アスカ「なになに?あなたの悪いとこ直します…?」ペラッ

1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/28 15:02:15 ID:5lP2cyLb0
アスカ「誰にでも自分では気付かない欠点はあるもの…ふむふむ…」

アスカ「自己診断でまずはあなたの気付かないダメなポイントをチェック…」

アスカ「ま、この私に欠点なんて見当たらないけど!…暇つぶしにいいわね」

アスカ「そう!これは単なる暇つぶしよ!他意は無いわ!!」

アスカ「…」

問1 好きな人の前では素直になれない

アスカ「ハッ!これが欠点になるってーの!?そんなの女の子なら当たり前でしょ!!」

アスカ「◯…と」

問2 あなたはどちらかと言うと異性からモテる方である

アスカ「愚問ね!世の中の男が私を放っておくワケないじゃない!!」

アスカ「問答無用で◯!!」

問3 あなたは気がつくと独り言を言う事がある

アスカ「…」

アスカ「◯ね…」


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3: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/28 15:04:44 ID:1XT5sXPo0
これは悶死するな
4: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/28 15:11:46 ID:5lP2cyLb0
問4 身近に居る異性はあなたに興味がない

アスカ「…身近?ってことはバカシンジか…」

アスカ「あのバカが私に興味ぃ?」

アスカ「…ま、あるでしょ…普通に考えて…同年代の天才美少女アスカ様に興味ナシなんて」

アスカ「オスとして破綻してるわ!」

アスカ「バーツ!!バツバツバーツ!!×っと…」

問5 時々、自分の女子力を疑う時がある

アスカ「◯」

問6 集団で行動する方が好きだ

アスカ「足手まといばっかなのに好きになれる訳ないじゃない!」

アスカ「バーツ!!×!!」

問7 異性の気を引こうと努力するが、空回りする事が多い

アスカ「…」

アスカ「……!!」

アスカ「~~~~~~!!…◯っと」
5: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/28 15:20:02 ID:5lP2cyLb0
問8 身近な異性に見つめられました、素直に話せますか?

アスカ「話せるわよ!バカシンジに見つめられるくらい…別になんて事…」

アスカ「な…い…?」

アスカ「…」

アスカ「ば…×にしとこうかな…」

問9 現在あなたには恋のライバルがいる

アスカ「恋のライバルぅ?そもそも恋とかしてないし!!」

アスカ「そんなヒマじゃないのよ!!この私は!!」

アスカ「×!!」

問10 問9のライバルは自分と正反対の性格をしている

アスカ「なんで恋してる前提で話が進んでんのよ…」

アスカ「バッカじゃないの?この編集者…」

アスカ「10代の女が揃って恋に恋してるとでも思ってる訳ぇ?」

アスカ「ったく…話にならないわね!!時間の無駄だったわ…」

アスカ「こんなもの、参考にすらならないわ」
6: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/28 15:26:51 ID:5lP2cyLb0
アスカ「さーて!バカシンジがご飯作るまで宿題でも片付けよっと!」

アスカ「バカシンジー!!?お腹空いたー!すぐ部屋から出てご飯作れ!!命令よっ!!」

シンジ「わかったよぉ…もう!仕方ないなぁ…」とぼとぼ

アスカ「私部屋に戻るから!!出来たら呼びなさい!!…勝手に入ったら殺すわよ」

シンジ「わかってるよ…はぁ…たまにはアスカもご飯…」

アスカ「うるさい!!私はいいの!!エリートだから!!じゃ!!」

シンジ「ちぇっ…なんだよアスカのやつ…」

シンジ「あーあ…雑誌も読みっ放しにして…だらしないなぁ」

シンジ「あれ?性格診断みたいなのしてる…」

シンジ「…」きょろきょろ

シンジ(ちょっとだけ…ちょっとだけ…)
9: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/28 15:34:23 ID:5lP2cyLb0
問1 ◯
問2 ◯
問3 ◯

シンジ「はは…アスカらしいや…」

問4 ◯
問5 ◯

シンジ「身近にいる異性って僕の事かな?確かにアスカには興味ないかなー?」

シンジ「良くわかってんじゃんアスカの奴」

シンジ「女子力っ!!ぷぷぷ…いや、アスカだって女の子なんだし?うん!気にするよね!そう言うの!!」

問6 ◯
問7 ◯

シンジ「アスカがねぇ…意外だなぁ…誰の気を引こうとしてるんだろう?」

シンジ「ま、僕には関係無いけど」

問8 ◯

シンジ「へぇ…アスカにそんな人居るんだ?」

シンジ「ある意味一番身近な僕には全く素直じゃないからね…これは驚きだ…」
11: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/28 15:41:44 ID:5lP2cyLb0
問9 ◯

シンジ「恋のライバル…居るんだ…」

シンジ「アスカなら脅迫とかしてすぐ追い払えそうなのになぁ…?」

問10 ◯

シンジ「アスカと正反対の性格なんだ…誰だろ?対象者が多過ぎてわかんないや…」

シンジ「ま、いいや!アスカも好きな人くらいいるよね!!」

シンジ「陰ながら応援しよう…巻き込まれない程度に…」

シンジ「さーてと…面白いものも見れた事だし、夕飯作ろっと!」

シンジ「てゆーかアスカ、全部◯じゃん…ある意味凄いや…雑誌の性格診断でこんなのなった事ないや」

シンジ「ふんふーん♪」

アスカ「バカシンジー?」

シンジ「なにー?」

アスカ「この辺りに雑誌置いてなかった?」

シンジ(あっ…勝手に見たのバレたらうるさいだろうなぁ…)

シンジ「僕は知らないよ…」
14: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/28 15:50:51 ID:5lP2cyLb0
アスカ「そっ…ならいいわ…」

