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1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/01/26 18:17:57 ID:HLeKQywa0
── 近所のスーパー

上条(もしかして俺…)

上条(モテモテなんじゃないか?)

上条(よくよく思い返せば)

上条(なんだか俺に惚れてそうな奴が多いような)

上条(いや、勘違いだよな)

上条「ま、いいや 今日の飯の材料を…と」

美琴「あ」

上条「お」

美琴「な、何よ 奇遇ね」

上条「おう…お前もこういうところに来るんだな」

美琴「何よ!来ちゃ悪い訳!?」ビリビリ

上条(めんどくせぇ…)

上条「いえいえ、上条さんはそんな庶民的な貴女もステキだなーと言っただけですヨ」

上条(はあ…)
5: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/01/26 18:24:02 ID:HLeKQywa0
美琴「す、素敵って…」ワタワタ

上条(ん?)

美琴「か、からかってんじゃないわよ」カァァ

上条(…これは……)

美琴「な、何よ」////

上条「…みさかさんはかわいいなー」

美琴「っ!?」////

上条「こんなにかわいくてしかもレベル5のちょうゆうめいじんでおじょうさま、すごいなー」

美琴「は、はぁ!?////ななななに言い出すのよ急に」オタオタ

上条「いえいえほんしんをいったまでですよ こんなびしょうじょにあえるなんてきょうはついてるなー」

美琴「ば、馬鹿じゃないの?おだてたって何も出ないんだから…////」カァァ ワタワタ
6: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/01/26 18:28:04 ID:HLeKQywa0
上条「いやほんとうのことですってー」ポケットをパタパタ

上条「あれれー?どうやらさいふをわすれてしまったみたいだナー」

美琴「へ?」

上条「こまったなーきょうのごはんがかえないや」チラッ

美琴「そ…それだったら…」

上条「あーこまったナー」チラッ

美琴「し、しょうがないわね!私が立て替えといてあげるわよ!」

上条「わーありがとー ちかういちにかえすからー それにしてもみさかさんってやさしいんだネースゴイナー」

美琴「そ、その…別に返さなくてもいいわよ…////」ゴニョゴニョ

ウィーン アリガトーゴザイマシター

上条 スタスタ

上条 スタスタ

上条「…………」

上条「……ニヤ」
16: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/01/26 18:37:37 ID:HLeKQywa0
上条「ん?あれは…」


黒子「その粗末なものをしまってさっさとお帰りなさい!」

変態「グヘヘヘ~お嬢ちゃんオジサンとイイコトしようよ~」

黒子「っ…口で言っても分からないなら…」サッ

上条「おいコラァ!何やってんだ!」

変態「ひっ!?」

上条「テメェ…そんな季節はずれな格好で中学生に襲い掛かるなんて…」ゴキッゴキッ

変態「ゾッ ひぃー!お助けー!」スタコラ

上条「あ、こら!逃げんな!」

上条「ったく…」チラ

黒子「!」

上条「大丈夫だったか?」

黒子「フン、余計なお世話ですわ あんな輩、私の能力でコテンパンでしたのに」フンッ

上条 イラッ
17: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/01/26 18:46:16 ID:HLeKQywa0
上条「……」

黒子「お姉様につきまとってるだけでも不愉快ですのに…これ以上わたくしの視界に入らないでいただけますこと?」

上条「……お前は強いもんな」

黒子「ええ、余計な手出しさえなければ、取り逃がすこともありませんでしたのに」ハンッ

上条「そんなことわかってたヨ」

黒子「え?」

上条「でもおれはがまんできなかったんダ」

黒子「…何故ですの?」

上条「オマエにへんなおとこをちかづけたくないんだヨ」

黒子「ど、どういう意味ですの」

上条「へ?あーなんでもないヨ わすれてクレ はっはっは」

黒子(な、…いやまさか、そんなこと…)

上条「まあ、オマエがぶじでよかったヨ」

黒子「!? き、今日のところは勘弁してさしあげますわっ!」シュンッ

上条「……ニヤ」
18: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/01/26 18:52:06 ID:HLeKQywa0
上条(何故だろう…)

上条(何をどうしたらいいのか、自然と分かってしまう)

上条(体質というものなんだろうか…)

上条(能力…? そうだ、まるで能力者になったような気分だ…)

上条(…さしずめ『旗立て師 フラグメイカー』とでも名づけようか)


───

研究者A「おい…これを見てくれ」

研究者B「ん?どれどれ…おいなんだこりゃ、針が振り切れてるじゃないか」

研究者A「信じられん…ほんの数分前だ。学園都市で何かとてつもないレベルの能力が目覚めたのか…?」

研究者B「まさか。こんな数値があるわけないだろ。大方機械の故障だろ?」

────

上条(家に帰って飯作らなくちゃなー…)

上条(めんどくさい…)

上条(……)
22: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/01/26 18:59:50 ID:HLeKQywa0
ピンポーン

子萌「はいはーい、今開けますよ、っと」

上条「こんにちわ」

子萌「上条ちゃん!? ど、どうしたんですか急に」アセアセ

上条「いえ、さっきスーパーで醤油を買ったんですけど…家に余ってるのを忘れてて…」ポリポリ

子萌「ああー…もしかして、わざわざお裾分けに?」

上条「はい、子萌先生にはいっつもお世話になってますから」ニコ

子萌 ドキッ

子萌(も~上条ちゃんたら、ひどい無自覚ジゴロなんです…)

上条(……効いたか)

子萌「でもでも、生徒から頂き物もらっていいんですかねー」

上条(…来い、来い)

子萌「上条ちゃんは何か欲しいものないですか?」フフ

上条(よし、来た)
26: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/01/26 19:16:50 ID:HLeKQywa0
上条「いえいえ、日ごろのお世話のお礼ってことで。」

上条(ちょっと慌てた感じで笑顔、と)

子萌「む~、じゃあ私にできることなんて無いんですね…」シュン

上条(ここでもっと慌てる、と)

上条「あわわ…あ、そういえば晩飯がまだなんですよ…!」

上条(頭を掻くのも忘れずに…)ポリポリ

上条「それで、できれば家に来てご飯を作ってもらえないかな~、なんて」

子萌「うふふ、しょうがないですねぇ!じゃあ、今夜は腕を振るっちゃいますよ~」

子萌(うーん…ちょっとイジワルだったですかねぇ。上条ちゃんにも予定とか色々あったかもしれないのに…)

子萌(無理やり夜ご飯つくりに行くなんて…)

子萌(でも、上条ちゃんと夜ご飯…えへへ////)

子萌(む、いかんいかん、ですよ!あとで上条ちゃんには心の中で謝っとくのです!)

上条(……ククク)
28: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/01/26 19:26:35 ID:HLeKQywa0
上条(今のを客観的に見るとどうなるか復習してみるか…)

───

子萌「上条ちゃんは何か欲しいものないですか?」フフ

上条「いえいえ、日ごろのお世話のお礼ってことで。」アセアセ

子萌「む~、じゃあ私にできることなんて無いんですね…」シュン

上条「あわわ…あ、そういえば晩飯がまだなんですよ…!」アセアセ

上条「それで、できれば家に来てご飯を作ってもらえないかな~、なんて」ポリポリ

子萌「うふふ、しょうがないですねぇ!じゃあ、今夜は腕を振るっちゃいますよ~」

───

上条(よし、『子萌の大人な策略に乗せられてしょうがなく晩飯作りを頼んだ上条当麻』の完成だ…)

子萌「? どうしたんですか上条ちゃん、ぼーっとして」ヒョイ

上条 チッ

上条「こもえせんせいのりょうりがおいしすぎてかんどうしてるんですヨー」

子萌「えぇえ//// もー、上条ちゃんはおじょうずなんですよ!」

上条(……)
30: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/01/26 19:38:36 ID:HLeKQywa0
禁書「ほんとに子萌の料理はおいしーんだよ!」バクバク

子萌「うふふ、インデックスちゃん、おかわりはいっぱいあるのですよー」ニコニコ

禁書「!! 子萌はシスターの私が認める女神なんだよ!」ムシャムシャバクバク

上条(……)

子萌「? 上条ちゃん、またまたどうしたのですかぁ?」

上条「あ、いえ」

上条「子萌先生と結婚する人は幸せだなーって」ニコヤカ

子萌「っ!////」

上条(はぁ……)
31: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/01/26 19:41:56 ID:HLeKQywa0
子萌「か、上条ちゃんもおかわりありますですよ?////」モジモジ

上条「あはは、ありがとうございます」

上条(チッ…ババアが…)

上条「……ゴクリ」

上条「イ、インデックス、うまいか?」

禁書「うん!とっても美味しいんだよ!」ペカー

上条「っ!////」

上条「あ、インデックス、ご飯粒ついてるぞ」ヒョイ パク

禁書「ムグムグ、とーま、ありがとー!」キラキラ

上条(ほあぁぁ!)

上条「こらこら、落ち着いて食え。可愛いシスターが台無しだぞ?」ニコッ

禁書「?」

上条「……」

上条(インデックスたん…)
33: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/01/26 19:49:32 ID:HLeKQywa0
───

上条「今日はありがとうございました。すみません、急にこんなこと頼んで…」

子萌「いえー、私も楽しかったのですよ それに…上条ちゃんとゴニョゴニョ」

上条「え?」

上条(っていちいち聞き返すのがルールなんだよな…はぁ)

子萌「な、なんでもないのです それじゃ、おやすみなさい!」

上条「おやすみなさーい」ヒラヒラ

ガチャ バタン

上条「ふぅ…」

禁書「とーま、今日は楽しかったね!」キラキラ

上条(うふぉあぁひょぉ)
36: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/01/26 19:55:15 ID:HLeKQywa0
禁書「いつもより口をいーっぱい動かしたからつかれちゃったよ」

上条「ははは、まったくお前は」

上条(可愛いよぉぉっぉぉおぉぉぉおお)

上条「疲れたかー。じゃ、今日は早めに風呂入って寝ようか」

禁書「さんせー!」

上条「じゃ、じゃあ風呂、どっちが先に入る?」

禁書「とーまが先でいいよ!」

上条「あー、で、でもインデックスも疲れてるんだよな?じゃあ一緒に入ろっか」ニコ

禁書「? とーまが先でいいよ?」

上条「あ、うん…」
37: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/01/26 20:07:31 ID:HLeKQywa0
───

カポーン

上条(…おかしい)

上条(俺の『旗立て師』は完璧なはずだ…)

上条(なのに)

上条(インデックスたんには効かない…)

上条(他の雌豚共は嫌でも寄って来るのに…)

上条「……」

上条「不幸だ……」

───
40: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/01/26 20:19:21 ID:HLeKQywa0
────

上条 テクテク

佐天「うーいーはーるっ!」バサッ

初春「きゃぁっ//// もー!佐天さん!」ポカポカ

上条(あの制服…柵川か)

佐天「ほれほれ~よいではないk…?」

上条(……"立った"か)

上条(どれ)

上条「パ、パン…////」

佐天「あれれ?初春、見られちゃったみたいよ?」

初春「え?   えーー!?」バタバタ

佐天「初春…大人の階段上っちゃったね。うっ…」

初春「何うそ泣きしてるんですかぁ!」ワタワタ

上条「なんだかたいへんなことにまきこまれちゃいそうだなー」
44: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/01/26 20:22:28 ID:HLeKQywa0
×常盤台
○柵川
45: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/01/26 20:34:19 ID:HLeKQywa0
上条「あー…見てしまったのは、不可抗力で…」シドロモドロ

佐天「あーあ、こーこーせーのおにーちゃんが初春のパンツのぞいたー」

初春「ふぇぇぇん」

上条「いや、その、スマン!」ドゲザー

初春「そ、そんな土下座なんて…」

上条「いやほんとに、申し訳無い…」

佐天「はい、そこで勢い良く顔上げてー!」

上条「え?」ガバ

初春「っ」

上条「あ…」

初春「き、ゃ…」

上条「ぴ、ピンク…」

初春「イヤァアァァァ!」ペチーン

上条「そげぶっ」
48: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/01/26 20:54:22 ID:HLeKQywa0
佐天「いやー、笑いすぎてお腹痛い…」ヒクヒク

上条 ヒリヒリ(泣)

初春「ごめんなさい!ごめんなさい!」ペコペコ

佐天「初春が男の子をぶん殴るような暴力少女に…ヨヨヨ」シナッ

初春「佐天さんっ!」

上条「あはは、仲、良いんだな」

初春「えっ?」

上条「なんつーか、佐天ちゃんと話してるときが初春ちゃんが一番生き生きしてるっていうか」ポリポリ

佐天「へぇ…」

初春「そ、そんなことぉ」

佐天「やっぱり初春はわーたしのっ!」ガバッ ムギュゥ

初春「ひゃわぁ!佐天さぁん!?」バタバタ

佐天「上条さんだっけ?初春に惚れちゃダメだよ?私のだからねっ」ギュゥ~

上条「ははwそりゃ残念だな。まあ、美少女同士お似合いじゃないのか?」
68: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/01/27 01:26:23 ID:SKcU0AOk0
佐天(! へぇ…)

初春(び、美少女…!)

上条(肝心なのは)

上条「俺の知り合いにも『結婚すんじゃないか?』ってぐらい女同士でイチャついてるのがいるしなぁ」

上条("流す"こと…!)

上条「まあ、片方が一方的なんだけどなw」

佐天「あははっw」

初春「ふふっw」

上条(質問する機会を失わせ…)

───

佐天「あ、じゃあ今度は私からアドレス送りますね」

上条「ああ、頼む」

初春「えへへ、今日は色々楽しいお話ありがとうございましたっ」ペコリ

初春(にしても…美少女って…あたしのこと?だよね…?)モンモン

上条("悩ませる"…!)
71: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/01/27 01:39:48 ID:SKcU0AOk0
───

初春「ふぅ…いいお風呂だったぁ♪」

初春「携帯…」

初春「メール無し、着信無しかぁ…」

初春「って…何期待してるの初春っ」ブンブン

上条『美少女同士お似合いなんじゃないのか?』

初春 ポ~

初春「はっ」

初春「だ、ダメだよぉ、今日会ったばっかりでっ!私はそんなに尻軽女じゃっ!」

初春(で、でも…びしょうぢょなんて言われたの初めて…)

初春(えへへ)ニヨニヨ
72: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/01/27 01:44:02 ID:SKcU0AOk0
初春(あ、でも…佐天さんに言ったのかもしれないし…)

初春(佐天さんの方が…明るいし、スタイルいいし、かっこいいし…)

初春 シュン

初春(やっぱり私なんか相手にされないのかな…)

初春(いやいやいやいや、別に相手にしてほしいわけではなくて)バタバタ

初春(そう、ちょっと確認取るだけ。業務連絡的なメール。)

初春(あ、でも…迷惑かな?こんな時間だし…変な女だと思われちゃうかな?)

初春(明日にしたほうがいいかな?)

初春(いや、そもそも確認するようなことか、と)

初春(で、でもせっかくアドレス交換したんだから、お友達に…)

初春「うーん…」ウジウジ

────

上条(…5…4…3…2…1…)

ピンポーン!メールデス!メールデス!

