶な指令を出してくるよ」

タシュケント「瑞鳳しか見えていないあの男に・・・この先ついていく気はあるかい?」

タシュケント「あのカップルの愛の為に命を投げ出す覚悟と忠誠心・・・君たちにはあるかい?」

470: ◆Ua1M3q7gGI 2018/04/15(日) 01:35:53.47 ID:zeWxbpDG0

アクィラ・U-511「・・・」

タシュケント「でしょ?だから、ここを抜け出そうよ」

U-511「でも、他に行く当てもないし・・・」

タシュケント「実は、一つだけあるんだ」

タシュケント「ここに来る前、ロシアでとある仕事を頼まれてたのさ」

タシュケント「頼まれたものを、頼まれた場所へ運ぶ・・・それだけの仕事だよ」

タシュケント「艦娘は国境を自由に超えられる。深海棲艦は神出鬼没なうえに、艦娘しか倒せる手段がないからね」

タシュケント「あたしたちはすごく都合がいい存在なのさ」

アクィラ「ずいぶん楽そうですのねぇ・・・」

タシュケント「ただしルールがある。それは・・・中身を決して見ない事」

U-511「なんか・・・あやしそうでこわい・・・」

タシュケント「でも・・・わがままは言ってられない状況だよ?」

タシュケント「無理にとは言わないけど・・・どうする?」

タシュケント「ここに残るか・・・外へと飛び出すか」

アクィラ・U-511「・・・」
471: ◆Ua1M3q7gGI 2018/04/15(日) 01:37:26.42 ID:zeWxbpDG0
......
....
..
.


ロシア とある港


ロシア人1「一体どういう風の吹き回しだ?いきなり戻ってきて、仕事が欲しいだなんてよ」

ロシア人2「深海棲艦と遊んでたらどうだ?」

タシュケント「冷たいなぁ。せっかく仕事を引き受けてあげようかと思ったのに」

タシュケント「こっちも事情ってものがあるのさ。君たちだって深海棲艦のせいで仕事しにくいんでしょ?」

タシュケント「困ったときはお互い様さ・・・金を稼ごう、同志」

ロシア人2「・・・まぁ、確かに困っているのは事実だ」

ロシア人1「だったら、今すぐ運んでほしいもんが一人・・・じゃねぇや、一つある」クイッ

袋「」モゾモゾ…

タシュケント「・・・あの後ろの倉庫でうごめいてる袋かい?」

ロシア人1「ああ、頼めるか?」

タシュケント「もちろん」

ロシア人1「そう来なくっちゃ。荷物の中身が壊れないように籠や牽引用の紐なんかはつけておいとくよ」

タシュケント「うん、助かるよ。届け先の場所を教えてくれ」

ロシア人1「了解だ」

472: ◆Ua1M3q7gGI 2018/04/15(日) 01:38:32.65 ID:zeWxbpDG0

ロシア人2「運ぶのはいいんだけどよぉ、お前さんの連れ二人は大丈夫なのか?何も知らなさそうだが」

タシュケント「だからこそいいんだよ。“何も知らない”からこそ向いているんだ。この仕事は」

タシュケント「君らもそう思うだろう?好奇心は時に人を殺すからね・・・」ニヤッ

ロシア人2「・・・やっぱりお前さん、こっちの仕事の方があっていると思うぜ」

タシュケント「まぁ、そのうちあの子達にも事情は伝えるさ」

タシュケント「やがて気が付くだろうよ、賢い生き方と金の稼ぎ方にね」

ロシア人1「あんたらの将来が楽しみになってきたよ。きっと、良い悪党になるんだろうな」

タシュケント「乞うご期待を・・・ふふっ♪」

タシュケント「それじゃ、用意を頼むよ・・・向こうで待っているから」スタスタ….
473: ◆Ua1M3q7gGI 2018/04/15(日) 01:39:21.30 ID:zeWxbpDG0

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   スタスタ…

アクィラ「あ、戻ってきましたね」

タシュケント「ごめん、お待たせ。もう少し待ってもらえるかな?」

U-511「うん・・・でも、何を話していたの?ユーはロシア語わからないから・・・全く聞き取れなかったけど・・・」

タシュケント「ただビジネスの話をしていただけだよ」

U-511「これから本当に大丈夫・・・?住むところとか・・・艤装まで持ってきちゃって・・・」

タシュケント「心配しなくていいさ。明日にはまとまったお金が入る。暮らす場所もね」

タシュケント「そこからは軌道に乗るよ。あたしが保証する」

タシュケント「だから心配そうな顔をしないでよ」ニコッ

U-511「う、うん・・・わかった」

   オーイ

タシュケント「どうやら準備ができたみたいだ。さ、行こうか同志諸君」

タシュケント「新たな人生の船出に」
479: ◆Ua1M3q7gGI 2018/04/15(日) 23:56:40.10 ID:zeWxbpDG0
......
....
..
.


オホーツク海 海上


U-511「ねぇ・・・どこまで行くの?」

タシュケント「もう少しさ、あと6時間もすれば目的地だ」

アクィラ「目的地ってどこなんですか?」

タシュケント「海の上だよ。そこに船が泊まっているんだってさ。その船に乗っている人たちにこの荷物をわたすのさ」

アクィラ「そう・・・ねぇ、もう一つ聞いて良いですか?」

タシュケント「?」

アクィラ「私達は・・・“どこへ”向かうんですか・・・?」

タシュケント「・・・さっきとは全く別の意味に聞こえるな?」

アクィラ「とてもこの仕事・・・まともなものに思えないんです」

アクィラ「アクィラ達が引っ張っているこの箱の中身・・・人間ですよね?」

アクィラ「この仕事を続けたら・・・アクィラは・・・人として何か大切なものを失ってしまいそうな気がします」

アクィラ「今からでもいいですから、元居た鎮守府に戻り----」

     ピタッ…

アクィラ「・・・タシュケントさん?どうして止まるんですか・・・?」

     クルッ…
  
タシュケント「・・・・・」

アクィラ「タシュケント・・・・さん?」
480: ◆Ua1M3q7gGI 2018/04/15(日) 23:57:19.59 ID:zeWxbpDG0
タシュケント「あのね、アクィラ・・・そう単純な話じゃなんだよ」

タシュケント「あたしたちは進まなきゃならないんだ。後戻りはできない道についたんだよ」

タシュケント「ここで戻ったら裏切者になる。この世界からしても、元の世界からしてもね」

タシュケント「この世界はね・・・一度引き受けたら、嫌な予感がするだとか・・・やりたくないだとか・・・そんな理由で降りていいものじゃ無いんだよ」

アクィラ「でも・・・なにも、こんな危ない道じゃなくたって・・・」

タシュケント「君は何もわかっていないよ・・・アクィラ。あまりにも甘すぎる考えだ」

タシュケント「あたしたちが鎮守府の外で生きていくのだとしたら、それはそれは大変なことなんだよ」

タシュケント「身分証明するものが何もない。普通の社会で生きる人間であることを証明するものが無い」

タシュケント「そんな中で、あたしたちの持っているものを活かせて、生きていくことができる場所は、仕事は・・・限られてくるんだよ」

タシュケント「今のあたしたちは・・・選り好みができる状況にはいないんだ」

アクィラ「・・・」

U-511「・・・」

タシュケント「止めちゃってごめん、進もうか」
482: ◆Ua1M3q7gGI 2018/04/15(日) 23:58:46.16 ID:zeWxbpDG0
......
....
..
.


