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御坂「私達の、親愛なる隣人」【前編】

1: ◆t8EBwAYVrY 2014/01/26(日) 15:34:59.46 ID:Ai1K/vYv0

御坂「親愛なる隣人」


御坂「とある科学の蜘蛛超人(スパイダーマン)」


御坂「大いなる力には、大いなる責任がともなう」


御坂「恵まれし子らの学園」


御坂「永遠のヒーロー達」


御坂「MARVELS in 学園都市」



 の続編です。この作品でシリーズ最終作となります
 いつものごとく、>>1の書くアメコミ情報などにはミスや間違いなどがあるかもしれません。ご注意ください

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1390718099


注目記事




4: ◆t8EBwAYVrY 2014/01/26(日) 15:56:21.78 ID:Ai1K/vYv0

 ―学園都市

 BOOOOOOOOMMM!

御坂「このっ!」ビリビリッ!

グリーンゴブリン「HAHAHAHAHA!真っ昼間の花火大会の開催だァ!お客さんにキレイなキレイな花火を魅せてさしあげるぜぇ!」

 BOOOOOOOM!

御坂「くっ!」ビリッ

グリーンゴブリン「おっとォ、電機会社の回し者か?先月の電気代は払ったつもりだったがな!」ポイッ

御坂「!爆弾!」

黒子「お姉さま!」

 THWIP!

黒子「!・・・クモの糸が・・・あれは!」

グリーンゴブリン「・・・やっと登場かい!遅かったなァ!」

 THWIP!



スパイダーマン「僕の友達にパンプキン・ボムを投げつけるなんて、カボチャ祭りじゃないんだぞ!ゴブリン!」



御坂「Look out!Here comes to the SPIDER-MAN!(見て!スパイダーマンの登場よ!)」
5: ◆t8EBwAYVrY 2014/01/26(日) 16:16:17.98 ID:Ai1K/vYv0
>>4

グリーンゴブリン:主にスパイダーマンの宿敵として登場するヴィラン。スパイディにとって最も因縁のあるヴィランとも言え、最大の悪役とも言われている
 本名はノーマン・オズボーン。大企業オズコープの社長で、ピーター(スパイディ)の友人であるハリー・オズボーンの父
 筋力を増強させる新薬を使って強化された肉体を得たが精神が歪み、グリーンゴブリンとしての人格が現れてしまった。ゴブリンになるコスチュームや装備を整えてスパイディと戦う
 スパイディの恋人であるグウェンの死や、スパイディのクローン、ベン・ライリーの死などに関与しているため、スパイディ史に多くの傷跡を残している
 ゴブリンの人格の精神治療に成功してからは政府管轄の組織である『サンダーボルツ』の長官として活動をしたりしていたが、やっぱり奥では悪の心があった
 宇宙人、スクラルの侵略事件の際にスクラルの女王であるヴェランケを撃ちとったことで世間から英雄と称えられ、正式なヒーローのトップへと上りつめた
 その際にはアベンジャーズを解体し、自分に従うヴィランで組織した『ダークアベンジャーズ』を結成。アイアンマンのアーマーをパクって『アイアンパトリオット』と名乗る
 しばらくは公にヒーローとして活動しながら裏で本物のヒーロー達を追いやっていたが、最終的にはその本性がバレてクビになった。
 最後にソー達の王国、アスガルドに侵攻したがヒーロー達の迎撃に逢って失敗し、ヴィランに逆戻りした

 能力は常人以上の筋力に狡猾な頭脳。武器を搭載したグライダーや、一瞬で骨だけにするパンプキンボム、手裏剣のような武器など多彩なものを持っている
 また、ゴブリンに変身する薬物『ゴブリンフォーミュラ』が存在し、触れただけでゴブリン化してしまう。これらを偶然手に入れた悪人が『ホブゴブリン』となったりした
 さらには『グレイゴブリン』、『二代目グリーンゴブリン』、『メナス』など、ゴブリンの派生ヴィランは数多く存在している
 旧実写映画の『スパイダーマン』一作目にも登場。こちらは機械的なアーマーを纏っていた。新映画版の『アメイジング・スパイダーマン』でも一作目からオズボーンの名前のみ登場
 今年公開の『アメイジング・スパイダーマン2』に登場すると言われている
6: ◆t8EBwAYVrY 2014/01/26(日) 16:21:07.05 ID:Ai1K/vYv0
グリーンゴブリン「来やがれクモ野郎!最後の勝負だ!」POOF!POOF!POOF!

スパイディ「僕はファンには皆優しく接するけど、お前だけは別だ!このグリーンストーカー!」BOK!

グリーンゴブリン「GAF!・・・例え貴様がどこに行こうと、この俺が必ずお前を倒してやる!」BPRATTTTT!

スパイディ「WHAO!そのグライダーの機関銃、まだ新調してないの?そろそろ錆びてきてるんじゃないのかな?南北戦争の頃の骨董品だろソレ」THWAP

グリーンゴブリン「!?・・・目、目がァ!」

スパイディ「御坂!」

御坂「ええ!」バリバリッ!

グリーンゴブリン「AAARRRGGGHHHHH!」ビリビリビリ!

スパイディ「悪は必ず負けるんだよ」SMAK!
7: ◆t8EBwAYVrY 2014/01/26(日) 16:40:36.92 ID:Ai1K/vYv0
 ―――――

初春「オンスロートとの激闘が終わり、またしばらくたちました。いつもの如く、学園都市はすっかり元気にタフネスです」

初春「スパイダーマンさんが来てからいくつもの事件がありました。そもそもスパイダーマンさん来訪そのものが事件でしたが・・・」

初春「スパイダーマンさんが登場して、センチネルの出現・・・ウルトロンの襲撃、通称ウルトロン・ウォー、ドーマムゥの襲来、ダークインベーション」

初春「ウルトロンの二度目の襲撃、第二次ウルトロン・ウォー、ジャスティスリーグの皆さんの来訪、サノス/ダークサイト事変・・・そしてオンスロート事件」

初春「大きな事件がいくつも続いて、なんだか学園都市らしくないハチャメチャなことが立て続けに起きてきました」

初春「・・・まあおかげで、異世界の皆さんだけでなく、婚后さんや湾内さん泡浮さん、一方通行一家の皆さんやアイテムの皆さんとも仲良くなれました」

初春「大変なことも多いですが、いいこともたくさんあります。・・・・・・で、今はスパイダーマンさんの宿敵が来てて、また迷惑なことに・・・」

 ―――――
8: ◆t8EBwAYVrY 2014/01/26(日) 16:45:20.18 ID:Ai1K/vYv0
スパイディ「ご覧ください、世にも珍しい緑の鬼を捕まえました。賞金はおいくらほどもらえるんでしょうか」

固法「残念だけどコスプレした中年じゃあ賞金は出ないわね。それよりアンチスキルに引き渡さずにあなた達の世界の警察に連れてくんでしょ?」

スパイディ「ああ。僕の世界の優秀な刑務所ならコイツを2日は収監できるだろうからね」

黒子「引き取り役のトニーさんが来るまではジャッジメントで拘束しておきますの。もちろん、武器の類は全て没収ですけど」

固法「それまでは大人しくしてなさいよ。ヘタに暴れるともっと痛い目にあうからね」

スパイディ「こいつ筋力増強ステロイダーだから頑丈な手錠にしておいてね。未元物質職人連れてこれる?」

御坂「それは難しいわね。でも学園都市の最先端技術の手錠なら、ハルクとかソーじゃない限りは大丈夫でしょ」

黒子「さあゴブリンさん、連行しますの。キビキビ歩きなさいな」

スパイディ「バイバイゴブリン。今度面会に行くから待っててね。だから脱獄しないでずーーーっと待っててよ。ずーーーっとね」



グリーンゴブリン「スパイダーマァン・・・俺は諦めないぞ。貴様が異世界だろうが別の時空だろうがどこに行っても、必ず見つけ出し、八つ裂きにしてやる!」

スパイディ「・・・uh-oh」

グリーンゴブリン「お前が行く先々で大暴れしてやる!お前の周りには破壊しかない!お前は周りの人間を巻きこむ最悪の存在だ!」

スパイディ「・・・」

御坂「ちょっと、捨てセリフはもういいから。それ以上言うとアンタの人気悪役ランキングがどんどん下がることになるわよ」

グリーンゴブリン「お前達も気をつけることだな!そいつは疫病神だ!いずれお前達にも悪影響が出るだろう!HAHAHAHAHA!」

御坂「・・・おあいにくさま。もうかれこれ世界の危機を5回は経験してるんだからね。固法先輩、さっさと連れてっちゃって」

固法「ええ。ほら、護送車に乗りなさい」

グリーンゴブリン「HAHAHAHAHA!いつまで続くかな!?そんな強がりが!HAHAHAHAHA!」

黒子「それ以上変なこと言うとその口を縫い合わしますのよ」

スパイディ「・・・」

グリーンゴブリン「HAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHA!」

 バタン ブロロォー・・・
9: ◆t8EBwAYVrY 2014/01/26(日) 17:00:58.85 ID:Ai1K/vYv0
御坂「まったく、後味の悪いヴィランね」

スパイディ「・・・」

黒子「お気になさらずに、スパイダーマンさん。コミックによくある悪役の最後ですの。真に受けることはありませんわ」

スパイディ「・・・そうだけどさ・・・やっぱ責任感じちゃうんだよね。あんなことやこんなことがあった後だし・・・」

御坂「あのねぇ、前にも言ったけど、ヴィランが学園都市に来るのはスパイディのせいじゃないわよ。むしろ守ってくれてるじゃないの」

スパイディ「僕って筋金入りの不運属性だからさ、結局最後は悪い方向になっちゃうんじゃないかって思うんだよ。いつか・・・」

黒子「・・・」

御坂「安心しなさい。この街にはもう不運属性持ちがいるんだから。ね」

スパイディ「ハハッ・・・御坂の言うとおりかもね。・・・ありがと。元気になったよ」

御坂「フフッ・・・単純ね」

黒子「一段落ついたところですし、ジャッジメント支部に帰りましょうか」

スパイディ「ああ。僕のいこいの場~」

御坂「固法先輩がいないからってずーずーしいことしないでよね」





 ―ジャッジメント177支部

初春「あ、皆さんお帰りなさい~」

佐天「お疲れさまでしたー。『スパイダーマン&常磐台の超電磁砲、グライダーを駆るヴィランを狩る!』。もうニュースになってますよ」

スパイディ「しまった~。御坂もスパイダーレディーのカッコにしとけば注目度倍増だったのになァ~」

黒子「いいえ、今はなりませんの。スパイダーマン&レディーのデュエットは月に1回を目途にしております。そうそう出番が多くてはもったいないんですの」

御坂「スパイダーレディーとしての活動は黒子が完全にスケジュール管理してて・・・登場を控えることで人気を維持するとかなんとか」

初春「スパイダーレディーのプロデューサーってとこですかね」

黒子「ふふん」ドヤサァ

佐天「そうそう、白井さんのこと都市伝説サイトに載ってましたよ」

御坂「え」

佐天「『スパイダーレディーを裏で操る敏腕女プロデューサーがいる』って」

御坂「なによそれ・・・」

黒子「なんと!お姉さまを操ることができれば・・・ウエヘヘ」ジュルリ

初春「都市伝説ってそんなホイホイ追加されるもんなんですか」

スパイディ「もっと面白いネタないの?例えば『ツンツン頭に熱中してる電気使いがコスプレしてる』とかサ」

御坂「イナズマァ・・・」バリバリッ

スパイディ「ジョークジョーク!」
11: ◆t8EBwAYVrY 2014/01/26(日) 17:24:39.45 ID:Ai1K/vYv0
佐天「そういえば、気になるのは一個ありますね。『学園都市の神隠し』っていうの」

初春「ええ~?」

黒子「・・・やはりそういう非科学的なものになりますのね」

佐天「そりゃあ都市伝説ってそういうもんですよ。どんなのだと思ったんです?」

黒子「ここのところ銀行強盗が立て続けているので、『強盗団が出没する』とかそういうものかと」

佐天「西部劇じゃあないんですから・・・」

スパイディ「それってどういう都市伝説なの?」

佐天「ついさっきネットを見た時に載ってたんですけど、ここ数日で学生の行方不明者が何人か続けて出てるっていうものです」

御坂「ちょっと・・・それって事件なんじゃないの?」

佐天「と言ってもまだ行方不明になって3日なんだそうです。ただの家出とかかもしれないけど・・・」

スパイディ「どっちにしろそれってヤバそうじゃん。初春、現在行方不明になってる人ってリストにできる?」

初春「あ、はい」カタカタ

黒子「ご自身で捜索を?」

スパイディ「だね。親愛なる隣人としてほっとけないっての」

佐天「でも都市伝説ですよ?真に受けるには早いんじゃないですか?」

スパイディ「人命救助は早いに限るからね」

御坂「まあ普通に考えれば行方不明者が数名連続してたら事件と思うわよね。どっかの生徒が秘密で修学旅行にでも行ってるんじゃなきゃね」

初春「えーっと、現在行方不明の学生が6人です。学校も年齢も、能力の有無もバラバラですね」

スパイディ「でも何か共通点があるかもしれない。その辺詳しく調べてみてくれる?」

初春「はい」カタカター

スパイディ「僕は街へ出て地道に探索するよ。どっかに誘拐犯の隠れ家があるかもしれないし」

佐天「もしくは異世界に連れてかれたか」

御坂「佐天さん、シャレにならないわ。・・・でもその可能性もなきにしもあらずね」

佐天「逆スパイダーマン現象ですね。そうなってないように調査しないといけませんな」

黒子「レベルアッパーやポルターガイスト事件の時のように、私達だけで調査いたしますの。都市伝説の域じゃジャッジメントも腰を上げませんし」

スパイディ「だね。僕はいつものパトロールみたいに調査するよ」

黒子「初春はここで調査を続けてくださいまし。何か判明したら連絡を」

初春「はい」カタカタ

佐天「で、私と御坂さんは昔ながらの調査法でいきましょう。歩いて探すっていうね」

黒子「・・・ダメと言っても聞きませんわよね」

御坂「大丈夫よ。空間移動ができなくても調査はできるから」

黒子「・・・心配ですの」

スパイディ「黒子は心配性なんだよ。まだ事件って決まったんじゃないしさ、都市伝説ハントくらいそれぞれに任せてあげなよ」

佐天「そうですよ。驚かないでください、昨日私一人でコンビニに行ったんですよ」

スパイディ「マジで?黒子ナシで?」

佐天「そうそう」

黒子「ハァ~・・・・・・わかりましたの。しかし何かあったならすぐに連絡を」

佐天「了解」ビシッ

御坂「分かれて調べた方がいいわよね。じゃあ行きましょう」
12: ◆t8EBwAYVrY 2014/01/26(日) 17:42:04.49 ID:Ai1K/vYv0
御坂「そんじゃ、私は向こう調べるから佐天さんはそっちに行ってね」

佐天「わかりましたー!サイクロン佐天の大捜査線スタート!」

御坂「って言っても、何かあったら私に連絡してね。もしホントに誘拐事件とかだったら佐天さんまで誘拐されちゃうかもしれないし」

佐天「それはこわい!御坂さんついてきてェ~」ガッシ

御坂「ちょっとちょっと・・・一人で大丈夫って言ったのは佐天さんじゃないの」

佐天「冗談ですよ冗談~、テヘッ☆」

御坂「それにこんなトコ黒子に見られたら・・・剣山みたいにされちゃうわよ」

佐天「っ!」バッ

御坂「さてさて、そんじゃあ行きますかね」

佐天「・・・・・・うっかりしてた・・・白井さんが見てたらどうなってたことか――」チラッ



<黒子「メラメラメラ・・・」



佐天「・・・ヒャー!」ピャー





 THWIP

スパイディ「さて、スパイダーセンスちゃん。姿をくらました学生達のSOS信号を拾ってくれよー」

 THWIP

スパイディ「・・・って言ってもそんなことできないし・・・聞きこみするっきゃないかな・・・そうだ!トニーに電話して行方不明者レーダーでも作ってもらおう!」

スパイディ「この異次元間超越電話で・・・」prrr

トニー【もしもしもしもし!?あァ!?どしたぁ!】

スパイディ「HI、親愛なる隣人スパイダーマンだけど・・・間が悪かったかな?」

トニー【悪いなんてもんじゃない!今どんな状況だと思ってるんだ!】

スパイディ「なんだよ、何かヤバいの?」

トニー【征服者カーンが宣戦布告してきて、アポカリプスが襲来、アニヒラスの艦隊が地球に迫ってるんだ!こっちは迎撃の準備で手一杯だまったく!】

スパイディ「・・・Uh-oh・・・・・・それって・・・僕も行くべきだね」

トニー【やめてくれ!今異次元間の移動を行うと次元空間の裂け目が広がってしまう!】

スパイディ「・・・とゆーと?」

トニー【アニヒラスの艦隊は異次元から攻めてくるんだ!それを今喰いとめているんだから、異次元の扉を開いたらそこから一気に防御壁を突破される!】

スパイディ「・・・なるほど。つまり簡単に言うと・・・そっちの世界に戻るの禁止ってことね。&そっちもこっちに来れない」

トニー【察しが早くて助かるね!まったく、グリーンゴブリンの連行やらあれやこれやと仕事を押し付けないでくれ!こっちだけでもやっとだってのに!切るぞ!】プツッ

スパイディ「・・・・・・まいったな・・・カーンにアポカリプスにアニヒラスだって?・・・ヴィランのコンサートでもあるのか?」

スパイディ「・・・・・・ちょっと待て・・・向こうからこっちに来れないってんなら、今学園都市にドーマムゥやらオンスロートが現れたらどうするんだ?」

スパイディ「・・・ああ~・・・一気に不安になってきた・・・・・・僕のパワーレベルに比べてここに引っ張り込むヴィランが大物すぎるんだよ・・・」

スパイディ「・・・・・・いや、大丈夫か。学園都市の皆がいれば・・・きっと」
16: ◆t8EBwAYVrY 2014/01/26(日) 18:04:48.78 ID:Ai1K/vYv0
>>12

征服者カーン:主にアベンジャーズ、ファンタスティック・フォー(FF)のヴィランとして登場する悪役。30世紀の未来でタイムマシンを発見し、時間旅行者となった
 本名はナサニエル・リチャーズ。未来の世界でDr,ドゥームの開発したタイムマシンの技術を手に入れ、古代エジプトに行ったり、さらに未来へと行ったりしている
 何度も過去や未来へ行くうちに本人も様々な時空体に存在しており、未来の自分自身である『Mr,イモータル』と対立したり、過去の自分自身を助けたりしている
 少年時代の自分自身が、ヴィランであるカーンのようになりたくないとヒーローになり、『アイアンラッド』としてヒーローチーム『ヤングアベンジャーズ』を結成した

アポカリプス:主にX-MEN、アベンジャーズなどのヴィランとして登場する古代エジプト時代に誕生したミュータント。史上最強のミュータントの一人とも言われている
 能力として分子構造の操作ができ、身体を様々な形に変えれる。他には強力なテレキネシス、音速移動、ハルク並の怪力などと軒並み高スペック。不老の長寿でもある
 適者生存をポリシーとしており、自分と強い者だけが生き残る世界を目指している。パラレル世界では世界支配を成し遂げていることもある
 クロスオーバーイベント『エイジ・オブ・アポカリプス』の大成功によってその知名度はかなりのものとなり、格ゲーのマブカプシリーズにも登場している
 また、実写映画版のX-MENシリーズで『アポカリプス』というタイトル作品が制作決定しているとのこと

アニヒラス:主にFF、アベンジャーズのヴィランとして登場する異次元からの侵略者。見た目は昆虫のようなメカで、けっこうカッコイイ
 FFが発見した異次元『ネガティブ・ゾーン』の支配者で、無数の部下と絶滅艦隊、アニヒレーションウェーブを率いて宇宙規模の大侵略を行った
 この時、あのサノスは宇宙空間で無数の艦隊に囲まれたど真ん中でアニヒラスと対談している。その後、シルバーサーファーらコズミックヒーローに阻止された
17: ◆t8EBwAYVrY 2014/01/26(日) 18:31:57.65 ID:Ai1K/vYv0
婚后「あら、スパイダーマンさん」

スパイディ「光子と湾内と泡浮のお嬢様トリオ。今日もキレイだね」チャクチ

湾内「お上手ですこと」

スパイディ「あれ?ローラは一緒じゃないの?」

泡浮「ローラさんは先日からローガンさんと元の世界に戻ってられますわ。X-MENの活動もほっておけないとのことで・・・」

スパイディ「あらら、ローガンもか。・・・まあ、今は向こうに戻れないし僕はこっちに専念するっきゃないね。うん、しゃーないしゃーない」

泡浮「今日もパトロールですか?」

スパイディ「うん。というか、都市伝説調査ってトコかな」

婚后「・・・都市伝説ですの?・・・」

スパイディ「ちょ、マジな話なんだよ。学園都市の神隠し。何か知らないかい?」

湾内「・・・」

泡浮「もしかして・・・」

スパイディ「何か知ってるの?」

湾内「私達の友人の先輩の方が昨日から戻っておられないそうなんです・・・昨晩、常盤台の寮に戻られなかったので寮監はもうカンカンで・・・」

泡浮「一晩のことなので無断外泊しているのでは、という可能性もあるのでジャッジメントにも届けていないのですが、今朝になってもその方と連絡がとれないとか・・・」

スパイディ「・・・」

湾内「今晩になっても連絡がなかったらジャッジメントに通報するおつもりだそうです。・・・けれど何だか心配で・・・」

婚后「か、かかかか神隠しなど、この学園都市でででありえませんののののの」ガタガタ

スパイディ「OK、この事件は一秒でも早く解決するように努めるよ。情報ありがとうね」

湾内「がんばってくださいまし」

泡浮「何か私達にもできることがあればおっしゃってください」

婚后「私達も仲間なんですからね!スパイダーマンさん!」

スパイディ「・・・本当にありがとね皆。それじゃ!」THWUP!
18: ◆t8EBwAYVrY 2014/01/26(日) 19:14:07.10 ID:Ai1K/vYv0
滝壺「あ、るいこ」

佐天「おっと、これはこれは滝壺さん。お一人ですか?」

滝壺「うん。はまづらは今日もれみーとかーととじゃがーのーととブラックジャックしてるんだ」

佐天「また賭けカードですか・・・イカサマするとジャガーノートさんに頭突きされますよ」

滝壺「もうズルはしないって約束した。るいこは何してたの?」

佐天「ビックリしないでくださいね・・・実は都市伝説を暴こうと調査してるんですよ」ヒソヒソ

滝壺「それはすごい」

佐天「詳しく言うとこの3日で6人も行方不明になってるそうなんですよ。だからスパイダーマンさんと私達で調べてるんです」

滝壺「それはそれは。私も一緒に行こう」

佐天「へ?いいんですか?」

滝壺「どうせヒマだし、はまづらもいないし、皆も今日はそれぞれ休日を謳歌してるし」

佐天「浜面さん以外と合流しないんですか?」

滝壺「むぎのとふれんだとふれめあはきぬはたのB級映画鑑賞会。私は散歩」

佐天「さっすが滝壺さん!私一人じゃ不安だったんですよ~!滝壺さんがいればいざって時にアイアン滝壺さんになってもらえるもんねー!」

滝壺「あ、でも今あいあんあーまーは整備中だよ。昨日すたーくに持って帰ってもらったんだ」

佐天「え」

滝壺「もともとカリカリな整備だったらしいから、私に合わせて調整してくれるんだって」

佐天「・・・代わりになにか誘われても断ってくださいね」

滝壺「うん」
19: ◆t8EBwAYVrY 2014/01/26(日) 19:56:23.39 ID:Ai1K/vYv0
黒子「やはりやみくもに探すものではありませんね・・・聞きこみをするべきでしょうか・・・・・・!・・・あれは」シュン

麦野「お、黒子じゃないの」

フレメア「大体、偶然!」

黒子「皆さんご一緒にお散歩ですの?」

フレンダ「絹旗のB級映画の在庫が尽きたからレンタル屋に行くとこな訳よ」

麦野「めちゃめちゃつまんなかったからな絹旗セレクション」

絹旗「ぐぬぬ・・・やはり超安牌の作品を選ぶべきでした」

黒子「滝壺さんと浜面さんは?」

フレンダ「浜面はこづかい稼ぎ、滝壺はフラフラしてくるって言って上手いこと絹旗ロードショーを回避した訳よ」

絹旗「そんな言い方超あんまりです!」

フレメア「黒子は大体、ジャッジメントの見回り?」

黒子「まあそんなとこですの。ヘルボーイさんは元の世界に戻られたのでしたね」

麦野「ええ。でもまたこっち来るって言ってたわ。さすがに元の世界を留守にしっぱなしとはいかないみたいね」

黒子「スカーレットスパイダーさんも元の世界に戻られましたし・・・一緒に調査してもらおうかと思っていたのですが・・・」

絹旗「?何をですか?」

黒子「行方不明者の捜索ですの。今、お姉さま達と捜査しておりまして・・・」

絹旗「!なら私が超協力しましょう!」ピョンコピョンコ

黒子「え?」

フレンダ「絹旗最近、スパイダーマンごっこにハマってる訳よ」

麦野「シンビオートってのが糸だしたりできるから、自分もスパイダーレディーみたいになるって騒いでるのよ」

絹旗「超シンビオート絹旗です!」

フレメア「大体、やる気があるのはいいこと」

黒子「よろしんでしょうか・・・一応は暗部の方々なのに」

フレンダ「一応って」

麦野「いいんじゃないの?学園都市守ったんだし別にヘンなことじゃないでしょ」

フレメア「大体、むちゃくちゃな話」

黒子「では・・・ご協力していただけますか?絹旗さん」

絹旗「超もちろんです!」
20: ◆t8EBwAYVrY 2014/01/26(日) 20:07:15.45 ID:Ai1K/vYv0
御坂「・・・もし行方不明の人達が誘拐とかじゃなくて、連日遊んでるだけならココかもと思って第6学区まで来たけど・・・」

打ち止め「お姉さまー!ってミサカはミサカは偶然にも遊園地に行く途中での出会いに感極まりー!」ダキッ

番外個体「なんでこんなトコにいんの?もしかして一人遊園地?ギャハ☆さっすが我らが姉上。心臓が強いねェ」

一方通行「・・・」

御坂「じゃなくて、ちょっと調べものしてるのよ。そっちは何?パパに家族サービスしてもらってるの?」

一通「おィ」

打止「スポーンが帰ってからワーストがあんまり元気ないから、けいきづけに遊園地につれていこーって話になったのってミサカはミサカはあらすじを説明したり」

番個「んなッ!・・・そ、そんなんじゃないっての!」

御坂「スポーン帰ったんだ」

打止「うん。スキルアウトも落ちついてきたし、元の世界もほっとけないから帰ったけど、また来るって言ってたってミサカはミサカは次に会える日を待ちに待ったり」

番個「アイツのおかげでスキルアウト達はもう悪いことしないって言ってたらしい」

御坂「へえ、戦い以外でも学園都市の平和に一役かってるのね」

一通「まァ、こいつが凹ンでたのはマジだから、気を紛らわせるために付き合ってやってンだ」

御坂「へェー・・・」

打止「ねーねー、お姉さまも一緒に遊園地いこーってミサカはミサカは腕をグイグイ上目づかいチラリ」チラリ

御坂「そうもいかないのよ。こっちにもやるべきことがあるからね。それにせっかくの家族の休日を邪魔するわけにはいかないし」

一通「ホレ、超電磁砲もァァいってンだから放してやれ」

打止「ブー」

御坂「・・・ま、遊園地までなら一緒に行くわ。その道中もどうせ調べるつもりだったし」

打止「ッシャ」グッ
21: ◆t8EBwAYVrY 2014/01/26(日) 20:14:15.82 ID:Ai1K/vYv0
打止「これって周りの人からしたらミサカ達どう見えるのかなーってミサカはミサカは素朴な疑問で話題を振ったり」

番個「そりゃ家族じゃないの?見た目的にも」

御坂「誰が親になるのよ・・・私ヤだかんね」

一通「・・・俺ァ無関係な」

打止「うーん、身長的に言うとワーストが母親になるのかなぁ・・・ってミサカはミサカは残念ながらも客観的に意見を述べり」

番個「ンなッ!・・・そ、それって・・・」カァァ

一通「ふざけンなら俺帰る」

打止「あー!あー!やっぱ普通に知り合いとその姉妹って感じに見えるかなーってミサカはミサカは急ピッチでフォローいれたり!」

御坂「っく・・・母役はヤだけどそれはそれで納得できないというか・・・」

番個「あ、あー!遊園地が見えてきたヨー!もうこの話はココマデー!早くイコー!」

一通「はァ・・・・・・ン?・・・なンだァ?」

御坂「・・・何か・・・人だかりができてるわね。何かしら」

打止「遊園地の看板に何かあるのかな?ってミサカはミサカはダッシュで確認に行ったり!」ピュー

一通「あ!おィ!待てコラ!こけンだろォが!」



打止「・・・」

一通「こらッ!いきなり走るとあぶねェだろォが!・・・・・・ンで、なンなンだ?」チラッ

番個「・・・・・・何よ・・・コレ」

御坂「看板に・・・大きな文字が・・・・・・それも・・・これって・・・」

一通「・・・血だな。血で書いた文字だ」



 〈 WHERE ARE YOU?(どこにいるの?) 〉



番個「なんで血でこんなのが・・・」

打止「・・・何か・・・気味が悪いってミサカはミサカは恐怖を隠せない・・・」

御坂「・・・私、行くね。なんだかイヤな予感がするの。・・・アンタ達も気をつけなさいよ。遊園地はやめとくべきかもね」

一通「・・・」
22: ◆t8EBwAYVrY 2014/01/26(日) 20:42:10.11 ID:Ai1K/vYv0
 ―ジャッジメント177支部

初春「うーん・・・」カタカタ

固法「どう?成果のほどは。あんまりこんつめすぎないで一服しなさい」コトッ

初春「あ、ありがとうございます。・・・行方不明者について色々調べてるんですが・・・何も共通点がなくって・・・」

固法「無差別に誘拐されてるのかしら・・・それにしたら犯人から声明がありそうなんだけど・・・」

初春「・・・ただ一つ・・・気になることがあるんですが」

固法「ん?なに?」

初春「・・・ここ3日の間に銀行強盗が続いてますよね」

固法「ええ・・・集団の犯行で、犯人は逮捕したけど、奪われたお金は未回収で・・・お金がどこに行ったのかをアンチスキルが調べてるけど・・・」

初春「3日の間に立て続けに起こって、いずれもお金は未回収。犯人は捕まえたけど・・・何人か、もしくは一人でも犯人がお金を持って逃走してるんじゃ」

固法「・・・捕まえたのは全員じゃないってこと?」

初春「おそらくは・・・いずれの集団強盗にも同じ人物が絡んでいて、その人物だけが逃げのびているのかと」

固法「・・・それと行方不明の事件とどう関係が?」

初春「それぞれ行方不明者の最終目撃情報が、強盗があった銀行の近くなんです。・・・もしかしたら・・・」

固法「強盗と同一犯?・・・」



 ―――

佐天「なんだか怖そうなとこに来ましたね・・・」

滝壺「このあたりは前に仕事で来たことがある。誘拐事件ならこういうところに隠れてるかもしれない」

佐天「なるほど!さすが暗部!」

滝壺「てれるぜい」

佐天「・・・でも私達だけで来たのは危なかったんじゃないんですかね」

滝壺「・・・しまった。つい皆がいると思いこんでた」

佐天「ハハハ、このうっかりさんめ」

 ッ

滝壺「!」

佐天「え?」

 ッ!
23: ◆t8EBwAYVrY 2014/01/26(日) 20:56:06.62 ID:Ai1K/vYv0
御坂「もしもし、黒子?」

黒子【お姉さま?何か進展がありましたの?】

御坂「・・・わかんないけど、第6学区で気味悪いメッセージがあったわ」

黒子【・・・佐天さんが食いつきそうな都市伝説っぽい発見ですわね】

御坂「そうも言ってられないわ。血文字で書かれてたんだからね」

黒子【!】

御坂「これは慎重にことを進めないとやばそうな気がするわ。一度合流しましょう」

黒子【わかりましたの。ジャッジメント支部で落ち合いましょう。佐天さんには?】

御坂「まだよ。連絡しとくわ」

黒子【承知しました。それでは】PI

御坂「・・・さて、佐天さんに連絡っと・・・・・・」

 プー・・・プー・・・プー・・・

御坂「・・・?・・・つながらない・・・」



スパイディ「御坂、何か進展は?」THWIP

御坂「スパイディ・・・佐天さんと連絡がとれないんだけど・・・何か知らない?」

スパイディ「何だって?・・・まさか・・・神隠しにあったのか?ミイラとりが何とやらだ」

御坂「スパイディ」

スパイディ「わかってるって。・・・僕は佐天を探す」

御坂「私と黒子は一旦ジャッジメント支部に戻るわ。気をつけてねスパイディ・・・何かヤな感じがする」

スパイディ「ああ」THWIP



 ―――――

絹旗「超何ごとですか?」

黒子「絹旗さん、私一度ジャッジメント支部に戻りますわ。ご一緒に来られます?」

絹旗「い、いえ・・・さすがにジャッジメントの超たまり場に行くのはちょっと・・・」

黒子「ではまた後ほど合流しましょう。それでは」シュン

絹旗「・・・何か超不穏な空気ですね・・・滝壺さんに超連絡しておいた方がいいですね」Pi

絹旗「・・・・・・?・・・電話がつながらない・・・超何かあったんでしょうか・・・」
24: ◆t8EBwAYVrY 2014/01/26(日) 21:27:15.56 ID:Ai1K/vYv0
 ―ジャッジメント177支部

御坂「ただいま」バタン

初春「御坂さん!お帰りなさい。佐天さんは?」

御坂「!・・・やっぱり戻ってないの?」

黒子「ということは・・・お姉さまも・・・」

御坂「ええ・・・連絡が取れないの」

固法「スパイダーマンは?」

御坂「さっき合流して事情を話したら、佐天さんを探すって・・・」

黒子「・・・」

初春「佐天さん・・・一体どこに・・・」

 BEEP BEEP

初春「!」

ウルトロン【学園都市の諸君、臨時ニュースを放送する。この放送は学園都市内のあらゆるモニターに流している。話を聞いてほしい】

御坂「!」

黒子「ウルトロンTVの緊急速報ですの」

ウルトロン【ここ数日の間に、学生が数名行方不明となっている事案が発生している。一部では神隠しだと都市伝説として扱われているが、事態は深刻になった】

固法「・・・やっぱり事件なのね・・・」

ウルトロン【ついさっき、アンチスキルにとある映像が送られてきた。その映像をこれから放送するが・・・内容が過激だ。修正は加えてあるが、心構えをしてくれ】

初春「映像・・・?」

ウルトロン【だが、この映像は諸君らに向けられたものらしい。できれば目をそむけず、気を引き締めて見てくれ。もう一度言うが、事態は深刻だ】

 ザザー・・・・・・

御坂「・・・」



 「ンンッ・・・・・・コホン・・・アー・・・・・・アーアーアー・・・」

初春「・・・?・・・ハンディカメラで撮った映像でしょうか・・・」

黒子「この声は撮っている方のでしょうね・・・」

 「ンッンッー・・・・・・ハァイ」

御坂「・・・」
25: ◆t8EBwAYVrY 2014/01/26(日) 21:30:24.25 ID:Ai1K/vYv0
 「皆は人づきあいとちゃんとしてるかなァ?隣の家の隣人、学校のクラスメイト、話したこともない手紙相手・・・いろーんな関係があるだろう」

 「最近、連絡はとっているか?無事を確認しているか?もしかしたら誰かに誘拐されているなんてことはないかなァ?」

 「もし・・・心当たりがあるヤツは・・・知り合いが消えちまったって思ってるヤツは、安心してくれ。消えた連中はちゃーんとココにいる」

 サッ

御坂「!」

黒子「あれは・・・面をかぶせられた学生!?・・・まさか・・・」

固法「行方不明の学生達!縛られてる・・・」

初春「ピエロのお面をかぶせられてますが・・・全員無事のようですね・・・」



男子学生「~!・・・ッ!」

 「シーッ・・・暴れるなって。どうせ声なんか出やしない。なあ・・・この街には『ヒーロー』がいるって聞いたんだが・・・お前さん何か知ってるかい?」

男子学生「~~~!ッ!ッ!」ジタバタ

 「そうかそうかァ・・・ヒーローを呼びたきゃあ、悪人を呼べってか。そいじゃあこうしよう。その辺の連中を適当にかっぱらって人質にしよう」

 「誘拐事件となりゃあどこぞの狂人がタイツをはき、マスクをかぶって颯爽と現れるに違いない。善は急げだ。すぐにとりかかろう」

 「・・・・・・3日だ。3日待った。その間に人質も増やした。だのにまだヒーローは登場しない」

御坂「・・・」



男子学生「~!・・・ッ・・・」

 「お前らは救うに値しないのか?ヒーローに見捨てられた?いいや違う。きっと気づいてないだけだ。希望を持て。きっと助かる」

 「そうだ!誘拐のことを知ってもらうために映像を撮ろう。人質を映しときゃあいくらなんでも気づくだろう。だからこうやって撮ってるのサ」

 「だけどどうだろうなあ・・・これだけじゃあシロウトの悪戯って可能性も考えられる。お前達は誰にも本気にされないままだ」



 「そうならないために、お前らの目をえぐり取って鼻を削ぎ落すってのはどうかな」シャキッ

御坂「!ナイフを・・・取り出して・・・まさか!」

男子学生「~~~っ!ッ!」ジタバタ

 「シーッ・・・動くと切れちまうぜ」

 ツツー・・・

固法「まさか・・・本当に・・・」

男子学生「~!~!」



 「なァーーーンてなァ!ビビるんじゃねェ。そんなナマナマしいのを撮れるわけねえもんな」スッ

御坂「・・・」



 「だからあらかじめやっといた」バッ

御坂「!!!」

固法「ッ!・・・お面の下が・・・・・・ッ・・・」

黒子「・・・ヒドイ・・・・・・モザイクはかかっていますが・・・これは・・・」

初春「っう・・・・・・」
26: ◆t8EBwAYVrY 2014/01/26(日) 21:33:46.10 ID:Ai1K/vYv0



男子学生「ッ・・・ッ・・・」

 「ハハハッ!お前さんイケメンだな。目がくりっとしてて、鼻がシュっとしてるぜ。この映像を見せたらモテモテだろうな。ヒーローもくぎづけさ」

 「さァて、俺は待ってるぜ。これを見ても何もしないってんなら、他の人質も同じ目にあうことになる。全員が済んだらまた攫う。それが済んだらまた攫う」

 「早く止めないと、街中おんなじ顔になっちまうぜ。なァ、早く俺のトコに来いよ。俺を止めてみろよ。ハハッ。それまでは俺のジョークはずっと続くぜ」

 「まさかコイツらをほっとくなんてこたぁしないよな?どこの誰ともしらねェ学生の命のために身体張って助けに来るよな?それがヒーローってもんだろ?」

 「そんなくっだらねェ正義の味方が現れるまで、俺が街中を笑わせてやる。みーんな笑顔になる素晴らしい世界にしてやるぜ。ハハッ!ハハハッ!」

御坂「・・・っ・・・」




 ジョーカー「口が裂けるほど笑わせてやる。HAHAHAHAHAHAHAHAHA!」
27: 以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします 2014/01/26(日) 21:37:58.70 ID:JP6EAKTIo
ある意味一番やばいやつ来てもうた
29: ◆t8EBwAYVrY 2014/01/26(日) 22:14:15.25 ID:Ai1K/vYv0
>>26

