FC2ブログ
2: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) 2011/07/22(金) 23:54:04.34 ID:e/vN1PDco
リビングのソファ

純一「美也の方から告ってきたんだろ?僕はお前の気持ちに応えてるだけじゃないか。だいたいアマガミしてきたのはお前の方だ」

美也「・・・・・・それはそうだけど、何でみゃーのことにぃにのネクタイで後ろ手に縛るの?何で家にいるのにわざわざ学校の制服に着替えろって言ったの?
」ギシギシ

美也「みゃーはにぃにが大好きだよって言っただけなのに」

純一「僕もおまえが大好きだよ」モミモミ

美也「・・・・・・やっ」

純一「おっぱいは小さいけどそれもまた愛らしいよ」ギュ

美也「だったら何でみゃーのこといじめるの?」ポロッ

純一「泣くなよ美也」ヌガシヌガシ

美也「・・・・・・こんなのひどいよ、にぃに・・・・・・。お願いもう許して、痛いことしないで。にゃーのこといじめないで」シクシク

純一「・・・・・いじめられて泣いてるみゃーも可愛いよ」ハァハァ、ギュ。オシタオシ

美也「にぃに・・・・・・。みゃーのこと嫌いなの?」

純一「・・・・・・大好きだよ愛してるよみゃー」ガバッ!

美也「ちょっとにぃに痛い!痛い痛い痛いよ!!もうやめて許して!」

純一「美也がわるいんだぞハアハア苛められてるのにそんなに可愛い顔する美也が」パンパン

美也「いやいや痛い痛いいやああああ」

純一「・・・・・・ふぅ」
5: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) 2011/07/23(土) 05:29:35.62 ID:2xqy0u47o
純一「初めての美也、可愛かったよ」

美也「・・・・・・グス」

純一「まだ怒ってるのか美也。おまえだって感じてたんじゃ」

美也「にぃに、みゃーのこといじめたいだけなの?無理やりエッチしたいだけ?」

純一「何を言うんだ美也。愛してなかったらこんなことする訳」

美也「・・・・・・もういい。にぃに、腕が痛いよ。もうほどいて」

純一「もちろんだよ美也。撮影が終わったらね」パシャパシャ

美也「!?」パシャパシャ

純一「ほら美也の緊縛ヌード写メだ。見るか?」

美也(ポロポロ)

純一「これ見たらまた美也を可愛がりたくなっちゃったよははは」

美也「・・・・・・」

純一「まあ、そろそろ親が帰ってくるかリビングではもう無理か」

美也「・・・・・・」

純一「ほらもう自由にしてやったぞ」

美也「・・・・・・」ダッ

純一(風呂に駆け込んじゃった。でももうすぐ親も帰ってくる頃だしまあいいか)
6: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) 2011/07/23(土) 07:41:32.77 ID:2xqy0u47o
2時間後。美也の部屋のベッドの上


純一「ごめん」

美也「・・・・・・」

純一「辛かったか美也」

美也「・・・・・・ひどい」

純一「ごめん美也。苛められてるみゃーがあんまり可愛いから自分を抑えられなくなっちゃったんだ」

美也「にぃに、本当にみゃーのこと好きなの?」

純一「もちろんだよ美也!!愛してるよ」

美也「・・・・・・みゃーのこと誰か好きな女の子の代わりにしてない?」

純一「ば、ばかなこと言うな!七咲の代わりにみゃーを抱いたなんて誰が言った?!」

美也「・・・・・・」

純一「・・・・・・あ、違う違うぞ。美也は物凄く勘違いしてるぞ!」

純一「僕が好きなのはみゃーだけだ。兄妹とか関係ない。ついでに言うと七咲も関係ない」

純一「好きなのはお前だけだぞ?美也」

美也「にぃにはあいちゃんが好きなの・・・・・・?」

純一「だから違うって!!」

美也「でも、にぃにはみゃーが告白しても恋人っぽくなかった。みゃーのことはせ、性欲を満足させたいだけみたいだった」

純一「愛してるって美也」

美也「じゃあ何で縛ったり痛いことしたり無理やりしたりしたの?」

純一「・・・・・・ごめん」
13: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) 2011/07/23(土) 16:33:18.45 ID:2xqy0u47o
翌朝


美也(・・・・・・昨日はにぃに凄く怖かったし、初めてなのに痛いだけだったけど。にぃにも謝ってたし、みゃーのことあ、愛してるって言ってくれたし、もう許してあげようかな
   ・・・・・・きっとにぃにも初めてで興奮しすぎちゃったんだよね)

美也「にぃに!起きて!!遅刻しちゃうよ・・・・・・高橋先生に怒られちゃうよー!」

純一「うーん
   あ美也・・・・・・」

美也「おはようにぃに。早く起きないと先に行っちゃうよ」

純一(普段どおりの態度?機嫌直ったのかな)

純一「おはよう美也。すぐ支度するから一緒に登校しよう」

美也「早くしてよね」
14: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) 2011/07/23(土) 16:33:56.19 ID:2xqy0u47o
純一(完全に機嫌なおったみたいだな。っていうかいつもは並んで登校するだけなのに、今日はすごく2人の距離が近いぞ)

美也「にぃに、手つないでいい?」

純一「あ、ああ。いいけどおまえ人前でベタベタしないでよねって言ってたくせにいいのか?」

美也「・・・・・・にぃにのいじわる!にぃにはもうみゃーの彼氏なんだから手くらいつないでもいいんだよ」

純一「はい」ギュ

美也「・・・・・・///」

純一「あと家の外でにぃにはまずいだろ?」

美也「ああ、ごめんごめん、おにいちゃんと呼ぶんだった」

純一(美也の機嫌がなおってよかった。それにしても昨日は興奮したなあ。次は目隠してするかな)

美也(よかった。いつもの優しいにぃにの顔だ。みゃーはやっぱりにぃにが好き!)
16: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) 2011/07/23(土) 18:25:02.69 ID:2xqy0u47o
登校中

?「おはよう!大将。美少女と一緒に登校とは朝からお暑いねえ」

純一「おはよう梅原」

美也「梅ちゃんおはよー」

梅原「おおそう来るかあ?そう来ちゃうー?・・・・・・ってえ?」
  おまえいつも美也ちゃんのことからかわれると怒るのに、っていうかお二人さん手つないでる?」

純一「兄妹だからな」

美也「兄妹だから・・・・・・」

梅原「・・・・・・おまえら何かあった?」

純一「何言ってるんだ大丈夫かおまえ?」

梅原「あ、ああ、悪い・・・・・・大丈夫だ。それより大将、兄貴秘蔵のお宝本手に入れたんだけど、見たいか?」

純一「いや今日はいーや」

梅原「そうだろうそうだろう、見せてやるぜ。兄妹近親相姦の緊縛物だぜ、ってえ?」

美也「お兄ちゃん早く行こうよ」

純一「悪い悪い美也。遅刻しそうだな急ぐか」ギュ

美也「えへへ」ギュ

梅原「・・・・・・」
17: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) 2011/07/23(土) 19:31:40.35 ID:2xqy0u47o
1-B の教室

?「美也ちゃんおはよう」

?「おはよう美也ちゃん」

美也「逢ちゃん、紗江ちゃんおはよ」

七咲「今日校門の前の坂で美也ちゃん見かけたよ」

美也「う、うん」

中多「教官・・・・・・ううん先輩と手をつないでたね」

七咲「美也ちゃんは本当に橘先輩が好きなんだね」

美也「違うよ。みゃーはただおにいちゃんがあんなだから心配で・・・・・・」

七咲「でも先輩と美也ちゃん、何か恋人同士みたいな雰囲気だったよ。声かけづらかったし」

美也「こ・・・恋人って・・・・・・///。違うって!!逢ちゃんは何か誤解してるよ」

七咲「はいはい。ごめんごめん」

中多「橘先輩と手をつないで登校なんてうらやましい」

七咲「そうだねえ」

美也「・・・・・・」
19: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) 2011/07/23(土) 20:31:42.28 ID:2xqy0u47o
昼休み学食で


美也(逢ちゃんも紗江ちゃんも、にぃにと手をつないで登校なんてうらやましいって言ってた)

美也(意外とにぃにはもてるのかな。)

美也(昨日の夜は痛いことされて一瞬にぃにのこと嫌いになりそうだったけど・・・・・・)

美也(やっぱりみゃーはにぃにが好き)

美也(・・・・・・にぃにに仲のいい女の子がいるかどうか確かめよう)

美也(にぃにはっと、あ、いた)

美也(森島先輩と一緒に食事してる・・・・・・?)

美也(何はなしてるんだろ?少し近寄ってみよう)
20: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) 2011/07/23(土) 20:41:24.68 ID:2xqy0u47o
森島「食事?食事なの?」

純一「ああ~。しょうがねえから食わせてやるよ」

森島「お願い早く、意地悪しないで」

純一「しょうがねえなあ」




美也(何で森島先輩縛られてるみたいな格好してるの?)

美也(何でにぃには森島先輩に乱暴な口を聞いてるの?)

美也(これって、昨日夜にぃににみゃーがされたことみたい・・・・・・)

美也(やっぱにぃにこういう趣味があるの?)

美也(こんなに人がいっぱいいるのに、森島先輩は素直ににぃにの言うことに従ってる・・・・・・。このままじゃ先輩ににぃにを盗られちゃうかも)




森島「お願いもっと、もっとちょうだい」

純一「全くいやしんぼだな」

美也(・・・・・・)
22: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) 2011/07/23(土) 21:18:10.15 ID:2xqy0u47o
下校時校門


梅原「なあ、おまえ最近森島先輩と急接近してねえ?」

純一「んなことあるか。森島先輩が僕たちなんか相手にするわけないだろ」

梅原「そう言われればそうだな。第一おまえには美也ちゃんがいるしな」

純一「だから美也はただの妹だって!・・・・・・あれ?」

美也「お兄ちゃん一緒に帰ろ」

梅原「じゃ大将、おれ店の手伝いがあるからまたな」ノシ

純一「おい梅原」

美也「梅ちゃんまたね」

純一「美也僕のこと待ってたのか?」

美也「・・・・・・うん。」

純一「じゃ帰るか美也」ギュ

美也「あ、にぃに」ギュ

純一「どうした美也」

美也「なんでもないよにぃに・・・・・・」ギュー

純一「ここで腕にすがりつくのはまずいんじゃないか」

美也「いいの。にぃになら誰に何を言われても」

純一(美也・・・・・・)ダキツ

美也「にぃに、うれしい」



梅原(・・・・・・)

七咲(・・・・・・)

中多(・・・・・・)
23: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) 2011/07/23(土) 21:42:48.33 ID:2xqy0u47o
夜 両親不在の橘家


バスルーム

美也(森島先輩もにぃにのこと好きなのかなあ)ゴシゴシ

美也(にぃにの変な趣味に付き合っちゃうくらい好き?)

美也(でも今日学校の帰り、にぃにはみゃーに優しかった・・・・・・)

美也(みゃーはまだにぃにに嫌われてないはず)

美也(でも、いつまでも昨日の夜みたいに嫌がってたらにぃにに嫌われちゃうのかな?)

美也(ひょっとしたら恋人同士ってみんなこういうことしてるのかな?)

美也(みゃーがこどもなだけなのかも・・・・・・にぃに)ポロ

美也(みゃーを嫌いにならないで)

ガタッ

美也「えっ?にぃに!?」

純一「お待たせ、美也」

美也「キャー!にぃにのエッチ!!」

純一「ほら」

美也「え?」

純一「昨日の続きをするよ美也」

美也「!?」

純一「さあ、背中を向けて僕の膝の上に座って」

美也「いややめて、にぃに・・・・・・あ」

純一「どうした?美也」

美也「何でもない・・・・・・これでいいの?」

純一「うん。おまえ軽いな。」モミモミ

美也「うっ痛!」

純一「少し我慢してな。こっちに振り向いて」ブチューレロレロ

美也(うっ)ポロポロ

純一「美也。僕とキスするのそんなに嫌だったか?」

美也「ち・・・・・・違っ。みゃーはにぃにの言うことなら何でも聞くよ。何でもにぃにのしたいようにしていいよ」

純一「美也・・・・・・」

美也「だから・・・・・・だから美也のこと嫌いにならないで!」チュー

純一「・・・・・・」

美也「うっうっうっ」ポロポロ

純一「ばかだなあ、美也」ナデナデ

純一「僕がおまえを嫌いになるわけないだろ?大切な妹で」

純一「大切な彼女なんだから」

美也「にぃに!」
24: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) 2011/07/23(土) 22:14:30.43 ID:2xqy0u47o
美也の寝室


美也(にぃにに裸のままお姫様だっこされちゃった)カァ///

美也(お風呂ではキスされて胸を揉まれて足を開かされたけど)

美也(昨日みたいに縛られたり痛くされたりしなかった・・・・・・)

美也(これから何されるんだろ、優しく愛してくれるのかな)

美也「ねえ、にぃ」

純一「美也ベッドに仰向けに寝て」

美也「あ、うん」

純一「両手を上に伸ばして」

美也「えっ」

純一「早く。今日は後ろ手に縛ったりしないから」

美也「うん。わかった、にぃに」ホッ

美也「!!」

純一「こら美也、腕を振り回すな。」ガチャ

美也「・・・・・・手錠?」ガチャガチャ

純一「これをベッドの支柱につないでっと。よしできた」

美也「にぃに?」

純一「昨日みたいに後ろ手に縛られてて体重が二人分かかるとみゃーの腕が痛くなるだろ?万歳のポーズで縛られてるなら大丈夫だ」ドヤ顔

美也「・・・・・・」

純一「美也可愛いよ。おまえの細い手首に無骨な鉄の手錠が」ハァハァガバッ

美也「やめていや、にぃにお願い・・・・・・あ」

美也「・・・・・・ううん。にぃにの好きなようにしていいよ」

美也(森島先輩に負けるなみゃー。耐えなきゃ)

純一「・・・・・・違うだろ美也」バシッ

美也「痛い!」

純一「おまえが僕の言うことを聞いてくれるのは嬉しいけど」

純一「少しは抵抗しないと虐めてることにならないじゃないか!」

美也「・・・・・・」

純一「手錠をかけるとこからやり直すぞ美也」

純一「早くしないと親が帰ってきちゃうからな」

純一「少しは抵抗するんだぞ。あと可愛い声を出せよ」

美也「・・・・・・」
26: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) 2011/07/23(土) 23:03:27.80 ID:2xqy0u47o
翌日放課後 1ーBの教室


美也(昨日の夜は、結局両親が帰って来た夜中までにぃにに虐められたんだ・・・・・・)

美也(痛いことはあまりされなかったけど、変なことをいっぱいしゃべらされたり、お腹にマジックで文字を書かれたりしたんだ)

美也(でも、昨日はみゃーも頑張ったよ。時々泣いちゃったけど、にぃにはみゃーが泣くほうが喜ぶみたいだし)

美也(朝起こすときも登校中もにぃには昨日のことが嘘みたいに優しかった)

美也(にぃに・・・・・・)

?「・・・・・・ちゃん、みやちゃん、美也ちゃん!」

美也「あ、ごめん、紗江ちゃん」

美也(びっくりした。紗江ちゃんって大きな声出せるんだ)

中多「あの、あの」

美也「どうしたの紗江ちゃん」

中多「今日、逢ちゃん買い物があるんで先に帰るって」

美也「ふ~ん、逢ちゃん部活休みなんだ」

中多「そうみたい。逢ちゃん家事もしてるからそのお買い物じゃないかなあ」

美也「それなら商店街まで一緒に帰ればいいのに」

中多「だって美也ちゃん、教官・・・・・・橘先輩と一緒に帰るんでしょ?」

美也「紗江ちゃんまでそういうこと言う。確かに昨日は偶然校門でお兄ちゃんに会ったから一緒に帰ったけど」

中多「偶然・・・・・・」

美也「紗江ちゃん、途中まで一緒に帰ろうか」

中多「美也ちゃんがいいならいいよ」
27: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) 2011/07/23(土) 23:10:28.61 ID:2xqy0u47o
中多「じゃあわたしはここで」

美也「うん。バイバイ紗江ちゃん」

中多「さようなら美也ちゃん」

美也(商店街か。まんま肉まん買って帰ろうかな。にぃにも喜ぶだろうし)

美也(あ、にぃにだ!)

美也「にぃ・・・・・・え?」



七咲「先輩のおかげで数量限定の特売品がこんなに買えました。今日特売日だったので」

純一「お役に立てて光栄だよ。買い物はいつも七咲がしてるの?」

七咲「両親が共働きなので家のことはわたしがやっているんです。結構好きなんですよ、家事」

純一「そうなんだ」


美也(何で逢ちゃんとにぃにが一緒に・・・・・・)

美也(逢ちゃんあんなに楽しそうににぃにと話してる)

美也(・・・・・・にぃに)グス ダッ
28: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) 2011/07/23(土) 23:40:49.83 ID:2xqy0u47o
夜 両親不在の橘家

美也の部屋

純一「美也、いるのか」

美也「・・・・・・」

純一「美也どうしたんだよ?今日は家で一言も口聞いてくれないじゃないか?何かあったのなら僕に相談しろよ」

純一「美也に何かあったらと思うと僕はどうしようもなく辛い気持ちになるんだ」

純一「ドアの鍵開けてくれよ美也」

美也(にぃにのばか!)

美也(逢ちゃんと一緒であんなに楽しそうにしてたくせに)グス

美也(やっぱりにぃには美也がこどもだから他の女の子の方がいいのかな)

純一「おい美也!」ドンドン

美也「うるさい!にぃに。放っといてよ」

純一「美也」

美也(グスッ)

純一「美也、愛してる!!」

純一「僕たち兄妹は死ぬまで一緒にいるんだろ?」

純一「美也!開けてくれ!!」

美也(・・・・・・)
29: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) 2011/07/23(土) 23:51:02.74 ID:2xqy0u47o
ガチャ


美也「・・・・・・にぃに。入って」

純一「お、おう」

純一「美也、何怒ってるんだよ。昨日の夜のことなら謝るから。虐められてる美也があんまり可愛いからちょっと理性を失ったけど、そんなに痛いことはしてな」

美也「うるさい!そんなこと言ってないよにぃに!!」

純一「じゃあ、何でだよ?今日も親いないのに抱かせてくれないし」

美也「抱か・・・・・・!違うよにぃにが悪いんでしょ」

純一「いったい僕が何をしたって言うんだよ」

美也「何で放課後、逢ちゃんとあんなに仲良く歩いてたの?」

純一「何だ、そんなことか。あははは」

美也「そ、そんなことって」ブルブル

純一「美也の誤解だよ誤解」

美也「誤解って」

純一「今日おまえ僕のこと校門で待ってなかったろ?」

美也(うっ確かに考え事っていうかにぃにのこと考えてて紗江ちゃんに声かけられるまでぼうっとしてたんだっけ)

純一「しばらく待っても美也は来ないし梅原は先に帰っちゃうしさ。寂しかったけど一人で帰ったんだよ」

美也(寂しかった?にぃにはみゃーが校門で待ってなくて寂しかったの?)

純一「そんで商店街まで来たら、でかい荷物抱えた七咲に会ってさ」

純一「大切な妹ってゆうか大切な彼女の友達だし、荷物を持ってあげたんだよ」

美也(・・・・・・大切な彼女ってみゃーのこと?)

純一「おまえも見てたなら声かけろよ、恋人なのに」

美也「恋人・・・・・・///。ごめん、にぃに。みゃーが逢ちゃんに嫉妬しちゃったのが悪かったの」

美也「にぃに、ごめんなさい。みゃーと仲直りして」

純一「わかってくれればいいさ。美也キスしよう」

美也「うん」チュ

純一「これで仲直りだな美也」ニコッ

美也「ごめんねにぃに。にゃー、にぃにのこと大好きだよ。にぃに愛してる」ギュ
30: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) 2011/07/24(日) 00:10:20.11 ID:STB5TIgio
純一「まだ親父たちが帰ってくるまで1時間くらいあるな」

美也「?う、うん」

純一「少しくらい美也と遊ぶ時間ありそうじゃん」

美也「遊ぶって、にぃに。エッチなことするほど時間ないよ?」

純一「エッチなことなんって言ってないだろ美也」ニヤ

純一「美也もだいぶスケベになってきたな」ドサ

美也「え?にぃに。ママたち帰ってきちゃうよ。今日は無理だよ」

純一「おまえは何もわかっていないな、美也。フルコースは無理でも」

美也「えっ」

純一「ベッドの横にひざまづいて」ドサッ

美也「にぃに・・・・・・」

純一「このままだと雰囲気が出ないから、パジャマを脱がして裸にしてっと」ヌガセ

美也「!!」

純一「あと、後ろでに手錠してっと」ガチャ

美也「にぃに、何するの?」

純一「安心しろ。セックスはしないよ。さあ、その可愛いお口を開いて」

美也「うぐっ」

純一「しっかり咥えろよ美也」

美也(うーうー)ポロポロ

純一「美也にテクニックを求めてもしょうがないか」ガシッ

美也(痛い!髪の毛引っ張らないで)ウーウー

純一「きれいな髪だな、美也」ユサユサ

美也(ウグ)

純一「いいよ美也もっと口を閉じて」

美也(ポロポロ)
34: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) 2011/07/24(日) 14:48:29.75 ID:9Ml66cyCo
翌日授業中 2-Aの教室


美也(にぃに今朝もやさしかった・・・・・・)

美也(みやーの好きなにぃにでいてくれた)

美也(本当のにぃにはどっちなんだろう?昼のにぃになの?それとも夜のにぃになの)

美也(逢ちゃんのこともみゃーの友達だから大切にしたっていってたな)

美也(昨日はにぃにの優しい言葉が嬉しくて仲直りしたけど)

美也(にぃにが本当に楽しいのはどっちなの?逢ちゃんや森島先輩と一緒にいる時?みゃーと一緒にいる時?)

美也(・・・・・・産まれたときからにぃにとずっと一緒だけど、みゃーにはもうよくわからないよ)

美也(・・・・・・)

七咲(美也ちゃん・・・・・・)チラ
35: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) 2011/07/24(日) 14:49:32.95 ID:9Ml66cyCo
放課後 2-Aの教室


美也(にぃにのことは好きだけど)

美也(しばらくにぃにとべったり一緒にいるのやめよう)

美也(にぃにの気持ちがはっきりわかるまで)

七咲「美也ちゃん」

美也(・・・・・)

七咲「美也ちゃん!」

美也「あ、ごめん逢ちゃん」

七咲「何か悩んでる?」

美也「ううん何でもないよ逢ちゃん。ちょっと疲れてるだけ」

七咲「そう?それならいいけど」

美也「うん」

七咲「何かあるなら相談してね。わたしも最近弟のことで少し悩んでた時、先輩が相談に乗ってくれて」

美也「先輩ってもしかしておにいちゃんのこと?」

七咲「う、うん」

美也「そか・・・・・・」

七咲「・・・・・・だから美也ちゃんもよかったら」

美也「逢ちゃんもう部活の時間でしょ?みゃーもそろそろ帰らなきゃ。じゃあまたね」

七咲「・・・・・・」
36: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) 2011/07/24(日) 14:50:12.76 ID:9Ml66cyCo
下校中


?「あ、あの、橘さん」

美也「はい?(隣のクラスの男君?)」

男「あの少し話があるんだけどいいかな」

美也「え」

男「前から橘さんのことが気になって・・・・・・ずっと見てました。」

男「橘さん、ファン多くて諦めかけてたけど、でも今日偶然見かけてチャンスだと思って」

男「橘さんのことが好きです!付き合ってください!!」
37: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) 2011/07/24(日) 14:51:31.06 ID:9Ml66cyCo
帰宅途中の公園のベンチ


美也(断っちゃった・・・・・・)

美也(にぃにがいるのに誰かと付き合うなんて考えられないよ・・・・・・)

美也(でも本当にみゃーはにぃにと付き合っているのかな?)

美也(にぃにの中ではみゃーはベッドの中だけの恋人なのかな)ポロ

美也(最近よく涙が出るようになっちゃたな・・・・・・)ポロポロ

美也(にぃにに嫌われちゃうかもしれないけど、やっぱり少しにぃにと距離を置こう)

美也(夜も同じ部屋にいないようにしよう)グス
40: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) 2011/07/24(日) 19:47:46.71 ID:9Ml66cyCo
同時刻の公園


七咲「あれ、美也ちゃん?」

七咲「美也ちゃ・・・・・・え?」

七咲(泣いてる?)