ロシア  モーテル


U-511「す・・・すごいお金・・・」

アクィラ「あんな輸送任務だけでこんなに・・・びっくり・・・」

タシュケント「だろう?前にも言ったけど、深海棲艦のせいでめっきりこの仕事をする人が減ってしまったから、需要が凄まじいんだ」

タシュケント「これなら、あたしたちの艤装を動かす為のお金も、食べていくお金も稼いで行ける。偶に遊ぶことだってできるさ」

U-511「・・・確かに、ユーたちが外の世界で生きていくのは、これが一番なのかもしれないね」

アクィラ「さっきはごめんなさい、タシュケントさん。アクィラ、もう少し考えるべきでしたね・・・」

タシュケント「いいんだよ、気にしないで。あたしたちは今日から家族だ、楽しく暮らそうよ」

U-511「ふふ・・・そうだね。自由で楽しい生活になりそうだね」ニコッ

タシュケント「今日はご馳走にしようか。美味しいロシア料理の店へ行こう」

アクィラ「賛成です~♪おなか減りましたね♪」

U-511「ユー、ロシア料理食べたことないから楽しみ・・・!」

タシュケント「じゃあ、行こうか。きっと気に入るよ♪」

483: ◆Ua1M3q7gGI 2018/04/16(月) 00:00:22.06 ID:9OvvJ9HC0
......
....
..
.


タシュケント達が鎮守府を抜け出してから半年後…

現在 イタリア 地中海沖



イタリア人1「~~~、~~~?~~~。~~~」

タシュケント「引き渡し先はイタリア人だったか。参ったな、イタリア語はさっぱりだ」

アクィラ「あ、それならアクィラにお任せ~」スッ…

イタリア人1「お?俺たちと同じイタリア系の顔だな、言葉・・・わかるか?」

アクィラ「もちろんですよ~。イタリア人ですから♪」

アクィラ「さ、お互い仕事は早く終わらせちゃいましょう?積み荷は傷一つありません」

箱「」ガタガタガタ…

イタリア人2「元気よさそうだな。注文通りってところか・・・それじゃ早速もらお---」

アクィラ「あ、約束のお金と資材を先に頂戴しま~す」

イタリア人2「・・・は?」
484: ◆Ua1M3q7gGI 2018/04/16(月) 00:01:26.34 ID:9OvvJ9HC0

アクィラ「聞こえませんでしたか~?アクィラ達が渡す前に、そちらが先に渡すべきものを渡してくださいと言ったんです~」

アクィラ「あなたたちは初めてのお客さんで、まだ信頼関係が結べていないじゃないですか」

アクィラ「な・の・で、信頼関係をまず先に築きませんか?」

イタリア人1「なめんなメスガキ共。艦娘だか何だかしらねぇが・・・マフィアをなめると痛い目に・・・」


    バ ギ ン ッ !


イタリア人2「・・・へっ?」

アクィラ「あの~アクィラ、一度でもお願いをしましたでしょうか~・・・?」メキメキ…

イタリア人1「お、おい!何船に穴開けてんだ!沈んじまう!!」

アクィラ「アクィラは、お願いじゃなくて命令したんですよ~?」ギギギ…

アクィラ「勉強不足ですねぇ~・・・何も知らされない使い走りってところでしょうか?せいぜいチンピラが良いところですねぇ・・・何がマフィアなんだか・・・」

タシュケント「ちょっとちょっと、それ以上やると本当に沈んでしまうよ」

U-511「沈めるの?手伝う?Feuer?」

タシュケント「手伝わなくていいよ!はやく終わらせよ?アクィラ」

アクィラ「そうですね、そうします」

アクィラ「さて、アクィラの命令・・・聞けますか~・・・?」

イタリア人1「わかった・・・!持って行ってくれ!つ、積み荷もすぐにもらって帰るよ・・・!」

アクィラ「よかったぁ~」パッ
485: ◆Ua1M3q7gGI 2018/04/16(月) 00:02:41.37 ID:9OvvJ9HC0

アクィラ「ボスに伝えておいてくださいね?次はもっとまともで人間程度には頭のいい交渉相手を持ってきてくださいと・・・」

イタリア人1「お、おいっ早く船を出せっ!」

イタリア人2「あ、ああ!」グォンッ

    ザザザ…

アクィラ「うーん、まだアクィラ達の事はよく知れ渡ってないみたいですねぇ」

タシュケント「減ってきたとはいえ、まだトラブルが起きるもんねぇ・・・」

U-511「ユー、仕事はラクなほうがいいなぁー・・・」

タシュケント「ま、名前が売れすぎても困るしね。海軍に本気で動かれたら敵わないよ」

タシュケント「姿を隠す方法ももっと学ばないと・・・」

      ピピピ….

タシュケント「あ、ロシアのお得意さんからだ。なんだろう?」ピッ

タシュケント「Привет、こちらタシュケント。仕事?」
486: ◆Ua1M3q7gGI 2018/04/16(月) 00:04:12.66 ID:9OvvJ9HC0

ロシア人1『でっけえ仕事がはいったぜ。それもとびきりな』

ロシア人1『もしかしたら一生遊んで暮らせるかもしれねぇぜ?』

タシュケント「聞こうか」

ロシア人1『あんたら艦娘が運び屋をやっていることが、俺らの世界でだいぶ知られてきた・・・これは知っているよな?』

タシュケント「ちょうどそんな話をみんなでしてたところだよ。で?」

ロシア人1『そこでな、艦娘が欲しいってところが出てきたんだよ。あんたらが仕事を完璧にこなすもんだから、用心棒とか、専属の運び屋にしたいって連中がな』

ロシア人1『だが、艦娘は日本で管理されている・・・そこで、艦娘を拉致できる存在といったら・・・』

タシュケント「同じ艦娘である私達だけってこと?」

ロシア人1『そういうことだ』

タシュケント「つまり・・・あたしたちの手で艦娘を誘拐するだけじゃなくて、自分から商売敵を作れっていうのかい?」

タシュケント「儲け話というから聞いてみれば・・・自分たちの今いる立場を揺るがしかねない依頼を受けるとでも?あたしらがそんな間抜けに見えるとでも?」ピキッ…

タシュケント「しらふで言っているのならあんたらとはこれっきりだぞ・・・?」ピキキ…
487: ◆Ua1M3q7gGI 2018/04/16(月) 00:05:40.39 ID:9OvvJ9HC0
ロシア人1『お、おい・・・変わっちまったな・・・あんた』

タシュケント「善良なのは、自分を取り巻く世界がまともなときだけさ」

タシュケント「環境が変われば人も変わるものなんだよ・・・それじゃ」

ロシア人1『こ、これは本当にいい話なんだって!!』

タシュケント「・・・喧嘩をふっかけているのかい?」

ロシア人1『ちがう、いいか?この仕事が終われば、一生遊んで暮らせるだけの金が入るって言っただろ!?』

ロシア人1『だから・・・この任務を終えたらあんたらは足を洗って遊んで暮らせばいいのさ!』

ロシア人1『元々は金の為だったんだろ!?だったらこれが最善策じゃねぇか!』

ロシア人1『新しい艦娘が運び屋になったなら、あんたらはもう働かなくていいんだ!』

ロシア人1『・・・本当に・・・良い話だと思わないか?』

タシュケント「・・・なるほどね。面白い、乗ったよ」

タシュケント「依頼は引き受ける。艦種に指定は?」
488: ◆Ua1M3q7gGI 2018/04/16(月) 00:07:10.30 ID:9OvvJ9HC0
ロシア人1『空母と戦艦が欲しいそうだ。どこの連中も一番強い兵器を欲しがるものさ』

