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1: 名無しさん@おーぷん 2019/01/12(土)12:57:25 ID:XlG
※Pは複数人いるよ

【体育館裏】

泰葉「なんで私じゃダメなんですか!?」

少年「...ごめん...俺は」

泰葉「そういうの聞きたくない!私と裕美で何が違うの...ねえ...何が違うの?」

少年「ごめん」

泰葉「...一人にして...大丈夫。明日になったら後輩に戻るから...」

少年「...ありがとう」

泰葉「...馬鹿」


~~~
2: 名無しさん@おーぷん 2019/01/12(土)13:01:25 ID:XlG
【事務所】

楓「......」ポリポリ

ちひろ「あ、楓さん。お疲れ様です」

楓「ちひろさん。お疲れ様です。」

ちひろ「......楓さんは本当に美人ですねえ」

楓「あら、突然ですね。ありがとうございます」

ちひろ「お煎餅食べながらドラマの再放送見てるだけで何か絵になってます」

楓「......アイドルとしてバリバリやってますからね」

ちひろ「そのお煎餅そんな音出ないでしょう?」

楓「伝わったようで何よりです」

ちひろ「お煎餅凝視しながらですしそりゃそうですよ」

楓「そうですね。パリパリやっております」

ちひろ「.........割と人気ですよねそのドラマ」

楓「泰葉ちゃんと裕美ちゃんが出てるって言うので見てましたけど、こう...思春期?って感じで好きですよ」

ちひろ「まだ最終回じゃないでしょう?」

楓「そうでした」
3: 名無しさん@おーぷん 2019/01/12(土)13:03:46 ID:XlG
ちひろ「まあ、泰葉ちゃんは出番終わりですけどね」

楓「あ、そうなんですか。それはどこ情報でしょうか?」

泰葉「私情報です」

楓「あら御本人」

ちひろ「ネタバレになっちゃいましたかね?」

楓「ネタバレされても面白いものは見るので大丈夫ですよ」

泰葉「ありがたいです。楓さんお疲れ様です」

楓「ドラマお疲れ様でした。泰葉ちゃん」

泰葉「ありがとうございます!...さんてnふられちゃいましたけどね?」

ちひろ「まあ、見せ場はありましたし...」

泰葉「ああ、違うんです。ああいうの子は必要なのはわかってますし楽しかったですよ」

楓「裕美ちゃんはヒーローですから勝ったんですかね」

泰葉「...?」

楓「HERO美...」

泰葉「...ああ。今度そのネタ裕美ちゃんに使って見ましょうか」

楓「どうぞどうぞ」

4: 名無しさん@おーぷん 2019/01/12(土)13:05:22 ID:XlG
ちひろ「あまり泰葉ちゃんを変な道に引き込んじゃだめですよ?」

楓「何をおっしゃいます。普通だとおもいますよ?」

ちひろ「...私そろそろ戻りますね」

楓「お疲れ様です」

泰葉「お疲れ様です...じゃあ私もそろ...」

楓「あ、そうでした。泰葉ちゃん
泰葉「はい?」

楓「泰葉ちゃんにちょっとお聞きしてもいいですか?」

泰葉「どうぞどうぞ」

楓「さっきのドラマ...ずっと敬語キャラやってたじゃないですか」

泰葉「そうですね。真面目な後輩っていうポジションですからね」

楓「泰葉ちゃんって現実でも敬語じゃないですか」

泰葉「そうですね。年上の方に敬語じゃないときはありませんね」

楓「でしたよね...最後敬語崩れたの...あれはアドリブですか?」

泰葉「そうですね。アドリブです」

楓「ああ、やっぱりそうなんですか」

泰葉「私...役に入り込むタイプなんですけど、それでこう...入り込み過ぎちゃいました」

楓「おお、演技派の言い方ですね」

泰葉「えへへ...」

5: 名無しさん@おーぷん 2019/01/12(土)13:08:11 ID:XlG

楓「ふむ...感極まったら敬語をする余裕がなくなる...ですか」

泰葉「......楓さんも常に敬語ですもんね」

楓「そうですね...まあ...大体...楽なので」

泰葉「わかります。楓さんが敬語じゃないのはあまり想像ができないですね」

楓「......そうですね」

泰葉「あ、最終回も面白いから是非見てくださいね」

楓「そうするつもりです」

泰葉「......んー」ジー

楓「な、なんでしょうか?」

泰葉「今何か言いたいことを飲み込みませんでした?」

楓「...おー」

泰葉「私、人の演技には敏感ですので」

楓「...これが演技派アイドルの所以なんですかね?」

泰葉「どうでしょう?...まあうちの人にはすーぐ見抜かれるんですけどね」

楓「あらごちそうさま」

泰葉「お粗末様です」
6: 名無しさん@おーぷん 2019/01/12(土)13:09:23 ID:XlG

楓「......最近うちの人が元気がないんですよ」

泰葉「楓さんの担当さんがですか?」

楓「なんでまあ...何かできないかと思っておりましてですね」

泰葉「なるほど」

楓「泰葉ちゃんに言うことでもない気がするんですけどね」

泰葉「いえいえ。心当たりとかないんですか?」

楓「これが全く思い浮かばないんですよね」

泰葉「仕事では?」

楓「仕事では」

泰葉「...飲み会に誘ったりはしないんですか?よくいってらっしゃいますよね」

楓「ん~そういう感じでもないんです。泰葉ちゃんならどうします?」

泰葉「直接聞いちゃいますね」

楓「......いいんですかね」
7: 名無しさん@おーぷん 2019/01/12(土)13:09:55 ID:XlG

泰葉「良いと思います。きっと良い方向になりますよ」

楓「...プライベートで婚約者の存在とか発覚しても大丈夫だと思いますか?」

泰葉「......寝取ればいいんですよ」

楓「過激」

泰葉「......昔そういった方がいらっしゃいましたので」

楓「芸能界は...げーな世界ですね」

泰葉「そういう人はすごいですから」

楓「私には......無理ですね」

泰葉「私もです。......うちはそういうのないから教育には悪くないですよ」

楓「直接...かあ」

泰葉「割と大したことなかったりしますし流れで飲みに行けばいいんじゃないですか」

楓「そうですね...泰葉ちゃんの案を貸していただきましょうか」

泰葉「どうぞどうぞ」

楓「...敬語...ですか......価値はあるかもしれませんね」

泰葉「はい?」

楓「......事の顛末は後で教えたほうがいいですか?」

泰葉「是非に」