シンジ「リビングのものは何も触ってないから、置いてたなら転がってるんじゃない?」

アスカ「そうね…あ!あった!」

シンジ「良かったね」

アスカ「じゃ、私…また部屋戻るから…絶ッッ対!!勝手に部屋に入らないでよ!!」

シンジ「しつこいなぁ…入らないよ…」

アスカ「フン!どーだか!!じゃ!!」

シンジ「ひぇえ…あのアスカに好かれた人は大変だろうなぁ…御愁傷様…」

シンジ「どうせだったらここじゃ無くてその人の所で暮らせばいいのに…」

シンジ「あ、でもエヴァのパイロットだから一緒に暮らしてるんだっけ?」

シンジ「その人もエヴァに乗ればいいのになぁ…なーんて…そうだったら確実にそうなってるか…」

シンジ「アスカの我が侭パワーは半端じゃないからなぁ…」

シンジ「今日もアスカがうるさいし、ハンバーグでも与えてれば少しは大人しくなるかなぁ?」
16: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/28 16:01:08 ID:5lP2cyLb0
アスカの部屋

アスカ(あっぶなーい!!)

アスカ(バカシンジに見られてなくてよかったぁあああああ!!)

アスカ(本音と建前は違うのよね…人間だもの…当然よ…)

アスカ(まさかこの私の解答が…)

アスカ(全部◯になるなんて…こんなもの見られたらバカシンジになんて言われるか…)

アスカ(はぁ…で?どこをどう直せってーのよ…)

アスカ「えーと…?◯が8個以上のあなた…これね」

普段はとっても自信家だけど、好きな人の前で素直になれずに思い悩んでストレスを貯めてしまいがちなあなた

アスカ「うっ…まんまだけど…客観的に見ると否定出来ないわね…」

きっとあなたと意中の相手の距離は近過ぎて、お互いに素直になれずに居るだけだと思います

アスカ「そう!そうなの!近すぎるのよ!!だって何時も一緒だしぃ…?」

アスカ「いきなりお風呂も覗かれたしぃ…」

アスカ「そーいうのが元でバカシンジも…素直になれないのかな…?」
19: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/28 16:11:10 ID:5lP2cyLb0
ところであなたは料理や洗濯など、家事に無頓着な方ではないですか?それではダメ!!

アスカ「ダメ…」がーん

アスカ「やっぱり…そうよね…女ですもの…一応そう言った素養は必要よね…」

男性は献身的な女性にとても惹かれます

アスカ「はい…」

でも大丈夫!実はあなた、すごく女性らしい一面を持っています

アスカ「嘘!?なになに?」

いつも誰かと一緒に居たい寂しがりやなあなたを見て、気になる彼はあなたを放っておけません

アスカ「ふむふむ…」

そんな不器用なあなたが頑張って彼の気を引こうとしているのですから、実は結果オーライで空回りじゃないパターンも…

アスカ「そうかなぁ…?」

あなたは不器用ながらも包み隠さず全てをさらけ出せているので、きっと相手は恋愛を越えた親近感を持っているのでしょう

アスカ「うぅ…確かに確かにそんな節があります、雑誌様…」

でも気をつけて!彼は男勝りなあなたの我が侭な所も許してくれるくらい、懐の深い人

アスカ「!!」
24: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/28 16:26:46 ID:5lP2cyLb0
きっと彼は誰にでも優しい、思いやりのある人でしょう

アスカ「そうよ!優柔不断で困るわ!!」

その優しさはあなただけに向いていますか?

アスカ「問題はそこよ…」

普段から距離の近いあなたと正反対の性格をした異性はあなたにとって強力なライバルとなる事でしょう

アスカ「やっぱり!!」

彼にはあなたが身近過ぎて、あなたと逆の性格がとても新鮮に感じられるのです

アスカ「だから最近エコヒイキにも弁当を…バカシンジの奴ぅ…」

あなたは変わる時が来たのかも知れませんね

アスカ「変わる時…」

時には別の自分を演じる事も重要です

アスカ「ふむふむ」

その方法をお教えします!

アスカ「…フフフ!!…なるほど!そう言う事ね!!これで私は完全無欠才色兼備の大人アスカ様に大変身よ!!」

アスカ「フフフ…アハハハ…!!!」
30: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/28 16:36:52 ID:5lP2cyLb0
シンジ「きっと雑誌読んでるんだろうなぁ…高笑いしながら雑誌読むとか大丈夫かなぁ?」

シンジ「今日はあんまり関わらないでおこう…」

シンジ「でもご飯できたら呼んでって言われたし…?仕方ないなぁ…」

シンジ「アスカぁ?」

アスカ「な、なぁに?シンジ…」

シンジ「えっ…?」

アスカ「どうしたのよ、キョトンとして」

シンジ「いや…別に…」

シンジ(なぁに?って…キャラじゃないだろ…名前にもバカがついてないし…おかしいなぁ…)

アスカ「シンジ、良い匂いがするわね」

シンジ「あ、あぁ…今日はハンバーグにしたんだ」

シンジ(良かった…こんな不気味なアスカに嫌いなもの出したら後が怖かったよ…)

アスカ「ふーん…」

シンジ「?」

アスカ「い…いつ…」
34: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/28 16:46:24 ID:5lP2cyLb0
アスカ「いつもありがと…」カァァ

アスカ(言えた!素直にお礼!!言えたわ私!!)

シンジ「へ?」

シンジ(アスカがお礼?ヤバい予感がするよ…きっと後でとんでもない事を要求されるに決まってる!!)

シンジ(これは早く予防線を張っておかないと…どうしよう…どうしよう…)

アスカ「明日から私も…」

シンジ「えっ?」

アスカ「料理、頑張るから…」カァァ

シンジ(…そうか、コイツ僕を殺す気だな)

シンジ(きっととんでもないオリジナルレシピを試すつもりなんだ!!)