タシュケント「戦艦に空母か・・・贅沢だね。まぁいいよ、手はある」

ロシア人1『さすがだ!荒稼ぎしようぜ!!』

タシュケント「うん、そうだね。最後の大仕事と行こうか」

    ピッ

U-511「なんの話だったの?」

タシュケント「いいかいみんなよく聞いて。とても大きな依頼が入った」

タシュケント「戦艦と空母を誘拐して運ぶ・・・それが今回の依頼の内容だ」

アクィラ「なっ!?艦娘を誘拐するというんですか・・・?」

タシュケント「その通りだ。あたしたちは行きつくところまで来た。たったの半年でね」

タシュケント「海軍に目を付けられたっておかしくないんだ。ここらが潮時だと思う」

タシュケント「これが終われば一生遊んで暮らせるだけのお金が手に入る」

タシュケント「そうなったらこんな仕事をやり続ける必要もない、どこか遠い場所でバレないように暮らそう」
489: ◆Ua1M3q7gGI 2018/04/16(月) 00:09:28.85 ID:9OvvJ9HC0

U-511「・・・」

アクィラ「・・・」

タシュケント「賛成できないかい?」

U-511「いや・・・やるよ・・・!ユーはやる・・・!」

アクィラ「アクィラもやります・・・!タシュケントさんの言う通りです!このままじゃ捕まるのも時間の問題ですもんね!」

タシュケン「そう来てくれると思っていたよ。さすがはあたしの自慢の家族だ」

U-511「えへへ・・・」

アクィラ「うふふっ♪」ニコッ

タシュケント「行こうか我が家族たち、恐れるものは何もない!今まで通りうまく行く!」

タシュケント「さぁ、錨を上げろ!」
490: ◆Ua1M3q7gGI 2018/04/16(月) 00:12:18.86 ID:9OvvJ9HC0
.......
....
..
.


長門達の基地 


青葉「司令官!司令官!大変です!緊急事態です!」

提督「落ち着け青葉。なにがあった?」

青葉「落ち着いてる場合じゃないですよ!今から半年前に起きた、艦娘の神隠し事件をおぼえていますか?」

提督「あぁ・・・鎮守府から忽然と姿を消して消息不明になった奴か?」

青葉「えぇ、でも見つかったんですよ!!イタリア近海を航海していたそうです!」

長門「ありえないだろう・・・そんなことをする意味が解らないし、できるはずがない」

長門「あらゆる援助が必要だぞ・・・」

青葉「援助するものがいるとしたら・・・?」

明石「えぇ?鎮守府から離れた艦娘を援助して何の意味が・・・」

青葉「神隠しがあってから半年で、急激に増えたものがあります」

青葉「それは・・・人身売買です。しかも、海を越えた先同士での・・・」

長門「まさか・・・!」

明石「じょ、冗談ですよね・・・?」

提督「・・・」

青葉「多分・・・間違いないと思います。鎮守府から抜け出して・・・人身売買を・・・」

長門「意味が解らない・・・一体なぜ・・・」

青葉「青葉が絶対に突き止めます」

提督「頼んだぞ、青葉」

明石「あの、提督・・・もし今回捕らえに行くのだとしたら・・・ひどい激戦になると思います・・・スーツがあっても、無事に帰ってこれるかどうか・・・」

提督「やるさ、大丈夫だ」

明石「・・・」
513: ◆Ua1M3q7gGI 2018/04/17(火) 21:56:09.27 ID:G2L89aji0
......
....
..
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瑞鳳嫁提督鎮守府 夜 廊下


葛城「ふぁ~ぁ・・・」スタスタ…

葛城(全く。ウチの提督は口を開けば瑞鳳瑞鳳って・・・作戦にまで私情を持ち込むのはやめてほしいよ)

葛城(いつの日か瑞鳳をかばって死ねとか言われるのかなぁ・・・)
  
タシュケント「やぁ、葛城・・・元気してたかい?」

葛城「ッ!?!?」ビクッ

タシュケント「おっと、大声を出さないで欲しいな」

葛城「あんた・・・生きてたの・・・?」

タシュケント「あたしがお化けに見えるかい?見ての通りさ」

葛城「だ・・・だとしたらなんで・・・なんで今急に・・・それに、半年も一体どうやって・・・提督に言わないと・・・」

タシュケント「落ち着いて、葛城。提督にいうのは駄目だ」

タシュケント「それより・・・ついてきてほしい、話があるんだ」

葛城「・・・?ここじゃ駄目なの・・・?」

タシュケント「なるべく人に聞かれたくないんだ」

葛城「わ、わかったわ・・・」
514: ◆Ua1M3q7gGI 2018/04/17(火) 21:57:30.01 ID:G2L89aji0
……
….
..
.

瑞鳳嫁提督鎮守府 港


葛城「あれ・・・アイオワ・・・?あなたもここに?」

アイオワ「Oh,カツラーギ、一体ここでなにしてるの?」

葛城「私は・・・タシュケンにここに呼ばれて」

アイオワ「Really?me too. What happening?」

タシュケント「よし、これで話ができるね?」

アイオワ「タシュケント、talkってなにかしら?」

タシュケント「ああ、そのことなんだけど・・・まず君たちには謝らなくちゃいけない」

葛城「へ・・・?何を・・・?」

タシュケント「本当に悪いと思っている・・・どうか許してほしい」

アイオワ「タシュケント・・・?What are you tal---」

   ドガッ

アイオワ「ぐっ・・・!?」ドシャッ…

葛城「え・・・?」

   ガッ!

葛城「う・・・」

  ドシャッ…

タシュケント「これも、家族の為なんだ・・・あたしの立場だったら・・・君たちもこうするだろう?」

U-511「さ、運ぶ?」

タシュケント「ああ、今頃アクィラが艤装を工廠から持ってきている頃だ。あたしとアクィラで荷物を運ぶよ」

タシュケント「お疲れユー。悪かったね、こんな役させて」

U-511「気にしてないよ、大丈夫。もうすぐ幸せに暮らせるもんね」ニコッ

タシュケント「・・・そうだね」ニコッ…
515: ◆Ua1M3q7gGI 2018/04/17(火) 21:58:50.48 ID:G2L89aji0
......
....
..
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翌日 長門達の基地


青葉「司令官、またしても問題発生です・・・最悪のタイミングですよ」

提督「見つかったか?」

青葉「ですが・・・どうやら彼女たちは・・・ただの運び屋として終わるつもりは無かったようです」

明石「?」

青葉「例の神隠しがあった鎮守府からまた艦娘が消えました。今回は二名です」

長門「また脱走か?」

青葉「青葉もそう考えたんですが・・・どうやら港で血痕が見つかったようで・・・」

提督「・・・誘拐か」

青葉「だと思います・・・きっと、フリーランスの艦娘の需要が高まってきているのでしょう」

長門「これは大変な危機だぞ・・・食い止めなければ・・・艦娘が深海棲艦以外の存在に銃を向けることとなったら・・・」

提督「わかっている。青葉、取引場所は分かるか?」

青葉「鎮守府近くの港の監視カメラをすべて調べてみますが・・・海の上で密輸船を使われたら追跡はほぼ不可能ですよ?」

長門「くそっ・・・せめて向かう方角でもわかれば・・・」

青葉「海の上に監視カメラはないんですよ。難しい注文です・・・」

青葉「何か・・・高速で移動出来て・・・彼女たちを追跡出来て・・・行動を完全に把握できるもの・・・」

明石「・・・ありますよ」

明石「いや、います・・・といった方が正しいでしょうか」

提督「・・・?それは一体どういう意味・・・」
    


ガチャッ…













加賀「あの・・・ここでよろしいのでしょうか・・・?」
516: ◆Ua1M3q7gGI 2018/04/17(火) 21:59:40.22 ID:G2L89aji0
提督「・・・彼女まで巻き込むわけには・・・」

