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幼馴染「結婚してから三年が過ぎて」【胸糞注意】

1: ◆AYcToR0oTg 2014/12/21(日) 08:18:41.02 ID:Qavp9TIz0
    ◇居酒屋

幼「こういうところに来るのって久しぶりだね」

男「お互い、落ち着いて話すことさえなかなかできなかったもんな」

男「卵焼きとサラダ頼むけど、他は何かいる?」

幼「ううん、今はそれだけでいいよ。店員さんに来てもらお?」

男「ポチっと。忘年会シーズンだし、そんなすぐ来ないかもな」

幼「別にそれでもいいんじゃない? こうして二人きりになれただけでも嬉しいし」

男「……そっか。なら、半個室の居酒屋にして良かったよ」

幼「うん。けどさ、最後にこうして一緒にお酒を飲んだの、いつだったっけ?」

幼「ほら、男って就職したらすっごい忙しくなったし」

男「んー、お互いに卒論を書き上げた後じゃないか? 今はもう二九だし、七年も前か」

幼「懐かしく思っちゃうのも無理ないよねー」

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2: ◆AYcToR0oTg 2014/12/21(日) 08:19:37.81 ID:Qavp9TIz0
幼「最近、お仕事はどうなの?」

男「仕事はかなり順調だよ。なんだかんだ、部長の派閥に入れたことがでかかったな」

男「同期の中じゃ出世頭な方だし」

幼「ばりばりと働いてますねえ」

幼「働いている男の姿、一度見てみたい」

男「面白くもなんともないぞ? パソコンの前か、会議してるか、取引先のところに行くかの三つがほとんどだし」

幼「それでもいいの。働いている男の人って、普段の三割増しで格好良く見えるじゃない?」

幼「そしたらほら、惚れ直すかもしれないしね」

男「はは、今更かよ」

店員「失礼します。ご注文はお決まりでしょうか」スッ

男「っ、と」

男(やべ、幼に夢中で居酒屋だってこと忘れてた)

男(左側から急に出て来るんだな、覚えておこう)
3: ◆AYcToR0oTg 2014/12/21(日) 08:20:21.62 ID:Qavp9TIz0
男「料理は卵焼きとシーザーサラダで。飲み物は、俺がビールで、あとは」

男・幼「「ファジーネーブル」」

幼「あ、真似しないでよっ」

店員「仲がよろしいんですね」

男「いやぁ」

店員「ご注文を繰り返します。卵焼きとシーザーサラダ、お飲物は……」

幼「…………」ボー

店員「……でよろしいでしょうか」

男「お願いします」

店員「――お二人って結婚しているんですね?」

男「え? あ……指輪か」

店員「幸せそうで羨ましいです」

幼「…………」ボー

店員「結婚して何年目になるんですか?」

幼「…………」ボー
4: ◆AYcToR0oTg 2014/12/21(日) 08:21:07.42 ID:Qavp9TIz0
店員「あの、お客様?」

男「おーい、幼?」

幼「え? 何?」

店員「くす……おじゃましました、それではごゆっくりどうぞ」

男「ぼーっとしてどうしたんだ?」

幼「あ、ううん、なんでもないの」

男「にしても、忙しいだろうに話好きな店員だったな」

幼「はは。うん、そうだね」

幼「……さっきの人、なんて言ってたっけ?」

男「意訳すると、新婚みたいに仲良しだってさ」

幼「やっぱりそう見えるかなあ。わたしと男って、昔からそうだもんね」

男「バカップル扱い」

幼「夫婦一組」

男「嫁が来たぞと冷やかされる」

幼「旦那様と愛を育んでくれば? ってわりと本気で言われたり」
5: ◆AYcToR0oTg 2014/12/21(日) 08:21:54.54 ID:Qavp9TIz0
男「中学の頃が一番ひどかったよな。高校だと付き合いはじめるやつも多かったからマシになったけど」