ジョーカー:DCコミックに登場するキャラクターで、バットマンのヴィランとして有名でもあり、DCだけでなくアメコミ界を代表する超大物ヴィラン
 バットマンと永遠に戦う宿命にあるカリスマ的大物で、人気も絶大。元々は一回で退場するキャラのつもりだったが、あまりにもキャラが強かったので現在に至る
 白く塗った顔と、大きく裂けた口、紫のタキシードを着込んだピエロのような見た目をしている。身体の線はとても細い。が、話によっては変わることも
 本名や経歴などあらゆることが謎。コミックでは何度かオリジン(誕生秘話)が描かれているものの、話そのものがいくつもあり、ジョーカー本人ですら記憶が曖昧
 『妻のために銀行強盗に加担したが、バットマンにやっつけられて化学薬品に浸って狂気に陥った』というものだったり、
 『犯罪者だったが面白みがないと感じていた所にバットマンと遭遇し、タイツとマスクで変装するバットマンの姿に感化されてジョーカーとなった』ものだったり、
 あろうことか『実はバットマンの執事のアルフレッド本人であり、ブルース(バットマン)の敵役であり、彼の活動を成立させるために動いていた』というものまで
 しかし、ジョーカー本人が狂気に陥っており、話が毎回変わることから本当のオリジンは謎のままであり、どの話も可能性の一部でしかないとされている

 超能力の類を一切持たない普通の人間。武器として笑顔で息を引き取るガスやおもちゃのようなピストルなど、ジョークグッズのようなものを多数扱う
 最大の武器は『狂気』そのものであり、何をするのか読めないという所にある。バットマン史に数多くの歴史的事件を引き起こしている
 犯罪をジョークととらえており、非常に緻密な作戦を立ててバットマンや人々を苦しめたり、何の意味もないかのような事件を引き起こしたりしている
 また、バットマンを『最高のおもちゃ』と思っており、何をやっても絶対に命までは奪わないバットマンの『ルール』を破らせようとしていたりする
 もっと言うと、目的らしい目的がなく、あらゆる行動は『バットマンがいらつくのが楽しいから』という理由でのことである
 バットマンがいるからこそジョーカーはジョーカーでいられ、バットマンがいなければジョーカーはジョーカーではない
 バットマンが引退していた時期は、ジョーカーは全てを失ったかのように喪失感にとらわれていたが、バットマンが復帰するとジョーカーも復帰した

 実写映画版でももちろん登場し、旧シリーズのティム・バートン版の『バットマン』の一作目に登場。ジャック・ニコルソンが演じた
 終始スマイルを絶やさない、まさしく狂気じみたキャラクターだった。また、この作品オンリーの設定ではブルースの両親を撃ったのはジョーカー本人
 その結果復讐のためにバットマンとなったブルースだが、強盗をしていたジョーカー(になる前の犯罪者)をやっつけた結果、工場薬品に落ち、ジョーカーとなった
 つまり、互いのオリジンに互いが大きく関与しているという設定。まさしく宿命のライバル
 新3部作のノーラン版映画の二作目『ダークナイト』にも登場。ヒース・レジャーが演じ、観客の度肝を抜いた
 鬼気迫る演技によって映画を完全に支配、主人公であるバットマンを完全にくっている。主人公がバットマンで主役はジョーカーとか言われたり
 コミックのピエロ的な雰囲気とは違い、紫のタキシードではなくコートを着込んでいる。ジャック・ニコルソン版とは別の種類の狂気を醸し出している


 このSSでは『ダークナイト』版のジョーカーにコミック版のジョーカーをちょっと混ぜた感じで
42: ◆t8EBwAYVrY 2014/01/30(木) 19:48:17.91 ID:EHIkqmdr0
御坂「・・・・・・何なの・・・これ・・・」

ウルトロン【――以上が、アンチスキルに送られてきた映像だ。映像と一緒に、トランプのジョーカーを送ってきたことから、我々は犯人のことを『ジョーカー』と呼ぶことにする】

ウルトロン【アンチスキルは現在、このジョーカーと誘拐された学生達の行方を追っている。学園都市の諸君も何か情報があれば伝えてくれ。・・・そして、警戒してくれ】

ウルトロン【それでは、緊急放送はここまでだ。くれぐれも・・・注意してくれ】プツンッ

黒子「・・・・・・どうやら、都市伝説では済まない事態のようですわね」

御坂「・・・ヒーローを挑発してたわね・・・スパイディのことかしら」

固法「ある意味では果たし状のようなものね・・・自分を見つけてみろ、捕まえてみろって感じの」

初春「さ、佐天さんもジョーカーに捕まってしまったんでしょうか・・・」

御坂「!・・・そうだとしたら、一刻も早く突き止めないと!」

黒子「初春、佐天さんの携帯の位置をウルトロンさんに割り出してもらえますの?」

初春「や、やってみます。ウルトロンさんにアクセスしますね」カタカタ

ウルトロン【――もしもし?ウルトロンですが】

御坂「ウルトロン!佐天さんの行方がわからないの!さっきアンタが放送してたヤツに誘拐されたのかもしれないのよ!」

黒子「連絡がとれないので、佐天さんの携帯の位置を見つけていただきたいのですが」

ウルトロン【ああ・・・・・・】ウィーン

ウルトロン【割り出したが、すでに端末は破壊されているみたいだ】

御坂「!」

初春「そんな・・・」

ウルトロン【・・・君達にはつい今入った情報を伝えるべきだな】

初春「・・・?」

御坂「何?・・・ジョーカー関連のこと?」

ウルトロン【さきほど、私がジョーカーからの映像を放送していた間、犯罪者を収容する施設が襲撃された】

黒子「!?」

ウルトロン【収監されていた囚人の多数が脱走した。・・・監視カメラの映像に奴が映っていた】

御坂「・・・ジョーカー?・・・」

ウルトロン【してやられたようだ。誰もが緊急速報の映像に注意をひきつけられている間に、施設を襲撃された。アンチスキルの対応も遅れてしまった】

固法「・・・そっちが目的だったのかしら・・・囚人を脱走させて仲間を増やすとか?・・・」

黒子「まずいですわ。完全に後手に回ってしまっていますの・・・ウルトロンさん、街の監視カメラにジョーカーが映っていませんの?」

ウルトロン【注意深い奴のようだ。カメラに映らないように移動しているようだ。映っていたとしても、足取りがつかめないようにされている】

黒子「・・・では、佐天さんが最後に映っていた場所は?」

ウルトロン【それなら割り出そう】ウィーン

黒子「お姉さま、私は絹旗さんと一緒に佐天さんを探します。お姉さまはスパイダーマンさんと合流してジョーカーを見つけだしてくださいまし」

御坂「うん・・・気を付けてね黒子」

黒子「当然ですの!」フンス
43: ◆t8EBwAYVrY 2014/01/30(木) 20:25:31.01 ID:EHIkqmdr0
 ―――――

佐天「・・・・・・う・・・う~ん・・・」

佐天「・・・っ!・・・ここは?・・・」

滝壺「気がついた?るいこ」

佐天「!滝壺さん!・・・な、なんで私達、手足を縛られてるんですか?」

滝壺「・・・わかんない・・・気がついたらここに」

佐天「・・・」



ジョーカー「ああ、お目覚めかい眠り姫達」カツッ

佐天「!・・・・・・」

滝壺「・・・」

ジョーカー「そう怖がるんじゃない。・・・この顔の傷のせいか?お前達みたいな女子供はビビっちまうのも仕方がねえ。傷の話をしてやろうか?」

佐天「・・・・・・」

ジョーカー「俺は子供のころ・・・内気な性格で、友達が少なかった。クラスでも地味な方で、誰も俺に近付きもしない。そんな俺を担任教師も気にかけてた」

ジョーカー「ある日、クラスの皆が外で遊んでるのに俺が教室で一人、工作をして遊んでるのを見かねた教師が俺に声をかけてきた・・・」

ジョーカー「『君は外で遊ばないの?』ってな。クラスの皆が俺を遠ざけてるからだと言ってやったら、教師は『あなたがいつも暗い顔をしているから』だと」

ジョーカー「『もっと笑顔でいなさい。暗い顔じゃあ誰もあなたに近づかない。ニコニコしていれば、周りもあなたを受け入れる』と言った」



ジョーカー「だから俺は、すぐにカッターを手に取り、切り裂いた。俺の口をな」

ジョーカー「『これで皆、友達になってくれる?』。そう言ってやったが、友達どころかその教師も俺の顔から目を逸らしやがった」

佐天「っ・・・」

滝壺「自分で・・・」

ジョーカー「苦虫でも噛んだみたいな顔をしてやがるから、俺はその教師の口にカッターを突き付けて言ってやった。『もっと笑顔でいなさい』ってな。そしてェー・・・」



男「ボス、準備ができました」ガチャ

佐天(!・・・・・・手下?・・・単独犯じゃないのか・・・)

ジョーカー「・・・そうか。ところで、俺の嫌いなコトが何だかしってるか?」ス・・・

佐天(!?・・・手下にナイフを突き付けた!?)

男「!?・・・お、おい・・・何を――」

ジョーカー「人のジョークを遮るんじゃねえ」グッ

男「ま、待ってくれ!やめろっ!」



ジョーカー「顔がこわばってるぞ。『もっと笑顔でいなさい』」

 ッ!

佐天「!!!」

滝壺「ッ!」

男「ッ・・・・・・」ドサッ

ジョーカー「さァて、お前らは人質ルームにお引っ越しだ。俺はこれからお仕事なんでな」
44: ◆t8EBwAYVrY 2014/01/30(木) 20:47:34.64 ID:EHIkqmdr0
>>43

傷の話~:映画『ダークナイト』にて、ジョーカーは自分の顔(口)にある傷の由来を話すシーンがある。が、その内容は話す度に変わる
 『子供の頃、父親に包丁でつけられた』という話だったり、『顔に傷を負った妻を励ますために、自分で傷つけた』という話だったりする
 これらは一種のジョークと思われ、事実なのかウソなのかは謎。よく見ると、話してる間のジョーカーの顔は、その場で考えながら話をしているようにも見える
 この話をする時のセリフ、『Why so Serious?(そのしかめっ面は何だ?)』は映画の代表的なフレーズ
45: ◆t8EBwAYVrY 2014/01/30(木) 21:19:32.60 ID:EHIkqmdr0
ジョーカー「よォ~こそ、プリズン・ブレイカー達。お前らを檻から出してやったのは俺だ。ちょいと協力してもらうぜ」

脱獄犯A「出してくれてありがとよ。だがどうやったんだ?あの施設を襲撃なんて一人じゃ不可能だったろう」

ジョーカー「この街にゃゴロツキが山ほどいる。金さえ払えば、俺の言うことを聞く連中がな。お前らもそうだろう?」

脱獄犯B「報酬さえくれるんならアンタに従うぜ」

テレスティーナ「・・・脱獄させてくれたのは感謝するわ。・・・けど、何が目的?」

ジョーカー「俺は自由が好きなんだ。人間だれしも自由である権利はある、だろう?それを阻む権利は誰にもねえってな」

テレスティーナ「・・・」

ジョーカー「俺は手下を集める才能には長けてるんだが、その中にお前さんの元手下とかもいてな。この街に詳しくて、機械にも強い連中だ」

ジョーカー「ノウリョクシャとかいうフザけた手品を使う連中が多いこの街ではお前さんの技術が役に立つ。手下共をかしてやるから装置を作れ」

テレスティーナ「・・・」

ジョーカー「金ならある。この3日でコツコツ稼いだからな。報酬は弾んでやるさ」

脱獄犯C「うっしゃ!」

ジョーカー「だがハッキリさせておこう。ボスは俺だ。部下はボスには逆らうんじゃない。言葉づかいもな」

脱獄犯B「っ・・・」

脱獄犯A「・・・ああ」

テレスティーナ「・・・」





 ―――――

浜面「っち・・・レミー(ガンビット)とカート(ナイトクロウラー)とジャガーノートとカードする約束だったのに、連中昨日の内に帰りやがったなんて・・・」

浜面「まあ向こうの世界で色々面倒が起こってるらしいから、しょうがないっちゃあしょうがないが・・・なんで連絡してくれねえんだよ!ドタキャンかよ!」

浜面「おかげで今日一日の予定が真っ白になっちまった・・・それにさっきのウルトロン放送・・・何か不気味だぜ・・・・・・ん?あれは絹旗?」

絹旗「あ、超浜面」

浜面「何やってんだお前一人で。今日は麦野達と映画鑑賞会だったんじゃねーのか?」

絹旗「ふふん。私は現在、超大捜査線をしてるんですよ。浜面みたいに超イカサマポーカーをしているのとは超訳が違うんです」

浜面「・・・何かの遊びか?」

絹旗「違います!行方不明者を超捜索してるんですよ!」

浜面「へえー・・・お前いつからジャッジメントになったんだ?」

絹旗「何か超本気にしてませんね・・・」

浜面「っま、せいぜいがんばってくれ。俺ァ帰るからよ」スタスタ

絹旗「あ、そういえば滝壺さんと超連絡がとれないんですが、何かしってます?」

浜面「・・・・・・何だと?」ピタッ
46: ◆t8EBwAYVrY 2014/01/30(木) 22:26:49.82 ID:EHIkqmdr0
 シュン

黒子「お待たせいたしましたの絹旗さん。・・・あら、浜面さんもご一緒で?」

絹旗「超偶然出くわしたんですが、超役立たずな浜面でも協力させてほしいって言ってきかないんですよ」

浜面「白井ィ!滝壺と連絡がとれねえ!も、ももももしかしてさっきのウルトロン映像のヤツに・・・ゆ、誘拐されたんじゃあ・・・」

黒子「落ち着いてください。滝壺さんは佐天さんとご一緒のようですの」

絹旗「佐天さんと?」

浜面「ッホ・・・安心したぜ・・・」

黒子「ですが、二人とも行方不明になってますの」

浜面「なんだとおおおおお!?」

黒子「ウルトロンさんに調べてもらった所、佐天さんが最後に防犯カメラに映っていた場所を教えていただきましたの。滝壺さんも一緒に映っていましたが・・・」

絹旗「そこはどこなんですか?」

黒子「あちらの方ですわ。ジョーカーに攫われたのなら、おそらくその場所に何か手掛かりがあるはずですの」

浜面「早く行こう!滝壺に何かあった日には俺ァ・・・」

絹旗「確かに超ヤバそうですね。超シンビオート、行きましょう」

シンビオート「ウニャー」ウジュルウジュル

シンビオート・絹旗「ではすぐに向かいましょう。白井さん、超誘導してください」

黒子「ええ、では」シュン

浜面「絹旗!おぶってくれ!」

S絹旗「・・・ったく、超世話が焼けますね」



スパイダーレディー「スパイディ!」THWIP!

スパイディ「!みさ・・・レディー、何だってそんなカッコしてんだよ」

レディー「この姿ならウェブも使えて移動が早いからね。それより、さっきの放送・・・」

スパイディ「ああ、見てたよ。タイツだのヒーローだのって僕のことを言ってるみたいだった」

レディー「アンタの世界のヤツ?」

スパイディ「いいや、あんなのは知らない。この世界の人間かも知れない・・・何かの能力者とか・・・」

レディー「かもね・・・私達はジョーカーを探しましょう。佐天さんは黒子達が探すって」

スパイディ「・・・ああ」

 THWIP!
47: ◆t8EBwAYVrY 2014/01/30(木) 22:39:54.96 ID:EHIkqmdr0
 ―――――

黒子「この辺りですわね・・・絹旗さんと浜面さんはあちらを、私は向こうを探しますの」

絹旗「超了解です!」

浜面「滝壺ぉ~!どこだぁ~!返事してくれぇ~!」オーイ

絹旗「シーッ!超大声を出さないでくださいヅラハマ!」

浜面「なんでだ!すぐにでも滝壺を助けないと!涙子だってそうだ!」

絹旗「さっきの放送を見たでしょう。私も街頭モニターで超拝見してましたが、アレは超『ヤバイ』系のヤツですよ。ヘタに刺激すると何しでかすか・・・」

浜面「そ、そうか・・・こっそりだな」

絹旗「そうです。まったくこれだから超ヅラハマは・・・・・・ん?これって!」

浜面「・・・何だそれ・・・・・・壊れた携帯!?滝壺のじゃねえか!」

絹旗「超落ち着いてください!・・・こういう時にヘタに動くのは超危険です。白井さんを呼びましょう」



 シュン

黒子「滝壺さんの携帯が?」

絹旗「ええ、これです。超道端に落ちてました」

浜面「追跡されないために、ジョーカーが破壊したのか・・・」

黒子「まだジョーカーに誘拐されたとは決まっておりませんの。・・・ですが、どうやらここで何かがあったのは間違いないようですの」

絹旗「あっちに廃ビルがありますが・・・攫ったんならそこに超隠れているんじゃないでしょうか」

黒子「廃ビル・・・確かに、二人を同時に攫うとしたら、目撃されるリスクを考えると近くに隠れるでしょうね」

浜面「じゃああのビルに滝壺と涙子がいるのか!」

黒子「落ち着いてください浜面さん。動きを悟られると人質が危険です。慎重に行きますの」





初春「・・・」カタカタカタ

固法「アンチスキルも動いてるけど、ジョーカーの足取りはつかめてないそうよ。・・・そっちは何か新情報は?」

初春「・・・どうやらこの3日の間の連続強盗はジョーカーの犯行で間違いありませんね。ウルトロンさんに銀行内のカメラの映像をいただいたんですが、それらしき人物が」

固法「その辺のゴロツキに強盗の話を持ちかけて犯行におよんだってとこかしら・・・」

初春「それと、ジョーカーは仕事が終わったらすぐに仲間の強盗を撃ってるんです。奪った金品を持って、アンチスキルが駆けつける前にその場を後にしてます」

固法「・・・その場限りの仕事仲間ってことね」

初春「ジョーカー本人含む強盗グループは、ピエロの面をかぶってるから誰が誰だかは判断しづらいんですが、どの現場にも同じ体格の男がいます。それがジョーカーです」

固法「この3日で活動資金を集めてたのね・・・今度は何をしでかすのか・・・」
48: ◆t8EBwAYVrY 2014/01/30(木) 23:03:51.74 ID:EHIkqmdr0
 ―――――

黒子「・・・中は人がいた痕跡がありますわね。ここにいるのは間違いありませんわ」

絹旗「向こうは超気づいているでしょうか?」

黒子「おそらくまだ・・・私達3人だけで行動していますので」

浜面「おし、二手に分かれようぜ。絹旗は一階を、俺と白井は上の方を調べようぜ」

絹旗「なんで浜面が超決めてるんですか」

浜面「俺一人だと危険だろ」

絹旗「Oh・・・」

黒子「では絹旗さんは一階を。ですが、ジョーカーを発見した場合、決して一人で立ち向かわないでくださいまし。人質を盾にされる可能性もありますの」

絹旗「超了解です」
49: ◆t8EBwAYVrY 2014/01/30(木) 23:33:57.81 ID:EHIkqmdr0



 シュン

黒子「・・・やはりここはジョーカーの隠れ家と言ったところでしょうか・・・そこら中に人がいた形跡がありますの」

浜面「ウルトロンの映像で映ってた場所も、ここっぽいな。・・・滝壺・・・どこにいるんだ・・・」

黒子「!・・・待って。これは・・・」ス・・・

浜面「・・・それは・・・涙子の携帯か?」

黒子「・・・佐天さんの壊れた携帯が落ちてるということは・・・やはりここに・・・」

浜面「・・・」

黒子「浜面さん、通路の向こう側を調べてくださいまし。人質の方がおられれば救出を。何かあれば呼んでください」

浜面「おう」



絹旗「うーん・・・何かのガラクタみたいなのが超たくさん散らばってますね・・・薬莢も・・・・・・」

絹旗「・・・ね、念のために窒素装甲を超纏っておきましょう」

絹旗「・・・・・・!・・・これは」ガラガラ・・・

絹旗「・・・奥の方に裏口が!超逃走用通路でしょうか・・・なるほど、超用意周到ですね。ですがこの超絹旗最愛がいるからには、そう簡単にはいきませんよ」

絹旗「どこに通じてるんでしょうか・・・一応超調べておきましょう」ガチャ



黒子「・・・・・・(この扉の向こうにはジョーカーがいるかもしれませんわ・・・まずは中をしっかり確認しなければ・・・)」ギイィ・・・

黒子「・・・」ソッ・・・

黒子「・・・・・・誰もいませんわね・・・・・・ガラクタがたくさんありますが・・・・・・!・・・あれは」



男子学生「・・・・・・」

黒子「人質の学生!映像に映っていた方ですの!」

黒子(・・・一人しかおられませんのが疑問ですが、きっとすぐに病院に運ばないと危ない状態。早く救出しないと!)ダッ

 プツッ

黒子「っ!?・・・今、何か糸のようなものが――」



 Pi・・・Pi・・・

黒子「!!!(爆弾ッ!?)」



浜面「白井、向こうには誰も――」

黒子「ッ!!!っく!!!」ガシッ シュン



浜面「い?」

 シュン ガシッ



 BOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOMMMMM!
50: ◆t8EBwAYVrY 2014/01/31(金) 00:17:18.59 ID:pfTWtPiB0
スパイディ「!・・・今、向こうの方で爆発が・・・」

レディー「え?」

スパイディ「御坂!あっちだ!爆発があった!すぐに向かおう!」THWIP!

レディー「あ!ちょっと!本名言うんじゃないっての!」THWIP





 ガラガラガラ・・・・・・

絹旗「・・・っ・・・・・・な、なんですか超突然・・・窒素装甲を纏っていたものの・・・裏口から外に出てなかったら危なかったかも・・・」

絹旗「!・・・浜面?白井さん?・・・ど、どこですか?・・・・・・まさか・・・爆発に巻き込まれ・・・」

絹旗「・・・い、いやいやいや!白井さんは超空間移動の能力者ですし・・・きっと・・・」



浜面「・・・うう・・・・・・っぐ・・・」ガラ・・・

絹旗「!浜面!?シンビオート!ビルの瓦礫を超どけますよ!」ウジュル

S絹旗「浜面!この下ですか!?」ガララ!

浜面「・・・きぬ・・・はた・・・・・・」

S絹旗「!・・・白井さん!?・・・それに・・・超人質の学生!」

浜面「・・・し・・・白井を・・・・・・早く・・・病院・・・に・・・・・・」

S絹旗「あ、え、えと・・・えと・・・」



 THWIP!

スパイディ「!絹旗!」チャクチ

レディー「大丈夫?」チャクチ

S絹旗「スパイダーマン!御坂さん!白井さんが!浜面と白井さんが!」

レディー「!?黒子!?黒子ォ!」

白井「―――」
51: ◆t8EBwAYVrY 2014/01/31(金) 00:33:38.77 ID:pfTWtPiB0



 ―第7学区の病院

スパイディ「ドクター、黒子の様子は?」

冥土帰し「かなり危なかったけど、今は眠ってるよ。僕は医者だからね?救うのが仕事だ。君と同じでね?」

スパイディ「・・・」

冥土帰し「ジョーカーの人質にされていた学生も無事だ。目と鼻の手術は後日行うことになるがね?」

絹旗「・・・あ、あの・・・浜面は?・・・」

冥土帰し「彼は彼女達ほど重症じゃなかった。話は聞けるけど、ケガ人だからまた後日改めてくれるね?」

絹旗「・・・はい」

御坂「・・・」

スパイディ「御坂、マスクとコスは?」

御坂「・・・あんなの着てる気にならないわ・・・・・・」

スパイディ「Uh-oh」

御坂「でも・・・あのカッコだからこそすぐに現場に到着できたわ。それにスパイディが気づいたから・・・ありがとうねスパイディ」

スパイディ「・・・絹旗が3人を瓦礫から引き出してくれてたから、すぐに運べたんだ。それにちょうど3人で一人ずつ運べたからね。3人助かったのは君達のおかげだ」

絹旗「・・・」

スパイディ「で・・・さっき絹旗から大体の事情は聞いたけど、ジョーカーの隠れ家らしきビルが突然爆発したんだね?」

絹旗「はい。私は一人で一階を超捜査してたんですが・・・突然・・・」

御坂「でも黒子なら能力ですぐに退避できそうだけど・・・」



浜面「白井は・・・俺と学生を助けるために盾になってくれたんだ・・・」フラッ・・・

絹旗「!浜面!」

冥土帰し「こらこら、君はまだ安静の身なんだけどね?」

浜面「少しだけ言わせてくれ・・・白井は・・・人質の学生を見つけて、助けだそうとしてたみたいだった・・・だがその部屋に爆弾があったみてえだ・・・」

スパイディ「・・・学生は・・・エサに使われたってことか・・・」

浜面「白井は学生を掴んで、俺も一緒に空間移動でその場から離れようとしたけど・・・その二手分のタイムロスで外に移動する間がなかった・・・」

御坂「・・・」

冥土帰し「・・・僕は彼女を看ておくね?あまりここにいるべき雰囲気じゃないからね?・・・」

スパイディ「とっさに学生と浜面を爆破から庇う形をとったのは、さすがジャッジメントってとこだね」

浜面「っく・・・そういうのは俺の役目だってのに・・・・・・白井のヤツ・・・」グスッ・・・

絹旗「ジャッジメントの超鏡ですね・・・」

御坂「・・・さすが黒子ね・・・目が覚めたら何かサービスしてあげなきゃ」



黒子「ッ!!!」ビキューン!

冥土帰し「医療薬学を超越して目を覚まさないでくれるないかな?」
52: ◆t8EBwAYVrY 2014/01/31(金) 00:50:35.20 ID:pfTWtPiB0
今回はここまでで。ジョーカーをジョーカーらしく書くには『ダークナイト』だけでは少ないと思い、DC翻訳本のレビューを見て何か買おうかと検討してたらどれもほしくなってきちゃった
『ジョーカー』と『DKR』は確定として、『スーパーマン:レッドサン』やら『スーパーマン:ラストサン』、『グリーンランタン・リバース』とかほしいのがどんどん増えてきて・・・
『バットマン:イヤーワン・イヤーツー』とか『ロングハロウィーン』は近所の図書館にあるみたいなのでその分は無料で見れるぜヒャッホイ
その図書館で『アルティメットスパイダーマン』や『アルティメットX-MEN』を見たのはええ思い出やー
65: ◆t8EBwAYVrY 2014/02/06(木) 01:03:52.76 ID:x+GNvkGE0
スパイディ「御坂のサービスがあると聞けば、黒子なら心停止してても復活するだろうね」

御坂「・・・・・・否定できないのが怖い」

初春「御坂さん!スパイダーマンさん!」タタタ

スパイディ「!初春」

初春「し、白井さんがケガしたって・・・ハア・・・ハア・・・」

御坂「今は寝てるそうだけど、なんとか大丈夫みたいよ」

初春「そ・・・そうですかァ~・・・」ヘナヘナ

絹旗「申し訳ありません初春さん・・・私がいながら白井さんにこんな超深手を負わせてしまうなんて・・・」

浜面「いや・・・それを言うなら俺だ・・・図体だけが取り柄だってのに・・・っぐ・・・逆に守られるなんて・・・」

初春「え、ええっと・・・」アタフタ



麦野「浜面ァ~ッ!てめェなに女子中学生に助けられてるのかにゃ~ん!?」

浜面「ッゲー!?麦野!?フレンダ&フレメアまで!?」

フレンダ「結局、大事になってきたからってさっき絹旗に呼ばれた訳よ」

フレメア「大体、あのジョーカーの仕業なんだよね?だったらなんとかしないと」

フレンダ「滝壺と涙子の救出もあるし」

御坂「アンタ達・・・」

麦野「何『手伝ってくれるの?』って顔してんのよ。今更すぎるっつーの。第一、仲間の滝壺に加えて涙子まで攫われたってんなら、黙ってろってのが無茶ってもんよ」

フレメア「すでに何度も一緒に戦ってきた仲だし、そもそも友達だし。にゃあ」

麦野「っそ。だから『ありがとう』とかそういうのナシだからね」

御坂「・・・ええ!」
67: ◆t8EBwAYVrY 2014/02/06(木) 01:12:44.02 ID:x+GNvkGE0
スパイディ「そんじゃあ状況整理しよう。ジョーカーはどこに潜んでいるのか、攫った人質達と佐天、滝壺はどこにいるのかも不明だ」

御坂「この3日の間に行方不明になった6人の学生・・・それらがジョーカーに人質として攫われたのはほぼ確定ね。そのうち一人は、今ここで治療中・・・」

スパイディ「佐天達が最後に監視カメラに映っていた場所の近くを黒子と絹旗と浜面が調査してて、佐天と滝壺の携帯が落ちてた・・・けどそこはトラップだったんだね」

浜面「ああ・・・人質が一人取り残されてて、そこに爆弾が・・・っぐ」

フレメア「浜面、黒子に守ってもらったとはいえ大体重傷なんだから病室に戻ったら?」

浜面「・・・っぐ・・・ああ・・・」

麦野「で、そこにジョーカーはいなかったんだね?」

絹旗「はい。ですが裏道に抜ける超裏口がありました。おそらくそこから移動したのかと・・・」

スパイディ「初春、ウルトロンに聞いたところジョーカーは監視カメラに映っている時もあれば映らない場所を移動してて、足取りはつかめないんだね?」

初春「は、はい。たぶん絹旗さんの言うような裏道などを移動しています」

フレンダ「学園都市が誇る人工衛星で居場所特定できない訳?」

初春「それが・・・先日のオンスロート事件での電磁パルスの影響で監視衛星は全てダウンしてるとか・・・」

フレンダ「・・・」ガクッ

初春「監視カメラで追い切れないのもそれが原因です。学園都市中のカメラも大破してて、カメラの付け替えが完了してるのはまだまだ全部じゃないので・・・」

麦野「・・・そもそものカメラの数も少ないってことね」

フレメア「なんだか大体、向こうに都合がいいことだらけだね」

スパイディ「・・・」

フレンダ「なら結局、アイアンマンとか呼べば一発なんじゃないの?何だかんだ言ってアイツかなり便利だし」

スパイディ「それが・・・僕達の世界でも大物ヴィランと大抗争中で手がいっぱいで、あっちとこっちの行き来もできないんだ」

麦野「はァァァ!?キャップこねェのかよオイィ!」

絹旗「まるで超狙ったかのようなタイミングですね」

スパイディ「・・・計算なのか、それとも偶然か・・・・・・そうだとしたらジョーカーってのはすごく悪運の強い男だね」

御坂「そもそもジョーカーの能力は何なのかしら・・・姿を消す系統?空間移動?」

初春「バンクは一応調べたんですが・・・やはり載ってませんでした」

麦野「学園都市の連中か、魔術関連のヤツか、異世界のヤツか・・・それすらも謎なのね。・・・ったく、手がかりが何もないわね・・・」

絹旗「そうだ!ジョーカーの居場所は超つかめなくても、滝壺さんや佐天さんの居場所なら超見つかるんじゃないですか?」

御坂「!そうか!食蜂なら!」

フレンダ「さえてんじゃん絹旗ァ~!」

絹旗「超名探偵最愛ちゃんと呼んでください」フンス
68: ◆t8EBwAYVrY 2014/02/06(木) 01:15:24.86 ID:x+GNvkGE0
 BEEP BEEP

初春「!ハイ、もしもし・・・・・・!・・・わかりました!私も・・・・・・え・・・ハイ。ハイ。わかりました。・・・え?・・・そうですか!はい!」Pi

御坂「ジャッジメント?」

初春「はい。スキルアウトがこの混乱に乗じて暴動を起こそうと準備してるという情報が入ったそうです。私も向かおうかと思ったんですが、御坂さん達といてくれって固法先輩が・・・」

麦野「ったく、こんな時に内輪モメかよッ」

御坂(・・・?・・・何か・・・引っかかるわね・・・)

初春「それと、アンチスキルなんですが・・・ジョーカーと人質の目撃情報が民間の方から情報があっったので出動するそうです」

絹旗「!それはどこですか!?私も超雪辱を晴らします!」

初春「テレスティーナさんが・・・以前管理していた施設だそうです」

御坂「テレスティーナ?なんであいつとジョーカーが・・・」

初春「ウルトロン放送の際に囚人収監施設から脱走したメンバーの中にテレスティーナさんも含まれてるそうです。・・・おそらくジョーカーが引き入れたのかと」

フレンダ「そいつについては詳しくないけど、学園都市の科学に対する防衛術を獲得するため・・・ってとこかしら。隠れ家にしてるとすれば合点がいく訳よ」

初春「アンチスキル総動員でその施設に踏み込むそうです。相手がどれほどの人数かも不明ですし、人質もいるから」

スパイディ「・・・ちょっと待って。・・・もし・・・その施設も、黒子達が踏み込んだビルみたいに罠だったら?・・・」

御坂「!・・・アンチスキルが・・・一気にやられる!」

フレンダ「でも目撃情報があった訳でしょ?」

スパイディ「その情報をアンチスキルに提供したのがジョーカーの手下なら?・・・」

フレンダ「!」

スパイディ「ジョーカーは学園都市の人間を手下にしてる。今までのヴィランは一目で見ぬけたけど、一般人がジョーカーの配下になってるんだ。どこに誰が潜んでるかわからないんだ」

初春「・・・そ、そんな・・・もしそうだとしたら!」

スパイディ「僕が行く!ジョーカーがいるかいないかにせよ加勢しなくっちゃ!」THWIP!
74: ◆t8EBwAYVrY 2014/02/07(金) 23:41:09.77 ID:7leyjWs/0
 ―とある研究施設

警備員「突撃の準備完了しました。いつでも行けます」

黄泉川「うしっ、まずは人質の救出を最優先に行動するじゃん。私が先頭に――」

鉄装「いえ、私が・・・私に行かせてください!」

黄泉川「!・・・鉄装」

鉄装「2日前・・・行方不明になった生徒・・・長点上機の生徒なんですが・・・行方不明になる直前に私、その子に声をかけてたんです。もうすぐ下校時刻だから気をつけなさいって・・・」

鉄装「あの時・・・もっと何かできたかもしれない・・・・・・こんな事件に巻き込ませずにすんだかもしれない・・・だからせめて・・・」

黄泉川「・・・わかったじゃん。でも気をつけるじゃんよ。中に何人いるかもわからないからな」

鉄装「はい!」



 ―――――

食蜂「・・・なるほどねぇ・・・佐天さんと滝壺さんが・・・」

御坂「ええ、だからあなたの能力で二人の居場所を突き止めてほしいの」

麦野「そこに他の人質達もいるだろうからね」

御坂「・・・できるだけ人を巻きこまないようにしたかったけど・・・今は状況が状況なの」

食蜂「わかったわぁ。佐天さんも滝壺さんもお友達だしぃ、私が協力するのは当然なんだゾ☆」

フレンダ「ちゃっちゃと見つけて、ジョーカーをふんづかまえる訳よ!」



 ―――――

固法「ええっ!?バスで移動するの!?かなりの大所帯よ!?」

風紀委員A「しょうがないですよ。スキルアウトの集団が暴動を起こそうと準備してるって匿名の通報があったのは第10学区なんですよ」

風紀委員B「向こうもかなりの人数がいるらしいし、こっちもそれなりの数で行かないと・・・アンチスキルはジョーカーの方に出張ってますし・・・」

固法「うう・・・なんか集団でバス移動ってカッコ悪いなあ・・・」

風紀委員A「あ、バスが来ましたよ」

風紀委員C「?・・・何かいつものバスと雰囲気が違う・・・・・・」

風紀委員D「!・・・これ、オートパイロットですよ」

固法「え?大覇星祭でもないのに?・・・」

風紀委員A「きっとジョーカー関連で危険だとか、そういう理由ですよ。早くスキルアウト達を止めに行きましょう!」
75: ◆t8EBwAYVrY 2014/02/07(金) 23:54:13.69 ID:7leyjWs/0
 ―――――

鉄装「・・・・・・」チャキ

鉄装「クリア!誰もいません!」

黄泉川【よし。中に進むじゃん。私達は外を見張ってるじゃんよ。逃げるヤツがいても任せるじゃんよ!】

鉄装「はい!」

警備員A「・・・中がだいぶ散乱してるな・・・ヤツらの隠れ家らしいぜ・・・」

警備員B「俺達は向こうの通路を調べる。そっちは任せた」

鉄装「はい!」

警備員C「鉄装先生、先頭で進んで大丈夫ですか?」

鉄装「大丈夫です!早く人質の子達を助けましょう!」ガクガク

警備員C(・・・足が震えてるのに・・・強い人だ)

 プシュー

鉄装「・・・」チャキ

長点上機生徒「・・・!~ッ!~ッ!」

警備員C「!?ピエロの面をかぶせられた・・・学生だ!」

鉄装「人質を発見!周囲に人影ナシ!救助に向かいます!」ダッ



 ―――――

食蜂「・・・」キィーン・・・

御坂「・・・どう?」

食蜂「・・・・・・おかしい・・・佐天さんも滝壺さんも・・・どこにもいない」

御坂「!?」

初春「ど、どういうことですか?学園都市内に・・・いないってこと?」

食蜂「エクステリアを使用しても、どこにいるかも掴めないわ」

麦野「アンタの射程範囲外ってことか?」

御坂「・・・いえ、食蜂もMARVELS達との交流で能力はパワーアップしてきてるはず・・・」

食蜂「そうよぉ。学園都市内なら居場所だけでも掴めると思うんだけどぉ・・・」

絹旗「じゃ、じゃあ学園都市の超外に連れ去られたと!?」

初春「・・・そんなことをするんでしょうか?わざわざ人質を外に出す必要なんて・・・」

食蜂「まるでステルス迷彩でコーティングされてるみたい・・・」

フレメア「たぶん大体、能力の無効化とかの装置を使ってるのかも」

御坂「っく・・・じゃあ食蜂、ジョーカーの居場所を探してちょうだい。できるなら、ヤツを骨抜きにしてやって」



 ―――――

風紀委員E「それにしても、こんな時にスキルアウトが暴動だなんて・・・何を考えてるのかしら」

風紀委員B「ジョーカーにかき回されてる今がチャンスってことなんだろうけど・・・だからって・・・なあ」

固法(・・・・・・確かに・・・なんでそんなことを・・・何かが引っかかるわ・・・)

固法(それだけじゃない・・・何か妙ね・・・このバス、そこら中に傷痕がある・・・・・・)

風紀委員C「おい、オートパイロットなのに全然出発しないじゃないか。どうなってんだ?」

風紀委員A「故障か?ちょっと運転席見てくる」
76: ◆t8EBwAYVrY 2014/02/08(土) 00:01:12.26 ID:gCqgdElW0

 プシュー

警備員B「・・・」チャキ

警備員B「・・・・・・なんだ・・・こりゃあ・・・」

黄泉川【どうした?】

警備員B「・・・し、施設の奥に・・・た、大量のドラム缶のようなものが・・・」

黄泉川【何!?】



長点上機生徒「ハァッ!ハァッ!ハァッ!」

鉄装「大丈夫、大丈夫・・・もう大丈夫よ・・・安心して・・・」

長点上機生徒「はッ、早く逃げないと!ここから早く出ないと!!!」





食蜂「・・・・・・」ギュゥゥゥン・・・

食蜂(・・・!いた!ジョーカーは第7学区にいる!)