七咲(・・・・・・)

?「あの、七咲さん」

七咲「え?」

七咲(男子水泳部の男君だ)

男「ちょっといいかな?いきなりで悪いんだけど聞きたいことがあって」

七咲「何?(あ、美也ちゃん行っちゃった・・・・・・)」

男「七咲さん、橘さんと仲いいよね?」

七咲「橘先輩?ああ美也ちゃんね。うん友達だけど」

男「同じ部活に免じて教えて。橘さんって付き合ってるやついるのかな?」

七咲「・・・・・・何でそんなこと聞くの?」

男「実は、ついさっき橘さんに告って振られた」

七咲「はぁ?」

男「だからあ、振られたの!」

七咲「それで?」

男「振られたのはいいんだけど理由を言ってくれないし」

七咲「はあ?理由って」

男「わかってるよ!俺が好きじゃないからだろうけどさ、何か断るときの橘さんの表情が辛そうでさ」

七咲「・・・・・・美也ちゃんは優しい子だよ。あなたの気持ちを考えたからじゃないの?」

男「それだけとは思えなかった。俺にだってわかるよ、ずっと橘さんのこと見つめてきたんだから」

七咲(・・・・・・キモッ)

男「それで振られたんだから男らしく諦めようと思ったんだけど、橘さんの寂しそうな横顔が気になって」

七咲「ここまでストーカーしてきたって訳?」

男「そういう言うなよ・・・・・・なあ、七咲きさん。彼女今付き合ってるやついるのかな?そいつ、橘さんを幸せにしてるのかな?」

七咲「よくわからないけど・・・・・・好きな人はいるかもね」

男「・・・・・・」

七咲「美也ちゃんがそれで今幸せかどうかはわたしにはわからない」

七咲「これでいい?」

男「うん、ありがと七咲さん」

七咲「呼び捨てでいいよ、部活の仲間で同学年なんだから」

男「うん」

七咲「それで男はどうするの?」

男「わからないんだ・・・・・・。橘さんが幸せならそっと身を引くよ」

七咲「美也ちゃんが幸せじゃなかったら?」

男「・・・・・・」
41: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) 2011/07/24(日) 20:05:28.65 ID:9Ml66cyCo
夜 両親不在の橘家

美也の部屋


純一「美也、どうかしたのか」

純一「お前今日変だぞ。帰ってから一言も口きかないし、何か怒ってるのか?」

美也「ごめん、にぃに。何か体調が良くないのごめんね」

純一「!美也大丈夫か?どうしよう救急車?いやかあさんに電話するか?」

美也「にぃに」ポロ

美也「大丈夫だよにぃに。一晩寝れば直るから」

純一「大丈夫って美也、病気だったらどうするんだよ!とにかく開けてくれ。熱はあるのか」

美也(にぃにごめんね・・・・・・こんなに心配してくれるにぃにに嘘ついて)

美也(でも今日こそは流されないようにしなくちゃ。にぃにとみゃーの将来のためにも)

美也(・・・・・・ウッウッシクシク。辛いよにぃに)

純一「美也?とにかく病院へ」

美也「お休みにぃに。みゃーもう寝るね。」ポロポロ

純一「美也・・・・・・泣いてるのか」

美也「・・・・・・」
42: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) 2011/07/24(日) 21:01:50.66 ID:9Ml66cyCo
翌朝


美也「にぃに!起きて!!遅刻しちゃうよ・・・・・・高橋先生に怒られちゃうよー!」

純一「うーん
   あ美也・・・・・・」

美也「おはようにぃに。早く起きないと先に行っちゃうよ」

純一「美也、美也!どこか痛くないか?気持ち悪くないか?今日は休んだほうがいいぞ。あ、そうだ僕も高橋先生に欠席の連絡して美也の看病を」

美也「・・・・・・大丈夫だよにぃに。ぐっすり寝たらなおっちゃったよにししし」

純一「本当に学校行けるのか?無理するなよ美也」

美也「へーきへーき。にぃに遅刻するから早くいこ?」

純一「・・・・・・はあー、よかった。美也に何かあったらと思うと昨日眠れなかったよ」

美也「にぃに・・・・・・」

純一「もう兄貴に、いや彼氏に心配かけるなよ美也」ダキ

美也「やめて!」ドン

純一「美也?」

美也「あははは早く行かないとにぃに置いてくよ」ダッ

純一「美也・・・・・・」
43: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) 2011/07/24(日) 21:04:33.19 ID:9Ml66cyCo
登校中


純一「美也」ギュ

美也「あ、梅ちゃんだ。おはよう梅ちゃん!」ホドキ

純一「・・・・・・」

梅原「ようおふたりさん。朝っぱらから見せつけてくれるねえ」

美也「にししし。何言ってるの梅ちゃん」

梅原「あーあ。俺も可愛い妹が欲しいなあ。いや彼女でもいいや」

美也「あはは梅ちゃんだってすぐ彼女できるよ」

梅原「おーおー。さらって言ってくれちゃって。美也ちゃんみたいにもてる子は言うことが違うねえ」

美也「梅ちゃんだって格好いいし明るいし、みゃーのクラスにもファンがいるんだよ?」

梅原「え?マジで?本当に?美也ちゃん紹介して紹介」

美也「どうしようかなあ」

梅原「おい大将、おまえからも頼んでくれよ。親友だろ?」

純一「・・・・・・」

梅原「おい大将って!」

純一「ああ、そうだな。悪いぼんやりしてた」

梅原「おまえは女の子の友達いっぱいいるからいいけどよ、俺にだって人並みに恋したい気持ちはあるわけよ。わかってくれるだろ親友」

純一「・・・・・・」

梅原「・・・・・・おい、おまえ大丈夫か?」

美也「・・・・・・」
44: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) 2011/07/24(日) 22:00:53.86 ID:9Ml66cyCo
1-Bの教室


七咲「美也ちゃんおはよう」

中多「おはよう美也ちゃん」

美也「逢ちゃん、紗江ちゃんおはよ」

中多「美也ちゃん顔色が悪いよ。気分悪いの?」

美也「大丈夫だよ紗江ちゃん」

七咲「・・・・・・」

美也(昨日からにぃにの求めを全部断ってるけど)

美也(本当にこんなことして意味があるのかなあ)

美也(そのうち美也のか・・・・・・体にしか興味のないにぃには他の子と付き合っちゃうんじゃないかな)

美也チラ(逢ちゃんとか森島先輩とか)

美也(はああーもう何がなんだかわかんないよ)

中多「美也ちゃん本当に大丈夫?」

七咲(・・・・・・)
45: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) 2011/07/24(日) 22:09:47.11 ID:9Ml66cyCo
昼休み学食のカウンター前
学生たちが並ぶ列の先頭


純一(美也に嫌われた?)

純一(いやそんなはずはない。美也は僕のこと大好きだって言ってくれてるんだし)

純一(ま、まさか他に好きな男ができた?いやいやそれはない)

純一(あいつはまだ子供だし。でも僕が開発しちゃったからか?)

純一(いやいや美也に限って僕を裏切ることはないよな)

純一(まさか。美也に好きな男ができたのか?)

純一(美也もぼくを放っておくようになるのか・・・・・・あのクリスマスイブの日の彼女のように)

?「何をしてるんですか」

純一「な、七咲?」

七咲「早くしてください。先輩の番ですよ。後ろが使えてます、早くしてください」

学食のおばちゃん「何にするんだい?」

純一「え、えーと」

七咲「優柔不断なんてみっともないですね」スル

七咲「B定食ご飯少なめでお願いします」

食堂のおばちゃん「あいよ。B定食ご飯少な目ね」

純一「少しくらい悩んでもいいだろ!誰に迷惑かけてるわけじゃないし」

七咲「後ろで並んでいる人たちに迷惑です」

後ろで並んでいる生徒たち「おい、まだかよ」「早くしてよね」「何でこの列だけ進まねえんだよ」

純一「ご、ごめんなさい」
46: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) 2011/07/24(日) 22:19:36.83 ID:9Ml66cyCo
学食の丸テーブル


七咲「どうかしたんですか先輩」

純一「いや、別にどうもしないけど」

七咲「先輩が悩んでる時はすぐわかりますよ」

純一「どういうこと?」

七咲「悩んだり迷ったりしてる時先輩はいつも塩ラーメンを食べますから」

純一「ははは何だよそれ」

七咲「先輩、やっと笑ってくれました」

純一「七咲・・・・・・」

七咲「先輩知ってました?先輩に元気ないとみんなが心配するんですよ?」

純一「何だよそれ」

七咲「本当ですよ先輩。美也ちゃんも紗江ちゃんも」

七咲「・・・・・・わたしも」

純一「七咲・・・・・・」

七咲「なんてね。先輩元気出してください」

純一「・・・・・・ないよ」

七咲「え?」

純一「美也は心配なんてしてないよ」

七咲「先輩?」

純一「美也は兄貴の心配より好きな男のことで頭が一杯なんじゃないかな、はははは」

七咲「ちょっと先輩何言って」キッ

?「七咲、ちょっといいかな」

純一・七咲「えっ?」

七咲「男・・・・・・」

男「先輩お邪魔してすいません。七咲、塚原先輩から冬休みの部活日程を預かったんだけど」

七咲「ああ、うん」

男「ちょっと男子と女子の日程を入れ替えられないか相談したいんだけど」

七咲「・・・・・・うん。すいません先輩これで失礼します」

純一「昼休みまで部の相談なんて大変だね、またな七咲」

七咲「・・・・・・さよなら先輩」

男「失礼します先輩」
47: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) 2011/07/24(日) 22:33:06.03 ID:9Ml66cyCo
昼休みの部室


七咲「うんわかった。その日程ならチェンジしても大丈夫だよ」

男「うんありがと。塚原先輩には俺が伝えておくよ」

七咲「よろしくね男」

男「・・・・・・なあ、七咲」

七咲「何?」

男「さっき一緒にいた2年生の先輩、七咲の彼?」

七咲「な、何言ってるの!・・・・・・///」

男「だって仲良さそうだったし」

七咲「あなた美也ちゃんに片思いしてる割には余裕あるのね」

男「んなことねーよ。でも、いつも無愛想な七咲が楽しそうだったし」

七咲「・・・・・・いつも無愛想で悪かったわね」

男「あ、ごめん。そういう意味じゃないんだけど。で、どういう知り合いなの?」

七咲「・・・・・・橘先輩」

男「え?」

七咲「あの人は橘先輩よ。美也ちゃんのお兄さん」

男「そうだったのか。おれもっとていねいに話せばよかった」

七咲「男は美也ちゃんに振られたんだからもう関係ないでしょ」

男「そうだけどさ。で?」

七咲「え?」

男「橘さんのお兄さんだってことはわかったけど、先輩って七咲の彼氏なの?」

七咲「違うわ・・・・・・。もう行くね。午後移動教室だし」

男「あ、七咲」

七咲「じゃあね」ダッ
48: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) 2011/07/24(日) 22:38:50.27 ID:9Ml66cyCo
放課後 2-Bの教室


美也(にぃに・・・・・・)

美也(今日もにぃにと話せないのかな・・・・・・もう限界だよ)

中多「美也ちゃん本当に大丈夫?」

美也「うんごめんね紗江ちゃん」

中多「何で謝るの美也ちゃん」

美也「へへ・・・・・・何でだろにししし」

中多「逢ちゃんも部活に行ったし帰ろ美也ちゃん」

美也「そうだね」

ガラッ

美也「あっ」

男「邪魔してごめん橘さん」

美也「どうして・・・・・・?」

男「橘さんのこと忘れられなくて・・・・・・迷惑なのはわかってるけどせめて友達になってもらえないかな」

美也「男君・・・・・・」

男「橘さんが嫌ならいいんだけどでも、恋人になれなくても橘さんの近くにいたいんだ」

中多(この人誰?っていうかキモッ)

美也「・・・・・・別にいいよ」

中多「え?」

男「え?」

美也「友達は多いほうがいいもんね。よろしく男君(もうどうでもいいよ。にぃにに会いたい・・・・・・)」

男「橘さん・・・・・・ありがと!よろしくね」

中多(美也ちゃん・・・・・・それかえって残酷なんじゃ)
52: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) 2011/07/25(月) 19:27:43.51 ID:uxyes9WUo
放課後下校途中


純一(梅原のやつ今日も先に帰ったな)

純一(しようがない。途中のの商店街でまんま肉まんでも買って帰るか)

純一(美也が話してくれないからおみやげ買っても渡せるかどうかわかんないけどな)

純一(あれ・・・・・・七咲?)

純一「おーい七咲」

七咲「あ、先輩」

純一「また今日もたくさん買ったんだな。それ僕が持つよ」

七咲「すいません先輩」

七咲「先輩が一人で商店街なんて珍しいですね。お買い物ですか」

純一「ああ、いやうん、まあそんなとこ?」

七咲「何言ってるのかわかりません」

純一「あははは」

純一「七咲、いつも部活後に買い物してるし会えるかなって思ってさ」

七咲「わたし、先輩が嘘つくとすぐわかるんですよ」ジト

純一「な、何でさ?」

七咲「わたし先輩のこと大好きですから」

純一「え?」

七咲「先輩、今日時間ありますか?」

純一「まあ、なくもないけど」

美也「海に行きませんか?」

純一「え・・・・・・だけど家事はいいの?」

七咲「わたしが家事してるって覚えていてくれたんですね・・・・・・」

純一「そりゃまあ、前に聞いてたし」

七咲「・・・・・・先輩は優しいですね。行きましょ?橘先輩」ギュ

純一「お、おい七咲」
54: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) 2011/07/25(月) 19:36:45.44 ID:uxyes9WUo
同時刻放課後下校途中


美也(にぃにいないなあ。まだ学校にいるのかなあ)

美也(いけない。にぃにの本当の気持ちがわかるまではしばらくにぃにのことは考えないようにしなきゃ)

中多「美也ちゃん」ヒソ

美也(にぃにがみゃーの、か、体目当てかどうか)

中多「美也ちゃん、一緒に帰ってるんだから少し男君と話さないと悪いよ」ヒソヒソ

美也(にぃにがみゃーより他の女の子といた方が楽しいのかどうか)

美也(みゃーのことが好きならにぃにはそのうち・・・・・・)

中多「美也ちゃん!」

美也「あ、うんごめん紗江ちゃん」ビクッ

美也(びっくりした。紗江ちゃんってたまに大きな声出すよね)

男「あはは。いいよ中多さん気を遣ってくれなくても」

美也「あ、ごめん男君。みゃーちょっと考え事してて」

男「橘さんって自分のことみゃーっていうんだね。可愛い」

美也「か、可愛いって変なこと言わないで」

男「ごめん。でも、なんでみゃーなの?猫みたい」

中多「美也ちゃんの名前は美也だから」

男「それでみゃーなんだ。可愛い」

美也「みゃーのこと可愛いって言わないで(にぃに・・・・・・)」

男「僕も美也ちゃんって呼んでいいかな?」

美也「別にいいよ」

中多「!」

男「!!」

中多(美也ちゃん、男君と付き合う気がないならそれかわいそうなんじゃ・・・・・・)
55: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) 2011/07/25(月) 20:02:34.65 ID:uxyes9WUo
海辺のベンチ


純一「久しぶりに来たなここ」

七咲「そうですか?わたしは毎週来てますけど」

純一「七咲、海が好きなの?」

七咲「違いますよ先輩。水泳部のボランティア活動で海岸の清掃をしてるんです」

純一「水泳部ってそんなこともするんだ」

七咲「はい。先輩は海は嫌いなんですか?」

純一「・・・・・・そんなことはないけど。いつもあの丘の上の公園の方に行っちゃうんだよ」

七咲「ああ、あの景色のいい公園。何かいい思い出があるんですね」

純一「・・・・・・」

七咲「先輩」

七咲「橘先輩」

純一「うん?何?」

七咲「先輩もし悩んでることがあったら」

七咲「わたしなんかじゃ不足でしょうけど」

七咲「でも、もしそれでもいいなら相談してください」

七咲「わたし、先輩が悩んでるとすぐわかっちゃうんですよ」

純一「七咲・・・・・・」

純一「・・・・・・何でわかるんだ?」

七咲「先輩」

七咲「前に言いませんでしたっけ」



・・・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・



七咲「わたし先輩のことが大好きですから」

七咲(・・・・・・ごめんね美也ちゃん)
56: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) 2011/07/25(月) 21:42:20.79 ID:uxyes9WUo
夜 両親不在の橘家


純一「ただいま」

美也(あ、にぃにやっと帰ってきた)

美也「おかえりなさい」

純一「遅くなって悪かったな美也」

美也「テーブルに夕ご飯置いてあるよ」

純一「何か食欲ないや。父さんたちは?」

美也「今日も遅くなるって」

純一「そうか・・・・・・。今日は疲れたからもう寝るな。お休み美也」

美也「え?あ、うん。おやすみにぃに」
57: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) 2011/07/25(月) 21:50:18.97 ID:uxyes9WUo
美也の寝室


美也(・・・・・・今日はにぃに、みゃーのこと求めてこなかった)

美也(求めてきても断ろうと思ってたけど)

美也(エッチなことさせないみゃーには興味なくなっちゃったのかな・・・・・・)

美也(みゃーがこどもだから飽きちゃったのかな)シク

美也(にぃにを避けていればにぃにの本当の気持ちがわかるかもって思ってたけど)

美也(何か最悪の終わり方になりそう)ポロポロ

美也(・・・・・・にぃにの部屋ノックしたらどうなるんだろう)

美也(にぃにに無視されるくらいなら、痛いこととかされても)

美也(ううん、だめだよ)

美也(にぃにの本当の気持ちがわかるまで)

美也(にぃにが優しい恋人になってくれるまで)

美也(たとえにぃにと仲が悪くなっても、にぃにの彼女じゃなくなっちゃったとしても)

美也(今はがんばって我慢しなきゃ)

美也(もう寝よう・・・・・・)フキフキ
58: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) 2011/07/25(月) 21:56:06.14 ID:uxyes9WUo
純一の寝室


純一(・・・・・・)

純一(美也、今日も素っ気無いな。やっぱり嫌われたかな。ははは)

純一(美也を抱いているとき、何で自分が抑えられなくなるんだろう)

純一(優しく愛してあげればいいのに、拘束して自分から離れられなくしたくなる・・・・・・)

純一(そんな気持ちになるのは美也と二人きりでいるときだけだ)

純一(僕、やっぱり変態なんだろうか)

純一(七咲と二人きりでいても、愛しいとは思っても虐めたいとか拘束したいとか少しも思わないし)

純一(森島先輩との誘拐犯ごっこだって少しも興奮しなかったな)

純一(多分、美也は僕のことを好きなんだろう)

純一(でも毎晩家で実の兄に酷いことされるのに耐えられなくなっても不思議じゃない)

純一(・・・・・・僕、美也のこと性的虐待してたんだろうか)

純一(・・・・・・)

純一(よし!美也の恋人にはなれなくても、せめていい兄でいよう)

純一(寂しいけど美也のいい兄貴に戻ろう!)

純一(・・・・・・あれ?何で涙が出るんだ?)

純一(美也のためなのに)





回想

七咲「先輩」

七咲「前に言いませんでしたっけ」



・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・



七咲「わたし先輩のことが大好きですから」

回想終わり





純一(七咲はいい子だよな)

純一(あの最悪の出会いの日からずっと僕のこと見ててくれたんだ)

純一(ふだん素っ気ないからわからなかったけど)

純一(美也にも好きになった男がいるかもしれないし)

純一(美也との恋人関係は始まったばかりだけど)

純一(もう終わりにしなきゃいけないのかもしれない)

純一(今日は曖昧にしちゃったけど)

純一(明日七咲の気持ちに応えよう)

純一(・・・・・・美也)
59: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) 2011/07/25(月) 22:56:14.28 ID:uxyes9WUo
翌朝登校中


純一(・・・・・・)

美也(・・・・・・)

梅原「よ、大将、美也ちゃん。おはよ!」

純一「よう梅原」

美也「おはよ梅ちゃん」

梅原「相変わらず仲いいねえ、大将。うらやましいぜ」

純一(・・・・・・)

美也(・・・・・・)

梅原「あ~あ。俺も妹欲しいなあ。美也ちゃんクラスの子紹介してくれるんでしょ?」

美也「梅ちゃん、妹は紹介できないよ」

梅原「彼女が欲しいの!俺は。美也ちゃん頼むから紹介してよ」

美也「考えとくね」

純一「・・・・・・そろそろ急がないと遅刻するな」

美也「うん、そうだね・・・・・・」

梅原「おうよ!急ごうぜ!」
60: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) 2011/07/25(月) 22:58:32.97 ID:uxyes9WUo
休み時間 1年生教室移動中


男「あ、橘さ・・・・・・美也ちゃん」

美也「男君こんにちは」

男「次の時限、講堂で合同授業だね。一緒に座らない?」

美也「でも・・・・・・」

男「ああ、振られたのはわかってますって。友達として一緒に行こうよ。珍しく七咲も中多さんも一緒じゃないみたいだし」

美也「・・・・・・うん、いいよ」

男「やった」ガッツポーズ

美也「男君、子供みたいだね」クス

男「・・・・・・やっと笑った」

美也「え?」

男「ずっと見てきたんだもん、美也ちゃんの笑顔が久しぶりだってことくらい俺にもわかるよ」

美也「男君・・・・・・」

男「キモい?引いちゃった?」

男「まあ、いいや。美也ちゃんの久しぶりの笑顔が見れるなら」

美也(・・・・・・クス)

美也「・・・・・・行こう男君。後ろの席埋まっちゃうよ?」

男「う、うん!」
61: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) 2011/07/25(月) 23:03:50.84 ID:uxyes9WUo
1-A・1-Bの合同授業中


男「美也ちゃん美也ちゃん」ヒソヒソ

美也「う~ん」

男「この先生の授業で寝たらやばいって」ヒソヒソ

美也(あ)

美也(最近よく寝付けないから・・・・・・また居眠りしちゃった)

美也「ありがと。男君」ヒソ

男「眠気覚ましにいい写真みせてあげよう」ヒソヒソ

美也「?」

男「うちの猫ちゃん。おれの恋人なんだ」ヒソヒソ

美也「可愛いいい!!!」

教師「どうした?橘」ジロ

美也「あ、すいません何でもないです」ペコ

男「え?」

美也「美也、猫ちゃんだあいすき。可愛いなあこの猫ちゃん、にししし」ヒソヒソ

男(おお、こんなに受けるとは!)

男「じゃあ、今度うちの猫見にこない?」

美也「いくいく!いつ?今日?」ワクワク

教師「・・・・・・橘と男、放課後先生のところに来なさい」

美也・男「・・・・・・はい」

美也(・・・・・・)

男(・・・・・・)
62: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) 2011/07/25(月) 23:07:57.32 ID:uxyes9WUo
放課後 海辺のベンチ


純一「・・・・・・」ダキ

七咲「・・・・・・」ギュ

純一「・・・・・・七咲」

七咲「いんですよ先輩。わたし先輩のこと大好きですから」

純一「七咲・・・・・・」

七咲「先輩、逢(あい)って呼んでくださいね」

純一「逢ちゃん」

七咲「ちゃんはいりません。逢って呼んで」

純一「うん・・・・・・逢があんまり可愛いいから」

七咲「可愛いいからいきなりキスしちゃったんですか?先輩」

純一「ななさ、いや逢」

七咲「初めてのキスだったんですよわたし」

純一「・・・・・・ごめん」

七咲「でもうれしかったです」クス

純一「うん?」

七咲「先輩ってとても優しく抱きしめてくれるんですね」ギュツ

純一「・・・・・・」

七咲「わたし、優しい恋人ができて幸せです、先輩」

純一(優しい・・・・・・あれ?)

純一(やっぱり美也の時と違う)

純一(美也といる時みたいな激しい独占欲とか拘束したいとか感じない)

純一(かといって七咲、いや逢に対する穏やかな感情には嘘はない・・・・・・)

純一(これが本当の愛情なのかな?)

純一(あのクリスマスの日以来本当に愛したのはみゃーだけだと思ってたけど)

七咲「先輩?どうしました?」

純一「逢!」ギュ

七咲「あ、先輩・・・・・・」

純一「逢」

七咲「はい。どうしました?橘先輩」

純一「好きだよ逢」チュ

七咲「わたしも大好きですよ先輩」ギュ

七咲(本当にごめんね美也ちゃん。でもこの方が美也ちゃんにとっても・・・・・・)

純一(これでいいんだよな。これでみゃーに彼氏がいても心から祝福できる)

純一(本当にごめんな美也。でもこの方が美也にとって・・・・・・)
66: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) 2011/07/26(火) 20:52:51.03 ID:/KN4LdCro
帰宅中


純一(逢と寄り道したらすっかり遅くなっちゃったな)

純一(二日連続で遅いとさすがに美也も寂しがるかな)

純一(・・・・・・美也に逢とのことどう話そうか)

純一(何か話しづらいな・・・・・・。でも美也のためだし)

純一(何か寂しいな)

純一(ってあれ?美也?)





美也「ごめんね男君。みやーが授業中に騒いじゃったせいで」

男「美也ちゃんのせいじゃないよ。俺があんな写真見せたから」

美也「でも男君まで一緒にこんな時間まで先生に怒られたし」

男「んなことないって(おかげで美也ちゃんと一緒に帰れたしな)」

美也「でも、男君の猫ちゃん本当に可愛いね」

男「これから見に来る?」ドキドキ

美也「行きたいけどもう遅いから(・・・・・・にぃにが心配するだろうし)」

男「じゃあ、今度見に来てよ。すげー可愛いんだぜ、俺の彼女」

美也「彼女がいるのにみゃーに声かけたの?」クス

男「ち、違うって」

美也「わかってるよにしし」クスクス




純一(美也と一緒にいるやつ誰だ?)

純一(うちの学校の制服着てるけど)

純一(つうかこんな遅い時間に二人きり・・・・・・)

純一(・・・・・・)

純一(あいつのせいで美也は最近僕に冷たいのか?)

純一(美也・・・・・・)
67: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) 2011/07/26(火) 21:11:20.55 ID:/KN4LdCro
夜 両親不在の橘家


美也「ただいま・・・・・・あ、にぃに」

美也「ごめんね遅くなって・・・・・・どうしたの?にぃに」

純一「・・・・・・れだ?」

美也「え?」

純一「誰なんだ?」

美也「にぃに、怒ってる?」

純一「誰なんだって聞いてるんだ」

美也「にぃに、何言ってるかわからないよ。一体どう」

純一「さっきまで楽しそうに一緒にいた男は誰なんだって聞いてるんだ!」ドン!

美也「え?え、誰って」ビクッ

純一「僕に言えないのか?」

美也「違うよ、今日は同じ学年のお友達とたまたま一緒に・・・・・・」

純一「たまたま?」

純一「僕は見たんだぞ、僕にだって見せないような笑顔で知らないやつと楽しそうにしている美也を」

美也「にぃに違う!」

純一「またか」

美也「え?またかって」

純一「美也もあのクリスマスの日のあの娘と同じか」

美也「にぃに?」

純一「・・・・・・父さんと母さん今日は帰ってこないんだったな」

美也「そうだけど・・・・・・」

純一「美也にはお仕置きが必要だな」

美也(!?)