シンジ(さては気になる異性とやらに食べさせる為に…)

シンジ(僕をモルモットにする気だな…)

シンジ(そうはさせないよ!アスカ!!まるでN2兵器を口に含む様な自殺行為、流石の僕でも出来ないよ!!)

シンジ「いいよ、僕料理作るの好きだし」

シンジ「綾波のお弁当も作らないといけないから」
40: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/28 16:56:56 ID:5lP2cyLb0
アスカ「!!」

アスカ(エコヒイキ…やっぱりバカシンジの心の中にはエコヒイキが…)

シンジ「ほら、綾波ってお肉食べないし!夕飯の残りとかもお昼に入れてるからさ!」

シンジ(と、言う口実で回避出来るだろ…アスカが綾波の為に弁当作るなんて嫌って言うだろうし…)

アスカ「ふ、ふぅーん…そっかぁ…」

アスカ(むっ!そんなにエコヒイキに手作り弁当食べさせたいワケぇ?)

アスカ(要はエコヒイキが食べる用の弁当も作ればいいんでしょ!?)

アスカ(仕方ないわね!ここでエコヒイキも納得の弁当を食べさせてやれば…きっと…)
----
レイ「おいしい」

シンジ「今日のお弁当はアスカが作ったんだよ」

レイ「弐号機の人が?」

シンジ「そうなんだよ」

アスカ「ふ…フン!別にアンタの為に作ったんじゃないんだからねっ!!」

レイ「弐号機の人、おいしい…私には無理、降参…負けました…碇君は弐号機の人が相応しいと思う…死にたい」

アスカ「完全撃破!!楽勝!!」
42: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/28 16:59:48 ID:S8O0CPep0
レイの扱いwwwwwwwww
44: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/28 17:05:46 ID:5lP2cyLb0
-------
アスカ(と、なるわね…)

アスカ「バカシンジ…」

シンジ「何?」

シンジ(あ、バカついた…)

アスカ「私ね、いつも本当は悪いと思ってたのよ」

シンジ「えっ…?」

アスカ「自分は特別だから…とか?そうやって色々アンタに押し付けてた事」

アスカ「エコヒイキにも、今まで色々悪態ついたりして…だから…エコヒイキのお弁当も作ってあげてもいいのよ…」

シンジ「アスカ…」

シンジ(アスカが心理作戦を…これはただ事じゃないぞ…)

シンジ(このままじゃ僕とミサトさんはまだしも…綾波にまで被害が…)

シンジ(でも…これがアスカの本心かもしれないじゃないか…)

シンジ(いや!逃げちゃダメだ!!)

シンジ(逃げちゃダメだ!!逃げちゃダメだ!!逃げちゃダメだ!!逃げちゃダメだ!!逃げちゃダメだ!!逃げちゃダメだ!!)

シンジ(そう、逃げちゃダメだ…アスカが弁当を作ったら…きっと…)
51: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/28 17:13:23 ID:5lP2cyLb0
------
アスカ「ハイ!エコヒイキ!!お弁当!!」

レイ「弐号機の人…?」

シンジ「今日はアスカのお手製だよ」

レイ「そう」

アスカ「ありがたく食べなさい!!」

レイ「ええ」ぱくっ

アスカ「どう?言っとくけど肉は使ってないわよ!!嫌いなんでしょ!?」

レイ「がはっ…」

シンジ「綾波っ!!?」

レイ「碇君…苦しい…」ぴくぴく

アスカ「フン!騙されたわね!肉は使ってないけど、大量のトリカブトを混ぜ込んでやったわ!!」

シンジ「アスカ!!なんて事を!!」

レイ「碇君…寒いの…身体が…ぽかぽかしない…」

シンジ「綾波!!綾波っ!!うわぁああああああああ!!!」

アスカ「騙されたわね!エコヒイキ!!この私がアンタなんかに弁当作ってやるワケないでしょ!!」
54: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/28 17:20:04 ID:5lP2cyLb0
レイ「迂闊…だった…」

アスカ「アハハ!!良いザマね!!人形らしくそこで転がってなさい!?」

シンジ「アスカ!!なんて事を…!!」

レイ「碇君…せめて…その胸の中で…」

シンジ「綾波!!綾波ぃいい!!あぁああああああ!!!!!」

レイ「碇君と…もっとポカポカ…したかっ…た…」ガクっ

アスカ「アハハハ!!!」

シンジ「綾波を…」

アスカ「!!?」

シンジ「返せ!!!」ドクン
------
シンジ(きっとこうなる…)

シンジ(ダメだ!阻止しないと…N2兵器どころの騒ぎじゃなくなる…)

シンジ「アスカ、気持ちは嬉しいよ…でも…」

アスカ「?」

シンジ「料理ってさ…僕の楽しみなんだ…」
57: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/28 17:28:13 ID:5lP2cyLb0
アスカ「バカシンジ…」

シンジ「僕はエヴァの操縦とか訓練とか…あんまり得意じゃないし怖いけど…」

アスカ「…」

シンジ「料理ならミサトさんやアスカ、綾波もトウジやケンスケ…それに加持さん…みんな、誉めてくれる」

アスカ「そう…ね…」

シンジ「その…さっきはたまにはご飯してよ!って言いかけたけど…僕は」

シンジ「ホントは僕の作った料理を食べて喜んでくれる顔を見るの、すごく好きなんだ…」

アスカ「バカシンジ…」

シンジ「だから、アスカには作らせてあげない」

アスカ「バカ…それならそうと、早く言いなさいよね…」

シンジ「ごめん…」

アスカ「もう、愚痴垂れないでよ?ご飯の事で…」

シンジ「うん…約束する…」

アスカ(ま、作んなくていいなら楽でいっかー?)