食蜂(どこかに移動しているみたい・・・何か目的があるのかしらぁ?・・・)

食蜂(このまま一気に支配してあげるんだゾ☆)

 ギュゥゥゥゥゥン!





固法(バスの中にどうしてこんなに傷が?・・・争った跡みたいな・・・・・・)

固法(何かおかしい。・・・・・・もしかして・・・念のため、私の能力で!)ギュン

固法(・・・・・・!?・・・こ、これって・・・これって!)
77: ◆t8EBwAYVrY 2014/02/08(土) 00:29:16.80 ID:gCqgdElW0



警備員D「落ち着け、我々はアンチスキルだ。もう助かったんだよ」

長点上機生徒「ち、違う!アイツが言ってた!ティーゼルエンジンと硝酸アンモニウムで・・・花火を上げるって!」

鉄装「え?・・・」



黄泉川【すぐに出るじゃん!早く!】

 PEEE――

警備員B「っ!・・・ど、ドラム缶の上の・・・タイマーから・・・音が鳴って――」

 BOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOMMMMMMM!!!



 ―――

 ッッッッッ

食蜂「ッ!!?ッアッ!!!」バチィッ!

御坂「!?食蜂!?どうしたの!?」

初春「食蜂さん!?」

食蜂「ッ!・・・ッア・・・・・・ッ・・・・・・」ガタガタガタ

絹旗「な、なんですか!?どうしたんですか!?急に超顔色が悪くなって・・・震えだして」

食蜂「アァ・・・ッ・・・・・・ダメ・・・」ガタガタガタ

麦野「おいおいおいおいおいおい・・・大丈夫か?なんかかなーりヤバそうじゃないの」

御坂「食蜂!どうしたの食蜂!」

食蜂「・・・だ・・・ダメよ・・・・・・アイツの・・・頭の中・・・・・・狂気しか・・・ない・・・・・・」ガタガタガタ

御坂「!?」

食蜂「・・・あ・・・アイツ・・・・・・ジョーカー・・・・・・ジョーカーは・・・・・・」ガタガタガタ





固法(これって爆弾なんじゃないの!?バスの床下に!)

風紀委員B「おい、どうした?オートパイロットが壊れてるのか?」

風紀委員A「?・・・運転席に何か・・・紙切れが・・・・・・なんだ?メモか?」ス・・・



 『 UP(お空の彼方へ) 』



風紀委員A「・・・・・・?」

固法「皆!逃げ――」

 BOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOMMMMMMMMMMMMM!!!
89: ◆t8EBwAYVrY 2014/02/14(金) 19:55:33.61 ID:gVDWhsSI0



 ―――セブンスミスト

    BANG!

 「!?・・・な、なんだ?・・・」

 「!・・・あ、あれって・・・・・・」



ジョーカー「グ~ッドイブニーング、レディースエンジェントルメン。そう怖がるんじゃねえ。俺ァ客としてここに来たんだ。とりあえずその場に伏せろお前ら」

 「じょ、ジョーカー!」

 「それにお面をした男が数人・・・銃を持ってる!」

ジョーカー「言っとくが、ノウリョクシャとかいうヤツがいるんなら何もしない方が身のためだぜ。俺が持ってるこのスイッチは、この建物に設置した爆弾の起爆装置だ」

 「!」

ジョーカー「ノウリョクを使って俺を止めようとしてみろ。その瞬間ドカンだ。ダルマ落としみてーにこの建物は崩れちまう。だから何もするなよ」

 「っ・・・」

ジョーカー「ほれ、早く床に伏せろお前ら。俺達以外の客全員だ」BANG!

 「っひ!」ズサッ

 「・・・なんてこった・・・・・・こんなトコにジョーカーが現れるなんて・・・」

 「大丈夫だ・・・きっとアンチスキルが来てくれるさ・・・」

 「あ、ああ・・・」



上条「・・・なんで今日に限って・・・インデックスがヒーローグッズを買いに行きたいなんて言った日に限ってジョーカーが・・・トホホ」

禁書目録「とーまの不幸体質もたまったもんじゃないんだよ!」
90: ◆t8EBwAYVrY 2014/02/14(金) 20:35:49.95 ID:gVDWhsSI0
スパイディ「!アンチスキルが踏み込むっていう施設の方から爆発が!遅かったか!?」THWIP!



黄泉川「・・・・・・う・・・っく・・・」フラッ・・・

警備員「・・・だ、大丈夫ですか黄泉川先生・・・」

黄泉川「あ・・・ああ・・・・・・!・・・中の連中は!?」

警備員「わかりません・・・突然爆発が・・・」

警備員「黄泉川先生!今通報で、ジョーカーがセブンスミストに現れたと!」

黄泉川「っく!・・・ここにジョーカーがいるってのはデマだったのか・・・ちくしょう!」

スパイディ「黄泉川!」THWIP!

黄泉川「!スパイディ!」

スパイディ「こ・・・これは・・・ジョーカーの目撃情報があった施設だよね・・・まさか中に人が?」

黄泉川「警備員の大半が突入していたが・・・すぐに救助に行くじゃん!」

警備員「ダメです!まだ炎が!」

黄泉川「中には人質の学生と警備員達がいるじゃん!早く助けないと!」

スパイディ「僕がいく!黄泉川達は救助隊を呼んで!」

黄泉川「スパイディ!」

スパイディ(こんな炎の中、僕の身体じゃ数分ももたないだろうけど・・・何もしないよりマシだ!目の前の人命をほっておくことなんてできない!)



ウルヴァリン「俺に任せろ、ピーター」ダッ

スパイディ「!?・・・ローガン!?」

黄泉川「ウルヴァリン!」

スパイディ「ど、どうしてここに!?僕達の世界に戻ってるはずじゃあ・・・それにこっちに来るのも今はできないって・・・」

ウルヴァリン「確かに一度は帰ったがな、お前一人だけにこの街を任せるってのも心配だったんで戻ってきたのさ。俺達の世界はアベンジャーズやX-MENが何とかするだろうってな」

スパイディ「ローガン・・・」

ウルヴァリン「こっちに来た後で、世界の行き来ができなくなったらしい。つまり俺とお前だけだ。この世界に残ってるヒーローはな。・・・最も、この街の連中だけで十分かもしれねえが」

スパイディ「・・・」

ウルヴァリン「とにかく今は、お前は黒幕を追え!こういう場面じゃ俺の能力が役に立つからな!さっさと行け!」バシャ! ダッ!

警備員「み、水をかぶって中に突っ込んで行った!」

スパイディ「・・・ローガン・・・・・・」

黄泉川「っ・・・早く救助隊を呼ぶじゃん!ウルヴァリン一人に任せっきりにはできないじゃん!」

警備員「は、はい!」

黄泉川「スパイディ!お前はジョーカーを追うじゃん!セブンスミストにいるらしい!早くとっ捕まえてくれじゃん!」

スパイディ「・・・うん!ここは任せたよ!」THWIP!
91: ◆t8EBwAYVrY 2014/02/14(金) 20:43:28.72 ID:gVDWhsSI0
>>90

俺の能力が役に立つ~:ウルヴァリンの超回復能力『ヒーリングファクター』は致命傷のダメージでもすぐに再生する(時と場合で差異はあるが)
 大火事のマンションに子供が取り残された現場で、消防隊員がうかつに救助に行けないという状況でウルヴァリンは水をかぶってその身一つで子供を助けに行った
 救助後、消防隊員に『あんたはヒーローだ』と称えられるが、『ヒーローってのは毎日こんなことをしてるアンタ達だ』と返している
 普段は批難を浴びているミュータントのウルヴァリンだが、人々に素直に『ヒーロー』と呼ばれるウルヴァリンの勇姿と、普通の人々でもヒーローと呼べる存在であることを表している
95: ◆t8EBwAYVrY 2014/02/14(金) 20:55:31.60 ID:gVDWhsSI0



御坂「食蜂!?ちょっと!大丈夫!?」

初春「こ、これって危険かもしれませんよ!早くお医者さんに診せないと!」

絹旗「ジョーカーの頭に侵入したんでしょうか・・・突然超震えだして・・・」

フレメア「大体、カエル顔の医者に早く診せよう!」

麦野「・・・・・・(頭の中に狂気しかない・・・って・・・・・・)」



 ―――――

ジョーカー「さぁて、品定めといこうか」

上条(・・・ジョーカーの野郎・・・何の目的でこんなトコに・・・・・・隙をついてなんとかしなくちゃ・・・)

禁書(?・・・ジョーカー・・・アベンジャーズのグッズコーナーに行くんだよ)

上条(なんだ?・・・なんでヒーロー商品の売り場に・・・)

ジョーカー「・・・」ガサガサ

ジョーカー「・・・」ガサガサ

上条(・・・グッズを・・・探してるのか?・・・・・・でもなんで・・・)

ジョーカー「おい、お前ココの店員だな?」

店員「!?・・・は、はい」

ジョーカー「人伝いで聞いたんだが・・・この街のヒーロー達のグッズをここで販売してるんだってな?・・・ココにあるのがそのヒーローグッズだよな?」

店員「・・・は、はい」

ジョーカー「品切れしてんじゃねえか」チャキ

店員「!!!」ゴリッ

上条「!・・・店員のこめかみに銃口を!・・・野郎ッ!」グッ

禁書「待ってとうま!今は危険なんだよ!へたに動くと店員が撃たれちゃうかも!」

上条「っく!・・・」

ジョーカー「俺のほしいヒーローのグッズがねえぞ。どーゆー店だココは。こんだけでけぇ店なのに、アイツの商品がねえってのはどういうことだ?」グリグリ

店員「っひ・・・・・・そ・・・そんな・・・ここにあるので・・・ぜ、全部です!」

ジョーカー「なあなあなあ・・・俺ァ別にお前をバラしたいからイチャモンつけてるんじゃねえんだよ。なあ、なんでアイツのがねえのかって聞いてんだ。なあ?」ゴリッ

店員「ッヒィ・・・さ、サノス達の事件以降の・・・ヒーローのグッズはまだ・・・商品化してません・・・・・・ドーマムゥの事件まで・・・しかまだ・・・」フルフル

ジョーカー「ンなてめェらの都合なんざ聞いてねえんだよ。なんで『アイツ』のがねえんだ!」

店員「ッ!」

上条「もう我慢できねえっ!俺が――」



 CHRRREEEEESSSHHHHHH!

スパイディ「窓ガラス割っちゃってゴメンよ!弁償代はジョーカーに当ててね!」

ジョーカー「!」

上条「!スパイディ!」
96: ◆t8EBwAYVrY 2014/02/14(金) 20:58:27.23 ID:gVDWhsSI0
>>95

頭の中に狂気しかない~:アトムというヒーローがジョーカーの頭の中に侵入し、その本性を見ようとしたが、逆にアトムの方が『壊れて』しまったことがあるらしい
97: 以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします 2014/02/14(金) 21:04:07.17 ID:zGzw8aDio
デップーの脳内に入るのと同じくらい危険だよ
98: ◆t8EBwAYVrY 2014/02/14(金) 21:12:57.15 ID:gVDWhsSI0
ジョーカー「あァ、お前がスパイダーマンか。歓迎するぜ」

スパイディ「アンタがジョーカーだな。よくもさんざんやってくれたね。今の僕は手加減ができそうにもないから、今のうちに白旗を握っておくんだな」

ジョーカー「やれ!」

手下「うおおおお!」ダッ

手下「これだけの人数を相手にしちゃ、いくらスパイダーマンでも勝てっこねえぜ!」ダッ

スパイディ「手下達に戦わせるってのかい。君達も学園都市の人間なのにこんなことするなんて、オシオキしなきゃな!」SMAK!

手下「うぐえっ!」

手下「このっ!」ブン!

スパイディ「おっと、何人でかかってきても僕はとらえられないぞ!」BOK!

手下「うおお!」バンバンバン!

スパイディ「HA!銃弾なんか当たるもんか!スパイダーセンスで感知して素早く回避できるんだからね!」SMASH!

手下「っが!」

手下「この野郎・・・今日こそブッ倒してやる!」

上条「うおおおおお!」バキッ!

手下「うげ!?」

スパイディ「!?当麻!?こんなとこで何してるんだ!」

上条「偶然居合わせたんだよ。とにかく、俺も加勢するぜ!」

手下「なんだテメー!」ブン!

上条「おっと、てめぇらは大人しく反省しやがれ!」ドゴォ



ジョーカー「HAHAHA!なるほどな。マジでヒーローらしい。マスクにタイツ、イカれたコスプレして人助けたあ俺の知ってるヒーローとそっくりだ」

スパイディ「あっそ。僕は君みたいなよわっちい悪人は数えきれないほどやっつけてきてるけどね。・・・でもお前はやりすぎだ。よくも学園都市の皆を・・・」

ジョーカー「それだそれ。街を守るために悪人と戦う・・・それでこそヒーローだ。でもぉ・・・それじゃあ俺は止められねえ」

スパイディ「どうかなっ!」ダッ
99: ◆t8EBwAYVrY 2014/02/14(金) 21:36:36.68 ID:gVDWhsSI0
ジョーカー「HA!」チャキ

スパイディ「銃かい?僕に銃弾は当たらないって言ってるだろ」

ジョーカー「ああ」BLAM!

スパイディ「っと!」ヒョイ

スパイディ「ほらな!当たらないピストルを撃ったって意味ないぜ!」

ジョーカー「そうか?今度のも『当たらない』かな?」

 BLAM!

スパイディ「当たらな・・・・・・!!!」

ジョーカー「っ」ニヤァ・・・



スパイディ(こ、この角度は・・・僕が銃弾をかわせば、後ろで伏せてる人達に流れ弾が当たってしまう!か・・・『かわせない』!)

 BANG!

スパイディ「うぐおッ!・・・」

上条「!?スパイディ!」

禁書「スパイディー!」

ジョーカー「おっと・・・当たったァ~・・・・・・な?ヒーローってのはこれだから面白いんだ」



スパイディ「・・・うっ・・・っぐ・・・(・・・狙ってたのか・・・僕が回避できない射線軸に呼びこんで・・・無理やり当てられた・・・1発目の銃弾はこの角度に入れるため・・・)」

ジョーカー「お前らヒーローってのは・・・人助け人助けで自分を後回しにしやがる。単純すぎんだよ。なっ」CHAK!

スパイディ(!靴のつま先から刃が・・・)

ジョーカー「なァ?」SHUNK!

スパイディ「ッガ!・・・うぐっ・・・」

ジョーカー「そんなんでも『アイツ』はもっと面白かったぜ。お前ももっと楽しませてくれよ!」BLAM!SHUNK!BLAM!SHUNK!

スパイディ「ッ!・・・ARGGHHH!」

上条「スパイディー!」



ジョーカー「俺は暴走し続けて誰にも止められない。俺はあらゆるジョークをバラき、混沌を運ぶ配達人」

ジョーカー「そんな俺のジョークよりもキツイのがてめぇらだ。HAHAHA!そうさ!ヒーローほど笑えねえジョークはねえ。タイツを着てコスプレした狂人どもめ」

ジョーカー「まるで自分が正しいって気取ってるただのガキだ。痛々しくて笑えないね」



ジョーカー「いや、かまわねえ、笑ってやるか。HAHAHAHAHAHAHAHAHAHA!」
100: ◆t8EBwAYVrY 2014/02/14(金) 22:38:30.50 ID:gVDWhsSI0
禁書「・・・お、恐ろしいんだよ・・・・・・表面上だけじゃなく、中身はもっともっとドス黒い邪悪な『何か』があるのかも・・・まるで魔術で洗脳されてるかのようなんだよ・・・」

上条「てめえええ!」ダッ

ジョーカー「!」

禁書「!とうま!」

上条「てめえが何の能力者か知らねえ!どんな魔術を使ってるのか知らねえ!だけどてめえごと!その幻想をブチ壊す!」

 ゴッ!

ジョーカー「っ!」

禁書「!とーまの右手が炸裂したんだよ!」

上条「お前のその邪悪な異能も!俺の右手で打ち消してやる!」

ジョーカー「・・・・・・異能?この俺がそんなつまんねェ小細工を仕込むと思ってんのか?」

上条「!?・・・な・・・」

 BOK!

上条「っ!っぐあッ・・・」ガクッ

禁書「!?とーま!」

上条「っぐ・・・・・・お・・・お前・・・なんで・・・」

ジョーカー「つまんねェな。銃でアッサリ幕を下ろそうか」チャキ

上条「!」



 THWIP!

ジョーカー「!」

スパイディ「っ・・・銃刀法違反だ・・・没収させてもらうよ。ついでにそのオシャレなブーツもね!」CRAK!

ジョーカー「っ・・・」

禁書「スパイディ!」

スパイディ(っく・・・とは言っても何発もの銃弾と切り傷が・・・っぐ・・・身体が上手く動かない)

ジョーカー「HAHAHA!便利なツールだな。クモの糸か?」

スパイディ「靴の刃もへし折った。もう武器はないだろう・・・っぐ・・・」

上条「さ、サンキュースパイディ!後は俺に任せろ!」グッ
101: ◆t8EBwAYVrY 2014/02/14(金) 22:51:13.84 ID:gVDWhsSI0
禁書「やっちゃえとうまー!」

上条「うおおおおおおお!このイカれ野郎!今度こそ!お前の幻想を――」

ジョーカー「・・・」ニィ



スパイディ(!・・・まずい・・・何か・・・ジョーカーはまだ何か仕込んでる!ジョーカーが手袋を取った!何か・・・何かをしてくる!まずい!)

スパイディ「当麻!ダメだッ!」

上条「ブチこわ――」



 ッッッ

上条「ッ!?・・・・・・っ・・・な・・・・・・」

 ポタポタッ・・・



ジョーカー「知ってるか?内蔵ってのあ高値で取引できんだ。お前の内蔵を傷つけたくなかったが・・・今のでチョイと切れたかな?」



スパイディ「ゆ・・・指先に・・・・・・自分の指先全部に・・・折ったカミソリの刃を・・・いくつも突き刺してるなんて・・・・・・」

上条「っが・・・・・・っ・・・」ドサッ

禁書「!・・・・・・と・・・とうま?・・・・・・とうまーっ!」





ジョーカー「俺はイカれちゃいない。一歩先を行ってるんだ」ニイィ
107: ◆t8EBwAYVrY 2014/02/15(土) 01:07:31.74 ID:pjBG5Q3F0
補足
このシリーズでのとある側のキャラは原作と色々差異があります。今更ですが
一通のチョーカーも>>1は無いみたいに書いてますし、フレンダが普通にフレメアと一緒にいたりします
これらの原作との違いは、スパイディ達の介入で、本来の歴史と別の歴史をたどってるってことで一つ。前作でもそういう旨のことを書きましたが、もう一度ハッキリと
原作ファンの方すんません
113: ◆t8EBwAYVrY 2014/02/17(月) 23:15:56.54 ID:Ybusmn2S0

 ―――――

警備員「黄泉川先生!中に突入していたアンチスキルの者の大半の救出が完了したそうです!ですがまだ人質の学生と2名の警備員が中だそうです!」

黄泉川「救出した者はすぐに病院に搬送するじゃん!・・・ウルヴァリンは?」

警備員「何度目かも数えきれませんが、また中に救助に向かっています!」

 BOOOOMMM!

警備員「!うわっ!」

黄泉川「っく!うかつに近づけないじゃんよ!」

 バッ!

ウルヴァリン「RGHH・・・・・・出れたぞ。外だ」

警備員C「・・・ッ・・・・・・」

長点上機生徒「・・・ッ・・・・・・ッウ・・・」

黄泉川「!ウルヴァリン!」

警備員「人質の学生と警備員!さすがウルヴァリンだ!救急隊!早くこの人達を病院へ!」

ウルヴァリン「COF・・・まだだ・・・・・・あと一人中にいる」クルッ

黄泉川「!?まだ中に!?・・・おい!救助された警備員を名簿と照らし合わせるじゃん!」

警備員「は、はい!チェックしてます!・・・まだ一人足りません!鉄装先生です!」

黄泉川「!・・・アイツ・・・」

ウルヴァリン「・・・その人質の生徒を炎から守ってたヤツがまだ中だ。自分よりも生徒と他のヤツを先に出せって言ってやがった・・・もうろうとしながらもな」

黄泉川「!」

ウルヴァリン「水をくれ。中の炎はさらにデカくなってやがる。もうかなり危険な状態だろうから、すぐに搬送できるように準備してろ」バシャァ

黄泉川「ウルヴァリン!」

ウルヴァリン「待ってろ。今行くぞ」ダッ!
114: ◆t8EBwAYVrY 2014/02/17(月) 23:34:37.89 ID:Ybusmn2S0
 VVVOOOOMMMMM!

ウルヴァリン「くそっ!火が強すぎてマトモに進めねえ!周り道になっちまうが仕方ない!」ダッ

 VVVVVOOOOOOOOMMMMM!

ウルヴァリン「いた!おい!大丈夫か?まだ息はあるか?」

鉄装「・・・・・・ッウ・・・・・・ッ・・・ク・・・ほ・・・他の・・・・・・人は?・・・」

ウルヴァリン「安心しろ。皆助けた。後はアンタだけだ」

鉄装「・・・ッウ・・・」

ウルヴァリン(最も、全員息があるかはわからねえが・・・どいつも大やけどを負ってたし、意識のねえ奴もいた・・・凄まじい爆発だったんだろう・・・)

ウルヴァリン(・・・だが、だからってあきらめる理由にはならねえやな)

ウルヴァリン「さあ、行くぞ。俺の背につかまりな」

鉄装「・・・は・・・・・・はい・・・」



 VVVOOOOOOOMMM!

ウルヴァリン「っく!建物が崩れてて道がふさがれてる!炎も道を遮りやがって・・・」

鉄装「・・・・・・ウ・・・ッ・・・」

ウルヴァリン「早く外に出ねえとコイツも危険だ。煙が充満してやがる」ダッ

 SHOOOOOMMM!

ウルヴァリン「ちくしょう!また道が崩れて・・・・・・」

 VVVOOOOOOOOOOOOMMMMM!

ウルヴァリン「・・・・・・もうここしか道がねえ・・・だが炎が壁みてえになってやがる・・・」

 VVVOOOOOOOMMM!

鉄装「ウルヴァリン・・・さん・・・・・・私達・・・ここまでなんでしょうか・・・・・・」

 VVVOOOOOOMMM!

ウルヴァリン「何言ってやがる。ヒーローはこんなとこじゃあ終わらねえ」

鉄装「・・・私は・・・・・・ヒーローなんかじゃ・・・ないから・・・」

ウルヴァリン「そうか?」スッ

鉄装「・・・?・・・・・・マスクを・・・私に?・・・」

ウルヴァリン「ほら、これでお前もヒーローだ。勇気が出るぜ」

鉄装「・・・・・・ウルヴァリンさん・・・」

 VVVOOOOOOOOOOOMMMMM!

ウルヴァリン「これから炎の中を突っ切る。水をかぶったマスクも、ねえよりはマシだろ。できるだけ呼吸をガマンしろ」

 SHHOOOOOOOOOOMMM!

ウルヴァリン「行くぞ!」ダッ!
115: ◆t8EBwAYVrY 2014/02/17(月) 23:57:33.51 ID:Ybusmn2S0
>>114

マスクを~:ウルヴァリンが火事の中から子供を救う時、『ヒーローじゃないから』と不安になる子供に自分のマスクをかけて、勇気づけた(この時はいつものマスクじゃない)
 ちなみに、実写映画版の『アメイジング・スパイダーマン』でも、スパイディが子供にマスクをあげ、『マスクをかぶれ。勇気が出る』と勇気づけている場面がある
116: ◆t8EBwAYVrY 2014/02/18(火) 00:17:07.30 ID:Juv6HkY00

 BBBOOOOOOOOOOOOOOMMMMM!

黄泉川「!ウルヴァリン!鉄装!」

ウルヴァリン「GGGHHHHHH・・・・・・」ジュゥー・・・

鉄装「ゲホッ!ゴホッ!・・・・・・ッガフ・・・」

警備員「早く病院へ!急げ!」

鉄装「・・・黄泉川・・・先生・・・・・・」

黄泉川「何も言うな・・・・・・がんばったじゃん」

鉄装「・・・」



警備員「ウルヴァリン・・・大丈夫か?」

ウルヴァリン「Ghh・・・・・・ああ・・・俺には『ヒーリングファクター』がある・・・すぐに治る」シュウウ・・・

黄泉川「ウルヴァリン、アンタはやっぱヒーローじゃん。ありがとう」

ウルヴァリン「それは違う。ヒーローってのは毎日こんな仕事をして、人のために頑張る人間のことを言うのさ。アンタ達みたいなな」

黄泉川「・・・」

ウルヴァリン「さて、今度はピーターのとこへ行かなくちゃあな」

黄泉川「ウルヴァリン・・・アンタは今炎の渦の中から数十人の人命を助け出したとこじゃん。なのに今度はジョーカーのとこに行くのか?無茶をするんじゃないじゃん・・・」

ウルヴァリン「俺はできることをやるまでだ。アンタ達にはアンタ達のできること、俺には俺のできることってのがある。今は、アンタらは一人でも多くの人命を救え」

黄泉川「・・・」

ウルヴァリン「俺にできることってのは、悪人を引き裂くことと身体を張って痛みを背負うことだ。こんなことをしやがるヤツを八つ裂きにしてやるぜ」
117: ◆t8EBwAYVrY 2014/02/18(火) 00:31:52.02 ID:Juv6HkY00


 ―セブンスミスト

禁書「とうま!とうま!」ユサユサ

上条「っぐ・・・・・・インデックス・・・」ドクドク・・・

禁書「ひ、ひどい出血なんだよ・・・手で抑えても・・・あふれてくるんだよ・・・」

スパイディ「・・・ジョーカー・・・・・・っく・・・」

ジョーカー「痛いか?そりゃそうだろう。俺の邪魔をするとそういうことになる。その点、周りの連中は賢いのかもな。自分の身の安全のために身動き一つとらねえ」

 「っ・・・」

 「・・・あの野郎・・・」

ジョーカー「おっと、今更動くなよ。まとめて吹っ飛ぶことになるからな。ま、腰がぬけて動けやしないだろ。人のために立ち向かうよりも自分が助かる方がズっと大事だもな」

スパイディ「やめろジョーカー!・・・それ以上・・・っく・・・何も言うな!」

ジョーカー「てめぇらは勝手だ。自分達が何もしなくても『ヒーローがなんとかしてくれる』って思いこんでる都合のいい連中さ」

スパイディ「っ・・・」

ジョーカー「さァて、せっかくショッピングに来たってのにお目当ての商品がねえときた。そろそろ帰るとするかな」

スパイディ「待て・・・そうはさせないぞ!」スカッ

スパイディ「!?・・・ウェブ切れ!?・・・こんな時に・・・」

ジョーカー「俺が合図するまで動くんじゃねえぞ。スパイダーマン、お前はこの街のヒーローと言われてるみてえだが、『アイツ』が来るまで・・・俺を楽しませてくれよ?」

スパイディ「・・・?・・・アイツって・・・」

ジョーカー「じゃあな」ヒュッ・・・

スパイディ「・・・トランプのジョーカー・・・」
118: ◆t8EBwAYVrY 2014/02/18(火) 00:41:28.52 ID:Juv6HkY00
手下【ボス、アンチスキルとジャッジメントの方も計画通りいったみたいです】

ジョーカー「そうか。じゃあこっちも計画完了のボタンを押すか」

手下【・・・あの、ボスと一緒に行った他の部下達は?・・・】

ジョーカー「ああ、中でノびてやがる。俺の手下に使えねえやつはいらねえ。ついでに掃除だ掃除」

手下【!?それってまさか――】プツッ

ジョーカー「さ、花火を上げようぜ。BOOOM」ポチッ





禁書「とうま!気をしっかりもつんだよ!」

上条「うぐ・・・これ・・・血か?・・・・・・俺の血なのか?・・・なんてこった・・・」

スパイディ「当麻、すぐに病院につれてってやるぞ。他にケガをしてる人はいない?」

男A「あ、ああ・・・俺達は何も・・・」

男B「すまねえスパイディ・・・俺達、何もできなくて・・・」

スパイディ「気にするなって。あんな状況じゃ何もできないのが普通さ。僕だってタイツぬらしちゃうとこだった」

女A「・・・私達、今までヒーロー達に任せっきりで・・・・・・」

スパイディ「それこそ違う。君達学園都市の人達は・・・今まで僕達と一緒にウルトロンやドーマムゥ、サノスやダークサイドにオンスロートっていう怪物達と戦ったじゃないか」

スパイディ「街中にヴィランの手下が現れた時、皆が協力して街を守った。オンスロートを倒すために力を与えてくれた。学園都市の皆が一緒になって戦ったんだ」

スパイディ「僕達だけじゃない。君達もヒーローだよ」

女A「・・・スパイダーマン・・・」

スパイディ「・・・っ・・・いでで・・・ジョーカーにやられた傷がまだ痛むよ・・・それより、皆すぐにここから出た方がいい」

男A「・・・どうしてだ?」

スパイディ「ジョーカーが言ってたろ。爆弾を仕掛けてるって。いつでもスイッチを押すぞってな。ハッタリかもしれないけど、念のために――」

 KA-BOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOMMMMM!!!
119: ◆t8EBwAYVrY 2014/02/18(火) 00:47:20.82 ID:Juv6HkY00
・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・
・・・・・・
・・・




スパイディ「・・・・・・・・・っぐ・・・う・・・・・・っく・・・」

 ガラガラ・・・・・・

スパイディ「・・・・・・うう・・・・・・ば・・・爆発・・・・・・ジョーカー・・・本当に爆弾を・・・」

スパイディ「・・・か、完全崩壊は・・・・・・まだ・・・だけど・・・天井が・・・僕の上に・・・・・・っく!・・・」

禁書「・・・う・・・・・・うう・・・・・・スパイディ・・・私ととうまを・・・かばってくれたの?」

スパイディ「ぶ、無事かいイージー・・・・・・近くにいたから・・・こうやって瓦礫から・・・守れたね・・・」

禁書「・・・・・・とうまは意識がないんだよ・・・」

スパイディ「・・・他の人は・・・・・・っく・・・どうなったのか全然見えない・・・瓦礫だらけで・・・・・・身動きもとれない・・・・・・イージー、動けるかい?」

禁書「む、無理なんだよ・・・スパイディが大きな瓦礫から守ってくれてるけど・・・・・・足が・・・」

スパイディ「!・・・・・・僕の上にある瓦礫をどけないと、イージーの足が・・・当麻の腕も・・・・・・っぐ!~~~!・・・だめだ・・・持ちあがらない・・・」

禁書「スパイディ・・・とうまの出血が止まらないんだよ・・・・・・」

上条「・・・」ドクドク・・・

スパイディ「ッ・・・・・・っく!ううおおお・・・ッ!」

 グググググ・・・・・・

禁書「!スパイディ・・・瓦礫を持ちあげて・・・」

スパイディ「うううううおおおおおおおお・・・っうう・・・だ、ダメだ・・・持ちあがらない・・・・・・」

 ガラガララ・・・・・・

スパイディ(こんなの持ちあげられっこない・・・絶対に無理だ・・・・・・ソーやハルクじゃないとどうにもできるはずがない・・・)

 ガララ・・・

スパイディ(・・・いや・・・あきらめるな。ここで僕があきらめたら、イージーも当麻も助からない!僕がやらなきゃ誰がやる!)グググ・・・

禁書「!」

スパイディ(お、重い・・・傷口が開く・・・目がかすんできた・・・・・・でも負けるもんか!)

 グググ・・・

スパイディ(自分が力を持つ資格があることを証明するんだ!僕自身の誇りにかけて!)

 グググ・・・

禁書「スパイディ・・・す、すごい・・・持ちあがりそうなんだよ!」

スパイディ(だ、ダメだ・・・全身の筋肉が張り裂けそうだ・・・も、もう耐えられない・・・・・・いや・・・負けるな!自分自身に負けるわけにはいかない!)

 グググ!



スパイディ「絶対に・・・あきらめるな!!!」

 グワアアアッ!!!
120: ◆t8EBwAYVrY 2014/02/18(火) 00:53:35.62 ID:Juv6HkY00
禁書「や、やったんだよ!持ちあげられたんだよ!」

スパイディ「イージー、当麻と一緒に早く外に・・・」フラ・・・

禁書「う、うん!でもスパイディは!?」

スパイディ「僕は・・・少し休むよ・・・・・・とにかく早く・・・外に・・・」

禁書「・・・うん!了解したんだよ!・・・うんしょうんしょ!とうま!しっかりするんだよ!」

上条「・・・ウゥ・・・・・・ッ・・・」ズリズリ

禁書「私も足が痛いんだよ!しっかりするんだよとうま!」ガブリ!