~~~
8: 名無しさん@おーぷん 2019/01/12(土)13:12:32 ID:XlG

楓P(以下P)「......あ、楓さん。お疲れ様です」

楓「......えーと」

P「......何かありましたか?」

楓「それはこっちのセリフですよ。何かあったんですか?」

P「...突然ですね」

楓「可愛い先輩に単刀直入が良いとききましたもので」

P「成程」

楓「最近ちょこっと様子がおかしかったものですからチョコで相談にのってもらいました」

P「多分あげてないでしょ......大したことじゃありませんよ」

楓「......私には相談できないことですか?」

P「あ、いや、そういうことじゃなくて...プライベートな話というか...」

楓「私にプライベートな話はできない。と...少しさびしいですね」

P「いや、割とくだらない話なんですよほんと。あはは...」

楓「とてもそうは見えませんよ?」

P「わかりました言いますよ......仲のいい友人がいましてね。この前結婚したんですよ」

楓「...普通におめでたいじゃないですか。ご祝儀が厳しいんですたい?」

P「重なれば大変ですからね」

楓「...むー」

P「まあ、引っかかっているのはそこじゃなくてですね...」

楓「?」

P「......高校時代の仲のいい友人で未婚が私一人になっちゃったんですよ......」

楓「......あー」
9: 名無しさん@おーぷん 2019/01/12(土)13:13:01 ID:XlG


P「おめでたいことなんです。素直に嬉しいんです。でもなんか...ね?」

楓「言わんとしてることはわかりますよ」

P「......そろそろ身を固める事を考えたほうが...とか行くたびに周りからもせっつかれたりするんですよ」

楓「そういう場所に行くとそうなっちゃいますね」

P「で、その時婚活パーティーに誘われまして...今度行こうかと」

楓「......だめ」

P「......楓さん?」

楓「いっちゃだめ」

P「あのっ...えっと......!」

楓「...ごめんなさい」

P「は...!......はい」

楓「......寂しい」

P「は?」

楓「冬って人恋しくなりませんか?」

P「ああ。わかりますよ。そういうことありますよね」

楓「物理的に暖を取りたくなるんでしょうかね...」

P「かもしれないですね」

楓「飲みの段取りをすべきかと思っているんですが」

P「...お酒は程々にお願いします」
10: 名無しさん@おーぷん 2019/01/12(土)13:13:50 ID:XlG

楓「寂しいっていうときには何かなさってますか?」

P「まあ、友達と飲んだり...してましたね」

楓「ました...?」

P「さっきのこともそうですけど仕事なんだで忙しいとあまり会えないんですよ」

楓「それは...すいません」

P「いえいえ。好きでやってることですから」

楓「...むーりぃはいけませんよ?」

P「はは、肝に銘じます」

楓「...もう」

P「...そういえば」

楓「はい?」

P「寂しいっていうのは本当にどこにでも現れますよね」

楓「と、いいますと?」

P「人がいるいない関係ないじゃないですか。人が隣りにいても感じることもあるって不思議だなあって。」

楓「......確かに。言われてみれば」

P「あ、わかってくれます?」

楓「ええ。とても」
11: 名無しさん@おーぷん 2019/01/12(土)13:14:25 ID:XlG

P「...あー......後は部位によってもありますよね」

楓「部位?」ピース

P「別にピースサインをしろというわけでは」

楓「わかってますよ?」

