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イリヤ「ねぇ、『セッ○ス』っていったいなんのこと?」

5: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/19(木) 23:34:09.21 ID:joPN2u610
イリヤ「ねえセラ、セッ○スってなに?」

セラ「……………………はい?」

イリヤ「セッ○スってなに?」

セラ「……申し訳ありませんイリヤさん。どうやら疲れが溜まっているようなので、少しばかり休憩しても……」

イリヤ「本当? それじゃあ一緒にお茶でも飲もうよ」

セラ「はい、それではお茶菓子をお持ちしますね」

イリヤ「うん。それでセッ○スって――」

セラ「うわあああああああああああああっっ!!」


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6: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/19(木) 23:39:51.85 ID:joPN2u610
イリヤ「ど、どうしたのセラ!?」

セラ「誰ですか!? 純粋無垢なイリヤさんにこんなことを教えたのは!」

セラ「――ハッ、そうか。シロウ、シロウですね!? あの変態シスコンめ、よりにもよってイリヤさんにこのような言葉を教えるとは、今日という今日は絶対に……!」

イリヤ「よくわからないけど落ちついてセラ! お兄ちゃんは関係ないから!」

セラ「……そうなのですか?」

イリヤ「そうなの! 学校で友達がそんなこと話してたの聞いて、何のことだろうって思って……」

セラ「そ、そうでしたか。申し訳ありません、取り乱してしまいました。……それにしても小学校でそのような事を平然と口にする生徒が居るとは、一体近頃の風紀はどうなって……」

イリヤ「一体どうしたの? いきなりあんなになるなんてセラにしては珍しい……こともないか」

セラ「……それは一体どういうことでしょうか」

イリヤ「べ、べっつにー? セラの考えすぎなんじゃないかな―?」

セラ「まあ良いでしょう。さ、お茶にしましょう。良いお茶菓子が手に入ったんです」

イリヤ(……なんかごまかされた気がする)
12: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/19(木) 23:46:23.71 ID:joPN2u610
リズ「ただいまー」

イリヤ「あ、リズお姉ちゃん。おかえりー」

セラ「遅いですよリズ。買い物一つでどれだけかかっているんですか」

リズ「コンビニで立ち読みしてた」

セラ「みっともないからやめなさい! まったく、アインツベルン家のメイドともあろう者が……」

イリヤ「あはは……。そうだ、リズお姉ちゃんに聞きたいことがあるんだ」

リズ「何?」

イリヤ「セッ○スってなんのこと?」

セラ「イリヤさん!?」
14: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/19(木) 23:50:05.37 ID:joPN2u610
リズ「ふむ……イリヤも年頃?」

セラ「貴女も乗っからないでください!」

イリヤ「もう、セラはなんでさっきからそんなに怒ってるの?」

セラ「そ、それはですね……」

リズ「セラ、頭固すぎ」

セラ「貴女は黙ってなさい!」
17: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/19(木) 23:55:28.94 ID:joPN2u610
リズ「イリヤ、セッ○スというのは……」

イリヤ「ふむふむ」

セラ「ちょ、ストッ――」

リズ「英語で、性別のこと」

セラ「――プ……?」

イリヤ「どうしたの、セラ? 随分慌てて」

セラ「いえ、あの……その……」

リズ「セラ、むっつり」

セラ「な、なんですってー!?」
19: >>16 これはプリヤだから、こっちで合ってる 2012/04/19(木) 23:57:55.55 ID:joPN2u610
リズ「……私も、言い方ぐらいは考える」

セラ「……すいません、早計でした」

イリヤ「二人とも、何コソコソ話してるのー?」

セラ「い、いえ! 何でもありませんよ! ねえ?」

リズ「うん。何も問題は無い」
25: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/20(金) 00:06:34.71 ID:joPN2u610
イリヤ「ふーん? ……それにしてもそっかー、性別のことだったんだ」