上条「……ニヤ」
73: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/01/27 01:56:44 ID:SKcU0AOk0
タイトル:こんばんわ、初春飾利です

本文:
    夜遅くにゴメンナサイ \(_ _;)/
    どうしても今日のお礼を言いたくて。。。
    上条さんとのお話、とっても楽しかったです!
    それと、今日上条さんのこと叩いちゃったのを。。。
    ほんとすみません(><;)
    その、また楽しいお話聞かせてください!
    あ、もちろん佐天さんもいっしょに、、、


上条「……」

上条 カチカチカチカチ

上条(あと10分待ってから送信しよう)


───

初春(送信済み、送信済み…と)

初春(へ、変な文章じゃないよね?)

初春(無難だと思うけどなぁ…)

初春(うぅ…なかなか返信が来ないよぉ)
74: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/01/27 01:57:57 ID:2sAnasKf0
もはや・・・LV6っ・・・
75: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/01/27 02:06:55 ID:SKcU0AOk0
初春(もしかして、もう寝てた?)

初春(あーもう私のバカっ!明日にしとけばよかったのよぅ!)

初春(…うぅ……)

初春(返信、欲しいよぅ)

ティロリーン

初春(っ!!!♪)


タイトル:メールありがとう(^^)

本文:
    わざわざメールくれるなんて…
    女の子らしい女の子が周りにいない上条サンは
    感動で涙が溢れそうですよ(泣)
    ……
    …

初春(女友達が少ないってコト…?)

上条『それに、例のビンタのことは全然気にしてないからwそっちも気にしないでくれ(^^)』

初春(良かった…怒ってないみたい…)
77: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/01/27 02:22:59 ID:SKcU0AOk0
上条『俺もまた、初春ちゃんと佐天ちゃんと話したいなー。今日すっげぇ楽しかったしw』

初春(! また、会えるんだ!)

上条『にしても佐天ちゃんってほんとに中学生?って感じだよね(゚o゚)』

初春(っ……)

上条『大人びてるっていうか、雰囲気とかがこう、高校生に近い感じ?』

初春(……)

上条『女の子なのに、凛としててかっこいいよね(^^)』

初春(……)

上条『あれじゃあ男子もほっとかないんじゃない?w』

初春(……)

上条『話してると、性格も良さそうだし。前向きで明るくて、ほんとにいい子だ』

初春(……)

上条『でも、初春ちゃんって、佐天ちゃんとかなりタイプが違うよね?』

初春(っ……)ズキ
78: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/01/27 02:35:05 ID:SKcU0AOk0
───

上条(今日の会話と雰囲気…それにさっきのメール…)

上条(どうも初春って子は友人の佐天にコンプレックスを抱いているようだな…)

上条(なら…)

───

上条『佐天ちゃんは、こう、一人でたくましく生きていけそうなイメージかな』

上条『でもって初春ちゃんは、』

上条『守ってあげたくなる。』

初春「え?……」

上条『初春ちゃんは、佐天ちゃんには無い、いいものをいっぱい持ってる。』

上条『それはとっても魅力的だよ。』

上条『また、初春ちゃんと会えるの楽しみにしてるから。』

上条『おやすみ』
81: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/01/27 02:37:16 ID:SKcU0AOk0
初春「私が…?」

初春「佐天さんに無いものを…?」

初春「……」

初春(また会いたい、って…)

初春(…"私"に)

初春「はぁ…」

ギュッ

初春(上条さん…////)


────

上条「……ニヤ」

────
90: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/01/27 03:31:40 ID:1NAvpDmeO
おらにもこの能力分けてくれ
104: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/01/27 09:43:10 ID:SKcU0AOk0
───

初春「~♪」

佐天「初春ゴキゲンだねぇ~? よっと!」バサァ

初春「ひゃわぁ!//// だ、だから誰かに見られたらぁ」ポカポカ

佐天「ん~?いーじゃん、この前みたいに新たな出会いがあるかも!ってね!」ズビシ

初春(出会い…)////

佐天(?…おっとぉ、これは…)

初春「パ、パンツ見られる出会いなんてこりごりですよっ!」プイ

佐天「あ、上条さん」

初春「ぇえ!?へ!?ど、どこですか!?」アワアワ

佐天「なーんてね?」ナデナデ

初春「~~っ! 佐天さんっっ!////」ムキー

佐天「あははw 初春ったら最近バイオレンス~w」

佐天(こりゃ重症だわ…)
106: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/01/27 09:56:26 ID:SKcU0AOk0
佐天(あのあとメールか電話で仲良くなったのかな?)

佐天(初春から男にアプローチするわけないしぃ…)

佐天(といって、上条さんも女ったらしには見えないし、)

佐天(……)

佐天(ま、ヒトメボレって奴かしらね?)

佐天「初春~もしかして上条さんのこと?」ニヤニヤ

初春「っ!!////」ドキィ

佐天(分かりやすい…)

佐天「あらあら図星って奴ですかぁ~ いやー若いっていいねー」ウンウン

初春「べ、別にそーいう意味の好きとかじゃなくて!////」ブンブン

佐天「あれぇ?あたし一度も"好き"なんて言った覚えないケド~?」

初春「っっっ!!////」カァァ

佐天「初春てば青春してるな~w」ウンウン

佐天(まあ、一目惚れなら一時的なもんでしょ…)
107: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/01/27 10:07:21 ID:SKcU0AOk0
───

上条 カチカチカチカチ

上条 (……)


ティローン

初春「きたっ!♪」

上条『ああ、今度の土曜は暇ですよ? もしかしてデートのお誘い?(笑)』

初春「で、でぇと…////」ポワワ

上条『なーんて、女の子二人を連れてのデートなんて出来る程イケメンじゃないのは承知ですよ?(泣笑)』

初春(……)

初春(や、やっぱり、佐天さんと一緒だと思ってるよね…)

初春(うぅ、でも…)

初春(いや、やっぱり…)

初春(……)

初春 カチカチカチ
108: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/01/27 10:11:18 ID:SKcU0AOk0
───

ピロリン♪

佐天「お、」

佐天「初春?」

初春『佐天さん、今度の土曜日暇ですか?(゚o゚)』

佐天「!♪」 

カチカチカチ


───
ティローン

初春「!」 カチ

佐天『超絶暇っ!どうすんの?どっかいくの?どこだってついてっちゃうよ?\(゚∀゚)/』

初春(……)

初春(いや、ダメよ初春)

初春(それだけは絶対ダメ)

初春(それは、やっちゃいけないことだから…)
109: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/01/27 10:15:03 ID:SKcU0AOk0
───

ピロピロ

上条「……」カチ

上条「……」

───
ピロリン

佐天「おっ」

佐天「何なに?」

佐天「えー?」

佐天「『聞いただけです』って…」

佐天「なんじゃそりゃー?」カクン

───

初春『佐天さんは用事があって、来れないみたいなので…その、私一人でも、いいですか?』

上条「……」

上条「……ニヤ」

───
112: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/01/27 10:24:47 ID:SKcU0AOk0
美琴「ちょっとぉ、誰とそんなにメールしてんのよ?」

上条 チッ

上条「青髪ピアスの奴から"好きな女性のタイプ"について熱い意見がな…」

上条「適当に流してるが、どうにもしつこい」

美琴「あーあの変態男ね…」

美琴(ていうか…好きな女性のタイプって…)

美琴「そ、それであんたは何て返したのよ?」ドキドキ

上条「え?ああ、俺は明るい女の子が良い、ってな」

美琴「あ、明るい女の子…」

美琴(あたし、明るい、よね?え?そういうことなの?いや、)ワタワタ

美琴(落ち着け御坂美琴っ!明るい子なんてベタじゃない!まともに受け取ってんじゃないわよっ!)アワアワ

上条「? どうした? 顔赤いぞ?」

美琴「っ! なななんでもないわよっ」

上条「熱でもあるんじゃないか?」ピトッ

美琴「ふぇぁ!?」ビクゥ!
115: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/01/27 10:34:09 ID:SKcU0AOk0
美琴(てててて手がおでこ顔近ちかちかててて)シューシュー

上条「なんだかほんとに熱っぽいような…」

美琴「だ、だいじょぉぶよ」

上条「そもそも上条サンをこんな高級レストランに連れてくるなんて…ほんとに熱があるとしか」

美琴「だ、だから、これは"デートの予行演習"なのっ!」

美琴「その、たまたま偶然気まぐれであんたを選んだだけよ」プイ

上条(…めんどくせぇ)

上条「でも、可愛い女の子の顔見ながら美味しい料理を食べられるなんて、上条サンは幸せ者ですよ」

美琴「!? か、感謝しなさぃょ…////」

上条「ああ、美琴にはいっつも感謝してるよ」ニコ

上条「ありがとう」

美琴「っ!…」

美琴「…また、付き合ってよ」

上条「へ?」

美琴「そ、その、付き合うってそーゆー意味じゃなくてね!この食事とかにモガモガ」バタバタ
117: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/01/27 10:41:11 ID:SKcU0AOk0
上条「分かってるよ。お前が俺のこと何とも思ってないことぐらい」

上条(ちょっと悲しげな顔、と)

美琴「あ…」

上条「でも…」

上条「また、お前と来たいな」ニコ

美琴「っあ、うん」////

───

美琴「あたしが誘ったんだから…」

上条「いやいや、流石に女の子におごらせる訳にはいかないですよ?」

美琴「いーの!」

美琴「それに、あんた払えるほどお金持ってんの?」

上条「うっ…」

美琴「そのせいで明日飢え死にされても困るしね~」フフン
118: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/01/27 10:45:41 ID:SKcU0AOk0
上条「それを言われると何も言い返せないですよ?」

美琴「ここは素直に好意を受け取りなさいよ」

上条「はい。御馳走様です」ペコリ

美琴「よろしい。 だから…」

上条「え?」

美琴「その、こ、今度はあんたが誘いなさいよ」

上条「へ?」

美琴「あ、あんたが誘って、おごってくれたらそれでいいから…」モジモジ

上条「ああ、是非そうさせてくれ」グッ

美琴(…♪)////

上条(ま、ハナから財布持ってきて無いけどな)

────
122: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/01/27 11:20:37 ID:wt4II/bw0
ヒモスキルたけええwww
124: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/01/27 12:02:43 ID:a/OH7/ss0
上条さんマジパネェっすwwwwwwwww
142: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/01/27 18:36:21 ID:SKcU0AOk0
───

上条「ごめんごめん!待った?」

初春「あ、上条さん!」パァ

上条「いやぁ、朝ちょっと同居人の面倒見る人を探すのに手間取っちゃってさ」ポリポリ

初春「同居人ですか?」

上条「あ、いや、気にしないでくれ」ニコヤカ

初春「はぁ…」

上条「じゃ、早速行こっか!」

初春「はい!」パァ

───

上条「おっと、結構混んでるな」

初春「ふみゅ…むぎゅ」

上条「初春ちゃん、大丈夫?」

初春「は、はい。なんとか」
144: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/01/27 18:43:02 ID:SKcU0AOk0
上条「ほら、」

ギュッ

初春「わ、わわっ////」

上条「これではぐれないだろ?」ニコ

初春「は、はいぃ////」カァァ

ガヤガヤ

上条「うーん…駅を抜けるのが映画館への近道と思ったが…」モミクチャ

初春「時間帯が悪かったですかねぇ」モミクチャ

初春(でも…)

上条「ああ、はぐれないようにしっかり掴んどくんだぞ?」ギュッ

初春「はい!」ギュッ

初春(混んでて良かったぁ…)////
147: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/01/27 18:51:17 ID:SKcU0AOk0
ドドドドッ

リーマン隊「会議に遅れる!」

上条「うお!?何か集団が走ってくるぞ!?」

初春「あうぅ、こっちに向かってきます!」

上条「っ!初春ちゃん!壁に寄るんだ!」

初春「え、は、はい!」

ガシッ

上条「これで大丈夫だろ…?」

初春(か、上条さん近いよぉ…)////

初春(そ、それに向かい合って壁に押しつけられてるなんて…)

初春(ぜ、全国の女の子の憧れの…)カァァ

上条「…綺麗だな」

初春「っ!?」////
148: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/01/27 18:55:17 ID:SKcU0AOk0
上条「いや、前から思ってたが…改めてこんなに間近で見ると、な」

初春(そ、そんな真剣な顔で見られてもぉ…)////

初春「そ、そんなお世辞良いですよっ」ブンブン

上条「いや、とっても可愛いぞ?」

初春「えへへ、そんな…」

上条「自分で作ってるのか?これ」

初春「えへへ…え?」

上条「本物の花だったのか…凄いな」

初春「……」

上条「? どうした?」

初春「なんでもないですよっ」プイ
149: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/01/27 18:59:47 ID:SKcU0AOk0
上条「す、すまん 何か気に障ったか?」アセアセ

初春「…上条さん、鈍すぎです」ボソッ

上条「え?何だって?」

初春「…上条さん、私…」

ドドドドッ

リーマン隊「ヒャッハー」



上条「…行った、か?」

上条「ふぅ、災難だったな」

上条「初春ちゃん、大丈夫だった?」

初春「───」パクパク

ギュゥ~

上条「初春ちゃん?」ユサユサ

初春(だ、だ、だきし、め、られ)パタッ
156: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/01/27 19:21:31 ID:SKcU0AOk0
───とあるファミレス

上条「っっっっとーにスマン!」

初春「か、顔あげてください~」アセアセ

上条「まさか気絶するほどに押しつけてしまったなんて…」シュン

初春(まあ、嬉しかったからいいんですケド…)

店員「ご注文はお決まりでしょうか?」

初春(それにしても、意外とガッシリしてましたね…)ポワワ

上条「あ、じゃあこれとこれと…」

初春(あの厚い胸板に抱きこまれて…はう)カァァ

店員「こちらのお客様は…?」

初春(たくましい腕を背中に回されて…)////

上条「初春ちゃん?」

初春「へ?え?」ハッ
159: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/01/27 19:31:03 ID:SKcU0AOk0
───

上条「ふふっw」

初春「もぉ~笑わないでくださいよっ」

上条「初春ちゃんって、やっぱりちょっと変わってるよね?」

初春「…変な女の子は、嫌いですか?」チラッ

上条「ん?そーだなぁ…」

初春「ドキドキ」

上条「変わった子と一緒にいると疲れるしなー」

上条「色々と振り回されそうだしなぁ」

初春「で、ですよね…」シュン
160: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/01/27 19:35:22 ID:SKcU0AOk0
上条「でも、そーいうのも女の子の魅力といいますか」

初春「え?」

上条「俺はそういう子、好きだな」

初春ドキッ

上条「一緒にいて楽しいと思うし」

初春「そ、そうですか」ドキドキ

上条「現に今、楽しいしね」ニコ

初春(えっ……え、)

初春「そ、それどういう」ワタワタ

店員「お待たせしましたー」

上条「あ、どーもー」

初春「ぁぅ…」シュン
165: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/01/27 20:00:52 ID:SKcU0AOk0
上条「うん、美味い」モグモグ

初春「そ、そーですね」パク…

初春(さっきのって…どういう意味なんだろ…)

初春(うぅ…聞きたいけどぉ…でも…ぅぅ)

上条「? どうしたの、初春ちゃん」

初春「あ、いえ、なんでも」//// サッ

上条「あ、俺の顔ソースついてる?」サッサッ

初春「あ、ちが」ワタワタ

初春(もう…上条さんてば…)

上条「あれ?ちょっとじっとしてて」

初春「え?」

上条「口んとこ、ミートソース付いてるよ?」フキフキ

初春「ふぇ、は」

初春(かかかか顔近いですっ!)////
168: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/01/27 20:14:28 ID:SKcU0AOk0
初春「だ、だいじょぶですよっ自分でふきますっ////」バッ

