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1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/27(金) 10:03:15.76 ID:ThljOhqj0
セイバー「……」

切嗣「これが……セイバー?」

アイリ「女の子……なのね……」

切嗣「……いこう。アイリ」

アイリ「ええ……」

セイバー「……マスター、ですね?」

切嗣「……」

セイバー「なるほど。なるほど」ギュゥゥ

切嗣(なんだ……?どうして腕にしがみつく……)
5: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/27(金) 10:08:10.46 ID:ThljOhqj0
アインツベルン城

切嗣「……」スタスタ

セイバー「……」ギュゥゥ

アイリ「セイバー?」

セイバー「なんでしょうか?」

アイリ「その……切嗣から離れてくれない?切嗣も歩きにくそうだし……」

セイバー「そうなのですか?」

切嗣「……」

セイバー「違うようです」

アイリ「……あのね、私、この人の妻だから、そんなにべったりされると……」

セイバー「なにか?」ギュゥゥ

切嗣(小ぶりな胸が当たってる……)
6: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/27(金) 10:11:00.62 ID:ThljOhqj0
アイリ「切嗣からも言ったらどうなの?」

切嗣「……」

アイリ「切嗣?」

セイバー「マスターは構わないということでしょう。このまま体を密着させていても……」

切嗣「……」バッ

セイバー「あ……」

切嗣「行こう、アイリ」

アイリ「ええ」

セイバー「……」トコトコ

セイバー「……」ギュゥゥ

切嗣「……っ」

アイリ「セイバー!!」

セイバー「なんですか?」

アイリ「だから、離れて!!」

セイバー「私はサーヴァント。常にマスターの身を案じています」
7: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/27(金) 10:11:49.69 ID:qnYLoK100
俺の寿命50年やるからこのセイバーくれ
12: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/27(金) 10:14:11.60 ID:ThljOhqj0
アイリ「だめぇぇ……!!!」ググッ

セイバー「うぐぐぐ……!!」

切嗣「……」

アイリ「はなれなさいぃ……!!」グググッ

セイバー「やめてくださいぃ……!!」

切嗣(何がしたいんだ……セイバーは……)

アイリ「はぁ……はぁ……」

セイバー「むぅ……」ギュゥゥ

アイリ「別にくっつく必要はないでしょ!?」

セイバー「敵がいつ来ても大丈夫です」

アイリ「なにを……!!」

切嗣「アイリ、少しでかけてくる」

アイリ「え、ええ……セイバーはどうするの?」

切嗣「置いていく」バッ

セイバー「あ……」
16: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/27(金) 10:16:58.26 ID:ThljOhqj0
新都

切嗣「……」スタスタ

セイバー「……」トコトコ

切嗣「……?」

セイバー「探しましたよ、マスター?」ギュゥゥ

切嗣「……」

セイバー「さ、行きましょう」

切嗣(歩きにくいな……)

セイバー「このままでも剣は振れますからご安心を」

切嗣(何の話だ……)

セイバー「さあ、どこからでもかかってくるがいい」ギュゥゥ

切嗣(鬱陶しいな……)
17: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/27(金) 10:20:01.85 ID:ThljOhqj0
アインツベルン城

切嗣「ただいま」

アイリ「おかえ―――」

セイバー「どうも」ギュゥゥ

アイリ「え……」

切嗣「アイリ、これからのことを話そう」バッ

アイリ「ええ……」

セイバー「あ……マスター」トコトコ

切嗣「……」

セイバー「私もご一緒します」ギュゥゥ

切嗣「……っ」

アイリ「セイバー、いい加減にして」

セイバー「何故です?」

アイリ「切嗣が困ってるでしょ?」

セイバー「ですが、こうしていても表情一つ変えません。きっとまんざらでもないのでしょう」
19: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/27(金) 10:22:29.27 ID:ThljOhqj0
アイリ「……」ジーッ

切嗣「……」バッ

セイバー「あ……」

切嗣「行こう」

アイリ「ええ」

セイバー「……」

セイバー「嫌なのですか?」

切嗣「……」スタスタ

セイバー「マスター、答えてください!」ギュゥゥ

アイリ「……どうしてすぐに抱きつくの?」

セイバー「マスター!!」

切嗣「……」バッ

セイバー「そうですか……すいませんでした……」

切嗣「……」スタスタ

セイバー「マスター……」
21: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/27(金) 10:25:18.19 ID:ThljOhqj0
翌日

切嗣「イリヤ、外に行こうか」

イリヤ「うん!」

切嗣「今日もいつもみたいに―――」

セイバー「おはようございます」

イリヤ「セイバー、おはよう」

セイバー「外に出られるのですか?」

切嗣「……」スタスタ

セイバー「お供します」ギュゥゥ

切嗣「……」

イリヤ「なんで抱きつくの?」

セイバー「マスターを守るためです」

イリヤ「そうなんだ。じゃあ、私もー」ギュゥゥ

切嗣「イリヤ……」
26: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/27(金) 10:28:34.48 ID:ThljOhqj0
セイバー「ほらほら、マスター。珍しい花が咲いてますよ」

切嗣(いい加減、離れてくれないかな……)

イリヤ「ほんとだー」

切嗣「イリヤ、そろそろ離れてくれないかい?歩きにくくて……」

イリヤ「セイバーはいいの?」

切嗣「え……」

イリヤ「ふーん。セイバーはいいんだ」

切嗣「あ、いや……」

セイバー「マスター、見てください。あそこです」ギュゥゥ

切嗣「……」バッ

セイバー「あ……」

切嗣「これでいいかい?」

イリヤ「……」

セイバー「よっ……」ギュゥゥ

切嗣(うざいな)
28: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/27(金) 10:32:00.73 ID:ThljOhqj0
夜 城内

切嗣「そろそろ寝るか……」

セイバー「そうですか」ギュゥゥ

切嗣「……」

セイバー「マスター……」ギュゥゥ

アイリ「セイバー……ちょっときて」

セイバー「なんですか?」

アイリ「切嗣を離してからきて」

セイバー「しかし……」

アイリ「……」

セイバー「では、しばしお待ちください」

切嗣「……」

アイリ「……ねえ、どうしてそんなにいつもくっついてるの?」

セイバー「何か問題でもありますか?」

アイリ「切嗣は嫌がってるの。もうやめてあげて」
30: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/27(金) 10:37:19.60 ID:ThljOhqj0
セイバー「ですが、傍にいないと……」

アイリ「抱きつく必要性がわからないわ」

セイバー「奇襲に対応するためですが」

アイリ「別に抱きつかなくても……」

セイバー「密着していればそれだけ安全性があがります」

アイリ「そんなわけないでしょ。どっちも動き辛くなるし、余計に危険だと思うわ」

セイバー「そうですか?」

アイリ「そうよ」

セイバー「では、試してみましょう」

アイリ「え?」

セイバー「今から街に出て敵をおびき出しましょう。私の作戦がいかに有効か分かっていただけると思います」

アイリ「切嗣は不必要に外にでないけど」

セイバー「そうなのですか」

アイリ(セイバーの考えがよくわからない。本当に主のことを心配しているだけ……?)

セイバー「……」
31: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/27(金) 10:40:02.68 ID:ThljOhqj0
翌日

切嗣「……」スタスタ

セイバー「……」トコトコ

切嗣(きたか……)

セイバー「おはようございま―――」

切嗣「……」バッ

セイバー「む……」

切嗣「……」スタスタ

セイバー「はっ」

切嗣「……」バッ

セイバー「マスター、どうして避けるのですか?」

切嗣「……」スタスタ

セイバー「……」

セイバー「むぅ……」

イリヤ「おはよう」
32: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/27(金) 10:43:26.02 ID:ThljOhqj0
セイバー「おはようございます。イリヤスフィール」

イリヤ「どうしたの?」

セイバー「切嗣が私を避けている……」

イリヤ「ふーん」

セイバー「……」

イリヤ「ねえ……ひょっとしてなんだけど」

セイバー「なんでしょうか?」

イリヤ「セイバーって誰かに抱きついてないと駄目なの?」

セイバー「いいえ」

イリヤ「そう」

セイバー「私が抱きつくのはマスターだけですから」

イリヤ「でも、避けられてるんでしょ?」

セイバー「困ったものです」

イリヤ「どうしても抱きついていたいの?」

セイバー「勿論です。私はマスターの剣であり、盾でなければなりませんから」
33: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/27(金) 10:46:26.59 ID:ThljOhqj0
書庫

切嗣(アーサー王の過去に抱擁癖があるという事実はない)

切嗣(なにが原因だ……?)

