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1: 以下、VIPがお送りします 2014/03/13(木) 17:41:22.96 ID:RIWFNByp0
食蜂「食蜂操祈でぇす☆」

上条「たしか大覇星祭の時に……」

食蜂「学舎の園でも、この姿じゃなかったけど会ったじゃないですかぁ」

上条「あー、そうだったな。あの時はありがとう」

食蜂「いいんですよぉ」ニコッ

禁書「とうま、この金髪は誰なのかな?」

上条「ん?この人は食蜂さんといってな、俺を助けてくれた人なんだよ」

食蜂(本当は私の方が全然助けられてるんだけどねぇ)

食蜂(この人は、いつもそう……)
9: 以下、VIPがお送りします 2014/03/13(木) 18:03:08.18 ID:TvbNU6PK0
禁書「ふ~ん……」ジロジロ

禁書「とうまを助けた人、かぁ……」

食蜂「上条さん。ところでこの小っちゃい白い娘は?」

禁書「な、なんなのその言い草は!!」

上条「落ち着けよインデックス。お前も金髪呼ばわりしてたろ」

禁書「むぅ……」

食蜂「で、この娘は?」

上条「ええ~~っと……なんと言えばいいのか……」

上条「まぁ、うちの居候です」

食蜂「い、居候!?」
12: 以下、VIPがお送りします 2014/03/13(木) 18:08:07.34 ID:TvbNU6PK0
食蜂「い、一緒に住んでるってことぉ!?」

上条「そうだよ」

禁書「ふふん!」

上条「威張ることじゃねーだろうが……ちょっとは上条さんの手伝いをしなさい」

禁書「いつかやるんだよ」

上条「やらない奴が言うセリフだぞそれは……」


食蜂「………………」ブツブツ


上条「ん?どうかしたのか食蜂さん」
18: 以下、VIPがお送りします 2014/03/13(木) 18:26:13.05 ID:RIWFNByp0
食蜂「一緒に……住んでる…?上条さんと…?私以外の女が……?」ボソボソ


上条「おーい?どうした食蜂さん。急に俯いちゃって……」

禁書(なんか怖いんだよ……)


食蜂「ふふふ☆何でもないわぁ。心配してくれてありがとぉ」

上条「そ、そうか?ならいいんだけど」

禁書「絶対なんでもなくないんだよ……」ボソッ

食蜂「」ジロリ
19: 以下、VIPがお送りします 2014/03/13(木) 18:28:46.86 ID:RIWFNByp0
食蜂(この娘が何者なのか分からないけどぉ……)

食蜂(とりあえず頭の中覗かせてもらおうかしらぁ?)

上条「さ、そろそろ帰るかインデックス」ポスン

禁書「そ、そうだね」


ピッ


食蜂(……覗けない…?そっかぁ。上条さんの右手が……)

食蜂(まぁ、今日のところは見逃してあげようかしらぁ?)
22: 以下、VIPがお送りします 2014/03/13(木) 18:50:15.90 ID:zF/lq/f80
覗いたら死ぬんだっけ
26: 以下、VIPがお送りします 2014/03/13(木) 19:15:12.73 ID:HiyUmO4w0
>>22
禁書だもんな
みさきち命拾いしたな
23: 以下、VIPがお送りします 2014/03/13(木) 18:59:11.69 ID:RIWFNByp0
上条「それじゃあまたな、食蜂さん」

食蜂「ええ、また会いましょうねぇ」ニコッ

上条「ああ、もちろん!」

食蜂「あなたも、またね?」

禁書「え…うん…」ゾゾ


食蜂「うふふ……」


上条「良いヤツだよなぁ。精神系能力者らしいんだけど、悪用したりして無さそうだし」

禁書「え……?精神…能力者…?」ゾゾッ
43: 以下、VIPがお送りします 2014/03/13(木) 20:04:36.78 ID:RIWFNByp0
禁書「そういえばあの人リモコンを出していたけれど、どうしてかな」

上条「以前御坂から話を聞いたけど、あれは能力を使う時に使うものだそうだ。なんでも自由度が高すぎてあーいう基準となるものがないと

演算がかなり大変なんだってさ」

禁書「ちょ、ちょっと待ってよとうま!それってつまり、あの人はあの時能力を使おうとしていたってこと?」

上条「え……?あ…そういえば…」

禁書「それって…たぶん私の頭の中を……?」

上条「そ、そんな…まさか…」

禁書「私の頭に侵入でもしたら、侵入者に対する迎撃として…『自動書記』が発動するかもしれないんだよ」

上条「……マジか」

禁書「いい?とうま。絶対に私の頭を覗かないように言っておくんだよ?」

上条「わ、わかったよ」
50: 以下、VIPがお送りします 2014/03/13(木) 20:17:39.12 ID:RIWFNByp0
食蜂「ふんふふん、ふんふふん」スタスタ

食蜂「余計なのもくっついていたけれど、久しぶりに上条さんと会えて嬉しかったわぁ」ルンルン

「おや、これはこれは第五位様じゃないか」

食蜂「……あらあらぁ☆雲川芹亜先輩じゃないのぉ。お久しぶりねぇ」

雲川「はっ。先輩……ねぇ」

食蜂「で、何か用でもあるのかしらぁ?」

雲川「お前の独り言が気になったんだけど」

食蜂「あらぁ?私、あなたの気になるようなキーワードなんて口にしたかしらぁ?」

雲川「上条、って聴こえた気がするんだけど?」
52: 以下、VIPがお送りします 2014/03/13(木) 20:28:27.22 ID:RIWFNByp0
食蜂「相変わらず、みたいねぇ」

雲川「お互い様だけど」

食蜂「くすっ……それじゃあね☆」

雲川「……ふん」



上条部屋


上条「まぁ食蜂さんのことは置いといて、晩飯にすっか」

禁書「わーい!何かな何かなー!?」

上条「もやしだ!」

禁書「えー……」

上条「し、仕方ないだろうが……」
56: 以下、VIPがお送りします 2014/03/13(木) 20:43:43.01 ID:RIWFNByp0
翌日


縦ロール「女王、今日の朝は随分と機嫌がよろしいのですね」

食蜂「あらぁ、そう見える?」

縦ロール「ええ」

食蜂「昨日、久しぶりに良いことがあってねぇ」

縦ロール「あら、何があったんですか?」

食蜂「ふふ、教えてあげないわよぉ」

縦ロール「まぁ女王ったら」

食蜂「うふふ~」ニコニコ
59: 以下、VIPがお送りします 2014/03/13(木) 21:07:23.41 ID:RIWFNByp0
食蜂(問題はあのシスターよねぇ……上条さんと同棲だなんて……)

食蜂(てっとり早くあの子を私の改竄力でどうにかできたらいいんだけど、上条さんはそういうのを見過ごさないのよねぇ)

食蜂(そんなことをしてもし上条さんに嫌われちゃったら、もう生きてる意味なんてなくなっちゃうものねぇ)

食蜂(やっぱり、能力を使わずに実力で勝ち取るしかないわぁ…ま、私が本気を出せば余裕じゃない?)