上条「あ、」

初春「…か、上条さんは、もうちょっと自分の行動を考えるべきですっ」////

上条「へ?」

初春「わ、私だって、と、と、年頃の女の子なんですから…その、ゴニョゴニョ」////

上条「…そうか…」

初春「あ…」

上条「俺、ちょっと気遣いが足りなかったよ、すまなかった…」ペコ

初春 チクリ

初春(だ、だって上条さんがいけないんですよっ)

初春「だから…その…その気が無いなら、そーゆーのやめてくださいっ」

初春(い、言っちゃった~…ど、どうしよう、嫌われちゃうよぉ…)ドキドキ

上条「…その気があるなら、構わないってことか?」

初春「!、?。」
174: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/01/27 20:34:16 ID:SKcU0AOk0
上条「俺…お前を庇ったのも、口を拭いたのも…」

上条「全部、お前のことをそういう目で見てたからだ…」

初春「……」ゴクリ

上条「でも、お前が迷惑だっていうなら…」

初春「あ、あの、あの」モジモジ

上条「え?」

初春「め、めいわくなんかじゃ、ないです…」

上条「それって…」

初春「わ、私は、その、上条さんになら…そういう目で見られても…構わないですっ」////

上条「い、いいのか?」

初春「コクリ」////
171: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/01/27 20:32:03 ID:SKcU0AOk0
上条「良かった…」

初春「上条さん…」

上条「俺、ちょっと怖かったんだ…もしかして、色々してあげるのが迷惑なんじゃないかって…」

初春「そ、そんなことないですっ、その、とっても嬉しかったですよっ」

上条「年頃の子に、そういうことするのって失礼なんじゃないかな、って」

初春(そ、そーですよっ。ちゃんと意識してもらわないと…)

上条「でも、これからは…」

初春(上条さん…)キュン

上条「初春のこと…」

初春 ドキドキ

上条「妹みたいに大切にするよ」

初春「……」

初春「………」

初春(ふぇえぇぇぇぇん)

上条(……ククク)
176: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/01/27 20:47:21 ID:SKcU0AOk0
───

初春「あの、今日はありがとうございましたっ」ペコ

上条「いやいや、お礼を言うのはこっちの方だ」

上条「初春と一緒にいて、すっげぇ楽しかった」フッ

初春 ドキ

上条「ほんとに、家まで送ってかなくて大丈夫なのか?」

初春「はい、もう駅も見えてますし、大丈夫です」ニコ

上条「遠慮しなくていいんだぞ?さっきも言っただろ?大切にするって」ナデナデ

初春 チクリ

初春「あはは…」

初春(ど、どうしよう…今しか、今言うしか…)
180: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/01/27 20:56:07 ID:SKcU0AOk0
上条「じゃ、またな」テクテク

初春「あ、はい…また…」フリフリ

上条 テクテク

初春「……」

上条 テクテク

初春「……っ…」

初春「かみじょーさーーーん!!」

上条 クルッ

初春「ぁ…す…す……好きですっっ!!!」

初春「はぁ…はぁ…」

上条「……」

上条「……」スゥ

上条「俺も好きだぞーーっ!!  妹よーっっ!!w」

初春「……」

初春「……あは、は……」
191: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/01/27 21:13:46 ID:SKcU0AOk0
───

上条(今回は危うく告られるところだった…)

上条(初春とかいうのはちょっと頭が足りない輩みたいだな。まあ見た目通りだが)

上条(しかし頭の中身も花畑な奴はストレートに告白してくるから厄介だな)

上条(まあ、『朴念仁の上条が好意に気づかない』材料も作ったからしばらくは大丈夫だろう)

上条(初春飾利…風紀委員、能力はLv1だが凄腕のハッカー…)

上条(何をするでもないが、奴隷に加えといて損は無いだろう…)

ピロピロ

上条(ん?メール?)

From:奴隷ールガン
件名:別にどうだっていいんだけど
本文:
    この前、初春と佐天のこと聞いてきたけど、何だったの?
    べっつにアンタが何しようがぜんっぜんどーでもいいんだけど、
    もしかして、まさか、あの子たちに手ぇ出そうとか考えてないわよね?
    その、後輩をあんたの魔の手から守りたいだけよ?どうなの?
    あ、あと美味しいお店見つけたんだけど…
    何か一人じゃ恥ずかしくて入りづらいから、もし行きたかったら
    連れてってあげてもいいわよ。じゃ。
192: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/01/27 21:15:32 ID:hAZwNTto0
美琴の登録wwwwwwwwwww
193: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/01/27 21:16:02 ID:QnmBmtWA0
上条いつのまにそこまで鬼畜になってんだよwww
199: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/01/27 21:22:07 ID:SKcU0AOk0
上条 チッ

カチカチカチカチ…

件名:めっそうもございません
本文:
    まさか俺なんか相手にされないですよ?w
    それに俺はショートカットの子が好みだからなぁ、
    ま、だから安心してくださいよ御坂センパイ。
    あーでも、あの子たちに相談に乗ってもらったり
    してるかな。彼女らはお前と歳も近いし。
    お前とどこに飯食いに行ったら喜んでもらえるかなーとか、ね。
    
上条(はぁ…)

上条(送信、と)

上条(こいつは下手なプライドがあるからやりやすいな…)

ピロピロ

上条(……)
202: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/01/27 21:24:21 ID:SKcU0AOk0
ピロピロ

上条(俺は、もう、寝た。と)

どたどた

禁書「とーま、見てみて!今日テレビ見て覚えたんだよ!」

上条「ん?」

禁書「~♪ ~♪」フリフリ

上条「それは?」

禁書「きょーいくテレビでやってたダンスなんだよ!」フリフリ

上条「ははっ」

上条「とっても」

上条「うまいじゃ」

上条「ないか」

上条「ははっ」

禁書「!? とーま、鼻血出てるよ!?」

───
205: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/01/27 21:30:00 ID:SKcU0AOk0
───

カポーン チャプチャプ

上条(不覚だったな…)

上条(…キモがられてないよな?)

上条(とーま、気持ち悪いんだよ【冷やかな目】)

上条(……!)

ザバァッ

…ッ…ッ…ッ…

ジャージャー

上条「……」

───
227: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/01/27 23:55:50 ID:SKcU0AOk0
───

上条 テクテク

     フラグメイカー
上条(『旗立て師』…)

上条("フラグ"を立てる能力…なぜ俺が、こんなに急に…)

上条(右手で打ち消される気配も無い…)

上条(……俺の体に何が起こってんだ?)

上条(……)

上条(まあ、いいか)

上条(おかけで便利な能力を手に入れた訳だしな…)

上条(しかし、まだ"フラグ"というもの…)

上条(これは研究が必要だな…)
229: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/01/28 00:02:20 ID:AVLxNQbM0
上条(ま、とにかく現状を楽しめばいいか)

上条(もしも神様、って奴がいるなら…感謝しといてやるよ)

上条(おかげで、)

上条「こんなに平和な日々がやって来たんだからな」ボソ

上条(おっと、うっかり声に…)

ドガーン!!

通行人A「な、なんだ!?」

通行人B「の、能力者の強盗だ!!逃げろぉ!」

上条「!?…な、…!」

───

カタカタカタ・・・ピタ

??「駄目だよ、上条当麻…それは"事件発生フラグ"だ…」

??「ふむ、まだ把握しきれていない、か」

??「…いや、面白い…まったく、面白い…ククク…」

───
236: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/01/28 00:15:16 ID:AVLxNQbM0
爆弾魔「うひひひゃぁ!!オラァ!!さっさとしろ!」

爆弾魔「全員吹っ飛ばされてぇのか!?あぁ!?」

ジャリッ

爆弾魔「あん?」キッ

上条(…やば…)クルッ

爆弾魔「おいこらぁ!何逃げようとしてんだテメェ!」

ブワッ

上条(な…)

ズガァァァン

上条「───ッ!?」

─ゴロゴロ…

上条「ぐ、あ…ケホッ」

上条(爆弾設置系…しかも空間座標…)ギリ

上条(糞ッ…平和だってボヤいた矢先にこれだ…)
241: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/01/28 00:22:15 ID:AVLxNQbM0
爆弾魔「あ?畜生…外しちまったか…」

上条(爆弾の位置も分からねぇ…幻想殺しを使う前に吹っ飛んじまう…)

上条(ここは…大人しく…)

上条「…金なら、置いてく、だから…」

爆弾魔「見逃してくれってかぁ~?ざーんねん、俺は金よりもぉ…」

爆弾魔「バラバラ死体の方が好きなんだよぉ~っっ!!」カッ

ドガァァン!

ゴロゴロ…

上条「ぐっ、クソッ…」

爆弾魔「おいおい動き回るんじゃねぇよぉ~。めんどくせぇなぁ~」

上条(畜生…畜生…!)

爆弾魔「はいソコっ!」ビッ

ドガァ ブシュッ

上条「!?が、!あ?」

上条(足がッ…!ぁ、)
242: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/01/28 00:29:06 ID:AVLxNQbM0
上条「うっ、ぐっ」グ…ドタ、

爆弾魔「はいはい、じゃあオネンネしましょうね~~?」スッ

上条(い、嫌だ…やめろ、死にたくない!)

上条(俺は…帰らなくちゃいけねぇんだ!!)

上条(インデックスたんが腹空かして待ってんだよ!!)

上条(こんなとこで、くたばってたまるか…)

上条「『俺は今死ぬ訳にはいかねぇ』んだ…!!」ジタ…ジタ

爆弾魔「死ねッ!」カッ

シュン

ドガァァァァンッ

パラ…パラ…

「まったく…」

黒子「なんでこう、ロクな出会い方をしないんですの?」ハァ
244: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/01/28 00:36:42 ID:AVLxNQbM0
上条「っ!黒…」

爆弾魔「あんだテメェはぁ…」

黒子「はぁ…ほんとは貴方みたいなクズに口をきくのも面倒なのですが…」

グイ

黒子「ジャッジメントですの!」

爆弾魔「…ほぉ、で?」ビッ

ドガァン!

爆弾魔「登場2秒で粉微塵w ごめんねぇ~~?」

黒子「どこを見てますの?」

爆弾魔「っ!?上っ…」

ゴッ

黒子「…なかなかいい角度で入りましたわね。そのままお眠りなさい」

上条(出た…!ドロップキック!)

爆弾魔「が…は…」フラフラ
246: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/01/28 00:43:50 ID:AVLxNQbM0
黒子(一撃で倒れてくれれば楽なのですが…)ハァ

爆弾魔「…ぅ…」フラフラ

上条「『やったか!?』」

爆弾魔「……」ギラッ

爆弾魔「ぬぁぁんちゃってぇ~」ビッ

黒子「…くっ」シュン

上条(! 馬鹿な、確実に食らっていたはずだ…!)

シュン

黒子「もう一度食らいなさいっ!」

ブワッ

黒子「!?」

爆弾魔「俺が…設置できる爆弾が一つだと思ったか?」

黒子「!!」

ドガァァン!

上条「黒子…ッ!」
249: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/01/28 00:53:21 ID:AVLxNQbM0
黒子「う…うぅ…」ボロ…ヨロ

爆弾魔「おやおや~、ちょいと座標がズレちまったかなぁ~っ?」

爆弾魔「でも、その様子じゃ演算もしんどそうだなぁ~っ」

上条(おかしい…さっきから違和感がある…流れがどこかで曲げられている…ッ)

爆弾魔「今のはぁ最初に邪魔された分でぇ~」

上条(……考えろ…考えろ…)

爆弾魔「次でホンバンいっきまぁ~す」スッ

黒子「くっ…」グ…

上条(……!)

爆弾魔「死ねぇッ!」カッ

上条「…・・・」スゥ

上条「『その爆発を食らって立っていた奴はいねぇ』!!!!」

ドガァァァァァァン!
パラ…パラ…

黒子「……?」スクッ…
251: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/01/28 01:02:00 ID:AVLxNQbM0
爆弾魔「ッ!? ば、直撃したはず…な、」

爆弾魔「ししかもケガが!?何で立ってられるんだテメェ~~ッ!?」

上条(…・・・)

黒子「なんだかよく分かりせんけど…」

シュン  シュン
  シュン
シュン   シュン

爆弾魔「ッ!?、!、!?、」

黒子「捕らえられまして?ノロマな亀さん」

爆弾魔(攻撃する一瞬だっ…!そこに隙が出切る…っ!)

爆弾魔(奴は必ず上に現れ…)

黒子「どこを見ていらして?」

爆弾魔「ッ!?」

黒子「上から…とでも考えていらして?」
253: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/01/28 01:05:36 ID:AVLxNQbM0
爆弾魔「バ、バカがっ!!力で男に敵う訳…」バッ

黒子「ふぅ、攻撃手段が肉弾戦だけだとお思い?」ピト

爆弾魔「脳みそぶちま」

黒子「貴方を50m上空にテレポートさせることだって…って、もういませんわね」

上条(……)

黒子「ふぅ、これじゃあもうケーキバイキングには間に合いませんわね…」





ぁぁあ

ああああ

ビタァァァァァァン

───
258: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/01/28 01:22:11 ID:AVLxNQbM0
───

上条「ほんと、助かったよ。ありがとな」ポリポリ

黒子「全く、ほんとに貴方って人は疫病神ですわ」フンッ

上条「黒子がいなかったら…今頃俺、どうなってたか」

黒子「ま、まあジャッジメントですので、当然のことをしたまでですわ」プイ

上条(……こいつは、強い。)

上条(しかもジャッジメントの中でも上層だ…)

黒子「ま、私は誰かさんのせいで間に合わなかったケーキバイキングに思いを馳せながら、寂しく寮に帰りますわ」ハンッ

上条「そうか…悪いことしたな」シュン

黒子「う…ま、まあそこまで気にしなくても良いですわ。またケーキなんていつでも…」

上条「その、お詫びの意味も込めて何かお礼がしたいんだが…」

黒子「あ、貴方に礼を貰うほど落ちぶれてはいませんわ!その、お気持ちだけで十分ですのよ」

黒子「それに…その、この前は助けていただきましたし…」

上条「え?」

黒子「な、なんでもないですわっ!」バタバタ
260: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/01/28 01:32:45 ID:AVLxNQbM0
上条(そういやそんなこともあったな…)

上条(…使える…!)

上条「俺があのとき言ったこと…覚えてる?」

黒子「え…え?お、覚えてないですの…全然…」

上条(…ニヤ)

上条「そっか…おぼえて、ない、かぁ…」

黒子「あ…」

上条「いや、すまなかったな。無理やり引き止めて…」

黒子「え?あの…」

上条「じゃ、また…」クル

黒子「あ、あのっ」

上条「へ?」

黒子「そ…そこの喫茶店、美味しいお茶を淹れてくださいますの…」

黒子「その、おごらせて差し上げてもよろしくてよ?」
261: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/01/28 01:42:48 ID:AVLxNQbM0
上条「! 本当か?」パァァ

黒子「ッ…その、まあ、お礼ぐらいは言わせて差し上げますわ。私にも多少の仏心というものが…」

上条「ああ、今日は何でも頼んでくれよ」

黒子「何だか羽振りの良い言い方ですわね?」

上条「ああ、遠慮しないでいいからな」

黒子「ふぅん…後悔しても知りませんわよ」

上条(お前の"お姉様"の金だからな…)

ガチャ

カランコローン

バタン



佐天「あれま、珍しいツーショットだね」ヒョコ

佐天「でも、上条さん…」

佐天「まさか。ね?」

───
276: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/01/28 02:14:32 ID:AVLxNQbM0
───先日の初春とのデート時

初春「佐天さんたら最近ノロケがひどくて…」

上条「のろけ?」

初春「ええ、鋼盾って人とお付き合いしてるみたいで…」

上条「へぇ、どんな人なんだ?」

初春「えっとぉ…」

初春(で、できない…友達の彼氏を貶すなんて私には…!)