シンジ(綾波!ミサトさん!!勝ったよ!!食卓の平和は僕が守ったんだ!!)
60: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/28 17:40:55 ID:5lP2cyLb0
シンジ「あっ…ハンバーグ冷める前にどうぞ」

アスカ「ありがと」

シンジ(アスカが普通にお礼を…?こんなことってあるんだ…)

アスカ(私、今自然に…?シンジの気持ち、知ったからかな…?不思議…)

シンジ「アスカってさ」

アスカ「なに?」

シンジ「たまに女の子らしくなるよね」

アスカ「ぶっ!!」

シンジ「うわっ…!汚いなぁ…」

アスカ「アンタが変なコト言うからでしょぉ!?どーいう意味よ…」

シンジ「その…す、好きな人でも出来たのかなーっ!?て…」

アスカ「…」

シンジ(固まった?)

アスカ「あ…あああああああアンタバカぁ?」

シンジ(動揺している…なんてわかりやすい…)
100: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/28 20:06:00 ID:5lP2cyLb0
シンジ「それってさ、同じクラスの人なのかなー?って…」

アスカ「な!なんでアンタにそんな事教えなくちゃいけないのよ!!」

シンジ「ふ…深い意味はないんだ…その!急に料理頑張るとか言うから…」

アスカ「言うから?」

シンジ「その…食べさせたい人でも…出来たのかなー?って…」

アスカ「なんでアンタがそんな事気にすんのよ」

シンジ「えっ…?」

アスカ「…」

シンジ(まいったなぁ…誰を殺す気ですか?とか聞いたら僕が殺されるだろうなぁ…物理的な方法で)

シンジ(アスカを怒らせない様にっ…えーと…当たり障りの無い感じで…)

シンジ「ど、どうしてだろう…?何か気になるんだよ…上手く言い表せないんだけど…」

アスカ「ふ…ふぅーん?」

シンジ「ご!ごめん、変なコト聞いて…!!何でも無いんだ!!さ、冷めちゃうから早く食べてよ?」

アスカ「いただきます…今日もまぁま…ゴホン!今日もおいしいわね…」

シンジ(どうしたんだろう?やけに誉めたりしてくるな…気持ち悪いな…)
103: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/28 20:15:10 ID:5lP2cyLb0
アスカ「ごちそうさまでした」

シンジ「片付けは僕がやっとくからお風呂入ってよ」

アスカ「シンジってさ、家事だけは手際良いわよね」

シンジ「だけはって言うなよ…」

シンジ(なんだろう…バカにされてる方が落ち着くな…)

アスカ「あっ…ゴメン…」

シンジ(謝るなよ!気持ち悪いだろぉ!)ひくっ

アスカ「なに?そんな引きつった顔して…」

シンジ「えっ?あ…あぁ!ゴメン!虫が飛んでたんだよ…虫が」

シンジ(しまった…アスカの態度がいつもと違い過ぎて…)

アスカ「虫ぃ?アンタ、ホント神経細いわねぇー?」

シンジ「ごめん…」

アスカ「アンタ、いつも一番風呂私だけど…いいの?」

シンジ「いいよ…僕の後、嫌でしょアスカ」

アスカ「最初はそう思ってたけど、もう一緒に暮らし始めて長いし別に何とも思わないわよ…」
107: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/28 20:28:08 ID:5lP2cyLb0
シンジ「そっか…」

アスカ「大体下着も部屋の中に干しっ放しで見られ放題だしぃ?バッチリ裸も見られたしぃ?」

シンジ「うぅ…」

アスカ「今更アンタに隠す所なんて無いわ…」

アスカ(そうよ…アンタは私の事、多分一番知ってるんだから…)

シンジ「はは…そっか…」

シンジ(何?なんなのこのアピール…そうか…まだ裸見られた事を根に持ってるんだ…僕をゆすろうと企んでるんだ…)

シンジ(自分がペンペンに驚いて勝手にドア開けた癖に…自分が飛び蹴りしたのは覚えてないんだろうなぁ…)

シンジ(胸は隠しても大事な所は丸見えだったよ…トラウマものだよ…)

シンジ(はぁ…もっと色々隠して欲しかったよ…ホント…)

アスカ「ま、アンタがいいなら先にお風呂入るわ…悪いわね」

シンジ「うん、ゆっくり浸かってよ…僕の事は気にしないでいいから」

アスカ「ありがと…アンタって、何気にいつも私の事気遣ってくれるわよね」

シンジ「そうかな?」

アスカ「感謝、してるんだから…これでも…」カァァ
119: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/28 21:07:08 ID:5lP2cyLb0
シンジ「ありがとう」にこっ

アスカ「…べ!別にっ!!普通よ!!普通!!勘違いしないでよ!?」

シンジ「…何を?」

アスカ「何でも無い!!覗いたら殺すから!!」ピシャっ

シンジ「…」

シンジ(おかしい…アスカの様子がおかしい…)

シンジ(これは絶対まずい…原因を探らないと…)

シンジ(ミサトさんが帰って来る前にアスカを元に戻さなきゃ…)

シンジ(今日を振り返るんだ…アスカの様子が変わった瞬間があるはず!!)