純一「さあ、いいところに連れて行ってあげるよ美也」

美也「にぃに、怖いよ。どこに行くの?」

純一「星がきれいなところだよ」グイ

美也「痛い!」

純一「おとなしくしてないともっと痛くなるぞ」ズルズル
68: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) 2011/07/26(火) 21:46:30.29 ID:/KN4LdCro
純一の部屋の押入れプラネタリウム内


純一「この部屋星が綺麗だろ?美也」

美也「う、うん(蛍光ペンで書いただけだけど)」

純一「今夜はこれまでみたいに手加減しないよ美也」

美也「にぃに聞いて!男君とは何でもないよ)

純一「あんなに楽しそうにしていたのに?」

純一「僕とは手もつながないようにしてたのに?」

純一「あいつが好きなのか?美也」

純一「美也に教えてあげるよ。誰が一番おまえのことを愛しているのか」

純一「誰が一番美也を必要としているのか」

純一「脱げ」

美也「い、いやだよにぃに、許し」バシッ

美也「痛い!」ヌガシヌガシ

純一「・・・・・・おまえの体綺麗だな」グイ

美也「い痛い痛いよ」ポロ

純一「じっとしてろ。後ろ手に手錠をするんだから」ガチャ

美也「お願い」シクシク

純一「あいつに何をされた?」

純一「正直に言ってみろよ」

美也「男君とは何にもないよ。どうしてこんな酷いことするの?にぃにはみゃーが嫌いなの?」

純一「今更何言ってるんだ。まあ、いいや。美也が正直になれないなら、おまえの体に直接聞くことするよ」

純一「親も帰ってこないし、今夜は長い夜になるよ美也」グイ

美也「・・・・・・!!」

純一「たまにはバックもいいだろ?いつも正常位ばっかじゃ飽きちゃうしな」パンパン!

美也「にぃに!ぶたないでお尻が痛いよ!」

純一「美也の尻、まだ固いけどもう少し可愛がれば色気のある尻になるな」ワシヅカミ

美也「にぃにお尻が痛いよ」

純一「おまえの体は、よく言えば華奢でスレンダーとも言えるけど」ナデマワシ

美也「・・・・・・」ビク

純一「悪く言えばおこちゃま体形だな」チュレロレロカミカミ

美也「・・・・・・」グス

純一「あーあ。悪い悪い、美也の背中キスマークと歯形だらけになっちゃったよ」クスクス

美也「・・・・・・」グスグス

純一「こんどはお腹と太腿にキスマークつけてやるからな」チュー

美也「・・・・・・」
69: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) 2011/07/26(火) 22:09:18.42 ID:/KN4LdCro
事後


純一「よかったよ美也。おまえの体、僕と最高に相性がいいな」

美也(・・・・・・)グッタリ

純一「美也も結構濡れてたし可愛い声出してたじゃないか」

純一「みゃーは知ってる?兄妹は体の相性はすごくいいらしいぞ」クスクス

美也「・・・・・・にぃに、気が済んだ?」

純一「え」

美也「みゃーはにぃにが大好きだからにぃにが満足するならみゃーに何をしてもいいんだよ」

美也「ごめんねにぃに。最近にぃにが怖くて距離を置いてたけど」

美也「どんなに痛いことをされても、やっぱりみゃーはにぃにが好き」

純一「ふ」

純一「ふふ、ははははははは!!!」

美也「・・・・・・にぃに?」

純一「どの口がそんなこと言うのかな?美也。あいつとベロチューして汚されたその口が言うのかな?」

美也「・・・・・・にぃに」

純一「それともあいつに突っ込まれた下のお口がそんな冗談を言うのかな?」

美也「・・・・・・」

純一「もう裏切られるのはたくさんだよ!」

美也「にぃに」

純一「もうバカにされるのはたくさんなんなんだよ!!」

純一「裏切るなら最初から好きだとか言うなよ!!!」ボロボロ

純一「すっぽかすなら最初からクリスマス一緒に過ごそうとか言うなよ!!!!」

美也(・・・・・・にぃに辛いんだ)

美也(みゃーにひどいことしてたのも何か原因があったんだ)

美也(そんなこともわかってあげられなかったなんて)

美也「にぃに」ダキ

美也「みゃーを信じて」ナデナデ

純一「・・・・・・?」

美也「にぃにが辛いならみゃーが慰めてあげる」

美也「にぃにが世界中を敵にしても、みゃーがにぃにを守ってあげる」

美也「みゃーだけは最後までにぃにの味方だよ」

美也「やっぱり愛してるの、にぃにを」

純一「美也・・・・・・」
70: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) 2011/07/26(火) 22:24:38.77 ID:/KN4LdCro
純一「・・・・・・美也」

美也「うん」

純一「悪かった・・・・・・」

美也「・・・・・・いいよ、にぃにになら」

純一「美也が男と一緒に楽しそうにしてるのを見て」

純一「頭に何も考えられなくなって」

純一「ごめん美也」

美也「ごめんなさい。みゃーの方こそにぃにに冷たくしちゃって」

美也「にぃにがみゃーに痛いことをしてたのも訳があったんだね」

美也「にぃにの気持ちをわかってあげられなくてごめんなさい」

美也「こんなんじゃ彼女どころか妹も失格だねにししし」ポロポロ

純一「そんなことないよ美也!」

純一「悪いのは僕の方だ。一方的に美也に自分の衝動を押しつけて」

純一「僕の方こそ彼氏どころから兄失格だな」

美也「にぃには自分を責めないで。にぃにはみやーにとっていいにぃにだよ」ポロポロ

純一「美也」

美也「にぃに・・・・・・。じゃあ、仲直りだね」ニコ

純一「・・・・・・」

美也「みゃーはにぃにの彼女だって思ってていいんだよね?」

純一「・・・・・・ごめん美也」

美也「え?」

純一「ちょっと時間がほしい」

美也「・・・・・・」

純一「自分の中でいろいろ整理する時間が」

純一「・・・・・・欲しいんだ」

美也「・・・・・・うん」

美也「寝ようか?」

純一「・・・・・・そうだね」
71: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) 2011/07/26(火) 22:44:37.31 ID:/KN4LdCro
翌朝


美也「にぃに!起きて!!遅刻しちゃうよ・・・・・・高橋先生に怒られちゃうよー!」

純一「うーん
   あ美也・・・・・・」

美也「おはようにぃに。早く起きないと先に行っちゃうよ」

純一「・・・・・・おはよう美也」

純一「すぐ支度するよ。一緒に行こう」

美也「・・・・・・早くしないと置いてっちゃうよ」



登校中

美也(にぃに・・・・・・)ギュ

純一(・・・・・・美也)ギュ

梅原「おはよう!大将。今日も美少女と一緒に登校とはうらやましいことで」

純一「・・・・・・梅原」

美也「・・・・・・梅ちゃん」

梅原「おおそう来るかあ?そう来ちゃうー?・・・・・・ってえ?」

梅原「おまえら何か今日はテンション低いんじゃね?もしかして低血圧?っていうかお二人さん今日は手つないでるんだ?」

純一「・・・・・・兄妹だからな」

美也「・・・・・・兄妹だからね」

梅原「・・・・・・おまえら何か問題でもあるの?」

純一「何言ってるんだよ梅原」

梅原「・・・・・・」

美也「お兄ちゃん早く行こうよ」

純一「・・・・・・そうだな」

梅原「・・・・・・何なんだ一体?」
72: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) 2011/07/26(火) 22:58:41.26 ID:/KN4LdCro
校門前の坂道


?「おはようございます橘先輩、おはよう美也ちゃん」

純一「あ、逢・・・・・・七咲」

美也「逢ちゃんおはよう」

純一「・・・・・・」

七咲「・・・・・・美也ちゃん、今日も先輩と手をつないでるんだ」

純一「逢、七咲・・・・・・いや逢、これは違うんだ」

美也(・・・・・・今、にぃに、逢って呼んだ?)

七咲「ふふふ。美也ちゃん相変わらず先輩が大好きなんだね」

美也「ちが・・・・・・あ、うん。そうだよ、逢ちゃん。みゃーはおにいちゃんが大好きだよ」

純一「!?」

七咲「え?」

梅原「何か面白くなってきた」


予鈴のチャイム「ピンポンパンポン」


梅原「やば、遅刻するぞ。急ごうぜ」

純一「・・・・・・」

美也(・・・・・・にぃに)

七咲(・・・・・・橘先輩)
76: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) 2011/07/27(水) 21:10:22.02 ID:wb79Sfuno
1-B授業中

美也(にぃにと仲直りしたのはいいけど)

美也(改めて考えるとライバル多いなあ)

美也(意外とにぃにの彼女になるってハードル高かったのね)

美也(逢ちゃんって呼んでた、なにぃに。一緒に歩いてるのを見たことはあったけど、いつの間にそんなに親しくなったんだろ?)

美也(まさか逢ちゃん、にぃにのこと好きなんじゃ)

美也(ま、まさかね。それに逢ちゃんには悪いけど)

美也(みゃーはにぃにともう大人の関係になってるんだよね)

教師「はい次、橘さん読んで」

美也(変態っぽいことをいろいろされたけど、それだってにぃにの愛情表現のひとつだってわかったし)

教師「橘さん!」

美也(エッチなことばっかするにぃにだけど、みゃーのこと愛してくれてるし)

七咲「美也ちゃん、美也ちゃん」ヒソヒソ

美也「え」ドキ

七咲「指されてるよ。120ページ10行目から音読して」ヒソ

美也「あ、ありがと逢ちゃん」

七咲(・・・・・・)
77: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) 2011/07/27(水) 21:23:55.14 ID:wb79Sfuno
昼休み学食で


美也「さっきはありがと逢ちゃん。助かっちゃったよ」

七咲「どういたしまして。美也ちゃんあの時何考えてたの?」

美也「な、何っていうかちょっとぼんやりしてただけ」

七咲「・・・・・・最近、美也ちゃん疲れてるよね。」

美也「う、うん」

七咲「それって、美也ちゃんが今悩んでいて幸せじゃないからだよ」

美也「な、何言ってるの逢ちゃん」

七咲「ねえ美也ちゃん」

美也「・・・・・・」

七咲「2Aの男、知ってるでしょ」

美也「う、うん」

七咲「あいつ水泳部で一緒に部活やってるんだけど、結構いいやつだよ」

美也「・・・・・・そう」

七咲「水泳部の女子にもファンが結構いるんだよ」

七咲「でも、あいつ誰も相手にしないの」

七咲「美也ちゃんのこと本気で好きだからみたい」

美也「さっきから何言ってるのかわからないよ逢ちゃん」

七咲「兄妹間の恋愛って絶対二人とも不幸になるよね」

美也「!」

七咲「男のこと、少し本気で考えてあげたら?」

七咲「美也ちゃんのためにも橘先輩のためにも」

美也[・・・・・・そして逢ちゃんのためにも?」

七咲「美也ちゃん?」

美也「笑わせないでよ・・・・・・みゃーのためとか言わないでよ」

美也「みゃー知ってるんだよ?逢ちゃんがにぃに、お兄ちゃんを好きだってこと」

美也「みやーのため?にぃにを独り占めしたいだけの逢ちゃんにそんなこと言われたくないよ」

七咲「美也ちゃん違っ」

美也「もう行くね。アドバイスありがと逢ちゃん」ダッ

七咲「・・・・・・美也ちゃん!」
78: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) 2011/07/27(水) 21:44:12.16 ID:wb79Sfuno
放課後 海辺のベンチ


七咲「いいんですか先輩。早く帰らないと美也ちゃんが寂しがりますよ」

純一「逢、どこまで知ってて言ってるの?」

七咲「何にも知りませんよ、先輩」

七咲「美也ちゃんが先輩のことを異性として好きだってことと」

七咲「わたしが橘先輩のことを大好きだってこと以外は何にもわかりません」

純一「・・・・・・逢」

七咲「先輩、よく考えてくださいね」

七咲「先輩にとって一番いい答えを」

七咲「わたし、待ってますから」

純一「何で責めないんだ?何で怒らないんだ?何でそこまでしてくれるんだ?」

七咲「前にも言いませんでしたっけ?」

七咲「わたし、先輩のことが大好きですから」

七咲「わたしのことよりどうしたら先輩が幸せになるか、考えて結論を出してくださいね」

純一「答えなんてもう決まってるよ」グイ

七咲「あ・・・・・・」

純一「好きだよ逢」チュ

七咲「先輩・・・・・・うれしい」ポロポロ

純一「逢、心配かけてごめん」ギュ

純一「僕、もう迷わないよ」

七咲「でも・・・・・・美也ちゃんのことは?」

純一「・・・・・・逢の言うとおりだよ。僕といるとあいつは不幸になる」

純一「美也のためにも、美也の恋人は僕じゃない方がいいんだ」

七咲「・・・・・・」ギュ

純一「愛してるよ逢」ギュー
79: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) 2011/07/27(水) 22:15:00.93 ID:wb79Sfuno
夜 両親不在の橘家


純一「ただいま」

美也「おかえりにぃに。遅かったね」

純一「あ、ああ。ごめんな遅くなって」

美也「いいよにぃに。先ご飯にする?お風呂に入る?」

純一「風呂に入るよ・・・・・・ってあれ?おまえもまだ食事してないの?」

美也「にぃにと一緒に食べたかったから待ってんだけど、まだおなかすいてないから先にお風呂に入ってきてもいいよ」

純一「そ、そう。じゃ、風呂入ってくるわ」

美也「はーい」
80: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) 2011/07/27(水) 22:16:38.79 ID:wb79Sfuno
バスルーム


純一(今日こそは美也にエッチなことを強要しないようにしなきゃ)

純一(美也のためにも、逢のためにも)

純一(もう迷っちゃだめだ。美也を幸せにするためにも)

純一(逢の気持ちに応えるためにも)

純一(美也と別れる以外の選択肢はない!)


ガチャ


純一「み、美也!?」

美也「にぃに」

純一「お、おまえどうして?っていうかその格好は!?」

美也「裸になっただけだよにぃに」

純一「だけっておまえ、何で手錠持ってるんだよ??」

美也「みゃーのこと縛って?」

美也「みゃーを虐めて」

美也「にぃにが好きなことなら何でもしていいんだよ」

純一「・・・・・・」

美也「あ、違うよにぃに?心配しなくてもみゃー、ちゃんと嫌がるから?」

美也「にぃにの好みのとおりするから」

美也「だからにぃに・・・・・・」ポロポロ

美也「逢ちゃんと付き合わないで」

純一「・・・・・・よせ」

美也「美也のことにぃにの好きなようにして。もっと痛いことでもみゃー我慢するから」ポロポロポロ

純一「やめろ!美也」

美也「どうして?にぃには美也が悩んでると思ってみゃーを虐めなくなったんでしょ?」

美也「みゃー、わかったんだ。にぃににふられるくらいなら、夜のことなんて何でもないって」

美也「逢ちゃんと別れて」

美也「そしてみゃーをにぃにの好きなように虐めて」

純一「・・・・・・うう」ウズウズ

美也「みゃー、四つん這いになった方がいい?それとも仰向けで万歳ポーズで縛られたほうが好き?」

純一「美也!」ガバッ

美也「・・・・・・にぃに!嬉しい」

美也「みゃーはにぃにのものだよ。何でもにぃにの好きなようにしていいんだよ」

純一「美也!」
82: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2011/07/28(木) 00:18:35.96 ID:esDXNJs6P
いいね健気だ
84: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) 2011/07/31(日) 18:23:14.62 ID:uPlI8jalo
脱衣所


純一「何やってるんだ美也。パジャマ着ないのか」

美也「・・・・・・着ていいの?」フフ

純一「・・・・・・まずパンツ履いたら?っておっと」ダキ

美也「転んじゃうかと思った。にぃにありがと」ギュ

純一「ほらパジャマも着て」

美也「うん」

純一(見慣れたはずの妹だけど)

純一(こうして見るとこいつやっぱり可愛いな)

純一(・・・・・・逢、僕はどうすればいい?)

純一(美也・・・・・・)

美也「にぃに、みゃーの部屋に行こ?」

純一「え」

美也「ほら早く連れてってにぃに」

純一「・・・・・・」
86: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) 2011/07/31(日) 18:31:12.16 ID:uPlI8jalo
美也のベッドの上


美也「にぃにも座って・・・・・・そこじゃないよ。ベッド!みゃーの隣に座って」

純一「う、うん」

美也「・・・・・・」

純一「・・・・・・」

美也「にぃにキスして」

純一「美也、実は僕、逢いや七咲と・・・・・・え!」チュレロレロ

純一(美也!?美也の舌が)ハアハア

美也「にぃに、美也からキスされるの好みじゃなかった?」ギュ

純一「い、いや」タジタジ

美也「にぃに美也から逃げないでお願い」ダキ

美也「さっきはああ言ったけど」

美也「にぃにが逢ちゃんと付き合いたいならみゃー我慢するよ」

美也「でもせめて夜だけでもにぃにの彼女でいさせて」

美也「にぃにが嫌なら外ではベタベタしないから」

美也「にぃに、これからもみゃーを可愛がって」

純一「美也!」ギュ

純一(逢、ごめん)

純一(やっぱり僕は美也のことが)

美也「にぃに・・・・・・みゃーをにぃにの好きなようにして」ウットリ

純一(あれ?美也の顔、赤くなってる?)

純一(いつもと違って柔らかく僕にもたれかかっているし)

純一(目もとろんとして・・・・・・)

純一「美也」

美也「うん、にぃに」

純一「おまえ、まだキスして抱きあっただけなのに、もう感じてるのか?」

美也「え」ドキ

純一「美也、やっぱりおまえは可愛いな」ダキ

純一「好きな男の前ではいつもそうなるの?美也」

美也「にぃにの意地悪・・・・・みゃーにはにぃにしかいないの知ってるくせに」

純一「じゃあ、それを証明してもらおうかな」

純一「さあ、立って」

美也「う、うん」

純一「この部屋暑いな」

美也「そ、そうかな」

純一「そこの窓からベランダに出ようよ」ダキ

美也「あ、にぃに!」
88: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) 2011/07/31(日) 18:59:39.15 ID:uPlI8jalo
深夜 橘家2階のベランダ


純一「ほらここは涼しいよ」

美也「う、うん」

純一「湯上りに涼むにはちょうどいいね」ニコ

美也「・・・・・・にぃに、みゃーパジャマしか着ていないし下を通る人がいたら見られちゃうよ」

純一「いいからこの椅子に座ってごらん」ドサ

美也「うん。でも立ったままで平気だよ」

純一「そんなことより暑いだろ?美也」

美也「ううん、暑くないよにぃに」

美也(何かいつもの怖い目のにぃにになってる・・・・・・でもどうしてだろ?前みたいに嫌じゃない)

美也(みゃーはにぃにに何をされるのか期待してる?)ドキドキ

純一「とりあえず美也がわざわざ持ってきてくれた手錠で」グイ

純一「椅子の背もたれにみゃーの腕を後ろ手で固定してっと」ガチャ

美也(あ・・・・・)

純一「これでもう身動き出来ないね。この椅子は鉄製のガーデンベンチで美也の力じゃ動かない」

美也(え?)ガチャガチャ

純一「さあ、少し涼もうか美也」ヌガシ

美也「え、にぃにそれは」ガタ

純一「パジャマの前ボタンを外して」

純一「手首のとこまでずり下げてっと」

純一「大サービスで上半身ヌード披露だねみゃー」ニコ

美也「にぃに、何をするの?」

純一「あとパジャマのズボンを脱がして」ズリ

純一「この可愛いパンツもね」ヌキトリ

美也「にぃに、ここでするのはダメだよ。見られちゃうよ」

純一「何もしないよ、みゃー。安心しろ」ニヤ

純一「今、自分がどんな格好をしているかわかるか」

純一「椅子に縛られて、幼い可愛い体を露出して」ハアハア

美也「・・・・・・みゃーにぃににならどこで何をされてもいいよ」

純一「だから何もしないって」

純一「2時間ほどそのまま涼んでなよ」

美也「え」

純一「知り合いに見られたら恥ずかしいだろうから、アイマスクしておいてやるな」カパ

美也「にぃに、これじゃあ何にも見えないよ」

純一「何も見えない方が美也も恥ずかしくないだろ?」

純一「お前のヌードを鑑賞する人の中に、知り合いがいなきゃいいね、美也」

美也(!!)

純一「じゃ、また後でな」

美也「待ってにぃに!!」
89: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) 2011/07/31(日) 19:20:33.78 ID:uPlI8jalo
美也の寝室


純一(美也が縛られて裸にされて)

純一(不特定多数の人の目に晒されている)

純一(そう考えると興奮するけど、実際はこの家の前の道ってほとんど人通りがないんだよな)

純一(人が通ってもベランダは暗いから誰がいるかなんて下を通る人にはわからない)

純一(でも大事なのはそこじゃない)

純一(見られてると思い込みながら裸で縛られている美也がどう感じるかだ)

純一(今夜も両親は出張で帰宅しないし、美也を抱くときが楽しみだな)

純一(・・・・・・って本当にそれでいいのかな)

純一(いや今は逢のことは考えないようにしよう。これから辱めを受けて感じまくってる美也を可愛がれるんだから)

純一(今日わかったけど、美也もそれを望んでるんだ)ワクワク

純一(さて、本当に2時間放置するのは可哀想だから)

純一(そろそろ・・・・・・)
90: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) 2011/07/31(日) 19:27:28.48 ID:uPlI8jalo
ベランダ


純一「美也?」

美也「・・・・・・」

純一「美也、そろそろ許してあげるよ」

美也「・・・・・・」

純一「興奮しただろ?」

美也「・・・・・・」

純一「さあ、このままベッドで愛し合おうか?」

美也「・・・・・・」

純一「おい、美也どうしたんだ?返事しろよ」

美也「・・・・・・」

純一「手錠はずすぞ」ガチャ

美也「・・・・・・」グッタリ

純一「美也?あ、危ない」ダキ

純一「美也どうした?って気絶してる!」

純一「美也、美也!美也!」ガタン
91: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) 2011/07/31(日) 19:46:55.11 ID:uPlI8jalo
美也のベッドの上


美也「ハアハア」

純一「気が付いたか?大丈夫か美也」オロオロ

純一「ごめん。調子に乗ってやりすぎた」オロオロ

美也「・・・・・・に」

純一「え」

美也「に、にぃに抱いて」グイ

純一「美也?」

美也「ハアハア。みゃー変なの。体が変なの。にぃに、みゃーを抱いて。みゃーを滅茶苦茶にして。みゃーを助けて」

純一(・・・・・・美也気が付いたか。よかった。それにしても期待以上の効果だ)ダキ

純一(やっぱりこいつとは兄妹だな。セックスの相性は抜群だ)

美也「にぃに、にぃに・・・・・・」ハアハア

純一「人に見られて興奮しちゃったみたいだね美也。いやらしい雌犬だなお前は」

美也「・・・・・・みゃーはにぃにのいやらしい雌犬なの。お願いにぃに。みゃーをもっと可愛がって」

純一「よしよし。可愛がってやるよ。あれ、お前のここびしょびしょじゃないか」

美也「あ!にぃに、そこだめ」ハアハア

純一(美也がここまで感じてくれるなんて)

純一(あらためて美也の体を弄ってると)サワサワモミモミ

純一(いちいち僕に反応して感じてる美也、すげー可愛い)

純一(もしかして僕の妹って世界で一番可愛いいんじゃね)

純一(もしかして美也と僕ってお互いにお互いのためだけに生まれてきたんじゃないか)ハアハア

純一「美也可愛いよ。これでどうだ?感じるか」

美也「い、いや・・・・・・もうだめにぃに。来てお願い」ハアハア

純一「美也!」

純一「行くよ美也!!」ズリパンパン

美也「にぃに!にぃに!!」ギュ
92: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) 2011/07/31(日) 20:01:49.68 ID:uPlI8jalo
翌朝


純一「美也!起きろ!!遅刻しちゃうぞ・・・・・ほら早く起きろ美也」

美也「うーん、あ、にぃに・・・・・・」ニコ

純一「早く起きないと置いてくぞ、美也」

美也「・・・・・・///」

純一「・・・・・・///」

美也「にぃに!」ガバッ

純一「美也!」ダキ

美也「・・・・・キスしてくれなきゃ起きられないよ、にぃに」

純一(この可愛らしさ反則だろ)チュ

美也「もっと」ギュ

美也「もっとちゃんとキスして」

純一「美也」ダキレロレロ

美也「あ、あっ、あん」

純一(やべ、おっきした・・・・・・って遅刻するぞこんなことしてたら)

純一(ハアハア)

美也(ハアハア)

純一「ほら起きろ、美也。本当にやばいって」

美也「うーん」ノビ

美也「愛してるにぃに」ニコ

純一「・・・・・・うん。下で待ってるぞ。一緒に登校しよ」

美也「すぐ行くよ、にぃに」ニコッ
93: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) 2011/07/31(日) 20:22:31.78 ID:uPlI8jalo
登校中


純一(美也)チラ

美也(にぃに)ニコ

純一(美也可愛い)ギュ

美也(にぃに)ニコギュ

純一(・・・・・・愛してるよ美也)チラ

美也(にぃに・・・・・・大好きだよ)ニコニコ

純一「美也愛してる!」ギュー

美也「にぃに!」ダキツキ

梅原「おい、こらおまえら」

純一「おお梅原か」

美也「おはよう梅ちゃん」

梅原「・・・・・・アイコンタクトでいちゃいちゃしてるだけなら見逃してやろうと思ったけど、おまえら声が出てるぞ声が」

純一・美也「!!」カァ

梅原「全く・・・・・・。仲がいいのはいいけどよ、朝っぱらからいちゃいちゃくっつきながら登校とは、あんまり見せつけんなよ大将」

純一「ああ、悪かったな梅原。美也が今朝もあんまり可愛いいんでついな」

美也「え?妹に何言ってるのよ、ばかにぃに。梅ちゃんの前でしょ///」

純一「妹だろうが何だろうが可愛いいんだからしょうがないだろ!正直いろいろ迷ったけど、もうわかったんだ。僕の大切な人は美也だけだって」

美也「・・・・・・にぃに嬉しい」テレッ

純一「美也!」ダキ

梅原「・・・・・・おまえら勝手にやってろ。俺はもう知らん」
98: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(宮城県) 2011/07/31(日) 23:18:56.21 ID:Tywu6f8zo
まだ序盤しか読んでないけどすげぇ興奮する
なんなんだこの感情は…
101: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) 2011/08/01(月) 21:22:21.45 ID:ibtD7zgVo
校門前