食蜂(…まぁ余裕じゃないから今に至ってるわけだけどぉ………)

食蜂(とにかくあの人は本当に、びっくりするくらいフラグ建築力が高いから、目を離さないようにしなきゃねぇ)

食蜂「なんだか楽しくなってきたわねぇ」クスッ
60: 以下、VIPがお送りします 2014/03/13(木) 21:10:54.74 ID:HiyUmO4w0
一万人以上にフラグ立てる主人公もそうそういないわな
62: 以下、VIPがお送りします 2014/03/13(木) 21:19:12.61 ID:RIWFNByp0
御坂「」タッタッタッ

食蜂(あらぁ?あれは……クスッ)


食蜂「みぃさぁかさぁ~ん」ブンブン


御坂「げっ……食蜂……」

食蜂「どうしたのぉ?そんなに急いで」

御坂「な、なんでもない!アンタには関係ないわよ!それじゃ!」ダッ


食蜂「………なぁんか…引っかかるわねぇ」


ピッ


食蜂「ねぇあなた。御坂さんが何しに行くのかちょっと見て来てくれない?」

モブ「ワカリマシタ」
67: 以下、VIPがお送りします 2014/03/13(木) 21:45:19.22 ID:RIWFNByp0
上条「あ~…俺留年しちゃうのかなぁ……はぁ…」

御坂「ちょっとアンタ!待ちなさいよ!」

上条「お、ビリビリじゃねえか。こんな朝早くからどうしたんだ。わざわざ学校出てきたのか?」

御坂「ま、まあね!コンビニに用事があってね!」

上条「常盤台のお嬢様なのに……まあ親しみやすくて嫌いじゃないけど」

御坂「ほ、ほんと!?」

上条「おう」

御坂「え、えへへ…///」


モブ「」ジー
72: 以下、VIPがお送りします 2014/03/13(木) 22:06:37.41 ID:RIWFNByp0
―――――

――


モブ「……というわけでした」

食蜂「ええ~……御坂さんもなのねぇ……予想はしてたけどぉ…」

食蜂「まったく末恐ろしいわねぇあの人は……」

食蜂「ま、御坂さんに負ける気はまったくしないけどぉ」

食蜂「あ、あなたはもう帰っていいわよぉ」ピッ

モブ「はい」

食蜂「注意すべきは御坂さんなんかじゃなくてぇ…あのシスターと雲川芹亜よねぇ」

食蜂「絶対に負けないわよぉ……ふふ」
73: 以下、VIPがお送りします 2014/03/13(木) 22:11:13.38 ID:RIWFNByp0
昼休み


上条「そういえば昨日さ」モグモグ

土御門「ん?どうしたんだにゃー」

上条「久しぶりに食蜂さんに会ったんだよ」

青ピ「しょくほう?誰やったっけそれ……」

土御門「ほら、ちょっと前にカミやんと色々あった……」ボソボソ

青ピ「あー……結構昔やなぁそれ…」

土御門「で…食蜂操祈と会ったか……何かされなかっただろうにゃー?」

上条「ええ~っと……まぁされなかったな」

青ピ「まぁ!?一体どういうことやカミやん!!まさか、なにか性的なことをされそうになったとか!?くぅ…うらやましい」

上条「い、いや、そんなんじゃないんだ。まぁとにかくなんにもなかったよ」
75: 以下、VIPがお送りします 2014/03/13(木) 22:18:01.75 ID:RIWFNByp0
青ピ「なんかあったら僕はカミやんを殴らにゃあかん」グッ

上条「おい、拳を握るな。何にも無かったって言ってんだろうが」

土御門「まぁカミやん、分かってると思うけどあの女には気を付けた方がいいぜい」

上条「分かってると思うけどって……」

土御門「またまたー。カミやんったらとぼけちゃって」

上条(も、もしかして……俺が記憶を失う前の話か?)

上条(もしそうなら、俺は食蜂さんと会うのは大覇星祭が初めてじゃなかったってことか?)

上条(でも、あの時食蜂さんははじめましてって……)


『はじめましてぇ、上条さん』


上条(あれ…?あの時、どうして俺の名前を知ってたんだ?やっぱり俺達は昔会ったことがあるのか…?)
76: 以下、VIPがお送りします 2014/03/13(木) 22:24:30.41 ID:RIWFNByp0
土御門(まぁアイツがカミやん大好きなのは知ってるけど、カミやん自身はそんなに印象に残ってないのかもにゃー)

土御門(カミやんはそういうの気にしない人だから)


土御門「まぁ若干不憫にはかんじるにゃー……食蜂操祈」ボソッ


上条「不憫?何が?」

土御門「いいや、なんでもないぜい」

青ピ「まったくカミやんは……」

上条「なんだよ……」
79: 以下、VIPがお送りします 2014/03/13(木) 22:35:07.23 ID:RIWFNByp0
放課後


上条「さて、帰るか」

土御門「じゃあなカミやん。明日もちゃんと学校来ないと留年しちゃうぜい?」

青ピ「小萌せんせーをあまり悲しませちゃアカンでー」

上条「ああ。分かってる。心配してくれてありがとな」




上条「さて、今日はしっかり特売も逃さなかったぞ。こんなに幸運な日はいつ振りだろうか…」シミジミ

上条「急に不幸が襲ってこないうちにさっさと帰ろう!それが一番だ!うん!」

御坂「ちょっとアンタ!」

上条(ええ~……いきなり不幸だ……)
83: 以下、VIPがお送りします 2014/03/13(木) 22:48:42.76 ID:RIWFNByp0
上条「なんですか御坂さん……俺は早く帰りたいんですが……」

御坂「え、ええっと。特に用事はないわよ。何?用事がなきゃ話掛けちゃいけないの?」

上条(いけないだろ普通。お前と俺はどういう仲なんだよ)

