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アシタカ「サン、ナデナデでさせてくれ」

1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/08/04(火) 20:15:15.17 ID:V/BZHnlAO
サン「はあ!?」

ア「頼む! いつもはカヤにさせて貰っていたんだか、旅に出てからは一度ナデナデして無いんだ!」

サ「だ、だからってナデナデって…」

ア「サンにしか頼めないんだ!」

ア「足りないんだ! 妹力が!!」

サ「(何だ、妹力って?)」
3: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/08/04(火) 20:17:34.09 ID:V/BZHnlAO
サ「…どうしても、か?」

ア「頼む! 少しでいいん「おーい、アシタカ!」

ア・サ「「エボシ!?」」

サ「何故貴様がここに居る!」

エボシ「まぁそう噛み付くな、山犬の娘よ……それより何をさっきから言い争いをしておるのだ?」

サ「……!! 貴様には関係無い事だ!」

ア「……」

ア「(この際エボシでもいいか)」

サ「アシタカ?」

ア「エボシ、頼みごとがある」

サ「アシタカ!?」
4: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/08/04(火) 20:19:19.87 ID:V/BZHnlAO
エ「何だ? 言ってみろ、アシタカ」

ア「ナデナデ…させてくれないか?

エ「ナデナデ?」

サ「アシタカ……お前……」

エ「いいぞ」

サ「!?」
7: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/08/04(火) 20:21:23.55 ID:V/BZHnlAO
ア「本当か!」

エ「ああ、遠慮なくナデナデしてくれ……お兄ちゃん」ポッ

ア「ガハァ!?」

サ「なっ……アシタカ!」

ア「ハァハァ……ま、まさかエボシがこんな高等妹力技を持っているとは……」

サ「(……心配した私がバカだった)」

11: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/08/04(火) 20:23:11.61 ID:V/BZHnlAO
エ「あっはっは。どうだ? 兄ちゃん。どこぞの山犬娘より私の方がいいだろう!」

エ「私なら幾らでもナデナデさせてやるぞ!」

サ「うっ…! そ、そんな事はない! そうだなアシタカ!?」

ア「……」グラグラ

サ「アシタカ!!」

ア「ハッ! ……マズい、意識が飛んでいた……」

エ「チッ! (もう少しだったのに……)」

サ「(何とか止められたがアシタカも限界だな……)」

16: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/08/04(火) 20:31:56.12 ID:V/BZHnlAO
サ「(そうだ!)」

サ「アシタカ!」

ア「どうした、サン」

サ「アシタカは妹力が足りないんだろ?」

ア「ああ、そうだが……」

サ「エボシのタイプじゃ、妹力は補充できないんじゃないか?」

ア「……確かにそうだな」

エ「なっ! くっ、山犬の娘め……!」

サ「(よし!)」
18: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/08/04(火) 20:36:21.96 ID:V/BZHnlAO
ア「なら、サン……改めてナデナデさせてくれ」ジリジリ

サ「うっ……そ、それは……」

サ「(エボシを止めることはできたけど、これからどうすれば……)」

ア「さあサン、私のことをおにぃとy「エボシ様ー!」

エ「ゴンザか?」

ゴンザ「エボシ様、ここにいらしたんですか」

ア「……」

サ「ア、アシタカ?」
19: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/08/04(火) 20:43:25.20 ID:V/BZHnlAO
ゴ「ん? なんだ貴様」

サ「アシタカ、まさか……」

ア「ゴンザ……頼みがある」

ゴ「?」

サ「やっ、やめろアシタカ!」

エ「そうだ、やめておけお兄ちゃん。ゴンザのどこに妹分がある?」


ゴ「妹分? なんのことですかエボシ様」

ア「いや、可能性は0じゃない……ゴンザ」ジリッ

ゴ「な、なんだ」


ア「ナデナデ……させてくれないか」

21: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/08/04(火) 20:50:57.59 ID:V/BZHnlAO
ゴ「ナッ、ナデナデだと!?」

ア「ああ……頼む」

サ「アシタカ、正気に戻れ!!」

エ「……」

サ「おい、お前も何とか言え!」

エ「……確かに、可能性がないとは言えないな……」

サ「なあっ!?」

エ「ゴンザ! アシタカにナデナデさせてやれ!」

ゴ「ええっ? ……まあ、エボシ様が言うなら……仕方ないな」

ア「すまない、ありがとう」

サ「くっ!」

ア「……」ナデナデ
25: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/08/04(火) 20:55:43.64 ID:V/BZHnlAO
ア「ぐっ!? う、うおおお……!?」ガクッ