七咲(あれ、美也ちゃんと先輩だ)

七咲(今日も手をつないで登校してる・・・・・・)

七咲(美也ちゃんと先輩、何かいつもより仲良しに見える)

七咲(・・・・・・橘先輩、わたしのこと愛してるって言ってくれたよね)



回想


純一「・・・・・・答えなんてもう決まってるよ」グイ

七咲「あ・・・・・・」

純一「好きだよ逢」チュ

七咲「先輩・・・・・・うれしい」ポロポロ

純一「逢、心配かけてごめん」ギュ

純一「僕、もう迷わないよ」

七咲「でも・・・・・・美也ちゃんのことは?」

純一「・・・・・・逢の言うとおりだよ。僕といるとあいつは不幸になる」

純一「美也のためにも、美也の恋人は僕じゃない方がいいんだ」

七咲「・・・・・・」ギュ

純一「愛してるよ逢」ギュー



回想終了


七咲(あれは夢じゃないよね)

七咲(それなら何で先輩あんなにやさしく美也ちゃんに微笑んでいるんだろ)

七咲(何で美也ちゃんはあんなに可愛らしく先輩に甘えてるんだろ)

七咲(あれ?)ポロ

七咲(わたしは先輩が幸せならそれでいいはずなのに)ポロポロ

七咲(先輩・・・・・・)

塚原(七咲?)
103: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) 2011/08/01(月) 21:29:34.59 ID:ibtD7zgVo
休み時間 1-Bの教室


美也(まだかな)ワクワク

美也(あ、来た!)ガタッ

中多「美也ちゃんどうしたの?」

美也「にぃにが来たからちょっと行ってくるね!」ダッ

七咲(・・・・・・)

美也「にぃに、約束どおり会いにきてくれたんだ」ギュ

純一「お、おう。っていうかにぃにはまずいだろ。あと、手を握るのも学校じゃやばいって」

美也「にぃに・・・・・・お兄ちゃん、美也と手をつなぐの嫌なの?」

純一「嫌じゃないって。でも、クラスメートに見られてるよ」

クラスメート「何だあれ?」「2年生と橘さんがいちゃいちゃしてる」「あれ、橘さんのお兄さんじゃない?」「うそー?兄妹というより恋人同士じゃん」「禁断の恋か!?」「ヒューヒュー」

美也「言わせておけばいいよ。美也は気にしないよ。お兄ちゃんは気になるの?」

純一「そりゃ気にならないと言えば嘘になるな(こんなとこ逢に見られたらどうすればいいんだ)」

美也「・・・・・・逢ちゃんのことが気になるんだね」

純一「お、おまえ何を」

美也「いいよ、お兄ちゃん。みゃーはお兄ちゃんと逢ちゃんのことには干渉しないから」

美也「お兄ちゃんが誰を好きでも誰と付き合ってても」

美也「みゃーはお兄ちゃんのものだよ心も体も」

美也「そうでしょ?お兄ちゃん」

美也「ずっと一緒だよね?」

純一(ぞっ)

美也「でも今は逢ちゃんいないみたいだね。」クス

美也「逢ちゃんがこれを見たらどう思うかな?お兄ちゃん」ギュ

美也「泣いちゃうかな?」クスクス

純一「・・・・・・」

美也「みゃーお兄ちゃんと会えないの寂しいよ。次の休み時間も会いに来てね?」

純一「う、うん」

美也「お昼も一緒に食べようね?」

美也「学食は目立つからなあ。明日からお弁当作るから中庭で一緒に食べようかにししし」

純一「・・・・・・」
105: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) 2011/08/01(月) 21:53:50.16 ID:ibtD7zgVo
同時刻 水泳部の部室


七咲「失礼します」

塚原「ああ七咲。入って」

七咲「はい。何かご用ですか」

塚原「うん。言いづらいんだけど」

七咲「はい」

塚原「あなた、最近タイム落ちてるわよね?」

七咲「・・・・・・はい」

塚原「コーチに聞いたけどあなたのフォームや体力に問題はないそうなの」

塚原「試合までの3週間で0.2秒くらいは伸ばしたかったんだけど」

塚原「逆にタイムが落ちてるでしょ」

七咲「はい」

塚原「悪いけどもうタイムアップね。2年生の中から次の試合の出場者を決めるから」

塚原「七咲は次の試合は出なくていいよ」

七咲「・・・・・・はい」

塚原「ねえ、七咲」

塚原「あなたのタイムが落ちてる原因って、メンタル面くらいしか思いつかないんだけど」

塚原「何か悩んでる?もし、よかったら話してくれないかな」

七咲「いえ・・・・・・。試合のことはわかりました。失礼します」

塚原「あ、待って七咲」

塚原「七咲の悩みってもしかして2-Aの橘君のことじゃないの?」

七咲「え」

塚原「彼のことは最近知ったんだけど」

塚原「やめておいたほうがいいかもよ」

七咲「・・・・・・」

塚原「いい子なんだけどね。はるかも気に入ってるみたいだし」

塚原「でも、彼優柔不断なところがありそうね」

塚原「しかも、単なる優柔不断と違って、何か心に原因があるんじゃないかな」

七咲「・・・・・・」

塚原「ねえ七咲。あなたがアスリートじゃなければ恋に悩んで傷つくのもいい経験だと思うよ」

塚原「でも、水泳である程度のレベルを目指すなら橘君みたいに面倒な相手に関わるべきじゃない」

塚原「ごめん、よけいなお世話だったね」

塚原「休み時間終わっちゃうね。もう行きなさい」

七咲「・・・・・・はい」
106: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) 2011/08/01(月) 22:18:02.25 ID:ibtD7zgVo
昼休み 学食


美也「あ、にぃに。ここだよ」フリフリ

純一「にぃにじゃないだろ」ヒソヒソ

美也「ああ、ごめんごめんにししし」ギュ

美也「席取っておいたよ、お兄ちゃん」

純一「おまえ中多さんとかと一緒に食べなくていいのか」

美也「うん。にぃに・・・・・・お兄ちゃんと食べるって言ってきたから平気だよ」

美也「あと、お兄ちゃんの食事も頼んじゃったから」

純一「おお、魚介類の旨みが凝縮されたシーフードカレーか!今日はトンカツじゃなくてカレーの気分だったんだよな」

美也「よかった。勝手に決めて怒られちゃうかと思ったけど、今日混んでるから」

純一「おう。でもよく僕の好みがわかったな」

美也「何年お兄ちゃんと兄妹してると思ってるの?」クス

美也「お父さんとお母さんが二人とも仕事が忙しくて家にいない時は」

美也「みゃーとお兄ちゃんとふたりきりじゃない」

美也「みゃー、ずっとお兄ちゃんだけを見てきたんだよ」

純一「そうだな美也。僕たちほとんどの時間をふたりで過ごしてきたんだな」

美也「これからもよろしくね『にぃに』」ニコ

純一(やっぱり美也は僕のこと一番わかってるんだな)

純一(逢・・・・・・どうすればいいのかな)

美也「さ、早く食べないとお昼休み終わっちゃうよ?」

美也「食事したら中庭を散歩しよ?」

美也「明日からはみやー早起きしてお弁当作るから」

美也「外で一緒に食べよ?」

純一「美也・・・・・・」ギュ

美也「にぃに」ギュ

周囲の生徒たちヒソヒソ「あの可愛い子、1年の橘さんだろ?一緒にいるの彼氏かな」「あいつ、2年のやつじゃね?」「あの二人兄妹じゃん。2年生の橘先輩と1年の橘美也」「兄妹仲いいんだね」「・・・・・・っていうか仲良すぎじゃない?」「もしかして禁断の」「きゃー!!ありえない!」ヒソヒソヒソヒソ
107: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) 2011/08/01(月) 22:30:29.60 ID:ibtD7zgVo
昼休み 室内プール


男「あれ、七咲が泳いでる?」

男「今日は男子の練習の番だよな」

男「やべ間違えたか?」

男「おーい七咲」

七咲「・・・・・・」

男「今日の昼休みって女子部の練習時間だっけ?」

七咲「・・・・・・ごめん。練習したくなって、誰もいなかったからつい」

男「何だ、おれが間違えたのかと思ったじゃないか」

七咲「悪い、すぐどくから」

男「ああ、いいよいいよ。どうせ俺試合に出られないしさ。出場する七咲に練習時間譲るぜ」

七咲「・・・・・・いから」

男「うん?」

七咲「わたしも出場しないから」

男「・・・・・・1年女子で七咲だけが試合に出るって聞いたんだけどな」

七咲「タイムが落ちちゃってね」

男「そう、なんだ」

七咲フラ

男「おい七咲!大丈夫か」

男ジャバ

男「七咲!」ダキ

七咲(・・・・・・)グッタリ

男「やべ、保健室に運ばないと」タッタッタ
108: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) 2011/08/01(月) 22:42:14.13 ID:ibtD7zgVo
昼休み終了時 中庭のベンチ


美也「お兄ちゃん・・・・・・じゃない、にぃに。もう学校でもにぃにって呼ぶね。いい?」シナダレ

純一「う、うん。美也がいいならそれでもいいけど」

美也「もうお昼休み終わっちゃうね。にぃにと別れるの寂しいよ」

純一「別れるって美也、すぐまた会えるじゃいないか」

美也「そうだよね。でも、にぃにに抱かれてからみゃー変なの」

美也「悩んだこともあったけど、今では少しでもにぃにと離れるのが嫌なの」

美也「こんな妹、面倒くさいよね。ごめんねにぃに」

純一(美也をここまでしちゃったのは僕なんだ)

純一(仲のいい兄妹でいたらこんな悩みはなかったんだろうけど)

純一(美也を抱いてこんな風にしたのは僕なんだ)

純一(・・・・・・もう後戻りはできないんだな)ギュ

純一「美也」

美也「うん」

純一「次の休み時間も1-Bに会いに行ってもいいか」

美也「嬉しいよ、にぃに」

純一「みんなに噂されると思うけどそれでもいいか」

美也「もう何にも怖くないよ。にぃにと一緒なら」ギュー

純一「美也。明日の弁当には卵焼き入れてな」ナデナデ

美也「にぃにの好みなんて言われなくてもわかってるって」ウットリ

周囲の生徒たちヒソヒソヒソヒソ

絢辻(・・・・・・橘君?)
117: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) 2011/08/02(火) 21:40:09.72 ID:iMks/ACco
午後の保健室


七咲(・・・・・・うーん)

七咲「あれ」

男「七咲、起きた?」

七咲「わたし、どうして」

男「よかったー!!心配したぜ」

七咲「え?わたし一体・・・・・・?」

男「プールの中で気を失ったんだけど、覚えてない?」

七咲「そか・・・・・・」

男「びっくりしたよ。普通に話ししてたら突然水の中に沈んじゃうんだもんな」

七咲「男がここまで連れてきてくれたの?」

男「うん。いや、違うぞ?七咲。どこも触ってないからな」

七咲「・・・・・・別に聞いてないけど」

男「そうだな、すまん。保健の先生は貧血だろうって言ってたよ。昼食べないで激しい運動をしたからじゃないかって」

七咲「そう言えば何も食べないで泳いでたんだった・・・・・・」

男「出場できなかったことショックだった?」

七咲「・・・・・・」

男「ご、ごめん。でも七咲そういう話してたとこで倒れたからさ」

七咲「そうね・・・・・・ショックだったけど」

七咲「その他にもいろいろあってね」

七咲「ごめん。男にも迷惑かけたね」

男「まあ、何があったかは聞かないけどさ」

男「元気出せ七咲。試合なんて2、3年になればいくらでも出れるって」

男「俺なんか美也ちゃんに振られたのに健気に生きてるんだぜ?」

七咲「・・・・・・美也ちゃんって呼べるようになったんだ」

男「ま、最近美也ちゃんと友達にはなれたんでさ。一昨日も美也ちゃんと一緒に帰ったんだぜ」

七咲「・・・・・・そう」

七咲「男は前向きなんだね。わたしなら好きな人が他の人を好きになって振られたら男みたいに明るく振舞う自信ないな」

七咲(先輩・・・・・・橘先輩)

男「・・・・・・見た目どおりの人間ならいいんだけどな、俺も」

七咲「あ、ごめ」

男「先生、今おまえの親に連絡しに行ってるぜ。今日はこのまま早退になるんじゃないかな」

七咲「そか」
118: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) 2011/08/02(火) 22:16:51.28 ID:iMks/ACco
午後の休み時間 1ーBの教室


中多「ねえ美也ちゃん。逢ちゃんどうしたんだろうね、突然家に帰っちゃうなんて」

美也「うーん?昼休みからいなくなってたね、逢ちゃん」

中多「病気なのかな?心配だね」

美也「うん、そうだね」にぃに、まだ来ないな)

中多「美也ちゃん、先生に聞いてみようか?逢ちゃんのこと」

美也「うん」(午後もみゃーに会いに来るって言ってたのに)

美也「あ、にぃに!」

美也「ごめん、紗江ちゃん、みゃーちょっと行って来るね」ダッ

中多「美也ちゃん・・・・・・」

美也「にぃに」ダキツキ

純一「お、おい美也」

美也「遅いよにぃに。みゃー心配しちゃったじゃない」シナダレ

純一「わ、悪かったな。出掛けに薫に絡まれちゃって」

美也「棚町先輩に?何で先輩がにぃにの邪魔するの?」キツ

純一「いや、そうじゃないよ美也。ただ薫がじゃれてきただけだって」

美也「・・・・・・にぃに、女の子にもてるもんね」

純一「いや、そうじゃなくてさ・・・・・・っていうかこんな話してたら休み時間なんてすぐ終わっちゃうぞ」

美也「・・・・・・そうだった、ごめんにぃに」ニシシ

美也「会えなくて寂しかったよにぃに」

純一(周りの視線が痛い)

純一(でも、きっと可愛い美也が男と仲良くしてるんで嫉妬してるんだな。うんそうに違いない)

純一(こんな可愛い子に愛されてるなんて僕は勝ち組だな・・・・・って浮かれてる場合か。逢にいつどう話せばいいのかな)

純一(しかも妹を愛してるから逢とは付き合えないなんて言い辛いし。まあ、逢は美也の気持ちに気づいてるらしいけど)

美也「にぃに、他の女の子のこと考えてるでしょ」

美也「みゃーと一緒の時は、みゃーのことだけ考えて」ツネ

純一「痛いよ美也」ヒソヒソ

美也「みゃーは朝からずっとにぃにのことだけで頭がいっぱいなのに」

美也「みゃーだけがにぃにのこと考えてるなんて、何かズルイ」

純一(美也って自分の妹ながらやっぱりすごく可愛いな)

純一「美也、僕がおまえのことを愛してるって知ってるだろ?」

美也「・・・・・・うんうん、ごめんね、にぃに。変なこと言って」ギュー

美也「もう言わないからギュってして?」

純一(か、可愛いすぎる)ギュ

美也「にぃに」ギュ

1-Bのみなさん 「またあの二人か」「兄妹であの雰囲気ってどうよ」「あーあ、おれ橘さんに憧れてたのに」「やめときないさいよ、近親相姦が趣味の女なんて」「おまえひどいこと言うなあ」「なによ、あんただってそう思ってるくせに」

中多「あの・・・・・・あの、美也ちゃんはそんな変な子じゃないよ」オドオド

クラスの女子「え?あ、ごめん中多さん聞こえなかった」

中多「・・・・・・」
119: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) 2011/08/02(火) 22:36:45.38 ID:iMks/ACco
放課後 校門前


梅原「今日も美也ちゃんと待ち合わせか?」

純一「別に約束してるわけじゃないけど」

梅原「じゃあ久しぶりにゲーセン行こうぜ大将」

純一「い、いや。美也が来るといけないから今日はやめておくよ」

梅原「・・・・・・そういうのを待ち合わせって言うんじゃねーの?」

純一「うるさいな」

梅原「なあ、大将。まじめな話だけどよ」

純一「何だよ」

梅原「校内でうわさになってるぜ、おまえと美也ちゃん」

純一「・・・・・・そうか」

梅原「いくら兄妹でもよ、ここまで人目をはばからないでイチャイチャしてればさ、うわさにならないほうが不思議だぜ」

純一「・・・・・・」

梅原「まあ、大将のことだ。その辺はわかってやってるんだろうけどな」

純一「心配かけて悪いな梅原」

梅原「いいってことよ。大将も美也ちゃんも俺の友達だからな」

梅原「もうこれ以上何も言わないけどよ」

梅原「うわさっておまえが考えてるより怖いぞ。美也ちゃんもそのうち傷つくかもしんねーぞ」

純一「・・・・・・うん」

梅原「じゃ、俺は先に行くぜ。美也ちゃんによろしくな」

純一「またな梅原」




美也「にぃに!!」ダッ

純一「み、美也。おまえ走ると転ぶぞ」

美也「にぃに、遅れてごめんね?」ダキツキ

純一「そんなに待ってないよ。じゃ帰ろうか」

美也「うん。今日もお父さんたち帰って来ないから、スーパーで夕食の買い物していっていい?」

純一「ああ。今日は何作ってくれるんだ」

美也「スーパーで考えるよ。にぃに」ギュー

美也「えへへ」

純一「美也、あんまりベタベタしてると人に見られるぞ」

美也「いいの!・・・・・・それよりにぃに、今夜も二人きりだよ?」ニコ

純一「う、うん」

美也「みゃー、にぃにになら何されてもいいよ」カアッ

美也「にぃにのしたいようにしていいんだよ。みゃー痛いことでも我慢するね?」

純一「おい美也!声大きいって」ウズウズ



下校中の生徒たち「・・・・・・あの兄妹いつも一緒だね」「ソウダネ・・・・・・」「・・・・・・キモ」「・・・・・・関わるなよ」「・・・・・・」ヒソヒソ
125: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) 2011/08/04(木) 20:36:30.63 ID:tBfq0XDHo
夜 純一の寝室


コンコン

美也「にぃに、入っていい?」

純一「いいよ美也」

美也「お風呂気持ちよかったよ~」フキフキ

純一「・・・・・・美也、何でバスタオル巻いてるだけなんだ?」

美也「にぃにのエッチ。どこ見てるの」クスクス

純一「見てないよっていうか、おまえパンツくらいはけよ」

美也「そうだね。にぃには乱暴にみゃーの服を脱がすの大好きだもんね。みゃーが裸でがっかりした?」

純一「いやいやいや、どうしてそっちの話になるんだ?そうじゃなくてだな、冬なんだから風邪ひくだろ?」

美也「クスッ」

純一「・・・・・・すごく可愛いよ、美也」ダキヨセ

美也「にぃに、やっと正直になった」シナダレ

純一「美也」チュ

美也「・・・・・・にぃに、そんなことされたら我慢できなくなっちゃうよ」ウズウズ

純一「おいで美也」ヌガシ

美也「あん、にぃに」

純一「美也」サワサワナデナデモミモミ

美也「あ、あっ、あん」

純一「美也、だいぶ感じやすくなったな」ハアハア

美也「にぃにのバカ。誰のせいでこうなったと思ってるのよ///」

純一「ははは」

美也「にぃに、みゃーのこと虐めていいよ?」

美也「にぃにが気持ちよくなるなら何でもするよ?みゃーは」

純一「こうして美也と愛し合ってるだけで十分だよ、美也」

美也「にぃに?」

純一「美也は本当に僕だけのものなんだなって最近気づいたんだ」

美也「・・・・・・」

純一「今まで虐めてごめんな。これからは優しくするから」

純一「正式に言うの初めてだけど、美也、僕の恋人になってくれ」

美也「・・・・・・」ホロリ

純一「だ、ダメか?」ドキドキ

美也「にぃに!」ダキ

美也「にぃに、うれしよ」ポロポロ

純一「・・・・・・泣くなよ」ナデナデ

美也「みゃーは喜んでにぃにの彼女になるよ」

美也「ずっと一緒にいようね」

純一「美也、美也」ガバ

美也「来て・・・・・・にぃに。にぃにが欲しいの」

純一「美也!」
126: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) 2011/08/04(木) 20:55:17.10 ID:tBfq0XDHo
後 純一の寝室のベッドの上




美也「・・・・・・にぃに?」

純一「・・・・・・うん」

美也「みゃーの体、よかった?」

純一「よかったけど、別に体だけじゃないよ」

純一「おまえは顔も体も可愛いいけどさ、美也と愛し合ってると美也の気持ちがすごく伝わってきて」

純一「それが嬉しかったよ美也」

美也「みゃーもだよ、にぃに。今日はにぃにがみゃーを本当に大事にしてくれてるんだなって」

美也「にぃにに抱かれて感じたんだよ。ありがとうにぃに」ギュ

純一「僕の方こそありがとな、美也。こんな僕のそばにいてくれて」ギュ

美也「ねえ、にぃに」

純一「うん?」

美也「今日は優しく愛してくれて嬉しかったよ。だけど、にぃにがみやーを虐めたくなったらいつでもそうしていいんだよ。みゃーはにぃにのものなんだから」

純一「おいおい、それじゃまるで僕がサドみたいじゃないか」

美也「にぃににもいろんなつらいことがあったんだと思うけどさ。でも、それとは別に女の子をベッドで虐めるのはにぃにの好みでしょ?」

純一「何でそうなる」

美也「だって、にぃにのお宝本コレクションってそういうのばっかじゃん」

純一「お、おまえ、見たのか」

美也「にししし」

美也「まあ、とにかくさ。みゃーはにぃにのものなんだから、にぃにがしたければいつでもにゃーのこと虐めていいんだよ?」

美也「にゃーもにぃににいろんなことされて少しそういうのわかるようになっちゃったし・・・・・・///」

純一「・・・・・・やっぱり、おまえは最高の恋人だな」ギュー

美也「にししし」

美也「ねえにぃに?お父さんとお母さんが出張でいない時は、これからはにぃにと一緒に寝ていい?」

純一「うん、そうしよう。じゃ、今日はこのまま僕のベッドで一緒に寝ようか」

美也「うん!」
127: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) 2011/08/04(木) 21:06:27.94 ID:tBfq0XDHo


男「なあ、七咲」

七咲「うん」

男「おまえの親に連絡とれなかったって先生言ってたけどさ。おまえ家に一人で大丈夫なの?」

七咲「うん。平気よ。一人は慣れてるし、弟も夕方には帰ってくるし」

男「先生に家まで付き添えって言われてるだけなんだけどさ」

男「おまえの親が帰ってくるまで一緒にいてやろうか」

七咲「・・・・・・何言ってるの。そういう優しさは美也ちゃんのためにとっておきなよ」

七咲(美也ちゃん・・・・・・。優しさ・・・・・・。橘先輩はいつも優しかったな)

七咲(初めて出会った時だって、わたしサイアクの態度だったのに)

七咲(先輩、わたしのこと好きだって言ってくれた)

七咲(それでも、やっぱり先輩は美也ちゃんが好きなのかな)

七咲(先輩は妹と恋愛して本当に幸せになれるのかな)

七咲(ああ、頭が重い・・・・・・、景色がぐるぐるする)

七咲(・・・・・・)ドサツ

男「おい七咲?大丈夫か七咲?七咲!?」
128: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) 2011/08/04(木) 21:45:55.14 ID:tBfq0XDHo
七咲の自宅マンション前


男(何とかタクシーを拾って七咲の家まできたけど)

男(集中ロックだし、この後どうすりゃいいんだ)

男「おい七咲、七咲!」

七咲「う-ん」グタ

男「こりゃダメだ」

男(こうなったら・・・・・・七咲、先に謝っておくぞすまん)ゴソゴソ

男(七咲のかばんには鍵はない・・・・・・あとは)ゴク

男(失礼します)サグリ

男(制服のポケットにもない・・・・・・つうかこいつ引き締まった健康的な体してるな)

男(いかんいかん。そんなこと考えてる場合じゃないな)

男(あとは・・・・・・。えい、悩んでる場合か)

男(ブラウスのボタンを開いて)

男(胸元のペンダント・・・・・・あ、鍵あった!)


ガチャ


男(結構重いな)

男(こ、ここが七咲のベッド)ドサ

男(・・・・・・ふー。ミッションコンプリート)


男(・・・・・・)

七咲(・・・・・・)

男「え、えーと、七咲?」

七咲「うーん」ドテ

男「七咲さん?」

男(軽い貧血と疲労だって先生言ってたな。このままにして帰っても平気かな)

男(でも、誰もいない家に気を失った子を一人にするわけには)

男(あ、いかん。さっき鍵を取ったとき七咲のブラウスの前ボタン外したんだった)

男(戻しておこう・・・・・・って、え?)

男(おれ、何で七咲の前ボタン外してるんだ?)

男(え?)

男(保健の先生が七咲の水着を脱がして着替えさせたんだったな・・・・・・って下着着せなかったのかよ!)