初春「その、防御力高そうです」

上条(防御力?)

上条「へぇ、戦闘系の能力者なのかい?」

初春「えっとぉ…そういうのことじゃなくて…あ、でもよく喧嘩に巻き込まれるみたいで」

上条(…一応好感度上げるために褒めとくか…)

上条「まあ、その彼氏も『その喧嘩が終わったら、愛する人の元へ帰っていく』んだろうな。いや、良い話じゃないか」

ピーポーピーポー

初春(なんだか騒がしいですね…救急車?)
305: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/01/28 12:14:18 ID:AVLxNQbM0
───

上条「上条さんはこんなお洒落なところは初めてですよ」キョロキョロ

黒子「ちょっと、落ち着きない行動はやめてくださいまし!」

上条「おお、すまんすまん」ポリポリ

黒子(でも…初めて、ってことは女性と縁が無いのでしょうか…?)

黒子(い、いや何を考えてますの!この男はわたくしの恋敵!お姉さまに付くゴミ虫!)

黒子(ど、どうしてもと言うから仕方なく喫茶店にお付き合いしているだけでして…)

黒子(これはその、類人猿をお姉様から引き剥がすための作戦ですの!)ウンウン

上条「? どうした?」ヒョイ

黒子「ひぁっ…」バッ

上条「ほら、席空いたみたいだぞ」

グイ

黒子「っ…」

黒子(そう、これは怒りですの。怒りで体が火照ってますのよ。落ち着くのですよ黒子。)

上条 ニコニコ
307: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/01/28 12:24:39 ID:AVLxNQbM0
───

上条「しかしやっぱりレベル4ってのは凄いもんだな。強盗を瞬殺とは…」

黒子「こ、殺してはいませんわ…多分」

上条「まあ、お前は命の恩人だ…改めて、 ありがとう」ペコリ

黒子「そ、、…ふん、ジャッジメントでなければ、貴方なんか見捨ててますわ」フンッ

上条「これから、何か頼みごととかあったら何でも言ってくれよ。」

黒子「…何でもなんて、随分大きくでましたのね」

黒子(あなたごときに、わたくしが頼みごとなんて)

上条「ああ、お前のためなら、何でもしてあげたいんだ」ニコ

黒子「っ…お、思い上がりもはなはだしいですわっ」スッ

上条(おい…ちゃんとカップを見て手を伸ばさないと…)

ピキピキ… キィィィィッィン

上条(───ッ!? なんだ…この感じ…)

────

??「ククク……」
308: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/01/28 12:31:01 ID:AVLxNQbM0
??「分かるだろう?上条当麻…」

??「生まれ持っての才覚だよ…"主人公"という名のな…」

??「本能、で分かるはずだ…」

??「"何をすべきか"…」

??「どうすれば"立つ"かを悟る力を、お前は持っている…」

───

黒子(た、ただのどうってことない笑顔ですの…)スッ カチャ

上条(…何故だか分からないが…)

上条(──『この後、カップが倒れて…』)

ガチャ

黒子「きゃっ!」

上条「危ない!」サッ
311: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/01/28 12:37:40 ID:AVLxNQbM0
ピタァ…

黒子「ぁ……」

上条(……)

黒子(てててて手が触れてそのあの)カァァ

上条(…全てが…読める…)

上条(この後…何を言えば良いのかまで…全て)キィィン

黒子「あ、あの、あの」パクパク

───
??「今だ…上条当麻…」

??「言うんだ…その魔法の呪文を…ククク」
───

上条「『あ、ご、ごめん…////』」バッ

ズ  
 ズ  ン  ッ ッ

上条(……間違いない…今、)

上条("立った"…!)
314: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/01/28 13:00:58 ID:AVLxNQbM0
黒子 ドクンッ

黒子(!?)

黒子(な、何なんですの…電流が走ったみたいに…)

上条「ふぅ、こぼれなかったな」

上条「大丈夫か、掛らなかったか?」ズイ

黒子(っ…)////

黒子「だ、だいぢょぶですの…だから、その、近…」

上条「あれ、ちょっと袖に零れてるじゃないか」

黒子「ほ、ほんとに大丈夫ですので…」

上条「いや、早めに拭かないとシミになるぞ?ほら」グッ

黒子「あ…」カァ

上条 フキフキ

黒子「…////……」ギュ

上条(……)
317: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/01/28 13:37:23 ID:AVLxNQbM0
───

黒子「……」

上条(どうしたんだろう、くろこさんきゅうにだまりこんじゃって、ぼくなにかしたっけ)

上条「…ふっ…w、ぐ、コホン」

上条(……)

黒子(うぅ……手から感触が消えませんの…////)

黒子(男らしくて…たくましい指の…)ハァ

黒子(な、何考えてるんですのっ!お姉様一筋のはずでしょうっ!)ブンブン

黒子(そう、この目の前の殿方は…恋敵…お姉様を取り合う…)

黒子(取り、合う…?)

上条(ん、)

黒子(か、上条さんはお姉様のことを…?で、でも…えぇ?)アセアセ

上条(…そろそろか……)カチャ ゴク
321: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/01/28 14:13:16 ID:AVLxNQbM0
黒子「か、上条さんは…」

上条「ん?どうした?」ニコ

黒子「うっ…その、よく、お姉様と、一緒にいますわよね?」

上条「あー、そういえばそうだな…」

黒子「あの、何か深い関係、ですの?」チラッ

上条「んー?いや、腐れ縁っていうか、いつの間にか遭遇してしまうというか」ポリポリ

黒子「そ、そうですの…」 カチャ ゴク…

上条「まあ、あいつは大事な友達だよ」ニコ

黒子「……」ムゥ

上条(ま、財布みたいなもんだがな)

黒子「その…お、お姉様とあんまり仲良く、しないで欲しいですわ」クルクル

上条「へ? ああ…そうか、お前としちゃ御坂を取られるのが心配なのか」

黒子「っ、そ、そうですの…」

黒子(な、何をショック受けてますの黒子ぉぉ!そういう意味で言ったのでしょう黒子!この男の言う通りでしょう黒子!)ワタワタ
323: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/01/28 14:28:51 ID:AVLxNQbM0
黒子「お姉様に手を出したりしたら…わたくしが許しませんですわよ!」キッ

上条「はは、上条さんは中学生に手を出す程の変態じゃありませんヨ」

黒子「そ…」チクリ

黒子「それを聞いて、ちょっ、と安心、しまし、たわ…」

黒子「あはは…」

上条「? どうした? もしかして…さっきの戦いの疲れとか?」アセッ

黒子「い、いえ…気にしないでくださいまし」

黒子(はぁ…)

黒子「中学生、ですか…」ボソ

上条「え?」

黒子「な、なんでもないですの…」

上条「まぁ、御坂はもうちょっと女の子らしくしてくれればなー、上条サンだって惚れていたかもしれないですがネ」ヤレヤレ

黒子「! お、女の子らしく…」
326: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/01/28 14:49:11 ID:AVLxNQbM0
上条「毎回会うたびに電撃飛ばされちゃ、上条サンとしてはたまらない訳ですよ」ウンウン

黒子「へ、へぇ~。」

上条「せめてもっと女性らしく、なぁ…黒子を見守って欲しいもんだ」ハァ

黒子「! え、」

上条「あ、砂糖いるか?」スッ

黒子「ぁ……い、いただきますわ」

黒子 ドキドキドキドキ

上条「お、このケーキも美味しいな」パク

黒子「はい…」パク

上条「うん、こっちはチョコ味だな。そっちは?」

黒子「ラ、ラズベリーですの…。」

黒子(黒子、それは、それだけは…わたくしは…いやそんな………。)ゴクリ

黒子「あ、あの…そちらの、を…味見、しても、よろしくて?」ニ、ニコォ
348: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/01/28 18:29:54 ID:AVLxNQbM0
上条「? ああ、かまわないぞ ホラ」ツイ

黒子「え、あぁ…どうも…」

黒子(そういうことでは…)ショボ

上条「?」

黒子(はぁ…お姉様が苦労なさるのも分かりますわ…)

黒子(この鈍さは天然記念物並ですの…)

上条「? どうした? 食べないのか」

黒子「い、いえ…いただきますわ」ハァ

黒子(そちらのケーキをいただいたら…こちらもパフェも分けてあげますのに…)

黒子(ほら、黒子、あーんして)

黒子(い、いやですわそんな子供扱いして)

黒子(ははっ、そんな黒子も可愛いよ)

上条「黒子?」

黒子 ビクゥ!

黒子(なななな何を考えてますのわたくしはああああぁぁ)バタバタ
349: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/01/28 18:32:21 ID:AVLxNQbM0
上条「?」

黒子「な、なんでもないですのっ」ワタワタ

上条「さっきから様子が変だぞ…?」

上条 ハッ

上条「! ああ、そうか。すまなかったな…」ポリポリ

黒子「え?」

上条「あ、いや、俺の気遣いが足りなかったよ」アセッ

黒子「へ?」

上条「俺、女性の扱いとやらに慣れてないから、その、気づかなくてな」アセアセ

黒子「き、気づいたのでしたら…よろしくてよ」カァ

上条「コレで、食べたいってことだろ?」

上条(と、自分のフォークを指さす)

黒子「…あ…う…」

黒子「……コクリ」////
351: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/01/28 18:44:39 ID:AVLxNQbM0
上条「そうだよな。いや、気が回らなくてすまないな」ポリポリ

黒子「べ、別に気にしてませんわよ…その、じゃあ…」

黒子「あ、あーん…」

上条「だよなぁ、スプーンじゃ食べにくいもんな」ウンウン

黒子「……ふぁい?」

上条「すぐ、店員呼んでフォーク持ってこさせるよ」

黒子「……」

上条「…どうした?口内炎か?」

黒子「……」 カポ

黒子「あ、アゴの運動ですのよ」

黒子(おおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお)

黒子「おほほ、ちょっとお手洗い行って来ますわ」ニコニコ

上条「? ああ」

黒子 ガタ、スタスタ

上条「……ぷはぁwwん、ぐ…wwうw…ふぅ、ふぅ、コホン、はぁー」
356: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/01/28 19:05:32 ID:AVLxNQbM0
───
ジャー

黒子「不覚でしたわ…」

黒子「わたくしが殿方なんかに心許すなんて…」

黒子「そうですわ、あんな類人猿なんか…」

黒子「わたくしにはお姉様がいるんですわ」グッ

ギィ バタン

黒子(こうなったら、もうハッキリと拒絶して帰ってやりますわ)スタスタ

上条「お。 おかえり。」

黒子「……」ガタガタ ポスッ

上条「あ、ほら、フォーク持ってきてもらったぞ?」ヒョイ

黒子「はいぃ?」ギロッ

上条「ビクッ」

黒子「だぁぁれがフォークなんぞ頼みましたかしらぁ?」フンッ

上条「黒子、サン…?」
358: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/01/28 19:23:05 ID:AVLxNQbM0
黒子「はんッ、もしかして?その食べかけのケーキを?わたくしに食べろと?」ジロ

上条「あ、いえ、その…」タラ…

黒子「ず~いぶん御立派になられましたわねぇ?」

上条「は、はぁ…」

黒子「わたくしは仕方なく、貴方に付き合ってあげてるんですのよ?」ハァ

上条「は、はい…全くその通りで…」ダラダラ

黒子「それで?挙句にわたくしに食べかけを寄こすと、随分なもてなしですわね」

上条「あの…その、食べかけがイヤでしたら、その…」モジモジ

黒子「お黙りなさい!」グオッ

上条「ひっ」

黒子「フォークを頼んだ、ということはそういうことでしょう?」ハンッ

黒子「御自分のケーキを、わたくしに恵んでやろうと、そう考えたんですのよね?」

上条「そ、そういうつもりじゃ…」ワタワタ

黒子「はぁ、もういいですわ。わたくし…帰らせていただきます!」
360: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/01/28 19:27:26 ID:AVLxNQbM0
上条「ま、待ってくれ」 ガシッ

黒子「っ…お放しなさ、…」

店員「お待たせしましたー」

黒子「え?」

店員「スペシャルケーキ、こちらでよろしかったですね?」

上条「はい。どうも。」

店員「ではごゆっくりどうぞー」

黒子「……」

上条「……」ポリポリ

黒子「その、これは…」

上条「あ、いや…俺の食べかけをあげるのは申し訳ないから」

上条「お前が席を外してる間に、この店で一番美味しいケーキってのを頼んだんだ…」

黒子「あ…」

上条「その、カップル限定だからあんまり数が無いらしいんだけど…今日は運良く注文できてさ」テレ

黒子「……」 ストン
361: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/01/28 19:30:56 ID:CQGFmZg6O
墜ちたな……。
364: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/01/28 19:37:59 ID:AVLxNQbM0
黒子「……」スッ

上条「? 手?」

黒子「…フォーク。」

上条「! ああ、」ヒョイ

黒子「……」カチャ

上条「……」

黒子「……」パク

黒子「……」

上条「……」

黒子「美味しい…」

上条「! そっか、良かった」ニコ

黒子「っ////  パクパク」

上条 ニコニコ
366: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/01/28 19:46:40 ID:AVLxNQbM0
黒子「…せんわ…」

上条「え?」

黒子「そ、そんなに見られてると気が散って味が分かりませんわ…」

上条「お、おお…すまん」テレ

黒子「…それに、ちょっと量が多すぎですわ、これ」ジッ

上条「ああ…一応二人分らしいからな。食べきれなかったら残していいと思うぞ?」

黒子「……」

カチャ  スッ

黒子「……」

上条「…えーと、黒子サン、これは…」

黒子「ひ、一人じゃ食べきれませんの…だから…」

上条「……な、何故ケーキを挿したフォークをこちらに…?」

黒子「あ、あーんしてくださいませ」

上条「………」

上条「い、いいのか?」
369: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/01/28 19:58:21 ID:AVLxNQbM0
上条「……パク」

黒子「……」

黒子「ど、どうですの?」

上条「…お、美味しいよ」

黒子「そ、それは…良かった、ですわ…」////

上条「こ、これって…間接…」

黒子「っ////」

上条「い、いやなんでもっ」アセッアセッ

黒子「ご、ご自分だけズルいですのよ…」

上条「え…?」

黒子「わ、わたくしにだけこんな恥ずかしいことをさせるつもりですの…?」////

上条「え、そ、それって」////

黒子「ぁ…ぁーん…」

上条「っ!」////
372: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/01/28 20:10:55 ID:AVLxNQbM0
上条「…ほ、ほら」スッ

黒子「♪…パク」

上条「……」

黒子「…美味しい、ですわ」ニコ

上条「!」////

上条「も、もう一口、いるか?」

黒子「いえ、今度はわたくしの番ですわよ、はい」スッ

上条「…パク」

上条「美味しいよ…とても」

黒子「…ぁーん」

上条「、はい」スッ

黒子「パク」

上条「////」

黒子「////」

上条(めんどくせぇな…)
405: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/01/29 01:00:09 ID:m3TShLFd0
上条「はい、あーん」

黒子「…パク」

黒子「え、へ…////」

上条「////」


佐天(あらぁ~、しっかり出来あがっちゃってるわね~)