上条「とにかく用が無いんなら帰るわ。じゃーな」スタスタ

御坂「あっ……」



御坂「………なんでいつもこうなっちゃうんだろ…」
85: 以下、VIPがお送りします 2014/03/13(木) 22:58:25.81 ID:RIWFNByp0
上条「」スタスタ

食蜂「上条さん!」

上条「今日は良く知り合いに会うなぁ…」

食蜂「え?」

上条「いや、なんでもない」

食蜂「それ、買い物ぉ?」

上条「ん?ああ。今日の夕飯の分だよ」

食蜂「随分多いのねぇ」

上条「安いときにまとめて買っとくんだ。しかもうちには大食いニートが一人いるからな」

食蜂「それって、あのシスターのこと?」

上条「そうそう」

食蜂「大食いなのねぇ。そのわりには……」

上条「本人も気にしてる見たいだから言わないであげて」
90: 以下、VIPがお送りします 2014/03/13(木) 23:06:43.53 ID:RIWFNByp0
食蜂「それ重たそうだからぁ、片方持ってあげましょうか?」

上条「え?いいよ。女の子にそんなこと頼めないし」

食蜂「女の子扱いしてくれるのはすっごく嬉しいんだけどぉ……なんか馬鹿にされてるみたいねぇ」

上条「えっ!?いや、そんなつもりは全然……」

食蜂「ちょっとその袋貸してもらえるかしらぁ?私があなたのことを手伝えるか証明してあげるから」

上条「ああ……まぁ、いいけど。はい」スッ

食蜂「!!!!」ガクンッ

食蜂「へ、へぇええ……中々重いわねぇこれ……でもこれくらいなら……」プルプル

上条(思ってた以上に非力だ……)
91: 以下、VIPがお送りします 2014/03/13(木) 23:07:16.30 ID:N007/uRU0
可愛いな
98: 以下、VIPがお送りします 2014/03/13(木) 23:27:20.94 ID:RIWFNByp0
上条「む、無理すんなよ……ほら、貸せって」

食蜂「い、嫌よぉ」

上条「なんでだよ。すっげえ震えてんじゃん」

食蜂「あなたには、私が役に立つって思って欲しいからに決まってるでしょ……」プルプル

上条(あ、あれ?そりゃどういう意味で言ってるんだ……?まぁそれは置いといて、とりあえずこのままだと食蜂さん倒れちまうな)

上条「分かったよ。食蜂さんが役に立つってのはよーく分かった。だから袋返そう?な?」

食蜂「馬鹿にしないでよぉ!」プルプル

上条「じゃ、じゃあこうしよう!二人で半分ずつ持とう!これでどうだ!それなら俺もお前を助けられるし、お前は俺を手伝ってることになる!どうだ!」ニコッ

上条(また馬鹿にすんなって怒られるかな……)

食蜂「はんぶんこ……うん!それならいいわよぉ////」

上条(ほっ、よかった)
99: 以下、VIPがお送りします 2014/03/13(木) 23:29:05.63 ID:HiyUmO4w0
かわいい
105: 以下、VIPがお送りします 2014/03/13(木) 23:45:45.46 ID:RIWFNByp0
食蜂(は、はんぶんこ……////ふふふ……////)プルプル

上条「と、とりあえず置けよ…」


ドサッ


上条「じゃあ俺が右側持つから、お前は左側を持ってくれ」

食蜂「はぁい☆」

上条「どうだ?大分軽くなっただろ?」

食蜂「ええ。一人の時よりも、ずっと」

上条「よし、じゃあ家まで頼むよ」

食蜂「もちろんよぉ」ニコッ
107: 以下、VIPがお送りします 2014/03/13(木) 23:53:36.92 ID:RIWFNByp0
食蜂(なんだかこうしていると、同棲してる恋人みたいねぇ////)

上条「そうだ、思い出した」

食蜂「?」

上条「昨日食蜂さんに会ったとき、能力使おうとしてただろ?」

食蜂「」ギクッ

食蜂「な、何のことかしらぁ…?」

上条「いや、別に説教しようってわけじゃない。ただ注意しとこうと思ってな」

食蜂「注意?」

上条「インデックスの頭の中は、絶対に覗いちゃダメだぞ?」

食蜂「……?」
109: 以下、VIPがお送りします 2014/03/14(金) 00:02:10.06 ID:RLWuD2ZQ0
上条「あいつは……うまく説明できないんだが、ちょっと特殊なんだ」

食蜂「特殊?」

上条「ああ……とびきり特殊な奴だ」

食蜂(特殊って……もしかして、実はものすごく頭が弱い娘だったのかしらぁ?そうは見えなかったけど……)

上条「そ、その、原理は説明できないんだが、アイツの頭の中を覗くと死ぬかもしれないんだ」

食蜂「死!?」

食蜂(そこまで危険な領域の娘だったのねぇ……可哀そうに……)

食蜂「ええ……絶対に覗かないと約束するわぁ……」

上条「ああ。ありがとな」
207: 保守おつでした 2014/03/14(金) 17:28:13.49 ID:RLWuD2ZQ0
御坂「ちょっ、あんた達!!何してんのよ!!」

食蜂「!」

上条「お、御坂じゃねーか。なんだよ大声出して」

御坂「何してるのかって聞いてんのよ!そ、そんな恋人同士みたいなこと……」ゴニョゴニョ

上条「何してるって、食蜂さんは俺を手伝ってくれてるだけだ。お前にとやかく言われることじゃないと思うけどな」

御坂「そ、そうかもしれないけど……でも、だからっておかしいじゃない!買い物袋を半分ずつ持って歩くなんて!」

食蜂「そんなにおかしい事かしらぁ?」

食蜂「私は何も悪いことをしているわけじゃないわよぉ?」
211: 以下、VIPがお送りします 2014/03/14(金) 17:35:17.11 ID:RLWuD2ZQ0
御坂「アンタが善意でしてるっていうの!?馬鹿も休み休み言いなさいよ!」


上条「おい、御坂」


御坂「な…なによ」

上条「食蜂さんは、本当に俺を手伝ってくれてんだよ。ちょっとその言い草はあんまりだ」

御坂「くぅ……」

上条「それじゃあな御坂。行こう、食蜂さん」

食蜂「う、うん……////」


御坂「……」ポツン

御坂「……ていうか……どうしてアイツと食蜂が知り合いなのよ……」
213: 以下、VIPがお送りします 2014/03/14(金) 17:56:09.91 ID:RLWuD2ZQ0
上条「アイツも、きっと悪気があって言ったわけじゃないと思うんだ。きっと勢い余って……」