男(・・・・・・七咲の胸、日焼けしてなくて綺麗だ)

男ヌガシ

男(日焼けした肩と腕と対照的に白い胸とお腹と細い腰・・・・・・)

男(美也ちゃんみたいに上から下まで真っ白な女の子と違った健康的な魅力が)

男(いかん!俺何してるんだ)

男(上半身脱がしてしまったではないか)

男(・・・・・・)ハアハア

男(・・・・・・服着せよ。体調の悪い七咲に付き添ってきてこんなことするなんて、おれ最低じゃないか)

男(・・・・・・リビングで待機してるか)
131: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) 2011/08/05(金) 19:30:50.98 ID:jxPZIVuio
七咲家のリビング


男(七咲の弟帰ってこないな)

男(両親にも連絡つかなかったみたいだし、せめて七咲が気が付くまではここにいないとまずいよな)

男(今日は美也ちゃんをうちの猫見に来ないか誘う予定だったのにな)

男(・・・・・・それにしてももう2時間は経つな。七咲の様子を見に行くか)



七咲の寝室


男「おーい、七咲。大丈夫かあ?」

男「まだ、寝てる。よっぽど疲れてたのかな」

男「おい、七咲起きろ~」

七咲(う、うーん。先輩?橘先輩)ダキツキ

男(・・・・・・!?)

七咲(先輩、嬉しい)チュ

男(!!!!)モガキ

七咲「・・・・・・zzzzzz」ドテ




七咲家のリビング


男(な、何だったんだ?)

男(な、七咲とキ、キスしてしまった・・・・・・というかされてしまった)ドキドキ

男(寝ぼけてたのかなあいつ)ドキドキ

男(・・・・・・七咲って普段無愛想だけど、無防備に寝てるあいつすげー可愛いな)

男(いかん、七咲の柔らかい唇の感触を思い出してしまった)ドキドキドキ

男(何考えてるんだろ?俺)
132: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) 2011/08/05(金) 20:29:15.75 ID:jxPZIVuio
咲の寝室


七咲(うーん・・・・・・。あれ、あたし一体どうして自分の部屋にいるんだろ)

七咲(プールで倒れて保健室から早退する途中まで覚えてるんだけど)

七咲(そういや男に送ってもらったんだっけ)

七咲(・・・・・・起きられるかな)


七咲家のリビング


七咲「あ、男・・・・・・眠ってる?」

七咲「男、起きて」ユサユサ

男「あ、ああ。七咲。起きたんだ」

男「あ・・・・・・///」テレ

七咲「・・・・・・?付き添ってくれてありがとう。ここまで連れてくるの大変だったでしょ」

男「い、いや。体調はもう大丈夫なのか」

七咲「よく寝たから直ったみたい」(幸せな夢もみたし)

男「お、おう。よかったな」ドキドキ

七咲「本当に悪かったね、男。もう大丈夫だから」

男「でも、おまえ一人じゃん」

七咲「もう平気だし、そのうち弟も帰ってくるから」

七咲「あ、晩御飯の買い物してなかった・・・・・・」

男(・・・・・・)


プルルルル


七咲「電話だ」

七咲「はい。あ、うん。・・・・・・そうなんだ。じゃあ、気をつけてね」ガチャ

七咲「ごめんね」

男「電話どっから?」

七咲「弟。今日友達のとこにお泊りの約束してたの言い忘れてたって」

男「ご両親は?」

七咲「いつものことだけど、今日も帰ってこないよ」

七咲「じゃ、いろいろありがとね、男。もう遅いか」

男グイ

七咲「男?」

男「うちに来いよ」

七咲「あ、あなた何言って」

男「倒れたやつを一人にできるか、ばか」

男「これで何かあったら寝覚め悪いわ」

七咲「もう平気だって」

男「七咲は今日おれに散々迷惑かけたんだから言うとおりにしろ」

男「ちょっと待ってて」

七咲「・・・・・・」
133: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) 2011/08/05(金) 20:44:41.49 ID:jxPZIVuio
夜道


男「かーちゃん、大歓迎だってさ」

七咲「本当に一人でも大丈夫なのに」

男「うるせ。今夜はうちで飯食って泊まってけ。一人きりのマンションでまた倒れたらどうすんだよ」

七咲「・・・・・・何でそんなに優しいの?」

男「え?」

七咲「美也ちゃんじゃないのよ?わたし」

七咲「最近、わたしの周りにいる男ってみんな優しい」(・・・・・・先輩)

男「何言ってるかわかんないけど、とにかく今日は家に来い。着替えも持ってきたんだし」(何だろ?何か七咲といるとどきどきするな)

七咲「あなたが持ってこさせたんでしょ」(何やってんだろわたし)

男「まあね。あ、ここだよ」(何やってんだ?俺)



男の家


七咲「大きな家だね」

男「無駄に広いだけで中は汚いけどな」

男「ただいま~」

?「おかえり」

男「こいつ、部活の友達の七咲。さっき電話したけど今日うちに泊まってくから」

男「七咲、うちのかーちゃん」

七咲「はじめまして、あの突然すいません」ペコ

男母「あらあら、まあまあ。ゆっくりしていってね」

?「にゃーん」

七咲「あ、可愛い」

男「でしょ。俺の彼女なんだ」

七咲クス

男母「とにかくあがって。夕ご飯できてるから」

男「おお」

七咲「お邪魔します」
134: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) 2011/08/05(金) 20:45:39.03 ID:jxPZIVuio
男家の客間


男「ここに布団敷いたって」

七咲「ありがと」

男「隣、俺の部屋だから何かあったらノックしてな」

七咲「うん。男ってお母さんと二人暮らしなの?」

男「うん。親父は海外にいるし俺兄弟いないしね。」

七咲「そうなんだ」

男「正直、兄弟いるやつうらやましいよ。七咲とか美也ちゃんとかさ」

七咲(美也ちゃん・・・・・・)

男「美也ちゃんと兄貴とか仲よさそうだしな。俺も兄弟欲しいなあ」

七咲(橘先輩・・・・・・)

猫「ミャーン」スリスリ

男「おお、そうだな。俺にはおまえがいるもんな」ナデナデ

猫「ゴロゴロ」

七咲クス

男「じゃ、お休み、七咲。明日は体調が悪ければ学校休んだ方がいいぞ」

七咲「もう大丈夫だよ。おやすみ男」
135: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) 2011/08/05(金) 21:03:51.06 ID:jxPZIVuio
翌朝 純一の寝室


純一(あれ?何か柔らかいものが僕の腕の中にいる・・・・・・)

純一(美也?って裸じゃないか)

純一(か、可愛い)サワ

純一(すべすべではないか)サワサワ

美也「・・・・・・クス」

美也「おはよにぃに」ウットリ

純一「美也起きてたのか」ドキ

美也「にししし。眠ってる妹の体を撫で回すなんて・・・・・・にぃにの変態」クス

純一「おまえ、寝たふりしてたなあ!」ダキ

美也「きゃー!にぃにに襲われるー助けてー」ボウヨミ

純一「兄貴をからかう悪い妹おには仕置きだな」

純一「キスのお仕置き!」チュレロレロ

美也「あ、あん」ギュ

純一「美也、愛してるよ」

美也「にぃに、にぃに」ギュー

純一「ハアハア」

美也「ハアハア」ドキドキ

美也「みやー胸がどきどきしてるよ。ほらね?」

純一「わかったから僕の手をおまえの胸に持っていくのはやめてくれ。我慢できなくなる」

美也「・・・・・・にぃい、大きくなってる」サワ

純一「しょうがないだろ」

美也「にぃに、ベッドに座って」ヌガシ

純一「・・・・・・!」

美也パク

美也「ばばりびょうぶじゃばくでごべんで(あまり上手じゃなくてごめんね)」モガモガ

美也「びゃーどぐぢどだがでびっでびいよ?(みゃーの口の中でいっていいよ?)」グチュグチュ

純一「美也、美也!」
136: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) 2011/08/05(金) 21:40:47.66 ID:jxPZIVuio
登校中1


男「七咲、本当に学校行っても大丈夫なのか」

七咲「うん。おかげさまで、もう全然平気だよ」

男「ならいいけど無理すんなよ。部活はやめておいたほうがいいぞ」

男(俺、七咲が気になってる?美也ちゃんに振られたばっかなのに)

七咲「そうするよ。心配してくれてありがと、男」

七咲(男って優しいのね。美也ちゃん何でこんないい人を振って実の兄なんかに夢中なんだろ)

男「試合のことなら気にするな。1年生で出場できるやつなんて普通いないんだし」

男(七咲のパジャマ姿可愛かったなあ)

七咲「そのことはもう忘れてたよ」クス

七咲(でも、橘先輩やさしいし、いつも先輩のそばにいる美也ちゃんが好きになっても無理ないか)

男「ならよかった。俺頼りないだろうけどさ。他にも悩みがあるなら聞くぜ?」

男(七咲・・・・・・)

七咲「ありがと。でも悩みなんてないよ」

七咲(わたしが前に先輩に言ったのと同じセリフだ)

男「それならいいけど」

七咲・男「・・・・・・あれ?」
137: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) 2011/08/05(金) 21:41:43.31 ID:jxPZIVuio
登校中2


純一「美也」ダキ

美也「・・・・・・あ」

美也「さすがにみゃーの肩を抱き寄せるのはまずくない?」クスクス

純一「美也の方こそ頭を僕の肩に乗せるのはまずくないか」フフフ

美也「ふふ」

純一「ははは」

美也「誰に見られても何を言われてもいいよ。にぃにがいてくれるなら」

純一「そうだな。たとえ親バレしたって美也とは別れないからな。覚悟しとけよ」

美也「にぃにこそ覚悟してよね。みゃーはしつこいん女なんだよ?」

純一「愛してるよ美也」ギュ

美也「にぃに、うれしい」ギュ

梅原「おーい大将ってあれ」

梅原(声かけづれーー)

梅原(あいつらこの先どうする気だ?)


登校中の生徒たち「また近親相姦兄妹だ」「どっちも普通にもてるのに何でだろうね」「兄貴が妹の肩を抱いてるよ」ヒソヒソ


美也「キスしてにぃに」ウットリ

純一「美也」チュ

梅原(お、おいこんなところで・・・・・・まじかよ!?)



登校中の生徒たち「!?」「・・・・・・すげえもん見ちゃった」「ガチじゃんあれ」「気持ち悪ーい!」ドンビキ
138: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) 2011/08/05(金) 21:43:22.54 ID:jxPZIVuio
登校中3


七咲「美也ちゃん・・・・・・先輩?」

男「あ、美也ちゃんだ」

七咲(先輩、美也ちゃんの肩を抱いてる)

七咲(美也ちゃんも先輩にしなだれかかって)

七咲(どう見ても恋人同士だ)

男「何かみんなが噂してるぜ」


登校中の生徒たち「また近親相姦兄妹だ」「どっちももてるのに何でだろうね」「兄貴が妹の肩を抱いてるよ」ヒソヒソ


男「え?美也ちゃん兄貴と?」

七咲・男「キス!?」


登校中の生徒たち「!?」「・・・・・・すげえもん見ちゃった」「ガチじゃんあれ」「気持ち悪いよ」ドンビキ


七咲・男「・・・・・・先輩」「・・・・・・美也ちゃん」
145: saga 2011/08/06(土) 20:56:08.50 ID:GTOEFwqNo
早朝 1-Bの教室


中多(今日は早くついちゃったな)

中多(誰もいないのかな)

中多(あ、あれ?美也ちゃんの机)

中多(何か大きな字で落書きしてある・・・・・・)



『にぃに(笑)&みゃー(笑)』『リアル恋風おつかれ~』『近親相姦兄妹キモイんだよ死ね』)



中多「何・・・・・・これ」ガクガク

中多(だ、誰か来る前に消さなきゃ)フキフキ

中多(あ、油性マジックじゃないんだ、よかった消える)フキフキ

中多(消せた・・・・・・でもいったい誰がこんなひどいこと)ホッ


ガラ


七咲「おはよう紗江ちゃん。今日は早いね」

中多「あ、あの」

七咲「どうしたの紗江ちゃん?」

中多「逢ちゃん、あのね・・・・・・美也ちゃんの机にひどいこと」オドオド

七咲「・・・・・・何かいたずらされてたの」

中多「うん。ひどいこと書いてあったんで消したの」

七咲「・・・・・・そか。ありがと紗江ちゃん」

中多「う、ううん。美也ちゃんは友達だから」

七咲「美也ちゃんには黙っててね」

中多「うん」

七咲(・・・・・・これで終わるとは思えない)

七咲(先輩、本当にこれでよかったんですか?)

七咲(先輩はもう美也ちゃんを選んだんですか)ポロ

七咲(美也ちゃんも先輩もこれからつらい思いするのに)ポロポロ

七咲(先輩が美也ちゃんを選んだのなら、そうならば悲しいけど・・・・・・でもわたし、先輩と美也ちゃんを守らなくちゃ)ポロポロポロ

中多「逢ちゃん?泣いてるの」オロオロ

七咲「泣いてないよ紗江ちゃん。落書き消してくれてありがと」

中多「わたし、教官・・・・・・先輩も美也ちゃんも大好きだから」

七咲「・・・・・・紗江ちゃん。わたしもだよ」
147: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) 2011/08/06(土) 21:15:52.63 ID:GTOEFwqNo
校門前


純一「いつまでこうしてると遅刻するな」ダキ

美也「わかってるよ、ばかにぃに!」ギュー

純一「休み時間には会えるんだからもう教室行こうぜ」

美也「にぃにはみゃーがいなくても寂しくないの?」アマエ

純一(う、美也可愛い)ギュー

美也「にぃにを困らせてるね、にゃー。ごめんね」

純一「そんなことないよ」

美也「にゃーもう行くよ。近くに誰もいないから最後にキスして?」ギュ

純一(美也)チュ

美也「えへへへ」

純一「じゃあ、また後でな」

美也「うん!あ」

美也「昨日の夜、にぃにが激しかったら寝坊しちゃってお弁当作ってないよ?」

純一「おい!///ぼくのせいにするなよ。おまえだって・・・・・・。まあパンでも買って中庭で食べようか」

美也「うん!」

純一「じゃ、じゃあまたな」

美也「う、うん」

純一「・・・・・・美也教室行けよ」

美也「にぃにこそ遅刻しちゃうよ」

純一(美也!)ダキヨセ

美也(にぃに!)ダキツキ



2階の教室の窓


絢辻(橘君?)
148: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) 2011/08/06(土) 21:29:03.18 ID:GTOEFwqNo
始業前 1-Bの教室


美也「おはよ、逢ちゃん。紗江ちゃん」

七咲「・・・・・・おはよ」

中多「お、おはよう美也ちゃん・・・・・・」

美也「遅刻しちゃうかと思ったけど間に合った。にししし」

七咲(・・・・・・)

中多(・・・・・・)


1-Bの生徒たち「おはようだってさ」「よく恥ずかしくないよね」「可愛い顔して近親相姦か」「いっそ死ねばいいのに」「あんた言い過ぎ」「何いい子ぶってんだよおまえ」ヒソヒソヒソ


中多「美也ちゃん今日も元気だね」

美也「にししし。まあ、最近いいことが続いてるからかな」キャ

七咲「・・・・・・あんまり浮かれないほうがいいよ」ボソ

美也「あ、逢ちゃん。昨日はどしたの?大丈夫なの?」

七咲「人のことより自分を心配したら?」ボソ

美也「え?何?」

七咲「なんでもない。もう大丈夫だよ。心配かけたね」

中多「先生に聞いたら貧血で早退したって言ってたから心配だったよ」オドオド

七咲「気にかけてくれてありがとね紗江ちゃん」

美也(あ、みゃー昨日はにぃにのことで頭がいっぱいで逢ちゃんのこと考えてあげられなかったな)

美也(恋のライバルかもしれないけど、友達だもんね)

美也「逢ちゃん、元気になってよかった」ニコ

七咲(・・・・・・)

中多(逢ちゃん?)
149: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) 2011/08/06(土) 21:40:56.29 ID:GTOEFwqNo
休み時間 1-B


美也(にぃに、まだ来ないな)

美也(!あ、にぃに)ダツ


1-BのMOB子(むかつくんだよ、あいつ。ちょっと可愛いと思っていい気になって)サッ


ドシン


美也「あ!」ガタン コケ

純一「美也!」

七咲・中多「美也ちゃん!」

純一「大丈夫か美也」オロオロ

七咲「怪我はない?美也ちゃん」

美也「い、痛いよ。足打ったみたい。立てないよ、にぃに」ポロ

純一「美也、美也!」ダキ

純一「すぐ保健室に連れていってやるからな!」ダッ

七咲「先輩?」



1-BのMOB子「きゃー!兄貴が実の妹をお姫様だっこしてるー!!」キャハハ

MOB子の取り巻き「ヒューヒュー」

中多「あのあの、美也ちゃんにひどいこと言うのやめて」オドオド

クラスメート「え?中多さん何か言った?聞こえなかったよ」

中多(・・・・・・)

七咲(・・・・・・美也ちゃん)
150: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) 2011/08/06(土) 22:01:11.48 ID:GTOEFwqNo
昼休み 2-Aの教室


梅原「おら、パン買って来たぞ」(どうして俺が)ブツブツ

棚町「ほらそこ!じゃんけんに負けたんだから文句言わない」

梅原「ちくしょう。大将がいれば絶対負けなかったのに」

棚町「純一じゃんけん弱いからね・・・・・・あれ?そういやあいつどしたの?」

梅原「おまえ知らねえの?美也ちゃんが怪我して保健室にいるんで大将付き添ってるぜ」

棚町「怪我?大丈夫なのかな美也ちゃん」

梅原「たいしたことないらしいけど、大将シスコンだからな。心配なんだろ」

棚町「・・・・・・ねえ。最近、変なうわさが聞こえてくるけど、あんた何か知ってる?」

梅原「・・・・・・まあな」

棚町「やっぱり本当なんだ。あいつ何やってるんだろ、美也ちゃんを不幸にしてさ」

梅原「俺もそう思ってたよ。でもさ、あいつらが決めたことだから、反対するのよそうぜ」

棚町「・・・・・・あんたも甘いわね」

梅原「おまえだって大将に大甘じゃねえか」

棚町「うるさいわね!」


絢辻「棚町さん梅原君」

絢辻「食事中ごめんなさい。ちょっといいかしら」


梅原・棚町「絢辻さん?」
151: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) 2011/08/06(土) 22:18:21.48 ID:GTOEFwqNo
お昼休み 学食


男「あ、七咲」フリフリ

七咲「・・・・・・男」

男「体調はどう?七咲」

七咲「うん、ありがと。もう平気だよ」

中多「男君こんにちは」

男「中多さんどうも」

七咲「席ないでしょ?ここ座ったら」

男「いいの?美也ちゃんの席じゃないの」

中多「美也ちゃんは保健」

七咲「紗江ちゃん」ツネ

中多「え?」

七咲「美也ちゃんは橘先輩と一緒だよ」

男「・・・・・・やっぱりそうか。朝のやつショックだったけど、幻じゃなかったんだな」

七咲「うん・・・・・・座ったら」

男「ああ、うん」

七咲「塩ラーメン?」

男「それがどうかした?」

七咲「いや、何でもない」

男「何だよそれ。何考えてたか言えよ、気になるじゃん」

七咲「言わないよ」ツーン

男「おまえ、言いかけてやめるのは卑怯だぞ」

七咲(心がささくれだってたけど)

七咲(こいつといる時だけは先輩のこと忘れられる?)ドキドキ

男「何なんだ一体」

中多「美也ちゃんがいなくて残念だね、男君」クス

男「中多さんまでそんなことを。七咲の悪い影響を受けてるな」

七咲「どういうことよ」ズイ

男「冗談だよ冗談。早く食べないと昼休み終わっちゃうぜ」

七咲「あなたが変なこと言うからでしょう」

中多(逢ちゃん、少しだけ元気になったかな)
156: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) 2011/08/07(日) 20:17:58.18 ID:eDi31uVzo
保健室


純一(・・・・・・どう考えてもわざと足を引っ掛けて転ばされたんだ)

純一(ある程度覚悟してたとけど、早速ここまで嫌がらせされるとは)

純一(美也、美也・・・・・・可愛そうにどうすればいいんだ)

純一(美也じゃなくて僕に嫌がらせしろよ!)

純一(美也に手を出すなよ!!)

純一(美也をいじめたやつ、絶対に許さない!)

美也「・・・・・・にぃに」ボソ

純一「美也?」

純一「美也痛くないか?」オロオロ

美也「にぃに、ありがと」クス

純一「美也」

美也「大丈夫だよ、にぃに。心配しないで。みゃー、こんなことくらい最初から覚悟してたもん」ニシシ

美也「実のお兄さんと付き合うんだもん。何にもされない方が不思議でしょ」

美也「こんなことくらいでみゃーはにぃにを諦めないよ」

美也「にぃにも落ち着いてね?」

美也「この先もっとつらい事があるんだよ?」

美也「でもにぃにと一緒なら何でもないよ」

美也「にぃにも落ち着いてね?相手しちゃだめだよ」

純一「でも美也」

美也「愛してる、にぃに」

美也「みゃーのためにもそうして?」

純一「・・・・・・」ギュ
157: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) 2011/08/07(日) 20:36:06.15 ID:eDi31uVzo
2-Aの教室

絢辻「そうか。そんなことになってたのね」

絢辻「朝、橘君たちを見かけて気にはなってたんだけど、うわさですまないでいじめにまでなっちゃってるのね」

梅原・棚町「うん」

絢辻「これ」

梅原・棚町「ビラ?こ、これって」

絢辻「うん。今朝2-Aの教室の全部の机に置かれてたの」


『にぃに(笑)&みゃー(笑)』『近親相姦兄妹キモイんだよ死ね』『わたしたち(にぃに&みゃー)結婚しまーす』『橘純一と橘美也は死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね』


絢辻「誰も来ないうちに回収しておいたんだけど、いつまでもごまかせるとは思えないしね」

絢辻「何とかしないとね」

棚町「どうするの」

絢辻「棚町さんと梅原君って橘君と仲いいでしょ?協力してもらえないかな」

棚町「そりゃ、純一のためなら」

梅原「大将は親友だしな」

棚町「でもさあ、何で絢辻さんがそこまで親身になるの?」

絢辻「・・・・・・いじめが嫌いなだけ。それで十分でしょ」

梅原「で具体的にはどうすりゃいいんだ?1年生を締め上げて犯人を吐かせるか?」

絢辻「暴力はだめよ、梅原君」

棚町「いったいどうしたいのよ、絢辻さんは」

絢辻「あの二人を別れさせる」

梅原「おいおい冗談だろ」

絢辻「そうね冗談よ。でも本当はそれが一番いいと思うよ」

絢辻「でも、橘君たちが素直に言うことを聞くわけないしね」

棚町「じゃあ、どうすんのよ」

絢辻「とにかく学校や家の外ではおとなしくしているよう二人を説得するしかないでしょ」

梅原「なるほど」

絢辻「橘君たちが普通にしていれば、うちの学校の子たちも飽きっぽいからすぐ忘れちゃうわよ」

棚町「でもそれ誰が説得するのよ」

絢辻「あなたたち」

梅原「やっぱりそうきたか。大将と美也ちゃんに完全に嫌われるな」

棚町「そうだねえ」

絢辻「親友なんでしょ、二人とも」クス

棚町「あーあー、わかったわかった。やるわよやればいいんでしょ」

梅原「しゃーねえなあ、俺もやるよ」

絢辻「じゃあお願いね」
158: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) 2011/08/07(日) 20:52:41.79 ID:eDi31uVzo
午後の休み時間 1-B


中多「あ、美也ちゃん」

七咲「・・・・・・美也ちゃん」

中多「美也ちゃん大丈夫?」

美也「うんもう平気だよ。ごめんね心配かけて」ニシシ

中多「よかったあ」


1-BのMOB子「もう帰ってきちゃったよ橘。あーあせっかく教室が綺麗になったのに、また臭くなっちゃうのかあ」ヒソヒソ

MOB子の取り巻き「何か男臭いよね。ああ、いつもべったり実の兄貴と抱き合ってるからしょうがないか」クスクス


美也(・・・・・・)

中多(み、美也ちゃん、気にしないで)オロオロ


ガタン!