加賀「・・・話は聞いています。今あなた方が何をしているのか・・・」

加賀「私が来たのは、あの時助けてもらった恩を返すためでもあり、あなた方同様・・・悪が許せない気持ちがあるからです」

加賀「もし、今追い返されたとしてもこのことは決してしゃべりません。でもどうか・・・」

加賀「私も戦わせてもらえないでしょうか・・・?」

提督「・・・本気なんだな?」

加賀「はい・・・・!」

提督「・・・わかった。歓迎するよ、君も今日からここの一員だ」

長門「本当にいいのか?あなたの判断に従うが・・・」

提督「彼女の意志の強さは本物だ。それは、俺たちが彼女を助けに行った時も感じることができただろう?」

長門「・・・ふっ、確かにそうだな」
517: ◆Ua1M3q7gGI 2018/04/17(火) 22:00:08.28 ID:G2L89aji0
提督「改めてよろしく頼む、加賀。歓迎の握手だ」スッ…

加賀「期待に全力で答えます。こちらこそよろしくお願いするわ」スッ…

    ガシッ

加賀「あの・・・あなたが前に助けに来てくれた・・・白いコスチュームに身を包んだ人・・・なのよね?」

提督「あぁ・・・そうだが・・・?」

加賀「い、いえ・・・何も・・・ただ、普段の姿にいざ会うと・・・なんだかすごく不思議な気持ちです」

青葉(わかります・・・わかりますよ・・・こういう会話を聞けてよかった・・・)

加賀「まぁ、それだけです。何か私にできることはありますか?」

提督「よし、実はちょうど君の力を借りたいところだったんだ」

提督「鎮守府を抜け出して、人身売買を行っている艦娘がいる」

提督「しかも、つい先ほど艦娘を直接誘拐した可能性が高い」

提督「いつもは青葉が監視カメラを使って見つけたりするんだが・・・今回は無理だ。君の索敵機の力がいる」

提督「・・・頼めるか?」

加賀「えぇ、任せて頂戴」フフッ
518: ◆Ua1M3q7gGI 2018/04/17(火) 22:00:54.68 ID:G2L89aji0
......
....
..
.


日本 とある港  夜 


タシュケント「Добрый вечер・・・? Good evening?」

カルテル・メンバー1「日本語で結構だ・・・本当は英語が嬉しいが」

アイオワ「H…Hey…where am I…?」

葛城「だれか!!誰かいない!?聞こえていたら助けて!!お願い!!」

アイオワ「I can’t see anything…なんで目隠しされてるの・・・?」

カルテル・メンバー1「おい・・・あんたら素人か?なぜ荷物の口を閉じておかない?」

タシュケント「すまない・・・誘拐は初めてだったもんでね・・・テープの用意をすっかりわすれていたよ」

葛城「タ、タシュケント・・・?一体何を話しているの・・・?」

カルテル・メンバー2「まぁ、人払いは済んでいる。このままでも構わないさ」

ボス「取引といこうか?」

タシュケント「うん、時間はかけたくないんだ」

ボス「いい心掛けだ。金は・・・そこのボートに積んである。ボートごと持っていけ、サービスだ」

タシュケント「正直あたしたちにボートは不必要なんだけどね・・・まぁ、運びやすくなるからいいか。ありがとう」

ボス「それじゃ、そこの女二人をこっちに渡してもらおうか?」
519: ◆Ua1M3q7gGI 2018/04/17(火) 22:02:21.96 ID:G2L89aji0
タシュケント「ああ、艤装は重いから君たちが乗ってきたその船にあたしたちが積んでおくよ。その大型船なら艤装を積んでも大丈夫だろう?」

ボス「ああ、俺たちが持っているのかで一番デカい船を持ってきた。問題ないさ」

タシュケント「アクィラ、艤装運搬の用意を頼む」

アクィラ「は~い♪」ガチャガチャ…

タシュケント「さぁ、行くよ。ユー、葛城の方を頼む」グイッ

U-511「さ、歩こう」グイッ

葛城「ひっ・・・なに!?やめて・・・お願い離して・・・!」

アイオワ「Please help! Somebody help me! Please!!」

カルテル・メンバー1「うるさいな・・・すこし黙らせる必要があるか?」チャキッ…

ボス「商品に傷を付けたらお前を殺して捨てていくぞ」

カルテル・メンバー1「は、はい!すみませんボス」

タシュケント「それじゃ・・・早く船に行こうか」

葛城「タシュケント・・・なのよね?なんで・・・なんでこんなことをするのよ・・・」

アイオワ「Why・・・?私たちをどうするつもりなの・・・?」

タシュケント「・・・さぁ、仕事だから・・・かな?」

アイオワ「仕事・・・?仕事って・・・?」

U-511「二人が知る必要は・・・ないよ」
520: ◆Ua1M3q7gGI 2018/04/17(火) 22:03:03.28 ID:G2L89aji0
アイオワ「そんな・・・お願い・・・助けて・・・すごく怖いわ・・・」

U-511「アイオワ・・・ごめんね。君たちが最初で最後だから・・・」

ボス「・・・あんたら、これが終わったら足を洗うんだって?」

タシュケント「それがどうかしたかい?」

ボス「ひとつ忠告だ・・・罪からは逃げられない」

ボス「罪に苛まれ・・・きっとまた戻ってくることになるぞ・・・」

ボス「一番楽な方法は・・・罪に慣れ、罪の中に生き続けることなんだからな」

タシュケント「・・・今後もあたしたちに仕事をしてほしいって意味に聞こえるよ」

ボス「バレたか・・・あんたらが仕事をやめちまうもんだから・・・」

ボス「こいつらを運び屋兼兵器になるように色々教えていかなくちゃならなくなっちまったからな・・・つい本音が出てしまったよ」

タシュケント「もともとそのつもりだったんだろう・・・?」

ボス「だが・・・今言ったのは事実だ。あたまに留めておいてくれ」

タシュケント「・・・」

ボス「余計なお世話だったかな?さ、積み荷を積んだらお別れ-----」

      バツンッ 
521: ◆Ua1M3q7gGI 2018/04/17(火) 22:04:03.60 ID:G2L89aji0

ボス「おい・・・何の音だ?」

 バツンッ  バツンッ バツンッ
バツンッ バツンッ バツンッ バツンッ
  バツンッ  バツンッ バツンッ

カルテル・メンバー1「つ、次々と街灯が消えていく!!」

ボス「まだすべては消えていない。今の内に味方の位置を確認し、同士討ちを防げ」

     バツンッ

タシュケント「・・・真っ暗だ」

アクィラ「あ、あらぁ・・・?」

ボス「各自、戦闘用意」ジャキッ

U-511「・・・!」

U-511「気を付けて、何かが高速で接近してきている」

タシュケント「・・・なにか?」
522: ◆Ua1M3q7gGI 2018/04/17(火) 22:05:09.08 ID:G2L89aji0
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密輸用大型船 船上


  バキィッ!

戦闘員7「ぐぇあっ!」ドシャッ

戦闘員8「見つけたぞ!そこの角だ!こそこそと仲間をやりやがって!」

戦闘員9「撃ち殺せ!」ジャキッ

    ズガガガガッ!

提督「ぐっ・・・」サッ

提督(やはり銃火器持ち複数相手は厳しいな・・・)

  ヒュンッ!
    ドスッ
 
戦闘員8「ぎゃあああっ!いてぇ!!腕になんか刺さったぞ!!」

戦闘員9「なんだこりゃ・・・!矢だ!矢が飛んできているぞ!」

ヒュンッ! 
   ドスッ!

戦闘員9「ぐああああっ!俺の足があああ!!」ゴロゴロ

加賀『どうですか?お役に立てていますか?』

提督「・・・完璧だ」

524: ◆Ua1M3q7gGI 2018/04/17(火) 22:06:32.29 ID:G2L89aji0
加賀『消灯します』ギリリ…

 ヒュンッ パリンッ!