食蜂「いいのよぉ。別に気にしてないしぃ」

上条「そうか?ならいいんだけど」

食蜂(ていうか、きっと御坂さんのダメージは相当なモノよねぇ)クスッ

食蜂(上条さんにあんな冷たい言われ方したら、私なら数日は引きこもってるわねぇ)

食蜂(これに懲りてもう諦めてくれないかしらぁ……敵としては絶対に負ける気はしないけどぉ、あんなに頻繁に来られたら迷惑だしぃ)



上条「おーい食蜂さん。聞いてる?もう寮に着いたぞー」

食蜂「」ハッ

食蜂「も、もう着いちゃったんだぁ……そう……」
216: 以下、VIPがお送りします 2014/03/14(金) 19:22:47.36 ID:RLWuD2ZQ0
上条「じゃあ今日はありがとうな。それじゃ…」

食蜂(せっかく上条さんの部屋に入れるチャンス、逃しちゃいけない気がするわぁ!!)

食蜂「待って上条さん!」

上条「はい?」

食蜂「あの子に能力を使おうとしたこと、ちゃんと謝っておきたいんだけどダメかしらぁ?」

上条「ああ。そりゃ全然構わないけど」

食蜂「やった!」

上条「?まぁ部屋まで案内するよ」

食蜂「はぁい!」テテテ
218: 以下、VIPがお送りします 2014/03/14(金) 19:33:11.12 ID:RLWuD2ZQ0
ガチャ


禁書「とーまおかえりー!!」

上条「おう、ただいまインデックス」

禁書「むむっ、そこにいるのはあの時の……」

食蜂「こんにちわぁ」ニコッ

禁書「な、なんでここに!?」

上条「今日はたくさん買い物したから、途中で出会った食蜂さんに手伝ってもらってたんだ」

禁書「そ、そうなんだ……」

食蜂「でもねぇ、今日はあなたに謝りたいことがあったのよぉ」

禁書「謝りたいこと?」
220: 以下、VIPがお送りします 2014/03/14(金) 19:45:33.99 ID:RLWuD2ZQ0
食蜂「あのぉ……あの時、能力を使おうとしたときのことなんだけどぉ……」モジモジ

禁書「ああ……」

食蜂「あの、私ね?あなたの頭がそんなにアレだとは知らなかったから……ごめんなさい」

禁書「うん!分かってくれたなら大丈夫なんだよ!」

上条「よし、これで一件落着だな!食蜂さん、せっかく来たことだしお茶でも出すよ」

食蜂「ほんとう?ありがとう上条さん」

禁書「私も飲むんだよー」

食蜂(そんなにアレな子には見えないけど……まぁ上条さんが言うんだから間違いないわよねぇ)
221: 以下、VIPがお送りします 2014/03/14(金) 19:47:39.86 ID:/61AF9Xy0
会話が噛み合ってないんだよ!
228: 以下、VIPがお送りします 2014/03/14(金) 20:18:20.32 ID:RLWuD2ZQ0
上条「ふんふ~ん」カチャカチャ

禁書「スフィンクスー」ゴロゴロ

食蜂(こうしてじっくりと見てみると……たしかにアレっぽく見えるような……)

上条「ほいできたぞー」

禁書「わーい!」

食蜂「ありがとう上条さん」

上条「どうぞー」コトッ
231: 以下、VIPがお送りします 2014/03/14(金) 20:33:22.10 ID:RLWuD2ZQ0
食蜂「あらぁ、おいしいわねぇ」コクッ

上条「おお、それなら良かった」

禁書「とうまはいつも私においしいものを食べさせてくれるんだよ」ズズー

上条「まったく……これっぽっちも手伝わないんだからなぁお前は……」

食蜂「え?そうなの?」

禁書「私は食べる係なんだよ!」

食蜂「ああ……予想以上にアレねぇ」

上条「ん?何か言ったか?」

食蜂「いいえぇ何も」ニコッ

禁書「?」
245: 以下、VIPがお送りします 2014/03/14(金) 21:31:13.56 ID:RLWuD2ZQ0
食蜂(そういえば私……今あの上条さんの部屋にいるのよねぇ////)

食蜂(あそこにあるベッド……上条さんの匂いがするのかしら…)

食蜂(嗅いでみたい……)

禁書「トイレ行ってくるんだよー」タタタッ

上条「いちいち宣言しなくていいぞー」

上条「さて、皆飲み終わったみたいだしちっちゃと片付けますか」

食蜂(!!上条さんがキッチンに向かうわずかな時間!この時間に匂いを嗅いで見せるわぁ!)
249: 以下、VIPがお送りします 2014/03/14(金) 21:37:23.96 ID:RLWuD2ZQ0
上条「よっと」スクッ

食蜂(上条さんが振り返った瞬間を狙う!)

上条「ふんふん~」クルッ

食蜂(今よぉ!)バッ


スンスン


食蜂(!!!??)

食蜂(上条さんの匂いがしない……!?)

上条「ん?」クルッ

食蜂「」バッ

上条「……?気のせいか」

食蜂(危機一髪ねぇ……)
253: 以下、VIPがお送りします 2014/03/14(金) 21:48:26.73 ID:RLWuD2ZQ0
食蜂「……ねぇ、このベッド、上条さんの?」

上条「ん?そうだけど」

食蜂「このベッドで寝てるの?」

上条「いや、そこで寝るのはインデックスだ。俺は浴槽で寝てる」

食蜂「そ、それはどうしてなのぉ?」

上条「そりゃベッドに寝かせるのはどうかと思うし」

食蜂「………ねぇ上条さん。あなたにとってあの子ってどんな存在なのぉ?」

上条「ええーっと……インデックスはすごく大切な存在だ。本当に大切な、家族ってところだな」

食蜂「恋愛感情とかは……」

上条「そんなんじゃないかなぁ……」

食蜂「そう……ならいいんだけどぉ」ホッ
303: 以下、VIPがお送りします 2014/03/15(土) 02:00:07.57 ID:3yBEcYog0
上条「あれ?そういえばもうこんな時間か。常盤台って門限あったよな?」

食蜂「し、知ってたのぉ?」

食蜂(もっとこの部屋に居たかったのにぃ……)