幼「大学に至ってはわたしたちも平凡な恋人って枠組みだったもんねー。もっとバカップルなんてたくさんいたし」

男「そういう奴らに限ってさっさと別れたりな」

幼「んー、今のはちょっと笑えなーい」

男「ああ――悪いな、油断した」

幼「んふふ、許してあげちゃう」

男「そりゃどうも」

男「っと、忘れてた」

幼「どうして指輪を外すの?」

男「基本、指輪は家でしかつけてないんだよ。外ではネックレスに通してる」

幼「何それ、浮気するため?」

男「違うわっ」

幼「わかってるってば、もう。男、仕事が忙しすぎてそんな暇ないでしょ?」

店員「お飲物をお持ちしましたー」
6: ◆AYcToR0oTg 2014/12/21(日) 08:22:39.76 ID:Qavp9TIz0
男「どうも」

店員「他にご注文はありますか?」

男「今は特に」

店員「でしたら、こちらのチーズたこ焼きは女性の方に人気ですよ。どうでしょうか?」

幼「…………」ボー

店員「お客様?」

幼「…………」ボー

男「……っ! すみません、他に注文はないので」

店員「ええと? はい、かしこまりました」

男「――――幼」

幼「え? 何?」

男「悪い、気づかなかった。席を替わろう」

幼「どうして?」

男「今のままじゃ、店員は幼の右に来るだろ? こっちの席なら左に来るから」

幼「…………うん。ごめんね、ありがと」
7: ◆AYcToR0oTg 2014/12/21(日) 08:23:19.51 ID:Qavp9TIz0
幼「えっと、さ。それじゃ乾杯しようか」

男「そうだな。それじゃ、」

男・幼「乾杯」カツン

男「……ぷはーっ。久々にビールがうまいと思った」

幼「お仕事の付き合いで飲むんじゃないの?」

男「飲むけど、だいたいは取引先と一緒だからな。味わう余裕がないんだよ」

幼「どれくらいの頻度?」

男「週に二度、はないな。年末年始とか、どうしても増える時期はあるけど、それ以外なら行かない時もちょくちょくあるし」

幼「お仕事って大変だねー」

男「幼だって働いてた時はそうだったろ?」

幼「わたしは普通のOLだし、そうでもなかったよ? 仕事も少なかったと思う」

幼「寿退社して以来、職場の人たちとは会ってないけど……みんな、元気にしてるかな」
8: ◆AYcToR0oTg 2014/12/21(日) 08:24:00.06 ID:Qavp9TIz0
幼「そういえば、娘ってもう二歳なんだよね」