ヒュンッ
 ヒュヒュンッ

 パリンッ! 
    パリンッ!
パリンッ

戦闘員11「船の明かりも全部消えていく!」

戦闘員10「クソ!何も見えねぇ!隠れていないで出てきやがれぇえええ!」ズガガガガ…

戦闘員11「馬鹿!適当に打つな!味方に当たるぞ!」

  タタタ…

バキィッ! 

   ドカッ!

戦闘員10・11「ぐほぉっ」


   ドシャァ…


提督「大型船、制圧完了」
525: ◆Ua1M3q7gGI 2018/04/17(火) 22:07:07.92 ID:G2L89aji0


提督「俺が9人・・・君が2人・・・メンツは保てたな」

加賀『あら?その気だったら矢で全員仕留められましたよ?』

提督「・・・いい新人を迎えたもんだよ」
526: ◆Ua1M3q7gGI 2018/04/17(火) 22:08:45.56 ID:G2L89aji0
---------------------------------------





カルテル・メンバー1「船がずいぶん騒がしいな・・・侵入者は殺し----」

    ガッ…

カルテル・メンバー1「ぐっ・・・」ドシャッ

カルテル・メンバー2「お、おい・・・?一体どうし---」

    ゴンッ…

カルテル・メンバー2「ぐはっ・・・」ドサッ…

U-511「いる・・・すぐそこに何か立ってる・・・」

タシュケント「・・・」

   サアァ…

ボス(・・・雲が晴れて月明かりが・・・!)

長門「・・・」

ボス「・・・なるほど、暗視ゴーグルに素手か・・・対処できないわけだ」

ボス「だがそれも・・・姿が見えてしまえばおしまいだな?」チャキッ

    ドゥンッ
      ギィンッ!

ボス「・・・!?」ドゥンッ! ドゥンッ!

長門「無駄だ・・・」キキンッ…

ボス「・・・どうなって・・・」

タシュケント「その人は艦娘だよ。艤装も付けてる、銃は効かない」

ボス「ハッ・・・実際戦ってみると・・・とんでもない兵器だな・・・」

長門「・・・」スタスタ…

ボス「・・・欲しかったぜ」


   ドカッ…
    ドシャァ…
527: ◆Ua1M3q7gGI 2018/04/17(火) 22:09:18.45 ID:G2L89aji0
アクィラ「その艤装の形からして・・・戦艦さんですか・・・?」

葛城「た、助けが来たの・・・!?だ、誰かわからないけど助けて!」

アイオワ「Please help! 殺されそうなのっ・・・!」

長門「安心しろ、今助けてやる」

    ズドンッ!

長門「ぐっ!」ヨロッ…

タシュケント「悪いけど・・・そうはいかない」

長門「駆逐艦の砲撃じゃ大したダメージはないぞ。他だって地上にいる潜水艦、艦載機を飛ばせない空母・・・」

長門「勝負は目に見えている・・・あきらめろ。まともに撃ち合えば周囲の人間やお前たちが死ぬ」

タシュケント「・・・」
528: ◆Ua1M3q7gGI 2018/04/17(火) 22:10:11.70 ID:G2L89aji0
長門「鎮守府を抜け出したのに理由はあるのか・・・?」

タシュケント「・・・あたしたちが元居た場所は、ひどい差別があった」

タシュケント「そこの提督は、自分がケッコンした瑞鳳だけを可愛がり、他の艦娘はまるで道具のように扱った」

タシュケント「あのまま居座っていたら・・・瑞鳳の為に死ねと命令されてもおかしくはなかった」

長門「・・・続けろ」

タシュケント「だから・・・鎮守府を出た。そして・・・生きる道へひたすら向かったら・・・」

タシュケント「・・・ここにいた」

長門「本当に・・・他の道は無かったのか・・・?」

タシュケント「あの提督を説得できるとでも・・・?無理無理・・・無理だね」

タシュケント「あたしたちは、行きつくべき場所に行きついたんだ。後悔はしていない」

タシュケント「これでも人殺しはしなかったんだよ?ただ海を行ったり来たりしただけさ」

長門「・・・」

タシュケント「君とやりあえば家族が傷付く・・・となるともう、今度こそ選択肢は無いんだろうね・・・」
529: ◆Ua1M3q7gGI 2018/04/17(火) 22:11:44.63 ID:G2L89aji0
タシュケント、U-511、アクィラを許すか許さないかの選択を。↓3までで最もコンマの高いものを採用します。また、許さなかった場合、どのような罰を与えるかをお願いします

   ※捕捉で申し訳ないですが、あくまで罪を償わせることが目的です。結果的な殺傷になることは避けてください
531: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/04/17(火) 22:13:28.88 ID:bCNMJS/0o
許さない
今までの自分を全て捨てて俺(提督)の所有物になってもらおうか(バスターズ手伝え)
タシュケントはけじめと周りへの説明のため顔に火傷痕入れる
536: ◆Ua1M3q7gGI 2018/04/17(火) 23:12:11.58 ID:G2L89aji0

長門「いいや、選択肢はあるさ・・・来るべき場所がある。清算ができる場所が」

タシュケント「・・・いやいや・・・ないさ。でもね・・・行き場がなくなるのは・・・あたしだけでいい・・・!!」


    ガバッ!


U-511「タシュケント!?」

タシュケント「いくら戦艦でも・・・!魚雷を突き立てられたら無事ではいられないだろう!!」 ガキンッ

タシュケント「皆・・・どうか今の内に・・・」カチッ

アクィラ「タシュケントさん!」

長門「よせ!----」カッ

    ズガァ…ン…




537: ◆Ua1M3q7gGI 2018/04/17(火) 23:12:49.62 ID:G2L89aji0
......
....
..
.


長門達の基地 医療室


タシュケント「・・・う」パチッ…

タシュケント「ここは・・・?」

U-511「医務室だよ、タシュケント」

タシュケント「ユー・・・逃げなかったのかい?」

U-511「あなたを残して逃げるなんて・・・無理だよ・・・アクィラも・・・同じ気持ち・・・」

アクィラ「・・・」

タシュケント「逃げられたかもしれないのに・・・」

     ガチャッ

長門・提督「・・・」
538: ◆Ua1M3q7gGI 2018/04/17(火) 23:14:06.24 ID:G2L89aji0
タシュケント「決死の特攻攻撃だったってのに・・・そう無事でいられるとさすがにショックだよ」

タシュケント「さすがは連合艦隊旗艦・・・といったところかい?」

長門「・・・私だって無事ではなかったさ。うちのデザイナーが作った防具越しでも・・・長時間の入渠が必要になった」

タシュケント「それってつまり・・・あの時から相当時間がたっているのかな?」

提督「お前は致命傷を負った。入渠である程度は治したが・・・」

提督「すべては治しきれなかった。長時間の手術で・・・一命はとりとめた」スッ…

タシュケント「鏡・・・?一体何故・・・」

タシュケント「・・・!」ポロッ…

    パリンッ…

U-511「タシュ・・・ケント・・・」

アクィラ「・・・」

タシュケント「周りにあたしが付けられたあだ名・・・覚えている?」

U-511「・・・」

タシュケント「ほら、言ってよ・・・」

アクィラ「優しい家族と、冷酷な運び屋・・・“2つの顔のタシュケント”・・・」

   クルッ…

アクィラ「・・・ッ!」サッ…

タシュケント「これで見た目も・・・その通りになったね・・・ハハハ・・・」デロッ…

539: ◆Ua1M3q7gGI 2018/04/17(火) 23:14:54.21 ID:G2L89aji0
提督「お前たちは・・・何件もの人身売買に関与した史上でも類を見ないほどの極悪人だ」