上条「ああ、まぁ。そろそろじゃないか?送っていくよ」

食蜂「は、はぁい……」


禁書「すっきりしたんだよー」トテトテ

上条「あ、インデックス。食蜂さんを送ってくるから晩飯はもうちょっと待っててくれ」

禁書「えー!?お腹ペコペコなんだよ!?」

上条「悪いな」

禁書「む~」
305: 以下、VIPがお送りします 2014/03/15(土) 02:08:43.74 ID:3yBEcYog0
バタン


上条「よし、行くか」

食蜂(でもこれってよく考えたらかなり良い状況なんじゃないかしらぁ?二人っきりだしぃ)

上条「今日は本当にありがとな」

食蜂「もう、別にいいのよぉ御礼なんて」

上条「はは、そうか。よし、歩くか」

食蜂「はぁい」
308: 以下、VIPがお送りします 2014/03/15(土) 02:38:31.96 ID:3yBEcYog0
上条「食蜂さんは学校ではどんな感じなんだ?」

食蜂「えっ」

食蜂(常盤台の最大派閥のトップで女王なんて呼ばれてる……なんて言ったらきっとドン引きされちゃうわよねぇ……)

食蜂「まぁ……そつなくこなしてるって感じかしらねぇ」

上条「頭良さそうだもんなー」

食蜂「おだてたって何もでないわよぉ」クスクス


上条(食蜂さんに聞きたいことは、正直山ほどある……)

上条(俺が記憶を失くす前、一体どうやって知り合ったのかとか……色々…)

上条(でも…)チラッ

食蜂「?」

上条(そんなこと聞いたら傷つけちゃうよなぁ……)
332: 保守乙 2014/03/15(土) 09:50:40.61 ID:3yBEcYog0
上条(学舎の園で確か、大覇星祭の時が初めてじゃない的なことを言ってたから、なんとも言えない……)

上条(でもあの時、なんか覚えてなくて当然みたいな反応をされたような……そこまで親しいわけではなかったのかな)

上条(………聞いてみるか)


上条「なぁ食蜂さん」

食蜂「なぁに上条さん」

上条「俺と食蜂さんってさ、どこで出会ったんだ?悪い、どうしても思い出せなくて」

食蜂「ふふ、あなたらしいわねぇ。でも、そんなに詳しく説明するほどのことじゃないから安心していいわよぉ」

食蜂「……まぁ…しいて言うのなら……」

食蜂「あなたと私はいつも助ける側と助けられる側だったってとこかしらぁ」
335: 以下、VIPがお送りします 2014/03/15(土) 10:11:07.96 ID:3yBEcYog0
上条「俺と出会ったのも、そう言う場面だったのか?」

食蜂「そうよぉ」

上条「そうだったのか……まぁ俺も最近は食蜂さんに助けてもらってばっかだったけどな」ハハハ

食蜂「ふふ、そうかもねぇ」

上条「お、そろそろ着くな」

食蜂(楽しい時間は、あっという間に過ぎ去っていくものねぇ)

上条「じゃあな、食蜂さん!」

食蜂「それ」ジッ

上条「ん?」

食蜂「知り合って結構経つんだしぃ…そろそろさん付けはやめてほしいわねぇ」

上条「お、おお……悪い」
340: 以下、VIPがお送りします 2014/03/15(土) 10:34:04.69 ID:3yBEcYog0
上条「じゃ、じゃあ……食蜂!」

食蜂「………」

上条(だ、だめか……?なら……)


上条「操祈!」

食蜂「なぁに?当麻さん」ニコッ

上条「と、とうまさん!?」

食蜂「あらぁ?私、何かおかしいことを言ったかしら?当麻さん」

上条「い、いや…なんでも…」

上条(インデックスに呼ばれるのとはまたちょっと違う感じだな……)
366: 以下、VIPがお送りします 2014/03/15(土) 14:17:51.87 ID:3yBEcYog0
食蜂「じゃ、じゃあまたね!当麻さん!」

上条「お、おう。またな操祈」

食蜂「う、うんっ!」タタタッ


食蜂(わ、わた、私ったら、中々頑張れるじゃないのぉ!////)タタタッ


上条「……操祈、か……。はは、なんか上手く言えないけど……」

上条「こういうの……いいなぁ」ホッコリ
369: 以下、VIPがお送りします 2014/03/15(土) 14:35:55.34 ID:3yBEcYog0
翌日


上条「インデックスー。おいインデックス、起きろー」

禁書「う~ん眠いんだよ…」

上条「朝飯抜くぞ」

禁書「わわっ!死活問題なんだよ!」バッ

上条「よし、まずは顔を洗ってくるんだ」

禁書「はーい」


上条「まったく、世話が焼けるな……」
370: 以下、VIPがお送りします 2014/03/15(土) 14:40:50.84 ID:3yBEcYog0
禁書「さっぱりなんだよ」

上条「さぁ、朝飯できてるぞ」

禁書「わーい!」バクバク

禁書「おかわり!」

上条「速すぎるだろ。ほい」コトッ

禁書「」バクバク

上条(犬飼ってるみたいだなこれ……)

禁書「とうま、今失礼なこと考えたでしょ」

上条「まさか」
372: 以下、VIPがお送りします 2014/03/15(土) 14:53:59.18 ID:3yBEcYog0
上条「それじゃインデックス。留守番頼んだぞ」

禁書「はーい」


バタン


上条「今日もいい天気だなー」スタスタ


『当麻さん!!』


上条「おわっ!な、なんだ!?頭に声が!」パシッ


パキーン


上条「……なんか消えた」


『ちょっと!右手で触っちゃ消えちゃうでしょぉ!?』


上条「ま、また!?」
412: 以下、VIPがお送りします 2014/03/15(土) 18:47:12.00 ID:3yBEcYog0
食蜂『私よぉ。今テレパシーであなたの頭に語りかけてるの』

上条「ああ、操祈か。なんでテレパシー?普通に話せないようなことなのか?」

食蜂『そ、そういうわけじゃないけどぉ……』

上条「で、どういう用事なんだよ」

食蜂『えっとねぇ……そのぉ……』

上条「?」


食蜂『今度の日曜日、わ、私とどこか行きましょう!?』


上条「いいぜ」


食蜂『そうよねぇ、あなたはいつも忙しそうだから……え?』

上条「俺と遊びに行こう」

食蜂『ほんとに!?じゃ、じゃあ絶対約束よぉ!?』

上条「ああ、分かった。楽しみにしてるぞ」

食蜂『うん!それじゃまた!』
415: 以下、VIPがお送りします 2014/03/15(土) 18:55:29.26 ID:3yBEcYog0
上条「……」

上条「ふううう~……緊張した~……」

上条(あれってデートのお誘いってことで良いんだよな……?いや、期待しすぎるのはよそう……)