男「月日の流れが早いことにな」

幼「やっぱりちょっと心配?」

男「そりゃちょっとはな。でも大丈夫だろ、姉さんが見ていてくれるんだし」

幼「男のお姉さん、しっかり者だもんね」

男「頭が上がらないよ。自分も育児で忙しいだろうに、今日はほら……色々あったし、子供は預かるから行ってこいってさ」

幼「そうだったんだ……あとでお礼を言いに行かなきゃ」

男「そうしてやってくれ。幼の顔を見たら、きっと姉さんも喜ぶよ」

9: ◆AYcToR0oTg 2014/12/21(日) 08:24:56.89 ID:Qavp9TIz0
幼「でも心配かけちゃいそうだなあ」

男「どうしてだよ」

幼「わたし、最近ちょっと体重が減っちゃってるの。ほら、少し頬がこけちゃってるし」

幼「男が大好きだったわたしのおっぱいだって、サイズ落ちちゃったもん」

男「あー……マジかあ、もっと揉んでおけばよかったなあ」

幼「揉みたいなら今すぐ揉ませてあげるよ?」

男「店員に通報されたくないから我慢する」

幼「あの野獣のようだった男が我慢を覚えるなんて、わたしたちも年を取ったよねー」

男「失礼なやつだな。人を性欲の塊みたいに言うなよ」

幼「えー? じゃなきゃ結婚して四ヶ月で娘ができちゃったりしないよ?」

男「あれは……ほら、運が良かったんだろ」

男「子供は作らなきゃだったし」

幼「でもさ、奥さんが妊娠してる時って旦那さんは性欲を我慢しなきゃでしょ?」

幼「やっぱり大変だった?」

男「そりゃあな……」

10: ◆AYcToR0oTg 2014/12/21(日) 08:25:52.95 ID:Qavp9TIz0
店員「卵焼きとサラダをお持ちしました」

店員「お待たせしてすみません」

幼「大丈夫ですよー」

店員「それでは、ごゆっくりどうぞ」

幼「ありがとうございます」

男「他の注文、さっさとしといた方がいいかもな。料理が来るの、だいぶ遅いし」

幼「んー、でもいいんじゃない? 今夜はほら、そんなに急ぐわけでもないし」

男「――――それもそうか」

幼「さくさくっと……はい男、あーん」

男「ここでやるのかよ」

幼「やっぱりほら、卵焼きって言えばお弁当でしょ? 学生の頃は、こうして男に食べさせてたし」

幼「いまさら恥ずかしいわけでもないよね?」

男「そりゃまあな。あむっ」

幼「どお?」

男「出来立てだからうまいな」

幼「わたしが作ってた卵焼きとどっちのがおいしい?」
11: ◆AYcToR0oTg 2014/12/21(日) 08:26:20.47 ID:Qavp9TIz0
男「……正直に言っていいか?」

幼「うん」

男「今食べてる方」

幼「えー!? 男がひどすぎるっ」

男「お弁当だから冷えてるってのを考慮しても、あの頃の幼の料理って味が安定しなかったし」

幼「う……身に覚えがある」

幼「で、でも、今ならわたしの卵焼きの方がおいしいと思うな!」

男「いつか食べられた時にでも味比べするか」
12: ◆AYcToR0oTg 2014/12/21(日) 08:27:09.02 ID:Qavp9TIz0
幼「そうしてあげてもいいけど、男って年明けたらすぐ九州に行っちゃうんだよね?」

男「姉さんから聞いたのか?」

幼「うん。我が弟ながら大変ねーって電話で言ってた」

男「国内なだけまだいいけどな。今年は四ヶ月くらいベトナムにいたし」

幼「あれ、わたしそれ知らない」

男「幼は……俺が出張してたの夏頃だったからさ」

幼「ああ、そっか……」

幼「ちぇ、おみやげをもらいそこねちゃった」

男「今度はやるからすねるなって」

幼「ん、期待してるから」
13: ◆AYcToR0oTg 2014/12/21(日) 08:27:52.02 ID:Qavp9TIz0
幼「ところでさ、買うとしたらどんなお土産?」

男「んー。甘いものがいいよな。リクエストがあるなら聞くぞ?」

幼「男が選んでくれたならなんでもいいよ。…………でも、お酒だけはやめて」

男「――――」

男「わかってるって。お酒だけは絶対に買わない」

幼「ありがと」

男「正直さ、今日だってすっげえ迷ったんだぞ。二人っきりで会うの、居酒屋で本当にいいのかなってさ」

幼「ああ……そっか、なるほどなー」

男「どうかしたか?」

幼「うん。ほら、男のお姉さんなんだけどね。忘年会、居酒屋でやるけど出るかどうか心配されちゃって」

幼「あれ、今日のことも含めての質問だったんだなーって」

男「そ、っか。俺も後で、姉さんにお礼を言わないとだな」

幼「一緒に行く?」

男「そうだな。それがいいかも」
14: ◆AYcToR0oTg 2014/12/21(日) 08:28:48.11 ID:Qavp9TIz0
男「話を聞いてるとさ、幼って姉さんとよく電話するのか?」