美也「逢ちゃん?」

七咲「言いたいことがあるならはっきりいいなさいよ」ツカツカ

MOB子「な、何よ。七咲には関係ないでしょ」

七咲「七咲さん」ドン

MOB子「え?」ビク

七咲「さんをつけなよ。あんたなんかに呼び捨てされる覚えはないわよ」

MOB子「ちょっとあんた何言って」

七咲「今度美也ちゃんに何かしたりひどいこと言ったらわたしが相手するから」ニラミ

MOB子「・・・・・・」

七咲「今度から言いたいことがあるならわたしに言いなよ」

MOB子の取り巻き「ちょっとMOB子やばいよ。こいつ強いし先輩に知り合いいっぱいいるみたいだよ」ヒソヒソ

MOB子「う、うるさい!あんたと話してる時間なんかないから!」ダッ

1-Bのクラスメートたち「あ、逃げた」「MOB子の取り巻きも逃げたな」「七咲怒らしたら怖いもんな」「そら体力つうか戦闘力がMOB子たちとは段違いだし」


美也「逢ちゃん・・・・・・?」
159: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) 2011/08/07(日) 21:04:28.75 ID:eDi31uVzo
放課後 1-Bの教室


美也(あ、にぃに)

七咲(あ、先輩)ズキ

純一(逢・・・・・・)「美也、一人じゃ歩くのつらいだろ?肩貸すからもう帰ろう」

美也「うん、にぃに」

中多「さよなら美也ちゃん」

七咲(・・・・・・)

美也「さよなら紗江ちゃん・・・・・・逢ちゃん)

七咲「・・・・・・さよなら美也ちゃん(さよなら先輩)」



下校中


純一「美也痛くないか。もっと僕に寄りかかっていいんだぞ」

美也「うん。にぃに、ありがとう」

純一「歩くの速いか?もっとゆっくり歩こうか」

美也「そんなに気にしなくても大丈夫だよ」クス

美也「それより今日逢ちゃんに助けてもらっちゃた」




純一「・・・・・・そんあことがあったのか」

美也「逢ちゃんからにぃにを奪って・・・・・・それなのに逢ちゃんに助けられて」グス

美也「みゃー、みっともないよね」クスン

純一「美也、おまえは頑張ってるよ。駄目なのは僕の方だ」

美也「にぃに?」

純一「ちゃんと逢と話すよ。許してもらえないかもしれないけど」

純一「ちゃんと妹が好きなので逢とはやっぱり付き合えないって」

美也「にぃに・・・・・・。みゃーも逢ちゃんにひどいことしたんだね」

純一「・・・・・・」
160: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) 2011/08/07(日) 21:20:34.15 ID:eDi31uVzo
夜 橘家のリビング


純一「父さんたちがいない日でよかったな」

美也「そうだね。心配かけちゃうしね」

純一「風呂入ってもう休んだ方がいいよ。痛かったら明日は学校休むんだぞ」

美也「もう平気だよ。普通に歩けるようになったし」

純一「じゃ、早く寝ろ」

美也「にぃに?今日はみゃーを欲しくないの?」

純一「おまえ、その足で変なことするわけにいかないだろ」

美也「もう平気だって。にぃにはみゃーを虐めたくないの?」

純一(ゴクッ)

美也「服を脱がせてにぃに」

純一「美也」ダキ

美也「みゃーもう平気だから。もっと乱暴にして」

純一「美也!」ガバ

美也「にぃに、来て」ウットリ


翌朝 美也のベッドの上


美也「にぃに、起きて」ユサユサ

美也「もう朝だよ、にぃに」チュ

純一「おはよ美也・・・・・・昨日はおまえのベッドで一緒に寝ちゃったんだっけ」ギュ

美也「だって、にぃにがみゃーの部屋でするって言ったんでしょ。み、みゃーを裸にしてぬいぐるみ持たせて」

美也「その格好でバックでするって///」カア

純一「可愛いかったよ美也」ナデナデ

美也「あんっ、にぃにもうやめて」

純一「足は大丈夫か」

美也「今更何言ってんのよ。全裸で足にだけ包帯巻いてるみゃーが痛々しくて興奮するとか言ってたくせに」

純一「ご、ごめん美也」

美也「いいんだよ、にぃに。にぃにが興奮してくれる方がみゃーもうれしいから」

純一「じゃ、起きて支度するか。本当に学校行けるのか」

美也「うん。にぃにと離れるのいやだし」

純一「美也!」ダキ

美也「えへへ」ギュ
161: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) 2011/08/07(日) 21:36:27.67 ID:eDi31uVzo
登校中


純一「美也」ギュ

美也「にぃに」ギュ

純一・美也「えへへへ」チュ

?「おっと、そこまでだ大将、美也ちゃん」

?「こら!離れるのよ二人とも」

純一「梅原、え?薫も?」

薫「おはよう美也ちゃん」

美也「・・・・・・おはようございます棚町先輩」

純一「おまえらいつの間に一緒に登校する仲に」

薫「な!?何言ってんのよ純一。あんたたちに用があったからわざわざ早起きして待ってたんでしょうが!」

梅原「まあまあ、薫。好きな男のことでからかわれたからってむきになるもんじゃないぜ」ガシ

梅原「・・・・・・わ、わかったから、冗談だから。首絞めるのはやめてくれ薫」

薫「今度はスリーパーホールドかけてあげましょうか?」

梅原「だから悪かったって。え?大将はどこだ」

薫「あんたと漫才してる間に行っちゃったじゃないの。追いかけるわよ」




梅原「あ、いた・・・・・・って、こら!登校中にベロチューしてんじゃねえぞ」

薫「はぁ。絢辻さんの言うとおりこれは何とかしないとね」

純一「だから何なんだよお前ら。用があるならさっさと言えって」

薫「じゃあ、登校しながら話すからあんたたちは少し離れなさい」

純一「いや、美也は足に怪我をしてだな・・・・・・」

薫「足の怪我なら肩貸すだけでいいでしょ!何でキスする必要があるの」

純一・美也「・・・・・・」ショボン
162: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) 2011/08/07(日) 21:46:25.63 ID:eDi31uVzo
登校中


七咲(家事してたら遅くなっちゃったな)

七咲(少し急がないと)タッタッタッ



ドン!


七咲「あ!」バタン

DQN1「ああ、悪い悪い。バイクではねちゃったわ」

DQN2「前見ないで走ってたこいつがいけないんじゃね?」

七咲(キッ)

DQN3「おうおう気が強そうな女だぜ。怪我してるといけないから裸にして調べてやらないとな」

七咲「!?あななたち何言って」

DQN1「あいつから聞いてたとおり気の強そうな女だ」

DQN2「でもこいつ本当に怪我してるみたいだし、大した抵抗もできないんじゃね」

DQN3「じゃあ、そこの部屋に連れ込むか」ダキ

七咲(!?)バタバタ

DQN1「こらじっとしてろ。誰か来たらまずいじゃねえか」

DQN2「こいつ可愛い顔してるな。早くやっちゃおうよ」

DQN3「MOB子が言うほど変な女じゃないよな」

七咲(MOB子!?)

DQN1「あいつには借りがあるからな。でもそれでこの子を抱けるなんて役得だよな」

七咲(先輩!先輩!)
168: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) 2011/08/07(日) 23:58:10.71 ID:eDi31uVzo
登校中



梅原「それでだ、大将」

純一「う、うん」

棚町「じゃあ、本題に入るわよ」

純一「わかった」

梅原「つまりだな」

棚町「つまりね」

梅原「・・・・・・」

棚町「・・・・・・」

純一「つまり、何だ?」

梅原「早く話せよ薫」

棚町「な?あんたが話しなさいよ。男でしょ」

梅原「男でしょって、おまえこの場合どういう関係があるんだよ」

棚町「言い辛いことを話すんだから男のあんたが話しなさいよ」

梅原「性別は関係ないだろうが!だいたい大将のためならって引き受けたのはおまえの方じゃないか」

棚町「何よ!男らしくないわね。さっさと話しなさいよ」

梅原「まったくおまえってやつは・・・・・・ってあれ?大将は?」

棚町「だからあんたと漫才やってる場合じゃないのよ今は」

梅原「あ、いた・・・・・・って、またおまえらは!」


登校中の生徒たち「今朝もキスしてるよ」「何でみんながいるとこでするかなあ」「あんただって彼氏としてたじゃん」「う、うるさいわね。兄妹じゃな
いもん」「・・・・・・恥知らず」コソコソ


棚町「・・・・・・あんたのせいでタイミング逃しちゃったじゃないの。まあ、しようがないわ」

梅原「どうするんだよ」

棚町「純一、っていつまで妹とキスしてるんだ人の話聞け!」ハガシ

純一・美也「わ!」

棚町「二人ともお昼に学食に来なさい。そこで話すから。いいわね」

純一・薫「・・・・・・はい」

梅原(怖っ)

棚町「怖くないわようるさいわね!」

梅原「・・・・・・人の心を読むなよ」
169: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) 2011/08/08(月) 00:01:42.58 ID:Bci5mAdzo
登校中


男(彼女がまとわりついてくるんで遅くなっちゃったぜ)


回想

猫「ニャーン」スリスリ

回想終わり


男(可愛いよな全く)ニヤニヤ

男(って遅刻寸前だ。走るか)

男「って、え?何だあれ」

男「七咲!?」ダッ



DQN1「こら暴れるな!」

DQN2「バイクで轢かれたのにどんだけ力あるんだこの女」

DQN3「グッ、痛い痛い痛い」キュー

DQN1「ばか、そこ噛み付くな!」キュー

DQN2バシ!

七咲「痛い!」バタ

DQN2「てめえ、いい気になりやがって」バシ

七咲(グ!)

DQN2「こいつらをやっつけたくらいでいい気になるなよ。この場で裸にしてやる」ヌガシ

七咲(!?)



ガン!


DQN2「え}

男「食らえ」バキベキボキ

DQN2「ががが」キュー

男「大丈夫か七咲!」ダキ

七咲「何であんたが!?」

DQN1「て、てめえ」フラフラ

男「・・・・・・」バキ

DQN1バタンキュー

男「怪我してるみたいだな、とにかく救急車呼ぼう」

七咲「・・・・・・強いんだね、男は」

男「黙ってろ。つうか俺が来る前に二人倒した七咲に言われたくねーよ」

男(公衆電話は、あ、あった)

男「ちょっと待ってろ七咲」ダッ
172: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) 2011/08/08(月) 21:48:00.79 ID:Bci5mAdzo
病院内のロビー


男(七咲大丈夫かな)

男(七咲は、大したことないって言ってたけど。ほとんどスピード出ていなかったとはいえ一応バイクとぶつかってるんだし)

男(しかし本当に警察に連絡しなくてよかったのか?まあ、あの後少し脅しておいたからもう七咲にちょっかい出すことはないだろうけど)

男(あ、七咲出てきた)

七咲「まだいてくれたんだ」

男「そりゃ勝手に帰れないだろ。迷惑だったか?」

七咲「そんなわけない」ギュ

男(え?手を握られた?)ドキ

七咲「助けてくれてありがとう」

男「い、いや///。助けなくても平気だったみたいだけどな。医者、何だって?」

七咲「軽い打撲だって。受身を取ったから衝撃も軽かったみたい。杖もいらないし普通に歩けるよ」

男「本当によかった~」ホッ

七咲「心配かけたね」クス

男「いいよ、大丈夫ならそれで。それよりあいつら警察に突き出さなくてよかったのか?」

七咲「ちょっと事情があってね。あなたが救急車呼びに行ってる間によく言い聞かせておいたから」

男「言い聞かせる?」

七咲「気にしないで。それより学校に連絡しないと。もうお昼になっちゃったね」

男「連絡しといたぜ。昨日の疲れがまだ抜けないみたいだから休むみたいですって」

七咲「・・・・・・」ギュ

男「(ドキドキ)あ、あと塚原先輩にもしばらく部活出れないみたいですって言っておいた」

七咲「・・・・・・海見たいな」

男「え?まあ、おれも今日はサボっちゃったから時間はあるけど」

七咲「じゃあ、行きましょう」

男「おい、七咲」
173: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) 2011/08/08(月) 22:04:21.25 ID:Bci5mAdzo
同時刻 校内の公衆電話


MOB子「ちょっとDQN1!失敗したってどういうことよ」

MOB子「え、俺たちをはめたなって、違う・・・・・・この貸しは高くつくってあんた何言って」

MOB子「違うって。あ。謝るから。焼きを入れるとかやめてよ!」

MOB子の取り巻き「何かやばそうだよ」「MOB子と一緒にいるとまずいよ」「あたしは最初から反対してたのに」「ちょっとあんただけ何逃げてるのよ」



昼休み 学食


純一「美也、このロースカツちょっと食べてみるか。美味しいよ」

美也「にぃにの意地悪。にぃには、みゃーが太ってもいいの?」

純一「おまえ全然太ってないじゃないか。僕が一番よく知ってるよ」アーン

美也「何エッチなこと言ってるの///」パク

棚町「はいはい、もうわかったから、いい加減人の話を聞きなさい」

梅原「大将もよく周囲の冷たい視線に耐えられるな。おまえ大物だよ」

純一「え?おまえら何か言ったか」

美也「にぃに、みゃーのも食べて」アーン

棚町・梅原「だから人の話を聞け!」

梅原「何か話づらいなあ」ヒソ

棚町「まあ、こっちもはっきり言いづらいってのもあるからね」ヒソ

梅原「しゃーねえ。ここは助っ人に頼むか」ヒソヒソ

棚町「何よ、諦めるの?」ヒソヒソ

梅原「だってこれじゃ埒あかないじゃんか」ヒソヒソヒソ

棚町「あんたのせいだからね」ヒソヒソヒソ

梅原「何だよ、薫だって役に立ってないだろ」

棚町「何ですって!?」

純一「おまえら少し静かに食事できないの?」

棚町・梅原ムカ
174: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) 2011/08/08(月) 22:28:24.82 ID:Bci5mAdzo
海辺のベンチ


男「何だ部活のボランティアでいつも海岸清掃してるとこじゃん」

七咲「うん」

男「七咲は部活以外でもよく来るの?」

七咲「う、うん。思い出の場所だから」ポロポロ

男「お、おい七咲」

七咲「ごめんねごめんね」ポロポロポロ

男「・・・・・・気が済むまで声出して泣いていいよ」

七咲「う、う、う、うわーん!」ボロボロ

男「・・・・・・」ダキ
175: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) 2011/08/08(月) 22:29:23.98 ID:Bci5mAdzo
・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・



七咲「ごめんね」クスン

男「いいよ」

七咲「あ、あのさ。もう手離してくれて平気だから///」

男「あ、悪い!」パッ

七咲「・・・・・・わたしね。今まで人の世話を焼くのが好きで、そうしていることが幸せだったの」

男「・・・・・・」

七咲「両親が不在がちなんで弟の世話とか家事とかしててね」

七咲「それが完璧にできるのが嬉しくて」

七咲「・・・・・・橘先輩は優柔不断で」

七咲「危なっかしくて見ていられなくて」

七咲「でもすごく優しくて、守ってあげたい甘やかしてあげたいと思わせる不思議な人で」

七咲「でも失恋しちゃった」

男「おまえ、やっぱ橘先輩と付き合ってたのか」

七咲「付き合ってたとも言えないくらいの関係だったけどね、結局」

男「・・・・・・」

七咲「わたしさ」

男「うん」

七咲「今回あなたにいろいろ心配してもらって面倒見てもらって」

七咲「甘やかしてもらってね、いつもの自分と全然違うのに、わたしそんなキャラじゃないのに不思議と心地よったの」

七咲「ありがと、男」

男「ああ。いくらでも甘えなよ。こんな俺でいいなら」

七咲「さ、気を取り直して橘先輩と美也ちゃんの面倒みなくちゃね」

男「・・・・・・おまえ、それでいいの?」

七咲「うん」

七咲「あ、ごめん。あなたも美也ちゃんのこと」

男「もうよくなちゃった。あの兄妹の間に割り込むとか無理でしょ」

七咲「・・・・・・美也ちゃんがこれで幸せになるかわからないのよ?」

男「俺も七咲と一緒にできるだけ美也ちゃんたちを見守るよ。それくらいしかできそうもないし」

七咲「そか」

七咲「じゃ、行こうか?」

男「おい、行くってどこに?」

七咲「スーパーで買い物するから荷物持って。うちでお昼ご飯作るから一緒に食べよ?」

男「・・・・・・おい七咲、ちょっと待って」
187: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) 2011/08/09(火) 21:20:47.66 ID:+XGV3G7Co
放課後 2-Aの教室



絢辻「で、結局ふたりの間に割り込めなくて、話ができたなかったってことね」

棚町「ごめんね絢辻さん。こいつがへたれで」

梅原「悪いな絢辻さん。薫がしょっちゅう話を逸らすせいでさ」

棚町「・・・・・・あんた死にたいの?」

梅原「だからー、また話が逸れてるって」

絢辻「はぁー。あなたたちなら橘君の親友だし何とかしてくれると思ったのに」

棚町・梅原「すいません」

絢辻「じゃ、しかたない。わたしから橘君に話すわ。橘君、もう帰っちゃったかしら」

梅原「多分、校門で美也ちゃんを待ってるんじゃないか。急げば間に合うぜ」

絢辻「じゃあ、行きましょう」


校門前


純一「今日は僕のほうが早かったか。美也、遅いな」

梅原「おい大将!」

棚町「純一!」

純一「梅原に薫、え?絢辻さん?」

絢辻「ちょっといいかな橘君。話があるの」

純一「え」
188: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) 2011/08/09(火) 21:37:20.76 ID:+XGV3G7Co
同時刻 1-Bの教室


中多「今日、逢ちゃん来なかったね」

美也「うん。どうしたんだろ」

中多「明日は来るといいね、逢ちゃん」

美也「そうだね」

中多「美也ちゃんどうする?一緒に帰る?」

美也「・・・・・・ごめんね紗江ちゃん。みゃー、にぃにと一緒に帰る約束してるから」

中多「教官、先輩と?ああ足の怪我で一人で帰れないんだね美也ちゃん」

美也「ううん。紗江ちゃんには今まで黙ってたけど、みゃー、にぃにが大好きなんだ」

中多「美也ちゃん・・・・・・」

美也「今はにぃにと少しでも一緒にいたいの」

美也「にぃにもそう思ってくれてるの///」

中多「・・・・・・」

美也「気持ち悪いよね、兄妹でこういうの。ごめんね紗江ちゃん」

中多「あの、あの、わたしは」オドオド

中多「美也ちゃんは友達だし、教官にはバイトの採用面接の時にいろいろ助けてもらったし」

中多「兄妹でとかそういうのよくわからないけど」

中多「ふたりのこと大好きだから」

中多「美也ちゃんと教官がそれで幸せなら・・・・・・わたしも応援するね」

美也「紗江ちゃん」

中多「何もできないかもしれないけど」

美也「紗江ちゃん、ありがと」グス
189: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) 2011/08/09(火) 22:04:58.22 ID:+XGV3G7Co
校門前



絢辻「橘君。あなたと妹さんの関係に口を挟む気はないわ」

純一「う、うん」

絢辻「邪魔する気もないのよ、少なくとも今のところは」

純一「うん」

絢辻「でもね、家の外とかましてや校内で公然と妹さんと、そういう関係を見せびらかすような行動は慎んだ方がいいと思うの」

純一「待ってくれ絢辻さん。僕たち誰にも迷惑をかけてないはずだよ。何でそんなこと言われなきゃならないんだ」

絢辻「橘君にもわかるでしょ。同級生同士とか先輩後輩でカップルになったとしても校内では噂になるのよ」

絢辻「まして兄妹が校内で公然と恋人同士みたいに振舞ってれば、うわさとかいじめにならないほうが不思議でしょ」

純一「・・・・・・」

絢辻「あなたたち兄妹の関係がいいか悪いかはともかく」

絢辻「このまま行けば噂とか嫌がらせは絶対エスカレートするよ」

絢辻「橘君は人気があるからそんなに攻撃されなくても、1年生の妹さんは今以上に辛い思いをすると思う」

絢辻「妹さんのことが大切なら、校内では一緒にいるのをやめた方がいいよ」

純一「美也が辛い思いをする?」

棚町「絢辻さんの言うとおりよ純一。あんたはよくても美也ちゃんが泣くことになるのよ」

梅原「ようやく発言したか薫」

棚町「何だって?」

梅原「いや何でもないです・・・・・・。大将、美也ちゃんのためだ。いちゃいちゃするのは家の中だけにしとけ。普通の関係じゃないんだからよ」

純一(美也が辛い思いをする?普通の関係じゃない?)

純一(わかってたけど、ストレートに言われると落ち込むな)

純一(僕はやっぱり美也を不幸にしてるのかな)

絢辻「わかってくれた?橘君」

純一「心配してくれてありがとう。やっぱり美也と付き合うと不幸にしちゃうのかな」

絢辻「あなたちが校内で普通にしてればすぐに噂もなくなると思うよ」

純一「・・・・・・美也と仲良くしなければいいんだな」

梅原「そうそう。そうだよ大将。多分それですっきり解決するぜ」

純一「わかったよ。美也とは仲良くしないことにするよ」
190: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) 2011/08/09(火) 22:12:25.90 ID:+XGV3G7Co
校門前


美也(遅くなっちゃった。にぃに、怒ってるかな)タッタッタッ


美也(あ、いた。にぃに)

美也「にぃ・・・・・・え?」



・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・

純一「わかったよ。美也とは仲良くしないことにするよ」

・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・



美也(え!?にぃに今何て言ったの?)

美也(棚町先輩と絢辻先輩がにぃにと仲良く一緒にいて)

美也(棚町先輩と絢辻先輩に、みゃーと仲良くしないって言った?)

美也(何で?何で何で何で何で?)

美也(にぃに!)




梅原「じゃあ、美也ちゃんには悪いけど、このまま帰ろうぜ」

棚町「そうね。純一の決心が鈍らないうちに」

絢辻「わたしはクラス委員の仕事があるからここで失礼するわ」

純一「いろいろありがとう絢辻さん」

棚町「じゃ、3人で帰るわよ純一」

梅原「おう!」

棚町「何であんたが返事するのよ」

純一「まあまあ喧嘩するなよ。じゃ、帰るか」




美也(にぃに、みゃーと一緒に帰るって約束してくれて・・・・・・)

美也(何で先に帰っちゃうの?)

美也(棚町先輩がいいの?それとも絢辻先輩が好きなの?)

美也(にぃに!!)
194: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) 2011/08/10(水) 21:29:52.14 ID:Mptln7T9o
橘家のリビング


バタン


純一(あれ、美也が帰って来たのかな)

純一(・・・・・・美也に絢辻さんたちのアドバイスを伝えなきゃな)

純一(正直気が重いけど、っていうか僕だって自宅以外で美也と仲良くできないのは寂しいしな)

純一(でもこのままじゃ美也が不幸になる。絢辻さんの言うとおりだよな)

純一(だから言わなきゃ。自宅以外では一緒に行動しないし会話もしないようにしようって。よし!)

純一「美也?帰ったのか?」

純一(どうしたんだろ?返事がない)

純一(自分の部屋にいるのかな?)

純一「美也いるのか?入るぞ」シーン

純一(・・・・・・いない。何なんだいったい)

純一(まあいいや。自分の部屋で待ってよう。そのうち美也のほうから来るだろう)

純一の寝室

ガチャ

純一「み、美也!?」

美也「ただいま、にぃに」グスン

純一「お、おまえ、何で裸?首輪してるし!?何で、手錠持って泣いてるんだよ!」

美也「ごめん、にぃに。自分では上手に手を後ろにして手錠かけられないよ」グスングスン

美也「ごめんねごめんね、みゃー上手にできなくて」ポロ

純一「そんなこと聞いてないだろ!何で僕の部屋で裸で泣いてるの」

美也「にぃに・・・・・・みゃーのこと嫌いにならないで。にぃにお願い・・・・・・みゃーを捨てないで」ポロポロ

美也「にぃにが誰を好きでもいいから。みゃーのことも好きでいて、にぃにの好みのとおりの女の子になるから」ポロポロポロ

美也「ごめんね。みゃーうまく手錠できないでごめんね」ブルブル

純一「よせ!!」ダキ

美也「ごめんねにぃに。にぃにの好きなポーズをうまくできな」バシッ

美也「痛い!」

純一「もうよせ。おまえは何か勘違いしてるぞ」ダキヨセ

美也「にぃに、みゃーを一人にして棚待先輩と絢辻先輩と帰ったじゃん」ウッウッ

純一「バカだなあ美也は。おまえのこと嫌いになるわけないだろ。おまえのことを手放すわけないだろ」ナデナデ

美也「にぃに?」

純一「今日のことにはちゃんと理由があるんだよ。ぼくのことが信じられないのか」

美也「にぃに、信じていいの?」

純一「あたりまえだろ。愛してるよ美也」チュ

美也「にぃに、疑ってごめんね。みゃーのこと嫌いにならないで」ギュ

純一「もういいよ。さあ、僕のこと愛してるって言ってくれ」

美也「・・・・・・愛してるにぃに」ポロポロ
195: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) 2011/08/10(水) 21:46:23.81 ID:Mptln7T9o
純一「落ち着いた?みゃー」ナデナデ

美也「うん。ごめんね、にぃに。みゃー恥ずかしいよ」シナダレ

純一「もういいよ。一言言って帰ればよかったのに、心配させて悪かったな、美也」ダキ

美也「にぃに、もっと強くして」ウットリ

純一「それで聞いて欲しいことがあるんだ」

美也「なあに」

純一「このままだと美也への陰口やいじめはもっとひどくなってくと思う」

美也「みやー我慢するよ」

純一「我慢じゃすまなくなるんだよ。実際怪我させられたわけだし」

美也「・・・・・・」

純一「だから、つらいけど家の中以外では一緒にいないようにしよう。特に学校では」

美也「え?そんなの嫌だよ」

純一「わかってくれ美也。僕だってつらいんだぞ」

純一「でも、そうすれば学校の噂なんてじきに静まるし」

純一「おまえもひどい目にあわずにすむ」

美也「・・・・・・にぃにと一緒に登校できないの?」

美也「休み時間もにぃにと一緒にいられないの?」

美也「お昼も一緒に食べられないの?一緒に帰れないの?嫌だよみゃー」

純一「僕が考えなしだったのが悪いんだ美也。でも兄妹で長く付き合うためには我慢しなきゃいけないことがいろいろあるんだよな」

純一「僕のことが好きなら、この先もずっと僕の彼女でいたいなら、頼むからそうしてくれ」ギュ

美也「そうすればずっと一緒にいられるの?」

純一「もちろんだよ。一生美也とふたりで生きていくつもりだよ、僕は」

美也「じゃあ、みゃーも我慢する」

純一「わかってくれたか美也」

美也「浮気しちゃだめよ?」

純一「するわけないだろ。こんなに可愛い妹が彼女なのに」

美也「わかったよ、にぃに。にぃにの言うとおりにするよ」

美也「キスして、にぃに」

純一「おいで、美也」
196: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) 2011/08/10(水) 22:00:07.34 ID:Mptln7T9o
同時刻 七咲家のリビング


男「結局、晩御飯までご馳走になっちゃったな」

七咲「ごめんね、引き止めちゃって」

男「もう大丈夫だから早く帰れって言われるかと思ってたよ俺」

七咲「・・・・・・そんなわけないでしょ。あなたがいてくれると心が落ち着くの」クス

七咲「一人で考え込むと、まだいろいろ暗くなっちゃいそうだから」

男「いていいならいつまでもいるけどな」クス

七咲「え///」カア

男「弟さん、郁夫君だっけ?今日も遅いの?」

七咲「今日もお泊りだって。親も帰ってこないよ」

男「え?じゃあ、また今夜も一人きりか」

七咲「うん。慣れてるけどね」

男「じゃあ、今日もうちに来れば?」

七咲「ありがと。でも家にいないと、郁夫や両親から連絡とれないと困るし」

男「だけど、怪我してるのに一人とかありえないだろ」

七咲「じゃあ男がうちに泊まってく?」

男「え?えーと今何ておっしゃいました?」ドキドキ

七咲「冗談だよ。そんなに嫌がらなくてもいいじゃない」

男『嫌っておまえ・・・・・・本気にしちゃうだろ」

七咲「何を本気にしちゃうの?」クス

男「い、いやそれは」ドキマギ

七咲「・・・・・・ごめん、冗談」

男「・・・・・・」

七咲「・・・・・・」
197: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) 2011/08/10(水) 22:19:13.90 ID:Mptln7T9o
夜 男の家への帰路


男(結局体よく追い出されてしまった)

男(七咲少し元気になってよかったけど)

男(一人で平気なんだろうか。っていうか泊まってけとか冗談にも程があるだろ)

男(・・・・・・冗談、だよな)

男(しかし橘先輩はクズだな。妹と七咲と二股かけるなんて)

男(何でそんなクズが好きなんだろ?七咲も美也ちゃんも)

男(・・・・・・わからん。それにしても美也ちゃんのこと結構ふっ切れてるな俺)

男(逆に七咲のことを考えるともやもやする。何だろうこの気持ち)

男(ひょっとして七咲のこと好きになってる?)