U-511・アクィラ「・・・」

提督「もちろん、お前たちは牢獄送りだ。だがそれじゃ足りない。もっと大きな償いが必要だ」

タシュケント「・・・何?」

提督「お前たちは悪の道に詳しい。犯罪者の心理、行動パターンをよく理解できる」

提督「そこで、お前らには服役しつつ知識を活かして人助けをしてもらう」

提督「お前らのせいで、艦娘が悪の手に渡るとどうなるのかが広まった」

提督「今後、艦娘を狙った犯罪が増えるかもしれない」

提督「新しい道をやろう、正しい道を。今まで犯した罪の分、少しでも善に努めてもらおうか」

アクィラ「・・・わかりました・・・」

U-511「・・・」

タシュケント「死刑になるよりは・・・マシなのかな・・・?」

提督「・・・以上だ。動けるようになり次第、あんたらを刑務所に移す」

提督「戻るぞ、長門」

長門「提督、まだ一つ片づけていないことがある」

540: ◆Ua1M3q7gGI 2018/04/17(火) 23:25:05.05 ID:G2L89aji0
......
....
..
.


瑞鳳嫁提督鎮守府 夜 執務室



瑞鳳「てーとくっ♪お仕事終わった?」

瑞鳳嫁提督「ああ、今片付いたよ。寝る用意をして一緒に寝ようか」

瑞鳳「うん、それにしても・・・アイオワさんと葛城さん・・・戻ってくるのかな」

瑞鳳嫁提督「たしかにこのままじゃまずいな・・・君を守れなくなってしまう」

瑞鳳「もーっ、私を優先しすぎだよっ!でも・・・それだけ私の事を愛してくれているってことだもんねっ?」

瑞鳳嫁提督「もちろんさ。さぁ、歯を磨きに行こうか」

瑞鳳「うんっ!」


    ザッ...
   

瑞鳳「えへへ・・・へ?」

提督「・・・」

瑞鳳「き----」

提督「お前は寝てろ」プシュッ


   プスッ


瑞鳳「うっ・・・」ドサッ

瑞鳳嫁提督「なっ・・・!?瑞鳳!?」

瑞鳳嫁提督「貴様・・・なんのつもり----」


    ドゴッ





541: ◆Ua1M3q7gGI 2018/04/17(火) 23:52:04.78 ID:G2L89aji0
瑞鳳嫁提督「ごはっ・・・」ドシャッ…

提督「・・・」スタスタ…

瑞鳳嫁提督「やめろ・・・来るな・・・」

   グイッ
    バキィッ!

瑞鳳嫁提督「うぐっ・・・」ベシャッ

瑞鳳嫁提督「一体・・・一体何が目的なんだ」ズルッ…ズルッ…

提督「お前は・・・艦娘の指揮を執るに値しない」

提督「俺と一緒に来てもらおうか。お前にはここよりふさわしい場所がある」グイッ

瑞鳳嫁提督「やめてくれぇ・・・瑞鳳・・・瑞鳳・・・」ズルズル…
542: ◆Ua1M3q7gGI 2018/04/17(火) 23:53:52.04 ID:G2L89aji0
......
....
..
.


翌朝 憲兵基地前

葛城「あ、あなたが・・・私たちを助けてくれた人?」

アイオワ「Oh、まるでcomic heroね・・・」

提督「正確には俺じゃないがな・・・君たちはもう大丈夫なのか?」

葛城「えぇ、中で事情聴取を受けてたところ。もう帰って寝たいわ」

提督「無事で何よりだ。だが、君たちに伝えなくてはならないことがある」

アイオワ「What・・・?」

提督「君らの元へは・・・今度新たな提督が配属されることになった」

葛城「・・・納得だわ」

アイオワ「・・・」

提督「君らにこれをやる・・・」スッ…

アイオワ「Wrist watch・・・?」

提督「押すと・・・俺達への救難信号になる。役立ててくれ」

葛城「なにからなにまで・・・ありがとう」

提督「気にするな。これが務めだ」

アイオワ「Thank you!これ気に入ったわ!!」ブンブン

提督「気に入ってくれてうれしいが・・・押されないことを祈っているよ・・・」
543: ◆Ua1M3q7gGI 2018/04/17(火) 23:54:33.54 ID:G2L89aji0
......
....
..
.


瑞鳳嫁提督鎮守府 執務室


瑞鳳「あれ・・・ここは・・・?確か私は・・・」

瑞鳳「・・・!」

瑞鳳「提督・・・!提督!!」

瑞鳳「提督・・・どこなの・・・?」

瑞鳳「提督・・・?」

瑞鳳「どこ・・・?」

瑞鳳「・・・提督・・・」
544: ◆Ua1M3q7gGI 2018/04/17(火) 23:56:09.53 ID:G2L89aji0
......
....
..
.



長門達の基地


青葉「今回ばかりは本気でやばかったですね・・・・」

明石「下手すれば世界の危機でした・・・」

提督「未然に防げて本当に良かった」

長門「・・・で、これからはどうするんだ?」

加賀「私ですか?そうですね、この先出来る限り協力していきたいです」

加賀「今いる鎮守府での生活もあるので、あまり頻繁に手を貸せるかは分かりませんが・・・」

明石「加賀さん、あなた用のスーツも・・・作っておきますね!」キラキラ

青葉「明石さん・・・良い顔してますね・・・」ハァ…

加賀「私も・・・ああいうのを着るの・・・?」

明石「不満ですか?」

加賀「い、いえ・・・そんなことは・・・」

明石「なら、決まりですね!またコスチュームを作れるなんて最高ですよ!」

明石「あ、長門さんのコスチュームも直さないといけませんね!腕が鳴ります!」

提督「・・・と、言うわけだ。これからもよろしく頼むよ、加賀」

加賀「こちらこそ・・・よろしくお願いしますね」
545: ◆Ua1M3q7gGI 2018/04/17(火) 23:59:03.84 ID:G2L89aji0
運び屋艦娘編、これにておしまいです。思った以上に長くなってしまった・・・


次回のブラック鎮守府を決めます

↓3までの中ででどういうブラック鎮守府かを。でた三つの内で最もコンマの高いものを採用します
  
  ※動機を入れるか入れないかは自由とします。ない場合は>>1が決めます

 ブラック鎮守府が決まった段階でさらに↓2で被害にあっている艦娘を決めます(複数可)
546: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/04/17(火) 23:59:06.95 ID:KGakcDcK0
この鎮守府には2泊3日で行ける海外遠征があり 
その間を付け狙った遠征組の暁がドラム缶またはクーラーボックスに珍生物をこっそり忍ばせ遠征帰還する

その後…

鎮守府近くの町に出て
厨二病を発した(暗黒女神)暁が
捕ってきた外来生物を
川や公園の池へ放して生態系を狂わしてる
547: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/04/17(火) 23:59:29.95 ID:QWrfRcSVO
>>451
451: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/04/13(金) 23:57:16.44 ID:WT9kOdrmO
ハートマン軍曹っぽい提督から毎日罵詈雑言を浴びせられる
(動機はおまかせします)
549: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/04/17(火) 23:59:59.76 ID:TUoLqUfT0
前に出た阿賀野型四人
551: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/04/18(水) 00:00:09.80 ID:z/zSuBh7o
初月
555: ◆Ua1M3q7gGI 2018/04/18(水) 00:06:08.57 ID:YF97Hhqf0
コンマが同じなので、多数決によって決めたいと思います

↓5までで、暗黒暁鎮守府と、ガニー軍曹鎮守府どちらにするかの投票をお願いします
556: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/04/18(水) 00:06:40.88 ID:IZVqT+kUo
ガニー
557: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/04/18(水) 00:06:46.44 ID:y8uZMwL9o
558: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/04/18(水) 00:06:50.12 ID:a3wbNZlOO
軍曹
559: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/04/18(水) 00:07:04.28 ID:y8uZMwL9o
暗黒のまちがいです
560: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/04/18(水) 00:07:06.55 ID:Ss/cCIzxo
後者
566: ◆Ua1M3q7gGI 2018/04/18(水) 00:35:33.28 ID:YF97Hhqf0
タシュケントの顔のくだりの元ネタはこの動画から
https://youtu.be/5LU4l4tw5ks



※タシュケントがすべての事柄をコイントスで決めたりするようにはなりません
581: ◆Ua1M3q7gGI 2018/04/19(木) 22:19:37.74 ID:FQTpz3bR0
......
....
..
.