上条「イデェ・・・い、インデックス・・・・・・ぐ・・・」

禁書「とうま!意識はあるんだよ!早く病院に・・・うーん!足をケガしてるのにとうまをひきずるのは至難の業なんだよ!」ズリズリ

上条「・・・ぐ・・・うう・・・・・・」ズリズリ

禁書「うんんん~~~!おもった よりも おもい!」ズリズリ

 ガララッ

禁書「!」




スパイディ「・・・・・・ギネスに認定してもらえるかな・・・あれだけの瓦礫を持ちあげたんだ・・・イージーも当麻も救えた・・・後は・・・他の人達を・・・」

スパイディ「うぐっ・・・全身がボロボロだ・・・でも・・・僕はまだ倒れるわけには・・・・・・」

 ガラッ・・・

スパイディ「・・・!」

ウルヴァリン「無事かピーター」

スパイディ「ローガン・・・・・・あ、アンチスキルの皆は?・・・」

ウルヴァリン「なんとか救助はした。後は医者と各々次第だ。お前も病院送りだな」

スパイディ「・・・イージーと当麻は・・・」

ウルヴァリン「さっき外に連れだしてやった。初春達にも連絡を入れてある。すぐに救助が来るから安心しろ。お前も・・・すぐに病院で点滴だ」

スパイディ「・・・・・・注射はニガテなんだけどな・・・・・・他の皆も・・・助けてね・・・」ドサッ
121: 以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします 2014/02/18(火) 00:59:37.72 ID:qn4/ACmr0
やっぱ「あきらめるな!」は名シーンだなぁ
127: ◆t8EBwAYVrY 2014/03/03(月) 16:50:44.24 ID:wzdzVsur0



 ―病院

冥土帰し「全身に打撲と刺し傷の後に銃弾が数発・・・ひどいもんだね?」

スパイディ「不眠症よかマシだね・・・」

冥土帰し「ジョークが言えるようなら安心だ。しばらくはここでおとなしくしてるんだよ?」

スパイディ「・・・・・・ドクター、他の人達は?」

冥土帰し「・・・」

スパイディ「・・・当麻は?イージーは?人質にされてた学生・・・アンチスキル、セブンスミストにいた他のお客達は?・・・」

冥土帰し「・・・今は何とも言えないね?でも、僕は医者だ。全力を尽くすよ。医者は人を救うのが仕事だ。君と同じでね?」

スパイディ「・・・ありがと、ドクター」





 ―セブンスミスト跡地・・・

初春「絹旗さん!こっちに!瓦礫の下から声がします!」

絹旗「超了解です。っしょっと」ガララ・・・

男「・・・うう・・・・・・」

初春「大丈夫ですか!?すぐに病院に運びます!救急隊の人ー!こっちでーす!」

麦野「っち・・・ひどいことする奴もいるもんね・・・爆破作業にしては雑すぎるわ」

フレンダ「麦野ー!このデカい瓦礫消しちゃってほしい訳よー!」

麦野「はいよ。・・・でも下に人がいるかもしれないってことで、瓦礫だけ原子崩しで消すのってけっこう大変なんだけど」ドオ

御坂「私が一気に・・・掃除するわ」ガラララ・・・

フレメア「さすがレベル5!大体一気に大掃除できた!」

フレンダ「レスキュー隊ー、すぐに病院に運んじゃってほしい訳よー!」
128: ◆t8EBwAYVrY 2014/03/03(月) 17:17:53.57 ID:wzdzVsur0
御坂「ふう・・・」

初春「大丈夫ですか?御坂さん」

御坂「ええ・・・私は全然・・・」

絹旗「瓦礫下の人達の救助は超完了したそうです。私達はジョーカーを超捜索しましょう」

初春「・・・」

フレメア「どうしたの?大体、顔色が暗いけど」

初春「・・・どうやら・・・アンチスキルが踏み込んだ施設はやはり罠で・・・アンチスキルはほぼ全滅・・・」

フレンダ「!」

初春「私以外のジャッジメントの人達は、スキルアウトの暴動を止めに行く途中で・・・・・・乗ったバスが爆破されたと・・・」

絹旗「・・・それもジョーカーの超罠だったんですね・・・」

麦野「スキルアウトの暴動ってのはデマだったってことか・・・ッチ」

御坂「・・・気づくべきだったわ・・・スキルアウト達はスポーンが治め、もう犯罪はしないと取り決めたって一方通行が言ってた・・・気づくべきだったわ・・・」

フレンダ「アンチスキル、ジャッジメントを一気に活動不能にした・・・」

初春「・・・でもどうしてセブンスミストまで?・・・ジョーカーは一体何が目的なんでしょう・・・」

御坂「・・・」

麦野「・・・アンタ、あの当麻ってのが心配なんじゃないの?」

御坂「・・・そりゃそうよ。インデックスもスパイディもね。でも、だからって私がアイツの病室で延々とぼやいてるより、やるべきことがある」

麦野「ジョーカー探しか。でもどうやって?第6位は・・・まだうなされてるそうじゃない」

御坂「ええ・・・食蜂はしばらく安静にしてないと・・・スパイディも治療中・・・私達がなんとかしないと」



一通「まァためンどくせェことになってンな」

御坂「!一方通行」

フレンダ「結局、来るのが遅い訳よ」

一通「あン?」

フレンダ「なんでもございやせん」

麦野「どうして今になって来たの?ジョーカーについて何かつかんだとか?」

一通「そりゃおめェ、こンだけ好き勝手されたら黙ってらンねェだろ。クモ野郎も三下もやられたって聞いた。いつガキ共に何かあるか知れねェ。先にブチのめす」

フレンダ「結局、ロリコ――」

一通「ァ?」

フレンダ「ナンデモゴジャイマシェン」

初春「打ち止めちゃんと番外個体さんは?」

一通「ワーストはウチで芳川といる。打ち止めは病院だ。クモ野郎と白シスターの見舞いだとよォ。それより、ジョーカーの手がかりはねェのか」

絹旗「うーん・・・」

フレメア「あの・・・大体、セブンスミストに現れたジョーカーの手下達に聞くのは?」

フレンダ「!てんさい!さすが我が妹って訳よ!」

御坂「初春さん、手下達は今どこに?」

初春「本来ならアンチスキルに連れてってもらうとこなんですが、ケガ人と一緒に病院へ運ばれたそうです」

一通「決まりだな。そいつらから洗いざらい聞きだすぞ」
129: ◆t8EBwAYVrY 2014/03/03(月) 17:53:32.72 ID:wzdzVsur0

 ・・・・・

禁書「・・・とうまは大丈夫なのかな・・・」

打止「今は眠ってるけど、安静のために部屋には入るなって言われてるよってミサカはミサカはそっと手をやってみたり」

禁書「・・・スパイディは大丈夫?」

スパイディ「ああ、僕の病室にかわいい女の子が二人もお見舞いに来てくれてるんだ。どんどん元気がでてくるね」

ウルヴァリン「へらず口たたく暇があんならさっさとケガを治しやがれ。俺なら10秒もかからねえぞ」

スパイディ「アンタと一緒にしないでよ」

打止「ウェブヘッド、ジョーカーは何が目的なのかな?早くやっつけないとどんどん街が壊されちゃうんだよってミサカはミサカは情報を探ってみたり」

スパイディ「・・・奴が何を考えてるのか・・・サッパリわからない。・・・ただ、『アイツ』が来るまでどうのこうのって言ってた。誰かを待ってるのかもしれない」

打止「アイツ?・・・」

禁書「そういえば、ヒーローグッズコーナーの店員に『アイツ』の商品がなんでないんだ!って怒鳴ってたかも」

ウルヴァリン「・・・『アイツ』ってのはヒーローなのか?・・・その話からするとアベンジャーズの誰かってことではないらしいが・・・」

打止「でもどうしてセブンスミストごと爆破したのかなってミサカはミサカは首をかしげたり」

禁書「・・・きっと意味なんてないんだよ。『やりたいと思ったからやる』。そういう男に見えたんだよ」

スパイディ「・・・」



禁書「世の中には、お金や地位が欲しくて悪行をする者だけじゃないんだよ・・・ただ、世界が焼け落ちるのを眺めて、楽しむだけの人間というのもいるんだよ」
130: ◆t8EBwAYVrY 2014/03/03(月) 18:31:48.24 ID:wzdzVsur0
>>129

世の中には~:映画『ダークナイト』にて語られたフレーズ。バットマンことブルース・ウェインの執事、アルフレッドがジョーカーの性質をブルースに説明する時に用いられた。
 アルフレッドがかつてビルマに行っていた時、山賊が出没する地域にある部族から盗まれた宝石を取り返してほしいと言われた。しかし山賊に盗まれた宝石はいくら探しても見つからなかった
 ある日、アルフレッドは道端で子供達が大きなルビーで遊んでいるのを目撃した。それは山賊に盗まれた宝石であり、山賊は宝石を盗んだ後、すぐに道に捨てたのだったという
 山賊は、宝石がほしくて盗んだのではなく、『盗むという行為』が楽しくてやっただけだった。アルフレッドは『世界が燃え落ちるのを見たいだけの連中もいる』と説明した

 アルフレッド達は、山賊を捕まえるために森を全て焼いたという
131: 以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします 2014/03/03(月) 18:33:46.72 ID:8XGJ4vOJo
目的のためなら手段を選ばない奴もいれば、
手段のためなら目的を選ばない奴もいる、的な?
132: ◆t8EBwAYVrY 2014/03/03(月) 19:18:33.20 ID:wzdzVsur0

冥土帰し「一応安静の身なんだからね?乱暴なことはしないでね?」

一通「おゥ」

御坂「アンタがいると不安でしかないわ・・・」

初春「アイテムの皆さんはロビーで待ってくれてるんで、待たせないためにも早くジョーカーの手下の取り調べをしましょう」ガラッ

手下「・・・いてえ・・・めっちゃいてえ・・・・・・!・・・な、何だアンタら!・・・」

初春「あの・・・安静にしてないとダメな時にすみません。お話を――」

御坂「ジョーカーの手下ね?知ってることを全部話しなさい。さもないと痛みも感じないぐらいヒドイ状態にするわよ」ビリビリッ

手下「」

一通「おっと、ガマンしてたがブチギレ寸前だったみてェだな」



打止「それじゃあミサカはそろそろ帰るねってミサカはミサカはお見舞いの品のフルーツ盛り合わせを置いて帰る準備をしたり」

スパイディ「大丈夫かい?帰りは最強のボディーガードと一緒?」

打止「ううん、ここに来た時と同じようにタクシーだよってミサカはミサカは一人でもタクシー乗れるアピールする」

ウルヴァリン「俺がついてってやろうか」

打止「大丈夫だよ。むしろウルヴィーと一緒に歩いてるとこをあの人に見られでもしたら嫉妬の嵐になっちゃうかもってミサカはミサカはモテる女はつらいぜ」

ウルヴァリン「・・・」

禁書「大丈夫かな・・・運転手がジョーカーの手下ってこともありうるんだよ」

打止「平気平気。病院に検査のために来る時にいつも同じタクシーの運転手さんだから、顔みしりなんだよってミサカはミサカは安全保障」

スパイディ「ならいいけど・・・くれぐれも一人で外を出歩かないで」

打止「うん。それじゃあねーってミサカはミサカは小走りで病室を後にする」タタタ

禁書「・・・でもちょっと不安かも。展開的に可能性大なんだよ」

スパイディ「さてっ」スック

禁書「!?スパイディ?なんで点滴を外して立ち上がるのかな!?」

スパイディ「こうしちゃいられないだろ。佐天と滝壺・・・それに他の学生もまだジョーカーに捕まってるんだ。こんなとこでERの患者役やってる間はないからね」

ウルヴァリン「っへ、そうくると思ったぜ」

禁書「で、でもまだケガが・・・」

スパイディ「このくらいでヘコたれてたらヒーロー稼業は務まらないよ。医療手当も出ない上に給料もない超ハードな仕事だけどね」

ウルヴァリン「初春達と合流するか。アイツらも色々調べてることだろうぜ」
134: ◆t8EBwAYVrY 2014/03/03(月) 19:56:13.90 ID:wzdzVsur0
御坂「どうしてジョーカーの手下になんてなったの。どれほどの報酬をもらえばあんなヒドイことができるっていうの?」

手下「・・・お、俺達だってあんなことしたかなかった・・・・・・でも仕方がなかったんだ」

御坂「そんな言い分が通ると思わないことね」ビリビリッ

初春「御坂さん、エキサイトしないで」

手下「ほ、本当だ!最初は単に雇われただけだった・・・報酬ははずむから銀行を襲うのを手伝えと・・・たくさんのゴロツキをかき集めて、手下にしたんだ」

手下「だけど・・・段々ジョーカーのヤバさに皆気づいてきた。強盗の時でも手下を置いていくし、警備員や風紀委員にニセの通報させられたり・・・」

手下「そして・・・ヤツは自分達を追っている連中をぶっ飛ばすって言って、人質の学生をビルに置き去りにし、爆弾を設置したんだ。罠だって言って・・・」

御坂「黒子が踏み込んだビルのことね・・・」

手下「トカゲのシッポ切りみてーなもんだと言ってた・・・他にもテレスティーナとか言うヤツが管理してた施設にアンチスキルをおびき寄せるために人質を置いたり・・・」

初春「・・・」

手下「人質をエサにしてアンチスキルどもを吹き飛ばすっていうんだ。・・・だが、手下の一人が反対したんだ・・・いくらなんでもヒドすぎるって。・・・すぐにそいつは制裁された・・・」

初春「・・・そんな」

手下「ヤツは・・・ジョーカーは異常だ!俺達は恐ろしくて逆らえなかった・・・・・・アイツは俺達とは全然違うバケモノなんだ!」

一通「・・・」



手下「ジョーカーは犯罪者じゃない・・・『悪』だ」
135: ◆t8EBwAYVrY 2014/03/03(月) 20:01:30.87 ID:wzdzVsur0
>>134

ジョーカーは犯罪者じゃない。悪だ:ジョーカーのことを表すフレーズ。どこの出典かは謎だが、ジョーカーが行うことは犯罪ではなく、悪なのだという
136: ◆t8EBwAYVrY 2014/03/03(月) 20:48:39.01 ID:wzdzVsur0
>>132

ERの患者役~:アメリカの超人気ドラマ『ER緊急救命室』のこと。日本でも放送されており、知名度は高い。かつてバットマンを演じたジョージ・クルーニーも出演していたことがある
137: ◆t8EBwAYVrY 2014/03/03(月) 20:51:08.38 ID:wzdzVsur0
御坂「人質はどこに攫われてるの?ジョーカーの隠れ家は?」

手下「し、知らねえ・・・本当だ。人質は適当にその辺の学生をさらってた。最初は一旦廃ビルとかに引き入れるが、しばらくするとジョーカーがどこかに連れていくんだ」

初春「どこかに・・・人質を一か所に固めてるってことですか?」

手下「たぶんな・・・その場所は俺達には知らされてない」

一通「・・・次に何をするつもりか知ってるか?」

手下「い、いや・・・何も聞いていない。俺達に知らされるのは行動するその時に、やることを説明されるだけなんだ。セブンスミストにも、強盗目的としか・・・」

一通「ッチ・・・」

初春「他に爆弾を仕掛けた場所は?」

手下「それも知らない・・・バスに仕掛けた装置も爆弾だったなんて知らなかった・・・時々意味がわからないことをやらされてた・・・」

一通「・・・」

手下「『アイツ』を確認するとか言ってセブンスミストに強盗に行ったり、街中にゴミを捨てたり、遊園地の看板に血で文字を書き始めたり、意味不明な映像をとったり・・・」

御坂「何よ!ほとんど何も知らないじゃないの!」

手下「ヒイッ!」

初春「仕方ありませんよ。おそらく、ジョーカーは手下が捕まっても自分の手の内がバレないように多くを知らせていなかったんでしょう」

御坂「っく・・・」



麦野「・・・おっそい」

絹旗「病院のロビーで待つってのも超暇なもんですね・・・」

フレンダ「あ!ここ漫画も置いてる訳よ。暇つぶしにゃ持ってこいな訳!・・・・・・『テルマエロマエ』とか『ガンダムORIGIN』とか・・・ちょっと場違いな感じがするけど」

麦野「ッチ・・・こんなことなら一緒に尋問に行くべきだったわ」

フレメア「・・・あ!あれって大体、打ち止め!」

打止「!フレメアー!ってミサカはミサカは友との再会にピョンピョンしたり!」

絹旗「第一位さんとこの・・・そういえば病院にスパイダーマン達の超お見舞いに行ってると超一位が言ってましたね」

打止「うん、これから帰るところなんだよってミサカはミサカは一人でタクシーで帰ります」

フレンダ「え?一人で・・・それってかなり危険な訳よ。流れ的に絶対攫われる。フラグってヤツ」

打止「?」

麦野「フレンダ、あんたがバットモービルで送ってあげなさい」

絹旗「そうですね。バットモービルでの送迎なら超安全安心ですし」

フレンダ「えー?私はトランスポーターじゃない訳よ」

フレメア「いいじゃんいいじゃん。大体、バットモービルのメンテも終わったトコだったんだし。もし打ち止めに何かあったらアクセラレータから制裁を受けることに・・・」

フレンダ「打ち止め、私がウチまで送り届けてあげる訳よ」ズビシ

打止「いいの?タダで?」

フレンダ「もちろんな訳!」

打止「やったー!ありがとうーってミサカはミサカはフレンダにだきついてみたり」ダキッ

フレメア「私もついてくー。にゃあ」

麦野「気をつけなさいよ。カギを回した途端にドカンなんてのもありうるからね」

フレンダ「大丈夫大丈夫。バットモービルは隠しガレージに置いてあるし、なによりそんなトラップすぐに見抜く訳よ。それじゃ、ボタン一つでモービルを呼び出して、さっさと帰る訳よ」タタタ

打止「うぇーい!ってミサカはミサカはノリノリー」タタタ

フレメア「ドライブドライブー」タタタ
139: ◆t8EBwAYVrY 2014/03/03(月) 21:33:00.74 ID:wzdzVsur0
麦野「ったく・・・ノンキなもんね」

絹旗「こういう時こそ、ああいうのが超大事だったりするのかもしれませんね」

初春「ただいま戻りました」ポテポテ

麦野「どうだった?」

御坂「収穫ナシ。ただ手下達はジョーカーに逆らえずに従わされてるらしいわ。次に何をするのかも知らされてないって」

麦野「手がかりは得られなかったか・・・」

初春「あれ?フレンダさんとフレメアちゃんは?」キョロ

絹旗「超打ち止めさんがいたので、バットモービルで送ってます」

一通「あァ?アイツ・・・タクシーで帰れっつったのに・・・」

御坂「何言ってんの。タクシーよりずっと安心だわ」

一通「・・・そォかもしれねェが、あンまりヒトサマに迷惑を・・・」

麦野「意外と律儀ね」

スパイディ「あれ?皆ここにいたんだ」ポテポテ

御坂「!スパイディ!なんで出歩いてるの!まだケガが・・・」

スパイディ「んなこと言ってる状況じゃないからね。走るの遅いかもしれないけどがんばるさ」

ウルヴァリン「上条は眠ってる。インデックスは起きてるが、ケガしてるから病室にいるぜ」

絹旗「では私達だけでジョーカー超捜査しなくては」



 BEEP BEEP

御坂「!・・・ロビーのテレビが・・・もしかして・・・」

ウルトロン【――学園都市の諸君、ついさきほど、またもやジョーカーからアンチスキルに映像が送られてきた】

ウルトロン【現在アンチスキルはかなりの痛手を負っていて、活動可能な者は極少数だが・・・この映像を放送しない訳にはいかないと、これから映像を流すことにした】

ウルトロン【これはジョーカーからの犯行声明だ】
140: ◆t8EBwAYVrY 2014/03/03(月) 21:37:02.83 ID:wzdzVsur0
>>138
気付かれたか・・・一応皆はジョーカーがDC世界の人間であるとか、バットマンが出てくるように色々やってるってことを知らないっていうテイなので
この状況なら格好のマトですがね
141: ◆t8EBwAYVrY 2014/03/03(月) 22:00:46.33 ID:wzdzVsur0
 ―――・・・・・・

ジョーカー「ハァイ・・・ガクエントシの紳士淑女の諸君。どうかな?今日はあちこちで花火があがって楽しかったろう?きれーいな爆炎がたっくさん」

 御坂「っ・・・コイツ・・・」

ジョーカー「でも・・・それでもまだ現れねえ・・・どォーなってんだァ?どーして姿を見せない・・・なァ・・・ダーリン・・・」

 初春「・・・これも『アイツ』と言う人のことを言ってるんでしょうか・・・」

 絹旗「具体的に誰かを超言わないと、わかるもんもわかりません・・・」

ジョーカー「もしかして・・・見て見ぬフリをするってのか?遠く離れた場所にいようと、俺がいるところへ現れて、バシっとパンチの一発をかますもんだろ」

ジョーカー「俺のジョークはお前が止めに来るまで終わらねえ。これだけ花火をあげてもまだ足りねえってんなら、もっとハデにするだけだ」

 御坂「!」

ジョーカー「ガクエントシのあらゆる場所に爆弾を置く。液体爆弾にプラスチック爆弾もある。より取り見取りさ」

 麦野「・・・学園都市中にだと」

ジョーカー「スパイダーマン、お前がこの街のヒーローなら止めてみろ。お前だけじゃない。他のヒーローどももだ。爆弾は街中にある。早くなんとかしないと破裂するぜ」

ジョーカー「ハッタリだと思うか?油断してると黒コゲになっちまうのはてめえらだ。街の連中に爆弾を持たせてる。俺の手下じゃないヤツにもな。例えば・・・アンタの隣にいるヤツとか」

ジョーカー「この街のヤツは金を握らせりゃ、物を運ぶことなんざすぐ受け持ってくれるぜ。気をつけな・・・お前らの隣人は爆弾を隠し持ってるかもしれねえぜ」

ジョーカー「ああ、疑え。目を逸らすんだ。じゃなきゃあ、やられるのはてめぇだぜ・・・一つヒントをやろう。この街は俺のものだ。HAHAHA」



ウルトロン【――以上がジョーカーからの声明だ。・・・もしジョーカーの手下がこの放送を見ているのなら・・・どうか、アンチスキルに出頭してくれ。今ならまだ・・・止められる】

ウルトロン【・・・街の諸君は警戒してくれ。怪しい物、怪しい人物を見かけた場合は触らず、アンチスキルに連絡をしてくれ。以上だ】

御坂「・・・また・・・爆弾を・・・」

初春「す、すぐに爆弾を持ってる人を探さないと!」

絹旗「しかし学園都市中の人を一人一人超調査するなんて不可能です・・・」

麦野「・・・街中を爆破するつもりか」

一通「それだけじゃねェ。ヤツはパニックを引き起こそうとしてやがる。誰が爆弾を持ってるかわからねェとあおってやがった」

御坂「・・・街の人達が、互いを信じれないように・・・」
142: ◆t8EBwAYVrY 2014/03/03(月) 22:11:27.21 ID:wzdzVsur0
>>137

トランスポーターじゃない~:ジェイソン・ステイサム主演の人気アクション映画シリーズ。超一流の運び屋、フランクが活躍するカーアクション作品
143: ◆t8EBwAYVrY 2014/03/03(月) 22:12:37.92 ID:wzdzVsur0
 ―街中

男A「・・・・・・お、おい・・・今のマジかよ・・・」

男B「爆弾魔がどっかにいるってのか?・・・」

男C「・・・お、俺・・・そろそろ帰るわ・・・」

男A「!・・・なんだよお前・・・その目は!俺を疑ってるのか!」

男C「そ、そうじゃねえ。でも・・・いや・・・」

男A「ふざけんなよ!お前の方が怪しいじゃねえか!通報するぞ!」

男C「な、何言ってんだ!それならコイツのが怪しいじゃねえか!」

男B「なっ!?なんで俺が!」

男C「コイツ急に収入が入ったってコーハイにオゴってたんだ!知ってるぞ!ジョーカーから金もらったんじゃあねーのか!?」

男B「ちっ、違う!そんなんじゃねェ!」

男A「おいッ!近づくな!お前ら二人とも怪しいぞ!この犯罪者どもめ!」

男B「なんだとコラ!そうやって言い訳して離れてから爆弾を置きに行くつもりなんだろ!」

男A「な・・・何だとォ!」



学生A「おい・・・お前のそのカバン・・・何が入ってんだ?」

学生B「・・・な、何だよ・・・・・・お、俺を疑ってるのか?俺がジョーカーから爆弾を持たされてるって!?」

学生A「・・・」

学生B「そういうお前はどうなんだよ!お前のリュックだって何か入ってるだろ!俺を警備員に突き出して、自分は疑いの目から離れようってハラだろ!」

学生A「!ち、違う!ふ、ふざけんな!なんでそんなこと言われなきゃならないんだ!」

学生B「や、やめろ!近づくな!お、俺を爆破に巻き込むつもりか!」



 ―――――

麦野「学園都市中に混乱をってか・・・」

御坂「・・・何のために・・・こんなことを」

スパイディ「インデックスの言う通りだ。ジョーカーは、混沌の世界を眺めていたいんだ」

初春「・・・」

一通「どォせハッタリだ。パニックが目的で爆弾はウソだろうぜ」



                   BOOOOOOOOOOMMM!>

一通「!?」

絹旗「な、何か遠くで超爆発音が・・・」

ウルヴァリン「ハッタリじゃあねえらしいな・・・ッチ」

スパイディ「早く行こう!ジョーカーを止めないと・・・学園都市が爆炎都市になっちゃう!」

御坂「笑えないっての!」

スパイディ「ごめんよ。こういう時こそ軽口で自分をごまかさないとやってられないからさ」
144: ◆t8EBwAYVrY 2014/03/03(月) 22:20:15.08 ID:wzdzVsur0
>>143

軽口で自分をごまかさないと~:スパイディはコミックでは戦闘中はジョークを常に口にしている。旧映画三部作であるサムライミ版スパイダーマンではあまり見られなかったが・・・
 新シリーズのアメイジングスパイダーマンではけっこうジョークを言うようになっていた
 『アルティメットスパイダーマン』にて、「本当に怖い時ほど軽口がたくさん出る」とスパイダーマン本人の談
153: ◆t8EBwAYVrY 2014/03/05(水) 22:55:16.97 ID:uSC8nhPC0

 ―――・・・・・・・・・

佐天「・・・・・・滝壺さん、起きてますか?」

滝壺「うん」

佐天「体力は?」

滝壺「まだ大丈夫。普段から体力使わないように省エネを心がけてるから」

佐天「そうですか・・・他の人質の人達は・・・」

女子生徒A「・・・」

男子生徒A「・・・限界近いかも・・・」

佐天「うう・・・私が能力者だったら何とかして脱出してみせるものの」

滝壺「それは無理だよるいこ。ここ、能力が使えないようになってるから」

佐天「え?」

滝壺「この建物の中、能力が無効化されてる。外にいるはずの麦野達の位置も感じ取れないから」

佐天「そんな・・・」

滝壺「たぶん外からも同じ。しょくほうの能力で私達を探しても、たぶん見つけられないと思う。この建物・・・もしくはこの部屋そのものが能力を遮断してると思う」

佐天「・・・いよいよもって見つけてもらえないんじゃ・・・」



男子生徒B「・・・なあ・・・昼間にジョーカーに連れられてって他の人質のヤツらはどうなったんだ?」

佐天「!・・・え、えっと・・・何か『お出かけだ』って言って連れてかれたんですよね。私と滝壺さんが来る前の人質は6人・・・そのうちの2人が連れてかれて・・・」

滝壺「戻ってきてないね」

佐天「・・・」ゾォ~ッ

女子生徒A「・・・・・・もう・・・帰れないのかな・・・」グスン

女子生徒B「・・・っ・・・」ジワッ

佐天「ッ!だ、大丈夫ですよ!きっとスパイダーマンさんや御坂さん達が助けに来てくれます!」

女子生徒B「御坂さん・・・そうね。私も常磐台の生徒だけど、後輩の友人にあのオンスロートと戦った湾内さん、泡浮さん達がいるわ。この街にはすごい方がたくさんいる」

佐天「そうですよ!きっと大丈夫です!だから暗くならないで・・・皆で乗り切りましょう!」

 ガチャ



ジョーカー「ン、ンンッ・・・盛り上がってる所悪いな」

佐天「!」
154: ◆t8EBwAYVrY 2014/03/05(水) 23:17:05.44 ID:uSC8nhPC0
滝壺「・・・」

ジョーカー「おいおいおいおい、そう怖い顔をするんじゃない。ビビっちまって話すこと忘れちまうじゃないか」

佐天「・・・私達を解放してくれるとか?」

男子生徒B「だといいんだけどな・・・」

ジョーカー「ああ、そうそう。その通りだ。お前らをここから出してやる」

男子生徒B「!?」

女子生徒A「ほ、ホントに!?」

ジョーカー「俺もやりすぎた・・・こんな暗い部屋にお前らを閉じ込めるなんて心が痛む。だが、俺の仕事にお前らは必要不可欠でもあるんだ」

ジョーカー「だから全員を解放ってのはできねえ。今、ここにいるのは6人。2人だ。2人だけここから出してやる」

滝壺「・・・」

佐天「・・・こ、これって・・・」ヒソヒソ

男子生徒B「・・・ああ・・・ウソだ。前に連れてかれた奴らと同じで・・・・・・何をされるかわからねえ・・・」ヒソヒソ

ジョーカー「さあ、こっから出たいって奴は名乗り出ろ。他のヤツを置いて、自分だけ助かりたいってヤツァ、立候補しな」

女子生徒A「ッ・・・」

女子生徒B「・・・」

男子生徒A(助かりたい・・・ここから出たい!・・・だ、だけど・・・これは確実にウソだ・・・)

女子生徒A(皆それに気づいてる・・・助かりたい・・・けど・・・)

女子生徒B「うう・・・」



ジョーカー「決まらねえのか?そりゃそうか。困難な状況に陥った仲だもんな。見捨てるなんてできねえか」

佐天「私」

女子生徒A「!」

ジョーカー「・・・」

佐天「私、ここから出たいです。他の人をここに置いて、外に行きたいです」

女子生徒B(こっ・・・この子・・・『あえて』・・・)

男子生徒A(俺達の代わりになる気か!)

佐天「すみませんね皆さん。もうちょっとだけここで助けを待っててくださいね」ニコッ

男子生徒B(ッ・・・な・・・なんて根性だ・・・・・・)

滝壺「じゃあ私も」

佐天「!?た、滝壺さんはここでおとなしく・・・ね?」

滝壺「大丈夫。私も一応暗部の人間だもん」ヒソヒソ

佐天「・・・滝壺さん・・・」
155: ◆t8EBwAYVrY 2014/03/05(水) 23:36:21.33 ID:uSC8nhPC0
ジョーカー「・・・」

女子生徒A(・・・2人とも・・・私達の代わりに・・・)ブルブル

男子生徒A(チクショウ・・・ビビっちまって・・・声が出ねえ・・・・・・女の子二人が身代りになろうとしてるってのに・・・俺は・・・)ビクビク

女子生徒B(・・・なんとかしたい・・・・・・けど・・・何も・・・できない・・・)ガタガタ

男子生徒B(どうすることもできねえ・・・俺は・・・っく・・・)

佐天「さあ、私達を外に出してください。なんなら私一人だけでもいいですから」

滝壺「だったら私一人で。ほら、早く解放して」



ジョーカー「そうだなぁ。お前らは自分が助かりたいって名乗り出た。そんな悪い子は外に出せないね」

佐天「!!?」

ジョーカー「そっちの4人。お前らだ。お前らを『外に出してやる』。名乗りでたてめーら2人はここで居残りだ」

女子生徒A「!!!」

佐天「そッ!そんな!?話が違うッ!」

ジョーカー「そりゃそうさ。人質仲間を置いて自分達だけ解放しろなんて悪いヤツを外に出すなんて納得できない。だろ?」

佐天「ッ!・・・」

ジョーカー「ほォ~ら、スタンダップッ」グイッ

男子生徒A「っ!・・・う、腕を引っ張るな・・・立つから・・・」

女子生徒B「・・・」スッ

佐天「み、皆さん!」

女子生徒A「・・・大丈夫よ。皆あなた達二人の思惑は気づいてる・・・助けようとしてくれて、ありがとう・・・」

佐天「ッ・・・」

女子生徒B「ヒーローが助けに来るまで・・・がんばってね」

男子生徒B「・・・すげえ根性だったぜアンタ達。・・・大丈夫、きっとなんとかなるさ」

男子生徒A「・・・がんばってくれ」

ジョーカー「Uh-huh。卒業生諸君、そのまま外に進みな」



佐天「・・・ッ・・・ひどい・・・・・・っ・・・」グスッ

ジョーカー「おやァ~?何をメソメソしてる?そりゃ自分だけ助かりたいなんてェヤツはオシオキくらって当然だろ」

滝壺「・・・嘘。解放するなんて絶対嘘でしょ」

ジョーカー「ッハ。そりゃそうか。そりゃ感づくよな。・・・そうさ、アイツらは『エサ』にするんだ。お前らが身代りになるつもりだったろうが、そうはいかねえ」

滝壺「・・・」

ジョーカー「心配すんな。お前ら二人だけじゃあさみしいだろうからまた別のヤツを攫ってきてやる。輸出したら輸入しなくちゃあ。だろ?」

佐天「・・・・・・グスン・・・何が目的でこんなことを・・・」



ジョーカー「おびきだしてんのさ・・・蝙蝠男をな」

 バタン
156: ◆t8EBwAYVrY 2014/03/05(水) 23:57:42.54 ID:uSC8nhPC0



男B「こ、こっちに来るな!来るんじゃあねー!」

男A「俺はジョーカーの手下なんかじゃない!俺を・・・俺を疑いやがって!もう勘弁ならねえ!」グオッ!

男C「!や、やめろ!」

 ガシッ

スパイディ「君達ファイトクラブの会員?こんなトコで殴り合いなんてしてたら怒られちゃうぜ。秘密は口外するなってね」

男A「!スパイディ!俺の腕を・・・」

男B「す、スパイダーマン!この男が・・・ば、爆弾をッ!」

男A「な、何を!俺は爆弾なんざもっちゃいねえ!」

スパイディ「落ち着いて。本当に爆弾を持ってるってんなら早く名乗り出てほしいもんだけど・・・」

男A「俺は何ももっちゃいねえ!」

男B「お、俺だって!」

男C「爆弾なんか持ってない!ただのいいがかりだ!」

スパイディ「OK、君達ジョーカーの罠にどっぷりだ。街の皆が互いを信用できないように仕向けられてるんだよ。だから落ち着いてくれ」

男A「・・・」

男B「・・・怪しいもんだぜ・・・」

男C「何をッ!」

スパイディ「こりゃ思ったよりヤバイかもな・・・そのうちどっかで暴動に発展することもありえる・・・・・・」



御坂「まずいわね・・・路上で誰もかれもがパニクってる。どうすればいいの・・・」

初春「うう・・・こんな時に固法先輩がいれば・・・少しはなんとかできそうなのに・・・バス爆破で病院だから・・・」

絹旗「ウルヴァリンさん、あなたの超嗅覚でなんとかならないんですか?」

ウルヴァリン「・・・液体爆弾っぽいニオイはどこかからする。だが移動してやがる・・・向こうの方だ」

麦野「今はそれしか手がかりがないか・・・行くわよ」

一通「・・・クモ野郎、お前は街の連中をなんとかしろ」

スパイディ「なんとかっつったって・・・」
157: ◆t8EBwAYVrY 2014/03/06(木) 00:01:20.67 ID:+pD6i6WK0
>>158

ファイトクラブ:映画『ファイトクラブ』のこと。男達が地下で一対一で殴り合いのケンカをする秘密会合の名前
 クラブにはルールがあり、その1が『ファイトクラブのことは決して口外するな』というもの
158: ◆t8EBwAYVrY 2014/03/06(木) 00:05:57.06 ID:+pD6i6WK0
 <BOOOOOM!

御坂「!また爆発音!」

絹旗「あっちの方です!」

麦野「ランダムで爆発するってのか。ウルヴァリン、あんたの言う液体爆弾のニオイってのはどっち?」

ウルヴァリン「あっちだ。爆発音とは逆方向だ」

御坂「二手に分かれましょう。ウルヴァリンはニオイを追って。爆発する前になんとかして。私は爆発音の方に」

麦野「あたしもそっちに」

絹旗「私も御坂さんと超一緒に行きます」

ウルヴァリン「OK、アクセラレータは俺と来い」

一通「あァ?」

ウルヴァリン「爆弾を見つけたら、爆発する前にお前の能力で爆破しないようにしてくれ。俺の爪じゃあヘタなことはできねえ」

一通「ッチ、しょうがねェ」

スパイディ「僕も行くぞ!」スカッ

スパイディ「アレ!?ウェブが出ない・・・そっか、ジョーカーと戦ってた時にウェブ切れしてたんだった・・・」

御坂「スパイディ、アンタはまだケガしてるんだし、少し休んでて」

スパイディ「しょ、しょんなぁ・・・僕ってお邪魔ムシ?」

御坂「じゃなくて、ジョーカーがやったみたいにTV放送で街の混乱をおさめるのよ。アナタは今となっちゃ街のシンボル・・・きっと効果はある」

絹旗「なるほど!メディアに超左右されやすい点を利用するんですね」

麦野「ジョーカーが混乱を招き、スパイダーマンが秩序をってか」

御坂「初春さん、ウルトロンにTV放送のためのコンタクトとってくれる?」

初春「はい。スパイダーマンさん、爆弾のことは一旦皆さんに任せましょう」

スパイディ「・・・オーケー、そうするよ」

御坂「あと、コレ」ス・・・

スパイディ「御坂の・・・スパイダーレディーのウェブシューター?」

御坂「アンタのはウェブ切れなんでしょ?私のを使って」

スパイディ「・・・ありがとう。ウェブがない僕ってただの壁を這うだけだからね」

御坂「そゆこと」

スパイディ「自分で言ったけどフォローしてくれよ!」
159: ◆t8EBwAYVrY 2014/03/06(木) 00:23:08.84 ID:+pD6i6WK0
御坂「・・・ここで爆発したのね」

絹旗「今や超数少ないアンチスキルが超紀勢線を張ってますが・・・あのー、そこの超警備員の方、超負傷者はいなかったのでしょうか」

黄泉川「・・・ん?ああ、アンタ達は今までヴィランと戦ってたヒーロー連合じゃん。・・・どうやらここでの爆破事件じゃケガ人はいなかったみたいじゃん」

麦野「そもそもアンタがケガしてるみたいだけど、大丈夫なの?」

黄泉川「ジョーカーの罠でね・・・今動ける警備員は少ないじゃん・・・大半は爆発にモロ巻き込まれたから病院じゃん。こんな時だからこそ私達ががんばるしかないじゃん」

御坂「あの、爆弾について何か詳しいことは・・・」

黄泉川「爆破した後だから何も・・・周りは爆破による破片が散らかってるじゃん。詳しく調査すりゃ何かと判明するかもしれないが・・・今は人手も足りないじゃん」

絹旗「・・・でもどうしてこんなところで超爆弾を置いたんでしょうか?ここは人通りも超少ないとこなのに・・・」

御坂「・・・」

麦野「火力はそこまで大きいものじゃなかったらしいな。そこかしこに金属の破片みたいなのが散らかってるとこからするに、クラスター爆弾ってとこかしら」

御坂「・・・・・・何か・・・何かひっかかるわ。こんなとこで爆発させても何の意味もないのに・・・」



 ―――

ウルヴァリン「こっちだ」タタタ

一通「てめェ犬か。なンでそンなの判別できンだ」

ウルヴァリン「液体爆弾みてェな特殊なニオイは鼻にクるからな。ほんの少しでも追跡できる・・・まだ移動してやがる。あっちだ」

 KA-BOOOOOOOOOMMM!

ウルヴァリン「!?」

一通「おもっきし破裂したな。急げ」ダッ

ウルヴァリン「・・・どういうこった?・・・・・・ニオイはまだ移動してた・・・爆弾を置く間なんざ無かったはずだ・・・」



通行人A「・・・っ・・・うう・・・」ドクドク

通行人B「いてェ・・・っぐう・・・」ポタポタ

一通「自販機のそばで爆発しやがったみてェだな。ケガ人は2人」

ウルヴァリン「爆破による破片が突き刺さってやがる・・・待ってろ。すぐに救急車がくる。アクセラレータ、レスキューに電話と、能力で出血を止めろ」

一通「はィはィ」ギュン

通行人A「うう・・・いてえ・・・何が・・・」

ウルヴァリン「落ち着け。この程度ただのすり傷みてえなもんだ。・・・今の内に聞きてェんだが、お前らのどっちかが爆弾を置いたのか?」

通行人A「・・・い、いや・・・違う・・・」

ウルヴァリン「・・・じゃあ爆弾を置いた奴を見たか?」

通行人B「み・・・見てねえ・・・急に・・・急に爆破が・・・」

ウルヴァリン「・・・」

一通「おィ、何か思うとこがあンのか?」

ウルヴァリン「液体爆弾のニオイは移動しながら爆発した。誰かが持ってたとしても、この現場からするに人間が粉々になるような威力じゃねえ」

一通「・・・ジョーカーの手下が爆弾を持ち運ンでるンじゃァなく、能力で爆弾そのものを移動させてるとかか?」

ウルヴァリン「わからねェ・・・それに、こいつらの身体には金属片がいくつも刺さってやがる。周囲にはそれらしいものがねえのによ」

一通「爆弾そのものがクラスター爆弾みてェに破片をぶッ散らかすタイプなンじゃねェの?」

ウルヴァリン「・・・」
160: ◆t8EBwAYVrY 2014/03/06(木) 00:34:47.77 ID:+pD6i6WK0

 ―――

フレンダ「Get it on♪ Bang a gong♪ Get it On♪」~♪~♪

フレメア「大体、ドライブに持ってこいの曲かけてノリノリだね」

打止「バットモービルっていうゴツイ外観なのに、中では金髪少女がノリノリで歌いながら運転してるなんて誰も想像すらしないだろうってミサカはミサカは分析したり」

     BOOOOOM>

フレンダ「!?・・・何かどっかで爆発音が・・・」

フレメア「そういえば大体、外の人達が何か・・・様子が変かも。混乱してるっていうか・・・」

打止「何かあったのかな?もしかしてジョーカーがまた何か声明を出したとか?ってミサカはミサカはモービルに乗っててTV見逃したのかもと危惧――」

 KRACOOOOOOOOOOOOOOOOOOMMMMM!