サ「アシタカ、アシタカ!!」

エ「どうしたアシタカ!」

ア「い、妹力が……」

ゴ「おお……」


ア「吸い取られた……!!」


サ・エ「な、なんだって……!?」

26: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/08/04(火) 21:02:26.00 ID:V/BZHnlAO
ア「ぐうっ……はあっ、はあっ……」

ゴ「こ、これが妹力か……」

ゴ「みなぎってくるぞ……!!」

サ「大丈夫かアシタカ!」

ア「み、右腕が疼く……」ビクビク

サ「見せてみろ!」

ア「だ、駄目だサン、危ない!」バッ

サ「!? くっ!」

ア「うぐっ……」

エ「ここのもの全てをナデナデするまで収まらぬか……!」
31: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/08/04(火) 21:11:22.06 ID:V/BZHnlAO
ア「サン、頼む! ナデナデさせてくれ……!」

サ「う……」

サ「で、でm「お、アシタカじゃないか!」

エ「おトキじゃないか」

おトキ「エボシ様まで!」

ア「うぐっ!」

ト「ちょっとアシタカ、アンタどうしたんだい?」

ア「おトキさん……」

ア「(こうなったら……)」

35: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/08/04(火) 21:17:52.75 ID:V/BZHnlAO
ア「おトキさん!」バッ

ト「ん、なんだ……うわっ!?」

ア「うおおっ!」ナデナデナデナデ

サ「やっ、やった……!」

ゴ「まずいですぜエボシ様」

エ「何がマズいんだ?」

ゴ「おトキを撫でることによって、奴は補充してしまう」

ゴ「禁断の力……」

ゴ「人妻力を……!」

42: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/08/04(火) 21:29:25.73 ID:V/BZHnlAO
ア「う、おおお……!」

サ「アシタカ!」

ト「アッ、アンタなんだいその腕……」

ア「見ろ! これが人妻力の力だ!!」バッ

ア「脳を腐らせ、破滅を呼び寄せる呪いだ!」

ア「うおおっ!」バッ

サ「うわあ!?」ドサッ

エ「こっ、これが人妻の力か……!」

ト「もののけ姫が!」

ゴ「もう、誰も奴を止められない!」

46: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/08/04(火) 21:36:27.02 ID:V/BZHnlAO
サ「やっ、やめ……アシタカ……!」

ア「はあっはあっ……今、ナデナデしてやる……」バッ

サ「いやああっ!」

バキイッッ

ア「ぐっ!?」

サ「……?」


モロ「私の娘に手を出さないでもらおうか……」


ア「モロ……!」

サ「お母さん!」

ゴ「エボシ様、山犬が!」

エ「モロめ……出おった」

48: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/08/04(火) 21:45:41.83 ID:V/BZHnlAO
モ「グオオオッ!!」バッ

ア「甘い!」

モ「なっ……」

ア「はああ!!」モフモフモフモフ

モ「うおお……!」

サ「お、お母さん!」

ゴ「獣力まで補充しちまいやがった…」

エ「モロをやるとは……もう私達の手にはおえん」

ト「エボシ様! 誰か来ましたよ?」

ト「ここらじゃ見ない顔です」

エ「何?」
50: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/08/04(火) 21:50:49.97 ID:V/BZHnlAO
ア「さあサン、私に体を委ねて……」

サ「いや、お母さん!」

モ「サン……すまない……」

ア「ナデナデ……させてもらおう!」バッ

サ「……っ!」キュッ


??「待ちなさい、アシタカ」


ア「!」

エ「おに、いやアシタカ……お前の知り合いを連れて来たぞ」

サ「え……?」

52: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/08/04(火) 21:58:48.87 ID:V/BZHnlAO
ヒイさま「それ以上その娘をいじめてはいけないよ……」

ア「ヒイさま……!?」

サ「(この隙に!)」バッ

ア「っ、サン!」

ヒ「アシタカ」ソッ

ア「な……ぐ、うおおおお!!?」

ア「うっ……」ガクッ

ト「アシタカが倒れた!?」

エ「どういう事だゴンザ」

ゴ「おそらくあの婆さんに撫でられたことで婆力を補充してしまい」

ゴ「人妻力が相殺されたんだと思いますぜ」

サ「はあ、はあ……(助かった……)」

ア「ううっ……」
56: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/08/04(火) 22:05:04.59 ID:V/BZHnlAO
ヒ「アシタカ……妹力が足りないんだね」

