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2: ◆TDuorh6/aM 2016/10/14(金) 10:51:21.23 ID:qkjRWm2eO

ガタンゴトーン


杏(…眠い。最近寒いから電車の暖房で寝そう…)


杏(プロデューサー車持ってるんだから、送迎してくれりゃいいのに)


杏(あー…事務所までまだあと7駅あるし寝よう)


杏(起きられなかったら…まいっか)


「あれ?もしかしてあの子ってアイドルの杏ちゃん?」ヒソヒソ


杏(…げっ!)

3: ◆TDuorh6/aM 2016/10/14(金) 10:52:23.20 ID:qkjRWm2eO


杏(頼むよー、せめて小声でねー。杏寝たいから気付かないふりしてよ)


「間違いないって、あのコンビニみたいなユニットの杏ちゃんだよー」ヒソヒソ


杏(…認識酷くない?)


「…眠そうだねー、アイドルって疲れそうだし」ヒソヒソ


杏(そーそー、だからそっとしといてね)


「じゃーサイン貰ってこよっかなー!」


杏(車内!)


「…お疲れ、なのですから…そっとしておいてあげましょう…」ヒソヒソ


杏(…ん?)

4: ◆TDuorh6/aM 2016/10/14(金) 10:58:18.09 ID:qkjRWm2eO
フレデリカ「しょうがないなー、フレちゃん我慢してあげよー」


杏(…)


文香「なんでしたら、事務所に到着してから書いて頂けば…」


杏(いや、二人とも杏のサインいらないでしょ)


フレデリカ「杏ちゃん、なんで目を閉じてるんだろー?」


文香「さぁ…電車が動き出す瞬間とブレーキが掛かる瞬間の慣性を、より正確に体感で導き出す為では…?」


フレデリカ「ふーん、理系はよくわかんないなー」


杏(眠いからだよ)



5: ◆TDuorh6/aM 2016/10/14(金) 10:58:49.39 ID:qkjRWm2eO
フレデリカ「杏ちゃん起きてるー?」


杏(…寝てるよ、少なくとも返事を返す気はないし)


文香「…狸寝入り、ですか…」


杏(分かってても言うなよー…)


フレデリカ「杏ちゃんはウサギだよ?」


文香「では…ウサギの嫁入りですね」


杏(…寝れない!)


6: ◆TDuorh6/aM 2016/10/14(金) 10:59:22.30 ID:qkjRWm2eO
フレデリカ「なかなか目開けないねー」


文香「また…杏さんと共に、笑い合いたいものです…」


杏(死んだわけじゃないんだけどなー)


フレデリカ「杏ちゃんと過ごした日々、楽しかったなー…」


文香「…別れは…何度経験しても、つらいものです…」


杏(…死んでないよ)


フレデリカ「杏ちゃん…」


文香「杏さん…」


杏(……しょうがないなぁ)

7: ◆TDuorh6/aM 2016/10/14(金) 10:59:52.57 ID:qkjRWm2eO



杏「おは


フレデリカ「あー、フレちゃん達の広告はってあるよー」


文香「隣には…焼肉店のポスターが…」


杏(っぶない…こいつら…)


フレデリカ「日によってメンバーの変わる不思議なユニット…ですか…」


杏(それどころか人数すら変わるからね)


フレデリカ「不思議なのかな?」


文香「さあ…世間の常識とは、ときに理解の及ばないモノがありますから」


杏(…私は何も言わないよ)


8: ◆TDuorh6/aM 2016/10/14(金) 11:03:02.20 ID:qkjRWm2eO
フレデリカ「フレちゃんはオールウェイズで参加してるよー?」


文香「私も、ほぼ皆勤賞かと…」


杏(杏はちょいちょいいないけどねー)


フレデリカ「ユニットのリーダーは杏ちゃんなのにねー」


杏(脳内に入ってこないでよ)


文香「そう言えば、ですが…何故、杏さんがリーダーに?」


フレデリカ「纏められるのが杏ちゃんしかいないからじゃない?」


杏(自覚あるならなんとかしようか)




9: ◆TDuorh6/aM 2016/10/14(金) 11:06:02.72 ID:qkjRWm2eO
フレデリカ「あとあれだよ、えっとねー…なんだっけ?」


杏(分かるか!)