切嗣「わからないな……」

ガチャ

イリヤ「キリツグー?」

切嗣「イリヤ。どうしたんだい?」

イリヤ「セイバーのことなんだけど……」

切嗣「え?」

イリヤ「マスターに抱きついていたいらしいわ」

切嗣「マスターに?」

イリヤ「だからね……」ゴニョゴニョ

切嗣「なるほど……」

イリヤ「ね?」

切嗣「それでいこうか……」
35: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/27(金) 10:49:03.02 ID:ThljOhqj0
セイバー「え……アイリスフィールがマスター!?」

アイリ「これからはそういうことになるわね」

セイバー「しかし……」

アイリ「これも作戦よ。作戦」

アイリ(私がマスター代行になれば……セイバーが抱きつく対象は私になる)

アイリ(切嗣も考えたわね)

セイバー「そうですか」

アイリ「さ、どうぞ」

セイバー「どうも」ギュゥゥ

アイリ「しっかり守ってね?」

セイバー「分かりました」

アイリ「……」

セイバー「……」ギュゥゥ

アイリ(なんか恥ずかしい……)
37: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/27(金) 10:50:59.88 ID:yH6u5bnY0
キマシタカー?
38: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/27(金) 10:52:15.20 ID:PYHV6piu0
これはこれは・・・
41: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/27(金) 10:53:09.07 ID:ThljOhqj0
アイリ「……」スタスタ

セイバー「どちらへ?」ギュゥゥ

アイリ「散歩」

セイバー「そうですか」

アイリ(すっごい力……)

切嗣「アイリ、でかけるのかい?」

アイリ「庭に出るだけ」

切嗣「そうか」

セイバー「切嗣」ギュゥゥ

切嗣「……っ」

アイリ「セイバー……!?」

セイバー「私がお二人の鎹になれば問題ありませんね」

アイリ「いや、二人同時に腕を絡ませるなんて……」

セイバー「庭でしたね。行きましょう」ギュゥゥ

切嗣「……」
42: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/27(金) 10:57:07.10 ID:ThljOhqj0


切嗣「……」バッ

セイバー「あ……」

アイリ「セイバー?」

セイバー「なんでしょうか?」

アイリ「今ので確信したわ。貴女は主を守る為にそういうことをしているのではないのね?」

セイバー「どきっ」

アイリ「……」

セイバー「な、なんのことですか?」ギュゥゥゥ

アイリ「いたい!!」

セイバー「す、すいません……」

アイリ「話してくれる?」

セイバー「実は……」

アイリ「うん」

セイバー「私は不完全なサーヴァント。体を密着させることでしか魔力供給が十分にできないのです」
45: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/27(金) 11:01:07.82 ID:ThljOhqj0
切嗣(なに……?!)

アイリ「それって、繋がってないってこと?」

セイバー「一応、マスターの魔力は流れてきていますが、十分ではありません」

セイバー「宝具を一度使用すれば空になるでしょう」

アイリ「じゃあ、それを補う為に?」

セイバー「はい」

アイリ「最初に説明してくれないと」

セイバー「申し訳ありません。言うと……捨てられるかと思って……」

アイリ「セイバー……」

セイバー「……すいません」

切嗣(出来損ないのサーヴァントか……)

アイリ「でも、密着させていれば……いいのね?」

セイバー「はい。他のサーヴァントにも遅れをとることはありません」

アイリ「私でも大丈夫?」

セイバー「マスターを代行されるのでしたら、恐らく」ギュゥゥ
46: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/27(金) 11:05:22.60 ID:ThljOhqj0
アイリ「ということなんだけど……切嗣、いいかしら?」

切嗣「そういう体質……というか、仕様なら仕方ない。アイリに任せてもいいかな?」

アイリ「ええ。聖杯戦争を生き抜くためにはこうするしかないもの」

セイバー「アイリスフィール……」ギュゥゥ

アイリ「よしよし」

切嗣「……少し複雑だけど、頼むよ」

アイリ「まかせて」

セイバー「こうしているとアイリスフィールのぬくもりが伝わってくるようです……」ギュゥゥ

アイリ「はいはい」

切嗣「僕は少しでかけてくるよ」

アイリ「わかったわ」

切嗣「……」

セイバー「あいりすふぃーるぅ……」

アイリ「こら。そんなにくっつかないの」

切嗣(大丈夫だろうな……)
48: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/27(金) 11:09:13.07 ID:ThljOhqj0
城内

イリヤ「……」

アイリ「セイバー、歩きにくいから」

セイバー「いいではありませんか」

イリヤ「……」

アイリ「あ、イリヤ。どうか―――」

イリヤ「……」タタタタッ

アイリ「あら……?」

セイバー「寝るときもこうしていたいのですが」

アイリ「それはちょっと……」

セイバー「いいではありませんか」

アイリ「魔力が充填されるまでどれくらい抱きついておく必要があるの?」

セイバー「ベストの状態で戦うためには戦闘が起こる瞬間までなるべくこうしているほうがいいでしょう」

アイリ「そ、そうなの?」

セイバー「食事のときも、入浴のときも、寝るときも……ずっと。でないと、私が困ります」
49: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/27(金) 11:13:07.84 ID:ThljOhqj0
アイリ「はぁ……」

セイバー「あの……やはり……嫌ですか?」

アイリ「嫌というか……」

セイバー「申し訳ありません」

アイリ「ううん。こうしていれば常に絶好調でいられるなら分かりやすくていいわよ、うん」

セイバー「アイリスフィール……必ず御身は私が守ります」ギュゥゥ

アイリ「いたた……」

セイバー「あ、すいません」

アイリ「いいのよ、気にしないで」

セイバー「さて、これからどうしましょうか?」

アイリ「そうね……」

セイバー「……」ギュゥゥ

アイリ「しばらく暇だから本でも読みましょうか?」

セイバー「はいっ」
50: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/27(金) 11:16:29.02 ID:ThljOhqj0
書庫

アイリ「……」ペラッ

セイバー「あ」

アイリ「まだ読んでた?」

セイバー「はい。あと3行ほどでした」

アイリ「じゃあ、戻すわ」ペラッ

セイバー「そんな!!私のペースに合わせることはありません!!」

アイリ「いいから。いいから」

セイバー「ありがとうございます」

アイリ「ふふ……」

セイバー「はい。次のページに行きましょう」

アイリ「ええ」ペラッ

セイバー「……」ジーッ

アイリ(本当に一時も離れないのね)

アイリ(これから先、どうなるのかしら……)
51: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/27(金) 11:18:17.09 ID:9gXrbCWn0
アイリもまんざらではないご様子
53: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/27(金) 11:20:57.84 ID:ThljOhqj0
アイリ「……」ペラッ

セイバー「……」ジーッ

アイリ「セイバー?退屈じゃないの?」

セイバー「いいえ。こうしているのが私にとって至福なので」

アイリ「そうなの」

セイバー「アイリスフィールの魔力は温かい……。好きです」

アイリ「え……」

セイバー「……」

アイリ「な、なにいってるの……もう……」

セイバー「さ、次のページに」ギュゥゥ

アイリ「え、ええ……」

セイバー「ところで、この青年はどうして彼女の気持ちに気づいてあげられないのですか?好意を寄せているのは明らかなのに……」

アイリ「そのすれ違いを楽しむ物語だからね」

セイバー「なるほど。しかし、このように愚鈍な男、現実にいれば斬り付けています」

アイリ「そ、そう……」
55: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/27(金) 11:24:40.35 ID:ThljOhqj0
セイバー「は、はやく!!次のページに!!」