佐天(白井さんったら顔緩みっぱなしじゃないの…)

店員「あの、お客様…?」

佐天(上条さんもやるわね。あの白井さんを…)

店員「お客様?」トントン

佐天「っ! は、はいっ!」

店員「あの…他のお客様の御迷惑になりますので…双眼鏡は…」

佐天「あ、あぁ、はいはい。すいません、つい癖で。 あはは」サッ

───
406: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/01/29 01:02:00 ID:uUc2DA2J0
どんなクセだww
411: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/01/29 01:11:25 ID:m3TShLFd0
───

上条「いや、悪いな…誘ったのはこっちだってのに」

黒子「いえ、いいんですのよ。」

上条「今度また、埋め合わせするからさ」

黒子「ふふっ、それにしても…財布を忘れてるのに女の子を誘うなんて、意外とうっかり屋さんですのね」

上条「いやぁ面目ない」ポリポリ


佐天「ふむぅ…会話は聞きとれないけどいい雰囲気じゃな~い?」ニヨニヨ

佐天(てことは初春は失恋かぁ~。)

佐天(でもまぁ、別に付き合ってからフラれたわけじゃないし。 傷も浅いでしょ。)


上条「ほんとに、寮まで送ってかなくていいのか?」

黒子「ふふっ、だって、お姉様に見つかって困るのは貴方ではなくて?」

上条「? 何でお前と一緒にいるのをビリビリが見つけたら、俺が困るんだ?」

黒子「はぁ…相変わらずの鈍感男ぶりですわねぇ…」ハァ

黒子「ま、いいですわ 今日は…その、楽しかったですわ」クルクル
414: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/01/29 01:19:22 ID:m3TShLFd0
上条「俺も…黒子と一緒で楽しかったよ」ニコ

黒子「っ…そ、それはその、良かったですわ」カァァ

上条「黒子…」グッ

黒子「へ、え、な…」

黒子(ち…近…)

上条 ギュッ

黒子「!!!!!?!」////


佐天「っ! おぉ!」



───

??「いいぞ…そうだ。もっと、もっとだ…」

??「もっと"立て"るんだ…上条当麻…」

??「ククク…もうすぐ…もうすぐだ…!」

───
420: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/01/29 01:23:15 ID:m3TShLFd0
ギュゥゥ

上条「…俺、お前のこと、もっと知りたい」

黒子「~~~。」////

上条「…迷惑、かな」

黒子「////」フルフル

上条「お前の事…教えてくれるか?」

黒子「////」コクコク

上条「どんなことでも?」

黒子「////」コクコク

上条「どんな秘密でも?」

黒子「////」コクコク

上条「ジャッジメントの機密情報でも?」

黒子「////」コクコク

上条「……そうか。」ニヤ

黒子「////」ギュゥ
427: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/01/29 01:30:01 ID:m3TShLFd0
佐天(うっひゃぁ~////)

佐天(こりゃ、すご、熱愛ってヤツ?)

佐天(いや、若いって素晴らしい!いいもん見せてもらっちゃった♪)

佐天(おっと、そろそろお別れなカンジかな?)

佐天(ま、最後の最後まで見届けるのが、目撃者の務めってモンよね~♪)


上条「じゃ、また連絡するよ」

黒子「は、はい…お待ちしてますわ」ポワワ

上条「じゃあな」ヒラヒラ

黒子「ニコ…ごきげんよう」シュンッ

上条「……」

上条「………ニタァ」


佐天「─── ッ!?!」ゾクゾクッ

佐天(……い、今の…!?)

───
436: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/01/29 01:43:00 ID:m3TShLFd0
───棚川中学、家庭科の授業

佐天「うぅ…あたしこういうの苦手なのよね…」チクチク

初春「佐天さん…そこ口の部分ですから…縫い合わせちゃ…」

佐天「う~ん、よし! やーめた」ポイ

初春「だ、だめですよぉ 怒られちゃいますよ?」

佐天「ういはる~代わりにやってよぉ~」

初春「だ、ダメですよっ、ちゃんと自分で…」

佐天「あーあ、布をちゃっちゃか縫える能力とかないのかなー」

初春「なんか…すごく地味ですね。それ」

佐天「あーもし発言したら、能力名何にしよっかな~、『ミシン』とかどうかなっ」ズビシ

初春「いや…ダサ…コホン。 せめて機織り機とかどうですか?」

佐天「うーん…カタカナの方がかっちょくない? ていうか初春も手伝ってよぉ~」

初春「えぇ、きょ、今日はちょっと、用事が…」カァァ

佐天(………)
439: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/01/29 01:49:27 ID:m3TShLFd0
佐天「あ、あのさ…初春」

初春「? なんですか?」

佐天「あの…もしかしてその、最近上条さんと会ってる?」

初春 ボンッ

初春「そそそそんなことないですよ~。べ、別に隠れてデートとかするわけないじゃないですかかか」ワタワタ

佐天「……。」

初春「え、えっと、じゃ、私…そろそろこの辺で…」バタバタ

佐天「あ、初春…待って!」

佐天「くっ…追いかけなきゃ…!」

ガシッ

佐天「!?」

教師「あらぁ~?佐天さん。課題の裁縫は出来たのかしらぁ?」ギラリ

佐天「あは、は…」

佐天(機織り機…欲しいよぉ)ウル

───
440: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/01/29 01:54:18 ID:m3TShLFd0
───

初春「はぁ…はぁ…」タッタッタッ

初春「……」キョロキョロ

上条「よっ」ポン

初春「わひゃ…か、上条さん」////

上条「5分遅刻だぞ」

初春「ご、ごめんなさい…ちょっと授業が…」アセッ

上条「ふぅん、言い訳する子は嫌いだなぁ~」チラ

初春「っ!! ごめんなさい!ごめんなさい!」

初春「もう!遅れたりしない、ゼッタイに遅れないから、ごめんなさい!…」

初春「許して、お願いします…嫌いになっちゃ…やだよぉ」ウル

上条(……)

上条「ははっ、冗談だよ。初春のこと嫌いになるわけないだろう?」ナデナデ

初春「っ、ぁ…」ポッ
442: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/01/29 02:00:04 ID:m3TShLFd0
上条「好きだよ、初春」

初春「!!!」パァァ

上条「……」

初春「えへ…えへへ」デレデレ

上条「それでさ、今日はちょっと頼みがあって呼び出したんだ」

初春「! は、はい。私に出来ることなら、何でも…!」

上条「これなんだけどな…」スッ

初春「これは…学園都市のデータカード…」

上条「ああ、ちょっとツテがあってな。…ジャッジメント内で収集された能力者のデータと解析情報が入ってるらしい。」

初春「!! それ、特S級の機密じゃ…!」
443: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/01/29 02:02:55 ID:m3TShLFd0
上条「ああ。 だが、かなり厳重なプロテクトが掛かっててな…」

上条「初春に、それを破ってもらいたいんだ」

初春「っ!」

上条「できるか?」

初春「で、出来るかもしれませんが…重大機密の扱いは禁止されていて…そのぉ」オロオロ

上条「初春。」

初春「え?」

チュッ

上条「できるか?」

初春「は、はい!!絶対、ゼッタイやり遂げてみせます!」


佐天「初春ー!どこー!」キョロキョロ

佐天「あっ! ういは…」

佐天(…!! あの男…!!!)
456: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/01/29 02:19:45 ID:m3TShLFd0
上条「じゃ、いい返事を待ってるぞ」ヒラヒラ

初春「は、はい!頑張ります!」////

上条「……。」スタスタ

初春(よし、頑張ろう…。何が何でもやり遂げなきゃ…)

初春(上条さんに嫌われちゃう…。)

佐天「初春っ!」タッタッタ

初春「さ、佐天さん!?」

佐天「初春!あの男は!?」キョロキョロ

初春「へ? も、もしかして見てたんですか…?」////

佐天「そんなことどうだっていいのよ!あの男と、どういう関係なの!?」

初春「かかかカンケイって、まだそんな…深くはぁ…」カァァ

佐天「ッ…! あ、あの男と関わるのはやめなさい!」

初春「え…佐天さん…何言って…」

佐天「嫌な予感がするの!だって…だって…」

初春「お、落ち着いてください…上条さんはとってもいい人ですよ?」
460: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/01/29 02:34:20 ID:m3TShLFd0
佐天「ダメよ!あいつはとんでもないヤローだわ。浮気男と一緒にいても不幸になるだけよ!?」

初春「…佐天さんに、上条さんの何が分かるっていうんですか」ムッ

佐天「初春…」

初春「上条さんのことなら、私の方がいっぱいいっぱい知ってます!」

佐天「あいつ…あいつ、この前白井さんともデートしてたのよ!?」

初春「…っ、嘘です」

佐天「嘘じゃないわ!この目でしっかり見たの!」

初春「な、何か理由があったのかもしれないじゃないですか!」

佐天「はっ、浮気の理由? 白井さんと抱き合ってたのよ!? ただの最低な浮気野郎じゃない!」

初春「し、信じません…そんなこと」プイ

佐天「う、初春…」

初春「あ、もしかしてぇ」

佐天「…?」

初春「嫉妬してるんですか?私に」クス
467: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/01/29 02:39:58 ID:m3TShLFd0
佐天「は…はぁ?何言って…」ムカ

初春「ほらぁ、あの時二人とも知り合ったのに、私ばっかり上条さんと付き合ってるから…」クスクス

佐天「っっ!!そんなわけないじゃない!あの男なんかこっちから願い下げよ!」

初春「ふぅん?その割にはムキになってるような…?」

佐天「ッ…! あんたが心配だから…!」

初春「へぇ、でも…上条さんは言ってくれましたもん」

初春「私には、佐天さんより良い所がいーっぱいあるって…」ウットリ

初春「それが、そんなに気に食わなかったんですか?そうなんですよね?」ジッ

佐天「…ばか」

初春「……」クスクス

佐天「初春のバカーーっっ!!」ダッ

タッタッタッ

佐天「初春のバカ…初春のばかぁ…!もう知らない…!」ポロポロ

───
470: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/01/29 02:42:55 ID:m3TShLFd0
───

上条(あの厳重なプロテクト…いくら天才ハッカーとはいえ、果たして初春に可能か…)

上条(まあ、初春が駄目なときはもっと上位の奴に"立て"れば良いだけ…)

上条(その時はアイツは用済みだ…)

ピロピロ

上条「ん」 カチ

From:ほくろ
件名:アレのことなんですが…
本文:
    例の機密情報、どうやら保管チェックが厳しいみたいですの…。
    勿論、当麻様が重大な理由で持ち出しを命じたのは分かっているのですが、
    その、できれば、早めに返していただきたいんですの。
    これはわたくしもとっても心苦しいですわ、
    だからどうか、どうか嫌わないでくださいまし。
    お願いします…・。

上条「……チッ」

カチカチカチ

───
472: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/01/29 02:53:52 ID:m3TShLFd0
───

ティロリーン

初春「っ!上条さん!♪」


タイトル:期日指定

本文:
    解析は5日以内に終わらせること。
    愛してるよ、初春。


初春「か、上条さん…」ポワワワ

───

上条「今は…情報を集めるんだ…」

上条「能力に関する情報を…」

上条「絶対に、解明するんだ…」

上条「何故俺の能力が、」

上条「インデックスたんに効かないのかを…!」

───
533: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/01/29 13:03:52 ID:m3TShLFd0
───

佐天「初春の…バカ…」グス

佐天「何のよ…せっかく…」ゴシゴシ

佐天「はぁ…」

佐天「もう…疲れちゃっ、た…」

佐天「……」

佐天 スー スー

───

??「…ククク…」

??「上条当麻…本当に良く働いてくれた…」

??「もう十分"貯まった"…」

??「機は…熟した…!」

??「…………ひ」

??「ひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃ!!!」

───
537: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/01/29 13:12:29 ID:m3TShLFd0
───

次の日…初春は学校を休んだ。

風邪だろうということで流されたが、私には分かる。
どうせ今もあの男に振り回されてるんだ。

(…初春があんな分からず屋だったなんて…)

今思い出してもイラつく。あの時の初春の顔ったら…!

── 嫉妬してるんですか?私に

ドン!
思わず机を拳で叩いてしまう…
冗談じゃないわよっ!人の気も知らないで…

ふん、もうあんな子、友達でも何でもない。
人が本気で心配してあげてんのに…。
あの浮気男に散々利用されて、捨てられちゃえばいいんだ!



その日、私は鳴らない携帯電話を握りしめて眠りに就いた。

───
539: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/01/29 13:29:24 ID:m3TShLFd0
───

「えー、初春さん?」

教師の呼びかけに、返事は無い。
いつも"座る花壇"が腰かけていたはずの席は…、今日も空いていた。
教師は『初春飾利』の名前の横に4つ目の×を付け、顔をあげた。

「誰か、初春さんの欠席理由を知っている人?」

ざわつく教室内。
風邪にしちゃ長くねーか? こじらせたのかも 誰かお見舞いとか行った?
初春さん、不登校? えー、でもいきなり? 家出って噂も… マジ!?

勝手なことばかり言ってくれる…。
真面目な女子の無断欠席というのは、クラスのゴシップとなりつつあるようだ。
今頃、初春はどうせあの男に可愛がられて尻尾を振ってるんだろう。


でも、"学校に来れない"理由になるだろうか?
ふと浮かんだ疑問を慌てて打ち消す。
めんどくさいめんどくさい。何であたしがあんな奴のために頭使わなくちゃいけないのよ…。

でも…。私はそっと上着から携帯を取り出した。
「初春」を飛ばしてアドレス帳をスクロールする。
初春とは…まだ、話したくない。だから、その元凶に全部吐いてもらう。
初春、あたし、まだあんたを許してないんだから。絶対、あたしを嘘つき呼ばわりしたこと謝ってもらうんだから!
だから…
        …無事でいて───
541: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/01/29 13:37:11 ID:dMfUmcsW0
こっから逆転したら
上条さんは本物のジゴロ
542: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/01/29 13:39:16 ID:m3TShLFd0
───

上条「……」

ピッ

佐天『会って話したいことがあります。初春と3人でお話しした、あのお店で待ってます。』

上条「……」

上条(佐天涙子…Lv0で経済力も並、重要な役職も特殊なスキルも持たない…。)

上条(奴隷にする価値も無しと思って放置していたが…)

上条(向こうから接触してくるとは…、さて)

上条(何を企んでいる…?)

上条(まさか…?)