ハートマン鎮守府 朝



ハートマン提督「今日も貴様らにとって楽しい一日がやってきたぞ!!嬉しいか!?」

阿賀野・能代・矢矧・酒匂・初月「サー、イエス、サー!」

ハートマン提督「ふざけるな豚娘共!心まで豚になり下がったか!?もっと大声を出せ!」

5人「サー!イエス、サー!!」

ハートマン提督「貴様らがここにいる理由は分かっているな!?」

5人「サー!イエス、サー!」

ハートマン提督「貴様等が今の腐りきった心をまともにしたら・・・各人がようやく艦娘となれる」

ハートマン提督「その日まではウジ虫だ!!貴様らはまだ艦娘ではない!!」

ハートマン提督「深海棲艦のクソをかき集めた値打ちしかない!!」

5人「サー!イエス、サー!」

ハートマン提督「そこのロリコン四姉妹!!貴様らは駆逐艦を虐めるのが趣味のド変態共だったな!?」

阿賀野姉妹s「サー!ノー、サー!!」
582: ◆Ua1M3q7gGI 2018/04/19(木) 22:20:41.80 ID:FQTpz3bR0

ハートマン提督「何がノーだ!!それが事実だからここに来たんだろうが!!」

ハートマン提督「ここには駆逐艦が一匹いる!貴様らがファ〇クしないか見ておいてやるからな!!」

阿賀野型「サー、イエス、サー!!」

ハートマン提督「マザー・ぴゃっカー!!あの糞みたいな口癖は抜けたたのか!?」

酒匂「ぴ・・・サー!イエス、サー!!」

ハートマン提督「まだまだ抜け切れていないぞ!!腐った膿を脳からヒリ出しておけ!!」

矢矧「はぁ・・・今日もハートマン気取りか・・・」ボソッ…

ハートマン提督「今言ったのは誰だ!!」クワッ

矢矧「サー!私です!サー!!」

ハートマン提督「ロバのケツみてぇな頭してる割には度胸があるな!!!」

ハートマン提督「貴様はじっくり可愛がってやるぞ!まずは感情を消してやる!!」

ハートマン提督「駆逐艦を見ても欲情しなくなるぞ!!良かったな!!喜べ!!!」

矢矧「サー、イエス、サー!!」

ハートマン提督「今日も貴様らにはここに来たことを後悔してもらう!!ここに来て良かったと思える日が来るまでな!!!」

583: ◆Ua1M3q7gGI 2018/04/19(木) 22:21:35.96 ID:FQTpz3bR0
......
....
..
.


長門達の基地


長門「提督、新しい任務はあるか?」

提督「いや、まだなにもない」

青葉「あ、それなら青葉にちょっと気になる鎮守府があるんですよ!」

長門「憲兵から届くファイル以外にか?」

青葉「ええ、実は・・・何か問題を起こして元いた鎮守府にいられなくなった艦娘を更生させる為にできた鎮守府があるんですよ」

長門「初耳だ」

明石「どういったところが気になっているんですか?」

青葉「艦娘を更生させる・・・言い換えれば艦娘に罰を与えていい場所ってことです」

青葉「その権限を利用して・・・必要以上の事をやっているとしたら?」

提督「構成施設なら・・・そのへんをよく理解している人が送り込まれているんじゃないか?」

青葉「青葉もそうだと思います。ですが・・・」

青葉「ブラックか違うか・・・まずは調べてみませんか?」

提督「分かった、行ってみよう」

明石「コスチュームを着てですか?」

提督「昼間からそれは目立ちすぎる。制服さ、バッジも付けていく」

明石「それなら目立たないですね。行ってらっしゃい!」

584: ◆Ua1M3q7gGI 2018/04/19(木) 22:23:10.93 ID:FQTpz3bR0
......
....
..
.



ハートマン提督鎮守府 食堂 昼


阿賀野「はぁ・・・毎日がいやになっちゃうな・・・」モグモグ…

能代「ここはそういう所よ、阿賀野姉ぇ・・・」

酒匂「ぴ・・・いや、やめないと・・・!」

矢矧「人格を入れ変えるつもりなんだ、あの男は

初月「ここから出る頃には・・・私たちはどうなっているんだろうな・・・」

矢矧「初月・・・だったか?お前はなんでここに来た?」

初月「さぁ・・・もといた鎮守府の提督に『上官に対する口がなっていないから直してこい』と言われてここに来た」

矢矧「ずいぶんと理不尽だな」

阿賀野「上官に対する口を改善するならまず先に軽巡である阿賀野達に対して口やら態度やら改めるべきじゃなぁい?駆逐艦?」

阿賀野「ほら、そのおかずよこしなさいな」ヒョイッ
585: ◆Ua1M3q7gGI 2018/04/19(木) 22:25:18.99 ID:FQTpz3bR0
初月「・・・君らがここに来た理由、よくわかったよ。本当にここの提督の言う通りなんだね」

能代「・・・はい?」

阿賀野「うるっさいなぁ。阿賀野たちはねぇ、イライラしてるの」

阿賀野「せっかく提督と仲良く楽しかったのに、邪魔されてねぇ・・・」

能代「いえてるわ」

初月「いい度胸じゃないか・・・」ガタッ

矢矧「おい、ずいぶんけんかっ早いな!」

酒匂「損するよっ?」

初月「!」ハッ…

初月「・・・僕は嫌なものは嫌っていう人間なんだ。やられて黙るタイプでもない」

初月「・・・そのせいで、ここに送り込まれたのかもしれないけどね」

阿賀野「・・・」

初月「いきなり立って悪かった、でもそれは僕のものだ。返してくれないか?」

阿賀野「食べながら考えるわ」モグモグ…

初月「・・・」


   ガンガンガン!!


    「!!」


ハートマン提督「腐った女特有の薄汚い陰口タイムは終わったか!?ケツの穴より汚い口で飯を味わっているところ悪いが、今日は客人が来ることになった!!!」

ハートマン提督「貴様らの醜態を目に焼き付けてやるつもりだ!!くれぐれもお嬢さまを気取るなよ!!!分かったか!!!」

5人「サー!イエス!サー!!」
586: ◆Ua1M3q7gGI 2018/04/19(木) 22:26:47.26 ID:FQTpz3bR0
......
....
..
.


ハートマン鎮守府 玄関


ハートマン提督「ようこそ、我が鎮守府へ。今回はどういった御用で?」

提督「ここがどういった施設かは知っています。そのうえで、どういった更生のさせ方をしているのか参考に見に来たんですよ」

ハートマン提督「そうでしたか」

提督「中に入っても?」

ハートマン提督「どうぞ、なら早速見てもらいましょうか。今からちょうど訓練を行う所だったんですよ」

提督「ええ、ぜひ・・・」
587: ◆Ua1M3q7gGI 2018/04/19(木) 22:27:46.36 ID:FQTpz3bR0
......
....
..
.