セラ「ええ、その通りですとも。おそらくそのご友人は英語の練習をしていたのではないかと」

イリヤ「なるほど。そういえば塾行ってたっけ」

セラ「これを機にイリヤさんも塾に通いますか? 最近ちょっと成績が下がり気味……」

イリヤ「そ、それは遠慮しとこっかなー。あはははは」

セラ「隠れてなにをしているのかは知りませんが、あまり下がるようではお小遣いをカットする方向でいきますよ?」

イリヤ「そんなー!?」

リズ「セラ厳しすぎ。心配しないでも、勉強なんて自然と身に付く物。セッ○スの別の意味だってその内――」

イリヤ「え? セッ○スって他にも意味があるの?」

リズ「あ」
29: >>26 頑張る 2012/04/20(金) 00:11:08.79 ID:56SA3d0j0
イリヤ「ねえリズお姉ちゃん、他の意味ってなに?」

リズ「……セラが詳しい」

セラ「ちょ、私ですか!?」

イリヤ「ねえセラ、教えてよー」

セラ「ぐぬぬぬぬ……」

イリヤ「……もういい! 教えてくれないなら他の人に聞いて自分で考える!」

セラ「ま、待ってくださいイリヤさん! それだけは、それだけはどうか!」

リズ「セラ、止めちゃダメ。子どもはいつか親の手から離れて、自分の意思で動くものだから」

セラ「リズ……って、元はと言えば貴女のせいでしょう!?」

リズ「てへぺろ」
32: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/20(金) 00:16:31.00 ID:56SA3d0j0
イリヤ「それじゃあ行ってくるねー」

セラ「ああっ、こんなことしてる場合ではありませんでした!」

リズ「イリヤ、一つだけヒントあげる」

イリヤ「ヒント?」

セラ「ヒントなんか言ってるヒマがあるなら貴女もイリヤさんを止めなさ――」

リズ「セッ○スは、私とシロウがしてること」

セラ「リズ!?」

イリヤ「なるほど、参考にするね。行ってきまーす!」

セラ「イ、イリヤさん待って! リズもさっきの発言は一体……って逃げるな!」
36: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/20(金) 00:24:22.82 ID:56SA3d0j0
――――――――

イリヤ「というわけで、お向かいのルヴィアさんの家にやってきたけど……」

ルビー「いやー、昼間から面白い話をしてましたねー。まさかイリヤさんがあんなことを……ププッ」

イリヤ「そういえばルビーに訊くのもありだったね。その口ぶりだと意味知ってるんでしょ?」

ルビー「当然ですよー。宝石翁の技術の粋であるこのルビーちゃんが知らないことなんて、この世にありませんからねー」

イリヤ「はいはい。で、教えてくれないの?」

ルビー「たまには一人で学ぶのも良いことですからねー。それにこっちの方が面白く……おっと、口が滑りました」

イリヤ「気になること言うね……。ま、いいや。おじゃましまーす」
37: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/20(金) 00:30:29.76 ID:56SA3d0j0
美遊「いらっしゃい、イリヤ」

イリヤ「こんにちは、ミユ。ルヴィアさんは居る?」

美遊「ううん、今は出かけてる。用件なら伝えておこうか?」

イリヤ「んー、やめとく。自分で訊いていきたいし。……そうだ、ミユなら知ってるかも」

美遊「なにを?」

イリヤ「ミユはセッ○スって知ってる?」

美遊「イリヤ!?」
39: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/20(金) 00:38:40.54 ID:56SA3d0j0
イリヤ「お、その反応は知ってる反応と見た。ねえねえミユ、教えてー?」