上条(……ククク)

───
545: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/01/29 13:48:22 ID:m3TShLFd0
───

佐天「あ、」

上条「よっ、久しぶりだな」

佐天「すみません…急に呼び出したりして。」

上条「いや、いいんだ。上条サンは放課後に予定がある程リアルが充実していませんからね?」

佐天「へぇ、意外ですね」ジロッ

上条「意外も何も、見たまんまの女日照りですヨ」ヤレヤレ

佐天「ふぅん…」

上条「だから、今日は佐天さんのメール嬉しかったんですヨ?」ニコ

佐天「っ…そ、そうですか」

上条「それで、用事って?」

佐天「え、あー…用事っていうのは、そのぉ」ポリポリ

佐天「こ、この前、白井さんとデートしてましたよね!?」バッ

上条「…ああ、してたよ」

佐天「へ?」
547: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/01/29 13:56:19 ID:m3TShLFd0
佐天「だ、だってその、…」ワタワタ

上条「?」

佐天「す、すごく熱烈だったじゃないですか!中学生相手ってレベルじゃなかったですよっ!?」

上条「んーでも、向こうじゃそれが普通だったからなぁ…」ポリポリ

佐天「向こう?」

上条「え? アメリカだよ、アメリカ」

佐天「あ、あ、アメリカ?」

上条「? 佐天ちゃん…黒子から聞いてなかったのか?」

佐天「な、何をですか?」

上条「俺と黒子が、小さい頃アメリカに住んでたってこと。」

佐天「え…えぇえ!? 初耳ですよ!?」

上条「? そうか…もうとっくに知ってるものとばっかり…」ポリポリ

佐天「す、すみません…」シュン

上条「いや、まあ、聞く機会が無かったんだろ。 で、俺と黒子は同じスクールに通ってたんだ」

佐天「!? そーだったんですか!?」
548: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/01/29 13:58:38 ID:gT9MKeVx0
信じるなよwwwwwwww
552: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/01/29 14:01:22 ID:m3TShLFd0
上条「ああ…俺が先に日本に引っ越しちゃったんだけど…そこで黒子とは離れ離れになっちまったんだ」

佐天「それは…ショックでしょうね」

上条「ああ、兄妹みたいに仲良かったからな…俺も淋しくてしょうがなかったよ」

佐天「はい…あ、てことは…」

上条「そ。 学園都市で再会できたんだ!」グッ

佐天「! すごい!運命じゃないですか!」パァ

上条「ああ、それで…たまにああやって二人でどこかに出掛けたりしてるんだよ」ニコ

佐天「あ…それで、その、抱きあったり、とか」カァ

上条「ああ、日本人が見たらちょっと過激に映っちゃうかもなぁ」ポリポリ

佐天「そ、そですね…ほんとにカゲキっていうか////」ゴニョゴニョ

上条「まあ、あいつは血はつながってないけど、本当に可愛い妹みたいに思ってるよ」ニコ

佐天「そーだったんです、か…」シュン…

上条「? どうした?」

佐天「あ、いえ、何でもないです…」ブンブン
559: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/01/29 14:12:35 ID:m3TShLFd0
佐天「あの、て、てことは…あの、初春が本命ってことですか?」アセアセ

上条「初春ちゃん? ああ、初春ちゃんも、俺のことを兄みたいに慕ってくれて…」ニコ

佐天「えと、初春も、その、妹的な…?」

上条「? ああ、初春ちゃんも黒子も、俺には大事な妹みたいなもんだけど…?」

佐天「あ、そーですかぁ…」ポリポリ

佐天「こりゃぁ初春の一人合点だったのかなぁ…」ボソ

上条「え?」

佐天「あ、な、なんでもなくてですね」ハハ

上条「聞きたいことってのは、そのことだったのか?」キョトン

佐天「あ、実は、その…」

上条「うん?」

佐天「初春が…その、学校で嫌なことがあったみたいで…」ポリポリ

佐天「私…どうしていいか…分かんなくて…」シュン

上条「ふむ…何だか複雑そうだね。何でも話してごらん。俺で良ければ相談に乗るよ?」
565: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/01/29 14:25:04 ID:m3TShLFd0
佐天「初春から…何か聞いてないですか?」

上条「さあ…特に何も聞いていないけど…」ウーン

佐天「その、イジメにあってたとか、勉強が嫌になったとか…」

上条「うーん、すまない。心当たりが無いな…」ポリポリ

佐天「そうですか…」

上条「役に立てなくてすまん…」シュン

佐天「あ、いや、上条さんが学校も違いますし、しょうがないですよ!」ワタワタ

佐天「むしろ…一番近くにいたのに、私が気づいてあげられなくて、情けないです…」ハハ…

上条「……」

佐天「ほんと、能力でも…人間性でも…Lv0ですよね…」

佐天「初春にだって…好かれないですよね?」

上条「……俺じゃ、ダメか?」

佐天「っ! え?」

上条「いや、何でもない…ほら、パフェが届いたよ」ニコ

佐天「あ、は、はい…」アセッ
568: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/01/29 14:29:11 ID:m3TShLFd0
佐天「……」モグモグ

上条「まあ、そんなに落ち込まなくても、また初春ちゃんは学校に来てくれるさ」ポン

佐天「ドキッ…は、はい」////

上条「俺に協力できることだったら、何だってするからさ」

佐天「…はい!」ニコ

上条「…やっと笑ってくれた」ニコ

佐天「っ!…////」

佐天「あ、あ、えっと…」

佐天「こ、このさくらんぼ、おいしいなー////」モキュモキュ

上条「お、さくらんぼって何だか久しぶりに食べるな…そういや昔はヘタ結ぼうと練習してたっけ」

佐天「あぁ…私、できますよ」エッヘン

上条「! ほんとか?」
571: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/01/29 14:36:44 ID:m3TShLFd0
佐天「ここを…こうして…ムグ」

佐天「できたー」ペロ

上条「おお!ほんとに結べてる!すごいな!」

佐天「へっへー。さくらんぼのヘタ結びならLv5ですよー」

上条「そういえば、さくらんぼのヘタが結べるってことはキスも巧いんだっけ?」

佐天「ま、まあそう言われてますケド…」アセッ

上条「…俺に教えてくれないか?」

佐天「へ!? なっ…」ボンッ

上条「何度練習しても結べるようにならないんだよなー」ハァ

佐天「あ、え、ぁあー…」
578: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/01/29 14:44:36 ID:m3TShLFd0
───

上条「また何か相談があったら、いつでも呼んでくれよ」

佐天「はい。今日はほんとに、ありがとーございました!」ペコリ

上条「ほんとに、ここまでで良いのか?家まで送るぞ?」

佐天「あ、はい…」

上条「ここら辺は人通りも少ないし…やっぱり家まで」

佐天「…ほんとは、私の家、こっちじゃないんです」

上条「え?」

佐天「か、上条さん…////」ギュッ

上条「な、!? さ、佐天さん!?」

佐天「その…い…今から、ちゃんと…」////

上条「え?」////

佐天「お、教えますから////」ペロ

上条「さ、…」////
585: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/01/29 14:49:12 ID:m3TShLFd0
佐天「で、でも私…その、初めてだから…上手くできない、かも…」////

上条「お、俺もなんだけど…」////

佐天「っ!」////

佐天「な、なんか嬉しいです…」////

上条「そ、そう?」////

佐天「……ん」////

上条「い、いくよ?」

佐天「……」////

上条「……」チュッ

佐天「…んっ…」////

上条「…チュパ…」

佐天「…っ…んは…んちゅ」

上条「さて…んっ…ムチュ…さ…チュパ…てん…っ」ハァハァ

上条(早く帰ってインデックスのコップでうがいしてーな…)
591: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/01/29 14:55:27 ID:m3TShLFd0
佐天「かみ…じょーさぁ…チュパ…ん…」レロ

上条「んっ…ふ、チュ…ペロ…」

佐天「上条さんっ!」ギュッ

上条「ん…チュ…佐天サン…そんな…密着されると…」

佐天「だって…////」

上条「な、なんだか柔らかいものが…当たって…」////

佐天「だってぇ…止まんないよぅ…」カァァ ギュゥ~

上条「佐天…」ギュゥ~

佐天「もっと…腕回してください…////」

上条「ああ…」ギュゥ

ガ 
 チ ャ ッ

上条「?」

佐天 スッ

上条「…これは?」ガチャ

佐天「手錠よ。見て分かんないの?」
592: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/01/29 14:55:35 ID:ZfwDP0Qe0
おいwwwwwwwwww
620: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/01/29 16:54:20 ID:BTrLdjt10
上条「て、手錠って…どうして?」アワアワ

佐天「…もう、演技しないでください ウザいです」

上条「そんな…演技なんて…」

佐天「…私は初春が学校を休んでる、なんて一言も言ってません」

上条「え?」

佐天「私はただ『初春が学校で嫌なことがあったようだ』とだけ言ったんです」

上条「……」

佐天「なのに貴方は『初春はまた学校に来るようになる』と…。」

上条「……」

佐天「最初、貴方は初春の事を『心当たりが無い』と言っていた」

佐天「何でそんな人間が、初春が学校を休んでいることを知ってるんですか?」

佐天「読心術の能力でもお持ちですか? ふん、無能力者だって前言ってましたよね?」

佐天「貴方は、初春の居場所を知っている…」

上条「……」

佐天「初春を…どこへやったのッッ!!!」
629: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/01/29 17:04:30 ID:BTrLdjt10
上条「……」

佐天「何?今度はだんまりですか?」

上条「……やけに強気だな」

佐天 ゾクッ

佐天(…コイツ…)

佐天「もしかして、手錠されてても、女一人倒すぐらい余裕だ、とでも考えてますか?」

佐天「私が女だからですか?無能力者だからですか?」

佐天「舐めないでください」

上条「……」

佐天「貴方も良く分かってるはずです…無能力者がこの学園都市で生き残る苦労を…」

佐天「こうみえて、結構体は鍛えてる方なんですよ?」

佐天「もちろん、真正面からぶつかっても力では勝てない。なので、ちょっと小細工させていただきました。」

上条「……」

佐天「さて、じゃ、洗いざらい吐いてもらいますよ?」ゴキ…
640: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/01/29 17:15:24 ID:BTrLdjt10
上条「何とも穴だらけな推理だな」

佐天「はぁ…言い訳なら後で伺いますよ?」ニコ

佐天「まずはこちらの質問から…」

上条「いくらでも言い逃れは出来た」

佐天「はいはい、負け惜しみは…」

上条「でもまぁ、それよりも手間が掛からない方法を選んだ訳だ」

佐天「…さっきからうるさいですよ」

上条「さて問題だ。それはどういう方法だろうね?」ニコ

佐天「っ! いい加減っ!負けを認めたらどうですかっ!」ムカッ

上条「俺が戦う、というのは、選択肢の一つでしか無い」フゥ

佐天「…仲間を呼ぶってんですか? 残念ですけど…」サッ

佐天「さっき貴方とやりたくもない密着を行った際に、携帯は没収させてもらいました」カラ…

佐天「…大人しく、降伏してください」

上条「……」

上条「……ククク…」
643: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/01/29 17:22:34 ID:BTrLdjt10
佐天「…何が可笑しいんですか」

上条「"偶然"って言葉、あるよな?」

佐天「…へぇ、天下のカミジョーさんでもいざとなったら運頼みですか」

佐天「わざわざ人通りの少ない場所を選びました…騒がれて面倒なことにならないように」

佐天「まさか、"偶然"仲間が通りかかるのを期待してるんですか?」フン

上条「ああ…偶然、まさに偶然を待つ…いや、起こす…」ニヤ

佐天「っ!?」ゾク

上条「一つだけ訂正させてもらうぞ…なあ、"無能力者"!」

佐天「っ…何を訳の、分からな…。自分の状況を分かってるんですか?」

上条「ああ、なかなかピンチだって分かってる…全く困った状況だ。」

上条「あーこまった。かみじょーさんはとってもこまった。」

上条「『こんなとき…あいつがいてくれたら』なぁ、って」ニヤ

佐天「…口に出すだけで実現したら…苦労しな」


美琴「あれ?あんた達…」
647: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/01/29 17:26:06 ID:FIexzukT0
チートすぎるwwww
653: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/01/29 17:32:34 ID:5Q0aK15bP
こいつ最強過ぎんだろww
655: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/01/29 17:34:02 ID:BTrLdjt10
佐天「ッ!? み、こ…そん、」

佐天「あ、りえな…」

上条「……」スゥ

上条「美琴── ッ!助けてくれ── ッ!!」

佐天「ッ!!」

美琴「──!」

上条「佐天がッ!俺を殺そうと…」ガクガク

佐天「! くっ…」

美琴「な、なん…ですっ・・・て…」ビリ

佐天「美琴さんっ!これは…!」クルッ

ズ ゴ オ 
       ォ ッ ッ

佐天(え……?)
663: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/01/29 17:42:10 ID:BTrLdjt10
── 閃光と、轟音

佐天(───)

佐天(嘘だ)

佐天(ミコトさんガ、ホンキで、アタシに…?) 

佐天(ごめん…ういはる…ご…め……)パタ

美琴「当麻っ!大丈夫!?」ウル

上条「ああ…つーか危うく俺も巻き込まれるところだったぞ…」ハァ

美琴「っ…ご、ごめんね?ケガ無い?大丈夫?あの…嫌いになった?私の事…嫌い?」ウルウル

上条「そうだな、この手錠を外してくれる美琴は、大好きかな」ニコ

美琴「っ!!♪♪ うん!」 スッ バチ パキン

上条「ふ~~~~っ…」コキコキ

上条(しかし…ちとやり過ぎたな…)

上条(このままだと美琴が殺人犯だよなぁ~、どう見ても…)

上条(後始末めんどくせぇし…ここは…)

上条(……ニヤ)
670: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/01/29 17:51:49 ID:BTrLdjt10
───

「───」

「───?」

「── ッ!」

佐天「はっ!?」ガバッ

ズキィ

佐天「うっ…ぐ…」

あれ?

佐天(美琴さんの…レールガンを食らって…?)

「…!……!」
「……。……」

佐天(誰…そこに…2人……)

上条「お目覚めか」

佐天「っ!!!?!」

美琴「あれー?当麻!佐天生きてるよ!何で!?あたしちゃんと当てたよ!?」
672: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/01/29 17:54:27 ID:ASARowSi0
生存フラグ立てか
676: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/01/29 17:56:16 ID:BTrLdjt10
佐天(私…生きてる…?)

ガラ

佐天(瓦礫…そっか…瓦礫に埋まって…)ズキ

佐天(に、逃げなきゃ!)

ダッ

美琴「あ!逃げちゃう!」ビリ

上条「いいんだ。ほっとけ」

美琴「えー?」

上条「お前が殺人犯になったら困るだろ?」

美琴「で、でもぉ、当麻を殺そうとした女だよ?私、八つ裂きにしてやりたい…」ウル

上条「お前を、犯罪者にしたくないんだよ」ナデナデ

美琴「っ!」////

美琴「でも不思議だなー、なんで死んでなかったんだろ」

美琴「しかも当麻が『やったか!?』って言った途端に起き上がるなんて…」

上条「ああ…不思議なこともあるもんだ」クス
681: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/01/29 18:02:55 ID:BTrLdjt10
上条「もう夜も遅い…帰ろうか」ナデナデ

美琴「うん…♪」

上条「あ、そういや携帯壊れちまったなぁ…」ポリポリ

美琴「!! ダメだよ!壊れたら私と連絡取れないじゃない!」

上条「ああ、新しいの買わないとな」

美琴「ね、すぐ買ってよ 新しいの ね、お願い」

上条「あーでも最近金欠でして…上条サンは携帯買う余裕なんて…」シュン

美琴「わ、私が出すから!いくら?何十万ぐらいなら足りるの?」アセアセ

上条「いやー、最近のはそんぐらいじゃ買えないらしくてですねー」

───

タッ タッ タッ タッ …

佐天(う…もう…走れないよ…)ヨロ…

佐天(はぁ、はぁ…)

佐天(ここ…どこ?)
686: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/01/29 18:10:22 ID:BTrLdjt10
佐天(……う……)キョロキョロ

ガシャーン

佐天「ひっ…」

オラー ドカッ キャー  ガハハハハ!
 ガチャン! ピーポーピーポー

佐天(な、何か治安が悪そうなところにぃ~…)ジワ

佐天(は、早く戻ろう…)

ズキ

佐天(…っ、あ、足が…)

「ニヤニヤ」

「ヒューッ」

佐天(な、何? こっち見ないで!)