アイリ「はいはい……」

ガチャ

切嗣「アイリ」

アイリ「切嗣、どうかした?」

切嗣「今日の夜、セイバーと出かけてくれ」

アイリ「なにか掴めたのね?」

切嗣「ああ」

セイバー「アイリスフィール!!青年の告白を受けた彼女が気になります!!」

切嗣「僕と舞弥も付く」

アイリ「ええ。わかったわ」

セイバー「アイリスフィール!!」ギュゥゥ

アイリ「いたた!!」

切嗣「仲良くなったのかい?」

アイリ「まあ、うん……」
56: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/27(金) 11:29:52.27 ID:ThljOhqj0
夜 港

セイバー「向こうからサーヴァントの気配がします」ギュゥゥ

アイリ「行きましょう」

ランサー「―――ようやく骨のある者があらわれたようだな」

セイバー「貴公は……」ギュゥゥ

ランサー「この獲物で想像がつくだろう」

アイリ「……その傍らにいる人は?」

ランサー「……」

ソラウ「あぁ……ランサー……」ギュゥゥ

ランサー「我が魔貌の虜になってしまった」

セイバー「なるほど」

ソラウ「一緒に戦いましょう……」ギュゥゥ

ランサー「危ないですから……はなれてください……」グググッ

ソラウ「うぎぎぎ……!!!」

アイリ(ランサー陣営も同じような状況というわけね)
59: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/27(金) 11:36:15.22 ID:ThljOhqj0
セイバー「よし……ランサー、騎士として受けて立ちます」ギュゥゥ

アイリ「……」

ランサー「ふっ……セイバーとお見受けする。いい闘いになりそうだ」

ソラウ「らんさぁ……」ギュゥゥ

ランサー「……」グググッ

ソラウ「やみゅて……!!!」

セイバー「いつでもどうぞ」ギュゥゥ

アイリ「セイバー、離れないとだめでしょ……!!!」ググッ

セイバー「ぐぅぅぅ……!!!」

アイリ「戦えないでしょ……!!」ググッ

セイバー「たたきゃえまふぅ……!!」

ランサー「離れてください……戦えません……!!!」グググッ

ソラウ「しゃぽーとしゅるかりゃ……!!!」

アイリ「……お互い、大変ね」

ランサー「全くだ」
60: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/27(金) 11:39:24.71 ID:ThljOhqj0
舞弥「撃ちますか?」

切嗣『駄目だ。アレだけ密着されては銃弾はランサーに弾かれるだろう』

舞弥「では……」

切嗣『しばらく様子見だ』

舞弥「了解」

切嗣『……』

舞弥「それにしても今夜は冷えますね」

切嗣『そうだな』

舞弥「……」ススッ

切嗣「……」

舞弥「こうして身を寄せ合えば……」ギュゥゥ

切嗣(勘弁して欲しい……)
63: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/27(金) 11:44:45.56 ID:ThljOhqj0
セイバー「さぁ、こい」ギュゥゥ

ランサー「よし……」グググッ

ソラウ「うにゅぅぅぅ……!!!」

ランサー「くそ……離れない……!!!」

アイリ(いつ戦うのかしら……)

ライダー「―――やっておるのう!!!」ゴォォォ

アイリ「え!?」

セイバー「貴様は……!!」

ライダー「ほれ、お前も顔を出せ」

ウェイバー「やめろ!!高い!!!高いから!!!」ギュゥゥ

ライダー「情けないな、全く。それでも余のマスターか」

ウェイバー「かんけいないだろぉ!!!」ギュゥゥ

アイリ「……」

セイバー「何用か?」

ライダー「いや、このままではいつまでも闘いになるまいて。見かねて出てきただけだ」
67: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/27(金) 11:49:49.86 ID:ThljOhqj0
ウェイバー「もういい!!もういいから!!!もっと低くとべよぉ!!」ギュゥゥ

ライダー「ええい!!抱きつくな!!」

ウェイバー「じゃあ、おろせよ!!!ばかぁ!!!」ギュゥゥ

ランサー「そちらも状況は似ているな」

ライダー「マスターがこのざまでは死闘もままならんだろう。ここは互いに退かぬか?」

セイバー「しかし……まだ、刃を交わしてすらいません」

ランサー「ああ」

ライダー「では、そうして抱きついた者を庇いながら戦えるか?余は怖くてできんなぁ」

ランサー「確かに……」

ライダー「勢い余って潰してしまうかもしれん」

ウェイバー「こわいこというなぁ!!」ギュゥゥ

アイリ「私もセイバーに殺されてしまうかもしれないわね」

ランサー「よし。ここは互いのために退こう」

セイバー「それがいいでしょう」

アイリ「セイバーがいうことじゃないけど……」
69: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/27(金) 11:54:04.20 ID:ThljOhqj0
舞弥「……どうやら闘いにはならないようですね」ギュゥゥ

切嗣「そうだな」

舞弥「……こうしていると温かいですね」

切嗣「そろそろ離れてくれ」

舞弥「もう少しだけ……こうしていられるのは今だけですから……」

切嗣「……」


ランサー「それでは」

ソラウ「ランサー、ツタヤによっていきましょう?」ギュゥゥ

ランサー「寄り道しては怒られます」

ソラウ「もう……いじわる」

ランサー「はぁ……」

ウェイバー「おろしてぇ!!」ギュゥゥ

ライダー「ではな!!」ゴォォォ

セイバー「……では、私たちも帰りましょう」ギュゥゥ

アイリ「うん」
71: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/27(金) 11:58:13.54 ID:ThljOhqj0
教会

綺礼「……アサシン」

アサシン「はい」ギュゥゥゥ

綺礼「報告を聞こうか……」

アサシン「はい。えー」ギュゥゥゥ

綺礼「その前に」

アサシン「なんでしょうか?」

綺礼「暑苦しい」

アサシン「失礼しました」

綺礼「お前たちは数が多い。そうわらわらと寄って来られては困る」

アサシン「ですが……」ギュゥゥ

綺礼「なんだ?息苦しい」

アサシン「こうして耳打ちするには近づくしか」

綺礼「お前たちはバカなのか?」

アサシン「いいえ。そんなことはないと思います。では、報告を―――」ギュゥゥ
74: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/27(金) 12:03:08.41 ID:ThljOhqj0
アインツベルン城

切嗣「おかえり」

アイリ「先に帰ってたのね」

切嗣「ああ」

セイバー「どこもお怪我がないようで安心しました」ギュゥゥ

アイリ「戦ってすらいないけどね」

切嗣「しかし、どこも同じような状況であるようだ」

アイリ「どこも?」

切嗣「他のマスター……遠坂と間桐のところに出していた使い魔からの映像を見る限りは」

アイリ「え……」

セイバー「ということは、アサシン陣営以外は全く同じことに?」

アイリ「そういうことになるわね」

切嗣「厳しい闘いになると思う」

アイリ「……」

セイバー「がんばります」ムフー
85: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/27(金) 12:36:54.68 ID:ThljOhqj0
遠坂邸