美遊「そ、その、なんて言えば良いのか。わたし達にはまだ早すぎるっていうか……!」

イリヤ「早い? 時期の問題なの?」

美遊「時期の問題っていうか関係の問題っていうか、でもイリヤがどうしても望むならわたしも吝かじゃないっていうか精一杯努力するっていうか……!」

イリヤ「ミユ? ミユー? ちょっと焦りすぎじゃない?」

サファイア「美遊様、落ちついてください。イリヤ様の質問の意図とかみ合っておりません」

ルビー「あはー。初っ端から暴走しちゃってますねー」

サファイア「……姉さん、分かってて放置してますね?」
41: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/20(金) 00:42:43.01 ID:56SA3d0j0
美遊「……ごめん、取り乱した」

イリヤ「ううん、それは良いんだけど……」

美遊「さっきの質問だけど……その……」

イリヤ「セッ○ス?」

美遊「う、うん……。イリヤは、その、セ、セッ○スのなにが知りたいの?」

イリヤ「うん、単純にセッ○スってなんなのかなーって思って。初めて聞いたからさ」

美遊「そ、そうなんだ……。――ホッとしたような、ちょっと残念なような」

イリヤ「ミユ?」

美遊「な、なんでもない! それで意味、意味だったね」

イリヤ「うん」

美遊(困った……)
43: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/20(金) 00:46:29.87 ID:56SA3d0j0
美遊「その、セッ○スっていうのは……」

イリヤ「うんうん」

美遊「大人のすることで……」

イリヤ「子どもはやっちゃダメなの?」

美遊「ダメっていうか、体がセッ○スを出来るようにまだ出来上がってないっていうか……」

イリヤ「体を使うんだ。スポーツの一種?」

美遊「比喩表現でそう例えることもあるから、ある意味間違ってないっていうか……」

イリヤ「なるほど……。とりあえず、体をある程度激しく動かすことなんだね」

美遊「うぅ……」
44: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/20(金) 00:49:29.22 ID:56SA3d0j0
イリヤ「他には何かある?」

美遊「その、普通は男女でやることっていうか……」

イリヤ「男女……。そういえば、リズお姉ちゃんがお兄ちゃんとしてるって言ってたな……」

美遊「リーゼリットさんが!?」

イリヤ「ふぇ!? う、うん。さっきそう言ってたけど……。突然食いついてきたね」

美遊「そう……そうなんだ……」

イリヤ「あのー、ミユさん? 何やら不穏な空気を感じるんですけど……」

美遊「……ううん、何でもないよ」

イリヤ「そ、そう? なら良いんだけど……」
45: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/20(金) 00:54:20.78 ID:56SA3d0j0
イリヤ「そ、そうだ! ミユは誰かとセッ○スしたかったりするの?」

美遊「わたし!? えっと、その、あの……」

イリヤ「お、したい相手は居るんだ。誰?」

美遊「えっと……できるなら、士郎さんと……」

イリヤ「お兄ちゃん? リズお姉ちゃんと一緒か。相手を選ぶ基準とかあるの?」

美遊「うううぅぅぅ……」

ルビー「まあまあイリヤさん。美遊さんも困ってますし、今日はこれぐらいでお暇しましょう」

イリヤ「まあ、ミユが困ってるって言うなら……」

美遊「ごめんイリヤ、わたしじゃ耐えきれない……」

イリヤ「気にしないで、急に押しかけたのはわたしの方だし」

美遊「うん……ありがとう」
47: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/20(金) 00:57:51.28 ID:56SA3d0j0
サファイア「……それにしても、姉さんが助け船を出すなんて珍しいこともありますね」

ルビー「もー、サファイアちゃんったらわたしをどんな風に見てるんですかー? お姉ちゃんショックです」

サファイア「そう感じてるようには見えませんが」

ルビー「あははー、まあそれは置いといてですね」

ルビー「あのまま話を続けさせて美遊さんから根掘り葉掘り訊き出すのも良かったんですが、それだとイリヤさんと美遊さんの仲にひびが入る可能性も否定できませんからねー」

サファイア「姉さん……」

ルビー「それに、イリヤさんにはもっと広範囲で恥をばら撒いて欲しいですしねー」

サファイア「……姉さんを、人でなしです」

ルビー「あはー☆」
48: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/20(金) 01:01:15.16 ID:56SA3d0j0
――――――――