ジリ…

佐天「………!!」
690: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/01/29 18:18:28 ID:BTrLdjt10
───

上条「ま、佐天にも何か事情があったんだろ。 もう忘れろ」

美琴「そんなぁ…」

上条「初春も今頃地下の情報処理室で缶詰だ…友人に会えなくて気が立ってたんだろ」ニコ

美琴「ふぅん」

上条「それより、佐天が走っていった方向…確かスラム街だよな?」

美琴「うん、学校側から行っちゃダメって言われてる…」

上条「女が一人で行って大丈夫かなぁ~。『レイプ殺人にでも遭わなきゃいいけど』なぁ」ニコ

美琴「当麻ってばやけに佐天に優しくない?」ムスッ

上条「はは、お前が一番だよ、美琴」ギュッ

美琴「っ!♪」////

───

佐天「いや…来ないでよ…」

ジリ…

佐天「い、いやぁぁっっ!!」
729: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/01/29 20:51:16 ID:BTrLdjt10
DQN「ほら、姉ちゃん、こっちきて遊ぼうよ♪」グイ

佐天「やっ…離してよ…ッ!」バシィ

DQN「っテェ…」ムカ

ドゴォッ

佐天「!!?…げ…ほ…ぁ…」ビチャ…

佐天「い…ゃ…ぇ」ガクン

DQN「さ~て、お楽しみと行きますかぁ~♪」ポキポキ

「どきな」

DQN「あ?」

ドガァッ

DQN「そげぶ」

占い婆「やれやれ…そこはアタシの店場だっての」ヨロ…ヨロ…

佐天「! ぁ…」

占い婆「……ほぉー…」
730: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/01/29 20:54:13 ID:BTrLdjt10
占い婆「あんた…随分不吉な相が出てるねぇ…」

佐天「え…?」

占い婆「どれ、ちょっと手貸しんさい」グイ

佐天「あ、え…」

占い婆「こりゃいかん…姦相と死相が同時に出とる…。ここをこうして…解いとかんと…」グイグイ

佐天「あの…」

占い婆「…運命が曲げられとる…誰じゃ…こんな…」ムゥゥ

佐天(こ、怖い…!)

占い婆「…異世界からの干渉を受けとるな…ふむ…」

佐天(か、帰っていいかな?)

占い婆「あんた」ジッ

佐天「は、はい!」ビクゥ

占い婆「今から言うことは…信じられんかもしれんが…よくお聞き」

───
733: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/01/29 20:58:16 ID:BTrLdjt10

──
───

「すみませ~ん。地下の情報情報室の鍵って…」

事務員「? アナタ、新入生?初めて見るけど…」

「あ、はぁい。最近転入してきたルイサ・テンコって言います。アハハ」

事務員「あら、そう。 でも地下の情報室は先生と一緒じゃないと使えないけど…」

テンコ「あ、そうそう。先生に鍵を取ってくるように頼まれたんですよ~」ニコニコ

事務員「何て言う先生?」

テンコ「あ~、新入生だからまだ覚えてなくて~、えへへ」

事務員「あ、もしかして子萌先生かしら…数日前から情報室に通ってるそうだけど…」

テンコ「! そうです、子萌先生です!」

事務員「あれ?でも子萌先生にはもう鍵は渡してるはず…」

テンコ「あ、あぁー!そうでした!もう持ってるって言ってました!じゃ!」

ガラッ バタン!
          タッタッタッタッ

事務員「うーん…うちの高校、あんな子いたかしら…?」
735: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/01/29 20:58:57 ID:BTrLdjt10
─── 職員室

佐天「子萌…子萌…」

佐天「! あった、このデスクだ!」

ガラッ

「忘れ物しちゃったじゃん?」

佐天「っ!?」 サッ

「? 誰か…いる?」

佐天「……」

(…気のせいじゃん?)

ガララ… バタン

佐天「は、早くしないと…」

佐天「鍵…鍵…」ゴソゴソ

佐天「! あった!」
736: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/01/29 20:59:38 ID:BTrLdjt10
───

??(上条当麻…)

??(お前はずっと疑問だったろう…)

??("何故アイツにはフラグが立たないんだ"、とね)

??(ククク…その"恋心"も、こちらの操作の反動なんだがな…)

??(……時は来た)

??「フラグ、シリアル5まで、開放」

───

禁書「う~ん…今日はお日様が気持ち良いんだよ!」

禁書「……」

(上条「むやみに外を出歩くんじゃねぇぞ!」)

禁書「…ちょっとぐらい、大丈夫だよね?」

カチャ キィ パタン

禁書「おっさんぽおさんぽ~♪」

───
738: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/01/29 21:00:23 ID:BTrLdjt10
─── 地下

佐天「ここが…」ゴクリ

佐天「ん?」

カタ…カタ

佐天「誰か…いるじゃない」

ガタ

佐天(鍵は閉まってる…)

佐天(どういうこと…?)

ガチャガチャ…ギィ

佐天(……)ゴクリ

ギィィィ

カタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタ
カタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタ
カタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタ
カタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタ

佐天「っ!!  初 春 ッ !!!!」
740: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/01/29 21:01:05 ID:BTrLdjt10
初春「……。……。」カタカタカタカタ

佐天「初春っ!!初春!!」ダッ

初春「……。………。」カタカタカタカタ

佐天「う、いは、る…?」

佐天(……ういはる…。)ポロ

佐天(酷い…ひど、すぎるよ…)ポロポロ

そこにいた初春は、初春じゃなかった。
私の知ってる初春はおっきな目をパチクリさせて、私に笑顔を向けてくれた。
こんな、死んだ目をして、頬がこけて、狂ったようにキーボードを叩いたりしない…。
自慢だったじゃない…頭の花飾り…残らずしおれて…。
どうして…初春…。初春…!

佐天「初春っ!目を覚ましてよぉ」ボロボロ

初春「……」ユサユサ カタカタカタカタカタ

初春「……。…。」ブツブツ

佐天「え?」

初春「………ちゃう。」 カタカタカタカタカタ

初春「上条さんに、嫌われちゃう」 カタカタカタカタカタ
742: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/01/29 21:01:50 ID:BTrLdjt10
───

佐天「上条さんの、力…?」

占い婆「そうさ。 とんでもない力…運命の糸を自由に縫いつけたり、ひきちぎったり…おっそろしい話さぁ」

佐天「そっか…。それで、あんな…」

占い婆「ああ、でも…完全には備わっていないようだね」

佐天「え?」

占い婆「右手から先には…どういう訳か力の存在を感じないねぇ…」

佐天「!!」

占い婆「しかし…力が消えることはない。 特にこれだけ強大な力だとね、失われるのもしんどいのさね…」

佐天「そ…その力って、今も、どこかにあるってことですか…? 上条さんから切り離されて…」

占い婆「ああ、そうだねぇ。 そのカミジョーサンが因縁を持った相手…強い、縁を発した人間に宿っている…」

佐天「!!!」

占い婆「どうやら…何かの拍子に新たな宿主を見つけたようだねぇ…余程強い因縁か…」

佐天「…!それさえあれば…!」
745: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/01/29 21:02:31 ID:BTrLdjt10
占い婆「うむ…しかし…」

佐天「…?」

占い婆「どうやら、そのカミジョーサンとやらの負の意識が合わせて移ったようだねぇ…」

佐天「負の…意識?」

占い婆「相当追い詰められていたんだろう…その焦りが、負の意識を撒きこんで能力を反転させているようだのう…」

佐天「反転?」

占い婆「そうさぁ。運命をつむぐ、運命をほどく。表と裏…。今、その力がある者の右手に宿っているようだねぇ…」

佐天「だ、誰なんですか!早く見つけないと…!手遅れに…」

占い婆 スッ

佐天「…え」

占い婆「あんただよ」

───
747: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/01/29 21:03:13 ID:BTrLdjt10
───

初春「キラワレチャ、ウ……きら、ワレちゃウ……。」ブツブツ カタカタカタカタ

佐天「初春……」ボロボロ

佐天「あたし…あたし…」グイッ

佐天「……」

佐天「もう、迷わない」

───

佐天「で、でもあたし…!能力なんて…その、レベル0だし…!」

占い婆「ふむ…ただでさえ扱いづらい力だ。加えて元々あんたのものでもない…体質、というものもあるだろう…」

佐天「そ、それじゃあ…能力者だけど、能力を…使えない…?」

占い婆「…そうなる」

佐天「~~っ!そ、…んな…」
748: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/01/29 21:03:56 ID:BTrLdjt10
占い婆「…佐天、と言ったね」ナデ

佐天「っ! は、はい」

占い婆「あたしがこの歳まで生きながらえて、一つ分かったことがある」

占い婆「頭の良い奴、体が丈夫な奴、いーっぱい見てきた…」

占い婆「でもな、本当に"強い"のは、ココなんだよ」トントン

佐天「あ…」

占い婆「頭だの、体質だの、そんなものは本当にちっぽけだ」

占い婆「力ってのは、"覚悟"で使うんだ」

佐天「……!」

占い婆「分かったら、お行き」

佐天「はい!」スクッ

占い婆「あたしにできるのはここまでだ…運命を…変えておいで!」
751: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/01/29 21:04:48 ID:BTrLdjt10
───

佐天「覚悟は、決まった」スッ

ビキ…ピキピキ・・・・

佐天「初春を…」

佐天「救うんだぁっ!!」

ゴォォォ

佐天(右手が…青い炎を纏ってる…?)

佐天(…お願い……!)

ガシッ!

佐天「初春ーっっ!!」

ビシ…ビシィ…

初春「─── ッ…!? ぁ…」

ビ キ ィ ッ !!

初春「あぁぁぁぁああ───!!!」
755: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/01/29 21:05:29 ID:BTrLdjt10
───

禁書「おっさんぽ~♪」

禁書 キョロキョロ

禁書「わたっても…大丈夫だよ、ね?」

禁書 スタスタ

トラック「パァァァー!!」

禁書「!!」



??「危ないッ!」 ズザァ

禁書「…!?」ストッ

トラック「どこ見てやがるバーローッ!!」パパァー…

??「おい、大丈夫か…?」

禁書「う、うん…ありがとなんだよ!」

??(流石だ…フラグの力、恐るべしだな…)
771: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/01/29 21:37:02 ID:BTrLdjt10
───

初春「……ぅ…」

佐天「初春!初春っ!!」ユサユサ

初春「…ん…さ、てん…さん?」

佐天「初春…うい…よかったぁ」ポロ ギュゥッ

初春「ひゃ、ひゃぁ//// 佐天さ、ん…」

佐天「初春…あたし…あたしぃ…」ボロボロ

初春「佐天さん…私…ずっと、…ぅ」ガク

佐天「初春っ!」

初春「ハァ…ハァ…」

佐天(5日間…不眠不休で…!)

初春「さ、てんさん…これ…」スッ

佐天「え?これ…」
764: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/01/29 21:24:23 ID:BTrLdjt10
初春「佐天さんに…あげようと思って…裁縫の時間に…」ニコ

佐天「お守り…?」

初春「袋だけですけど…佐天さんの…お裁縫がうまくなるように、って」エヘ

初春「佐天さんに…"機織り機"の能力が…宿りますように、って」

佐天「初春…」

初春「だから…佐天さん…無理だけは、しな、…」カクン

佐天「初春っ!?」

初春「…スー…スー」

佐天(ずっと…不眠不休で…)

佐天(こんなに…ボロボロになるまで…)ギュッ
765: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/01/29 21:28:17 ID:BTrLdjt10
佐天「ええ、そうです…地下に、はい。救急車を、お願いします」

ピッ

佐天「……」チラ

初春「…スー…スー…」

佐天「初春…ごめんね」

佐天「初春は…無理しないで、って言ってくれたけど…」


佐天(初春をこんなにした男を…)

佐天(上条当麻を…)

佐天("ぶち折"らなきゃ…気が済まないよ)

佐天(だから…私、"鬼"になるよ…初春。)

佐天(もう、迷わないよ)

ゴォォォォォッ

佐天「行くよ…私の力…」

     フラグ・ブレイカー
佐天「 『旗折り鬼』 」
782: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/01/29 22:11:19 ID:BTrLdjt10
───

禁書「…その、助けてくれて、ほんとにありがとう」ペコリ

??「いやいや、当然のことをしたまでさ」

禁書「ううん、トラックの前に飛び出すなんて、そうそうできることじゃないよ!」

??(フラグ、シリアル20まで解放)

??「可愛い女の子がピンチだったら、誰だって助けるさ」ニコ

禁書 ドキッ

禁書「…??」ドキドキ

禁書(なんでか分かんないけどドキドキするんだよ…)

??「どうしたんだい?」ニコ

禁書「あ、え、えっと…その」

禁書「名前、聞いてもいいかな、って」

??「ああ、俺の名前は…」

俺「"俺"だよ」

禁書「俺クンかー、いい名前だねっ」ニコ
791: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/01/29 22:18:47 ID:BTrLdjt10
俺「君の名前も聞いて良いかな?」

禁書「私はインデックス!魔法名はDedicatus545だよ!ちなみに意味は…」ペラペラ

俺「へぇー。インデックスた…インデックスちゃんは、その格好…もしかしてシスターなの?」

禁書「うん!ほんとはイギリスの教会にいたんだけど…訳あっていそーろーしてるんだよ」

俺(……解放)

俺「そっか。まだ小さいのに大変だな」ナデナデ

禁書「あ…えへへ…////」ナデナデ

俺(上条当麻…感謝するぞ…!)

───
803: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/01/29 22:28:13 ID:BTrLdjt10
───

上条「……。」

佐天「どうしたの?幽霊でも見た、って顔ね」

上条「……」ポリポリ

佐天「……初春に、何させたの」

上条「……ふぅ……」

上条「別に」

佐天「別に…?」

上条「俺は、初春を…」

上条「…"愛した"だけだが?」

佐天 ギリ

佐天「…上条…とうまぁぁ…」ギリギリギリ

上条「クク…怖いな…」

佐天「私は…」
804: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/01/29 22:29:20 ID:BTrLdjt10
「私は…迷わないって決めたんだ…」

 ギリギリ、と佐天が拳を固める。
 声が震えているのは恐怖のせいではないだろう。
 上条を睨みつけ、はっきりと言い放った。

「貴方を倒して、皆を救う。」

 上条はつまらなそうにあごをさすりながら、
 子供に諭すような口調で告げる。
 
「お前…何か勘違いしてるんじゃないか?」

 こちらの覚悟を折ろうとしているのだろうか。
 佐天は警戒しながら、次の言葉を待つ。

「俺が、誰かを不幸にしたか?」
806: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/01/29 22:30:37 ID:BTrLdjt10
 上条の表情はこころなしか悲しそうに見える。
 まるで、こちらが善人をいじめているかのように錯覚してしまう。

「俺…ただ、皆の笑顔が見たくて…皆に好かれたくて…」

 上条が両手を力なくこちらに出しながら、少しずつ近づいてくる。
 許しを乞うような、余りに哀れな絵である。

「佐天…誤解しないでくれ…。俺のこと、嫌いにならないでくれよ…」

 私の…勘違い?そんな…。でも…。
 佐天は明らかに動揺していた。
 自分の見当違いだったのだろうか。
 そうだ。仮にその能力が凶悪だとしても、使う人間が悪人とは限らないんじゃ。
 上条さんが気付かないうちに、御坂さんや初春が恋に落ちて…。
807: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/01/29 22:31:17 ID:BTrLdjt10
 初春。
 その言葉で脳裏に電流が走る。
 生気の無い顔で、ひたすら命じられるままに不眠不休でプログラムを組み上げていた初春。
 死んだ目をしながら、ひたすら指を動かしていた。そしてつぶやいた。
 「嫌われたくない」と。

 そうしたのは誰?
 初春に、そんなことをしたのは

「なあ、佐天…」

 この男だ。

「うわああああああああぁぁぁっ!!」

 佐天は慌てて飛びのいた。危ない。飲まれていた。
 気づけ、空気が淀んでいる。自分の周りをドス黒い煙が覆っているかのようだ。
 実はいい人?私の間違い?
 違う。こいつは…こいつは…!!