シンジ(考えろ…頭を使え…)

-----



アスカ「バカシンジ!朝ご飯!!」

シンジ「わかってるよぉ…僕だって忙しいんだから…」

アスカ「ハァ?アンタが忙しかったら私はその300倍は忙しいの!覚えておきなさい!!」
120: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/28 21:14:07 ID:5lP2cyLb0


アスカ「バカシンジ!お弁当!!」

シンジ「はいはい…どうぞ…」

アスカ「ったく…毎日の事なんだから、授業終わったらすぐ席まで持って来なさいよ!!とろいわね!!」

シンジ「取りに来るくらいいいだろぉ?」

アスカ「で?今日は何?…げーっ!また先週と同じメニューじゃない…アンタ、毎週ローテーションでも決めてるワケぇ?手抜きね!!」

シンジ「毎日考えるこっちの身にもなってよ…」

アスカ「毎日怒るこっちの身にもなりなさいよ!!バカシンジ!!使えないわね!!」

帰路

アスカ「ちょっと本屋寄るわー」

シンジ「あ、だったら僕も行くよ」

アスカ「ふーん…じゃ、私の本も会計よろしく!」

シンジ「うぇぇっ!?なんでだよ…」

アスカ「…慰謝料分よ」

シンジ「何のだよ…」
122: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/28 21:19:51 ID:5lP2cyLb0
アスカ「アンタと一緒に歩く精神的苦痛分」

シンジ「…」

------

シンジ「ダメだ…帰って来るまでは完全にいつものアスカだ…」

シンジ「やっぱり…雑誌の影響か…」

シンジ「…」

シンジ「アスカー?」

アスカ「呼んだー?」

シンジ「ごめん、何でも無い」

アスカ「あっそ!覗いたら殺すわよ!!」

シンジ「覗かないよー!!」

アスカ「ふぅー…いい湯加減ね…極楽極楽…」

シンジ「…今だ」
125: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/28 21:28:08 ID:5lP2cyLb0
アスカの部屋(入ったら殺すわよ!)

シンジ「バレなきゃ殺されないし…お邪魔しまーす…」

シンジ「結構自分の部屋は綺麗にしてるんだよな…アスカって…」

シンジ「っと!今日の雑誌…」

シンジ「あった…なになに?◯が8個以上のあなた…これか…」

シンジ「…」

シンジ「なるほど…謎は全て解けた…」

シンジ「アスカって…意外と影響されやすいんだなぁ…」

シンジ「変わろうとしてるのか…アスカ…だったら協力してあげても良いかな」

シンジ「流石にバイオ兵器を生み出したりしないでしょ…僕がついて料理の練習してあげれば…」

シンジ「うん!そうしよう!!好きな人と上手く行けばアスカも少しはしおらしくなって、僕の日常も平和になるかもしれない!!」

シンジ「お邪魔しました」
128: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/28 21:32:35 ID:5lP2cyLb0
リビング

アスカ「バカシンジー?」

シンジ「な!何?」

アスカ「気配がしないから部屋にでも行ったかと思って呼んだだけー」

シンジ「あ、あぁ!ちょっと部屋に行ってたんだよ…」

アスカ「ふーん…」

シンジ「アスカさぁ?さっきの料理の話なんだけど」

アスカ「なによ?アンタ、自分がしたいんでしょ?」

シンジ「もしアスカが良ければさ…」

アスカ「?」

シンジ「一緒にしない?毎日じゃなくていいから」

アスカ「いっ…しょに…?」

シンジ「うん、一緒に」

アスカ「…」

アスカ「いっ…しょ…に…」
131: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/28 21:40:27 ID:5lP2cyLb0
アスカ(つまり…こういう事?)

-----

シンジ「アスカ、胡椒取ってよ」

アスカ「胡椒ぅ!?自分で取りなさいよね!ハイ!!」

シンジ「ありがとう」

アスカ「シンジ、油ひいておいたから」

シンジ「流石アスカだね…タイミングばっちりだよ!」

アスカ「フン!当然よ!!」

シンジ「うん…火加減も完璧だね」

アスカ「アンタ直伝なんだからこれくらい当たり前でしょ?」

シンジ「アスカのセンスがいいからだよ、僕も楽になったよ…」

アスカ「料理って、楽しいのね!」

シンジ「アスカ…いいお嫁さんになりそうだね…」

アスカ「冗談…神経細いアンタの奥さんなんて毎日大変そうだわ…ま、私以外務まらないわね!」

シンジ「アスカ…」
133: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/28 21:46:00 ID:5lP2cyLb0
アスカ「バカシンジ…」

シンジ「アスカぁあああああああ!!!」

アスカ「あっ…フライパン焦げちゃうっ…」

シンジ「僕の胸肉が焦げそうなんだ!落ち着かないんだ!!ざわざわするんだ!!」

アスカ「もぅ…バカシンジ…あぁっ…」

-------

アスカ「…」にへら

シンジ「ど…どうしたの?」

アスカ「…はっ!な…なんでもないわ…」

シンジ「そう…?」

シンジ(なんだろう…今の邪悪な笑みは…やっぱり止めとこうかな…)

シンジ「あ…やっぱりやめ」

アスカ「やる!!」

シンジ「そ…そう?すごいやる気だね…」

アスカ「あっ…!えっと…あ…アンタがそこまで言うなら、一緒にしてあげるわ!!」
135: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/28 21:53:55 ID:5lP2cyLb0
シンジ(いや、今まさに止めようと呼びかけをしようと思ったんだけど…ま、いいか…)

アスカ「で?ミサトのご飯まだでしょ?今から作るの?」

シンジ「そうだね…そろそろミサトさん帰って来る頃だし…」

アスカ「アンタ、お風呂は?」

シンジ「僕は最後でいいよ」

アスカ「じゃ、ミサトの料理!さっそく手伝うわ!アンタも食べるんでしょ?」

シンジ「そうだね…じゃあ、はじめようか」

アスカ「任せときなさい!この私が加われば100人力よ!!」

シンジ「じゃ、早速この加工肉に塩こしょう振って?」

アスカ「はい!塩こしょう!!」

シンジ「いや、僕に渡すんじゃなくて…」

アスカ「えぇええええっ!!私が振るのぉ!?」

シンジ「塩こしょうくらい振れるでしょ…?」

アスカ「あ!当たり前じゃない!!…完璧よ!!完璧なんだから…!!」

どさっ
137: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/28 22:00:16 ID:5lP2cyLb0
シンジ「…フタでも外れたのかな?」