上条(とにかく、今週の日曜か……楽しみにしておこう)




学舎の園


食蜂「……ふうぅ~緊張したわぁ~」グデー

食蜂「でも、緊張した甲斐があったわねぇ。うふふ」

食蜂「今度の日曜日が楽しみだわぁ」
428: 以下、VIPがお送りします 2014/03/15(土) 19:58:59.58 ID:3yBEcYog0
夕方


上条「ただいまー」

禁書「とうまーおかえりー!」ゴロゴロ

上条「ただいまインデックスー」

禁書「あれ?とうま今日は良い事でもあった?」

上条「ん?なんでだよ」

禁書「なんかいつもより機嫌が良さそうなんだよ」

上条「上条さんはいつでも機嫌がいいですよー」

禁書「ふーん?まぁいいんだよ」
430: 以下、VIPがお送りします 2014/03/15(土) 20:03:52.73 ID:3yBEcYog0
学舎の園


縦ロール「あら女王。以前にも増して機嫌がよろしいんですのね」

食蜂「あらぁそう見える?見えちゃう?」

縦ロール「ええ、見えますわよ」

食蜂「ふふ、そっかぁ。まぁ事実そうなんだけどぉ☆」

縦ロール「でもそれは教えて下さらないんでしょう?」

食蜂「もっちろん!」

縦ロール「分かってましたわ。ではどうぞ楽しんできて下さいね」

食蜂「言われなくても」
432: 以下、VIPがお送りします 2014/03/15(土) 20:10:07.53 ID:3yBEcYog0
日曜日


上条「おーいごめん操祈!遅れた!」タッタッ

食蜂「いいのよぉ。きっかり約束通りの時間じゃない」

上条「でもずっと待っててくれたんだろ?」

食蜂「買いかぶらないでよぉ。私も3分くらい前に来たばかりなのぉ」

食蜂(本当は30分前には来てたけどねぇ)

上条「そ、そうか……とにかくごめん。インデックスがどうしてもお腹が減ったって言うから料理作ってやっててさ」

食蜂「当麻さんも大変ねぇ」

上条「はは、ホントにな。さぁ、行こうか」

食蜂「うん!精一杯楽しみましょうねぇ!」

上条「おう!」




おしまい
440: 以下、VIPがお送りします 2014/03/15(土) 20:25:27.64 ID:L8K80EI+0
よく頑張ってくれた
486: 以下、VIPがお送りします 2014/03/15(土) 23:25:34.56 ID:3yBEcYog0
上条「そういえば、今日は行くところ決めてんのか?」

食蜂「う~ん……実のところ特に決めてないのよねぇ」

上条「じゃあ適当にぶらぶらそこら辺を回ってみるか」

食蜂「そういうのもいいかもしれないわねぇ」

上条「ああ、変にコース決めたりとかってのもちょっとな。言い訳がましいかもしれないけど」

食蜂「私もそう思うわよぉ」

上条「お、そうか?それなら良かった」

食蜂「時間ももったいないしぃ、そろそろ行きましょうか」

上条「そうだな」
502: 以下、VIPがお送りします 2014/03/15(土) 23:51:33.57 ID:3yBEcYog0
食蜂「あらぁ?このキーホルダーも可愛いわねぇ」

上条「ん?これまたすごい星模様の多いキーホルダーだな……」

食蜂「私は星柄のグッズが大好きなのよぉ」

上条「そのバッグも星柄だもんな。よっぽど好きなんだなぁ」

食蜂「………私が星柄を好きになったのも、あなたの影響が大きいんだけどねぇ」

上条「そ、そうだったのか?そ、その、忘れてた。ごめん」

食蜂「別にいいわよぉ。分かってたことだもの」

上条「お詫びと言っては何だけど、そのキーホルダーを買わせてもらえないか?」

食蜂「え、え?いや、私は別にそんなつもりでいったわけじゃ……」

上条「それは分かってるって。とにかくお詫びだ。買わせてくれ」

食蜂「あ、ありがとぉ……////」
504: 以下、VIPがお送りします 2014/03/16(日) 00:04:40.14 ID:wmQGVTJO0
食蜂「うふふ/////」ジー

上条「お、さっそくバッグに付けてくれたのか」

食蜂「当然よぉ」

上条「喜んでくれて良かった。じゃあ次はどこに行こうか」

食蜂「う~ん……まぁ、歩いているうちに何か見つかればそこに行くってことでいいんじゃないかしらぁ?」

上条「……ははっ」

食蜂「どうかしたのぉ?」

上条「いや、俺も同じこと思ってたもんだから」

食蜂「あらぁ、そうだったの?」

上条「ああ、そうだったんだ」
510: 以下、VIPがお送りします 2014/03/16(日) 00:25:51.85 ID:wmQGVTJO0
上条「お、ゲーセンだ」

食蜂「ゲーム得意なのぉ?」

上条「運が絡まねぇゲームならそこそこだと思う……」

食蜂「ならお手並み拝見と行こうかしらぁ」

上条「え?操祈ゲームとかすんのか?」

食蜂「う~んと、あんまりしないんだけどぉ、人がやってるのを見るのは好きねぇ」

上条「へー、じゃあ今日はお前も自分でプレイしてみろよ」

食蜂「え?」

上条「操祈ならきっと上手く出来るさ」

食蜂「ま、まあ、たまにはやってみるのもいいかもしれないわねぇ」
520: 以下、VIPがお送りします 2014/03/16(日) 00:58:57.42 ID:wmQGVTJO0
食蜂「どのゲームをするのぉ?」

上条「じゃあ、エアホッケー………は、無理か」

食蜂「し、失礼ねぇ!」プンプン

上条「ええーっと、他には……」キョロキョロ

食蜂「スルー!?」

上条「お、あれなんてどうだ?」

食蜂「パックマンかぁ……うん。あれなら行けるわぁ」

上条「よし、勝負だ!」

食蜂「望むところよぉ」
577: 以下、VIPがお送りします 2014/03/16(日) 11:21:22.08 ID:wmQGVTJO0
結果


上条「負けた……」

食蜂「ふふん、詰めが甘かったわねぇ当麻さん」

上条「くぅ……悔しいが完敗だ……」

食蜂「さぁ、次のゲームに行きましょう」

上条「そうだな」



食蜂「あ、あのぬいぐるみ可愛いわねぇ」

上条「え?ああ……UFOキャッチャーのあれか」

食蜂「当麻さんは得意なのぉ?」

上条「まぁ得意じゃないことだけは確かだな……」

上条「でも、取って見せるぜ!」

食蜂「え?別に無理しなくても…」

上条「いや、取る!」

食蜂(変に頑固ねぇ)
581: 以下、VIPがお送りします 2014/03/16(日) 11:41:17.86 ID:wmQGVTJO0
上条「と、取ったぜ操祈……」