イリヤ「さて、次は誰の所に行こうかな……。ってあれ?」

クロ「……」

イリヤ「クロだ。おーい」

クロ「あら、イリヤじゃない。どうしたのよこんな所で」

イリヤ「ちょっと訊き込みをね。クロは?」

クロ「人探し。家に帰ったらセラがすごい形相で、『リズを連れて来て下さい!』なんて言うからさ。何やらかしたの?」

イリヤ「んー、分かんないや。そうだ、クロにも訊きたいことあるんだけど」

クロ「なによ?」

イリヤ「セッ○スについて教えてくれない?」

クロ「イリヤ!?」
50: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/20(金) 01:06:01.50 ID:56SA3d0j0
クロ「ちょっ、こんな街中で何を……!?」

イリヤ「へ? なんかマズかった?」

クロ「マズいっていうか……ああもう! こっち来なさい!」

イリヤ「わ、ちょっと引っ張らないでよ! 服伸びちゃうってば!」

クロ「いいから!」

イリヤ「ぬわー!」
51: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/20(金) 01:10:38.95 ID:56SA3d0j0
――公園――

クロ「――で。セッ○スが何なのか知りたい、と」

イリヤ「うん、クロは知ってるの?」

クロ「まあ、知ってるって言えば知ってるけど……。ルビー、居るんでしょ?」

ルビー「はーい、呼ばれて飛び出てルビーちゃんでーす」

クロ「アンタ、わざとイリヤを泳がせてるでしょ」

ルビー「泳がせているとは心外ですねー。少女の成長を見守っていると言って下さいな」

クロ「よくもまあペラペラとそんなことを言えるものね……」

イリヤ「あのー、二人とも?」

クロ「ああ、ごめんなさいね。で、わたしにはどんなことを訊くのかしら?」

イリヤ「うーん……そうだ! クロはセッ○スをしたことあるの?」

クロ「あるわけないでしょう!?」

イリヤ「ぴゃっ!?」
54: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/20(金) 01:17:26.92 ID:56SA3d0j0
クロ「まったく、わたしを何だと思って……」

イリヤ「ご、ごめんねクロ。そんなに怒ることだとは思わなくて……」

クロ「あー、もういいわよ。知らないんだから仕方ないわよね。こっちも驚いただけだから」

イリヤ「そ、そう?」

クロ「ええ。この憂さは、ルビーを矢の的にすることで解消することにするから」

ルビー「猟奇的すぎますよう! カレイドステッキにも人権を認めるべきです!」

クロ「黙りなさい。……とりあえず、わたしにセッ○スの経験は無いわ。というか、わたし達の周りで経験者と断言できるのは、パパとママぐらいでしょうね」

イリヤ「へー……」
55: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/20(金) 01:20:29.67 ID:56SA3d0j0
クロ「で、他に訊きたいことはある?」

イリヤ「えっと……そうだ。体にどの程度負担がかかるの? ミユに訊いた時は体が出来上がらないとって言ってたけど」

クロ「ミユも災難ね……。そうね、強いて挙げるなら、初めのうちはすっごい痛いらしいわよ」

イリヤ「い、痛いの? それもすっごいって……」

クロ「あまりの痛みに泣き叫ぶ人も居るらしいわ。血も出るみたいよ。まあ、どっちも人によって差があるみたいだけど」

イリヤ「うわあ痛い痛い痛い!」

ルビー「カード回収騒ぎで散々血を見た人間の言う台詞とは思えませんねー」

イリヤ「それとこれとは話が別だよ!」
56: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/20(金) 01:24:05.68 ID:56SA3d0j0
クロ「他にも何か……あ」