アーチャー「では、外を見てくるとするか」

時臣「やめてください!!王!!!」ギュゥゥ

アーチャー「なにをするか!!」

時臣「もう出歩かないでください!!!」ギュゥゥ

アーチャー「はなせぇ!!我の行いを邪魔するか!!」

時臣「私にも予定があるんです!!」ギュゥゥ

アーチャー「しらん!!今日は……今日こそは外にでる!!!」

時臣「この通りですからぁ!!」ギュゥゥ

アーチャー「くっ……!!!」ズンズン

時臣「あぁぁ……!!!」ズルズル

アーチャー「離れろ!!!我の衣服に手垢をつけるつもりか!!」

時臣「王よ……どうか、どうか家に……!!」ギュゥゥ

アーチャー「おのれ……時臣……!!寝る間も惜しんで我を引き止める根性だけは認めてやろう……!!」

時臣「うぅ……」ギュゥゥ
87: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/27(金) 12:41:08.37 ID:WibmdMCe0
時臣たん…
88: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/27(金) 12:42:01.00 ID:ThljOhqj0
間桐邸

雁夜「……」ギュゥゥ

桜「……」

雁夜「桜ちゃん……桜ちゃん……」スリスリ

桜「……」

臓見「おい」

雁夜「ああ……いい匂いだ……」

桜「……うざ」

臓見「こら。はよいけ」

雁夜「わかっている」ギュゥゥ

桜「……」ググッ

雁夜「桜ちゃん……」スリスリ

桜「……」

臓見「もう三日だ。いつまでそうしている?」

雁夜「黙れ」
89: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/27(金) 12:43:54.20 ID:dk1fbHhC0
おじさん・・・
90: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/27(金) 12:45:09.20 ID:ENjH6S480
そっちかよ...
92: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/27(金) 12:45:58.97 ID:ThljOhqj0
数日後

アイリ「セイバー、はい」

セイバー「どうも……」モグモグ

アイリ「どう?」

セイバー「ええ。美味です」

アイリ「そう……ふふ」

セイバー「アイリ、もっとください」アーン

アイリ「はいはい」

切嗣「……」ズズッ

イリヤ「……」

切嗣「イリヤ?」

イリヤ「ふん……」タタタッ

切嗣「……」

セイバー「アイリスフィールぅ……」スリスリ

アイリ「こら、変なところ触らないの」
95: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/27(金) 12:50:46.30 ID:ThljOhqj0
アイリ「今日はいい天気ね」

セイバー「そうですね」ギュゥゥ

切嗣「アイリ」

アイリ「え?」

切嗣「マスター代行は終わりにしよう」

アイリ「どうして……?」

切嗣「セイバーと仲良くなりすぎだ」

アイリ「やきもち?」

切嗣「そうじゃない」

アイリ「でも……」

セイバー「……」ギュゥゥ

切嗣「アイリ……」

アイリ「大丈夫。心配してくれるのは嬉しいけど、私とセイバーならやれるから」

切嗣「イリヤとは話をしているかい?」

アイリ「それは……」
97: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/27(金) 12:55:30.24 ID:ThljOhqj0
切嗣「いつもイリヤは寂しそうにしている」

アイリ「だけど、聖杯戦争なんだし……」

切嗣「それでもそれだけいつもひっついていると、盗られたと思っても仕方ないと思う」

アイリ「……」

セイバー「アイリスフィール?」ギュゥゥ

アイリ「そうね……」バッ

セイバー「え……」

アイリ「セイバー、ここまでにしましょう」

セイバー「そんな……!!」

アイリ「切嗣……まかせるわ」

切嗣「ああ」

セイバー「待ってください」

アイリ「どうかした?」

セイバー「私はアイリスフィールが好きです」

切嗣・アイリ「?!」
101: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/27(金) 12:59:59.02 ID:ThljOhqj0
切嗣「な、に……?!」

アイリ「セセセセセイバー!?」

セイバー「どうか、引き離さないでください」

アイリ「ちょっと……どうして!?」

セイバー「切嗣よりもアイリスフィールが好きなのです」ギュゥゥ

アイリ「な……」

セイバー「どうか……このまま……」

アイリ「きりつぐぅ……」

切嗣「……好きにしたらいい」

アイリ「ちょっと!!!」

セイバー「切嗣……感謝します」

アイリ「まって!!ねえ!!」

切嗣「……」スタスタ

アイリ「切嗣……」

セイバー「アイリの魔力……心地いい……」ウットリ
102: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/27(金) 13:03:20.49 ID:ThljOhqj0
新都

切嗣「……」

舞弥「―――つぐ?」

切嗣(少し目を離してしまったばっかりに……)

切嗣(くそ……僕のせいか……)

舞弥「切嗣」

切嗣「え?」

舞弥「しっかりして」

切嗣「あ、ああ。すまない」

舞弥「では、ランサー陣営の居場所についてですが」

切嗣「いこう」

舞弥「……」

切嗣「聞いていた」

舞弥「そうですか」

切嗣(切り替えないと……闘いは続いている……)
103: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/27(金) 13:09:42.57 ID:ThljOhqj0
アインツベルン城

アイリ「ねえ、セイバー?」

セイバー「なんでしょうか?」

アイリ「やっぱり、切嗣と一緒に行動でしてほしいの」

セイバー「ですが、私はアイリスフィールのことが……」

アイリ「うん。それは嬉しい……嬉しいけど……」

セイバー「……」

アイリ「ごめんなさい」

セイバー「そうですか……」ギュゥゥ

アイリ「……いたぃ」

セイバー「それでも私はこのまま戦いたいのです」

アイリ「戦闘にならないじゃない」

セイバー「それは相手も同じです」

アイリ「理由になってないから」

セイバー「そうですか?」
106: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/27(金) 13:14:46.89 ID:ThljOhqj0
アイリ「お願い」

セイバー「仕方ありません……」

アイリ「よかった……」

セイバー「では、もっと効率の良い魔力供給の方法をとりましょう」

アイリ「え?」

セイバー「それなら抱きつく必要もなくなりますから」

アイリ「そんな方法があるの!?」

セイバー「ええ」

アイリ「なんだ。それならそうと言ってくれれば」

セイバー「この方法は私としてもあまり好ましくないので……」

アイリ「ど、どんな方法なの?」

セイバー「……接吻です」

アイリ「……」

セイバー「唾液も絡ませると魔力の充填はより迅速に―――」

アイリ「なんてこと……」
109: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/27(金) 13:18:47.62 ID:ThljOhqj0
切嗣「ランサーのマスターは逃げたか……」

舞弥「使い魔を用いて行方を追ってみます」

切嗣「頼んだ」

切嗣「ふぅ……」

アイリ「……」フラフラ

切嗣「アイリ?」

アイリ「あ……きりつぐ……」

切嗣「セイバーは?」

アイリ「ごめんなさい……」ウルウル

切嗣「え?」

アイリ「もう……私は貴方に愛される資格がないの……」ポロポロ

切嗣「ど、どうした?」

アイリ「ごめんなさい……!!」タタッ

切嗣「アイリー!」

切嗣「なにがあった……?」
112: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/27(金) 13:37:25.88 ID:ThljOhqj0
数日後

セイバー「ここにランサーが?」

アイリ「ええ……切嗣の情報だとそうらしいわ」

セイバー「そうですか」

アイリ(あの日以来、まともにセイバーの顔を見れない……)

ランサー「―――やはり、来たか。セイバー」

セイバー「ランサー」

ソラウ「……」

アイリ(向こうも抱きついてない……)

ソラウ「ランサー……早く終わらせて……続きを……」モジモジ

ランサー「……」

セイバー「なるほど。そちらも魔力の貯蔵は十分ということか」

ランサー「ああ。その所為で我が主は自決しかけた」

セイバー「いきます!!」

ランサー「こい!!」
113: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/27(金) 13:40:44.47 ID:ThljOhqj0
セイバー「はぁぁぁ!!!」

ランサー「がはぁ!!」

ソラウ「ランサー!!!」

セイバー「勝負ありですね」

ランサー「くっ……!!」

アイリ「セイバー……」

ソラウ「ランサー!!ランサー!!!」

セイバー「流石はランサー……。これほどまでに消耗してしまうとは……」

アイリ「だ、だいじょうぶ?」

セイバー「ええ……」スッ

アイリ「な、なに……?」

セイバー「魔力を……」

アイリ「まって―――んんっ!!!」

セイバー「んっ……んっく……」

アイリ「ん……うぅん……!」
116: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/27(金) 13:43:52.83 ID:ThljOhqj0
切嗣「……」