食蜂「お、お疲れ様ぁ……」

上条(千円使っちまった……まぁ俺の実力不足だな……)

食蜂「でも本当にありがとう!大切にするわぁ!」ギュ

上条「おお、そうしてもらえるとそいつも喜ぶよ」

食蜂「じゃあ今度はプリクラに行きましょう!」

上条「プリクラかぁ……」

食蜂「あれ?もしかして当麻さん初めてなのぉ?」

上条「いや、初めてではないんだけど、あまりやったことはないな」

食蜂「じゃ、じゃあ私がリードしてあげるから、はやく行きましょう!///」

上条「お、おう」
587: 以下、VIPがお送りします 2014/03/16(日) 12:07:13.74 ID:wmQGVTJO0
食蜂「さ、さぁ!とびきりの笑顔で、ね?」

上条「ああ、もちろん」

食蜂「………」

食蜂「ちょっと距離遠すぎじゃないかしらぁ?」

上条「え?そうか?」

食蜂「そ、そうよぉ。もっと近くに来てぇ!」

上条「こ、こう?」

食蜂「もっと!」

上条「ならここまでか?」

食蜂「もっと!!」

上条「ええい!ならここだ!」ピトッ

食蜂「っ!///そ、そう。そこでいいのよぉ////」


カシャ
620: 以下、VIPがお送りします 2014/03/16(日) 15:58:48.62 ID:wmQGVTJO0
食蜂「ふふふ////」

上条(ふぅ、緊張した……)

食蜂「はい、これ!当麻さんの分!」スッ

上条「あ、ありがとう」

食蜂「大切にしてねぇ」ニコッ

上条「ああ、もちろん///」



上条「さて、一通り終わったことだしゲーセンはそろそろ出るか」

食蜂「そうねぇ」

上条「じゃ、まぁ適当にぶらぶらといきますか」
623: 以下、VIPがお送りします 2014/03/16(日) 16:08:56.41 ID:wmQGVTJO0
食蜂「ふふふ////」

上条(ふぅ、緊張した……)

食蜂「はい、これ!当麻さんの分!」スッ

上条「あ、ありがとう」

食蜂「大切にしてねぇ」ニコッ

上条「ああ、もちろん///」



上条「さて、一通り終わったことだしゲーセンはそろそろ出るか」

食蜂「そうねぇ」

上条「じゃ、まぁ適当にぶらぶらといきますか」
624: ミスった 2014/03/16(日) 16:10:00.97 ID:wmQGVTJO0
食蜂「じゃあ次は遊園地にでも行きましょうかぁ」

上条「マジかよ。今から行ったら帰るころには夜になっちまうぞ。門限はどうする」

食蜂「今日は、特別なのぉ。だから大丈夫!」

上条「そ、そうなのか?まぁ俺は常盤台のことなんてよくわかんねぇけどさ」

食蜂「さぁ、グズグズしていたら日が暮れるわよぉ。行きましょう!」ダッ


ピタッ


食蜂「はぁ……はぁ……」

上条「疲れるの早っ!体力無さ過ぎだろ!」
635: 以下、VIPがお送りします 2014/03/16(日) 16:50:54.61 ID:wmQGVTJO0
遊園地


上条「で、着いたわけだけど、何に乗るんだ?ジェットコースター?」

食蜂「ジェットコースターなんて乗らないわよぉ」

上条「まぁそうだろうな。じゃあ何だよ。空中ブランコ?」

食蜂「もっと平和的にいきましょうよぉ」

上条「十分平和的だろ……」

食蜂「じゃああれかしらぁ」

上条「ん?あれって……メリーゴーランド…?いや、俺はパス」

食蜂「な、なんでよぉ!」ガーン

上条「いやぁ、高校生男子がメリーゴーランドに乗るのは中々厳しいかなと」

食蜂「誰もそんなの気にしないわよぉ」

上条「気にするって。俺は外から見てるから操祈は乗ってこい」

食蜂「強情な人ねぇ。ちゃんと見ててよぉ」

上条「ああ、見てるよ」
637: 以下、VIPがお送りします 2014/03/16(日) 17:03:11.20 ID:wmQGVTJO0
上条(操祈は……あの馬のところか)


食蜂「当麻さ~ん」フリフリ


上条「おおー見てるぞー」フリフリ

上条(満面の笑みで手ぇ振ってる……可愛い…)

上条(けど、メリーゴーランドなんてそんなに面白いか?)

上条(周りもちびっこばっかだし……)


佐天「初春~久しぶりに乗ると面白いね~」

初春「え~そうですか~?私はそうでもないですけど」


上条(意外と中学生っぽいのも乗ってんだな……でも操祈に比べたら身長は小さいな)

上条(てか操祈ってかなり身長高いよなぁ……まぁ神裂ほどじゃないけど俺と同じくらいだし、とても中二とは思えない…)


食蜂「当麻さん、見てる~?」

上条「おう、見てる見てる」
683: 以下、VIPがお送りします 2014/03/16(日) 20:52:01.35 ID:wmQGVTJO0
上条「楽しかったか?」

食蜂「ええ、楽しかったわよぉ」

上条「次は何乗る?」

食蜂「まぁそれは歩きながら決めましょう」

上条「そうだな。今日はずっとそうしてきたしな」

食蜂「さぁ、行くわよぉ」

上条「はいよ」
690: 以下、VIPがお送りします 2014/03/16(日) 21:12:48.35 ID:wmQGVTJO0
―――――――――――

――――――


上条「ふぅ、今日は色々乗ったなー」

食蜂「さすがに疲れたわねぇ」

上条「じゃあ次で最後のアトラクションにするか」

食蜂「最後は、もう決めてあるのよぉ」

上条「そうなのか?どこに乗るんだよ」

食蜂「観覧車、よぉ」

上条「観覧車かぁ。ここの観覧車はかなりデカいからな、きっと上から見える景色も綺麗なんだろうな」

食蜂「ええ、きっと、あそこから見える景色は、とっても綺麗よぉ」

上条「そんなにか。楽しみだな」

食蜂「ええ。まぁ綺麗な景色に見えるかどうかは私次第だけどぉ」

上条「どういう意味だ?」

食蜂「とにかく時間もないし、観覧車に向かいましょう」

上条「お、おお。そうだな」
696: 以下、VIPがお送りします 2014/03/16(日) 21:33:19.00 ID:wmQGVTJO0
食蜂(………)スタスタ