 フラグブレイカー
「『旗折り鬼』ぁぁッ!!」
808: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/01/29 22:32:16 ID:BTrLdjt10
 慌てて右手で力を込め、一文字を斬るように振り払う。
 自分の周りを取り巻いていた黒雲が晴れていく。
 心の視界が鮮明になっていく。
 そこに映るのは…。

「ほぉ…俺の"説得フラグ"がかき消されるとはな…」ニヤリ

 間違いない。下郎だ。

「ん~…ちょっと厄介か。 まあ、やり方はいくらでも…」

 相変わらず余裕を見せる上条。
 それが佐天の怒りに油を注いだ。
 だがもう迷わない。惑わない。
 その油断しきった顔のど真ん中…

 佐天の足が地面を思い切り蹴る。
 
(触ってしまえば…こっちのもの…!)
811: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/01/29 22:33:40 ID:BTrLdjt10
 疲労を抑えるため、一旦能力を解除する…。
 全速力で、全身全霊で、突っ込んでや…!
 顔面に右手を叩きこんだら、そのまま私の能力を発動させる!
 そうすれば全てが終わる。皆解放されるんだ。
 この馬鹿げた呪縛から!

 向かってくる佐天の拳を、上条は避けようともせず立ち尽くしていた。
 当たる!と佐天が思った瞬間。
 上条が呟いた。

「『残像だ』…」

 え?
 目の前の景色が切り替わった。
 佐天の拳が空を切る。そこに上条はいない。
 派手に地面に転倒してしまう。

「な…」
813: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/01/29 22:35:53 ID:BTrLdjt10
 そんな…ウソ…。
 信じられない。あの距離で避けられる人間なんか、いない。
 これが"フラグ"の力…
 勢いがあったせいか、制服が破け、体のあちこちが痛んだ。
 口の中も切ったようで、血の味がにじむ。

 よろよろと立ちあがりながら、しかし佐天は冷静に今の状況をとらえていた。
 甘く見ていた。あれはただの呪文なんかじゃない。
 口先だけで、物理法則すら捻じ曲げるんだ…。

「でも、私だって…!」

 気合いを右手に込める。
 激しい炎が右手を包むようなイメージ。
 さっきのは能力を解除していたのが敗因だ。
 これで相手の能力は効かない…。
 もう、そんなインチキには騙されない!

 再び拳を固めて殴りかかる。
 当たらなくても良い。ただ、近づいて組み合えば、触れば、勝てる…!
816: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/01/29 22:36:48 ID:BTrLdjt10
「っ…」
 
 今度は流石の上条も身を後ろに引きながらかろうじて一撃目をかわす。
 しかし

「甘いわ!」

 佐天が、飛び込んだ勢いそのままに左手を伸ばす。
 そして

(掴んだ!)

 その手がしっかりと上条の上着を掴んだ。
 もう離さない!このまま、右手を叩きこんでやる!
 気合いを込めながら拳を振り上げたそのとき。

ブシュッ

 左手に激痛が走る。

「あああああぁぁぁぁ!!?!」
817: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/01/29 22:38:13 ID:BTrLdjt10
 思わず手を離してしまう。
 それを機にステップでさらに距離を取る上条。
 佐天は血が滴る左手を見て驚愕した。
 何をされた…?
 いや、「あいつは何もしなかった」。
 私が掴んだ瞬間…。

「いやー…危なかった」

 手をポンポンと叩きながら、にやけ面で佐天に称賛を贈る上条。

「玉砕覚悟で突っ込むとはねー。なんとも勇ましかったよ。涙子」

 やめろ…その名前で呼ぶな。汚れる。
 声にならない。うめき声をあげることしかできない。
 左の手の平は深々と傷付き、ドクドクと血が吹き出ている。
 上の制服を破き、痛みをこらえながら縛り付けて応急処置をする。
821: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/01/29 22:48:22 ID:BTrLdjt10
「うーん、まさか『いらないと思うが持ってくか』がこんなとこで役立つとはね」

 そう言って上条は懐に忍ばせた包丁を取り出す。
 まさか、そんな。
 佐天には絶望しかなかった。
 触ることもできない。
 アイツはあたしに直接"立て"なくても、それ以外の事物に"立て"ることができるんだ…。
 佐天は力なくうなだれる。
 勝ち目が無いということが嫌というほど身に染みた。


───

俺「はい、ソフトクリーム」

禁書「ありがとー!」キラキラ

俺(しかし…上条当麻という男の"主人公体質"というのは凄まじいものだな…)

俺(ほんの少し目覚めさせるだけで…この短期間でこれほどの成果を上げるとはな…)

禁書「俺くん?」

俺「あ、あぁ…すまない。ちょっと考え事をね」

俺(ククク…)
830: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/01/29 22:58:27 ID:BTrLdjt10
俺「あ、ちょっと味見してもいいかな、ソレ」ニコ

禁書「え、え…こ、このソフトクリーム?で、でも食べかけだよ?」

俺「インデックスちゃんのなら構わないよ」フフッ

禁書「そ、そう?かな…?」テレ

禁書「はい…」ソッ

俺「ペロ…うん、美味しい」ニコ

禁書「////」

俺「ほら、インデックスちゃんも食べなよ」

禁書「う、うん…」ペロペロ

───
831: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/01/29 22:59:48 ID:BTrLdjt10
───


(勝った、か。)

 上条はやれやれといった表情で佐天を見やる。
 佐天は地面に這いつくばったまま、動く気配が無い。
 そうやら刃向かうことを諦めたらしい。
 佐天が自分の天敵とも言える能力を持っていることは驚きであり、恐怖だった。
 しかしそれも最初のことで、いざ戦ってみれば敵では無かった。
 佐天の能力が及ぶのは右手、もしくは本人自身。
 ならば佐天以外の事物に"立てる"ことで反撃すれば良い。全く簡単なことだ。
 "フラグ"の中に佐天を含めることさえしなければ、負けることはない…。

(意外とあっさりだったな)

 安堵。もう邪魔者はいない。
 後は能力を使わなくても、始末する手段はいくらでもある。
 こちらにはレベル5の能力者だって付いているのだ。
 遠隔攻撃の手段には事欠かない。

「もぉ…わかった…ごめんなさい…」

 うつむいたまま、佐天の呻く声が聴こえる。
832: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/01/29 23:04:22 ID:BTrLdjt10
(ふむ…呆気なかったな)

「もう…逆らわないから…だから、お願い…見逃して…」

 ボロボロと涙を零しながら懇願する佐天。
 ふむ、お前の両親は良い名付け親だな。
 口元を釣りあげながら、上条は確信する。
 勝った。
 だから当然、口にする。

「分かった。もう刃向かうなよ?w」

 それは

「ッッはあああああああぁぁぁっっっ!!!」

 佐天が待ち望んでいた瞬間であった。
 右手を振り上げ

「ッ!? な、何を…」

 切り裂くように、振り下ろした。
833: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/01/29 23:05:55 ID:BTrLdjt10
 ビキリ、と世界にヒビが入ったようだ、と上条は思った。
 
「嘘だろ…」

 上条が迂闊にも口に出した"勝利宣言"は

「現実よ…あなたが生み出す虚構が崩れる、紛れも無い現実。」

 決して含んではいけない崩壊因子───佐天を撒きこんだ"勝利フラグ"を立てた。
 佐天はじっと耐えながら、それを待っていたのだ。
 「勝利」を反転させる瞬間を。
 そして上条の力───物理法則をも無視する理不尽なまでの強さは
 崩壊の波紋をも強力に作用させる。

「っ!!どこへ消えた!?」
 
 そこにいたはずの佐天が消えた。
 あれだけ深手を負った人間が一瞬で動けるのか?
 違う…そういうことじゃない。
 理不尽な能力──それを打ち消された反動もまた不条理な威力を誇る。
 俺の"力"を…あのアマ!
836: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/01/29 23:08:14 ID:BTrLdjt10
「どこへ行ったぁぁぁァァ!!!」

「あんたが勝ち誇ってんなら」

 背後から聴こえる声。
 静かな、しかし怒気を練りこんだ響きに、上条は背筋を凍らせた。 

 ガシッ

「ッ!?!ぐあぁ!」
 
 首を思い切り思い切り掴まれる。振り返らなくても分かる。その手は…

「私は…あんたが"ぶち立てた"旗を…」

 ギリギリと首に指が食い込んでいく。
 それと同時に。
 佐天の手が触れている部分に、上条はとてつもない熱さを感じていた。
 皮膚が焼けていくかのような痛みと侵食を首筋に感じる。
  
「ぐっ…が…ああぁあああ!!」

「 へ し 折 っ て や る ッ ッ ! ! 」

 全てを白く染める、閃光。
 その無音の衝撃に。
 佐天の意識までも飲み込まれた。
847: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/01/29 23:18:05 ID:BTrLdjt10
俺「インデックスちゃん…口の周り、クリームだらけだよ」フフッ

禁書「ふぇ…あ、どーしよぉ…」ワタワタ

俺(……ゴク)

俺「な、舐め取ってあげよっか?」

禁書「え、えぇぇ」////

俺「じゃ、じゃあ…」ズ…

禁書「ドキドキドキ」////

── ビ 
      キ  ィ ッ───

禁書「…?あれ?」

俺「ん…ん…」ゴゴゴゴ

禁書「い、いやあああぁぁぁ!」ベチーン

俺「ぶ!?」

禁書「うぇぇぇん、とーまー」ダダダダッ

俺「……」
850: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/01/29 23:25:12 ID:BTrLdjt10
俺「まさか…」

俺(上条が…負けた!?)

俺(糞ッ…懸念事項か…)

俺(上条当麻の"右手"に能力は付加できない…!それだけが不安材料だった…)

俺(敵対者が現れたのか…)ギリ

俺(こうしちゃいられない…!)ダッ


───自宅

ガチャ ドタドタドタ

俺(糞…何がどうなったんだ…)カタカタカタ

俺(…!佐天…しかも反転した能力だとォォ…)

俺(畜生…畜生…!!)

俺(まだだ…まだ修正可能なはずだ…)カチ…カタカタ

黒子「そこまでですの」

俺「!?」
854: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/01/29 23:28:26 ID:jmqjYCPRO
壮大過ぎて面白さがトップクラスwww
858: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/01/29 23:35:22 ID:BTrLdjt10
黒子「…正直、驚きましたわ。あなたの能力…」

俺「な、何のことですかね…俺、最近来たばっかりで詳しい測定も受けてないし…」

俺(ッ…)ソッ

バリィィ バキャァ!

俺「ひっ!?」

美琴「…そのパソコンで、何しようっての? ってもう家電ゴミか…」

俺「レ、レールガンまで…!?」

黒子「…回復した初春から連絡を受けたんですの…」

黒子「ネットワークを解析してる間、"現時空では無いと思われる"アクセスが頻発していたと」

俺「……」

黒子「あなた、この世界の人間ではないのですね?」

俺「…な、何馬鹿なこと言ってんだよ…はは、小説じゃあるまいし…」

俺「わ、訳わかんねーなぁ、ほんと」クルッ

俺(ククク…パソコンぶっ壊しただけで油断してんじゃねぇーよ…)

俺(死角から携帯なら…!)カチカチ
859: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/01/29 23:39:19 ID:BTrLdjt10
俺「別世界とか、本気で言ってるんですか?」

『この場の全員』 カチカチ

俺「バカバカしい、そんなものあるわけないじゃないですか」

『記憶を失う』 カチカチ

俺「いい加減にしてくださいよ」

俺(送信…ッ!)

俺(……。)

黒子「それで?言い訳は終わりですの?」

俺「!? !?」

美琴「あんた…私の能力忘れたの?」

俺「ハッ…」

美琴「その…隠し持ったケータイ…とっくにジャミング済みよ」

俺(圏外…)ギリ
864: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/01/29 23:46:26 ID:BTrLdjt10
ガチャ

佐天「全てはあんたが元凶だったのね…」

俺「さ、佐天…」

黒子「佐天さん…ケガは…」

佐天「…これぐらいは大丈夫よ…気絶してた上条さんは病院へ送ったわ」

俺「…ひ…ぃ…」

佐天「…私たちの世界を…面白おかしく改変して、挙句潜り込んで楽しむなんて…」

美琴「外道ね…許しちゃおけないわ」バチバチッ

黒子「死体処理はお任せくださいまし」ハァ

俺「…あ…ぁ…」ガタガタガタ

俺「お…俺はただ…インデックスたんとイチャイチャできれば…それで良かったんだ!」

俺「お、お前らだってちょっとはいい思い出来ただろ? だから、別にいいじゃねぇかw 結果オーライってことでさw」

俺「ほら、だから…」

佐天「黙れ」

俺「ビクゥ!」
876: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/01/29 23:55:11 ID:BTrLdjt10
黒子「佐天さん…もうこいつに構うだけ無駄ですわ。さっさと追い出しましょう」

佐天「そうね…じゃ、とりあえずあんたが滅茶苦茶にした世界を直してもらわないとね」

美琴「今からうなずく以外の動作をしたら、即レールガンぶち込むから」

俺「~~~」コクコクコク!

美琴「それと、多少は言うこと聞いてもらおうかしら?世界を改変できるんでしょ?」

黒子「ま。妙な真似したら速攻で上空に放り出しますけど」

俺「……!!」

美琴「ほら、ジャミング解いてあげるわよ…そのケータイで、書きなさい」

黒子「わたくしたちの」

佐天「言う通りに。」

俺「~~~」コクコクコク

佐天「それが終わったら…すぐに、この世界から出て行きなさい」

佐天「そして…また、私達の世界に干渉するようなことがあったら…」

俺「……」

佐天「 へ し 折 る わ よ ?♪」
879: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/01/29 23:58:35 ID:BTrLdjt10
それまでの色んな出来事は悪い夢だったのでした。

当麻は相変わらず私の気持ちに気づかないし、でもちょっと気づくようになって

お姉さまも私の愛に応えてくれるようになったのですわ

なんてことはなくて平和な日常を取り戻したのでした。



      完
880: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/01/29 23:59:20 ID:M8oFfxmRO
いい話だった!
乙!
881: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/01/29 23:59:26 ID:M11Ck8Ak0
黒子の一人勝ちじゃねえかwwwww
905: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/01/30 00:14:53 ID:kGciEhmfO
悪くなかった
次も期待してる
909: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/01/30 00:28:47 ID:7JtHP6mx0
乙、結局最後まで読んでしまったwwwwwwwwwwww

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コメント

  1. とあるSSの訪問者 2015年03月09日

    誰か災呉(あってるか…?)か木原数多
    呼んでこい。寝技か木原紳拳受けさせよう

  2. とあるSSの訪問者 2015年05月05日

    ビリビリきちゃった

 

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