士郎「――ん? イリヤ、それにクロも。おーい」

イリヤ「あ、お兄ちゃんだ」

クロ「ルビー、ちょっと隠れてなさい」

ルビー「はーい」

イリヤ「……よし、ばっちり。お兄ちゃん、こっちこっち!」
58: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/20(金) 01:30:17.42 ID:56SA3d0j0
クロ「お兄ちゃん、部活帰り?」

士郎「ああ。と言っても、本当はもう少し早く帰れるはずだったんだけどな。陸上部の備品の手入れが捗っちまって」

イリヤ「また安請け合いしたの? お兄ちゃん弓道部なんだから、陸上部の備品までチェックする必要ないと思うんだけど」

士郎「安請け合いじゃないって。慣れてないみたいで手間取ってたから手伝っただけだよ」

クロ「陸上部の備品なのに、陸上部員より弓道部員の方が詳しいっていうのも変な話だよね……」

士郎「そうか?」

イリヤ「そうだよ」
59: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/20(金) 01:36:12.81 ID:56SA3d0j0
クロ「そうだ。ねえイリヤ、お兄ちゃんにも訊いてみなさいな」

イリヤ「そっか、お兄ちゃんならわたし達より詳しいよね」

士郎「? 何の話だ?」

クロ「イリヤが教えてほしいことがあるらしいから、お兄ちゃんはそれに答えてあげてってこと! それじゃ、わたしは先に帰ってるねー!」

イリヤ「あっ、クロー!?」

士郎「なんだってんだ……?」

ルビー(士郎さんに全部押し付けて逃げましたね……)
67: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/20(金) 01:51:59.36 ID:56SA3d0j0
――――――――

士郎「…………」

イリヤ「あのー、お兄ちゃん?」

士郎「ああ、悪い。ちょっと驚いてな」

イリヤ「そういえば皆も似たような反応してたけど、そんなに驚くことなの?」

士郎「他の人にも訊いたのか……。驚くことっていうか、イリヤの成長を実感したっていうかさ」

イリヤ「ふーん? それでセッ○スってどういう行為なの?」

士郎「そうだな、セッ○スっていうのは……」
69: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/20(金) 02:00:55.69 ID:56SA3d0j0
士郎「お互いの温もりを交換し合う行為、かな?」

イリヤ「温もり?」

士郎「ああ。自分の一番大切な人、大好きな人とすることで、体の温かさとか心の温かさを交換し合う行為なんだと思う」

イリヤ「じゃあ、パパとママは」

士郎「お互い一番大切で、愛し合っている同士だからな。ああ、かと言ってイリヤが大事じゃないとか、そういうことじゃないからな」

士郎「中には碌に知らない人ともする人も居るけど、そういう人はどこかに寒さを抱えてるんだと思う」

イリヤ「寒さ……」

士郎「体にしろ心にしろ、な。イリヤもいつかする日が来ると思うけど、俺としては、イリヤの一番大切な、大好きな人とだけして欲しいっていうのが本音かな」

イリヤ「一番、か……」
71: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/20(金) 02:03:35.32 ID:m+pThLx10
お兄ちゃんマジイケメン
72: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/20(金) 02:04:16.29 ID:56SA3d0j0
士郎「とまあ、偉そうに言ってみたわけだけど……少しは伝わったか?」

イリヤ「――うん、充分伝わったよ。ありがとう、お兄ちゃん」

士郎「どういたしまして。……まあ、イリヤにはまだ早いと思うし、どんな物かは自然と理解できるから、焦って知ろうとしなくても大丈夫だと思うぞ。時間が経てばイリヤも成長するんだから」

イリヤ「わかった。わたし、頑張って早くおっきくなるよ!」

士郎「はは、その意気だ。――それじゃあ帰ろう。早く帰らないとセラに怒られちまう」

イリヤ「はーい!」
76: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/20(金) 02:07:53.86 ID:56SA3d0j0
――――――――