ア「はい……」

ヒ「補充の為に、彼女を連れて来たよ」

ア「ま、まさか……」

サ「!」

カヤ「兄様、お久しぶりです」

ア「カヤ!」

カ「……」チラッ

サ「(こっちを見た?)」

カ「……兄様、私があげた玉の小刀……」

カ「彼女にあげたんですね」

ア「え、あ、ああ……」

58: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/08/04(火) 22:10:40.74 ID:V/BZHnlAO
ア「それは……」

カ「……いいんですよ、それよりほらはやく兄様」

ア「?」

カ「ナデナデ、していいんですよ?」ニヤッ

サ「(こっ、こいつ……私を見てる……?)」

サ「(わざと見せびらかす気か……!)」

ア「あ、ああ……」ソッ

サ「(アシタカ……)」

カ「んっ……」

ア「……」ナデナデ

60: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/08/04(火) 22:15:18.91 ID:V/BZHnlAO
ア「……」

カ「兄様?」

ア「あっ、ああ、いや……ありがとうカヤ」

カ「ふふ……補充できました?」

ア「ああ……」

サ「(アシタカ……)」

カ「(こんなどこの馬の骨ともわからない女に、兄様を渡すもんですか)」ニヤッ

ア「……だが……」

サ「え?」

カ「!?」
62: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/08/04(火) 22:21:34.07 ID:AYUZ+UR3O
修羅場www
63: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/08/04(火) 22:21:58.53 ID:V/BZHnlAO
ア「確かに妹力は補充できた……」

ア「だが……何か足りない」

ア「何か違うんだ」

カ「そんな……何が違うっていうの、兄様!」

ゴ「諦めるんだな、嬢ちゃん」

カ「!?」

ゴ「今の奴に足りないのは妹力じゃなかったんだよ」

エ「どういう意味だ?」

ト「……わかる気がするよ」

ヒ「そう、今アシタカに必要なのは……」


ゴ・ト・ヒ「愛力だ」

64: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/08/04(火) 22:24:53.58 ID:ruEK3TPIO
なんなんだよw
65: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/08/04(火) 22:26:40.60 ID:V/BZHnlAO
カ「ま……愛力……!?」

カ「そんな……」

サ「ア、アシタカ……」

ア「サン、さっきはすまなかった」

ア「だから、頼む」


ア「ナデナデ……させてくれ」


サ「……」

サ「…………仕方ないな……」

67: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/08/04(火) 22:32:40.78 ID:4qnTm0UbO
デレたか……
69: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/08/04(火) 22:34:06.16 ID:V/BZHnlAO
ア「本当か、サン!」

ア「ナデナデされて、お兄ちゃんと呼んでくれるか!」

サ「うっ……わ、わかった!」

サ「ナデナデもお兄ちゃんも言ってやる! ただし……」

ア「ただし……?」

サ「……もうこれからは私以外の人間をナデナデするんじゃないぞ!」プイッ

ア「サン……」

ア「……ありがとう」

サ「うっ、うるさい! バカ……」

カ「くっ! 私の妹力が負けるなんて……!」

ゴ「愛力の前ではなにも敵わんさ」

モ「ふっ……あの小僧……」

70: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/08/04(火) 22:41:20.13 ID:V/BZHnlAO
ア「なら、さっそく……」ナデナデ

サ「んっ……」

サ「……お兄ちゃん」

ア「どうした、サン?」

サ「……好き」

ア「……ああ、私もだ」








end
72: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/08/04(火) 22:43:16.16 ID:V/BZHnlAO
ジブリが好きだからやった
反省はしてない

見てくれた方ありがとうございました
ネタ思いついたら他にもやりたいです
73: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/08/04(火) 22:43:33.44 ID:ruEK3TPIO
愛力 いいものだな
79: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/08/04(火) 23:12:34.74 ID:tG5EUq4E0
アシタカ「サン、ナデナデさせてくれ」
サン「今回だけだぞ?」

なでなで

サ「ファー…ブルスコ…ファー…ブルスコ…ファ-」
84: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/08/05(水) 00:39:21.40 ID:ehOqTsPwO
ふぅ...
愛力は素晴らしいな...

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