男(・・・・・・これじゃ橘先輩のこと悪く言えないな。最低だ、俺)

男「ただいまー」ガチャ

猫「ニャーン」スリスリ

男「おう元気にしてたか」ナデナデ

猫ゴロゴロ


七咲家 逢の寝室


七咲(男・・・・・・。あいつの名前の響き、嫌いじゃない・・・・・・多分、意識し始めてるんだ)

七咲(確信はないけど、普段いい加減そうに見えて、でも何かあると頼りになる・・・・・・)

七咲(胸の奥をつままれたようなこの感覚・・・・・・くすぐったくて心地いい)

七咲(早く明日にならないかな・・・・・・男の顔、早く見たい!)クス///
201: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) 2011/08/11(木) 21:09:21.17 ID:bxvUvZBOo
朝 美也のベッド


美也「うーん」ノビ

美也(あ、にぃに。昨日エッチしてそのまま一緒に寝ちゃったんだっけ)

美也(にぃに・・・・・・。もう絶対にぃにから離れない)

美也(今日から一緒に登校できないのか)

美也(何でこうなっちゃうんだろ)

美也(美也たち、誰かに迷惑なことしてるのかな)

美也(ただにぃにと一緒にいたいだけなのに)

美也(兄妹で付き合うのって、そんなに周りの人からいじめられなきゃいけないことなのかな)

美也(・・・・・・小さい頃からにぃにだけを見て来た)

美也(昔は梨穂子ちゃんと3人で遊ぶこともあったけど、みゃーはにぃにだけを見てきたんだね)

美也(あの夜、にぃにに好きって告白した日。にぃに、びっくりしてたな)

美也(でも、ちょっと怖かったけど、にぃにもにゃーのこと抱いてくれた)

美也(この先もずっとにぃにとふたりで一緒に過ごすためにも、にぃにの言うとおりにしよう)

美也(これ以上にぃにを困らせられないね。悲しいけど学校ではにぃにと会うのを我慢しよう)



純一「うーん」ノビ

純一「・・・・・・美也おはよう」ダキ

美也「おは・・・・・・ちょっ、にぃに、そんなとここ触らないでよ」

純一「あはは。おまえの反応可愛すぎだな」ナデナデモミモミ

美也「にぃ・・・・・・あ、あん」

純一「今、何時だ?」

美也「え?7時くらいだよ」

純一「じゃ、時間はあるし親もいないし」

美也(ドキドキ)

純一「朝エッチしてから学校行くか」ガバ

美也「あん、いや。にぃに!」
202: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) 2011/08/11(木) 21:26:31.09 ID:bxvUvZBOo
朝 男家


男「行ってきます」

猫「ニャーン」スリスリ

男「また、おまえはそうやって甘える。遅刻しちゃうだろうが」ナデナデ

猫「ニャー」ゴロゴロ

男「いかん、本当に遅刻してしまう。いい子にしてろよ猫」

猫「ミャーン」

男(さて急ごう・・・・・・ってえ?)

男「七咲?」

七咲「おはよ。男」

男「おはよって、おまえ、何でいるの?」

七咲「いたら悪かった?」

男「い、いや。そうじゃなくてだな。おまえの家から学校に行くのと反対方向じゃんかここ」

七咲「・・・・・・あなたに早く会いたかっただけ。迷惑だった?」

男「そんなわけねーだろ。つうか俺も七咲に会えて嬉しいし、って俺何あわててるんだ」ドキドキ

七咲「よかった。迷惑だって言われたらどうしようかと思ってた」

男「迷惑じゃねえよ」

七咲「え?」

男「迷惑なわけあるか。俺もおまえと早く会いたかったよ」

七咲「それって・・・・・・」

男「昨日は、怪我してる七咲を一人にしちゃったからな。気になってたんだぜ」

七咲「・・・・・・そか。心配だっただけなんだ」

男(七咲、何でそこで悲しそうな顔するんだ)

七咲「もう平気だよ。心配してくれてありがと」

男「お、おう。よかったな七咲」(あれ?言いたいことは心配とかじゃなかったんじゃねーの?俺)

七咲「行こうか?」

男「・・・・・・うん」(俺ってヘタレ)
203: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) 2011/08/11(木) 21:37:26.86 ID:bxvUvZBOo
登校中


梅原「おう大将!」

純一「・・・・・・おはよ」

梅原「何でえ何でえテンション低いな大将」

純一「・・・・・・美也と一緒じゃないからかな」

梅原「美也ちゃんへの気持ち、隠さなくなったな、おまえ」

純一「まあな。アドバイスどおりに自宅以外じゃ一緒にいないようにするって、美也と決めたよ」

梅原「うんうん。今は寂しくてもその方が美也ちゃんのためだと思うぜ」

純一「美也、先に出かけたけど、寂しがってないかな。いじめられてないかな」

梅原「おまえと一緒じゃなきゃ大丈夫だって」

純一「美也は何も悪いことしてないのにな。何で美也がいじめられなきゃいけないんだろうな」

梅原「いじめにわかりやすい理由なんかねえよ、大将」

梅原「目立っただけ、周りと違ってるってだけでもいじめは起こるんだぜ」

梅原「兄妹がまわりのことを気にせずいちゃいちゃしてたら、いじめになったって少しも不思議じゃねえだろ」

純一「・・・・・・おまえ、まともなことも言えたんだな」

梅原「・・・・・・怒るぜ、しまいには」

純一「悪い。冗談だ。でもさ、おまえ応援してくれるけど、僕と美也のこと気持ち悪いって思わないの?」

梅原「他のやつのことならともかく」

梅原「親友と親友の妹なら応援するっきゃねえだろ」

純一「・・・・・・梅原」

梅原「さ、急ぐぜ大将。遅刻しちゃうぜ」

純一「おう」
204: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) 2011/08/11(木) 21:46:29.42 ID:bxvUvZBOo
登校中2


男「おまえ、今日は部活休んだ方がいいよ」

七咲「もう泳げると思うんだけどな」

男「打撲で昨日病院に行ったやつが泳ぐか?普通。おとなしくしとけ」

七咲「放課後、体動かすのが習慣になっちゃてるのよ」

七咲「水泳でもしてないと余計なこと考えちゃいそうで」

男「じゃ、余計なこと考えないように、放課後俺と遊びに行こうぜ」ドキドキ

七咲「あなた部活はどうするの」

男「サボる」

七咲「そんなの駄目に決まってるでしょ。男はタイムだって伸びてるのに今練習しないでどうするの」

男「う、うん」ショボン

七咲クス

七咲「今のうちだよ?タイム伸ばしたいのなら。頑張って練習して来てね。部活終わるまで待ってるから」クス

男「待ってるって・・・・・・じゃ、じゃあ、練習終わったら一緒にデート」

七咲「練習終わったら買い物付き合ってね。荷物持ちがいなくなちゃったし」

男「デートじゃねえのかよ」ガッカリ

七咲「デートでいいじゃない?買い物の後、海見に行こ?」クスクス

男「お、おう!」ドキドキ
209: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) 2011/08/12(金) 21:52:30.21 ID:fVUdNDuPo
始業前 校門前


美也(にぃにと登校時間ずらしたら早くついちゃった)

美也(朝、登校前のエッチって初めてだったな。気持ちよかった分身体がだるい)

美也(だいぶ慣れたけど、ちょっと歩きにくかったな///)

美也(・・・・・・浮かれてる場合じゃないね)

美也(今日から学校ではにぃにと話せないだ。わかってはいるけど、やっぱり寂しいな)

美也(あ、紗江ちゃんだ)

美也「おはよう紗江ちゃん」

中多「美也ちゃん、おはよう。今日は教官・・・・・・先輩と一緒じゃないの?」

美也「う、うん。まあね」

中多「・・・・・・そか。あ、逢ちゃんだ」

美也「おはよう逢ちゃん(男君と一緒に登校してる)」

中多「逢ちゃん、おはよう(男君と一緒だ)」

七咲「おはよ。美也ちゃん紗江ちゃん」

男「美也ちゃん、中多さんおはよう」

中多「今日は男君と一緒に来たんだね」

七咲「え?ああ偶然会ったの」

男(・・・・・・偶然?)

七咲「何か問題ある?」ジロ

男「・・・・・・ないです」

中多「ふたりとも仲良しだったんだね。美也ちゃんも逢ちゃんもお友達多くてうらやましい」

美也(あれ?逢ちゃんってにぃにが好きだったんじゃ・・・・・・)

男「仲良しなんてそんな」テレ

七咲「部活が一緒なだけで特別に仲いいわけじゃないよ、紗江ちゃん」

男(・・・・・・)
210: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) 2011/08/12(金) 22:13:58.27 ID:fVUdNDuPo
お昼休み 学食内



中多「今日も混んでるね美也ちゃん」

美也「うん。あ、あそこ4人掛けのテーブルが空いてるよ!」

七咲「じゃあ、買う前に確保しちゃおう」

中多「合席じゃなくてよかった」

七咲「別に誰かと一緒でもいいじゃない」

美也「紗枝ちゃんは人見知りだもんね」

中多「・・・・・・ごめんね」

七咲「別に謝ることじゃないよ。じゃあ、荷物置いて席取ったから注文しに行こうか」



10分後

美也「今日順番待ち長かったねえ」

七咲「列の先頭の人が優柔不断だったのかも・・・・・・」チク

中多「どうかした?逢ちゃん」

七咲「ううん、何でもない。じゃ、座ろうか」

美也「みゃー、お腹すいちゃったよ(にぃにと朝!・・・・・・のせいで朝食抜きになっちゃったから)」ポッ

七咲(あれ?男?)



男(空いてる席ねえなあ)ウロウロ

男(まったく弁当持ってきてるやつが学食のテーブルで食ってるんじゃねえよ)ブツブツ

男(中庭のテーブルとか行けばいいじゃんか)

男(あれ?七咲)



七咲「美也ちゃん、紗江ちゃん」

美也・中多「何?逢ちゃん」

七咲「知り合いをこの席に呼んでもいいかな」

美也「いいんじゃない?席ひとつ空いてるし」

中多「うん」

七咲「ありがと。おーい男!」

男「おう七咲」

七咲「席ないんでしょ?ここに座れば」

男「え、いいの?」

七咲「いいよ。早く座りなよ」

男「お、おう」

男「美也ちゃん中多さんお邪魔します」

美也「どうぞどうぞ。男君とは最近よく会うね」

男「う、うん」

中多(・・・・・・逢ちゃん、もしかして)
211: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) 2011/08/12(金) 22:31:27.75 ID:fVUdNDuPo
梅原「席空いてねーぞ。どうする?」

棚町「純一がメニュー選ぶのに時間かけるから席埋まっちゃったんじゃないの!どしてくれるのよ、この優柔不断男」

純一「少しくらい悩んでもいいだろ!誰に迷惑かけてるわけじゃないし」

棚町「あのねえ、あたしたちに立派に迷惑かけてるでしょうが!」

梅原「しかもロースカツ定食かシーフードカレーか迷ったあげく塩ラーメンか」

純一「あえてどちらも選ばないという選択をしてみた」ドヤ

棚町「・・・・・・逃げたわね」

梅原「しゃーねえ。中庭のテーブル行くか」

棚町「え~。寒いじゃんよ」

梅原「じゃあ、このままトレイ抱えてうろうろすんのかよ」

純一「薫、あきらめろ。外で食べようぜ」

棚町「原因を作ったあんたに言われたくないわよ!」ムカ

梅原「ほら、さっさと外行こうぜ」

棚町「しょうがないわね」

純一(あ、美也だ)ドキ



美也(あ、にぃにだ)ドキドキ

純一(美也)チラ

美也(にぃに)チラチラ

純一(・・・・・・美也)

美也(・・・・・・にぃに)



棚町「何やってんのよ純一。急がないと中庭のテーブルもふさがっちゃうじゃないの」

純一「あ、ああ。悪い(・・・・・・美也)」


中多「美也ちゃん、食べないの?」

美也「あ、ああ。ごめん。食べるよ(・・・・・・にぃに)」
212: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) 2011/08/12(金) 22:56:02.58 ID:fVUdNDuPo
男「七咲、具合どう?」

七咲「うん、もう全然大丈夫だよ。部活だってストレッチと筋トレくらい出られると思うんだけどな」

男「だからあ、怪我して病院に通ってるやつが何言ってるんだよ」

七咲「男、ちょっと心配しすぎじゃないの」

男「おまえが自分の体のこと考えなさすぎなんだろうが!」

美也「逢ちゃん、貧血で休んだんじゃないの?怪我って何?」

七咲「あ」

男(やべ)

七咲「・・・・・・ちょっとこけちゃってね。でも病院行ったら何でもないって」

中多「貧血で倒れて転んじゃったの?大丈夫、逢ちゃん」

七咲「うん、もうぜんぜん平気」

男「平気じゃねえだろ」

七咲「あなたはちょっと過保護すぎだよ。平気だって言ってるじゃない」

男「だって、七咲のこと心配なんだからしょうがねえだろ!」

七咲「え?あ、あなた何言って///」カァ

男「心配なんだよおまえのことが。しっかりしてるようで、実は心は全然強くないだろ。傷ついても一人でしょいこんで」

男「おまえ、自分で思ってるほど世話焼きのしっかり者じゃねえだろうが」

七咲「・・・・・・」

男「・・・・・・あ、ごめん」

美也「男君は逢ちゃんのこと本当によく見てるんだね」クス

男(・・・・・・美也ちゃん)

男(おれ、本当に好きなのは誰なんだろ)

七咲「・・・・・・もういいよ。早く食べないとお昼休み終わっちゃうよ」

男「・・・・・・うん」

中多(逢ちゃん、男君のこと好きなの?)



中庭のテーブル



棚町「で、どうなのよ?純一」

純一「何がだよ?」

棚町「そんなの美也ちゃんのことに決まってるでしょ。美也ちゃん納得したの?」

純一「・・・・・・ああ。家の外では話をしないし、一緒にいないことにしたよ」

棚町「そか。ひどいこと言ってるようだけど、純一と美也ちゃんのためなのよ」

純一「わかってるよ。心配してくれてありがとな、薫、梅原」

梅原「いいってことよ親友。そのかわり美也ちゃんにクラスメート紹介するように頼んでくれな」

棚町バシ

梅原「い、痛い。何すんだよ薫」

棚町「・・・・・・なんかむかついた」

梅原「理不尽すぎるだろ・・・・・・あ、いや何でもないです」

棚町フンッ
216: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) 2011/08/13(土) 21:41:12.03 ID:dMa487q6o
放課後


中多「美也ちゃん、今日はどうするの?」

美也「すぐ家に帰るよ。にぃにに会いたいし」

七咲(美也ちゃん・・・・・・)

中多「会うって・・・・・・いつもなら一緒に帰ってるのに」

美也「うん。いろいろあってさ。家以外ではにぃにと一緒にいないことにしたの」

七咲(・・・・・・)

中多「それは寂しいね美也ちゃん」

美也「う、うん。でもしょうがないんだって」

中多「しょうがない?」

美也「うん。ずっとにぃにと一緒にいるためには我慢もしなきゃいけないって」

中多「それ教官・・・・・・先輩が言ったの?」

美也「うん。でもそう考えたのはにぃにのお友達だよ」

中多「そうなの。じゃ、一緒に帰る?」

美也「うん」

中多「逢ちゃんは今日部活は休むんでしょ」

七咲「うん。でも、少しやりたいことがあるから先に帰って」

中多「じゃ、さよなら逢ちゃん」

美也「・・・・・・さよなら逢ちゃん」

七咲「また明日ね。美也ちゃん、紗江ちゃん」
217: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) 2011/08/13(土) 21:43:02.90 ID:dMa487q6o
室内プール


コーチ「よし、練習終わり」

男ジャバジャバ

コーチ「おい、練習やめ!」

男ジャバジャバ

コーチ「おい男!終了だって言ってんだろ」

男「あ、はい」(考え事しながら泳いでたらコーチの声聞こえなかった)

コーチ「じゃ、今日は終わり。寄り道しないで帰れよ」

男子部員たち「はい!」

男(早く着替えて帰ろ)



中庭


七咲(あ、出てきた)

七咲「男!」

男「お、七咲!?」

七咲「おつかれ」

男「え、ああ。待ってたの?」

七咲「わたし、待ってるって言わなかったっけ?」

男「・・・・・・言ったけど、今日の昼休みおまえ怒ってたし、今日はいないと思ってた」

七咲「・・・・・・怒ってなんかないよ」

男「だって」

七咲「恥ずかしかっただけ。むしろ嬉しかった」

男「七咲」

七咲「買い物付き合ってくれる?」

男「お、おう」

七咲「それともデートの方が良かったんだっけ?」クス

男「・・・・・・おまえなあ」

七咲「冗談だよ。行こ?」

男ドキドキ
218: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) 2011/08/13(土) 21:50:21.45 ID:dMa487q6o
下校中


中多「じゃわたしはここで。美也ちゃんまた明日」

美也「またね、紗江ちゃん」

美也(早く家に帰ろう。家に帰ればにぃにと仲良くできる)

美也(誰にも邪魔されないんだ)

美也(にぃに、もう帰ってるかな)

美也(にぃにより早く帰って、にぃににお帰りなさいって言おう)タツ



MOB子「・・・・・・下校する時はここを通るのか」

MOB子「兄貴と一緒に帰ってる様子もないっと」

MOB子「あたしをこんな目にあわせた原因はおまえだよ、橘」

MOB子「七咲がいなけりゃ、おまえなんて」

MOB子「DQN4たちに頼むか・・・・・・処女じゃないかもだけど、ロリ可愛い美少女を自由にできるよって言えば」

MOB子「あいつらなら、食いついてくるはず。あたしの言ったとおりにしてくれるはず。DQN4はあたしが好きみたいだしね」クスクス

MOB子の取り巻き「もうよそうよMOB子。また失敗したらひどい目にあうよ」

MOB子「うっさい!黙ってろ」

MOB子の取り巻き(チッ)
219: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) 2011/08/13(土) 22:04:02.30 ID:dMa487q6o
放課後の商店街



男(・・・・・・)

七咲(・・・・・・)

男「な、なあ?」

七咲「うん」

男「やっぱつらいか?先輩のこと」

七咲「どうしたの、急に」

男「いやさ、おれも美也ちゃんに振られてさ、結構きつかったからさ」

男「まあ、今は全然ふっ切れたんで大丈夫なんだけどさ。おまえの方は少しの間でも先輩と実際に付き合ってたわけだし」

男「その、結構つらいのかなって」

七咲「・・・・・・やさしいね男」

男「いやそんなことないけど」

七咲「ちょっと待って」

男「うん」

七咲「はい」ドサ

男「うお、重い!ってこんなに買うの?」

七咲「ふたり暮らしみたいなもんだけど、部活があって毎日買い物に行くわけにもいかないんで買える時に買ってるんだ」

男(重っ)

七咲「じゃあ、ここからはデートしよ?」クス

男「いいけど、今日も郁夫君いないの?」

七咲「明日までお泊りだよ。今日は門限なし・・・・・・あ、でも男は家に帰らなきゃいけないよね」

七咲「・・・・・・デートとか迷惑?」

男「いやいいやいや!そんなことないって。迷惑じゃない!だいたいうち放任主義だし何時まででも平気だぜ」(ここで七咲と別れてたまるか!)

七咲「じゃ、ちょっと歩こうか?海に行こ?」クスクス



男「おう!」
220: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) 2011/08/13(土) 22:25:48.87 ID:dMa487q6o
橘家


純一「ただいま~」ガチャ

ドンッ

純一「痛い!、って美也?」

美也「会いたかったよにぃに。寂しかったよ」ダキツキ

純一「・・・・・・美也。僕も寂しかったよ」ギュ

美也「にぃに、本当?」ウルウル

純一「当たり前だろ?本当はいつもおまえと一緒にいて、抱いてあげたいのに」

美也「にぃに、好きだよ」チュ

純一「僕も愛してるよ美也」レロレロ

美也「あ、あん。にぃに」

純一ハアハア「美也、僕の部屋に行こう」ダキアゲ

美也「連れってって、にぃに」ウットリ



純一のベッドの上


美也「あ、にぃに、にぃに!そこはいや。シャワー浴びてないし汚いよ」ジタバタ

純一「美也」レロレロ

美也「あ、あん。いや、にぃに。もう許して」ガクガク

純一(・・・・・・)サワサワ

美也「だめ、にぃに!みやー変になっちゃう・・・・・・にぃに!)ハアハア

純一「まだだ」

美也「え?」ハアハア

純一「おまえの制服姿すげー可愛いよ。自分の妹ながら清楚な美少女って感じだ」

美也「にぃに!変なこと言わないで」ウル

純一「・・・・・・制服着たままでするの初めてだったね、美也」

純一「まだパンツしか脱がしてないからちょうどいい」ニコ

純一「全部着たままで、パンツだけ無しでしようよ」オシタオシ

美也「にぃに、にぃに。制服汚れちゃうよ、しわになっちゃうよ」ドキドキ

純一「すげー濡れてるよ美也。おまえも我慢できないんじゃないか」クスクス

美也「にぃに、意地悪しないで」

純一「制服の上から可愛い胸を触ってやろうって、さすがにブレザーの上から撫でても小さいからよくわからないな」

純一「スカートを少しづつめくって、美也の太腿を」ナデナデ

純一「おまえ、足細いなあ。太腿はもう少しふくよかでもいいかな。いや、でもこのくらい華奢な方がかえって興奮するかもな。真っ白ですべすべだし」

美也「・・・・・・全部にぃにのものだよ。にぃにの好きなようにして」

純一「・・・・・・!美也、愛してるよ」

美也「にぃに、にぃに!来て。にぃにの好きなようにみゃーを虐めて」ギュ
226: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) 2011/08/14(日) 19:43:39.27 ID:qJb+UwA0o
放課後の海辺のベンチ


男「結局、またここか」

七咲「嫌だった?」

男「そんなことないよ。でも、おまえ本当にここ好きだな」

七咲「・・・・・思い出の場所だからね」

男「ああ、そういうことか。変なこと聞いて悪い」

七咲「いいよ。もうふっ切れたし。不思議と悲しくないの、今は」

七咲「ただ、あのふたりが心配で」

七咲「愛しくて、見守りたい。そんな感じかな」

男「・・・・・・正直言うとさ、おれ橘先輩にそこまで肩入れできないんだけどな」

七咲「美也ちゃんの彼氏って考えれば男の気持ちも無理ないよ」

男「いや、そうじゃなくて」

七咲「え?」

男「そのだな・・・・・・なんつうか、七咲が悲しむ原因をあいつが作ったっていうか二股かけてたわけだろ?先輩」

男「美也ちゃんのことはいいんだ。先輩のことが好きならそれはしょうがないよ」

男「でも、美也ちゃんと付き合いながら七咲に気がある素振りをしてたのは許せないな」

七咲「・・・・・・ありがと」

男「いやお礼を言われることじゃ」

七咲「先輩には悪意はないのよ。それだけはわかってあげて、お願い」

男「おまえ・・・・・・やっぱりまだ先輩のこと」

七咲チュ

男「お、お、お、おま・・・・・・え!?何?」

七咲「あたなのこと好きよ、男」

男「え?マジで?」

七咲「マジで・・・・・・ごめん、迷惑だよね」

男ダキ

七咲「あ・・・・・・」

男「おれも七咲が好きだ」

男「七咲に告白したかったんだけど、美也ちゃんに振られたばっかで告るのも何か軽い気がしてさ」

男「おれと付き合ってください!」

七咲「うれしい・・・・・・」ギュ

七咲チュ

男「お、おい」ドキドキ

七咲「何にも問題ないよ。わたし男のこと大好きなんだから」

男「七咲・・・・・・」
227: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) 2011/08/14(日) 19:56:53.79 ID:qJb+UwA0o
翌朝 純一の寝室


美也「にぃに、起きて!にぃに!!」

純一「うーん」

美也「早く起きないと遅刻しちゃうよ。高橋先生に怒られちゃうよ!」

純一「・・・・・・美也、おはよ」

美也「おはよう、にぃに」

美也「・・・・・・///」カアッ

純一「うん?どした美也」ノビ

美也「恥ずかしいの!にぃにのばか!!」

純一「ははは。何で今更恥ずかしがるんだ」

美也「だって、だってにぃに昨日の夜みゃーに・・・・・・///」ペチペチ

純一「痛いから止めてくれ美也。昨日がどうしたんだよ」

美也「にぃにったら、みゃーのこと夜明けくらいまで寝かせてくれないし///」

純一「悪かったよ美也。おまえがあんまり可愛いから我慢できなくてさ」

美也「・・・・・・あ、あんなことも言うし///」

純一「あんなこと?ああ!『僕の奥さん』って呼んだことか。嫌だったか」

美也「にぃにのばか!嫌じゃないけど、物事には順番があるでしょ」プンプン

純一「順番?」

美也「『奥さん』って呼ぶ前に何か言うことあるんじゃないの?」

純一「『お姉さん』?」バシ

純一「痛い!」

美也「結婚してくださいでしょ!ばかにぃに」

純一「・・・・・・そうだな」ダキヨセ

美也「あ・・・・・・にぃ」ギュ

純一「美也、好きだ。僕と結婚して僕の奥さんになってください」

美也「・・・・・・にぃに!」ギュ

美也「喜んで・・・・・・にぃに大好きだよ」ホロ

純一「美也」ダキシメ
228: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) 2011/08/14(日) 20:16:25.81 ID:qJb+UwA0o
登校中



中多「あ、おはよう美也ちゃん(あれ?)」

美也「紗江ちゃん、おはよ」

中多「・・・・・・」

美也「紗江ちゃん?どうしたの」

中多「・・・・・・何かこっちを見てた人がいたの」オドオド

美也「何?ストーカー?」キョロキョロ

美也「誰もいないよ紗江ちゃん」

中多「ごめんね美也ちゃん。勘違いかなあ」

美也「紗江ちゃん、可愛いんだから注意しないとストーカーに狙われちゃうよ」

中多「そんなあ、可愛いなんて」

美也「本当だよ紗江ちゃん。気をつけないとね」

中多「美也ちゃんこそ気をつけないと駄目だよ」

美也「みゃーは平気。にぃにが守ってくれるからね」ニシシシ

中多「でも、本当に気をつけた方が」

美也「あ、逢ちゃんだ。おーい、おはよう逢ちゃん」

七咲「おはよう」

男「おはよ」

中多「今日も男君と一緒なの?逢ちゃん」

七咲「そうだよ紗江ちゃん」

男(七咲、堂々と答えてるなあ)

男(おれも、おどおどしないようにしなきゃ)

男(もう七咲の彼氏なんだから七咲に恥をかかせちゃいけないな)

美也「男君、最近逢ちゃんと仲いいね」

中多(美也ちゃん、それ男君にひどいんじゃ・・・・・・)オロオロ

男「うん。最近こいつと縁があってさ」

中多(え?)