アスカ「えっと…てへっ」

シンジ「人間、間違いは誰だってあるよ!…じゃあ、フライパンに油をひいといて?」

アスカ「待ってました!!」

どくどく

シンジ「…アスカ?」

アスカ「なに?」

シンジ「そんなに入れなくていいよ…油…」

アスカ「へ!?そ…そうなの…」

シンジ「うん…ほんの少しで大丈夫だから…戻すか捨てといて…」

アスカ「もったいないし!戻しておくわ!!あは…!あはは…」

シンジ「うん…」

アスカ「そーっと…そーっと…」

びちゃ

アスカ「あぁあああああああ!!床に油がぁあああああ!!!!」
140: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/28 22:09:41 ID:5lP2cyLb0
シンジ「アスカ…」

アスカ「ひゃい!」

シンジ「えっと…今度からは、漏斗使おうか…」

アスカ「じょうごぉ?」

シンジ「これ」

アスカ「あっ!じょうごね!じょうご!!うん!知ってた!!家にもあったんだー!?それは知らなかったー!!」

シンジ(絶対今知ったな…)

アスカ「あはは…じょうごー…じょうごー…」

シンジ「はぁ…床は僕が拭いておくから、人参の皮剥いといて…」

アスカ「任せなさい!!」

シンジ「ピーラーはそこにあるから…」

アスカ「こんなのお茶の子サイサイよ!!」

ガリガリ

シンジ「ふぅ…とりあえずこんなモンでいいかな?床のシミにならなきゃいいけど…」

アスカ「…シンジ?人参って皮剥くとゲームのマンドラゴラみたいな形になるのね…」
142: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/28 22:16:49 ID:5lP2cyLb0
シンジ「剥き過ぎだよ…アスカ…」

アスカ「やっぱり…?」

シンジ「じゃ!じゃあさ!タマネギの茶色い皮だけ剥いて、スライスしてよ!いつもサラダに乗せてるやつ!」

アスカ「細長く切ればいいのね!?」

シンジ「うん!!」

アスカ「わかったわ!!」

むきむき

アスカ(フフ…タマネギの皮剥きくらい!ATフィールド破くより簡単だわ!!)

アスカ(どこまで皮かわからないとか…そんなベタな真似はしないわよ!!)

アスカ(次は…スライスね!!)

サクッサクッ

アスカ「…」

アスカ(どうやったらあんな細く出来るのよ…)

アスカ(えぇええい!この私のナイフ捌き!!舐めんじゃないわ!!)

アスカ(どぉおおおうりゃぁああああああああ!!!!!)
144: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/28 22:22:53 ID:5lP2cyLb0
アスカ「しんじぃ…」しくしく

シンジ「ど…どうしたのアスカ…?タマネギがしみた?」

アスカ「そうじゃないの…細く出来ないのぉ…」しくしく

アスカ「どうしたら…ひっく…アンタみたいに綺麗に細く切れるのぉ…ぐすっ」しくしく

シンジ「アスカ…ごめん、本当にスライスしたんだね…」

アスカ「だってアンタ…ひぐっ…スライスしてって…ひっく…言うからぁ…」しくしく

シンジ「えっと…取り敢えず…手を洗って」

アスカ「うん」しくしく

シンジ「顔洗って、目を洗ってね」

アスカ「うん」ばしゃ

シンジ「はい、タオル」

アスカ「うぅー」ふきふき

シンジ「目、真っ赤だね…」

アスカ「うるさい…」

シンジ「えっと…ピーラー使ってタマネギをスライスすればいいんだよ…」
146: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/28 22:30:04 ID:5lP2cyLb0
アスカ「ピーラーで…?」

シンジ「そうだよ…その方が早くて綺麗にスライス出来るんだ」

アスカ「なんてインチキ!!」

シンジ「いや…ボウルに水を入れるでしょ?」

アスカ「うん…」

シンジ「で、ピーラーの大きいやつをボウルの上にセットします」

アスカ「…うん」

シンジ「タマネギを上に乗せてスライス」

サクっ

アスカ「!!」

シンジ「タマネギは暫く水につけておかないと苦いから、スライスしてそのまま放置しておけばOK」

シンジ「顔とタマネギとの距離も遠く出来るから、涙も出にくいよ」

アスカ「アンタ…すごいわね…」

シンジ「ありがとう」

シンジ(一般常識ですとは言わないでおこう…)
147: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/28 22:34:13 ID:5lP2cyLb0
アスカ「タマネギを上に乗せてスライス」サクッ

アスカ「タマネギを上に乗せてスライス」サクッ

アスカ「タマネギを上に乗せてスライス」サクッ

シンジ「…うん、そんな感じ」

アスカ「…!」ぱぁあ

シンジ(今まで見た事無い笑顔だな…)

シンジ「じゃ、それよろしく」

アスカ「任せなさい!!」

アスカ「タマネギを上に乗せてスライス」サクッ

アスカ「タマネギを上に乗せてスライス」サクッ

アスカ「タマネギを上に乗せてスライス」サクッ

アスカ「タマネギを上に乗せてスライス」サクッ

アスカ「タマネギを上に乗せてスライス」サクッ

アスカ「タマネギを上に乗せてスライス」サクッ

アスカ「タマネギを上に乗せてスライス」サクッ
150: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/28 22:41:00 ID:5lP2cyLb0
ミサト「たっだいまー!あぁー!疲れたぁー!!」