舞弥「なるほど。あれがセイバー流の魔力供給なのですね」

切嗣「……」ヘナヘナ

舞弥「切嗣!?」

切嗣「そんな……アイリとセイバーが……」

舞弥「しっかり!!」

切嗣「……僕のせいだ……僕の……」

舞弥「切嗣!!」


セイバー「―――ふぅ」

アイリ「ぷはぁ……はぁ……はぁ……」

セイバー「ありがとうございます」

アイリ「……」ヨロヨロ

セイバー「アイリスフィール?」

アイリ「かえいりまほ……ここにいてもいみないわ……」ヨロヨロ

セイバー「はい。私が付き添います」
118: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/27(金) 13:48:27.02 ID:ThljOhqj0
翌日

ライダー「ランサーがやれたのか?」

ウェイバー「ああ。間違いない」

ライダー「そうか……で、さっきから地図を開いてなにをやっている?」

ウェイバー「マスターの居場所を探しているんだよ」

ライダー「そうか」

ウェイバー「なんだよ?」

ライダー「いや、感心しているところだ」

ウェイバー「ふん。……ん?」

ライダー「どうした?」

ウェイバー「ここが怪しいな……」

ライダー「いくか?」

ウェイバー「そうだな……行こう」

ライダー「よし、のれ!!!」

ウェイバー「あ、安全運転でいけよ!!」ギュゥゥゥ
120: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/27(金) 13:53:40.95 ID:ThljOhqj0
キャスターのアジト

ライダー「ここか……」

ウェイバー「この感じ……キャスターかな?」ギュゥゥ

ライダー「こら。そんなにしがみつくな」

龍之介「だんなぁぁぁぁ!!!!クゥゥゥルだぁぁぁ!!!最高にCOOLだよぉぉぉ!!!!」

ライダー「向こうか」

ウェイバー「ちゃ、ちゃんと守れよ……」ギュゥゥ

ライダー「どれどれ?……んん??」

ウェイバー「え……?」

キャスター「リュウノスケは本当に触手プレイが好きですね」ギュゥゥゥ

龍之介「んほぉぉ!!!!そこを締め上げるとか……わかってるぅぅぅ!!!!」

キャスター「さあ、締め付けが強くなりますよ?」ギュゥゥゥゥ

龍之介「かはぁ……!!!もっと……!!もっと……!!!」

ウェイバー「これって……!!!」

ライダー「見るな!!目の毒でしかない!!」
125: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/27(金) 14:00:29.73 ID:ThljOhqj0
キャスター「誰ですか?」

龍之介「もっと……もっと強いのくれよぉぉ!!!だんなぁぁぁ!!!」

ライダー「随分といい趣味をもっておるな」

キャスター「全部、リュウノスケの考えです」

ライダー「そうか」

キャスター「貴方は?」

ライダー「余は征服王イスカンダル」

ウェイバー「名乗るなよ!!バカバカ!!」ポカポカ

ライダー「やめい」

キャスター「なるほど……つまりここを潰しにきたということですね?」

ライダー「ついでにお前らには脱落してもらおうか」

キャスター「それは面白い……」

ライダー「いくぞ」

ウェイバー「気をつけろよ!!死ぬなよ!!」

龍之介「だんなぁぁ!!!もっときつく締め上げてくれよぉ!!!」
127: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/27(金) 14:06:33.43 ID:ThljOhqj0
ライダー「―――ふん!!!!」

キャスター「あぁぁぁ……」

ウェイバー「やった……!!」

ライダー「ま、こんなものよのう」

龍之介「だんなぁ!!もっともっと極太のそれで俺を蹂躙してくれぇぇ!!」

ウェイバー「あいつは……どうする?」

ライダー「放っておくしかあるまいて。快楽に溺れ、既に自分を見失っている」

ウェイバー「そっか……」

ライダー「帰るぞ」

ウェイバー「う、うん」ギュゥゥゥ

ライダー「しっかり掴まれ」

ウェイバー「……」ギュゥゥゥゥゥ

ライダー「いくぞぉ!!!」ゴォォォォ

ウェイバー「うわぁぁぁぁぁぁ!!!!スピードおとせぇぇ!!!!」ギュゥゥゥ
187: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/27(金) 20:36:30.06 ID:ThljOhqj0
遠坂邸

アーチャー「くそ……」ズンズン

時臣「もうすこしだけ……まってください……!!」ズルズル

アーチャー「離れろ……雑種め……!!!」グググッ

時臣「むぐぐぐ……!!!」

アーチャー「ふん!!」ドン

時臣「あんっ!」

アーチャー「我の行く手を遮るなど許さん」

時臣「そんな……」

アーチャー「今晩こそは外界を満喫する!!」

時臣「私の予定は……」

アーチャー「しらん!!」

時臣「待ってください!!王よ!!」

アーチャー「さらばだ!!」ダダッ

時臣「ああ!!」
188: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/27(金) 20:41:40.90 ID:ThljOhqj0
アーチャー「ふははは!!!やはり外はいい」

アーチャー「いつまでも時臣が借りてきたノンフィクションの映画ばかりでは体も嗜好も訛ってしまうわ」

アーチャー「さてと……どこから行こうか……」

アーチャー「……ん?」

アーチャー「ふふん……。雑兵の猛りが聞こえるな」

アーチャー「向こうか」シュッバ


ライダー「さてと。これで二組が脱落したわけか」

ウェイバー「たかい!!たかい!!たかいぃぃ!!!」ギュゥゥ

ライダー「こら!!離れろ!!手綱が上手くにぎれんであろう」

ウェイバー「もっと高度さげろぉ!!1メートルぐらいでとべよ!!」

ライダー「無茶いうな」

ウェイバー「うわぁ!!おちる!!おちる!!!」ギュゥゥ

ライダー「おちん!!」

アーチャー「―――随分と賑やかだな。祭りの帰りか?」

ライダー「……当たらずも遠からずだな。貴殿は何者か?」
190: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/27(金) 20:47:30.67 ID:ThljOhqj0
アーチャー「雑兵に与える名はない」

ライダー「そうか。では余から。余は―――」

ウェイバー「真名はいうなぁ!!」ギュゥゥ

ライダー「むぐぐ!!」

アーチャー「まあ、見ればわかる。ライダーといったところか」

ウェイバー「お、お前は……」

アーチャー「喚くな。我の機嫌が一度傾けば、一瞬にして灰にしてやるぞ?」

ウェイバー「ひぃぃ!!」ギュゥゥ

ライダー「……それは困る。これでも大事なマスターなのでな」

アーチャー「ふん。関係あるまい。我よりも高くいる者は許さん。我の先に行く者も許さん。そして、我の気分を害した者は殺す」

アーチャー「ただ、それだけだ」

ライダー「面白い趣向だな」

アーチャー「さて、我は今、最高に気分がいい。一つだけなら許してやってもよかったが、貴様は三つも犯している」

ライダー「では、どうする?」

アーチャー「知れたこと……消すだけだ」パチンッ
191: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/27(金) 20:51:33.82 ID:ThljOhqj0
ライダー「ほぅ?」

ウェイバー「やばい!!高度さげろ!!僕は降りる!!!おりるぞぉ!!」

ライダー「では、飛び降りろ」

ウェイバー「ころすきかぁ!!?」ポカポカ

ライダー「めんどうなやつだの」

アーチャー「いくぞ?」

ライダー「むぅ……少し待ってはくれんか?」

アーチャー「王が下民の声を聞くとでも?」

ライダー「それはないな」

アーチャー「話が分かるやつで安心した。ゲート・オブ・バビロン」

ライダー「くるか……!!」

ウェイバー「うわぁぁぁ!!!」ギュゥゥ

ライダー「耳元でわめくな!!」

アーチャー「いくぞ!!」

ライダー(厳しい闘いになるな……)
193: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/27(金) 20:56:12.09 ID:ThljOhqj0
翌日