幼「そうでもなかったよ。ほら、夏頃に入院したでしょ? その後から、ちょくちょくって感じ」

男「ああ――――そういうことか」

幼「うん。心配かけちゃった」

幼「それまでも、ほら、わたしの家が地主でお姉さん夫婦に家を貸してたから、話すことは多かったんだけどね」

男「確か来年一杯で出てくんだったよな?」

幼「うん。子供が大きくなってきたし、そろそろマイホームが欲しいんだって」

幼「わたしは実家暮らしだし、ちょっと憧れちゃう」

男「でも実家暮らしの方がなんだかんだで楽だと思うぞ?」

男「家事を全部一人でやるのって、わりと面倒だし」

幼「……そういえば、男ってそうだったもんね」

男「気にすんな。慣れたもんだよ」

幼「うん」

幼「でもさ?」

幼「わたしたち、どうしてうまくいかなかったのかな、って」

幼「時々、すごくそう思うんだ」
15: ◆AYcToR0oTg 2014/12/21(日) 08:29:38.50 ID:Qavp9TIz0
男「…………」

幼「えっと、ごめん。変なこと、言ったよね」

男「いいって。……俺も幼も、あの時はまだ子供だったんだろ。二〇歳を過ぎたってだけの、ガキだった」

幼「えっと――――男、もうビールないよね? 注文しよっか」スッ

ガシャン

幼「あっ」

男「大丈夫か?」

幼「平気……あーあ、飲み物こぼしちゃうし、コップ割っちゃうし……」

男「しょうがないって。それより、ガラスあるから足は動かすなよ? あと、拭かなきゃだな……」

幼「うん……おしぼりおしぼり」スカッ

幼「…………」スカッ

スカッ

男「――――なあ」

幼「ま、待って。違うの、ちょっと手元が狂っちゃって」

男「もしかして、耳だけじゃなくて目まで悪くなってるのか?」

16: ◆AYcToR0oTg 2014/12/21(日) 08:30:26.01 ID:Qavp9TIz0
幼「…………っ」

男「旦那に殴られて、右の鼓膜が破れたってことは聞いた。でも、目に異常が出てるなんて……」

幼「だ、大丈夫だよ。最近になってからだし、時々おかしくなるだけだもん」

男「そんな軽く考えていいことじゃないだろ!」

幼「っ」ビクッ

男「……悪い。大声出してすまなかった」

幼「ううん……大丈夫」

男「暴力、ひどいのか?」

幼「お酒を飲むとね、ダメみたい……だからお酒は買わないようにしてるんだけど、どうしてもね、ウチに贈られてくるものもあるから」

男「…………くそっ」

幼「わたしは、でも、それだけだから大丈夫だよ」

幼「男の方こそ大変でしょ?」

幼「まだ子供が小さいのに、奥さん、家事を何もしないみたいだし」
17: ◆AYcToR0oTg 2014/12/21(日) 08:31:25.81 ID:Qavp9TIz0
男「……幼に比べれば大したことじゃない」

男「もともと、部長の娘だからって理由だけで結婚した俺も悪いんだよ。きちんと相手がどんな人か、見極めなかった」

男「ここまでとは、思わなかったけどな」

幼「そっかあ」

幼「――――どうしてこうなっちゃったんだろうね、わたしたち」

男「俺がバカだったんだよ」

男「幼を幸せにするためにも、稼げる仕事じゃなきゃいけないと思った」

男「転勤や出張が多い業種だってわかってたのに、給料だけで選んじゃったから」

幼「……ううん、わたしも子供だったんだよ」

幼「一緒についてきてくれって言われて、でもためらっちゃった」

幼「地主の一人娘だし、土地を離れると親戚の関係で色々あるからって……」

幼「そんなの、理由にならないのにね」

男「大学を出て二年で別れたから、二四の時か」

男「で、二六の時にお互い結婚して」

幼「式も呼んだり呼ばれたりしたし、今もこうして二人になれるくらい、険悪にはならなかったもん」

幼「それだけで、わたしは十分」
18: ◆AYcToR0oTg 2014/12/21(日) 08:32:14.45 ID:Qavp9TIz0
男「……幼の両親、旦那のことはどう思ってるんだ?」