食蜂(私は、今日、告白する)

食蜂(あの人とは……当麻さんとは、今までずっとすれ違ってばかりだった。それこそ彼に名前も覚えてもらえないくらいに)

食蜂(もう、追いかけっこはこれで終わり。いい加減にもう終わらせなくちゃ、ねぇ)

食蜂(このままズルズル引きずってちゃ、いつまでたってもあの人の隣には立てない)

食蜂(あの人はすぐに私なんてどんどん振り切って、前へと進んでしまうわぁ)

食蜂(だから、ここで決めないとねぇ)

食蜂(この夜空の上で、綺麗な景色を眺めるためには)


上条「ここか……でっかいなぁ」

食蜂「……ええ、とっても」
709: 以下、VIPがお送りします 2014/03/16(日) 22:04:57.90 ID:wmQGVTJO0
ゴウンゴウン


上条「こんだけデカイと、てっぺんまで結構かかりそうだな」

食蜂「………」

上条「操祈?」

食蜂「え!?な、なぁに当麻さん?」

上条「こんだけデカイ観覧車だと、頂上まで時間かかるなーって」

食蜂「そ、そうねぇ……」

上条「大丈夫か?」

食蜂「うん、もちろんよぉ」

食蜂(大丈夫……まだ時間はあるわぁ……頂上までしっかり心の準備をしておかなくちゃ……)
720: 以下、VIPがお送りします 2014/03/16(日) 22:36:24.39 ID:wmQGVTJO0
ゴウンゴウン


上条「今日は、色々楽しかったよ。ありがとな操祈」

食蜂「ふふ、私もよぉ当麻さん。でもねぇ」

上条「?」

食蜂「まだ今日は終わってないわよぉ」ニコッ

上条「何言ってんだ?この観覧車でもう終わりだって、お前が言ったんじゃねぇか」

食蜂「ここは……私にとって終わりになるかもしれないし、始まりになるかもしれない場所なのよぉ」

上条「お前が何を言いたいのか、俺にはよく理解できないんだが……」

食蜂「………もうすぐ頂上かしらぁ」
726: 以下、VIPがお送りします 2014/03/16(日) 22:55:08.77 ID:wmQGVTJO0
食蜂「ねぇ、当麻さん」ズイッ

上条「な、なんだ?操祈」


食蜂「私と貴方は、昔から助ける側と助けられる側だったのぉ」


上条「そ、そうだっけ?」


食蜂「ええ。だから私ね、学舎の園で貴方を助けることが出来てとっても、とっても嬉しかったのよぉ」


上条「お、大袈裟だろ、そんなの……」


食蜂「大袈裟、ねぇ。少なくとも私の中ではそうじゃなかったわぁ」


食蜂「貴方は私の中では常に一番だったの。私を助けてくれたとても大切な人……」


上条「いち……ばん…?」


食蜂「私は、当麻さんが大好き。ずっと貴方と一緒に居たい。そう思ってるわぁ」


食蜂「貴方の答えを、聞かせて」
731: 以下、VIPがお送りします 2014/03/16(日) 23:04:26.34 ID:wmQGVTJO0
上条「………」


上条「……あはは」


上条「まったく、敵わねぇなホントに」


食蜂「え?」


上条「俺があと何日お前と過ごせばそれを言えるかなって考えてたのに、まさか今日先を越されるなんてなぁ」


食蜂「じゃ、じゃあ……」


上条「俺も操祈が好きだ。俺と一緒になってくれ」


食蜂「うふふ。もちろんよぉ////」
741: 以下、VIPがお送りします 2014/03/16(日) 23:23:15.17 ID:wmQGVTJO0
食蜂「当麻さん、立ち上がって、私の手を握ってくれない?」


上条「ああ、もちろん」ギュッ


食蜂「ふふふ/////」


上条「今がちょうど頂上みたいだな……」


上条「どうだ?操祈。ここから見える景色は」


食蜂「すごく、すごく綺麗よぉ。今まで見てきた何よりも、輝いて見える……」


上条「そっか。それなら良かった」ニコッ


食蜂「好きよぉ、当麻さん」


上条「俺もだよ、操祈」
747: 以下、VIPがお送りします 2014/03/16(日) 23:32:55.70 ID:wmQGVTJO0
翌日・放課後


上条「ただいまー」

禁書「おかえりー」

食蜂「おかえりなさい当麻さん」

上条「うおっ!な、なんで操祈がここに!?」

禁書「とうま!どうして恋人が出来たこと私には何にも言ってくれなかったの!?」

禁書「同居人の私にはちゃんと言うべきだと思うんだよ!」

上条「わ、悪い。言おうとは思ってたけどタイミングがな……」

禁書「まったく!」
750: 以下、VIPがお送りします 2014/03/16(日) 23:34:55.32 ID:wmQGVTJO0
上条「で、操祈はどうしてここに?」

食蜂「ほら、私も晴れて当麻さんの彼女になったわけだしぃ、ちゃんとインデックスちゃんに向き合わなきゃって思ってねぇ」

上条「インデックスと向き合う?」

食蜂「今までアレな感じのインデックスちゃんと二人で生活ってのは、当麻さんもすごく大変だったと思うわぁ」

食蜂「だから彼女として、これからは二人でインデックスちゃんをサポートしていきましょう!」ニコッ

上条「……操祈、お前もしかして勘違いしてる?」

食蜂「え?何をぉ?」

上条「あのな、インデックスの頭ってのは……」

食蜂「?」


禁書「やれやれ、世話が焼けるんだよ……」

スフィンクス「にゃーん」




おしまい
761: 以下、VIPがお送りします 2014/03/16(日) 23:47:27.09 ID:qOB0fLl30
おつ!!
とてもよかった!
777: 以下、VIPがお送りします 2014/03/17(月) 00:15:02.36 ID:szS9mkzr0

おもしろかった

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