アイリ「そう……」

切嗣「舞弥に確認をとらせた。既にライダー陣営は敗走したようだ」

アイリ「まさか一晩で二組も……」

セイバー「あのライダーが……」ギュゥゥ

アイリ「これからどうするの?」

切嗣「もう少し情報を集めてみるよ」

アイリ「わかったわ」

切嗣「舞弥、行こう」

舞弥「はい」ギュゥ

アイリ「……」

セイバー「さてと、アイリ?」

アイリ「え?」

セイバー「魔力を……」

アイリ「また―――んっ……!!」
196: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/27(金) 21:01:51.10 ID:ThljOhqj0
夜 新都

アイリ「はぁ……はぁ……」

セイバー「アイリスフィール?」

アイリ「なに?」

セイバー「体調が優れないのですか?」

アイリ「いいえ……平気よ」

アイリ(キスされるたびに魔力を持っていかれるからっていうのもあるけど……)

セイバー「誰だ?」

アーチャー「……セイバーか?」

セイバー「あなたは……?」

アーチャー「昨日の余韻がまだ残っていてな……。熱冷ましには丁度いい」

セイバー「なに?」

アイリ「セイバー、気をつけて」

セイバー「はい」

アーチャー「いくぞ?」
198: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/27(金) 21:06:05.78 ID:ThljOhqj0
遠坂邸

時臣「今日も王は帰ってこない……」ウロウロ

時臣「一体……どこでなにを……」ウロウロ


切嗣「一人のようだな……」

舞弥「狙いますか?」

切嗣「よし」

綺礼「―――まて」

切嗣「!?」

舞弥「え……なんだ!?あの黒い人だかりは!?」

綺礼「こら、アサシンたち。息苦しいから」

アサシン「マスターの身は我らがお守りします」ギュウギュウ

綺礼(ハズレのサーヴァントを引いてしまったな)

切嗣「どこにマスターがいるんだ……」

舞弥「中央では?」

切嗣「では手榴弾でも投げ込んでみるか」ポイッ
200: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/27(金) 21:09:55.27 ID:6Ar9HRSV0
ちょwwwwwww
201: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/27(金) 21:10:01.30 ID:ThljOhqj0
アサシン「「「危ない!!マスター!!!」」」サササッ

綺礼「おぉ……」

ドーン

舞弥「なるほど。アサシンに担がれながら移動する……。斬新な移動方法ですね」

切嗣「……」

綺礼「おろせ」

アサシン「はい」

綺礼「お見苦しいところをみせてしまったな」

切嗣「いや」

綺礼「衛宮切嗣だな?」

切嗣「言峰綺礼か」

綺礼「会いたかった」

アサシン「……」ギュウギュウ

切嗣「言峰綺礼、どこだ?」

綺礼「ここだ。ここにいる」
202: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/27(金) 21:15:54.14 ID:ThljOhqj0
切嗣「……」ポイッ

アサシン「「「マスターを傷つけさせない!!」」」サササッ

綺礼「……」

ドーン

切嗣「いた」

綺礼「降ろしなさい」

アサシン「はい」

舞弥「何の用ですか?曲芸を見せるなら他を当たってもらいたい」

綺礼「話がしたかった」

切嗣「……舞弥。あれだけのアサシンを同時に相手にはできない。離脱するぞ」

舞弥「はい」

綺礼「まて!!」

アサシン「……」ギュゥギュゥ

綺礼「くっ……!!!うごけん!!!」
203: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/27(金) 21:19:19.83 ID:ThljOhqj0
新都

アーチャー「ふはははは!!!!」ドォォォン

セイバー「くっ!!こうなったら―――」

アーチャー「む?」

セイバー「エクス―――」

アーチャー「あれは……。そうか、貴様はアーサー―――」

セイバー「―――カリバァァァ!!!!!」ドォォォン

セイバー「はぁ……はぁ……」

アイリ「やった……?」

セイバー「いえ……」

アーチャー「なるほどな。中々の威力だ」

セイバー「よけられたか……」

アーチャー「だが、当たらなければ意味がないぞ」

セイバー「アイリ!!キスを!!」

アイリ「え……」
204: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/27(金) 21:22:27.51 ID:WibmdMCe0
一発ごとにキスかよwwwww
205: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/27(金) 21:23:14.18 ID:ThljOhqj0
セイバー「魔力の補充を!!」

アイリ「でも……」

セイバー「ふっ!!」ガッ

アイリ「きゃ!!」

セイバー「んっ……じゅるるる……」

アイリ「んぐっぐぅぅ……!!」

セイバー「―――よし」

アイリ「あぁぁ……」ヘナヘナ

アーチャー「斬新な魔力供給だな」

セイバー「だが、完璧だ」

アーチャー「そこの人間を殺せば、貴様に勝ち目はないということか?」

セイバー「そんなことさせない」

アーチャー「では、守ってみせよ。―――無様になぁ!!!」

セイバー「くっ……!!!」

アイリ「はぅ……」
206: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/27(金) 21:26:43.60 ID:ThljOhqj0
セイバー「今度は外さない……!!エクス―――」

アイリ「待って!!」ガシッ

セイバー「アイリスフィール!?今は戦闘中ですよ?!」

アイリ「ちゃんと狙って……お願い……」

セイバー「大丈夫です」

アイリ「絶対?絶対よね?」

セイバー「はい」

アイリ「信じてるからね……」

セイバー「―――カリバァァァ!!!」ドォォォン

アーチャー「無駄だ!!!」ササッ

セイバー「くそ!!」

アイリ「セイバー!!!」

セイバー「アイリ……んっ……」

アイリ「だめ―――んぅぅぅん!!!」

アーチャー「……」
207: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/27(金) 21:30:36.35 ID:ThljOhqj0
セイバー「よし……」

アイリ「ごほ……ごほ……」

アーチャー「流石の我もそこの人間が少し不憫に思えてきたぞ?」

セイバー「同情ですか?やめてください」

アーチャー「いやいや」

セイバー「いくぞ……!!エクス―――」

アイリ「ごほ……あ、ちゃんと……ねら―――」

セイバー「カリバァァァ!!!!」

アーチャー「……」ササッ

セイバー「なんて俊敏……!!」

アイリ「……」

セイバー「アイリ……」

アイリ「やだ……!!もういや……!!!キスは―――」ウルウル

セイバー「んぐ……んっ……」

アイリ「むぐぅ……ぐぅ……んぅ……」ポロポロ
212: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/27(金) 21:36:13.04 ID:ThljOhqj0
アイリ「ぁ……ぅ……」ピクピク

セイバー「さあ、再開だ」

アーチャー「……」

セイバー「エクス―――」

アーチャー「やめろ!!!」シュン

セイバー「カリ―――」

アーチャー「ふん!!」ガシッ

セイバー「何をする!!離せ!!!」

アーチャー「やめろ……!!どうせ撃つなら絶対に当たる至近距離でやれ。見るに耐えん!!」

セイバー「敵に情けをかけるとは余裕ですね、英雄王」

アーチャー「お前……」

セイバー「ではお言葉に甘えて……!!!」バッ!!