七咲「まあ、そうね。男、わたしの彼氏だから」

美也「ええーーーーーー!」

中多「ええーーーーーー!」

男「ええーーーーーー!」

七咲「何であなたまで驚いてるのよ?」

男「だって、そんなにあっさりと。つうかおれ七咲にリードされまくりじゃんか。おれ情けねえー」

七咲「ふふふ。そんなことないよ。頼りになるよ男は」クス

美也・中多(うわ、ガチだこのふたり!)
229: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) 2011/08/14(日) 20:47:40.09 ID:qJb+UwA0o
昼休み 学食


美也「今日も混んでるなあ」

中多「席ないね」

七咲「あ、そこのテーブル空いてる!」

美也「みゃーがあの席確保するから、ふたりは列に並んで」

七咲「じゃあ、美也ちゃんのも買っておくね。今日もサンドイッチでいいの?」

美也「うん。ありがと逢ちゃん」

七咲「どういたしまして。席よろしくね」

美也「はーい」


カウンター前の列


七咲「これは時間かかるかもね。今日も混んでるなあ」

中多「あのあの」オドオド

七咲「どうしたの?紗江ちゃん」

ハ中多「あのね逢ちゃん、思い過ごしかもしれないんだけど」

中多「今日、登校中にね。変な人たち見たの」

七咲「変な人たち?」

中多「う、うん。怖そうな男の人たちで、美也ちゃんのことずっと見てたみたい」

七咲「それ、どこで?」

中多「商店街の手前の交差点。美也ちゃんといつもバイバイするとこと」

七咲「そう」

中多「勘違いかもしれないけど、最近いろいろあるからもしかしたらって思うと怖くて」

七咲「うん、わかった。教えてくれてありがと、紗江ちゃん」

中多「こんなこと相談してごめんね。勘違いかもしれないのに」

七咲「教えてくれてよかったよ、紗江ちゃん」

七咲(男はどこ?)キョロキョロ

七咲(あ、いた)

中多「逢ちゃん?」

七咲「急用ができちゃったから、行くね。美也ちゃんに謝っておいて」

中多「え?逢ちゃん??」
230: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) 2011/08/14(日) 20:57:38.53 ID:qJb+UwA0o
放課後 1-Bの教室


中多「今日は日直だから美也ちゃんと一緒に帰れないね」

中多「それとも待っていてくれる?」

美也「うーん、ごめん、みゃー、早く帰ってにぃににお帰りなさいしないと」ソワソワ

中多「でも美也ちゃんひとりで帰らないほうがいいんじゃ」

美也「何で?ああ、ストーカーのことか。むしろ紗江ちゃんのほうが危ないよ」

中多「で、でも」

美也「いい?紗江ちゃん。日直で遅くなったら逢ちゃんと一緒に帰るんだよ」

中多(・・・・・・)

美也「じゃあね。バイバイ紗江ちゃん)イソイソ


下校中


美也(早く帰ってにぃにを驚かそう)

美也(昨日までと違ってみゃーはにぃにの奥さんなんだから///)

美也(・・・・・・幸せだな。にぃにがプロポーズしてくれるなんて)

美也(にぃにに好きっていった時はここまで望んでなかったのに)

美也(一緒に登校できなくなって寂しかったけど、にぃにの奥さんになれるなら全然我慢できるよ)

美也(みゃーは今嘘みたいに幸せ)



バシッ


美也「きゃあ」バタン

美也(・・・・・・)
231: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) 2011/08/14(日) 21:26:41.69 ID:qJb+UwA0o
どこかの廃工場


DQN5ゴク

DQN6ゴク

DQN4「・・・・・・おい、おまえらいつまでこの娘を眺めてるんだよ。ヤバイ仕事してるんだから、もっとやることあるだろうが。まじめにやれよ」

DQN5「だってよ。こいつすげえ可愛いぜ」

DQN6「DQN4の好きなビッチと違ってさ、何ていうか清純な美少女っていうかさ」

DQN5「気を失っている間にやっちまおうぜ」ムラムラ

DQN4「楽しいことは後にとっておけよ。まず誰かついてきてないか見張りをしろよ」

DQN5「・・・・・・てめえ、おれたちに見張りさせてる間に、自分だけこの娘を犯すつもりか」

DQN4「おめえ何言って」

DQN6「やばい仕事させてよ、自分だけいい思いする気かよ」

DQN4「・・・・・・おまえらやんのかよ」

DQN5サッ

DQN6バッ

DQN4「ちんけなバタフライナイフなんて持ち出しやがって」ドン

DQN5「ぐあああ」ドサ

DQN6「て、てめえ。くたばれ!」

DQN4「馬鹿が!」バキ

DQN6キュー

DQN4「くそ!馬鹿どもが。ちくしょう、一人になっちまったじゃねえか」

DQN4「こんな高校1年の小娘に血迷いやがって。見張りいねえとヤバイっつうのに」

DQN4「こんなガキに・・・・・・まあ、可愛い顔してるな。あいつらが血迷ったのもわかるぜ」

DQN4(・・・・・・おっぱいは小さいし体も細いが)

DQN4(何か無茶苦茶に虐めてやりたくなるな、こいつ)ムラムラ

DQN4ヌガセ

DQN4(真っ白ですべずべの肌してやがるぜ)ナデナデ

DQN4(ハアハア、裸にするか)スル

DQN4(おっぱいはまだ固いな)モミモミ レロレロ

DQN4(・・・・・・幼い体だぜ。おかしいな、おれブルンブルンの豊満な女が趣味だったんだが)

DQN4(何かこいつ、そそるぜ。今までこういう清純な子相手にしたことないからかな)ハアハア

DQN4「よし。こいつ、おれの女にしよう。ビッチのMOB子にも飽きてきたことだしな」

DQN4「この清純な娘がおれの女に・・・・・・ちくしょう、興奮してきたぜ。」

DQN4(下も脱がせてマッパにするか)ヌガシ

DQN4(・・・・・・何か触りづらいな。気を失った女犯すなんて初めてじゃねえのに)

DQN4(いや弱気になるな。滅多にないチャンスじゃねえか)

DQN4(よし!)ガバ

DQN(ちくしょう可愛いぜ)モミモミレロレロ

美也「え!?」
232: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) 2011/08/14(日) 21:50:29.96 ID:qJb+UwA0o
放課後 室内プール


コーチ「男!男いるか?」

男子部員「あいつ今日来てませんよコーチ」

コーチ「ぬぬ、さぼりか。しょうがないやつだ。せっかくタイムが伸びてる時だっていうのに」




男(美也ちゃんを探して守れって七咲に言われたけど)

男(いったいなんなんだ。部活さぼってでもって七咲が言うくらいだから冗談じゃないんだろうけど)

男(まず十字路を探せって言ってたっけ・・・・・・七咲、切羽詰った口調だったな。また、この間のやつらかな)

男(・・・・・・!あれ、美也ちゃんのカバンじゃないか)

男(やべえぞ、これ。早く探さないと)

男(あれ?あの建物の前にあるのって)

男(うちの学校の生徒手帳・・・・・・『橘美也』)

男(よし!)ダッ



放課後 1-Bの教室


七咲「美也ちゃん!美也ちゃんいないの?」

中多「逢ちゃん。美也ちゃんはさっき一人で帰ったよ」

七咲「まずい。職員室に呼ばれてた間に帰っちゃったの!」

中多「逢ちゃん?」

七咲(美也ちゃん!!)ダッ
233: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) 2011/08/14(日) 21:51:21.65 ID:qJb+UwA0o
廃工場


美也「みゃー服着てない・・・・・・!?何?誰?やめてお願い」ブルブル

DQN4「ち。気が付いちゃったか。でも、まあ」ナデナデ

DQN4「反応がない女を犯してもつまらねえしな」ダキヨセ

美也「!?」

DQN4「多少抵抗してくれた方がやりがいがあるぜ」

美也「いや!やめて。にぃに!にぃに!!」バシ

美也「きゃ」

DQN4「可愛い声出すのはいいけどよ、大声は困るんだよな」レロレロ

美也[・・・・・・やめて」ポロポロ

DQN4「いい泣き顔だぜ。ほらキスしろよ!」グイ チューレロレロ

美也(!!)

DQN4「今日からおまえは俺の女になるんだ。おまえ、名前は何て言うんだ?」サワリ

美也「・・・・・・」バシ

美也「きゃ痛い!」

DQN4「名前を言えって言ってんだよ!このアマ!!」

美也「・・・・・・橘美也」

DQN4「聞こえねえよ。でっかい声出せ」バシバシ

美也「・・・・・・橘美也です」ウウウ

DQN4「・・・・・・美也か。美也、おめえはこれから俺の物になるんだ。これからずっと可愛がってやるからな」オシタオシ

美也「やだ!にぃに!にぃに」モガキ

DQN4「行くぜ美也!おとなしくしてれば痛いことはしねえからよ!!」
238: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) 2011/08/14(日) 23:17:31.23 ID:qJb+UwA0o
男(ここかな)ハアハア

男(・・・・・・相手は何人なんだ?あんまり多いとおれだけじゃどうしようもない)

男(ええい!こんなこと考えてる間に美也ちゃんが危ないんだ)

男(七咲、おまえの最初の頼みだけは絶対果たすぜ)

男(ゆっくりこのドアを開けて)


工場内の風景


DQN4「さあ、そろそろぶち込んでやろうかな」ハアハア

美也「・・・・・・お願いやめてください。好きな、好きな人がいるんです」ウッウッ

DQN4「あ~?聞こえねえよ。美也の好きな男はおれだけじゃねえの?」モミモミ

美也「許して」

DQN4「美也の泣き顔、すげえそそるぜ。じゃ、そろそろおれの女にしようかな」グイ

美也「!?」

DQN4「え?」ドカッ

男「立てよてめえ」ケリ

DQN4「ガッ」ユラユラ

DQN4「てめえ、高校生の分際で・・・・・・アグ」バシン

男「何の罪もない女の子にひどいことしやがって」ドカドカ

DQN4「ウガッ」

バシン

DQN4「ギャ」

ドカドカ

DQN4「・・・・・・」バタ

美也「男君!」

男「起きろよてめえ、こら」グイ

?「もういいよ」

男「・・・・・・七咲」

七咲「もういいから。あなたはこいつとそこに倒れてるやつらを外に出して」

男「お、おう」

七咲「早く!美也ちゃんは裸なのよ」

男「あ、悪い。こらおまえら起きろ!外に出るんだよ。重いから自分で歩け!」ズルズル
239: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) 2011/08/14(日) 23:34:48.53 ID:qJb+UwA0o
七咲「もう大丈夫だよ、怖かったよね美也ちゃん」

美也ブルブル

七咲「美也ちゃん!」ダキ

七咲「・・・・・・服、着ようね」

美也ブルブル

七咲「美也ちゃん・・・・・・可愛そうに。もう大丈夫だよ。二度と美也ちゃんには手を出させないから」ギュ

美也「・・・・・・ちゃん」

七咲「うん?」

美也「・・・・・・みゃー、にぃににもう会えないよ」グス

美也「にぃに以外の男の人にか、体を触られて」

美也「にぃに、ごめんなさい」グスグス

七咲「・・・・・・美也ちゃん。大丈夫だよ」

七咲「先輩は・・・・・・橘先輩はこんなことで美也ちゃんを嫌ったりしないよ?」

七咲「わたしにはわかるよ。でも、美也ちゃんの方がもっとよく先輩のことわかってるんでしょ?」

七咲「正直、つらいけど。美也ちゃんと先輩の絆には誰も割り込めないよ」

美也「・・・・・逢ちゃん」

七咲「・・・・・・ふふ。失恋した女のセリフなんて格好悪いね」

美也「・・・・・・ごめん、逢ちゃん。みゃー自分のことばっかり心配してた」

美也「逢ちゃんの気持ちを考えるの忘れてた」ポロ

七咲「美也ちゃん・・・・・・」

美也「逢ちゃんごめんね」

七咲「何で美也ちゃんが謝るの?」

美也「ヘタレのにぃにに代わって謝るの。逢ちゃんごめん」

美也「・・・・・・にぃにを許してあげてお願い」

美也「そして、みゃーを助けてくれてありがとう」

七咲「・・・・・・それは男に言ってやって。あいつが美也ちゃんを助けたんだし」

美也「・・・・・・うん。でも、逢ちゃんが言った方が男君喜ぶと思うよ」

七咲「美也ちゃん、何言って」

男「おーい七咲」

七咲(!)

男「こいつら気が付きそうなんだけど、もう一度眠らせておくか?それとも警察に突き出す?」

七咲(男・・・・・・、って、美也ちゃん!大丈夫?」

七咲「美也ちゃん!!」

美也グッタリ
241: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) 2011/08/14(日) 23:38:43.57 ID:qJb+UwA0o
灰色の空から小雨が降り続いていたその朝、美也は父親に連れられ父親の赴任地のロンドンに旅立った。

それは、美也がひどい目に遭ってから2週間後のことだった。
七咲と七咲の友達が助けてくれたおかげで、美也は彼らに犯されはしなかったけれど、それでも拉致されて裸にされ体を弄ばれた美也の心の傷は深かった


僕なら美也を慰められると思っていた。美也もそう考えていたんじゃないかと思う。
ふたりで一緒にいられるならこのままなかったことにできると。

だけど、さすがにこの出来事を秘密にできるわけはなく、警察がDQNたちとMOB子たちを補導。その後、校内には心無い噂も広がった。美也は被害者なのに

ただの強姦未遂じゃなくて、兄貴と愛し合ってる妹の事件ということで噂は普通より激しく囁かれたのだ。
学校側が両親に連絡し(警察からも連絡がいったらしい)、もう僕と美也で問題をコントロールできる次元を超えた状況になってしまった。

七咲が美也を僕のところに連れてきてくれた夜、美也は震えながら僕に抱きつくのを止めようとしなかった。
七咲が帰ったあと、美也をお風呂に入れて寝かそうとしたけど、美也は僕に「抱いて」って言ったんだった。まだ幼い体の彼女が受けた傷をリセットする
ためのように。

でも、その言葉どおりにしようとすると、いつもの美也と違い彼女の肌に僕の手が触れるだけで、美也の肢体は発作を起こしそうになるほどの激しい震えが止まらなかった。
自分の肌に触れようとする男への拒否反応。

・・・・・・結局、美也が旅立つまで僕が美也を抱くことはなかった。それでも美也は、僕が美也の目の届かないところに行くのを極端に恐れた。
美也の視界からちょっとでも外れようとすると美也はパニックを起こすのだ。
そんな症状もだいぶ治まってきて、そろそろ美也も学校に復帰できるんじゃないかと期待してた時。

両親が僕たちに「大事な話」をしにきた。

両親が美也の処遇を決定するのにたいした時間はかからなかったらしい。父さんと美也は父さんの赴任先のロンドンで暮らす。父さんはロンドン郊外の私
立の女子校への転入手続きを早々に終えた。全寮制の女子校なら心配ないということらしい。母さんは、次の夏休みに一緒に父さんと美也に会いに行こう
って言ってくれたけど、来年は僕も受験の年だ。そんな暇があるとは思えない。

美也は最初は両親の決定に抵抗したけど、母さんに僕の受験のことを持ち出され、結局両親の決定に従った。
それから美也がいなくなる日までの数日間は珍しく両親が常に家にいたため、僕と美也が恋人として一緒にすごすことはなかった。

美也を連れて行くために一時帰国した父さんと空港のゲートをくぐっていく美也。
何度も振り返り僕の名前を、迷子の少女が保護者の名前を呼ぶように、少し困ったように微笑んで、でもその目には涙を浮かべながら、僕の名前を呼んで
いた美也。

美也、美也、美也。
僕は美也に手を差し伸べる。
けれど、その手にふれることなく、、父親に手を引かれ、こちらを振り向きながら涙を浮かべる美也の姿が搭乗ゲートの奥に消える

母さんが黙って僕の肩に手を置く


母さんと並んで空港内を横切って電車の駅まで歩く
頭の中には何もなく、涙すら出てこない
切符売り場まで来たとき、薫と梅原が黙ってこっちを見ている姿が目に入った



薫が何も言わずに僕を抱きしめてくれた時、僕は初めて声を出して泣いた



あれから1年半。
母さんは以前と変わらず仕事が多忙で会社が用意したホテルで暮らしていて(そこにも寝る間くらいしかいないらしいけど)、滅多に家に帰ってこない。
大学生になった僕は美也のいない家から毎日大学の授業に出かける。
ドアを開け、誰もいないドアに向かい「行ってきます美也」と言い。

今でも、僕はこんなにも妹を求めている。美也に会いたい・・・・・・。
242: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) 2011/08/14(日) 23:42:01.91 ID:qJb+UwA0o
大学の学食


棚町「ちょっと、純一。いつまで悩んでるのよ。並んでる人に迷惑じゃないの」

純一「うるさいな薫。少しくらい悩んでもいいだろ!誰に迷惑かけてるわけじゃないし」

梅原「大将、列の後ろのやつらが何か言ってるぜ」

列のうしろのやつら「おい、まだかよ」「早くしてよね」「何でこの列だけ進まねえんだよ」

純一「ご、ごめんなさい」

梅原「で、結局ロースカツ定食でもなくシーフードカレーでもなく」

純一「あえて味噌ラーメンを選んでみた」

梅原「逃げたな」

棚町「全くあんたの優柔不断は、大学生になっても治らないわね」

梅原「おまえの小言と一緒だな。いつまでたっても」バシ

棚町「何か言いいたいの?あんた」

梅原「何でもないです」ヒリヒリ

純一「おまえら・・・・・あんまり見せつけるなよ」

棚町「な、何を言ってるのよ純一」

梅原「そんなに照れるなよ薫」バシ

梅原「痛て!何すんだよ」

棚町「二度と減らず口たたけない体にしてあげましょうか?」ニコ

梅原「す、すまん」ブルブル

棚町「今度から、気をつけなさいよね」フンッ

純一「おまえら仲いいな。夫婦喧嘩みたいだ」

純一「おまえらが付き合うって聞いたとき驚いたけど」

純一「いいカップルだな。うらやましいよ」

棚町「・・・・・・元気出しなよ純一」

梅原「そうだぜ大将。おまえなんて学内の女の子よりどりみどりじゃねえか」

棚町「あんたと違ってね」

梅原「おまえ、いつまで立っても一言よけい・・・・・・」イタイイタイ

純一「ははは」(・・・・・・美也)
243: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) 2011/08/14(日) 23:44:13.26 ID:qJb+UwA0o
帰国便の機内


陳腐な言い方だけど、にぃにと引き裂かれたあの成田空港の時を思い出すと、今でも胸が引き裂かれるような気分になる。みゃーもつらかったけど、去っていくみゃーに呆然と手を伸ばした時のにぃにの切なそうな顔を思い出すと今でも胸の奥がざわめくような、いたたまれない気持ちになり、涙が溢れる。
あんなにぃにの顔、二度と見たくない。愛してるにぃにのもどかしそうな、切なそうな、それでいてちょっと困っただけみたない中途半端な顔。
みゃーだって、にぃにと引き離されたときは自分の腕を切り落とされたような気持ちだった。自分が泣いていたことすら飛行機の座席につくまでわかって
いなかった。

でも、その瞬間のにぃにのつらそうな顔を見たとき、みゃーにはわかった。自分がにぃにといて幸せになりたいんじゃない。幸せな表情の面倒くさがり屋
でエッチでのんきな顔のにぃにを見詰めていたいんだって。

・・・・・・この先にどんなことが待っているかはわからない。
兄妹がお互いを一番大切な異性と考えること。それはすごくハードルが高く、みゃーたちは、いつまで付き合っていられるのかもわからないっていうのも
イギリスの学校でずっと考え続けたこと。

結婚できないかもしれない。
にぃにの子供だって産んであげられないかもしれない。

でも、みゃーは少し大人になった。にぃにが望むならそんな先が見えない道だって、にぃにと一緒に歩きたい。

にぃにがそんな道を不安に思うなら、にぃにがみゃー以外の人とその先を歩きたいなら、みゃーは黙って身を引く。


みゃーの全てはにぃにの幸せのために。
244: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) 2011/08/14(日) 23:48:44.34 ID:qJb+UwA0o
空港


純一(そろそろか)

純一(って、ドキドキしすぎだろ俺。もう大学生なのに)

純一(みやーだって海外の学校で好きな男ができたかもしれないぞ)

純一(電話だって1回もかけてこないんだし)

純一(・・・・・・いかん。美也が誰を好きだっていいんだ。問題なのは美也がどうすれば幸せになるかだ)

純一(そろそろだな)ドキドキ

純一(落ち着かないな)ウロウロ

棚町「純一・・・・・・あんたは動物園の猿か」

梅原「おまえ、ひでーこと言うな。久しぶりの兄妹再開なのにって、痛い!」バキ

棚町「・・・・・・何か言った?」

梅原「何でもないです」

梅原「あ、あれ美也ちゃんじゃん!おーい美也ちゃーん!!」
245: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) 2011/08/14(日) 23:49:18.45 ID:qJb+UwA0o
飛行機のタラップを踏みしめて降りる。

バスに乗る。

荷物を受け取り、出口へ。

(にぃに)

人込みをかき分けロビーに進む

(にぃに!)

にぃにの気持ちは前と変わってないだろうか

変な男に弄ばれたみゃーのこと嫌いにならないだろうか

大学生になったにぃには彼女ができていないだろうか

あたしは不安と期待を自分の胸に抱きしめながら前に進む

大きな思いトランクを引き釣りながら

その時少し大人びたけど見覚えのある笑顔のわたしの恋人の姿が目に入った
246: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) 2011/08/14(日) 23:50:52.61 ID:qJb+UwA0o
純一「美也!」

美也「にぃに!」

純一「美也」

美也「にぃに」

純一「・・・・・・おまえ、まだ僕のこと好きか?」

美也「にぃに・・・・・・。浮気しなかった?」

純一「美也」

美也「・・・・・・にぃに」



梅原「・・・・・・帰るか薫」

薫「・・・・・・そうだね」
247: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) 2011/08/14(日) 23:51:25.11 ID:qJb+UwA0o
・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・


純一「美也」

美也「にぃに?」

純一「もうどこにも行くな」

純一「イギリスに戻るな」

純一「僕のそばにいてくれ美也」

美也「・・・・・・にぃに」

純一「美也、愛してる」

美也「わたしも愛してる、純一」




・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・


チュ
248: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) 2011/08/14(日) 23:51:55.76 ID:qJb+UwA0o
・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・


アマガミ。それは恋人同士をつなぐ不思議な魔法


Fin
252: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(埼玉県) 2011/08/15(月) 00:15:16.95 ID:jTtqOdpro
おつ!
面白かった
265: VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) 2011/08/16(火) 01:53:11.62 ID:c4ilPdOTo
お疲れ様!
美也が完全に汚されなくてよかった!
鬱展開はあんまり好きじゃなかったから。

最終的にみんな幸せで安心した
MOB子は市中引き回しの刑で



関連記事
タグ:

コメント

 

お知らせ

サイトのデザインを大幅に変更しました。
まだまだ、改良していこうと思います。

カテゴリ

今週の人気記事

メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:


※メールの打ち間違いにお気をつけください。
返事無い時は、メールの打ち間違いの可能性がありますので、再度送信していただくか、コメント欄をご使用下さい。

話題の記事

ブログパーツ ブログパーツ ブログパーツ アクセスランキング