フレンダ「!?」キキキーッ!

フレメア「うわあッ!?」

打止「ど、どこかから攻撃された!?ってミサカはミサカはひっくり返りそうになるバットモービルの中でシートベルトしてて安心した皆も忘れずにね」

フレンダ「何よ今の!どこから何を撃ってきた訳!?」



ジョーカー「そりゃァないぜバットマン・・・やっとこさ出てきたと思ったら俺を見向きもせずにどこに行くつもりだ?全速で追え」

手下「は、はい」ブロローン

フレメア「!後からトラックが追っかけてくる!にゃあ!」

打止「な、何か窓から人が乗り出してこっちに向けて銃撃ってる!ってミサカはミサカはあれってもしかしてジョーカー!?」

フレンダ「何か知らないけど二人ともつかまってて!このバットモービルはその辺の銃なんかじゃ壊れない訳よ!バズーカなりRPGじゃないと傷すらつかない訳よ!」



ジョーカー「王子サマどこ行くの?わたくしにかまってくださいな」チャキ

打止「!」

フレメア「・・・あれって・・・バズーカ?」

フレンダ「Uh-oh」

 KRACOOOOOOOOOOOOOOOOOMMMMM!
161: ◆t8EBwAYVrY 2014/03/06(木) 00:36:13.09 ID:+pD6i6WK0
>>160

Get it On:ロックバンド『T・レックス』の名曲。後に『THE POWER STATION』や『ポルノグラフティ』がカバーした
165: ◆t8EBwAYVrY 2014/03/09(日) 22:10:41.35 ID:4UJbIgsb0
初春「スパイダーマンさん、ウルトロンさんにアクセスできました」

ウルトロン【スパイダーマン、お前がTVで街の者達を落ち着かせるのだとウイハルから聞いたが・・・】

スパイディ「ああ、このままじゃ街中の皆がグッスリ眠れないだろうからね。・・・・・・そうだ!ウルトロン、君がリンクできる学園都市内の監視カメラはまだあるだろう?」

ウルトロン【ああ。だが先日のオンスロート戦の際に多くのカメラが壊れてしまい、まだ取り換えられてないみたいだが・・・】

スパイディ「それでも使えるのはあるんだよね?じゃあ今、学園都市で起こってる爆発の現場をとらえてるカメラもあるはずだろう?爆破する直前の映像をチェックしてくれ!」

ウルトロン【録画されている映像をか。それでジョーカーの手下が爆弾を設置する瞬間を見ようというのか】

初春「なるほど!それで犯人を特定して捕まえるんですね!」

スパイディ「いいや、違う」

初春「うぇ!?」

スパイディ「爆破の頻度から考えて、犯人は多数だ。全部チェックして捕えるのは時間がかかりすぎる」

スパイディ「それに・・・僕の推測が正しければ・・・きっと爆弾を持ってるのは――」





 ガラガラ・・・

フレメア「いたた・・・大体、モービルがひ、ひっくり返っちゃった・・・」

打止「うう・・・安全第一のバットモービルとはいえ、ひっくり返っちゃうとどーにもこーにもならないねってミサカはミサカはなんとか外に出てみたり」

フレンダ「け、ケガしてない!?アンタに何かあったら結局私が第一位になにされるか・・・」ブルブル

打止「ミサカは大丈夫。とにかくモービルの外に出ないと・・・・・・って」



ジョーカー「・・・」

打止「・・・ミサカはミサカは・・・ジョーカーに見下ろされてる・・・」

ジョーカー「・・・・・・おい、どういうことだ?」

 グイッ

フレメア「!打ち止め!」

ジョーカー「なんでバッツが乗ってねェんだよ・・・てめェら誰だ!アイツはどこにいる!」

打止「うぐっ・・・は、放してってミサカはミサカは首が痛い・・・」

フレンダ「ちょ、ちょっと!その子を放しなさいよ!」

ジョーカー「テメェらバットケイブからパクってきたのか?なんでバッツがいない!フザけんじゃねえぞ!」

フレンダ「!?」ビクッ

フレメア「だ、大体何を言って・・・」

ジョーカー「・・・ッチ!おい、コイツらのせろ。人質メニューに追加だ」

手下「は、はい!」

ジョーカー「ちょうど残りの頭数が少なくなってたところだ。後でじっくり話を聞かせてもらうぜ・・・お嬢ちゃん達」
166: ◆t8EBwAYVrY 2014/03/09(日) 22:16:57.89 ID:4UJbIgsb0
>>165

バットケイブ:バットマンの秘密基地。ブルース・ウェインの家の地下にある。中にはバットモービルはもちろん、ハイテクコンピューターやバットサイクル(バイク)などがある
 事件現場から持ち帰った証拠などを分析したり、ハイテク装備を整えたりする場所で、バットマンになくてはならない場所。思ってるより地下深いらしい
 また、巨大な1ドル銅貨や恐竜のオブジェ(機械?)などがある。さらに、歴代のバットモービル(数十年前のロードスター型やホットロッド型など)を全て保管してある
167: ◆t8EBwAYVrY 2014/03/09(日) 22:21:48.21 ID:4UJbIgsb0
男A「お前ジョーカーの手下なんじゃねえのか!前々から学園都市を荒らしてやるって騒いでたじゃねーか!」

男B「な、何だとッ!それとこれとは・・・」

男A「一体いくらもらったんだよジョーカーに!この爆弾魔が!」

男B「てめェ・・・もう我慢できねえ!」ボウッ!

男A「発火能力・・・やろうってのか!」

男B「そうやって疑惑をなすり付けようとしてる時点でてめーのが怪しいんだよ!俺がお前をやっつけてやる!」

男A「俺だって念動能力者だ!爆弾魔を倒してヒーローになる!」グギギ

 ボガッ

男A「ッガ!」バタッ

男B「ッグ!」バタッ

一通「ッチ。めンどくせェ・・・能力者同士が争いはじめやがった。ジョーカーの狙いはこれか」

ウルヴァリン「火の粉が広がれば街中で能力者の抗争になるかもしれねえ。早ェとこ爆弾をバラ巻いてる連中をとっつかまえねえと・・・」

一通「・・・なァ、俺達はさっき液体爆弾のニオイを追ってたンだよな?なのに現場の爆破跡からすりゃクラスター爆弾の類だった」

ウルヴァリン「ああ、それにニオイが移動しながら爆発したのも気になる」

一通「なンかの能力で移動させてたってのが推理としては有力だが・・・府に落ちねェな。つじつまが合わねェ」

ウルヴァリン「・・・・・・クラスター爆弾じゃなく、爆弾は金属の中に入ってた・・・とかか」

一通「・・・機械の中に爆弾を仕込んで、爆破でその破片がフッ飛んだってコトかァ」
168: ◆t8EBwAYVrY 2014/03/09(日) 22:23:38.96 ID:4UJbIgsb0
男性A「お、お、俺に近付くんじゃねー!」ビリビリ!

男性B「テメェーッ!このヤロォーッ!」ブオオ!

御坂「やめなさいってばッ!」バリバリッ!

男性A「ッ!」バタッ

男性B「ッガ・・・」バタッ

御坂「ったく・・・これじゃ学園都市の内戦(シビル・ウォー)じゃないの」

麦野「そこまでのもんじゃないが・・・そのうち規模がデカくなってくかもしれないわね」

黄泉川「アンチスキルが全員動ければ何とかできそうなものの・・・っく」

御坂「・・・やっぱりどう考えてもおかしい。人のいない場所に爆弾を置く理由がないわ。脅しにしたって意味がない・・・」

黄泉川「間違ってここに落としちまったとかかもしれないじゃん?」

絹旗「まあ・・・ジョーカーの手下達は超いやいやこき使われてるそうですからね」

麦野「待て、ジョーカー本人もそのことは気づいてるはずだ。手下達が自分に忠誠的じゃないってことくらい。なのにこんな仕事をさせるのもおかしくない?」

絹旗「・・・?」

麦野「今の状況を整理するわよ。ジョーカーがTVで『手下達に爆弾を持たせ、学園都市中に設置して爆破させてる』って言ってた。それってつまり手下を手元から放すってことよね」

黄泉川「ジョーカーの目の届かない所になれば、もう従わずにアンチスキルに出頭したりするのは目に見えてる。ましてや爆弾なんか持たされちゃ怖くて仕方ないはずじゃん」

御坂「病院でジョーカーの手下から聞いた話じゃ、今までは自分達が何をやらされてるのか知らされてなかった。今みたいに明確に爆弾だなんて聞かされたら・・・」

黄泉川「絶対に従わずに逃げるに決まってるじゃん」

麦野「ああ。ジョーカーが手下達に爆弾を持たせてるってことがそもそもウソなんじゃないのか?」

絹旗「じゃあ・・・これらの超爆発はどうやって?超あらかじめ設置していたとか?」

御坂「・・・病院の手下は・・・・・・意味がわからないことをやらされてたって言ってたわ。セブンスミストに強盗に連れてかれたり、ゴミを捨てたり・・・・・・」



御坂「・・・ゴミ?・・・・・・・・・!・・・も・・・もしかしてッ!」
169: ◆t8EBwAYVrY 2014/03/09(日) 22:25:03.95 ID:4UJbIgsb0

 BEEP BEEP

ウルトロン【学園都市の諸君、私だ。ウルトロンだ。またもや放送を――】

スパイディ【ちょっとウルトロン!急いでるんだ!前置きはいいから僕にしゃべらせてくれ!】

御坂「!スパイディの放送」



 「な・・・なんだ?スパイダーマンがテレビに・・・」ザワザワ

 「街中のテレビがスパイディに切り替わったわ・・・何かしら・・・」ザワザワ

スパイディ【今、学園都市のいたるところで爆破事件が多発してる。知っての通り、ジョーカーの仕組んだ罠だ。手下を使って街に爆弾をバラまいてる】

スパイディ【皆はジョーカーの放送のせいで隣にいる人をも疑ってるだろう・・・ジョーカーの手下なんじゃないかって。互いを信じられなくなってることだろう】

スパイディ【だけど・・・無駄な争いはやめてくれ。それがジョーカーの狙いなんだ。街中の能力者達が互いに傷付けあうように仕向けたんだ。だからあんな放送をした】

スパイディ【さっきウルトロンに監視カメラの映像を見せてもらった。爆弾を置いてくジョーカーの手下を確認するために。やっと判明したよ】



スパイディ【爆弾はジョーカーの手下じゃなく、掃除ロボが持ってるんだ。正確には中にある・・・だけどね】

御坂「!やっぱり!」

絹旗「え?え?超掃除ロボに爆弾をくっつけてるってことですか!?」

麦野「そうか!掃除ロボに爆弾を吸いこませてたのか!人のいない場所で爆発したのも、掃除ロボがランダムに動くから!」

黄泉川「金属片が散らかってるのは掃除ロボの金属ってことじゃん」

御坂「病院の手下が言ってた。意味も知らされずに街中にゴミを捨てたりさせられたって。それが爆弾だったのよ。色んな種類のね」

麦野「その辺に爆弾を捨ててたら、ロボが勝手に吸い込んでくれる。包みか何かで中が何かわからないようにして、バラまかせたってとこかしら」

黄泉から「掃除ロボに入るくらいのだから爆弾は大きくできない。だから爆破もそれほどって訳ね」

絹旗「ぬぬぬ・・・超掃除ロボを超利用するとは・・・」
170: ◆t8EBwAYVrY 2014/03/09(日) 22:39:22.14 ID:4UJbIgsb0
スパイディ【ジョーカーの言うように爆弾を持った手下が街に潜んでるってのはウソなんだ。互いを信じられなくさせるためのハッタリだ】

スパイディ【奴の狙いは恐怖。君達自身の手で人を傷つけさせ、街を壊すつもりなんだ。・・・どうかジョーカーに惑わされないでくれ。街のためにも・・・人のためにも】

スパイディ【もう疑う必要はない。互いに傷つけ合うことなんかないんだ】

スパイディ【隣にいる人を信じてくれ。僕は皆の親愛なる隣人・・・今まで皆が僕を信じてくれたように、君達の隣人を信じてくれ】

スパイディ【・・・悪に屈しないでくれ。君達は強いんだからね】

ウルトロン【――以上だ。諸君は掃除ロボに警戒してくれ。それと・・・ジョーカーにもな】



一通「・・・俺の推理の通ォりだったなァ」

ウルヴァリン「んなことより掃除ロボどもをブッ壊しに行こうぜ。街にゃ山ほどあるんだろうが、数は減らすに限るぜ」SNIKT

一通「あァ」



黄泉川「そうとわかれば残ってるアンチスキル総動員で掃除ロボをなんとかするじゃん。・・・と、言いたいとこだけどアンタ達もロボ停止に強力してほしいじゃん」

御坂「もちろんよ。爆弾を搭載したロボがその辺を徘徊してるんからにはなんとかしないと・・・でもジョーカーも探さないと」

麦野「もうすっかり日も暮れてる。暗くなるほど向こうは動きやすいだろうね」

御坂「絹旗さん、シンビオートを纏って上空から街を探索してくれる?掃除ロボを見つけ次第破壊しつつ、ジョーカーを探して」

絹旗「超了解です」ウジュル

御坂「でも掃除ロボの中の爆弾もいつ爆発するかわからないし、殴って壊すと爆発するかもしれないわね・・・」

麦野「絹旗、アタシも一緒に抱えなさい」

S絹旗「え!?麦野を!?」

麦野「掃除ロボをみっけたら、距離とって原子崩しで消すわ。それなら安全でしょ」

S絹旗「でも麦野を抱えるなんておも――」

麦野「何が言いたいのかにゃ~ん?」ゴキゴキ

S絹旗「超承知しました」

御坂「じゃあそっちは二人で行動して。私は地上から行くわ」

麦野「ヘマすんじゃないわよ」

御坂「わかってるっつーの」
171: 以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします 2014/03/09(日) 22:55:50.79 ID:9jiYXxZQ0
学園都市製の清掃ロボが検知できない爆発物とな
173: 以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします 2014/03/09(日) 23:48:39.69 ID:WtkJ5Raro
ジョーカー製だぞ? できるできる
174: 以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします 2014/03/10(月) 00:02:34.99 ID:kvvhZ0nao
ジョーカーならしかたない
181: ◆t8EBwAYVrY 2014/03/11(火) 19:36:22.20 ID:yJgAOtPj0
スパイディ「・・・これで混乱は止まるかな。ありがとう初春、ウルトロン。おかげでなんとかなりそうだ」

ウルトロン【私も学園都市の一員になったのだからな。街を守りたい気持ちは同じだ】

初春「人工衛星にデータが移行してからというもの、街のTVやラジオのパーソナリティー的な存在になってますからね。こうなったのもスパイダーマンさんのおかげです」

スパイディ「ま、あのウルトロンがこんな風になるなんて僕達の世界じゃ誰一人、想像すらしないだろうけどね。それじゃ僕はジョーカー探しに行くよ」

初春「気をつけてください。まだケガが治ってないんですし、どこに何があるかわからないんですから」

スパイディ「ああ。初春は安全な場所で情報の整理と指示をしてくれ。それじゃ」THWIP

ウルトロン【安全な場所か。今の学園都市にそんな所はあるのか疑問だが】

初春「・・・そうかもしれませんが、私にも何か手伝えることがあるなら頑張って――」

 BBWWOOOOOOO! キィーッ!

初春「!?・・・と、トラック!?」



 ガチャ

ジョーカー「こんばんわ。そのパソコンを切れ。で、乗ってきなお嬢ちゃん」



 ―――

 メキャッ

一通「これが掃除ロボの中の爆弾か。なるほど、液体爆弾だが二つの容器にそれぞれ特殊な液体が入ってるみてェだ。一つ一つじゃァ危険じゃねェ特殊液体」

一通「だが二つの液体が混ざると爆発を引き起こす。これをセットにして吸い込ませたってことだなァ。だから掃除ロボも検知できずに吸い込んだってことだ」

一通「他にもプラスチック爆弾とかがあるっつってたが、それらもセンサーに引っかからないように細工してンだろォぜ」

ウルヴァリン「おい・・・いつ爆発するかもわからねえのに手に持って大丈夫なのか」

一通「いつ爆発しよォが俺には無意味だ。お前もすぐ回復するだろ」

ウルヴァリン「たしかに治るけどよ・・・痛いもんは痛――」

 BOOOOOOMMM!

 ―――

 BOFッ

泡浮「さすがですわお二人とも。湾内さんの能力で清掃ロボを水で包み、さらに婚后さんの能力で超風の中で爆発させることで、威力を消すなんて」

湾内「しかし学園都市中の清掃ロボの一機一機をこうするのはきりがありませんわ・・・」

婚后「確かに一晩でできるようなことではないでしょうけれど、今私達にできることをしましょう」

 ―――

S絹旗「麦野!掃除ロボ超発見です!原子崩しを!」

麦野「あいよ」チュドッ ボッ

S絹旗「ぬう・・・爆破をさせずに有無を言わさず消しとばすとは、さすが超原子崩しです。しかしこの距離でよく超命中させましたね」

麦野「射幅を絞っての狙撃よ。スナイパーみたいなもんね。私の能力も成長してるってとこかしら」

S絹旗「これ以上超成長したら超ヤバすぎます」
182: ◆t8EBwAYVrY 2014/03/11(火) 19:38:13.40 ID:yJgAOtPj0
>>181

特殊液体~:映画『ダイ・ハード3』に登場した液体爆弾のイメージで。単体だと何の変哲もない液体だが、それぞれが混ざると爆発する
183: ◆t8EBwAYVrY 2014/03/11(火) 20:08:57.58 ID:yJgAOtPj0
 ―――

 BOOOM!

御坂「いちいち磁力で上空に上げてから爆破させるのって手間がかかってしょうがないわ。・・・でも電撃じゃあ誘爆させちゃうし・・・」

 THWIP!

スパイディ「御坂!っつう・・・」チャクチ ズキッ

御坂「スパイディ、あんまり動くと傷が開くわよ」

スパイディ「っ・・・このくらい・・・ヴェノムとの対決よりマシだよ。・・・ドク・オックよりはキツいけど」

御坂「能力者同士の争いは治まったみたいだけど、まだその辺を掃除ロボが動き回ってるから危険なことには変わりないわ。ジョーカーも探さないといけないし・・・」

スパイディ「ジョーカーが人質を隠してる場所がどこかにあるはずなんだ。そこさえつかめれば・・・なんとかなると思う」

御坂「私はジョーカー本人とまだ会ったことないんだけど、強いの?」

スパイディ「・・・わからない。僕が戦った時は何の能力も使わなかったから・・・」

御坂「・・・無能力者ってこと?普通の人間がここまでやったっての?」

スパイディ「・・・」



 BEEP BEEP

御坂「!?またウルトロンの放送!?」

スパイディ「なんだ?初春が何か策を考えたとか?」

ウルトロン【・・・・・・学園都市の諸君、緊急放送だ。何度もすまないが――】

ジョーカー【おいおいおい。前置きはいらねえ。俺のステージは俺だけのモンなんだからな】

御坂「!ジョーカー!」

ジョーカー【ハァイ学園都市の皆。爆弾を積んだ機械が歩道を動きまわってるってのに暴動の一つも起こらねェとは。よっぽどの治安なんだな】

ジョーカー【俺の故郷とは大違いだぜ。そこは犯罪が終わらない街でな・・・毎日日にちどこかで犯罪が起こってる。いくらがんばっても決して犯罪は止まらねェ】

スパイディ「・・・」

御坂「・・・・・・イヤなイヤミね」

ジョーカー【俺の地元にゃこんな動揺がある。『梟の法廷(コート・オブ・アウルズ)にご用心。彼らがじっと見ているぞ』】

ジョーカー【『薄暗がりの高みから、大きな岩の後から、彼らはゴッサムを支配する。暖炉にいてもベッドにいても、もしもその名を口にすれば・・・』】

ジョーカー【『爪(タロン)に首をとられるぞ』・・・・・・ああ、苦笑いもでやしないね。だが、お前らには身近に感じるんじゃあねェかな?】

ジョーカー【俺の手下が街中に潜んでる。爆弾を積んだ機械もな。お前らに安息はない。今夜眠る時は銃を枕の下に置いておくべきかもな】

ジョーカー【・・・・・・さあ、そろそろ本日のパレードのクライマックスといこうか。スパイダーマン、この街を守ってるつもりのタイツ野郎を賭けたパーティだ】

スパイディ「!?」
184: ◆t8EBwAYVrY 2014/03/11(火) 20:23:34.26 ID:yJgAOtPj0
>>183

俺の故郷~;バットマンが守る街、ゴッサムシティのこと。正確にはジョーカーの故郷がゴッサムかどうかは限られていない(一切が謎なため)
 街中に犯罪がはびこり、全米一の犯罪率を誇っている上、警察も汚職にまみれている場合が多い。ヴィランが多いだけでなく、ギャングなども多数いる
 このゴッサムの対岸に位置する街が、スーパーマンが守る街、メトロポリス

梟の法廷:DCコミックが刊行している全てのコミックを一旦終了し、1から再スタートした一大イベント『NEW52』の後、バットマンが最初に戦ったヴィラン。これが初登場
 個人名ではなく組織の名前で、はるか昔からゴッサムを裏から支配する秘密結社。一部の上流階級の者達が会員として参加し、行動役として『タロン』という人物がいる
 タロンは不死身の肉体を得たエージェントで、すさまじい身体能力を持っている。各時代にそれぞれ異なるタロンが存在し、中には日本人のタロンもいる
 ゴッサムでは昔から子供を寝かしつけるための動揺として『梟の法廷』が語り継がれていたが、誰も実在の組織とは思っていなかった
 ゴッサムの有力者を全滅させるために歴代のタロンを一斉に解き放った法廷と、バットマン率いるバットファミリーの対決が、新バットマンの最初のイベント

 NEW52後、最初の敵がジョーカーやトゥーフェイスといった往年のヴィランではなく、初登場の新キャラがヴィランと努めるという驚きの展開
 新キャラでありながら見事にバットマンの最初の敵を務めあげ、名ヴィランの仲間入りを果たした。特にタロンは人気があり、単独タイトルもあるとか
 後に行われた通称『ヴィラン月間』(各ヒーローのヴィランを主役にしたコミックを描くイベント)でもジョーカー、トゥーフェイス、ベイン達名ヴィランと一緒に法廷も選定された
185: ◆t8EBwAYVrY 2014/03/11(火) 20:45:22.94 ID:yJgAOtPj0
ジョーカー【行方不明の学生4人、そいつらを第7学区のとある場所に運んだ。ご想像の通り、山ほどの火薬と一緒にな】

ジョーカー【それとぉ・・・第7学区の病院にも爆弾だ。これがとびきりのヤツさ。特大の花火を上げてくれるぜ】

スパイディ「!病院に・・・爆弾を仕掛けたって!?」

ジョーカー【夜中の12時にスイッチを押す。ほっときゃ4人も病院も一緒にフッ飛ぶ。今までで一番の威力だ。火薬を奮発したんでね】

ジョーカー【おっと、解体なんかできると思うなよ。チョイといじっただけでドカンだ。せっかくの時間制限もムダになちまうぜ】

御坂「ッ・・・なんてッ・・・ヤツ・・・」



ジョーカー【爆弾を止めたいなら方法は一つ。『スパイダーマンを狩れ』】

御坂「!!?」



ジョーカー【まず4人の人質を見つけて、始末しろ。宝探しみたいでわくわくするだろう?見つけやすい場所にいるから早くするこったぜ】

ジョーカー【12時になってもスパイダーマン、それと4人が生きてりゃ、病院と入院してるヤツらも炭になる。もっと言やあ周りも焼け野原だ】

ジョーカー【スパイダーマン一人と病院の患者達とじゃ釣り合わねえかと思ってな。4人の人質+スパイダーマンを始末すりゃ、病院は助かるって寸法さ】

ジョーカー【さァてどっちかな?街を救うマスクのヒーローと何の罪もない学生4人か・・・ケガや病気と戦ってる病院の患者達か・・・お前らが選べ】

ジョーカー【もう数時間もないぞ?早くしないと両方ともどっかーんだぜ。HO-HO-HO】



ウルトロン【・・・・・・以上がジョーカーの声明だ・・・・・・】プツッ
186: ◆t8EBwAYVrY 2014/03/11(火) 20:48:57.18 ID:yJgAOtPj0
>>185

スパイダーマンを狩れ:アメコミ史上最高傑作の一つと言われる名作『ダークナイト・リターンズ』のエピソードの一つに『Hunt The Dark Knight(バットマンを狩れ)』がある
 このエピソードで、バットマンとジョーカーの最後の決戦が描かれている。ちなみに、ジョーカーのガタイがすごい
187: ◆t8EBwAYVrY 2014/03/11(火) 20:51:44.95 ID:yJgAOtPj0
御坂「・・・・・・ッ・・・なんて・・・・・・なんてヒドイやつッ!こんなのッ!・・・どちらかなんて選べっこないじゃない!」

スパイディ「・・・・・・」THWIP

御坂「!スパイディ!どこに行くの!?」

スパイディ「まずは人質の学生を探す。その後のことはそれからだ」THWIP

御坂「ちょ、ちょっと!」





 ―――・・・・・・

佐天「・・・・・・」

滝壺「・・・・・・」

佐天「・・・・・・もう・・・どのくらいたったのかな・・・」

滝壺「・・・・・・」

佐天「・・・あの人達・・・大丈夫かなあ・・・・・・」グスン

滝壺「・・・大丈夫だよ。きっと・・・むぎの達がなんとかしてくれる。すぱいだーまんもいるんだから」

佐天「・・・・・・そうですよね・・・」

 ガチャ

佐天「!」

テレスティーナ「・・・大丈夫?」

佐天「テレスティーナ・・・さん?・・・」

テレスティーナ「今解放してあげるわ」カチャカチャ

滝壺「?どうして?・・・あなたはじょーかーの仲間じゃないの?」

佐天「そ、そうですよ!もしかして・・・これも罠!?」

テレスティーナ「・・・・・・いいえ。これは私個人の考えでの行動よ。・・・私はジョーカーのおかげで自由になれた。だからしばらく手伝っていただけ・・・」

テレスティーナ「でも・・・ヤツはやりすぎだわ。あまりにもやりすぎよ。これ以上は黙ってられない」

佐天「・・・テレスティーナさん・・・」

テレスティーナ「あなた達人質の居場所を知ってるのはジョーカーと私だけ。ここは私が細工したから」

滝壺「能力を無効化する細工?」

テレスティーナ「そうよ。この部屋の周囲だけ能力を無効化する特殊な装置を作ったの。ジョーカーは活動資金としてたんまり投資してくれたからね」

テレスティーナ「だから外からテレパス能力者があなたたちを探しても、ここにいる限り見つけられない。とにかく今はここから出ないと」

滝壺「じょーかーは?」

テレスティーナ「私以外の手下を全員連れてどこかへ行ったわ。人質も一緒にね。最後の仕掛けをしに行ったってとこかしら」

佐天「ッ・・・」

テレスティーナ「さあ、早く行きましょう。ジョーカーをなんとかしないと――」

 BANG
188: ◆t8EBwAYVrY 2014/03/11(火) 20:52:19.61 ID:yJgAOtPj0
佐天「!!!」

テレスティーナ「ッ・・・・・・!・・・・・・っか・・・」

ジョーカー「もっと早く裏切ると思ってたんだが、意外と従順だったな。俺にホの字か?やめてくれ、ハーレイが2人なんざ考えたくもねえ」

佐天「テレスティーナさん!」

テレスティーナ「ッう・・・・・・ッ・・・」バタッ

滝壺「ッ!」

ジョーカー「おっととと、そおにらむんじゃない。2人だけでさみしいだろうからお仲間を連れてきてやったんだ。感謝してくれよ」グイ

フレメア「にゃあ!」ドサッ

打止「いてッ!ってミサカはミサカは部屋に放り入れられる」ドサッ

フレンダ「ぐえッ!上にのっかるんじゃない!」ギュウ

初春「っ・・・・・・!さ、佐天さんと滝壺さん!」

佐天「初春に打ち止めちゃん!?」

滝壺「ふれんだにふれめあ・・・皆もじょーかーに捕まったの?」

初春「お二人とも無事ですか!?ヒドいことされてません!?」

佐天「私達は・・・大丈夫だけど・・・」

ジョーカー「HEYHEYHEY、感動の再会はそこまでだ。お前らに聞きたいことがあんだよ」

打止「・・・?」



ジョーカー「バットマンはどこだ」
189: ◆t8EBwAYVrY 2014/03/11(火) 21:07:09.72 ID:yJgAOtPj0
>>188

ハーレイ:主にバットマンのヴィランとして登場する女ヴィラン、ハーレイ・クインのこと。ジョーカーLOVEのド天然のコメディキャラ
 本名はハーリーン・クィンゼル。元はゴッサムにある病院『アーカム・アサイラム』の精神科医だったが、収監されたジョーカーに口説かれ、ガチでホレちゃった
 ジョーカーからすれば、脱獄に利用するためにウソを並べただけだったが、彼女はジョーカーのことを『プリンちゃん』と呼び、ヴィランとなっておっかけまわしている
 ジョーカーはうっとうしがっていたりするものの、作品によっては普通に手を組んでいたりもする。が、基本的にハーレイの愛情は無視されている
 普通の人間であることから、それほど強くもなく、ジョーカー同様パーティグッズ的なものを扱う。基本はピエロの様な格好だが、媒体によってはツインテールのナースコスだったり
 また、同じバットマンの女ヴィランである『ポイズン・アイビー』とは仲がよく、一緒にいることが多い。ド天然のハーレイがかきまわし、アイビーが呆れつつツッコミ役といった感じ

 あのジョーカーですら引くほどのクレイジーっぷり、アイビーとのかわいらしいやり取り、バットマン系では珍しい純粋なコメディキャラということもあってか、人気はかなり高い
 元々がバットマンのアニメのオリジナルキャラクターだったが、コミックに逆輸入された経歴を持つ
 また、ハーレイを主役にしたコミック『バットマン:マッドラブ/ハーレイ&アイビー』ではアニメ調のかわいらしい絵柄で暴れ回っている。アイビーと一緒にサービスシーンもあるとか
190: ◆t8EBwAYVrY 2014/03/11(火) 21:08:12.65 ID:yJgAOtPj0
初春「・・・バットマンさん?」

佐天「バットマンさんはこの街にはいないけど・・・」

ジョーカー「じゃあなんでテメェらはバットモービルに乗ってやがった」

フレンダ「あれは結局、バットマンからもらった訳よ!」

ジョーカー「・・・・・・」

滝壺「もしかして、じょーかーはばっとまんを探してるの?」

ジョーカー「・・・・・・おかしいと思ったぜ。アイツは俺がどこで何をしようと、いつだって、どこだって現れた。なのにいくらやってもヤツは来ない」

佐天「・・・異世界の人だったのか・・・」

初春「どうやってこの世界に?・・・」

ジョーカー「・・・あの時、俺はいつものようにアイツと戦ってた。ゴッサムの水路に毒を混ぜ、街を全滅させようとしたがバットマンがそれを食いとめた」

ジョーカー「そして、ゴッサムタワーのてっぺんで大一番の戦いだ。バッタランをかわしたところで、硝酸のビンを投げつけてやったら、アイツは塔から真っ逆さまだ」

ジョーカー「ワイヤーフックで塔にしがみついたバットマンを俺は見下ろしながら大笑いさ。ヤツを見下ろすってのがあんなに爽快なもんとはな」

ジョーカー「その時だ。タワーに雷が落ちた。たぶん俺は雷に直撃したんだろう。次に目が覚めた時には、この街にいた・・・」

滝壺「・・・」

初春「サノス・ダークサイド事件以降、異世界との壁が薄くなったから偶然こちらの世界に来る者がいるって言われてましたが・・・まさかジョーカーもだったとは」

ジョーカー「ここが別の世界ってのはなんとなく気づいてたが・・・バッツは来る。きっとな」

佐天「・・・確かに・・・絶対来ないってことは言いきれないけど・・・別世界にいるバットマンさんがこのことに気づくはずないじゃない!」

ジョーカー「いいや、アイツは来る。俺とアイツは永遠に戦う宿命なんだ・・・ゴッサムだろうと、学園都市だろうとな・・・」

佐天「・・・」

ジョーカー「おしゃべりはここまでだ。後はゆっくりしようぜ。学園都市がどちらを選ぶか、高みの見物といこうじゃねえか」
195: ◆t8EBwAYVrY 2014/03/14(金) 19:44:52.84 ID:TjRkiqua0

 ―病院

ナース「先生!階下の搬入口に大きな業務用の冷蔵庫のようなものが!た、たぶん・・・ジョーカーの言っていた爆弾かと・・・そ、それにジョーカーの手下が見張ってて――」

冥土帰し「落ち着いてくれ。患者を他の病院に搬送させるんだ。焦らずに急いで、できるだけこの病院から一人でも外に出さないと」

ナース「で、ですが・・・登院の車両全てのタイヤが破壊されいて・・・それに現在治療中の患者は数えきれないほどの人数です。全員を搬送するなんて無理です」

冥土帰し「・・・困ったね?・・・・・・患者を逃がすこともできないなんて・・・」

浜面「・・・そ、その爆弾ってのは下の搬入口にあるんだな?」フラッ・・・

冥土帰し「!浜面くん、君はまだ安静の身なんだけどね?動かないでほしいね?」

浜面「この程度・・・白井がかばってくれたんだ・・・歩ける限り俺にもできることがあるはずだぜ・・・こう見えてピッキングは得意なんだ。爆弾の解体とかもできる。たぶん」



 ―――

 THWIP!

スパイディ「!麦野!絹旗!」

麦野「スパイダーマン、さっきのジョーカーの放送・・・」

スパイディ「ああ・・・やっこさん、僕を片づけたいみたいだね」

S絹旗「ど、どうするつもりですか?病院には超たくさんの人が・・・浜面もいるし」

スパイディ「とにかくまずは人質にされてる4人の学生を探すよ」

麦野「アテはあるの?」

スパイディ「・・・目立つ所にいるってジョーカーが言ってた。大方予想はついてるよ」

S絹旗「私達も超お供します!」

スパイディ「いや、君は御坂と合流してジョーカーを探してくれ。こっちは僕がなんとかする」

S絹旗「なんとかって・・・」

スパイディ「任せたよ」THWIP!