文香「Tulip、でしょうか…?」


フレデリカ「そーそー、それそれ」


杏(…肇ちゃん、ヘルプ!)


フレデリカ「Tulip3人で踊った時、杏ちゃんセンターが一番映えるからだってさー」


文香「確かに、そうでしたね…」


杏(フロント二人でセンター少し下がって杏だと、斜め上から見たら身長の高低差誤魔化せるからねー)



10: ◆TDuorh6/aM 2016/10/14(金) 11:09:01.71 ID:qkjRWm2eO
フレデリカ「あとまー色々聞いてたけど…忘れちゃったー」


文香「それ程、プロデューサーさんは杏さんの事を信頼しているのでしょう…」


杏(丸投げとも言えるね)


フレデリカ「フレちゃんも信頼されてるよー?」


文香「ところで、先ほどの焼肉屋のポスターですが…」


フレデリカ「また行くー?」


文香「いえ…次は、別に行きたいお店があるので…」


フレデリカ「じゃー次はそこに行こっか」


杏(杏はパスで)

11: ◆TDuorh6/aM 2016/10/14(金) 11:11:44.13 ID:qkjRWm2eO
フレデリカ「電車ってあったかくて眠くなってくるねー」


文香「電車に揺られながら読む本も、また良いものです…」


杏(じゃあ静かに実行すればいいじゃん)


フレデリカ「プロデューサー車持ってるんだから送ってくれればいーのに」


杏(ほんとそれ、フレデリカちゃんから頼んでみてよ)


文香「…定期を買ってしまったので、その後に提案して頂けると嬉しいです」


杏(文香ちゃん…)


12: ◆TDuorh6/aM 2016/10/14(金) 11:14:19.52 ID:qkjRWm2eO
フレデリカ「さて、杏ちゃんそろそろつくよー?」


文香「起きてますよね?杏さん」


杏「…あー、眠かったー…」


フレデリカ「起きてたけど認めるの恥ずかしいよねー」


杏「…わかってるなら言うなよー」


文香「ふふっ…久し振りに、この3人だったので、つい…」


フレデリカ「後でフレちゃんが本場フランスのアメリカンコーヒー淹れてあげるよー」


杏「本場、本場ってなんだ」


文香「躊躇わないこと、でしょうか?」


13: ◆TDuorh6/aM 2016/10/14(金) 11:17:47.14 ID:qkjRWm2eO
『次は~、~。お降りの方は、ホームと電車の間にお気を付けてーー』


杏「…あと2駅も先じゃん…」


フレデリカ「あ、ごめーん。場違いだったー」


杏「確かに場所違うけどさ…」


文香「では、残り二駅分…」


フレデリカ「アタシ達のお喋りに付き合ってよー」


杏「…しょうがないなぁ」


フレデリカ「ツッコミ不在だと話し進まないし」


杏「…それは杏がいても同じじゃん…」


14: ◆TDuorh6/aM 2016/10/14(金) 11:21:16.22 ID:qkjRWm2eO
前回、過去と茄子を間違えてしまったいた様でした
それと、電子書籍繋がりでお向かいの米も頂いたので宣伝を
よろしければ、そちらも目を通して下されば

茄子「過去神社」
文香「短冊に綴った空想文学」

お付き合い、ありがとうございました
16: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/10/14(金) 19:29:48.07 ID:aQOTumW4o
三人が幸せそうで何より
17: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/10/15(土) 00:26:35.74 ID:NkaE9dZgo
確信犯だから質が悪い
良い意味で

関連スレ:

この書き手のSS
(このシリーズの他の作品もこちらに)


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