シンジ「お帰りなさい、ミサトさん」

ミサト「あれ?アスカはー?」

シンジ「アスカなら…」

ミサト「あら?珍しくアスカが作ってくれてんの?あれ…でも様子が…」

アスカ「タマネギを上に乗せてスライス」サクッ

シンジ「アスカ、料理覚えたいみたいなんですけど…」ひそひそ

シンジ「今までホントに全然やった事ないらしくて…仕事増えるんでタマネギスライスして貰ってるんです…3日分…」ひそひそ

ミサト「シンジ君、それ…アスカには言わない方がいいわー…」ひそひそ

シンジ「だから聞こえない様に言ってるんですよ…」ひそひそ

ミサト「でもどうして突然?」ひそひそ

シンジ「好きな人、出来たみたいです…」

ミサト「えぇっ!!!!?あのアスカに!!!!!?」

シンジ「しっ!声が大きいですよ!!ミサトさん!!!」

アスカ「あれ?ミサト、お帰り!」
153: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/28 22:49:22 ID:5lP2cyLb0
ミサト「た、たっだいまぁー!アスカ…」

アスカ「何よ、帰ってたんなら一言あってもいいじゃない」

ミサト「集中してたみたいだから…」

アスカ「あ!これ?フフン!!どう!?タマネギのスライス!!もう完璧よ!!」

ミサト「そ…そう!よかったわねー…あはは…」

ミサト(バカでも出来るわ…)

アスカ「?」

シンジ「あ!アスカが頑張ってくれてる間にこっちも出来ましたから!!」

アスカ「嘘?結局私何もしてないじゃない…」

シンジ「そんな事ないよ!アスカのおかげでかなり捗ったよ?」

シンジ(ここで肯定したら絶対めんどくさい事になる…)

アスカ「そ…そう?なら良かったわ…」

シンジ「さ、ミサトさんどうぞ!」

ミサト「い、いただきまーす」

ミサト「…辛いわ」
157: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/28 22:59:18 ID:5lP2cyLb0
アスカ「やっぱり…?私が塩こしょう振り過ぎたから…」

シンジ「そ、そんな事ないよ!!これはそう言う味付けなんですよ!!ミサトさん!!」

シンジ「失敗したなぁー…ちょっと口に合わなかったかなぁー…きっと豆板醤が多かったんですよ!辛いのはそのせいです!!」

アスカ「そうなの…?私が塩こしょう振り過」

ミサト「あ!ホントね…すごくジャンが効いてる!!うん!これはこれで美味しいわね!!ビールが進むわ!!」ぐびぐび

アスカ「そ…そう?なら良かった…」

シンジ「アスカ!ビール!!ミサトさんにビール出してあげて?」

アスカ「え…えぇ…」

シンジ(ミサトさん、今日はどんどん飲んで下さい!!後は僕が見ますから!!)ちらっ

ミサト「かぁあああああ!!くぅううう!!辛いものにはビールが合うぅ!!」

ミサト(シンジ君、後は頼んだわよ!この塩辛さはビールでなきゃ中和出来ないわ!!)ちらっ

シンジ(骨は拾います…!!ミサトさん…!!)

アスカ「サラダもちゃんと食べてよね…!頑張ってスライスしたんだから…」

ミサト「あぁー!畜生ッ!!サラダもうまいわ!!特にタマネギ!!最高に甘いわね!!」

アスカ「バカシンジ…料理って楽しいわね!」
163: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/28 23:07:02 ID:5lP2cyLb0
アスカ「ぐーすかぴー」Zzz

ミサト「」げっそり

シンジ「」ぐったり

ミサト「さて、アスカ姫が就寝した所で…これがどういう事態なのか説明して頂戴」

シンジ「はい…」

ミサト「あの後も結局片付けであたふた、食器は割るわ…色々大変だったわね…」

シンジ「はい」

ミサト「おかげで摂取したアルコールも綺麗に吹っ飛んだわ…」

シンジ「ごめんなさい」

ミサト「非常事態宣言を発令します…シンジ君、今一度問うわ…何があったの?アスカに…」

シンジ「それが…」すっ

ミサト「雑誌ぃ?」

シンジ「読んでみて下さい…」

ミサト「…」

ミサト「なるほど、糞編集め…余計な事を…」
164: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/28 23:14:32 ID:5lP2cyLb0
ミサト「NERVの総力を挙げてこの編集部を叩きつぶ」

シンジ「ミサトさん!!」

ミサト「冗談よ…」

シンジ「ミサトさん…出来る力を持った人間が言うと冗談じゃなくなりますよ…」

ミサト「で、シンジ君?」

シンジ「はい」

ミサト「アンタ、何の責任も感じてない訳?」

シンジ「責任?アスカに料理を教えようとした事ですか?」

ミサト「それもそうだけど…まさか…気付いてないの?」

シンジ「料理はじっくり教えます…アスカが食べるものから」

ミサト「はぁ…呆れた…アレ読んで気付かないとは、シンジ君にも問題ありね」

シンジ「?」

ミサト「いい?シンジ君、よく聞いて?私は自分の今後の食生活を守るため、シンジ君に答えを教えるわー」

シンジ「答え?何のですか?」
166: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/28 23:20:16 ID:TePCZNwB0
非常事態宣言ワロタw
167: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/28 23:24:20 ID:5lP2cyLb0
ミサト「あの雑誌のアスカの解答は」

シンジ「?」

ミサト「アスカから見たあなたへの気持ちそのものと考えてまず間違いないわー」

シンジ「うぇぇえええええっ!!!!!?」

ミサト「こら!声が大きい!!起きちゃうでしょ!!?」

シンジ「だってアスカが僕に対してそんな…」

ミサト「アスカってシンジ君以外の男子と会話してる?」

シンジ「トウジとかケンスケとか」

ミサト「そうね、NERVの方でもその二人は確認してる…でも、他はほぼゼロ…接点がないのよ…男子と」

シンジ「そんな事言われたってアスカの交遊なんて知らないですもん…僕…」

ミサト「ま、そうね…ラブレターの類いだけは死ぬ程貰ってるみたいだから…」

シンジ「じゃあきっとその中に…」

ミサト「ないわー…シンジ君の頭の出来と同じくらいないわー」

シンジ(酷いや…ミサトさん…)