S絹旗「あ・・・超行っちゃいました」

麦野「仕方ない。私達はジョーカーの隠れ家を探しましょ。滝壺達を助けないとね」
196: ◆t8EBwAYVrY 2014/03/14(金) 19:46:55.75 ID:TjRkiqua0
御坂「もうッ、スパイディを追うにしてもウェブがない私が追いつける訳ないわ・・・どうしよう・・・あっちのことはスパイディに任せて、私はジョーカーを・・・」

ミサカ10032号「お姉さま、一大事でございます。と、ミサカはくノ一の如く参上します」ザン

御坂「!い、いきなり・・・どうしたのよ?」

ミサカ「上位個体がジョーカーに攫われました。と、ミサカは報告します」

御坂「!?打ち止めが!?」

ミサカ「正確に言うと、フレンダさん、フレメアさん、初春さんも一緒に攫われ、現在は佐天さんと滝壺さんと一緒に閉じ込められています。と、ミサカは追加します」

御坂「!・・・そ、そんな・・・初春さん達も?・・・ど、どうしよう・・・」

ミサカ「現在6名の人質がジョーカーの下にいる模様です。と、ミサカは人質の人数を説明します」

御坂「っく・・・皆をどこに連れてったのか・・・居場所さえつかめれば乗りこんで助けだすのに・・・」

ミサカ「わかりますよ」

御坂「ジョーカーが隠れ家にしそうな場所・・・学園都市じゃいっぱいありすぎて・・・一体どこにいるのか・・・」

ミサカ「わかりますよ」

御坂「初春さん達のケータイも既に壊されてるでしょうし・・・どうすれば・・・・・・ん?・・・・・・アンタ、今なんて?」

ミサカ「わかりますよ」

御坂「・・・・・・何が?」

ミサカ「ジョーカーの隠れ家です。上位個体からの情報で、場所は把握してます」

御坂「!ほ、ホント!?」

ミサカ「はい。人質の皆さんがいる場所は――」

 ―――



一通「打ち止めがまた攫われただとォ!?」

番外個体【ちょっと、電話口で怒鳴らないでよ!ミサカだって焦る気持ちはあるけど、落ち着いてってば】

一通「あのガキィ・・・サノスにかっぱらわれた前科があるっつゥのにまたかよ・・・」

ウルヴァリン「お決まりの展開に文句言うのはその辺にして、さっさと助けに行くぞ」

一通「うっせェ。おいワースト、ガキはどこにつれてかれたンだ。ネットワークで知ってるンだろ?」

番個【はいはい、皆が連れてかれたジョーカーの居場所は――】

 ―――



浜面「・・・・・・ここか・・・ここに爆弾があるんだな・・・しかしどうやって持ちこんだんだ?・・・まあ、ケガ人が後から後から山ほど送り込まれてきたドサクサにまぎれたってとこか」

 ガチャ

手下A「!」

浜面「・・・業務用冷蔵庫っぽい爆弾に、ジョーカーの手下・・・それに・・・・・・人質にされた4人の生徒か!?」

女子生徒A「・・・」

男子生徒A「・・・」

浜面「おぅし、それじゃ手下どもをやっつけて――」

手下A「ま、待て!話を聞け!俺達に敵意はない!」

手下B「もうジョーカーの部下じゃあないんだ!落ち着け!」

浜面「・・・そんなウソにだまされると思ってるのか!いくらなんでも俺をばかにしすぎじゃねえのか!?」

手下A「ホントだ!俺達は『観光ガイド』だといわれた・・・この爆弾の説明をするための!」

浜面「・・・・・・ど、どういうことだ!俺にわかるように説明しろォ!」
197: ◆t8EBwAYVrY 2014/03/14(金) 19:49:04.44 ID:TjRkiqua0
 THWIP

スパイディ「やっぱりここだったか。人質の4人も」

浜面「!スパイダーマン!」

男子生徒B「!」

男子生徒A「す、スパイディ!」

スパイディ「ジョーカーは言ってた。4人の生徒はわかりやすい場所にいるって。まるで病院の爆弾とは別の場所にいるみたいに言葉を濁してたのが逆に怪しかったからね」

浜面「・・・?」

スパイディ「玄関のカギを、そばの植木鉢の下に置いておくみたいなもんだね。・・・で、そっちの手下さん達・・・説明してもらえるかな?」

手下A「あ、ああ・・・この爆弾・・・冷蔵庫爆弾は12時に爆破される。止める方法はスパイダーマンと、この4人の生徒の命と引き換えってのは聞いただろ?」

スパイディ「・・・ああ」

手下B「俺が持ってるこのカメラで、ジョーカーは様子を見てる。4人とスパイディが犠牲になるのを確認したら、爆弾の解除スイッチを入れる・・・と」

手下C「4人の生徒にもダイナマイトが巻きつけられてる。少しでも外そうとすると作動する仕組みだ・・・」

浜面「ッチ・・・ヘタに手出しできないってことか・・・」

スパイディ「この冷蔵庫爆弾を外に運びだすのは?」

手下A「ダメだ。冷蔵庫爆弾もかなり繊細な作りらしい・・・制作したのはジョーカーだ。ここに設置してタイマーが入った時点で、少しでも動かせば爆発する」

手下C「空間移動系の能力で移動しようにも・・・中にセンサーが組み込まれてる。4人のダイナマイトと冷蔵庫爆弾が連動してて、どちらかが2メートル以上離れたら爆発する・・・」

浜面「・・・説明が長すぎて訳がわからねえ」

スパイディ「つまり、4人を救出するのも、冷蔵庫爆弾を破壊するのもダメってことだろ。どう動いてもどちらかが作動するってことだな」

手下A「ああ・・・」

手下B「すまない・・・すまないスパイディ!俺達だって・・・こんなことになるなんて思ってなかったんだ・・・」

手下C「ううっ・・・」グスッ

女子生徒A「・・・」グスン

浜面「・・・」

スパイディ「謝るのは全部解決してからにしよう。今は・・・今をどうするかを考えよう」

手下B「し、しかし・・・この冷蔵庫爆弾を止めるには・・・こ、この4人とスパイディが犠牲になるしか方法は・・・」

浜面「そんなことさせっか!俺が爆弾を解体して――」

手下A「少しでもいじれば作動しちまうんだ。もうどうしようも・・・」

浜面「ッ・・・~~~ッ!ちくしょう!」

スパイディ「・・・僕一人が犠牲になれば済む話ならまだしも・・・4人を巻き添えになんてできっこない・・・・・・ジョーカーめッ・・・」

男子生徒A「・・・っく」

女子生徒B「うう・・・ううう・・・」グスン
198: ◆t8EBwAYVrY 2014/03/14(金) 19:51:04.36 ID:TjRkiqua0

スキルアウト「・・・ここにいたか・・・4人の生徒とスパイダーマン!」ジャキ

スパイディ「!・・・スキルアウト達?」

浜面「な、なんだお前ら!銃なんか構えやがって!・・・」

スキルアウトA「ジョーカーの放送を見た。俺達も、その爆弾をなんとかしようと思って大勢できたところだが・・・話は聞かせてもらった」

スキルアウトB「爆弾を止めるには・・・アンタとそっちの4人が犠牲になるしかないんだな」

男子生徒A「・・・」

浜面「な、何が言いてえんだお前ら!」

スキルアウトC「この病院には何人もの人間がいる。ジョーカーの騒ぎのせいで満員ってほどに・・・その人達を救うには・・・アンタらの犠牲は仕方がないものなんじゃないのか?」

浜面「!」

スキルアウトD「それだけじゃねえ!俺の・・・俺の妹も今この病院にいる!爆弾騒ぎでケガして、治療してんだ!」ジャキ

スキルアウトB「俺の弟も・・・ダチだっている」

スキルアウトA「4人の生徒とスパイダーマン・・・病院にいる何人もの人達・・・大勢は少数より優先されるのは・・・当然だ」

浜面「て、てめェら!」

スパイディ「いや、彼らの言う分はもっともだ。どちらかしかないなら答えは明確だな」

浜面「す、スパイダーマン!お前何を言ってんだ!」

スキルアウトE「俺達スキルアウトは・・・スポーンに学んだ。犯罪行為は禁止にし、学園都市のために行動するように言われてる。街のためには・・・お前らが生贄になるしかねえ」

女子生徒A「うう・・・」ポロポロ

スキルアウトA「非情と思うかもしれねえ・・・だが・・・これも学園都市のためだ!」ジャキ!

女子生徒B「ッ・・・」ポロポロ

スキルアウトB「悪く思わないでくれ・・・」ジャキ

浜面「・・・す、スパイダーマン・・・」
199: ◆t8EBwAYVrY 2014/03/14(金) 19:58:12.65 ID:TjRkiqua0
スパイディ「確かに君達の言うことはもっともだ。僕が犠牲になれば、それで解決するってんならそうしよう」

スパイディ「だけど・・・この4人の男女も犠牲にするっていうのか?何の罪もないこの子供達を犠牲になんて・・・僕は見過ごせない」

スパイディ「それに、僕達が犠牲になったとしてもジョーカーはこの爆弾を止めたりはしないと思う。きっと」

スキルアウトA「!」

スパイディ「ヤツはそういうヤツだ・・・君達に非情な選択を迫り、どちらかを選ばせたとしても、結局は全てをひっくり返すだろう。そうやって精神的に皆を痛めつけるんだ」

スパイディ「・・・今僕達がすべきことは、一人でも多くの人を『確実に』助けることだ。この病院の車両は全て動かせない。患者達を運びだすのは難しい」

スパイディ「だから僕達が運ぶんだ。一人でも多く、できるだけ多く。君達スキルアウトが大勢来てくれたからできそうだと僕は思うね」

スキルアウトB「・・・」

スキルアウトD「じゃ、じゃあその4人はどうすんだ?」

スパイディ「・・・患者達を運んだ後、僕がそばにいる。きっとそれまでに・・・僕の仲間がジョーカーをなんとかしてくれると信じてね」

スキルアウトC「・・・」

スパイディ「僕達が犠牲になっても、爆弾は止まらない『かもしれない』。でも、君達が手をかしてくれれば、病院の患者達を助けることは『できる』」

スパイディ「今すべきことは、一人でも多くの人を助けることだ。目の前の命を救うことなんだ」





       スパイディ「それでも撃ちたい奴は撃て」



スキルアウトA「ッ・・・」

スキルアウトD「・・・」ス・・・

スキルアウトB「・・・」ス・・・

スキルアウトA「・・・わかった」

スパイディ「皆が利口で助かったよ」ニコッ

浜面「スパイダーマン・・・」

スキルアウトA「そうときまればすぐに行動だ。患者達を運び出すぞ!」

スパイディ「ハマー、君はここで4人の心の支えになってあげてくれ。僕も患者を運ぶから」

浜面「は、ハマッ・・・俺だって運ぶぜ!一人でも多い方がいいだろ!」

スパイディ「君はまだ安静の身だろ?無理はしないでくれ。それに・・・彼らには心の支えが必要だ」
200: ◆t8EBwAYVrY 2014/03/14(金) 20:20:01.97 ID:TjRkiqua0

 ―第6学区 とある遊園地



御坂「・・・ここね・・・・・・看板に血文字が書かれてた遊園地・・・ここだったとは」

S絹旗「御坂さん」THWIP

御坂「!絹旗さん達」

麦野「途中でアンタを見かけたからね。絹旗におぶってもらって追っかけてきたのよ」

一通「なるほどな。ここがジョーカーの野郎の隠れ家ってことか」ズイ

御坂「一方通行とウルヴァリンまで・・・」

ウルヴァリン「ミサカワーストからの連絡でな、ここに人質達がいると聞いてきたぜ」

一通「看板に血文字が書かれてるのは、気味悪がって誰も近づかないようにするって意味もあったンだろォな。実際、危険で危ないからって閉鎖されちまったしなァ」

麦野「ジョーカーの一連の騒ぎの影響で閉鎖か。今までの騒動は自分の隠れ家に誰も近づけないようにする意味もあったのね」

御坂「とにもかくにも、ここにジョーカーと佐天さん達がいるってんだから、さっさと片付けるわよ」



 キィーン・・・

ジョーカー【ンッン~ッ・・・よォ~こそおいでくださったなァ。来るだろうと思って、準備は万端にしてあるぜ】

S絹旗「!ジョーカーの声!」

ウルヴァリン「スピーカーでの園内放送か」

ジョーカー【俺の手札は6枚だ。それぞれこの園内にいるぜ・・・当テーマパークのトレジャーイベントだ。探して助けだしな。早くしないと・・・遅いかもしれねえぜ】プツッ

麦野「・・・ッチ、何から何までムカつくヤツだね」

御坂「分かれて行動しましょう。スパイディの話じゃ、ジョーカーは戦闘力は大したことないはずよ。ここにいるメンツなら一人ででも倒せるわ」
201: ◆t8EBwAYVrY 2014/03/14(金) 20:32:11.75 ID:TjRkiqua0
御坂「おーい!佐天さーん!滝壺さーん!初春さーん!どこにいるのー!?聞こえたら返事してー!」オーイ

御坂「・・・園内のどこかにいるはずだけど・・・・・・一体どこに・・・おーい!おーーーい!」



   <――サーン!ミサカサーン!

御坂「!佐天さんの声!?あっちか!」ダッ



 ガタンガタンガタン・・・ガタンガタンガタン・・・

御坂「!ジェットコースターが動いてる?・・・・・・!あ、あれは!」



佐天「御坂さーん!ここでーす!」ヒー!

初春「ロープで縛られて動けないんですー!」

御坂「佐天さん!初春さん!コースターの先頭に!」

 ガタンガタン・・・・・・GOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOO!

佐天「うわーーー!」

初春「ひぃーーー!」

御坂「も、ものすごい加速・・・あれも改造されてたりするのかしら・・・・・・!?・・・こ、コースターのレールが!レールが途中で切れてる!」

佐天「助けてくださーーーいーーー!」ゴーッ

御坂「ま、まずい!なんとかして止めなくちゃ!磁力全開でジェットコースターに追い付いてッ!」ギューンッ!

 ガゴンッ

初春「!御坂さん!」

御坂「うぐっ・・・いつつ・・・こ、コースターの内部を破壊して!」バリバリッ

初春「す、スピードが落ちません!」

御坂「っく!なら後尾を掴んで・・・磁力で!」グググググ!

佐天「レールとコースターを磁力でくっつけるみたいにして止めるつもりですか!?」

初春「!も、もうレールが切れてる場所まですぐですよ!御坂さん!離れてください!御坂さんまで巻き添えになっちゃいます!」

御坂「うううぐぐぐぐぐぐぐぐ!」ギャギャギャギャギャギャ!

佐天「す、すごい揺れ!」

初春「御坂さん!無茶です!」

御坂「うううおおおおおおおおおお!」ギャギャギャギャギャギャギャ!



御坂「止まれえええぇぇぇぇぇぇ!!!」

     ギャルギャルギャルギャルギャルギャル!ギギギギギギギギギ!

  ガリガリガリガリガリガリ・・・・・・ガリガリガリッ・・・ガリッ・・・・・・ッ・・・



初春「・・・と、止まった・・・・・・」

御坂「はあッ・・・はあッ・・・はあッ・・・」

佐天「み、御坂さん!大丈夫ですかー!?」

御坂「・・・ふう・・・ええ」

佐天「ありがどうございまず~!」ビエー

初春「すみません・・・手間をかけさせてしまって・・・」

御坂「いやいや・・・無事だっただけでもよかったわ。今ロープをほどいてあげるわ」
202: ◆t8EBwAYVrY 2014/03/14(金) 20:52:49.84 ID:TjRkiqua0

 THWIP

S絹旗「超気味が悪いですね・・・ジョーカーの罠が超たくさんありそうです。・・・一体どこに人質がいるんでしょうか・・・」

S絹旗「超掃除ロボ爆弾のようになぞなぞみたいな考え方だったりするかも・・・いやいや、なぞなぞと言えるんでしょうかアレは・・・」

S絹旗「それにしても・・・まさかフレンダ達まで超攫われることになるとは・・・も、もしや超人体実験でもされてるんじゃあ・・・は、早く探さないと!」

   <ボボボォォォ・・・

S絹旗「!あれは!」



フレンダ「~ッ!~~~ッ!」ジタバタ

フレメア「~~~ッ!」ジタバタ

S絹旗「フレンダ!フレメア!超観覧車の中に!口にテープが・・・しかも観覧車が超燃えてます!」THWIP!

 ガシッ

フレメア「ッ!~~~ッ!」バタバタ

S絹旗「待っててください!今すぐ超救出して――」

シンビオート「AAAIIIEEEEEEEEEE!」ギュバァ!

絹旗「!?シンビオート!?ど、どうしたんですか!?」

シンビオート「RRRRREEEEEEEEEEE!」ギュルルルルル!

絹旗「え!?ほ、炎が超苦手なんですか!?」

シンビオート「MMMMMEEEEEEEEEEE!」

絹旗「超我慢してください!二人を救出したら超終わりですから!」バキッ!

フレメア「!」

絹旗「フレメア!こっちに!」ガシッ

フレメア「ッ!」

絹旗「フレンダも!さあ!」グイッ

フレンダ「!~~~ッ!」ブンブン

絹旗「何を超嫌がってるんですか!超早くしないと超燃え尽きますよ!ほら!」グイイッ

 ピンッ

絹旗「!?(フレンダの手枷にピンが!?・・・」

 KA-BOOOOOOOOOOOOOOOOMMMMM!
203: ◆t8EBwAYVrY 2014/03/14(金) 21:10:24.16 ID:TjRkiqua0
>>202

なぞなぞ~:バットマン関連でなぞなぞと言えば、なぞなぞを絡めた犯罪を行うヴィラン、リドラー。犯行現場にヒントなどを残して、バットマンと知恵対決をする
 本名エドワード・ニグマ。金銭目的の犯行だけでなく、他人との知恵対決をし、勝利することを目的としている。そのため、メジャーではあるものの脅威的とは言い難い
 が、時にはバットマンの正体をつかんだり、パラレル設定ではあるがジョーカーですら手に入れられないブツを手に入れ、取引するなどの手腕を見せる
 旧実写映画版では3作目の『バットマン・フォーエヴァー』に登場した

人体実験~:バットマン関連で人体実験と言えば、人体実験によって脅威的なパワーを得たヴィラン、ベイン。(もちろん、一概に人体実験=ベインというわけではないけど)
 本名アントニオ・ディーゴ。刑務所内で育ち、大人になってからは筋肉増強薬『ヴェノム』によって無敵の怪力を手に入れた。MARVELのヴェノムとは無関係
 初登場が90年代と比較的最近のキャラではあるものの、バットマンの背骨をへし折り、完全勝利したことから有名なキャラクターとなった。ベインに敗れ、バットマンは引退した
 旧実写映画版には4作目の『バットマン&ロビン:Mr,フリーズの逆襲』に登場。設定変更で、とりあえず薬でムキムキになったボディーガードキャラとなった
 ノーラン版3部作では最終章の『ダークナイト・ライジング』に登場。ヴェノムの設定は無く、素でかなりの戦闘力を誇る。バットマンを叩きのめした(もちろん背骨も折りにかかった)
 脳筋キャラっぽい見た目だが、実はすごく賢い。コミックでは最近、バットマンのようなカッコをして、無法地帯となったゴッサムで活躍しているらしい

火が超苦手~:シンビオートは火と音波が弱点。ちなみに、シンビオートに包まれた者の一人称は『We(俺達)』になる。これは宿主本人とシンビオートを指す
204: ◆t8EBwAYVrY 2014/03/14(金) 21:13:27.34 ID:TjRkiqua0

麦野「・・・・・・鏡の迷路か・・・いかにも何かありそうね」

麦野(・・・鏡だらけね・・・無闇に原子崩しを撃つと自分、もしくは誰かに間違えて当てちゃいそうで危険ね・・・)

麦野(・・・・・・氷の世界を表現してるのかしら?ここに来たのが私じゃなく第一位だったら、ペンギンっぽいかもね。服の色的に)

麦野「・・・・・・誰かいる?いたら返事しなさい」



滝壺「・・・むぎの・・・・・・」

麦野「!滝壺!・・・待ってなさい。今ほどいてあげるから」

ジョーカー【いらっしゃい、鏡の王国へ】

麦野「!ジョーカー・・・どこにいる?姿を見せなさい」

ジョーカー【お断りだね。消し崩されるのはヤだからな。・・・知ってるんだぜ。この街のことは勉強したんだ。忘れないようにメモにもとった】

ジョーカー【ええっと・・・レベル5のメルトダウナー、ムギノシズリ。暗部とかいう裏の業界でがんばってるらしいな。学園都市のお偉いさんの駒ってとこか】

麦野「うっさいわね」

滝壺「むぎの・・・ジョーカーの言うことを真に受けないで」

ジョーカー【どうやらお前はスゴイ奴らしいな。今までに何度も学園都市を救う戦いに参加して、ヴィランを追い返してるらしい】

ジョーカー【だが・・・本来の仕事は、学園都市のために邪魔者を始末して、手を汚しまくって、ドロドロの経歴を書き連ねて・・・俺よりよっぽど悪人じゃねえのかな?】

麦野「・・・」

ジョーカー【この街には俺みたいに上等な悪人が必要なんだよ。俺が混沌を与えてやる・・・俺と組め。そこにいる人質を返してやろうじゃねえか】

麦野「・・・」

ジョーカー【お前には素質がある。きっとお前は・・・上等な悪人になれるぜ。今みたいに暗部なのか善人なのかわからねえどっちつかずなダッセェお前とはオサラバだ】

ジョーカー【ダサイお前とは決別して・・・カッコイイ悪になろうぜ】



麦野「・・・カッコイイ悪・・・ね・・・・・・ダサイヒーローよりカッコイイ悪・・・」

麦野「ヒーローには・・・国とかいうくだらない誇りを背負って、星条旗みたいなハデな服着て、クソダセェかっこして戦う男もいる。名前もキャプテンアメリカなんて・・・ダサイよな・・・」

麦野「ああ、最高にダサくて、最高にカッコイイじゃねえか!ダサくってもいいんだよ!カッコ悪くてもいいんだよ!それがヒーローってもんだろう!」

滝壺「・・・」



ジョーカー【・・・HUM・・・・・・そう来たか。じゃ、さいなら】PI

 ザアァァァァァーーーーーッ!

麦野「!?スプリンクラー!?」

 ジュウウウゥゥゥゥゥ!

滝壺「!あああっ!」ジュウゥゥ・・・

麦野「!?っつあ!?・・・っこ、これは酸!?強酸をスプリンクラーで!っく!」バッ!

滝壺「っ!むぎの!私をかばってくれてる?・・・」

麦野「原子崩しの傘ってとこね・・・っく!・・・多少は浴びちゃったけど・・・・・・アンタをここから助けだす。安心しなさい滝壺」
205: ◆t8EBwAYVrY 2014/03/14(金) 21:29:36.95 ID:TjRkiqua0
>>204

氷の世界~:バットマン関連で氷と言えば、なんでも凍らせる氷の銃を武器にして戦うヴィラン、Mr,フリーズ。
 本名ヴィクター・フリース。恋人が病気にかかり、治療法を発見するまで冷凍保存していたが、事故によって低温でないと生きられない体質に変化してしまった
 自分を低温に保つスーツと冷凍銃を開発しヴィランとなるが、バットマンとの戦いの中で冷凍保存中の恋人を破壊してしまったことからバットマンへの復讐を決意する
 スーツと銃を機能させるにはダイヤモンドが必要。どういう原理なのか。また、NEW52以降はオリジン(誕生秘話)が変更され、狂気的なものとなっている
 旧実写映画版の4作目『バットマン&ロビン Mr,フリーズの逆襲』に登場。タイトル通りで暴れまくる。演じたのはターミネーターことアーノルド・シュワルツェネッガー
 ハイテンションは活躍を見せてくれるが、映画そのものの評価はとても低い。それでも、数多くの媒体の中でMr,フリーズを結果的に救済できたのはこの映画版だけらしい

ペンギン:バットマン関連でペンギンと言えば、ゴッサムシティの暗黒街のボスを務めるヴィラン、ペンギンのこと。尖った鼻がペンギンを連想させる
 本名オズワルド・コブルポット。タキシードに身を包み、片眼鏡にハット、手に傘を持っている。傘には様々なギミックが施されている
 ギャングやマフィア達が大勢いるゴッサムでも高い地位を持つ男の一人で、あらゆる違法物を取引している。また、鳥に関する犯罪も多く行っている
 旧実写映画版の2作目『バットマンリターンズ』にも登場。監督のティム・バートンによる装飾が施され、バートン映画らしいキャラとなっている
206: ◆t8EBwAYVrY 2014/03/14(金) 21:52:58.29 ID:TjRkiqua0

一通「・・・なンなンだァここは・・・・・・メルヘンなお城だな・・・・・・第2位さんが住ンでンじゃァねェだろうな・・・おーィ、打ち止めァー、いるかァー?」

 シーン・・・・・・

一通「・・・ッチ、歩いて探すしかねェか・・・」プツッ

一通「・・・あ?」

 BOOOOOOOOMMM!



一通「・・・・・・しょォもねェトラップだ。俺に効く訳ねェがな」スタスタ

ジョーカー【おやぁ、さすが学園都市最強のノウリョクシャ様だ。爆炎くらいじゃ傷もつかないか】

一通「・・・てめェどこに隠れてやがる。ツラだせ」

ジョーカー【ヤだね。お前さんみたいにおっかない奴には近づかないのが一番だ。・・・そォだぜ、知ってるんだぜ。お前がどういう人間か・・・」

 PEE―――

 KRACCABOOOOOOOOOOOMMM!

ジョーカー【最強の能力を持ちながら、もっと、もっとってガキみてェにダダこねて、ひっでェ惨劇を繰り広げたンだろ。おっかないおっかない】

 PEE―――

 BOOOOOOOOOOOOOOOOOOOMMM!

一通「・・・・・・ッチ、煙てェだけだ。環境に悪いねェ・・・」イライラ・・・

ジョーカー【だけど最近はダークヒーローに転向したそうだな。HA!笑えるね。善行をすりゃ過去が帳消しになるとでも思ってるのか?】

 PEE―――

 BOOOOOOOOOOOOOOOOOOOMMM!

一通「・・・どンだけ仕掛けがあンだよ。それもしょっぱい威力の爆弾をよォ・・・」イライラ・・・

ジョーカー【まァそうよなァ。最強のノウリョクがありゃあ、ヒーローになるのも簡単か。いいねェ最強ってのは。ずるいねェ】

 PEE―――

 BOOOOOOOOOOOOOOOOOOOMMM!

一通「・・・」イライラ・・・

ジョーカー【そのまま進みな。お前の探してるものが見つかるぜ。HAHAHA】

 PEE――――

 BOOOOOOOOOOOOOOOOOOOMMM!

一通「・・・」イライライラ

 PEE――――

 BOOOOOOOOOOOOOOOOOOOMMM!

一通「・・・」

 PEE――――

 BOOOOOOOOOOOOOOOOOOOMMM!

一通「・・・・・・(こンだけガマンしてンだ。これでここに打ち止めがいなかったらジョーカーもまとめてココをぶっ飛ばしてやる)」

一通「・・・・・・・!・・・なンだ?カカシ?・・・・・・張り紙を貼ったカカシが・・・」ス・・・

 《ハズレ》



一通「」ブチッ

一通「ぬアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!」ドォッ!

 THOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOMMMMMMMM!
207: ◆t8EBwAYVrY 2014/03/14(金) 22:04:13.30 ID:TjRkiqua0
>>206

環境に悪い~:バットマン関連で環境破壊と言えば、自然を守るために悪事を働く女ヴィラン、ポイズン・アイビー。あらゆる植物を操ることができる
 本名パメラ・アイズリー。植物と人間のハイブリットを作る実験のために改造され、ヴィランとなった。血液に特殊な毒液を含まれており、男の理性を奪うことができる
 ある種の洗脳的なことができ、あのスーパーマンを操ることすらできる。植物が何よりも大事で、ハーレイ・クイーンと一緒に行動することが多い
 旧実写映画版4作目の『バットマン&ロビン Mr,フリースの逆襲』に登場。バットマンとロビンをメロメロにした

カカシ:バットマン関連でカカシと言えば、カカシのようなカッコをしたヴィラン、スケアクロウ。恐怖を振りまく恐ろしい悪人
 本名ジョナサン・クレーン。吸った者が恐れる幻覚を見せる特殊な恐怖ガスを開発し、それを武器に悪事を働く。ちなみに、MARVELに同名で似ているヴィランがいる(能力は違う)
 ノーラン版映画の新3部作にはまさかの皆勤。1作目の『バットマン・ビギンズ』ではメインヴィランの一人を務めた
209: ◆t8EBwAYVrY 2014/03/14(金) 22:07:58.30 ID:TjRkiqua0

フレメア「・・・・・・うう・・・!・・・け、ケガしてない・・・・・・大体・・・シンビオートが私を守ってくれた?・・・」

シンビオート「ウニャー」

フレメア「!じゃ、じゃあ絹旗達はッ・・・」

絹旗「・・・・・・っ・・・く・・・」

フレンダ「・・・・・・」

フレメア「!お姉ちゃん!絹旗!炎と爆発で・・・だ、大丈夫!?しっかり!にゃあ!」ユサユサ

絹旗「・・・ふ、フレメア・・・揺らすと超・・・痛いです・・・」

フレンダ「・・・っ・・・ゲホッ・・・ゲホッ・・・うう・・・結局・・・結局・・・・・・」

フレメア「だ、大体大丈夫!?落ち着いて!」



 ―病院 12時まで残り8分・・・・・・

スキルアウトA「急げ急げ!もう残り時間が少ないぞ!」バタバタ

スキルアウトC「ストレッチャーはもう無いのか!?こっちにもまだ患者がいるぞ!」バタバタ

スキルアウトD「背負って運ぶしかない!急ぐんだ!」バタバタ

スパイディ「まだ全員じゃないの!?何往復も外を往復してるけど、ホントに多いね!」バタバタ



 ―階下

 TICK TACK TICK TACK・・・

女子生徒A「・・・グスン」ポロポロ

男子生徒B「・・・・・・タイマーの制限時間はあと8分か・・・」グスン

女子生徒B「・・・もう間に合わないね・・・」ポロポロ

浜面「お、おいおい!何を湿っぽいこと言ってんだ!まだ8分もあるんだぜ!?俺の仲間にかかればジョーカーなんざ10秒でやっつけられるぜ!大丈夫だ!」

男子生徒A「・・・アンタも早く逃げた方がいいぞ。俺達は・・・逃げられないがな・・・・・・」

浜面「ッ・・・俺がいなくなりゃ、誰がお前らを元気づけるんだよ!見捨てられる訳ねーだろう!」

男子生徒B「俺達と一緒に吹き飛ぶ必要はない・・・病院から離れるんだ」

女子生徒A「・・・はげましてくれてありがとう・・・・・・だから・・・早く逃げてッ・・・」ポロポロ

浜面「・・・~~~ッ!よおーし!ならフェアに決めよう!」スッ

女子生徒A「・・・?」

浜面「このコインを投げる。裏が出たら、アンタらの言う通りに逃げる。表が出たら・・・俺はここで、アンタ達と一緒に仲間を信じる」

男子生徒A「・・・自分の人生をコインで決めるってのか?」

浜面「違う」

 ピィーン・・・ パシッ



浜面「運は掴むものだぜ」

 スッ・・・

男子生徒B「・・・・・・表だ・・・」

浜面「さあ、一緒に信じようぜ。ヒーロー達をな」



浜面(レミー達との賭けに使おうと思ってた両方表のコイン・・・持ってて正解だったぜ)
211: ◆t8EBwAYVrY 2014/03/14(金) 22:26:10.44 ID:TjRkiqua0
>>209

コイン:バットマン関連でコインと言えば、コイントスで全てを決めるヴィラン、トゥーフェイス。ジョーカーと並び、バットマンの大物ヴィランとして有名
 本名ハービー・デント。優秀な地方検事で人気者だったが、マフィアの裁判の際、硫酸を浴びせられ、顔の左半分が焼けただれてしまい、狂気に陥ってしまった
 以降は、『2』に関連する悪事を行い、片面に傷がついたコインを用いて行動する。傷がついた裏が出れば無慈悲に犯罪を行い、表が出れば一切の悪事をやめる
 たとえバットマンに勝利できる状況であろうと、コインの表が出れば手をださないという徹底ぶり。かつてはバットマン=ブルースと同級生であった設定が加えられている
 旧実写映画版では3作目の『バットマン・フォーエヴァー』に登場。演じたのは『メン・イン・ブラック』などで有名なトミー・リー・ジョーンズ
 ハイテンションな演技を見せているものの、コイントスの結果が気に入らない(裏が出ない)からと表が出るまで何度もコイントスをやり直すなど、設定が緩くなっている
 ノーラン版の新3部作では、2作目の『ダークナイト』に登場。序盤はハービー・デントとして、バットマンやゴードン警部と共に、街の犯罪やジョーカーと戦っていた
 しかし、ジョーカーの策略によって顔の左半分が焼けただれ、恋人を失い狂気に陥る。さらにジョーカーの巧みな話術で悪に墜ちた
 劇中でジョーカーはバットマンに『ハービーと、その恋人のどちらを助けるか』を選ばせ、バットマンはハービーの恋人であり、自身の愛する人でもあるレイチェルを選んだ
 しかし、ジョーカーはバットマンにハービーとレイチェルの居場所を逆に教えていたため、バットマンは『ハービーよりもレイチェルを優先したが、助けに行った場所にはハービーがいた』
 バットマンが選んだ(優先した)人物ではなく、選ばなかったハービーが生き残ったという結果は、バットマンに精神的なダメージ(罪悪感など)になったのだろう

両方表のコイン:『ダークナイト』にて用いられたコイン。ハービーはこれを巧く使って交渉を乗り越えたりしていた。が、トゥーフェイスとなってからは片面が焼け焦げている
212: ◆t8EBwAYVrY 2014/03/14(金) 22:27:32.95 ID:TjRkiqua0

御坂「ケガはない?二人とも」

佐天「はい、御坂さんのおかげです。ありがとうございます」

初春「あの・・・他の皆さんは?」

御坂「それぞれ手分けして探してるけど・・・ジョーカーもどこに潜んでいるのかわからないわ」



ジョーカー「ここにいるぜお嬢さん」

御坂「!ジョーカー!」

佐天「ひいっ!」ビクッ

御坂「とうとう姿を見せたわね・・・」バリッ

ジョーカー「おっと、いきなり電撃はナシだぜ。ドカーンといきたいのか?」スッ

初春「!?何かのスイッチ!」

ジョーカー「コレは起爆スイッチだ。病院にある爆弾のな。お前の電撃、砂鉄の攻撃か、俺がボタンを押すのが先か・・・試すか?指をちょいと押すだけなんだぜ?」

御坂「・・・っく・・・」

ジョーカー「なぁに、ちょいとお話をしようと思ってこうやって出張ってきたんだ。そう構えるんじゃねえって」

御坂「・・・・・・あんた・・・一体何が目的なのよ。こんなに学園都市をかき回して・・・何がしたいのよ」

ジョーカー「何がしたい?お前は子供が砂場で泥遊びをしているのを見て、意味を尋ねるのか?」

御坂「!?」

ジョーカー「楽しいからサ。楽しむために遊ぶんだよ。それ以上に意味なんかいるか?」

御坂「っ・・・こいつッ」

ジョーカー「そうだな・・・しいて言うなら、人間の心をひっくり返すのが楽しいんだ。恐怖を与えれば、人間の心は混乱する。俺は混沌の使者だ・・・」

御坂「・・・」

ジョーカー「もっと言やぁ、面白くするためだ。この街を混沌で包みこんで、アイツを呼び込むためにハデなイルミネーションを飾り付けてるのさ」

御坂「・・・アンタが言ってるそのアイツって誰なのよ」

ジョーカー「闇の騎士」

御坂「・・・・・・闇の?――」

 CHOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOMMMMMMMM!



御坂「!?」
213: ◆t8EBwAYVrY 2014/03/14(金) 22:28:26.30 ID:TjRkiqua0
>>212

闇の騎士:バットマンの通称の一つ。『ダークナイト』のラストにてその意味が理解できた瞬間、鳥肌がたつ
214: ◆t8EBwAYVrY 2014/03/14(金) 22:29:41.09 ID:TjRkiqua0

 ―――

 TICK TACK・・・

男子生徒A「・・・あと2分・・・・・・」

浜面「っく・・・」

スパイディ「ありゃ?ずいぶん暗いムードだね。応援してるフットボールチームがハットトリックでもきめられた?」

女子生徒A「!スパイディ!」

スパイディ「患者の運び出しはなんとかギリギリで間に合った。主に10トンまで持ちあげられる上にウェブを使える僕のガンバリがあったからかな」

男子生徒B「わざわざ戻ってくる必要なんてないのに・・・」

スパイディ「そばにいるって言ったろ?それに御坂達がなんとかしてくれるに決まってるからね」



一通「見つけたぜェ・・・ジョーカーさンンン・・・ケヒッ」

御坂「一方通行!?」

初春「お、お城のアトラクションを壊して来た・・・」

御坂「ッハ!今だ!」ビリッ

 ヒュー パシッ

佐天「すごい!ジョーカーが後ろに気をとられてるうちに磁力でスイッチを奪った!」

御坂「爆弾解除よ!」カチッ



 ―――

 TICK TACK・・・・・・ッ・・・

男子生徒A「!み、見ろ!タイマーが!タイマーが止まった!」

女子生徒A「!ほ、本当!」

女子生徒B「た、助かった~!」ポロポロ

男子生徒B「うう・・・ほ、本当に・・・・・・」ポロポロ

浜面「やっぱりな!さすが麦野達だぜ!」

スパイディ「・・・御坂・・・・・・」

男子生徒A「アンタ達・・・ありがとう・・・アンタ達がいなけりゃ、心が折れてたぜ・・・」

女子生徒B「ええ・・・あなた達のおかげよ・・・ありがとう」

浜面「お、俺は何もしてねーし!」

スパイディ「いや、君達も頑張ったよ。よくここまで耐えたね。さ、僕はジョーカーの所に行くよ。御坂の妹からメールで居場所は聞いてるからね」

浜面「スパイダーマン!お前まだやろうってのか!?ケガもしてる上に重労働の後だってのに」

スパイディ「僕がやらなきゃ誰がやる?」THWIP!
215: ◆t8EBwAYVrY 2014/03/14(金) 22:43:01.63 ID:TjRkiqua0

 ―――

ジョーカー「アクセラレータ・・・・・・」

一通「ッハ、てめェさっきヒーローがどうとか、最強がどうとかゴタゴタぬかしやがったなァ。強い弱いでヒーローを推し量るんじゃねェよ三下ァ!」

一通「俺ァ最強だ。学園都市第一位の能力者だ。最強の能力者だ。それでも最弱が最強に勝つことだってあるンだよ」

御坂「!」

一通「最強で悪かったな。最強じゃねェとヒーローになれねェってか?ンなことねェ・・・最弱でもヒーローになれるンだよ。この学園都市にも最弱のヒーローってのァいるぜ」

一通「別の世界にも・・・空を飛んだり、光速で走ったり、ビームを撃てるヒーロー達の中で、ただの人間なのにヒーローやってるヤツもいンだよ」

一通「そいつァなンの能力も持たねェヤツだ。最弱とも言える。最弱だけど最強なンだよ!強いか弱いかでヒーローが決まるか!わかったかコラァァァ!」



佐天「・・・あの・・・何を言ってるか全然理解できないの私だけ?」

初春「・・・いえ、私もです」

御坂「・・・」

ジョーカー「HAHAHA。そうそう。そうだよな。現世の神々の中で・・・・・・コスプレした一人の男が同じ舞台に立って、ヒーロー気取ってるなんて・・・笑えるよな」

一通「!・・・てめェ・・・・・・アイツのことを知ってンのか?」

ジョーカー「どうだろうねェ~?HAHAHAッ」

一通「・・・・・・ッチ、まァどうでもィィ。打ち止めはどこだ。テメェが攫ったガキだ」

ジョーカー「・・・?」

一通「もうテメェには切り札がねェ。爆弾も解除した。俺がその気になりゃ血液ブチまけて爆散させることだってできる。打ち止めを返さねェと――」

ジョーカー「返せだって?お前がそれを言うのか?」

一通「・・・・・・なンだと?」





ジョーカー「あのガキは、お前がぶッ壊したあのお城の中にいたのに」

一通「!!?」
216: ◆t8EBwAYVrY 2014/03/14(金) 22:47:40.45 ID:TjRkiqua0
ジョーカー「今ごろ瓦礫の下敷き・・・いや、お前の能力で吹き飛んじまったかな?」

ジョーカー「俺は手を出してねえ。お前だ。『お前がやったんだ』。ただ感情のままに暴れた『お前のせいだ』」

一通「ッ!?・・・・・・ッな・・・・・・な・・・・・・」

ジョーカー「おいおい何だその表情は?お前が手を下したんだぜ?」

一通「ッカ・・・!?・・・・・・ッ・・・」



ジョーカー「Why so Seious? HAHAッ・・・HAHAHAHAHA!」
217: ◆t8EBwAYVrY 2014/03/14(金) 22:56:17.56 ID:TjRkiqua0
ジョーカー「HA   HA HA    HA  HA  HA HA     HA   HA HA    HA   HA HA  HA     HA

HA  HA     HA  HA HA   HA     HA   HA  HA  HA     HA  HA HA   HA     HA HA

 HA    HA  HA    HA HA   HA HA  HA  HA HA     HA    HA   HA  HA     HA   HA

      HA  HA     HA  HA   HA  HA HA    HA     HA  HA     HA   HA

HA  HA   HA HA    HA HA  HA     HA     HA     HA  HA HA   HA     HA  HA

HA     HA   HA  HA     HA     HA  HA     HA  HA  HA     HA   HA   HA HA   HA

   HA   HA    HA  HA HA   HA    HA     HA  HA   HA   HA HA  HA   HA  HA     HA」
219: 以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします 2014/03/15(土) 08:03:14.59 ID:M3I5UuAVo
や、やりやがった……やっぱジョーカーだ、こいつ!!
227: ◆t8EBwAYVrY 2014/03/17(月) 18:48:43.14 ID:PoOT94mC0

一通「カ・・・ク・・・・・・クカ・・・」



一通「クカケコカクケコカコカクキキカコカクケケコカキキカクケコ!!!」ドッ!