P「知ってます。...ほら、口が寂しいとかあるじゃないですか」

楓「ああ。そういう...たしかに今はそれに近いですね」

P「あー...そういうのは大体何かで埋めれば治るんですけどね」

楓「......何かで埋める。ですか」

P「楓さんだったらやっぱり埋めるのは梅酒とかですか?」

楓「梅酒はうめーですけど...今寂しいのは...部位が違うんですよね」

P「どこですか?」

楓「左手です」

P「......左手?ですか」

楓「レフトハンドです」

P「いや、英語じゃないと伝わらないわけじゃないです」
12: 名無しさん@おーぷん 2019/01/12(土)13:14:50 ID:XlG


楓「今おっしゃってたじゃないですか」

P「はい」

楓「友人が結婚していって寂しいと」

P「......はい」

楓「私も...少し...そういうのあるんですよ?」

P「.........」

楓「左手の薬指が寂しいって言ってるんですよ」

P「............それは」

楓「ほしいですよね。例えば...指輪とか」

P「いや...あの...その...」

楓「嫌?」

P「......嫌じゃないです」

楓「まだ、だめ、と」

P「まだ、アイドルの貴女をみていたいので」

楓「ずるいですね」

P「すいません」

楓「私のこと好き?」

P「はい」

楓「...それが聞けたならまあ良いでしょう。梅酒でも飲みに行きましょうか」

P「え、もしかして今からですか」
13: 名無しさん@おーぷん 2019/01/12(土)13:15:18 ID:XlG
楓「寂しさを埋めるには梅酒っておっしゃったのは貴方ですよ?」

P「そうですけど...」

楓「もう一つ言っておきますか」

P「...なんですか」

楓「私寂しがり屋だったりするので...なるべく早くお願いね」

P「...善処します」

楓「よろしい。さあ飲みに行きましょうか」

P「了解です」

楓「お持ち帰ります?」

P「...............帰りません」

楓「迷ってて可愛いです」

P「......絶対持ち帰りませんからね」

楓「~~♪」

P「絶対楓さんには負けませんからね?」

楓「...何の勝ち負けでしょうか?」

P「...わかりません」

楓「~~♪」
14: 名無しさん@おーぷん 2019/01/12(土)13:16:07 ID:XlG
~~翌日~~


楓「あ、泰葉ちゃん」

泰葉「あ、楓さん......どうなりましたか?」

楓「......ぶいっ」ピース

泰葉「よかったですね」

楓「はい。よかったです......とても」

泰葉「私もなんだか嬉しいですよ」

楓「泰葉ちゃんのおかげですよ」

泰葉「楓さんの力ですよ。私はなにもしていません」

楓「しかし何かお礼をしたい気持ちがあります」

泰葉「...じゃあ、そうですねカフェオーレーをください」

楓「...あら」

泰葉「楓さんの物真似です♪」

楓「一本取られちゃいました」

泰葉「あとですね」

楓「はい」

泰葉「......私が同じ立場のときに相談に乗っていただいても?」

楓「是非に」
15: 名無しさん@おーぷん 2019/01/12(土)13:16:37 ID:XlG
以上です ありがとうございました。
Twitterのネタを肉付けするの楽しいですね

失礼いたします
16: 名無しさん@おーぷん 2019/01/12(土)13:18:21 ID:Sks
楓さんずりぃよなぁ…乙
17: 名無しさん@おーぷん 2019/01/12(土)14:34:39 ID:eHi
この二人のやり取りなんかええね
乙カレー

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