イリヤ「で、帰ってきたわけだけど……」

セラ「……………………」

士郎「そのー、セラ? どうしてそんなに怒ってるんだ?」

セラ「――どの口が言ってるのかしら?」

士郎「ひっ」

セラ「リズとするなんて……、一体どういうつもりですか!」

士郎「いや、全然話が読めないんだけど……」

セラ「お黙りなさい! 何故私とではなくよりにもよってリズと……ではなくて、とにかくそこに直りなさい!」

士郎「だったら頼むから手に持った中華鍋を片づけてからにしてくれ! 怖くておちおち話もできない!」
77: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/20(金) 02:11:59.61 ID:56SA3d0j0
イリヤ「セラ、どうしてあんなに怒ってるんだろ?」

リズ「ただいまー」

イリヤ「あ、リズお姉ちゃん。今帰ったんだ?」

リズ「うん。……セラ、すごい顔してる」

イリヤ「リズお姉ちゃんはどうしてセラが怒ってるのか知ってる?」

リズ「まあ。……どうしよう」

イリヤ「なにが?」

リズ「今更冗談とは言い出しにくい」

イリヤ「?」
78: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/20(金) 02:16:40.39 ID:56SA3d0j0
――――――――

結局セッ○スが具体的にどんなものなのか、その答えは見つからず仕舞いだったけど、

それはとても大切な行為だとお兄ちゃんが教えてくれただけで、わたしは満足です。

わたしが経験するのがいつになるかはわからないけど、

一番大切な人。一番大好きな人。

わたしもいつか、お兄ちゃんとそうなりたい。

そう思わずにはいられませんでした。
80: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/20(金) 02:21:56.05 ID:56SA3d0j0
イリヤ「……イリヤスフィール・フォン・アインツベルン」

美遊「あわわわわ……」

クロ「このバカ……!」

雀花「おぅ……」

那奈亀「これは……」

龍子「?」

美々「あうあうあうあう」

クラスメイト「…………」

大河「…………」
82: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/20(金) 02:26:44.95 ID:56SA3d0j0
大河「……イリヤちゃん、今度家庭訪問するんで、一度ご家族と話し合いましょう」

イリヤ「え?」

大河「ていうか何で作文の宿題でそんな内容を書いてくるんじゃー! 確かに、内容は家族に関する事なら何でもいいって言ってたけども!」

那奈亀「いかん、タイガーがキレたぞー!」

雀花「皆タイガーを止めろ! 龍子は便乗して暴れてんじゃねー!」

イリヤ「あれ? あれ? わたし、何かマズいこと書いちゃった?」

クロ「……流石に今回はフォローできないわ。事後処理はキチンとやんなさいよ。っていうかお兄ちゃんもきちんと口止めしておきなさいよね……」

美遊「頑張って、イリヤ」

イリヤ「なんでー!?」
83: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/20(金) 02:31:08.43 ID:56SA3d0j0
その後、セッ○スの詳細を知って羞恥心から死にたくなったり、

お兄ちゃんとセラの間の雰囲気が何だか妙な感じになってたり、

お兄ちゃんがリンさんやルヴィアさんや同級生や後輩や保健室の先生に襲われたりするんだけど、

それはまた別のお話なのでした。



おしまい
85: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/20(金) 02:32:29.89 ID:QxSqNLHX0
その話が気になるんだが
88: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/20(金) 02:38:26.12 ID:56SA3d0j0
というわけで、『Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ』アニメ化決定記念SSでした
士郎の台詞は書いてて背中が痒くなったけど、士郎ならもっとポエミーな事言ってくれるだろうから問題ないよね!
もともとは乗っ取りで書いてた奴なんで、ツヴァイ4巻でそれっぽいことイリヤは知ってたよねみたいなツッコミは勘弁してくれ
90: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/04/20(金) 02:41:00.99 ID:aUB08fkNO

プリヤSSはこれを先駆けとして増えると良いな
無印も然り

 

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