 ブオオオォォォォォォオ!!!

 THOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOMMMMM!

御坂「!?あ、一方通行!能力が・・・暴走してる!」

初春「つ、翼が・・・」



麦野「ふう・・・やっと出てこれた・・・・・・!?な、何だこりゃ!?どういう状況だ!?」

滝壺「あくせられーたが・・・暴走してる」

一通「クカケコクキキククカコカコキクカコケキクコカクキコクコケカキクカアアアアアアアアア!!!」ドドドォオオ!

ジョーカー「HAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHA!キレたか!?キレちまったか!?HAHAHAHAHAHA!やってみろ!HAHAHAHA!」

一通「アアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!」

   ブオオオオオオオオォォォォォオオオオオオ!!!

            HAHAHAHAHAHHAHA     HAHHAHAHAHAHAHAHA     HAHAHAHAHAHAHA
ジョーカー「HAHAHAHA   HAHAHA    HAHAHHAHA     HAHAHAHAHAHAHA         HAHAHAHA!」
                 HAHAHAHAHHAHAHAHAHAH      AHAHAHAHAHAHAHAHA



 バサァ



ジョーカー「!HAHAHAHA!来た!キタキタキタキタ!」





バットマン「そこまでだ。アクセラレータ」
228: 以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします 2014/03/17(月) 19:25:07.74 ID:7lFb4GO6o
キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!
231: ◆t8EBwAYVrY 2014/03/17(月) 20:34:20.69 ID:PoOT94mC0
一通「!!?」

ジョーカー「HAHAHAHAHAHAHA!来たか!やっぱり来たなァ!コウモリ男だ!」

佐天「!ば、バットマンさん!?」

麦野「どうしてここに!?」

バッツ「落ち着くんだ。話を聞け」

一通「どけェェェ!!!テメェごとソイツをブチまけてやンぞォォォォォ!!!」ブオオオォォォ!

バッツ「ラストオーダーは無事だ」



打止「ミサカは大丈夫だよー!ってミサカはミサカは自身の安否を声いっぱい叫んだりー!」ブンブン

一通「!!!」

ウルヴァリン「俺を忘れてたなアクセラレータ。無敵の俺をよお」ボロボロ・・・

御坂「ウルヴァリン!アンタが打ち止めを!?」

ウルヴァリン「ああ、アクセラレータがあの城に入るよりも先に俺が中にいた。ラストオーダーのニオイを追って、先に見つけだしてたのさ」シュウウ・・・

佐天「に、ニオイって・・・打ち止めちゃんのニオイとか言うと犯罪臭が・・・ニオイだけに」

初春「でもウルヴァリンさんが打ち止めちゃんを守ったってことですね!」

打止「うん!最強のボディガードだよってミサカはミサカはウルヴァリンの超回復能力って便利すぎ」

一通「・・・・・・・・・打ち止め・・・・・・」シュウウゥゥゥ・・・・・・



ジョーカー「・・・HA!そこでやめるってか。そりゃあねェぜ!」

 ジャキンッ

御坂「!?ジョーカーの袖の中から銃が飛び出した!?」

佐天「仕込み型の隠し銃!」

一通「!」

ジョーカー「だったらこの場で始末すりゃいいんだよ」

バッツ「!打ち止めを狙って――」



 THWIP!

ジョーカー「!」
232: ◆t8EBwAYVrY 2014/03/17(月) 22:08:19.21 ID:PoOT94mC0
スパイディ「ギリ間にあったかな?ヒーローは遅れてくるっていうもんね。っま、ヴィランが悪事を働く尺を作るための言い訳だとは思うけど」

御坂「スパイディ!」

麦野「ジョーカーの銃を糸で封じた!」

スパイディ「やあバッツ、久しぶり。君が来たってことは、ジョーカーはアンタの身内?」

バッツ「ああ、コイツの相手は私だ。学園都市には迷惑をかけたな・・・」

ジョーカー「HAHAHA!そうだ。お前が悪いんだ。俺があんなにかまってちゃんアピールしてたってのに、フィナーレ直前でのご登場とはな。もっと早く来てりゃこんなことにはならなかったのに」

麦野「こいつッ・・・」

バッツ「我々の世界からこちらの世界に移動するのは簡単なことではない。そもそも、ジョーカーがこの世界にいることもつい先ほどまで気づかなかった」

バッツ「ジョーカーが雷に打たれ、姿を消した不審に思ったが、調べなかったのがまずかった。一向にジョーカーが姿を現さなかったのでもしやと思い、サイボーグにこの世界のことを観測してもらった」

バッツ「それでようやくジョーカーがここにいることを知り、ブームチューブを使ってこちらに来た。・・・すまない。私のせいで学園都市が・・・」

一通「・・・ッ」

麦野「そんなのはどうでもいい。さっさとコイツを消し炭にすっぞ」フォン

バッツ「ダメだ」

麦野「!?はァ!?お前何言ってんだ!」

スパイディ「・・・」

バッツ「コイツは病院に叩きこむ。それが私のやり方だ。それに・・・これ以上君達の手を血で汚したくない」

御坂「バッツ・・・」

麦野「何を今更・・・こいつがどんなことをしてきたと思ってんだ!」

バッツ「だからこそだ。ここで君達が一線を越えれば・・・それこそジョーカーの思うツボだ。コイツは君達を堕としめたいのだ。自分と同じレベルに」

麦野「ッ・・・」

一通「・・・」

スパイディ「そうだよ。ここはジョーカーの保護者のバットマンに任せよう。僕達の世界のヴィランだってそうしてきただろ」

御坂「・・・・・・そうね。それが一番」
233: ◆t8EBwAYVrY 2014/03/17(月) 22:13:34.39 ID:PoOT94mC0
ジョーカー「HAHAHA・・・お前らサイコーだよ。ここまでされて、報復もナシにおうちに帰すって?甘ちゃんにもほどがあるぜ。それとも・・・一線を超えるのがこわいのか?」

麦野「コイツッ・・・」

滝壺「ダメだよむぎの。ばっとまんの言うとおり、じょーかーは一線を超えさせようとしてるんだから」

麦野「だけど・・・」

一通「・・・」ズイッ

麦野「!」

 グイッ!

ジョーカー「っ」

御坂「一方通行!ダメよ!」

一通「・・・」グググ

ジョーカー「HA、胸ぐら掴んで何する気だ?ン?お前のサイキョーのノウリョクで俺を爆散させるか?やってみろ。最強ってんなら簡単だろ?手を触れるだけで済む」

一通「・・・」グググ

打ち止め「・・・」

バッツ「アクセラレータ」

一通「・・・」グググ

 バッ! ドサッ

ジョーカー「・・・」

一通「・・・・・・テメェの後始末はコウモリ野郎に任す」

バッツ「・・・」

ジョーカー「ッHA」

一通「最悪のヴィランには、最高のダークヒーローをってな」
236: ◆t8EBwAYVrY 2014/03/17(月) 22:29:16.06 ID:PoOT94mC0
バッツ「私はジョーカーを連れて帰るが、何もせずに帰っていいのか?学園都市が受けたダメージはかなりのものだろう。特に・・・精神的なものが」

御坂「大丈夫よ。この街の連中はタフだから。アンタがジョーカーの代わりに頭下げて周っても、何にもならないし」

バッツ「・・・すまない」

御坂「だから、アンタが頭下げても意味ないって」

スパイディ「今までの戦いの時みたいに、皆もきっと今回のことも乗り越えられるよ」



ジョーカー「HAHAHA。笑えるね。どんな困難も乗り越えるヒーロー達か」

ジョーカー「あ、そうだっ。お前ら、こんなジョーク知ってるか?」

ジョーカー「とある男が医者を訪れた。男はうつむき加減で医者に言った。『人を信用できないし、仕事もうまくいかないし仲間も自分をないがしろにする。つらくて仕方がないんです』」

ジョーカー「医者は言った。『それならばピエロのジョニーのショーを見に行きなさい。きっと大笑いして、元気が出ますよ』」



ジョーカー「すると男は突然泣き出し、すすり声で答えた。『先生、私がピエロのジョニーなんです』」

ジョーカー「HAHAHA。観客は大爆笑。ドラムロールが鳴り、幕が閉じる。最高のジョークだ。誰だって笑う。HAHAHA」

麦野「・・・」

一通「・・・何が言いてェ」

ジョーカー「ヒーローを気取るお前達でも・・・どうしようもない時が来る。皆に笑顔と平和をもたらすヒーローにも、その時がくる」

ジョーカー「どうあがいても、何をしようとも、どうすることもできない時が・・・必ず来る」

ジョーカー「その時・・・お前達ならどうする?HAHAHA・・・HAHAHAHAHA。HAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHA!」

御坂「ッ・・・」

バッツ「黙れ。行くぞ。・・・それ以上・・・それ以上笑うな」

ジョーカー「そりゃあ無理ってもんさ!HAHAHA!」

 BOOOM・・・・・・
240: ◆t8EBwAYVrY 2014/03/17(月) 22:57:31.89 ID:PoOT94mC0

ジョーカー「あばよガクエントシ。なかなか楽しかったぜ。HAHAHAHAHAHAHAHAHA!」

御坂「二度と来るんじゃないわよ」

 BOOOM・・・

バッツ「・・・・・・さらばだ」ピッ

 BOOOM・・・・・・





佐天「・・・行っちゃった」

初春「これで・・・全部解決したんですね」

スパイディ「・・・!ねえ、絹旗達は?」

麦野「!そ、そういえば!」

佐天「フレンダさんとフレメアちゃんも!」



フレメア「誰かー!大体来てー!」

滝壺「ふれめあ!」

フレメア「こっちに来て!絹旗とお姉ちゃんが!」

スパイディ「!?絹旗!フレンダ!大丈夫!?」

絹旗「・・・うう・・・・・・」

御坂「ひどい・・・身体中に大やけどが・・・」

麦野「待ってろ!すぐに病院に・・・」

一通「・・・おィ、あれはなンだ?」

ウルヴァリン「!」

 ウジュルウジュル・・・

ヴェノム「・・・」

スパイディ「!?べ、ヴェノム1?」

 ドサッ・・・ ウジュル

初春「中からテレスティーナさんが!」

御坂「ちょ、ちょっと!どういうこと!?」

佐天「テレスティーナさんは私達を逃がそうとしてくれたんだけど、ジョーカーにやられたんです・・・」

スパイディ「シンビオートが彼女を連れてきたってトコか。絹旗の前の宿主だったっていうし」

ウルヴァリン「悪人とはいえ、元の宿主をほっておけないってか」

御坂「このさい細かいことはいいわ!早く皆を病院に!」
243: ◆t8EBwAYVrY 2014/03/17(月) 23:07:32.80 ID:PoOT94mC0
>>240

シンビオートが~:シンビオートは宿主の意志に反して行動することがある。ピーター(スパイディ)に寄生していた頃は、ピーターが眠ってる間に夜な夜な活動していた
 ピーターの身体を操って(ブラックスパイダーマンの見た目で)勝手に行動していた。初代ヴェノムことエディに宿っていた頃も、エディを離れて元の宿主であるピーターの方に戻ろうとしたりしていた
244: ◆t8EBwAYVrY 2014/03/17(月) 23:13:36.25 ID:PoOT94mC0
 ―病院

 ドヤドヤドヤ ガヤガヤガヤ ドタバタドタバタドタバタ

「こっちだ!こっちの部屋に運べ!」バタバタ

「おい!手伝ってくれ!まだ患者がたくさんいるんだ!」ガヤガヤ

「早く!手術室に運ぶぞ!急げ!」ドタバタ



御坂「・・・大忙しでてんやわんやね」

スパイディ「ジョーカーの爆弾騒ぎで、一旦全員外に出した患者達をまた戻してるから・・・」

佐天「治療中の人も医療器具を外して避難させてたみたいですね・・・かなり危ないんじゃないかな・・・」

初春「・・・固法先輩や風紀委員の皆さんはどうなったんでしょうか・・・・・・」

御坂「・・・」

初春「・・・・・・私・・・怖くて・・・聞けません・・・・・・」





麦野「絹旗・・・フレンダ・・・」

絹旗「・・・・・・」

フレンダ「・・・・・・」

フレメア「うう・・・二人とも・・・大体いつもみたいに元気になってよ・・・」

滝壺「・・・大丈夫だよふれめあ。すぐにまた元気になるよ」

浜面「絹旗・・・フレンダ・・・お前らともあろう者が・・・こんなにやられちまうなんて・・・っく!俺がついてりゃあ身代りになってやったってのに!」

麦野「・・・アンタはここで頑張ってたんだろ。人質にされたヤツらを支えてたらしいじゃない」

浜面「麦野・・・」

麦野「絹旗もフレンダも、暗部の人間よ。このくらいの負傷は覚悟の上だし、なによりこのくらいでヘコたれたりしないわ」





一通「・・・まだ目ェさまさねェか」

禁書「うん・・・とうまの傷は思ったより深いんだよ。絶対安静なのにジョーカーのゴタゴタで治療が遅れてるんだよ」

打止「ジョーカーの悪時は本当にヒドすぎるってミサカはミサカは恐怖さえ覚える」

一通「・・・・・・ッチ、何が最強だ・・・たった一人のただの人間に・・・ここまでムカつかせられるとはよォ・・・」
245: ◆t8EBwAYVrY 2014/03/17(月) 23:18:14.86 ID:PoOT94mC0
黒子「・・・それでは・・・もうジョーカーの件は解決したのですね」

御坂「そうよ。だからアンタは安心して元気になりなさい」

佐天「すみません白井さん・・・私達を探しててジョーカーの罠にかかってしまったって・・・」

黒子「いえ・・・これは私のミスですわ。・・・まだ・・・・・・立ち上がるほどの体力はありませんが・・・」

初春「白井さん・・・」

ローガン「ヒーリングファクターを分けてやりてえぜ。お前のそんな姿見てられねえ・・・」

黒子「あら、お優しいのですねローガンさん。・・・・・・ですがご心配なさらず・・・すぐに元気になって、またアナタをセンチネル内に空間移動してさしあげますわ」

ローガン「ッヘ、待ってるぜ」

スパイディ「・・・」

 ス・・・

佐天「あれ?スパイダーマンさんどこに行くんですか?」

スパイディ「・・・ちょっと・・・風に当たってくる」

 THWIP

初春「あ・・・行っちゃった」

御坂「・・・スパイディ、何か様子が変だったわね」

ローガン「・・・」





 THWIP

スパイディ「・・・学園都市を見渡せる場所に来ると・・・・・・どれほど傷ついてるのかがわかるな・・・ヒドイありさまだ・・・」

スパイディ「今までとは違う・・・サノスやオンスロートの時は、まだ皆に活気があった。だけど・・・今回は心までも傷ついてる・・・」

スパイディ「それに・・・一体どれほどの犠牲者が出たんだろう・・・・・・ジョーカーは・・・どれほどの傷痕を残していったんだ・・・」

スパイディ「・・・・・・どうすればいいんだ・・・僕は・・・・・・僕に何かできることはないのか・・・」

スパイディ「・・・クモのスーパーパワーを手に入れたスーパーヒーローの僕でも・・・・・・学園都市の人々の傷を癒すことなんかできっこないってか・・・」

スパイディ「・・・・・・ジョーカーが言ってたのはこれか・・・どうすることもできない時って・・・・・・」

スパイディ「・・・・・・僕は・・・・・・僕には何もできないのか?・・・」
248: ◆t8EBwAYVrY 2014/03/17(月) 23:34:19.52 ID:PoOT94mC0

 ザッ

ローガン「ここにいたか。高いとこから街を見下ろして考えごとか?」

スパイディ「ローガン・・・」

ローガン「お前また一人で背負いこんでるだろう。顔に出てんだよ」

スパイディ「あれ?マスクやぶれてる?」

ローガン「・・・俺達ァ悪人をぶっ飛ばすことにかけちゃプロだが、医術やカウンセリングは専門外だ。そうやって悩んでも何にもなりゃしないぜ」

スパイディ「・・・だよね。わかってる。・・・・・・だからこそ、何かできることはないか頭ん中かき回してるんだよ」

ローガン「黒子達は強い。俺達がどうこうしなくても平気さ」

スパイディ「・・・ああ、黒子や当麻、絹旗やフレンダ達は強いよ。きっとすぐに元気になってくれる。でも・・・他の人は?一体どれほどの人が爆炎に包まれたと思う?」

ローガン「・・・」

スパイディ「アンタが助け出したアンチスキルの人達だって、どれだけの人数が目を覚ましてないんだ?僕達はどれほどの犠牲を出してしまったんだ?」

スパイディ「街の皆が、どれほど心をズタズタにされた?・・・・・・僕がもっと早くジョーカーの存在に気づいていれば・・・こんなことには・・・」

ローガン「・・・」

スパイディ「・・・僕のせいだ。僕が・・・この学園都市に来なければこんなことにはならなかった・・・・・・僕がこの世界に来たから、ヴィランが押し寄せて来た・・・」

スパイディ「・・・僕が学園都市に来たことが、全ての始まりだったんだ」

スパイディ「・・・・・・僕は・・・・・・っく・・・」グスン

ローガン「・・・泣き虫なヒーローだぜまったく。それでいてマイナス思考ときたもんだ」

スパイディ「・・・・・・ローガン、僕が考えてること・・・わかる?」

ローガン「・・・・・・ああ」

スパイディ「・・・・・・決めたよ。学園都市を癒すために・・・」

ローガン「・・・・・・さみしくなるな。けっこう気に入ってたんだぜ、この街」

スパイディ「僕だってそうさ・・・でも・・・・・・僕達はこの世界にいるべきじゃない・・・」
252: ◆t8EBwAYVrY 2014/03/18(火) 00:07:34.71 ID:9uU2FtRH0



 ―――――

トニー「帰ったかピーター。こっちは大変だったんだぞ。まあ、なんとかなったけどさ。学園都市の方は何ともないかい?」

スパイディ「ボチボチかな。それよりちょっと宇宙に行きたいんだけど」

ブルース「おいおい、戻ってくるなりいきなり宇宙だって?故郷の世界に戻ってきたんだから少しは休んだらどうなんだい」

スパイディ「それを言うなら君達さ。大物のA級ヴィランの団体をおもてなししてたんだろ?ほら、僕にかまってないでウチに帰ってチーズバーガーでも食べてなって」

ブルース「まあ確かに、今回はかなり骨が折れたよ。僕じゃなくハルクのだがね」

トニー「宇宙か・・・なら宇宙専門の者達を呼ぼう。ちょうどアベンジャーズタワーにいるからな」

スパイディ「コズミック系のヒーローが?」

トニー「ああ。それと、ソーがアベンジャーズタワーでアスガーディアン達と宴をしてるよ。彼らも今回の戦いに協力してくれたから、場所をあげたんだ」

ブルース「たぶん彼らと一緒に戦いの後の休息をとっているよ」

スパイディ「そ。ならちょいと神々の宴に乱入してくっかな」

 THWIP

ブルース「・・・なあトニー、ピーターの様子・・・変じゃなかったか?」

トニー「ん?そうかな・・・レディーなら一目で分析できるんだけど」
253: ◆t8EBwAYVrY 2014/03/18(火) 00:20:28.37 ID:9uU2FtRH0

ソー「皆の者!今日は飲めや歌えや大いに食らえ!偉大なる主神オーディンの子であるこのソーも、皆の戦いぶりは実に誇らしくおもうぞ!」マイティウタゲ!

ボルスタッグ「かの戦いは唄となりて、永久に人間達の間で語られるであろう!特に勇敢なるボルスタッグの荘厳なる戦いぶりはソーと並ぶだろう!」ガッハッハッハ!

ファンドラル「ハハハ!その通り!貴様がつまずき、押し倒したビルディングが連鎖して倒れて悪の軍勢を足止めした様子は語り草であろうな!」ファファファ!

ホーガン「なに!あれは貴様のせいだったかボルスタッグ!我が相対していた戦士との決闘を邪魔しおって!この寡黙なるホーガンを怒らせたな!」ムッカー!

ボルスタッグ「なな、何をする気だホーガン!戦鎚を構えるな!このビフテキをやるから武器をおさめろ!ムムムッ!このビフテキ・・・実にうまそうだ!」ア、ヨダレズビッ!

ホーガン「貴様!やると言っておいて自分で食うな!お、おい!私のTボーンステーキまで食うんじゃない!こらッ!」テメ!コノヤロッ!

ファンドラル「ハハハ!ボルスタッグの前に料理を並べて食うなと言うのは、ロキにムジョルニアを持ちあげろと言うようなもの!不可能だ!」ファファファ!

ソー「そーだそーだ!ハハハハハ!」マイティムリー!



スパイディ「お邪魔するよ。・・・ずいぶんにぎやかなお食事会だね」




ソー「おお!スパイダーマン!お主も我らの宴に入り混じるか?」マイティナカーマ!

スパイディ「いや、そーじゃなくてさ・・・コズミック系のヒーローがここにいるって聞いたんだけど」

ホーガン「銀河の守護神達のことか?なればとなりの部屋だ。やつらの食らうものは我らアスガーディアンの口には合わん」マズイゼ!

スパイディ「へえ、君達はここで大宴会?」

ファンドラル「ハハハ!そうとも。戦の後の勝利の美酒は何にも勝る!美女もいれば万々歳なんだがな!」ファファファ!

ボルスタッグ「偉大な勇者ボルスタッグは宴も楽しむのだ!ウムウ!実に美味い!この酒とこの肉!実に美味!」ガッツガツー!

スパイディ「ま、たくさん食べてってよ。僕達の世界を救ってくれたんだから、ゆっくりしてってね」
254: ◆t8EBwAYVrY 2014/03/18(火) 00:43:13.87 ID:9uU2FtRH0
>>253

アスガーディアン:ソーの国、アスガルドの者のこと。地球で言う、北欧神話上の存在。コミックでは喋り方がいちいち壮大
 また、原書ではセリフの文字が特殊なフォントでちょっと読みづらい

ボルスタッグ:ソーの仲間、『ウォリアーズ・スリー』の一人。勇敢なるボルスタッグ、勇猛なるボルスタッグ、大食漢ボルスタッグなどの呼び名がある
 巨漢(太っちょ)で、口が達者な戦士。自分のことを自分でめっちゃほめる上に臆病な所もあるが、勇敢かつ強い戦士であることは間違いない
 猛々しいキャラの多いマイティ・ソー誌で貴重なコメディリリーフ。15人の子と妻がいる。そして何よりも奥さんが怖い

ファンドラル:ソーの仲間、『ウォリアーズ・スリー』の一人。颯風なるファンドラル、痛烈なるファンドラル、爽烈なるファンドラルなどの呼び名がある
 おしゃれヒゲをはやした剣士で、美しい剣さばきの戦士。女好きで酒好き。その戦う姿は美しく、颯爽。普段のおちゃらけた立ち振る舞いと、戦の時の勇敢な戦いぶりの切り替えがすごい
 ウォリアーズ・スリーはソーの仲間で友でもあるが、ファンドラルは特に同年代の仲間っぽい感じがする

ホーガン:ソーの仲間、『ウォリアーズ・スリー』の一人。容赦なきホーガン、寡黙なホーガン、いかめしきホーガンなどの呼び名がある
 通り名の通り、戦の達人でとても強い戦士。ものしずかな男だが強い戦士との戦いを求めており、称賛されるような行動をしてもそれをひけらかさずに黙っている。また、治癒の薬を持ち歩いている
 実写映画版では日本人の浅野忠信が演じたことで、日本では有名。他のハリウッド俳優達に並び、カッコイイ演技を見せている
255: ◆t8EBwAYVrY 2014/03/18(火) 00:50:11.34 ID:9uU2FtRH0
スパイディ「こっちか。入るよ」ガチャ

スターロード「お?なんだ?スパイダーマン!珍しいな!アンタが俺達の下を訪ねるなんて。バンドメンバーでも募集してるのか?」

スパイディ「コズミック系ヒーローって君達のことだったのか。ガーディアンズ・オブ・ザ・ギャラクシー」

ドラックス「俺達に用か?ニューヨークを飛び回るお前が珍しいな」

ガモラ「安心してちょうだい。あなたの故郷のNYはしっかり守ったわ。私達と地球のヒーロー達がね」

スパイディ「ありがとう。これで僕が不在でもNYを任せられるね」

ロケットラクーン「おいおい、冗談じゃねえぜ。今回は特別だったんだぜ。アニヒラス艦隊も地球を狙ってたんだからな」

グルート「I AM GROOT!」

スパイディ「わあ、植木鉢サイズのグルートだ。かっわいー」

スターロード「ちょいちょい、お前何しに来たんだよ?グルートをなでなでしに来たのか?それともアライグマをモフモフしに?」

ラクーン「それ以上フザけたことぬかすと口を縫い合わすぞ」
256: ◆t8EBwAYVrY 2014/03/18(火) 01:24:56.72 ID:9uU2FtRH0
>>255

ガーディアンズ・オブ・ザ・ギャラクシー:MARVEL世界の宇宙を守るコズミックヒーローチーム。1969年に別の世界で結成されたチームと、2008年に正史世界で結成されたチームがある
 こちらは2008年版のチーム。近年ではガーディアンズ・オブ・ザ・ギャラクシーといえば大体こちらを指す。あらゆる次元の均衡を保つために活動している
 今年、実写映画が公開されることとなった。『アベンジャーズ』に連なるマーベル・シネマティック・ユニバースに含まれる作品なので、見逃すわけにはいかないぞ!

スターロード:GoGのリーダー。軽いノリの男だが、仲間思いのイイ奴。GoGの結成のきっかけでもあるが、最初は仲間を洗脳して無理やり結成させた
 本名はピーター・クィル。地球人と宇宙人のハーフ。そのため高めの身体能力を持っている上、頭脳を使った戦略などを得意とする
 二丁のコスモガンと格闘能力が武器。戦闘時にはヘルメットを装着する。敵にやられそうな時でもジョークをとばすところはスパイディに似ているかも

ドラックス:正式名称はドラックス・ザ・デストロイヤー。超人的なパワーと戦闘能力を持つ宇宙の壊し屋。あのサノスを倒すために改造された人造人間
 元は地球人で、本名はアーサー・ダグラス。家族でエルヴィス・プレスリーのライブに行った帰り、サノスの宇宙船の攻撃を受けてしまう
 その後、サノスの父と祖父がアーサーを回収し、サノスを倒す兵器としてドラックスに改造した。また、娘はサノスの故郷であるタイタンにて育てられ、ムーンドラゴンという超人になる
 元は飛行能力やブラスト能力があったが、後の展開で使えなくなった。GoGでは主にソード(短刀)の二刀流で戦う

ガモラ:宇宙一危険な女と呼ばれるGoGの紅一点。サノスの養女だったが敵対しており、GoGのメンバーとして参加している
 サノスが未来世界のとある星から救い、強力な戦士に育てあげた。肉体強化されており、超人的なパワーと戦闘技術を持っている上、作戦を立てたりする能力も高い
 コズミックヒーローの中ではセクシー担当とのこと

ロケットラクーン:過去作でもちょっと登場した宇宙一危険なアライグマ。様々な銃器を扱う最強のアライグマ。その見た目に反して口が悪いアライグマ
 実写映画版では『ハングオーバー』や『特攻野郎Aチーム』、『アメリカンハッスル』などに出演したイケメン俳優のブラッドリー・クーパーが声を当てる。公式イケメンボイス

グルート:人型の木のような宇宙人で、GoGの萌え担当。「I AM GROOT」としか喋れない。かわいい。いわゆる木人。癒しキャラ
 超人的なパワーと硬度な木の皮膚を持ち、木や水を吸収して巨大化したりできる。木々を操ることも可能で、自身は欠片さえあれば再生可能
 普段は植木鉢に入るサイズになって宇宙船内にいる。元の星では皇帝だったが、GoGの癒しキャラとして定着。植木鉢サイズでの「I AM GROOT」はかわいいとしか言いようがない
 実はずっと昔の(スパイディの登場よりも昔に)SF誌でモンスターキャラとして登場している。その頃は喋ってたらしい。地球人をさらいにきたが白アリに追い返されたとか
257: ◆t8EBwAYVrY 2014/03/18(火) 01:29:53.39 ID:9uU2FtRH0



 ―宇宙・・・・・・

スターロード「はい終点。宇宙の果ての果てにございまーす」

グルート「I AM GROOT」

スパイディ「グルートって木の枝から再生するんだよね?僕ん家のベランダにも一人飾りたいなあ」

ガモラ「ペットじゃないのよ」

ラクーン「おいスパイディ、グルートにメロメロになってる場合じゃねえ。俺達が送れるのはここまでだぜ」

スパイディ「え?」

ドラックス「ここから先は彼に任せよう。『彼ら』に会いたいのなら、彼が会わせてくれるだろう」

スパイディ「彼って・・・・・・!・・・あれは・・・」



キャプテンマーベル「話は聞いている。スパイダーマン、『彼ら』に会いたいのなら、私がとり合おう」

スパイディ「キャプテンマーベル?なんで健康そうなの?」

ドラックス「並行世界のキャプテンマーベルだ。『彼ら』に会うのなら、俺達よりも役立ちそうだろ?」

スパイディ「まあ・・・そうだね」

スターロード「ひどい!ここまで連れてきたのは俺だぞ!」

グルート「I AM GROOT!」
258: ◆t8EBwAYVrY 2014/03/18(火) 01:46:25.17 ID:9uU2FtRH0
>>257

キャプテンマーベル:その名の通り、MARVELの名を与えられし宇宙の英雄。MARVEL世界では偉大なる宇宙の英雄として名の知られたスーパーヒーロー
 本名、マー・ベル。宇宙3大列強の一角、クリー帝国の宇宙人で、地球にはクリー人のスパイとして潜入していた。が、地球人に感化され、ヒーローとなった
 超人的肉体に飛行能力、卓越した戦闘技術に加え、クリーのアイテムであるネガバンドでのあらゆる能力も扱える。太陽エネルギーの吸収なども備えている
 また、宇宙意志なるものとも連動しており、未来、現在、過去に対する絶対的な知識も持っているらしい。ハチャメチャすぎる
 が、とある事情からガンになり、永眠してしまった。それでも大型クロスオーバーイベントなどでは、クローンやスクラルの変身などで間接的な登場をしている
 DCコミックにも同じ名のヒーローがいてややこしかったが、近年のNEW52によるリランチでDCのキャプテンマーベルはシャザムと改名した

 MARVEL世界では基本設定ではもういないので、このSSでは平行世界の無事のキャプテンマーベルということで
259: ◆t8EBwAYVrY 2014/03/18(火) 01:49:49.58 ID:9uU2FtRH0



キャプテンマーベル「・・・ここで待っていろ。話を聞いてくれるそうだ」

スパイディ「マジかあ・・・自分で言っといて何だけど、こんなの無茶苦茶だよ。今になって怖くなってきた」

キャプテンマーベル「そう憶することはないさ。君の心は強い。きっと答えてくれるさ。それでは、私は一旦席を離れる。ここは宇宙だが、特殊なフィールドだから安心してくれ」

スパイディ「ああ。帰る時は迎えに来てね」



スパイディ「・・・・・・さて・・・コズミック・ビーイングさん、僕の話を聞いてくれるってホント?できれば姿を見せてほしいな」



 OOOOOOOOOOOoooooo・・・・・・

スパイディ「・・・・・・来た」





エターニティ「我は宇宙の化身、エターニティ。地球人よ、何用だ」
260: ◆t8EBwAYVrY 2014/03/18(火) 01:54:40.82 ID:9uU2FtRH0
>>259

エターニティ:コズミック・ビーイングの一角にして、宇宙と時空の化身。その見た目は、宇宙を人型に切りぬいたかのよう
あまり詳しいことは不明だが、宇宙そのものでもあり、人類の考えうる領域をはるかに凌駕している超存在。いわば何でもできる神
 普通は一介の地球人がコズミックビーイングに謁見するなどありえないことだが、大目に見てくらさい
262: 以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします 2014/03/18(火) 03:05:34.87 ID:erpdma02o

色々補足してくれるのはホント助かるぜ
265: ◆t8EBwAYVrY 2014/03/19(水) 23:49:45.48 ID:i3U3Pw0F0
スパイディ「えーと・・・やっぱ敬語とか使うべきなのかな?コズミック・エンティティとサシでトークするからには土下座しながらじゃないと割りにあわないかな?でもソーとかにはタメ口なんだけど」

エターニティ「そのような無意味な問答をするために来たのではないだろう」

スパイディ「・・・あ、やっぱ知ってるの?」

エターニティ「我は宇宙、我は時空、我は次元・・・お前がこの宇宙とは異なる世界に赴いていることは知っている。そして・・・お前がここへ何を求めにきたのかも」



スパイディ「そう・・・じゃあ言うよ。こんなこと簡単に聞きいれてもらえるとは思わないけど・・・・・・学園都市を・・・学園都市の傷を癒してほしい」

エターニティ「・・・」

スパイディ「僕達・・・学園都市の世界とは違う異世界の者が関わったことで犠牲となった人々を救い、皆を元気にしてほしい・・・・・・あの活気があって・・・元気がありあまってた学園都市に戻してほしい・・・」

エターニティ「・・・」

スパイディ「自分でも無茶苦茶言ってるのは理解してる。こんなの・・・勝手だもんね。アンタに言えば全て聞いてもらえるなんて思っちゃいない。こんなのは・・・ズルみたいなもんだもんね・・・」

スパイディ「でも・・・あの街をこのままにしておけない。僕のせいで・・・あんなに元気で明るい街が傷ついてしまった・・・皆・・・いい奴だったのに・・・・・・」

スパイディ「毎日犯罪は起こるし、暗部とかで悪いことしてるし、ろくでもない街だけど・・・最高の世界なんだ。ろくでもなくて素晴らしい最高の街なんだ」

スパイディ「あんたはコズミックエンティティーズなんだろ?全能の存在なんだろ?・・・できるんだろ・・・時空を変えることだって・・・・・・」

スパイディ「どうか・・・どうかッ・・・皆を救ってほしいッ・・・・・・学園都市に・・・笑顔を取り戻してくれ!」

スパイディ「あの最高の街を・・・元に戻してくれ」
266: ◆t8EBwAYVrY 2014/03/19(水) 23:53:19.43 ID:i3U3Pw0F0
>>265

コズミックエンティティーズ:コズミックビーイングのことをアメリカではこう呼ぶ場合が多いらしい。宇宙の神とも呼べる超越存在達のこと
 ちなみに、一介の星の神(地球におけるソーら北欧神話世界の王であるオーディンら)はコズミックビーイングではない
267: ◆t8EBwAYVrY 2014/03/19(水) 23:57:42.57 ID:i3U3Pw0F0
エターニティ「理解しているようだな。それがどれほど勝手なことだと。いわば世界を描き換えることだ。時空をねじ曲げ、自然の摂理に反することだ」

スパイディ「・・・」

エターニティ「だが、そうする他にない」

スパイディ「!」

エターニティ「なぜお前とこうして話していると?我もあの世界を描き換えることは仕方のないことだと思っているからだ」

エターニティ「本来ならば決して交わることのない別々の世界が交差した結果、あの世界は犠牲を被ってしまった。本来の歴史軸から外れ、歪曲した時空となった」

エターニティ「それこそが、自然の摂理に反することなのだ。異世界の介入によって、本来起きることのない出来事が立て続けに起こり、ねじれた世界となったのだ」

エターニティ「全てを本来あるべきものに戻し、正すべきなのだ。元々の・・・あるべき時空、あるべき宇宙にすることが・・・宇宙を司るコズミック・エンティティーズのすべきこと」

スパイディ「じゃ、じゃあ・・・」

エターニティ「我はエターニティ・・・この宇宙の『必然』を司る存在・・・・・・かの世界を元の世界に戻そう。お前達、異次元の世界者による関与を全て消去しよう」

スパイディ「!」

エターニティ「だが・・・・・・―――」





 そのちょっと後・・・・・・



 ―学園都市―



 病院の一室・・・・・・

御坂「あ、スパイディ。どこ行ってたのよ。もう夕方よ」

初春「ローガンさんもどっか行っちゃうし、何かあったんですか?」

スパイディ「ごめんごめん、黒子のお見舞いの品を買いに行ってたのさ。ほら、おっいしいプリンだよ」ジャーン

佐天「おおッ!おいしそう!」

黒子「そんなわざわざ・・・」

初春「今まで時間がかかったなんて・・・」

スパイディ「いやあ、店の前で並んでたらひったくりが横切ったて、それを捕まえたらまた最初から並び直し。そしたら道を尋ねられたから送ってってあげたんだ。で、並び直し」

佐天「大変だったんですね」

スパイディ「っま、こうやってここに持ってこれたからイイじゃん。皆で食べようよ」

初春「ローガンさんは?」

スパイディ「あー・・・・・・たぶん来ないと思うよ。ああ見えてセンチな部分があるからね」

佐天「センチネル!?」

初春「そのセンチじゃないですよ」

御坂「何か知らないけど、せっかくだし食べましょう」
268: ◆t8EBwAYVrY 2014/03/20(木) 00:14:10.78 ID:miTWbUhc0