ハートマン鎮守府 グラウンド


阿賀野「ひぃ・・・ひぃ・・・」ゼーッ ゼーッ

ハートマン提督「もっと速く走れ肉布団!!そのぜい肉を筋肉に、ウジ虫根性を軍人に変えろ!!」

ハートマン提督「吐き捨てたガムの如く粘れ!!!出来損ない!!駆逐艦に威張るしか能がないのか!?」

ハートマン提督「乗り越えなけばお前はウジ虫のままだ!!!あだ名を人型イ級のクソに変えられたいか!?」

阿賀野「サー、ノー、サー・・・・」ゼーッ ハーッ…

酒匂「酒匂も・・・もうきつい・・・」

ハートマン提督「戦争が終わるまでここでのんびり休むつもりか!?口で言う分まだ余裕があるぞ!走れ!マザー・ぴゃっカー!!死ぬか走り切ったら休ませてやる!!!走れ!!」

酒匂「ひぃいい・・・」ダッ…
588: ◆Ua1M3q7gGI 2018/04/19(木) 22:29:19.25 ID:FQTpz3bR0

ハートマン提督「まだ走れるじゃないか!!!次嘘ついて休もうとしたら目玉を抉り出して頭蓋骨にクソを流し込んでやるぞ!!!」

阿賀野「ひぃ・・・ひぃ・・・」ゼーッ ハーッ…

能代「ほら、阿賀野姉ぇ、つかまって!」

ハートマン提督「シスコンの妹を持てて幸せ者だな!人型イ級のクソ!!!その調子で小便のやりかたから教えてもらえ!!!」

ハートマン提督「俺が理不尽だって恨みたいか!?だがな、戦場はもっと理不尽だ!!!」

ハートマン提督「さぁ走れ!ここに来た理由を!!ここがある理由を忘れるな!!!」

5人「サー!イエス、サー!!」

ハートマン提督「自分の境遇に感謝しろ!!ここで変われることに感謝しろ!!!」

5人「サー!イエス、サー!!」

提督(これは・・・)
589: ◆Ua1M3q7gGI 2018/04/19(木) 22:31:47.61 ID:FQTpz3bR0
......
....
..
.



ハートマン鎮守府 応接室


ハートマン提督「いかがでしたか・・・?我が鎮守府は」

提督「・・・」

ハートマン提督「あなたの言いたいことは分かります。やりすぎだといいたいのでしょう?」

ハートマン提督「ここは人格や態度に問題ありとされた艦娘が集う所。偶に提督の憂さ晴らしのために送られてくる子もいますがね」

ハートマン提督「戦場では技術だけではなく、精神面の強弱がものを言います」

ハートマン提督「これは私が彼女たちの人格を変えるのに、精神を強くするのに最適だと思ったからやっている事。言い逃れるつもりも取り繕う気もありません」

ハートマン提督「今日はありのままの姿を見せました」

ハートマン提督「・・・あなたのご意見を聞かせてほしい。やりすぎだというのであれば・・・別のやり方も考えましょう」

提督「・・・」
590: ◆Ua1M3q7gGI 2018/04/19(木) 22:35:46.01 ID:FQTpz3bR0
このハートマン提督を非難するかしないかの選択を。↓3までで最もコンマの高いものを採用します
592: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/04/19(木) 22:39:16.52 ID:iKACBOCAO
肯定だ
598: ◆Ua1M3q7gGI 2018/04/19(木) 23:18:02.52 ID:FQTpz3bR0
提督「いえ・・・あなたのやり方を否定するつもりはありません」

提督「むしろあなたは自分から進んで憎まれ役をする、艦娘達の事をよく考えている愛情深い教官だと思えました」

ハートマン提督「・・・」

提督「これからも・・・どうか頑張ってください」

ハートマン提督「そう言ってもらえて、光栄ですよ」

提督「お世話になりました。これにて失礼いたします」

ハートマン提督「あぁ、少し待ってください。これから卒業式があります、見ていきませんか?」

提督「卒業式・・・?」
599: ◆Ua1M3q7gGI 2018/04/19(木) 23:20:59.16 ID:FQTpz3bR0
......
....
..
.


ハートマン鎮守府 執務室

  コンコン

ハートマン提督「入れ!」

  ガチャッ

初月「初月です呼び出しを受けて参りました」

初月「どういったご用件でしょうか・・・?」

ハートマン提督「昼の食堂でのやり取りを見させてもらった」

初月「・・・」

ハートマン提督「貴様はよくやった。『上司に対して口の利き方がなっていない、常識知らず』とここに送られた貴様は、阿賀野達に嫌がらせを受けても、途中で自分がやろうとすることに気が付き大人の反応を見せた」

ハートマン提督「成長した証だ。貴様はここで変わった」

初月「提督・・・」

ハートマン提督「これより貴様はここを出る!!自分の悪しき点と向き合い、見直し、過去の自分を超えた誇り高き軍人として、艦娘としてここを出る!!!」

ハートマン提督「おめでとう、初月。そしてさようならだ」

初月「提督・・・い・・・今までお世話になりました・・・!」ペコッ…

ハートマン提督「よし、部屋に戻って荷をまとめろ!元居た鎮守府に俺が連絡をしておく」

初月「はい、失礼しました・・・!」

    ガチャッ…
     バタン…

ハートマン提督「見ましたか?あの子の目が変わる瞬間を。どこに出しても恥ずかしくない目になったでしょう?」

提督「あなたは本当に・・・愛情深い教官です・・・」
600: ◆Ua1M3q7gGI 2018/04/19(木) 23:25:25.89 ID:FQTpz3bR0
......
....
..
.



長門達の鎮守府

青葉「あ、司令官おかえりなさい。どうでした?」

提督「彼はブラックなんかではなかったよ。誰よりも優しい指揮官だった」

青葉「それは良かったです」

提督「愛情ゆえの厳しさっていうのを学べたよ。いい勉強になった」

長門「厳しさか・・・」

提督「少なくとも、阿賀野達はあそこできっと変われるだろう」

提督「・・・まだまだ時間がいりそうだが」

明石「良薬は口に苦しってやつですね?」

明石「あ、参考までにいうと・・・私はほめられて伸びるタイプです」

提督「わかったよ・・・」
601: ◆Ua1M3q7gGI 2018/04/19(木) 23:27:36.07 ID:FQTpz3bR0
ハートマン提督編、これにて終わりです。もう少し怒鳴る場面を作りたかったですが、>>1の語彙力のなさ故、こんな短さに・・・


次回のブラック鎮守府を決めます

↓3までの中ででどういうブラック鎮守府かを。でた三つの内で最もコンマの高いものを採用します
  
※動機を入れるか入れないかは自由とします。ない場合は>>1が決めます

ブラック鎮守府が決まった段階でさらに↓2で被害にあっている艦娘を決めます(複数可)

602: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/04/19(木) 23:27:40.97 ID:hwKJpHGN0
艦娘からの逆セクハラがひどいブラック鎮守府
提督(もちろん男)自身は真面目で誠実、しかも艦娘想いで仕事も有能だがそれに惚れ込んだ艦娘の性欲が暴走
最近はセクハラを超えて逆レ◯プ寸前まで来ていて提督も真剣に悩んでるが艦娘想いだから強く拒絶出来ずにいる
艦娘はそれに気づいてて提督の優しさにつけこんでるので始末に負えない
605: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/04/19(木) 23:28:52.85 ID:KNEg8wNH0
赤城さん
606: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/04/19(木) 23:28:56.02 ID:O3Gw2Vq10
鹿島

次スレ:

提督「ブラック鎮守府バスターズ?」【後編】


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