幼「あの人、外面だけはいいから……でもね、わたしが怪我したこともあって、色々と話が出てるみたい」

幼「……出てるだけで、結局年末になっても変わらなかったけど」

幼「男の方こそ、出張の時ってどうしてるの? 娘を連れて行くわけにもいかないよね?」

男「ベビーシッターとか、家事をする家政婦とか、とりあえず嫁の家のお金に頼っている感じだな」

男「娘の不始末だから、その辺は文句なく出してくれるし」

幼「お互い、結婚は失敗しちゃったよねー」

男「そう、だな……」

男「…………」
19: ◆AYcToR0oTg 2014/12/21(日) 08:33:10.34 ID:Qavp9TIz0
男「幼。俺、今から最低なことを言っていいか?」

幼「何?」

男「俺と、何もかも捨てて一緒にならないか?」

幼「え……?」

男「別れてからもずっと、幼への気持ちが変わったことはないし、幼を殴るような旦那のところになんて帰せない」

男「――――別れる前に、きちんと俺が選べばよかったんだ。ちょっと給料が安かろうが、幼と一緒にいられる方が大切だって」

幼「ち、違うよっ。あれはわたしが悪かったのっ」

幼「お父さんね、家のことはいいからって言ってくれてた。わたしが、男と一緒に行く勇気が持てなかっただけなのっ」

幼「だから……」

男「なら、さ」

男「俺は今度こそ、幼の夫になりたい」

幼「……いいの? 本当に、いいの?」

幼「わたし、男の奥さんでいい?」
20: ◆AYcToR0oTg 2014/12/21(日) 08:33:53.55 ID:Qavp9TIz0
幼「右耳ね、きっともう聞こえるようにならない」

幼「右目もね、今はまだ見えてるけど、これから見えなくなっちゃうかもしれない」

幼「それだけじゃないよ? もしかしたら、殴られた時の後遺症とか、頭への影響が何年かしたら急に出てくるかもしれないよ?」

幼「そんなぽんこつな女なのに、男はそれでもいいの?」

男「幼がいればそれでいい」

幼「男……っ」

幼「ごめん、胸を貸して。今だけ、いっぱい泣かせて?」

男「ちょっと狭いけど、隣、座らせてくれな」

男「――幼」ギュッ

男「もう離さない」

21: ◆AYcToR0oTg 2014/12/21(日) 08:34:25.87 ID:Qavp9TIz0
    ◇駅前

男(もうすぐ待ち合わせた時間だけど……幼、大丈夫かな)

男(元旦那は忘年会だから、その間に準備するって言ってたけど)

男「早く来るといいな」
22: ◆AYcToR0oTg 2014/12/21(日) 08:35:14.74 ID:Qavp9TIz0
    ◆幼実家

幼「準備、できた」

幼「わたしはこれで」

幼「っ!?」

幼「お、かえり。どうし、たの? 忘年会だったん、だよね?」

幼「酔ってたから二次会の前に帰らされる、なんて、あるんだね……」

幼「ひぐっ」

幼「ま、待って、やだ、やだ、殴らないで!」

幼「いっ、あう!?」

幼「ちが、違う……逃げようとなんて……この、荷物は……」

幼「っぐ、いぁ……痛い、痛いよっ! やめて、やめてって!」

幼「やだ……やだぁ!」

幼「あぐっ……」

幼「あ……ぁ……」

幼(やだ……やだよぉ……)

幼「おと、こ……」

幼「    」

23: ◆AYcToR0oTg 2014/12/21(日) 08:35:53.60 ID:Qavp9TIz0
    ◇

男「遅い……」

男(なんだろ、何かあったのか?)

男「っ、電話……!」

男「……なんだ、姉さんからか」

男「もしもし」

男「…………え?」

男「いや、なあ、嘘だろ?」

男「病院、どこだよ」

男「……わかった」

男「なあ、姉さん、嘘だよな。からかってんだろ?」

男「なあ――」

男「嘘だって、言ってくれよ!!」
24: ◆AYcToR0oTg 2014/12/21(日) 08:36:56.72 ID:Qavp9TIz0
以上で終わります。
今度は幸せになれるといいですね。

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