御坂「ん~~~ッ!オイシイッ♪」

佐天「濃厚で食べ応えがあるね!」

黒子「お高かったのではありませんの?」

スパイディ「うーん、僕の生活費の半分ってトコかな」

佐天「んなッ!?」ゲホゴホッ

初春「そ、そんなに高いんですかコレ!?」

御坂「あるいはスパイディの生活費が少ないか」

スパイディ「キッツイなあ・・・」

黒子「気がひけますわ・・・後で建て替えさせてくださいまし」

スパイディ「いいっていいって。僕が買ってきたかったから買ったんだから。それにJCに立て替えてもらうって方がつらいよ」

黒子「ですが・・・」

スパイディ「なんかムショーにこうやって皆とお話したかったんだ。だからいいんだよ」

黒子「・・・そうですの・・・ありがとうございますの」

佐天「あ、お話といえば聞きたいことがあったんですけどー」

スパイディ「なに?この際だから皆の聞きたいことに答えるよ」

御坂「スパイダーマン、トークライブね」

初春「おおー。佐天さん、何聞くんですか?」

佐天「スパイダーマンさんってお給料いくらほどもらってるんですか?」

スパイディ「ガクッ」ズルッ・・・
271: ◆t8EBwAYVrY 2014/03/20(木) 00:35:19.68 ID:miTWbUhc0
初春「なかなか鋭いトコつきますね佐天さん・・・」

スパイディ「アメイジング・スパイダーマンに聞く質問の第一問がそれかよ・・・トホホ」

御坂「元の世界じゃ色々大変だって言ってたけど・・・それでも人々を守ってたんでしょ。勲章もらったりしてないの?」

スパイディ「ヒーロー稼業に関してはボランティアみたいなもんだって言ってるだろ。お給料なんてありません」

黒子「これまでに何度世界をお救いに?」

スパイディ「えーっと・・・アベンジャーズ達と協力したのを含めると・・・・・・夜空の星を数えるようなもんだね」

佐天「それなのに無給なんですか!?」

スパイディ「だね。普段はデイリー・ビューグルっていう新聞社に写真を売ってお給料をもらってるよ」

初春「カメラマンってことですか」

スパイディ「そそ。その新聞社、スパイダーマンの写真を買ってくれるんだ。つまり僕が自分で撮った写真を売ってるってこと」

御坂「それを新聞社の人は知ってるの?」

スパイディ「アハハ、知るわけないさ」

黒子「一種のサギですわね・・・」

スパイディ「でも向こうも安値でしか買わないんだよ。持ちつ持たれつさ」

佐天「スーパーヒーローが自分の写真を売って生活なんて・・・なんだかせちがらいね」

御坂「アイアンマンにとりもってもらったりしたらどう?あれでもすごい社長なんでしょ」

スパイディ「いやあ・・・・・・一度でコリゴリだよ」

御坂「?」
272: ◆t8EBwAYVrY 2014/03/20(木) 01:06:29.72 ID:miTWbUhc0
>>271

デイリー・ビューグル:ピーターが写真を売りこんでいる新聞社。悪人と戦う姿をタイマーセットしたカメラで撮り、新聞社に売っている
 社長のジェイ・ジョナ・ジェイムソンはスパイダーマンをきらっており、批判する記事を書いているが、話によってはスパイディと仲直り(本心を語る)などしていることも
 また、ピーターのことをこき使ったり安い値段でしか写真を買わないが、信頼関係はそれなりにあるよう。旧実写映画版ではグリーンゴブリンから脅されながらもピーターをかばった
 また、Ifの世界ではピーターがジェイムソンの養子となっている話もある

一度でコリゴリ~:超人登録法が執り行われた際、スパイディはアイアンマンの意見に賛成し、政府に登録して正式な超人として認められた。公務員として扱われて給料も支給された
 しかし、『マスクかぶってるヤツを公式に雇えないぞ』と言われ、公の場でマスクを脱ぎ、スパイダーマンの正体は世間に知られることとなった。(ジェイムソンはぶっ倒れた)
 その結果、スパイディの家族がヴィランに狙われるという事態に。他にも色々あって結局アイアンマンに辞表をつきだし、元の無法者ヒーローとなってしまった
273: ◆t8EBwAYVrY 2014/03/20(木) 18:49:13.10 ID:TJ43gDGr0
黒子「そういえば、スパイダーマンさんはどのくらいヒーロー活動をなさっておりますの?ずいぶんなベテランのようですが・・・」

佐天「あ!それ私も聞きたい!トニーさん達と一緒にアベンジャーだそうですけど、年齢はだいぶ違いますよね?」

スパイディ「どれくらい・・・うーん、自分でもわかんないなあ・・・・・・色々なことがありすぎて50年以上に感じるよ」

初春「めちゃくちゃ濃密な毎日なんですね」

スパイディ「ああ、そうさ。この学園都市だっていいトコだけど、僕の世界だって素晴らしいんだから」

御坂「へえ~。そっちも退屈しないみたいね」

スパイディ「ああ・・・僕がヒーローとして活動を始めたころは・・・本当に毎日が全力疾走みたいだった。次から次に悪人が現れて・・・ヒーローも増えていって・・・」

黒子「よほどの濃度のようですわ」

スパイディ「嵐のように毎日が燃えていた。息が切れるまで戦った・・・あの頃は色々とシンプルでね。ヴィラン達も単純な連中で、毎日毎日戦い続けて・・・・・・」

御坂「・・・」

スパイディ「でも・・・連続花火みたいな毎日だったよ。揺れていた時代の・・・熱い風っていうか・・・・・・身体中で時を感じてたんだ」

佐天「詩的ですなあ」

初春「青春って感じですね」

御坂「悪人と戦うのを青春と言えるのかしら」
274: ◆t8EBwAYVrY 2014/03/20(木) 19:29:10.80 ID:TJ43gDGr0
>>273

どのくらいヒーロー活動~:スパイディは1962年に『アメイジング・ファンタジー』誌にて初登場。いわゆるオリジンが掲載され、読者からの大反響を得て単独タイトルが決まった
 当時、アメイジング・ファンタジーは廃刊が決まっていたらしく、原作者のスタン・リーは『もう最後だからやりたいことやったっていいか』とスパイダーマンを書いた
 当時、制作側の人達から『クモのヒーローなんか気味が悪くてウケない』、『ひょろひょろの高校生が主人公なんて誰が読むんだ』などと批判的な意見が多かった
 しかし、『大いなる力には、大いなる責任がともなう』ことを描き、等身大のどこにでもいる悩める青年を主人公としたスパイダーマンは、ご存じの通り世界で最も知られるヒーローの一人になった
 ちなみに、アイアンマンよりもデビューが早い。

一緒にアベンジャー~:実はスパイディは長年アベンジャーズのメンバーではなかった。一緒に戦うことはあれど、正式なメンバーになったのはつい最近のこと
 ちなみにスパイディのヴィランの一人、サンドマンがアベンジャーズの予備メンバーになったり、指揮をとったこともあった

活動を始めたころ~:スパイディが登場したのはアメコミの歴史における、『シルバーエイジ』と呼ばれる時代。多くのMARVELヒーローが登場していった時期である
 第二次大戦前の、1938年に『スーパーマン』、1939年に『バットマン』が発表されたスーパーヒーロー物の幕開けの時代を『ゴールデンエイジ』と呼ぶ
 『ゴールデンエイジ』の流れを受け、『シルバーエイジ』では数多くのヒーローが描かれ、ファンタスティック・フォーやアイアンマンらもこの時期に登場している
 DCコミックの方でフラッシュやグリーンランタンなどの『ゴールデンエイジ』の頃に登場したヒーローを代替わりさせてリニューアルしたり、ヒーローコミックの歴史の大きな変更点とも言える
 当時のコミックは1コマにおける展開が非常に早く、話の密度がとても濃い。その分、状況説明などはナレーションで一気に説明したり、キャラのセリフが説明口調だったりする
 今の時代から見れば、当然のことながら古く感じてしまうものの、不思議な魅力があってついつい読みふけってしまう作品が多い。一部では『一周回ってクール』という意見も多いとか
275: ◆t8EBwAYVrY 2014/03/20(木) 19:39:59.13 ID:TJ43gDGr0
スパイディ「どうだろうね。確かに大変だったけど、なんだか楽しかったって気がしないでもないよ」

佐天「最近はそうでもないんですか?」

スパイディ「・・・最近はちょっと大忙しってレベルじゃなくってね・・・」

佐天「?」

スパイディ「それに・・・時代が替わると色々変わるんだ。悪人だってただ泥棒をしたり銀行を襲ったりするなんて単純なものじゃなくなっていって・・・」

御坂「・・・」

スパイディ「何が正義で、どういう者がヒーローなのか・・・そういう疑問が尽きないよ。長いことヒーローやってるとややこしくなってこんがらがっちゃうんだ」

黒子「この学園都市もごちゃごちゃしてきましたからね」

スパイディ「似たようなもんだよね。学園都市が僕達の世界みたいに混沌としてしまわないように気をつけてね」

御坂「大丈夫よ。混沌の化身みたいな悪人を追い返したとこじゃないの」

初春「ジョーカー・・・本当にとんでもない悪人でしたね」

黒子「・・・今までのヴィランとは違った恐ろしさでしたわ」

佐天「あれで無能力者の普通の人間だって言うんだからおどろきですよね」

スパイディ「星を簡単に壊すようなヴィランよりも恐ろしいかもしれないな。結局、普通の人間の方が得体のしれないものがあるのかもしれないね」
276: ◆t8EBwAYVrY 2014/03/20(木) 20:19:46.71 ID:TJ43gDGr0
>>275

最近はちょっと~;『アメイジング・スパイダーマン』の最終号にてピーターは死亡してしまった。この展開は話題になって非常に有名
 余命いくばくもないドクターオクトパスがピーターと精神を入れ替え、ピーターがオクトパスに、オクトパスがピーターに入れ替わってしまった
 ピーターとオクトパスの最終決戦の最中、オクトパスは『ピーターの人生』を目の当たりにし、ヒーローとして活動することを決意。こうして新スパイダーマンとなった
 この時、オクトパスはピーターの人生を体感し、『こんなこと耐えられない!』と衝撃を受けていた。ちなみにこの時、回想シーンがオクトパスで描かれているのでちょっとシュール

時代が替わると~:時代が進むと物語もリアル志向なものが増えていった。9・11のテロの際にはMARVEL世界でもテロが起こったことになっている
 この時、人々が互いに助け合う姿をスパイディは何もすることができずに目の当たりにしていた。そして人々からは「何をしてたんだ!」と批難される
 このコミックの表紙は『アメイジング・スパイダーマン』のタイトルロゴがあるだけで、真っ黒に塗りつぶされた印象に残る表紙となっている
 また、このテロの現場には多くのキャラクターが駆けつけており、マグニートーやDr,ドゥームと言ったヴィランまでも悲しみ、涙を流している

何が正義~:近年、『アベンジャーズ・ディスアッセンブルド(解散)』のイベント以降、『ニューアベンジャーズ』から始まるしばらくの時期のMARVELコミックは『正義とは何か』がテーマらしい
 人々の理想の世界を舞台にしたり、ヒーロー同士がそれぞれの主義のために衝突したり、ヴィランがアメリカの権力を握ったりといった展開が続いている
 他にも、暴走するハルクを宇宙に追放したり、ヒーロー達を公務員として正式に統率したりなど、『ヒーローのすることか?』と思うような展開が多い
 実際、世界が人々の理想の世界に改変された時、元の世界に戻そうとするヒーロー達の会話の中で『本当に元に戻すべきなのか?』という議論も行われている
 これらの時期はヒーローにとって風当たりのキツイ時期ではあったが、自身の持つ暗黒面に恐怖するヒーロー、セントリーの死亡とともに幕を閉じた
 セントリーが初登場したのはこの暗黒の時期の始まりであり、『セントリーは正義の価値を問うためのキャラクターとして描かれた』という考えもあるらしい
 また、ヒーロー暗黒時代の締めくくりである『シージ』というイベントの後は、王道ヒーロー物路線に戻ることを意味してか『ヒロイックエイジ』と呼ばれる時期が始まった

普通の人間の方が~:スーパーパワーを持つ超人達がハバをきかせているコミックの世界ではあるが、何の超能力も持たない普通の人間キャラも多くいる
 バットマンやジョーカーを筆頭に、無慈悲なパニッシャー、MARVEL最強ヴィランの一人であるDr,ドゥーム(魔法を使うが普通の人間)、あのロールシャッハなど、錚々たる顔ぶれ
 普通の人間キャラの方がある意味とんでもないということは少なくない
277: ◆t8EBwAYVrY 2014/03/20(木) 20:29:41.83 ID:TJ43gDGr0
佐天「それは否定できませんね。なんせ無能力者であるこの佐天さんでも、あのセンチネルを退治するのに一役買ったんですから」フンス

初春「それずっと自慢してますよねー」

御坂「そういえば・・・センチネルと戦ったのが皆でスパイディと一緒に戦った最初の事件だったわね」

初春「ローガンさんもあの時が初めてでした」

佐天「そうそう、センチネルと一緒に空の渦から降ってきたんだよねー」

御坂「アタシ達以外の時間が止まってて・・・・・・今思ってもめちゃくちゃだったわね」

黒子「もしあの時私達が動けてなかったらどうなっていたことか・・・センチネルは能力者にとって天敵ですの」

スパイディ「ああ、あの事件がドゥーム・・・じゃなくて悪魔博士の仕業だったなんてね。それも単なる手違いで」

御坂「うーん・・・今考えてもやっぱりめちゃくちゃね・・・」

黒子「懐かしいですわ・・・初めてスパイダーマンさんがこちらの世界に来られた時から一ヶ月くらい経ってからでしたわね」

スパイディ「その間に御坂と一緒に学園都市の犯罪者をやっつけたり、一方通行や子御坂達と会ったりしてたんだ」

佐天「あの後にもスパイダーマンさんを追ってきたっていうヴェノムと一悶着あったんですよね?」

御坂「そうそう。私とスパイディで何とかやっつけたけどね」
278: ◆t8EBwAYVrY 2014/03/20(木) 20:38:06.44 ID:TJ43gDGr0
初春「で、その後はトニーさんの登場ですね」

佐天「固法先輩を見るなりナンパしてたねー」

スパイディ「僕達の世界の連中がいっぱいこっちに来てたんだって。婚后達がデッドプールに会ったって言ってたよ」

御坂「で、ウルトロンの襲撃ね」

黒子「街中にロボットの軍団が現れて大変でしたわ。あの時が、学園都市の方々皆が協力してヴィランと戦った最初の事件でしたわね」

初春「街の皆が能力を駆使したり、避難させたり・・・」

佐天「私達はその時のウルトロンさんとは戦ってないんですけど、どんな感じだったんですか?」

御坂「うーん・・・強かったわね。アイアンマンも歯が立たないし、私の電撃も大して効かない。一方通行もベクトル操作を上書きされてボコられてたわ」

初春「だ、第一位の一方通行さんが・・・」

黒子「その時はどうやって勝利を?」

スパイディ「僕が開発した3種類の新ウェブを一気に混ぜ合わせて、ウルトロンを溶かしたんだ。学園都市の材料を使って作った新ウェブをね」

初春「科学の力ってすごい!」

スパイディ「今思うとこれもすんごい事だよ。あのウルトロンを僕と御坂と一方通行、トニーだけで倒したなんてさ・・・ありえないありえない」

黒子「勝負は時の運ともいいますの。それにお姉さまがいれば何の疑問もありませんわ!」

御坂「はいはい」
279: ◆t8EBwAYVrY 2014/03/20(木) 20:50:43.48 ID:TJ43gDGr0
スパイディ「その後かな。僕が当麻とイージーと出会ったの」

佐天「前から思ってたんですけど、インデックスさんのことイージーって言うのスパイダーマンさんだけですよ?」

スパイディ「・・・自分でもこの呼び名でいいのか疑問ではあるよ」

初春「ソーさんやハルクさん・・・バナー博士と出会ったのもその頃ですね」

御坂「そうそう。ロキがいきなり現れて・・・」

黒子「ああ、あのチョロ神」

スパイディ「北欧神話の神をなんて扱いだ」

佐天「スパイダーマンさんはその時いなかったんだっけ?どうしてたんですか?」

スパイディ「フッドっていうヴィランをやっつけてた。当麻達とね」

御坂「そして、ドーマムゥか」

佐天「街中に魔獣が現れて・・・ピンチ!って時に――」

黒子「キャプテンアメリカさんのご登場。そこから一気に皆さんが活気を取り戻して、ドーマムゥの軍勢に反撃をはじめたのでしたわね」

スパイディ「トニーにソー、キャップにハルクとウルヴァリンが揃って、僕達もドーマムゥと戦ったね。御坂がドーマムゥにさらわれた時はどうなるかと思ったよ」

黒子「そう!そこでマイティお姉さまのご登場ですの!」キュピーン

御坂「っぐ・・・それをまた引き出すのね・・・」

佐天「あの時の御坂さんはまさしく雷神でしたよ」

初春「ドーマムゥを一方的に攻撃してましたからね。それに怒ったドーマムゥが、この世界をダークディメンションに飲み込もうとして・・・」

佐天「上条さんとスパイダーマンさんの活躍でそれを止めたんですよねー」コノコノ~

スパイディ「テレますな~」イヤー

御坂「さすが・・・としか言いようがないわ」

初春「・・・・・・あれ?その後ドーマムゥは帰ったんでしたっけ?」

佐天「え?・・・・・・」

黒子「・・・・・・」

御坂「・・・・・・」

スパイディ「?」
280: ◆t8EBwAYVrY 2014/03/20(木) 21:05:59.10 ID:TJ43gDGr0
佐天「そ、それからアベンジャーズグッズがセブンスミストで発売しだしましたね!で、私達が恵まれし子らの学園に」

御坂「スパイディの世界のパラレル世界のね。ややこしいったらありゃしないわ」

黒子「X-MENの皆さんと一緒に能力のことを学び、遊び、ヒーロー活動をしてましたわね」

初春「色んな教師陣に色々教えてもらって・・・佐天さんは一人すごく強くなってましたね」

佐天「ブレイズ先生との修行でね!」フンス

御坂「それから・・・磁界王マグニートーの登場とフェニックスの来訪」

スパイディ「今思えば、あの時期にフェニックスがジーンと融合するなんてありえないことだよなあ。やっぱり異世界の者が介入すると歴史が歪むんだな」

黒子「結果的にはマグニートーさんとフェニックスさんとも理解しあえることができたのでよかったですわ」

佐天「かと思えば、学園都市ではウルトロンさんが復活して大暴れ。ホントに色々めちゃくちゃですね」

初春「X-MEN皆で学園都市に戻って、皆で役割分担してウルトロンさんと戦いましたねー」

黒子「そんなウルトロンさんは今や改心して学園都市の人工衛星にプログラムとして残り、テレビやラジオのパーソナリティーですの」

スパイディ「何度も言うよ。ほんとめちゃくちゃだね」

佐天「御坂さんの電撃が効いたのかな?」

スパイディ「あー、イージーと協力した魔術的な電撃のやつか」

御坂「・・・あ、あれも今思うとはずかしいかも・・・」

初春「インデックスさんと魔術の詠唱してたやつですね」

黒子「あの時の活躍もトニーさんからバッチリ映像をもらってますの」

御坂「おい」
281: ◆t8EBwAYVrY 2014/03/20(木) 21:17:08.07 ID:TJ43gDGr0
スパイディ「その後は・・・バッツ達ジャスティスリーグのご登場かな」

黒子「当初は何者かと疑っていましたが・・・まさかヒーローでしたとは・・・」

初春「スパイダーマンさん達の世界以外の人が来たのはアレがはじめてでしたね」

御坂「最初はケンカふっかけられたのよ私。ワンダーウーマンに」

黒子「ダイアナさん・・・純粋でしたが純粋すぎましたの」

佐天「まあ、誤解が解けて仲直りしたからいいじゃないですかー」

御坂「まあね。その後に休む間もなくサノスとダークサイドの襲来だったけど・・・」

黒子「初春と佐天さんがさらわれてましたわね」

スパイディ「その後に黒子と子御坂と滝壺もね」

黒子「うぐ・・・」

御坂「レベル5の能力が奪われて・・・あの時はどうなるかと思ったわ」

初春「でもジャスティスリーグの皆さんと協力してサノスとダークサイド、それから途中でやってきた怪物をやっつけたんですよね」

佐天「その時に、この世界が複数の異次元世界と融合させられそうになって、スパイダーマンさんが喰いとめたんですね」

黒子「今思えばあれがきっかけで、この世界と別世界の境界が緩くなり、さらに異世界の方々が来ることになりましたのね」

スパイディ「めちゃくちゃすぎる。御坂、これ何回目かな?」

御坂「数えてたらキリがないわ。全部めちゃくちゃなんだから」

スパイディ「返す言葉もないよ」
282: ◆t8EBwAYVrY 2014/03/20(木) 21:27:55.80 ID:TJ43gDGr0
佐天「後は・・・御坂さんがスパイダーレディーになりましたね」

黒子「革命ですの」

御坂「スパイディが風邪なんかひくから・・・」

スパイディ「ごめんごめん。でも御坂だってノリノリだったろ?」

御坂「うぐ・・・ま、まあそうだけど・・・・・・そういえばその頃にドクターオクトパスとエレクトロが現れたんだっけ」

スパイディ「スパイダーコンビでやっつけたよね」

佐天「私達は初春と白井さんと風紀委員、警備員の皆さんとA.I.M.を追い返したんだよね」

スパイディ「アクセ達はブラックハートと戦ったって聞いたよ。スポーンと一緒に」

初春「アイテムの皆さんはヘルボーイさんと学園都市の治安を守ってたって聞きました。なんでも異世界の人達を追い返して歩いてたんそうです」

御坂「そんなに色々あったのかしら?」

初春「麦野さんの愚痴をずーっと聞いてあげましたから」

黒子「それがオンスロートのパワーになったんでしたわね」

佐天「そうそう、オンスロート!すっごく強かったですねー。レベル5を3人も取り込んで」

スパイディ「だけど皆と学園都市が手を合わせてやっつけた。ホントにすごいよこの街は」

御坂「あんなとんでもないパワーを持った相手、私達だけじゃ太刀打ちできなかったわね」

初春「なんだか・・・つい昨日のことみたいですね・・・」

佐天「これがスパイダーマンさんの言う、身体中で時を感じたってことなのかな?」

黒子「確かに、嵐のような毎日ですわね」

御坂「スパイディがいれば退屈なんて無縁かもしれないわね」



スパイディ「・・・・・・ああ」
283: ◆t8EBwAYVrY 2014/03/20(木) 22:04:02.66 ID:TJ43gDGr0
御坂「・・・?」

スパイディ「・・・さて、僕はそろそろ行くね」スッ・・・

佐天「え?どこ行くんですか?」

スパイディ「やらなきゃならないことをやりに行くんだよ」

初春「またパトロールですか・・・本当に大変ですね」

黒子「すみませんスパイダーマンさん・・・本来なら私達ジャッジメントのお仕事なのに・・・」

スパイディ「気にしないで。黒子はまだ安静にしてなきゃ。それにどっちにしろ僕はいつもパトロールしてただろ?」

御坂「ジョーカーの件が終わったとはいえ・・・まだ何かあるかもしれないからね。私も行くわ」

スパイディ「いや・・・僕一人で行くよ。御坂はここにいて」

御坂「・・・」

スパイディ「じゃあ・・・・・・」

初春「・・・?」

佐天「・・・な、なんですか私達をジっと見て・・・」

黒子「・・・スパイダーマンさん?」

御坂「・・・」



スパイディ「・・・・・・皆・・・親愛なる隣人、スパイダーマンを忘れないでね」

御坂「っ」

黒子「へ?」

初春「な、なんですか今更・・・」

佐天「忘れるわけないじゃないですか。どうしたんですか?」

スパイディ「・・・それじゃあね」

 THWIP
284: ◆t8EBwAYVrY 2014/03/20(木) 22:13:00.64 ID:TJ43gDGr0
初春「?・・・何か様子が変でしたね」

佐天「お腹でも痛かったんじゃない?」

御坂「・・・」

黒子「お姉さま?どうしましたの?」

御坂「・・・・・・わかんない。・・・けど・・・・・・」



御坂「なんだか、もうスパイディに会えない気がした・・・」





 ―――――少し前、宇宙の果てにて・・・・・・



エターニティ「我はエターニティ・・・この宇宙の『必然』を司る存在・・・・・・かの世界を元の世界に戻そう。お前達、異次元の世界者による関与を全て消去しよう」

スパイディ「!」

エターニティ「だが・・・・・・それは虚無を意味する。かの世界の者達はお前達のことを忘れ、多元世界に関する知識を全て忘れる。そして・・・かの世界に再び行くことはできない。永遠に」

スパイディ「・・・」

エターニティ「お前達はかの世界を忘れずとも、かの世界はお前達を忘れる。そして二度と異世界と交わることのないように時空を封印する・・・二度と、かの世界の者達には会えぬぞ」

スパイディ「・・・・・・それくらいですむなら大いにやってくれ。僕の家族を代償に~とか言うかと思ったけど、さすが宇宙の化身、魔界の長とは格が違うや」

エターニティ「・・・かの世界との永遠の別れとなる。他の多元世界の者達も二度と行きつけることはない。・・・それが本来の・・・世界のあるべき姿なのだがな」

スパイディ「・・・ねえ・・・・・・最後にちょっとだけ学園都市にいる友達と話をしてもいいかな?もう二度と・・・会えないんだったら・・・・・・」

エターニティ「・・・いいだろう。だが、かの世界の者達はその会話も忘れるぞ?意味がないとは思わないか?」

スパイディ「思わないさ。僕は絶対に忘れないからね」

エターニティ「・・・・・・では行くがいい。お前がかの世界から離れたら、かの世界から異世界に関するもの全てを取り除く。記憶もな」

スパイディ「・・・・・・ああ」



 ―――――・・・・・・
285: ◆t8EBwAYVrY 2014/03/20(木) 22:19:45.67 ID:TJ43gDGr0
>>284

僕の家族を代償に~:ピーターが正体を世間に公表した結果、メイおばさんが悪人に撃たれ死に瀕し、スパイディは悪魔メフィストと契約し、メイおばさんの命を救ってもらった
 それだけでなく、スパイディの正体明かしの出来事を世界中から『なかったこと』にし、歴史が書き換えられた。これによってスパイディの30年くらいの歴史がリセットされた
 だが、その代償としてピーターの妻、MJとの『愛』を奪われた。MJとの結婚は『なかったこと』になった。これが悪名高き『ワン・モア・デイ』というイベントである
 ちなみにこの展開はファンからは不評で、ソフトバンクのCMで有名なアメリカ人、ダンテ・カーヴァーもTVで『あれにはファンが皆怒ってますよ』と言っていた

魔界の長とは~:メフィストのこと。本来ならコズミックビーイングにこんなことをしてもらえることはないだろうがSSだし大目に見てください
288: ◆t8EBwAYVrY 2014/03/20(木) 23:42:31.84 ID:TJ43gDGr0



 ―学園都市、とあるビルの屋上・・・・・・



スパイディ「・・・・・・リードからもらったこの装置を使えば・・・僕の世界に戻れる。・・・・・・学園都市とは・・・お別れだ・・・・・・」


スパイディ「皆が負った傷も・・・犠牲となった人達も・・・皆元通り元気になる。そして・・・別の世界からの襲撃を受けることもなくなる・・・」


スパイディ「・・・・・・」スゥ・・・


スパイディ「・・・いい街だ。皆優しくて、皆いい奴だ。・・・・・・二度と・・・会えない・・・か」


スパイディ「・・・・・・スポーンやヘルボーイ達、別の世界の人達も、もう来れなくなるけど・・・仕方がない・・・また後で説明すればいい。ウルトロンだって僕達の世界に戻される」


スパイディ「もしこの世界にまだ異世界の人がいても、元の世界に戻されて・・・学園都市から異世界に関するものは全て消える・・・・・・誰もこの世界を傷つけることはなくなる」


スパイディ「・・・皆は・・・僕達のことをキレイさっぱり忘れちゃうんだな・・・・・・でも・・・それが・・・この世界のあるべき姿なんだ・・・」



スパイディ「・・・・・・僕がこの街で過ごした日々は・・・絶対忘れない。泣いて、怒ったり、笑ったり、皆を愛したりした・・・あの日々を・・・・・・」



スパイディ「学園都市の日々は終わらない・・・僕が愛した、このタフで優しい日々は・・・・・・」



スパイディ「・・・御坂・・・黒子・・・初春・・・佐天・・・皆・・・・・・元気でね・・・・・・親愛なる隣人、スパイダーマンを忘れないで・・・・・・君達は忘れちゃうだろうけど・・・僕は忘れないよ」スッ・・・





          スパイディ「僕は忘れないよ」
289: ◆t8EBwAYVrY 2014/03/20(木) 23:44:29.04 ID:TJ43gDGr0
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・
・・・・・
・・・




290: ◆t8EBwAYVrY 2014/03/20(木) 23:46:46.59 ID:TJ43gDGr0




・・・
・・・・・
・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
291: ◆t8EBwAYVrY 2014/03/20(木) 23:54:56.25 ID:TJ43gDGr0



御坂「ん~~~ッ!今日もいい天気ねー」ノビーッ

黒子「ここのところ晴天が続いてますの。熱中症にならないように気をつけてくださいまし」

初春「こんなにいい天気だとどこかにでかけたくなりますね~」

佐天「あ!そうだ!それならこないだ言ってたプリン屋さんに行こうよ!すっごくおいしいって評判なんだよ!」

御坂「プリンかぁ・・・いいわね。でも行列とかできてそうじゃない?」

佐天「そりゃあ人気商品ですからね~。待ってる間もおしゃべりしてたらあっという間ですよ」

初春「そうですね。前からあのプリン食べてみたかったんですよ~」

 プルルルル

黒子「あら、電話・・・固法先輩からですわ」

初春「えっ」

御坂「なに?まさかジャッジメントの仕事とか・・・」

黒子「そのようですわ。どうやら学生がカツアゲをされてるという通報があったそうですの」

初春「そ、そんなぁ~・・・プリンが・・・」ガクッ

佐天「もー、固法先輩も仕事熱心だね~。たまには休んだらどうなのかな~」

黒子「仕方ありませんわ。それがジャッジメントですの」

御坂「よーし、なら私も一緒にカツアゲこらしめてあげる。そうすればすぐに終わるでしょ!」

初春「!さ、さすが御坂さん!」

黒子「なりませんの!一般人であるお姉さまを・・・そもそもお姉さまには常盤台のエースとしての品位が――」

佐天「それじゃ御坂さん!行きましょう!」ダッ

御坂「うん!」ダッ

黒子「あ!ちょっとお姉さま!」

初春「ああっ!待ってくださいよ~!」
292: ◆t8EBwAYVrY 2014/03/21(金) 00:09:03.39 ID:QT5M28f60



一通「・・・おィ、ここンとこ・・・何があった?」

打止「えー?この本棚の一角?・・・・・・うーん・・・何か飾ってたみたいに部分的にスペースが空いてるねってミサカはミサカは首をかしげつつ思いだそうとする」

番個「ちょっと~、DVDプレーヤーに入ってるDVD誰の~?なんかしんないけどハンディカメラで撮ったヤツっぽいのに何も録画されてないけどー」

一通「あァ?・・・」

芳川「ねえ、この写真立て、何も入ってないわよ。誰か写真抜いた?というか、何の写真が入ってたかしら・・・」

黄泉川「なんか知らないけど、ウチのもんが減ってる気がするじゃん・・・ッハ!まさか泥棒!?このアタシの家に盗みに入るとはいい度胸じゃん・・・」メラメラ

打止「おっと、何やらリベンジの炎をメラメラしてるーってミサカはミサカはあぢぢ」

番個「泥棒だとしても金品じゃなくて写真とか盗る訳ないじゃん。ギャハ☆何を熱くなってんだか」

黄泉川「ぬぬぬ・・・だって最近のアンチスキルの仕事と言えば学生同士のケンカの仲栽だったりしょぼいのだらけじゃん・・・本格的な犯罪を取り締まりたいじゃん」

芳川「平和でいいことじゃないの。まあ盗まれたとしてもしょぼいのは変わりないと思うけど」

一通「・・・なンかしらねェがとりあえずその辺のもンでバランス合わせとけ。ものが減ってる気がして気になる」

打止「はーい!ってミサカはミサカは写真立てに家族写真を差し込んでみるー」スッ
293: ◆t8EBwAYVrY 2014/03/21(金) 00:15:55.63 ID:QT5M28f60



麦野「暇ね~・・・・・・」ボー

絹旗「麦野が滝壺さんみたいに超ボーっとしてます」

滝壺「仕事がないから仕方ないよ。何だか最近暗部の仕事少ないし」

フレンダ「あれれ~?皆ー、ここのガレージに何があったか知らない?」

絹旗「・・・?何か超ポッカリ消えた痕みたいになってますね」

フレンダ「何かあったっぽいけど、ここに何か置いてた記憶がない訳よ。でも周りに整備品みたいなのがいっぱい散らかってるし・・・あ!浜面か!?」

浜面「お、俺か!?俺は何もシラネーぞ!なあフレメア!俺は何も知らないよな!?」

フレメア「大体、知らないかどうかを知らない」

滝壺「・・・浜面?何か知ってるの?」

浜面「いやマジで知らないから!フレンダが武器でも作ってたんじゃねーのか!?」

フレンダ「結局、そんな記憶は無い訳よ!」

絹旗「?・・・はて、超ソファーが一個多い気がします。・・・?麦野が持ってきたんですか?」

麦野「・・・あ~?・・・・・・知らないわよ~・・・そんなデカいソファー誰用なのよ」

フレンダ「そりゃボンキュッボンの麦野――」

麦野「アタシはこんなおっきなソファーじゃないとダメってことかにゃ~ん?」

フレンダ「ッヒ!?そ、そういう訳では・・・・・・」

麦野「フ・レ・ン・ダ・ァ~」

フレンダ「ヒーーーッ!」
294: ◆t8EBwAYVrY 2014/03/21(金) 00:28:44.04 ID:QT5M28f60



婚后「あら、食蜂さん。ごきげんよう」

泡浮「こんにちわ食蜂さん」ペコッ

湾内「お散歩ですか?」

食蜂「あらぁ☆ごきげんようなんだゾ♪こんなにいい天気だからちょっとブラブラしてただけよぉ♪」

婚后「それはそれは・・・派閥の皆さんはご一緒ではないのですか?」

食蜂「ずーっと派閥の子と一緒だとこっちも疲れるんだゾ☆」

泡浮「なるほど、おひとりでゆっくりしたいということですね」

湾内「かっこいいですわ~」

食蜂「そんなことないと思うけどぉ」

婚后(・・・・・・?・・・はて、私達は・・・いつの間に食蜂さんと知り合いになったのでしたっけ?・・・まあ、些細なことよね)






 ―病院

禁書「とーま!早く元気になってほしいんだよ!」

上条「ああ、すぐに元気なるからよ。だからインデックス、俺のために持ってきてもらったお見舞いの品を全部食わないでくれ」

禁書「とーまがいないとごはんが食べられないから仕方ないんだよ」モグモグ

ステイル「まったく、君は何度この病院に入院すれば気が済むんだい?」

上条「面目ない・・・」

神裂「まあ、私達も魔術関連の事件がイギリスで起こっていたので学園都市に来れなかったのは事実です。なので今回なぜそんなケガをしたのかは問いません」

上条「そうだったのか・・・魔術サイドも大変だったんだな・・・」

禁書「とーま、元気になったらなんでケガしたのか教えてほしいかも。秘密のままなんて納得できないんだよ」

上条「・・・え?・・・・・・だって俺はジョーカーに――」

ステイル「おい、上条当麻。この子を危険に巻き込むなと何度言えば・・・」

神裂「あまり問題に首をつっこまないことです。確かにあなたは物事を解決する力がありますが、気をつけてください」

上条「あ・・・ああ・・・・・・」
297: ◆t8EBwAYVrY 2014/03/21(金) 01:53:51.75 ID:QT5M28f60



御坂「っちぇー、結局黒子だけで解決しちゃったー」

黒子「当然ですの!ジャッジメントのお仕事ですから!お姉さまに関わらせるわけにはいきませんの!」

初春「まあまあ、これでプリン食べに行けるじゃないですか」

佐天「その通り!私と御坂さんは白井さんがムキになって素早く解決するだろうと見越してハッタリをきかせたのだ!」バーン

御坂「そのとーり!」バーン

黒子「はうっ!・・・お、お姉さまの術中にまんまとかかってしまいましたの・・・・・・ぐへへ」

初春「なんでそこでぐへへが出るんですか・・・」

佐天「白井さんは空間移動っていう立派な能力があるんですから、素早くかつ的確に仕事をこなすべきなのです!」ドーン

黒子「それは納得しがたいですの・・・」

御坂「大いなる力には、大いなる責任がともなうってね」

初春「そうですよ。立派な能力は有効に使わないと!」フンス

黒子「・・・そうやってこき使おうというハラなんでしょうが、そうはいきませんの」

初春「ッギク!・・・そ、そんなわけないじゃないですか~。アハハ・・・」

黒子「・・・」ジトー

御坂「まあまあ、その辺にしてプリン食べに行きましょう」

佐天「おお!御坂さんノリ気ですね!」

初春「またどこかで事件でも起きたら途中で退場することになりそうですけど・・・」

御坂「大丈夫よ。この学園都市にはジャッジメント以外にもヒーローがいるんだから」

初春「ヒーロー?」

佐天「御坂さんの口からヒーローという言葉が出るとは・・・」

御坂「・・・?・・・あれ?・・・あたし・・・なんで急にヒーローなんて・・・」ハテ

黒子「ふふ、ですがお姉さまの言う通り、学園都市にヒーローは・・・いるのかもしれませんわね」

御坂「・・・」

初春「・・・そうですね」

佐天「・・・学園都市の・・・皆のヒーロー、ですね」

御坂「・・・ええ・・・・・・そう・・・・・・私達の・・・」





          御坂「親愛なる隣人」



             The end
298: ◆t8EBwAYVrY 2014/03/21(金) 01:58:01.26 ID:QT5M28f60
まだ終わりじゃないです。ここで区切りって感じで。まだ終わりじゃないです。HTML化しないでくださいね

次スレ:

御坂「私達の、親愛なる隣人」【後編】


 

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