アーチャー「な……!!」

セイバー「エクスカリバァァァ!!!!」ドォォォォン

アーチャー「しまっ―――!!!」
214: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/27(金) 21:38:20.13 ID:6Ar9HRSV0
ひどい!
216: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/27(金) 21:39:36.95 ID:WibmdMCe0
ギルガメーーッシュ!!
219: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/27(金) 21:41:25.88 ID:ThljOhqj0
翌日 間桐邸

臓硯「……」

雁夜「桜ちゃん……桜ちゃん……」ギュゥゥ

桜「おくち、くさい……」

臓硯「雁夜、いい知らせがある」

雁夜「なんだ?」ペロペロ

桜「あぅ……」

臓硯「アーチャー……つまり遠坂は敗退した」

雁夜「なんだと……!?」

臓硯「そうやって10日以上も桜を愛でていれば、先を越されて当然」

雁夜「なんてことだ……!!誰が……誰がやった……!!?」ギュゥゥ

桜「はな、して……!!」ググッ

臓硯「セイバー陣営のようだ」

雁夜「なるほど……わかった」ギュゥゥ

桜「もう……すきに、し、て……」グッタリ
221: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/27(金) 21:42:47.54 ID:51YU39aa0
あれ、これ雁夜さん引き篭もり勝ちじゃね?
223: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/27(金) 21:47:48.07 ID:ThljOhqj0
衛宮邸 土蔵

アイリ「はぁ……はぁ……」

セイバー「この魔法陣の中にいれば大丈夫なのですね?」

アイリ「ええ……少し楽になったわ……」

セイバー「早く魔力を……」

アイリ「だめ……やめて……今、キスされたら……死んじゃう……」

セイバー「……」

舞弥「マダム。体調は?」

アイリ「ええ、今はなんとか。切嗣は?」

舞弥「遠坂が敗退したことで残る陣営がどう動くか警戒しています」

アイリ「そう……」

舞弥「あと……」

アイリ「なに?」

舞弥「マスター代行……私が務めます」

アイリ・セイバー「え!?」
226: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/27(金) 21:52:29.69 ID:ThljOhqj0
舞弥「切嗣がもう無理だろう……と」

アイリ「確かにそうだけど……大丈夫?」

舞弥「これでも知識はあります」

アイリ「そうじゃなくて……体力とか……」

舞弥「自信あります」ムフー

アイリ「……栄養ドリンクを箱買いしておいたほうがいいわよ?」

舞弥「わかりました」

アイリ「じゃあ……譲渡を……」

舞弥「では……」

セイバー「うむ……」ギュゥゥ

舞弥「な、なんですか!?」

セイバー「舞弥の魔力も悪くないですね」

舞弥「ど、どうも……」

アイリ「枯れないでね」

舞弥「え?」
227: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/27(金) 21:55:38.83 ID:ThljOhqj0
遠坂邸

綺礼「セイバーを生け捕り?」

時臣「そうだ。まだ令呪もある。ここで遠坂が敗北するわけにはいかない」

綺礼「しかし……」

時臣「……ところで、どこにいる?」

綺礼「ここ、ここです」

アサシン「……」ギュゥギュゥ

時臣「ああ。中央にいたか。セイバーさえ、手に入れれば……もう一度……」

綺礼「……分かりました」

時臣「頼む」

綺礼「移動するぞ」

アサシン「「「わっしょい!わっしょい!!」」

綺礼「……」

時臣「……」

時臣「楽しそうだな」
230: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/27(金) 21:59:56.09 ID:ThljOhqj0
公園

セイバー「切嗣は?」

舞弥「この街を一望できる場所にいます」

セイバー「そうですか」

舞弥「ところであれほど弱りきるとは……貴女、一体なにを……?」

セイバー「―――話は後にしましょう」

舞弥「敵……!?」

セイバー「誰だ。そこにいるのだろう?」

雁夜「……お前がセイバーか」ギュゥゥ

桜「離して……」

舞弥「少女を小脇に抱えている……?」

セイバー「その少女は?餌ですか?」

雁夜「失敬な。守るべきものだ」ギュゥゥ

桜「うぅ……」グッタリ

セイバー「意味がわかりませんが、大切にしているのは伝わります」
231: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/27(金) 22:03:37.13 ID:ThljOhqj0
雁夜「バーサーカー!!!!」

舞弥「な!?」

セイバー「バーサーカーだと!?」

バーサーカー「……」ズゥゥン

雁夜「やれ……今日が初戦だ。暴れろ!!!」

バーサーカー「■■■■―――!!!!!!」

セイバー「下がってください!!!」

舞弥「―――切嗣。対象が現れました」

切嗣『こちらでも確認した』

舞弥「狙えますか?」

切嗣『少女が邪魔だな……同時に撃つしかない』

舞弥「……」

雁夜「ごほ!!!おえ!!!」ビチャビチャ

桜「うわぁ……」

雁夜「ふふ……桜ちゃんのためにがんばるから……」
233: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/27(金) 22:08:12.93 ID:ThljOhqj0
バーサーカー「■■■■―――!!!!!!」ガシッ

セイバー「ベンチを持ち上げた……?」

バーサーカー「■■■■―――!!!!!!」ブンッ

セイバー「ふっ!!」ギィィン

セイバー「これは……!?」ビリビリ

バーサーカー「■■■■―――!!!!!!」

セイバー「くっ……!!!まさか……!!!」

バーサーカー「■■■■―――!!!!!!」ブゥン!!

セイバー「やはり……もった物を宝具に変換している……!!!」

舞弥「そんな……」

セイバー「流石だ、バーサーカー。その力は侮れない」

バーサーカー「■■■■―――!!!!!!」

雁夜「ふふ……俺の恨みは時臣に向けられていたのに……お前たちが倒すから……悪いんだ……!!」ペロペロ

桜「くさい!!!はいたくちでなめないで……!!!」

雁夜「くく……おぇぇ!!!」ビチャビチャ
237: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/27(金) 22:13:27.23 ID:ThljOhqj0
セイバー「よし……ここは慎重にいきましょう」

舞弥「おぉ……」

セイバー「距離をとって……エクスカリバァァ!!!」ドォォン

バーサーカー「■■■■―――!!!!!!」

セイバー「はぁ……はぁ……」

雁夜「くく……甘い……甘いぞ……」ペロペロ

桜「……」グッタリ

バーサーカー「……」

セイバー「当たりが浅かったか……!!」

舞弥「セイバー!!」

セイバー「魔力をお願いします!!」

舞弥「えっと……」

セイバー「舞弥……んっ……んぐ……じゅるる」

舞弥「んーーーーー!!!!!!」

バーサーカー「……」
240: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/27(金) 22:17:45.93 ID:ThljOhqj0
舞弥「ぉぉ……ぁ……」ピクピク

セイバー「そんな……舞弥では十分な回復が……もっとお願いします」

舞弥「だめ……これ以上は死んじゃう……」

セイバー「ですが、宝具が使えなければどちらにせよ死にます」

舞弥「やめ……」

セイバー「んっ……んふ……んっ……」

舞弥「ふにゅ……ぅ……んぐっ……!!!」

セイバー「ぷはぁ……まだ、8割ですが……これ以上は舞弥が死んでしまいますね」

舞弥「……」ピクピク

セイバー「これで勝てるか……?」

バーサーカー「……」

雁夜「んー……」

桜「いや!!いや!!!キスはいや!!!いや!!いや!!!!」ググッ

雁夜「ほっぺだから……」

桜「いやぁぁぁぁぁ!!!!!」
242: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/27(金) 22:22:36.89 ID:ThljOhqj0
桜「……」グッタリ

雁夜「ふふ……やれ、バーサーカー」

バーサーカー「■■■■―――!!!!!!」

セイバー「エクスカリバーはあと一撃だけ……。どこまで温存できるか……はぁぁ!!」

桜(こんな世界……壊れたらいいのに……)


切嗣「舞弥、応答しろ。舞弥」

切嗣「やはりセイバーに根こそぎもっていかれたか……」

切嗣「―――!!」バッ

アサシン「……」ワラワラ

切嗣「このアサシンの群れは……言峰、綺礼……」

綺礼「ここにいたか」

切嗣「……」

綺礼「衛宮切嗣……セイバーを渡してもらおう」

切嗣「なに?」

綺礼「そして……私が抱く疑問にも答えてもらおうか……」
244: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/27(金) 22:26:23.83 ID:ThljOhqj0
セイバー「はっ!!!」ズバッ