ミサト「その解説文をシンジ君とアスカにして読み上げてあげるわね」
169: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/28 23:31:03 ID:5lP2cyLb0
ミサト「普段はとっても自信家だけど、好きな人の前で素直になれずに思い悩んでストレスを貯めてしまいがちなアスカ」

ミサト「きっとアスカとシンジ君の距離は近過ぎて、お互いに素直になれずに居るだけだと思います」

ミサト「ところでアスカは料理や洗濯など、家事に無頓着な方ではないですか?それではダメ!!」

ミサト「シンジ君は献身的なアスカにとても惹かれます」

ミサト「でも大丈夫!実はアスカ、すごく女性らしい一面を持っています」

ミサト「いつも誰かと一緒に居たい寂しがりやなアスカを見て、気になるシンジ君はアスカを放っておけません」

ミサト「そんな不器用なアスカが頑張ってシンジ君の気を引こうとしているのですから、実は結果オーライで空回りじゃないパターンも…」

ミサト「アスカは不器用ながらも包み隠さず全てをさらけ出せているので、きっとシンジ君は恋愛を越えた親近感を持っているのでしょう」

ミサト「でも気をつけて!シンジ君は男勝りなアスカの我が侭な所も許してくれるくらい、懐の深い人」

ミサト「きっとシンジ君は誰にでも優しい、思いやりのある人でしょう」

ミサト「その優しさはアスカだけに向いていますか?」

ミサト「普段から距離の近いアスカと正反対の性格をしたレイはアスカにとって強力なライバルとなる事でしょう」

ミサト「シンジ君にはアスカが身近過ぎて、アスカと逆の性格がとても新鮮に感じられるのです」

ミサト「アスカは変わる時が来たのかも知れませんね」

ミサト「時には別の自分を演じる事も重要です…その方法をお教えします!」
174: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/28 23:41:29 ID:5lP2cyLb0
ミサト「以上!!」

シンジ「」ぱくぱく

ミサト「お?どうやら理解出来たようだな少年ー」ニヤニヤ

シンジ「なんですかコレ!!」

ミサト「おそろしいわよねー…タチの悪い占い師に見てもらったかの如く、アスカの頭の中は」

ミサト「愛しい愛しいシンジ君の為に変わらなきゃ!っていっぱいになってるわ…こりゃ…」

シンジ「そんなぁ!」

ミサト「でも、あながち外れでもないのが怖い所ね…」

ミサト「実際、放っておけずに手を貸した訳だしぃ?責任取らなきゃダメかもねん?」ニヤニヤ

シンジ「そんなぁ…」

ミサト「あらー?シンジ君はいつも通り家事してればアスカが空軍で働いて稼いで来てくれるわよん?逆玉ね!」

シンジ「引き換えにストレスがマッハで溜まって行きますよ…」

ミサト「でもアスカって美人だしぃ?ホントにシンジ君の愛情を一身に受けたら…」

シンジ「えぇーっ…」

ミサト「変わる、かもよ?」
177: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/28 23:51:05 ID:5lP2cyLb0
ミサト「アスカくらい美人で稼ぎもあって賢くてってなると…そうは居ないわー?」

シンジ「そうですけど…人間はそれだけじゃないって言うか…」

ミサト「でも、そのアスカがシンジ君にだけ優しく愛情を注いでくれる様になったら?」

シンジ「それは!!…嬉しい…です、多分…」

ミサト「その可能性、十分あるんじゃないー?」

シンジ「でも…普段のアスカの様子を見てたら…とても」

ミサト「きっとアスカとシンジ君の距離は近過ぎて、お互いに素直になれずに居るだけだと思いますー!!」

シンジ「ミサトさん!!」

ミサト「これには完全に同意だわー…特にアスカはね」

ミサト「アスカ、素直じゃないから…シンジ君が優しく包んであげれば、きっと…」

シンジ「僕はまだ…アスカをそんな風に見れません…」

ミサト「ま、いきなりこんな事言われてもねー?」

ミサト「直接本人が言うとも思えないし…ま、同居人として楽しく観察させて貰うわー」

シンジ「そんなぁ…」

ミサト「はぁー!疲れた疲れた!!寝よっと…お酒残ってると思うから、明日起してねん?」
180: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/29 00:00:10 ID:CjS+b5cF0
シンジ「このアスカがね…」

アスカ「むにゃ…」

シンジ「はぁ…寝てたら可愛いのになぁ」

アスカ「すー…すー…」Zzzz

シンジ「でも、アスカがホントに僕の事なんて…何かの間違いだよ…」

アスカ「むぅ…」Zzzz

シンジ「あっ…起きる?」

アスカ「すー…すー…」Zzzz

シンジ「良かった…」

アスカ「バカシンジ…私だけ見てればいいのよ…むにゃむにゃ…」Zzzz

シンジ「えっ!!?」

アスカ「すーっ…すぅー…」Zzzz

シンジ「寝言か…どんな夢だよ…」

素直になれないあなた、一度だけ寝言のフリして気持ちを吐き出してみましょう、すると明日から何か変わるかも…

終劇
185: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/29 00:07:58 ID:TTsGJpdVO
後日談あるの?
186: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/29 00:22:25 ID:aF8OuQmM0
良作だった、乙!
189: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/29 00:36:01 ID:+YjBG4Lb0
第一部・完ってことで 第二部はよ

 

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とあるSSの訪問者

後日談が欲しいなー、

とあるSSの訪問者

あー

とあるSSの訪問者

後日談はやはり欲しい‼︎
アスカとシンジに祝福を!


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時折修正していきますので、今後ともよろしくお願いします

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