バーサーカー「■■■■―――!!!!!!」

雁夜「おええ……!!!」ビチャビチャ

桜「うわ……顔にはねた……」

雁夜「舐め取ってあげる」ペロペロ

桜「……」

セイバー「懐にはいった!!」

バーサーカー「……!?」

セイバー「終わりだ!!!エクスカリバァァァ!!!」ドォォォン

バーサーカー「■■■■―――」

雁夜「な、に……!!?」

セイバー「勝負あった」

雁夜「そんな……そんな……!!!」ペロペロ

桜「……」

雁夜「うわぁぁぁぁぁ!!!!!」ペロペロ
245: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/27(金) 22:31:06.81 ID:WibmdMCe0
負けた時くらいペロペロやめろよwwww
246: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/27(金) 22:31:56.38 ID:ThljOhqj0
切嗣「向こうは決したか……」

綺礼「アサシン。今ならセイバーを捕らえられるだろう。いけ」

アサシン「しかし……」ギュゥゥ

綺礼「邪魔だ」

アサシン「わかりました……」シュン

綺礼「ふぅ……これで話せるな」

切嗣「えい」ポイッ

綺礼「無駄だ」カンッ

ドーン

綺礼「アサシンがいなければ手榴弾は当たると思ったか?」

切嗣「ふっ!!」

綺礼「ぬ……!?」

切嗣「……」ドガァ

綺礼「くっ……!!」

切嗣「お前にセイバーを渡さなければ、この聖杯戦争は終わりのようだ」
247: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/27(金) 22:38:04.39 ID:ThljOhqj0
セイバー「あぁ……魔力が……舞弥……」

舞弥「……こ、こないで……」

セイバー「ですが……」

アサシン「ふふ……どうやら力を使い果たしているようですね」

セイバー「アサシン……!!」

アサシン「今なら……勝てる……」

セイバー「キスを!!早く!!!」

舞弥「やめて……もう……無理……切嗣……切嗣に……!!」

セイバー「切嗣……!?どこに……!?」

舞弥「あ、あっち……」プルプル

セイバー「わかりました!!」シュッバ

アサシン「まて!!」シュッバ

舞弥「切嗣……あとは……まかせました……」ガクッ

雁夜「う……うごぉ……くそ……ここまでか……!!」ガクリッ

桜「……」
250: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/27(金) 22:46:45.26 ID:ThljOhqj0
切嗣「ふっ!!」バキィ

綺礼「はっ!!」ドガァ

切嗣(化け物か……!!)

綺礼「む……!?」

セイバー「―――きりつぐ!!!!」

切嗣「!?」

セイバー「んぐぅぅ……!!!」

切嗣「んっ……!!?!!」

セイバー「―――よし」ツヤツヤ

切嗣「ぐ……ここまで魔力を……」ヘナヘナ

綺礼「しまった……!!!」

セイバー「エクス―――」

アサシン「「「みつけたぞ!!!」」」バッ

セイバー「一塊で行動しているのが仇になりましたね……!!―――カリバァァァ!!!!」ドォォン

アサシン「「「うわ―――!!!」」」
251: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/27(金) 22:53:15.34 ID:ThljOhqj0
綺礼「まずい……アサシンが……!!!」

セイバー「切嗣……もう一度……んっ……じゅるる」

切嗣「?!?!?!!」

綺礼「させるか!!」

セイバー「くっ!!情事の邪魔をするとは……いい度胸ですね」

綺礼「もう手遅れか……聖杯が姿を現す……」

セイバー「そうか……今ので……!!!」

セイバー「やりました!!切嗣!!!私たちの勝利です!!」

切嗣(そうか……アイリはこうやって弱っていったのか……)

切嗣(セイバー……許せない)

セイバー「願い事を―――」

切嗣「セイバー……令呪を用いて命令する」

セイバー「え?」

切嗣「聖杯を……破壊しろ」

セイバー「な……どうして……!!!」
255: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/27(金) 22:59:10.51 ID:ThljOhqj0
セイバー「切嗣……!!!」

切嗣「……」

セイバー「これは立派な裏切りです!!」

セイバー「私は今まで騎士として尽くしてきたのに……!!」

切嗣「その所為で……アイリも舞弥も失った」

セイバー「……」

切嗣「……」

セイバー「切嗣……私は悲しい……」

切嗣「……」スタスタ

セイバー「きりつぐぅ―――!!」

切嗣「アイリ……すまない……」

切嗣「だが……これで終わりじゃないな……」

切嗣「セイバーのエクスカリバーで一面、焼け野原だ……」

切嗣「死人も多いだろう……」

切嗣「……」
256: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/27(金) 22:59:13.99 ID:GOGnhTGH0
そういうことかwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
259: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/27(金) 23:03:15.05 ID:ThljOhqj0
―――10年後 衛宮邸

士郎「そうか……切嗣が……」

セイバー「はい。話せたのは最後だけでした」

士郎「……」

セイバー「では……士郎」

士郎「まて……」

セイバー「先の戦闘で消耗してしまっているので」

士郎「いや……」

セイバー「失礼します」

士郎「まってくれ―――」

イリヤ「セイバー!!!!!」

セイバー「?!」

士郎「え?!」

イリヤ「見つけたわ……セイバー……!!」

セイバー「イリヤスフィール……?」
262: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/27(金) 23:06:03.31 ID:ThljOhqj0
イリヤ「バーサーカー!!!」

バーサーカー「■■■―――!!」ドォォン

セイバー「シロウ!!下がって!!」

士郎「イリヤ……!!」

イリヤ「やっぱりここにいたのね……ふふ」

セイバー「直接乗り込んでくるとは……いい度胸です」

イリヤ「お母様の仇よ……」

セイバー「は?」

イリヤ「殺しちゃえ!!バーサーカー!!!!」

バーサーカー「■■■■―――!!!!!!」

セイバー「シロウ!!キスを!!!」

イリヤ「させないで!!!」

バーサーカー「■■■■―――!!!!!!」ドォォォン

セイバー「ぐはぁ!!!」

士郎「セイバー!?」
265: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/27(金) 23:09:14.13 ID:ThljOhqj0
士郎「あぁ……!!セイバー!!!」

セイバー「シロウ……き、す……を……」

士郎「あ、ああ……」

イリヤ「お兄ちゃん?」

士郎「え……」

イリヤ「ん……」

士郎「んぐ……!?」

セイバー「な……に……」

イリヤ「ふふ……」

士郎「……」

セイバー「シロウ……!!!シロウ!!!」

イリヤ「お母様もキリツグも駄目にした貴女を……私は許さないわ……」

セイバー「な、んのことですか……!?」

イリヤ「バーサーカー?」

バーサーカー「■■■■―――!!!!!!」プチッ
266: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/27(金) 23:12:38.20 ID:ThljOhqj0
イリヤ「さ、シロウ?帰ろう?」

士郎「ああ」

イリヤ「セイバーとキスするよりも私としたほうが絶対に気持ちいいから……」

士郎「そうだな……」

イリヤ「バーサーカー、帰るわよ」

バーサーカー「……」コクッ

イリヤ「じゃあね……キス王さん」

セイバー「ぐふっ……」

イリヤ「……これでいい」

イリヤ「もう私は何もいらないわ……」

イリヤ「シロウ、これからはずっと一緒だよ?」

士郎「うん……そうだな……」



―――BADEND
267: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/27(金) 23:14:38.68 ID:nXdPpJSN0
乙乙
269: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/27(金) 23:15:30.20 ID:q5avhu6t0
最後にうまいこといいよったな、乙
272: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/27(金) 23:18:09.92 ID:V9BMz8y60
結論:セイバーが悪い
284: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/27(金) 23:44:01.82 ID:Lx8oAYXN0
イリヤエンドかよww

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